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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-10
(45)【発行日】2024-05-20
(54)【発明の名称】固体撮像素子
(51)【国際特許分類】
   H04N 25/70 20230101AFI20240513BHJP
【FI】
H04N25/70
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2022037243
(22)【出願日】2022-03-10
(65)【公開番号】P2022158989
(43)【公開日】2022-10-17
【審査請求日】2022-03-11
(31)【優先権主張番号】63/169,579
(32)【優先日】2021-04-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/405,518
(32)【優先日】2021-08-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】507296388
【氏名又は名称】采▲ぎょく▼科技股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】VisEra Technologies Company Limited
【住所又は居所原語表記】No.12,Dusing Rd.1, Hsinchu Science Park,Hsin-Chu City,Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】110000486
【氏名又は名称】弁理士法人とこしえ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】林 正軒
(72)【発明者】
【氏名】塗 宗儒
(72)【発明者】
【氏名】張 育淇
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 翰林
(72)【発明者】
【氏名】蔡 鴻仁
【審査官】松永 隆志
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-254266(JP,A)
【文献】特開2014-135452(JP,A)
【文献】特開2015-207815(JP,A)
【文献】特開2017-158162(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 23/00-25/79
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一領域、および、第一方向に沿って、前記第一領域に隣接する第二領域を有する固体撮像素子であって、
前記第一領域中に設置される第一ユニットパターン、および、
前記第二領域中に設置されるとともに、前記第一ユニットパターンに対応する第二ユニットパターン、を有し、
前記第一ユニットパターン、および、前記第二ユニットパターンは、それぞれ、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイを有し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第一ユニットパターン中で第一配列を形成し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第二ユニットパターン中で第二配列を形成し、
前記第一配列と前記第二配列は、第一対称軸に対して対称であり、
前記固体撮像素子は、
前記第一方向に垂直である第二方向に沿って、前記第一領域に隣接する第三領域を有し、
前記第三領域中に設置されるとともに、前記第一ユニットパターンに対応する第三ユニットパターンを有し、
前記第三ユニットパターンは、前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイを有し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第三ユニットパターン中で、第三配列を形成し、
前記第一配列と前記第三配列は、前記第一対称軸に垂直である第二対称軸に対して対称であり、
前記固体撮像素子は、
前記第二方向に沿って、前記第二領域に隣接する第四領域を有し、
前記第四領域中に設置されるとともに、前記第二ユニットパターンに対応する第四ユニットパターン、を有し、
前記第四ユニットパターンは、前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイを有し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第四ユニットパターン中で第四配列を形成し、
前記第二配列と前記第四配列は、前記第二対称軸に対して対称であり、
前記第一対称軸に沿う方向は前記第一方向と垂直であり、前記第二対称軸に沿う方向は前記第二方向と垂直であり、
前記第一ユニットパターン及び前記第三ユニットパターンは光源の左側に設置され、
前記第二ユニットパターン及び前記第四ユニットパターンは前記光源の右側に設置され、
前記第一ユニットパターン及び前記第二ユニットパターンは前記光源の上側に設置され、
前記第三ユニットパターン及び前記第四ユニットパターンは前記光源の下側に設置され、
前記第一ユニットパターン、前記第二ユニットパターン、前記第三ユニットパターン、および、前記第四ユニットパターンはそれぞれ、(2n)2 画素アレイであり、前記nは、2以上の整数であり、
前記第一ユニットパターンと前記第二ユニットパターン間に設置される第一挿入画素アレイを有し、
前記第一挿入画素アレイは、前記第一対称軸と重複することを特徴とする固体撮像素子。
【請求項2】
前記ノーマル画素は、少なくとも二個の異なる色を受け入れ、前記ノーマル画素は、赤色カラーフィルター、緑色カラーフィルター、青色カラーフィルター、黄色カラーフィルター、白色カラーフィルター、シアンカラーフィルター、マゼンタカラーフィルター、あるいは、IN/NIRカラーフィルターを有することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
【請求項3】
前記第一挿入画素アレイは、前記第三ユニットパターンと前記第四ユニットパターン間に設置され、
前記第一挿入画素アレイ中のカラムの数量は、前記nであり、
前記第一挿入画素アレイは、前記第一ユニットパターン、および、前記第三ユニットパターンの第一カラム中で表示される色に対応する色を表示することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
【請求項4】
第一領域、および、第一方向に沿って、前記第一領域に隣接する第二領域を有する固体撮像素子であって、
前記第一領域中に設置される第一ユニットパターン、および、
前記第二領域中に設置されるとともに、前記第一ユニットパターンに対応する第二ユニットパターン、を有し、
前記第一ユニットパターン、および、前記第二ユニットパターンは、それぞれ、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイを有し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第一ユニットパターン中で第一配列を形成し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第二ユニットパターン中で第二配列を形成し、
前記第一配列と前記第二配列は、第一対称軸に対して対称であり、
前記固体撮像素子は、
前記第一方向に垂直である第二方向に沿って、前記第一領域に隣接する第三領域を有し、
