(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-15
(45)【発行日】2024-05-23
(54)【発明の名称】金属被覆断熱装置
(51)【国際特許分類】
F16L 59/14 20060101AFI20240516BHJP
F16L 59/07 20060101ALI20240516BHJP
F16L 59/08 20060101ALI20240516BHJP
F16L 59/10 20060101ALI20240516BHJP
【FI】
F16L59/14
F16L59/07
F16L59/08
F16L59/10
(21)【出願番号】P 2020063310
(22)【出願日】2020-03-31
【審査請求日】2022-12-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000244084
【氏名又は名称】明星工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100102048
【氏名又は名称】北村 光司
(72)【発明者】
【氏名】高橋 一弘
(72)【発明者】
【氏名】山城 博隆
(72)【発明者】
【氏名】圓山 重直
【審査官】礒部 賢
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-055622(JP,A)
【文献】特開昭49-000822(JP,A)
【文献】実公昭31-006567(JP,Y1)
【文献】実開昭52-097660(JP,U)
【文献】実開昭52-125756(JP,U)
【文献】実公昭10-002291(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 59/00 - 59/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
円柱状外周面を有する断熱対象物に対し、前記円柱状外周面に沿わせて複数個配設可能で、且つ、前記円柱状外周面に沿った湾曲面を備えた箱状の部分円筒型金属ケーシングを設け、その部分円筒型金属ケーシング内に断熱材を収容してある金属被覆断熱装置であって、前記断熱材として、前記部分円筒型金属ケーシング内で前記湾曲面に沿った複数の金属平板を熱貫流方向に積層配置すると共に、複数の前記金属平板夫々の間で、且つ、前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向における少なくとも2箇所において互いに間隔を置いて、全長にわたって均等な太さの金属製の線材を、前記湾曲面の湾曲方向の一端部から他端部にかけて湾曲方向に沿って巻き付けた状態で各別に配置して、前記熱貫流方向に隣設する金属平板間及び前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向に隣設する前記線材同士の間に空間を形成し、前記金属平板の表面を鏡面又は略鏡面の熱線反射面に形成してある金属被覆断熱装置。
【請求項2】
積層した複数の前記金属平板間に配置させる複数の前記線材において、前記金属平板を挟んだ状態で熱貫流方向に隣接する物同士は、前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向で異なった位置にずらして配置してある請求項1に記載の金属被覆断熱装置。
【請求項3】
前記金属平板と前記線材とを同種の金属にしてある請求項1または2に記載の金属被覆断熱装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属被覆断熱装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば原子力発電設備や実験用原子炉その他各種原子力関連設備における配管やタンクなどの円柱状外周面を有する断熱対象物を断熱保温するために、円柱状外周面を有する断熱対象物に対し、前記円柱状外周面に沿わせて複数個配設可能で、且つ、前記円柱状外周面に沿った湾曲面を備えた箱状の部分円筒型金属ケーシングを設け、その部分円筒状金属ケーシング内に断熱材を収容してある金属被覆断熱装置がある。
そして前記断熱材として、凹凸形状に形押しした金属箔を複数枚積層して部分円筒型金属ケーシングの内方に収容したものがあり、これは、金属箔が互いに多くの箇所で接触しているために、熱伝導が多くて、より多くの熱量が流失するという欠点がある。
これに対し、金属箔と無機繊維質シートのいずれかを波形に成形して互いに接着し、その複合シートを金属ケーシング内に収容する金属被覆断熱装置が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の金属箔と無機繊維質シートとの組合せの複合シートにおいて、波形に成形されたシートが金属で、平板状シートが無機繊維質シートの場合には、無機繊維質シートの引張強度が、金属シートに比べて弱いために、製作時等に破断の可能性が大きくなり、しかも平板状の無機繊維質シートでは熱反射率が小さく、そのために断熱対象物が高温時の場合の放射熱の遮断には有効ではない。
