(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-27
(45)【発行日】2024-06-04
(54)【発明の名称】アプリケーションにおける注目イベントの表示方法及び電子機器
(51)【国際特許分類】
H04M 1/72469 20210101AFI20240528BHJP
G06F 3/04886 20220101ALI20240528BHJP
G06F 3/0485 20220101ALI20240528BHJP
H04M 1/00 20060101ALI20240528BHJP
【FI】
H04M1/72469
G06F3/04886
G06F3/0485
H04M1/00 R
(21)【出願番号】P 2023558196
(86)(22)【出願日】2022-03-14
(86)【国際出願番号】 CN2022080541
(87)【国際公開番号】W WO2022199406
(87)【国際公開日】2022-09-29
【審査請求日】2023-11-17
(31)【優先権主張番号】202110309047.6
(32)【優先日】2021-03-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ファン,モンイン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ゼァユー
【審査官】吉村 伊佐雄
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第112256169(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0150465(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2012/0150698(US,A1)
【文献】特開2011-108147(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0249384(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F3/01
3/048-3/04895
G06Q10/00-10/10
30/00-30/08
50/00-50/20
50/26-99/00
G16Z99/00
H04M1/00
1/24-1/82
99/00
H04N7/10
7/14-7/173
7/20-7/56
21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器が実行するアプリケーションにおける注目イベントの表示方法であって、
アプリケーションにおける第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツを再生するステップと、
前記マルチメディアコンテンツに対するスワイプ操作を受け付けるステップと、
前記スワイプ操作に応じて、第1のページに切り替えるとともに、前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを前記第1のページの第1の領域に表示
し、かつ、前記第1の注目イベントのコメントコンテンツを前記第1のページの第2の領域にスクロールで表示するステップで
あり、
前記第1のページは、前記アプリケーションの1つのページであり、
前記第1の領域が
、前記第2の領域とは異なるステップであって、
前記1つの観点コンテンツは、前記アプリケーションに関連付けられた他のアプリケーションにおけるコンテンツから由来し、
前記コメントコンテンツは、前記第1の注目イベントの関連するマルチメディアコンテンツにおけるコメントコンテンツから由来する
、
ステップと、
を含む
、ことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記方法は、さらに、
前記第1の領域上でのスワイプ操作を受け付けた後、または、予め設定された時間が経過した後
で、前記第1の領域において、前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツの表示から、前記第1の注目イベントの別の観点コンテンツの表示に切り替えるステップ、を含む、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを表示するステップは、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツをカード形式で表示するステップ
、を含む、
ことを特徴とする
、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、さらに、
第1の数値と第2の数値を前記第1の領域に表示するステップで
あり、
前記第1の数値は、前記第1の領域に表示可能な前記第1の注目イベントの全ての観点コンテンツの総数を表すために使用され、
前記第2の数値は、前記第1の領域に表示中の前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツの、前記第1の数値に対応する全ての観点コンテンツにおける位置を表すために使用される
、
ステップ
、を含む、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、さらに、
前記第1の領域上でのトリガー操作を受け付けた後、前記アプリケーションの第2のページを表示するステップで
あり、
前記第2のページは、前記第1の領域に表示可能な前記第1の注目イベントの全ての観点コンテンツを完全に表示するために使用される
、
