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特許7489481仮想シーンのインタラクション方法及び装置、コンピュータ装置及びコンピュータプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-15
(45)【発行日】2024-05-23
(54)【発明の名称】仮想シーンのインタラクション方法及び装置、コンピュータ装置及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/497 20140101AFI20240516BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240516BHJP
   A63F 13/53 20140101ALI20240516BHJP
【FI】
A63F13/497
H04N21/431
A63F13/53
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2022556584
(86)(22)【出願日】2021-05-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-22
(86)【国際出願番号】 CN2021091874
(87)【国際公開番号】W WO2021238597
(87)【国際公開日】2021-12-02
【審査請求日】2022-10-19
(31)【優先権主張番号】202010468602.5
(32)【優先日】2020-05-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514187420
【氏名又は名称】テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】フー,ジュエ
(72)【発明者】
【氏名】グ,チュンシャオ
(72)【発明者】
【氏名】ゼン,チェン
【審査官】田中 洋行
(56)【参考文献】
【文献】特表2019-527079(JP,A)
【文献】特開2014-121610(JP,A)
【文献】特表2017-520363(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0163956(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 9/24
A63F 13/00-13/98
H04N 21/431
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ装置によって実行される仮想シーンのインタラクション方法であって、
目標クラウドビデオの視聴ページを表示するステップであって、前記目標クラウドビデオには仮想シーンの再生画面が表示され、前記視聴ページにN個のインタラクショントリガマークが含まれ、前記N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは前記仮想シーンのうちの一つのインタラクションの進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nとも正の整数であり且つi≦Nであるステップと、
前記i番目のインタラクショントリガマークが選択された場合、前記i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、前記仮想シーンに対する操作制御ページを表示するステップとを含み、
前記目標クラウドビデオはN個のアーカイブを含み、前記N個のアーカイブのうちi番目のアーカイブは前記i番目のインタラクショントリガマークに関連付けられ、
前記視聴ページには、前記目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウと、前記再生ウィンドウから離れて配置されたアーカイブ表示領域とが含まれ、
前記再生ウィンドウには再生進行度指示軸が含まれ、
前記アーカイブ表示領域に前記i番目のアーカイブのキー画像が表示され、前記i番目のインタラクショントリガマークは前記i番目のアーカイブのキー画像に設置され
前記i番目のアーカイブは前記再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応し、
前記方法は、前記再生進行度指示軸における進行度指針が前記i番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、前記再生ウィンドウにおいて前記i番目のアーカイブに関するテキスト情報を提示する提示ボックスを表示するステップであって、前記i番目のインタラクショントリガマークは前記i番目のアーカイブの提示ボックスに設置される、ステップをさらに含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記i番目のインタラクショントリガマークは、前記再生進行度指示軸に設置されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、前記再生進行度指示軸における進行度指針が前記i番目のアーカイブに対応する再生位置から離れ、且つ前記i番目のアーカイブの提示ボックスの表示時間が設定時間に達する場合、前記再生ウィンドウにおいて前記i番目のアーカイブの提示ボックスを閉じるステップをさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記目標クラウドビデオの再生過程において、前記再生ウィンドウにクラウドコメントが表示され、前記クラウドコメントは前記操作制御ページに基づいて操作制御した後、操作制御に基づいて生成された操作制御クラウドビデオに対して発表されたコメントであり、
前記方法は、前記クラウドコメントが選択された場合、前記操作制御クラウドビデオを再生するステップであって、前記i番目のインタラクショントリガマークは前記操作制御クラウドビデオの再生ページに設置されるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記i番目のアーカイブは前記再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応し、前記視聴ページには、前記アーカイブ表示領域に前記i番目のアーカイブが表示されたキー画像をさらに含まれ、
前記再生進行度指示軸における進行度指針が前記i番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、前記アーカイブ表示領域における前記i番目のアーカイブのキー画像をハイライト表示することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記アーカイブ表示領域における前記i番目のアーカイブのキー画像をハイライト表示することは、前記アーカイブ表示領域における前記i番目のアーカイブのキー画像を第一の色で表示し、前記i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の色で表示する処理と、
前記アーカイブ表示領域における前記i番目のアーカイブのキー画像を第一の明るさで表示し、前記i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の明るさで表示する処理との少なくとも一つ処理を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、前記i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から前記操作制御ページを表示する場合、残り時間及び退出オプションを含むインタラクション提示を表示するステップと、
前記残り時間からカウントダウンを開始し、前記残り時間がゼロ値になる場合、前記操作制御ページの表示を停止するステップと、
または、前記退出オプションが選択された場合、前記操作制御ページの表示を停止するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
操作制御クラウドビデオが再生されたクラウドクリップページを表示し、前記クラウドクリップページに前記操作制御クラウドビデオのビデオフレームの一部であるピックオフビデオセグメントを指定して取得するためのピックオフボックス及び情報入力ボックスが含まれるステップと、
前記ピックオフボックスによって前記操作制御クラウドビデオから前記ピックオフビデオセグメントを取得し、前記情報入力ボックスによってコメント情報を取得するステップとをさらに含み、
前記操作制御クラウドビデオは、前記i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から前記操作制御ページの表示を開始してから、前記操作制御ページの表示を停止するまで、受信された前記操作制御ページに対する操作制御操作に基づいて生成されたビデオであることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記クラウドクリップページには発表コントロールがさらに含まれ、
前記方法は、前記発表コントロールがクリックされると、前記再生ウィンドウにクラウドコメントを表示するステップであって、クラウドコメントは、前記ピックオフビデオセグメント及び前記コメント情報に基づいて生成されたものであるステップと、
前記クラウドコメントが選択された場合、前記操作制御クラウドビデオの前記ピックオフビデオセグメントを再生するステップとをさらに含み、
前記ピックオフビデオセグメントの再生ページには、前記クラウドコメントの情報がさらに表示されることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記クラウドコメントの情報は、発表者の標識、前記操作制御クラウドビデオの標識、前記ピックオフビデオセグメントの標識、前記操作制御クラウドビデオに対応する前記i番目のアーカイブの標識、発表時間及び注目度の少なくとも一種を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記方法は、少なくとも一つのクラウドビデオを含むクラウドビデオリストが表示されたクラウドサービスページを表示するステップと、
前記クラウドビデオリストにおける目標クラウドビデオが選択された場合、前記目標クラウドビデオの視聴ページを表示するステップを実行するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
コンピュータ装置であって、
コンピュータ読み取り可能な命令を実行する一つ又は複数のプロセッサと、
前記コンピュータ読み取り可能な命令が記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な命令が前記一つ又は複数のプロセッサに実行された場合、請求項1~11のうちのいずれか一項に記載の方法を実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とを含むことを特徴とするコンピュータ装置。
【請求項13】
コンピュータプログラムであって、一つ又は複数のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されており、
コンピュータ読み取り可能な命令が一つ又は複数のプロセッサに実行された場合、請求項1~11のうちのいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は2020年05月28日に中国専利局に提出した、出願番号が2020104686025であって、発明の名称が「クラウドゲームの処理方法及びデバイス」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は援用により本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は、コンピュータ技術の分野に関し、具体的には、クラウドテクニックの分野に関し、特に仮想シーンのインタラクション方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
クラウドコンピューティング技術は多くのシーンで広く応用され、クラウドコンピューティング技術を基礎として多くのオンライン応用技術を実現する。仮想シーンのインタラクションは、そのうちの一つのオンライン応用シーンに属する。一般的には、クラウドサービスページを提供しており、ユーザがクラウドサービスページにおける唯一の固定エントリーによって仮想シーンに対する操作制御ページに入ることをトリガする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
理解を容易にするために、ここではクラウドゲームを例に説明する。クラウドゲームは、ゲームオンデマンドとも呼ばれ、クラウドコンピューティング技術に基づくオンラインゲーム技術である。図1は従来の方法におけるクラウドサービスページを示す概略図である。図1に示すように、クラウドサービスページ10に複数のクラウドゲームがまとめられ、各クラウドゲームはクラウドサービスページ10に表示される内容が一致し、いずれも画像101と、名称102と、エントリー103とを含む。この画像101はクラウドゲームの一フレームのゲーム画面のサムネイルであってもよい。プレーヤーは、画像101、102によって、クラウドゲームの簡単な説明を知ることができ、エントリー103によって、クラウドゲームを起動してクラウドゲームに入ってクラウドテストプレイすることができる。明らかなように、プレーヤーはクラウドゲームの唯一の固定エントリーによってクラウドゲームに入ってクラウドテストプレイすることしかできず、クラウドテストプレイ方式が単一であるという問題が存在する。
【0005】
そのため、従来の方法では唯一の固定エントリーによって仮想シーンに対する操作制御ページに入ることをトリガすることしかできず、過度に制限される。
【0006】
本出願にかかる様々な実施例に基づき、仮想シーンのインタラクション方法、装置、デバイス及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一方,本出願の実施例はコンピュータ装置によって実行される仮想シーンのインタラクション方法を提供しており、
仮想シーンの再生画面が表示された目標クラウドビデオの視聴ページを表示し、視聴ページにはN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは仮想シーンのうちの一つのインタラクションの進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nとも正の整数であり且つi≦Nであるステップと、
i番目のインタラクショントリガマークが選択された場合、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、仮想シーンに対する操作制御ページを表示するステップとを含む。
【0008】
一方,本出願の実施例はコンピュータ装置によって実行される他の仮想シーンのインタラクション方法を提供しており、
端末デバイスのサービス要求に応答して、端末デバイスに目標クラウドビデオの視聴ページを返信し、目標クラウドビデオの視聴ページにN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは仮想シーンのうちの一つのインタラクションの進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nがいずれも正の整数であり且つi≦Nであるステップと、
