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特許7487398動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システム
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  • 特許-動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システム 図1
  • 特許-動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システム 図2
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  • 特許-動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システム 図4
  • 特許-動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システム 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-10
(45)【発行日】2024-05-20
(54)【発明の名称】動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/2381 20110101AFI20240513BHJP
   H04N 21/2743 20110101ALI20240513BHJP
【FI】
H04N21/2381
H04N21/2743
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2023207785
(22)【出願日】2023-12-08
【審査請求日】2023-12-08
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】598138327
【氏名又は名称】株式会社ドワンゴ
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】千代川 仁
(72)【発明者】
【氏名】設楽 泰智
(72)【発明者】
【氏名】大谷 晃平
【審査官】醍醐 一貴
(56)【参考文献】
【文献】特表2023-522266(JP,A)
【文献】特許第6778838(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得部と、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、
前記第2のコンテンツを出力する出力部と、
を備え
前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツの一部を含む、
動画配信装置。
【請求項2】
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得部と、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、
前記第2のコンテンツを出力する出力部と、
を備え、
前記生成部は、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に前記第2のコンテンツを生成する、
動画配信装置。
【請求項3】
前記生成部は、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に前記第2のコンテンツを生成する、
請求項1に記載の動画配信装置。
【請求項4】
前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、前記第1のコンテンツの配信者の操作に基づいて切り替わる、
請求項2、又は3に記載の動画配信装置。
【請求項5】
前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、前記第1のコンテンツの進行に基づいて切り替わる、
請求項2、又は3に記載の動画配信装置。
【請求項6】
前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツの一部を含む、
請求項に記載の動画配信装置。
【請求項7】
前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツに関する情報を含む、
請求項1、又は2に記載の動画配信装置。
【請求項8】
前記出力部は、前記第2のコンテンツと前記第1のコンテンツとの間の遅延を補正して前記第2のコンテンツを出力する、
請求項1、又は2に記載の動画配信装置。
【請求項9】
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得ステップと、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成ステップと、
前記第2のコンテンツを出力する出力ステップと、
を備え
前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツを部分的に含む、
動画配信方法。
【請求項10】
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得ステップと、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成ステップと、
前記第2のコンテンツを出力する出力ステップと、
を備え、
前記生成ステップは、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に前記第2のコンテンツを生成する、
動画配信方法。
【請求項11】
コンピュータを、
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得手段、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成手段、
前記第2のコンテンツを出力する出力手段、
として機能させ
前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツを部分的に含む、
動画配信プログラム。
【請求項12】
コンピュータを、
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得手段、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成手段、
前記第2のコンテンツを出力する出力手段、
として機能させ、
前記生成手段は、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に前記第2のコンテンツを生成する、
動画配信プログラム。
【請求項13】
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信する配信部と、
前記配信部から前記第1のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、
前記第2のコンテンツを出力する出力部と、
を備え
前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツを部分的に含む、
動画配信システム。
【請求項14】
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信する配信部と、
前記配信部から前記第1のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、
前記第2のコンテンツを出力する出力部と、
を備え、
前記生成部は、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に前記第2のコンテンツを生成する、
動画配信システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ネットワークを介した動画コンテンツの配信が一般的に行われている。より多くの視聴者に動画コンテンツを配信するため、複数の異なる配信サービス(配信プラットフォーム)を利用して動画コンテンツをサイマル配信することも行われている。
【0003】
従来のサイマル配信サービスでは、同一のコンテンツが複数の異なるプラットフォームで配信されるため、特定の配信サービスに、他の配信サービスを利用している視聴者を誘導することが難しい。
【0004】
特許文献1では、動画を動画投稿サービスごとに変換し、複数の動画投稿サービスのそれぞれに変換後の動画を投稿する技術が提案されている。しかしながら、特許文献1では、視聴者を他の配信サービスから特定の配信サービスに誘導することはできない。
【0005】
非特許文献1では、複数の動画配信プラットフォームでコンテンツのサイマル配信を行う技術が提案されている。しかしながら、非特許文献1では、視聴者を他の配信サービスから特定の配信サービスに誘導することはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特許第6778838号公報
【非特許文献】
【0007】
【文献】ライブトレンド「Restream(リストリーム)の使い方!複数同時配信する設定方法を解説」、[online]、令和5年11月10日検索、インターネット<URL: https://live.doneru.jp/restream/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の技術では、視聴者を他の配信サービスから特定の配信サービスに効果的に誘導することはできない。
【0009】
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであって、他の配信サービスからの視聴者の誘導を支援することができる動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1態様による動画配信装置は、第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得部と、前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、前記第2のコンテンツを出力する出力部と、を備える。
【0011】
本発明の第2態様による動画配信装置においては、前記生成部は、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に前記第2のコンテンツを生成する。
【0012】
