(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-24
(45)【発行日】2024-06-03
(54)【発明の名称】駅務システム、サーバ、およびアクセス制御方法
(51)【国際特許分類】
G07B 15/00 20110101AFI20240527BHJP
G06F 21/62 20130101ALI20240527BHJP
【FI】
G07B15/00 W
G06F21/62
(21)【出願番号】P 2021044664
(22)【出願日】2021-03-18
【審査請求日】2023-09-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(73)【特許権者】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】山口 尭登
【審査官】山本 裕太
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-269605(JP,A)
【文献】特開2003-244153(JP,A)
【文献】特開2001-178026(JP,A)
【文献】特開平8-334832(JP,A)
【文献】特開2016-208489(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07B 15/00
G06F 21/62
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと、
第1改札機と、
前記サーバ経由で前記第1改札機を操作する第1操作卓と、
第2改札機と、
前記サーバ経由で前記第2改札機を操作する第2操作卓とを具備し、
前記サーバは、
前記第1操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した時点から既定の長さの制御期間内に前記第2操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した場合に、前記第1操作卓からの操作要求を優先し、前記第2操作卓からの操作要求をブロックするアクセス制御部を備える、駅務システム。
【請求項2】
前記アクセス制御部は、前記第1改札機が前記第1操作卓により操作中であることを、前記制御期間において前記第2操作卓に通知する、請求項1に記載の駅務システム。
【請求項3】
前記アクセス制御部は、前記制御期間に続く通知期間内に前記第2操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した場合に、前記第1操作卓からの操作が完了した直後であることを前記第2操作卓に通知する、請求項1に記載の駅務システム。
【請求項4】
サーバと、第1改札機と、前記サーバ経由で前記第1改札機を操作する第1操作卓と、第2改札機と、前記サーバ経由で前記第2改札機を操作する第2操作卓とを具備する駅務システムに適用される前記サーバであって、
前記第1操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した時点から既定の長さの制御期間内に前記第2操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した場合に、前記第1操作卓からの操作要求を優先し、前記第2操作卓からの操作要求をブロックするアクセス制御部を備える、サーバ。
【請求項5】
前記アクセス制御部は、前記第1改札機が前記第1操作卓により操作中であることを、前記制御期間において前記第2操作卓に通知する、請求項4に記載のサーバ。
【請求項6】
前記アクセス制御部は、前記制御期間に続く通知期間内に前記第2操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した場合に、前記第1操作卓からの操作が完了した直後であることを前記第2操作卓に通知する、請求項4に記載のサーバ。
【請求項7】
サーバと、第1改札機と、前記サーバ経由で前記第1改札機を操作する第1操作卓と、第2改札機と、前記サーバ経由で前記第2改札機を操作する第2操作卓とを具備する駅務システムに適用されるアクセス制御方法であって、
前記第1操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した時点から既定の長さの制御期間内に前記第2操作卓から前記第1改札機への操作要求が到来した場合に、前記サーバが、前記第1操作卓からの操作要求を優先し、前記第2操作卓からの操作要求をブロックすることを含む、アクセス制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、駅務システム、サーバ、およびアクセス制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