端末デバイスはi番目のインタラクショントリガマークを選択してインタラクション要求を送信した場合、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、端末デバイスに前記仮想シーンに対する操作制御ページを返信するステップとを含む。
【0009】
一方,本出願の実施例はコンピュータ装置に設けられた仮想シーンのインタラクション装置を提供しており、
仮想シーンの再生画面が表示された目標クラウドビデオの視聴ページを表示するための表示ユニットであって、視聴ページにN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは仮想シーンのうちの一つのインタラクションの進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nとも正の整数であり且つi≦Nである表示ユニットと、
i番目のインタラクショントリガマークが選択された場合、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、仮想シーンに対する操作制御ページを表示するための処理ユニットとを含む。
【0010】
一方,本出願の実施例はコンピュータ装置に設けられた他の仮想シーンのインタラクション装置を提供しており、
端末デバイスのサービス要求に応答して、端末デバイスに目標クラウドビデオの視聴ページを返信するためのサービス応答ユニットであって、目標クラウドビデオの視聴ページにN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは仮想シーンのうちの一つのインタラクションの進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nとも正の整数であり且つi≦Nであるサービス応答ユニットと、
端末デバイスはi番目のインタラクショントリガマークを選択してインタラクション要求を送信した場合、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、端末デバイスに前記仮想シーンに対する操作制御ページを返信するための処理ユニットとを含む。
【0011】
一方,本出願の実施例は他のコンピュータ装置を提供しており、
コンピュータ読み取り可能な命令を実行する一つ又は複数のプロセッサと、
コンピュータ読み取り可能な命令が記憶されたものであって、コンピュータ読み取り可能な命令がプロセッサに実行された場合、上記のような仮想シーンのインタラクション方法を実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とを含む。
【0012】
一方,本出願の実施例は一つ又は複数のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供しており、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ読み取り可能な命令が記憶され、コンピュータ読み取り可能な命令が一つ又は複数のプロセッサに実行された場合、上記のような仮想シーンのインタラクション方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本発明の実施例における技術案をより明らかに説明するために、以下は実施例の記載にとって必要な図面を簡単に説明し、明らかに、以下の記載における図面は、本発明の実施例のみであり、当業者にとって、進歩性に値する労働をしない前提で、さらに提供された図面に応じて他の図面を取得できる。
図1】従来方法におけるクラウドサービスページを示す概略図である。
図2】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクションシステムを示すアーキテクチャ図である。
図3】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。
図4】従来方法におけるビデオ弾幕を示す概略図である。
図5】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。
図6】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームビデオ、アーカイブ及びインタラクショントリガマークの関係を示す概略図である。
図7】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームビデオのページを示す概略図である。
図8】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームにおけるゲームページを示す模式図である。
図9】本出願の一つの例示的な実施例によって提供されるクラウドテストプレイビデオの再生ページを示す概略図である。
図10】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームにおけるゲームページを示す模式図である。
図11a】本出願の一つの例示的な実施例によって提供されるクラウドクリップページを示す概略図である。
図11b】本出願の他の例示的な実施例によって提供されるクラウドクリップページを示す概略図である。
図12】本出願の一つの例示的な実施例によって提供されるクラウドサービスページを示す概略図である。
図13】本出願の他の例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。
図14】本出願の他の例示的な実施例によって提供される他の仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。
図15】本出願の他の例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。
図16】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置を示す構造概略図である。
図17】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置を示す構造概略図である。
図18】本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置を示す構造概略図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下は図面を参照して本出願の実施例の技術案を説明する。
【0015】
本出願の実施例はクラウドテクニック(cloud technology)、クラウドコンピューティング(cloud computing)及びクラウドゲーム(cloud gaming)に関する。そのうち、クラウドテクニックとはワイドエリアネットワーク又はローカルエリアネットワーク内でハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの一連のリソースを統一してデータの計算、記憶、処理及び共有を実現する一種のホスティング技術である。クラウドテクニックはクラウドコンピューティングのビジネスモデル応用に基づくネットワーク技術、情報技術、統合技術、管理プラットフォーム技術、応用技術などの総称であり、リソースプールを構成することができ、必要に応じて使用し、柔軟で便利である。クラウドコンピューティング技術は重要な支持になる。技術ネットワークシステムのバックグラウンドサービスは大量の計算、記憶リソースを必要とし、例えばビデオウェブサイト、画像類ウェブサイト及びより多くのポータルサイトである。インターネット業界の高度な発展及び応用に伴い、将来各物品はいずれも自分の識別マークが存在する可能性があり、いずれもバックグラウンドシステムに伝送して論理処理を行う必要があり、異なる程度レベルのデータは分けて処理され、各種の業界データはいずれも強力なシステムの後ろ盾や支持を必要とし、クラウドコンピューティングによって実現することしかできない。
【0016】
クラウドコンピューティングは計算モードであり、それは計算タスクを大量のコンピュータで構成されるリソースプールに分布し、様々なアプリケーションシステムが必要に応じて計算力、記憶空間及び情報サービスを取得できることを可能にする。リソースを提供するネットワークは「クラウド」と呼ばれる。「クラウド」におけるリソースは使用者から見れば無限に拡張することができ、且ついつでも取得することができ、必要に応じて使用し、いつでも拡張し、使用に応じて課金する。クラウドコンピューティングの基本的な能力プロバイダとして、クラウドコンピューティングリソースプール(クラウドプラットフォームと略称し、一般的にIaaS(Infrastructure as a Service:インフラストラクチャー即ちサービス)と呼ばれる)プラットフォームを確立し、リソースプールに複数種類の仮想リソースを配置し、外部クライアントの選択使用に供する。クラウドコンピューティングリソースプールにおいて、主に計算デバイス(仮想化機器であり、オペレーティングシステムを含む)、記憶デバイス、ネットワークデバイスを含む。
【0017】
クラウドゲームは、ゲームオンデマンド(gaming on demand)とも呼ばれ、クラウドコンピューティング技術に基づくオンラインゲーム技術である。クラウドゲーム技術は、グラフィックス処理とデータ演算能力が相対的に制限される軽端デバイス(thin client)が高品質ゲームを実行することができる。クラウドゲームシーンでは、ゲームはプレーヤーゲーム端末ではなく、クラウドサーバで実行され、クラウドサーバによってゲームシーンがビデオオーディオストリームとしてレンダリングされ、ネットワークを介してプレーヤーゲーム端末に伝送される。プレーヤーゲーム端末は強力なグラフィックス演算及びデータ処理能力を有する必要がなく、基本的なストリーミングメディアの再生能力とプレーヤー入力命令を取得してクラウドサーバに送信する能力とを有するだけでよい。プレーヤーがクラウドゲームをテストプレイする場合、ゲーム画面のストリーム(オーディオストリームとビデオストリーム)データを操作することが本質である。
【0018】
本出願の実施例はさらに以下のいくつかの概念に関する。
(1)クラウドビデオである。クラウドビデオとはクラウドサーバに保存されたビデオあって、クラウドサーバによりストリーミング方式で端末デバイスに送信されて再生される。一実施形態では、クラウドビデオはクラウドゲームビデオ、即ちクラウドゲームを提供するクラウドサーバにより記録及び保存されたクラウドゲームに関連するビデオを含むことができ、クラウドゲームの背景ビデオ、完全なクラウドゲームに対してクラウドテストプレイ操作を行って得られた完全なクラウドテストプレイビデオ、クラウドゲームのあるゲーム進行度に対してクラウドテストプレイ操作を行って得られた該ゲーム進行度に対応するクラウドテストプレイビデオ、クラウドテストプレイビデオにおけるハイライトセグメントに対してクリップなどの処理を行って形成されたビデオなどを含むが、これらに限定されない。そのうち、クラウドテストプレイビデオとは、クラウドサーバによりプレーヤーがクラウドゲームに対してクラウドテストプレイを行う過程におけるクラウドテストプレイ操作及び関連するゲームデータを自動的に記録して保存し、且つ保存されたデータに基づいて生成された、クラウドテストプレイ過程を説明するためのオーディオビデオ形態のファイルである。
(2)弾幕である。弾幕はいくつかのビデオ共有ウェブサイトによって提供される特殊な機能であって、ビデオ視聴者はこの機能で、ビデオを視聴する過程において弾幕によって自分のコメントを発表することができ、且つ即時的に該ビデオの全ての視聴者がこのビデオを視聴する該時点にスライドした字幕で表示されて、全ての視聴者が気づくことを保証し、それにより視聴者間のインタラクションを実現して、ひいては該ビデオ作品に対する感嘆又は批評を共に表現することができ、視聴の楽しみを増加させる。弾幕はビデオの即時コメントメカニズムと考えることができ、該即時コメントメカニズムは一般的に画面から流れる効果になるようにコメントを表示させ、飛行する弾丸に見えるため、人々はこのような表示効果のコメントを弾幕と呼ばれる。
(3)ビデオクリップである。ビデオクリップはビデオソースファイルを編集する方法であって、ビデオにピクチャ、背景音楽、特殊効果、シーンなどの素材を加えてビデオと再混合することにより、ビデオソースファイルを切断して統合し、二次符号化により、異なる表現力を有する新たなビデオを生成し、オーサーが表現したい思想内容を表現するプロセスに用いられる。一般的に二種類の編集方式がある。一つの編集方式は線形編集(ロス編集とも呼ばれる)であって、ビデオ録画の順序に従って編集を行う過程であり、その特徴は以下のとおりであり、(i)複数回編集された後、ビデオ画像品質の損失が深刻である。(ii)時間順に編集を行うことしかできず。(iii)画面の順番を変えようとすると、コピーやペーストの方式を採用しなければならず、効率が悪い。もう一つの編集方式は非線形編集(ロスレス編集とも呼ばれる)であって、ビデオ録画の順序に従って編集を行う必要がない過程であり、その特徴は以下のとおりであり、(i)何回編集しても、ビデオ画像品質はほとんど損なわれない。(ii)時間順序の制限を受けずに任意に編集する。(iii)画面の順番を変えることができ、制限されない。
(4)ゲーム進行度である。即ち、ゲーム内容のプレイ進行度であり、ゲームに入ると、ゲーム進行度が0%であり、プレイがクリアされると、ゲーム進行度が100%に達したことを示す。ゲーム進行度は一般的にマルチスレッド及びマルチブランチを有し、例えばキャラクタレベルはスレッドであり、該キャラクタがフルレベルになると(即ち、該キャラクタの最高レベルに到達すると)、該キャラクタレベルに関するゲーム進行度が100%である。別の例として、キャラクタの装備(例えば、武器、エネルギーなど)が多種多様である場合、該キャラクタのいずれかの装備が収集されていないと、キャラクタの装備収集に関するゲーム進行度は0%であり、該キャラクタのすべての装備が収集されると、キャラクタの装備収集に関するゲーム進行度は100%である。そのため、ゲーム進行度は実際にはプレイ時間、操作進行度などの総合的な要因による直感的な知覚結果である。
(5)アーカイブである。クラウドゲームビデオを保存し、記憶し又はディスク記憶する過程であって、その保存、記憶又はディスク記憶の内容は「アーカイブ」と略称される。アーカイブは、クラウドゲームにおけるプレーヤーのゲーム進行度を記録するためのデジタル記憶情報であって、クラウドゲームにおけるプレーヤーの様々な次元のゲーム進行度を統合するデータファイルである。
【0019】
本出願の実施例は仮想シーンのインタラクション方法を提供しており、該方法は任意の仮想シーンのインタラクションに関する応用シーンに応用することができ、例えば、クラウドゲームシーン、クラウド旅行シーン、クラウドビューアーシーン等の応用シーンである。
【0020】
一実施例では、該仮想シーンのインタラクション方法は、仮想シーンの再生画面が表示された目標クラウドビデオの視聴ページを表示しており、視聴ページにN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは仮想シーンのうちの一つのインタラクションの進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nがいずれも正の整数であり且つi≦Nであるステップと、i番目のインタラクショントリガマークが選択された場合、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、仮想シーンに対する操作制御ページを表示するステップとを含む。
【0021】
