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  • 特許-筆記具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-21
(45)【発行日】2024-05-29
(54)【発明の名称】筆記具
(51)【国際特許分類】
   B43K 21/00 20060101AFI20240522BHJP
   B43K 29/00 20060101ALI20240522BHJP
【FI】
B43K21/00 Z
B43K29/00 Z
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2024021514
(22)【出願日】2024-02-15
【審査請求日】2024-03-13
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 公開者 長崎大学ジュニアドクター育成塾事務局(長崎大学教育開発推進機構生涯教育センター内) 公開場所 https://youtu.be/JxDYomEdgso 関係者のみの限定配信 公開日 令和5年11月21日 [刊行物等] 公開者 山村 建太 公開場所 長崎大学文教キャンパス グローバル教育・学生支援棟3階G-38講義室(長崎県長崎市文教町1-14 長崎大学文教キャンパス) 公開日 令和5年11月23日 [刊行物等] 公開者 長崎大学ジュニアドクター育成塾事務局(長崎大学教育開発推進機構生涯教育センター内) 公開場所 https://youtu.be/4hLtRm6ahzI 関係者のみの限定配信 公開日 令和5年11月24日
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)令和5年度国立研究開発法人科学技術振興機構、ジュニアドクター育成塾委託事業、産業技術力強化法第17条の適用を受ける特許出願
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524061002
【氏名又は名称】山村 建太
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】山村 建太
【審査官】内藤 万紀子
(56)【参考文献】
【文献】特開平3-284996(JP,A)
【文献】特開昭54-054728(JP,A)
【文献】特開2002-046386(JP,A)
【文献】特開平1-114496(JP,A)
【文献】国際公開第2016/143109(WO,A1)
【文献】手が暖かい「こたつペン」を作ってみた,デイリーポータルZ株式会社,2015年02月10日,https://dailyportalz.jp/kiji/150209192728
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B43K 21/00
B43K 29/00
B43K 5/00
B43K 7/00
B43K 8/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具であって、該筆記具の内部に備え付けられた電池部と、
該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部と、
を備える筆記具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ペン先部が前端側に設けられた本体筒を備えた繰出鉛筆やボールペン等の筆記具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許3783514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の筆記具において、使用する際に手が冷えることがあった。そこで、本発明は、手が冷えないようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一つの実施態様は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具であって、該筆記具の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具において、電池部と電熱線と担持部を備えることにより、温度調節機能を内設することができる。これにより、筆記具の使用中において使用者の手が冷えないとする。また、バイメタルを用いた担持部は、安全性が高く、長期間使用しても劣化しにくいため、耐久性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】筆記具の使用態様の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態に係る筆記具1について説明する。
【0009】
本発明において、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備え、該電熱線は、該バイメタルによって制御されており、温度が上昇すると該バイメタルが曲がり、該電熱線の電力を制限して芯の温度を調整することを特徴とする筆記具1である。手を持つ部分に電熱線を配置し、豆電池を投入して加熱させ、バイメタルを搭載することで一定の温度まで上昇すると加熱をやめ、一定の温度まで下降するともう一度加熱を始めることができる。このような構造により、芯の温度調節が可能な筆記具1が提供される。
【0010】
以降、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
【0011】
図1において、本筆記具1は、担持部2とスイッチ3を備えており、電池部(図示しない)には豆電池や単3形電池、単4形電池などの小型乾電池を使用することができ、電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設した担持部2も備えている。また、グリップに電熱線を配置し、豆電池を投入して加熱させ、バイメタルを搭載することで一定の温度まで上昇すると加熱をやめ、一定の温度まで下降するともう一度加熱を始めることが本発明の特徴である。
【0012】
細い黒鉛の芯を使用する筆記具1であり、電池部には豆電池や単3形電池、単4形電池などの小型乾電池を使用することができ、電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設した担持部2も備えている筆記具1である。豆電池は直径約11MM、長さ約30MMの小型乾電池が好ましい。単3形電池は、直径約17MM、長さ約50MMの中型乾電池が好ましい。単4形電池は、直径約22MM、長さ約45MMの大型乾電池が好ましい。バイメタルは、異なる2種類の金属を複合したもので、温度変化によって曲がる性質を持つ。
