(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-16
(45)【発行日】2024-05-24
(54)【発明の名称】釣竿
(51)【国際特許分類】
A01K 87/04 20060101AFI20240517BHJP
A01K 87/00 20060101ALI20240517BHJP
【FI】
A01K87/04 Z
A01K87/04 D
A01K87/04 E
A01K87/00 630C
(21)【出願番号】P 2020179300
(22)【出願日】2020-10-27
【審査請求日】2022-12-02
(73)【特許権者】
【識別番号】000002495
【氏名又は名称】グローブライド株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100097559
【氏名又は名称】水野 浩司
(74)【代理人】
【識別番号】100123674
【氏名又は名称】松下 亮
(72)【発明者】
【氏名】牛之濱 幸佑
(72)【発明者】
【氏名】中畑 美徳
【審査官】竹中 靖典
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-144018(JP,A)
【文献】米国特許第05361529(US,A)
【文献】特開2014-045719(JP,A)
【文献】特開平03-065130(JP,A)
【文献】特開2018-143199(JP,A)
【文献】実開昭58-088876(JP,U)
【文献】特開昭49-099877(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 87/04
A01K 87/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
釣糸が挿通されるガイドリングと、竿杆の表面に取り付けられ
、軸方向の一方のみに延出するように形成されたガイド脚とを備えた釣糸ガイドを竿杆表面に対して着脱可能にするガイド着脱構造を備えた釣竿において、
前記ガイド着脱構造は、竿杆表面に対して固定されるガイド固定部材を備えており、
前記ガイド固定部材は、前記ガイド脚が
先端側から後端側に向けて軸方向に挿脱可能であり、前記ガイド脚が挿入された際、ガイド脚が竿杆表面に直接接触する
ように先端側に開口している開口部が形成されると共に、ガイド脚の表面と密着する両側壁及び上壁によって規定される内部空間を有しており、
前記上壁及び両側壁の前記内部空間を規定する内面には、前記ガイド脚の挿入奥側の空間が減少するようにテーパが形成されて
おり、
前記ガイド固定部材に対して、高さが異なる複数の釣糸ガイドが着脱されることを特徴とする釣竿。
【請求項2】
前記ガイド固定部材は、前記竿杆表面に固定される側が開口した半割構造であることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記両側壁及び上壁は、均一肉厚に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記ガイド固定部材は、3Dプリンタで一体形成される繊維強化樹脂製であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の釣竿。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣糸ガイドを着脱可能にするガイド着脱構造を備えた釣竿に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スピニングリールや両軸受けリール等、各種の魚釣用リールを装着できる釣竿が知られており、このような釣竿には、魚釣用リールから繰り出される釣糸を案内する釣糸ガイドが釣竿の長手方向に所定間隔をおいて取り付けられている。通常、釣糸ガイドは、釣糸が挿通するガイドリングと、竿杆の表面に固定するガイド脚を備えており、ガイド脚を竿杆の表面に糸止め等によって固定している。
【0003】
前記釣糸ガイドは、竿杆に対して着脱できないよう固定するのが一般的であるが、釣竿によっては、着脱できるように構成することがある。例えば、特許文献1には、竿杆に、ガイド脚を挿入する開口部が一端に設けられた管状差し込み部材を一体的に取り付け、ガイド脚を開口部に挿入した状態で、溶け易い糊などの固定部材を開口部の内部に充填するガイド着脱構造が開示されている。また、特許文献2には、竿素材の周面の一部分に、ガイド脚を抜き差し可能となるように、抱き込み部を形成したガイド着脱構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平3-65130号
