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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-16
(45)【発行日】2024-05-24
(54)【発明の名称】工具ホルダ及び工作機械
(51)【国際特許分類】
   B23B 29/00 20060101AFI20240517BHJP
   B23B 29/04 20060101ALI20240517BHJP
【FI】
B23B29/00 C
B23B29/04 A
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2020188860
(22)【出願日】2020-11-12
(65)【公開番号】P2022077830
(43)【公開日】2022-05-24
【審査請求日】2023-06-30
(73)【特許権者】
【識別番号】000149066
【氏名又は名称】オークマ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078721
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 喜樹
(74)【代理人】
【識別番号】100121142
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 恭一
(72)【発明者】
【氏名】浜口 顕秀
(72)【発明者】
【氏名】藤巻 俊介
【審査官】山本 忠博
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-230217(JP,A)
【文献】特開2015-009286(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23B 29/00-29/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
工作機械に設けられて工具挿入穴を有し、前記工具挿入穴に挿入された工具を固定手段によって固定する工具ホルダであって、
前記工具挿入穴の内面は、加工による振動が発生した際に前記工具ホルダに対する前記工具の相対移動を規制する固定力で前記工具を前記固定手段によって固定可能な工具固定部と、
前記工具固定部よりも低い固定力で前記工具を保持可能で、前記加工による振動が発生した際に前記工具ホルダに対する前記工具の相対移動を許容可能な工具接触部と、を含んでなり、
少なくとも前記工具接触部と連通するスリットが、前記工具挿入穴の軸線方向に沿って形成されていることを特徴とする工具ホルダ。
【請求項2】
前記工具接触部は、前記工具固定部よりも前記工具の先端側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の工具ホルダ。
【請求項3】
前記固定手段は、前記工具ホルダへのねじ込みにより前記工具を前記工具挿入穴に押圧固定する工具固定用ボルトであることを特徴とする請求項1又は2に記載の工具ホルダ。
【請求項4】
前記スリットは、外部に開口していることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の工具ホルダ。
【請求項5】
前記工具接触部を径方向に拡開可能な拡開機構を備えることを特徴とする請求項に記載の工具ホルダ。
【請求項6】
前記工具接触部の横断面形状は、前記工具の横断面形状と形状及び大きさが等しいか或いは前記工具の横断面形状と形状が同じで大きさが小さいことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の工具ホルダ。
【請求項7】
請求項1乃至の何れかに記載の工具ホルダを備える工作機械。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、工具とワークとを相対移動させながら加工を行う工作機械において、加工中に工具に発生する振動を抑制する機能を有する工具ホルダと、当該工具ホルダを備える工作機械とに関するものである。
【背景技術】
【0002】
回転可能なワークに工具を支持させ、工具及びワークを送りながら相対移動させて、ワークに加工を施すといった工作機械において、中ぐり加工のように、工具を大きな突き出し量で使用する場合がある。このような工具を保持する工具ホルダには、すり割り構造を有した工具挿入穴に工具を差し込んでボルト締めすることで固定するものが知られている(非特許文献1参照)。
図11は、従来のすり割り工具ホルダ30の構成を示す概略構成図である。便宜上図11における工具10の先端側(チップ11側)を前方、工具ホルダ30の上側を上方として説明する。図12は、図11の断面C-C(前後上下方向で規定される面での断面)における、すり割り工具ホルダ30の構成を示す概略構成図である。本事例では、旋回タレット21を有する旋盤20に適用した場合となっている。