そのうち、視聴ページは、目標クラウドビデオを視聴するページである。即ち、目標クラウドビデオは視聴ページにおいて再生される。クラウドビデオとは、オンラインの、ローカルでないビデオを指す。インタラクショントリガマークは、インタラクションするように操作制御ページに入ることをトリガするためのマークである。仮想シーンに対する操作制御ページは、ユーザが仮想シーンを視聴した後に、仮想シーンで前記i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度に対応する画面から表示されたものであって、該ユーザが仮想オブジェクトを操作制御してインタラクションするための仮想シーンのページである。例えば、ユーザはゲームビデオを視聴した後、該ゲームをテストプレイしたい場合、該インタラクショントリガマーク(例えばゲームのプレイ起動マーク)をトリガすることができ、そうすると、該インタラクショントリガマークに対応するゲーム進行度から該ゲームのゲームページを表示することができ、その後、ユーザは該ゲームページに基づいてゲームキャラクタを操作制御してインタラクションすることができる。
【0022】
理解されるように、ゲームシーンでは、目標クラウドビデオは目標クラウドゲームビデオであってもよく、視聴ページは目標クラウドゲームビデオの視聴ページであってもよく、インタラクショントリガマークは目標クラウドゲームのプレイ起動マークであってもよい。プレイ起動マークとは、目標クラウドゲームを操作するように、目標クラウドゲームの起動を開始するためのマークである。仮想シーンにおけるインタラクションの進行度は、目標クラウドゲームにおけるゲーム進行度であってもよい。仮想シーンに対する操作制御ページは、目標クラウドゲームのゲームページであってよい。i番目のインタラクショントリガマークが選択された場合、前記i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、仮想シーンに対する操作制御ページを表示する。i番目のプレイ起動マークが選択された場合には、目標クラウドゲームが起動され、前記i番目のプレイ起動マークでリンクされたゲーム進行度から、目標クラウドゲームのゲームページを表示することを含む。
【0023】
一実施例では、目標クラウドビデオはN個のアーカイブを含み、N個のアーカイブのうちi番目のアーカイブはi番目のインタラクショントリガマークに関連付けられる。
【0024】
一実施例では、視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれ、i番目のインタラクショントリガマークは再生進行度指示軸に設置される。
【0025】
一実施例では、視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれ、i番目のアーカイブは再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応する。方法はさらに、再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、再生ウィンドウにi個のアーカイブの提示ボックスが表示されるステップと、i番目のインタラクショントリガマークはi番目のアーカイブの提示ボックスに設置されるステップとを含む。
【0026】
一実施例では、方法はさらに、再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置から離れ、且つi番目のアーカイブの提示ボックスの表示時間が設定時間に達する場合、再生ウィンドウにおいてi番目のアーカイブの提示ボックスを閉じることを含む。
【0027】
一実施例では、視聴ページにi番目のアーカイブのキー画像が表示されたアーカイブ表示領域が含まれ、i番目のインタラクショントリガマークはi番目のアーカイブのキー画像に設置される。
【0028】
一実施例では、視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、目標クラウドビデオの再生過程において、再生ウィンドウにクラウドコメントが表示され、クラウドコメントは操作制御ページに基づいて操作制御した後、操作制御に基づいて生成された操作制御クラウドビデオに対して発表されたコメントであり、クラウドコメントが選択された場合、操作制御クラウドビデオを再生し、i番目のインタラクショントリガマークは操作制御クラウドビデオの再生ページに設置される。
【0029】
理解されるように、操作制御クラウドビデオは、操作制御ページを操作制御することによって生成されたクラウドビデオであり、操作制御による仮想シーン画面を表示するために用いられる。
【0030】
一実施例では、ゲームシーンでは、操作制御クラウドビデオは、クラウドテストプレイビデオであってもよく、即ち、目標クラウドゲームをテストプレイして生成されたビデオであり、目標クラウドゲームをテストプレイするゲーム画面を表示するために用いられる。クラウドコメントは、目標クラウドゲームのゲーム進行度から目標クラウドゲームに入ってテストプレイした後に、クラウドテストプレイビデオに対して発表されたコメントであってよい。
【0031】
一実施例では、視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウ及びアーカイブ表示領域を含み、再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれ、i番目のアーカイブは再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応し、視聴ページにはさらにアーカイブ表示領域にi番目のアーカイブが表示されたキー画像を含み、再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像をハイライト表示する。
【0032】
一実施例では、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像をハイライト表示することは、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像を第一の色で表示し、i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の色で表示すること、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像を第一の明るさで表示し、i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の明るさで表示することの少なくとも一種の処理を含む。
【0033】
一実施例では、方法はさらに、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から操作制御ページを表示する場合、残り時間及び退出オプションを含むインタラクション提示を表示するステップと、残り時間からカウントダウンを開始し、残り時間がゼロ値になる場合、操作制御ページの表示を停止するステップと、または、退出オプションが選択された場合、操作制御ページの表示を停止するステップとを含む。
【0034】
理解されるように、ゲームシーンでは、操作制御ページは、目標クラウドゲームのゲームページであってもよい。操作制御目標クラウドゲームは、即ちテストプレイ目標クラウドゲームに属し、インタラクション提示はクラウドテストプレイ提示であってもよい。表示停止操作制御ページは目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出するものであってもよい。
【0035】
一実施例では、方法はさらに、操作制御クラウドビデオが再生されたクラウドクリップページを表示し、クラウドクリップページにピックオフボックス及び情報入力ボックスが含まれるステップと、ピックオフボックスによって操作制御クラウドビデオからピックオフビデオセグメントを取得し、及び情報入力ボックスによってコメント情報を取得するステップとを含み、そのうち、操作制御クラウドビデオはi番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から操作制御ページの表示を開始してから、操作制御ページの表示を停止するまで、受信された操作制御ページに対する操作制御操作に基づいて生成されたビデオである。
【0036】
理解されるように、ゲームシーンでは、操作制御操作はクラウドテストプレイ操作であってもよい。受信された操作制御ページに対する操作制御操作に基づいて生成されたビデオは、受信された目標クラウドゲームに対するクラウドテストプレイ操作に基づいて生成されたビデオであってもよい。
【0037】
一実施例では、クラウドクリップページに発表コントロールも含まれ、視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、方法はさらに、発表コントロールがクリックされると、再生ウィンドウにはピックオフビデオセグメント及びコメント情報に基づいて生成されたクラウドコメントを表示するステップと、クラウドコメントが選択された場合、操作制御クラウドビデオのピックオフビデオセグメントを再生するステップとを含み、そのうち、ピックオフビデオセグメントの再生ページにクラウドコメントの情報も表示される。
【0038】
一実施例では、クラウドコメントの情報は、発表者の標識、操作制御クラウドビデオの標識、ピックオフビデオセグメントの標識、操作制御クラウドビデオに対応するi番目のアーカイブの標識、発表時間及び注目度の少なくとも一種を含む。
【0039】
本出願の実施例では、目標クラウドビデオによって仮想シーンの再生画面が再生され、仮想シーンの内容をより全面的に表現させ、プレーヤーは仮想シーンの情報をより全面的に把握することができる。また、目標クラウドビデオの視聴ページに複数のインタラクショントリガマークが含まれ、該多次元のインタラクショントリガマークにより、視聴されたビデオから仮想シーンにおける多次元インタラクションの進行度に直接に入って操作制御操作を行うことができ、煩雑な操作により固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。
【0040】
一実施例では、クラウドゲームシーンを例として該技術案を説明し、具体的には、クラウドゲームビデオの方式でクラウドゲームを説明し、クラウドゲームは操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。
【0041】
以下、図面を参照して本出願の実施例が提供する仮想シーンのインタラクション方法について詳細に説明する。
【0042】
図2は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクションシステムを示すアーキテクチャ図である。図2に示すように、該仮想シーンのインタラクションシステムは端末デバイス201及びクラウドサーバ202を含むことができる。図2に示すような仮想シーンのインタラクションシステムにおける端末デバイスとクラウドサーバの数は例に過ぎず、例えば、端末デバイスとクラウドサーバの数は複数であってもよく、本出願は端末デバイスとクラウドサーバの数を限定するものではない。そのうち、端末デバイス201は、クラウドゲームのプレーヤーが使用するデバイスであってもよく、ここで、プレーヤーは、クラウドゲームを体験した、またはクラウドゲームの体験を要求したユーザであってもよい。端末デバイス201は、スマートフォン(例えば、Android携帯電話、iOS携帯電話など)、タブレット型コンピュータ、携帯型パーソナルコンピュータ、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Devices、MIDと略称する)などのデバイスを含むことができるが、これらに限定されず、本出願の実施例は端末デバイス201のタイプを限定しない。クラウドサーバ202は、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバで構成されたサーバクラスタ又は分散型システムであってもよく、クラウドサーバ202は、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメイン名サービス、セキュリティサービス、CDN、及びビッグデータと人工知能プラットフォームなどの基礎クラウドコンピューティングサービスを提供することができる。端末デバイス201とクラウドサーバ202は、有線又は無線方式により直接的又は間接的に通信接続を行うことができ、本出願の実施例は端末デバイス201とクラウドサーバ202の間の接続方式を限定しない。
【0043】
図2に示すような仮想シーンのインタラクションシステムでは、仮想シーンのインタラクションフローは以下を含む。(1)端末デバイス201側で実行される仮想シーンのインタラクションフロー。一方、端末デバイス201は、クラウドサーバ202とインタラクションすることにより、クラウドゲームに関する様々なページを取得し、ここでのページは例えばクラウドサービスページ、クラウドゲームビデオのページ、クラウドゲームのゲームページ及びクラウドクリップページなどを含み、そして、これらのページをプレーヤーへ表示する。一方、端末デバイス201は、これらのページにおけるプレーヤーの様々な操作を受信しており、該操作は例えばクラウドゲームの体験が要求された操作、クラウドゲームに対して実行されたクラウドテストプレイ操作、クラウドクリップ操作などを含み、そして、これらの操作がクラウドサーバ202に送信される。(2)クラウドサーバ202側で実行される仮想シーンのインタラクションフロー。クラウドサーバ202は、端末デバイス201とインタラクションすることにより、端末デバイス201の各種要求に応答して、対応するクラウドサービスを端末デバイス201に提供する。ここでいう要求には、例えば、ページ取得要求や操作要求などが含まれる。提供されるクラウドサーバは例えば、端末デバイス201に必要なクラウドゲーム関連の各種ページを提供すること、クラウドクリップサービスを提供すること、クラウドテストプレイビデオへの管理サービスを提供すること、クラウドコメントサービスを提供することなどを含む。
【0044】
図3は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。該方法は図2に示すような端末デバイス201とクラウドサーバ202のインタラクションによって実現されたものであって、該方法は以下のステップ1.1~1.7を含むことができる。
【0045】
1.1、端末デバイス201は、クラウドサーバ202にサービス要求を送信して目標クラウドゲームビデオのページを要求する。
【0046】
1.2、クラウドサーバ202は、端末デバイス201のサービス要求に応答して、目標クラウドゲームビデオのページにおけるデータを端末デバイスに返信する。ここで、目標クラウドゲームビデオのページにおけるデータは以下を含む。(i)目標クラウドゲームビデオのストリームデータ(オーディオストリームおよびビデオストリーム)、(ii)目標クラウドゲームの複数のインタラクショントリガマーク、各インタラクショントリガマークは目標クラウドゲームにおける一つのゲーム進行度にリンクするために用いられ、(iii)目標クラウドゲームビデオの複数のアーカイブ、一つのアーカイブは一つのインタラクショントリガマークに関連付けられる。具体的な実現において、クラウドサーバ202は目標クラウドゲームビデオのページにおけるデータを圧縮した後、ネットワークを介して端末デバイス201に伝送する。
【0047】
1.3、端末デバイス201は、目標クラウドゲームビデオのページを表示する。目標クラウドゲームビデオのページにおいて、プレーヤーは目標クラウドゲームビデオを視聴することにより、目標クラウドゲームの操作テクニックやゲーム内容などの情報を把握ことができる。また、プレーヤーが目標クラウドゲームに対してテストプレイの体験を行うことを決定する場合、目標クラウドゲームビデオのページにおけるいずれかのインタラクショントリガマークによって目標クラウドゲームが起動され、且つ目標クラウドゲームに対応するゲーム進行度からテストプレイを開始することができる。
