(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-23
(45)【発行日】2024-05-31
(54)【発明の名称】建築物副構造と駐車装置
(51)【国際特許分類】
E04H 6/42 20060101AFI20240524BHJP
E04H 6/18 20060101ALI20240524BHJP
E04H 1/12 20060101ALI20240524BHJP
B65G 1/04 20060101ALI20240524BHJP
B66B 11/02 20060101ALI20240524BHJP
B64C 39/02 20060101ALI20240524BHJP
【FI】
E04H6/42 Z
E04H6/18 606B
E04H6/18 601G
E04H1/12 B
B65G1/04 561
B66B11/02 S
B64C39/02
(21)【出願番号】P 2020108544
(22)【出願日】2020-06-24
【審査請求日】2023-04-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000198363
【氏名又は名称】IHI運搬機械株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108497
【氏名又は名称】小塚 敏紀
(72)【発明者】
【氏名】大隈 政春
【審査官】土屋 保光
(56)【参考文献】
【文献】特表2019-507075(JP,A)
【文献】特開平07-048005(JP,A)
【文献】特開2019-214888(JP,A)
【文献】特開2020-051176(JP,A)
【文献】特開2019-023020(JP,A)
【文献】国際公開第2019/071293(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 6/00 - 6/44
E04H 1/02
B65G 1/00,1/04
B66B 11/02
B64C 27/08,39/02
B64F 1/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築物の内部空間に設けられる副構造である建築物副構造であって、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を備え、
建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中で移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構を設けられ、
前記荷物一時保管場所が前記移動空間に隣り合う箇所に設けられ、
前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、
前記ケージが移動空間を移動するとき前記荷物把持機構が移動空間を移動し、
前記荷物移動機構が、荷物を前記荷物把持機構から受け取った後で前記荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を前記荷物受け/預け窓口から移動させた後で前記荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる荷役機器を持ち、
前記荷役機器が前記荷物把持機構の直下と前記荷物受け/預け窓口の直下とにまたがって設けられる、
ことを特徴とする建築物副構造。
【請求項2】
前記荷物把持機構が前記ケージの底部の下に設けられ、前記ケージが前記移動空間を移動するとき荷物把持機構が前記ケージの底部の下に置いた荷物を把持して移動空間を移動できる、
ことを特徴とする請求項1に記載の建築物副構造。
【請求項3】
建築物の内部空間に設けられる副構造である建築物副構造であって、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を備え、
建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中を移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構と荷物を保持できる籠体である荷物籠体とを設けられ、
前記荷物一時保管場所が前記荷物籠体に設けられ、
前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と前記荷物把持機構に把持される荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、
前記ケージが箱体であって、
前記荷物一時保管場所に連通する上方に向いた開口を形成する前記荷物籠体がケージの上部に支持される、
ことを特徴とする建築物副構造。
【請求項4】
前記荷物一時保管場所に連通する横方に向いた開口を形成する前記荷物籠体がケージの下部に支持される、
ことを特徴とする請求項3に記載の建築物副構造。
【請求項5】
建築物の内部空間に設けられる副構造である建築物副構造であって、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を備え、
建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中で移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構を設けられ、
前記荷物一時保管場所が前記移動空間に隣り合う箇所に設けられ、
前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、
前記ケージが移動空間を移動するとき前記荷物把持機構が移動空間を移動し、
前記荷物把持機構が前記ケージの底部の下に設けられ、前記ケージが前記移動空間を移動するとき荷物把持機構が前記ケージの底部の下に置いた荷物を把持して移動空間を移動できる、
ことを特徴とする建築物副構造。
【請求項6】
建築物の内部空間に設けられる副構造である建築物副構造であって、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を備え、
建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中を移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構と荷物を保持できる籠体である荷物籠体とを設けられ、
前記荷物一時保管場所が前記荷物籠体に設けられ、
前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と前記荷物把持機構に把持される荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、
前記荷物一時保管場所に連通する横方に向いた開口を形成する前記荷物籠体がケージの下部に支持される、
ことを特徴とする建築物副構造。
【請求項7】
車両を駐車させる駐車装置であって、
車両を搭載可能な構造体である複数のパレットと、
複数のパレットを各々に置く複数の駐車空間と車両が入出庫のために出入りする空間である入出庫空間とを区画する駐車装置構造と、
前記パレットを駐車装置の内部空間に位置する移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載できるパレット移載機構と、
駐車装置構造の内部空間に設けられる駐車装置副構造と、
を備え、
前記駐車装置副構造が、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を有し
前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持ち、
前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、
前記リフタが移動空間を移動するとき前記荷物把持機構が移動空間を移動し、
前記荷物把持機構が前記リフタの底部に設けられ、前記パレットを上部に載せた前記リフタが移動空間を移動するとき前記リフタの底部に荷物を保持した前記荷物把持機構が移動空間を移動できる、
ことを特徴とする駐車装置。
【請求項8】
車両を駐車させる駐車装置であって、
車両を搭載可能な構造体である複数のパレットと、
複数のパレットを各々に置く複数の駐車空間と車両が入出庫のために出入りする空間である入出庫空間とを区画する駐車装置構造と、
前記パレットを駐車装置の内部空間に位置する移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載できるパレット移載機構と、
駐車装置構造の内部空間に設けられる駐車装置副構造と、
を備え、
前記駐車装置副構造が、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を有し、
前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持ち、
前記荷物一時保管場所がパレットに設けられ、車両に換えて荷物がパレットに設定された前記荷物一時保管場所に置かれる、
ことを特徴とする駐車装置。
【請求項9】
前記駐車装置副構造が、
荷物を搭載し飛行して移動できる飛行体が出入りできる出入り構造と、
前記出入り構造を出入りして建築物の内部構造に入った飛行体が移動して荷物を前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる荷物受け渡し空間と、
を有し、
前記パレットに設定された前記荷物一時保管場所が移動空間に隣り合う箇所に位置し、駐車装置の内部空間に入った飛行体が荷物受け渡し空間に移動して荷物をパレットに設定された前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる、
ことを特徴とする請求項8に記載の駐車装置。
【請求項10】