ステップ、を含む、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記注目イベントの観点コンテンツを
、文字及び/
又は画像の形で表示する、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを表示するステップは、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字を表示するステップ、または、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字を表示するステップ、または、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の画像を表示するステップ、または、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての画像を表示するステップ、または、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び一部の画像を表示するステップ、または、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び全ての画像を表示するステップ、または、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び一部の画像を表示するステップ、または、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び全ての画像を表示するステップ、
を含む
、
ことを特徴とする
、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、さらに、
前記第2の領域上でのトリガー操作を受け付けた後
で、前記アプリケーションの第3のページを表示するステップで
あり、
前記第3のページは、前記第2の領域に表示可能な前記第1の注目イベントの全てのコメントコンテンツを完全に表示するために使用される
、
ステップ、を含む
、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、さらに、 前記第2の領域上での入力操作を受け付けた後
で、前記第1の注目イベントに対するユーザのコメントコンテンツを前記第2の領域に入力して表示するステップ、
を含む、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の注目イベントのコメントコンテンツを前記第2の領域にスクロールで表示するステップは、
さらに、
前記第1の注目イベントのコメントタイトルを前記第2の領域の最上部に表示するとともに、最上部を除く前記第2の領域の残りの位置から前記第1の注目イベントの複数のコメントコンテンツをスクロールで表示するステップ
、を含む、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の注目イベントのコメントコンテンツの件数が予め設定された閾値を超えた後
で、さらに、
前記第1の注目イベントのコメントタイトルを前記第2の領域の最上部に表示せず、
前記第2の領域の最上部から前記第1の注目イベントの複数のコメントコンテンツをスクロールで表示する
、
ステップ、を含む、
ことを特徴とする
、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを前記第1の領域に表示する場合に、前記第1の注目イベントのコメントコンテンツを前記第2の領域にスクロールで表示するステップは、
前記第1の注目イベントの1つの観点コンテンツに関連する前記第1の注目イベントのコメントコンテンツを前記第2の領域にスクロールで表示するステップ
、を含む、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、さらに、
前記第1
のページに対するスワイプ操作を受け付けた後
で、前記第1の注目イベントの他のマルチメディアコンテンツを再生するか、または、第2の注目イベントのマルチメディアコンテンツを再生するステップ、を含む、
ことを特徴とする
、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
1つ以上のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されている1つ以上のコンピュータプログラムとを含む
、電子機器であって、
前記1つ以上のプロセッサが
、前記1つ以上のコンピュータプログラムを実行すると
、前記電子機器に
、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法を
実施させる、
ことを特徴とする
、電子機器。
【請求項15】
コンピュータ命令を含むコンピュータ記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令が電子機器上で実行されると
、前記電子機器に
、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法を
実施させる、
ことを特徴とする
、コンピュータ記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はインターネット技術分野に関し、特には、アプリケーションにおける注目イベントの表示方法及び電子機器に関する。
【0002】