【0048】
1.4、プレーヤーが目標クラウドゲームビデオのページにおけるいずれかのインタラクショントリガマークを選択する場合、端末デバイス201は、クラウドサーバ202へ選択されたインタラクショントリガマーク付きのテストプレイ要求を送信する。
【0049】
1.5、クラウドサーバ202は、目標クラウドゲームを起動して初期化し、目標クラウドゲームを選択されたインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度まで進行させ、そのゲーム進行度から、目標クラウドゲームのゲームページ(ゲーム画面と音響効果を含む)を端末デバイス201に返信する。
【0050】
1.6、端末デバイス201は、目標クラウドゲームを起動してクラウドサーバ202から返信されたゲームページを表示し、このように、プレーヤーは該ゲームページにおいてテストプレイ操作を行うことができる。クラウドサーバ202は、プレーヤーのテストプレイ過程を録画することができる。
【0051】
1.7、プレーヤーがテストプレイのゲームページを閉じて目標クラウドゲームから退出する場合、端末デバイス201は、クラウドサーバ202にテストプレイ退出要求を送信し、クラウドサーバ202は、録画を停止して該プレーヤーのクラウドテストプレイビデオを生成し、同時に該プレーヤーのクラウドテストプレイビデオを保存する。
【0052】
上記ステップの記載から分かるように、本出願の実施例の仮想シーンのインタラクション方法において、クラウドゲームビデオの方式でクラウドゲームを説明して、クラウドゲームは操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。
【0053】
また、クラウドゲームシーンでは、一般的にビデオクリップの需要があり、例えば、プレーヤーは、保存および共有を便利にするために、クラウドテストプレイビデオにおけるハイライトセグメントをクリップしたい。従来のビデオクリップについて、一般的に端末デバイスにクリップツールを取り付け、該クリップツールによって実現され、クリップされたビデオオブジェクトは既に端末デバイスに記憶されたローカルビデオである。クラウドテストプレイビデオは端末デバイスのローカルビデオではなく、クラウドサーバにより録画されて記憶されたビデオであり、したがって、従来のクリップ方式でクラウドテストプレイビデオを処理しようとすると、一つの解決方法について、端末デバイスがまずクラウド側からクラウドテストプレイビデオをダウンロードし、さらにローカルクリップツールを利用してクリップする必要があり、このような方式は端末デバイスの記憶空間を占有する必要があり、端末デバイスのメモリに対して高い要求がある。別の解決方法について、端末デバイスがまずローカルでクラウドテストプレイ過程を録画して端末デバイスのローカルビデオを形成した後、さらにクリップツールを利用してビデオクリップを完成する必要がある。例えば、端末デバイスは追加のビデオ録画ソフトウェアを取り付ける必要があり、プレーヤーが目標クラウドゲームをテストプレイする過程において、該ビデオ録画ソフトウェアを動作させてクラウドテストプレイ過程を録画して端末デバイスのローカルビデオを形成し、そして、クリップツールによりそれをクリップする。ビデオ録画ソフトウェアが動作すると、端末デバイスのメモリリソースを余分に占有し、目標クラウドゲームのテストプレイ過程に影響を与える可能性がある。また、ビデオ解像度、音質等の要素の影響により、録画されたビデオは大きなハードディスク空間を占有する可能性がある。例えば、携帯電話に録画された長さが1分間であり、解像度が1080p(progressive scanning、プログレッシブ走査)であるビデオが占有するハードディスク空間は約100MB(MByte、メガバイト)であり、長さが1時間であり、解像度が1080pであるビデオが占有するハードディスク空間は約5.8GB(GigaByte、ギガバイト)である。多くの一般的な端末デバイス(例えば携帯電話)の性能及びメモリサイズはいずれも上記クリップ需要を満たすことができず、クラウドテストビデオのクリップを実現することができない。これに基づき、本出願の実施例が提供する仮想シーンのインタラクション方法において、さらにクラウドクリップ問題を解決するために用いられ、具体的には、クラウドテストプレイビデオに対してクラウドクリップを行い、クラウドゲームシーンのクリップ需要を満たす。図3に示すように、本出願の実施例の仮想シーンのインタラクション方法はさらに以下のステップ1.8~2.0を含むことができる。
【0054】
1.8、プレーヤーが目標クラウドゲームに対するテストプレイ過程を終了すると、クラウドサーバ202は、端末デバイス201にクラウドクリップページを送信し、該クラウドクリップページにおけるデータは該プレーヤーのクラウドテストプレイビデオを含む。
【0055】
1.9、端末デバイス201はクラウドクリップページを表示し、プレーヤーは該クラウドクリップページにおいて自分のクラウドテストプレイビデオに対してクラウドクリップ操作を行うことができ、例えばクラウドクリップページにおけるピックオフボックスを利用していくつかのハイライトビデオセグメントをピックオフし、さらにピックオフされたビデオセグメントにタイトルなどのコメント情報を配置することができる。
【0056】
2.0、端末デバイス201はプレーヤーによるクラウドクリップページに対するクリップ操作をクラウドサーバ202に送信し、クラウドサーバ202によりプレーヤーのクリップ操作に応答してプレーヤーのクラウドテストプレイビデオをクリップするこれにより、遠隔クラウドクリップを実現する。
【0057】
上記ステップ1.8~2.0の記載に基づいて分かるように、本出願の実施例の仮想シーンのインタラクション方法はクラウドクリップを支持し、クリップ過程がクラウド側に発生され、端末デバイスはクラウドテストプレイビデオをダウンロードし又は録画してローカルクリップを行う必要がなく、端末デバイスの性能及び記憶空間に対する需要を低減させる。
【0058】
また、クラウドゲームシーンでは、一般的に共有の需要がある。例えば、プレーヤーはクラウドクリップから得られた、自分による目標クラウドゲームのテストプレイ過程中のハイライトビデオセグメントを他のプレーヤーに共有したい。弾幕はビデオにおける重要な共有機能である。しかし、現在ビデオにおける弾幕は文字弾幕のみに限定され、例えば、図4は従来方法におけるビデオ弾幕を示す概略図である。図4に示すように、クラウドゲームビデオがある難易度ステージまで再生される時、あるプレーヤーは既に該難易度ステージをクリアすると、該プレーヤーは弾幕によって他のプレーヤーにここでの操作テクニックを伝えたい。文字の形式だけで説明すると、文字弾幕の表現力に制限され、一般的に各操作のタイミングを正確に説明することが困難であり、効果的に共有する目的に達せず、それにより、文字弾幕はクラウドゲームシーンでの表現需要によく適合できない可能性がある。これに基づき、本出願の実施例の仮想シーンのインタラクション方法はさらに弾幕表現力の問題を解決するために用いられ、具体的には、コメント(又は弾幕)の表現形式を拡張し、クラウドゲームシーンでは可視化のクラウドコメントを設計する。ここで、可視化とはビデオ形式で表現されたコメントにより、該クラウドコメントをクリックすると操作テクニックや操作フローなどの内容を表すビデオ又はビデオセグメントを閲覧することができる。このようなクラウドコメントによってコメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要により適合する。該クラウドコメントはクラウドゲームビデオでは弾幕効果として表示することができ、該クラウドコメントで表現された弾幕がトリガ(例えばクリック)されると、該クラウドコメントに対応するビデオ又はビデオセグメントをジャンプして表現する。図3に示すように、本出願の実施例の仮想シーンのインタラクション方法はさらに以下のステップ2.1~2.4を含むことができる。
【0059】
2.1、クラウドクリップページに発表コントロール(例えば発表オプション又は発表ボタン)が含まれることができ、発表コントロールがクリックされると、端末デバイス201はクラウドサーバ202に発表要求を送信して、目標クラウドゲームビデオにクラウドコメントを発表することを要求する。
【0060】
2.2、クラウドサーバ202は、端末デバイス201の発表要求に応答して、クラウドクリップ過程におけるピックオフビデオセグメント及び入力されたコメント情報(例えばタイトル)に基づいてクラウドコメントを生成し、該クラウドコメントを端末デバイスに返信する。
【0061】
2.3、端末デバイス201は、目標クラウドゲームビデオの再生過程において、弾幕の形式で該クラウドコメントを表示する。
【0062】
2.4、いずれかのプレーヤーが該クラウドコメントをクリックすると、端末デバイス201は、該クラウドコメントに対応するクラウドテストプレイビデオのピックオフビデオセグメントをスキップして再生する。また、該ピックオフビデオセグメントの再生ページにおいてさらにクラウドコメントの発表者(即ちプレーヤー)の情報を表示することができ、顔写真、ニックネーム、及び該発表者がどのアーカイブ(即ち選択されたインタラクショントリガマークに関連するアーカイブ)からテストプレイするかを表示することを含む。
【0063】
上記ステップ2.1~2.4.の記載に基づいて分かるように、本出願の実施例の仮想シーンのインタラクション方法はビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントを支持し、コメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要にさらに適合し、且つプレーヤー間のインタラクション性を向上させる。
【0064】
図5は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャート。該仮想シーンのインタラクション方法は図2に示すような端末デバイス201で実行されることができる。図5に示すように、該仮想シーンのインタラクション方法は以下のステップS501~S502を含む。
【0065】
S501では、目標クラウドゲームビデオのページを表示し、目標クラウドゲームビデオのページに目標クラウドゲームのN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは目標クラウドゲームのうち一つのゲーム進行度にリンクするために用いられ、ここでi、Nはいずれも正の整数であり且つi≦Nである。
【0066】
S502では、i番目のインタラクショントリガマークが選択された場合、目標クラウドゲームを起動し、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度から、目標クラウドゲームのゲームページを表示する。
【0067】
ステップS501~502では、プレーヤーは目標クラウドゲームビデオのページから目標クラウドゲームビデオを視聴することにより、目標クラウドゲームの操作テクニック、ゲーム内容などの情報を知ることができる。目標クラウドゲームビデオのページに目標クラウドゲームのエントリーと考えられる複数のインタラクショントリガマークが表示される。プレーヤーは目標クラウドゲームに対してテストプレイの体験を行うことを決定すると、目標クラウドゲームビデオのページにおけるいずれかのインタラクショントリガマーク(例えばi番目のインタラクショントリガマーク)により目標クラウドゲームを起動することができ、端末デバイスは目標クラウドゲームのクリックされたi番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度からゲームページの表示を開始することができ、プレーヤーは該ゲームページにおいてテストプレイ操作を行うことができる。
【0068】
一実施例では、目標クラウドゲームビデオは、N個のアーカイブを含む。図6は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームビデオ、アーカイブ及びインタラクショントリガマークの関係を示す概略図である。図6に示すように、目標クラウドゲームビデオのビデオストリームは、ビデオフレーム1、ビデオフレーム2…ビデオフレーム8などの複数のビデオフレームを含む。各ビデオフレームは目標クラウドゲームにおけるあるゲーム進行度に対応するビデオ内容を反映するために用いられ、例えば、ビデオフレーム1に反映されるのは目標クラウドゲームのゲーム進行度一でのビデオ内容(例えばプレーヤーが目標クラウドゲームのゲーム進行度一に対応するゲームページでテストプレイ操作することにより形成されたビデオ内容)であり、ビデオフレーム2に反映されるのは目標クラウドゲームのゲーム進行度二でのビデオ内容である。以下は同様である。アーカイブはこれらのビデオフレームを保存して形成されたファイルであり、例えば、アーカイブ1はビデオフレーム2を保存して形成されたファイルであり、アーカイブ1はビデオフレーム2のサムネイルをそのキー画像として該アーカイブ1をマークすることができる。また例えば:アーカイブ2はビデオフレーム5を保存して形成されたファイルであり、アーカイブ5はビデオフレーム5のサムネイルをそのキー画像としてアーカイブ5をマークすることができる。以下は同様である。各ビデオフレームに反映されるのは目標クラウドゲームのあるゲーム進行度でのビデオ内容であるため、各ビデオフレームのアーカイブは目標クラウドゲームにおける対応するゲーム進行度に対応し、例えば、アーカイブ1は目標クラウドゲームのゲーム進行度二に対応し、アーカイブ2は目標クラウドゲームのゲーム進行度五に対応し、アーカイブ3は目標クラウドゲームのゲーム進行度八に対応するなどである。本実施例では、Nの値は実際の状況に基づいて設定されることができ、Nの値が大きいほど、アーカイブの数が多くなり、クラウド側のストレージ圧力も相対的に大きくなる。
【0069】
目標クラウドゲームビデオのアーカイブの数は目標クラウドゲームのインタラクショントリガマークの数と同じであり、いずれもNである。N個のアーカイブのうちのi番目のアーカイブは、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークと関連付けられる。ここでの関連関係とは、i番目のアーカイブに対応する目標クラウドゲームにおけるゲーム進行度がi番目のインタラクショントリガマークでリンクされた目標クラウドゲームにおけるゲーム進行度と同じであることを指す。例えば図6に示すように、アーカイブ1はインタラクショントリガマーク1に関連付けられ、アーカイブ1は目標クラウドゲームのゲーム進行度二に対応し、インタラクショントリガマーク1も目標クラウドゲームにおけるゲーム進行度二にリンクされる。また例えば、アーカイブ2はインタラクショントリガマーク2に関連付けられ、アーカイブ2は目標クラウドゲームのゲーム進行度五に対応し、インタラクショントリガマーク2も目標クラウドゲームにおけるゲーム進行度五にリンクされる。また例えば、アーカイブ3はインタラクショントリガマーク3に関連付けられ、アーカイブ3は目標クラウドゲームのゲーム進行度八に対応し、インタラクショントリガマーク3も目標クラウドゲームにおけるゲーム進行度八にリンクされる。
【0070】