前記荷物移載機構が移動空間と荷物受け/預け窓口との間に位置し、前記荷物移載機構が移動空間に位置するパレットに設定された荷物一時保管場所と荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる、
ことを特徴とする請求項9に記載の駐車装置。
【請求項11】
前記荷物移載機構と荷物受け/預け窓口とが駐車装置の内部の移動空間に隣接する空間に位置し、前記荷物移載機構が荷物を把持して移動空間に位置するパレットに設定された前記荷物一時保管場所と荷物受け/預け窓口との間で移載できる、
ことを特徴とする請求項10に記載の駐車装置。
【請求項12】
車両を駐車させる駐車装置であって、
車両を搭載可能な構造体である複数のパレットと、
複数のパレットを各々に置く複数の駐車空間と車両が入出庫のために出入りする空間である入出庫空間とを区画する駐車装置構造と、
前記パレットを駐車装置の内部空間に位置する移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載できるパレット移載機構と、
駐車装置構造の内部空間に設けられる駐車装置副構造と、
を備え、
前記駐車装置副構造が、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
荷物を搭載し飛行して移動できる飛行体が出入りできる出入り構造と、
前記出入り構造を出入りして建築物の内部構造に入った飛行体が移動して荷物を前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる荷物受け渡し空間と、
を有し、
前記パレットに設定された前記荷物一時保管場所が移動空間に隣り合う箇所に位置し、駐車装置の内部空間に入った飛行体が荷物受け渡し空間に移動して荷物をパレットに設定された前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる、
ことを特徴とする駐車装置。
【請求項13】
車両を駐車させる駐車装置であって、
車両を搭載可能な構造体である複数のパレットと、
複数のパレットを各々に置く複数の駐車空間と車両が入出庫のために出入りする空間である入出庫空間とを区画する駐車装置構造と、
前記パレットを駐車装置の内部空間に位置する移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載できるパレット移載機構と、
駐車装置構造の内部空間に設けられる駐車装置副構造と、
を備え、
前記駐車装置副構造が、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を有し、
前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持ち、
前記荷物一時保管場所が前記パレットの上に設けられ、
前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、
前記荷物移載機構が移動空間と荷物受け/預け窓口との間に位置し、前記荷物移載機構が移動空間に位置するパレットに設定された荷物一時保管場所と荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる、
ことを特徴とする駐車装置。
【請求項14】
車両を駐車させる駐車装置であって、
車両を搭載可能な構造体である複数のパレットと、
複数のパレットを各々に置く複数の駐車空間と車両が入出庫のために出入りする空間である入出庫空間とを区画する駐車装置構造と、
前記パレットを駐車装置の内部空間に位置する移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載できるパレット移載機構と、
駐車装置構造の内部空間に設けられる駐車装置副構造と、
を備え、
前記駐車装置副構造が、
荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、
前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、
前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、
を有し、
前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持ち、
前記荷物一時保管場所が前記パレットの上に設けられ、
前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、
前記荷物移載機構と荷物受け/預け窓口とが駐車装置の内部の移動空間に隣接する空間に位置し、前記荷物移載機構が荷物を把持して移動空間に位置するパレットに設定された前記荷物一時保管場所と荷物受け/預け窓口との間で移載できる、
ことを特徴とする駐車装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は荷物の受け取り、または荷物の発送に適した建築物副構造と駐車装置とに係る。特に、本発明は、荷物を搭載し飛行する飛行体が出入りでき荷物の受け取り、または発送に適した建築物副構造と駐車装置とに係る。
【背景技術】
【0002】
近年、物流システムが格段の進歩をとげている。
その中で、荷物の発送、または荷物の受け取りに市中に多く存在する建築物または駐車装置をつかいたいという要望がでてきている。
建築物または駐車装置を荷物の発送、または受け取りに使用できれば、消費者に便益を提供できる。
【0003】
また、飛行体による物流が検討されている。
自律的に飛行できる飛行体は、ドローンと呼称される。
【0004】
ドローンは、荷物を搭載できる。
ドローンが、所定の飛行経路に沿って飛行して所定の場所で荷物を受け取る。
ドローンが、予め設定される飛行経路に沿って飛行して所定の場所で荷物を受け取る。
荷物を搭載したドローンが所定の飛行経路に沿って飛行して所定の出発位置から到着位置まで移動する。
荷物を搭載したドローンが予め設定される飛行経路に沿って飛行して所定の出発位置から到着位置まで移動する。
ドローンが荷物を下ろす。
空荷になったドローンが所定の飛行経路に沿って飛行して移動する。
【0005】
ドローンを運用する際は、地上の建築物を避けた飛行経路を予め設定する。
ドローンは、予め設定された飛行経路に沿って飛行する。
【0006】
飛行経路に沿って存在する建築物を物流の拠点として利用する。
ドローンは建築物に一時保管した荷物を受け取り運搬する。
例えば、ドローンがタワー型の駐車装置に一時保管された荷物を受け取り運搬する。
ドローンが荷物を運搬し、ドローンで運搬する荷物を建築物に一時保管する。
たとえば、ドローンで運搬する荷物をタワー型の駐車装置に一時保管する。
一時保管された荷物は、別の手段で移動されてもよい。
【0007】
発明者は、荷物の受け取り、または荷物の発送に適した建築物副構造または駐車装置を検討した。
さらに、ドローンにより運搬される荷物の受け取り、または荷物の発送に適した建築物副構造または駐車装置を検討した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、荷物の受け取り、または荷物の発送に適した建築物副構造または駐車装置を提供する。特にドローンにより運搬される荷物の受け取り、または荷物の発送に適した建築物副構造または駐車装置を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明に係る建築物の内部空間に設けられる副構造である建築物副構造を、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構と、を備え荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載する、ものとした。
【0010】
上記本発明の構成により、荷物受け/預け窓口は、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である。荷物一時保管場所は、前記荷物を一時的に保管できる場所である。荷物移載機構は、前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる。荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載する。
その結果、建築物の内部空間に荷物を一時保管でき、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けることの少なくとも一方ができる。
【0011】
以下に、本発明の実施形態に係る建築物副構造を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0012】
本発明の実施形態に係る建築物副構造は、建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中で移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構を設けられ、前記荷物一時保管場所が前記移動空間に隣り合う箇所に設けられ、前記荷物移載機構が前記ケージに支持され前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持つ、前記ケージが移動空間で移動するとき前記荷物把持機構が移動空間で移動する。
上記の実施形態の構成により、建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中を移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構を設けられる。前記荷物一時保管場所が前記移動空間に隣り合う箇所に設けられる。前記荷物移載機構が前記ケージに支持され前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持つ。前記ケージが移動空間で移動するとき前記荷物把持機構が移動空間で移動する。