本発明の第3態様による動画配信装置においては、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、前記第1のコンテンツの配信者の操作に基づいて切り替わる。
【0013】
本発明の第4態様による動画配信装置においては、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、前記第1のコンテンツの進行に基づいて切り替わる。
【0014】
本発明の第5態様による動画配信装置においては、前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツの一部を含む。
【0015】
本発明の第6態様による動画配信装置においては、前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツに関する情報を含む。
【0016】
本発明の第7態様による動画配信装置においては、前記出力部は、前記第2のコンテンツと前記第1のコンテンツとの間の遅延を補正して前記第2のコンテンツを出力する。
【0017】
本発明の第8態様による動画配信方法は、第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得ステップと、前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成ステップと、前記第2のコンテンツを出力する出力ステップと、を備える。
【0018】
本発明の第9態様による動画配信プログラムは、コンピュータを、第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得手段、前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成手段、前記第2のコンテンツを出力する出力手段、として機能させる。
【0019】
本発明の第10態様による動画配信システムは、第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信する配信部と、前記配信部から前記第1のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、前記第2のコンテンツを出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、他の配信サービスからの視聴者の誘導を支援することができる動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図1は、実施形態の第1の動画配信装置を含む動画配信システムの概略的構成を示す図である。
図2図2は、実施形態の動画配信システムによる動画配信処理の一例を示す概略図である。
図3図3は、実施形態の第1の動画配信装置の一構成例を概略的に示すブロック図である。
図4図4は、実施形態の配信者端末に表示されるモード切替画像の表示例を概略的に示す図である。
図5図5は、実施形態の第1の動画配信装置において、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する情報処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下に、実施形態の動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システムについて、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
(構成例)
図1は、実施形態の動画配信装置を含む動画配信システムSの概略的構成を示す図である。
【0024】
動画配信システムSは、第1の動画配信装置1、第2の動画配信装置2、配信者端末3、第1の視聴者端末4、及び第2の視聴者端末5を備えている。第1の動画配信装置1は、ネットワークを介して配信者端末3及び第1の視聴者端末4と通信可能に接続され得る。なお、図1では、1台の配信者端末3、及び1台の第1の視聴者端末4が図示されているが、配信者端末3の数、及び第1の視聴者端末4の数は図示した数に限定されるものではない。
【0025】
第1の動画配信装置1は、ネットワークを介して動画配信サービスを提供するサーバ装置である。第1の動画配信装置1は、コンピュータを含む電子機器である。第1の動画配信装置1により提供される動画配信サービスは、第1の配信サービスともいう。第1の配信サービスは、第1のプラットフォームでコンテンツを配信するサービスである。「第1の配信サービスを介してコンテンツを配信する」ことは、「第1のプラットフォームでコンテンツを配信する」ことと読み替えてもよい。第1の動画配信装置1は、配信者端末3から受信したコンテンツデータに基づいて、コンテンツデータを第1の視聴者端末4に配信する。この場合、コンテンツデータは、第1のプラットフォームで配信可能なコンテンツのデータである。コンテンツデータは、生放送の動画データ、動画データ、及び静止画データ等の画像データを含み得る。コンテンツデータは、音声データ、及び映像データを含み得る。生放送の動画データは、生放送コンテンツともいう。動画データは、動画コンテンツともいう。動画データ、及び静止画データは、単にコンテンツともいう。第1の動画配信装置1は、生放送コンテンツ、及び動画コンテンツの進行を管理し、配信者端末3と第1の視聴者端末4にコンテンツの進行過程に応じたデータを送信する。進行過程は、時刻又は経過時間に基づくコンテンツの進行状況を示す。第1の動画配信装置1は、動画配信装置の一例である。
【0026】
第2の動画配信装置2は、ネットワークを介して動画配信サービスを提供するサーバ装置である。第2の動画配信装置2は、コンピュータを含む電子機器である。第2の動画配信装置2は、第1の動画配信装置1とは異なる動画配信サービスを提供する。第2の動画配信装置2により提供される動画配信サービスは、第2の配信サービスともいう。第2の配信サービスは、第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームでコンテンツを配信するサービスである。「第2の配信サービスを介してコンテンツを配信する」ことは、「第2のプラットフォームでコンテンツを配信する」ことと読み替えてもよい。第2の動画配信装置2は、配信者装置から受信したコンテンツデータに基づいて、コンテンツデータを第2の視聴者端末5に配信する。この場合、コンテンツデータは、第2のプラットフォームで配信可能なコンテンツのデータである。配信者装置は、第2のプラットフォームで配信可能なコンテンツを出力する装置である。配信者装置は、図示しない配信者端末を含む。配信者装置は、第1の動画配信装置1を含む。
【0027】
配信者端末3は、例えばビデオカメラ等のコンテンツソースに接続可能なコンピュータを含む電子機器である。配信者端末3は、例えば、テレビ受像機(インターネットテレビを含む)、PC(Personal Computer)、モバイル端末(例えば、タブレット、スマートフォン、ラップトップ、フィーチャーフォン、ポータブルゲーム機、デジタルミュージックプレイヤー、電子書籍リーダ等)、VR(Virtual Reality)端末、AR(Augmented Reality)端末等であり得るが、これらに限られない。
【0028】
配信者端末3は、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムが記憶されたメモリと、を備え、ソフトウエアにより又はソフトウエアとハードウエアとの組み合わせにより種々の機能を実現可能に構成されている。配信者端末3は、第1のプラットフォームで配信可能なコンテンツを第1の動画配信装置1に出力する。
【0029】
第1の視聴者端末4は、コンピュータを含む電子機器である。第1の視聴者端末4は、例えば、テレビ受像機(インターネットテレビを含む)、PC、モバイル端末(例えば、タブレット、スマートフォン、ラップトップ、フィーチャーフォン、ポータブルゲーム機、デジタルミュージックプレイヤー、電子書籍リーダ等)、VR端末、AR端末等であり得るが、これらに限られない。第1の視聴者端末4は、情報処理端末の一例である。
【0030】
第1の視聴者端末4は、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムが記憶されたメモリと、を備え、ソフトウエアにより又はソフトウエアとハードウエアとの組み合わせにより種々の機能を実現可能に構成されている。
【0031】
第1の視聴者端末4は、第1の動画配信装置1からコンテンツデータを受信し、図示しない表示手段や音響手段等により視聴者へコンテンツを提示することが可能である。
【0032】
第2の視聴者端末5は、コンピュータを含む電子機器である。第2の視聴者端末5は、例えば、テレビ受像機(インターネットテレビを含む)、PC、モバイル端末(例えば、タブレット、スマートフォン、ラップトップ、フィーチャーフォン、ポータブルゲーム機、デジタルミュージックプレイヤー、電子書籍リーダ等)、VR端末、AR端末等であり得るが、これらに限られない。
【0033】
第2の視聴者端末5は、例えば、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムが記憶されたメモリと、を備え、ソフトウエアにより又はソフトウエアとハードウエアとの組み合わせにより種々の機能を実現可能に構成されている。
【0034】
第2の視聴者端末5は、第2の動画配信装置2からコンテンツデータを受信し、図示しない表示手段や音響手段等により視聴者へコンテンツを提示することが可能である。
【0035】
図2は、実施形態の動画配信システムSによる動画配信処理の一例を示す概略図である。
【0036】
動画配信システムSは、配信者端末3から取得したコンテンツデータに基づいて、コンテンツデータを第1の視聴者端末4の視聴者、及び第2の視聴者端末5の視聴者に向けて同時に配信する動画配信システムである。同時に配信することは、同時配信、又はサイマル配信に対応する。同時に配信することは、並行して配信することを含む。同時に配信することは、複数のプラットフォーム、又はチャネルでコンテンツを配信することを含む。第1の動画配信装置1は、第1のプラットフォームで、第1の視聴者端末4にコンテンツを配信する。第1の視聴者端末4のユーザ(視聴者)は、第1の動画配信装置1により提供される第1の配信サービスを介して配信されるコンテンツを視聴する。第2の動画配信装置2は、第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで、第2の視聴者端末5にコンテンツを配信する。第2の視聴者端末5のユーザ(視聴者)は、第2の動画配信装置2により提供される第2の配信サービスを介して配信されるコンテンツを視聴する。
【0037】
