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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-20
(45)【発行日】2024-05-28
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09G 3/3233 20160101AFI20240521BHJP
   G09F 9/30 20060101ALI20240521BHJP
   G09G 3/20 20060101ALI20240521BHJP
   G09G 3/3266 20160101ALI20240521BHJP
   G09G 3/3291 20160101ALI20240521BHJP
【FI】
G09G3/3233
G09F9/30 338
G09F9/30 365
G09G3/20 612E
G09G3/20 642P
G09G3/20 641C
G09G3/20 642K
G09G3/20 623X
G09G3/20 623V
G09G3/20 623U
G09G3/20 622K
G09G3/20 622P
G09G3/20 621M
G09G3/20 680G
G09G3/20 622D
G09G3/20 624B
G09G3/3266
G09G3/3291
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2022176833
(22)【出願日】2022-11-04
(65)【公開番号】P2023099457
(43)【公開日】2023-07-13
【審査請求日】2022-11-04
(31)【優先権主張番号】10-2021-0194687
(32)【優先日】2021-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100106183
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 弘司
(74)【代理人】
【識別番号】100114915
【弁理士】
【氏名又は名称】三村 治彦
(74)【代理人】
【識別番号】100125139
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100209808
【弁理士】
【氏名又は名称】三宅 高志
(72)【発明者】
【氏名】ミン ピュンサム
(72)【発明者】
【氏名】チョ チェヒュン
(72)【発明者】
【氏名】コン インヨン
【審査官】西島 篤宏
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0294166(US,A1)
【文献】特開2008-224863(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0066591(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2021/0202678(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 3/00 - 3/38
G09F 9/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれがN個の画素を備える複数の画素部を有する表示パネルと、
N本の基準電圧配線を通した前記N個の画素のセンシング結果を使用して、前記N個の画素のそれぞれ本のデータ配線を通してデータ電圧を供給するデータ駆動部と、
前記N個の画素にN本のゲート配線を通してゲート信号を供給するゲート駆動部とを含み、
前記N個の画素のそれぞれは、互いに異なる色相を有する個のサブ画素を含み、
前記N本の基準電圧配線は、前記N個の画素にそれぞれ接続され、
前記本のデータ配線のそれぞれは、N本のサブデータ配線に分枝され、
前記N本のサブデータ配線のそれぞれは、同じ色相を有するN個のサブ画素に接続され、
前記N本のゲート配線のそれぞれは、互いに異なる色相を有するN個のサブ画素に接続され、
、M以上の自然数である、表示装置。
【請求項2】
1つの行において
前記複数の画素部は3個の前記画素を含み、
前記3個の画素のそれぞれは、互いに異なる色相を有する第1サブ画素、第2サブ画素および第3サブ画素を含み、
前記N本の基準電圧配線は、第1基準電圧配線、第2基準電圧配線および第3基準電圧配線を含み、
前記N本の基準電圧配線のそれぞれは、それぞれの画素の前記第1サブ画素、前記第2サブ画素および前記第3サブ画素に接続される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記画素部は、第1画素、第2画素および第3画素を含み、前記第1画素、前記第2画素および前記第3画素のそれぞれは、一列に順次に配置された前記第1サブ画素、前記第2サブ画素および前記第3サブ画素を含み、
前記第1画素、前記第2画素および前記第3画素のそれぞれにおいて、前記第1サブ画素、前記第2サブ画素および前記第3サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、
前記第1画素、前記第2画素および前記第3画素に含まれる複数の第1サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、
前記第1画素、前記第2画素および前記第3画素に含まれる複数の第2サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、
前記第1画素、前記第2画素および前記第3画素に含まれる複数の第3サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続される、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記N本のゲート配線は、第1ゲート配線、第2ゲート配線および第3ゲート配線を含み、
前記第1ゲート配線は、前記第1画素の前記サブ画素のうち、いずれか1つのサブ画素に接続され、
前記第1ゲート配線は、前記第2画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第1ゲート配線は、前記第3画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第1ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第2ゲート配線は、前記第1画素の前記サブ画素の他のサブ画素に接続され、
前記第2ゲート配線は、前記第2画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第2ゲート配線は、前記第3画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第2ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第3ゲート配線は、前記第1画素の前記サブ画素のさらに他のサブ画素に接続され、
前記第3ゲート配線は、前記第2画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第3ゲート配線は、前記第3画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第3ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続される、請求項に記載の表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の表示装置のセンシング方法であって、第1スキャン区間で、前記第1ゲート配線にゲートハイ電圧が印加され、
第2スキャン区間で、前記第2ゲート配線にゲートハイ電圧が印加され、
第3スキャン区間で、前記第3ゲート配線にゲートハイ電圧が印加される、センシング方法。
【請求項6】
前記第1スキャン区間で、
前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素のうちいずれか1つのサブ画素が前記第1基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第2基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第1ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第3基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2スキャン区間で、
前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素のうち他の1つのサブ画素は、前記第1基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第2基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第2ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第3基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3スキャン区間で、
前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素のさらに他のサブ画素は、前記第1基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第2基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第3ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第3基準電圧配線によってセンシングされる、請求項5に記載のセンシング方法。
【請求項7】
1つの行において
前記複数の画素部は4個の前記画素を含み、
前記4個の画素のそれぞれは、互いに異なる色相を有する第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素および第4サブ画素を含み、
前記N本の基準電圧配線は、第1基準電圧配線、第2基準電圧配線、第3基準電圧配線および第4基準電圧配線を含み、
前記N本の基準電圧配線のそれぞれは、それぞれの画素の前記第1サブ画素、前記第2サブ画素、前記第3サブ画素および前記第4サブ画素に接続される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記画素部は、第1画素、第2画素、第3画素および第4画素を含み、前記第1画素、前記第2画素、前記第3画素および前記第4画素のそれぞれは、一列に順次に配置された前記第1サブ画素、前記第2サブ画素、前記第3サブ画素および前記第4サブ画素を含み、
前記第1画素、前記第2画素、前記第3画素および前記第4画素のそれぞれにおいて、前記第1サブ画素、前記第2サブ画素、前記第3サブ画素および前記第4サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、
前記第1画素、前記第2画素、前記第3画素および前記第4画素に含まれる複数の第1サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、
前記第1画素、前記第2画素、前記第3画素および前記第4画素に含まれる複数の第2サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、
前記第1画素、前記第2画素、前記第3画素および前記第4画素に含まれる複数の第3サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、
前記第1画素、前記第2画素、前記第3画素および前記第4画素に含まれる複数の第4サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続される、請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記N本のゲート配線は、第1ゲート配線、第2ゲート配線、第3ゲート配線および第4ゲート配線を含み、
前記第1ゲート配線は、前記第1画素の前記サブ画素のうち、いずれか1つのサブ画素に接続され、
前記第1ゲート配線は、前記第2画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第1ゲート配線は、前記第3画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第1ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第1ゲート配線は、前記第4画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第1ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第1ゲート配線に接続される前記第3画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第2ゲート配線は、前記第1画素の前記サブ画素の他のサブ画素に接続され、
前記第2ゲート配線は、前記第2画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第2ゲート配線は、前記第3画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第2ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第2ゲート配線は、前記第4画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第2ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第2ゲート配線に接続される前記第3画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第3ゲート配線は、前記第1画素の前記サブ画素のさらに他のサブ画素に接続され、
前記第3ゲート配線は、前記第2画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第3ゲート配線は、前記第3画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第3ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第3ゲート配線は、前記第4画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第3ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第3ゲート配線に接続される前記第3画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第4ゲート配線は、前記第1画素の前記サブ画素の残りのサブ画素に接続され、
前記第4ゲート配線は、前記第2画素のサブ画素のうち、前記第4ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第4ゲート配線は、前記第3画素のサブ画素のうち、前記第4ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第4ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続され、
前記第4ゲート配線は、前記第4画素のサブ画素のうち、前記第4ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第4ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第4ゲート配線に接続される前記第3画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素に接続される、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
請求項9に記載の表示装置のセンシング方法であって、第1スキャン区間で、前記第1ゲート配線にゲートハイ電圧が印加され、
第2スキャン区間で、前記第2ゲート配線にゲートハイ電圧が印加され、
第3スキャン区間で、前記第3ゲート配線にゲートハイ電圧が印加され、
第4スキャン区間で、前記第4ゲート配線にゲートハイ電圧が印加される、センシング方法。
【請求項11】
前記第1スキャン区間で、
前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素のうちいずれか1つのサブ画素が前記第1基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第2基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第1ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第3基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第4画素のサブ画素のうち、前記第1ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第1ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第1ゲート配線に接続される前記第3画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第4基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2スキャン区間で、
前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素のうち他の1つのサブ画素は、前記第1基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第2基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第2ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第3基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第4画素のサブ画素のうち、前記第2ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第2ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第2ゲート配線に接続される前記第3画素のサブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第4基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3スキャン区間で、
前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素のさらに他のサブ画素は、前記第1基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第2基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第3ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第3基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第4画素のサブ画素のうち、前記第3ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第3ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第3ゲート配線に接続される前記第3画素のサブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第4基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第4スキャン区間で、
前記第4ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素の残りのサブ画素は、前記第1基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第2画素のサブ画素のうち、前記第4ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第2基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第3画素のサブ画素のうち、前記第4ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素および前記第4ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第3基準電圧配線によってセンシングされ、