その結果、前記移動空間に隣り合う箇所に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
【0013】
本発明の実施形態に係る建築物副構造は、前記荷物移動機構が、荷物を前記荷物把持機構から受け取った後で前記荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を前記荷物受け/預け窓口から移動させた後で前記荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる荷役機器を持つ。
上記の実施形態の構成により、前記荷物移動機構の荷役機器が、荷物を前記荷物把持機構から受け取った後で前記荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を前記荷物受け/預け窓口から移動させた後で前記荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる。
その結果、人力を用いずに荷物一時保管場所にある荷物を窓口で受け取り、または窓口で受け取った荷物を荷物一時保管場所に預けることの少なくとも一方のことができる。
【0014】
本発明の実施形態に係る建築物副構造は、建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中を移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構と前記ケージに支持され荷物を保持できる籠体である荷物籠体とを設けられ、前記荷物一時保管場所が前記荷物籠体に設けられ、前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と前記荷物把持機構に把持される荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持ち、前記荷物移載機構と前記荷物受け/預け窓口とが建築物の同一フロアーに位置する。
上記の実施形態の構成により、建築物が上下に延びる移動空間とケージと前記ケージを前記移動空間の中を移動させる駆動機構とを有するケージ移動機構と前記ケージに支持され荷物を保持できる籠体である荷物籠体とを設けられる。前記荷物一時保管場所が前記荷物籠体に設けられる。前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と前記荷物把持機構に把持される荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持つつ。前記荷物移載機構と前記荷物受け/預け窓口とが建築物の同一フロアーに位置する。
その結果、ケージに支持される荷物籠体に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
【0015】
本発明の実施形態に係る建築物副構造は、前記建築物副構造が、荷物を搭載し飛行して移動できる飛行体が出入りできる出入り構造と、前記出入り構造を出入りして建築物の内部空間に入った飛行体が移動して荷物を前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる荷物受け渡し空間と、を有する。
上記の実施形態の構成により、出入り構造は、荷物を搭載し飛行して移動できる飛行体が出入りできる構造である。荷物受け渡し空間は、出入り構造を出入りして建築物の内部空間に入った飛行体が移動して荷物を前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる空間である。
その結果、飛行体から受け取った荷物を保管でき、または保管した荷物を飛行体に渡すことの少なくとも一方ができる。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明に係る車両を駐車させる駐車装置を、車両を搭載可能な構造体である複数のパレットと、複数のパレットを各々に置く複数の駐車空間と車両が入出庫のために出入りする空間である入出庫空間とを区画する駐車装置構造と、前記パレットを駐車装置の内部空間に位置する移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載できるパレット移載機構と、駐車装置構造の内部空間に設けられる駐車装置副構造と、を備え、前記駐車装置副構造が、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である荷物受け/預け窓口と、前記荷物を一時的に保管できる荷物一時保管場所と、前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構とを有し、
荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載する、ものとした。
【0017】
上記本発明の構成により、複数のパレットは、車両を搭載可能な構造体である。駐車装置構造は、複数のパレットを各々に置く複数の駐車空間と車両が入出庫のために出入りする空間である入出庫空間とを区画する。パレット移載機構は、前記パレットを駐車装置の内部空間に位置する移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載できる。前記駐車装置副構造が、荷物受け/預け窓口と荷物一時保管場所と荷物移載機構とを有する。荷物受け/預け窓口は、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるためのうちの少なくとも一方のための窓口である。荷物一時保管場所は、前記荷物を一時的に保管できる。荷物移載機構は、前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる。荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載する。
その結果、駐車装置構造の内部空間に荷物を一時保管でき、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けることの少なくとも一方ができる。
【0018】
以下に、本発明の実施形態に係る駐車装置を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0019】
本発明の実施形態に係る駐車装置は、前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持ち、前記荷物一時保管場所が前記パレットの上に設けられ、前記荷物移載機構がリフタに支持され前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持つ、前記リフタが移動空間で移動するとき前記荷物把持機構が移動空間で移動する。
上記の実施形態の構成により、前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持つ。前記荷物一時保管場所が前記パレットの上に設けられる。前記荷物移載機構がリフタに支持され前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と荷物を前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持つ。前記リフタが移動空間で移動するとき前記荷物把持機構が移動空間で移動する。
その結果、パレットの上に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
【0020】
本発明の実施形態に係る駐車装置は、前記荷物移動機構が、荷物を前記荷物把持機構から受け取った後で前記荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を前記荷物受け/預け窓口から移動させた後で前記荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる荷役機器を持つ。
上記の実施形態の構成により、前記荷物移動機構の荷役機器が、荷物を前記荷物把持機構から受け取った後で前記荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を前記荷物受け/預け窓口から移動させた後で前記荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる。
その結果、人力を用いずに荷物一時保管場所にある荷物を窓口で受け取り、または窓口で受け取った荷物を荷物一時保管場所に預けることの少なくとも一方のことができる。
【0021】
本発明の実施形態に係る駐車装置は、前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持ち、前記荷物一時保管場所が前記パレットの上に設けられ、前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と前記荷物把持機構に把持される荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持つ。前記荷物移載機構と前記荷物受け/預け窓口とが前記入出庫空間に位置する。
上記の実施形態の構成により、前記パレット移載機構がパレットを支持するリフタと該リフタを移動空間の中で移動させる駆動機構とを持つ。前記荷物一時保管場所が前記パレットの上に設けられる。前記荷物移載機構が前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持できる荷物把持機構と前記荷物把持機構に把持される荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させる荷物移動機構とを持つ。前記荷物移載機構と前記荷物受け/預け窓口とが前記入出庫空間に位置する。
その結果、パレットの上に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