本出願は、2021年03月23日に中国国家知識産権局へ提出された、出願番号が202110309047.6であり、名称が「アプリケーションにおける注目イベントの表示方法及び電子機器」である、中国特許出願について優先権の利益を主張するものであり、その内容全体が、援用により本明細書に組み込まれている。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の継続的な発展に伴い、アプリケーション(application,APP)は、社会の中で広く注目されたり、激しい議論を引き起こしたり、または、大きな反響を引き起こしたりするような、注目イベントを選んで表示することが多い。
【0004】
しかし、アプリケーションに注目イベントを表示する過程において、ユーザが、注目イベントを詳細に理解でき、注目イベントにおいて深くインタラクションすることができるようにすることは、今すぐ解決しなければならない問題である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の技術的課題を解決するか、または、少なくとも部分的に上記の技術的課題を解決するために、本開示は、アプリケーションにおける注目イベントの表示方法及び電子機器を提供する。
【0006】
第1の局面において、本開示は、
アプリケーションにおける第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツを再生するステップと、
マルチメディアコンテンツに対するスワイプ操作を受け付けるステップと、
スワイプ操作に応じて、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを第1のページの第1の領域に表示するとともに、第1の注目イベントのコメントコンテンツを第1のページの第2の領域にスクロールで表示するステップであって、第1のページはアプリケーションの1つのページであり、第1の領域が前記第2の領域とは異なるステップと、を含む、アプリケーションにおける注目イベントの表示方法を提供する。
【0007】
第1の局面に係る方法によれば、アプリケーションの1つのホットコメントインタフローページ(inner-flow page)において、一部の領域は、注目イベントの下で集約された素晴らしい観点を表示するために使用することができ、他の一部の領域は、注目イベントのホットコメントを表示するために使用することができることによって、ユーザは、コメント弾幕を見ながら、現在の注目イベントに関する議論を深める観点を詳細に知ることができる。これにより、従来の注目イベントの議論シーンにおけるコンテンツの表示が簡単であり、消費価値が限られているという問題が解決され、ホットコメントインタフローページにおける議論コンテンツを豊富にし、ホットコメントインタフローページの消費価値を高めた。また、消費価値が高められた後、ユーザが注目イベントをぶらぶらして、素晴らしい観点を見て、人気のある議論に参加するという注目消費経路が徐々に確立される。
【0008】
一つの可能な設計では、この方法は、第1の領域上でのスワイプ操作を受け付けた後、または、予め設定された時間が経過した後、第1の領域において、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツの表示から、第1の注目イベントの別の観点コンテンツの表示に切り替えるステップをさらに含む。
【0009】
一つの可能な設計では、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを表示するステップは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツをカード形式で表示するステップを含む。
【0010】
一つの可能な設計では、この方法は、第1の数値と第2の数値を第1の領域に表示するステップであって、第1の数値は、第1の領域に表示可能な第1の注目イベントの全ての観点コンテンツの総数を表すために使用され、第2の数値は、第1の領域に表示中の第1の注目イベントの1つの観点コンテンツの、第1の数値に対応する全ての観点コンテンツにおける位置を表すために使用されるステップをさらに含む。
【0011】
一つの可能な設計では、注目イベントの観点コンテンツは、アプリケーションに関連付けられた他のアプリケーションから由来する。
【0012】
一つの可能な設計では、この方法は、第1の領域上でのトリガー操作を受け付けた後、アプリケーションの第2のページを表示するステップであって、第2のページは、第1の領域に表示可能な第1の注目イベントの全ての観点コンテンツを完全に表示するために使用されるステップをさらに含む。
【0013】
一つの可能な設計では、この方法は、第2のページに対するトリガー操作を受け付けた後、他のアプリケーションの1つのページを表示するステップをさらに含む。
【0014】
一つの可能な設計では、注目イベントの観点コンテンツを文字及び/又は画像の形で表示する。
【0015】
一つの可能な設計では、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを表示するステップは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び一部の画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び全ての画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び一部の画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び全ての画像を表示するステップを含む。
【0016】
一つの可能な設計では、この方法は、第2の領域上でのトリガー操作を受け付けた後、アプリケーションの第3のページを表示するステップであって、第3のページは、第2の領域に表示可能な第1の注目イベントの全てのコメントコンテンツを完全に表示するために使用されるステップをさらに含む。
【0017】