また、波形に成形されたシートが無機繊維質シートで、平板状シートが金属の場合には、無機繊維質シートは成形が困難であるばかりか、成形を行ってもその弾性は小さく、空間保持のために厚みを厚くして弾性を少しでも上げるか、接着剤を含ませて弾性を上げることも考えられるが、重量増加の原因になるばかりか、高温下での耐久性に問題がある。
つまり、高温下での熱分解等により接着前の強度が減少し、無機繊維が長期使用により脆くなって粉塵が発生しやすくなり、空間を確保する機能が低下する可能性がある。
そのために、複合シートの積層枚数が多くなれば、複数枚の金属製の平板状シートの荷重により、平板状シート同士の間隔を均等に維持するのが困難で、断熱材の断熱性能を均等に維持するのが困難となるという問題点がある。
【0005】
そこで、本願出願人は、上記問題点を解決するべく特願2012-200190(特開2014-55622号公報)において、前記断熱材として、前記部分円筒型金属ケーシング内で前記湾曲面に沿った複数の金属平板を熱貫流方向に積層配置すると共に、複数の前記金属平板夫々の間で、且つ、前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向における少なくとも2箇所において、金属製の帯状間隔保持材を前記湾曲面の湾曲方向に沿って配置して、前記熱貫流方向に隣設する金属平板間及び前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向に隣設する前記帯状間隔保持材間に空間を形成し、前記金属平板の表面を鏡面又は略鏡面に形成してある金属被覆断熱装置を提案してある。
上記金属被覆断熱装置では、前記部分円筒型金属ケーシング内で熱貫流方向に積層配置した前記湾曲面に沿った複数の金属平板は、夫々が前記湾曲面に沿った形状を成すために保形性を有して、変形しにくくなっており、従って、複数の前記金属平板夫々の間で、且つ、その金属平板の全面に亘って設けずとも部分円筒型金属ケーシングの長手方向における少なくとも2箇所において、金属製の帯状間隔保持材を前記湾曲面の湾曲方向に沿って配置するだけで、金属平板同士の間隔は、その略全面に亘って均等に維持でき、前記熱貫流方向に隣設する金属平板間及び部分円筒型金属ケーシングの長手方向に隣設する帯状間隔保持材間に断熱のための空間を確実に確保でき、しかも、金属平板と帯状間隔保持材とは接触部分の面積が小さく、接触熱伝導を少なく抑えて優れた断熱性能を期待できる。
また、帯状間隔保持材は、金属平板よりは金属使用材料を低減して、製作容易で重量の軽減化を図ることができ、しかも、金属平板と同様の金属製であるために、洗浄が容易であり、帯状間隔保持材の高さは、各金属平板間と、金属ケーシング側板によって形成された各空間において、たとえば、内部空気の対流が生じにくい各高さにすることで、断熱性能を高く維持できる。その上、金属平板と帯状間隔保持材とは、接着剤を使用せずにスポット溶接等により一体固定化もできる。
更に、断熱対象物の円柱状外周面に対して沿った湾曲面の金属平板は、断熱対象物に対する熱放射遮蔽作用が優れる。つまり、断熱対象物から放射される熱線を、波形の金属板の表面よりも、乱反射せずに断熱対象物に向けて反射して、放射熱を外へ逃がさない。
その上、鏡面又は略鏡面に表面が形成されている金属平板は、その優れた表面反射能のために、断熱対象物からの放射熱をより多く反射して、外部への熱リークまたは外部からの熱の侵入を防止でき、輻射断熱性能をより高くできる。
また、金属製の帯状間隔保持材は、無機繊維質シートよりも弾性反発力が大きく、その間隔保持機能が優れている。
従って、部分円筒型金属ケーシング内に均等な断熱性能の断熱材を収容できる、という効果を発揮できるものである。
しかし、熱貫流方向に更に断熱性能を上げるべく金属平板の枚数を増加させて輻射断熱性能を上げるには、金属製の帯状間隔保持材では並設する金属平板同士の間隔を小さくするのは限度があるという問題がある。