【0013】
本発明の筆記具1は、バイメタルによって制御された電熱線は、温度が上昇すると曲がる。本発明は、書類や手紙の書き込み、スケッチやデザインの描画、試験やレポートの作成など、様々な用途に適しており、真冬の寒い環境下での作業や、長時間の書き込み作業が必要な場面で活躍することが期待されている。芯の種類や太さについては、一般的な鉛筆の芯と同様に、0.5MMや0.7MMなどのサイズが使用可能であり、長時間使用した場合の電池の持続時間は、使用状況によって異なるが、通常数時間から十数時間程度持続する。電池の交換方法は、筆記具1の本体にある電池部分を開け、新しい電池に交換することで行われる。バイメタルを使った温度調整を行うため、通常の機械を使った正確な温度調整を搭載した筆記具1を生産するよりも、安価に生産することが出来て、気軽に購入しやすいようになっている。また、本発明は電熱線にバイメタルを搭載して温度調節機能を備えている点が特徴であり、先行技術文献の反応装置とは異なる構造となっている。
【0014】
担持部2は手で持つ部分のことで、グリップとも呼ばれる。本発明の筆記具1は、グリップの内側に電熱線を配置し、豆電池を投入することで加熱させることができる。担持部2にはグリップが備わっており、手で持ちやすくなっている。また、バイメタルを搭載することで、一定の温度まで上昇すると加熱をやめ、一定の温度まで下降するともう一度加熱を始める、という機能がある。この機能により、芯の温度を一定に保ち、スムーズな筆記が可能となる。筆記具1の形状は、シャーペンやボールペンなどの形状でも使用することができる。また、豆電池を使用することで、電源の問題に悩まされることなく、手軽に使用することができる。
【0015】
本発明の筆記具1は、低温反応部と、低温反応部よりも高温で反応する高温反応部とを備え、システム効率の低下を抑制することを目的としている。本実施例では、低温反応部と高温反応部を連結する熱伝導部材を設けることで、高温反応部の温度が一定範囲内に保たれるようにする。熱伝導部材は、高温反応部の温度が所定温度よりも低い場合には、一端部が離間し、高温反応部の温度が所定温度以上になると、一端部が接触する。これにより、高温反応部の温度が一定範囲内に保たれ、システム効率の低下を抑制することができる。本実施例によれば、反応装置において、高温反応部の温度を一定範囲内に保つことができるため、反応の効率を向上させることができる。
【0016】
本発明の筆記具1は、電熱管、熱伝導性オイルを含む構造であってもよい。本実施例は、温度調節部の熱容量を増加させ、底板温度の安定性及び均一性を向上させることができる。温度調節部は、温度が均一で、操作が便利で、省エネルギーであり、安全に使用でき、高い経済的価値と使用価値がある。
【0017】
本発明の筆記具1は、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備え、該電熱線は、該バイメタルによって制御されており、温度が上昇すると該バイメタルが曲がり、該電熱線の電力を制限してもよい。
【0018】
本発明は、自動的に芯が加熱され、書きやすい温度に調節されるため、よりスムーズな筆記が可能となり、真冬の寒い環境下での作業や、長時間の書き込み作業が必要な場面で活躍することが期待されている。また、バイメタルを使った温度調整を行うため、通常の機械を使った正確な温度調整を搭載した筆記具1を生産するよりも、安価に生産することが出来て、気軽に購入しやすいようになっている。
【0019】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
【0020】
本発明の筆記具1は、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備え、該電熱線は、該バイメタルによって制御される。また、この筆記具1は、温度調節機能を内設しているため、芯の温度が高くなりすぎることがなく、芯の寿命を延ばすことができる。
【0021】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯を繰り出す機構が備えられている。また、筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。グリップには、スイッチ3が配置されており、スイッチ3をオンにすることで電池から電気が流れ、電熱線が加熱される。
【0022】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯が繰り出されて用いられる。筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が配置されている。また、担持部2にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設している。グリップには、豆電池を投入することで加熱させることができる。
【0023】
本発明の筆記具1は、細い黒鉛の芯を使用する筆記具1であり、電池部には豆電池や単3形電池、単4形電池などの小型乾電池を使用することができ、電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設した担持部2も備えている。このように構成された筆記具1は、小型乾電池を使用するため持ち運びに便利であり、長時間使用することも可能である。
本発明は細い黒鉛の芯を使用する筆記具1であり、内部に豆電池や単3形電池などの小型乾電池を使用するため持ち運びに便利である。また、バイメタルが搭載された電熱線により温度調節機能を内設した担持部2も備えており、さらに長時間使用することも可能である。
【0024】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1であって、該筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える筆記具1である。
【0025】
本発明は、筆記具1の重心を前端側に配置することにより、筆記具1を持ったときの感触を良くすることができる筆記具1を提供するものである。この目的を達成するために、本発明は、筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える筆記具1であって、担持部2が前端側に配置されるように構成されている。このような構成により、筆記具1を持ったときの感触が良くなり、書きやすさが向上する。
【0026】
筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
この筆記具1を用いることで、細い黒鉛の芯を繰り出して書くことができる。また、グリップの内側に電熱線を配置し、豆電池を投入することで加熱させることができる。これにより、冬場など寒い時期でも快適に筆記することができる。
本発明は、細い黒鉛の芯を用いた筆記具1である。この筆記具1は、内部に豆電池が備え付けられており、グリップの内側には電熱線が配置されている。この電熱線はバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設している。
このような構造により、冬場など寒い時期でも快適に筆記することができる。
【0027】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯を繰り出す機構が備えられている。また、筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。グリップには、スイッチ3が配置されており、スイッチ3をオンにすることで電熱線が加熱される。バイメタルが搭載されていることで一定の温度まで上昇すると加熱をやめ、一定の温度まで下降するともう一度加熱を始める。
【0028】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が設置されている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。バイメタルによって制御された電熱線は、温度が上昇すると曲がってもよい。
【0029】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が搭載されている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設している。
【0030】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。該電熱線は、該バイメタルによって制御されており、温度が上昇すると該バイメタルが曲がり、該電熱線の電力を制限して芯の温度を調整することができる。このような構造により、芯の温度を適切に調整することができるため、芯の摩耗を抑制し、筆記具1の寿命を延ばすことができる。
【0031】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯を繰り出す機構が備えられている。また、筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
【0032】
筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
【0033】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が設置されている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
【0034】
本発明においては、筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える筆記具1を提供する。この筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いることができる。バイメタルは、異なる2種類の金属を複合したもので、温度変化によって曲がる性質を持つ。
【0035】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯を繰り出す機構が備えられている。また、筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
【0036】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が設置されている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設している。さらに、担持部2も備えられており、この担持部2には熱伝導部材が設置されている。この熱伝導部材は、高温反応部の温度が所定温度よりも低い場合には、一端部が離間し、高温反応部の温度が所定温度以上になると、一端部が接触するようになっている。
【0037】
本発明による筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。筆記具1の内部には、電池部が備えられており、該電池と接続された電熱線が設けられている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設している。このような構造により、温度調節部は、温度が均一で、操作が便利で、省エネルギーであり、安全に使用できる。
【0038】
本発明は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1であって、該筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える筆記具1である。この筆記具1は、バイメタルが搭載されていることにより、温度調節機能を内設しており、これにより、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる際に、芯が折れたり割れたりすることなく、スムーズな筆記が可能である。また、この筆記具1は、電池部と電熱線が接続されており、これにより、電池から供給される電力を利用して芯を加熱することができる。
【0039】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯を繰り出す機構が備えられている。また、筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。グリップには、スイッチ3が配置されており、スイッチ3をオンにすることで電池から電気が流れ、電熱線が加熱される。バイメタルが搭載されているため、一定の温度まで上昇すると加熱をやめ、一定の温度まで下降するともう一度加熱を始める。
【0040】
細い黒鉛の芯を繰り出す筆記具1において、該筆記具1内部に備え付けられた電池部及び該電池に接続された電熱線を有し、該電熱線にバイメタルを搭載し温度調節機能を内設した担持部2を備えた筆記具1であってもよい。
