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特許7486619ショートメッセージサービス(SMS)サービスのための更新サービス動作
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-09
(45)【発行日】2024-05-17
(54)【発明の名称】ショートメッセージサービス(SMS)サービスのための更新サービス動作
(51)【国際特許分類】
   H04W 4/14 20090101AFI20240510BHJP
   H04W 8/22 20090101ALI20240510BHJP
   H04W 88/06 20090101ALI20240510BHJP
   H04W 92/24 20090101ALI20240510BHJP
【FI】
H04W4/14
H04W8/22
H04W88/06
H04W92/24
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2022580742
(86)(22)【出願日】2021-06-28
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-03
(86)【国際出願番号】 IB2021055773
(87)【国際公開番号】W WO2022003542
(87)【国際公開日】2022-01-06
【審査請求日】2023-03-17
(31)【優先権主張番号】63/045,471
(32)【優先日】2020-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】100109726
【弁理士】
【氏名又は名称】園田 吉隆
(74)【代理人】
【識別番号】100150670
【弁理士】
【氏名又は名称】小梶 晴美
(74)【代理人】
【識別番号】100194294
【弁理士】
【氏名又は名称】石岡 利康
(72)【発明者】
【氏名】ル, ユンジエ
(72)【発明者】
【氏名】フォティ, ジョージ
(72)【発明者】
【氏名】サルタナ, シャブナム
(72)【発明者】
【氏名】チェン, チエン
【審査官】伊東 和重
(56)【参考文献】
【文献】Huawei, HiSilicon,Correction on Deregistration procedures for SMS over NAS[online],3GPP TSG SA WG2 #138e,3GPP,2020年04月23日,S2-2003091,[検索日 2023.11.30],インターネット:<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_138e_Electronic/Docs/S2-2003091.zip>
【文献】LG Electronics,Clarification on slice for SMS[online],3GPP TSG SA WG2 #138e,3GPP,2020年04月24日,S2-2002812,[検索日 2023.11.30],インターネット:<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_138e_Electronic/Docs/S2-2002812.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24-7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノード(16)において実装される方法であって、前記方法は、
ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード(18)とともに更新サービス動作を実施すること(S104)であって、
第1のアクセスタイプに関連する第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加することであって、前記更新サービス動作が、UEが前記第1のアクセスタイプにおいて登録するときに追加すべき前記第1のアクセスタイプを、前記SMSFノード(18)に指示する、第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加すること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を削除することであって、前記更新サービス動作が、前記UEが前記第1のアクセスタイプから登録解除するときに除去すべき前記第1のアクセスタイプを、前記SMSFノード(18)に指示する、前記第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を削除すること
を行うために、更新サービス動作を実施すること(S104)
を含む、方法。
【請求項2】
前記更新サービス動作を前記実施することが、前記SMSFノード(18)にショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを送ることを含み、前記SMSサービスメッセージが、追加または除去すべき前記第1のアクセスタイプの指示を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記更新サービス動作を実施することが、ショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを送ることであって、
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを送ること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを送ること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加または除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを送ること
を含む、ショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを送ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加するために前記更新サービス動作を実施することは、
ユーザ機器(UE)(12)が、第2のアクセスタイプを介したショートメッセージサービス(SMS)サービスのために前記AMFノード(16)に登録される間、前記SMSFノード(18)において前記第2のアクセスタイプおよび前記UE(12)に関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、前記第1のアクセスタイプおよび前記UE(12)に関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加することを前記SMSFノード(18)に要求するために、前記第1のアクセスタイプを指示するSMSサービスメッセージを送ること
を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を除去するために前記更新サービス動作を実施することは、
ユーザ機器(UE)(12)が、2のアクセスタイプを介したショートメッセージサービス(SMS)サービスのために前記AMFノード(16)に登録される間、前記SMSFノード(18)において前記第2のアクセスタイプおよび前記UE(12)に関連する2のUEコンテキスト情報を維持しながら、前記第1のアクセスタイプおよび前記UE(12)に関連する前記第1のUEコンテキスト情報を除去することを前記SMSFノード(18)に要求するために、前記第1のアクセスタイプを指示するSMSサービスメッセージを送ること
を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記更新サービス動作が、前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報に追加すべきさらなる情報を前記SMSFノード(18)に指示する、請求項1から3および5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記さらなる情報が、前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報において追加されるべきである、前記UE(12)のための時間帯、ルーティングインジケータおよび統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード(18)において実装される方法であって、前記方法は、
第1のアクセスタイプに関連する第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または除去するために、アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードとともにサービス動作を実施すること(S106)であって、前記サービス動作が、追加または除去すべき前記第1のアクセスタイプを前記SMSFノード(18)に指示する、サービス動作を実施すること(S106)と、
第2のアクセスタイプに関連する既存の第2のUEコンテキスト情報を削除することなしに、前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または削除することと
を含む、方法。
【請求項9】
前記サービス動作を前記実施することが、前記AMFノード(16)からショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを受信することを含み、前記SMSサービスメッセージが、追加または除去すべき前記第1のアクセスタイプの指示を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記サービス動作を実施することが、
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加するための、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを受信すること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を除去するための、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを受信すること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加または除去するための、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを受信すること
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記サービス動作が、前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報さらなる情報を追加することを前記SMSFノード(18)に要求する、請求項8または9に記載の方法。
【請求項12】
前記さらなる情報が、前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報追加されるべきである、UE(12)のための時間帯、ルーティングインジケータおよび統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
処理回路(52)を備えるアクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノード(16)であって、前記処理回路(52)が、前記AMFノード(16)に、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実施させるように設定された、アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノード(16)。
【請求項14】
処理回路(62)を備えるショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード(18)であって、前記処理回路(62)が、前記SMSFノード(18)に、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法を実施させるように設定された、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード(18)。
【請求項15】
請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実施するためにプロセッサ(56)によって実行可能なコンピュータ命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体(54)。
【請求項16】
請求項9から12のいずれか一項に記載の方法を実施するためにプロセッサ(66)によって実行可能なコンピュータ命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体(64)。