第1の配信サービスは、例えば、会員登録を行った会員視聴者にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスである。第1の配信サービスは、配信者と会員視聴者間において、フォロワー関係の登録、ギフト(投げ銭)の提供等のコミュニケーションを取ることができるサービスを提供してもよい。第1の配信サービスは、第2の配信サービスより高画質の動画を提供してもよい。
【0038】
第2の配信サービスは、第1の配信サービスとは異なる配信サービスである。第2の配信サービスは、例えば、不特定の視聴者にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスである。不特定の視聴者は、例えば、第1の配信サービス及び/又は第2の配信サービスにおいて会員登録を行っていない視聴者を含む。第2の配信サービスの視聴者は、第2の配信サービスにおいて会員登録を行わなくてもコンテンツを視聴できる。第1の配信サービス、及び第2の配信サービスは、異なる事業者により提供されるサービスであってもよいし、同一の事業者により提供されるサービスであってもよい。第1の配信サービスと第2の配信サービスとの違いは、上述のものに限られない。
【0039】
第1の配信サービス、及び第2の配信サービスは、生放送コンテンツを同時に配信するコンテンツ配信サービスであってもよい。第1の配信サービス、及び第2の配信サービスは、録画された動画コンテンツを同時に配信するコンテンツ配信サービスであってもよい。
【0040】
第1の動画配信装置1は、配信者端末3からコンテンツデータを取得する。コンテンツデータは、リアルタイム配信用の生放送コンテンツデータ、録画された動画コンテンツを含む。録画された動画コンテンツは、録画コンテンツともいう。以下の説明では、コンテンツデータは、生放送コンテンツのコンテンツデータであるとする。配信者端末3から取得したコンテンツデータは、メインコンテンツデータともいう。コンテンツデータは、コンテンツともいう。メインコンテンツデータは、メインコンテンツともいう。第1の動画配信装置1のコンテンツ配信部111は、メインコンテンツデータを第1の視聴者端末4に配信する。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツデータを配信者端末3から出力される配信指示に基づいて配信してもよい。配信指示は、例えば、配信者端末3のユーザの操作に基づき、配信者端末3に入力されるコンテンツの配信を開始させるための指示である。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツデータに関連付けられた進行表データに基づいて、メインコンテンツデータを配信してもよい。進行表は、コンテンツの進行時刻等に基づく予定表を示す。進行表は、番組構成のテンプレートであってもよい。進行表は、進行時刻、経過時間、又はイベントを含む。進行時刻は、コンテンツの配信開始時刻及び配信終了時刻、コンテンツに含まれる各イベントの開始時刻及び終了時刻、及び任意に設定された条件を示す時刻等を含む。イベントは、コンテンツの詳細を表す項目を示す。イベントは、例えば、オープニング、フリートーク、アンケート、ゲーム、及びエンディング等を含む。イベントは、出演者の情報を含んでもよい。イベントは、コンテンツの内容ともいう。経過時間は、コンテンツの開始時点からの経過時間、又は各イベントの開始時点からの経過時間を示す。以下の説明において、「配信」するは、「送信」すると読み替えてもよい。
【0041】
第1の動画配信装置1の生成部113は、配信モードに応じて、メインコンテンツデータに基づいて、第2の動画配信装置2を介して第2の視聴者端末5に配信するためのコンテンツデータを生成する。第2の視聴者端末5に配信するためのコンテンツデータは、加工コンテンツデータともいう。第1の動画配信装置1の生成部113は、制限モードの場合に加工コンテンツデータを生成する。加工コンテンツデータは、第2の視聴者端末5でコンテンツを視聴可能にするためのコンテンツデータである。加工コンテンツデータは、メインコンテンツデータとは異なるコンテンツデータである。加工コンテンツデータは、メインコンテンツに関連するコンテンツデータである。加工コンテンツデータは、メインコンテンツデータを配信する第1のプラットフォームでのメインコンテンツデータの配信と同時に、第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能なコンテンツデータである。加工コンテンツデータは、例えば、メインコンテンツデータを部分的に含んでもよい。加工コンテンツデータは、メインコンテンツの一部を含んでもよい。加工コンテンツデータは、メインコンテンツデータの一部とメインコンテンツデータとは異なるコンテンツデータを含んでもよい。加工コンテンツデータは、例えば、メインコンテンツデータから一定時間の映像を切り出したコンテンツデータであってもよい。加工コンテンツデータは、メインコンテンツデータの一定時間の音声のみを切り出したコンテンツデータであってもよい。加工コンテンツデータは、メインコンテンツデータに含まれる一定時間の映像を繰り返す映像を含むコンテンツデータであってもよい。加工コンテンツデータは、メインコンテンツに関する情報を含んでもよい。加工コンテンツデータは、メインコンテンツデータの映像にモザイク加工を施したものであってもよい。加工コンテンツデータは、メインコンテンツに対して投稿されたコメントを、メインコンテンツの映像上に表示する加工を行ったものでもよい。メインコンテンツに関する情報は、メインコンテンツデータに関するテキスト情報を含む。テキスト情報は、例えば、視聴者をメインコンテンツの視聴に誘導するメッセージ「続きは配信サービスXXXで(「XXX」は第1の配信サービスの名称)」等のテキストメッセージを含む。メインコンテンツに関する情報は、メインコンテンツを視聴するための情報を含む。メインコンテンツを視聴するための情報は、メインコンテンツにアクセス可能なリンク情報を含む。なお、メインコンテンツを視聴するための情報は、メインコンテンツが視聴できる配信サービスを特定可能な情報であってもよい。配信サービスを特定可能な情報は、例えば、配信サービスの識別情報、配信サービスの名称、配信サービスのURL(Uniform Resource Locator)等の情報を含んでもよい。メインコンテンツに関する情報は、メインコンテンツの進行状況を示す情報を含んでもよい。進行状況を示す情報は、イベントを示す情報、盛り上がりを示す情報等を含む。加工コンテンツデータは、加工コンテンツともいう。
【0042】
第1の動画配信装置1は、メインコンテンツの配信者の操作に基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。第1の動画配信装置1は、配信者端末3から出力される切替指示に基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。切替指示は、例えば、配信者端末3のユーザの操作に基づき配信者端末3に入力される、第2の配信サービスを介してコンテンツを配信する配信モードの切替えを行うための指示である。第2の配信サービスを介してコンテンツを配信する配信モードは、単に配信モードともいう。配信モードは、制限モード、及び非制限モードを含む。制限モードは、第2の配信サービスを介したコンテンツの配信を制限するモードである。制限モードは、第1の配信サービスのみでメインコンテンツを配信するモードである。制限モードは、第2の配信サービスでは、加工コンテンツを配信するモードである。制限モードは、第1のプラットフォームでメインコンテンツを配信すると同時に、第2のプラットフォームで加工コンテンツを配信するモードである。制限モードは、第1の配信サービスの会員視聴者のみコンテンツ(メインコンテンツ)を視聴できるモードであってもよい。非制限モードは、第2の配信サービスを介したコンテンツの配信を制限しないモードである。非制限モードは、第1の配信サービス、及び第2の配信サービスでメインコンテンツを配信するモードである。非制限モードは、第1のプラットフォームでメインコンテンツを配信すると同時に、第2のプラットフォームでもメインコンテンツを配信するモードである。非制限モードは、全ての視聴者がコンテンツを視聴できるモードであってもよい。
【0043】
第1の動画配信装置1は、メインコンテンツの進行に基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツデータに関連付けられた進行表データに基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。例えば、第1の動画配信装置1は、進行表データに付されたタグに基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。タグは、例えば、各イベントの開始時刻、イベントの終了時刻等を示してもよい。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツデータの映像に基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。例えば、第1の動画配信装置1は、所定の映像に基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。所定の映像は、出演者の手を振る動作等のジェスチャを含んでもよい。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツデータの音声に基づいて、加工コンテンツデータを生成してもよい。例えば、第1の動画配信装置1は、音声が切り替わるタイミングで加工コンテンツデータを生成してもよい。音声が切り替わるタイミングは、発話者の発話の停止、発話の中断、発話の終了、異なる発話者による発話の開始、特定のフレーズの発話、効果音の挿入等を含む。特定のフレーズは、例えば、「ここから先は有料です」といったフレーズであってもよい。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツの盛り上がりのタイミングで、加工コンテンツデータを生成してもよい。盛り上がりは、生放送コンテンツの音量が所定の数値を超えることであってもよい。盛り上がりは、視聴者からのコメントの数が所定の数を超えることであってもよい。盛り上がりは、同時視聴者数、又は累計視聴者数が所定の数を超えることであってもよい。
【0044】
