IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社アンドパッドの特許一覧

特許7486748情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
<>
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図1
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図2
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図3
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図4
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図5
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図6
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図7
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図8
  • 特許-情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム 図9
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-10
(45)【発行日】2024-05-20
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 9/44 20180101AFI20240513BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240513BHJP
【FI】
G06F9/44
G06Q50/10
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2021173951
(22)【出願日】2021-10-25
(65)【公開番号】P2023063890
(43)【公開日】2023-05-10
【審査請求日】2022-10-26
(73)【特許権者】
【識別番号】516285984
【氏名又は名称】株式会社アンドパッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】稲田 武夫
(72)【発明者】
【氏名】古橋 一真
(72)【発明者】
【氏名】宮内 壮基
(72)【発明者】
【氏名】福本 江梨奈
(72)【発明者】
【氏名】前田 拓也
【審査官】福西 章人
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-089177(JP,A)
【文献】特開2004-206421(JP,A)
【文献】特表2017-538992(JP,A)
【文献】特開2011-128914(JP,A)
【文献】特開2019-028595(JP,A)
【文献】江川 崇 ほか,Google Androidプログラミング入門 改訂2版,初版,日本,株式会社アスキー・メディアワークス,2012年08月31日,pp.101-113
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 8/00-8/77
9/44-9/455
G06Q 50/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションを受け付ける第1受付部と、
前記第1受付部によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付部と、
アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、前記第1受付部によって受け付けるアプリケーションと、前記第2受付部によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録部と、
前記登録部によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御部と、
前記表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、当該使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化部と、
前記有効化部によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理部と、を備え、
前記処理部は、
複数のアプリケーションのうち、一方のアプリケーションと他方のアプリケーションとで情報の共有を行うための認証を行う認証部と、
前記認証部によって認証が行われた場合、情報の共有化の処理として、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う入力処理部とを有し、
前記入力処理部は、所定の内容に応じて分けた案件毎に、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行うものである情報処理装置。
【請求項2】
アプリケーションを受け付ける第1受付部と、
前記第1受付部によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付部と、
アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、前記第1受付部によって受け付けるアプリケーションと、前記第2受付部によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録部と、
前記登録部によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御部と、
前記表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、当該使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化部と、
前記有効化部によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理部と、を備え、
前記処理部は、
複数のアプリケーションとしてカメラアプリケーション及び画像閲覧アプリケーションとを備える場合、カメラアプリケーションを画像閲覧アプリケーションに登録する登録部と、
前記登録部によってカメラアプリケーションが画像閲覧アプリケーションに登録された場合、カメラアプリケーションによって撮像される画像を画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にする閲覧処理部と、を備える情報処理装置。
【請求項3】
前記入力処理部は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた図書に関する図書情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う
請求項に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記入力処理部は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた検査に関する検査結果情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う
請求項又はに記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記入力処理部は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた期限管理に関する期限管理情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う
請求項1、3又は4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
複数のアプリケーションのうち、少なくとも1つのアプリケーションで入力された情報を記憶する記憶部を備え、
前記処理部は、前記記憶部に記憶される情報をアプリケーションで利用可能にする
請求項1、3、4又は5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