【請求項17】
システムであって、
ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード(18)とともにサービス動作を実施するように設定されたアクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノード(16)であって、
- 第1のアクセスタイプに関連する第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加することであって、前記サービス動作が、UEが前記第1のアクセスタイプにおいて登録するときに追加すべき前記第1のアクセスタイプを、前記SMSFノード(18)に指示する、第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加すること、または
- 前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を削除することであって、前記サービス動作が、前記UEが前記第1のアクセスタイプから登録解除するときに除去すべき前記第1のアクセスタイプを、前記SMSFノード(18)に指示する、前記第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を削除すること
を行うために、サービス動作を実施するように設定された、アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノード(16)と、
ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード(18)であって、
- 前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または除去するために、前記アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードとともに前記サービス動作を実施することであって、前記サービス動作が、追加または除去すべき前記第1のアクセスタイプを前記SMSFノード(18)に指示する、前記サービス動作を実施することと、
- 第2のアクセスタイプに関連する既存の第2のUEコンテキスト情報を削除することなしに、前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または削除することと
を行うように設定された、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード(18)と
を備える、システム。
【請求項18】
サービス動作を実施する前記AMFノードおよび前記SMSFノードが、
前記AMFノードであって、
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを送ること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを送ること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加または除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを送ること
を行うように設定された、前記AMFノードと、
前記SMSFノードであって、
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加するための、前記ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを受信すること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を除去するための、前記ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを受信すること、または
前記第1のアクセスタイプに関連する前記第1のUEコンテキスト情報を追加または除去するための、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを受信すること
を行うように設定された、前記SMSFノードと
をさらに備える、請求項17に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信に関し、詳細には、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのための更新サービス動作のための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ショートメッセージサービス(SMS)サービスは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)第5世代システム(5GS)においてサポートされ、たとえば、3GPP技術仕様(TS)23.501/23.502において文書化されている。
【0003】
図1のフロー図は、ユーザ機器(UE)12と、統合データ管理(UDM)14と、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)16と、ショートメッセージサービス機能(SMSF)18とを含む、例示的なシステム10におけるSMSのためのUE登録の一例を示す。ステップ1において、UE12がAMF16に登録するとき、AMF16は、ステップ2~5に示されているように、非アクセス階層(NAS)サービス許可を介してショートメッセージサービス(SMS)のためにSMSF18に登録することができる。次いで、SMSF18は、図6~8に示されているように、UDM14に登録し得る。ステップ9において、AMF16は、UE12に登録受付メッセージを送る。図1中の図への参照は、3GPP TS23.502における図を参照する。
【発明の概要】
【0004】
いくつかの実施形態は、SMSサービスのための更新サービス動作のための方法および装置を有利に提供する。
【0005】
一実施形態では、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF:access and mobility management function)ノードにおいて実装される方法が、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS:short message service)サービスのためのユーザ機器(UE:user equipment)コンテキスト情報を更新するために、ショートメッセージサービス機能(SMSF:short message service function)ノードに更新サービス動作メッセージを送ることを含む。
【0006】
ある実施形態では、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードにおいて実装される方法は、更新サービス動作メッセージを受信することであって、更新サービス応答メッセージが、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新することを要求する、更新サービス動作メッセージを受信することを含む。
【0007】
本開示のいくつかの実施形態の一態様によれば、アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードにおいて実装される方法が提供される。本方法は、第1のアクセスタイプに関連する第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または除去するために、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードとともに更新サービス動作を実施することであって、更新サービス動作が、追加または除去すべき第1のアクセスタイプをSMSFノードに指示する、更新サービス動作を実施することを含む。
【0008】
この態様のいくつかの実施形態では、更新サービス動作を実施することは、SMSFノードにショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを送ることを含み、SMSサービスメッセージは、追加または除去すべき第1のアクセスタイプの指示を含む。この態様のいくつかの実施形態では、SMSサービスメッセージを送ることは、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを送ることと、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを送ることと、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加または除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを送ることとを含む。
【0009】
この態様のいくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、ユーザ機器(UE)が、第1のアクセスタイプを介したおよび第2のアクセスタイプを介したショートメッセージサービス(SMS)サービスのためにAMFノードに登録される間、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、除去することをSMSFノードに要求するために、第1のアクセスタイプを指示するSMSサービスメッセージを送ることを含む。
【0010】
この態様のいくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、UEが、第1のアクセスタイプを介したSMSサービスの使用を中止することをAMFノードに指示することと、UEが第1のアクセスタイプに関して登録解除されることと、第1のアクセスタイプについて統合データ管理(UDM:unified data management)ノードからUEに関連する登録解除通知を受信することとのうちの少なくとも1つの結果としてのものである。この態様のいくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加するために更新サービス動作を実施することは、ユーザ機器(UE)が、第2のアクセスタイプを介したショートメッセージサービス(SMS)サービスのためにAMFノードに登録される間、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、追加することをSMSFノードに要求するために、第1のアクセスタイプを指示するSMSサービスメッセージを送ることを含む。
【0011】
この態様のいくつかの実施形態では、更新サービス動作は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報から追加または除去すべきさらなる情報をSMSFノードに指示する。この態様のいくつかの実施形態では、さらなる情報は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報において追加または除去されるべきである、UEのための時間帯、ルーティングインジケータおよび統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0012】
本開示の一態様によれば、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードにおいて実装される方法が提供される。本方法は、第1のアクセスタイプに関連する第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または除去するために、アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードとともに更新サービス動作を実施することであって、更新サービス動作が、追加または除去すべき第1のアクセスタイプをSMSFノードに指示する、更新サービス動作を実施することを含む。
【0013】
この態様のいくつかの実施形態では、更新サービス動作を実施することは、AMFノードからショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを受信することを含み、SMSサービスメッセージは、追加または除去すべき第1のアクセスタイプの指示を含む。この態様のいくつかの実施形態では、SMSサービスメッセージを受信することは、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加することをSMFSノードに要求する、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを受信することと、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去することをSMFSノードに要求する、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを受信することと、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加または除去することをSMFSノードに要求する、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを受信することとを含む。