一つの可能な設計では、この方法は、第2の領域上での入力操作を受け付けた後、第1の注目イベントに対するユーザのコメントコンテンツを第2の領域に入力して表示するステップをさらに含む。
【0018】
一つの可能な設計では、第1の注目イベントのコメントコンテンツを第2の領域にスクロールで表示するステップは、第1の注目イベントのコメントタイトルを第2の領域の最上部に表示するとともに、最上部を除く第2の領域の残りの位置から第1の注目イベントの複数のコメントコンテンツをスクロールで表示し始めるステップをさらに含む。
【0019】
一つの可能な設計では、第1の注目イベントのコメントコンテンツの件数が予め設定された閾値を超えた後、この方法は、第1の注目イベントのコメントタイトルを第2の領域の最上部に表示せず、第2の領域の最上部から第1の注目イベントの複数のコメントコンテンツをスクロールで表示するステップをさらに含む。
【0020】
一つの可能な設計では、第1の注目イベントのコメントコンテンツを第1のページの第2の領域にスクロールで表示するステップは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを第1の領域に表示する場合に、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツに関連する第1の注目イベントのコメントコンテンツを第1のページの第2の領域にスクロールで表示するステップを含む。
【0021】
一つの可能な設計では、注目イベントの観点コンテンツは、注目イベントのマルチメディアコンテンツのコメントコンテンツから由来する。
【0022】
一つの可能な設計では、この方法は、第1ページに対するスワイプ操作を受け付けた後、第1の注目イベントの他のマルチメディアコンテンツを再生するか、または、第2の注目イベントのマルチメディアコンテンツを再生するステップをさらに含む。
【0023】
第2の局面において、本開示は、
メモリ及びプロセッサを含む電子機器であって、メモリはプログラム命令を記憶するために使用され、プロセッサはメモリ内のプログラム命令を呼び出して、電子機器に第1の局面及び第1の局面のいずれか一の可能な設計に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を実行させるために使用される、
電子機器を提供する。
【0024】
第3の局面において、本開示は、
コンピュータ命令を含むコンピュータ記憶媒体であって、コンピュータ命令が電子機器上で実行されるとき、電子機器に第1の局面及び第1の局面のいずれか一の可能な設計に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を実行させる、
コンピュータ記憶媒体を提供する。
【0025】
第4の局面において、本開示は、
コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータに第1の局面及び第1の局面のいずれか一の可能な設計に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を実行させる、
コンピュータプログラム製品を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施形態を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0027】
本開示の実施形態または従来技術に係る技術案をより明確に説明するために、以下で、実施形態または従来技術を説明するために使用される必要がある図面を簡単に説明する。明らかに、当業者であれば、進歩性に値する労働を付することなく、これらの図面に基づいて、他の図面を取得することもできる。
【
図1A】
図1Aは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図1B】
図1Bは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図1C】
図1Cは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図1D】
図1Dは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図1E】
図1Eは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図1F】
図1Fは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図1G】
図1Gは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図1H】
図1Hは、本開示の実施形態によるマン-マシンインタラクション画面の模式図である。
【
図2】
図2は、本開示の実施形態によるアプリケーションにおける注目イベントの表示方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本開示の上記の目的、特徴及び利点をより明確に理解するために、以下で、本開示の技術案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施形態における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0029】
本開示を十分に理解しやすくするために、以下の説明においては、多くの詳細コンテンツが記載されているが、本開示は、本明細書に記載されているものとは異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、本明細書における実施形態は、本開示の一部の実施形態に過ぎず、全ての実施形態ではない。