すり割り工具ホルダ30は、工具10の直径以下の工具挿入穴31と、工具挿入穴31とすり割り工具ホルダ30の外側と繋がり、工具10の長手方向に対して貫通して開口したスリット32を有している。さらに、すり割り工具ホルダ30を旋回タレット21の外周の取付面22に固定するためのホルダ固定用ボルト3と、工具10の円周方向の角度位置をすり割り工具ホルダ30に対して固定するための工具位相固定用ボルト33と、工具10を挿入できるように工具挿入穴31の直径を大きくするためのホルダ拡開用ボルト6とを備えている。
工具設定を行う際には、ホルダ拡開用ボルト6を締め込んでスリット32の下面に押し当てて、工具挿入穴31の直径を大きくして工具10を後端から挿入する。次に、工具10を所望の突き出し長さと角度位置に調整して、工具位相固定用ボルト33を用いて工具10の角度を固定する。最後に、ホルダ拡開用ボルト6を緩めた後で、ホルダ固定用ボルト3を締め込むことで、すり割り工具ホルダ30を旋回タレット21に固定するとともに、工具10に対する接触圧力を高めて工具10を固定する。
【0003】
突き出し量が大きい工具10を使用する場合、工具剛性の低下により、大きな加工振動(以後、びびりと表す)が発生することがあり、工具10の欠損や加工面品位の不良などの問題を引き起こす。すり割り工具ホルダ30では、工具位相固定用ボルト33やホルダ固定用ボルト3による保持剛性を向上させればある程度の振動抑制効果は期待できるが、保持構造の向上には限界がある。
そこで、びびりを効果的に抑制するための従来技術として、特許文献1には、工具に減衰構造(制振ピース)を設けて振動減衰性を向上させる発明が開示されている。また、特許文献2には、制御により主軸の回転数を連続的に変動させる発明が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【文献】「究極の防振工具」サンドビック株式会社 コロマントカンパニー、第4頁「バイトのクランプ方法について」、[令和2年10月19日検索]、インターネット<URL:https://www.sandvik.coromant.com/SiteCollectionDocuments/downloads/jp/brochures/CG-036J-R2_SilentTools.pdf>
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2005-177973号公報
【文献】特開昭49-105277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の方法では、高い減衰性を得られる一方で、各工具に減衰構造を設ける必要があるため高価となり、汎用性に課題がある。また、特許文献2の方法では、あらゆる工具において振動抑制効果が得られる一方で、モータ性能の制約などにより、高速回転時では効果的な制御が行えなくなるなどの課題がある。
【0007】
そこで、本発明は上記問題に鑑みなされたものであって、低コストで汎用的でありながら、安定して高い振動抑制効果が得られる工具ホルダ及び工作機械を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のうち、第1の発明は、工作機械に設けられて工具挿入穴を有し、前記工具挿入穴に挿入された工具を固定手段によって固定する工具ホルダであって、
前記工具挿入穴の内面は、加工による振動が発生した際に前記工具ホルダに対する前記工具の相対移動を規制する固定力で前記工具を前記固定手段によって固定可能な工具固定部と、
前記工具固定部よりも低い固定力で前記工具を保持可能で、前記加工による振動が発生した際に前記工具ホルダに対する前記工具の相対移動を許容可能な工具接触部と、を含んでなり、
少なくとも前記工具接触部と連通するスリットが、前記工具挿入穴の軸線方向に沿って形成されていることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、前記工具接触部は、前記工具固定部よりも前記工具の先端側に設けられていることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、前記固定手段は、前記工具ホルダへのねじ込みにより前記工具を前記工具挿入穴に押圧固定する工具固定用ボルトであることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、前記スリットは、外部に開口していることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、前記工具接触部を径方向に拡開可能な拡開機構を備えることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、前記工具接触部の横断面形状は、前記工具の横断面形状と形状及び大きさが等しいか或いは前記工具の横断面形状と形状が同じで大きさが小さいことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち、第2の発明は、工作機械であって、第1の発明の何れかに記載の工具ホルダを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、既存のすり割り工具ホルダと同程度の製作コスト、かつ、同程度の設定工数でも、あらゆる工具に対して汎用的に高い減衰性を安定して付与することができる。よって、低コストで汎用的でありながら、安定して高い振動抑制効果を得ることができ、高能率な加工を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】工具ホルダの構成を示す概略構成図である。
図2図1の断面A-Aにおける工具ホルダの構成を示す概略構成図である。
図3図1の断面B-Bにおける工具ホルダの構成を示す概略構成図である。
図4】工具ホルダの変更例を示す概略構成図である。
図5】工具ホルダの変更例を示す概略構成図である。
図6】工具ホルダの変更例を示す概略構成図である。
図7】工具ホルダの変更例を示す概略構成図である。
図8】工具ホルダの変更例を示す概略構成図である。
図9】工具ホルダの変更例を示す概略構成図である。
図10】工具ホルダの変更例を示す概略構成図である。
図11】既存の工具ホルダの構成を示す概略構成図である。
図12図11の断面C-Cにおける工具ホルダの構成を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、工具ホルダ1の構成を示す概略構成図である。便宜上図1における工具10の先端側(チップ11側)を前方、工具ホルダ1の上側を上方として説明する。図2は、図1の断面A-A(前後上下方向で規定される面での断面)における概略構成図である。図3は、図1の断面B-B(前後左右方向で規定される面での断面)における概略構成図である。本事例では、工具ホルダ1を、工作機械の一例である旋盤20の旋回タレット21に適用している。工具10は、横断面が略円形状で、先端にチップ11を備えている。
工具ホルダ1は、旋回タレット21の外周の取付面22に固定されるブロック状である。工具ホルダ1には、工具10が後端から挿入される工具挿入穴2が、前後方向に貫通形成されている。工具挿入穴2を挟んで工具ホルダ1の左右には、工具ホルダ1を取付面22に固定するホルダ固定用ボルト3,3・・が、前後方向に3本ずつ配置されている。
工具挿入穴2は、後側の工具固定部2Aと、前側の工具接触部2Bとを同軸で有している。工具固定部2Aは、工具10の直径以上となる内径で形成されている。工具接触部2Bは、工具10の直径以下となる内径で形成されている。
【0012】
工具固定部2Aの上側で工具ホルダ1には、工具挿入穴2に挿入された工具10を上方から押圧固定するための2本の工具固定用ボルト4,4が、前後に配置されている。
工具ホルダ1の前部右側には、工具接触部2Bを工具ホルダ1の外側と連通させるスリット5が、取付面22と平行に形成されている。スリット5の上側で工具ホルダ1には、ねじ込み操作によってスリット5の下面を押圧することで、工具接触部2Bの内径を拡開可能なホルダ拡開用ボルト6(拡開機構)が設けられている。但し、スリット5及びホルダ拡開用ボルト6は、工具ホルダ1の前部左側にあってもよい。
【0013】
以上の如く構成された工具ホルダ1において、工具設定を行う際には、ホルダ固定用ボルト3を締め込んで、工具ホルダ1を旋回タレット21の取付面22に固定する。次に、ホルダ拡開用ボルト6を締め込んでスリット5の下面に押し当てて、工具接触部2Bの直径を拡げた状態とし、工具挿入穴2に工具10を後端から挿入する。続いて、工具10を所望の突き出し長さと角度位置に調整した後、工具固定用ボルト4を締め込み、工具固定部2Aにおいて工具10の後端を固定する。最後に、ホルダ拡開用ボルト6を緩めて、工具接触部2Bと工具10とを接触させる。
【0014】
こうして工具ホルダ1に固定された工具10によって旋削加工を行う際、加工振動が発生すると、工具ホルダ1と工具10とは、工具固定部2Aでは相対移動しない高い固定力で保持されて固定され、工具接触部2Bでは相対移動を生じる程度の低い固定力で接触することになる。また、工具接触部2Bは、ボルトで締め込まれないため、作業者の設定方法に因らず、工具10と工具挿入穴2との締め代で接触圧力が決まり、性能ばらつきを抑制することができる。これにより、加工時には、工具ホルダ1の後側での強固な固定により工具10の位置が変化することなく、前側の接触領域において安定した摩擦減衰が生じて加工振動を抑制することが可能となる。
