(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-16
(45)【発行日】2024-05-24
(54)【発明の名称】リアワイパーアセンブリ
(51)【国際特許分類】
B60S 1/34 20060101AFI20240517BHJP
【FI】
B60S1/34 260
(21)【出願番号】P 2023532221
(86)(22)【出願日】2021-11-25
(86)【国際出願番号】 CN2021133064
(87)【国際公開番号】W WO2022111572
(87)【国際公開日】2022-06-02
【審査請求日】2023-07-18
(31)【優先権主張番号】202022775726.6
(32)【優先日】2020-11-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】512092737
【氏名又は名称】ヴァレオ システム デシュヤージュ
【氏名又は名称原語表記】VALEO SYSTEMES D’ESSUYAGE
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100127465
【氏名又は名称】堀田 幸裕
(74)【代理人】
【識別番号】100198029
【氏名又は名称】綿貫 力
(72)【発明者】
【氏名】チャン、チアン
(72)【発明者】
【氏名】ヤオ、ティエチアン
(72)【発明者】
【氏名】チョン、シュイ
【審査官】飯島 尚郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-002172(JP,A)
【文献】独国特許出願公開第10217600(DE,A1)
【文献】特開2017-065447(JP,A)
【文献】特開2007-153153(JP,A)
【文献】特表2007-512186(JP,A)
【文献】特開2001-301580(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0182076(US,A1)
【文献】中国実用新案第211335897(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60S 1/00-1/68
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
リアワイパーアーム(100)と、カバー(200)と、ヘッド(300)と、停止機構(700)とを備え、前記ヘッド(300)及び前記カバー(200)が前記リアワイパーアーム(100)の後端にヒンジ結合され、
前記カバー(200)が閉状態にあるとき、前記カバー(200)が前記ヘッド(300)を覆うことができ、
前記停止機構(700)が第1の干渉要素(123)及び第2の干渉要素(221)を備え、前記第1の干渉要素(123)及び前記第2の干渉要素(221)の少なくとも一方が弾性要素であり、前記第1の干渉要素(123)が前記リアワイパーアーム(100)に配置され、前記第2の干渉要素(221)が前記カバー(200)に配置され、前記カバー(200)が開状態にあって、前記カバー(200)の上面と前記リアワイパーアーム(100)の上面との間の角度が所定の角度範囲内にあるとき、前記第1の干渉要素(123)と前記第2の干渉要素(221)とが互いに干渉して、前記カバー(200)が前記ヘッド(300)の方向に反転することを防止する、
ことを特徴とするリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項2】
前記ヘッド(300)のヒンジシャフト(122)と前記カバー(200)のヒンジシャフト(122)とが異なる、ことを特徴とする請求項1に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項3】
前記リアワイパーアーム(100)の前記上面にヒンジシャフト(122)が設けられ、前記カバー(200)の前記上面から2つの爪形状部(230)が垂直に延び、前記ヒンジシャフト(122)を補完するスロット(231)が前記爪形状部(230)に設けられ、前記ヒンジシャフト(122)を中心とする前記爪形状部(230)の回転が前記カバー(200)を反転させることができる、ことを特徴とする請求項2に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項4】
前記第1の干渉要素(123)が前記ヒンジシャフト(122)に配置され、前記第2の干渉要素(221)が前記カバー(200)の前記上面に配置されるとともに前記2つの爪形状部(230)間に位置する、ことを特徴とする請求項3に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項5】
2つのU形状スロット(131)が前記リアワイパーアーム(100)の側壁に設けられ、2つの円筒状ラグ(310)が前記ヘッド(300)の両側に設けられ、前記U形状スロット(131)は、前記ヘッド(300)が前記リアワイパーアーム(100)にヒンジ結合されるように前記ラグ(310)と協働する、ことを特徴とする請求項3に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項6】
前記所定の角度範囲が85-90度である、ことを特徴とする請求項1に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項7】