【0030】
例示的には、本開示は、アプリケーションにおける注目イベントの表示方法、装置、機器、コンピュータ記憶媒体、及びコンピュータプログラム製品を提供する。アプリケーションにおいてホットコメントインタフローページを設置し、このホットコメントインタフローページの一部の領域を利用して、注目イベントの下で集約された素晴らしい観点を表示する一方で、このホットコメントインタフローページの他の一部の領域を利用して、注目イベントの上位コメントを表示することによって、現在の注目イベントの観点コンテンツとコメントコンテンツとの融合を実現することができ、これにより、ユーザは、コメント弾幕を見ながら、現在の注目イベントに関する議論を深める観点を詳細に知ることができる。本明細書では、「アプリケーションプログラム(または単にアプリケーション)」という用語は、コンピュータ自体の動作に関連するタスク以外の特定のタスクを実行するように設計されたコンピュータプログラムであり、当該アプリケーションは、電子機器にインストールされて電子機器上で実行されることができる。「ページ」という用語は、アプリケーション内で構成された、コンテンツの表示及び/又は機能の実現のためのソフトウェアドキュメントの一形態を意味する。ここで説明する電子機器が表示などの動作を実行することは、アプリケーションまたはアプリケーション内のページを介して動作を実行することを含むことができる。
【0031】
ここで、本開示に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法は、電子機器によって実行される。電子機器は、タブレット、携帯電話(折りたたみ画面携帯電話、大画面携帯電話、など)、ウェアラブル機器、車載機器、拡張現実(augmented reality,AR)/仮想現実(virtual reality,VR)機器、ノートパソコン、スーパーモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)、スマートテレビ、スマートスクリーン、ハイビジョンテレビ、4Kテレビ、スマートスピーカー、スマートプロジェクタなどのモノのインターネット(the internet of things、IOT)機器であってもよく、本開示は、電子機器の具体的な種類を限定しない。
【0032】
なお、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムの種類を限定していない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、iOSシステム、などであってもよい。
【0033】
前述の説明に基づいて、本開示の実施形態では、電子機器を例に挙げ、図面及び適用シナリオを参照しながら、本開示によるアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を詳しく説明する。
【0034】
図1A~
図1Hを参照しながら、本開示によるアプリケーションにおける注目イベントの表示方法の具体的な実現過程を説明する。
【0035】
説明の便宜上、
図1A~
図1Hでは、電子機器を携帯電話とし、携帯電話にはショートビデオソーシャルAPP1(アプリ1と略称する)がインストールされており、アプリ1において、注目イベント1の関連コンテンツ、例えば、マルチメディアコンテンツ1、ホットコメントインタフローページ、及びマルチメディアコンテンツ2を再生することができ、アプリ1において、さらに、注目イベント2の関連マルチメディアコンテンツ、例えば、マルチメディアコンテンツ3、を再生することができることを例に挙げて説明する。ここで、注目イベント1は、注目イベント2とは異なるものである。
【0036】
【0037】
アプリ1は、
図1Aに例示的に示されるユーザインターフェース11を携帯電話に表示することができる。ユーザインターフェース11は、アプリ1の1つのページを表示するために使用され、アプリ1は、アプリ1の1つのページ上で特定の機能セット、例えば、マルチメディアコンテンツ
(ショートビデオなど)の再生などを実行することができる。
【0038】
1.スワイプして注目イベント1のマルチメディアコンテンツ1に入る。
【0039】
アプリ1は、
図1Aに示されるユーザインターフェース11において、ユーザによって実行されたスワイプ操作などを受け付けた後、
図1Bに例示的に示されるユーザインターフェース12を携帯電話に表示することができ、ユーザインターフェース12は、アプリ1における注目イベント1のマルチメディアコンテンツ1を表示するために使用される。
【0040】
2.スワイプして注目イベント1のホットコメントインタフローページに切り替える。
【0041】
アプリ1は、
図1Bに示されるユーザインターフェース12において、ユーザによって実行されたスワイプ操作などを受け付けた後、
図1Cに例示的に示されるユーザインターフェース13を携帯電話に表示することができ、ユーザインターフェース13は、アプリ1における注目イベント1のホットコメントインタフローページを表示するために使用される。
【0042】
ここで、ユーザインターフェース13は、領域101及び領域102を含むことができる。本開示は、領域101及び領域102の位置、面積、形状、背景色などのパラメータを限定しない。例えば、領域101は、ユーザインターフェース13の最上部に位置し、領域102は、領域101の下部に位置する。
【0043】
領域101は、注目イベント1の関連観点コンテンツを表示するために使用される。ここで、注目イベント1の関連観点コンテンツ(観点コンテンツ1及び観点コンテンツ2、など)は、アプリ1に関連付けられた他のアプリケーション(アプリ1のアプレットまたはWebページ、など)におけるコンテンツ、例えば、コメントの件数が予め設定された閾値以上の議論コンテンツから由来する。