【文献】特開平5-176661号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した特許文献1に開示されたガイド着脱構造は、竿杆に管状差し込み部材を取り付け、開口部にガイド脚を挿入した状態で開口部の内部に固定部材を充填していることから、釣糸ガイドと竿杆との間に管状差し込み部材及び固定部材(糊)が存在した状態となる。このため、釣糸ガイドが竿杆表面から離れ、ガイド位置が高くなると共に、釣糸ガイドの振動が竿杆に伝達され難く、魚信感度が低下してしまう。また、釣糸ガイドを取り外す場合は、熱などを加えて固定部材を除去する必要があり、再度、固定する際には、固定部材を充填する等、釣糸ガイドの着脱を容易に行うことができない。
【0006】
上記した特許文献2に開示されたガイド着脱構造は、管素材で周面の一部分に折り重なるように抱き込み部を形成することから、製造が容易ではなく、ガイド脚を押さえ付ける抱き込み部による押圧力も安定せず、釣糸ガイドを確実に固定することはできない。
【0007】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、ガイド脚が竿杆表面に直接接触し、竿杆に釣糸ガイドを確実に固定しながら、着脱が容易に行える釣糸ガイドの着脱構造を備えた釣竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的を達成するために、本発明は、釣糸が挿通されるガイドリングと、竿杆の表面に取り付けられるガイド脚とを備えた釣糸ガイドを竿杆表面に対して着脱可能にするガイド着脱構造を備えた釣竿において、前記ガイド着脱構造は、竿杆表面に対して固定されるガイド固定部材を備えており、前記ガイド固定部材は、前記ガイド脚が軸方向に挿脱可能であると共に、ガイド脚が竿杆表面に直接接触するように圧入固定させる開口部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
上記した構成の釣竿によれば、竿杆表面に固定されるガイド固定部材の開口部に釣糸ガイドのガイド脚が軸方向に挿脱可能であり、挿入時にガイド脚が直接、竿杆表面に接触することから、ガイド位置が高くなるとことはなく、釣糸ガイドの振動が竿杆に伝達されて良好な魚信感度が得られる。また、釣糸ガイドは、ガイド固定部材の開口部に圧入固定する構造であり、糊などの接着剤を用いないことから、釣糸ガイドの着脱を容易に行なうことができる。さらに、ガイド固定部材は、竿杆表面に固定される部材であり、管素材で形成されないことから、ガイド脚に対する押圧力が安定し、釣糸ガイドを確実に固定することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ガイド脚が竿杆表面に直接接触し、竿杆に釣糸ガイドを確実に固定しながら、着脱が容易に行える釣糸ガイドの着脱構造を備えた釣竿が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図であり、(a)は複数の竿杆の収納状態を示す部分断面図、(b)は収納状態の斜視図。
【
図2】
図1に示す釣竿の複数の竿杆の一部を振り出した状態(使用状態)を示す斜視図。
【
図4】ガイド着脱構造のガイド固定部材の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は裏面図。
【
図5】ガイド固定部材に釣糸ガイドが挿入、固定された状態を示す図であり、(a)は中心部分での縦断面図、(b)は、図(a)を(b)方向から見た図、(c)は、図(a)の(c)-(c)位置での断面図。
【
図6】(a)から(c)は、ガイド固定部材に釣糸ガイドを挿入して固定する状態を順次示した側面図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明は、釣糸ガイドの着脱構造に特徴があり、このように釣糸ガイドを着脱させるのに適した釣竿の一構成例について説明する。
図1及び
図2は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図であり、
図1(a)は複数の竿杆の収納状態を示す部分断面図、
図1(b)は収納状態の斜視図、
図2は、
図1に示す釣竿の複数の竿杆の一部を振り出した使用状態を示す斜視図である。
【0013】
図1及び
図2に示す釣竿は、運搬時において、短い仕舞寸法にすることが可能な、いわゆるモバイルロッドを例示している。最近では、長尺竿の持ち運びが大変であること、長尺竿は運送会社の制限によって運搬できない、或いは、運送費が高騰している等の理由により、モバイルロッドが注目されるようになっている。
【0014】
図に示す釣竿(モバイルロッド)1は、元竿杆3に、複数の竿杆5A,5B,5C,5D,5E……5Nを収容し、これを順次振り出して継合される振出式に構成されている。前記元竿杆3の内部に収納される竿杆の本数(継合本数)については任意であり、N本(竿杆5A~竿杆5N)の竿杆が順次大径の竿杆に収納され、最も小径の竿杆5Nが穂先竿杆となっている(