大きな駅は、複数の改札口を有していることが多い。それぞれの改札口には、自動改札機と、この自動改札機を設定/制御するための操作卓が設けられる。操作卓は、駅係員が執務するコーナごとに設けられ、通信回線を介して自動改札機を遠隔操作できるようになっている。近年では、自コーナの自動改札機を自コーナの操作卓から操作するだけでなく、他コーナの自動改札機をも操作できるようにした駅務システムが提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【文献】「多機能化と操作性を両立させた新型窓口処理機」 東芝レビュー Vol.69 No.1 (2014)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
「自コーナの自動改札機への操作は自コーナからのみ」の制限を撤廃すると、同じ自動改札機に対して、短時間のうちに複数のコーナからの操作が及ぶことがある。仮に、自コーナからの操作の直後に他コーナからの操作がなされると、自コーナは自らの操作が上書きされてしまったことを知り得ない。また、他コーナも、既に相手先コーナ(自コーナ)で操作がなされていたにも拘わらず、自らがその操作を上書きしてしまったことを知り得ない。このように、運用面での不都合が生じることがあり、対処が望まれる。
【0005】
そこで、目的は、自動改札機を遠隔操作する際の不都合を解消した駅務システム、サーバ、およびアクセス制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る駅務システムは、サーバと、第1改札機と、第1操作卓と、第2改札機と、第2操作卓とを具備する。第1操作卓は、サーバ経由で第1改札機を操作する。第2操作卓は、サーバ経由で第2改札機を操作する。サーバは、アクセス制御部を備える。アクセス制御部は、第1操作卓から第1改札機への操作要求が到来した時点から既定の長さの制御期間内に第2操作卓から第1改札機への操作要求が到来した場合に、第1操作卓からの操作要求を優先し、第2操作卓からの操作要求をブロックする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1は、実施形態に係わる駅務システムの一例を示すシステム図である。
【
図2】
図2は、操作卓2,4の一例を示す機能ブロック図である。
【
図3】
図3は、操作パネルの一例を示す外観図である。
【
図4】
図4は、サーバ1の一例を示す機能ブロック図である。
【
図5】
図5は、実施形態におけるサーバ1、操作卓2,4、および改札機3の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
【
図6】
図6は、実施形態におけるサーバ1、操作卓2,4、および改札機3の処理手順の他の例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照して実施形態について説明する。以下の説明では、複数のコーナ(コーナA,コーナBとする)を有する駅に設置され、操作卓が、自コーナの改札機だけでなく、切替えにより他コーナの改札機を操作することも可能なシステムを想定する。ここで、自コーナとは、操作卓と、操作対象の改札機とが同じコーナにあることであり、他コーナとは、操作卓と、操作対象の改札機とが異なるコーナにあることである。
【0009】
図1は、実施形態に係わる駅務システムの一例を示すシステム図である。このシステムは、コーナAに設置される改札機3と、コーナAにおいて改札機3を操作する操作卓2を備える。またこのシステムは、コーナBに設置される改札機5と、コーナBにおいて改札機5を操作する操作卓4を備える。これらは、構内LAN(Local Area Network)6を介して、サーバ1に通信可能に接続される。
【0010】
サーバ1は、操作卓2,4から受信した設定を相手先の改札機3,5に送信し、応答を含む改札機3,5からのデータを受信する。サーバ1は、改札機3,5から受信した集計データや、改札機3,5の設定内容などを記憶し、改札機3,5からの設定(通知)を受信するたびに設定内容を更新する。すなわち、サーバ1は、全ての改札機3,5の設定データ、集計データを管理する。
【0011】
図2は、操作卓2,4の一例を示す機能ブロック図である。操作卓2,4は、CPU(Central Processing Unit)21、記憶装置22、表示装置23、入力装置24、通信装置25を備える。これらは内部バス26を介して互いに接続される。
【0012】
CPU21は、記憶装置22に記憶されたプログラムに従って、改札機3,5に対する各種設定、乗車券やICカードへのデータ書き込み/読み取り、チャージなどの処理を行う。記憶装置22は、設定処理やチャージ処理等に関するプログラムを記憶する。
【0013】
表示装置23は、例えばタッチパネル式のディスプレイであり、券売機のモニタ画像を表示したり、改札機3,5への設定操作に係わる各種のメッセージを表示したりする。入力装置24は、表示装置23と一体の操作パネルを構成し、駅係員による各種操作を受け付ける。通信装置25は、構内LAN6に接続されて改札機3、サーバ1、および改札機5との通信を仲介する。
【0014】