一実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに目標クラウドゲームビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれる。再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれる。i番目のインタラクショントリガマークは再生進行度指示軸に設置される。図7は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームビデオのページを示す概略図である。図7に示すように、目標クラウドゲームビデオのページ70に目標クラウドゲームビデオが再生されている再生ウィンドウ701が含まれる。再生ウィンドウ701に進行度指針703が含まれた再生進行度指示軸702が含まれ、進行度指針703は、再生ウィンドウ701での再生中のビデオフレームを指している。例えば、再生ウィンドウ701は目標クラウドゲームビデオのビデオフレーム2が現在再生されていると、進行度指針703は、現在再生されているビデオフレーム2を指すように、再生進行度指示軸702におけるビデオフレーム2に対応する再生位置に位置する。また、図7を参照すると、再生進行度指示軸702上に複数の小円点があり、一つの小円点は一つのインタラクショントリガマークを表し、例えば図中の小円点704aはi番目のインタラクショントリガマークを表す。図8は、本開示の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームにおけるゲームページを示す概略図。小円点704aがクリックされると、i番目のインタラクショントリガマークが選択されたことを示し、それにより、目標クラウドゲームの起動がトリガされ、図8に示すように、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度のゲームページ80が表示される。理解されるように、再生進行度指示軸702におけるインタラクショントリガマークは小円点の形式で表現されることは例に過ぎず、他の表現形式が存在する。例えば、再生進行度指示軸702におけるインタラクショントリガマークは、他の形状(例えば、四角形、不規則な多角形など)で表現されてもよい。また例えば、再生進行度指示軸702におけるインタラクショントリガマークは特殊な色ブロック(例えば、赤や緑など)で表現されてもよい。本出願は再生進行度指示軸702に設けられたインタラクショントリガマークの表現形式を限定しない。
【0071】
なお、目標クラウドゲームビデオのページにさらに他の内容を含んでもよく、キャスター情報、目標クラウドゲームの紹介情報、弾幕入力ボックス及び他の機能ボタン、例えば、図7に示すようないいねするボタン(図中の親指アイコン)及び対応するいいねの数(図中に表示される2.3万)を含むが、これらに限定されなく、プレーヤーはいいねするボタンを介して目標クラウドゲームビデオをいいねすることができる。
【0072】
他の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに目標クラウドゲームビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれる。i番目のアーカイブは再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応する。再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、再生ウィンドウにi個のアーカイブの提示ボックスが表示される。i番目のインタラクショントリガマークはi番目のアーカイブの提示ボックスに設置される。図7に示すように、アーカイブは、ビデオフレームを保存して形成されたファイルであり、各ビデオフレームは、再生進行度指示軸702の一つの再生位置に対応し、それに応じて、各アーカイブも再生進行度指示軸702の一つの再生位置に対応している。再生進行度指示軸702の進行度指針703がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指していると、再生ウィンドウ701がi番目のアーカイブに対応するビデオフレームを現在再生していることを示し、この時、再生ウィンドウ701には図7に示すような、提示情報が表示されたi番目のアーカイブの提示ボックス705が表示され、該提示情報には「キャスターと同じようにプレイしてみる」などの案内提示内容が含まれ、i番目のアーカイブの関連紹介も含まれ、例えばi番目のアーカイブの名前「出発準備」などが含まれる。理解されるように、進行度指針703は目標クラウドゲームビデオの再生に伴って再生進行度指示軸702に沿って左右に移動するものであって、目標クラウドゲームビデオがi番目のアーカイブに対応のビデオフレームまで再生されると、該進行度指針703はi番目のアーカイブに対応の再生位置に到達し、それによりi番目のアーカイブの提示ボックス705の表示がトリガされる。もちろん、進行度指針703はプレーヤーによってi番目のアーカイブに対応する再生位置まで能動的にドラッグされることもでき、それによりi番目のアーカイブの提示ボックス705の表示がトリガされる。該i番目のアーカイブの提示ボックス705にi番目のインタラクショントリガマーク704bが設けられ、該i番目のインタラクショントリガマーク704bの表現形式は複数種類であってもよく、例えば図示のテキストボックスとして表現されてもよく、又はアイコンとして表現されてもよい。本出願は、同様にインタラクショントリガマーク704bの表現形式を限定しない。i番目のインタラクショントリガマーク704bがクリックされると、i番目のインタラクショントリガマークが選択されたことを示し、それにより、目標クラウドゲームの起動がトリガされ、図8に示すように、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度のゲームページ80が表示される。
【0073】
さらに、再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置から離れ、且つi番目のアーカイブの提示ボックスの表示時間が設定時間に達する場合、再生ウィンドウにおいてi番目のアーカイブの提示ボックスを閉じる。ここで、設定時間は実際の状況に基づいて設定することができ、例えば設定時間は2秒、5秒などである。時間長を設定することによってi番目のアーカイブの提示ボックスの表示時間を制御し、それにより長時間の提示が目標クラウドゲームビデオの再生効果に影響を与えることを回避でき、長時間の不必要な提示表示による表示リソースの浪費も回避できる。図7を参照すると、理解されるように、再生進行度指示軸702における進行度指針703がi番目のアーカイブに対応の再生位置を常に指している場合、例えば、進行度指針703がi番目のアーカイブに対応する再生位置で動かないように停止されている場合、プレーヤーがi番目のアーカイブに対応するビデオフレームに興味があることを示し、それにより、プレーヤーが興味のある目標クラウドゲームの対応するゲーム進行度に入ってクラウドテストプレイすることを誘導するように、該i番目のアーカイブの提示ボックスを常に表示することができる。
【0074】
他の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページにi番目のアーカイブのキー画像が表示されたアーカイブ表示領域が含まれる。i番目のインタラクショントリガマークはi番目のアーカイブのキー画像に設置される。図7に示すように、アーカイブ表示領域706に複数のアーカイブのキー画像が表示され、i番目のアーカイブのキー画像707が含まれ、該i番目のアーカイブのキー画像707は、i番目のアーカイブに対応するビデオフレームのサムネイルであってもよい。該i番目のアーカイブのキー画像707にi番目のインタラクショントリガマーク704cが表示され、該i番目のインタラクショントリガマーク704cの表現形式は複数種類であってもよく、例えば図示のテキストボックスとして表現されてもよく、又はアイコンとして表現されてもよく、さらにキー画像707の上にカバーされる透明な層であってもよい。本出願は、同様にインタラクショントリガマーク704cの表現形式を限定しない。i番目のインタラクショントリガマーク704bがクリックされると、i番目のインタラクショントリガマークが選択されたことを示し、それにより、目標クラウドゲームの起動がトリガされ、図8に示すように、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度のゲームページ80が表示される。
【0075】
他の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに目標クラウドゲームビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれる。目標クラウドゲームビデオの再生過程において、再生ウィンドウにクラウドコメントが表示される。クラウドコメントはi番目のアーカイブに対応するゲーム進行度から、目標クラウドゲームに入ってテストプレイした後、クラウドテストプレイビデオに対して発表されたコメントである。クラウドコメントが選択された場合、クラウドテストプレイビデオを再生する。i番目のインタラクショントリガマークはクラウドテストプレイの再生ページに設置される。図7に示すように、再生ウィンドウ701に複数のクラウドコメントが表示され、例えば、図中に弾幕形式で表示された「最速にドリフトするように見る」、「最強に曲がる技術」、「ベテランに連れて飛ぼう」などのクラウドコメントである。そのうちのクラウドコメント708がクリックされると、該クラウドコメント708に対応するクラウドテストプレイビデオの再生ページをジャンプして表示する。図9は本出願の一つの例示的な実施例によって提供されるクラウドテストプレイビデオの再生ページを示す概略図である。図9に示すように、該クラウドテストプレイビデオの再生ページ90にi番目のインタラクショントリガマーク901が含まれ、該i番目のインタラクショントリガマーク901の表現形式は複数種類であってもよく、例えば図示のテキストボックスとして表現されてもよく、又はアイコンとして表現されてもよい。本出願は、同様にインタラクショントリガマーク901の表現形式を限定しない。i番目のインタラクショントリガマーク901がクリックされると、i番目のインタラクショントリガマークが選択されたことを示し、それにより、目標クラウドゲームの起動がトリガされ、図8に示すように、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度のゲームページ80が表示される。
【0076】
上記各実施例に記載したように、i番目のアーカイブ関連のi番目のインタラクショントリガマークは、704a、704b、704c、901などの複数の表現形式を含むことができ、目標クラウドゲームビデオのページにおいて、該i番目のインタラクショントリガマークは、上記いずれかの表現形式で表示されてもよいし、複数の表現形式で同時に表示されてもよく、例えば図7に示すように、再生ウィンドウ701でのコメント機能が閉じられると、再生ウィンドウ701にクラウドコメントが表示されず、この場合に、i番目のインタラクショントリガマークは、901に示す表現形式で表示されることができず、しかし、一つ又は複数の他の表現形式を選択して該i番目のインタラクショントリガマークを表示することができる。また、図7に示すように、再生ウィンドウ701がフルスクリーンで再生されると、再生ウィンドウ701が目標クラウドゲームビデオの全ページを満たし、それにより、アーカイブ表示領域706が遮蔽され、この場合に、704aに示す表現形式のみでi番目のインタラクショントリガマークを表示することができ、或いは、704a、704bに示す表現形式でi番目のインタラクショントリガマークを表示することができる。
【0077】
一実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに目標クラウドゲームビデオを再生するための再生ウィンドウ及びアーカイブ表示領域を含み、再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれる。i番目のアーカイブは再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応する。目標クラウドゲームビデオのページにはさらにアーカイブ表示領域にi番目のアーカイブが表示されたキー画像を含む。
再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像をハイライト表示する。
そのうち、ハイライト表示することは、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像を第一の色で表示し、i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の色で表示すること、或いは、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像を第一の明るさで表示し、i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の明るさで表示することを含む。説明しようとするのは、ハイライト表示するために、第一の色と第二の色は異なる色であり、例えば第一の色は赤色であり、第二の色は黒色である。同様に、第一の明るさと第二の明るさも異なる明るさであり、例えば第一の明るさは第二の明るさより高い。図7に示すように、進行度指針703がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、アーカイブ表示領域706におけるi番目のアーカイブのキー画像707は、選択状態に表現されるようにグレースケールで表示され、このようにプレーヤーに対して現在再生しているビデオフレームにアーカイブがあることを効果的に提示することができ、さらにプレーヤーに対してi番目のアーカイブ関連のインタラクショントリガマークによって目標クラウドゲームに入ってテストプレイするように指示する。
【0078】
他の実施例では、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度から目標クラウドゲームのゲームページを表示する場合、残り時間及び退出オプションを含むクラウドテストプレイ提示を表示する。残り時間からカウントダウンを開始して、残り時間がゼロ値になる場合、目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出する。または、退出オプションが選択された場合、目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出する。図8に示すように、ゲームページ80に残り時間802と退出オプション803を含むクラウドテストプレイ提示ボックス801が含まれ、残り時間802が0であると提示された場合、又は、テストプレイ退出オプション803が選択された場合、端末デバイスは目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出し、プレーヤーが目標クラウドゲームに対する今回のテストプレイ過程が終了する。クラウドテストプレイ提示ボックス801にはさらに他のオプションを含むことができ、例えば図8に示すように、目標クラウドゲームのゲーム進行度を表示するゲームページ80が開始されると、該クラウドテストプレイ提示ボックス801には、さらに「テストプレイ開始」オプション804を含むことができ、該「テストプレイ開始」オプション804がクリックされるとクラウドテストプレイ提示ボックス801を閉じてクラウドテストプレイ過程に入る。
【0079】