第1の動画配信装置1の出力部114は、第2のプラットフォームで配信するためのメインコンテンツ、又は加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。出力部114は、非制限モードの場合、メインコンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。この場合、出力部114は、第1のプラットフォームでメインコンテンツが配信されている間に、第2のプラットフォームでもメインコンテンツが同時に配信されるようにメインコンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。出力部114は、制限モードの場合、加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。この場合、出力部114は、第1のプラットフォームでメインコンテンツが配信されている間に、第2のプラットフォームで加工コンテンツが配信されるように加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。
【0045】
第2の動画配信装置2は、第1の動画配信装置1から出力されたコンテンツデータを第2の視聴者端末5に配信する。第2の動画配信装置2は、コンテンツデータを第2のプラットフォームで配信可能な形式に変換してもよい。
【0046】
第2の視聴者端末5は、加工コンテンツデータを第2の視聴者端末5の視聴者に対して視聴可能にする。第2の視聴者端末5は、例えば、加工コンテンツデータに基づいて、加工コンテンツを表示する。第2の視聴者端末5は、加工コンテンツデータに基づいて、音声を出力する。
【0047】
第2の視聴者端末5の視聴者は、非制限モードの場合、第1の視聴者端末4の視聴者と同様にメインコンテンツを第2のプラットフォーム上で視聴することができる。第2の視聴者端末5の視聴者は、制限モードの場合、第1の視聴者端末4の視聴者が視聴するメインコンテンツとは異なる加工コンテンツを第2のプラットフォーム上で視聴することができる。
【0048】
図3は、実施形態の第1の動画配信装置1の一構成例を概略的に示すブロック図である。
図1に示す第1の動画配信装置1は、図3に示すように制御部11と、通信部12と、記憶部13と、計時部14と、を備えている。
【0049】
制御部11は、第1の動画配信装置1の中枢部分に相当するコンピュータを構成する。制御部11は、1以上のプロセッサを備える。プロセッサは、典型的にはCPU(Central Processing Unit)及び/又はGPU(Graphics Processing Unit)であるが、マイコン、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はDSP(Digital Signal Processor)等であってもよい。制御部11は、メモリを備える。メモリは、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を備える。メモリは、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を備える。プロセッサは、ROM、又は記憶部13に記憶されているプログラムをRAMに展開する。プロセッサがRAMに展開されるプログラムを実行することで、制御部11は、第1の動画配信装置1の全体の動作を制御する。制御部11は、処理回路の一例である。
【0050】
通信部12は、有線通信、又は無線通信を行うためのNIC(Network Interface Card controller)を備える通信インターフェースである。通信部12は、ネットワークを介して、第2の動画配信装置2、配信者端末3、及び第1の視聴者端末4と通信を行う。
【0051】
記憶部13は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性記憶媒体で実現され得る。記憶部13は、配信者端末3から受信したコンテンツデータを記憶する。記憶部13は、コンテンツデータをコンテンツ識別情報と関連付けて記憶する。コンテンツ識別情報は、各コンテンツを識別可能な情報であり、コンテンツID、又はコンテンツ名等の情報を含む。コンテンツ識別情報は、コンテンツの種類、又はジャンル等を識別するジャンル情報等を含んでもよい。コンテンツ識別情報は、コンテンツに含まれるキーワード等を示すキーワード情報等を含んでもよい。コンテンツ識別情報は、コンテンツにアクセスするための情報を含んでもよい。記憶部13は、コンテンツデータを配信者又は配信者端末3の識別情報(ユーザ識別情報)と関連付けて記憶してもよい。
【0052】
記憶部13は、コンテンツデータに関連付けられた進行表データを記憶してもよい。記憶部13は、進行表データをコンテンツ識別情報と関連付けて記憶する。
【0053】
計時部14は、クロック信号を生成するための発振回路及び可変PLL(Phase Locked Loop)、クロック信号のパルス数をカウントするカウンタ回路等から構成される。計時部14はカウントされるパルス数に基づいて時刻を計時する。なお、制御部11は、計時部14がカウントするパルス数に基づいたタイミングで各種制御を実行する。また、制御部11は、計時部14が計時する時刻に基づいて、コンテンツの開始時点からの経過時間をカウントしたり、予め定められた時間を経過したか否かを判別したりする。
【0054】
以下、制御部11の機能的な構成を説明する。制御部11は、コンテンツ取得部110、コンテンツ配信部111、判定部112、生成部113、及び出力部114として機能する。各部は、制御部11、又はプロセッサと読み替え可能である。
【0055】
コンテンツ取得部110は、通信部12を介して配信者端末3からメインコンテンツデータを取得する。メインコンテンツデータは、第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツの一例である。コンテンツ取得部110は、コンテンツデータを記憶部13に記憶する。以下の説明において、「取得」するは、「受信」すると読み替えてもよい。
【0056】
コンテンツ配信部111は、通信部12を介して第1の視聴者端末4にメインコンテンツデータを配信する。例えば、コンテンツ配信部111は、ネットワークを介して配信者端末3からの配信指示を取得する。コンテンツ配信部111は、配信者端末3から受信した配信指示に応答して、配信指示を受けたメインコンテンツデータを記憶部13から取得し、第1の視聴者端末4へメインコンテンツデータを配信する。配信指示は、配信者識別情報と、コンテンツ識別情報とを含み得る。なお、コンテンツ配信部111は、第1の視聴者端末4から受信した配信要求に応答して、第1の視聴者端末4へメインコンテンツデータを配信してもよい。配信要求は、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報とを含み得る。コンテンツ配信部111は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントを含むコンテンツデータを配信してもよい。コンテンツ配信部111は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントを加えたデータを配信してもよい。第1の視聴者端末4から入力されたコメントは、公知の技術によりメインコンテンツに合成又は重畳され得る。なお、コンテンツ配信部111は、第2のプラットフォームで配信された加工コンテンツに対して第2の視聴者端末5から入力されたコメントを含むコンテンツデータを配信してもよい。コンテンツ配信部111は、加工コンテンツに対して第2の視聴者端末5から入力されたコメントを加えたデータを配信してもよい。
【0057】
コンテンツ配信部111は、例えば、メインコンテンツデータが受信されたことにより、リアルタイムでコンテンツの配信を開始し、メインコンテンツデータが終了したことによりコンテンツの配信を終了するように、リアルタイム配信の開始及び終了を管理してもよい。コンテンツ配信部111は、例えば、計時部14から得られる時間情報と、コンテンツデータに関連付けられた進行表データの配信時刻に基づいて、コンテンツデータの配信の開始及び終了を管理してもよい。
【0058】
なお、コンテンツ配信部111は、配信済みのコンテンツデータを直ちに破棄してもよいが、例えば、リプレイ、又はスローモーション再生を可能とするために所定期間バッファリングしていてもよい。
【0059】
判定部112は、第2の配信サービスを介してコンテンツを配信する配信モードを判定する。第2の配信サービスを介してコンテンツを配信する配信モードは、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードともいう。一例では、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、メインコンテンツの配信者の操作に基づいて切り替わる。配信モードは、制限モード、及び非制限モードを含む。判定部112は、配信者端末3から出力される切替指示に基づいて、配信モードを判定してもよい。判定部112は、配信者端末3から非制限モードから制限モードへの切替指示に基づいて、配信モードが非制限モードから制限モードに切り替えられたと判定する。判定部112は、配信者端末3から制限モードから非制限モードへの切替指示に基づいて、配信モードが制限モードから非制限モードに切り替えられたと判定する。
【0060】
別の例では、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、メインコンテンツの進行に基づいて切り替わる。判定部112は、メインコンテンツデータに関連付けられた進行表データに基づいて、配信モードを判定してもよい。判定部112は、例えば、シーンの切替えに基づいて、配信モードが制限モードから非制限モード、又は非制限モードから制限モードへ切り替えられたと判定してもよい。例えば、判定部112は、ゲームが開始されるシーンに切り替わるタイミングで、配信モードを制限モードに切り替えることを判定してもよい。進行表データは、配信モードを切り替えるためのタグを含んでもよい。判定部112は、メインコンテンツデータの映像に基づいて、配信モードを判定してもよい。判定部112は、例えば、所定の映像を検出したことに基づいて、配信モードが制限モードから非制限モード、又は非制限モードから制限モードへ切り替えられたと判定してもよい。例えば、判定部112は、メインコンテンツにおいて、出演者が手を振るジェスチャを行ったことに基づいて、配信モードを制限モードに切り替えることを判定してもよい。判定部112は、例えば、所定の映像と配信モードの切り替えが対応付けられたテーブル等に基づいて配信モードの切り替えを判定してもよい。判定部112は、メインコンテンツデータの音声に基づいて、配信モードを判定してもよい。判定部112は、メインコンテンツデータの音声が切り替わるタイミングに基づいて、配信モードが制限モードから非制限モード、又は非制限モードから制限モードへ切り替えられたと判定してもよい。例えば、判定部112は、メインコンテンツにおいて、所定の音声を検出したことに基づいて、配信モードを制限モードに切り替えることを判定してもよい。所定の音声は、例えば、効果音等である。判定部112は、メインコンテンツの盛り上がりのタイミングで、配信モードを判定してもよい。判定部112は、メインコンテンツの盛り上がりのタイミングに基づいて、配信モードが制限モードから非制限モード、又は非制限モードから制限モードへ切り替えられたと判定してもよい。例えば、判定部112は、メインコンテンツの盛り上がりを検出したことに基づいて、配信モードを制限モードに切り替えることを判定してもよい。