前記第4画素のサブ画素のうち、前記第4ゲート配線に接続される前記第1画素の前記サブ画素、前記第4ゲート配線に接続される前記第2画素の前記サブ画素および前記第4ゲート配線に接続される前記第3画素のサブ画素とは異なる色相を有するサブ画素は、前記第4基準電圧配線によってセンシングされる、請求項10に記載のセンシング方法。
【請求項12】
それぞれがN-1個の画素を備える複数の画素部を有する表示パネルと、
N-1本の基準電圧配線を通した前記N-1個の画素のセンシング結果を使用して、前記N-1個の画素に本のデータ配線を通してデータ電圧を供給するデータ駆動部と、
前記N-1個の画素にN-1本のゲート配線を通してゲート信号を供給するゲート駆動部とを含み、
前記N-1個の画素のそれぞれは、互いに異なる色相を有する個のサブ画素を含み、
前記N-1本の基準電圧配線は、前記N個の画素にそれぞれ接続され、
前記本のデータ配線のそれぞれは、N-1本のサブデータ配線に分枝され、
前記N-1本のサブデータ配線のそれぞれは、前記画素部において同じ色相を有するN-1個のサブ画素に接続され、
Nは2以上の自然数であり、Mは3以上の自然数である、表示装置。
【請求項13】
前記画素部は、第1画素、第2画素および第3画素を含み、前記第1画素、前記第2画素および前記第3画素のそれぞれは、一列に順次に配置された第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素および第4サブ画素を含み、
前記画素部の1つの画素の前記第1サブ画素および前記第2サブ画素と、前記画素部の前記1つの画素に隣接する画素の、一列に順次に配置された前記第3サブ画素および前記第4サブ画素とは同じゲート配線に接続される、請求項12に記載の表示装置。
【請求項14】
前記複数の画素の1つの画素の第1サブ画素および前記複数の画素の前記1つの画素に隣接する画素の第4サブ画素は同じゲート配線に接続され、
前記複数の画素の前記1つの画素の第2サブ画素および第3サブ画素は同じゲート配線に接続される、請求項12に記載の表示装置。
【請求項15】
前記サブ画素のそれぞれは、スイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、ストレージキャパシタ、センシングトランジスタ及び発光素子を含み、
前記センシングトランジスタは、前記駆動トランジスタの閾値電圧及び移動度をセンシングするための電圧を前記N本の基準電圧配線に出力する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項16】
前記サブ画素のそれぞれは、スイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、ストレージキャパシタ、センシングトランジスタ及び発光素子を含み、
前記センシングトランジスタは、前記駆動トランジスタの閾値電圧及び移動度をセンシングするための電圧を前記N本の基準電圧配線に出力する、請求項12に記載の表示装置。
【請求項17】
前記サブ画素のそれぞれは、スイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、ストレージキャパシタ、センシングトランジスタ及び発光素子を含み、
前記センシングトランジスタは、前記駆動トランジスタの閾値電圧及び移動度をセンシングするための電圧を前記N本の基準電圧配線に出力する、請求項6に記載のセンシング方法。
【請求項18】
前記サブ画素のそれぞれは、スイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、ストレージキャパシタ、センシングトランジスタ及び発光素子を含み、
前記センシングトランジスタは、前記駆動トランジスタの閾値電圧及び移動度をセンシングするための電圧を前記N本の基準電圧配線に出力する、請求項9に記載のセンシング方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関し、より詳細には、発光素子をセンシングできる表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータのモニタやTV、携帯電話等に使用される表示装置には、自ら光を発光する有機発光表示装置(Organic Light Emitting Display;OLED)等と、別途の光源を要する液晶表示装置(Liquid Crystal Display;LCD)等がある。
【0003】
このような多様な表示装置のうち、有機発光表示装置は、複数のサブ画素を含む表示パネルと表示パネルを駆動する駆動部を含む。駆動部は、表示パネルにゲート信号を供給するゲート駆動部及びデータ電圧を供給するデータ駆動部を含む。有機発光表示装置のサブ画素にゲート信号及びデータ電圧等の信号が供給されると、選択されたサブ画素が発光することで映像を表示することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サブ画素の回路素子間の特性値変化の程度は、各回路素子の劣化程度の差によって互いに異なり得る。このような回路素子間の特性値変化程度の差は、サブ画素間の輝度偏差を引き起こし得る。即ち、サブ画素間の輝度偏差は、サブ画素の輝度表現力に対する忠実度が低下し、若しくは画質低下の現象等の問題を招き得る。
【0005】
本発明の1つまたは複数の実施例は、サブ画素の特性値をセンシングするセンシングトランジスタを含む表示装置を提供する。
【0006】
本発明の1つまたは複数の実施例は、センシング速度を向上させることができる表示装置を提供する。
【0007】
本発明の1つまたは複数の実施例は、意図しないラインパターンを防止できる表示装置を提供する。
【0008】
本発明の課題は、以上において言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は、下記の記載から当業者に明確に理解され得るだろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述したような課題を解決するために、本発明の一実施例に係る表示装置は、複数のサブ画素のセンシングタイムを減少させることができる。
【0010】
本発明の一実施例に係る表示装置は、それぞれがN個の画素を備える複数の画素部を有する表示パネルと、N本の基準電圧配線を通した前記N個の画素のセンシング結果を使用して、前記N個の画素にN本のデータ配線を通してデータ電圧を供給するデータ駆動部と、前記N個の画素にN本のゲート配線を通してゲート信号を供給するゲート駆動部とを含み、前記N個の画素のそれぞれは、それぞれが異なる色相を有するN個のサブ画素を含み、前記N本のデータ配線のそれぞれは、N本のサブデータ配線に分枝され、前記N本のサブデータ配線のそれぞれは、同じ色相を有するサブ画素に接続され、前記N本のゲート配線のそれぞれは、前記N個の全ての画素および異なる色相を有するサブ画素に接続され、Nは1以上の自然数であり、サブ画素のセンシング速度を向上させることができる。
【0011】
本発明の他の特徴によれば、1つの行を基準に、16k-15番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-14番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-13番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k-12番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第1画素を構成し、16k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第2画素を構成し、16k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第3画素を構成し、16k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第4画素を構成し、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素それぞれで、第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素及び第4サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第1サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第2サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第3サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第4サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され得る。
【0012】
その他の実施例の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0013】
本発明において、1つのスキャンタイムの間、他の色相のサブ画素をセンシングして、より正確にデータ電圧を補償できる。
【0014】
本発明において、1つのスキャンタイムの間、複数のサブ画素をセンシングして、より速かに全てのサブ画素をセンシングできる。
【0015】
本発明において、フレーム毎にゲート電圧印加順序を変え、画像が均一に表示され得る効果がある。
【0016】
本発明に係る効果は、以上において例示された内容により制限されず、さらに多様な効果が本発明内に含まれている。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の一実施例に係る表示装置の概略図である。
図2】本発明の一実施例に係る表示装置のサブ画素に対する回路図である。
図3】本発明の一実施例に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
図4】本発明の一実施例に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
図5】本発明の他の実施例に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
図6】偶数番目のフレームで、本発明の他の実施例に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
図7a】本発明の他の実施例に係る表示装置の奇数番目のフレームでの駆動順序を説明するための図である。
図7b】本発明の他の実施例に係る表示装置の偶数番目のフレームでの駆動順序を説明するための図である。
図8】本発明の他の実施例に係る表示装置のデータ電圧の充電率を説明するための図である。
図9】本発明のまた他の実施例(第3実施例)に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
図10】本発明のまた他の実施例(第3実施例)に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
図11】本発明のまた他の実施例(第4実施例)に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
図12】本発明のまた他の実施例(第4実施例)に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の利点及び特徴、そして、それらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると、明確になるだろう。しかし、本発明は、以下において開示される実施例に制限されるものではなく、互いに異なる多様な形状に構成され、単に、本実施例は、本発明の開示が完全なものとなるようにし、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、特許請求の範囲により定義されるだけである。
【0019】
本発明の実施例を説明するための図面に開示された形状、面積、比率、角度、個数等は、例示的なものであるので、本発明は、図示された事項に制限されるものではない。明細書全体にわたって、同じ参照符号は、同じ構成要素を指す。また、本発明を説明するにあたって、関連した公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不要に濁す恐れがあると判断される場合、その詳細な説明は省略する。本発明上において言及された「含む」、「有する」、「なされる」等が使用される場合、「~だけ」が使用されない以上、他の部分が加えられ得る。構成要素を単数で表現した場合、特に明示的な記載事項がない限り、複数を含む場合を含む。
【0020】
構成要素を解釈するにあたって、別途の明示的な記載がなくても誤差範囲を含むものと解釈する。
【0021】
位置関係についての説明である場合、例えば、「~上に」、「~上部に」、「~下部に」、「~隣に」等と2つの部分の位置関係が説明される場合、「すぐ」または「直接」が使用されない以上、2つの部分の間に1つ以上の他の部分が位置してもよい。
【0022】
素子または層が他の素子または層の「上(on)」と称されるものは、他の素子のすぐ上または中間に他の層または他の素子を介在した場合をいずれも含む。
【0023】
また、「第1」、「第2」等が多様な構成要素を述べるために使用されるが、これらの構成要素は、これらの用語により制限されない。これらの用語は、単に1つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用するものである。従って、以下において言及される第1構成要素は、本発明の技術的思想内で第2構成要素であってもよい。
【0024】
明細書全体にわたって、同じ参照符号は、同じ構成要素を指す。
【0025】
図面で示された各構成の面積及び厚さは、説明の便宜のために示されたものであり、本発明は、示された構成の面積及び厚さに必ずしも限定されるものではない。
【0026】
本明細書に使用される「接続される」は、「結合される」と同様に解釈される。また、「接続される」には「電気的に接続される」という意味も含まれる。
【0027】
本発明の様々な実施例のそれぞれの特徴は、部分的または全体的に互いに結合または組み合わせ可能であり、技術的に多様な連動及び駆動が可能であり、各実施例が互いに対して独立して実施可能であってもよく、関連して共に実施してもよい。
【0028】
本発明の表示装置において使用されるトランジスタは、nチャネルトランジスタ(NMOS)とpチャネルトランジスタ(PMOS)のうち1つ以上のトランジスタに構成され得る。トランジスタは、酸化物半導体をアクティブ層として有する酸化物半導体トランジスタまたは低温ポリシリコン(Low Temperature Poly-Silicon;LTPS)をアクティブ層として有するLTPSトランジスタに構成され得る。トランジスタは、少なくともゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を含むことができる。トランジスタは、表示パネル上でTFT(Thin Film Transistor)に構成され得る。トランジスタでキャリアの流れは、ソース電極からドレイン電極に流れる。nチャネルトランジスタ(NMOS)の場合、キャリアが電子(electron)であるため、ソース電極からドレイン電極に電子が流れることができるようにソース電圧がドレイン電圧より低い電圧を有する。nチャネルトランジスタ(NMOS)で電流の方向は、ドレイン電極からソース電極に流れ、ソース電極が出力端子であってよい。pチャネルトランジスタ(PMOS)の場合、キャリアが正孔(hole)であるため、ソース電極からドレイン電極に正孔が流れることができるようにソース電圧がドレイン電圧より高い。pチャネルトランジスタ(PMOS)で正孔がソース電極からドレイン電極の方に流れるため、電流がソースからドレインの方に流れ、ドレイン電極が出力端子であってよい。従って、ソースとドレインは、印加電圧によって変更され得るため、トランジスタのソースとドレインは固定されたものではないということに注意すべきである。本明細書においては、トランジスタがnチャネルトランジスタ(NMOS)であることを仮定して説明するが、これに制限されるものではなく、pチャネルトランジスタが使用されてもよく、これによって回路構成が変更されることもある。
【0029】
スイッチ素子として利用されるトランジスタのゲート信号は、ゲートオン電圧(Gate On Voltage)とゲートオフ電圧(Gate Off Voltage)との間でスイングする。ゲートオン電圧は、トランジスタの閾値電圧(Vth)より高い電圧に設定され、ゲートオフ電圧は、トランジスタの閾値電圧(Vth)より低い電圧に設定される。トランジスタは、ゲートオン電圧に応答してターン-オン(turn-on)されるのに対し、ゲートオフ電圧に応答してターン-オフされる。NMOSの場合に、ゲートオン電圧は、ゲートハイ電圧(Gate High Voltage、VGH)であり、ゲートオフ電圧は、ゲートロー電圧(Gate Low Voltage、VGL)であってよい。PMOSの場合に、ゲートオン電圧は、ゲートロー電圧(VGL)であり、ゲートオフ電圧は、ゲートハイ電圧(VGH)であってよい。
【0030】
以下においては、添付の図面を参照して、本発明の多様な実施例を詳細に説明する。
【0031】
図1は、本発明の一実施例に係る表示装置の概略図である。図1を参照すると、表示装置100は、表示パネル110、ゲート駆動部120、データ駆動部130及びタイミングコントローラ140を含む。
【0032】
表示パネル110は、映像を表示するためのパネルである。表示パネル110は、基板上に配置された多様な回路、配線及び発光素子を含むことができる。表示パネル110は、互いに交差する複数のデータ配線DL及び複数のゲート配線GLにより区分され、複数のデータ配線DL及び複数のゲート配線GLに接続された複数の画素PXを含むことができる。表示パネル110は、複数の画素PXにより定義される表示領域と、各種の信号配線やパッド等が形成される非表示領域を含むことができる。表示パネル110は、液晶表示装置、有機発光表示装置、電気泳動表示装置等のような多様な表示装置で使用される表示パネル110に構成され得る。以下においては、表示パネル110が有機発光表示装置で使用されるパネルであるものと説明するが、これに制限されるものではない。
【0033】
タイミングコントローラ140は、ホストシステムに接続されたLVDSまたはTMDSインターフェース等の受信回路を通して垂直同期信号、水平同期信号、データイネーブル信号、ドットクロック等のタイミング信号の入力を受ける。タイミングコントローラ140は、入力されたタイミング信号を基準にデータ駆動部130とゲート駆動部120を制御するためのタイミング制御信号を発生させる。
【0034】
データ駆動部130は、複数のサブ画素SPにデータ電圧DATAを供給する。データ駆動部130は、複数のソースドライブIC(Integrated Circuit)を含むことができる。複数のソースドライブICは、タイミングコントローラ140からデジタルビデオデータとソースタイミング制御信号の供給を受けることができる。複数のソースドライブICは、ソースタイミング制御信号に応答してデジタルビデオデータをガンマ電圧に変換してデータ電圧DATAを生成し、データ電圧DATAを表示パネル110のデータ配線DLを通して供給できる。複数のソースドライブICは、COG(Chip On Glass)工程やTAB(Tape Automated Bonding)工程により表示パネル110のデータ配線DLに接続され得る。また、ソースドライブICは、表示パネル110上に形成されるか、別途のPCB基板に形成されて表示パネル110と接続される形態であってもよい。
【0035】
ゲート駆動部120は、複数のサブ画素SPにゲート信号を供給する。ゲート駆動部120は、レベルシフタ及びシフトレジスタを含むことができる。レベルシフタは、タイミングコントローラ140からTTL(Transistor-Transistor-Logic)レベルで入力されるクロック信号のレベルをシフティングした後、シフトレジスタに供給できる。シフトレジスタは、GIP方式により表示パネル110の非表示領域に形成され得るが、これに制限されるものではない。シフトレジスタは、クロック信号及び駆動信号に対応してゲート信号をシフトして出力する複数のステージで構成され得る。シフトレジスタに含まれた複数のステージは、複数の出力端子を通してゲート信号を順次に出力できる。
【0036】
表示パネル110は、複数のサブ画素SPを含むことができる。複数のサブ画素SPは、互いに異なる色を発光するためのサブ画素SPであってよい。例えば、複数のサブ画素SPは、それぞれ赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素であってよいが、これに制限されず、複数のサブ画素SPは、それぞれ赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素及び白色サブ画素であってよい。このような複数のサブ画素SPは、画素PXを構成できる。即ち、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素及び白色サブ画素は、1つの画素PXを構成でき、表示パネル110は、複数の画素PXを含むことができる。
【0037】
以下においては、1つのサブ画素SPを駆動するための駆動回路についてのより詳細な説明のために図2を共に参照する。
【0038】
図2は、本発明の一実施例に係る表示装置のサブ画素に対する回路図である。図2においては、表示装置100の複数のサブ画素SPのうち1つのサブ画素SPに対する回路図が示されている。