【0022】
本発明の実施形態に係る駐車装置は、前記駐車装置副構造が、荷物を搭載し飛行して移動できる飛行体が出入りできる出入り構造と、出入り構造を出入りして駐車装置の内部空間に入った飛行体が移動して荷物を前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる荷物受け渡し空間と、を有する。
上記の実施形態の構成により、出入り構造は、荷物を搭載し飛行して移動できる飛行体が出入りできる構造である。荷物受け渡し空間は、出入り構造を出入りして駐車装置の内部空間に入った飛行体が移動して荷物を前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる空間である。
その結果、飛行体から受け取った荷物を保管でき、または保管した荷物を飛行体に渡すことの少なくとも一方ができる。
【発明の効果】
【0023】
以上説明したように、本発明に係る建築物副構造は、その構成により、以下の効果を有する。
建築物の内部区間に荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構を設ける様にしたので、建築物の内部空間に荷物を一時保管でき、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けることの少なくとも一方ができる。
また、前記移動空間に隣り合う箇所に記荷物一時保管場所を設け、ケージに支持される荷物把持機構が移動空間の中で移動でき、前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持し、前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させることができる様にしたので、前記移動空間に隣り合う箇所に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
また、荷物を前記荷物把持機構から受け取った後で前記荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を前記荷物受け/預け窓口から移動させた後で前記荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる様にしたので、人力を用いずに荷物一時保管場所にある荷物を窓口で受け取り、または窓口で受け取った荷物を荷物一時保管場所に預けることの少なくとも一方のことができる。
また、ケージに支持される荷物籠体に前記荷物一時保管場所を設け、荷物一時保管場所に保管される荷物を把持して荷物一時保管場所と荷物受け/預け窓口との間で移動する様にしたので、ケージに支持される荷物籠体に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
また、荷物を搭載した飛行体を出入り構造を通して出入りさせ、内部空間に入り、荷物を荷物受け渡し空間で前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる様にしたので、飛行体から受け取った荷物を保管でき、または保管した荷物を飛行体に渡すことの少なくとも一方ができる。
【0024】
以上説明したように、本発明に係る駐車装置は、その構成により、以下の効果を有する。
車両を搭載する複数のパレットを移動空間の中を移動させ前記入出庫空間と前記駐車空間との間で移載出来る駐車装置において、内部区間に荷物を前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物を移載できる荷物移載機構を設ける様にしたので、駐車装置構造の内部空間に荷物を一時保管でき、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けることの少なくとも一方ができる。
また、パレットの上に記荷物一時保管場所を設け、リフタに支持される荷物把持機構が移動空間の中で移動でき、前記荷物一時保管場所に保管される荷物を把持し、前記荷物把持機構と前記荷物受け/預け窓口との間で移動させることができる様にしたので、パレットの上に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
また、荷物を前記荷物把持機構から受け取った後で前記荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を前記荷物受け/預け窓口から移動させた後で前記荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる様にしたので、人力を用いずに荷物一時保管場所にある荷物を窓口で受け取り、または窓口で受け取った荷物を荷物一時保管場所に預けることの少なくとも一方のことができる。
また、パレットの上に記荷物一時保管場所を設け、荷物一時保管場所に保管される荷物を把持して荷物一時保管場所と荷物受け/預け窓口との間で移動する様にしたので、パレットの上に設けられる前記荷物一時保管場所と前記荷物受け/預け窓口との間で荷物の移載をできる。
また、荷物を搭載した飛行体を出入り構造を通して出入りさせ、内部空間に入り、荷物を荷物受け渡し空間で前記荷物一時保管場所との間で受け渡しできる様にしたので、飛行体から受け取った荷物を保管でき、または保管した荷物を飛行体に渡すことの少なくとも一方ができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明の第一、第ニの実施形態に係る建築物の概念図である。
【
図2】本発明の第一の実施形態に係る建築物副構造の断面図である。
【
図3】本発明の第ニの実施形態に係る建築物副構造その1の部分図である。
【
図4】本発明の第ニの実施形態に係る建築物副構造その1の断面図である。
【
図5】本発明の第ニの実施形態に係る建築物副構造その2の部分図である。
【
図6】本発明の第ニの実施形態に係る建築物副構造その2の断面図である。
【
図7】本発明の第三または第四の実施形態に係る駐車装置の斜視図である。
【
図8】本発明の第三または第四の実施形態に係る駐車装置の部分図である。
【
図9】本発明の第三の実施形態に係る駐車装置の概念図である。
【
図10】本発明の第三の実施形態に係る駐車装置のA-A矢視図である。
【
図11】本発明の第四の実施形態に係る駐車装置の概念図である。
【
図12】本発明の第四の実施形態に係る駐車装置のA-A矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
本発明の第一、第ニの実施形態にかかる建築物副構造200は、建築物100の副構造である。
図1は、本発明の第一、第二の実施形態に係る建築物の斜視図である。
建築物100は、内部空間S0に移動空間Hを区画されてもよい。
飛行体10は、回転翼をもつ飛行体であってもよい。
飛行体10は、回転翼をもつドローンであってもよい。
【0027】
建築物100は構造建築物であってもよい。
ここで、高層建築物は、6階以上の建築物または31メートルを越える高さをもつ建築物であ。
エレベータは、ケージ移動機構130を持つ。
ケージ移動機構130は、ケージ131と駆動機構132とで構成される。
ケージ移動機構130は、ケージ131と駆動機構132とケーブル133とで構成されてもよい。
駆動機構132は、ケーブル133でケージ131を吊り、ケージ131を移動空間Hで移動させる。
図2、
図4、
図6に、エレベータがケージ移動機構130に相当し、エレベータがケージを移動させる空間が移動空間Hと呼称される。
【0028】
最初に、本発明の第一の実施形態にかかる建築物副構造200を、図を基に説明する。
図2は、本発明の第一の実施形態に係る建築物副構造の概念図である。
本発明の第一の実施形態に係る建築物副構造200は、荷物受け/預け窓口220と荷物一時保管場所230と荷物移載機構240とで構成される。
本発明の第一の実施形態にかかる建築物副構造200は、出入り構造210と荷物受け渡し空間S3と荷物受け/預け窓口220と荷物一時保管場所230と荷物移載機構240とで構成されてもよい。
【0029】
出入り構造210は、飛行体10を外部と内部空間S0との間で飛行して出入りさせる構造である。
出入り構造210は、飛行体10を外部と内部空間S0との間で予め設定された経路である第一飛行経路P1に沿って飛行して出入りさせる構造であってもよい。
出入り構造210は、外部と内部空間S0とを遮断可能であって、飛行体を外部と内部空間S0との間で飛行して出入りさせる構造であってももよい。
出入り構造210は、外部と内部空間S0とを遮断可能であって、飛行体を外部と内部空間S0との間で予め設定された経路である第一飛行経路P1に沿って飛行して出入りさせる構造であってももよい。
例えば、出入り構造210は、建築物100の屋根部101に設けられてもよい。
出入り構造210は、二重扉を設けられていてもよい。
【0030】
出入り構造210は、侵入口W1で構成される。
出入り構造210は、侵入口W1と第一扉T1とで構成されてもよい。
出入り構造210は、侵入口W1と中間口W2とで構成されてもよい。
出入り構造210は、侵入口W1と中間口W2と第二扉T2とで構成されてもよい。
出入り構造210は、侵入口W1と第一扉T1と中間口W2と第二扉T2と構成されてもよい。
【0031】
侵入口W1は、飛行体10が待機空間S1から建築物の内部空間S0に飛行して侵入可能な開口である
例えば、侵入口W1は、飛行体が待機空間から飛行経路Pに沿って建築物の内部空間S0に飛行して侵入可能な開口である
ここで、待機空間S1は、建築物の頭頂部に設定される空間である。
【0032】
第一扉T1は、侵入口W1を開閉可能な扉である。
飛行体10は、第一扉T1により開かれた侵入口W1を通過して飛行できる。
【0033】
中間口W2は、中間空間S2を境として第一扉T1の反対側に位置する開口である。
ここで、中間空間S2は、建築物の内部空間S0の第一扉T1の裏側に位置する空間である。