【0044】
ここで、予め設定された閾値の大きさは、実際の状況に応じて設定可能である。本開示は、注目イベント1の関連観点コンテンツの表示方法を限定しない。いくつかの実施形態において、領域101には、1つの横向スワイプコンテンツコンポーネントが設けられてもよく、このコンポーネントにおいて、注目イベント1の1つの観点コンテンツが表示されており、かつ、スワイプ操作に応答して、または、予め設定された時間が経過した後で、アプリ1は、注目イベント1の別の観点コンテンツに切り替えて、注目イベント1の関連観点コンテンツを表示することができ、これにより、注目イベント1の関連観点コンテンツを手動または自動で切り替えることができる。
【0045】
ここで、スワイプ操作は、左右へのスワイプであってもよいし、上下へのスワイプであってもよいが、本開示では限定されない。
【0046】
また、このコンポーネントにおいて現在表示されている注目イベント1の1つの観点コンテンツは、画像と文字、または、文字の形で表示され得る。これにより、このコンポーネントは、注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける一部の文字を表示するか、または、このコンポーネントは注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける全ての文字を表示するか、または、このコンポーネントは注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける一部の画像を表示するか、または、このコンポーネントは注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける全ての画像を表示するか、または、このコンポーネントは注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び一部の画像を表示するか、または、このコンポーネントは注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び全ての画像を表示するか、または、このコンポーネントは注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び一部の画像を表示するか、または、このコンポーネントは注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び全ての画像を表示することができる。
【0047】
また、このコンポーネントは、注目イベント1の1つの観点コンテンツをカード形式(例えば、カード1011)で表示することができる。ここで、本開示は、カードの表示方法を限定しない。例えば、スワイプすると、注目イベント1の別の観点コンテンツに対応するカードが、携帯電話の画面の中央に自動的に吸着され、かつ、ハイライトで表示され得る。
【0048】
注目イベント1の1つの観点コンテンツには、多くのコンテンツが含まれている可能性があり、かつ、領域101の表示コントロールが限られているため、対応するカードでは、注目イベント1の1つの観点コンテンツを完全に表示することができない場合がある。したがって、このコンポーネントにおいて、注目イベント1の1つの観点コンテンツが、サムネイルで表示され、即ち、注目イベント1の1つの観点コンテンツの一部のコンテンツが表示されてもよい。例えば、注目イベント1の1つの観点コンテンツでは、文字部分は最大3行まで、画像は最大3枚まで表示される。また、サムネイルで表示された後、文字部分にガイドコンテンツ「全文」を追加することができる。領域101は、さらに、注目イベント1のタイトル、領域101に表示可能な関連観点コンテンツの総数、及び、領域101に表示中の1つの観点コンテンツの総数における位置番号を表示するためにも使用される。
【0049】
また、領域101は、注目イベント1における総数に対応する全ての関連観点コンテンツを含む、1つのページ(集約ページと呼ばれる)にジャンプするためにも使用され、それにより、集約ページによって、全ての関連観点コンテンツをユーザに表示することができる。さらに、集約ページは、再度コメントすることができず、集約ページは、ユーザが、アプリ1に関連付けられた他のアプリケーションにおける関連コンテンツを見ながら、アプリ1に関連付けられた他のアプリケーションで再度コメントするように、アプリ1に関連付けられた他のアプリケーションの1つのページにジャンプすることもできる。
【0050】
領域102は、注目イベント1の関連コメントコンテンツを表示するために使用される。ここで、関連コメントコンテンツは、注目イベント1の関連マルチメディアコンテンツ(例えば、マルチメディアコンテンツ1及びマルチメディアコンテンツ2、など)におけるコメントコンテンツ、例えば「いいね」の数が予め設定された閾値よりも大きいホットコメントコンテンツ、または、コメント件数が予め設定された閾値よりも大きいホットコメントコンテンツから由来する。ここで、予め設定された閾値の大きさは、実際の状況に応じて設定することができる。本開示は、注目イベント1の関連コメントコンテンツの表示方法を限定しない。いくつかの実施形態では、領域102において、注目イベント1の関連コメントコンテンツを自動的にスクロールして表示するように設定される。本開示は、領域102におけるコメントコンテンツの数(または、件数)及び具体的なコンテンツを限定しない。例えば、各コメントコンテンツには、コメント投稿者のID及び具体的なコンテンツが含まれてもよい。
【0051】