【0039】
図2を参照すると、サブ画素SPは、スイッチングトランジスタSWT、センシングトランジスタSET、駆動トランジスタDT、ストレージキャパシタSC及び発光素子150を含むことができる。
【0040】
発光素子150は、アノード、有機層及びカソードを含むことができる。有機層は、正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層及び電子注入層等のような多様な有機層を含むことができる。発光素子150のアノードは、駆動トランジスタDTの出力端子と接続されてもよく、カソードには、低電位電圧VSSが印加され得る。図2においては、発光素子150が有機発光素子150であるものと説明したが、これに制限されず、発光素子150として無機発光ダイオード、即ち、LEDもまた使用され得る。
【0041】
図2を参照すると、スイッチングトランジスタSWTは、駆動トランジスタDTのゲート電極に対応する第1ノードN1にデータ電圧DATAを伝達するためのトランジスタである。スイッチングトランジスタSWTは、データ配線DLと接続されたドレイン電極、ゲート配線GLと接続されたゲート電極及び駆動トランジスタDTのゲート電極と接続されたソース電極を含むことができる。スイッチングトランジスタSWTは、ゲート配線GLから印加されたスキャン信号SCANによりターン-オンされてデータ配線DLから供給されたデータ電圧DATAを駆動トランジスタDTのゲート電極に対応する第1ノードN1に伝達できる。
【0042】
図2を参照すると、駆動トランジスタDTは、発光素子150に駆動電流を供給して発光素子150を駆動するためのトランジスタである。駆動トランジスタDTは、第1ノードN1に対応するゲート電極、第2ノードN2に対応し、出力端子に対応するソース電極、及び第3ノードN3に対応し、入力端子に対応するドレイン電極を含むことができる。駆動トランジスタDTのゲート電極は、スイッチングトランジスタSWTと接続され、ドレイン電極は、高電位電圧配線VDDLを通して高電位電圧VDDの印加を受け、ソース電極は、発光素子150のアノードと接続され得る。
【0043】
図2を参照すると、ストレージキャパシタSCは、データ電圧DATAに対応する電圧を1つのフレームの間維持するためのキャパシタである。ストレージキャパシタSCの一方の電極は、第1ノードN1に接続され、他方の電極は、第2ノードN2に接続され得る。
【0044】
一方、表示装置100の場合、各サブ画素SPの駆動時間が長くなるにつれ、駆動トランジスタDT等の回路素子に対する劣化(Degradation)が進行し得る。これによって、駆動トランジスタDT等の回路素子が有する固有の特性値が変わり得る。ここで、回路素子の固有の特性値は、駆動トランジスタDTの閾値電圧(Vth)、駆動トランジスタDTの移動度(α)等を含むことができる。このような回路素子の特性値変化は、該当サブ画素SPの輝度変化を引き起こし得る。従って、回路素子の特性値変化は、サブ画素SPの輝度変化と同じ概念で使用され得る。
【0045】
また、各サブ画素SPの回路素子間の特性値変化の程度は、各回路素子の劣化程度の差によって互いに異なり得る。このような回路素子間の特性値変化程度の差は、サブ画素SP間の輝度偏差を引き起こし得る。従って、回路素子間の特性値偏差は、サブ画素SP間の輝度偏差と同じ概念で使用され得る。回路素子の特性値変化、即ち、サブ画素SPの輝度変化と、回路素子間の特性値偏差、即ち、サブ画素SP間の輝度偏差は、サブ画素SPの輝度「表現力(expressiveness)」に対する正確度を下げるか画面異常現象を発生させる等の問題を発生させ得る。
【0046】
そこで、本発明の一実施例に係る表示装置100のサブ画素SPでは、サブ画素SPに対する特性値をセンシングするセンシング機能とセンシング結果を利用してサブ画素SP特性値を補償する補償機能を提供できる。
【0047】
そこで、図2に示されたように、サブ画素SPは、スイッチングトランジスタSWT、駆動トランジスタDT、ストレージキャパシタSC及び発光素子150以外に駆動トランジスタDTのソース電極の電圧状態を効果的に制御するためのセンシングトランジスタSETをさらに含むことができる。
【0048】
図2を参照すると、センシングトランジスタSETは、駆動トランジスタDTのソース電極と基準電圧Vrefを供給する基準電圧配線RVLとの間に接続され、ゲート電極は、ゲート配線GLと接続される。そこで、センシングトランジスタSETは、ゲート配線GLを通して印加されるセンシング信号SENSEによりターン-オンされて基準電圧配線RVLを通して供給される基準電圧Vrefを駆動トランジスタDTのソース電極に印加することができる。また、センシングトランジスタSETは、駆動トランジスタDTのソース電極に対する電圧センシング経路のうち1つで活用され得る。
【0049】
図2を参照すると、サブ画素SPのスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETは、1つのゲート配線GLを共有できる。即ち、スイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETは、同じゲート配線GLに印加されて同じゲート信号の印加を受けることができる。ただし、説明の便宜のために、スイッチングトランジスタSWTのゲート電極に印加される電圧をスキャン信号SCANと称し、センシングトランジスタSETのゲート電極に印加される電圧をセンシング信号SENSEと称するが、1つのサブ画素SPに印加されるスキャン信号SCANとセンシング信号SENSEは、同じゲート配線GLから伝達される同じ信号である。そこで、図3においては、スキャン信号SCANとセンシング信号SENSEをゲート信号GATE1、GATE2、GATE3と定義して説明する。
【0050】
ただし、これに限定されず、スイッチングトランジスタSWTだけがゲート配線GLに接続され、センシングトランジスタSETは、別途のセンシング配線に接続され得る。そこで、ゲート配線GLを通してスイッチングトランジスタSWTにスキャン信号SCANが印加されてもよく、センシング配線を通してセンシングトランジスタSETにセンシング信号SENSEが印加され得る。
【0051】
そこで、センシングトランジスタSETを通して、基準電圧Vrefが駆動トランジスタDTのソース電極に印加される。そして、駆動トランジスタDTの閾値電圧(Vth)または駆動トランジスタDTの移動度(α)をセンシングするための電圧を基準電圧配線RVLを通して検出する。そして、検出された駆動トランジスタDTの閾値電圧(Vth)または駆動トランジスタDTの移動度(α)の変化量によってデータ駆動部130はデータ電圧DATAを補償できる。
【0052】
以下においては、複数のサブ画素の配置関係を説明するために図3を共に参照する。
【0053】
図3は、本発明の一実施例に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
【0054】
図3においては、説明の便宜のために、1つの行に配置された3個の画素PXに対してのみ示し、表示領域には、図3に示された3個の画素PXの配置関係が繰り返される。そして、サブ画素SP1、SP2、SP3とゲート配線との間に配置されるトランジスタは、図2において説明したセンシングトランジスタSETを意味する。
【0055】
図3を参照すると、1つの画素PXは、3個のサブ画素SP1、SP2、SP3を含む。例えば、画素PXは、図3に示されたように、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3を含むことができる。また、第1サブ画素SP1は赤色サブ画素であり、第2サブ画素SP2は緑色サブ画素であり、第3サブ画素SP3は青色サブ画素であってよい。ただし、これに制限されず、複数のサブ画素は、多様な色相(Magenta、Yellow、Cyan)に変更され得る。
【0056】
そして、複数の同じ色相のサブ画素SP1、SP2、SP3は、同じ列に配置され得る。即ち、複数の第1サブ画素SP1は同じ列に配置され、複数の第2サブ画素SP2は同じ列に配置され、複数の第3サブ画素SP3は同じ列に配置される。
【0057】
より具体的には、図3に示されたように、複数の第1サブ画素SP1は、9k-8番目の列、9k-5番目の列及び9k-2番目の列に配置され、複数の第2サブ画素SP2は、9k-7番目の列、9k-4番目の列及び9k-1番目の列に配置され、複数の第3サブ画素SP3は、9k-6番目の列、9k-3番目の列及び9k番目の列に配置される。ただし、kは、1以上の自然数を意味する。
【0058】
即ち、1つの行を基準に第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3が順次に繰り返される。
【0059】
そして、図3に示されたように、1つの行を基準に9k-8番目の列に配置された第1サブ画素SP1、9k-7番目の列に配置された第2サブ画素SP2及び9k-6番目の列に配置された第3サブ画素SP3は、第1画素PX1を構成する。そして、9k-5番目の列に配置された第1サブ画素SP1、9k-4番目の列に配置された第2サブ画素SP2及び9k-3番目の列に配置された第3サブ画素SP3は、第2画素PX2を構成する。そして、9k-2番目の列に配置された第1サブ画素SP1、9k-1番目の列に配置された第2サブ画素SP2及び9k番目の列に配置された第3サブ画素SP3は、第3画素PX3を構成する。
【0060】
そして、複数のデータ配線DL1、DL2、DL3それぞれは、複数のサブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3に分岐され得る。具体的に、第1データ配線DL1は、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3に分岐されてもよく、第2データ配線DL2は、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3に分岐されてもよく、第3データ配線DL3は、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3に分岐され得る。そして上述した、第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3は、第1-1サブデータ配線SDL1-1、第1-2サブデータ配線SDL1-2及び第1-3サブデータ配線SDL1-3を含むことができ、第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2は、第2-1サブデータ配線SDL2-1、第2-2サブデータ配線SDL2-2及び第2-3サブデータ配線SDL2-3を含むことができ、第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3は、第3-1サブデータ配線SDL3-1、第3-2サブデータ配線SDL3-2及び第3-3サブデータ配線SDL3-3を含むことができる。
【0061】
そして、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3は、複数の第1サブ画素SP1に隣接するように配置され、複数の第1サブ画素SP1に接続され得る。
【0062】
具体的には、第1-1サブデータ配線SDL1-1は、9k-8番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1の一側に配置され、9k-8番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1に電気的に接続される。そして、複数の第1-2サブデータ配線SDL1-2は、9k-5番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1と9k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、9k-5番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1に電気的に接続される。そして、複数の第1-3サブデータ配線SDL1-3は、9k-2番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1と9k-2番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、9k-2番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1に電気的に接続される。
【0063】
そして、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3は、複数の第2サブ画素SP2に隣接するように配置され、複数の第2サブ画素SP2に接続され得る。そして、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3は、複数の第3サブ画素SP3に隣接するように配置され、複数の第3サブ画素SP3に接続され得る。
【0064】
そして、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3及び複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3の配置構造は、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3の配置構造のように繰り返され得る。
【0065】
そして、第1データ配線DL1には、赤色のデータ電圧である第1データ電圧DATA1が印加されてもよく、第2データ配線DL2には、緑色のデータ電圧である第2データ電圧DATA2が印加されてもよく、第3データ配線DL3には、青色のデータ電圧である第3データ電圧DATA3が印加され得る。
【0066】
そこで、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3にも赤色のデータ電圧である第1データ電圧DATA1が印加されてもよく、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3にも緑色のデータ電圧である第2データ電圧DATA2が印加されてもよく、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3にも青色のデータ電圧である第3データ電圧DATA3が印加され得る。
【0067】
複数のゲート配線GL1~GL3それぞれは、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の両側に配置され得る。
【0068】
具体的に図3を参照すると、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の一側には、第1ゲート配線GL1が配置され、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の他側には、第2ゲート配線GL2及び第3ゲート配線GL3が配置され得る。これを一般化すると、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の一側には、3m-2番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1が配置され、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の他側には、3m-1番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2及び3m番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3が配置され得る。ただし、mは、1以上の自然数を意味する。
【0069】
一方、1つの画素PX1、PX2、PX3それぞれで第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3は、互いに異なるゲート配線GL1~GL3に接続され得る。
【0070】
そして、1つの行で、複数の画素PX1、PX2、PX3の第1サブ画素SP1は、互いに異なるゲート配線GL1~GL3に接続され、複数の画素PX1、PX2、PX3の第2サブ画素SP2は、互いに異なるゲート配線GL1~GL3に接続され、複数の画素PX1、PX2、PX3の第3サブ画素SP3は、互いに異なるゲート配線GL1~GL3に接続される。
【0071】
例えば、図3を参照すると、3m-2番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1は、第1画素PX1のサブ画素のいずれか1つのサブ画素である第1サブ画素SP1に接続され、第2画素PX2のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2に接続され、第3画素PX3のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1及び第1ゲート配線GL1に接続された第2画素PX2の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3に接続される。
【0072】
そして、3m-1番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2は、第1画素PX1のサブ画素のうち他の1つのサブ画素である第2サブ画素SP2に接続され、第2画素PX2のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3に接続され、第3画素PX3のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2及び第2ゲート配線GL2に接続された第2画素PX2の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1に接続される。
【0073】
そして、3m番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3は、第1画素PX1のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素である第3サブ画素SP3に接続され、第2画素PX2のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1に接続され、第3画素PX3のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3及び第3ゲート配線GL3に接続された第2画素PX2の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2に接続される。
【0074】
そして、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれは、1つの画素PX1、PX2、PX3の内部に配置され得る。
【0075】
即ち、第1基準電圧配線RVL1は、第1画素PX1の内部に配置され、第2基準電圧配線RVL2は、第2画素PX2の内部に配置され、第3基準電圧配線RVL3は、第3画素PX3の内部に配置され得る。
【0076】
具体的には、第1基準電圧配線RVL1は、9k-7番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と9k-6番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、9k-8番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、9k-7番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2及び9k-6番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3は、第1基準電圧配線RVL1に接続され得る。
【0077】
そして、第2基準電圧配線RVL2は、9k-4番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と9k-3番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、9k-5番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、9k-4番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2及び9k-3番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3は、第2基準電圧配線RVL2に接続され得る。
【0078】
そして、第3基準電圧配線RVL3は、9k-1番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と9k番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、9k-2番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、9k-1番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2及び9k番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3は、第3基準電圧配線RVL3に接続され得る。
