(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-09
(45)【発行日】2024-05-17
(54)【発明の名称】情報処理装置およびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/26 20240101AFI20240510BHJP
【FI】
G06Q50/26 300
(21)【出願番号】P 2023064431
(22)【出願日】2023-04-11
【審査請求日】2024-01-23
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 令和4(2022)年11月1日付けで、株式会社セブン銀行がウェブサイトにて、青沼啓志及び長谷川晶子が発明した情報処理装置に関する製品について公開した。 令和4(2022)年11月28日付けで、株式会社セブン銀行とアイフル株式会社がウェブサイトにて、青沼啓志及び長谷川晶子が発明した情報処理装置に関する製品について公開した。 令和4(2022)年11月28日付けで、株式会社セブン銀行が全国のセブン銀行ATMにて、青沼啓志及び長谷川晶子が発明した情報処理装置に関する製品を導入し、実施した。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】501382487
【氏名又は名称】株式会社セブン銀行
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】青沼 啓志
(72)【発明者】
【氏名】長谷川 晶子
【審査官】宮地 匡人
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-069894(JP,A)
【文献】特開2023-003604(JP,A)
【文献】特開2019-159522(JP,A)
【文献】マイナポータルAPI(情報取得系)の現在地と将来像~Appendix:マイナンバーカードの普及利活用について~,[online],デジタル庁,2022年08月25日,https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/72b46e0b-fbce-43a6-bd27-f0420b5064a2/479905f4/20220825_meeting_mynumber_outline_02.pdf,[検索日 2024.02.09]
【文献】柏熊 俊克,あらゆる手続き・認証の窓口に セブン銀行が目指すATMの新たな価値創造,月刊消費者信用,一般社団法人金融財政事情研究会,2023年04月01日,Vol.41 No.4
【文献】NTTデータ マイナンバーカードの民生活用を支援 「本人確認ソリューション」をリリース,CardWave,株式会社カード・ウェーブ,2016年02月25日,Vol.29 No.1,pp.44-45
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者の自己情報を提出先へ提出する情報処理装置であって、
前記提出先における利用者の特定情報を取得する顧客情報取得部と、
前記利用者のマイナンバーカードに含まれる情報を取得するマイナンバーカード情報取得部と、
行政システムと連携して、前記利用者の自己情報を取得する自己情報取得部と、
前記自己情報に前記特定情報を付加して前記提出先へ提出する情報提出部と、を備
え、
前記マイナンバーカードに含まれる情報の取得から前記提出先への情報の提出が完了するまでの間、前記マイナンバーカードを物理的に保持しておく、情報処理装置。
【請求項2】
前記情報提出部は、
前記自己情報に、前記マイナンバーカードから取得した券面情報を付加して前記提出先へ提出する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記情報提出部は、
前記自己情報に、前記マイナンバーカードから取得した前記券面情報のうち、住所、氏名、生年月日、及び性別のうちの少なくとも1つの項目を付加して前記提出先へ提出する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報提出部は、
前記マイナンバーカードから取得可能な券面情報のうち、前記提出先との間であらかじめ取り決められた情報を付加して前記提出先へ提出する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記顧客情報取得部は、
前記特定情報を、前記提出先の顧客カードの提示、スマートフォンアプリによる提示、前記利用者による入力操作による提示、およびコード情報の提示のいずれかの方法によって取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記提出先における利用者の特定情報の取得に先立って、前記利用者による前記提出先を特定する操作を受け付ける、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記マイナンバーカードに含まれる情報の取得から前記提出先への情報の提出が完了するまでの間に、前記マイナンバーカードが取り外された場合には処理を中止する、請求項