図10は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される目標クラウドゲームにおけるゲームページを示す模式図である。図10に示すようなゲームページ100は、ゲームページ80の後に表示されたクラウドテストプレイ過程におけるいずれかのゲームページである。クラウドテストプレイに影響を与えないために、クラウドテストプレイ過程においてクラウドテストプレイ提示ボックスはフローティングボール1001の形式で隠され、該フローティングボールはゲームページ100にける任意の位置に表示されることができる。フローティングボール1001がクリックされると、クラウドテストプレイ提示ボックス1002の表示がトリガされ、該クラウドテストプレイ提示ボックス1002は同様に、残り時間提示1003と退出オプション(即ち、「退出確認」オプション1004)を含み、また、「テストプレイ継続」オプション1005も含むことができる。残り時間1003が0であると提示された場合、又は退出確認オプション1004が選択された場合、端末デバイスは目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出し、プレーヤーが目標クラウドゲームに対する今回のテストプレイ過程が終了する。残り時間1003が0でないと提示された場合、又は退出確認オプション1004が選択されていない場合、テストプレイ継続オプション1005がクリックされると、該クラウドテストプレイ提示ボックス1002を閉じて、クラウドテストプレイ過程を継続することができる。
【0080】
特に説明しようとするのは、前記i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度から図8に示すような目標クラウドゲームのゲームページ80を表示してから、目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して前記目標クラウドゲームから退出する(即ち、クラウドテストプレイ過程を終了する)まで、プレーヤーはゲームページにおいてテストプレイ操作を実行することができ、該テストプレイ操作及びテストプレイ過程全体がクラウドサーバにより録画されてクラウドサーバに記憶される該プレーヤーのクラウドテストプレイビデオを生成することができる。
【0081】
他の実施例では、プレーヤーが自分のクラウドテストプレイビデオに対してクリップや共有などの操作を行うと、図5に示すような仮想シーンのインタラクション方法はさらに以下のステップS503~S506を含むことができる。
【0082】
S503では、クラウドクリップページを表示し、クラウドクリップページにクラウドテストプレイビデオが再生される。クラウドクリップページにピックオフボックス及び情報入力ボックスが含まれる。ここで、クラウドテストプレイビデオは、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度から目標クラウドゲームのゲームページを表示してから、目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出するまで、受信された目標クラウドゲームに対するクラウドテストプレイ操作に基づいて生成されたビデオである。
【0083】
S504では、ピックオフボックスによってクラウドテストプレイビデオからピックオフビデオセグメントを取得し、及び情報入力ボックスによってコメント情報を取得する。
【0084】
図11a~図11bは本出願の一つの例示的な実施例によって提供されるクラウドクリップページを示す概略図である。図11a又は図11bに示すように、クラウドクリップページ110には、クラウドテストプレイビデオを再生するための再生ウィンドウ1101と、プレーヤーにより入力されたコメント情報(例えばコメントタイトル、文字、背景音楽等)を受信するためのコメント情報入力ボックス1103と、クラウドコメントを発表するための発表コントロール1104とが含まれる。図11aに示すように、クラウドクリップページ110にはさらにピックオフコントロール1102が含まれる。ピックオフコントロール1102は、目標クラウドビデオをピックオフするために用いられ、図11aに示すように、ピックオフコントロール1102は、左右にスライドすることで目標クラウドビデオのビデオフレームをピックオフしてピックオフビデオセグメントを取得することができ、また、ピックオフコントロール1102自体の大きさも左右に調整することができる。また、図11bに示すように、クラウドクリップページ110はさらにピックオフコントロール1105を含むことができ、該ピックオフコントロール1105が時間入力ボックスであり、ピックオフビデオセグメントの開始と終了時間を入力することによってピックオフビデオセグメントを取得する。
【0085】
S505では、発表コントロールがクリックされると、目標クラウドゲームビデオの再生ウィンドウにクラウドコメントが表示される。クラウドコメントはピックオフビデオセグメント及びコメント情報に基づいて生成されたものである。
【0086】
図11a又は図11bに示すように、発表コントロール1104はクラウドコメントを発表するために用いられる。発表コントロール1104がプレーヤーによりクリックされると、端末デバイスはクラウドサーバに該プレーヤーのクラウドコメントの発表を要求し、クラウドサーバはクラウドクリップページにおけるピックオフビデオセグメント及びコメント情報に基づいて該プレーヤーのクラウドコメントを生成し、且つ該クラウドコメントを端末デバイスに返信し、端末デバイスは目標クラウドゲームビデオの再生ウィンドウにクラウドコメントが表示され、図7に示すように、クラウドコメント708は再生ウィンドウ701に表示される。
【0087】
一実施形態では、クラウドコメントにはさらにいいねの数やコメントバズり等の情報を含むことができる。また、端末デバイスはさらにクラウドクリップページにおけるクラウドテストプレイビデオの再生ウィンドウ1101で発表しようとするクラウドコメントをプレビューすることができる。ネットワークの品質や端末デバイスの処理能力などの要素の影響により、端末デバイスが発表しようとするクラウドコメントに対するプレビューは失敗すると、端末デバイスはクラウドサーバにクラウドテストプレイビデオに対して再クリップを行うことを要求して、クラウドコメントを再生成し、それにより端末デバイスによるプレビューが失敗したクラウドコメントを置き換える。端末デバイスは、クラウドサービから送信された再クリップ置換後のクラウドコメントを取得し、クラウドテストプレイビデオの再生ウィンドウ1101でクラウドコメントを新たにプレビューする。理解されるように、再クリップ置換により、クラウドクリップに異常が発生される確率をさらに低減し、成功率を向上させ、繰り返し操作によるシステム応答リソースの浪費を回避することができる。
【0088】
S506では、クラウドコメントが選択されると、クラウドテストプレイビデオのピックオフビデオセグメントを再生する。
【0089】
図7に示すように、クラウドコメント708が選択されると、図9に示すようなクラウドテストプレイビデオの再生ページ90が表示され、該再生ページ90にクラウドテストプレイビデオのピックオフビデオセグメントが再生される。ここで、ピックオフビデオセグメントの再生ページにさらにクラウドコメントの情報が表示される。クラウドコメントの情報は、発表者の標識、クラウドテストプレイビデオの標識、ピックオフビデオセグメントの標識、クラウドテストプレイビデオに対応するi番目のアーカイブの標識、発表時間及び注目度の少なくとも一種を含む。
【0090】
他の実施例では、図5に示すような仮想シーンのインタラクション方法はさらに以下のステップS507を含む。
【0091】
S507では、クラウドサービスページを表示し、クラウドサービスページにクラウドビデオリストを表示し、クラウドビデオリストに少なくとも一つのクラウドゲームビデオが含まれる。クラウドサービスページ内の目標クラウドゲームビデオが選択されると、ステップS501が実行される。
【0092】
クラウドサービスページとは、プレーヤーがクラウドゲームプラットフォーム(例えば、クラウドゲームサイト又はクラウドゲームのAPP)に入って表示された主なサービスページである。図12は本出願の一つの例示的な実施例によって提供されるクラウドサービスページを示す概略図である。クラウドサービスページ120には少なくとも一つのクラウドゲームビデオを含むクラウドビデオリストが含まれる。図12に示すように、クラウドサービスページ120には異なるクラウドゲームに関連するクラウドゲームビデオを区別して表示することができ、例えば図にはクラウドゲーム1のキー画像1201が含まれるクラウドゲーム1の紹介欄が表示され、該キー画像はクラウドゲーム1におけるいずれかのゲーム画面のサムネイルであってもよい。該紹介欄はさらにクラウドゲーム1の名称及び属性を含み、該属性はタイプ(例えば知育系、レジャー系)、動作環境(例えば手遊びが移動端末環境で動作される)、内容特性(例えば心理的恐怖、嬉しさ等)を含むことができるが、これらに限定されない。この紹介欄は、該クラウドゲーム1が新たなテストプレイされるにつれてリアルタイムに更新される、当該クラウドゲーム1がテストプレイされた回数1203を含んでもよい。クラウドゲーム1の紹介欄の下に該クラウドゲーム1に関連する少なくとも一つのクラウドゲームビデオが表示され、クラウドゲームビデオ1204を含む。また、クラウドゲームビデオ1204の発表属性1205も表示され、該発表属性1205は発表者の標識(例えばxxプレーヤー)、ビデオ発表時間、ビデオ名称等を含むが、これらに限定されない。クラウドサービスページ120におけるいずれかのクラウドゲームビデオがクリックされると、クリックされたクラウドゲームビデオのページにジャンプする。例えば、クラウドゲーム1を目標クラウドゲームとする。クラウドゲームビデオ1204がクリックされると、端末デバイスは、図7に示すような目標クラウドゲームビデオのページ70にジャンプして表示する。
【0093】
本出願の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに再生された目標クラウドゲームビデオにより、クラウドゲームが操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーが目標クラウドゲームの情報を全面的に把握することができ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。また、本出願の実施例は、クラウドクリップが支持され、クリップ過程がクラウド側に発生され、端末デバイスはクラウドテストプレイビデオをダウンロードし又は録画してローカルクリップを行う必要がなく、端末デバイスの性能及び記憶空間に対する需要を低減させる。ビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントも支持され、コメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要により適合し、且つプレーヤー間のインタラクション性を向上させる。
【0094】
図13は本出願の他の例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。該仮想シーンのインタラクション方法は図2に示す端末デバイス201で実行されることができる。図13に示すように、該仮想シーンのインタラクション方法は以下のステップS1301~S1302を含む。
【0095】
S1301では、端末デバイスのサービス要求に応答して、端末デバイスに目標クラウドゲームビデオのページを返信し、目標クラウドゲームビデオのページにN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは目標クラウドゲームうちの一つのゲーム進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nがいずれも正の整数であり且つi≦Nである。
【0096】
サービス要求は、端末デバイスがクラウドサービスページに表示された目標クラウドゲームビデオがクリックされたことを検出するとクラウドサーバに送信されるものであってもよい。例えば、図12に示すような目標クラウドゲームビデオ1204がクリックされると、端末デバイスは、目標クラウドゲームビデオのページの取得を要求するサービス要求をクラウドサーバに送信する。
【0097】
S1302では、端末デバイスはi番目のインタラクショントリガマークを選択してテストプレイ要求を送信した場合、目標クラウドゲームを起動し、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度から、端末デバイスに目標クラウドゲームのゲームページを返信する。
【0098】
i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度のゲームページは図8に示すようなゲームページ80を参照することができる。プレーヤーがクラウドテストプレイを行う過程において、クラウドサーバはさらに端末デバイスに図10に示すようなゲームページ100を返信し続ける。端末デバイスはこれらのゲームページを表示し、具体的にはこれらのゲームページのゲーム画面を表示し、同時にこれらのゲームページにおける音響効果を再生する。プレーヤーはこれらのゲームページにおいてテストプレイ操作を実行することができ、該プレイ操作が端末デバイスによってクラウドサーバに送信され、クラウドサーバはプレーヤーのテストプレイ操作に応答してテストプレイ過程全体を録画する。
【0099】
本出願の実施例では、クラウドサーバは端末デバイスに目標クラウドゲームビデオのページを送信して、該目標クラウドゲームビデオのページに再生された目標クラウドゲームビデオにより、クラウドゲームが操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーが目標クラウドゲームの情報を全面的に把握することができ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。
【0100】
一実施例では、該仮想シーンのインタラクション方法はさらに以下のステップS1303~S1305を含む。
【0101】
一実施例では、該仮想シーンのインタラクション方法はさらに以下のステップS1303~S1305を含む。
【0102】
S1303では、端末デバイスから送信されたテストプレイ退出要求が受信された場合、クラウドテストプレイビデオを生成し、且つ端末デバイスにクラウドクリップページを送信する。
【0103】
テストプレイ退出要求とは、端末デバイスに表示されているゲームページ80や100における残り時間が0になった場合、または、退出オプションが選択された場合に送信されるものである。端末デバイスから送信されたテストプレイ退出要求を受信すると、クラウドサーバはプレーヤーのクラウドテストプレイ過程の録画を停止し、同時に端末デバイスへのゲームページの送信を停止し、それにより、端末デバイスが目標クラウドゲームのゲームページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出し、プレーヤーによる目標クラウドゲームに対する今回のテストプレイ過程は終了する。クラウドサーバは録画によって得られたクラウドテストプレイ過程に基づいて該プレーヤーのクラウドテストプレイビデオを生成し、該クラウドテストプレイビデオはクラウドサーバに記憶される。プレーヤーはクリップ需要がある場合、クラウドサーバは端末デバイスにクラウドクリップページを送信し、プレーヤーはクラウドクリップページにおいてクラウドテストプレイビデオに対してクリップ操作を実行して自分が保存又は共有しようとするピックオフビデオセグメントをピックオフすることができ、且つクラウドクリップページにおいてコメント情報を入力することができる。
【0104】