【0079】
以下においては、図4を参照して、本発明の一実施例に係る表示装置のセンシング方法について説明する。
【0080】
図4は、本発明の一実施例に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
【0081】
図4においては、図3に示された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3それぞれに対するセンシング順序を示した。
【0082】
図4においては、3m-2番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1にゲートハイ電圧が印加される第1スキャン区間1st SCANと3m-1番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2にゲートハイ電圧が印加される第2スキャン区間2nd SCANと3m番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3にゲートハイ電圧が印加される第3スキャン区間3rd SCANそれぞれで1つの行に配置される複数のサブ画素の状態が示される。そして、第1スキャン区間1st SCAN、第2スキャン区間2nd SCAN及び第3スキャン区間3rd SCANは、順次に接続される区間を意味する。
【0083】
そして、点線で表示されるサブ画素SP1、SP2、SP3は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されるサブ画素SP1、SP2、SP3を意味し、黒パターンのサブ画素SP1、SP2、SP3は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されないサブ画素SP1、SP2、SP3を意味する。
【0084】
図3及び図4を参照すると、第1スキャン区間1st SCANで、第1ゲート電圧GATE1がゲートハイ電圧であるので、第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3のセンシングが進行される。
【0085】
例えば、第1スキャン区間1st SCANで、第1画素PX1のサブ画素のいずれか1つのサブ画素である第1サブ画素SP1が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1及び第1ゲート配線GL1に接続された第2画素PX2の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0086】
続く第2スキャン区間2nd SCANで、第2ゲート電圧GATE2がゲートハイ電圧であるので、第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3のセンシングが進行される。
【0087】
例えば、第2スキャン区間2nd SCANで、第1画素PX1のサブ画素のうち他の1つのサブ画素である第2サブ画素SP2が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2及び第2ゲート配線GL2に接続された第2画素PX2の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0088】
続く第3スキャン区間3rd SCANで、第3ゲート電圧GATE3がゲートハイ電圧であるので、第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3のセンシングが進行される。
【0089】
例えば、第3スキャン区間3rd SCANで第1画素PX1のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素である第3サブ画素SP3が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3及び第3ゲート配線GL3に接続された第2画素PX2の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0090】
前述したように、複数のスキャン区間のうち1つのスキャン区間では、互いに異なる色相のサブ画素SP1、SP2、SP3がセンシングされ得る。
【0091】
従来の表示装置の場合には、1つのスキャン区間では9k-8番目の列乃至9k番目の列に配置された複数のサブ画素のうち1つのサブ画素のみセンシングを進行して、9k-8番目の列乃至9k番目の列に配置された複数のサブ画素を全てセンシングするために9個のスキャン区間が必要であった。
【0092】
これに対して、本発明の一実施例に係る表示装置の場合には、1つのスキャン区間では9k-8番目の列乃至9k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3のうち3個のサブ画素に対するセンシングを進行して、9k-8番目の列乃至9k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3を全てセンシングするために3個のスキャン区間だけが必要である。そこで、本発明の一実施例に係る表示装置は、より速かに複数のサブ画素に対するセンシングを進行できる。
【0093】
図5は、本発明の他の実施例に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
【0094】
図5においては、説明の便宜のために、1つの行に配置された4個の画素PXに対してのみ示し、表示領域には、図5に示された4個の画素PXの配置関係が繰り返される。そして、サブ画素SP1、SP2、SP3、SP4とゲート配線との間に配置されるトランジスタは、図2において説明したセンシングトランジスタSETを意味する。
【0095】
図5を参照すると、1つの画素PXは、4個のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を含む。例えば、画素PXは、図5に示されたように、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2、第3サブ画素SP3及び第4サブ画素SP4を含むことができる。また、第1サブ画素SP1は赤色サブ画素であり、第2サブ画素SP2は白色サブ画素であり、第3サブ画素SP3は青色サブ画素であり、第4サブ画素SP4は緑色サブ画素であってよい。ただし、これに制限されず、複数のサブ画素は、多様な色相(Magenta、Yellow、Cyan)に変更され得る。
【0096】
そして、複数の同じ色相のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、同じ列に配置され得る。即ち、複数の第1サブ画素SP1は同じ列に配置され、複数の第2サブ画素SP2は同じ列に配置され、複数の第3サブ画素SP3は同じ列に配置され、複数の第4サブ画素SP4は同じ列に配置される。
【0097】
より具体的には、図5に示されたように、複数の第1サブ画素SP1は、16k-15番目の列、16k-11番目の列、16k-7番目の列及び16k-3番目の列に配置され、複数の第2サブ画素SP2は、16k-14番目の列、16k-10番目の列、16k-6番目の列及び16k-2番目の列に配置され、複数の第3サブ画素SP3は、16k-13番目の列、16k-9番目の列、16k-5番目の列及び16k-1番目の列に配置され、複数の第4サブ画素SP4は、16k-14番目の列、16k-10番目の列、16k-4番目の列及び16k番目の列に配置される。ただし、kは、1以上の自然数を意味する。
【0098】
即ち、1つの行を基準に第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2、第3サブ画素SP3及び第4サブ画素SP4が順次に繰り返される。
【0099】
そして、図5に示されたように、1つの行を基準に16k-15番目の列に配置された第1サブ画素SP1、16k-14番目の列に配置された第2サブ画素SP2、16k-13番目の列に配置された第3サブ画素SP3及び16k-12番目の列に配置された第4サブ画素SP4は、第1画素PX1を構成する。そして、16k-11番目の列に配置された第1サブ画素SP1、16k-10番目の列に配置された第2サブ画素SP2、16k-9番目の列に配置された第3サブ画素SP3及び16k-8番目の列に配置された第4サブ画素SP4は、第2画素PX2を構成する。そして、16k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1、16k-6番目の列に配置された第2サブ画素SP2、16k-5番目の列に配置された第3サブ画素SP3及び16k-4番目の列に配置された第4サブ画素SP4は、第3画素PX3を構成する。そして、16k-3番目の列に配置された第1サブ画素SP1、16k-2番目の列に配置された第2サブ画素SP2、16k-1番目の列に配置された第3サブ画素SP3及び16k番目の列に配置された第4サブ画素SP4は、第4画素PX4を構成する。
【0100】
そして、複数のデータ配線DL1、DL2、DL3、DL4それぞれは、複数のサブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL1-4、SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL2-4、SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3、SDL3-4、SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3、SDL4-4に分岐され得る。具体的には、第1データ配線DL1は、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL1-4に分岐されてもよく、第2データ配線DL2は、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL2-4に分岐されてもよく、第3データ配線DL3は、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3、SDL3-4に分岐されてもよく、第4データ配線DL4は、複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3、SDL4-4に分岐され得る。
【0101】
そして上述した、第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL1-4は、第1-1サブデータ配線SDL1-1、第1-2サブデータ配線SDL1-2、第1-3サブデータ配線SDL1-3、第1-4サブデータ配線SDL1-4を含むことができ、第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL2-4は、第2-1サブデータ配線SDL2-1、第2-2サブデータ配線SDL2-2、第2-3サブデータ配線SDL2-3及び第2-4サブデータ配線SDL2-4を含むことができ、第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3、SDL3-4は、第3-1サブデータ配線SDL3-1、第3-2サブデータ配線SDL3-2、第3-3サブデータ配線SDL3-3及び第3-4サブデータ配線SDL3-4を含むことができ、第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3、SDL4-4は、第4-1サブデータ配線SDL4-1、第4-2サブデータ配線SDL4-2、第4-3サブデータ配線SDL4-3及び第4-4サブデータ配線SDL4-4を含むことができる。
【0102】
そして、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL1-4は、複数の第1サブ画素SP1に隣接するように配置され、複数の第1サブ画素SP1に接続され得る。
【0103】
そして、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL2-4は、複数の第2サブ画素SP2に隣接するように配置され、複数の第2サブ画素SP2に接続され得る。
【0104】
そして、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3、SDL3-4は、複数の第3サブ画素SP3に隣接するように配置され、複数の第3サブ画素SP3に接続され得る。
【0105】
そして、複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3、SDL4-4は、複数の第4サブ画素SP4に隣接するように配置され、複数の第4サブ画素SP4に接続され得る。
【0106】
そして、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL2-4及び複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3、SDL3-4及び複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3、SDL4-4の配置構造は、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL1-4の配置構造のように繰り返され得る。
【0107】
そして、第1データ配線DL1には、赤色のデータ電圧である第1データ電圧DATA1が印加されてもよく、第2データ配線DL2には、白色のデータ電圧である第2データ電圧DATA2が印加されてもよく、第3データ配線DL3には、青色のデータ電圧である第3データ電圧DATA3が印加されてもよく、第4データ配線DL4には、緑色のデータ電圧である第4データ電圧DATA4が印加され得る。
【0108】
そこで、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL1-4にも赤色のデータ電圧である第1データ電圧DATA1が印加されてもよく、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL2-4にも白色のデータ電圧である第2データ電圧DATA2が印加されてもよく、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3、SDL3-4にも青色のデータ電圧である第3データ電圧DATA3が印加されてもよく、複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3、SDL4-4にも緑色のデータ電圧である第4データ電圧DATA4が印加され得る。
【0109】
複数のゲート配線GATE1~GATE4それぞれは、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の両側に配置され得る。
【0110】
具体的に図5を参照すると、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の一側には、第1ゲート配線GL1及び第2ゲート配線GL2が配置され、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の他側には、第3ゲート配線GL3及び第4ゲート配線GL4が配置され得る。これを一般化すると、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の一側には、4m-3番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1及び4m-2番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2が配置され、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の他側には、4m-1番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3及び4m番目のゲート配線である第4ゲート配線GL4が配置され得る。ただし、mは、1以上の自然数を意味する。
【0111】
一方、1つの画素PX1、PX2、PX3、PX4それぞれで第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2、第3サブ画素SP3及び第4サブ画素SP4は、互いに異なるゲート配線GL1~GL4に接続され得る。
【0112】
そして、1つの行で、複数の画素PX1、PX2、PX3、PX4の第1サブ画素SP1は、互いに異なるゲート配線GL1~GL4に接続され、複数の画素PX1、PX2、PX3、PX4の第2サブ画素SP2は、互いに異なるゲート配線GL1~GL4に接続され、複数の画素PX1、PX2、PX3、PX4の第3サブ画素SP3は、互いに異なるゲート配線GL1~GL4に接続され、複数の画素PX1、PX2、PX3、PX4の第4サブ画素SP4は、互いに異なるゲート配線GL1~GL4に接続される。
【0113】
例えば図5を参照すると、4m-3番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1は、第1画素PX1のサブ画素のいずれか1つのサブ画素である第1サブ画素SP1に接続され、第2画素PX2のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3に接続され、第3画素PX3のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1及び第1ゲート配線GL1に接続された第2画素PX2の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2に接続され、第4画素PX4のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1、第1ゲート配線GL1に接続された第2画素PX2の第3サブ画素SP3及び第1ゲート配線GL1に接続された第3画素PX3の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第4サブ画素SP4に接続される。
【0114】
そして、4m-2番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2は、第1画素PX1のサブ画素のうち他の1つのサブ画素である第2サブ画素SP2に接続され、第2画素PX2のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第4サブ画素SP4に接続され、第3画素PX3のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2及び第2ゲート配線GL2に接続された第2画素PX2の第4サブ画素SP4と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1に接続され、第4画素PX4のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2、第2ゲート配線GL2に接続された第2画素PX2の第4サブ画素SP4及び第2ゲート配線GL2に接続された第3画素PX3の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3に接続される。
【0115】
そして、4m-1番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3は、第1画素PX1のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素である第3サブ画素SP3に接続され、第2画素PX2のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2に接続され、第3画素PX3のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3及び第3ゲート配線GL3に接続された第2画素PX2の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第4サブ画素SP4に接続され、第4画素PX4のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3、第3ゲート配線GL3に接続された第2画素PX2の第2サブ画素SP2及び第3ゲート配線GL3に接続された第3画素PX3の第4サブ画素SP4と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1に接続される。
【0116】
そして、4m番目のゲート配線である第4ゲート配線GL4は、第1画素PX1のサブ画素のうち残りの1つのサブ画素である第4サブ画素SP4に接続され、第2画素PX2のサブ画素のうち第4ゲート配線GL4に接続された第1画素PX1の第4サブ画素SP4と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1に接続され、第3画素PX3のサブ画素のうち第4ゲート配線GL4に接続された第1画素PX1の第4サブ画素SP4及び第4ゲート配線GL4に接続された第2画素PX2の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3に接続され、第4画素PX4のサブ画素のうち第4ゲート配線GL4に接続された第1画素PX1の第4サブ画素SP4、第4ゲート配線GL4に接続された第2画素PX2の第1サブ画素SP1及び第4ゲート配線GL4に接続された第3画素PX3の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2に接続される。