【0014】
この態様のいくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、第1のアクセスタイプを指示するショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージの受信の結果として、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、解放することを含む。この態様のいくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、UEが、第1のアクセスタイプを介したSMSサービスの使用を中止することをAMFノードに指示することと、UEが第1のアクセスタイプに関して登録解除されることと、第1のアクセスタイプについての統合データ管理(UDM)ノードからのUEに関連する登録解除通知とのうちの少なくとも1つの結果としてのものである。
【0015】
この態様のいくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加するために更新サービス動作を実施することは、第1のアクセスタイプを指示するショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージの受信の結果として、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、追加することを含む。この態様のいくつかの実施形態では、更新サービス動作は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報からさらなる情報を追加または除去することをSMSFノードに要求する。この態様のいくつかの実施形態では、さらなる情報は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報において追加または除去されるべきである、UEのための時間帯、ルーティングインジケータおよび統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0016】
本開示のまた別の態様によれば、処理回路を備えるアクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードが提供される。処理回路は、本AMFノードに上記の方法のうちのいずれか1つまたは複数を実施させるように設定される。
【0017】
本開示の別の態様によれば、処理回路を備えるショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードが提供される。本SMSFノードに上記の方法のうちのいずれか1つまたは複数を実施させるように設定された処理回路が提供される。
【0018】
本開示の別の態様によれば、上記の方法のうちのいずれか1つまたは複数を実施するためにプロセッサによって実行可能なコンピュータ命令を備えるコンピュータ可読媒体が提供される。
【0019】
本開示の別の態様によれば、システムが提供される。本システムは、アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードであって、上記のAMF方法のうちのいずれか1つまたは複数に従って動作するように設定されたアクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードと、
ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードであって、上記のSMSF方法のうちのいずれか1つまたは複数に従って動作するように設定されたショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードと
を備える。
【0020】
添付の図面とともに考慮されるとき、以下の詳細な説明を参照することによって、本実施形態のより完全な理解、ならびにそれらの付随する利点および特徴がより容易に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】NASを介したSMSのための例示的な登録プロシージャを示す図である。
図2】例示的なアクティブ化サービス動作を示す図である。
図3】例示的なアクティブ化解除サービス動作を示す図である。
図4】本開示のいくつかの実施形態による、例示的なシステムアーキテクチャを示す図である。
図5】本開示のいくつかの実施形態による、また別の例示的なシステムアーキテクチャと、システムにおけるデバイスのための例示的なハードウェア構成とを示す図である。
図6】本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノード(たとえば、AMFノード)における例示的なプロセスのフローチャートである。
図7】本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノード(たとえば、SMSFノード)における例示的なプロセスのフローチャートである。
図8】本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノード(たとえば、AMFノード)における別の例示的なプロセスのフローチャートである。
図9】本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノード(たとえば、SMSFノード)におけるまた別の例示的なプロセスのフローチャートである。
図10】本開示の一実施形態による、例示的な登録プロシージャを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
初期事項として、本明細書における3GPP TS23.501および3GPP TS23.502への参照は、これらのTSのバージョン16.4.0を参照することに留意されたい。AMF16とSMSF18との間のSMSサービスのための現在のコンテキスト管理は、UEレベルごとであるが、SMSF18とUDM14との間のSMSサービスのためのコンテキスト管理は、アクセスタイプ(3GPPアクセス、非3GPPアクセス)ごとにUEごとである。
【0023】
したがって、AMF16が、SMSFに、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスを介したNAS能力を介してSMSを報告すること(たとえば、1つのアクセスタイプの追加または除去)は有用であり得る。場合によっては、SMSF18は、UDM14に向けて、適切なアクセスタイプごとベースの(per access type based)登録を実施することが可能でないことがある。
【0024】
いくつかの実施形態は、AMF16からSMSF18へのアクセスタイプごとベースの情報報告(アクセスタイプの除去または追加)を導入することを考慮した。UEレベルコンテキスト管理において現在指定されている、現在の「アクティブ化解除」サービス動作を使用することが考慮されてきた(すなわち、アクティブ化解除サービス動作を使用することは、UE全体のためのSMSFサービスにおいてUEが完全に除去されることを意味する)。
【0025】
3GPP TS23.502および3GPP TS29.540からの以下の情報と、図2および図3とに示されているように、既存のアクティブ化解除およびアクティブ化サービス動作は、UEレベルにおいて実施される。したがって、現在、NFサービスコンシューマー(たとえば、AMF16)が新しいアクティブ化サービス動作を送るとき、前のUEコンテキストは、SMSF18において完全にオーバーライドされる。NFサービスコンシューマー(たとえば、AMF16)がアクティブ化解除サービス動作メッセージを送るとき、現在、UEコンテキスト全体が削除される。
【0026】
3GPP TS23.502から:
Nsmsf_SMService_Deactivateサービス動作
サービス動作名:Nsmsf_SMService_Deactivate。
説明:所与のサービスユーザについてSMSFからSMSサービス許可を除去する。
同時使用:なし。
入力、必要:SUPI。
入力、随意:なし。
出力、必要:SMSサービスアクティブ化解除結果。
出力、随意:なし。
【0027】
3GPP TS29.540、セクション5.2.2.2から:
【0028】
アクティブ化
アクティブ化サービス動作は、所与のサービスユーザについてSMSサービスをアクティブ化するために、NFサービスコンシューマー(たとえば、AMF)によって使用されるべきであり、これは、以下のプロシージャにおいて、SMSFにおいてSMSのための個々のUEコンテキストを作成または更新することを生じる。
- NASを介したSMSのための登録プロシージャ(3GPP TS23.502の節4.13.3.1参照)、
- AMF変更によるNASを介したSMSのための登録更新プロシージャ(3GPP TS23.502の節4.13.3.1参照)、
サービスユーザごとにSMSのための1つの個々のUEコンテキストのみがあるべきである。たとえば、図2を参照されたい。
【0029】
アクティブ化解除
アクティブ化解除サービス動作は、所与のサービスユーザについてSMSサービスをアクティブ化解除するために、NFサービスコンシューマー(たとえば、AMF16)によって使用されるべきであり、これは、以下のプロシージャにおいて、SMSFにおいてSMSのための個々のUEコンテキストを削除することを生じる。
- NASを介したSMSのための登録解除プロシージャ(3GPP TS23.502の節4.13.3.2参照)、
- アクティブ化解除サービス動作を使用する登録解除プロシージャ。
【0030】
NFサービスコンシューマー(たとえば、AMF16)は、図3に示されているように、HTTP DELETEメソッドを使用することによって、所与のサービスユーザについてSMSサービスをアクティブ化解除するべきである。
【0031】
したがって、現在、アクティブ化解除サービス動作を使用することは、UEコンテキスト全体が完全に除去されることを意味する。いくつかの実施形態は、アクティブ化/アクティブ化解除サービス動作を、AMF/SMF間のアクセスタイプごとのアクティブ化/アクティブ化解除に変更することを考慮する。それは、UE登録に対する影響を有し、3GPPリリース15(rel-15)と3GPPリリース16(rel-16)との間で問題点をもたらし得、これは望ましくないが、それは、依然として有用であり得る。
【0032】
本開示のいくつかの実施形態は、SMSサービスのための新しいサービス動作を規定する。いくつかの実施形態では、そのようなサービス動作は、UEがSMSF18においてすでに登録/アクティブ化されたとき、SMSF18に新しいUE関係情報を送るためにAMF16によって使用され得る。
【0033】
本開示のいくつかの実施形態は、アクセスタイプ情報で既存のUEコンテキストを「更新する」サービス動作を提案する。いくつかの実施形態は、アクセスタイプごとに更新を提供する(たとえば、すべてのUEコンテキストではなく、特定のアクセスタイプについてのUEコンテキストを削除/追加する)ことが可能であるように、アクティブ化解除/アクティブ化サービス動作を更新することを提案する。いくつかの実施形態は、アクセスタイプごとにUEコンテキストを更新するための別個のサービス動作を提案し、アクティブ化解除サービス動作は、UEコンテキストが完全に除去される必要がある(言い換えれば、3GPPとN3GPPの両方においてまったくSMSがない)ときにのみ使用されるべきであることを提案する。
【0034】
本開示のいくつかの実施形態は、AMFからSMSFへのUE関係情報を更新するためのソリューションを有利に提供し得る。
【0035】
例示的な実施形態について詳細に説明する前に、実施形態は、主に、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのための更新サービス動作に関係する、装置構成要素と処理ステップとの組合せ中に存在することに留意されたい。それに応じて、本明細書の説明の利益を有する当業者に容易に明らかになるであろう詳細で本開示を不明瞭にしないように、適切な場合、図面において構成要素が従来のシンボルによって表され、実施形態を理解することに関係するそれらの具体的な詳細のみを示す。
【0036】
本明細書で使用される、「第1」および「第2」、「上部」および「下部」などの関係語は、単に、あるエンティティまたはエレメントを別のエンティティまたはエレメントと区別するために、必ずしも、そのようなエンティティまたはエレメント間の何らかの物理的または論理的関係または順序を必要とすることまたは暗示することなしに、使用され得る。本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本明細書で説明される概念を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明確に指示しない限り、複数形をも含むものとする。さらに、本明細書で使用される「備える、含む(comprises)」、「備える、含む(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、完全体、ステップ、動作、エレメント、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、完全体、ステップ、動作、エレメント、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことを理解されよう。