複数のアプリケーションそれぞれで入力された情報を記憶する、複数のアプリケーションそれぞれに対応する記憶部を備え、
前記処理部は、複数のアプリケーションのうち一方のアプリケーションで入力された情報を記憶する一方の記憶部に対して他方のアプリケーションからアクセスし、他方のアプリケーションによって一方の記憶部に記憶する情報を利用可能にする
請求項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記登録部は、1又は複数のカメラアプリケーションを1つの画像閲覧アプリケーションに登録することが可能であり、
前記閲覧処理部は、1又は複数のカメラアプリケーションで撮像される画像を同時に画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にする
請求項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記登録部は、画像閲覧アプリケーションとして、通信ネットワークを介してテレビ会議を行うことが可能な会議アプリケーションに、カメラアプリケーションを登録する
請求項又は記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータが、
アプリケーションの登録を受け付ける第1受付ステップと、
前記第1受付ステップによって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付ステップと、
アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、前記第1受付ステップによって受け付けるアプリケーションと、前記第2受付ステップによって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録ステップと、
前記登録ステップによってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御ステップと、
前記表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、当該使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化ステップと、
前記有効化ステップによって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理ステップと、
を実行し、
前記処理ステップは、
複数のアプリケーションのうち、一方のアプリケーションと他方のアプリケーションとで情報の共有を行うための認証を行う認証ステップと、
前記認証ステップによって認証が行われた場合、情報の共有化の処理として、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う入力処理ステップを有し、
前記入力処理ステップは、所定の内容に応じて分けた案件毎に、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う情報処理方法。
【請求項11】
コンピュータが、
アプリケーションの登録を受け付ける第1受付ステップと、
前記第1受付ステップによって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付ステップと、
アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、前記第1受付ステップによって受け付けるアプリケーションと、前記第2受付ステップによって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録ステップと、
前記登録ステップによってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御ステップと、
前記表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、当該使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化ステップと、
前記有効化ステップによって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理ステップと、を実行し、
前記処理ステップは、
複数のアプリケーションとしてカメラアプリケーション及び画像閲覧アプリケーションとを備える場合、カメラアプリケーションを画像閲覧アプリケーションに登録する登録ステップと、
前記登録ステップによってカメラアプリケーションが画像閲覧アプリケーションに登録された場合、カメラアプリケーションによって撮像される画像を画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にする閲覧処理ステップと、を実行する情報処理方法。
【請求項12】
コンピュータに、
アプリケーションの登録を受け付ける第1受付機能と、
前記第1受付機能によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付機能と、
アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、前記第1受付機能によって受け付けるアプリケーションと、前記第2受付機能によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録機能と、
前記登録機能によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御機能と、
前記表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、当該使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化機能と、
前記有効化機能によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理機能と、を実現させ、
前記処理機能は、
複数のアプリケーションのうち、一方のアプリケーションと他方のアプリケーションとで情報の共有を行うための認証を行う認証機能と、
前記認証機能によって認証が行われた場合、情報の共有化の処理として、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う入力処理機能を有し、
前記入力処理機能は、所定の内容に応じて分けた案件毎に、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行わせる情報処理プログラム。
【請求項13】
コンピュータに、
アプリケーションの登録を受け付ける第1受付機能と、
前記第1受付機能によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付機能と、
アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、前記第1受付機能によって受け付けるアプリケーションと、前記第2受付機能によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録機能と、
前記登録機能によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御機能と、
前記表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、当該使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化機能と、
前記有効化機能によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理機能と、を実現させ、
前記処理機能は、
複数のアプリケーションとしてカメラアプリケーション及び画像閲覧アプリケーションとを備える場合、カメラアプリケーションを画像閲覧アプリケーションに登録する登録機能と、
前記登録機能によってカメラアプリケーションが画像閲覧アプリケーションに登録された場合、カメラアプリケーションによって撮像される画像を画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にする閲覧処理機能と、を実現させる情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザが商品を販売する場合、その商品の画像及び値段等をウェブサイトに登録すると、そのウェブサイトに商品の画像及び値段が表示され、第三者からその商品の購入希望を受け付ける販売システムが存在する。
