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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-14
(45)【発行日】2024-05-22
(54)【発明の名称】緑化装置
(51)【国際特許分類】
   A01G 9/02 20180101AFI20240515BHJP
   A01G 20/00 20180101ALI20240515BHJP
   A01G 24/46 20180101ALI20240515BHJP
   A01G 31/00 20180101ALI20240515BHJP
【FI】
A01G9/02 B
A01G20/00
A01G24/46
A01G31/00 601B
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020054973
(22)【出願日】2020-03-25
(65)【公開番号】P2021153424
(43)【公開日】2021-10-07
【審査請求日】2022-12-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000003621
【氏名又は名称】株式会社竹中工務店
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小島 倫直
(72)【発明者】
【氏名】佐久間 護
【審査官】田辺 義拓
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-099298(JP,A)
【文献】特開2014-128228(JP,A)
【文献】特開2018-064469(JP,A)
【文献】特開2018-191531(JP,A)
【文献】登録実用新案第3159897(JP,U)
【文献】米国特許出願公開第2011/0059518(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01G 9/02
A01G 20/00
A01G 24/46
A01G 31/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
積層された複数の植栽シートと、積層された複数の前記植栽シートを貫通固定し複数の前記植栽シートを一体化する複数の固定部材と、を有する植栽基盤と、
前記植栽基盤を面外方向に湾曲した状態でフラットな壁面に支持する支持手段と、
前記植栽シートが突出して形成され、植物が植栽される収容部と、
を備え、
前記固定部材は、頭部及び軸部を有するボルト部と、ナット部と、を有し、
積層された前記植栽シートは、前記ボルト部の前記頭部と、貫通し突出した前記ボルト部の前記軸部にねじ込まれ締め付けられた前記ナット部と、で両側から挟まれて圧縮され圧縮部位が形成されている、
緑化装置
【請求項2】
最外の前記植栽シートの外側には、防水シートが重ねられ、
前記固定部材は、前記植栽シートと前記防水シートとを貫通固定し、
前記収容部は、前記植栽シート及び前記防水シートが突出して形成される、
請求項1に記載の緑化装置
【請求項3】
前記固定部材は、面外方向から見て千鳥状に配置されている、
請求項1又は請求項2に記載の緑化装置
【請求項4】
前記支持手段は、
前記植栽基盤の左右方向の端部の両面を挟む一対の支柱と、
前記壁面に設けられ、前記植栽基盤の下端部が載せられた支持部と、
前記壁面に固定され、一対の前記支柱が取り付けられた設置冶具と、
を有して構成されている、
請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の緑化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、緑化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、公共・商業施設や会社のエントランスなど、主に屋内施設に設置される緑化壁面構造に関する技術が開示されている。この先行技術では、植物を担持した植物担持体を、その幅方向に連接することで形成された緑化壁面構造である。そして、植物担持体が幅狭の柱体であって、該担持体の少なくとも前面側に植物を担持する担持部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2015-104314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
引用文献1では、幅狭の柱体の植物担持体を少しずつズラしながら連設することで、屈曲状や曲面状の緑化壁面を形成している。しかし、滑らかな曲面にするためには、多数の植物担持体を、曲線形状に形成された担持体保持枠に、少しずつズラして連設する必要があり、施工に手間がかかる。
【0005】