【0117】
そして、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3、RVL4それぞれは、1つの画素PX1、PX2、PX3、PX4の内部に配置され得る。
【0118】
即ち、第1基準電圧配線RVL1は、第1画素PX1の内部に配置され、第2基準電圧配線RVL2は、第2画素PX2の内部に配置され、第3基準電圧配線RVL3は、第3画素PX3の内部に配置され、第4基準電圧配線RVL4は、第4画素PX4の内部に配置され得る。
【0119】
具体的には、第1基準電圧配線RVL1は、16k-14番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と16k-13番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、16k-15番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-14番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-13番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k-12番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は、第1基準電圧配線RVL1に接続され得る。
【0120】
そして、第2基準電圧配線RVL2は、16k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と16k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、16k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は、第2基準電圧配線RVL2に接続され得る。
【0121】
そして、第3基準電圧配線RVL3は、16k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と16k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、16k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は、第3基準電圧配線RVL3に接続され得る。
【0122】
そして、第4基準電圧配線RVL4は、16k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と16k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、16k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は、第4基準電圧配線RVL4に接続され得る。
【0123】
以下においては、図6を参照して、本発明の他の実施例に係る表示装置のセンシング方法について説明する。
【0124】
図6は、本発明の他の実施例に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
【0125】
図6においては、4m-3番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1にゲートハイ電圧が印加される第1スキャン区間1st SCANと4m-2番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2にゲートハイ電圧が印加される第2スキャン区間2nd SCANと4m-1番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3にゲートハイ電圧が印加される第3スキャン区間3rd SCANと4m番目のゲート配線である第4ゲート配線GL4にゲートハイ電圧が印加される第4スキャン区間4th SCANそれぞれで1つの行に配置される複数のサブ画素の状態を示した。
【0126】
そして、点線で表示されるサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されるサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を意味し、黒パターンのサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されないサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を意味する。
【0127】
図5及び図6を参照すると、第1スキャン区間1st SCANで、第1ゲート電圧GATE1がゲートハイ電圧であるので、第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3、RVL4それぞれにより第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のセンシングが進行される。
【0128】
例えば、第1スキャン区間1st SCANで、第1画素PX1のサブ画素のいずれか1つのサブ画素である第1サブ画素SP1が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1及び第1ゲート配線GL1に接続された第2画素PX2の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行され、第4画素PX4のサブ画素のうち第1ゲート配線GL1に接続された第1画素PX1の第1サブ画素SP1、第1ゲート配線GL1に接続された第2画素PX2の第3サブ画素SP3及び第1ゲート配線GL1に接続された第3画素PX3の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第4サブ画素SP4が第4基準電圧配線RVL4によりセンシングが進行される。
【0129】
続く、第2スキャン区間2nd SCANで、第2ゲート電圧GATE2がゲートハイ電圧であるので、第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3、RVL4それぞれにより第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のセンシングが進行される。
【0130】
例えば、第2スキャン区間2nd SCANで、第1画素PX1のサブ画素のうち他の1つのサブ画素である第2サブ画素SP2が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第4サブ画素SP4が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2及び第2ゲート配線GL2に接続された第2画素PX2の第4サブ画素SP4と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行され、第4画素PX4のサブ画素のうち第2ゲート配線GL2に接続された第1画素PX1の第2サブ画素SP2、第2ゲート配線GL2に接続された第2画素PX2の第4サブ画素SP4及び第2ゲート配線GL2に接続された第3画素PX3の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3が第4基準電圧配線RVL4によりセンシングが進行される。
【0131】
続く第3スキャン区間3rd SCANで、第3ゲート電圧GATE3がゲートハイ電圧であるので、第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3、RVL4それぞれにより第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のセンシングが進行される。
【0132】
例えば、第3スキャン区間3rd SCANで、第1画素PX1のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素である第3サブ画素SP3が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3及び第3ゲート配線GL3に接続された第2画素PX2の第2サブ画素SP2と異なる色相のサブ画素である第4サブ画素SP4が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行され、第4画素PX4のサブ画素のうち第3ゲート配線GL3に接続された第1画素PX1の第3サブ画素SP3、第3ゲート配線GL3に接続された第2画素PX2の第2サブ画素SP2及び第3ゲート配線GL3に接続された第3画素PX3の第4サブ画素SP4と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1が第4基準電圧配線RVL4によりセンシングが進行される。
【0133】
続く、第4スキャン区間4th SCANで、第4ゲート電圧GATE4がゲートハイ電圧であるので、第4ゲート配線GL4に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3、RVL4それぞれにより第4ゲート配線GL4に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のセンシングが進行される。
【0134】
例えば、第4スキャン区間4th SCANで、第1画素PX1のサブ画素のうち残りの1つのサブ画素である第4サブ画素SP4が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2のサブ画素のうち第4ゲート配線GL4に接続された第1画素PX1の第4サブ画素SP4と異なる色相のサブ画素である第1サブ画素SP1が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3のサブ画素のうち第4ゲート配線GL4に接続された第1画素PX1の第4サブ画素SP4及び第4ゲート配線GL4に接続された第2画素PX2の第1サブ画素SP1と異なる色相のサブ画素である第3サブ画素SP3が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行され、第4画素PX4のサブ画素のうち第4ゲート配線GL4に接続された第1画素PX1の第4サブ画素SP4、第4ゲート配線GL4に接続された第2画素PX2の第1サブ画素SP1及び第4ゲート配線GL4に接続された第3画素PX3の第3サブ画素SP3と異なる色相のサブ画素である第2サブ画素SP2が第4基準電圧配線RVL4によりセンシングが進行される。
【0135】
前述したように、複数のスキャン区間のうち1つのスキャン区間では、互いに異なる色相のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4がセンシングされ得る。
【0136】
従来の表示装置の場合には、1つのスキャン区間では16k-15番目の列乃至16k番目の列に配置された複数のサブ画素のうち1つのサブ画素のみセンシングを進行して、16k-15番目の列乃至16k番目の列に配置された複数のサブ画素を全てセンシングするために16個のスキャン区間が必要であった。
【0137】
これに対して、本発明の他の実施例に係る表示装置の場合には、1つのスキャン区間では16k-15番目の列乃至16k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち4個のサブ画素に対するセンシングを進行して、16k-15番目の列乃至16k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を全てセンシングするために4個のスキャン区間だけが必要である。そこで、本発明の他の実施例に係る表示装置は、より速かに複数のサブ画素に対するセンシングを進行できる。
【0138】
以下においては、図7a、7b及び図8を参照して、本発明の一実施例に係る表示装置の駆動方法について説明する。
【0139】
図7aは、本発明の他の実施例に係る表示装置の奇数番目のフレームでの駆動順序を説明するための図である。
【0140】
図7bは、本発明の他の実施例に係る表示装置の偶数番目のフレームでの駆動順序を説明するための図である。
【0141】
図8は、本発明の他の実施例に係る表示装置のデータ電圧の充電率を説明するための図である。
【0142】
図7a及び図7bにおいては、説明の便宜のために、垂直方向に配置されるデータ配線、基準電圧配線及び高電位電圧配線を示していないが、データ配線、基準電圧配線及び高電位電圧配線の配置関係は、図5に説明されたものと同一である。
【0143】
そして、図7a及び図7bにおいて示されたように、16k-15番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-14番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-13番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k-12番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は発光し、16k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は発光せず、16k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は発光し、16k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、16k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、16k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び16k番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は発光しない垂直ストライプパターンを表示する場合について説明する。
【0144】
そして、以下においては、複数の第1サブ画素SP1のデータ充電率について具体的に説明するが、複数の第2サブ画素SP2のデータ充電率、複数の第3サブ画素SP3のデータ充電率及び複数の第4サブ画素SP4のデータ充電率についての内容も複数の第1サブ画素SP1のデータ充電率と同じ原理で説明され得る。
【0145】
図8に示されたように、垂直ストライプパターンを表示する場合に、第1水平期間(1)及び第2水平期間(2)の間、第1データ電圧DATA1の充電率は上昇し得、第3水平期間(3)及び第4水平期間(4)の間、第1データ電圧DATA1の充電率は下降し得る。上述した第1データ電圧DATA1の充電率の波形は繰り返され得る。
【0146】
奇数番目のフレームで複数のゲート配線GL1、GL2、GL3、GL4のターンオン順序は、偶数番目のフレームで複数のゲート配線GL1、GL2、GL3、GL4のターンオン順序と異なり得る。
【0147】
具体的に、図7aを参照すると、奇数番目のフレームで第1ゲート配線GL1、第2ゲート配線GL2、第3ゲート配線GL3及び第4ゲート配線GL4が順にターンオンされ、図7bを参照すると、偶数番目のフレームで第2ゲート配線GL2、第1ゲート配線GL1、第4ゲート配線GL4及び第3ゲート配線GL3が順にターンオンされる。
【0148】
ただし、奇数番目のフレームで複数のゲート配線GL1、GL2、GL3、GL4のターンオン順序と、偶数番目のフレームで複数のゲート配線GL1、GL2、GL3、GL4のターンオン順序は変わり得る。
【0149】
例えば、図7aを参照すると、奇数番目のフレームの間、第1水平期間(1)で第1ゲート配線GL1に第1ゲート電圧GATE1がターンオンレベルで印加され、16k-15番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が充電される。
【0150】
そして、奇数番目のフレームの間、第2水平期間(2)で第2ゲート配線GL2に第2ゲート電圧GATE2がターンオンレベルで印加され、16k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が充電される。
【0151】
そして、奇数番目のフレームの間、第3水平期間(3)で第3ゲート配線GL3に第3ゲート電圧GATE3がターンオンレベルで印加され、16k-3番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が放電される。
【0152】
そして、奇数番目のフレームの間、第4水平期間(4)で第4ゲート配線GL4に第4ゲート電圧GATE4がターンオンレベルで印加され、16k-11番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が放電される。
【0153】
そして、図7bを参照すると、偶数番目のフレームの間、第1水平期間(1)で第2ゲート配線GL2に第2ゲート電圧GATE2がターンオンレベルで印加され、16k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が充電される。
【0154】
そして、偶数番目のフレームの間、第2水平期間(2)で第1ゲート配線GL1に第1ゲート電圧GATE1がターンオンレベルで印加され、16k-15番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が充電される。
【0155】
そして、偶数番目のフレームの間、第3水平期間(3)で第4ゲート配線GL4に第4ゲート電圧GATE4がターンオンレベルで印加され、16k-11番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が放電される。
【0156】
そして、偶数番目のフレームの間、第4水平期間(4)で第3ゲート配線GL3に第3ゲート電圧GATE3がターンオンレベルで印加され、16k-3番目の列に配置された第1サブ画素SP1にデータ電圧が放電される。
【0157】
上述したように垂直ストライプパターンを構成する場合に、図8をさらに参照して、複数の第1サブ画素SP1のデータ充電率を説明すると、次のとおりである。
【0158】
奇数番目のフレームの間、データ電圧の充電が始まる第1水平期間(1)で、16k-15番目の列に配置された第1サブ画素SP1のデータ充電率は70%(弱充電)であり得る。
【0159】
そして、奇数番目のフレームの間、データ電圧の充電が完了する第2水平期間(2)で、16k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1の充電率は100%(強充電)であり得る。
【0160】
そして、奇数番目のフレームの間、データ電圧が放電される第3水平期間(3)及び第4水平期間(4)で、16k-3番目の列に配置された第1サブ画素SP1及び16k-11番目の列に配置された第1サブ画素SP1の充電率は0%であり得る。
【0161】
偶数番目のフレームの間、データ電圧の充電が始まる第1水平期間(1)で、16k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1のデータ充電率は70%(弱充電)であり得る。
【0162】
そして、偶数番目のフレームの間、データ電圧の充電が完了する第2水平期間(2)で、16k-15番目の列に配置された第1サブ画素SP1の充電率は100%(強充電)であり得る。
【0163】
そして、偶数番目のフレームの間、データ電圧が放電される第3水平期間(3)及び第4水平期間(4)で、16k-11番目の列に配置された第1サブ画素SP1及び16k-3番目の列に配置された第1サブ画素SP1の充電率は0%であり得る。
【0164】
これをまとめると、16k-15番目の列に配置された第1サブ画素SP1のデータ充電率は、奇数番目のフレームの間100%(強充電)であり、偶数番目のフレームの間70%(弱充電)である。そこで、16k-15番目の列に配置された第1サブ画素SP1のデータ充電率の平均は85%であり得る。
【0165】
そして、16k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1のデータ充電率は、偶数番目のフレームの間100%(強充電)であり、奇数番目のフレームの間70%(弱充電)である。そこで、16k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1のデータ充電率の平均もまた85%であり得る。
【0166】
そこで、本発明の他の実施例に係る表示装置は、フレーム別にゲートターンオン順序を異なるように設定することで、垂直ストライプパターンで発光するサブ画素のデータ充電率の平均値を同一に設定できる。
【0167】
従って、本発明の他の実施例に係る表示装置は、特定パターンでもライン不良が発生せず、正確にパターンを構成できる。結果的に本発明の他の実施例に係る表示装置の映像品質は向上し得る。
【0168】
以下においては、図9及び図10を参照して、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置について説明する。
【0169】