特許文献1に記載される情報処理装置は、ユーザが使用するユーザ端末からJANコード等の商品識別情報を受け付けると、商品識別情報に基づいて商品に関する商品情報を特定してユーザ端末に送信する。情報処理装置は、商品情報を利用してユーザが販売する商品の画像等が特定される場合、特定される内容を表示するよう制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2021-144534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザは、商品としてアプリケーション及びプログラム(以下、まとめて「アプリケーション」という)を、ウェブサイトを介して第三者に提供を希望する場合もある。ところで、第三者は、類似する分野(例えば、工事等)で利用する複数のアプリケーションでは同一の情報を複数のアプリケーション間で共有したいと希望することがある。しかしながら、従来では、1つのウェブサイトから提供される複数のアプリケーションの間では、情報の共有化、すなわち、情報の連携が行われていなかった。
【0005】
本開示は、複数のアプリケーション間で情報の連携を行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の情報処理装置は、アプリケーションを受け付ける第1受付部と、第1受付部によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付部と、アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、第1受付部によって受け付けるアプリケーションと、第2受付部によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録部と、登録部によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御部と、表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、その使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化部と、有効化部によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
一態様によれば、ポータルサイトにアプリケーションと説明文とを対応付けて登録し、そのポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させ、その使用要求ボタンが操作されると、その使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化し、有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行うので、複数のアプリケーション間で情報の連携を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】一実施形態に係る情報処理装置について説明するための図である。
図2】一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
図3】アプリケーションに対応する説明文と使用要求ボタンの一例について説明するための図である。
図4】情報の共有化の一例について説明するための第1の図である。
図5】情報の共有化の一例について説明するための第2の図である。
図6】一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
図7】画面の一例について説明するための第1の図である。
図8】画面の一例について説明するための第2の図である。
図9】一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態について説明する。
【0010】
[情報処理装置1の概要]
まず、一実施形態に係る情報処理装置1の概要について説明する。
【0011】
情報処理装置は、例えば、プラットフォームサービスを提供するサーバ等として構成されてもよい。ここで、プラットフォームサービスは、例えば、そのサービスを提供する提供者による種々の基本サービス(一例として、建設会社や工務店向けの施工管理サービスがある。)と、アプリケーションを提供するアプリマーケット(ポータルサイト)とを含んでいてもよい。情報処理装置は、例えば、複数のアプリケーションの提供者が使用する提供者端末、及び、プラットフォームサービスを介してアプリケーションの提供を受ける(アプリケーションを利用する)利用者が使用する利用者端末それぞれとの間で通信が可能である。
提供者端末は、例えば、アプリケーションの開発等に利用される端末、及び、開発されたアプリケーションを情報処理装置(プラットフォームサービス)に登録する端末等を備えてもよい。
利用者端末は、例えば、アプリケーションを使用する端末等を備えてもよい。利用者端末は、例えば、種々の形態でアプリケーションを使用することが可能である。利用者端末は、例えば、情報処理装置からアプリケーションをダウンロードして使用する形態であってもよく、情報処理装置上に記憶されるアプリケーションを使用する形態等であってもよい。
【0012】
図1は、一実施形態に係る情報処理装置1について説明するための図である。なお、図1では、「アプリケーション」を「アプリ」と記載している。
【0013】
情報処理装置1は、例えば、アプリケーションをポータルサイトに登録することが可能なアプリケーション登録装置等として構成されてもよい。また、情報処理装置1は、例えば、ポータルサイトに登録されるアプリケーションをユーザに利用させることが可能なアプリケーション利用装置等として構成されてもよい。また、情報処理装置1は、例えば、ユーザによって利用される複数のアプリケーションの間で情報を共有することが可能な情報共有装置等として構成されてもよい。また、情報処理装置1は、例えば、ウェブサーバ等であってもよい。
【0014】
情報処理装置1は、例えば、サーバ、デスクトップ、ラップトップ及びタブレット等のコンピュータであってもよい。
情報処理装置1は、例えば、1又は複数のユーザ端末100(100A,100B)と通信をすることが可能である。ユーザ端末100は、情報処理装置1のユーザが使用する端末であってもよい。
【0015】
情報処理装置1は、例えば、ユーザが開発し又は販売するアプリケーションを他のユーザに提供したい場合、そのユーザが使用するユーザ端末100(100A)から、アプリケーションとそのアプリケーションの説明文等を受け付ける。情報処理装置1は、アプリケーション及び説明文を受け付けると、それらを互いに対応付けてデータベースに登録し、ポータルサイト200にアプリケーションに関する情報と説明文とを表示することが可能になる。情報処理装置1は、複数のアプリケーション及び説明文をポータルサイト200に登録することが可能である。ポータルサイト200は、例えば、通信ネットワーク上で公開されるウェブサイト等であってもよい。
【0016】
情報処理装置1は、例えば、ポータルサイト200に登録される1又は複数のアプリケーションについて他のユーザ(アプリケーションを利用するユーザ)が使用を希望する場合、他のユーザが使用するユーザ端末100(100B)からアプリケーションの選択を受け付ける。情報処理装置1は、選択されるアプリケーションの説明文等をユーザ端末100(100B)に表示させ、他のユーザがそのアプリケーションの使用を希望する場合には、そのアプリケーションを他のユーザが使用できるように有効化する。
情報処理装置1は、例えば、他のユーザが複数のアプリケーションを使用する場合、複数のアプリケーションそれぞれで同一の情報の利用できるように、情報の共有化を行う。
【0017】
[情報処理装置1の詳細]
次に、一実施形態に係る情報処理装置1の詳細について説明する。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置1について説明するためのブロック図である。
図3は、アプリケーションに対応する説明文と使用要求ボタンの一例について説明するための図である。
【0018】
図2に示すように、情報処理装置1は、例えば、通信部21、記憶部22、表示部23及び制御部11等を備える。制御部11は、例えば、第1受付部12、第2受付部13、表示制御部14、有効化部15及び処理部16等を備える。処理部16は、例えば、認証部161、入力処理部162、登録部163及び閲覧処理部164等を備える。制御部11は、例えば、情報処理装置1の演算処理装置等によって構成されてもよい。制御部11(例えば、演算処理装置等)は、例えば、記憶部22等に記憶される各種プログラム等を適宜読み出して実行することにより、各部(例えば、第1受付部12、第2受付部13、表示制御部14、有効化部15、処理部16、認証部161、入力処理部162、登録部163及び閲覧処理部164等)の機能を実現してもよい。