前記第1の干渉要素(123)と前記第2の干渉要素(221)との間の干渉量が0.2mmである、ことを特徴とする請求項1に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項8】
前記第1の干渉要素(123)が三角形の断面を有し、前記第2の干渉要素(221)が台形の断面を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項9】
前記ヘッド(300)のヒンジシャフト(122)と前記カバー(200)のヒンジシャフト(122)とが同じである、ことを特徴とする請求項1に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項10】
ワイパーブレード(400)であって、前記リアワイパーアーム(100)に取り付けられるワイパーブレード(400)と、
ばね(500)であって、前記リアワイパーアーム(100)と前記ヘッド(300)との間に接続されるばね(500)と、
を更に備える、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【請求項11】
駆動モータ(600)を更に備え、前記ヘッド(300)は、前記駆動モータ(600)の出力シャフトに接続するための接続穴(320)を備える、ことを特徴とする請求項10に記載のリアワイパーアセンブリ(10)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械的構造の分野に関し、特に、リアワイパーアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車両では、運転者の視線を遮る雨水や埃を拭き取り除去し、それにより運転者の後方視界を確保するために、リアウィンドシールドにリアワイパーが通常設置される。
【0003】
リアワイパーは、一般に、駆動モータと、駆動モータに接続されたヘッドと、一端がヘッドにヒンジ結合されるリアワイパーアームと、リアワイパーアームの他端付近に取り付けられるワイパーブレードとを備え、したがって、駆動モータが動作されるとき、ヘッド及びリアワイパーアームの助けを借りて、ワイパーブレードは、雨水又は埃トを拭き取るために、リアウィンドシールドと密着したままの状態で特定の角度にわたって揺動することができる。
【0004】
ヘッドと駆動モータとは、通常、ナットで接続される。審美的な理由から、リアワイパーは、ヘッド及びナットを覆うためのカバーも備える場合がある。組み立て及び保守の間、カバーは上方に反転して開くことができるが、従来技術のカバーは、しばしば開いた状態に保つことができず、非常に容易に下方に回転し、したがって組み立て/分解工具と干渉する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の目的は、前述の問題を少なくとも部分的に解決することができるリアワイパーアセンブリを提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、リアワイパーアームと、カバーと、ヘッドと、停止機構とを備え、ヘッド及びカバーがリアワイパーアームの後端にヒンジ結合され、カバーが閉状態にあるとき、カバーがヘッドを覆うことができ、停止機構が第1の干渉要素及び第2の干渉要素を備え、第1の干渉要素及び第2の干渉要素の少なくとも一方が弾性要素であり、第1の干渉要素がリアワイパーアームに配置され、第2の干渉要素がカバーに配置され、カバーが開状態にあって、カバーの上面とリアワイパーアームの上面との間の角度が所定の角度範囲内にあるとき、第1の干渉要素と第2の干渉要素とが互いに干渉して、カバーがヘッドの方向に反転することを防止する、リアワイパーアセンブリが提供される。
【0007】
本発明の実施形態によれば、停止機構を設けることにより、ヘッドが駆動モータに取り付けられているとき又は駆動モータから取り外されているときに、カバーが下方に反転してリアワイパーアームの後端を覆ったり、又は組み立て/分解工具と干渉したりすることを防止できる。
【0008】
幾つかの実施形態では、ヘッドのヒンジシャフトとカバーのヒンジシャフトとが異なる。
【0009】
幾つかの実施形態では、ヒンジシャフトがリアワイパーアームの上面に設けられ、2つの爪形状部がカバーの上面から垂直に延在し、ヒンジシャフトを補完するスロットが爪形状部に設けられ、ヒンジシャフトを中心とする爪形状部の回転がカバーを反転させることができる。
【0010】
幾つかの実施形態では、第1の干渉要素がヒンジシャフトに配置され、第2の干渉要素がカバーの上面に配置されるとともに2つの爪形状部間に位置する。
【0011】
幾つかの実施形態では、2つのU形状スロットがリアワイパーアームの側壁に設けられ、2つの円筒状ラグがヘッドの両側に設けられ、U形状スロットは、ヘッドがリアワイパーアームにヒンジ結合されるようにラグと協働する。
【0012】
幾つかの実施形態では、所定の角度範囲が85-90度である。
【0013】
幾つかの実施形態では、第1の干渉要素と第2の干渉要素との間の干渉量が0.2mmである。
【0014】
幾つかの実施形態では、第1の干渉要素が三角形の断面を有し、第2の干渉要素が台形の断面を有する。
【0015】
幾つかの実施形態では、ヘッドのヒンジシャフトとカバーのヒンジシャフトとが同じである。
【0016】