図1(a)及び
図2では、収納される竿杆の全てを図示していない)。
【0015】
前記元竿杆3の先端には、釣糸を案内する釣糸ガイド8が装着され、各竿杆の先端部にも釣糸を案内する釣糸ガイド8A~8Nが装着されている(釣糸ガイド8Nはトップガイド)。また、元竿杆3の基端側には、リール脚載置部9aを有するリールシート9が配設されている。このリールシート9の後端側には、固定フード11が設けられ、前端側には、軸方向に移動する移動フード12が設けられている。
【0016】
前記固定フード11は、元竿杆3の基端部の外周面に固定されており、リール脚載置部9aに向けて開口する受入穴11aを備えている。また、移動フード12は、リール脚載置部9aに向けて開口する受入穴12aを備えている。前記移動フード12は、元竿杆3に設けられた雄螺子部に対して螺合する雌螺子部が形成された操作部12Aを備えており、リール脚載置部9aにリール脚を載置しながら後方側を固定フード11の受入穴11aに嵌入し、操作部12Aを回転操作することで、リール脚は、移動フードと固定フードとで締め付け固定される。
【0017】
元竿杆3は、前記固定フード11の後端側が軸方向に突出しており、その突出部3aに下栓(尻栓)15が取り付けられている。下栓15は、キャップ状に形成されており、元竿杆3の後端の開口を閉塞すると共に、後述するカバー部材20を突出部3aに取り付けた際、その後端の開口を閉塞する機能を有している。
【0018】
前記元竿杆3には、元竿杆内に収納された複数の竿杆の突出を防止する機能を果たす筒状のカバー部材20が着脱可能に装着されている。このカバー部材20は、軸方向に沿って元竿杆3から取り外し、
図2に示すように、元竿杆3の後端部に装着することで、実釣時に握持、保持される、いわゆるグリップとしての機能を兼ね備えている。すなわち、本実施形態の釣竿1は、カバー部材20を元竿杆3の前方側に被せ(
図1参照)、使用時では元竿杆3の後端に取り付けることで(
図2参照)、仕舞寸法を短くしながら、使用時では長い振出式の釣竿にすることが可能となっている。
【0019】
本実施形態の釣竿1は、スピニングリール及び両軸受リールの両タイプのリールが装着できる構成となっており、スピニングリールは、
図1,2に示すように、リールシート9及び釣糸ガイド8,8A~8Nが下方側に向く状態で装着され、両軸受リールは、リールシート及び釣糸ガイドが上方側に向く状態で装着される。
【0020】
このように、本実施形態の釣竿1は、両タイプのリールを装着することが可能であるが、それぞれのリールの釣糸放出位置を考慮すると、スピニングリールを装着した場合、特に元竿杆の釣糸ガイド8については、両軸受リールを使用する場合よりも高さが高い釣糸ガイドにする必要がある。
しかしながら、釣糸ガイド8の高さが高いと、釣竿の収容時に、上記したカバー部材20を元竿杆3に装着する際、カバー部材20が干渉してしまうので、元竿杆3の先端部分には、以下のような釣糸ガイドの着脱構造(ガイド着脱構造)30が配設されている。
【0021】
ここで、
図3から
図6を参照して、本実施形態のガイド着脱構造30の構成について説明する。
上記した釣糸ガイド8は、釣糸が挿通されるガイドリング8aと、元竿杆(竿杆)3の表面に取り付けられるガイド脚8bとを備えた構成となっており、ガイド脚8bは、装着される竿杆の軸方向に延出するよう形成されている。この場合、ガイド脚8bとガイドリング8aとの間は、連結部8cによって連結されており、ガイド脚8b、ガイドリング8a、連結部8cは、例えば、アルミ等の軽量金属や繊維強化樹脂材等によって一体形成されている。なお、ガイドリング8aの部分には、釣糸の摺動抵抗を減らすように、必要に応じてセラミックス等で形成されたリング部材8eが圧入されている。
【0022】
前記ガイド着脱構造30は、竿杆表面に対して固定されるガイド固定部材32を備えている。ガイド固定部材32は、従来の釣糸ガイドを竿杆表面に固定する方法と同様、例えば、固定糸を巻き付けて樹脂で固めたり、テープ部材を巻き付ける等の固定手段40によって竿杆表面に固定される。
【0023】
前記ガイド固定部材32は、軸方向に延出する略直方体形状であり、釣糸ガイド8のガイド脚8bを受け入れる(軸方向に挿入させる)開口部32aが前面側に形成され、ガイド脚8bを開口部32から挿入して、竿杆表面に対し直接接触するように圧入固定させるよう構成されている。すなわち、ガイド固定部材32の開口部32aは、
図4(a)に示すように、竿杆3の表面に固定されると、両側の側壁32b,32cの裏面33,34が竿杆表面に密着し、その間の部分の竿杆表面が露出して、ガイド脚8bを軸方向に圧入した際、ガイド脚8bの裏面が直接、竿杆の表面に接触するように構成されている。
【0024】
このように、釣糸ガイド8が直接、竿杆表面と接触する(ガイド脚と竿杆表面との間に介在物が存在しない)ことで、魚の当たりが釣糸ガイドを介して竿杆に伝わり易くなり、魚信感度の向上が図れる。また、ガイド脚が直接、竿杆表面に接触することで、ガイド高さを抑えることができる。