【0019】
通信部21は、例えば、情報処理装置1の外部にある装置(外部装置)等との間で種々の情報の送受信が可能である。外部装置は、例えば、ユーザ端末100等であってもよい。
【0020】
記憶部22は、例えば、種々の情報及びプログラムを記憶してもよい。記憶部22の一例は、メモリ、ソリッドステートドライブ及びハードディスクドライブ等であってもよい。
記憶部22は、例えば、後述するように、複数のアプリケーションのうち、少なくとも1つのアプリケーションで入力された情報を記憶してもよい。
【0021】
表示部23は、例えば、種々の文字、記号及び画像等を表示することが可能である。
【0022】
第1受付部12は、アプリケーションを受け付ける。すなわち、第1受付部12は、例えば、通信部21を介して、ユーザ端末100から送信されるアプリケーションは受け付ける。アプリケーションは、例えば、「ソフトウェア」と言われる場合がある。アプリケーションは、種々の機能をユーザに提供可能なものであってもよい。具体的な一例として、アプリケーションは、工事管理アプリケーション及びスケジュール管理アプリケーション等を始めとする種々のアプリケーションであってもよい。第1受付部12は、例えば、アプリケーションを受け付けると、そのアプリケーションを記憶部22に記憶してもよい。
【0023】
第2受付部13は、第1受付部12によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける。すなわち、第2受付部13は、例えば、通信部21を介して、ユーザ端末100から送信される説明文を受け付ける。説明文は、アプリケーションの概要及び注意等を始めとするアプリケーションを説明するための種々の文(文章)等であってもよい。第2受付部13は、例えば、説明文を受け付けると、その説明文を記憶部22に記憶してもよい。
【0024】
この場合、第2受付部13は、例えば、ユーザ端末100からアプリケーションと説明文とが対応付けて送信される際には、説明文を、第1受付部12によって受け付けるアプリケーションと対応付けて受け付けるようにしてもよい。又は、第2受付部13は、例えば、説明文を受け付けた後に、その説明文と、第1受付部12によって受け付けるアプリケーションとを対応付けてもよい。
一例として、第1受付部12及び第2受付部13は、アプリケーションと説明文とを対応付けて記憶部22に記憶してもよい。
第1受付部12及び第2受付部13は、例えば、1つにまとめて「受付部」を構成してもよい。
【0025】
登録部163は、アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、第1受付部12によって受け付けるアプリケーションと、第2受付部13によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する。すなわち、登録部163は、例えば、通信ネットワーク上で公開されるポータルサイトに、アプリケーション及び説明文を対応付けて登録する。ポータルサイトは、例えば、ウェブサイト等であってもよい。登録部163は、例えば、通信ネットワークを介してユーザ端末100がポータルサイトにアクセスした場合、ユーザ端末100によって1つのアプリケーションが選択されると、そのアプリケーションの説明文が表示されるようにポータルサイトを構成してもよい。
一例として、第1受付部12又は第2受付部13によってアプリケーション及び説明文と共に、アプリケーションのアイコン等を受け付けている場合には、登録部163は、ポータルサイトにアイコン及びアプリケーションの名称等を表示するようにそのポータルサイトを構成してもよい。この場合、登録部163は、例えば、1つのアイコンが選択されると、そのアイコンに対応する説明文及びアプリケーションの利用を申し込むボタン(使用要求ボタン)等を表示するようにポータルサイトを構成してもよい。登録部163は、例えば、ポータルサイトに関する情報を記憶部22に記憶してもよい。
【0026】
上述した一例のように登録部163によってポータルサイトが構成された場合、通信ネットワークを介してユーザ端末100がポータルサイトにアクセスした場合、表示制御部14は、ユーザ端末100の端末表示部101にポータルサイトを表示するように制御してもよい。すなわち、表示制御部14は、例えば、通信部21を介して、ポータルサイトに関する情報をユーザ端末100に送信してもよい。この場合、表示制御部14は、登録部163によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文201と使用要求ボタン202を表示部23(端末表示部101)に表示させる(図3参照)。すなわち、表示制御部14は、上述した一例のように登録部163によってポータルサイトが構成された場合、1つのアプリケーション(例えば、アイコン等)がユーザ端末100によって選択されると、選択されたアイコンに対応する説明文201及びアプリケーションの利用を申し込むボタン(使用要求ボタン202)等の表示に関する情報をユーザ端末100に送信してもよい。
【0027】
上述した一例のように表示部23(ユーザ端末100の端末表示部101)に説明文及び使用要求ボタンが表示される場合、アプリケーションの利用を申し込む使用要求ボタンが操作されると、有効化部15は、操作された使用要求ボタンに対応するアプリケーションをユーザ端末100で利用できるように、アプリケーションを有効化する。すなわち、有効化部15は、表示部23(端末表示部101)に表示される使用要求ボタンが操作されると、その使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する。換言すると、有効化部15は、操作された使用要求ボタンに対応するアプリケーションをユーザ端末100で使用できるようにする。また、一例として、有効化部15は、表示部23(端末表示部101)に表示される使用要求ボタンが操作されると、上述したプラットフォームに含まれる機能で利用が制限されていた機能を、有効化してもよい。
有効化部15は、例えば、アプリケーションが記憶部22に記憶され、通信ネットワーク及び情報処理装置1を介してユーザ端末100からアプリケーションを利用できるようにする場合(一例として、クラウド上で利用する場合等)には、そのユーザ端末100(又は、ユーザ)の識別情報をアプリケーションに対応付けて記憶部22に記憶することにより、そのアプリケーションをユーザ端末100で利用できるようにしてもよい。
又は、有効化部15は、例えば、アプリケーションをユーザ端末100にダウンロードして使用する場合には、アプリケーションをユーザ端末100にダウンロードを行うことができるように設定してもよい。すなわち、有効化部15は、例えば、ユーザ端末100(又は、ユーザ)の識別情報をアプリケーションに対応付けて記憶部22に記憶することにより、そのアプリケーションをユーザ端末100にダウンロードをできるようにしてもよい。
識別情報は、例えば、ユーザID等であってもよい。識別情報は、例えば、ユーザ端末100によって入力されるそのユーザ端末100(又は、ユーザ)毎の種々の内容(例えば、文字、数字及び記号等)であってもよく、情報処理装置1によってユーザ端末100(又は、ユーザ)毎に自動的に付与される内容(例えば、文字、数字及び記号等)であってもよい。
【0028】
処理部16は、有効化部15によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う。処理部16は、例えば、1つのアプリケーションで利用される情報を他の1又は複数のアプリケーションで利用できるように情報の共有化を行う。この場合、処理部16は、例えば、1つのユーザ端末100(又は、ユーザ)の識別情報に紐づく複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行ってもよい。共有可能な内容は、例えば、ユーザの属性情報(一例として、氏名、名称、性別、年齢、住所及び電話番号等)であってもよく、工事の案件(工事の名称、工事に利用される図書(図面)、工事期間、工事の内容等を始めとする工事を管理する種々の内容)に関する情報等を始めとする種々の情報であってもよい。
具体的な一例として、処理部16は、1つのアプリケーションで入力された(登録された)情報を取得し、取得した内容を他のアプリケーションに入力する(登録する)ことにより、情報の共有化を行ってもよい。