【0037】
本明細書で説明される実施形態では、結合用語(joining term)「と通信している(in communication with)」などは、たとえば、物理的な接触、誘導、電磁放射、無線シグナリング、赤外線シグナリングまたは光シグナリングによって達成され得る、電気またはデータ通信を指示するために使用され得る。複数の構成要素が相互動作し得ること、ならびに修正および変形が、電気およびデータ通信を達成することについて可能であることを、当業者は諒解されよう。
【0038】
本明細書で説明されるいくつかの実施形態では、「結合された」、「接続された」などという用語は、必ずしも直接とは限らないが、接続を指示するために本明細書で使用され得、有線接続および/または無線接続を含み得る。
【0039】
いくつかの実施形態では、無線デバイス(WD)またはユーザ機器(UE)という非限定的な用語が互換的に使用される。本明細書のUEは、無線信号を介してネットワークノードまたは別のUEと通信することが可能な任意のタイプの無線デバイスであり得る。いくつかの実施形態では、UEは、IMSを介して通信するように設定された自律機械であり得る。本明細書のUEは、有線接続および/または無線接続を介して、別のUE、アプリケーションサーバ、ネットワークノード、サーバ、IMS NFまたは他のIMSネットワークノードと通信することが可能な任意のタイプの通信デバイスであり得る。UEはまた、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、D2D(device to device)UE、マシン型UEまたはマシンツーマシン通信(M2M)が可能なUE、低コストおよび/または低複雑度UE、UEを装備したセンサー、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組込み装備(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、顧客構内機器(CPE)、モノのインターネット(IoT)デバイス、または狭帯域IoT(NB-IOT)デバイスなどであり得る。
【0040】
いくつかの実施形態では、「ノード」という用語が本明細書で使用され、5Gおよび/またはNRネットワークノード、AMFノード、SMSFノード、UDMノードなど、基地局またはコアネットワークノードなど、任意の種類のネットワークノードであり得る。
【0041】
ノードは、プロセッサ、割り当てられた処理エレメント、または他のコンピューティングハードウェア、コンピュータメモリ、通信インターフェース、および他のサポートコンピューティングハードウェアなど、物理構成要素を含み得る。ノードは、専用物理構成要素を使用し得るか、あるいは、ノードは、データセンタのコンピューティングデバイスまたはリソースなど、別のデバイスの物理構成要素の使用を割り当てられ得、その場合、ノードは仮想化されると言われる。ノードは、1つのロケーションに位置し得るかまたは複数のロケーションにわたって分散され得るかのいずれかの複数の物理構成要素に関連し得る。
【0042】
いくつかの実施形態では、「アクセスタイプ」というより一般的な用語が使用され、無線アクセス技術(RAT)タイプを指示し得る。したがって、「アクセスタイプ」および「RATタイプ」という用語は、本開示では交換可能であり得る。RATは、無線ベース通信ネットワークのための基礎をなす物理接続方法と見なされ得る。2つの異なるアクセスタイプ、3GPPアクセスタイプおよびN3GPPアクセスタイプが説明されるが、提案されるサービス更新動作は、また他のアクセスタイプを追加および/または除去するために使用され得る。
【0043】
いくつかの実施形態では、「更新(update)/更新(updating)」という用語が使用され、UEごとに、およびアクセスタイプごとに、および/または単にUEレベルごとにでなく、提案される更新サービス動作において指示される情報を追加および/または除去することを含み得る。
【0044】
いくつかの実施形態では、「第1のアクセスタイプについて」という句が使用され、第1のアクセスタイプについてのみを意味し、提案される更新サービス動作において指示されない他のアクセスタイプを意味しないことがある。
【0045】
本開示において説明されるサービス動作は、任意の名前を有し得、「更新サービス動作」、またはアクティブ化およびアクティブ化解除などの既存のサービス動作など、例示的および/説明的である、本明細書で使用される特定の名前に限定されるべきでなく、なぜなら、サービスおよび/またはメッセージは、たとえば、使用/機能が本開示に開示されるものであるにもかかわらず、仕様において別の名前を与えられ得るからであることを理解されたい。
【0046】
本開示で説明される任意の2つまたはそれ以上の実施形態が、任意のやり方で互いに組み合わせられ得る。
【0047】
本開示のいくつかの実施形態は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様において開示される規格文書によってサポートされ得ることにも留意されたい。すなわち、本明細書のいくつかの実施形態は、上記の文書によってサポートされ得る。さらに、本文書において開示されるすべての用語が、上記の規格文書によって説明され得る。
【0048】
本開示では、たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、Long Term Evolution(LTE)、(新無線(New Radio:NR)としても知られる)第5世代(5G)など、1つの特定の無線システムからの専門用語が使用され得るが、これは、本開示の範囲を上述のシステムのみに限定するものと見なされるべきでないことに留意されたい。限定はしないが、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、および汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)を含む、他の無線システムも、本開示内でカバーされるアイデアを活用することから恩恵を受け得る。
【0049】
さらに、AMFノード16またはSMSFノード18または任意のネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される機能が、複数のAMFノード16または複数のSMSFノード18または複数のネットワークノード上で分散され得ることに留意されたい。言い換えれば、本明細書で説明されるUE12、AMFノード16、SMSFノード18またはネットワークノードの機能は、単一の物理デバイスによる実施に限定されず、実際は、いくつかの物理デバイスの間で分散され得ると考えられる。
【0050】
別段に規定されていない限り、本明細書で使用される(技術用語および科学用語を含む)すべての用語は、本開示が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。本明細書で使用される用語は、本明細書および関連技術の文脈におけるそれらの用語の意味に従う意味を有するものとして解釈されるべきであり、明確にそのように本明細書で規定されていない限り、理想的なまたは過度に形式的な意味において解釈されないことをさらに理解されよう。
【0051】
再び図面を参照すると、同様のエレメントが同様の参照番号によって参照されており、図4では、本開示の原理に従って構築された例示的な通信システム10の概略図が示されている。図4中の通信システム10は非限定的な例であり、本開示の他の実施形態が、1つまたは複数の他のシステムおよび/またはネットワークによって実装され得る。図4を参照すると、システム10は、UE12に無線アクセスを提供し得る、無線アクセスネットワーク(RAN)20(たとえば、新無線またはNR RANとしても知られる3GPP第5世代(5G)RAN)など、UE12へのショートメッセージサービス(SMS)配信をサポートするための様々なサポートエレメントに加えて、UE12を含む。システム10は、UE12のためのアクセスおよび/またはモビリティ管理のための機能を提供し得る、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ノード16を含む。システム10は、SMSFノード18を含む。いくつかの実施形態では、SMSFノード18は、たとえば、非アクセス階層(NAS)を介して、UE12へのSMSの転送をサポートし得る。この能力において、SMSFは、AMFノード16との対話を通して、サブスクリプション検査を行い、デバイスとSMSC(ショートメッセージサービスセンタ)との間のリレー機能を実施し得る。システム10は、サブスクライバ情報を記憶および管理する、UDMノード14を含む。簡単のために、図4に示されているシステム10における様々なエンティティについて、単一のノードが示されていること(たとえば、単一のUE12、単一のRAN20、単一のAMFノード16、単一のSMSFノード18、単一のUDMノード14など)に留意されたい、ただし、システム10は、図4に示されているものの多数のエンティティ/ノード、ならびに図4に示されていない追加のエンティティ/ノードを含み得ることを理解されたい。さらに、システム10は、図4に示されているものよりもはるかに多くの接続を含み得る。
【0052】
AMFノード16は更新リクエスタ22を含み得、更新リクエスタ22は、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新するために、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードに更新サービス動作メッセージを送るように設定され得る。
【0053】
SMSFノード18は、アップデータ24を含み得、アップデータ24は、更新サービス動作メッセージを受信するように設定され得、更新サービス応答メッセージは、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新すること、および/または、更新サービス動作メッセージにおいて指示されるアクセスタイプごとに、UEコンテキスト情報を更新(たとえば、追加/除去)することを要求する。
【0054】
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE12、AMFノード16、SMSFノード18およびネットワークノード26(たとえば、UDMノード、RANノードなど)の例示的な実装形態が、図5を参照しながら説明される。
【0055】
UE12は、通信インターフェース40と、処理回路42と、メモリ44とを含む。通信インターフェース40は、本開示における技法に従って、システム10におけるRAN20および/またはAMFノード16および/または他のエレメントと通信するように設定され得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース40は、たとえば、1つまたは複数の無線周波数(RF)送信機、1つまたは複数のRF受信機、および/または1つまたは複数のRFトランシーバとして形成され得るか、ならびに/あるいは無線インターフェースと見なされ得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース40は、有線インターフェースをも含み得る。
【0056】
処理回路42は、1つまたは複数のプロセッサ46と、メモリ44などのメモリとを含み得る。詳細には、旧来のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路42は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を備え得る。プロセッサ46は、メモリ44にアクセスする(たとえば、メモリ44に書き込む、および/またはメモリ44から読み取る)ように設定され得、メモリ44は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)を含み得る。
【0057】
したがって、UE12は、たとえば、メモリ44に内部的に記憶されたか、または外部接続を介してUE12によってアクセス可能な外部メモリ(たとえば、データベース)に記憶されたソフトウェアをさらに含み得る。ソフトウェアは、処理回路42によって実行可能であり得る。処理回路42は、本明細書で説明される方法および/またはプロセスのいずれをも制御するように、ならびに/あるいはそのような方法および/またはプロセスを、たとえば、UE12によって実施させるように、設定され得る。メモリ44は、データ、プログラマチックソフトウェアコードおよび/または本明細書で説明される他の情報を記憶するように設定される。いくつかの実施形態では、ソフトウェアは、プロセッサ46によって実行されたとき、処理回路42に、UE12に関して本明細書で説明されるプロセスを実施させる、および/またはそのプロセスを実施するようにUE12を設定する、メモリ44に記憶された命令を含み得る。