幾つかの実施形態において、リアワイパーアセンブリは、ワイパーブレードであって、リアワイパーアームに取り付けられるワイパーブレードと、ばねであって、リアワイパーアームとヘッドとの間に接続されるばねとを更に備える。
【0017】
幾つかの実施形態では、リアワイパーアセンブリが駆動モータを更に備え、ヘッドは、駆動モータの出力シャフトに接続するための接続穴を備える。
【0018】
本発明及びその実施態様の前述の特徴、技術的特徴、及び利点は、図面に関連する好ましい実施形態を説明することによって明確且つ容易に理解されるように以下で更に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施形態に係るリアワイパーアセンブリ10の下面図である。
【
図2】
図1のリアワイパーアーム100の上面図である。
【
図3】
図1のリアワイパーアーム100の下面図である。
【
図5】第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221が位置する平面に沿った
図1のリアワイパーアセンブリ10の断面図であり、カバー200は閉状態にある。
【
図6】第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221が位置する平面に沿った
図1のリアワイパーアセンブリ10の他の断面図であり、第1の干渉要素と第2の干渉要素とが干渉状態にある。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を一例として説明する。当業者であれば分かるように、記載された実施形態は、本発明の概念から逸脱することなく様々な方法で修正され得る。したがって、添付図面及び説明は、本質的に例示的且つ非限定的である。以下の本文において、同一の参照符号は、一般に、機能的に同一又は類似の要素を示す。
【0021】
本発明の一般的な概念によれば、リアワイパーアームと、ヘッドと、カバーと、停止機構とを備え、ヘッド及びカバーがリアワイパーアームの後端にヒンジ結合され、カバーが閉状態にあるとき、カバーがヘッドを覆うことができ、停止機構が第1の干渉要素及び第2の干渉要素を備え、第1の干渉要素及び第2の干渉要素の少なくとも一方が弾性要素であり、第1の干渉要素がリアワイパーアームに配置され、第2の干渉要素がカバーに配置され、カバーが開状態にあって、カバーの上面とリアワイパーアームの上面との間の角度が所定の角度範囲内にあるとき、第1の干渉要素と第2の干渉要素とが互いに干渉して、カバーがヘッドの方向に反転することを防止する、リアワイパーアセンブリが提供される。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態に係るリアワイパーアセンブリ10の底面図を示す。図示のように、リアワイパーアセンブリ10は、リアワイパーアーム100と、カバー200と、ヘッド300とを備えてもよく、ヘッド300は、リアワイパーアーム100の後端の凹部110内に収容されて、ヒンジ軸A-A周りでリアワイパーアーム100の後端にヒンジ結合され、カバー200も、リアワイパーアーム100の後端部にヒンジ結合されるが、そのヒンジ軸B-Bは、ヘッド300のヒンジ軸A-Aとは異なり、カバー200は、このとき閉状態にあり、リアワイパーアーム100の後端を少なくとも部分的に取り囲むことによってヘッド300を覆うが、審美的理由から、カバー200の外面の輪郭はリアワイパーアーム100の外面の輪郭と一致している。
【0023】
図2及び
図3は、
図1のリアワイパーアーム100の上面図及び下面図をそれぞれ示す。
図2に示されるように、リアワイパーアーム100の後端の上面120には矩形状の開口121が設けられ、矩形状の開口121の2つの側縁はヒンジシャフト122を介して接続され、ヒンジシャフト122はカバー200をヒンジ接続するために使用され得る。
図3に示されるように、U形状スロット131が、リアワイパーアーム100の後端の対向する側壁130及び130’にそれぞれ設けられ、ヘッド300をヒンジ接続するために使用され得る。
【0024】
図4は、
図1のカバー200の下面図である。図示のように、カバー200は、本体部210と、延出部220とを備える。延出部220は本体部210の上面211から延びており、すなわち、延出部220及び本体部210の上面211がカバー200の上面を形成する。カバー200が閉状態にあるとき、本体部210は、リアワイパーアーム100の後端を少なくとも部分的に取り囲み、ヘッド300を覆うことができ、延出部220の形状及び大きさは、リアワイパーアーム100の矩形状の開口121の形状及び大きさと一致する。
図4に示されるように、カバー200は、延出部220の両側縁に配置されてカバー200の上面に対して垂直に延びる2つの爪形状部230も備える。各爪形状部230には、リアワイパーアーム100のヒンジシャフト122を補完するスロット231が設けられ、ヒンジシャフト122を中心とする爪形状部230の回転がカバー200を反転させることができる。カバー200の反転角度α(すなわち、カバー200の上面とリアワイパーアーム100の上面120との間の角度)が小さいとき、例えば90度以下であるとき、ヘッド300は、振動等に起因して非常に容易に下方に反転し、したがって、ヘッド300が駆動モータに取り付けられているとき又は駆動モータから取り外されているときにリアワイパーアーム100の後端を覆う或いは組み立て/分解工具と干渉する。