処理部16は、例えば、ユーザ端末100によって選択された特定の複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行ってもよい。
【0029】
なお、処理部16は、複数のアプリケーションで情報が共有化された結果、すなわち、他のアプリケーションに情報が入力された状態を表示部23に表示してもよく、ユーザ端末100の端末表示部101に表示してもよい。
【0030】
また、処理部16は、上述した一例に加えて、情報の共有化として、例えば、有効化された複数のアプリケーションそれぞれの画面において、他のアプリケーションを起動させるアイコンを表示してもよい。すなわち、処理部16は、例えば、有効化された複数のアプリケーションのうち1つのアプリケーションの画面に、有効化された他の1又は複数のアプリケーションを起動させるアイコンを表示してもよい。換言すると、情報処理装置1は、ユーザ端末100において1つのアプリケーションを操作可能な場合に、そのアプリケーションの画面に表示されるアイコンが操作されると、そのアイコンに対応付けられるアプリケーションをユーザ端末100で操作できるように起動してもよい。この場合さらに、処理部16は、1つのアプリケーションに入力された情報を、アイコンが操作されることにより起動される他のアプリケーションに入力することにより、情報の共有化を行ってもよい。
【0031】
次に、上述した処理部16について詳細に説明する。
処理部16は、例えば、認証部161及び入力処理部162等を備えてもよい。
【0032】
認証部161は、複数のアプリケーションのうち、一方のアプリケーションと他方のアプリケーションとで情報の共有を行うための認証を行ってもよい。
ユーザ端末100は、例えば、1つのアプリケーションで情報を入力すると、その内容を他の1又は複数のアプリケーションで入力するように、情報処理装置1に対して認証を要求する情報(認証要求情報)を送信してもよい。ユーザ端末100は、例えば、認証要求情報に識別情報を含ませてもよい。
認証部161は、例えば、通信部21を介してユーザ端末100から認証要求情報を受け付けると認証を行う。一例として、認証部161は、認証要求情報に含まれる識別情報に基づいて、識別情報に紐づくアプリケーションを特定してもよい。
【0033】
入力処理部162は、認証部161によって認証が行われた場合、情報の共有化の処理として、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行ってもよい。すなわち、入力処理部162は、例えば、上述したように認証部161で認証が行われると、1つのアプリケーションで入力された内容を取得し、その取得した内容を上述した認証によって特定されるアプリケーションに入力する(登録する)処理を行う。
【0034】
なお、上述した一例では、1つのアプリケーションで情報が入力された後に、認証部161によって認証が行われ、その後、他のアプリケーションにその情報を入力する処理を説明した。
しかしながら、処理は、その一例に限定されることはない。すなわち、まず、ユーザ端末100が情報処理装置1に対して認証要求情報を送信して認証部161において認証が行われた後、ユーザ端末100によって1つのアプリケーションに情報が入力されると、入力処理部162は、その情報を取得して、他のアプリケーションに入力してもよい。
【0035】
図4は、情報の共有化の一例について説明するための第1の図である。
【0036】
入力処理部162は、所定の内容に応じて分けた案件毎に、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行ってもよい(図4参照)。入力処理部162は、例えば、ユーザ端末100において1つのアプリケーションに案件毎に入力された情報を、案件毎にわけて、他のアプリケーションに情報を入力してもよい。この場合、入力処理部162は、例えば、ユーザ端末100によって選択された案件の情報を、他のアプリケーションに入力してもよい。案件は、例えば、工事の案件等を始めとする、ユーザ端末100によって分類される項目であってもよい。
【0037】
入力処理部162は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた図書に関する図書情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行ってもよい(図4参照)。図書は、例えば、工事の図面等を始めとする種々の書類であってもよい。この場合、入力処理部162は、例えば、案件毎にそれぞれ複数の図書が有る場合、1つの案件につき全ての図書又はユーザ端末100によって選択した図書を他方のアプリケーションに入力してもよい。また、入力処理部162は、例えば、複数の案件が有る場合、複数の案件全て又はユーザ端末100によって選択される案件に対応する図書を、他方のアプリケーションに入力してもよい。
【0038】
入力処理部162は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた検査に関する検査結果情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行ってもよい(図4参照)。検査は、例えば、工事で行われる検査等を始めとする種々の検査であってもよい。入力処理部162は、例えば、上述した図書の場合と同様に、1つの案件につき1又は複数の検査結果情報がある場合、1つの案件につき全ての検査結果情報又はユーザ端末100によって選択される検査結果情報を、他方のアプリケーションに入力してもよい。また、入力処理部162は、例えば、上述した図書の場合と同様に、複数の案件が有る場合、複数全ての案件又はユーザ端末100によって選択される案件に対応する検査結果情報を、他方のアプリケーションに入力してもよい。
【0039】
入力処理部162は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた期限管理に関する期限管理情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行ってもよい(図4参照)。期限管理は、例えば、工事の工程管理及び工程の期限等を始めとする種々の期限を管理する内容であってもよい。入力処理部162は、例えば、上述した図書及び検査結果情報の場合と同様に、1つの案件につき1又は複数の期限管理情報がある場合、1つの案件につき全ての期限管理情報又はユーザ端末100によって選択される期限管理情報を、他方のアプリケーションに入力してもよい。また、入力処理部162は、例えば、上述した図書及び検査結果情報の場合と同様に、複数の案件が有る場合、複数全ての案件又はユーザ端末100によって選択される案件に対応する期限管理情報を、他方のアプリケーションに入力してもよい。
【0040】
また、上述した入力処理部162(処理部16)は、例えば、一方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報を記憶部22に記憶してもよい。この場合、入力処理部162(処理部16)は、例えば、一方のアプケーションのユーザ(又は、ユーザ端末100等)に紐づく記憶部22の記憶領域に、一方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報を記憶してもよい。又は、入力処理部162(処理部16)は、例えば、一方のアプケーションのユーザ(又は、ユーザ端末100等)と、一方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報とを対応付けて記憶部22に記憶してもよい。
処理部16は、記憶部22に記憶される情報をアプリケーションで利用可能であってもよい。すなわち、入力処理部162(処理部16)は、例えば、上述したように、一方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報を記憶部22に記憶する場合、他方のアプリケーションを介して記憶部22に記憶する1又は複数の情報にアクセスし、他方のアプリケーションから1又は複数の情報を利用できるようになっていてもよい。上述した、一方のアプリケーションと他方のアプリケーションとは、例えば、同一のユーザ等が使用するアプリケーションであってもよい。
【0041】