1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータを、
利用者の自己情報を提出先へ提出する情報処理装置であって、
前記提出先における利用者の特定情報を取得する顧客情報取得部と、
前記利用者のマイナンバーカードに含まれる情報を取得するマイナンバーカード情報取得部と、
行政システムと連携して、前記利用者の自己情報を取得する自己情報取得部と、
前記自己情報に前記特定情報を付加して前記提出先へ提出する情報提出部として、機能させ、
前記マイナンバーカードに含まれる情報の取得から前記提出先への情報の提出が完了するまでの間、前記マイナンバーカードを物理的に保持させる、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
マイナンバーカードの普及により、行政機関が保有する自己情報を安全に民間企業等へ提出できるようにするサービスが実現されつつある。
【0003】
例えば、特許文献1には、利用者が企業等へマイナンバーを登録する際、すでに当該利用者のマイナンバーが登録されている他の企業等の身元確認情報を利用して、真正なマイナンバーであることを証明する仕組みが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
今後、マイナポータルと連携して企業等へ安全かつ簡単に自己情報を提出する場面が増えていくと予想される。
【0006】
そこで本発明は、行政サービスを介した自己情報の提出をより便利で利用しやすいものにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報処理装置は、利用者の自己情報を提出先へ提出する情報処理装置であって、前記提出先における利用者の特定情報を取得する顧客情報取得部と、前記利用者のマイナンバーカードに含まれる情報を取得するマイナンバーカード情報取得部と、行政システムと連携して、前記利用者の自己情報を取得する自己情報取得部と、前記自己情報に前記特定情報を付加して前記提出先へ提出する情報提出部と、を備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、行政サービスを介した自己情報の提出をより便利で利用しやすいものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の一実施形態に係る情報処理サービスの概略を示す図。
【
図2】本発明の一実施形態に係るATM10の外観を示す図。
【
図3】本発明の一実施形態に係るATM10の機能構成を示すブロック図。
【
図4】本発明の一実施形態に係る取引の流れを示すシーケンス図。
【
図5】本発明の一実施形態に係るATM10に表示される画面を例示する図。
【
図6】本発明の一実施形態に係るATM10に表示される画面を例示する図。
【
図7】本発明の一実施形態に係るATM10に表示される画面を例示する図。
【
図8】本発明の一実施形態に係るATM10に表示される画面を例示する図。
【
図9】本発明の一実施形態に係るATM10に表示される画面を例示する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0011】
実施の形態
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理サービスの概略を示す図である。
図1に示すように、店舗等に設置されたATM(情報処理装置)10は、行政システムであるマイナポータル(自己情報取得API)30、および、複数の提携企業(提出先)40のシステムと通信ネットワークを介して接続されている。ATM10は、利用者Uの操作に応じて、マイナポータル30を介して行政機関が管理する利用者Uの自己情報を取得し、特定の提携企業40に利用者Uの自己情報を提出する。なお、
図1では、自己情報を提携企業40(他社)に提出する例を示しているが、取得した自己情報を自社で利用する場合もサービスに含まれる。この場合には、自己情報を提出する提出先は自社のシステムとなる。
【0012】
図2は、ATM10の外観を示す図である。ATM10は、メイン表示部101、キャッシュカード等の磁気カードを受け付けるカード読取部102、紙幣の入出を行う紙幣入出金部103、ユーザが操作する操作部104、バーコードや2次元コード等のコードを読み取るコード読取部105、光学読取部106、置き台107、サブ表示部108、非接触IC通信部109、カメラ110を備えている。
【0013】
メイン表示部101は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示手段と、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネル等の入力手段とを有する。表示手段にユーザの操作を誘導する画面や入力キーを表示し、この入力キーをユーザがタッチパネル上から押下することにより、入力キーに対応する情報を入力することができる。なお、ユーザは、メイン表示部101に表示される入力手段の代わりに、操作部104の入力手段(テンキー等)を操作しても同様の情報を入力することができる。