図9は、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
【0170】
図9においては、説明の便宜のために、1つの行に配置された3個の画素PXに対してのみ示し、表示領域には、図9に示された3個の画素PXの配置関係が繰り返される。そして、サブ画素SP1、SP2、SP3、SP4とゲート配線との間に配置されるトランジスタは、図2において説明したセンシングトランジスタSETを意味する。
【0171】
図9を参照すると、1つの画素PXは、4個のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を含む。例えば、画素PXは、図9に示されたように、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2、第3サブ画素SP3及び第4サブ画素SP4を含むことができる。また、第1サブ画素SP1は赤色サブ画素であり、第2サブ画素SP2は白色サブ画素であり、第3サブ画素SP3は青色サブ画素であり、第4サブ画素SP4は緑色サブ画素であってよい。ただし、これに制限されず、複数のサブ画素は、多様な色相(Magenta、Yellow、Cyan)に変更され得る。
【0172】
そして、複数の同じ色相のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、同じ列に配置され得る。即ち、複数の第1サブ画素SP1は同じ列に配置され、複数の第2サブ画素SP2は同じ列に配置され、複数の第3サブ画素SP3は同じ列に配置され、複数の第4サブ画素SP4は同じ列に配置される。
【0173】
より具体的に、図9に示されたように、複数の第1サブ画素SP1は、12k-11番目の列、12k-7番目の列及び12k-3番目の列に配置され、複数の第2サブ画素SP2は、12k-10番目の列、12k-6番目の列及び12k-2番目の列に配置され、複数の第3サブ画素SP3は、12k-9番目の列、12k-5番目の列及び12k-1番目の列に配置され、複数の第4サブ画素SP4は、12k-10番目の列、12k-4番目の列及び12k番目の列に配置される。ただし、kは、1以上の自然数を意味する。
【0174】
即ち、1つの行を基準に第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2、第3サブ画素SP3及び第4サブ画素SP4が順次に繰り返される。
【0175】
そして、図9に示されたように、12k-11番目の列に配置された第1サブ画素SP1、12k-10番目の列に配置された第2サブ画素SP2、12k-9番目の列に配置された第3サブ画素SP3及び12k-8番目の列に配置された第4サブ画素SP4は、第1画素PX1を構成する。そして、12k-7番目の列に配置された第1サブ画素SP1、12k-6番目の列に配置された第2サブ画素SP2、12k-5番目の列に配置された第3サブ画素SP3及び12k-4番目の列に配置された第4サブ画素SP4は、第2画素PX2を構成する。そして、12k-3番目の列に配置された第1サブ画素SP1、12k-2番目の列に配置された第2サブ画素SP2、12k-1番目の列に配置された第3サブ画素SP3及び12k番目の列に配置された第4サブ画素SP4は、第3画素PX3を構成する。
【0176】
そして、複数のデータ配線DL1、DL2、DL3、DL4それぞれは、複数のサブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3、SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3、SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3、SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3に分岐され得る。具体的に、第1データ配線DL1は、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3に分岐されてもよく、第2データ配線DL2は、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3に分岐されてもよく、第3データ配線DL3は、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3に分岐されてもよく、第4データ配線DL4は、複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3に分岐され得る。
【0177】
そして上述した、第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3は、第1-1サブデータ配線SDL1-1、第1-2サブデータ配線SDL1-2、第1-3サブデータ配線SDL1-3を含むことができ、第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3は、第2-1サブデータ配線SDL2-1、第2-2サブデータ配線SDL2-2、第2-3サブデータ配線SDL2-3を含むことができ、第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3は、第3-1サブデータ配線SDL3-1、第3-2サブデータ配線SDL3-2、第3-3サブデータ配線SDL3-3を含むことができ、第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3は、第4-1サブデータ配線SDL4-1、第4-2サブデータ配線SDL4-2、第4-3サブデータ配線SDL4-3を含むことができる。
【0178】
そして、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3は、複数の第1サブ画素SP1に隣接するように配置され、複数の第1サブ画素SP1に接続され得る。
【0179】
具体的に、複数の第1-1サブデータ配線SDL1-1は、12k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1の一側に配置され、12k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1に電気的に接続される。そして、複数の第1-2サブデータ配線SDL1-2は、12k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1と12k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4との間に配置され、12k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1に電気的に接続される。そして、複数の第1-3サブデータ配線SDL1-3は、12k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1と12k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4との間に配置され、12k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1に電気的に接続される。
【0180】
そして、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3は、複数の第2サブ画素SP2に隣接するように配置され、複数の第2サブ画素SP2に接続され得る。
【0181】
そして、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3は、複数の第3サブ画素SP3に隣接するように配置され、複数の第3サブ画素SP3に接続され得る。
【0182】
そして、複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3は、複数の第4サブ画素SP4に隣接するように配置され、複数の第4サブ画素SP4に接続され得る。
【0183】
そして、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3及び複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3及び複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3の配置構造は、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3の配置構造のように繰り返され得る。
【0184】
そして、第1データ配線DL1には、赤色のデータ電圧である第1データ電圧DATA1が印加されてもよく、第2データ配線DL2には、白色のデータ電圧である第2データ電圧DATA2が印加されてもよく、第3データ配線DL3には、青色のデータ電圧である第3データ電圧DATA3が印加されてもよく、第4データ配線DL4には、緑色のデータ電圧である第4データ電圧DATA4が印加され得る。
【0185】
そこで、複数の第1サブデータ配線SDL1-1、SDL1-2、SDL1-3にも赤色のデータ電圧である第1データ電圧DATA1が印加されてもよく、複数の第2サブデータ配線SDL2-1、SDL2-2、SDL2-3にも白色のデータ電圧である第2データ電圧DATA2が印加されてもよく、複数の第3サブデータ配線SDL3-1、SDL3-2、SDL3-3にも青色のデータ電圧である第3データ電圧DATA3が印加されてもよく、複数の第4サブデータ配線SDL4-1、SDL4-2、SDL4-3にも緑色のデータ電圧である第4データ電圧DATA4が印加され得る。
【0186】
複数のゲート配線GATE1~GATE3それぞれは、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の両側に配置され得る。
【0187】
具体的に図9を参照すると、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の一側には、第1ゲート配線GL1が配置され、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の他側には、第2ゲート配線GL2及び第3ゲート配線GL3が配置され得る。これを一般化すると、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の一側には、3m-2番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1が配置され、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の他側には、3m-1番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2及び3m番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3が配置され得る。ただし、mは、1以上の自然数を意味する。
【0188】
そして、複数のゲート配線GL1~GL3のいずれか1つは、第1画素PX1の第1サブ画素SP1、第1画素PX1の第2サブ画素SP2、第3画素PX3の第3サブ画素SP3及び第3画素PX3の第4サブ画素SP4に接続される。そして、複数のゲート配線GL1~GL3のうち他の1つは、第1画素PX1の第3サブ画素SP3、第1画素PX1の第4サブ画素SP4、第2画素PX2の第1サブ画素SP1及び第2画素PX2の第2サブ画素SP2に接続される。そして、複数のゲート配線GL1~GL3のうち残りの1つは、第2画素PX2の第3サブ画素SP3、第2画素PX2の第4サブ画素SP4、第2画素PX2の第1サブ画素SP1及び第2画素PX2の第2サブ画素SP2に接続される。
【0189】
例えば、3m-2番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1は、第1画素PX1の第1サブ画素SP1、第1画素PX1の第2サブ画素SP2、第3画素PX3の第3サブ画素SP3及び第3画素PX3の第4サブ画素SP4に接続され得る。
【0190】
そして、3m-1番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2は、第1画素PX1の第1サブ画素SP1、第1画素PX1の第2サブ画素SP2、第3画素PX3の第3サブ画素SP3及び第3画素PX3の第4サブ画素SP4に接続され得る。
【0191】
そして、3m番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3は、第2画素PX2の第3サブ画素SP3、第2画素PX2の第4サブ画素SP4、第2画素PX2の第1サブ画素SP1及び第2画素PX2の第2サブ画素SP2に接続され得る。
【0192】
ただし、複数のゲート配線GL1~GL3と複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、上述した例に限定されず、多様に変形され得る。
【0193】
そして、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれは、1つの画素PX1、PX2、PX3の内部に配置され得る。
【0194】
即ち、第1基準電圧配線RVL1は、第1画素PX1の内部に配置され、第2基準電圧配線RVL2は、第2画素PX2の内部に配置され、第3基準電圧配線RVL3は、第3画素PX3の内部に配置され得る。
【0195】
具体的に、第1基準電圧配線RVL1は、12k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と12k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、12k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、12k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、12k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び12k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は、第1基準電圧配線RVL1に接続され得る。
【0196】
そして、第2基準電圧配線RVL2は、12k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と12k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、12k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、12k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、12k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び12k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は、第2基準電圧配線RVL2に接続され得る。
【0197】
そして、第3基準電圧配線RVL3は、12k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2と12k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3との間に配置され、12k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素SP1、12k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素SP2、12k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素SP3及び12k番目の列に配置された複数の第4サブ画素SP4は、第3基準電圧配線RVL3に接続され得る。
【0198】
以下においては、図10を参照して、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置のセンシング方法について説明する。
【0199】
図10は、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
【0200】
図10においては、第1ゲート配線GL1にゲートハイ電圧が印加される第1スキャン区間1st SCAN及び第4スキャン区間4th SCANと第2ゲート配線GL2にゲートハイ電圧が印加される第2スキャン区間2nd SCAN及び第5スキャン区間5th SCANと第3ゲート配線GL3にゲートハイ電圧が印加される第3スキャン区間3rd SCAN及び第6スキャン区間6th SCANそれぞれで1つの行に配置される複数のサブ画素の状態を示した。
【0201】
そして、点線で表示されるサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されるサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を意味し、黒パターンのサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されないサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を意味する。
【0202】
図9及び図10を参照すると、第1スキャン区間1st SCANで、第1ゲート電圧GATE1がゲートハイ電圧であるので、第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0203】
例えば、第1スキャン区間1st SCANで、第1画素PX1の第1サブ画素SP1が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第3画素PX3の第3サブ画素SP3が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0204】
続く、第2スキャン区間2nd SCANで、第2ゲート電圧GATE2がゲートハイ電圧であるので、第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0205】
例えば、第2スキャン区間2nd SCANで、第1画素PX1の第3サブ画素SP3が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2の第1サブ画素SP1が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行される。
【0206】
続く第3スキャン区間3rd SCANで、第3ゲート電圧GATE3がゲートハイ電圧であるので、第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0207】
例えば、第3スキャン区間3rd SCANで、第2画素PX2の第3サブ画素SP3が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3の第1サブ画素SP1が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0208】
続く、第4スキャン区間4th SCANで、第1ゲート電圧GATE1がゲートハイ電圧であるので、第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0209】
例えば、第4スキャン区間4th SCANで、第1画素PX1の第2サブ画素SP2が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第3画素PX3の第4サブ画素SP4が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0210】
続く、第5スキャン区間5th SCANで、第2ゲート電圧GATE2がゲートハイ電圧であるので、第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0211】
例えば、第5スキャン区間5th SCANで、第1画素PX1の第4サブ画素SP4が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2の第2サブ画素SP2が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行される。
【0212】
続く、第6スキャン区間6th SCANで、第3ゲート電圧GATE3がゲートハイ電圧であるので、第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0213】
例えば、第6スキャン区間6th SCANで、第2画素PX2の第4サブ画素SP4が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3の第2サブ画素SP2が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0214】
前述したように、複数のスキャン区間のうち1つのスキャン区間では、互いに異なる色相のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4がセンシングされ得る。
【0215】