【0061】
配信モードが制限モードから非制限モードに切り替えられたと判定することは、判定時の配信モードが非制限モードであると判定することに対応する。配信モードが非制限モードから制限モードに切り替えられたと判定することは、判定時の配信モードが制限モードであると判定することに対応する。
【0062】
判定部112は、メインコンテンツの終了を判定する。メインコンテンツの終了は、メインコンテンツの配信終了と読み替えてもよい。判定部112は、配信者端末3から出力される配信終了指示に基づいて、メインコンテンツの終了を判定してもよい。配信終了指示は、例えば、配信者端末3のユーザの操作に基づき配信者端末3に入力されるコンテンツの配信を終了させるための指示である。判定部112は、メインコンテンツデータに関連付けられた進行表データに基づいて、メインコンテンツの終了を判定してもよい。
【0063】
生成部113は、メインコンテンツデータに基づいて、第2の動画配信装置2を介して第2の視聴者端末5に配信するための加工コンテンツデータを生成する。加工コンテンツデータは、第2のプラットフォームで配信可能な第2のコンテンツの一例である。生成部113は、判定部112による判定結果に基づいて、加工コンテンツデータを生成する。生成部113は、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが制限モードである場合に、加工コンテンツデータを生成する。制限モードは、所定のモードの一例である。生成部113は、メインコンテンツデータの一部を含む加工コンテンツデータを生成してもよい。生成部113は、例えば、非制限モード期間のメインコンテンツデータを使用して加工コンテンツデータを生成してもよい。生成部113は、非制限モード期間のメインコンテンツをループさせるコンテンツを含む加工コンテンツデータを生成してもよい。生成部113は、複数の非制限モード期間のメインコンテンツデータを結合して加工コンテンツデータを生成してもよい。生成部113は、メインコンテンツデータの音声のみを含む加工コンテンツデータを生成してもよい。生成部113は、メインコンテンツデータの一部を含む加工コンテンツデータを生成することにより、第2の視聴者端末5の視聴者がメインコンテンツに対して興味を持ちやすい加工コンテンツを生成することができる。
【0064】
生成部113は、メインコンテンツデータに関する情報を含む加工コンテンツデータを生成してもよい。メインコンテンツデータに関する情報は、テキスト情報を含んでもよい。メインコンテンツに関する情報は、メインコンテンツを視聴するための情報を含んでもよい。メインコンテンツを視聴するための情報は、例えば、メインコンテンツが視聴できる配信サービスの名称、リンク情報等を含んでもよい。メインコンテンツデータに関する情報は、視聴者を第1のプラットフォームに誘導するメッセージを含んでもよい。第1のプラットフォームに誘導するメッセージは、例えば、「続きは配信サービスXXXで(「XXX」は第1の配信サービスの名称)」等のテキストメッセージを含む。メインコンテンツに関する情報は、メインコンテンツの進行状況を示す情報を含んでもよい。メインコンテンツの進行状況を示す情報は、例えば、「YYYさん出演中」、「この後クイズが始まるよ」、「10分後にZZZさん登場」等のテキストメッセージを含む。生成部113は、メインコンテンツデータに関する情報を含む加工コンテンツデータを生成することにより、第2の視聴者端末5の視聴者がメインコンテンツの視聴を開始しやすい加工コンテンツを生成することができる。
【0065】
生成部113は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントを含む加工コンテンツデータを生成してもよい。生成部113は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントのデータを、加工コンテンツデータに加えたデータを生成してもよい。生成部113は、第1の視聴者端末4から入力されたコメントを、公知の技術により加工コンテンツに合成又は重畳し得る。
【0066】
出力部114は、メインコンテンツデータ、又は加工コンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力する。出力部114は、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが非制限モードの場合、メインコンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力する。出力部114は、第1のプラットフォームでのメインコンテンツの配信と同時に、第2のプラットフォームでメインコンテンツが配信されるようにメインコンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。出力部114は、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが制限モードの場合、加工コンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力する。出力部114は、第1のプラットフォームでのメインコンテンツの配信と同時に、第2のプラットフォームで加工コンテンツが配信されるように加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。
【0067】
出力部114は、加工コンテンツデータと、コンテンツ配信部111から配信されるメインコンテンツデータとの間の遅延を補正して、加工コンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力してもよい。例えば、第1のプラットフォームと第2のプラットフォームは、エンコード方法等の違いにより遅延が異なり得る。出力部114は、例えば、第1のプラットフォームで配信されるコンテンツと第2のプラットフォームで配信されるコンテンツとの間のタイムラグを計測する。出力部114は、メインコンテンツと加工コンテンツのうち遅延が大きい方に合わせて、メインコンテンツ、又は加工コンテンツを遅延させる。例えば、メインコンテンツが5秒の遅延を有し、加工コンテンツが10秒の遅延を有している場合、出力部114は、メインコンテンツをさらに5秒遅延させることで、メインコンテンツの遅延と加工コンテンツの遅延を一致させる。出力部114は、遅延を補正した加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。なお、出力部114は、視聴者端末毎に計測した第1のプラットフォームで配信されるコンテンツと第2のプラットフォームで配信されるコンテンツとの間のタイムラグを取得し、遅延を補正してもよい。制御部11が、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントをメインコンテンツデータに加えたデータを第2の動画配信装置2に出力する場合、当該コメントについても、遅延を補正してもよい。
【0068】
(表示例)
配信者端末3に表示されるモード切替画像について説明する。モード切替画像は、配信者の操作により第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードの切替えが行われる画像である。図4は、実施形態の配信者端末3に表示されるモード切替画像Im1の表示例を概略的に示す図である。図4の例では、配信モードがメインコンテンツの配信者の操作に基づいて切り替わる場合を想定する。
【0069】
図4に示した例では、配信者により生放送コンテンツの配信が行われていることを想定する。モード切替画像Im1は、生放送コンテンツを表示するコンテンツ表示エリアA1を含む。モード切替画像Im1は、モード切替ボタン表示エリアA2、モード表示エリアA3、配信時間表示エリアA4、及び配信終了ボタンB1を少なくとも含む。モード切替ボタン表示エリアA2は、配信者により配信モードの切替指示を入力可能なモード切替ボタンを含む。例えば、配信者は、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードを、非制限モードに切り替える場合、非配信モードボタンをタッチ入力等により選択する。配信者は、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードを、制限モードに切り替える場合、配信モードボタンをタッチ入力等により選択する。モード切替ボタン表示エリアA2は、配信モードの説明を含むテキストメッセージを含んでもよい。例えば、配信モードが非制限モードの場合、モード切替ボタン表示エリアA2は、「現在、全ユーザが視聴可能です。」等のメッセージを含む。配信モードが制限モードの場合、モード切替ボタン表示エリアA2は、第1のプラットフォームで視聴する視聴者のみが視聴可能であることを示すメッセージを含んでもよい。
【0070】
モード表示エリアA3は、現在の第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードを表示するエリアである。例えば、モード表示エリアA3は、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが非制限モードである場合、非制限モードであることを認識可能な態様で表示する。例えば、モード表示エリアA3は、「非制限モード」と表示された部分を点灯させてもよい。モード表示エリアA3は、現在の配信モードとは異なる配信モードの表示をグレーアウトしてもよい。
【0071】
配信時間表示エリアA4は、メインコンテンツに関する時間情報を表示するエリアである。時間情報は、メインコンテンツの開始からの経過時間を示す表示を含んでもよい。時間情報は、メインコンテンツの残り時間を示すカウントダウン表示を含んでもよい。
【0072】
配信終了ボタンB1は、配信者により配信終了指示を入力可能なボタンである。例えば、配信者は、メインコンテンツの配信を終了する場合、配信終了ボタンB1をタッチ入力等により選択する。
【0073】
なお、モード切替画像Im1は、配信者により配信指示を入力可能な配信開始ボタンを含んでもよい。
【0074】