【0014】
光学読取部106は、例えばイメージスキャナであって、置き台107に載置されたICカード等の券面に添付された写真や文字を画像として読み取ることができる。置き台107は、地面に対して略水平な表面を有しており、光学読取部106は、手振れ等による影響を受けることなく、一定品質の画像を得ることができる。
【0015】
サブ表示部108は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示手段を有し、置き台107の表面に設置されている。サブ表示部108は、表示手段のみを有していてもよいし、メイン表示部101と同様に、表示手段に加えて入力手段を有していてもよい。サブ表示部108には、例えば、光学読取部106によって読み取られるICカード等を載置する位置をガイドする画面を表示するようにしてもよい。これにより、ATM10における操作に不慣れなユーザであっても、迷うことなくスムーズに操作を行うことができる。
【0016】
非接触IC通信部109は、例えば非接触ICリーダライタであって、置き台107の内部に設置されている。非接触IC通信部109は、ICカード等に搭載された非接触ICチップと非接触通信を行い、非接触ICチップに記憶される情報の読み取りや書き込みを行うことができる。非接触IC通信部109は、ICカード等が置き台107に載置されることにより、非接触ICチップと通信を行うことができる。
【0017】
カメラ110は、動画または静止画を撮影することができるカメラ装置である。カメラ110は、ATM10を操作するユーザの顔画像が撮影できるように設置されている。
【0018】
図3は、本発明の一実施形態に係るATM10の機能構成を示すブロック図である。ATM10は、筐体内部に制御装置(プロセッサ)20を備えている。制御装置20は、ハードウェアとして、CPU、ROMやRAM等のメモリ、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。制御装置20は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。制御装置20によって実現される機能モジュールには、
図3に示すように、顧客情報取得部201、マイナンバーカード情報取得部202、自己情報取得部203、情報提出部204が含まれる。
【0019】
次に、本実施形態による取引の流れについて
図4のシーケンス図を用いて説明する。利用者Uは、ATM10のメイン表示部101に表示される初期画面において、マイナンバーカードによる手続きを行うことを選択し、さらに、取引選択画面において、マイナポータルからの情報提出を行うことを選択する(S101)。
【0020】
ATM10は、メイン表示部101に、
図5に例示するような、マイナポータルから取得する情報を提出する提携企業等を選択する画面を表示する。
図5の例では、提携企業等のリストが表示されているが、提携企業の名称の先頭の文字などから絞り込めるようになっていてもよい。利用者Uは、画面上で情報の提出先を選択する操作を行う(S102)。
【0021】
提出先が選択されると、
図6に示すような、選択された提携企業で利用できるサービスの一覧画面が表示される。各々の提携企業で利用できるサービスは、ATM10に備えられたデータベースで管理されていてもよいし、管理センター等に設置されたサーバに問い合わせて取得するようにしてもよい。また、利用できるサービスが1つの場合には、サービスの一覧画面は省略してもよい。利用者Uは、画面上で利用するサービスを選択する操作を行う(S103)。サービスの例として、金融機関(提携企業)への各種ローンの申し込み(サービス)において、利用者Uの所得情報(自己情報)を提出し、金融機関が審査に利用する例や、保険会社(提携企業)への保険の申し込み(サービス)において、利用者Uの健康診断情報(自己情報)を提出し、保険会社が保険の引受審査に利用する例が挙げられる。
【0022】
次に、ATM10は、選択された提携企業から顧客への案内やメッセージがある場合にはそれらを画面に表示する(S104)。提携企業からの案内やメッセージは、例えば、ATM10に備えられたデータベースや管理センターのサーバが管理するデータベースに登録されている。
【0023】
次に、ATM10は、
図7に示すような手続き方法選択画面を表示する。手続き方法選択画面は、提携企業が顧客である利用者Uを特定する方法である。
図7に示すように、提携企業の顧客カード(銀行のキャッシュカード等)の提示、提携企業のスマートフォンアプリによる提示、利用者Uによる企業番号や顧客番号の手入力、企業番号や顧客番号を格納した二次元コードの提示などの方法を選択することができる。利用者Uは、画面上で手続き方法を選択する操作を行う(S105)。なお、手続き方法は、提携企業側で受け入れが可能な方法のみを表示する。受け入れが可能な方法が1つの場合には、選択画面の表示を省略できるようにしてもよい。
【0024】
ATM10は、選択された手続き方法にしたがって顧客特定情報を取得する(S106)。例えば、顧客カードの提示が選択された場合には、利用者Uにカード読取部102へのカードの挿入を促し、顧客番号等の必要な情報を読み取る。