従来の表示装置の場合には、1つのスキャン区間では12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素のうち1つのサブ画素のみセンシングを進行して、12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素を全てセンシングするために12個のスキャン区間が必要であった。
【0216】
これに対して、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置の場合には、1つのスキャン区間では12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち2個のサブ画素に対するセンシングを進行して、12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を全てセンシングするために6個のスキャン区間だけが必要である。そこで、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置は、より速かに複数のサブ画素に対するセンシングを進行できる。
【0217】
以下においては、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置について説明する。本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置は、本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置と複数のゲート配線GL1~GL3と複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4の接続関係に対してのみ相違点が存在するので、これを重点に説明する。そして、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置と本発明のさらに他の実施例(第3実施例)に係る表示装置の重複する部分に限っては、重複した説明を省略する。
【0218】
図11は、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置のサブ画素の配置関係を説明するためのブロック図である。
【0219】
図11を参照すると、複数のゲート配線GL1~GL3のいずれか1つは、第1画素PX1の第1サブ画素SP1、第2画素PX2の第2サブ画素SP2、第2画素PX2の第3サブ画素SP3及び第3画素PX3の第4サブ画素SP4に接続される。
【0220】
そして、複数のゲート配線GL1~GL3のうち他の1つは、第1画素PX1の第4サブ画素SP4、第2画素PX2の第1サブ画素SP1、第3画素PX3の第2サブ画素SP2及び第3画素PX3の第3サブ画素SP3に接続される。
【0221】
そして、複数のゲート配線GL1~GL3のうち残りの1つは、第1画素PX1の第2サブ画素SP2、第1画素PX1の第3サブ画素SP3、第2画素PX2の第4サブ画素SP4及び第3画素PX3の第1サブ画素SP1に接続される。
【0222】
例えば、3m-2番目のゲート配線である第1ゲート配線GL1は、第1画素PX1の第1サブ画素SP1、第2画素PX2の第2サブ画素SP2、第2画素PX2の第3サブ画素SP3及び第3画素PX3の第4サブ画素SP4に接続され得る。
【0223】
そして、3m-1番目のゲート配線である第2ゲート配線GL2は、第1画素PX1の第4サブ画素SP4、第2画素PX2の第1サブ画素SP1、第3画素PX3の第2サブ画素SP2及び第3画素PX3の第3サブ画素SP3に接続され得る。
【0224】
そして、3m番目のゲート配線である第3ゲート配線GL3は、第1画素PX1の第2サブ画素SP2、第1画素PX1の第3サブ画素SP3、第2画素PX2の第4サブ画素SP4及び第3画素PX3の第1サブ画素SP1に接続され得る。
【0225】
ただし、複数のゲート配線GL1~GL3と複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、上述した例に限定されず、多様に変形され得る。
【0226】
以下においては、図12を参照して、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置のセンシング方法について説明する。
【0227】
図12は、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置のセンシング方法を説明するための図である。
【0228】
図12においては、第1ゲート配線GL1にゲートハイ電圧が印加される第1スキャン区間1st SCAN及び第2スキャン区間2nd SCANと第2ゲート配線GL2にゲートハイ電圧が印加される第3スキャン区間3rd SCAN及び第4スキャン区間4th SCANと第3ゲート配線GL3にゲートハイ電圧が印加される第5スキャン区間5th SCAN及び第6スキャン区間6th SCANそれぞれで1つの行に配置される複数のサブ画素の状態を示した。
【0229】
そして、点線で表示されるサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されるサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を意味し、黒パターンのサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4は、対応するスキャン区間でセンシングが進行されないサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を意味する。
【0230】
図11及び図12を参照すると、第1スキャン区間1st SCANで、第1ゲート電圧GATE1がゲートハイ電圧であるので、第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0231】
例えば、第1スキャン区間1st SCANで、第1画素PX1の第1サブ画素SP1が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2の第2サブ画素SP2が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3の第3サブ画素SP3が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0232】
続く、第2スキャン区間2nd SCANで、第1ゲート電圧GATE1がゲートハイ電圧であるので、第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第1ゲート配線GL1に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0233】
例えば、第2スキャン区間2nd SCANで、第2画素PX2の第2サブ画素SP2が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行される。
【0234】
続く第3スキャン区間3rd SCANで、第2ゲート電圧GATE2がゲートハイ電圧であるので、第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0235】
例えば、第3スキャン区間3rd SCANで、第1画素PX1の第4サブ画素SP4が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2の第1サブ画素SP1が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3の第2サブ画素SP2が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0236】
続く、第4スキャン区間4th SCANで、第2ゲート電圧GATE2がゲートハイ電圧であるので、第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第2ゲート配線GL2に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0237】
例えば、第4スキャン区間4th SCANで、第3画素PX3の第3サブ画素SP3が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0238】
続く、第5スキャン区間5th SCANで、第3ゲート電圧GATE3がゲートハイ電圧であるので、第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0239】
例えば、第5スキャン区間5th SCANで、第1画素PX1の第2サブ画素SP2が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行され、第2画素PX2の第4サブ画素SP4が第2基準電圧配線RVL2によりセンシングが進行され、第3画素PX3の第1サブ画素SP1が第3基準電圧配線RVL3によりセンシングが進行される。
【0240】
続く、第6スキャン区間6th SCANで、第3ゲート電圧GATE3がゲートハイ電圧であるので、第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4でスイッチングトランジスタSWT及びセンシングトランジスタSETはターンオンされ、複数の基準電圧配線RVL1、RVL2、RVL3それぞれにより第3ゲート配線GL3に接続される複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち一部のセンシングが進行される。
【0241】
例えば、第6スキャン区間6th SCANで、第1画素PX1の第3サブ画素SP3が第1基準電圧配線RVL1によりセンシングが進行される。
【0242】
前述したように、複数のスキャン区間のうち1つのスキャン区間では、互いに異なる色相のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4がセンシングされ得る。
【0243】
従来の表示装置の場合には、1つのスキャン区間では12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素のうち1つのサブ画素のみセンシングを進行して、12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素を全てセンシングするために12個のスキャン区間が必要であった。
【0244】
これに対して、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置の場合には、1つのスキャン区間では12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4のうち3個または1個のサブ画素に対するセンシングを進行して、12k-11番目の列乃至12k番目の列に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3、SP4を全てセンシングするために6個のスキャン区間だけが必要である。そこで、本発明のさらに他の実施例(第4実施例)に係る表示装置は、より速かに複数のサブ画素に対するセンシングを進行できる。
【0245】
本発明の実施態様は、下記のように記載することもできる。
【0246】
本発明の態様によれば、本発明の一実施例に係る表示装置は、互いに異なる色相の第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を備える複数の画素が配置される表示パネル、第1基準電圧配線、第2基準電圧配線及び第3基準電圧配線を通した複数の画素のセンシング結果を利用して、複数の画素に複数のデータ配線を通してデータ電圧を供給するデータ駆動部、及び複数の画素に複数のゲート配線を通してゲート信号を供給するゲート駆動部を含み、複数の第1サブ画素は、9k-8番目の列、9k-5番目の列及び9k-2番目の列に配置され、複数の第2サブ画素は、9k-7番目の列、9k-4番目の列及び9k-1番目の列に配置され、複数の第3サブ画素は、9k-6番目の列、9k-3番目の列及び9k番目の列に配置され、複数のデータ配線それぞれは、複数のサブデータ配線に分岐され、複数のサブデータ配線それぞれは、同じ色相の複数のサブ画素に接続され、第1基準電圧配線は、9k-8番目の列に配置された複数の第1サブ画素、9k-7番目の列に配置された複数の第2サブ画素及び9k-6番目の列に配置された複数の第3サブ画素に接続され、第2基準電圧配線は、9k-5番目の列に配置された複数の第1サブ画素、9k-4番目の列に配置された複数の第2サブ画素及び9k-3番目の列に配置された複数の第3サブ画素に接続され、第3基準電圧配線は、9k-2番目の列に配置された複数の第1サブ画素、9k-1番目の列に配置された複数の第2サブ画素及び9k番目の列に配置された複数の第3サブ画素に接続され、サブ画素のセンシング速度を向上させることができる。
【0247】
本発明の他の特徴によれば、1つの行を基準に9k-8番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、9k-7番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ及び9k-6番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つは第1画素を構成し、9k-5番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、9k-4番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ及び9k-3番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つは第2画素を構成し、9k-2番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、9k-1番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ及び9k番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つは第3画素を構成し、第1画素、第2画素及び第3画素それぞれで、第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素及び第3画素に含まれた複数の第1サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素及び第3画素に含まれた複数の第2サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素及び第3画素に含まれた複数の第3サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され得る。
【0248】
本発明のまた他の特徴によれば、3m-2番目のゲート配線は、第1画素のサブ画素のいずれか1つのサブ画素に接続され、第2画素のサブ画素のうち3m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第3画素のサブ画素のうち3m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び3m-2番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され得る。
【0249】
本発明のまた他の特徴によれば、3m-1番目のゲート配線は、第1画素のサブ画素のうち他の1つのサブ画素に接続され、第2画素のサブ画素のうち3m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第3画素のサブ画素のうち3m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び3m-1番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され得る。
【0250】
本発明のまた他の特徴によれば、3m番目のゲート配線は、第1画素のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素に接続され、第2画素のサブ画素のうち3m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第3画素のサブ画素のうち3m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び3m番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され得る。
【0251】
本発明のまた他の特徴によれば、第1スキャン区間で、3m-2番目のゲート配線にはゲートハイ電圧が印加され、第2スキャン区間で、3m-1番目のゲート配線にはゲートハイ電圧が印加され、第3スキャン区間で、3m番目のゲート配線にはゲートハイ電圧が印加され得る。
【0252】
本発明のまた他の特徴によれば、第1スキャン区間で、第1画素のサブ画素のいずれか1つのサブ画素が第1基準電圧配線によりセンシングされ、第2画素のサブ画素のうち3m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第2基準電圧配線によりセンシングされ、第3画素のサブ画素のうち3m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び3m-2番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第3基準電圧配線によりセンシングされ得る。
【0253】
本発明のまた他の特徴によれば、第2スキャン区間で、第1画素のサブ画素のうち他の1つのサブ画素が第1基準電圧配線によりセンシングされ、第2画素のサブ画素のうち3m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第2基準電圧配線によりセンシングされ、第3画素のサブ画素のうち3m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び3m-1番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素によりセンシングされ得る。
【0254】
本発明のまた他の特徴によれば、第3スキャン区間で、第1画素のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素が第1基準電圧配線によりセンシングされ、第2画素のサブ画素のうち3m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第2基準電圧配線によりセンシングされ、第3画素のサブ画素のうち3m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び3m番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素によりセンシングされ得る。
【0255】
本発明のまた他の特徴によれば、第1基準電圧配線は、第1画素の内部に配置され、第2基準電圧配線は、第2画素の内部に配置され、第3基準電圧配線は、第3画素の内部に配置され得る。
【0256】
本発明のまた他の特徴によれば、第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素それぞれは、スイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、ストレージキャパシタ、センシングトランジスタ及び発光素子を含み、センシングトランジスタは、駆動トランジスタの閾値電圧及び移動度をセンシングするための電圧を第1基準電圧配線、第2基準電圧配線及び第3基準電圧配線に出力できる。
【0257】
本発明の他の態様によれば、本発明の他の実施例に係る表示装置によれば、互いに異なる色相の第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素及び第4サブ画素を備える複数の画素が配置される表示パネル、第1基準電圧配線、第2基準電圧配線、第3基準電圧配線及び第4基準電圧配線を通した複数の画素のセンシング結果を利用して、複数の画素に複数のデータ配線を通してデータ電圧を供給するデータ駆動部、及び複数の画素に複数のゲート配線を通してゲート信号を供給するゲート駆動部を含み、複数の第1サブ画素は、16k-15番目の列、16k-11番目の列、16k-7番目の列及び16k-3番目の列に配置され、複数の第2サブ画素は、16k-14番目の列、16k-10番目の列、16k-6番目の列及び16k-2番目の列に配置され、複数の第3サブ画素は、16k-13番目の列、16k-9番目の列、16k-5番目の列及び16k-1番目の列に配置され、複数の第4サブ画素は、16k-12番目の列、16k-8番目の列、16k-4番目の列及び16k番目の列に配置され、複数のデータ配線それぞれは、複数のサブデータ配線に分岐され、複数のサブデータ配線それぞれは、同じ色相の複数のサブ画素に接続され、第1基準電圧配線は、16k-15番目の列に配置された複数の第1サブ画素、16k-14番目の列に配置された複数の第2サブ画素、16k-13番目の列に配置された複数の第3サブ画素及び16k-12番目の列に配置された複数の第4サブ画素に接続され、第2基準電圧配線は、16k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素、16k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素、16k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素及び16k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素に接続され、第3基準電圧配線は、16k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素、16k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素、16k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素及び16k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素に接続され、第4基準電圧配線は、16k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素、16k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素、16k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素及び16k番目の列に配置された複数の第4サブ画素に接続され得る。