【0015】
このように、上記形態の工具ホルダ1及び旋盤20によれば、工具挿入穴2が、加工による振動が発生した際に工具ホルダ1に対する工具10の相対移動を規制する固定力で工具10を工具固定用ボルト4(固定手段)によって固定可能な工具固定部2Aと、工具固定部2Aよりも低い固定力で工具10を保持可能で、加工による振動が発生した際に工具ホルダ1に対する工具10の相対移動を許容可能な工具接触部2Bと、を含んでなる。
よって、既存のすり割り工具ホルダと同程度の製作コスト、かつ、同程度の設定工数でも、あらゆる工具に対して汎用的に高い減衰性を安定して付与することができる。よって、低コストで汎用的でありながら、安定して高い振動抑制効果を得ることができ、高能率な加工を実現することができる。
【0016】
以下、変更例について説明する。
図4に示す工具ホルダ1Aのように、工具挿入穴2の開口性を向上させるために、工具接触部2Bを挟んだスリット5の反対側に、工具接触部2Bと連通して外部に開口しないスリット5aを前後方向に設けてもよい。外部に開口しないスリットは複数設けてもよい。
図5に示す工具ホルダ1Bは、工具接触部2Bの上側にも、工具接触部2Bと連通して外部に開口するスリット5bを前後方向に設けている。このようにスリットの数は増やしてもよい。
図6に示す工具ホルダ1Cは、前後方向に加え、スリット5の後端に連続する左右方向のスリット5cを形成している。
図7に示す工具ホルダ1Dは、工具ホルダ1Dの製造を容易にするために、スリット5の上側で工具接触部2Bの形成部分を分離した割り型7とし、割り型7をボルト等で組み付けることで工具ホルダ1Dを形成している。この割り型の数は増やしてもよい。
【0017】
図8に示す工具ホルダ1Eは、図4のスリット5aに加え、外側面に、スリット5aと平行なスリット5dを前後方向に設けている。このように工具ホルダ1Eの外側にスリット5dを設けても、工具挿入穴2の開口性を向上させることができ、工具10を押さえる力の調整も可能となる。なお、図8において、スリット5aは省略することもできる。
図9に示す工具ホルダ1Fは、図6と異なり、上面に、スリット5の後端に連続しない左右方向のスリット5eを形成している。図8,9のように工具ホルダの外側に形成するスリットの方向は適宜変更可能である。
図10に示す工具ホルダ1Gは、工具接触部2Bを工具ホルダ1Gの外側と連通させるスリット5を、取付面22と平行でなく、後方へ向かうに従って取付面22へ近づくように下向きに傾斜させて形成している。このようなスリット5の角度変更も可能である。この傾斜は、下向きでなく上向きであってもよい。
各変更例を適宜組み合わせることもできる。
【0018】
一方、上記形態では、工具ホルダに対して、前側(工具接触部側)にのみスリットを設けているが、前側の工具接触部の穴径を後側の工具固定部の穴径よりも大きくした上で、既存のすり割り工具ホルダと同様に工具挿入穴の全長にわたりスリットを設けてもよい。この場合も工具固定部を工具固定用ボルトで締め込むことで、前側に、工具と工具ホルダとが相対移動可能な低い固定力で工具が保持される工具接触部を形成できる。
上記形態では、工具ホルダの外部に開口するスリットを設けているが、工具挿入穴に、工具ホルダの外部に開口しないスリットのみを設けて、同様の拡開変形を生じさせてもよい。
上記形態では、ホルダ拡開用ボルトを締め込んで工具挿入穴の直径を大きくして工具を挿入した後、ホルダ拡開用ボルトを緩めて工具を接触させているが、工具挿入穴の直径を工具の直径よりも大きくした上で、ボルトの締め込み等で工具挿入穴を小さくすることで接触させてもよい。
上記形態では、ホルダ拡開用ボルトを用いて工具ホルダを変形させているが、ばねや梃子などを用いて変形させてもよいことはいうまでもない。
【0019】
上記形態では、工具固定部と工具接触部とを同軸で形成しているが、互いに中心がずれるように形成してもよい。工具固定部と工具接触部との穴径や両者の横断面形状も適宜変更可能である。特に横断面形状は、円形に限らず、楕円形や多角形等、工具の横断面形状に合わせて選択できる。
上記形態では、工具固定部を後側、工具接触部を前側にそれぞれ配置しているが、前後逆に配置してもよい。工具固定部を工具挿入穴の後部でなく中間部に配置し、その前側又は後側に工具接触部を配置してもよい。
その他、本発明の工具ホルダは、旋盤以外の工作機械にも適用できる。
【符号の説明】
【0020】
1,1A~1G・・工具ホルダ、2・・工具挿入穴、2A・・工具固定部、2B・・工具接触部、3・・ホルダ固定用ボルト、4・・工具固定用ボルト、5,5a~5e・・スリット、6・・ホルダ拡開用ボルト、7・・割り型、10・・工具、20・・旋盤、21・・旋回タレット、22・・取付面。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12