【0058】
AMFノード16は、通信インターフェース50と、処理回路52と、メモリ54とを含む。通信インターフェース50は、本開示における技法のうちの1つまたは複数に従って、システム10におけるSMSFノード18および/または他のエレメントと通信するように設定され得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース50は、たとえば、1つまたは複数の無線周波数(RF)送信機、1つまたは複数のRF受信機、および/または1つまたは複数のRFトランシーバとして形成され得るか、ならびに/あるいは無線インターフェースと見なされ得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース50は、有線インターフェースをも含み得る。
【0059】
処理回路52は、1つまたは複数のプロセッサ56と、メモリ54などのメモリとを含み得る。詳細には、旧来のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路52は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を備え得る。プロセッサ56は、メモリ54にアクセスする(たとえば、メモリ54に書き込む、および/またはメモリ54から読み取る)ように設定され得、メモリ54は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)を含み得る。
【0060】
したがって、AMFノード16は、たとえば、メモリ54に内部的に記憶されたか、または外部接続を介してAMFノード16によってアクセス可能な外部メモリ(たとえば、データベース)に記憶されたソフトウェアをさらに含み得る。ソフトウェアは、処理回路52によって実行可能であり得る。処理回路52は、本明細書で説明される方法および/またはプロセスのいずれをも制御するように、ならびに/あるいはそのような方法および/またはプロセスを、たとえば、AMFノード16によって実施させるように、設定され得る。メモリ54は、データ、プログラマチックソフトウェアコードおよび/または本明細書で説明される他の情報を記憶するように設定される。いくつかの実施形態では、ソフトウェアは、プロセッサ56および/または更新リクエスタ22によって実行されたとき、処理回路52に、AMFノード16に関して本明細書で説明されるプロセス(たとえば、図6および/または他のフローチャートのいずれかを参照しながら説明されるプロセス)を実施させる、および/またはそのプロセスを実施するようにAMFノード16を設定する、メモリ54に記憶された命令を含み得る。
【0061】
SMSFノード18は、通信インターフェース60と、処理回路62と、メモリ64とを含む。通信インターフェース60は、本開示における技法のうちの1つまたは複数に従って、システム10におけるAMFノード16および/またはUDMノード14および/または他のエレメントと通信するように設定され得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース60は、たとえば、1つまたは複数の無線周波数(RF)送信機、1つまたは複数のRF受信機、および/または1つまたは複数のRFトランシーバとして形成され得るか、ならびに/あるいは無線インターフェースと見なされ得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース60は、有線インターフェースをも含み得る。
【0062】
処理回路62は、1つまたは複数のプロセッサ66と、メモリ64などのメモリとを含み得る。詳細には、旧来のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路62は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を備え得る。プロセッサ66は、メモリ64にアクセスする(たとえば、メモリ64に書き込む、および/またはメモリ64から読み取る)ように設定され得、メモリ64は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)を含み得る。
【0063】
したがって、SMSFノード18は、たとえば、メモリ64に内部的に記憶されたか、または外部接続を介してSMSFノード18によってアクセス可能な外部メモリ(たとえば、データベース)に記憶されたソフトウェアをさらに含み得る。ソフトウェアは、処理回路62によって実行可能であり得る。処理回路62は、本明細書で説明される方法および/またはプロセスのいずれをも制御するように、ならびに/あるいはそのような方法および/またはプロセスを、たとえば、SMSFノード18によって実施させるように、設定され得る。メモリ64は、データ、プログラマチックソフトウェアコードおよび/または本明細書で説明される他の情報を記憶するように設定される。いくつかの実施形態では、ソフトウェアは、プロセッサ66および/またはアップデータ24によって実行されたとき、処理回路62に、SMSFノード18に関して本明細書で説明されるプロセス(たとえば、図7および/または他のフローチャートのいずれかを参照しながら説明されるプロセス)を実施させる、および/またはそのプロセスを実施するようにSMSFノード18を設定する、メモリ64に記憶された命令を含み得る。
【0064】
ネットワークノード26(たとえば、UDMノード14、RANノード20など)は、通信インターフェース70と、処理回路72と、メモリ74とを含む。通信インターフェース70は、本開示における技法のうちの1つまたは複数に従って、システム10におけるエレメントと通信するように設定され得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース70は、たとえば、1つまたは複数の無線周波数(RF)送信機、1つまたは複数のRF受信機、および/または1つまたは複数のRFトランシーバとして形成され得るか、ならびに/あるいは無線インターフェースと見なされ得る。いくつかの実施形態では、通信インターフェース70は、有線インターフェースをも含み得る。
【0065】
処理回路72は、1つまたは複数のプロセッサ76と、メモリ74などのメモリとを含み得る。詳細には、旧来のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路72は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を備え得る。プロセッサ76は、メモリ74にアクセスする(たとえば、メモリ74に書き込む、および/またはメモリ74から読み取る)ように設定され得、メモリ74は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)を含み得る。
【0066】
したがって、ネットワークノード26は、たとえば、メモリ74に内部的に記憶されたか、または外部接続を介してネットワークノード26によってアクセス可能な外部メモリ(たとえば、データベース)に記憶されたソフトウェアをさらに含み得る。ソフトウェアは、処理回路72によって実行可能であり得る。処理回路72は、本明細書で説明される方法および/またはプロセスのいずれをも制御するように、ならびに/あるいはそのような方法および/またはプロセスを、たとえば、ネットワークノード26によって実施させるように、設定され得る。メモリ74は、データ、プログラマチックソフトウェアコードおよび/または本明細書で説明される他の情報を記憶するように設定される。いくつかの実施形態では、ソフトウェアは、プロセッサ76によって実行されたとき、処理回路72に、ネットワークノード26(たとえば、UDMノード14、RANノード20など)に関して本明細書で説明されるプロセスを実施させる、および/またはそのプロセスを実施するようにネットワークノード26を設定する、メモリ74に記憶された命令を含み得る。
【0067】
図5では、デバイスUE12、AMFノード16、SMSFノード18およびネットワークノード26間の接続が、仲介デバイスまたは接続への明示的言及なしに示されている。しかしながら、明示的に示されていないが、仲介デバイスおよび/または接続がこれらのデバイス間に存在し得ることを理解されたい。
【0068】
図5は、それぞれのプロセッサ内にあるものとして、更新リクエスタ22およびアップデータ24を示すが、これらのエレメントは、エレメントの一部分が処理回路内の対応するメモリに記憶されるように、実装され得ることが考えられる。言い換えれば、エレメントは、ハードウェアで、またはハードウェアと処理回路内のソフトウェアとの組合せで実装され得る。
【0069】
図6は、本開示における技法のうちの1つまたは複数による、AMFノード16における例示的なプロセスのフローチャートである。AMFノード16によって実施される1つまたは複数のブロックおよび/または機能および/または方法は、例示的なプロセス/方法に従って、処理回路52中の更新リクエスタ22、メモリ54、プロセッサ56、通信インターフェース50などによってなど、AMFノード16の1つまたは複数のエレメントによって実施され得る。例示的なプロセスは、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50を介してなど、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新するために、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードに更新サービス動作メッセージを送ること(ブロックS100)を含む。
【0070】
いくつかの実施形態では、送ることは、ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第1のアクセスタイプおよび第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50を介してなど、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、除去するために、SMSFノードに更新サービス動作メッセージを送ることをさらに含む。
【0071】
いくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作メッセージを送ることは、UEが、第1のアクセスタイプについてSMSサービスの使用を中止することをAMFノードに指示することと、UEが第1のアクセスタイプに関して登録解除されることと、第1のアクセスタイプについて統合データ管理(UDM)ノードから登録解除通知を受信することとのうちの少なくとも1つに応答するものである。いくつかの実施形態では、送ることは、ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50を介してなど、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、追加するために、SMSFノードに更新サービス動作メッセージを送ることをさらに含む。
【0072】
いくつかの実施形態では、更新サービス動作メッセージは、更新されるべきである第1のアクセスタイプの指示を含む。いくつかの実施形態では、更新サービス動作メッセージは、第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報において更新されるべきである、UEのための時間帯、UEのルーティングインジケータ、およびUEのための統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む。
【0073】
図7は、本開示における技法のうちの1つまたは複数による、SMSFノード18における例示的なプロセスのフローチャートである。SMSFノード18によって実施される1つまたは複数のブロックおよび/または機能および/または方法は、例示的なプロセス/方法に従って、処理回路62中のアップデータ24、メモリ64、プロセッサ66、通信インターフェース60など、SMSFノード18の1つまたは複数のエレメントによって実施され得る。例示的なプロセスは、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60を介してなど、更新サービス動作メッセージを受信すること(ブロックS104)であって、更新サービス応答メッセージが、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新することを要求する、更新サービス動作メッセージを受信すること(ブロックS104)を含む。
【0074】