【0258】
本発明の他の特徴によれば、1つの行を基準に、16k-15番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-14番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-13番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k-12番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第1画素を構成し、16k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第2画素を構成し、16k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第3画素を構成し、16k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、16k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、16k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び16k番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第4画素を構成し、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素それぞれで、第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素及び第4サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第1サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第2サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第3サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され、第1画素、第2画素、第3画素及び第4画素に含まれた複数の第4サブ画素は、互いに異なるゲート配線に接続され得る。
【0259】
本発明のまた他の特徴によれば、4m-3番目のゲート配線は、第1画素のサブ画素のいずれか1つのサブ画素に接続され、第2画素のサブ画素のうち4m-3番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第3画素のサブ画素のうち4m-3番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m-3番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第4画素のサブ画素のうち4m-3番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m-3番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m-3番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され得る。
【0260】
本発明のまた他の特徴によれば、4m-2番目のゲート配線は、第1画素のサブ画素のうち他の1つのサブ画素に接続され、第2画素のサブ画素のうち4m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第3画素のサブ画素のうち4m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m-2番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第4画素のサブ画素のうち4m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m-2番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m-2番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され得る。
【0261】
本発明のまた他の特徴によれば、4m-1番目のゲート配線は、第1画素のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素に接続され、第2画素のサブ画素のうち4m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第3画素のサブ画素のうち4m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m-1番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第4画素のサブ画素のうち4m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m-1番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m-1番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され得る。
【0262】
本発明のまた他の特徴によれば、4m番目のゲート配線は、第1画素のサブ画素のうち残りの1つのサブ画素に接続され、第2画素のサブ画素のうち4m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第3画素のサブ画素のうち4m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され、第4画素のサブ画素のうち4m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素に接続され得る。
【0263】
本発明のまた他の特徴によれば、第1スキャン区間で、4m-3番目のゲート配線にはゲートハイ電圧が印加され、第2スキャン区間で、4m-2番目のゲート配線にはゲートハイ電圧が印加され、第3スキャン区間で、4m-1番目のゲート配線にはゲートハイ電圧が印加され、第4スキャン区間で、4m番目のゲート配線にはゲートハイ電圧が印加され得る。
【0264】
本発明のまた他の特徴によれば、第1スキャン区間で、第1画素のサブ画素のいずれか1つのサブ画素が第1基準電圧配線によりセンシングされ、第2画素のサブ画素のうち4m-3番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第2基準電圧配線によりセンシングされ、第3画素のサブ画素のうち4m-3番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m-3番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第3基準電圧配線によりセンシングされ、第4画素のサブ画素のうち4m-3番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m-3番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m-3番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第4基準電圧配線によりセンシングされ得る。
【0265】
本発明のまた他の特徴によれば、第2スキャン区間で、第1画素のサブ画素のうち他の1つのサブ画素が第1基準電圧配線によりセンシングされ、第2画素のサブ画素のうち4m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第2基準電圧配線によりセンシングされ、第3画素のサブ画素のうち4m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m-2番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第3基準電圧配線によりセンシングされ、第4画素のサブ画素のうち4m-2番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m-2番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m-2番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第4基準電圧配線によりセンシングされ得る。
【0266】
本発明のまた他の特徴によれば、第3スキャン区間で、第1画素のサブ画素のうちまた他の1つのサブ画素が第1基準電圧配線によりセンシングされ、第2画素のサブ画素のうち4m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第2基準電圧配線によりセンシングされ、第3画素のサブ画素のうち4m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m-1番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第3基準電圧配線によりセンシングされ、第4画素のサブ画素のうち4m-1番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m-1番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m-1番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第4基準電圧配線によりセンシングされ得る。
【0267】
本発明のまた他の特徴によれば、第4スキャン区間で、第1画素のサブ画素のうち残りの1つのサブ画素が第1基準電圧配線によりセンシングされ、第2画素のサブ画素のうち4m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第2基準電圧配線によりセンシングされ、第3画素のサブ画素のうち4m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素及び4m番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第3基準電圧配線によりセンシングされ、第4画素のサブ画素のうち4m番目のゲート配線に接続された第1画素のサブ画素、4m番目のゲート配線に接続された第2画素のサブ画素及び4m番目のゲート配線に接続された第3画素のサブ画素と異なる色相のサブ画素が第4基準電圧配線によりセンシングされ得る。
【0268】
本発明のまた他の特徴によれば、第1基準電圧配線は、第1画素の内部に配置され、第2基準電圧配線は、第2画素の内部に配置され、第3基準電圧配線は、第3画素の内部に配置され、第4基準電圧配線は、第4画素の内部に配置され得る。
【0269】
本発明のまた他の特徴によれば、第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素及び第4サブ画素それぞれは、スイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、ストレージキャパシタ、センシングトランジスタ及び発光素子を含み、センシングトランジスタは、駆動トランジスタの閾値電圧及び移動度をセンシングするための電圧を第1基準電圧配線、第2基準電圧配線、第3基準電圧配線及び第4基準電圧配線に出力できる。
【0270】
本発明のまた他の態様によれば、本発明のまた他の実施例に係る表示装置は、互いに異なる色相の第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素及び第4サブ画素を備える複数の画素が配置される表示パネル、第1基準電圧配線、第2基準電圧配線及び第3基準電圧配線を通した複数の画素のセンシング結果を利用して、複数の画素に複数のデータ配線を通してデータ電圧を供給するデータ駆動部、及び複数の画素に複数のゲート配線を通してゲート信号を供給するゲート駆動部を含み、複数の第1サブ画素は、12k-11番目の列、12k-7番目の列及び12k-3番目の列に配置され、複数の第2サブ画素は、12k-10番目の列、12k-6番目の列及び12k-2番目の列に配置され、複数の第3サブ画素は、12k-9番目の列、12k-5番目の列及び12k-1番目の列に配置され、複数の第4サブ画素は、12k-8番目の列、12k-4番目の列及び12k番目の列に配置され、複数のデータ配線それぞれは、複数のサブデータ配線に分岐され、複数のサブデータ配線それぞれは、同じ色相の複数のサブ画素に接続され、第1基準電圧配線は、12k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素、12k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素、12k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素及び12k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素に接続され、第2基準電圧配線は、12k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素、12k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素、12k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素及び12k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素に接続され、第3基準電圧配線は、12k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素、12k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素、12k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素及び12k番目の列に配置された複数の第4サブ画素に接続され得る。
【0271】
本発明の他の特徴によれば、1つの行を基準に、12k-11番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、12k-10番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、12k-9番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び12k-8番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第1画素を構成し、12k-7番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、12k-6番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、12k-5番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び12k-4番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第2画素を構成し、12k-3番目の列に配置された複数の第1サブ画素のいずれか1つ、12k-2番目の列に配置された複数の第2サブ画素のいずれか1つ、12k-1番目の列に配置された複数の第3サブ画素のいずれか1つ及び12k番目の列に配置された複数の第4サブ画素のいずれか1つは第3画素を構成できる。
【0272】
本発明の他の特徴によれば、複数のゲート配線のいずれか1つは、第1画素の第1サブ画素、第1画素の第2サブ画素、第3画素の第3サブ画素及び第3画素の第4サブ画素に接続され、複数のゲート配線のうち他の1つは、第1画素の第3サブ画素、第1画素の第4サブ画素、第2画素の第1サブ画素及び第2画素の第2サブ画素に接続され、複数のゲート配線のうち残りの1つは、第2画素の第3サブ画素、第2画素の第4サブ画素、第2画素の第1サブ画素及び第2画素の第2サブ画素に接続され得る。
【0273】
本発明のまた他の特徴によれば、複数のゲート配線のいずれか1つは、第1画素の第1サブ画素、第2画素の第2サブ画素、第2画素の第3サブ画素及び第3画素の第4サブ画素に接続され、複数のゲート配線のうち他の1つは、第1画素の第4サブ画素、第2画素の第1サブ画素、第3画素の第2サブ画素及び第3画素の第3サブ画素に接続され、複数のゲート配線のうち残りの1つは、第1画素の第2サブ画素、第1画素の第3サブ画素、第2画素の第4サブ画素及び第3画素の第1サブ画素に接続され得る。
【0274】
本発明のまた他の特徴によれば、第1基準電圧配線は、第1画素の内部に配置され、第2基準電圧配線は、第2画素の内部に配置され、第3基準電圧配線は、第3画素の内部に配置され得る。
【0275】
本発明のまた他の特徴によれば、第1サブ画素、第2サブ画素、第3サブ画素及び第4サブ画素それぞれは、スイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、ストレージキャパシタ、センシングトランジスタ及び発光素子を含み、センシングトランジスタは、駆動トランジスタの閾値電圧及び移動度をセンシングするための電圧を第1基準電圧配線、第2基準電圧配線及び第3基準電圧配線に出力できる。
【0276】
以上、添付の図面を参照して、本発明の実施例をさらに詳細に説明したが、本発明は、必ずしもこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想を外れない範囲内で多様に変形実施され得る。従って、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を制限するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が制限されるものではない。それゆえ、以上において記述した実施例は、全ての面で例示的なものであり、制限的ではないものと理解すべきである。本発明の保護範囲は、下記の請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【0277】
上記のさまざまな実施形態を組み合わせて、さらなる実施形態を提供することができる。本明細書で言及され、かつ/またはアプリケーションデータシートに記載されているすべての米国特許、米国特許出願公開、米国特許出願、外国特許、外国特許出願および非特許公開は、その全体が参照によりここに組み込まれる。さらにさらなる実施形態を提供するために、様々な特許、出願及び出版物の概念を採用するために必要であれば、実施形態の側面を修正することができる。なお、外国特許、外国特許出願、非特許公報からの参照により必須事項を組み入れることはできない。ただし、米国特許商標庁は、不適切に組み込まれた主題が、出願日に影響を与えることなく、補正によって明細書に明示的に追加されることを認めるべきである。ADSを参照して組み込む機能は試験されていない。参照によって組み込みたい参照を、文中の適切な場所に明示的にリストすることを強く勧める。
【0278】
これらの変更およびその他の変更は、上記の詳細な説明に照らして実施例に対して行うことができる。一般的に、以下の請求範囲では、使用される用語は、請求項を明細書および請求項に開示された特定の実施形態に限定すると解釈されるべきではなく、そのような請求項が権利を有する均等物の全範囲とともに、すべての可能な実施形態を含むと解釈されるべきである。したがって、請求範囲は開示によって制限されない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7a
図7b
図8
図9
図10
図11
図12