前記第三領域中に設置されるとともに、前記第一ユニットパターンに対応する第三ユニットパターンを有し、
前記第三ユニットパターンは、前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイを有し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第三ユニットパターン中で、第三配列を形成し、
前記第一配列と前記第三配列は、前記第一対称軸に垂直である第二対称軸に対して対称であり、
前記固体撮像素子は、
前記第二方向に沿って、前記第二領域に隣接する第四領域を有し、
前記第四領域中に設置されるとともに、前記第二ユニットパターンに対応する第四ユニットパターン、を有し、
前記第四ユニットパターンは、前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイを有し、
前記ノーマル画素、および、前記自動焦点画素アレイは、前記第四ユニットパターン中で第四配列を形成し、
前記第二配列と前記第四配列は、前記第二対称軸に対して対称であり、
前記第一対称軸に沿う方向は前記第一方向と垂直であり、前記第二対称軸に沿う方向は前記第二方向と垂直であり、
前記第一ユニットパターン及び前記第三ユニットパターンは光源の左側に設置され、
前記第二ユニットパターン及び前記第四ユニットパターンは前記光源の右側に設置され、
前記第一ユニットパターン及び前記第二ユニットパターンは前記光源の上側に設置され、
前記第三ユニットパターン及び前記第四ユニットパターンは前記光源の下側に設置され、
前記第一ユニットパターン、前記第二ユニットパターン、前記第三ユニットパターン、および、前記第四ユニットパターンはそれぞれ、(2n)2 画素アレイであり、前記nは、2以上の整数であり、
前記第一ユニットパターンと前記第三ユニットパターン間に設置される第二挿入画素アレイを有し、
前記第二挿入画素アレイは、前記第二対称軸と重複することを特徴とする固体撮像素子。
【請求項5】
前記第二挿入画素アレイは、前記第二ユニットパターンと前記第四ユニットパターン間に設置され、
前記第二挿入画素アレイ中のロウの数量はmであり、
前記第二挿入画素アレイは、前記第一ユニットパターン、および、前記第二ユニットパターンの第一ロウ中で表示される色に対応する色を表示することを特徴とする請求項4に記載の固体撮像素子。
【請求項6】
前記自動焦点画素アレイは、p×q画素アレイであり、
前記p、および、前記qは、前記2nより小さい整数で、
前記第一ユニットパターン、前記第二ユニットパターン、前記第三ユニットパターン、および、前記第四ユニットパターンのそれぞれ中に、二個以上の自動焦点画素アレイがあることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
【請求項7】
前記ノーマル画素は、第一カラー画素、および、第二カラー画素を有し、
前記第一カラー画素は、少なくとも一個の前記n画素アレイ中に設置され、
前記第二カラー画素は、少なくとも一個の前記n画素アレイ中に設置されることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イメージセンサーに関するものであって、特に、対称なパターン設計を有する固体撮像素子(solid-state image sensor)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
固体撮像素子(たとえば、相補型MOS(CMOS)イメージセンサー)は、たとえば、デジタル静止画カメラ、デジタルビデオカメラ等の各種イメージ捕捉装置に幅広く用いられている。固体撮像素子の感光部分 (たとえば、光電変換素子)中で受光される光線量に従って、信号電荷が生成される。このほか、感光部分で生成される信号電荷が送信、および、増幅されて、イメージ信号が得られる。
【0003】
一般的に、重複するベイヤーパターン(Bayer pattern)が、通常、従来の固体撮像素子に用いられる。しかし、各ユニットパターン中の光源に近い一側上の画素は、その他の画素と異なるエネルギーを有するので、各パターン中に、位相検出自動焦点(PDAF)画素があるとき、相対する両側(たとえば、左右側、あるいは、上下側)上のパターンは、異なる、且つ、複雑なイメージ信号処理(ISP)(信号補正)を採用する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、対称なパターン設計を有する固体撮像素子を提供し、上述の問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のいくつかの実施形態によると、固体撮像素子は、対称なパターン設計を有し、イメージ信号処理(信号補正)を効果的に簡潔にする。
【0006】
本発明のいくつかの実施形態によると、第一領域、および、第一方向に沿って、第一領域に隣接する第二領域を有する固体撮像素子が提供される。固体撮像素子は、第一領域中に設置される第一ユニットパターンを有する。固体撮像素子は、また、第二領域中に設置されるとともに、第一ユニットパターンに対応する第二ユニットパターンを有する。第一ユニットパターン、および、第二ユニットパターンはそれぞれ、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイを有する。ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイは、第一ユニットパターン中で、第一配列を形成し、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイは、第二ユニットパターン中で、第二配列を形成し、第一配列と第二配列は、第一対称軸に対して互いに対称である。
【0007】
いくつかの実施形態において、ノーマル画素は、少なくとも二個の異なる色を受け入れる。
【0008】
いくつかの実施形態において、固体撮像素子は、第一方向に垂直である第二方向に沿って、第一領域に隣接する第三領域を有し、固体撮像素子はさらに、第三領域中に設置されるとともに、第一ユニットパターンに対応する第三ユニットパターンを有する。第三ユニットパターンは、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイを有し、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイは、第三ユニットパターン中で、第三配列を形成し、第一配列と第三配列は、第一対称軸に垂直である第二対称軸に対して対称である。
【0009】
いくつかの実施形態において、固体撮像素子は、第二方向に沿って、第二領域に隣接する第四領域を有し、固体撮像素子は、さらに、第四領域中に設置されるとともに、第二ユニットパターンに対応する第四ユニットパターンを有する。第四ユニットパターンは、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイを有し、ノーマル画素、および、自動焦点画素アレイは、第四ユニットパターン中で、第四配列を形成し、第二配列と第四配列は、第二対称軸に対して互いに対称である。
【0010】
いくつかの実施形態において、第一ユニットパターン、第二ユニットパターン、第三ユニットパターン、および、第四ユニットパターンは、それぞれ、(2n)2 画素アレイであり、nは、2以上の整数である。
【0011】
いくつかの実施形態において、固体撮像素子は、さらに、第一ユニットパターンと第二ユニットパターン間に設置される第一挿入画素アレイを有する。第一挿入画素アレイは、第一対称軸と重複する。
【0012】
いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイは、また、第三ユニットパターンと第四ユニットパターン間に設置される。
【0013】
いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイ中のカラムの数量は、nである。
【0014】
いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイは、第一ユニットパターン、および、第三ユニットパターンの第一カラム中で表示される色に対応する色を表示する。
【0015】
いくつかの実施形態において、固体撮像素子は、さらに、第一ユニットパターンと第三ユニットパターン間に設置される第二挿入画素アレイを有する。第二挿入画素アレイは、第二対称軸と重複する。
【0016】
いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイは、また、第二ユニットパターンと第四ユニットパターン間に設置される。
【0017】
いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイ中のロウの数量は、である。
【0018】
いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイは、第一ユニットパターン、および、第二ユニットパターンの第一ロウ中で表示される色に対応する色を表示する。
【0019】
いくつかの実施形態において、自動焦点画素アレイは、p×q画素アレイであり、p、および、qは、2nより小さい整数である。
【0020】
いくつかの実施形態において、各第一ユニットパターン、第二ユニットパターン、第三ユニットパターン、および、第四ユニットパターン中に、二個以上の自動焦点画素アレイがある。
【0021】
いくつかの実施形態において、ノーマル画素は、第一カラー画素、および、第二カラー画素を有し、第一カラー画素は、少なくとも一個の n2 画素アレイ中に設置され、第二カラー画素は、少なくとも一個の n2 画素アレイ中に設置される。
【0022】
いくつかの実施形態において、第一ユニットパターン、および、第二ユニットパターンは、光源の相対する両側に位置する。
【0023】
いくつかの実施形態において、ノーマル画素は、赤色カラーフィルター、緑色カラーフィルター、青色カラーフィルター、黄色カラーフィルター、白色カラーフィルター、シアンカラーフィルター、マゼンタカラーフィルター、あるいは、IN/NIRカラーフィルターを有する。
【発明の効果】
【0024】
本発明の固体撮像素子は、対称なパターン設計を有し、イメージ信号処理 (信号補正)を効果的に簡潔にする。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明のいくつかの実施形態による固体撮像素子の部分的上面図である。
図2】本発明のいくつかのその他の実施例による固体撮像素子の部分的上面図である。
図3A】第一ユニットパターンの異なる例である。
図3B】第一ユニットパターンの異なる例である。
図3C】第一ユニットパターンの異なる例である。
図3D】第一ユニットパターンの異なる例である。
図3E】第一ユニットパターンの異なる例である。
図3F】第一ユニットパターンの異なる例である。
図3G】第一ユニットパターンの異なる例である。
図3H】第一ユニットパターンの異なる例である。
図4】本発明のいくつかの実施形態による固体撮像素子の部分的上面図である。
図5】本発明のいくつかのその他の実施例による固体撮像素子の部分的上面図である。
図6A】第一ユニットパターンの異なる例である。
図6B】第一ユニットパターンの異なる例である。
図6C】第一ユニットパターンの異なる例である。
図6D】第一ユニットパターンの異なる例である。
図6E】第一ユニットパターンの異なる例である。
図6F】第一ユニットパターンの異なる例である。
図6G】第一ユニットパターンの異なる例である。
図6H】第一ユニットパターンの異なる例である。
図7】本発明のいくつかの実施形態による固体撮像素子の部分的上面図である。
図8】本発明のいくつかのその他の実施例による固体撮像素子の部分的上面図である。
図9A】第一ユニットパターンの異なる例である。
図9B】第一ユニットパターンの異なる例である。
図9C】第一ユニットパターンの異なる例である。
図9D】第一ユニットパターンの異なる例である。
図9E】第一ユニットパターンの異なる例である。
図9F】第一ユニットパターンの異なる例である。
図9G】第一ユニットパターンの異なる例である。
図9H】第一ユニットパターンの異なる例である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下の開示は、多くの異なる実施形態、あるいは、例を提供して、提供される主題の異なる特徴を実施する。特定の例のコンポーネンツ、および、配置が以下で記載されて、本発明を簡潔にする。これらは、もちろん、単なる例であり、限定することを意図しない。たとえば、記載中の、第一特徴が第二特徴上に形成されるというのは、第一特徴、および、第二特徴が直接接触して形成される実施形態を有し、また、追加特徴が、第一特徴と第二特徴間に形成され、第一特徴、および、第二特徴が直接接触していない実施形態も有している。
【0027】
さらに、記述を容易にするために、空間的相対用語、たとえば、 “下” “下方” “下部” “上” “上方” “上部” 等が用いられて、図面中で説明される一素子、あるいは、特徴ともう一つの素子、あるいは、特徴間の関係を記述する。空間的相対用語は、図面中で示される方位に加えて、使用中、あるいは、操作中の装置の異なる方位を包含することを目的とする。装置は正しい方向に置かれ(90度、あるいは、その他の方位で回転)、且つ、ここで用いられる空間的相対記述子は同様に解釈される。
【0028】
本発明において、用語“約”、および、“実質上”は、通常、状態値の+/-20%、状態値の+/-10% 、状態値の+/-5% 、状態値の+/-3%、状態値の+/-2%、状態値の+/-1% 、および、さらにいっそう、状態値の+/-0.5%を意味する。本発明の状態値は近似値である。つまり、特定の記述がないとき、状態値は、“約”や“実質上”の意味を含む。
【0029】
特に定義されない限り、ここで用いられる全用語(技術、および、科学用語を含む)は、当業者により理解されるものと同じ意義を有する。さらに、通常用いられる辞典で定義される用語は、特に定義されない限り、従来の技術の文脈中のそれらの意義と一致する意味を有するものとして解釈され、且つ、理想化、あるいは、過度に正式に解釈されるべきではない。
【0030】
本発明は、以下の実施形態で、参照符号、および/または、文字を繰り返す。この反復は、簡潔、且つ、はっきりとさせる目的のためであり、討論される各種実施形態、および/または、配置間の関係を決定付けるものではない。
【0031】
図1は、本発明のいくつかの実施形態による固体撮像素子100の部分的上面図である。さらに詳細には、図1は、固体撮像素子100の画素配列を示す。
【0032】
図1を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子100は、第一領域R1、および、X方向に沿って、第一領域R1に隣接する第二領域R2を有する(あるいは、分割される)。さらに、図1に示されるように、いくつかの実施形態において、固体撮像素子100は、さらに、X方向に垂直であるY方向に沿って、第一領域R1に隣接する第三領域R3、および、Y方向に沿って、第二領域R2に隣接する第四領域R4、を有する(あるいは、分割される)。
【0033】
図1を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子100は、第一領域R1中に設置される第一ユニットパターンU1を有する。たとえば、第一領域R1中に、四個の第一ユニットパターンU1があるが、本発明はこれらに制限されない。注意すべきことは、第一領域R1中の第一ユニットパターンU1の数量は、実際の需要に応じて変化する。