いくつかの実施形態では、受信することは、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60、更新サービス動作メッセージを介してなど、ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第1のアクセスタイプおよび第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、更新サービス動作メッセージを受信することと、更新サービス動作メッセージが、第1のアクセスタイプについて、SMSサービスのためのUEコンテキスト情報を除去することとを要求することとをさらに含む。いくつかの実施形態では、方法は、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を除去するための更新サービス動作メッセージ要求に応答して、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60、更新サービス動作メッセージを介してなど、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキストを、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、解放することをさらに含む。
【0075】
いくつかの実施形態では、受信することは、ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を追加するためのSMSFノードへの更新サービス動作メッセージを受信することと、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を追加するための更新サービス動作メッセージ要求に応答して、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60、更新サービス動作メッセージを介してなど、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を維持しながら、追加することとをさらに含む。
【0076】
いくつかの実施形態では、更新サービス動作メッセージは、SMSFノード18によって更新されるべきである第1のアクセスタイプの指示を含む。いくつかの実施形態では、更新サービス動作メッセージは、第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報においてSMSFノード18によって更新されるべきである、UEのための時間帯、UEのルーティングインジケータ、およびUEのための統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む。
【0077】
いくつかの実施形態では、方法は、受信された更新サービス動作メッセージに応答して、メッセージ中に含まれるUE情報に従って、指示された第1のアクセスタイプについて、UEコンテキスト情報を追加することおよび除去することのうちの1つをさらに含む。
【0078】
図8は、本開示における技法のうちの1つまたは複数による、AMFノード16における例示的なプロセスのフローチャートである。AMFノード16によって実施される1つまたは複数のブロックおよび/または機能および/または方法は、例示的なプロセス/方法に従って、処理回路52中の更新リクエスタ22、メモリ54、プロセッサ56、通信インターフェース50などによってなど、AMFノード16の1つまたは複数のエレメントによって実施され得る。例示的なプロセスは、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または除去するために、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードとともに更新サービス動作を実施すること(ブロックS104)であって、更新サービス動作が、追加または除去すべき第1のアクセスタイプをSMSFノードに指示する、更新サービス動作を実施すること(ブロックS104)を含む。
【0079】
いくつかの実施形態では、更新サービス動作を実施することは、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、SMSFノードにショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを送ることを含み、SMSサービスメッセージは、追加または除去すべき第1のアクセスタイプの指示を含む。いくつかの実施形態では、SMSサービスメッセージを送ることは、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを送ることと、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを送ることと、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加または除去するために、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを送ることとを含む。
【0080】
いくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、ユーザ機器(UE)が、第1のアクセスタイプを介したおよび第2のアクセスタイプを介したショートメッセージサービス(SMS)サービスのためにAMFノードに登録される間、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、除去することをSMSFノードに要求するために、第1のアクセスタイプを指示するSMSサービスメッセージを送ることを含む。いくつかの実施形態では、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、UEが、第1のアクセスタイプを介したSMSサービスの使用を中止することをAMFノードに指示することと、UEが第1のアクセスタイプに関して登録解除されることと、第1のアクセスタイプについて統合データ管理(UDM)ノードからUEに関連する登録解除通知を受信することとのうちの少なくとも1つの結果としてのものである。
【0081】
いくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加するために更新サービス動作を実施することは、ユーザ機器(UE)が、第2のアクセスタイプを介したショートメッセージサービス(SMS)サービスのためにAMFノードに登録される間、更新リクエスタ22、処理回路52、メモリ54、プロセッサ56および/または通信インターフェース50によってなど、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、追加することをSMSFノードに要求するために、第1のアクセスタイプを指示するSMSサービスメッセージを送ることを含む。
【0082】
いくつかの実施形態では、更新サービス動作は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報から追加または除去すべきさらなる情報をSMSFノードに指示する。いくつかの実施形態では、さらなる情報は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報において追加または除去されるべきである、UEのための時間帯、ルーティングインジケータおよび統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0083】
図9は、本開示における技法のうちの1つまたは複数による、SMSFノード18における例示的なプロセスのフローチャートである。SMSFノード18によって実施される1つまたは複数のブロックおよび/または機能および/または方法は、例示的なプロセス/方法に従って、処理回路62中のアップデータ24、メモリ64、プロセッサ66、通信インターフェース60など、SMSFノード18の1つまたは複数のエレメントによって実施され得る。例示的なプロセスは、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のユーザ機器(UE)コンテキスト情報を追加または除去するために、アクセスおよびモビリティ管理(AMF)ノードとともに更新サービス動作を実施すること(ブロックS106)であって、更新サービス動作が、追加または除去すべき第1のアクセスタイプをSMSFノードに指示する、更新サービス動作を実施すること(ブロックS106)を含む。
【0084】
いくつかの実施形態では、更新サービス動作を実施することは、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、AMFノードからショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージを受信することを含み、SMSサービスメッセージは、追加または除去すべき第1のアクセスタイプの指示を含む。いくつかの実施形態では、SMSサービスメッセージを受信することは、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加することをSMFSノードに要求する、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化メッセージを受信することと、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去することをSMFSノードに要求する、ショートメッセージサービス(SMS)サービスアクティブ化解除メッセージを受信することと、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加または除去することをSMFSノードに要求する、ショートメッセージサービス(SMS)サービス更新メッセージを受信することとを含む。
【0085】
いくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、第1のアクセスタイプを指示するショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージの受信の結果として、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、解放することを含む。
【0086】
いくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作を実施することは、UEが、第1のアクセスタイプを介したSMSサービスの使用を中止することをAMFノードに指示することと、UEが第1のアクセスタイプに関して登録解除されることと、第1のアクセスタイプについての統合データ管理(UDM)ノードからのUEに関連する登録解除通知とのうちの少なくとも1つの結果としてのものである。いくつかの実施形態では、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報を追加するために更新サービス動作を実施することは、第1のアクセスタイプを指示するショートメッセージサービス(SMS)サービスメッセージの受信の結果として、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、第1のアクセスタイプおよびUEに関連する第1のUEコンテキスト情報を、アップデータ24、処理回路62、メモリ64、プロセッサ66および/または通信インターフェース60によってなど、SMSFノードにおいて第2のアクセスタイプおよびUEに関連する第2のUEコンテキスト情報を維持しながら、追加することを含む。
【0087】
いくつかの実施形態では、更新サービス動作は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報からさらなる情報を追加または除去することをSMSFノードに要求する。いくつかの実施形態では、さらなる情報は、第1のアクセスタイプに関連する第1のUEコンテキスト情報において追加または除去されるべきである、UEのための時間帯、ルーティングインジケータおよび統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0088】
SMSサービスのための更新サービス動作のための構成を概括的に説明したが、実施形態のうちのいくつかのより詳細な説明が、図8を参照しながら以下のように提供され、これは、UE12、AMFノード16、SMSFノード18および/またはネットワークノード26によって実装され得る。
【0089】
いくつかの実施形態は、本開示の提案される実施形態に関して本明細書で指定される少なくとも2つの主要な使用事例において使用され得る構成を提供する。
【0090】
アクセスタイプを追加する
本開示の一実施形態は、SMSサービスのための新しいアクセスタイプを追加するための構成を提供し得る。
【0091】
たとえば、UE12は、N3GPPアクセス(非3GPPアクセス)において登録し(たとえば、5GSに登録するためにAMFノード16に登録要求を送り)得、次いで、AMFノード16は、たとえば、TS23.502における節4.13.3.1に基づいて、SMSFノード18においてUE12を登録する。UE12は、同じAMFノード16(たとえば、UEが3GPPアクセスを介して登録するために使用したAMFと同じAMF)を介して、N3GPPアクセスにおいて登録し得る。AMFノード16は、次いで、パラメータの中でも、新しいアクセスタイプを追加するために、更新サービス動作(たとえば、既存のアクティブ化/アクティブ化解除または別個のサービス動作)を使用し得る。
