特許7491571IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

医療用被ばく線量モニター

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特に、福島第一原発の事故後、診断における放射線の使用に対する患者の不安が増している。このため、診断において被ばく線量の実測値を患者に伝えることができれば、不安解消にもつながると考えらえる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記目的を達成するために、本発明の医療用被ばく線量モニターは、フレキシブルチューブと液体シンチレータと光電子増倍管とを有し、前記フレキシブルチューブは、外側チューブと内側チューブとを有し、前記外側チューブは、コルゲートチューブであり、前記外側チューブの内側に、前記内側チューブが挿入され、前記内側チューブの内部に、前記液体シンチレータが封入され、前記フレキシブルチューブの少なくとも一方の末端に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の線量モニターは、前述のように、前記フレキシブルチューブにより構成されていることから、使用時に、例えば、被検者の局所的な照射部位に応じて、線量を測定したい周辺領域に対して、本発明の線量モニターを所望の形状で配置できる。さらに、本発明の線量モニターにおいて、前記フレキシブルチューブに封入されているシンチレータは、固体ではなく、測定対象であるヒトの身体の65%を占める体液と同様に、液体であることから、組織に対して等価な線量が得られる。このため、本発明の線量モニターによれば、人体への局所的に高い強度(例えば、数秒または数十秒以内)の放射線照射であっても、照射部位の周囲における線量をより迅速に測定でき、例えば、それを、実効線量に代わる実測の実用線量(線量当量)として、被ばくの評価に用いることができる。また、前記液体シンチレータは、例えば、固体シンチレータよりも発光減衰が早いことから、次のパルスがきても数え落としがされにくいため、放射線の強度が高くても、飽和することなく検出可能である。したがって、本発明の線量モニターによれば、例えば、頭部、頚部、口腔部、胸部というような局所に対する放射線照射により診断を行う際、より迅速且つ簡便にその場で、実用としての線量(1cm線量当量とも言う)や被ばくの評価結果を、患者に提供することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明の線量モニターの一例を示す断面図である。
【図2】 図2は、実施例1のラケット型の線量モニターの一例を示す概略図である。
【図3】 図3は、実施例2において、標準線源241Am(エネルギー:59.5keV)を使用した結果であり、ラケット型線量モニターによるカウント率と前記NaIシンチレーション検出器による線量率との関係を示すグラフである。
【図4】 図4は、標準線源137Cs(エネルギー: 772 keV)を使用した結果であり、ラケット型線量モニターによるカウント率と前記NaIシンチレーション検出器による線量率との関係を示すグラフである。
【図5】 図5は、実施例3における、ラケット型線量モニターによるPHAスペクトルのグラフである。
【図6】 図6(A)は、実施例3における、ラケット型線量モニターとルミネス線量素子との位置関係を示す概略図であり、図6(B)は、実施例3における被検者とラケット型線量モニターとルミネス線量との位置関係を示す概略図である。
【図7】 図7は、実施例3における、ラケット型線量モニターによる経時的なカウントを示すグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

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