【0034】
図1を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子100は、第二領域R2中に設置されるとともに、第一ユニットパターンU1に対応する第二ユニットパターンU2を有する。つまり、第二領域R2中に、四個の第二ユニットパターンU2があるが、本発明はこれらに制限されない。注意すべきことは、第一領域R1中の第一ユニットパターンU1の数量、および、第二領域R2中の第二ユニットパターンU2の数量は、同じである。
【0035】
図1を参照すると、いくつかの実施形態において、各第一ユニットパターンU1、および、各第二ユニットパターンU2は、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFを有する。いくつかの実施形態において、ノーマル画素は、少なくとも二個の異なる色を受け入れる。つまり、ノーマル画素は、少なくとも二個の異なるカラーフィルターを有する。言い換えると、ノーマル画素は、互いに隣接して設置される少なくとも二個の異なるカラー画素を有する。
【0036】
いくつかの実施形態において、ノーマル画素は赤色カラーフィルターを有するので、画素Rは赤色光線を受光する。ノーマル画素はまた、緑色カラーフィルターを有するので、画素Gは緑色光線を受光する。ノーマル画素はまた、青色カラーフィルターを有するので、画素Bは青色光線を受光する。いくつかのその他の実施形態において、ノーマル画素は、黄色カラーフィルター、白色カラーフィルター、シアンカラーフィルター、マゼンタカラーフィルター、あるいは、IN/NIRカラーフィルターを有する。
【0037】
図1を参照すると、いくつかの実施形態において、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1中で、第一配列を形成し、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第二ユニットパターンU2中で、第二配列を形成し、第一配列と第二配列は、第一対称軸S1に対して、互いに対称(線対称)である。つまり、第一配列と第2配列は、第一ユニットパターンU1及び第二ユニットパターンU2内の画素配列を表しており、各配列はカラーフィルターの配置法で区別される。そして、第1配列を形成する画素配列と、第2配列を形成する画素配列が第一対称軸S1に対して線対称になるように、画素を形成するカラーフィルターが配置されている。
【0038】
以下の説明において、カラムは行であって縦方向の並びを示しており、ロウは列であって横方向の並びを示している。たとえば、図1に示されるように、各第一ユニットパターンU1は、4×4画素アレイであり、各第二ユニットパターンU2は、4×4画素アレイであり、画素G、画素G、画素B、および、画素Bは、第一ユニットパターンU1の第一カラム、および、対応する第二ユニットパターンU2の第四カラム中で、上から下に、順に、配列され、画素R、画素R、画素G、および、画素Gは、第一ユニットパターンU1の第四カラム中、および、対応する第二ユニットパターンU2の第一カラム中で、上から下に、順に、配列される。さらに、画素G、画素G、画素R、および、画素Rは、第一ユニットパターンU1の第一ロウ中で、左から右に、順に、配列され、および、画素R、画素R、画素G、および、画素Gは、対応する第二ユニットパターンU2の第一ロウ中で、左から右に、順に、配列される。画素B、画素B、画素G、および、画素Gは、第一ユニットパターンU1の第四ロウ中で、左から右に、順に、配列され、および、画素G、画素G、画素B、および、画素Bは、対応する第二ユニットパターンU2の第四ロウ中で、左から右に、順に、配列される。さらに、自動焦点画素アレイPDAFは、2×2画素アレイであり、且つ、第一ユニットパターンU1、および、第二ユニットパターンU2の中心上に設置される。しかし、本発明はこれらに制限されない。
【0039】
図1に示されるように、いくつかの実施形態において、固体撮像素子100はさらに、第三領域R3中に設置されるとともに、第一ユニットパターンU1に対応する第三ユニットパターンU3を有する。つまり、第三領域R3中に、四個の第三ユニットパターンU3があるが、本発明はこれらに制限されない。注意すべきことは、第一領域R1中の第一ユニットパターンU1の数量、および、第三領域R3中の第三ユニットパターンU3の数量は、同じである。同様に、各第三ユニットパターンU3は、ノーマル画素 (たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFを有する。
【0040】
図1に示されるように、いくつかの実施形態において、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第三ユニットパターンU3中で、第三配列を形成し、且つ、第一配列と第三配列は、第一対称軸S1に垂直である第二対称軸S2に対して互いに対称(線対称)である。
【0041】
たとえば、図1に示されるように、各第三ユニットパターンU3は、4×4画素アレイであり、画素G、画素G、画素B、および、画素Bは、第一ユニットパターンU1の第一カラム中で、上から下に、順に、配列され、および、画素B、画素B、画素G、および、画素Gは、対応する第三ユニットパターンU3の第一カラム中で、上から下に、順に、配列される。画素R、画素R、画素G、および、画素Gは、第一ユニットパターンU1の第四カラム中で、上から下に、順に、配列され、および、画素G、画素G、画素R、および、画素Rは、対応する第三ユニットパターンU3の第四カラム中で、上から下に、順に、配列される。さらに、画素G、画素G、画素R、および、画素Rは、第一ユニットパターンU1の第一ロウ中、および、対応する第三ユニットパターンU3の第四ロウ中で、左から右に、順に、配列され、および、画素B、画素B、画素G、および、画素Gは、第一ユニットパターンU1の第四ロウ、および、対応する第三ユニットパターンU3の第一ロウ中で、左から右に、順に、配列される。同様に、自動焦点画素アレイPDAFは2×2画素アレイであり、且つ、第三ユニットパターンU3の中心に設置される。しかし、本発明はこれらに制限されない。
【0042】
図1に示されるように、いくつかの実施形態において、固体撮像素子100はさらに、第四領域R4中に設置され、且つ、第二ユニットパターンU2に対応する第四ユニットパターンU4を有する。つまり、第四領域R4中に、四個の第四ユニットパターンU4があるが、本発明はこれらに制限されない。注意すべきことは、第二領域R2中の第二ユニットパターンU2、および、第四領域R4中の第四ユニットパターンU4の数量は同じである。同様に、各第四ユニットパターンU4は、ノーマル画素 (たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFを有する。
【0043】
図1に示されるように、いくつかの実施形態において、ノーマル画素 (たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第四ユニットパターンU4中で、第四配列を形成し、且つ、第二配列と第四配列は、第二対称軸S2に対して互いに対称である。あるいは、第三配列と第四配列は、第一対称軸S1に対して互いに対称である。
【0044】