例えば、中間空間S2は、建築物の内部空間S0の飛行経路Pに沿って第一扉T1の裏側に位置する空間である。
【0034】
第二扉T2は、中間口W2を開閉可能な扉である。
飛行体10は、第二扉T2により開かれた中間口W2を通過して飛行できる。
【0035】
荷物受け/預け窓口220は、荷受人が運送された荷物を受け取るため、または荷送人が運送される荷物を預けるためのすくなくとも一方のための窓口である。
例えば、荷物受け/預け窓口220は、荷受人が運送された荷物を受け取るための窓口である。
例えば、荷物受け/預け窓口220は、荷送人が運送される荷物を預けるための窓口である。
荷物受け/預け窓口220は、建築物100の壁部102に設けられてもよい。
【0036】
荷物一時保管場所230は、荷物を一時的に保管する場所である。
例えば、荷物一時保管場所230は、飛行体10との間で受け渡された荷物20を一時的に保管する場所である。
【0037】
荷物一時保管場所230は、移動空間Hに隣り合う箇所に位置してもよい。
図2に、荷物一時保管場所230が移動空間Hに隣り合う箇所に位置する様子が示される。
【0038】
荷物受け渡し空間S4は、出入り構造210を出入りして建築物の内部空間S0に入った飛行体10が移動して荷物を荷物一時保管場所230との間で受け渡しできる空間であってもよい。
図2に、荷物一時保管場所230が移動空間Hに隣り合う箇所に位置し、飛行体10が建築物の内部空間S0に入り、荷物受け渡し空間S3に移動して荷物20を荷物一時保管場所230との間で受け渡しする様子が示される。
【0039】
荷物移載機構240は、荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で荷物を移載できる機構である。
荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い、荷物移載機構240が荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で荷物を移載する、。
例えば、荷受人からの荷受要求に従い、荷物移載機構240が荷物一時保管場所230から荷物受け/預け窓口220へ荷物を移載する。
例えば、荷送人からの荷送要求に従い、荷物移載機構240が荷物受け/預け窓口220から荷物一時保管場所230へ荷物を移載する。
【0040】
荷物移載機構240は、荷物把持機構241と荷物移動機構242とで構成されてもよい。
荷物把持機構241は、荷物一時保管場所230に保管される荷物20を把持できる機構である。
荷物把持機構241は、荷物一時保管場所230に位置する荷物を把持できる。
荷物把持機構241は、把持する荷物を保管のため荷物一時保管場所230に置くとことができる。
例えば、荷物把持機構241は、荷物20を把持し、または把持した荷物20をはなすピッキング用真空チャックを設けられる。
【0041】
荷物把持機構241は、ケージ131に支持される。
ケージ131が移動空間Hで移動するとき、荷物把持機構241が移動空間Hで移動する。
【0042】
荷物移動機構242は、荷物把持機構241に把持される荷物を荷物把持機構241と荷物受け/預け窓口220との間で移動させる機構である。
荷物移動機構242は、荷物把持機構241に把持される荷物を受け取り荷物把持機構241から荷物受け/預け窓口220へ移動させてもよい。
荷物移動機構242は、荷物20を荷物受け/預け窓口220から荷物把持機構241へ移動させて荷物把持機構241に把持させてもよい。
【0043】
荷物移動機構242は、荷役機器を持つ。
荷役機器は、荷物20を荷物把持機構241から受け取った後で荷物受け/預け窓口220とへ移動させ、または荷物20を荷物受け/預け窓口220から移動させた後で荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる。
【0044】
例えば、荷物移動機構242は、コンベヤ242aとフォークリフト242bとが組み合わされたものである。
例えば、荷物受け/預け窓口220が一階に設けられ、荷物移動機構242が荷物受け/預け窓口220の下方に設けられる。
コンベヤ242aが荷物20を荷物把持機構241とフォークリフト242bとの間で移動させる。フォークリフト242bが荷物20をコンベヤ242aと荷物受け/預け窓口220との間で移動させる。
【0045】
以下に、本発明の第一の実施形態にかかる建築物副構造200の作用を説明する。
飛行体10が荷物20を運搬し、荷物受け/預け窓口220が一階に設けられると仮定して説明する。
【0046】
(荷物受取工程)
荷受人が荷物20を受けとる場合を説明する。
飛行体10が、荷物20を支持して、建築物の外から出入り構造210を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物20を荷物一時保管場所230に降ろす。
飛行体10が、出入り構造210を通過して建築物の外へ出る。
ケージ131が荷物一時保管場所230の横に位置し、ケージ131に支持される荷物把持機構241が荷物20を把持する。
例えば、ケージ131に支持される荷物把持機構241が荷物20を直接に把持する。
例えば、補機(図示せず)が荷物を荷物一時保管場所230から押し出し、荷物把持機構241が荷物20を把持する。
ケージ131が荷物一時保管場所230の横から1階に下りる。
ケージに131に支持される荷物把持機構241が一階に下りる。
【0047】
ケージ131が一階に位置するときに、ケージ131に支持される荷物把持機構241が荷物20を離す。
荷物20がコンベア242aに乗ると、コンベア242aが荷物20を荷物受け/預け窓口220の下に移動させる。
フォークリフト242bが荷物20を荷物受け/預け窓口220に上げる。
荷受人が、荷物20を受け取る。
【0048】
(荷物発送工程)
荷送人が荷物を預ける場合を説明する。
荷送人が荷物20を荷物受け/預け窓口220に置く。
フォークリフト242bが荷物20をコンベヤ242aへ降ろす。
コンベヤ242aが荷物20を荷物把持機構241の下に移動する。
ケージ131に支持される荷物把持機構241が、荷物20を把持する。
【0049】
ケージ131が一階から荷物一時保管場所230の横に移動する。
ケージ131に支持される荷物把持機構241が荷物20を荷物一時保管場所230に置く。
例えば、荷物把持機構241が荷物20を荷物一時保管場所230に直接に置く。
例えば、補機(図示せず)が荷物20を荷物把持機構241から受けとり、荷物一時保管場所230に置く。
飛行体10が、建築物の外から出入り構造210を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物一時保管場所230に位置する荷物20を把持する。
飛行体10が、出入り構造210を通過して建築物の外へ出る。
【0050】
次に、本発明の第二の実施形態にかかる建築物副構造を、図を基に、説明する。
図3、
図4は、本発明の第二の実施形態にかかる建築物副構造その1を示す。
図5、
図6は、本発明の第二の実施形態にかかる建築物副構造その2を示す。
本発明の第ニの実施形態に係る建築物副構造200は、荷物籠体110と荷物受け/預け窓口220と荷物一時保管場所230と荷物移載機構240とで構成される。
本発明の第ニの実施形態にかかる建築物副構造200は、荷物籠体110と出入り構造210と荷物受け/預け窓口220と荷物一時保管場所230と荷物移載機構240と荷物受け渡し空間S3とで構成されてもよい。
本発明の第二の実施形態にかかる建築物副構造その1では荷物一時保管場所がケージ131の上部に位置し、本発明の第二の実施形態にかかる建築物副構造その2では荷物一時保管場所がケージ131の下部に位置し、その他の構成は実質的に同じである。
【0051】
出入り構造210、荷物受け/預け窓口220の構成は、第一の実施形態にかかる建築物副構造のものと同じなので、説明を省略する。
【0052】
荷物一時保管場所230は、荷物を一時的に保管する場所である。
例えば、荷物一時保管場所230は、飛行体10との間で受け渡された荷物を一時的に保管する
【0053】
荷物一時保管場所230は、荷物籠体110に設けられる。
荷物籠体110は、ケージ131に支持される籠体である。
図3に、荷物籠体110がケージ131の上部に支持され、荷物20が荷物籠体110に置かれる様子が示される。
荷物20が、荷物籠体110の上に設けられた開口から入れられる。
図5に、荷物籠体110がケージ131の下部に支持され、荷物20が荷物籠体110に置かれる様子が示される。
荷物20は、荷物籠体110の横に設けられた開口から入れられる。
【0054】
荷物受け渡し空間S4は、出入り構造210を出入りして建築物の内部空間S0に入った飛行体10が荷物を荷物一時保管場所230との間で受け渡しできる空間である。
図4、
図5に、建築物の内部空間S0に入った飛行体10が荷物受け渡し空間S3に移動して荷物20を荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230との間で受け渡しする様子が示される。
【0055】
荷物移載機構240は、荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で荷物を移載できる機構である。
荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い荷物移載機構240が荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で荷物を移載する、。
例えば、荷受人からの荷受要求に従い、荷物移載機構240が荷物一時保管場所230から荷物受け/預け窓口220へ荷物を移載する。
例えば、荷送人からの荷送要求に従い、荷物移載機構240が荷物受け/預け窓口220から荷物一時保管場所230へ荷物を移載する。
【0056】
荷物移載機構240と荷物受け/預け窓口220とが、建築物の同一フロアーに位置してもよい。