【0041】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が設けられている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設している。このような構成により、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる際に、適切な温度で使用することができる。さらに、上述の特徴は互いに組み合わされて使用され得るため、より効果的な使用が可能である。
【0042】
本発明は細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1であり、該筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える。
【0043】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1であって、該筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える。このような構成により、芯の硬さや太さに関わらず、一定の温度で書き味を保つことができる。また、バイメタルを用いることで、温度調節機能を実現することができるため、従来のような温度調節機能を持たない筆記具1に比べて、書き味が安定しやすくなっている。
【0044】
筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える。また、電池部には豆電池や単3形電池、単4形電池などの小型乾電池を使用することができる。このような構成により、細い黒鉛の芯を使用する筆記具1でありながら、温度調節機能を備えているため、芯が折れたり削れたりすることがなく、スムーズな筆記が可能であるバイメタルは、担持部2の先端側に位置し、担持部2の先端側から後方へ向かって徐々に太くなる形状を有することを特徴とする筆記具1であってもよい。
【0045】
本発明の筆記具1は、さらに、バイメタルが担持部2の先端側に位置し、担持部2の先端側から後方へ向かって徐々に太くなる形状を有している。このような構造により、芯が折れたり削れたりすることがなく、スムーズな筆記が可能である。
【0046】
本発明の筆記具1は、請求項1で述べた構成に加えて、バイメタルが担持部2の先端側に位置し、担持部2の先端側から後方へ向かって徐々に太くなる形状を有している。このような構造により、芯が折れたり削れたりすることがなく、スムーズな筆記が可能である。また、バイメタルは金属板2枚から成り立ち、それら2枚の金属板間には異種金属を挟んだものが接着されており、温度変化や力学的ストレス等に応じて曲げ変形する性質を有している。このようなバイメタルを用いることで温度調節機能を実現しており、高品質な筆記体験を提供することができる。
【0047】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が設けられている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
【0048】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1であって、該筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える。そして、担持部2は、黒鉛の芯を収容する筆芯収容部と、電熱線を収容する電熱線収容部とを有し、筆芯収容部は担持部2の先端側に位置し、電熱線収容部は担持部2の後端側に位置する。更に、黒鉛の芯は、筆芯収容部から突出しており、黒鉛の芯が突出した先端側には替え芯装置が設けられている。
本発明は、細い黒鉛の芯を用いる筆記具1であって、筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える。そして、担持部2は、黒鉛の芯を収容する筆芯収容部と、電熱線を収容する電熱線収容部とを有し、筆芯収容部は担持部2の先端側に位置し、電熱線収容部は担持部2の後端側に位置する。
【0049】
本発明は、筆記具1に関する。筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いるものである。筆記具1は内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備えている。このような構成により、筆記具1が使用中に過度な摩耗や折れ曲がりなどが生じた場合でも芯が折れず滑らかな書き心地を保つことができる。
【0050】
本発明に係る筆記具1は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1である。該筆記具1の内部には、電池部が備え付けられており、該電池と接続された電熱線が設置されている。また、該電熱線にはバイメタルが搭載されており、温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。これにより、芯の硬さや柔らかさに関わらず、常に均一な文字を書くことができる。また、本発明によれば、芯の硬さや柔らかさを変えることなく、文字の濃淡を調節することも可能である。
【0051】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯を繰り出す機構が備えられている。また、筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。
【0052】
筆記具1の先端部には、細い黒鉛の芯を繰り出す機構が備えられている。また、筆記具1の内部には、電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2が備えられている。グリップには、スイッチ3が配置されており、スイッチ3をオンにすることで電熱線が加熱される。バイメタルが搭載されていることで一定の温度まで上昇すると加熱をやめ、一定の温度まで下降するともう一度加熱を始める。
【0053】
本発明は、細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具1であって、該筆記具1の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部2とを備える筆記具1である。加熱されたコイルを含むフィラメントは、鋳型内に配置される。
【符号の説明】
【0054】
1 筆記具
2 担持部
3 スイッチ
【要約】
【課題】本発明は、筆記具において、芯の折れや書き味の悪化を防止し、かつ手が冷えないようにすることを目的とする。
【解決手段】細い黒鉛の芯を繰り出して用いる筆記具であって、筆記具は、該筆記具の内部に備え付けられた電池部と、該電池と接続された電熱線と、該電熱線にはバイメタルが搭載されていることにより温度調節機能を内設した担持部とを備える。
【選択図】図1
図1