たとえば、図1に示されるように、各第四ユニットパターンU4は、4×4画素アレイであり、画素R、画素R、画素G、および、画素Gは、第二ユニットパターンU2の第一カラムで、上から下に、順に配列され、画素G、画素G、画素R、および、画素Rは、対応する第四ユニットパターンU4の第一カラム中で、上から下に、順に配列される。画素G、画素G、画素B、および、画素Bは、第二ユニットパターンU2の第四カラム中で、上から下に、順に、配列され、且つ、画素B、画素B、画素G、および、画素Gは、対応する第四ユニットパターンU4の第四カラム中で、上から下に、順に、配列される。さらに、画素R、画素R、画素G、および、画素Gは、第二ユニットパターンU2の第一ロウ中、および、対応する第四ユニットパターンU4の第四ロウ中で、左から右に、順に、配列され、且つ、画素G、画素G、画素B、および、画素Bは、第二ユニットパターンU2の第四ロウ中、および、対応する第四ユニットパターンU4の第一ロウ中で、左から右に、順に、配列される。同様に、自動焦点画素アレイPDAFは、2×2画素アレイであり、且つ、第四ユニットパターンU4の中心に設置されるが、本発明はこれらに制限されない。
【0045】
さらに詳細には、光源(図示しない)が固体撮像素子100の中心に設置され、図1に示される光線Lを発射する。この実施形態において、第一ユニットパターンU1~第ニユニットパターンU4と固体撮像素子100(あるいは、光源)の位置関係は、ユニットパターンに含まれる各画素を配列した面上(図1の紙面上)において、次のような関係になっている。第一ユニットパターンU1、および、第三ユニットパターンU3は、実質上、固体撮像素子100(あるいは、光源)の左側に設置され、第二ユニットパターンU2、および、第四ユニットパターンU4は、実質上、固体撮像素子100(あるいは、光源)の右側に設置される。一方、第一ユニットパターンU1、および、第二ユニットパターンU2は、実質上、固体撮像素子100(あるいは、光源)の上側に設置され、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4は、実質上、固体撮像素子100(あるいは、光源)の下側に設置される。固体撮像素子100は、上述の対称なパターン設計を有するので、相対する両側(たとえば、左右側、あるいは、上下側)上のパターンは、異なる、且つ、複雑なイメージ信号処理(ISP)(信号補正)を採用する必要がなく、イメージ信号処理(信号補正)を効果的に簡潔にする。
【0046】
図1に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は4×4画素アレイであり、且つ、自動焦点画素アレイPDAFは2×2画素アレイであるが、本発明はこれらに制限されない。いくつかの実施形態において、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は、(2n)2画素アレイであり、nは、2以上の整数である。いくつかの実施形態において、自動焦点画素アレイPDAFはp×q画素アレイであり、p、および、qは、2nより小さい整数である。
【0047】
さらに、図1に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)において、画素Rは、一個の2×2画素アレイ中に設置され、画素Gは、二個の2×2画素アレイ中に設置され、画素Bは、一個の2×2画素アレイ中に設置される。つまり、いくつかの実施形態において、カラー画素は、少なくとも一個のn画素アレイ中に設置され、nは、2以上の整数である。
【0048】
図2は、本発明のいくつかのその他の実施例による固体撮像素子102の部分的上面図である。さらに詳細には、図2は、固体撮像素子102の画素配列を示す。
【0049】
固体撮像素子102は、図1に示される固体撮像素子100と同じ構造を有する。つまり、固体撮像素子102は、第一領域R1、X方向に沿って、第一領域R1に隣接する第二領域R2、X方向に垂直であるY方向に沿って、第一領域R1に隣接する第三領域R3、および、Y方向に沿って、第二領域R2に隣接する第四領域R4、を有する(あるいは、分割される)。
【0050】
さらに、固体撮像素子102は、第一領域R1中に設置される第一ユニットパターンU1、第二領域R2中に設置され、且つ、第一ユニットパターンU1に対応する第二ユニットパターンU2、第三領域R3中に設置され、且つ、第一ユニットパターンU1に対応する第三ユニットパターンU3、および、第四領域R4中に設置され、且つ、第二ユニットパターンU2に対応する第四ユニットパターンU4、を有する。
【0051】
図2に示されるように、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1中で、第一配列を形成し、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第二ユニットパターンU2中で、第二配列を形成し、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第三ユニットパターンU3中で、第三配列を形成し、ノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFは、第四ユニットパターンU4中で、第四配列を形成する。いくつかの実施形態において、第一配列と第二配列は、第一対称軸S1に対して互いに対称(線対称)であり、第一配列と第三配列は、第二対称軸S2に対して互いに対称(線対称)であり、第二配列と第四配列は、第二対称軸S2に対して互いに対称(線対称)である(あるいは、第三配列と第四配列は、第一対称軸S1に対して互いに対称(線対称)である)。
【0052】
図2を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子102は、第一ユニットパターンU1と第二ユニットパターンU2間に設置される第一挿入画素アレイI1を有する。図2に示されるように、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、また、第三ユニットパターンU3と第四ユニットパターンU4間に設置される。さらに、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、図2に示されるように、第一対称軸S1と重複する。
【0053】
いくつかの実施形態において、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は、(2n)2画素アレイであり、nは2以上の整数であり、且つ、第一挿入画素アレイI1中のカラムの数量は、nである。たとえば、図2に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は4×4画素アレイであり、第一挿入画素アレイI1中のカラムの数量は2であるが、本発明はこれらに制限されない。
【0054】
図2に示されるように、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、第一ユニットパターンU1、および、第三ユニットパターンU3の第一カラム中で表示される色に対応する色を表示する。言い換えると、第一挿入画素アレイI1は、第二ユニットパターンU2、および、第四ユニットパターンU4の最後のカラム(図2に示される実施形態中の第四カラム)中で表示される色に対応する色を表示する。つまり、第一挿入画素アレイI1は、第二ユニットパターンU2の第四カラム及び第四ユニットパターンU4の第四カラムと、同色の並びになるように、画素が配列されている。
【0055】
図2を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子102はさらに、第一ユニットパターンU1と第三ユニットパターンU3間に設置される第二挿入画素アレイI2を有する。図2に示されるように、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、また、第二ユニットパターンU2と第四ユニットパターンU4間に設置される。さらに、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、図2に示されるように、第二対称軸S2と重複する。
【0056】