S1304では、端末デバイスがクラウドクリップページに対する操作に基づき、クラウドテストプレイビデオからピックオフビデオセグメントをピックオフし、コメント情報を取得する。
【0105】
S1305では、端末デバイスの発表要求に応答して、ピックオフビデオセグメント及びコメント情報に基づいてクラウドコメントを生成し、且つクラウドコメントを端末デバイスに返信する。
【0106】
発表要求とは、端末デバイスが図11a又は図11bに示すような配信コントロールがトリガされたことを検出すると送信されるものである。クラウドサーバはピックオフビデオセグメント及びコメント情報に基づいて、ビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントを生成する。クラウドサーバはクラウドコメントを端末デバイスに送信し、端末デバイスは目標クラウドゲームビデオのページに該クラウドコメントを発表し、該クラウドコメントは例えば図7に示すようなクラウドコメント708であってもよい。
【0107】
本出願の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに再生された目標クラウドゲームビデオにより、クラウドゲームが操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーが目標クラウドゲームの情報を全面的に把握することができ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。また、本出願の実施例は、クラウドクリップが支持され、クリップ過程がクラウド側に発生され、端末デバイスはクラウドテストプレイビデオをダウンロードし又は録画してローカルクリップを行う必要がなく、端末デバイスの性能及び記憶空間に対する需要を低減させる。ビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントも支持され、コメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要により適合し、且つプレーヤー間のインタラクション性を向上させる。
【0108】
図14は本出願の他の例示的な実施例によって提供される他の仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。該仮想シーンのインタラクション方法は図2に示す端末デバイス201とクラウドサーバ202によりインタラクション的に実行されることができる。図14に示すように、クラウドサーバはプロセッサ、ストリーミング仲介器、カードデバイス及びメモリを含み、該仮想シーンのインタラクション方法は以下のステップ1401~1416を含むが、これらに限定されない。そのうち、
【0109】
1401、端末デバイスはプロセッサにクラウドサービスページを要求する。
【0110】
1402、プロセッサは端末デバイスにクラウドサービスページにおけるデータを返信する。該クラウドサービスページは図12に示すとおりである。
【0111】
1403、端末デバイスはプロセッサにサービス要求を送信し、目標クラウドゲームビデオのページの取得を要求する。
【0112】
1404、プロセッサは端末デバイスに目標クラウドゲームビデオのページデータを返信する。該目標クラウドゲームビデオのページは図7に示すとおりである。
【0113】
1405、端末デバイスはプロセッサにテストプレイ要求を送信し、テストプレイ要求はi番目のインタラクショントリガマークがトリガされた後に送信されるものである。
【0114】
1406、プロセッサは端末デバイスにクラウドゲームの起動応答を返信し、端末デバイスに目標クラウドゲームを起動させる。
【0115】
1407、プロセッサはストリーミング仲介器にカードデバイスに対してストリームプリングすることを通知して、目標クラウドゲームにおけるi番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度のゲームページに必要なオーディオビデオストリームを抽出する。
【0116】
1408、ストリーミング仲介器はカードデバイスにストリームプリング命令を送信する。
【0117】
1409、カードデバイスは必要なオーディオビデオストリームをストリーミング仲介器に返信する。
【0118】
1410、ストリーミング仲介器は、メモリに端末デバイス、プロセッサ、ストリーミング仲介器とカードデバイスの間のバインディング関係が記憶されることを通知する。
【0119】
一実施形態では、メモリはkv(Key-Value、キー-値)方式で記憶することができ、端末デバイスの標識をkeyに記憶して、それにバインディングされたプロセッサ標識、ストリーミング仲介器標識及びカードデバイス標識をvalueに記憶する。valueはkeyにより速やかに得られる。
【0120】
1411、ストリーミング仲介器は初期化を行う。
【0121】
初期化の目的は、端末デバイスが、ゲーム進行度前の様々なページを表示する必要なく、ゲーム進行度のゲームページを直接表示することができるように、目標クラウドゲームをi番目のインタラクショントリガタグでリンクされたゲーム進行度に進めることである。
【0122】
1412、ストリーミング仲介器はオーディオストリームとビデオストリームを合流して全体ファイルを形成する。
【0123】
一般的に、オーディオストリームとビデオストリームは異なるチャネルで伝送されるものであって、ストリーミング仲介器は異なるチャネルを介して同一のゲームページのオーディオビデオストリームを抽出した後、ゲームページの正常な表示出力を保証するように合流処理を行う必要がある。
【0124】
1413、ストリーミング仲介器は対応するゲームページのオーディオビデオストリームファイルを端末デバイスに返信する。
【0125】
1414、端末デバイスはプロセッサにテストプレイ退出要求を送信する。
【0126】
1415、プロセッサは応答してクラウドゲームの退出応答を返信する。
【0127】
1416、カードデバイスはストリーミング仲介器にオーディオビデオストリームを送信せず、クラウドゲームを終了する。
【0128】
本出願の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに再生された目標クラウドゲームビデオにより、クラウドゲームが操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーが目標クラウドゲームの情報を全面的に把握することができ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。
【0129】
図15は本出願の他の例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション方法を示すフローチャートである。該仮想シーンのインタラクション方法は図2に示す端末デバイス201とクラウドサーバ202によりインタラクション的に実行されることができる。図15に示すように、クラウドサーバはプリ仲介器、クリップサーバ及びメモリを含み、該仮想シーンのインタラクション方法は以下のステップ1501~1514を含むが、これらに限定されない。そのうち、
【0130】
1501、プリ仲介器はクラウドクリップページを端末デバイスへ返信する。
【0131】
プリ仲介器は、端末デバイスがクラウドテストプレイから退出した後、自動的に端末デバイスにクラウドクリップページを返信して、プレーヤーがクラウドクリップ操作及びクラウドコメント操作を行うことを案内することができる。もちろん、端末デバイスは、クラウドテストプレイから退出した後、クラウドクリップページを取得することを自発的に要求し、プリ仲介器は端末デバイスの要求に応答してクラウドクリップページを端末デバイスに返信してもよい。
【0132】
1502、端末デバイスはプリ仲介器にクラウドテストプレイビデオ抽出要求を送信する。
【0133】
1503、プリ仲介器はメモリにクラウドテストプレイビデオに対応して記憶されたサービスアドレスを問い合わせる。
【0134】
1504、プリ仲介器はメモリから返信されたクラウドテストプレイビデオに対応して記憶されたサービスアドレスを受信する。本実施例では、該クラウドテストプレイビデオに対応して記憶されたサービスアドレスはクリップサーバに位置する。
【0135】
1505、プリ仲介器はクラウドテストプレイビデオに対応して記憶されたサービスアドレスに基づいてクラウドテストプレイビデオをクリップサーバへ抽出する。
【0136】
1506、プリ仲介器はクラウドテストプレイビデオ及び必要な情報を端末デバイスに返信する。該必要な情報はクラウドクリップに必要ないくつかの情報であり、クラウドテストプレイビデオの時間長、クラウドテストプレイビデオにおける各ビデオフレームに対応するショットが順に形成されたショットリストなどを含むが、それらに限定されない。
【0137】
1507、端末デバイスはプリ仲介器に保存要求を送信し、クラウドクリップページにおいて得られたクラウドクリップ操作の保存を要求する。
【0138】
1508、プリ仲介器はメモリにクラウドクリップ処理のサービスアドレスを送信する。
【0139】
1509、メモリは、クラウドクリップ処理を実行するための、クリップサーバを指すサービスアドレスをクリップ仲介器に返信する。
【0140】
1510、プリ仲介器はクリップサーバによってクラウドクリップ操作を保存する。
【0141】
1511、クリップサーバはクラウドクリップ操作を保存する過程においてクラウドコメントを生成して保存する。
【0142】
1512、クリップサーバはさらにクラウドコメントの関連情報をメモリに送信して保存する。ここでクラウドコメントの関連情報は、クラウドクリップ操作によって取得されたピックオフビデオセグメントの標識、ピックオフビデオセグメントに対応するコメント情報、ピックオフビデオセグメントの表紙アドレス、ピックオフビデオセグメントが属するクラウドテストプレイビデオの標識などを含むことができるが、これらに限定されない。
【0143】
1513、端末デバイスはプリ仲介器にクラウドコメントの発表要求を送信する。
【0144】
1514、クリップサーバはプリ仲介器を介してクラウドコメントを端末デバイスに返信する。
【0145】
また、本出願の実施例は、クラウドクリップが支持され、クリップ過程がクラウド側に発生され、端末デバイスはクラウドテストプレイビデオをダウンロードし又は録画してローカルクリップを行う必要がなく、端末デバイスの性能及び記憶空間に対する需要を低減させる。ビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントも支持され、コメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要により適合し、且つプレーヤー間のインタラクション性を向上させる。
【0146】
上記では本出願の実施例の方法を詳細に説明し、本出願の実施例の上記技術案をよりよく実施するために、それに応じて、以下は本出願の実施例の装置を提供する。
【0147】
図16を参照して、図16は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置を示す構造概略図である。一実施例では、該仮想シーンのインタラクション装置は上記方法の実施例における端末デバイスに搭載されることができ、例えば図2に示すような端末デバイス201である。図16に示すような仮想シーンのインタラクション装置160は、本出願の様々な実施例に記載される方法の実施例における機能の一部または全部を実行するために使用されてもよい。そのうち、各ユニットの詳細な説明は以下のとおりである。
【0148】
表示ユニット1601について、目標クラウドビデオの視聴ページを表示するためのものであって、目標クラウドビデオの視聴ページにN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは仮想シーンのうちの一つのインタラクションの進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nがいずれも正の整数であり且つi≦Nである。
処理ユニット1602について、i番目のインタラクショントリガマークが選択された場合、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から、仮想シーンに対する操作制御ページを表示する。
【0149】
一実施形態では、目標クラウドビデオはN個のアーカイブを含み、N個のアーカイブのうちi番目のアーカイブはi番目のインタラクショントリガマークに関連付けられる。
【0150】
一実施形態では、目標クラウドビデオの視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、
再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれ、i番目のインタラクショントリガマークは再生進行度指示軸に設置される。
【0151】
一実施形態では、目標クラウドビデオの視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれ、i番目のアーカイブは再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応し、
再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、再生ウィンドウにi個のアーカイブの提示ボックスが表示され、i番目のインタラクショントリガマークはi番目のアーカイブの提示ボックスに設置される。
【0152】
一実施形態では、処理ユニット1602について、再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置から離れ、且つi番目のアーカイブの提示ボックスの表示時間が設定時間に達する場合、再生ウィンドウにおいてi番目のアーカイブの提示ボックスを閉じる。
【0153】
一実施形態では、目標クラウドビデオの視聴ページにi番目のアーカイブのキー画像が表示されたアーカイブ表示領域が含まれ、i番目のインタラクショントリガマークはi番目のアーカイブのキー画像に設置される。
【0154】
一実施形態では、目標クラウドビデオの視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、目標クラウドビデオの再生過程において、再生ウィンドウにクラウドコメントが表示され、クラウドコメントは前記操作制御ページに基づいて操作制御した後、操作制御に基づいて生成された操作制御クラウドビデオに対して発表されたコメントであり、
表示ユニット1601について、クラウドコメントが選択された場合、操作制御クラウドビデオを再生し、i番目のインタラクショントリガマークは操作制御クラウドビデオの再生ページに設置される。
【0155】
一実施形態では、目標クラウドビデオの視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウ及びアーカイブ表示領域を含み、再生ウィンドウに再生進行度指示軸が含まれ、i番目のアーカイブは再生進行度指示軸における一つの再生位置に対応し、目標クラウドビデオの視聴ページにはさらにアーカイブ表示領域にi番目のアーカイブが表示されたキー画像を含み、
再生進行度指示軸における進行度指針がi番目のアーカイブに対応する再生位置を指す場合、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像をハイライト表示する。
【0156】