【0025】
次に、ATM10は、画面上にマイナポータルの利用に関わる確認事項や同意事項を表示した後、利用者Uにマイナンバーカードを挿入してもらう(S107)。マイナンバーカードが挿入されたら、利用者証明用電子証明書パスワードの入力を受け付ける(S108)。さらに、
図8に示すような画面を表示し、券面事項入力補助用パスワードの入力を受け付ける(S109)。
図8に示すように、画面には、提携企業(A社)に提出する券面情報(例えば、氏名、住所、生年月日、性別)と、提出の目的(例えば、本人確認)が表示される(P1)。なお、提携企業への券面情報の提出は、当該提携企業が希望する場合にのみ行うようにしてもよい。
【0026】
ATM10は、マイナポータル30に問い合わせを行い(S110)、マイナポータル30から利用者Uの自己情報を取得する(S111)。ATM10は、
図9に例示するような画面によって、提携企業への自己情報の提出の意思確認を行う(S112)。
図9に示すように、画面上には、提携企業(A社)に提出される自己情報の内容P2が表示される。利用者が確認ボタンBを選択すると、提出先企業40のシステムに、顧客特定情報と、自己情報と、券面情報を合わせて送信する(S113)。なお、券面情報は、当該提携企業が希望する場合にのみ送信するようにしてもよい。また、提携企業の希望や利用目的に応じて送信する情報を選択できるようにしてもよい。
【0027】
提携企業への情報送信が完了したら、マイナンバーカードを排出し、取引明細票を出力して取引を終了する(S114)。マイナンバーカードをこのタイミングで排出することで、券面情報取得時と自己情報取得時のマイナンバーカードの差し替えによるなりすましを防止することができる。なお、マイナンバーカードはATM10内に取り込むことにより物理的に保持されるようにしてもよいし、カードの一部を機械に差し込むことで、物理的に保持されるようにしてもよい。また、カードを置き台などの所定の位置に設置するとカードが固定されることにより、物理的に保持されるようにしてもよい。
【0028】
以上のように、本実施形態によれば、ATM10がマイナポータル30と連携して、利用者の自己情報を提携企業へ提出するサービスにおいて、提携企業における利用者の特定情報を取得し、提携企業へ自己情報を提出する時に、利用者の特定情報も合わせて送信するようにした。これにより、利用者は、提携企業へ自己情報を提出するために、マイナポータルへのアクセスと提携企業のサイトへのログインといった2段階の手続きを行わずに、ATM10の操作のみで自己情報の提出を行うことができる。また、提携企業側は、自己情報に自社における利用者の特定情報が付加されているため、どの顧客の自己情報であるかが容易に特定でき、利便性が高い。
【0029】
また、提携企業へ送信する自己情報と共に、マイナンバーカードから取得可能な券面情報(氏名、住所、生年月日、性別)も付加して送るようにしたので、マイナポータルから取得可能な自己情報には含まれない情報で、提携企業での利用目的に合った情報を提供することが可能となり、付加価値の高いサービスを提供することができる。また、自己情報と券面情報をセットにすることで、他人のマイナンバーカードを利用したなりすましの抑止も可能となる。
【0030】
また、ATM10における手続きの初めに、利用者に提携企業を選択してもらうようにしたので、利用可能なサービスや手続き方法の種類、券面情報の負荷の要不要などを予め特定しておくことができる。また、案内画面の内容等も提携企業に合わせたものを表示することができる。
【0031】
また、提携企業への情報の提出が完了するまでは、マイナンバーカードをATM10に挿入したままにしておくようにしたので、券面情報取得時と自己情報取得時のマイナンバーカードの差し替えによるなりすましを防止することができる。なお、途中でマイナンバーカードが取り外された場合には処理を中止するようにしてもよい。このように、仮にマイナンバーカードが取り外されることがあっても、その場合には処理を中止することでなりすましを二重に防止することができる。
【0032】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
【符号の説明】
【0033】
1…取引システム
10…ATM
20…制御装置
30…マイナポータル
40…提携企業
101…メイン表示部
102…カード読取部
103…紙幣入出金部
104…操作部
105…コード読取部
106…光学読取部
107…置き台
108…サブ表示部
109…非接触IC通信部
110…カメラ
201…顧客情報取得部
202…マイナンバーカード情報取得部
203…自己情報取得部
204…情報提出部
【要約】
【課題】行政サービスを介した自己情報の提出をより便利で利用しやすいものにする。
【解決手段】利用者の自己情報を提出先へ提出する情報処理装置であって、提出先における利用者の特定情報を取得する顧客情報取得部と、利用者のマイナンバーカードに含まれる情報を取得するマイナンバーカード情報取得部と、行政システムと連携して、利用者の自己情報を取得する自己情報取得部と、自己情報に前記特定情報を付加して提出先へ提出する情報提出部と、を備える。
【選択図】
図4