いくつかの実施形態において、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は、(2)2画素アレイであり、は2以上の整数であり、且つ、第二挿入画素アレイI2中のロウの数量は、である。たとえば、図2に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は、4×4画素アレイであり、第二挿入画素アレイI2中のロウの数量は、2であるが、本発明はこれらに制限されない。
【0057】
図2に示されるように、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、第一ユニットパターンU1、および、第二ユニットパターンU2の第一ロウ中で表示される色に対応する色を表示する。言い換えると、第二挿入画素アレイI2は、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4の最後のロウ(図2に示される実施形態中の第四ロウ)中で表示される色に対応する色を表示する。つまり、第ニ挿入画素アレイI2は、第二ユニットパターンU2の第4ロウ及び第四ユニットパターンU4の第4ロウと、同色の並びになるように、画素が配列されている。
【0058】
図2に示される実施形態において、第一ユニットパターンU1と第二ユニットパターンU2間(あるいは、第三ユニットパターンU3と第四ユニットパターンU4間)に設置される第一挿入画素アレイI1、および、第一ユニットパターンU1と第三ユニットパターンU3間(あるいは、第二ユニットパターンU2と第四ユニットパターンU4間)に設置される第二挿入画素アレイI2は、さらに、固体撮像素子102の解像度降下(resolution drop)を改善する。
【0059】
前述の実施形態において、自動焦点画素アレイPDAFは、2×2画素アレイであり、且つ、各ユニットパターンの中心に設置されるが、本発明はこれらに制限されない。
【0060】
図3A図3Hは、第一ユニットパターンU1の異なる例である。図3A図3Hで示される各第一ユニットパターンU1が用いられて、図1、あるいは、図2に示される第一ユニットパターンU1を代替するが、本発明はこれらに制限されない。
【0061】
注意すべきことは、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4は、第一ユニットパターンU1にしたがって調整される。つまり、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4中のノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFの配列は、第一ユニットパターンU1中のノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFの配列にしたがって変化する。つまり、第一ユニットパターンU1が、図1に示すパターンの代わりに図3Aに示すパターンを用いた場合には、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4中の各画素の配列も変わることになる。さらに、図3A図3Hは、さらに、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4の異なる例である。
【0062】
図3A、および、図3Bに示されるように、自動焦点画素アレイPDAFは2×2画素アレイであるが、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1の中心に設置されない。図3C、および、図3Dに示されるように、各第一ユニットパターンU1中に、二個の自動焦点画素アレイ(すなわち、自動焦点画素アレイPDAF1、および、自動焦点画素アレイPDAF2)がある。たとえば、自動焦点画素アレイPDAF1、および、自動焦点画素アレイPDAF2は、互いに隣接する、あるいは、互いに分離する2×1画素アレイ(あるいは、1×2画素アレイ)である。
【0063】
図3E図3F図3G、および、図3Hに示されるように、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1中の異なる位置に設置される2×1画素アレイ(あるいは、1×2画素アレイ)である。注意すべきことは、各自動焦点画素アレイ(PDAF、PDAF1、あるいは、PDAF2)中のカラムとロウの数量、および、一個の第一ユニットパターンU1中の自動焦点画素アレイの数量は、前述の例に制限されず、それらは、実際の需要にしたがって調整される。
【0064】
図4は、本発明のいくつかの実施形態による固体撮像素子104の部分的上面図である。さらに詳細には、図4は、固体撮像素子104の画素配列を示す。
【0065】
固体撮像素子104は、図1に示される固体撮像素子100と同じ構造を有する。図4に示されるように、固体撮像素子104の各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は、6×6画素アレイであり、自動焦点画素アレイPDAFは2×2画素アレイであるが、本発明はこれらに制限されない。
【0066】
さらに、図4に示されるように、各ユニットパターン(第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)において、画素Rは、一個の3×3画素アレイ中に設置され、画素Gは、二個の3×3画素アレイ中に設置され、画素Bは、一個の3×3画素アレイ中に設置されるが、本発明はこれらに制限されない。
【0067】
図5は、本発明のいくつかのその他の実施例による固体撮像素子106の部分的上面図である。さらに詳細には、図5は、固体撮像素子106の画素配列を示す。
【0068】
固体撮像素子106は、図4に示される固体撮像素子104と同じ構造を有する。図5を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子106は、第一ユニットパターンU1と第二ユニットパターンU2間に設置される第一挿入画素アレイI1を有する。図5に示されるように、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、また、第三ユニットパターンU3と第四ユニットパターンU4間に設置される。さらに、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、図5に示されるように、第一対称軸S1と重複する。
【0069】
図5に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は6×6画素アレイであり、且つ、第一挿入画素アレイI1中のカラムの数量は3であるが、本発明はこれらに制限されない。
【0070】
図5に示されるように、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、第一ユニットパターンU1、および、第三ユニットパターンU3の第一カラム中で表示される色に対応する色を表示する。言い換えると、第一挿入画素アレイI1は、第二ユニットパターンU2、および、第四ユニットパターンU4の最後のカラム(図5で示される実施形態中の第六カラム)に存在する色に対応する色を表示する。つまり、第一挿入画素アレイI1は、第二ユニットパターンU2の第四カラム及び第四ユニットパターンU4の第四カラムと、同色の並びになるように、画素が配列されている。
【0071】
図5を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子106はさらに、第一ユニットパターンU1と第三ユニットパターンU3間に設置される第二挿入画素アレイI2を有する。図5に示されるように、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、また、第二ユニットパターンU2と第四ユニットパターンU4間に設置される。さらに、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、図5に示されるように、第二対称軸S2と重複する。