【0006】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、部分円筒型金属ケーシング内における放射熱低減と空間確保の機能を更に向上させる金属被覆断熱装置を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の特徴構成は、円柱状外周面を有する断熱対象物に対し、前記円柱状外周面に沿わせて複数個配設可能で、且つ、前記円柱状外周面に沿った湾曲面を備えた箱状の部分円筒型金属ケーシングを設け、その部分円筒型金属ケーシング内に断熱材を収容してある金属被覆断熱装置であって、前記断熱材として、前記部分円筒型金属ケーシング内で前記湾曲面に沿った複数の金属平板を熱貫流方向に積層配置すると共に、複数の前記金属平板夫々の間で、且つ、前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向における少なくとも2箇所において互いに間隔を置いて、全長にわたって均等な太さの金属製の線材を、前記湾曲面の湾曲方向の一端部から他端部にかけて湾曲方向に沿って巻き付けた状態で各別に配置して、前記熱貫流方向に隣設する金属平板間及び前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向に隣設する前記線材同士の間に空間を形成し、前記金属平板の表面を鏡面又は略鏡面の熱線反射面に形成したところにある。
【0008】
本発明の第1の特徴構成によれば、前記熱貫流方向に積層した複数枚の金属平板夫々の間で、且つ、その金属平板の全面に亘って設けずとも前記熱貫流方向に積層した複数枚の金属平板夫々の間で、且つ、その金属平板の全面に亘って設けずとも部分円筒型金属ケーシングの長手方向における少なくとも2箇所において互いに間隔を置いて、全長にわたって均等な太さの金属製の線材を、前記湾曲面の湾曲方向の一端部から他端部にかけて湾曲方向に沿って巻き付けた状態で各別に配置するだけで、金属平板同士の間隔は、その略全面に亘って均等に維持でき、前記熱貫流方向に隣設する金属平板間及び部分円筒型金属ケーシングの長手方向に隣設する線材間に断熱のための空間を確実に確保できる。
そして、この金属平板同士の間隔は、線材の太さにより決まるために、先願の帯状間隔保持材を加工して金属平板同士の間隔を設定するよりも、至って簡単に、且つ、精度よく設定でき、組み立ても簡便で生産効率が向上する。
しかも、線材の太さにより金属平板同士の間隔を決められるために、前記部分円筒型金属ケーシング内の収容空間内に、先願の帯状間隔保持材使用時よりも、より多くの枚数の金属平板を積層できる。鏡面又は略鏡面の熱線反射面に表面が形成されている金属平板は、その優れた表面反射能のために、断熱対象物からの放射熱をより多く反射して、外部への熱リークまたは外部からの熱の侵入を防止でき、輻射断熱性能をより高くできる。そして、この輻射断熱性能は、金属平板の枚数に比例して上昇する。そのため、上述のように金属平板の枚数を増加させることで、輻射断熱性能を一層高くできる。
【0009】
本発明の第2の特徴構成は、積層した複数の前記金属平板間に配置させる複数の前記線材において、前記金属平板を挟んだ状態で熱貫流方向に隣接する線材同士は、前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向で異なった位置にずらして配置したところにある。
【0010】
本発明の第2の特徴構成によれば、本発明の第1の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、複数の前記線材は、前記部分円筒型金属ケーシングの長手方向において同じ位置に配置しておらず、部分円筒型金属ケーシングの長手方向で異なった位置にずらして配置してあることにより、断熱対象物からの熱貫流において、伝熱経路が長くなるために伝熱抵抗が大きくなる。そのために、金属被覆断熱装置の断熱性能が向上する。
【0011】
本発明の第3の特徴構成は、前記金属平板と前記線材とを同種の金属にしてあるものである。
【0012】
本発明の第3の特徴構成によれば、金属平板と線材は、同種の金属にすることにより、接触に基づく電位差の発生を抑え、そのために電食の発生が抑えられ、その結果、長期に亘って設置使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】断熱対象物に対する本発明の金属被覆断熱装置の装着前の一部切り欠き斜視図である。
【
図3】断熱装置の保温厚み一定の状態の金属平板の枚数変化に伴う熱伝導率の変化グラフである。
【
図4】実験例1における金属被覆断熱装置の断面図で、(a)は横断面の一部を示し、(b)は長手方向に沿った縦断面である。
【
図5】実験例2において、中間温度変化に伴う熱伝導率の従来品との比較変化グラフである。
【
図6】実験例3において、断熱装置の保温厚み変化に伴う熱伝導率の従来品との比較変化グラフである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
例えば原子力発電設備や実験用原子炉その他各種原子力関連設備における配管や円筒状タンク型の圧力容器などの円柱状外周面を有する断熱対象物6を断熱保温でき、且つ、放射線被爆を最小限にすべく交換作業が短時間で行えるようにするために、前記円柱状外周面を有する断熱対象物6に対し、
図1~