なお、入力処理部162(処理部16)は、例えば、上述したように、一方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報を記憶部22に記憶する場合、一方のアプリケーションのユーザが許可をした異なるユーザが使用する他方のアプリケーションから1又は複数の情報を利用できるようになっていてもよい。この場合、入力処理部162(処理部16)は、例えば、一方のアプリケーションのユーザによって選択された情報を、異なるユーザが使用する他方のアプリケーションから利用できるようになっていてもよい。
【0042】
また、入力処理部162(処理部16)は、第1のユーザ端末100で利用可能な一方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報が記憶部22に記憶される場合、第1のユーザ端末100とは異なる第2のユーザ端末100で利用可能なアプリケーション(一方のアプリケーションと同一又は異なるアプリケーション)で利用可能になっていてもよい。
【0043】
また、入力処理部162(処理部16)は、例えば、第1のユーザ端末100で利用可能な一方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報を記憶する記憶部22(第1の記憶部A)と、第1のユーザ端末100で利用可能な他方のアプリケーションで入力された1又は複数の情報を記憶する記憶部22(第2の記憶部B)とが有る場合、一方のアプリケーションから記憶部22(他方の記憶部B)に記憶する情報を利用可能になっていてもよい。同様に、入力処理部162(処理部16)は、例えば、他方のアプリケーションから記憶部22(一方の記憶部A)に記憶する情報を利用可能になっていてもよい。この場合一例として、一方のアプリケーションと他方のアプリケーションとは、共通の表示機能等を備えてもよい。入力処理部(処理部)は、例えば、一方のアプリケーションが記憶部22(他方の記憶部B)にアクセスする許可を設定し、他方のアプリケーションが記憶部22(一方の記憶部A)にアクセスする許可を設定してもよい。
【0044】
図5は、情報の共有化の一例について説明するための第2の図である。
また、処理部16は、例えば、登録部163及び閲覧処理部164等を備えてもよい。
【0045】
登録部163は、複数のアプリケーションとしてカメラアプリケーション及び画像閲覧アプリケーションとを備える場合、カメラアプリケーションを画像閲覧アプリケーションに登録してもよい。
カメラアプリケーションは、例えば、カメラ(図示せず)によって撮像して画像情報を生成するアプリケーション、又は、カメラによって撮像された画像を表示するアプリケーションであってもよい。カメラアプリケーションは、1又は複数のカメラによって撮像を行い、又は、1又は複数のカメラによって撮像されるそれぞれの画像を表示可能であってもよい。カメラアプリケーションは、1つであってもよく、複数であってもよい。カメラアプリケーションは、例えば、静止画及び動画等を表示することができ、またライブ映像(画像)及び過去の映像(画像)を表示することができてもよい。
画像閲覧アプリケーションは、例えば、1又は複数のカメラアプリケーションで表示される映像(画像)をそれぞれ表示することが可能である。画像閲覧アプリケーションは、例えば、カメラアプリケーションが複数有る場合、複数のカメラアプリケーションによる映像(画像)を一画面で表示できるように、複数の映像(画像)を並べて表示してもよい(図5参照)。
【0046】
登録部163は、例えば、ユーザ端末100によって選択されたカメラアプリケーションを、1つの画像閲覧アプリケーションに登録する。すなわち、登録部163は、カメラアプリケーションで得られる画像情報を画像閲覧アプリケーションで表示できるように、カメラアプリケーションと画像閲覧アプリケーションとの間で画像情報の共有化を行う。すなわち、登録部163は、例えば、1又は複数のカメラアプリケーションと、1つの画像閲覧アプリケーションとを対応付けてもよい。換言すると、登録部163は、1又は複数のカメラアプリケーションを1つの画像閲覧アプリケーションに登録することが可能であってもよい。
【0047】
閲覧処理部164は、例えば、上述した画像閲覧アプリケーションの表示を制御してもよい。すなわち、閲覧処理部164は、登録部163によってカメラアプリケーションが画像閲覧アプリケーションに登録された場合、カメラアプリケーションによって撮像される画像を画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にしてもよい。すなわち一例として、閲覧処理部164は、登録部163によって1又は複数のカメラアプリケーションを1つの画像閲覧アプリケーションに登録すると、換言すると、1又は複数のカメラアプリケーションと、1つの画像閲覧アプリケーションとを対応付けると、カメラアプリケーションで得られる画像情報を画像閲覧アプリケーションで表示できるようにする。この場合、閲覧処理部164は、1又は複数のカメラアプリケーションを利用して得られる映像(画像)(又は、カメラアプリケーションで撮像される映像(画像)等)を同時に画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にしてもよい。
【0048】
なお、上述した登録部163は、画像閲覧アプリケーションとして、通信ネットワークを介してテレビ会議を行うことが可能な会議アプリケーションに、カメラアプリケーションを登録してもよい。会議アプリケーションは、例えば、カメラアプリケーションによって撮像される自身の映像(画像)と、他のカメラアプリケーションによって撮像される相手の映像(画像)とを表示し、相手の音声を出力することができるアプリケーションで会ってもよい。
【0049】
[情報処理方法]
次に、一実施形態に係る情報処理方法について説明する。
【0050】
まず、一実施形態の情報処理方法における全体の処理の流れについて説明する。
図6は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
図7~8は、画面の一例について説明するための第1~2の図である。
【0051】
ステップST101において、第1受付部12は、アプリケーションを受け付ける。第1受付部12は、例えば、ユーザ端末100(例えば、提供者端末等)からアプリケーションを受け付けてもよい。
【0052】
ステップST102において、第2受付部13は、ステップST101で受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける。第2受付部13は、例えば、ユーザ端末100(例えば、提供者端末等)から説明文を受け付けてもよい。
【0053】
ステップST103において、登録部163は、アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、ステップST101で受け付けるアプリケーションと、ステップST102で受け付ける説明文とを対応付けて登録する。一例として、登録部163は、アプリケーション及び説明文を受け付けると、それらを互いに対応付けてデータベース(記憶部22等)に記憶し、ポータルサイト200にアプリケーションに関する情報と説明文とを表示可能なように設定してもよい。
【0054】
ステップST104において、表示制御部14は、ステップST103でポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部23(端末表示部101)に表示する。
表示制御部14は、図7に一例を示すような複数のアプリケーションの一覧画面を表示部23(端末表示部101)に表示し、ユーザ端末100等における操作に基づいて一覧画面の中から1つのアプリケーションが選択されると、選択されたアプリケーションの説明文及び使用要求ボタン等を表示部23(端末表示部101)に表示する。ここで、表示制御部14は、例えば、1つのアプリケーションが選択された後の画面として、図8に例示するようないずれかの画面を表示部23(端末表示部101)に表示してもよい。アプリケーションの具体例としては、図面や画像データを管理するためのアプリケーション、帳簿を管理するアプリケーション及び業務プロセスを管理するためのアプリケーションなどがあるが、これに限られるものではない。
【0055】
ステップST105において、有効化部15は、ステップST104で表示部23(端末表示部101)に表示される使用要求ボタンが操作されると、その使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する。有効化部15は、例えば、有効化として、上述したプラットフォームサービス上でアプリケーションを使用可能なように設定する。
【0056】
ステップST106において、処理部16は、ステップST105で有効化される複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う。