さらに、領域102は、注目イベント1のコメントタイトルを表示するために使用される。ここで、本開示は、注目イベント1のコメントタイトルの具体的なコンテンツ及び位置を限定しない。いくつかの実施形態では、注目イベント1のコメントタイトルは、領域102の最上部に表示されてもよい。
【0052】
図1Cでは、アプリ1は、注目イベント1のコメントタイトルを領域102の最上部に表示し、最上部を除く領域102の他の位置から注目イベント1の関連コメントコンテンツをスクロールで表示することができる。
【0053】
注目イベント1の関連コメントコンテンツが継続的に表示されるにつれて、関連コメントコンテンツの件数が予め設定された閾値を超えた場合、アプリ1は、領域102の最上部に注目イベント1のコメントタイトルを表示せず、かつ、領域102の最上部から注目イベント1の関連コメントコンテンツをスクロールで表示することができる。ここで、予め設定された閾値は、領域102のサイズ及び実際の状況に応じて設定することができる。これにより、ユーザは、できるだけ多くのコメントを閲覧することができるようになる。
【0054】
また、領域102には、入力ボックス201を含むことができ、入力ボックス201は、コメントコンテンツを入力するためのエントリをユーザに提供するためにも使用され、これにより、ユーザのID及びユーザから入力されたコメントコンテンツをアプリ1の領域102に表示することができる。
【0055】
さらに、領域102は、1つのページ(コメントページと呼ばれる)にジャンプするためにも使用され、コメントページには、領域102における全ての関連コメントコンテンツを含むことができ、これにより、コメントページによって、全ての関連コメントコンテンツをユーザに表示することができる。
【0056】
さらに、ユーザインターフェース13は、クリック操作などを受け付けた後に、1つのウィンドウ(図示せず)を表示するために使用されるコントロール202をさらに含んでもよい。このウィンドウには、アプリ1から提供される注目イベント1以外の注目イベントが含まれてもよく、これにより、ユーザは、他の注目イベントを便利に閲覧することができる。
【0057】
さらに、ユーザインターフェース13は、コントロール203、注目イベント1のタイトル、現在の全ての注目イベントにおける注目イベント1のランキング順位、及び注目イベント1の視聴者数を含むこともできる。ここで、コントロール203は、ユーザインターフェース13から退出するために使用される。
【0058】
図1Cでは、アプリ1は、注目イベント1の観点コンテンツ1を、例えば、カード1011形式で最上部の所定の領域101に表示するとともに、関連コメントコンテンツを領域102において自動的にスクロールして表示することができる。
【0059】
3.スワイプして注目イベント1の関連観点コンテンツを切り替える。
【0060】
予め設定された時間が経過した後、または、
図1Cに示される領域101上でユーザによって実行されたスワイプ操作などがアプリ1で受け付けられた後、アプリ1は、領域101において、
図1Cに例示的に示される注目イベント1の観点コンテンツ1の表示から、
図1Dに例示的に示される注目イベント1の観点コンテンツ2の表示に切り替えることができる。
【0061】
また、アプリ1は領域101において、
図1Cに例示的に示される注目イベント1の観点コンテンツ1の位置番号から、
図1Dに例示的に示される注目イベント1の観点コンテンツ2の位置番号に切り替えることができる。
【0062】
4.クリックして注目イベント1の関連観点コンテンツ(即ち集約ページ)に入る。
【0063】
アプリ1は、
図1Cに示される領域101上で、ユーザによって実行されたクリック操作などを受け付けた後、
図1Eに例示的に示されるユーザインターフェース14を携帯電話に表示することができ、ユーザインターフェース14(即ち、集約ページ)は、注目イベント1のうち総数に対応する全ての関連観点コンテンツを完全に表示するために使用される。ここでの総数は、前述の説明を参照することができ、ここでは、繰り返さない。
【0064】
ユーザインターフェース14における注目イベント1の関連観点コンテンツが多すぎる場合、アプリ1は、
図1Eに示されるユーザインターフェース14上でユーザによって実行された上スライドや下スライドなどの操作を受け付けた後、ユーザインターフェース14における残りの関連観点コンテンツを携帯電話に表示することができる。
【0065】
また、ユーザインターフェース14は、ユーザインターフェース14からユーザインターフェース13へ退出するためのコントロール204をさらに含んでもよい。
【0066】
また、ユーザインターフェース14は、アプリ1に関連付けられた他のアプリケーションの1つのページに入るためのコントロール205をさらに含んでもよい。ここで、本開示は、コントロール205の形状、サイズ、及び背景色、などのパラメータを限定しない。
【0067】
アプリ1は、
図1Eに示されるユーザインターフェース14上でユーザによって実行された、例えば、コントロール205をクリックする、などの操作を受け付けた後、アプリ1に関連付けられた他のアプリケーションの1つのページを携帯電話に表示することができる。
【0068】
5.クリックして注目イベント1の関連コメントコンテンツ(即ちコメントページ)に入る。
【0069】
アプリ1は、
図1Cに示される領域102上でユーザによって実行されたクリック操作などを受け付けた後、
図1Fに例示的に示されるユーザインターフェース15を携帯電話に表示することができる。ユーザインターフェース15(即ち、コンテンツページ)は、アプリ1における注目イベント1の全ての関連コメントコンテンツを完全に表示するために使用される。ここで、ユーザインターフェース15においては、各コメントコンテンツを自動的にスクロールして表示することができる。
【0070】