【0092】
図10中のフローチャートを参照すると、SMSサービスのための新しいアクセスタイプを追加するための例示的なステップが、以下のうちの1つまたは複数を含み得る(いくつかの実施形態では、UE12は、TS23.502節4.13.3.1の場合のように、3GPPアクセスを介してすでに登録されたと仮定され得る)。
【0093】
最初に、ステップS108において、UE12は、1つのアクセスタイプ(たとえば、3GPPアクセス)を介して、AMFノード16において登録され、SMSサービスが、UE12についてアクティブ化される。
【0094】
ステップS110. UE12は、別のアクセスタイプ(たとえば、非3GPPアクセス)を介して、同じAMFノード16に向けて登録する。注:これは、UE12が、同じパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)において、3GPPおよび非3GPPアクセスを選択したことを意味し得る。
【0095】
ステップS112. 図10のステップS112は、参照により本明細書に組み込まれる、TS23.502における図4.13.3.1のステップ2~4と同じであり得る。
【0096】
ステップS114. AMFノード16は、既存のSMSFノード18を選択し、Nsmf_SMService_Update/Activateサービス動作を呼び出す(たとえば、アクセスタイプを含む、指示されたUE12のSMSサービス情報を更新するために、SMSFノード18にサービス更新動作要求メッセージを送る)ことによって(いくつかの実施形態では、他のパラメータとともに)新しいアクセスタイプをSMSFノード18に知らせる。
【0097】
ステップS116. 図10のステップS114は、TS23.502における図4.13.3.1のステップ6~7と同じであり得る。
【0098】
ステップS118. SMSFノード18は、Nsmsf_SMService_Update/Activateサービス動作応答メッセージでAMFノード16に応答する。
【0099】
ステップS120. AMFノード16は、TS23.502における図4.13.3.1のステップ9の場合のように、登録受付メッセージ中にUE12への「SMS許容(SMS allowed)」指示を含める。
【0100】
アクセスタイプを除去する
本開示の一実施形態は、SMSサービスのための新しいアクセスタイプを除去するための構成、たとえば、特に、2つのアクセスタイプについてSMSサービスを有するUE12についての1つのアクセスタイプの除去を提供し得る。
【0101】
たとえば、AMFノード16は、たとえば、別個の更新サービス動作、またはアクセスタイプごとに更新を可能にするように変更された既存のアクティブ化/アクティブ化解除サービス動作など、1つのアクセスタイプを除去するための更新サービス動作をも使用し得る。いくつかの実施形態では、AMFノード16は、たとえば、Nsmf_SMService_Update/Deactivateサービス動作を呼び出す(たとえば、UE12のSMSサービス情報から、指示されたアクセスタイプ(たとえば、3GPPアクセスタイプまたはN3GPPアクセスタイプ)を除去することによって更新するために、SMSFノード18にサービス動作要求メッセージを送る)ことによって、指示されたUE12について(2つまたはそれ以上のアクセスタイプのうちの)1つのアクセスタイプの除去をSMSFノード18に要求する。
【0102】
例示的な更新サービス動作
サービス更新サービス動作のための1つの例示的な規定が以下に示されている。
Nsmsf_SMService_Updateサービス動作
サービス動作名:Nsmsf_SMService_Update。
説明:指定されたUE SMSサービス情報を更新する。
同時使用:なし。
入力、必要:サブスクリプション永続識別子(SUPI)、ネットワーク機能(NF)ID。
入力、随意:アクセスタイプ(追加または除去)、時間帯、UEのルーティングインジケータまたはUEのためのUDMグループID。
出力、必要:SMSサービス更新結果。
出力、随意:なし。
【0103】
一例では、3GPP TS23.502のセクション5.2.9(SMSFサービス)が、以下に変更され得る。
5.2.9.1 全般
以下の表は、SMSFサービスを示す。
【0104】
同様に、3GPP TS23.502は、上記で提供された例示的な更新サービス動作を反映するために、セクション5.2.9.2.xを追加するように更新され得る。
【0105】
アクセスタイプ入力パラメータに加えて、時間帯、UEのルーティングインジケータ、またはUDMグループ識別子が示されており、更新動作の一部として含まれ得る。たとえば、提案される更新サービス動作に対して時間帯入力パラメータを規定することによって、UE12のSMSコンテキストにおける時間帯は、UE12について相応に更新され得る。これらのパラメータは、UE12についてアクセスタイプごとにUEコンテキストを作成するために、ネットワークによって、たとえば、AMFノード16およびSMSFノード18によって、使用され得る。他の実施形態では、サービス動作、たとえば「Nsmsf_SMSService_Update/Deactivate」は、他のやり方で規定され得、および/または上記の例示的な規定に示されているパラメータよりも多いまたは少ないパラメータを含み得る。
【0106】
現在の3GPP仕様では、たとえば、現在規定されたサービス動作においてアクセスタイプごとに、AMFからSMSFに対してUEコンテキストを更新するためのやり方がない。本開示のいくつかの実施形態は、本明細書で説明される技法による、新しい別個の更新サービス動作、または既存のアクティブ化/アクティブ化解除サービス動作への修正など、(たとえば、アクティブ化サービス動作を使用して行われ得るなど、前のUEコンテキストがSMSFにおいて完全にオーバーライドされることなしに、および/または、アクティブ化解除サービス動作を使用して行われ得るように、UEコンテキスト全体が削除されることなしに)AMFからSMSFに対してUE関係情報を更新するためのサービス動作を提案する。
【0107】
いくつかの実施形態は、以下のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0108】
実施形態A1. アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ノードにおいて実装される方法であって、方法が、
第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新するために、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードに更新サービス動作メッセージを送ること
を含む、方法。
【0109】
実施形態A2. 送ることは、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第1のアクセスタイプおよび第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、除去するために、SMSFノードに更新サービス動作メッセージを送ること
をさらに含む、実施形態A1に記載の方法。
【0110】
実施形態A3. 第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作メッセージを送ることは、
UEが、第1のアクセスタイプについてSMSサービスの使用を中止することをAMFノードに指示することと、
UEが第1のアクセスタイプに関して登録解除されることと、
第1のアクセスタイプについて統合データ管理(UDM)ノードから登録解除通知を受信することと
のうちの少なくとも1つに応答するものである、実施形態A2に記載の方法。
【0111】
実施形態A4. 送ることは、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、追加するために、SMSFノードに更新サービス動作メッセージを送ること
をさらに含む、実施形態A1に記載の方法。
【0112】
実施形態A5. 更新サービス動作メッセージが、更新されるべきである第1のアクセスタイプの指示を含む、実施形態A1からA4のいずれか1つに記載の方法。
【0113】
実施形態A6. 更新サービス動作メッセージが、第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報において更新されるべきである、UEのための時間帯、UEのルーティングインジケータ、およびUEのための統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、実施形態A5に記載の方法。
【0114】
実施形態B1. 処理回路および/または通信インターフェースを備えるアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ノードであって、AMFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースが、AMFノードに、
第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新するために、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードに更新サービス動作メッセージを送ること
を行わせるように設定された、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)ノード。
【0115】
実施形態B2. AMFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースは、AMFノードに、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第1のアクセスタイプおよび第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、除去するために、SMSFノードに更新サービス動作メッセージを送ること
を行わせるように設定されることによって、AMFノードに更新サービス動作を送らせるように設定された、実施形態B1に記載のAMFノード。
【0116】
実施形態B3. 第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を除去するために更新サービス動作メッセージを送ることは、
UEが、第1のアクセスタイプについてSMSサービスの使用を中止することをAMFノードに指示することと、
UEが第1のアクセスタイプに関して登録解除されることと、
第1のアクセスタイプについて統合データ管理(UDM)ノードから登録解除通知を受信することと
のうちの少なくとも1つに応答するものである、実施形態B2に記載のAMFノード。
【0117】
実施形態B4. AMFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースは、AMFノードに、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、追加するために、SMSFノードに更新サービス動作メッセージを送ること
を行わせるように設定されることによって、AMFノードに更新サービス動作メッセージを送らせるように設定された、実施形態B1に記載のAMFノード。
【0118】
実施形態B5. 更新サービス動作メッセージが、更新されるべきである第1のアクセスタイプの指示を含む、実施形態B1からB4のいずれか1つに記載のAMFノード。
【0119】
実施形態B6. 更新サービス動作メッセージが、第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報において更新されるべきである、UEのための時間帯、UEのルーティングインジケータ、およびUEのための統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、実施形態B5に記載のAMFノード。
【0120】
実施形態C1. ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードにおいて実装される方法であって、方法は、
更新サービス動作メッセージを受信することであって、更新サービス応答メッセージが、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新することを要求する、更新サービス動作メッセージを受信すること
を含む、方法。
【0121】
実施形態C2. 受信することは、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第1のアクセスタイプおよび第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、更新サービス動作メッセージを受信することと、
更新サービス動作メッセージが、第1のアクセスタイプについて、SMSサービスのためのUEコンテキスト情報を除去することを要求することと
をさらに含む、実施形態C1に記載の方法。
【0122】
実施形態C3.