一実施例では、ハイライト表示することは、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像を第一の色で表示し、i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の色で表示すること、或いは、アーカイブ表示領域におけるi番目のアーカイブのキー画像を第一の明るさで表示し、i番目のアーカイブのキー画像以外の他の領域を第二の明るさで表示することを含む。
【0157】
一実施形態では、処理ユニット1602について、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から仮想シーンに対する操作制御ページを表示する場合、残り時間及び退出オプションを含むインタラクション提示を表示し、
残り時間からカウントダウンを開始し、残り時間がゼロ値になる場合、仮想シーンに対する操作制御ページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出し、
または、退出オプションが選択された場合、仮想シーンに対する操作制御ページの表示を停止して目標クラウドゲームから退出する。
【0158】
一実施形態では、処理ユニット1602について、操作制御クラウドビデオが再生されたクラウドクリップページを表示し、クラウドクリップページにピックオフボックス及び情報入力ボックスが含まれ、
ピックオフボックスによって操作制御クラウドビデオからピックオフビデオセグメントを取得し、及び情報入力ボックスによってコメント情報を取得し、
そのうち、操作制御クラウドビデオはi番目のインタラクショントリガマークでリンクされたインタラクションの進行度から仮想シーンに対する操作制御ページの表示を開始してから、仮想シーンに対する操作制御ページの表示を停止するまで、受信された操作制御ページに対する操作制御操作に基づいて生成されたビデオである。
【0159】
一実施形態では、クラウドクリップページに発表コントロールも含まれ、目標クラウドビデオの視聴ページに目標クラウドビデオを再生するための再生ウィンドウが含まれ、
処理ユニット1602について、発表コントロールがクリックされると、再生ウィンドウにはピックオフビデオセグメント及びコメント情報に基づいて生成されたクラウドコメントを表示し、
クラウドコメントが選択された場合、操作制御クラウドビデオのピックオフビデオセグメントを再生し、
そのうち、ピックオフビデオセグメントの再生ページにクラウドコメントの情報も表示され、クラウドコメントの情報は、発表者の標識、操作制御クラウドビデオの標識、ピックオフビデオセグメントの標識、操作制御クラウドビデオに対応するi番目のアーカイブの標識、発表時間及び注目度の少なくとも一種を含む。
【0160】
一実施形態では、処理ユニット1602について、少なくとも一つのクラウドゲームビデオを含むクラウドビデオリストが表示されたクラウドサービスページを表示し、
クラウドサービスページにおける目標クラウドビデオが選択された場合、表示ユニット1601に目標クラウドビデオの視聴ページを表示することを通知する。
【0161】
本出願の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに再生された目標クラウドゲームビデオにより、クラウドゲームが操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーが目標クラウドゲームの情報を全面的に把握することができ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。また、本出願の実施例は、クラウドクリップが支持され、クリップ過程がクラウド側に発生され、端末デバイスは操作制御クラウドビデオをダウンロードし又は録画してローカルクリップを行う必要がなく、端末デバイスの性能及び記憶空間に対する需要を低減させる。ビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントも支持され、コメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要により適合し、且つプレーヤー間のインタラクション性を向上させる。
【0162】
同一の発明概念に基づき、本出願の実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置が問題を解決する原理と有益な効果は本出願の方法の実施例における仮想シーンのインタラクション方法が問題を解決する原理と有益な効果と類似して、方法の実施原理と有益な効果を参照することができ、簡潔に説明するために、ここでは説明を省略する。
【0163】
図17を参照して、図17は本出願の一つの例示的な実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置を示す構造概略図である。一実施例では、該仮想シーンのインタラクション装置は上記方法の実施例におけるクラウドサーバに搭載されることができ、例えば図2に示すようなクラウドサーバ202である。図17に示すような仮想シーンのインタラクション装置170は、上述の図13に記載される方法の実施例における機能の一部または全てを実行するために使用されてもよい。そのうち、各ユニットの詳細な説明は以下のとおりである。
【0164】
サービス応答ユニット1701について、端末デバイスのサービス要求に応答して、端末デバイスに目標クラウドゲームビデオのページを返信し、目標クラウドゲームビデオのページに目標クラウドゲームのN個のインタラクショントリガマークが含まれ、N個のインタラクショントリガマークのうちのi番目のインタラクショントリガマークは目標クラウドゲームのうちの一つのゲーム進行度にリンクするために用いられ、ここで、i、Nがいずれも正の整数であり且つi≦Nであり、
処理ユニット1702について、端末デバイスはi番目のインタラクショントリガマークを選択してテストプレイ要求を送信した場合、目標クラウドゲームを起動し、i番目のインタラクショントリガマークでリンクされたゲーム進行度から、端末デバイスに目標クラウドゲームのゲームページを返信する。
【0165】
一実施形態では、処理ユニット1702について、
端末デバイスから送信されたテストプレイ退出要求が受信された場合、操作制御クラウドビデオを生成し、且つ端末デバイスにクラウドクリップページを送信し、
端末デバイスがクラウドクリップページに対する操作に基づき、操作制御クラウドビデオからピックオフビデオセグメントをピックオフし、コメント情報を取得し、
端末デバイスの発表要求に応答して、ピックオフビデオセグメント及びコメント情報に基づいてクラウドコメントを生成し、且つクラウドコメントを端末デバイスに返信する。
【0166】
同一の発明概念に基づき、本出願の実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置が問題を解決する原理と有益な効果は本出願の方法の実施例における仮想シーンのインタラクション方法が問題を解決する原理と有益な効果と類似して、方法の実施原理と有益な効果を参照することができ、簡潔に説明するために、ここでは説明を省略する。
【0167】
本出願の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに再生された目標クラウドゲームビデオにより、クラウドゲームが操作テクニック、ゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーが目標クラウドゲームの情報を全面的に把握することができ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。また、本出願の実施例は、クラウドクリップが支持され、クリップ過程がクラウド側に発生され、端末デバイスはクラウドテストプレイビデオをダウンロードし又は録画してローカルクリップを行う必要がなく、端末デバイスの性能及び記憶空間に対する需要を低減させる。ビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントも支持され、コメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要により適合し、且つプレーヤー間のインタラクション性を向上させる。
【0168】
図18を参照して、図18は本出願の一つの例示的な実施例によって提供されるコンピュータ装置を示す構造概略図。該コンピュータ装置180が少なくともプロセッサ1801、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802を含む。そのうち、プロセッサ1801及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802は、バス又は他の手段によって接続されることができる。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802は、メモリに記憶されることができ、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802は、コンピュータ読み取り可能な命令が記憶されるためのものであって、プロセッサ1801は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802によって記憶されたコンピュータ読み取り可能な命令を実行するために使用される。プロセッサ1801(又は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)と呼ばれる)は、一つ又は複数の命令が実現されるのに適した、具体的に、一つ又は複数の命令がロードされて実行されて対応する方法フロー又は対応する機能が実現されるのに適した、コンピュータ装置180のコンピューティングコア及び制御コアである。
【0169】
本出願の実施例はさらに、コンピュータ読み取り可能な命令及びデータを格納するためのコンピュータ装置180における記憶デバイスである一つ又は複数のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(メモリ(Memory))が提供される。理解されるように、ここでのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802はコンピュータ装置180における内置記憶媒体を含んでもよく、もちろん、コンピュータ装置180が支持する拡張記憶媒体を含んでもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ装置180のオペレーティングシステムが記憶された記憶空間が提供される。また、該記憶空間にはさらに、プロセッサ1801にロードされて実行されるのに適した一つ又は複数の命令が格納され、これらの命令は一つ又は複数のコンピュータ読み取り可能な命令(プログラムコードを含む)であってもよい。説明しようとするのは、ここでのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802は、高速RAMメモリであってもよいし、不揮発性メモリ(Non-Volatile Memory)であってもよく、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモリである。一実施例では、少なくとも一つの上記プロセッサ1801から離れて位置するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
【0170】
一実施例では、該コンピュータ装置180は、図2に示すような端末デバイス201であってもよい。該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802にコンピュータ読み取り可能な命令が記憶される。本出願の各実施例に示す仮想シーンのインタラクション方法における対応するステップを実現するために、プロセッサ1801によりコンピュータ読み取り可能な記憶媒体1802に記憶されたコンピューティングがロードされて実行される。
【0171】
同一の発明概念に基づき、本出願の実施例によって提供される仮想シーンのインタラクション装置が問題を解決する原理と有益な効果は本出願の方法の実施例における仮想シーンのインタラクション方法が問題を解決する原理と有益な効果と類似して、方法の実施原理と有益な効果を参照することができ、簡潔に説明するために、ここでは説明を省略する。
【0172】
本出願の実施例では、目標クラウドゲームビデオのページに再生された目標クラウドゲームビデオにより、クラウドゲームが操作テクニックやゲーム内容などの方面でより全面的な表現が得られ、プレーヤーが目標クラウドゲームの情報を全面的に把握することができ、プレーヤーに該クラウドゲームに関するより多くの情報量を提供することに有利であり、それによりテストプレイ時の効率を向上させ、不要な操作によるシステムリソースの浪費を減少させる。同時に、該技術案は多次元のインタラクショントリガマークによってクラウドゲーム中の任意のゲーム進行度に入ってテストプレイ操作を行うことを支持し、煩雑な操作によって固定エントリーを見つける必要がなく、制限を回避し、効率を大幅に向上させ、操作コストを節約し、煩雑な操作によるシステムリソースの浪費も回避する。また、本出願の実施例は、クラウドクリップが支持され、クリップ過程がクラウド側に発生され、端末デバイスはクラウドテストプレイビデオをダウンロードし又は録画してローカルクリップを行う必要がなく、端末デバイスの性能及び記憶空間に対する需要を低減させる。ビデオ形式で表現された可視化のクラウドコメントも支持され、コメントの表現力を向上させ、クラウドゲームシーンの表現需要により適合し、且つプレーヤー間のインタラクション性を向上させる。
【0173】
本出願の実施例はさらに、コンピュータ読み取り可能な命令製品が提供され、それはコンピュータで動作されると、コンピュータに上記方法の実施例に記載の仮想シーンのインタラクション方法を実行させる。
【0174】
説明しようとするのは、前述した各方法の実施例について、簡単に説明するために、それをいずれも一連の動作組み合わせに表記し、しかし、当業者であれば分かるように、本出願は説明された動作順序に限定されず、本出願に基づき、あるステップについて他の順序を採用し又は同時に行うことができる。そして、当業者であれば分かるように、明細書に記載された実施例はいずれも好ましい実施例に属し、係る動作及びモジュールは必ずしも本出願に必要なものではない。
【0175】
本出願の実施例の方法におけるステップについて、実際の必要に応じて順序調整、合併及び削除を行うことができる。
【0176】
本出願の実施例装置におけるモジュールについて、実際の必要に応じて統合、区分及び削除を行うことができる。
【0177】
当業者であれば、上記実施例の様々な方法における全部又は一部のステップはコンピュータ読み取り可能な命令によって関連するハードウェアを命令して完了することができると理解することができ、該コンピュータ読み取り可能な命令はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができ、読み取り可能な記憶媒体はフラッシュディスク、リードオンリメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスクまたは光ディスクなどを含むことができる。
【0178】
以上に開示されたのは本出願の好適な実施例だけであり、もちろん、本出願の権利範囲を限定することはできず、当業者であれば上記実施例の全部又は一部のフローを実現して本出願の請求項に基づいて行われた同等変化は、依然として発明に含まれる範囲に属すると理解することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11a
図11b
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18