例えば、荷物移載機構240と荷物受け/預け窓口220とが建築物の一階フロアーに位置してもよい。
【0057】
荷物移載機構240は、荷物把持機構241と荷物移動機構242とで構成されてもよい。
荷物把持機構241は、荷物一時保管場所230に保管される荷物20を把持できる機構である。
荷物把持機構241は、荷物一時保管場所230に位置する荷物20を把持できる。
荷物把持機構241は、把持する荷物を保管のため荷物一時保管場所230に置ける。
例えば、荷物把持機構241は、荷物20を把持し、または把持した荷物20をはなすピッキング用真空チャックを設けられる。
【0058】
荷物移動機構242は、荷物把持機構241に把持される荷物を荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で移動させる機構である。
荷物移動機構242は、荷物把持機構241に把持される荷物を荷物一時保管場所230から荷物受け/預け窓口220へ移動させてもよい。
荷物移動機構242は、荷物把持機構241に把持される荷物20を荷物受け/預け窓口220から荷物一時保管場所230へ移動させてもよい。
【0059】
荷物移動機構242は、荷役機器を持つ。
荷役機器は、荷物を荷物一時保管場所230で保持した後で荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物把持機構に保持した荷物を荷物受け/預け窓口から荷物一時保管場所230へ移動させることの少なくとも一方のことをできる。
【0060】
例えば、荷物移動機構242の荷役機器は、ロボットアーム242cである。
ロボットアーム242cの腕の先に荷物把持機構241が連結される。
例えば、荷物受け/預け窓口220と荷物移動機構242とが一階フロアーに設けられる。
ロボットアーム242cが荷物把持機構241の把持した荷物20を荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で移動させる。
【0061】
以下に、本発明の第ニの実施形態にかかる建築物副構造の作用を説明する。
飛行体10が荷物20を運搬し、荷物受け/預け窓口220が一階に設けられると仮定して説明する。
【0062】
(荷物受取工程)
荷受人が荷物を受けとる場合を説明する。
飛行体10が、荷物20を支持して、建築物の外から出入り構造210を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物20を荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230に降ろす。
建築物副構造その1では、飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230に直接に降ろす。
建築物副構造その2では、飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、降ろした後で、補機(図示しない)が荷物を荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230に入れる。または、飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物を荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230に直接に入れる
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4から出入り構造210を通過して建築物の外へ出る。
ケージ131が、移動空間Hを通過して1階に下りる。
【0063】
ケージ131が一階に位置すると、ロボットアーム242cに支持される荷物把持機構241が荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230に置かれる荷物20を把持する。
ロボットアーム242cが、荷物20を荷物一時保管場所230から物受け/預け窓口220へ移して降ろす。
荷受人が、荷物20を受け取る。
【0064】
(荷物発送工程)
荷送人が荷物を預ける場合を説明する。
荷送人が、荷物20を荷物受け/預け窓口220に置く。
ロボットアーム242に支持される荷物把持機構241が、荷物20を把持する。
ロボットアーム242が、荷物20を物受け/預け窓口220から荷物一時保管場所230へ移して降ろす。
【0065】
ケージ131が、移動空間Hを昇降して荷物受け渡し空間S4の横側に移動する。
飛行体10が、建築物の外から出入り構造210を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物一時保管場所230に位置する荷物20を把持する。
建築物副構造その1では、飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230から直接に把持する。
建築物副構造その2では、補機(図示しない)が荷物を荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230から出し、飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置した後で、荷物20を把持する。または、飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置した後で、直接に荷物20を把持する。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4から出入り構造210を通過して建築物の外へ出る。
【0066】
次に、本発明の第三、第四の実施形態にかかる駐車装置を、図を基に、説明する。
図7は、本発明の第三、第四の実施形態にかかる駐車装置の斜視図である。
駐車装置は、車両を駐車させる装置であって、荷物を搭載し飛行して移動できる飛行体が出入りできる。
駐車装置は、車両を駐車させる装置である。
駐車装置は、車両を駐車させる装置であって、飛行体が出入りできてもよい。。
飛行体10は、荷物20を搭載し飛行して移動できる。
飛行体10は、荷物20を搭載し飛行して予め設定される飛行経路Pに沿って移動できてもよい。
飛行体10は、荷物20を搭載し飛行してホバリングでき予め設定される飛行経路Pに沿って移動できてもよい。
【0067】
本発明の第三、第四の実施形態にかかる駐車装置300は、複数のパレット310と駐車装置主構造320とパレット移動装置330と駐車装置副構造400とで構成される。
パレット310は、車両を搭載可能な構造体である。
例えば、パレット310は、上から見て略矩形の構造体である。
駐車装置主構造320は、駐車装置の主構造であって、複数の駐車空間Zと移動空間Hとを区画する。
駐車空間Zは、パレット310を各々に置く空間である。
移動空間Hは、複数の駐車空間Zに沿って配置されパレットを移動させることのできる空間であってもよい。
図9、
図11に、移動空間Hが縦方向に重なる複数の駐車空間Zの横に区画される様子が示される。
【0068】
パレット移動機構330は、パレット310を移動空間Hの中で移動させ駐車空間Zとの間で移載できる機構である。
パレット移動機構330は、リフタ331と駆動機構332とケーブル333とで構成あれてもよい。
リフタ331は、パレット310を搭載でき、パレット310をリフタ331の上と駐車空間Zとの間で移載できる機構である。
駆動機構332はリフタ331を吊るケーブル333を巻上げまたは巻き下げして、リフタ331を移動空間Hの中で上昇または下降させる。
【0069】
駐車装置副構造400は、駐車装置300の副構造である。
飛行体10は、回転翼をもつ飛行体であってもよい。
飛行体10は、回転翼をもつドローンであってもよい。
以下で、駐車装置副構造400を詳述する。
【0070】
次に、本発明の第三の実施形態にかかる駐車装置を、図を基に、説明する。
図9、
図10は、本発明の第三の実施形態にかかる駐車装置の概念図である。
本発明の第三の実施形態にかかる駐車装置は、複数のパレット310と駐車装置主構造320とパレット移動装置330と駐車装置副構造400とで構成される。
複数のパレット310と駐車装置主構造320とパレット移動装置330の構成は上述したものと同じなので、説明を省略する。
駐車装置副構造400は、荷物受け/預け窓口420と荷物一時保管場所430と荷物移載機構440とで構成される。
駐車装置副構造400は、出入り構造410と荷物受け/預け窓口420と荷物一時保管場所430と荷物移載機構440と荷物受け渡し空間S3とで構成されてもよい。
【0071】
出入り構造410は、飛行体10を外部と内部空間S0との間で飛行して移動して出入りさせる構造である。
出入り構造410は、飛行体10を外部と内部空間S0との間で飛行して予め設定された経路である第一飛行経路P1に沿って移動して出入りさせる構造であってもよい。
出入り構造410は、外部と内部空間S0とを遮断可能であって、飛行体10を外部と内部空間S0との間で飛行して移動して出入りさせる構造であってもよい。
出入り構造410は、外部と内部空間S0とを遮断可能であって、飛行体10を外部と内部空間S0との間で飛行して予め設定された経路である第一飛行経路P1に沿って移動して出入りさせる構造であってもよい。
例えば、出入り構造410は、駐車装置300の屋根部301に設けられてもよい。
出入り構造410は、二重扉を設けられていてもよい。
出入り構造410は、二重扉を設けられていてもよい。
【0072】
出入り構造410は、侵入口W1で構成される。
出入り構造410は、侵入口W1と第一扉T1とで構成されてもよい。
出入り構造410は、侵入口W1と中間口W2とで構成されてもよい。
出入り構造410は、侵入口W1と中間口W2と第二扉T2とで構成されてもよい。
出入り構造410は、侵入口W1と第一扉T1と中間口W2と第二扉T2と構成されてもよい。
【0073】