第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を除去するための更新サービス動作メッセージ要求に応答して、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキストを、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、解放すること
をさらに含む、実施形態C2に記載の方法。
【0123】
実施形態C4. 受信することは、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を追加するためのSMSFノードへの更新サービス動作メッセージを受信することと、
第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を追加するための更新サービス動作メッセージ要求に応答して、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を維持しながら、追加することと
をさらに含む、実施形態C1に記載の方法。
【0124】
実施形態C5. 更新サービス動作メッセージが、更新されるべきである第1のアクセスタイプの指示を含む、実施形態C1からC4のいずれか1つに記載の方法。
【0125】
実施形態C6. 更新サービス動作メッセージが、第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報において更新されるべきである、UEのための時間帯、UEのルーティングインジケータ、およびUEのための統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、実施形態C5に記載の方法。
【0126】
実施形態C7.
受信された更新サービス動作メッセージに応答して、メッセージ中に含まれるUE情報に従って、指示された第1のアクセスタイプについて、UEコンテキスト情報を追加することおよび除去することのうちの1つ
をさらに含む、実施形態C1からC6のいずれか1つに記載の方法。
【0127】
実施形態D1. 処理回路および/または通信インターフェースを備えるショートメッセージサービス機能(SMSF)ノードであって、SMSFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースが、SMSFノードに、
更新サービス動作メッセージを受信することであって、更新サービス応答メッセージが、第1のアクセスタイプについて、ショートメッセージサービス(SMS)サービスのためのユーザ機器(UE)コンテキスト情報を更新することを要求する、更新サービス動作メッセージを受信すること
を行わせるように設定された、ショートメッセージサービス機能(SMSF)ノード。
【0128】
実施形態D2. SMSFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースは、SMSFノードに、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第1のアクセスタイプおよび第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、更新サービス動作メッセージを受信すること
を行わせるように設定されることによって、SMSFノードに受信させるように設定され、
更新サービス動作メッセージが、第1のアクセスタイプについて、SMSサービスのためのUEコンテキスト情報を除去することを要求する、
実施形態D1に記載のSMSFノード。
【0129】
実施形態D3. SMSFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースが、SMSFノードに、
第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を除去するための更新サービス動作メッセージ要求に応答して、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキストを、および/または第2のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報を維持しながら、解放すること
を行わせるように設定されることによって、SMSFノードに受信させるように設定された、実施形態D2に記載のSMSFノード。
【0130】
実施形態D4. SMSFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースは、SMSFノードに、
ユーザ機器(UE)がショートメッセージサービス(SMS)サービスのために第2のアクセスタイプにおいてAMFノードにおいて登録される間、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を追加するためのSMSFノードへの更新サービス動作メッセージを受信することと、
第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を追加するための更新サービス動作メッセージ要求に応答して、第1のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を、および/または第2のアクセスタイプについてSMSサービスのためのUEコンテキスト情報を維持しながら、追加することと
を行わせるように設定されることによって、SMSFノードに受信させるように設定された、実施形態D1に記載のSMSFノード。
【0131】
実施形態D5. 更新サービス動作メッセージが、更新されるべきである第1のアクセスタイプの指示を含む、実施形態D1からD4のいずれか1つに記載のSMSFノード。
【0132】
実施形態D6. 更新サービス動作メッセージが、第1のアクセスタイプについてUEコンテキスト情報において更新されるべきである、UEのための時間帯、UEのルーティングインジケータ、およびUEのための統合データ管理(UDM)グループ識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、実施形態D5に記載のSMSFノード。
【0133】
実施形態D7. SMSFノードおよび/または処理回路および/または通信インターフェースが、SMSFノードに、
受信された更新サービス動作メッセージに応答して、メッセージ中に含まれるUE情報に従って、指示された第1のアクセスタイプについて、UEコンテキスト情報を追加することおよび除去することのうちの1つ
を行わせるように設定された、実施形態D1からD6のいずれか1つに記載のSMSFノード。
【0134】
当業者によって諒解されるように、本明細書で説明される概念は、方法、データ処理システム、および/またはコンピュータプログラム製品として具現され得る。したがって、本明細書で説明される概念は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、またはソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせる実施形態の形態をとり得、これらはすべて、本明細書では概して「回路」または「モジュール」と呼ばれることがある。さらに、本開示は、コンピュータによって実行され得る媒体において具現されるコンピュータプログラムコードを有する、有形コンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態をとり得る。ハードディスク、CD-ROM、電子ストレージデバイス、光ストレージデバイス、または磁気ストレージデバイスを含む、任意の好適な有形コンピュータ可読媒体が利用され得る。
【0135】
いくつかの実施形態が、方法、システムおよびコンピュータプログラム製品のフローチャート例示図および/またはブロック図を参照しながら本明細書で説明された。フローチャート例示図および/またはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャート例示図および/またはブロック図中のブロックの組合せが、コンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または機械を作り出すための他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供され得、したがって、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段を作成する。
【0136】
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の様式で機能するように指示することができるコンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に記憶され得、したがって、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令手段を含む製造品を作り出す。
【0137】
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ実装プロセスを作り出すために、一連の動作ステップをコンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実施させるように、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置にロードされ得、したがって、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行する命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するためのステップを提供する。
【0138】
ブロック中で言及される機能/行為は、動作の例示図中で言及される順序から外れて行われ得ることを理解されたい。たとえば、関与する機能/行為に応じて、連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得る。図のうちのいくつかが、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信が、図示された矢印と反対方向に行われ得ることを理解されたい。
【0139】
本明細書で説明される概念の動作を行うためのコンピュータプログラムコードが、Java(登録商標)またはC++など、オブジェクト指向プログラミング言語で書かれ得る。しかしながら、本開示の動作を行うためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラミング言語など、従来の手続き型プログラミング言語でも書かれ得る。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上でおよび部分的にリモートコンピュータ上で、または完全にリモートコンピュータ上で実行し得る。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を通してユーザのコンピュータに接続され得るか、あるいは接続は、(たとえば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通して)外部コンピュータに対して行われ得る。
【0140】
多くの異なる実施形態が、上記の説明および図面に関して本明細書で開示された。これらの実施形態のあらゆる組合せおよび部分組合せを文字通り説明および例示することは、過度に繰返しが多く、不明瞭にすることを理解されよう。したがって、すべての実施形態は、何らかのやり方および/または組合せで組み合わせられ得、図面を含む本明細書は、本明細書で説明される実施形態のすべての組合せおよび部分組合せと、それらを作製および使用する様式およびプロセスのすべての組合せおよび部分組合せとの完全な記載された説明を構成すると解釈されたく、ならびに、任意のそのような組合せまたは部分組合せに対する請求を支持するものとする。
【0141】
本明細書で説明される実施形態は、上記で本明細書で特に示され、説明されたことに限定されないことが当業者によって諒解されよう。さらに、そうでないことが上記で述べられていない限り、添付の図面のすべてが一定の縮尺であるとは限らないことに留意されたい。上記の教示に照らして、様々な修正および変形が可能である。
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