この例によれば、配信者は、モード切替ボタンの操作のみで第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードを切り替えることができる。配信者は、配信モードの切替操作のみで、第2のプラットフォームで配信するコンテンツを選択することができる。例えば、配信者は、非制限モードを選択することで、第1のプラットフォーム、及び第2のプラットフォームでメインコンテンツを同時に配信することができる。または、配信者は、制限モードを選択することで、第1のプラットフォーム、及び第2のプラットフォームで異なるコンテンツを同時に配信することができる。配信者は、第1のプラットフォームでメインコンテンツを配信し、同時に第2のプラットフォームで加工コンテンツを配信することができる。第1の動画配信装置1は、配信モードの切替指示に基づいて加工コンテンツを生成し、複数のプラットフォームで、メインコンテンツ、及びメインコンテンツに関連するメインコンテンツとは異なるコンテンツを同時に配信することができる。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツに関連する加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力し、第2の動画配信装置2を介して加工コンテンツを第2のプラットフォームで配信することができる。これにより、第1の動画配信装置1は、第2のプラットフォームで加工コンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに引き込むための導線を形成することができる。このように、第1の動画配信装置1は、他の配信サービスから視聴者を第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0075】
図4により、配信者端末3に表示されるモード切替画像の表示例について説明したが、配信者端末3における表示例はこれに限定されるものではない。
【0076】
(動作例)
第1の動画配信装置1の動作について説明する。
以下で説明する処理手順は一例にすぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。処理手順は、実施形態に応じて各処理の省略、又は置換が可能であり、新たな処理の追加も可能である。
【0077】
図5は、実施形態の第1の動画配信装置1において、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する情報処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下の処理では、配信者により生放送コンテンツの配信(ライブ配信)がされる場合を例に説明する。第1の動画配信装置1は、配信者端末3から生放送コンテンツを順次取得し、第1のプラットフォームで第1の視聴者端末4に生放送コンテンツを配信するものとする。生放送コンテンツは、メインコンテンツである。
【0078】
以下の処理は、動画配信システムSにより第2のプラットフォームでコンテンツを配信する情報処理動作の一例である。動画配信システムSは、第1のプラットフォームでメインコンテンツを配信すると同時に、第2のプラットフォームでメインコンテンツ、又は加工コンテンツを配信する。
【0079】
制御部11は、配信者端末3からメインコンテンツデータ(第1のコンテンツ)を取得する(ステップS1)。ステップS1は、コンテンツ取得部110による処理でもよい。ステップS1では、例えば、制御部11は、配信者端末3から生放送コンテンツを順次取得する。なお、制御部11は、記憶部13から生放送コンテンツを順次取得してもよい。
【0080】
制御部11は、第2の配信サービスを介してコンテンツを配信する配信モードが制限モードであるか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2は、判定部112による処理でもよい。ステップS2では、例えば、制御部11は、メインコンテンツデータと関連付けられた配信モードに基づいて、配信モードを判定してもよい。
【0081】
一例では、配信モードは、メインコンテンツの配信者の操作に基づいて切り替わる。この場合、制御部11は、配信者端末3から出力される切替指示に基づいて、配信モードを切り替える。制御部11は、配信モードをメインコンテンツデータと関連付けて記憶部13に保存する。制御部11は、メインコンテンツデータと関連付けられた配信モードに基づいて、配信モードが制限モードであるか否かを判定する。
【0082】
別の例では、配信モードは、メインコンテンツの進行に基づいて切り替わる。この場合、制御部11は、メインコンテンツデータに関連付けられた進行表データに基づいて、配信モードを判定してもよい。制御部11は、メインコンテンツデータの映像に基づいて、配信モードを判定してもよい。制御部11は、メインコンテンツデータの音声に基づいて、配信モードを判定してもよい。制御部11は、メインコンテンツの盛り上がりのタイミングに基づいて、配信モードを判定してもよい。制御部11は、配信モードをメインコンテンツデータと関連付けて記憶部13に保存する。制御部11は、メインコンテンツデータと関連付けられた配信モードに基づいて、配信モードが制限モードであるか否かを判定する。
【0083】
配信モードが制限モードである場合(ステップS2:YES)、制御部11が行う処理は、ステップS2からステップS4に遷移する。配信モードが制限モードでない場合(ステップS2:NO)、制御部11が行う処理は、ステップS2からステップS3に遷移する。
【0084】
制御部11は、配信モードが制限モードでないことに基づいて、メインコンテンツを第2の動画配信装置2に出力する(ステップS3)。ステップS3は、出力部114による処理でもよい。ステップS3では、例えば、制御部11は、ステップS1において取得したメインコンテンツを第2の動画配信装置2に出力する。第2の動画配信装置2は、第2のプラットフォームでメインコンテンツに基づくコンテンツを第2の視聴者端末5に配信する。なお、制御部11は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントを含むメインコンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力してもよい。制御部11は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントを、メインコンテンツデータに加えたデータを第2の動画配信装置2に出力してもよい。制御部11は、メインコンテンツデータにコメントを合成又は重畳したデータを出力してもよいし、メインコンテンツデータとコメントのデータを別々に出力してもよい。
【0085】
なお、制御部11は、第1のプラットフォームで配信されるメインコンテンツと第2のプラットフォームで配信されるメインコンテンツとの間の遅延を補正して、メインコンテンツを第2の動画配信装置2に出力してもよい。制御部11は、異なるプラットフォームで配信されるコンテンツデータの遅延を補正して、コンテンツデータを出力することで、異なるプラットフォーム間でもコンテンツの進行を合わせることができる。例えば、制御部11は、第2のプラットフォームで配信されるメインコンテンツを第1のプラットフォームで配信されるメインコンテンツの遅延に合わせて補正し、第2の動画配信装置2に出力することで、第2の動画配信装置2から配信されるメインコンテンツと第1の動画配信装置1から配信されるメインコンテンツとの遅延を合わせることができる。そのため、第1の動画配信装置1は、どちらかのプラットフォームを介したコンテンツの進行が早くなることによるネタバレ等を防止することができる。
【0086】
制御部11は、配信モードが制限モードであることに基づいて、加工コンテンツデータを生成する(ステップS4)。ステップS4は、生成部113による処理でもよい。ステップS4では、例えば、制御部11は、ステップS1において取得したメインコンテンツデータに基づいて、第2のプラットフォームで配信可能な加工コンテンツデータを生成する。制御部11は、メインコンテンツデータの一部を含む加工コンテンツデータを生成する。制御部11は、非制限モード期間のメインコンテンツデータを含む加工コンテンツデータを生成してもよい。制御部11は、メインコンテンツデータの音声のみを含む加工コンテンツデータを生成してもよい。制御部11は、メインコンテンツデータに関する情報を含む加工コンテンツデータを生成してもよい。制御部11は、メインコンテンツを視聴するための情報を含む加工コンテンツデータを生成してもよい。制御部11は、メインコンテンツの進行状況を示す情報を含む加工コンテンツデータを生成してもよい。制御部11は、加工コンテンツデータを記憶部13に保存してもよい。
【0087】
なお、制御部11は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントを含む加工コンテンツデータを生成してもよい。制御部11は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントのデータを、加工コンテンツデータに加えたデータを生成してもよい。
【0088】
制御部11は、加工コンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力する(ステップS5)。ステップS5は、出力部114による処理でもよい。ステップS4では、例えば、制御部11は、生成部113により生成された加工コンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力する。第2の動画配信装置2は、第2のプラットフォームで加工コンテンツに基づくコンテンツを第2の視聴者端末5に配信する。なお、制御部11は、第1のプラットフォームで配信されるメインコンテンツと第2のプラットフォームで配信される加工コンテンツとの間の遅延を補正して、加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力してもよい。例えば、制御部11は、第2のプラットフォームで配信される加工コンテンツを第1のプラットフォームで配信されるメインコンテンツの遅延に合わせて補正し、第2の動画配信装置2に出力することで、第2の動画配信装置2から配信される加工コンテンツと第1の動画配信装置1から配信されるメインコンテンツとの遅延を合わせることができる。そのため、第1の動画配信装置1は、どちらかのプラットフォームを介したコンテンツの進行が早くなることによるネタバレ等を防止することができる。
【0089】
制御部11は、メインコンテンツが終了したか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6は、判定部112による処理でもよい。ステップS6では、例えば、制御部11は、配信者端末3から出力される配信終了指示に基づいて、メインコンテンツデータの終了を判定してもよい。判定部112は、メインコンテンツデータに関連付けられた進行表データに基づいて、メインコンテンツの終了を判定してもよい。