【0025】
この問題を解決するために、リアワイパーアセンブリ10は、停止機構700を更に備えてもよい。
図2及び
図4に示されるように、停止機構700は、第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221を備え、第1の干渉要素123はリアワイパーアーム100上のヒンジシャフト122に配置され、第2の干渉要素221は、カバー200の延出部220に配置されるとともに、2つの爪形状部230間に位置する。第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221の少なくとも一方は、弾性要素である。
【0026】
図5は、第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221が位置する平面に沿った
図1のリアワイパーアセンブリ10の断面図であり、カバー200は閉状態にある。
図6は、第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221が位置する平面に沿った
図1のリアワイパーアセンブリ10の他の断面図であり、カバー200は開状態にあり、第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221は干渉状態にある。カバー200の反転角度αが0度(すなわち、閉状態)から徐々に増大する過程で、第2の干渉要素221が第1の干渉要素123に徐々に近づき、カバー200の反転角度が所定の角度範囲内にあるとき、第1の干渉要素123と第2の干渉要素221とが干渉し、このようにして、カバー200が組み立て/分解中にヘッドの方向に反転するのを防止することができる。
【0027】
一例では、前述の所定の角度範囲は、第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221のサイズ及び位置に関連する。好ましくは、前述の所定の角度範囲は、カバー200の最大反転角度、例えば、これに限定されないが、85-90度に近くてもよい。
【0028】
一例では、第1の干渉要素123と第2の干渉要素221との間の干渉量を調整することにより、第1の干渉要素123と第2の干渉要素221との間の干渉のきつさを変更することができる。ここで、干渉量とは、第2の干渉要素221が第1の干渉要素123に接触しているが、未だ干渉が生じていないときの、2つの要素の重なり部分の長さを意味する。例えば、これに限られるわけではないが、第1の干渉要素123と第2の干渉要素221との間の干渉量は0.2mmである。加えて、第1の干渉要素123と第2の干渉要素221との間の干渉のきつさは、組み立て/分解が完了したときに大きな労力を伴うことなく干渉力を克服してカバー200でリアワイパーアーム100の後端を覆うことができるように調整することができる。
【0029】
一例では、
図5及び
図6に示されるように、第1の干渉要素123は三角形の断面を有し、第2の干渉要素221は台形の断面を有する。第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221の形状は、これに限定されず、他の形状であってもよいことを説明しなければならない。
【0030】
カバー200及びヘッド300は、
図1では異なるヒンジシャフトを有するものとして示されるが、他の実施形態では、カバー200及びヘッド300は同じヒンジシャフトを有してもよいことを説明しなければならない。この場合、ヒンジシャフト122上の第1の干渉要素123の位置及び延出部220上の第2の干渉要素221の位置は変化してもよく、例えば、これに限られるわけではないが、第1の干渉要素123及び第2の干渉要素221は、カバー200とヘッド300との間に位置してもよい。
【0031】
図7及び
図8はそれぞれ、
図1のヘッド300の下面図及び側面図を示す。
図7及び
図8に示されるように、2つの円筒状ラグ310がヘッド300の両側に設けられ、これらのラグは、ヘッド300がリアワイパーアーム100にヒンジ結合されるようにリアワイパーアーム100上の2つのU形状スロット131及び131’と協働する。
【0032】
一例では、
図1に示されるように、リアワイパーアセンブリ10は、リアワイパーアーム100に取り付けられてリアウィンドシールドから雨水又は埃を拭き取るために使用されるワイパーブレード400と、リアワイパーアーム100とヘッド300との間に接続されるとともにリアウィンドシールドに当て付いてワイパーブレード400を強固に押圧するために使用されるばね500とを更に備えてもよい。
【0033】
一例では、
図5及び
図6に示されるように、リアワイパーアセンブリ10は、駆動モータ600を更に備えてもよい。
図7に示されるように、ヘッド300は接続穴320を備え、ヘッド300は、接続穴320及びナットを介して駆動モータ600の出力シャフトに接続されてもよい。
【0034】
本発明は、前述した構造に限定されず、様々な他の変形も使用することができる。限られた数の実施形態によって本発明を既に説明してきたが、当業者は、本開示から利益を得て、本明細書に開示される本発明の保護の範囲から逸脱しない他の実施形態を設計することができる。したがって、本発明の保護の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ定義されるべきである。