侵入口W1と第一扉T1と中間口W2と第二扉T2の構成は、第一の実施形態にかかる建築物副構造のものと同じなので、説明を省略する。
【0074】
荷物受け/預け窓口420は、荷受人が運送された荷物を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物を預けるための窓口である。
例えば、荷物受け/預け窓口420は、荷受人が運送された荷物を受け取るための窓口である。
例えば、荷物受け/預け窓口420は、荷送人が運送される荷物を預けるための窓口である。
【0075】
荷物一時保管場所430は、荷物を一時的に保管する場所である。
荷物一時保管場所430は、飛行体10との間で受け渡された荷物を一時的に保管する
場所である。
荷物一時保管場所430は、パレット310の上に設けられる。
図9に、車両に換えて荷物一時保管場所430がパレット310の上に設けられる様子が示される。
【0076】
荷物受け渡し空間S3は、飛行体10との間で荷物を受け渡すために位置する空間である。
荷物受け渡し空間S3は、出入り構造410を出入りして駐車装置の内部空間S0に入った飛行体が移動して荷物20を荷物一時保管場所430との間で受け渡しできる空間である。
例えば、飛行体10は、荷物受け渡し空間S3に位置し、パレット310の上に設定された荷物一時保管場所430から荷物を受けとる。
例えば、飛行体10は、荷物受け渡し空間S3に位置し、パレット310の上に設定された荷物一時保管場所430に荷物を渡す。
【0077】
荷物移載機構440は、荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で荷物を移載できる機構である。
荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い荷物移載機構440が荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で荷物を移載する。
例えば、荷受人からの荷受要求に従い荷物移載機構240が荷物一時保管場所230から荷物受け/預け窓口420へ荷物を移載する。
例えば、荷送人からの荷送要求に従い荷物移載機構240が荷物受け/預け窓口220から荷物一時保管場所430へ荷物を移載する。
【0078】
荷物移載機構440は、荷物把持機構441と荷物移動機構442とで構成されてもよい。
荷物把持機構441は、荷物一時保管場所430に保管される荷物を把持できる機構である。
荷物把持機構441は、荷物一時保管場所430に位置する荷物を把持できる。
荷物把持機構441は、把持する荷物を保管のため荷物一時保管場所430に置ける。
例えば、荷物把持機構441は、荷物20を把持し、または把持した荷物20をはなすピッキング用真空チャックを設けられる。
【0079】
荷物把持機構241は、リフト331に支持される。
リフト331が移動空間Hで移動するとき、荷物把持機構441が移動空間Hで移動する。
【0080】
荷物移動機構442は、荷物把持機構441に把持される荷物を荷物把持機構441と荷物受け/預け窓口420との間で移動させる機構である。
荷物移動機構442は、荷物把持機構441に把持される荷物を荷物把持機構441から荷物受け/預け窓口420へ移動させてもよい。
荷物移動機構442は、荷物20を荷物受け/預け窓口420から荷物把持機構441へ移動させて荷物把持機構441に把持させてもよい。
【0081】
荷物移動機構442は、荷役機器を持つ。
荷役機器は、荷物を荷物把持機構441から受け取った後で荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物を荷物受け/預け窓口420から移動させた後で荷物把持機構に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる。
【0082】
例えば、荷物移動機構442は、コンベヤ442aとフォークリフト442bとが組み合わされたものである。
例えば、荷物受け/預け窓口420が一階に設けられ、荷物移動機構442が地下に設けられる。
コンベヤ442aが荷物を荷物把持機構441の下と荷物把持機構441と荷物受け/預け窓口420の下との間で移動させる。フォークリフト442bは、荷物をコンベア442aと荷物受け/預け窓口420との間で移動させる。
【0083】
以下に、本発明の第三の実施形態にかかる建築物副構造の作用を説明する。
飛行体10が荷物20を運搬し、荷物受け/預け窓口220が入出庫空間350に設けられると仮定して説明する。
【0084】
(荷物受取工程)
荷受人が荷物を受けとる場合を説明する。
飛行体10が、荷物20を支持して、建築物の外から出入り構造210を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物20をパレットの上に設けられる荷物一時保管場所230に降ろす。
飛行体10が、出入り構造210を通過して建築物の外へ出る。
リフタ331が荷物一時保管場所430の横に位置し、リフタ331に支持される荷物把持機構441が荷物20を把持する。
例えば、リフタ331に支持される荷物把持機構441が荷物20を直接に把持する。
例えば、補機(図示せず)が、荷物一時保管場所430を設定されたパレット310をリフタ331の下方へ押しだし、リフタ331に支持される荷物把持機構441が荷物20を把持する。
リフタ331が、位相空間Hを入出庫空間350に下りる。
【0085】
リフタ331が入出庫空間430に位置するときに、リフタ331に支持される荷物把持機構441が荷物20を離す。
荷物20がコンベア442aに乗ると、コンベア442aが荷物20を荷物受け/預け窓口420の下に移動させる。
フォークリフト442bが、荷物20を荷物受け/預け窓口420に上げる。
荷受人が、荷物20を受け取る。
【0086】
(荷物発送工程)
荷送人が荷物を預ける場合を説明する。
荷送人が荷物20を荷物受け/預け窓口220に置く。
フォークリフト242bが荷物20をコンベヤ242aの位置へ降ろす。
コンベヤ242aが荷物20を荷物把持機構241の下に移動する。
リフタ331に支持される荷物把持機構241が荷物20を把持する。
【0087】
リフタ331が入出庫空間350から位相空間を移動する。
リフタ331に支持される荷物把持機構241が荷物20をパレット310に設けられる荷物一時保管場所430に置く。
例えば、荷物把持機構241が荷物20をパレット310の上に設定される荷物一時保管場所430に直接に置く。
例えば、補機(図示せず)が荷物一時保管場所430を設定されたパレット310をリフタ331の下に押しだし、荷物把持機構241が荷物20をパレット310の上に設定される荷物一時保管場所430に置く。
飛行体10が、建築物の外から出入り構造210を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、荷物一時保管場所230に位置する荷物20を把持する。
飛行体10が、出入り構造210を通過して建築物の外へ出る。
【0088】
次に、本発明の第四の実施形態にかかる駐車装置副構造を、図を基に、説明する。
図11、
図12は、本発明の第四の実施形態にかかる駐車装置副構造を示す。
本発明の第四の実施形態に係る駐車装置副構造400は、荷物受け/預け窓口420と荷物一時保管場所430と荷物移載機構440とで構成される。
本発明の第ニの実施形態にかかる駐車装置副構造400は、出入り構造410と荷物受け/預け窓口420と荷物一時保管場所430と荷物移載機構440と荷物受け渡し空間S4とで構成されてもよい。
【0089】
出入り構造410、荷物受け/預け窓口420の構成は、第三の実施形態にかかる駐車装置副構造のものと同じなので、説明を省略する。
【0090】
荷物一時保管場所430は、荷物を一時的に保管する場所である。
例えば、荷物一時保管場所430は、飛行体10との間で受け渡された荷物を一時的に保管する
【0091】
荷物一時保管場所430は、パレット310に設けられる。
図8は、車両に換えて荷物20がパレット310に設定された荷物一時保管場所430に置かれる様子を示す。
【0092】
荷物受け渡し空間S3は、飛行体10との間で荷物を受け渡すために位置する空間である。
荷物受け渡し空間S3は、出入り構造410を出入りして駐車装置の内部空間S0に入った飛行体が移動して荷物20を荷物一時保管場所430との間で受け渡しできる空間である。
例えば、飛行体10は、荷物受け渡し空間S3に位置し、パレット310に設定された荷物一時保管場所430から荷物を受けとる。
例えば、飛行体10は、荷物受け渡し空間S3に位置し、パレット310に設定された荷物一時保管場所430に荷物を渡す。
【0093】
荷物受け渡し空間S4は、出入り構造410を出入りして建築物の内部空間S0に入った飛行体10が移動して荷物を荷物一時保管場所430との間で受け渡しできる空間であってもよい。
図11に、パレット310に設定された荷物一時保管場所430が移動空間Hに隣り合う箇所に位置し、建築物の内部空間S0に入った飛行体10が荷物受け渡し空間S3に移動して荷物20をパレット310に設定された荷物一時保管場所430との間で受け渡しする様子が示される。
【0094】
荷物移載機構440は、荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で荷物を移載できる機構である。
荷受人からの荷受要求または荷送人からの荷送要求のうちの少なくとも一方の要求に従い荷物移載機構440が荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で荷物を移載する、。
例えば、荷受人からの荷受要求に従い荷物移載機構440が荷物一時保管場所430から荷物受け/預け窓口420へ荷物を移載する。
例えば、荷送人からの荷送要求に従い荷物移載機構440が荷物受け/預け窓口420から荷物一時保管場所430へ荷物を移載する。
【0095】
荷物移載機構440と荷物受け/預け窓口420とが入出庫空間350に位置してもよい。