図3は、操作パネルの一例を示す外観図である。操作パネルは、テンキーを含む入力装置24と、表示装置23とを備える。表示装置23は、モニタカメラにより撮影されたモニタ画像や、サーバ1および改札機3,5との通信に係わる各種のメッセージなどを表示する。例えば、他コーナの改札機への設定をサーバ1に要求したときに、その改札機と同じコーナにある操作卓が既に設定操作中であるときには、例えば[設定中]というようなメッセージが表示される。
【0015】
図4は、サーバ1の一例を示す機能ブロック図である。サーバ1は、メモリおよびプロセッサを備えるコンピュータである。
図4において、サーバ1は、プロセッサ11、記憶部12、表示部13、ROM14、RAM15、光学メディアドライブ16、および通信部18を備える。
【0016】
ROM14は、不揮発性のメモリであり、プログラムメモリとして機能する。ROM14は、プロセッサ11が実行するプログラムや制御データなどを記憶する。RAM15は、プログラムがロードされたり、プロセッサ11が処理中のデータを保持したりする。またRAM15は、一時的にデータを保持するワーキングメモリ、あるいはバッファメモリ等としても機能する。
【0017】
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性メモリである。記憶部12は、プロセッサ11により実行されるプログラム12aを記憶する。表示部13は、例えば液晶ディスプレイであり、例えばGUI(Graphical User Interface)によるユーザインタフェースを提供する。プログラム12aは、例えばCD-ROM17に記録されて頒布されることができる。CD-ROM17を光学メディアドライブ16で読み取ることで、プログラム12aを記憶部12にインストールすることができる。
【0018】
プロセッサ11は、例えば、CPU、あるいはMPU(Micro Processing Unit)などの演算デバイスである。プロセッサ11は、プログラム12aや各種データをRAM15に読み込み、実行して、実施形態に係わる処理機能を実現する。通信部18は、構内LANに接続され、サーバ1と操作卓2,4、改札機3,5との通信を仲介する。
【0019】
ところで、プロセッサ11は、実施形態に係わる処理機能としてアクセス制御部11aを備える。アクセス制御部11aは、プログラム12aに記述された命令をプロセッサ11が実行することで実現される、処理機能である。
【0020】
アクセス制御部11aは、同じコーナ内での設定操作を優先すべく、操作卓2,4からの改札機3,5へのアクセスをネゴシエートする。すなわちアクセス制御部11aは、コーナAの操作卓2から改札機3への操作要求が到来すると、その時点から既定の長さの制御期間を設け、この制御期間内に、コーナBの操作卓4から改札機3への操作要求が到来した場合に、操作卓2からの操作要求を優先する。そして、操作卓4からの操作要求をブロックするとともに、改札機3が操作卓2により操作中であることを、制御期間において操作卓4に通知する。
また、アクセス制御部11aは、上記、制御期間に続く通知期間内に、操作卓4から改札機3への操作要求が到来した場合には、操作卓2からの操作が完了した直後であることを操作卓4に通知する。
【0021】
同様に、アクセス制御部11aは、コーナBの操作卓4から改札機5への操作要求が到来すると制御期間を設け、この制御期間内にコーナAの操作卓2から改札機5への操作要求が到来した場合に、操作卓4からの操作要求を優先する。そして、操作卓2からの操作要求をブロックするとともに、改札機5が操作卓4により操作中であることを、制御期間において操作卓2に通知する。
【0022】
また、アクセス制御部11aは、制御期間に続く通知期間内に、操作卓2から改札機5への操作要求が到来した場合には、操作卓4からの操作が完了した直後であることを操作卓2に通知する。
【0023】
次に、上記構成における作用を説明する。
図5は、実施形態におけるサーバ1、操作卓2,4、および改札機3の処理手順の一例を示すシーケンス図である。以下のシーケンスでは、次の3つのコマンドを例に採り説明する。
【0024】
<設定(要求)>:改札機の設定の変更を要求するコマンドである。
<設定(通知)>:改札機設定が変更されたことを通知するコマンドである。
<設定(制御待機通知)>:<設定(要求)>の結果、他のコーナが設定中(または設定直後)であることと、他のコーナがどの設定項目を設定したかを通知するコマンドである。
【0025】
[設定衝突]
図5に示されるシーケンスは、自コーナが先に設定を要求した直後に他コーナからの設定が発生した、設定衝突の例を示す。
図5において、コーナAの操作卓2は、自コーナの改札機3に対する<設定(要求)>を、サーバ1に送信する(ステップS1)。これを受けたサーバ1は、予め定められた長さ(例えば5~10分程度)の制御期間を開始するとともに(ステップS2)、コーナAの改札機3に、<設定(要求)>を送信する(ステップS3)。
【0026】