【0090】
メインコンテンツが終了した場合(ステップS6:YES)、処理は、終了する。メインコンテンツが終了していない場合(ステップS6:NO)、処理は、ステップS6からステップS1に戻る。制御部11は、メインコンテンツが終了するまでステップS1からステップS6の処理を繰り返す。
【0091】
なお、メインコンテンツデータが録画コンテンツである場合、制御部11は、ステップS1において、配信者端末3から録画コンテンツを取得してもよい。この場合、ステップS6において、コンテンツが終了していないと判定された場合、処理は、ステップS6からステップS2に遷移してもよい。なお、制御部11は、ステップS1において、記憶部13から録画コンテンツを順次取得してもよい。
【0092】
この例によれば、第1の動画配信装置1は、配信モードに応じて異なるコンテンツデータを第2の動画配信装置2に出力することができる。例えば、配信者は、配信モードを切り替えることで、メインコンテンツの冒頭部分を第1のプラットフォーム、及び第2のプラットフォームで配信し、その他の部分を第1のプラットフォームでのみ配信することができる。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツデータに基づいて、第2のプラットフォームで配信可能な加工コンテンツを生成し、第2の動画配信装置2に出力することができる。第1の動画配信装置1は、異なる複数のプラットフォームで、異なるコンテンツを同時に配信することができる。例えば、第1の動画配信装置1は、第1のプラットフォームでメインコンテンツを配信し、メインコンテンツに関連した情報を含む加工コンテンツを第2の動画配信装置2を介して第2のプラットフォームで配信することができる。これにより、動画配信システムSは、加工コンテンツを視聴した第2の視聴者端末5の視聴者に、第1のプラットフォームでのメインコンテンツの視聴を促すことができる。このように、動画配信システムSは、第2の視聴者端末5の視聴者を第1のプラットフォームに引き込むための導線を形成することができる。第1の動画配信装置1は、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者の第1のプラットフォームへの誘導を支援することができる。このように、第1の動画配信装置1は、他の配信サービスから視聴者を第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。また、動画配信システムSは、第1のプラットフォームでメインコンテンツが配信されると同時に、第2のプラットフォームで加工コンテンツを配信することで、メインコンテンツの配信中に第2の視聴者端末5の視聴者を第1のプラットフォームに引き込むことができる。そのため、動画配信システムSは、リアルタイムで第2の視聴者端末5の視聴者の第1のプラットフォームへの誘導を支援することができる。
【0093】
なお、制御部11は、第2のプラットフォームで配信したコンテンツに対して第2の視聴者端末5から入力されたコメントを取得してもよい。この場合、制御部11は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメント、及び第2の視聴者端末5から入力されたコメントを合成又は重畳してもよい。制御部11は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメント、及び第2の視聴者端末5から入力されたコメントを、表示態様を異ならせる等の識別可能な態様で合成又は重畳してもよい。第1の動画配信装置1は、第1の視聴者端末4から入力されたコメント、及び第2の視聴者端末5から入力されたコメントを含むメインコンテンツデータを第1の視聴者端末4に配信してもよい。第1の動画配信装置1は、メインコンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメント、及び第2の視聴者端末5から入力されたコメントを、メインコンテンツデータに加えたデータを第1の視聴者端末4に配信してもよい。第1の動画配信装置1は、コメント、及びメインコンテンツを第1のプラットフォームで配信するメインコンテンツとの間の遅延を補正して、第2の動画配信装置2に出力してもよい。
制御部11は、加工コンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメント、及び第2の視聴者端末5から入力されたコメントを合成又は重畳してもよい。制御部11は、加工コンテンツに対して第1の視聴者端末4から入力されたコメントと、第2の視聴者端末5から入力されたコメントとを、互いに表示態様を異ならせる等の識別可能な態様で合成又は重畳してもよい。第1の動画配信装置1は、コメントを含む加工コンテンツを第2の動画配信装置2に出力してもよい。第1の動画配信装置1は、コメントを、加工コンテンツデータに加えたデータを第2の動画配信装置2に出力してもよい。第1の動画配信装置1は、コメント、及び加工コンテンツを第1のプラットフォームで配信するメインコンテンツとの間の遅延を補正して、第2の動画配信装置2に出力してもよい。
【0094】
(効果)
上記のように、本実施形態によれば、動画配信装置は、第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得し、第1のコンテンツに基づいて、第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツは異なる第2のコンテンツを生成し、第2のコンテンツを出力する。例えば、動画配信装置は、第1のプラットフォームでメインコンテンツを配信している間に、メインコンテンツに基づいて生成された加工コンテンツを第2の動画配信装置を介して、第2のプラットフォームで配信することができる。そのため、動画配信装置は、異なる複数のプラットフォームで、異なるコンテンツを同時に配信することができる。これにより、動画配信装置は、第2のプラットフォームで配信された加工コンテンツを視聴した視聴者に、メインコンテンツを効果的にアピールすることができる。例えば、加工コンテンツを視聴した視聴者は、メインコンテンツを視聴するためには第1のプラットフォームでコンテンツを視聴する必要がある。そのため、動画配信装置は、第2のプラットフォームで加工コンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに引き込むための導線を形成することができる。このように、動画配信装置は、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに誘導することを支援することができる。言い換えると、動画配信装置は、他の配信サービスから視聴者を第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0095】
本実施形態によれば、動画配信装置は、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に第2のコンテンツを生成する。例えば、動画配信装置は、第2のプラットフォームの配信モードに応じて、加工コンテンツを生成するか否かを変えることができる。そのため、動画配信装置は、配信モードが所定のモードである場合にのみ加工コンテンツを生成し、生成された加工コンテンツを第2の動画配信装置を介して、第2のプラットフォームで配信することができる。これにより、動画配信装置は、配信モードに応じて、異なる複数のプラットフォームで、異なるコンテンツを同時に配信することができる。例えば、動画配信装置は、制限モードの場合にのみ加工コンテンツを第2の動画配信装置2を介して配信する。加工コンテンツを視聴した視聴者は、制限モードの場合に配信されるメインコンテンツを視聴するためには第1のプラットフォームでコンテンツを視聴する必要がある。このように、動画配信装置は、第2のプラットフォームで加工コンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに引き込むための導線を形成することができる。動画配信装置は、配信モードに応じて、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに誘導することを支援することができる。言い換えると、動画配信装置は、他の配信サービスから視聴者を第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0096】
本実施形態によれば、動画配信装置において、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、第1のコンテンツの配信者の操作に基づいて切り替わる。例えば、配信者は、メインコンテンツの配信中に第2のプラットフォームの配信モードを変更することができる。配信者は、冒頭部分を非制限モードに設定し、その他の部分を制限モードに設定することができる。この場合、動画配信装置は、冒頭部分のみ第2のプラットフォームでも視聴可能とし、その他の部分は、第1のプラットフォームでのみ視聴可能とすることができる。そのため、冒頭部分を第2のプラットフォームで視聴した視聴者は、その他の部分を視聴するためには、第1のプラットフォームでコンテンツを視聴する必要がある。そのため、配信者は、効果的に第2のプラットフォームで加工コンテンツを配信するタイミングを選択することができる。このように、動画配信装置は、配信者の選択に応じて、異なる複数のプラットフォームで、異なるコンテンツを同時に配信することができ、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに誘導することを支援することができる。言い換えると、動画配信装置は、他の配信サービスから視聴者を第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0097】
本実施形態によれば、動画配信装置において、第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、第1のコンテンツの進行に基づいて切り替わる。例えば、動画配信装置は、メインコンテンツの進行に基づいて、冒頭部分や盛り上がり部分等で第2のプラットフォームの配信モードを変更することができる。この場合、動画配信装置は、冒頭部分や盛り上がり部分のみ第2のプラットフォームでも視聴可能とし、その他の部分は、第1のプラットフォームでのみ視聴可能とすることができる。そのため、冒頭部分や盛り上がり部分を第2のプラットフォームで視聴した視聴者は、その他の部分を視聴するためには、第1のプラットフォームでコンテンツを視聴する必要がある。このように、動画配信装置は、メインコンテンツの進行状況に応じて、異なる複数のプラットフォームで、異なるコンテンツを同時に配信することができる。動画配信装置は、メインコンテンツの進行状況に応じて、視聴者が興味を持ちやすいタイミングで、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに誘導することを支援することができる。言い換えると、動画配信装置は、メインコンテンツの進行状況に応じて、視聴者が興味を持ちやすいタイミングで、他の配信サービスから視聴者を第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0098】