図2に示すように、前記円柱状外周面に沿わせて複数個配設可能で、且つ、その外周面に沿った湾曲面1を備えた箱状の部分円筒型金属ケーシング2を設け、断熱材として前記湾曲面1に沿った複数のステンレス箔(SUS)の金属平板3を熱貫流方向に積層配置すると共に、複数の金属平板3夫々の間で、且つ、部分円筒型金属ケーシング2の長手方向における両端部または両端部近くの2箇所において、ステンレス(SUS)の線材4を湾曲面1の湾曲方向に沿って配置して,熱貫流方向に隣設する金属平板3間及び部分円筒型金属ケーシング2の長手方向に隣設する線材4間に空間Sを形成し、金属平板3の表面を鏡面又は略鏡面(熱線反射面)に形成して、部分円筒状金属ケーシング内に収容して金属被覆断熱装置を構成してある。
【0015】
複数積層配置した金属平板3夫々の間に配置する複数の線材4により、断熱対象物6からの熱貫流や、外部から断熱対象物6への熱貫流現象において、伝熱経路が長くなるために伝熱抵抗が大きくなり、そのために、金属被覆断熱装置の断熱性能が向上する。
【0016】
尚、前記部分円筒型金属ケーシング2は、ステンレス製(SUS)で断熱対象物6が流体配管の場合は2つ割れの半円筒型に形成し(場合によっては円周方向に3分割以上に形成)、タンクなどの場合には、そのタンクの円周方向に多数に分割した横断面扇形に形成して、複数の部分円筒型金属ケーシング2を組み付け、端部に敷設したバックル5などの連結部材で隣接するもの同士を連結することで、断熱対象物6を全周に亘って断熱被覆できるように構成する。
【0017】
前記金属平板3は、厚さ0.03mm~0.3mmのステンレス製でその表面が鏡面または略鏡面の平板を、部分円筒型金属ケーシング2の湾曲面1に沿わせて部分円筒状に成形することにより、断熱対象物6からの放射熱に対する反射率を上げながら金属平板3自身の保形性を備えさせたものである。
尚、線材4と金属平板3とは非接着で湾曲面1の曲率半径方向に積層させてある。また、
図4(b)に示すように、積層した複数の前記金属平板3間に配置させる複数の線材4は、部分円筒型金属ケーシング2の長手方向で異なった位置にずらして配置してある。
【0018】
[実験例1]
次に、
図4(b)と同じ構造となる平板形状の断熱装置で、金属平板同士の間隔を変えて、金属平板3の枚数の違いを作ることにより、熱伝導率の変化を測定した。
尚、保温厚さ29mmで一定の金属断熱材で、金属平板同士の間隔保持材としての線材4は、太さ2mmのステンレス線(SUS)を使用し、熱貫流方向に段積みする本数を変えて設置することで、金属平板同士の間隔を変化させた。金属平板3は、厚さ50μmのステンレス箔(SUS)を使用した。
結果として、
図3のグラフに示すように、金属平板3の枚数が増加するに伴って、熱伝導率(W/mK)が低下することが明確である。
【0019】
[実験例2]
次に、
図4(b)と同じ構造となる円筒形状の断熱装置で、熱伝導率を測定し、従来品との比較を行った。尚、保温厚さ50mmで一定の金属断熱材で、実験例1と同様の構造の金属断熱材を使用した。
結果として、
図5のグラフに示すように、従来品に比べ、中間温度170℃では熱伝導率が約20%低下することが確認できた。
【0020】
[実験例3]
次に、
図4(b)と同じ構造となる円筒形状の断熱装置で、熱伝導率を測定し、従来品との比較を行った。尚、保温厚さ50mmと、100mmでの一定の金属断熱材で、実験例1と同様の構造の金属断熱材を使用した。
結果として、
図6のグラフに示すように、従来品に比べ、中間温度170℃では、保温厚みが50mm、100mmのいずれにおいても、熱伝導率が約20%低下することが確認でき、
図6からは、厚み50mmよりも100mmの方が、より熱伝導率の低下率が大きくなることが明確であった。
【0021】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 前記線材4は、部分円筒型金属ケーシング2の長手方向における両端部または両端部近く以外に、それらの中間部に配置してあってもよく、合計3か所以上に配置してあってもよい。つまり、部分円筒型金属ケーシング2の長手方向における少なくとも2箇所に設けてあればよい。
〈2〉 前記部分円筒型金属ケーシング2、前記金属平板3、前記線材4は、すべてステンレス(SUS)から成型してあるが、これに代えて、軽量化のためには、アルミニウム製、又は、その他の金属であってもよい。
〈3〉 前記線材4は、全長に均等な太さの物を使用したが、金属平板3との接触部分をより低減させるために、その長手方向の複数個所において、直径のより小さな箇所を設けてあってもよい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0022】
1 湾曲面
2 部分円筒型金属ケーシング
3 金属平板
4 線材
6 断熱対象物
S 空間