【0025】
本実施形態のガイド固定部材32は、ガイド脚8bが挿脱される開口部32aを形成する部分である両側壁32b,32c、及び、上壁32dが軸方向に伸びており、両側壁の間の竿杆表面側が軸方向に沿って開口した半割構造となっている。このような半割構造によって、開口部32aからガイド脚8bが挿入可能な内部空間Sが規定され、この内部空間Sにガイド脚が挿入されると、半割構造の内面でガイド脚を密着させ、容易に抜けないようにしている。すなわち、内部空間Sを形成するガイド固定部材32の内面が、挿入される釣糸ガイドのガイド脚8bの表面と接触して一定の摩擦力を与えることで、釣糸ガイド8を抜けないようにしている。
【0026】
ガイド脚の表面に対して上記した摩擦力が付与されるように、ガイド固定部材32は、前記内部空間Sを規定する内面が、ガイド脚8bの挿入奥側の空間が減少するように複数のテーパで形成されていることが好ましい。本実施形態では、開口部32aに挿脱されるガイド脚8bの形状が、軸方向に沿って同一肉厚で均一幅となった形状に構成されており、このような形状のガイド脚8bを抜け止めするようにしている。具体的には、
図5(a)に示すように、内部空間Sを規定する上壁32dの上面32eを、開口部から所定の長さだけガイド脚8bと同一の高さに形成し、その奥側は次第に高さが減少するテーパ32e´で形成することにより、挿入したガイド脚8bの先端の上端縁がテーパ32e´部分に当て付いて圧入状態にするようにしている。
【0027】
また、側壁32b,32cの内面32b´,32c´についても、
図4(b)(c)に示すように、次第に幅が減少するようにテーパで形成されている。このため、側壁32b,32cの開口部32a部分の幅を、ガイド脚8bの幅よりも僅かに幅広に形成しておき、内部空間Sを規定する内面32b´,32c´をテーパ状にすると共に、開口部32aの両側及び上側に、傾斜角部(面取り)36を形成しておくことで、ガイド脚8bの挿入が容易に行えるようになる。
【0028】
そして、
図6(a)~(c)に示すように、釣糸ガイド8のガイド脚8bを開口部32aに軸方向から挿入すると、上記したような内部空間Sの内面のテーパ形状によって、ある程度の位置で圧入状態となり、釣糸ガイド8の挿入がし易く、容易に外れない構造にすることが可能となる。
【0029】
上記した構成では、ガイド固定部材32の開口部32aにおける両壁及び上壁は、
図4(a)、
図5(c)に示すように、均一の肉厚で形成されることが好ましい。このように半割構造の開口部32aを形成する部分が均一の肉厚となっていることで、ガイド脚を圧入した際の強度が均等に分散され、ガイド固定部材32が破損等することを防止することができる。
【0030】
また、上記したガイド固定部材32は、金属、樹脂、木、ゴム等で一体形成することが可能であるが、3Dプリンタで一体形成される繊維強化樹脂材料で形成されていることが好ましい。このような素材としては、例えば、ナイロン樹脂を基材とし、ここにカーボンの短繊維を分散した繊維強化樹脂材料(例えばマークフォージド社製の製品名ONYX)を用いることができ、このような繊維強化樹脂材料を用いて3Dプリンタでガイド固定部材32を形成すると、従来の射出成形や型成形とは異なって、表面にカーボン繊維が多数突出した凹凸形状が発現されることから、挿入されるガイド脚8bとの間の摩擦力が向上して実釣時に釣糸ガイド8が外れ難くすることが可能となる。
【0031】
また、本実施形態において、前記ガイド固定部材32に対しては、ガイド脚8bの形状を同じにして高さが異なる複数の釣糸ガイド8を着脱できるようにすることで、スピニングリールと両軸受型リールを変更しても、1つの釣竿で対応することが可能となる。
【0032】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施の形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
上記した実施形態において、ガイド固定部材32の内部空間Sの内面形状については、釣糸ガイド8のガイド脚8bの形状に応じて適宜、変形することが可能である。また、釣糸ガイドの抜け止めは、ガイド固定部材32の内部空間Sの内面形状のテーパやガイド脚8bの表面形状によって行なう以外にも、実釣時に釣糸ガイドが抜けなければ、ネジ固定や柔軟部材の圧入など、適宜、変形することが可能である。また、上記したガイド着脱構造30は、釣竿の複数個所に設けられていても良く、釣竿については、モバイルロッド以外の構成にも適用することが可能である。
【符号の説明】
【0033】
1 釣竿
3 元竿杆(竿杆)
8 釣糸ガイド
8a ガイドリング
8b ガイド脚
30 ガイド着脱構造
32 ガイド固定部材
32a 開口部
32b,32c 側壁
32d 上壁