【0072】
図5に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は6×6画素アレイであり、且つ、第二挿入画素アレイI2中のロウの数量は3であるが、本発明はこれらに制限されない。
【0073】
図5に示されるように、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、第一ユニットパターンU1と第二ユニットパターンU2の第一ロウ中で表示される色に対応する色を表示する。言い換えると、第二挿入画素アレイI2は、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4の最後のロウ(図5に示される実施形態中の第六ロウ)中で表示される色に対応する色を表示する。つまり、第ニ挿入画素アレイI2は、第二ユニットパターンU3の第4ロウ及び第四ユニットパターンU4の第4ロウと、同色の並びになるように、画素が配列されている。
【0074】
図6A図6Hは、第一ユニットパターンU1の異なる例である。図6A図6Hで示される各第一ユニットパターンU1が用いられて、図4、あるいは、図5に示される第一ユニットパターンU1を代替するが、本発明はこれらに制限されない。
【0075】
注意すべきことは、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4は、第一ユニットパターンU1にしたがって調整される。つまり、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4中のノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFの配列は、第一ユニットパターンU1中のノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFの配列にしたがって変化する。つまり、第一ユニットパターンU1が、図4に示すパターンの代わりに図6Aに示すパターンを用いた場合には、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4中の各画素の配列も変わることになる。さらに、図6A図6Hは、また、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4の異なる例である。
【0076】
図6Aに示されるように、自動焦点画素アレイPDAFは、2×2画素アレイであるが、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1の中心に設置されない。図6B、および、図6Cに示されるように、各第一ユニットパターンU1中、二個の自動焦点画素アレイ(すなわち、自動焦点画素アレイPDAF1、および、自動焦点画素アレイPDAF2)がある。たとえば、自動焦点画素アレイPDAF1、および、自動焦点画素アレイPDAF2は、互いに隣接する2×1画素アレイ(あるいは、1×2画素アレイ)である。図6Dに示されるように、各第一ユニットパターンU1中、三個の自動焦点画素アレイ(すなわち、自動焦点画素アレイPDAF1、自動焦点画素アレイPDAF2、および、自動焦点画素アレイPDAF3)がある。たとえば、自動焦点画素アレイPDAF1、自動焦点画素アレイPDAF2、および、自動焦点画素アレイPDAF3は、互いに隣接する2×1画素アレイ(あるいは、1×2画素アレイ)である。
【0077】
図6E、および、図6Fに示されるように、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1の中心に設置されない1×3画素アレイ(あるいは、3×1画素アレイ)である。図6G、および、図6Hに示されるように、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1の中心に設置されない2×3画素アレイ(あるいは、3×2画素アレイ)である。注意すべきことは、各自動焦点画素アレイ(PDAF、PDAF1、PDAF2、あるいは、PDAF3)中のカラム、および、ロウの数量、および、一個の第一ユニットパターンU1中の自動焦点画素アレイの数量は、前述の例に制限されず、それらは、実際の需要にしたがって調整される。
【0078】
図7は、本発明のいくつかの実施形態による固体撮像素子108の部分的上面図である。さらに詳細には、図7は、固体撮像素子108の画素配列を示す。
【0079】
固体撮像素子108は、図1に示される固体撮像素子100と同じ構造を有する。図7に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は、8×8画素アレイであり、自動焦点画素アレイPDAFは、2×2画素アレイであるが、本発明はこれらに制限されない。
【0080】
さらに、図7に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)中、画素Rは、一個の4×4画素アレイ中に設置され、画素Gは、二個の4×4画素アレイ中に設置され、画素Bは、一個の4×4画素アレイ中に設置されるが、本発明はこれらに制限されない。
【0081】
図8は、本発明のいくつかのその他の実施例による固体撮像素子110の部分的上面図である。さらに詳細には、図8は、固体撮像素子110の画素配列を示す。
【0082】
固体撮像素子110は、図7に示される固体撮像素子108と同じ構造を有する。図8を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子110は、第一ユニットパターンU1と第二ユニットパターンU2間に設置される第一挿入画素アレイI1を有する。図8に示されるように、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、また、第三ユニットパターンU3と第四ユニットパターンU4間に設置される。さらに、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、図8に示されるように、第一対称軸S1と重複する。
【0083】
図8に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は8×8画素アレイであり、且つ、第一挿入画素アレイI1中のカラムの数量は、4であるが、本発明はこれらに制限されない。
【0084】
図8に示されるように、いくつかの実施形態において、第一挿入画素アレイI1は、第一ユニットパターンU1、および、第三ユニットパターンU3の第一カラム中で表示される色に対応する色を表示する。言い換えると、第一挿入画素アレイI1は、第二ユニットパターンU2、および、第四ユニットパターンU4の最後のカラム(図8に示される実施形態の第八カラム)中で表示される色に対応する色を表示する。つまり、第一挿入画素アレイI1は、第二ユニットパターンU2の第四カラム及び第四ユニットパターンU4の第四カラムと、同色の並びになるように、画素が配列されている。
【0085】
図8を参照すると、いくつかの実施形態において、固体撮像素子110はさらに、第一ユニットパターンU1と第三ユニットパターンU3間に設置される第二挿入画素アレイI2を有する。図8に示されるように、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、また、第二ユニットパターンU2と第四ユニットパターンU4間に設置される。さらに、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、図8に示されるように、第二対称軸S2と重複する。