本発明は、上記事実を鑑み、曲面状等の自由な形状の緑化壁面を容易に形成することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様は、積層された複数の植栽シートと、積層された複数の植栽シートを貫通固定する複数の固定部材と、を備える植栽基盤である。
【0007】
第一態様の植栽基盤では、積層された複数の植栽シートを複数の固定部材で貫通固定することで、複数の植栽シートが一体化されている。よって、植栽基盤は、自由に湾曲させることができる。したがって、曲面状等の自由な形状の緑化壁面を、例えば、幅狭の柱体の複数の植物担持体をズラしながら連設する場合と比較し、容易に形成することができる。
【0008】
第二態様は、最外の前記植栽シートの外側には、防水シートが重ねられ、前記固定部材は、前記植栽シートと前記防水シートとを貫通固定する、第一態様に記載の植栽基盤である。
【0009】
第二態様の植栽基盤では、防水シートによって、植栽シートが保護されると共に乾燥が抑制される。
【0010】
第三態様は、前記固定部材は、面外方向から見て千鳥状に配置されている、第一態様又は第二態様に記載の植栽基盤である。
【0011】
第三態様の植栽基盤では、固定部材は、面外方向から見て千鳥状に配置されているので、植栽基盤における固定部材で圧密された高い毛管力を有する部位を経由して潅水されることで、均一又はほぼ均一に潅水される。
【0012】
第四態様は、第一態様~第三態様のいずれか一態様に記載の植栽基盤と、前記植栽基盤を面外方向に湾曲した状態で支持する支持手段と、前記植栽シートが突出して形成又は前記植栽シート及び前記防水シートが突出して形成され、植物が植栽される収容部と、
を備えた緑化装置である。
【0013】
第四態様の緑化装置では、積層された複数の植栽シートを複数の固定部材で貫通固定して一体化した植栽シートを、支持手段で面外方向に湾曲した状態で支持すると共に収容部に植物を植栽することで、曲面状の緑化壁面を容易に形成することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、曲面状等の自由な形状の緑化壁面を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】緑化装置の分解斜視図である。
図2】緑化装置が壁面に固定された状態の斜視図である。
図3】緑化装置の植栽基盤のY方向に沿った拡大縦断面図である。
図4】緑化装置の植栽基盤の端部の拡大斜視図である。
図5】緑化装置の植栽基盤の収容部の形成位置を説明する説明図である。
図6】緑化装置の植栽基盤の潅水経路を説明する説明図である。
図7】植栽基盤単体の斜視図である。
図8】潅水装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
<実施形態>
本発明の一実施形態の植栽基盤及び緑化装置について説明する。なお、鉛直方向をZ方向とし、左右方向をX方向とし、Z方向とX方向とに直交する方向をY方向とする。また、植栽基盤の厚み方向(面外方向)がY方向であると共にY方向から見る場合を正面視とする。
【0017】
[構造]
植栽基盤及び緑化装置の構造について説明する
【0018】
(植栽基盤)
先ず、植栽基盤の構造について説明する。
【0019】
図1図2図3及び図7に示すように、植栽基盤10は、複数枚、本実施形態では二枚の植栽シート22が重ねられると共にその両面に防水シート30が重ねられている。そして、植栽基盤10は、これら重ねられた植栽シート22及び防水シート30が、ピン状又はボルト状の固定部材50で貫通固定された構造となっている。
【0020】
植栽シート22は、植物110の根112(図3参照)が進入可能(根112をはることが可能)で、保水性及び吸水性の高い材料(フェルト、不織布、ウレタン、スポンジ、ヤシ繊維等)で構成された多孔質体をシート状に加工したものである。また、本実施形態の植栽シート22は、飽和含水率80%以上且つ飽和透水係数0.05cm/s以上の排水性能が高い多孔質体を用いている。
【0021】
防水シート30は、ゴムやビニール等の水分蒸発防止機能を有する材料で構成されてしている。なお、本実施形態では、水分蒸発防止機能に加え、遮熱性や不燃性を有すると共に耐候性に優れた加硫ゴム系のシートを使用した。
【0022】
図3に示すように、固定部材50は、頭部54と軸部56とを有するボルト部52と、ボルト部52の軸部56にねじ込まれたナット部58と、で構成されている。そして、ボルト部52の軸部56を植栽シート22及び防水シート30に貫通させ、防水シート30から突出した軸部56にナット部58をねじ込むことで、二枚の植栽シート22と防水シート30とを一体化する。植栽基盤10は、このように複数の固定部材50で二枚の植栽シート22と防水シート30とが貫通固定されて一体化されているので、柔軟性を有している。
【0023】
また、複数の固定部材50で二枚の植栽シート22と防水シート30とが貫通固定することで、ボルト部52の頭部54とナット部58とで挟まれた部位が圧縮される。なお、固定部材50のボルト部52の頭部54とナット部58とで挟まれて圧縮された部位を圧縮部位59とする。