【0096】
荷物移載機構440は、荷物把持機構441と荷物移動機構442とで構成されてもよい。
荷物把持機構441は、荷物一時保管場所430に保管される荷物を把持できる機構である。
荷物把持機構441は、荷物一時保管場所430に位置する荷物を把持できる。
荷物把持機構441は、把持する荷物を保管のため荷物一時保管場所430に置ける。
例えば、荷物把持機構441は、荷物20を把持し、または把持した荷物20をはなすピッキング用真空チャックを設けられる。
【0097】
荷物移動機構442は、荷物把持機構441に把持される荷物をパレット310に設定される荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で移動させる機構である。
荷物移動機構442は、荷物把持機構441に把持される荷物をパレット310に設定される荷物一時保管場所430から荷物受け/預け窓口420へ移動させてもよい。
荷物移動機構442は、荷物把持機構441に把持される荷物20を荷物受け/預け窓口420から荷物一時保管場所430へ移動させてもよい。
【0098】
荷物移動機構442は、荷役機器を持つ。
荷役機器は、荷物を荷物一時保管場所430で保持した後で荷物受け/預け窓口とへ移動させ、または荷物把持機構に保持した荷物を荷物受け/預け窓口から荷物一時保管場所430へ移動させることの少なくとも一方のことをできる。
【0099】
例えば、荷物移動機構442の荷役機器は、ロボットアーム442cである。
ロボットアーム442cの腕の先に荷物把持機構441が連結される。
例えば、荷物受け/預け窓口420と、荷物移動機構442とが入出庫空間350に設けられる。
ロボットアーム442cは、荷物把持機構441に把持される荷物をパレット310に設定された荷物一時保管場所30と荷物受け/預け窓口320との間で移動させる。
【0100】
以下に、本発明の第四の実施形態にかかる駐車装置副構造の作用を説明する。
荷物受け/預け窓口420が一階に設けられると仮定して説明する。
【0101】
(荷物受取工程)
荷受人が荷物を受けとる場合を説明する。
飛行体10が、荷物20を支持して、建築物の外から出入り構造410を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、パレット310に設けられる荷物一時保管場所430に降ろす。
飛行体10が、出入り構造410を通過して建築物の外へ出る。
リフタ331が、荷物一時保管場所230を設定されたパレット310を支持して、移動空間Hを走行して入出庫空間350に下りる。
【0102】
リフタ331が入出庫空間350に位置するときに、ロボットアーム442cに支持される荷物把持機構441がパレット310に設けられる荷物一時保管場所430に置かれる荷物20を把持する。
ロボットアーム242cが、荷物20を荷物一時保管場所430から物受け/預け窓口420へ移して降ろす。
荷受人が、荷物20を受け取る。
【0103】
(荷物発送工程)
荷送人が発送のために荷物を預ける場合を説明する。
荷送人が荷物20を荷物受け/預け窓口220に置く。
ロボットアーム442cに支持される荷物把持機構441が荷物20を把持する。
ロボットアーム442cが荷物20を物受け/預け窓口420からパレット310に設定された荷物一時保管場所430へ移して降ろす。
【0104】
リフタ331が、荷物一時保管場所430を設定されたパレット310を乗せて移動空間Hを移動し、パレット310を荷物受け渡し空間S4の下に位置する駐車空間に移動させる。
飛行体10が、建築物の外から出入り構造210を通過して内部空間S0に入る。
飛行体10が、荷物受け渡し空間S4に位置し、パレット310に設定される荷物一時保管場所230に位置する荷物20を把持する。
飛行体10が、出入り構造210を通過して建築物の外へ出る。
【0105】
以上説明したように、本発明に係る建築物副構造は、その構成により、以下の効果を有する。
建築物の内部区間に荷物20を荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で荷物20を移載できる荷物移載機構240を設ける様にしたので、建築物の内部空間S0に荷物20を一時保管でき、荷受人が運送された荷物20を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物20を預けることの少なくとも一方ができる。
また、移動空間Hに隣り合う箇所に記荷物一時保管場所230を設け、ケージに支持される荷物把持機構241が移動空間Hの中で移動でき、荷物一時保管場所230に保管される荷物20を把持し、荷物把持機構241と荷物受け/預け窓口220との間で移動させることができる様にしたので、移動空間Hに隣り合う箇所に設けられる荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で荷物の移載をできる。
また、荷物20を荷物把持機構241から受け取った後で荷物受け/預け窓口220とへ移動させ、または荷物20を荷物受け/預け窓口220から移動させた後で荷物把持機構241に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる様にしたので、人力を用いずに荷物一時保管場所230にある荷物20を窓口で受け取り、または窓口で受け取った荷物20を荷物一時保管場所230に預けることの少なくとも一方のことができる。
また、ケージに支持される荷物籠体110に荷物一時保管場所230を設け、荷物一時保管場所230に保管される荷物20を把持して荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で移動する様にしたので、ケージに支持される荷物籠体110に設けられる荷物一時保管場所230と荷物受け/預け窓口220との間で荷物の移載をできる。
また、荷物20を搭載した飛行体を出入り構造を通して出入りさせ、内部空間S0に入り、荷物20を荷物受け渡し空間S3で荷物一時保管場所230との間で受け渡しできる様にしたので、飛行体から受け取った荷物20を保管でき、または保管した荷物20を飛行体に渡すことの少なくとも一方ができる。
【0106】
以上説明したように、本発明に係る駐車装置は、その構成により、以下の効果を有する。
車両を搭載する複数のパレットを移動空間Hの中を移動させ入出庫空間と駐車空間との間で移載出来る駐車装置において、内部区間に荷物20を荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で荷物20を移載できる荷物移載機構440を設ける様にしたので、駐車装置構造の内部空間S0に荷物20を一時保管でき、荷受人が運送された荷物20を受け取るためまたは荷送人が運送される荷物20を預けることの少なくとも一方ができる。
また、パレットの上に記荷物一時保管場所430を設け、リフタに支持される荷物把持機構441が移動空間Hの中で移動でき、荷物一時保管場所430に保管される荷物20を把持し、荷物把持機構441と荷物受け/預け窓口420との間で移動させることができる様にしたので、パレットの上に設けられる荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で荷物の移載をできる。
また、荷物20を荷物把持機構441から受け取った後で荷物受け/預け窓口420とへ移動させ、または荷物20を荷物受け/預け窓口420から移動させた後で荷物把持機構441に受け渡すことの少なくとも一方のことをできる様にしたので、人力を用いずに荷物一時保管場所430にある荷物20を窓口で受け取り、または窓口で受け取った荷物20を荷物一時保管場所430に預けることの少なくとも一方のことができる。
また、パレットの上に記荷物一時保管場所430を設け、荷物一時保管場所430に保管される荷物20を把持して荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で移動する様にしたので、パレットの上に設けられる荷物一時保管場所430と荷物受け/預け窓口420との間で荷物の移載をできる。
また、荷物20を搭載した飛行体を出入り構造を通して出入りさせ、内部空間S0に入り、荷物20を荷物受け渡し空間S3で荷物一時保管場所230との間で受け渡しできる様にしたので、飛行体から受け取った荷物20を保管でき、または保管した荷物20を飛行体に渡すことの少なくとも一方ができる。
【0107】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
【符号の説明】
【0108】
P 飛行経路
P1 第一飛行経路
W1 侵入口
T1 第一扉
W2 中間口
T2 第二扉
S0 内部空間
S1 待機空間
S2 中間空間
S3 荷物受け渡し空間
H 移動空間
Z 駐車空間
10 飛行体
20 荷物
100 建築物
101 屋根部
102 壁部
110 荷物籠体
120 主構造
130 ケージ移動機構
131 ケージ
132 駆動機構
133 ケーブル
200 建築物副構造
210 出入り構造
220 荷物受け/預け窓口
230 荷物一時保管場所
240 荷物移載機構
241 荷物把持機構
242 荷物移動機構
242a コンベア
242b フォークリフト
242c ロボットアーム
300 駐車装置
310 パレット
320 駐車装置主構造
321 天井部
322 壁部
330 パレット移動機構
331 リフタ
332 駆動機構
333 ケーブル
340 入出庫口
350 入出庫空間
400 駐車装置副構造
410 出入り構造
420 荷物受け/預け窓口
430 荷物一時保管場所
440 荷物移載機構
441 荷物把持機構
442 荷物移動機構
442a コンベア
442b フォークリフト
442c ロボットアーム
【先行技術文献】
【特許文献】
【0109】
【文献】特開2019-59402号
【文献】特表2017-521781号
【文献】特表2017-517466号