【0086】
図8に示されるように、各ユニットパターン(たとえば、第一ユニットパターンU1、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4)は8×8画素アレイであり、第二挿入画素アレイI2中のロウの数量は4であるが、本発明はこれらに制限されない。
【0087】
図8に示されるように、いくつかの実施形態において、第二挿入画素アレイI2は、第一ユニットパターンU1、および、第二ユニットパターンU2の第一ロウ中で表示される色に対応する色を表示する。言い換えると、第二挿入画素アレイI2は、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4の最後のロウ(図8に示される実施形態中の第八ロウ)中で表示される色に対応する色を表示する。つまり、第ニ挿入画素アレイI2は、第二ユニットパターンU3の第4ロウ及び第四ユニットパターンU4の第4ロウと、同色の並びになるように、画素が配列されている。
【0088】
図9A図9Hは、第一ユニットパターンU1の異なる例である。図9A図9H中に示される各第一ユニットパターンU1が用いられて、図7、あるいは、図8中に示される第一ユニットパターンU1を代替するが、本発明はこれらに制限されない。
【0089】
注意すべきことは、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4は、第一ユニットパターンU1にしたがって調整される。つまり、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4中のノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFの配列は、第一ユニットパターンU1中のノーマル画素(たとえば、画素R、画素G、あるいは、画素B)、および、自動焦点画素アレイPDAFの配列に従って変化する。つまり、第一ユニットパターンU1が、図7に示すパターンの代わりに図9Aに示すパターンを用いた場合には、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、および、第四ユニットパターンU4中の各画素の配列も変わることになる。さらに、図9A図9Hは、また、第二ユニットパターンU2、第三ユニットパターンU3、あるいは、第四ユニットパターンU4の異なる例である。
【0090】
図9Aに示されるように、各第一ユニットパターンU1中に、二個の自動焦点画素アレイPDAF1、および、二個の自動焦点画素アレイPDAF2がある。たとえば、自動焦点画素アレイPDAF1、および、自動焦点画素アレイPDAF2は、2×2画素アレイであり、且つ、二個の自動焦点画素アレイPDAF1、および、二個の自動焦点画素アレイPDAF2は、互いに隣接する。図9Bに示されるように、対角線上に配列される二個の自動焦点画素アレイPDAFがあり、自動焦点画素アレイPDAFは、2×2画素アレイである。図9Cに示されるように、互いに交錯した二個の自動焦点画素アレイPDAF1、および、二個の自動焦点画素アレイPDAF2があり、且つ、自動焦点画素アレイPDAF1、および、自動焦点画素アレイPDAF2は、1×2画素アレイ(あるいは、2×1画素アレイ)である。図9Dに示されるように、互いに交錯した四個の自動焦点画素アレイPDAF1、および、四個の自動焦点画素アレイPDAF2があり、且つ、自動焦点画素アレイPDAF1、および、自動焦点画素アレイPDAF2は、2×1画素アレイ(あるいは、1×2画素アレイ)である。
【0091】
図9Eに示されるように、各第一ユニットパターンU1中に、二個の自動焦点画素アレイPDAFがある。たとえば、自動焦点画素アレイPDAFは、互いに分離した3×1画素アレイ(あるいは、1×3画素アレイ)である。図9Fに示されるように、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1の中心に設置されない2×3画素アレイ (あるいは、3×2画素アレイ)である。図9Gに示されるように、各第一ユニットパターンU1中に、二個の自動焦点画素アレイPDAFがある。たとえば、自動焦点画素アレイPDAFは、互いに分離した2×4画素アレイ(あるいは、4×2画素アレイ)である。図9Hに示されるように、自動焦点画素アレイPDAFは、第一ユニットパターンU1の中心に設置される4×4画素アレイである。注意すべきことは、各自動焦点画素アレイ (PDAF、PDAF1、あるいは、PDAF2)中のカラムとロウの数量、および、一個の第一ユニットパターンU1中の自動焦点画素アレイの数量は、前述の例に制限されず、それらは、実際の需要にしたがって調整される。
【0092】
総合すると、本発明の実施形態によると、固体撮像素子は、上述の対称なパターン設計を有するので、相対する両側(たとえば、左右側、あるいは、上下側)上のパターンは、異なる、且つ、複雑なイメージ信号処理(ISP)(信号補正)を採用する必要がなく、イメージ信号処理(信号補正)を効果的に簡潔にする。さらに、いくつかの実施形態において、固体撮像素子は、第一挿入画素アレイ、および、第二挿入画素アレイを有し、さらに、固体撮像素子中で、解像度が降下するのを改善する。
【0093】
前述は、いくつかの施形態の特徴を説明するので、当業者は、本発明の態様をよりよく理解することができる。当業者なら理解できるように、たやすく、本発明を基礎として用いて、その他のプロセス、および、構造を設計、あるいは、修正されて、同じ目的を実現する、および/または、紹介される実施形態の同じ長所を達成することができる。当業者ならさらに理解できることは、このような等価構造は、本発明の精神と範囲を逸脱せず、且つ、それらは、精神と範囲を逸脱しない条件下で、各種変化、置換、修正を行うことができる。よって、保護範囲は、請求項によって決定されるべきである。また、本発明のいくつかの実施形態が上で開示されているが、それらは、本発明の範囲を制限することを意図しない。
【0094】
この明細書を通じた特徴、長所、あるいは、類似言語は、本発明で実現されるすべての特徴、および、長所が、本発明の任意の単一の実施形態である、あるいは、単一の実施形態中に存在すべきであることを暗示するものではない。むしろ、特徴、および、長所に言及した言語は、一実施形態と関連して記載される特定の特徴、長所、あるいは、特性が、本発明の少なくとも一つの実施形態中に含まれることを意味すると理解される。よって、この明細書を通じた特徴、および、長所、および、類似言語の討論は、必ずしも、同じ実施形態を参照しない。
【0095】
さらに、一つ以上の実施形態において、本発明の記載される特徴、長所、および、特性は、任意の適当な方式で組み合わされる。当業者なら理解できるように、この記載の観点において、本開示は、特定の実施形態の一つ以上の特定の特徴、あるいは、長所がなくても実施することができる。ほかの例では、追加特徴、および、長所は、本開示の全実施形態中に含まれないある実施形態中で広く認められる。
【符号の説明】
【0096】
100、102、104、106、108、110…固体撮像素子
B、G、R…画素
I1…第一挿入画素アレイ
I2…第二挿入画素アレイ
L…光線
PDAF、PDAF1、PDAF2、PDAF3…自動焦点画素アレイ
R1…第一領域
R2…第二領域
R3…第三領域
R4…第四領域
S1…第一対称軸
S2…第二対称軸
U1…第一ユニットパターン
U2…第二ユニットパターン
X、Y…座標軸
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図3D
図3E
図3F
図3G
図3H
図4
図5
図6A
図6B
図6C
図6D
図6E
図6F
図6G
図6H
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図9D
図9E
図9F
図9G
図9H