ここで、情報の共有化の一例として、情報処理装置1は、アプリケーション登録時にアプリケーションの種別の情報を受け付けてもよい。この場合、情報処理装置1は、アプリケーションの種別の対応情報から、情報の共有化についてのテンプレートを保持していてもよい。対応情報は、1つのアプリケーションと、他の1又は複数のアプリケーションとを対応付けた情報であってもよい。また、対応情報は、例えば、1つのアプリケーションの種別と、他の1又は複数のアプリケーションそれぞれの種別とを対応付けた情報であってもよい。情報処理装置1は、例えば、ユーザで新規のアプリケーションが有効化された場合、既に有効化されている他のアプリケーションとの間での共有化の処理として、対応情報を参照し、他のアプリケーションと新規のアプリケーションとの種別に従ったテンプレートに応じて情報の共有化を行えるように処理してもよい。
具体的な一例として、処理部16は、1つのアプリケーションで利用される情報を他の1又は複数のアプリケーションで利用できるように情報の共有化を行う。すなわち、処理部16は、例えば、1つのユーザ端末100(又は、ユーザ)に対応して有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行ってもよい。すなわち、処理部16は、例えば、既に有効化された複数のアプリケーションのうち1つのアプリケーションで情報が登録されると、その情報を記憶部22に記憶してもよい。この場合、処理部16は、記憶部22に記憶される情報についてユーザ端末100(又はユーザ)の識別情報と対応付けることにより、その情報をその識別情報で利用可能な他のアプリケーションで利用できるようにしてもよい。共有可能な内容は、例えば、ユーザの属性情報(一例として、氏名、名称、性別、年齢、住所及び電話番号等)であってもよく、工事の案件(工事の名称、工事に利用される図書(図面)、工事期間、工事の内容等を始めとする工事を管理する種々の内容)に関する情報等を始めとする種々の情報であってもよい。
【0057】
次に、一実施形態の情報処理方法における、情報の共有化を行う際の処理の流れの一例について説明する。
図9は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのタイミングチャートである。
【0058】
ステップST201において、ユーザ端末100は、情報の共有化についての認証を要求するための認証要求情報を情報処理装置1に送信する。認証要求情報には、例えば、ユーザ端末100(又は、ユーザ)を識別するための識別情報が含まれてもよい。識別情報は、例えば、上述したステップST105でアプリケーションの有効化を行う際に利用される情報等であってもよい。
【0059】
ステップST202において、情報処理装置1は、ステップST201で送信される認証要求情報を受け付けると、認証に関する処理を行う。情報処理装置1は、例えば、認証要求情報に含まれる識別情報に基づいて認証を行ってもよい。情報処理装置1は、認証の結果をユーザ端末100に送信する。
【0060】
ステップST203において、情報処理装置1は、ステップST202で認証が行われると、識別情報に紐づく1又は複数のアプリケーションを関連付ける。
【0061】
ステップST204において、ユーザ端末100は、1つのアプリケーションに情報を入力すると、その情報を情報処理装置1に送信する。
【0062】
ステップST205において、情報処理装置1は、ステップST204で送信される情報を受け付けると、ステップST203で関連付けられるアプリケーション、すなわちステップST204で情報が入力された1つのアプリケーションとは異なる他のアプリケーションに、受け付けた情報を入力する処理を行う。
【0063】
なお、上述したステップST201~ステップST205は情報の共有化を行う際の処理の一例であり、これ以外の処理により情報の共有化が行われてもよい。
【0064】
上述した情報処理装置1の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置1の第1受付部12、第2受付部13、表示制御部14、有効化部15、処理部16、認証部161、入力処理部162、登録部163及び閲覧処理部164(制御部11)は、コンピュータの演算処理装置等による第1受付機能、第2受付機能、表示制御機能、有効化機能、処理機能、認証機能、入力処理機能、登録機能及び閲覧処理機能(制御機能)としてそれぞれ実現されてもよい。
情報処理プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。情報処理プログラムは、例えば、メモリ、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されていてもよい。
また、上述したように、情報処理装置1の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されてもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、情報処理装置1の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置1の第1受付部12、第2受付部13、表示制御部14、有効化部15、処理部16、認証部161、入力処理部162、登録部163及び閲覧処理部164(制御部11)は、コンピュータの演算処理装置等を構成する第1受付回路、第2受付回路、表示制御回路、有効化回路、処理回路、認証回路、入力処理回路、登録回路及び閲覧処理回路(制御回路)として実現されてもよい。
また、情報処理装置1の通信部21、記憶部22及び表示部23は、例えば、演算処理装置等の機能を含む通信機能、記憶機能及び表示機能として実現されもよい。また、情報処理装置1の通信部21、記憶部22及び表示部23は、例えば、集積回路等によって構成されることにより通信回路、記憶回路及び表示回路として実現されてもよい。また、情報処理装置1の通信部21、記憶部22及び表示部23は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより通信装置、記憶装置及び表示装置として構成されてもよい。
【0065】
情報処理装置1は、上述した複数の各部のうち1又は任意の複数を組み合わせることが可能である。
本開示では、「情報」の文言を使用しているが、「情報」の文言は「データ」と言い換えることができ、「データ」の文言は「情報」と言い換えることができる。
【0066】
[本実施形態の態様及び効果]
次に、本実施形態の一態様及び各態様が奏する効果について説明する。なお、本実施形態は以下に記載する各態様に限定されることはなく、上述した各部を適宜組み合わせて実現されてもよい。また、以下に記載する効果は一例であり、各態様が奏する効果は以下に記載するものに限定されることはない。
【0067】
(態様1)
一態様の情報処理装置は、アプリケーションを受け付ける第1受付部と、第1受付部によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付部と、アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、第1受付部によって受け付けるアプリケーションと、第2受付部によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録部と、登録部によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御部と、表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、その使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化部と、有効化部によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理部と、を備える。
これにより、情報処理装置は、複数のアプリケーション間で情報の連携を行うことができる。情報処理装置は、複数のアプリケーションの間で情報を共有できることにより、同一の情報をアプリケーション毎にそれぞれ入力する手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0068】
(態様2)
一態様の情報処理装置では、処理部は、複数のアプリケーションのうち、一方のアプリケーションと他方のアプリケーションとで情報の共有を行うための認証を行う認証部と、認証部によって認証が行われた場合、情報の共有化の処理として、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行う入力処理部と、を備えてもよい。