【0024】
図7に示すように、固定部材50は、面外方向から見た正面視において、植栽基盤10の略全域に亘って千鳥状に配置されている。
【0025】
(緑化装置)
次に、緑化装置について説明する。
【0026】
図1及び図2に示すように、緑化装置100は、植栽基盤10と、植栽基盤10を外壁又は内壁の壁面15に固定する設置装置70と、潅水装置900(図8も参照)と、を有している。また、設置装置70は、支柱72と支持部80と設置冶具90とを有している。
【0027】
図1図2及び図4に示すように、一対の支柱72は、上下方向に沿って配置されると共に、植栽基盤10の左右方向(X方向)の両端部の両面を挟んでいる。壁面15には、設置冶具90が固定されている。設置冶具90は、壁側冶具92と基盤側冶具94とを有している。また、設置冶具90は、壁面15の左右方向の両側に上下方向に並んで固定されている。
【0028】
図4に示すように、壁側冶具92は、壁側第一部材92Aと壁側第二部材92BとでL字状を成し、壁側第一部材92Aが壁面15に固定されている。基盤側冶具94は、基盤側第一部材94Aと基盤側第二部材94BとでL字状を成し、基盤側第一部材94Aが植栽基盤10の両端部の両面を挟む支柱72に、ボルト74及び図示されていないナットを用いてボルト締結されている。そして、壁側冶具92の壁側第二部材92Bと基盤側冶具94の基盤側第二部材94Bとが重ね合わされてボルト96によってボルト締結されている。なお、基盤側冶具94の基盤側第二部材94Bの締結孔94Cは、長孔となっている。よって、基盤側冶具94の角度調整及び位置調整が容易に可能となっている。
【0029】
図1及び図2に示すように、支持部80は、断面溝形状の排水樋82と支持底板84とを有している。また、排水樋82内の上部に、支持底板84が上蓋のように固定されている。支持底板84には、複数の孔85が形成されている。排水樋82の底部には図示されていない排水口が形成され、排水口には図示されてない排水管が接続されている。
【0030】
図2に示すように、支持部80の排水樋82は、植栽基盤10の下端部が支持底板84の上に載るように、壁面15に固定されている。
【0031】
したがって、植栽基盤10の重量は、支柱72及び設置冶具90と、支持底板84及び排水樋82と、を介して、壁面15が受ける構造となっている。
【0032】
また、設置冶具90の左右方向の間隔は、植栽基盤10の湾曲していない状態(図7参照)での左右方向の幅長よりも短い。よって、植栽基盤10は、面外方向に湾曲した状態で支持される。本実施形態では、植栽基盤10は、上方から見てS字状に湾曲している。
【0033】
前述したように、基盤側冶具94の基盤側第二部材94Bの締結孔94Cは長孔となり、角度調整及び位置調整が容易に可能となっている。よって、植栽基盤10は、面外方向に湾曲した状態で容易に支持できる。また、植栽基盤10は、柔軟性を有しているが、厚みが有り、面外剛性があるので、湾曲した状態が維持される。なお、図7は、植栽基盤10が湾曲していない状態を示している。
【0034】
図8に示すように、潅水装置900は、筒状のホース912と、ポンプ910と、ポンプ910に電気的に接続されポンプ910を制御する制御装置914と、を有している。ホース912の先端部902の外周面902Aには、複数の孔904が形成されている。ホース912は可撓性を有し、植栽基盤10に合わせて湾曲させることができる。
【0035】
図1及び図2に示すように、潅水装置900のホース912の先端部902は、植栽基盤10の上端部の上にS字状に湾曲して配置されている。
【0036】
図8に示す制御装置914は、定期的に予め定めた量の水がホース912に供給されるように、ポンプ910を制御する。そして、ホース912に水が供給されると、先端部902の各孔904から水が吐出し、植栽基盤10の植栽シート22に浸透する。つまり、植栽シート22に潅水される。なお、本実施形態では、肥料入りの水を吐出(潅水)させている(液肥潅水)。また、制御装置914には、図示してない潅水スイッチが電気的に接続され、任意に潅水させることもできるようになっている。
【0037】
図2に示すように、植栽基盤10には、固定部材50と固定部材50との間に、防水シート30及び植栽シート22が突出し、植物110が植栽される上部が開口した収容部120(図3も参照)が形成されている。また、固定部材50は、正面視で千鳥状に配置されているので、収容部120の下側には、固定部材50が位置している(図3及び図5も参照)。そして、収容部120には、植物110が植栽され、植栽シート22に根112をはっている。
【0038】
なお、図2に示すように、植栽基盤10における植物110が植栽された面が緑化壁面11である。また、前述したように、植栽基盤10は面外方向に湾曲しているので、曲面状の緑化壁面11である。
【0039】
(収容部の形成方法)
次に、収容部120の形成方法の一例について説明する。
【0040】