その直後に、制御期間内において、コーナBの操作卓4からコーナAの改札機3に対する<設定(要求)>がサーバ1に送信されたとする(ステップS4)。そうするとサーバ1は、コーナBからの<設定(要求)>を受信してもこれを破棄し、操作卓4からの設定操作をブロックする。そして、サーバ1は、ただちに<設定(制御待機通知)>を返信し(ステップS5)、コーナAが設定中であることを操作卓4に通知する。その結果、
図3に示されるように、操作卓4の表示装置23に[設定中]メッセージが表示される。
【0027】
一方、改札機3は、要求に応じて設定を更新し(ステップS6)、更新した<設定(通知)>をサーバ1に送信する(ステップS7)。これを受けてサーバ1はコーナAの操作卓2に<設定(通知)>を送信する(ステップS8)。
【0028】
やがて時間が経過し、制御期間が終了すると(ステップS9)、サーバ1はサーバはコーナBの操作卓4に<設定(制御待機通知)>を送信し、コーナAが設定を変更したことを通知する(ステップS10)。この通知を受けた操作卓4は、コーナAの改札機3への<設定(要求)>を再びサーバ1に送信する(ステップS11)。これに応じてサーバ1は、コーナAの改札機3に<設定(要求)>を送信する(ステップS12)。
【0029】
改札機3は、この要求に応じて設定を更新し(ステップS13)、更新した<設定(通知)>をサーバ1に送信する(ステップS14)。これを受けてサーバ1は、コーナBの操作卓4に<設定(通知)>を送信する(ステップS15)。
【0030】
[連続設定]
図6は、実施形態におけるサーバ1、操作卓2,4、および改札機3の処理手順の他の例を示すシーケンス図である。
図6に示されるシーケンスは、自コーナでの設定が完了した直後に他コーナからの設定が発生した、連続設定の例を示す。なお
図6のステップS1~ステップS9までは
図5と同様である。
【0031】
図6において、コーナAの操作卓2が改札機3への<設定(要求)>を送信したのち、改札機3への設定が更新され、制御期間が終了したとする(ステップS9)。そうすると、サーバ1は、制御期間に続くある一定の期間(例えば5~10分程度)の通知期間を開始する(ステップS21)。この通知期間内に、コーナBの操作卓4がサーバ1に<設定(要求)>を送信したとする(ステップS22)。そうするとサーバ1は、操作卓4に対して<設定(制御待機通知)>を送信し(ステップS23)、これに応じて、操作卓4の表示装置23に[設定直後]などのメッセージが表示される。
【0032】
その後、操作卓4が、コーナAの改札機3への<設定(要求)>を再びサーバ1に送信すると(ステップS24)、通知期間が終了(ステップS25)してから、サーバ1は、コーナAの改札機3に<設定(要求)>を送信する(ステップS26)。
【0033】
改札機3は、この要求に応じて設定を更新し(ステップS27)、更新した<設定(通知)>をサーバ1に送信する(ステップS28)。これを受けてサーバ1は、コーナBの操作卓4に<設定(通知)>を送信する(ステップS29)。
【0034】
以上述べたように、実施形態によれば、自コーナと他コーナの各操作卓から、ほぼ同時に自コーナの改札機への設定変更操作がなされた場合に、アクセス制御部11aにより、自コーナの操作が優先され、他コーナからの操作は設定完了までブロックされる。これにより、設定操作が衝突して、いわば後勝ちになってしまうことを防止できる。また、自コーナにおいて設定操作が実行中であることが他コーナの操作卓に表示される。これにより他コーナの駅係員は、自コーナの設定の終了を待って、自らの操作を開始することができる。
【0035】
すなわち、実施形態によれば、複数コーナから改札機を制御できる駅務システムにおいて、複数コーナから同じ改札機への要求が同時に発生した場合、自コーナの要求を優先したうえで、自コーナが設定した直後であることを他コーナに通知することができる。従って、実施形態によれば、自動改札機を遠隔操作する際の不都合を解消した駅務システム、サーバ、およびアクセス制御方法を提供することが可能になる。
【0036】
なお、この発明は上記実施の形態に限定されない。例えば、駅における改札機の数、操作卓の数、あるいはコーナの数は上記実施形態に示した数に限られるものではない。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウェアを用いて構成するに留まらず、ソフトウェアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウェア、ハードウェアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
【0037】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0038】
1…サーバ、2…操作卓、3…改札機、4…操作卓、5…改札機、6…構内LAN、11…プロセッサ、11a…アクセス制御部、12…記憶部、12a…プログラム、13…表示部、14…ROM、15…RAM、16…光学メディアドライブ、18…通信部、21…CPU、22…記憶装置、23…表示装置、24…入力装置、25…通信装置、26…内部バス。