本実施形態によれば、動画配信装置は、第1のコンテンツの一部を含む第2のコンテンツを生成する。例えば、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者は、メインコンテンツの冒頭部分等の一部を視聴することができる。そのため、加工コンテンツを視聴した視聴者は、メインコンテンツに興味を持ちやすくなる。これにより、動画配信装置は、メインコンテンツを第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者に効果的にアピールし、第2のプラットフォームで加工コンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに引き込むための導線を形成することができる。このように、動画配信装置は、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者を効果的に第1のプラットフォームに誘導することを支援することができる。言い換えると、動画配信装置は、他の配信サービスから視聴者を効果的に第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0099】
本実施形態によれば、動画配信装置は、第1のコンテンツに関する情報を含む第2のコンテンツを生成する。例えば、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者は、メインコンテンツが視聴できるプラットフォームの情報や、メインコンテンツを視聴するためリンク情報等を取得することができる。そのため、加工コンテンツを視聴した視聴者は、第2のプラットフォームに移動しやすくなる。このように、動画配信装置は、第2のプラットフォームで加工コンテンツを視聴する視聴者を第1のプラットフォームに引き込むための導線を形成し、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者を効果的に第1のプラットフォームに誘導することを支援することができる。言い換えると、動画配信装置は、他の配信サービスから視聴者を効果的に第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0100】
本実施形態によれば、動画配信装置は、第2のコンテンツと第1のコンテンツとの間の遅延を補正して第2のコンテンツを出力する。例えば、動画配信装置は、第1のプラットフォームで配信するメインコンテンツと第2のプラットフォームで配信する加工コンテンツの遅延を合わせ、進行を調整することができる。動画配信装置は、異なるプラットフォームで配信されるコンテンツデータの遅延を補正して、コンテンツデータを出力することで、異なるプラットフォームでもコンテンツの進行を合わせることができる。そのため、動画配信装置は、異なる複数のプラットフォームを介したコンテンツの進行がずれることによるネタバレ等を防止することができる。これにより、動画配信装置は、第2のプラットフォームでコンテンツを視聴する視聴者を効果的に第1のプラットフォームに誘導することを支援することができる。言い換えると、動画配信装置は、他の配信サービスから視聴者を効果的に第1の配信サービスに誘導することを支援することができる。
【0101】
なお、この発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
【0102】
処理回路を構成する1つ以上の回路のそれぞれは、複数の処理のうちの1つ以上の処理を実行する。処理回路が単一の回路で構成される場合、単一の回路は、複数の処理の全部を実行する。処理回路が複数の回路で構成される場合、複数の回路のそれぞれは、複数の処理のうちの一部を実行する。複数の処理のうちの一部は、複数の処理のうちの1つでもよいし、複数の処理のうちの2つ以上でもよい。処理回路が複数の回路で構成される場合、複数の回路は、1つの装置に含まれていてもよいし、複数の装置に分散していてもよい。
【0103】
本明細書で述べた各機能部の任意の一部、又は全部をプログラムによって実現するようにしてもよい。本明細書で言及したプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に非一時的に記録して頒布されてもよいし、インターネットなどの通信回線(無線通信も含む)を介して頒布されてもよいし、任意の端末にインストールされた状態で頒布されてもよい。
【0104】
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形例を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
【0105】
例えば、本明細書において1台の装置(あるいは部材、以下同じ)として説明されるもの(図面において1台の装置として描かれているものを含む)を複数の装置によって実現してもよい。逆に、本明細書において複数の装置として説明されるもの(図面において複数の装置として描かれているものを含む)を1台の装置によって実現してもよい。あるいは、ある装置(例えばサーバ)に含まれるとした手段や機能の一部、又は全部が、他の装置(例えばユーザ端末)に含まれるようにしてもよい。また、「システム」とは、1台の装置から構成されてもよいし、2以上の装置(例えばサーバとユーザ端末、あるいは複数のユーザ端末)から構成されてもよい。
【0106】
また、本明細書に記載された事項の全てが必須の要件というわけではない。特に、本明細書に記載され、特許請求の範囲に記載されていない事項は任意の付加的事項ということができる。
【0107】
なお、本出願人は本明細書の「先行技術文献」欄の文献に記載された文献公知発明を知っているにすぎず、本発明は必ずしも同文献公知発明における課題を解決することを目的とするものではないことにも留意されたい。本発明が解決しようとする課題は本明細書全体を考慮して認定されるべきものである。例えば、本明細書において、特定の構成によって所定の効果を奏する旨の記載がある場合、当該所定の効果の裏返しとなる課題が解決されるということもできる。ただし、必ずしもそのような特定の構成を必須の要件とする趣旨ではない。
【0108】
(付記)
上述の実施形態は、以下のように表されてもよい。
(1) 第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得部と、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、
前記第2のコンテンツを出力する出力部と、
を備える動画配信装置。
(2) 前記生成部は、前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードが所定のモードである場合に前記第2のコンテンツを生成する、
(1)に記載の動画配信装置。
(3) 前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、前記第1のコンテンツの配信者の操作に基づいて切り替わる、
(2)に記載の動画配信装置。
(4) 前記第2のプラットフォームでコンテンツを配信する配信モードは、前記第1のコンテンツの進行に基づいて切り替わる、
(2)に記載の動画配信装置。
(5) 前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツの一部を含む、
(1)に記載の動画配信装置。
(6) 前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツに関する情報を含む、
(1)に記載の動画配信装置。
(7) 前記出力部は、前記第2のコンテンツと前記第1のコンテンツとの間の遅延を補正して前記第2のコンテンツを出力する、
(1)に記載の動画配信装置。
(8) 第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得ステップと、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成ステップと、
前記第2のコンテンツを出力する出力ステップと、
を備える動画配信方法。
(9) コンピュータを、
第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得手段、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成手段、
前記第2のコンテンツを出力する出力手段、
として機能させる動画配信プログラム。
(10) 第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信する配信部と、
前記配信部から前記第1のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、
前記第2のコンテンツを出力する出力部と、
を備える動画配信システム。
【符号の説明】
【0109】
1…第1の動画配信装置、2…第2の動画配信装置、3…配信者端末、4…第1の視聴者端末、5…第2の視聴者端末、11…制御部、12…通信部、13…記憶部、14…計時部、110…コンテンツ取得部、111…コンテンツ配信部、112…判定部、113…生成部、114…出力部、A1…コンテンツ表示エリア、A2…モード切替ボタン表示エリア、A3…モード表示エリア、A4…配信時間表示エリア、B1…配信終了ボタン、Im1…モード切替画像、S…動画配信システム。
【要約】
【課題】 他の配信サービスからの視聴者の誘導を支援することができる動画配信装置、動画配信方法、動画配信プログラム、及び動画配信システムを提供する。
【解決手段】 実施形態による動画配信装置は、第1のプラットフォームで配信可能な第1のコンテンツを配信者端末から取得するコンテンツ取得部と、前記第1のコンテンツに基づいて、前記第1のプラットフォームとは異なる第2のプラットフォームで配信可能な、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツを生成する生成部と、前記第2のコンテンツを出力する出力部と、を備える。
【選択図】 図5
図1
図2
図3
図4
図5