図5に示すように、ピン状の固定部材50と固定部材50との間における防水シート30及び植栽シート22に水平方向の切目122を入れる。そして、図3及び図4に示すように、防水シート30及び植栽シート22(図5参照)における切目122の下側の部位を引き出し、上部が開口した収容部120を形成する。そして、図3に示すように、収容部120に植物110を植栽する。収容部120に植栽された植物110は、植栽シート22に根112をはって生育する。
【0041】
なお、図5では、切目122を判りやすくするため、収容部120は点線で平面状に図示している。
【0042】
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
【0043】
植栽基盤10は、積層された複数、本実施形態では二枚の植栽シート22と、両面の防水シート30と、をピン状又はボルト状の固定部材50で貫通固定することで、二枚の植栽シート22と二枚の防水シート30とが一体化されている。よって、植栽基盤10は、自由に湾曲させることができる。したがって、植栽基盤10を用いて曲面状の緑化壁面11を容易に形成することができる。
【0044】
また、防水シート30によって、植栽シート22が保護されると共に乾燥が抑制される。
【0045】
植栽基盤10における固定部材50が設けられ、ボルト部52の頭部54とナット部58とで挟んで圧縮された圧縮部位59は、この圧縮部位59の周囲よりも高い毛管力を有する。また、固定部材50は、植栽基盤10全体に亘って千鳥状に設けられている。
【0046】
よって、図6に示すように、植栽基盤10の上端部に設けられた潅水装置900のホース912の先端部902から潅水された水は、矢印Mで示すように、この圧縮部位59を経由して流れることで、植栽基盤10全体に均一又はほぼ均一に行き渡る。
【0047】
また、図5に示すように、植栽基盤10のピン状の固定部材50と固定部材50との間に切目122を入れることで、切目122を起点する防水シート30及び植栽シート22の裂けが防止又は抑制される。また、図3及び図5に示すように、収容部120の下側には、固定部材50が位置しているので、植物110が植栽された収容部120が固定部材50で支持される。
【0048】
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
【0049】
例えば、上記実施形態では、植栽基盤10は、二枚の積層された植栽シート22の両面に防水シート30を重ねた構造であったが、これに限定されない。植栽シート22は、三枚以上積層されていてもよい。また、防水シート30は、一方の面のみに重ねてもよい。或いは、防水シート30は、両面共に重ねなくてもよい。つまり、植栽基盤は、積層された複数枚の植栽シート22のみで構成されていてよい。
【0050】
また、例えば、上記実施形態では、植栽基盤10は、壁面15に固定したが、これに限定されない。床面又は地面に植栽基盤10を固定してもよい。
【0051】
また、例えば、上記実施形態では、設置装置70の支柱72と設置冶具90とで植栽基盤10を湾曲させたが、これに限定されない。例えば、固定部材50で貫通固定した植栽基盤10を予め湾曲させた部材に固定することで、植栽基盤10を湾曲させてもよい。なお、「湾曲させた部材」の例としては、湾曲させた横材、枠体及び金網部材等である。
【0052】
また、例えば、上記実施形態では、植栽基盤10は、S字状に湾曲させたが、これに限定されない。例えば、植栽基盤10は、円形状(筒状状)、L字状及びU字状等に湾曲させてもよい。
【0053】
また、例えば、上記実施形態では、上下方向に沿って稜線ができるように植栽基盤10を湾曲させたが、これに限定されない。左右方向に沿って稜線ができるように植栽基盤10を湾曲させてもよい。言い換えると、図2を90°回転させたように植栽基盤10を湾曲させてもよい。或いは、斜め方向に稜線ができるように植栽基盤10を湾曲させてもよい。言い換えると、図2を45°回転させたように植栽基盤10を湾曲させてもよい。
【0054】
要は、植栽基盤10は、面外方向に湾曲していればよい。
【0055】
また、例えば、上記実施形態では植栽シート22は、フェルト、不織布、ウレタン、スポンジ及びヤシ繊維等で構成された多孔質体をシート状に加工したものであったが、これに限定されない。植栽シートは、人工土壌やクロボク土等の培養土壌をシート状に加工したもので構成されていてもよい。
【0056】
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。複数の実施形態及び変形例等は、適宜、組み合わされて実施可能である。
【符号の説明】
【0057】
10 植栽基盤
11 緑化壁面
15 壁面
22 植栽シート
30 防水シート
50 固定部材
70 設置装置(支持手段の一例)
100 緑化装置
110 植物
120 収容部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8