これにより、情報処理装置は、情報を共有する際に認証を行うので、情報の安全性を確保することができる。
【0069】
(態様3)
一態様の情報処理装置では、入力処理部は、所定の内容に応じて分けた案件毎に、一方のアプリケーションで入力された情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置は、一方のアプリケーションにおいて案件毎にまとめられている情報を、他方のアプリケーションでも案件毎にまとめて引き継ぐことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0070】
(態様4)
一態様の情報処理装置では、入力処理部は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた図書に関する図書情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置は、案件毎に利用される図書を、1つの案件につきまとめて又は選択した図書を他方のアプリケーションに引き継ぐことができる。
【0071】
(態様5)
一態様の情報処理装置では、入力処理部は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた検査に関する検査結果情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置は、案件毎に利用される検査結果情報を、1つの案件につきまとめて又は選択した図書を他方のアプリケーションに引き継ぐことができる。
【0072】
(態様6)
一態様の情報処理装置では、入力処理部は、一方のアプリケーションで入力された、案件に応じた期限管理に関する期限管理情報を、他方のアプリケーションに入力する処理を行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置は、案件毎に利用される期限管理情報を、1つの案件につきまとめて又は選択した図書を他方のアプリケーションに引き継ぐことができる。
【0073】
(態様7)
一態様の情報処理装置は、複数のアプリケーションのうち、少なくとも1つのアプリケーションで入力された情報を記憶する記憶部を備え、処理部は、記憶部に記憶される情報をアプリケーションで利用可能にすることとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、有効化された複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションで入力された情報を、他のアプリケーション等で利用することができ、情報の共有を行うことができる。
【0074】
(態様8)
一態様の情報処理装置は、複数のアプリケーションそれぞれで入力された情報を記憶する、複数のアプリケーションそれぞれに対応する記憶部を備え、処理部は、複数のアプリケーションのうち一方のアプリケーションで入力された情報を記憶する一方の記憶部に対して他方のアプリケーションからアクセスし、他方のアプリケーションによって一方の記憶部に記憶する情報を利用可能にすることとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、有効化された複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションで入力された情報を、他のアプリケーション等で利用することができ、情報の共有を行うことができる。
【0075】
(態様9)
一態様の情報処理装置では、処理部は、複数のアプリケーションとしてカメラアプリケーション及び画像閲覧アプリケーションとを備える場合、カメラアプリケーションを画像閲覧アプリケーションに登録する登録部と、登録部によってカメラアプリケーションが画像閲覧アプリケーションに登録された場合、カメラアプリケーションによって撮像される画像を画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にする閲覧処理部と、を備えることとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、カメラアプリケーションで取得される映像(画像)を、画像閲覧アプリケーションに表示させることができる。
【0076】
(態様10)
一態様の情報処理装置では、登録部は、1又は複数のカメラアプリケーションを1つの画像閲覧アプリケーションに登録することが可能であり、閲覧処理部は、1又は複数のカメラアプリケーションで撮像される画像を同時に画像閲覧アプリケーションで表示させることを可能にすることとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、画像閲覧アプリケーションに1又は複数の映像(画像)を並べて同時に表示することができる。情報処理装置は、例えば、所定の場所を監視する場合などに容易に映像(画像)の閲覧の設定(登録)を行うことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0077】
(態様11)
一態様の情報処理装置では、登録部は、画像閲覧アプリケーションとして、通信ネットワークを介してテレビ会議を行うことが可能な会議アプリケーションに、カメラアプリケーションを登録することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、テレビ会議を行う際の映像(画像)の登録を容易に行うことができる。
【0078】
(態様12)
一態様の情報処理方法では、コンピュータが、アプリケーションの登録を受け付ける第1受付ステップと、第1受付ステップによって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付ステップと、アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、第1受付ステップによって受け付けるアプリケーションと、第2受付ステップによって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録ステップと、登録ステップによってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御ステップと、表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、その使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化ステップと、有効化ステップによって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理ステップと、を実行する。
これにより、情報処理方法は、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
【0079】
(態様13)
一態様の情報処理プログラムは、コンピュータに、アプリケーションの登録を受け付ける第1受付機能と、第1受付機能によって受け付けるアプリケーションに関する説明文を受け付ける第2受付機能と、アプリケーションの提供に関するポータルサイトに、第1受付機能によって受け付けるアプリケーションと、第2受付機能によって受け付ける説明文とを対応付けて登録する登録機能と、登録機能によってポータルサイトに登録される複数のアプリケーションのうち1つが選択されると、選択されるアプリケーションの説明文と使用要求ボタンを表示部に表示させる表示制御機能と、表示部に表示される使用要求ボタンが操作されると、その使用要求ボタンに対応するアプリケーションの使用を有効化する有効化機能と、有効化機能によって有効化された複数のアプリケーションの間で情報の共有化を行う処理機能と、を実現させる。
これにより、情報処理プログラムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
【符号の説明】
【0080】
1 情報処理装置
11 制御部
12 第1受付部
13 第2受付部
14 表示制御部
15 有効化部
16 処理部
161 認証部
162 入力処理部
163 登録部
164 閲覧処理部
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
100 ユーザ端末
101 端末表示部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9