ここで、本開示は、ユーザインターフェース15におけるコメントコンテンツの表示方法を限定しない。例えば、各コメントコンテンツは、ユーザのID、ユーザが入力したコメントコンテンツ、及び、コメントコンテンツに対する「いいね」の数を含んでもよい。さらに、ユーザインターフェース15は、コメントコンテンツを入力するエントリをユーザに提供するためにも使用され、これにより、アプリ1は、ユーザインターフェース15において、ユーザが入力したコメントコンテンツを表示することができる。
【0071】
また、ユーザインターフェース15は、ユーザインターフェース15からユーザインターフェース13へ退出するためのコントロール205をさらに含んでもよい。
【0072】
6.スワイプして注目イベント1のマルチメディアコンテンツ2または注目イベント2のホットコメントインタフローページに切り替える。
【0073】
アプリ1は、
図1Cに示されるユーザインターフェース103上でユーザによって実行されたスワイプ操作を受け付けた後、
図1Gに例示的に示されるユーザインターフェース16を携帯電話に表示することができ、ユーザインターフェース16は、アプリ1における注目イベント1のマルチメディアコンテンツ2を表示するために使用される。または、アプリ1は、
図1Hに例示的に示されるユーザインターフェース17を携帯電話に表示することができ、ユーザインターフェース17は、アプリ1における注目イベント2のマルチメディアコンテンツ3を表示するために使用される。
【0074】
ここで、ユーザインターフェース16またはユーザインターフェース17の具体的な実現方法は、
図1Bにおけるユーザインターフェース12の説明を参照することができ、ここでは、繰り返さない。
【0075】
なお、注目イベント1におけるマルチメディアコンテンツ1の後に表示される方法以外、ユーザインターフェース13は、例えば、注目イベント1におけるマルチメディアコンテンツ1及びマルチメディアコンテンツ2の後、などの注目イベント1の関連コンテンツにおける他の位置に表示され得る。本開示は、ユーザインターフェース13の具体的な実現位置や注目イベント1の関連コンテンツに応じたユーザインターフェースの数を限定しない。
【0076】
上述のように、アプリケーションの1つのホットコメントインタフローページにおいて、一部の領域は、注目イベントの下で集約された素晴らしい観点を表示するために使用することができ、他の一部の領域が、注目イベントのホットコメントを表示するために使用することができることによって、ユーザは、コメント弾幕を見ながら、現在の注目イベントに関する議論を深める観点を詳細に知ることができる。これにより、従来の注目イベントの議論シーンにおけるコンテンツの表示が簡単であり、消費価値が限られているという問題が解決され、ホットコメントインタフローページにおける議論コンテンツを豊富にし、ホットコメントインタフローページの消費価値を高めた。また、消費価値が高められた後、ユーザが、注目イベントをぶらぶらして、素晴らしい観点を見て、人気のある議論に参加するという注目消費経路が徐々に確立される。
【0077】
図1A~
図1Hの実施形態の説明に基づいて、
図2を参照しながら、本開示によるアプリケーションにおける、注目イベントの表示方法の具体的な実現過程を詳しく説明する。
【0078】
図2を参照すると、
図2は本開示の実施形態によるアプリケーションにおける注目イベントの表示方法のフローチャートである。
図2に示すように、本開示によるアプリケーションにおける注目イベントの表示方法は、以下のステップを含むことができる。
【0079】
ステップS101:アプリケーションにおける第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツを再生する。
【0080】
電子機器は、アプリケーションを起動した後、アプリケーションにおける第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツを再生することができる。ここで、本開示は、アプリケーションの種類、ならびに、第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツの種類及びコンテンツを限定しない。例えば、アプリケーションは、
図1A~
図1Hにおけるアプリ1であってもよく、第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツは、
図1Bの実施形態においてユーザインターフェース12に表示される注目イベント1のマルチメディアコンテンツ1であってもよい。
【0081】
ステップS102:マルチメディアコンテンツに対するスワイプ操作を受け付ける。
【0082】
第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツの再生につれて、電子機器は、マルチメディアコンテンツに対するユーザのスワイプ操作を受け付けることができる。ここで、スワイプ操作は、上にスワイプする、下にスワイプする、左にスワイプする、右にスワイプする、などの操作を含み得るが、これらに限定されない。例えば、スワイプ操作は、
図1Bに示されるユーザインターフェース12上で、ユーザによって実行されたスワイプ操作などである。
【0083】
ステップS103:スワイプ操作に応じて、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを第1のページの第1の領域に表示するとともに、第1の注目イベントのコメントコンテンツを第1のページの第2の領域にスクロールで表示する。
【0084】
スワイプ操作を受け付けた後、アプリケーションは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを第1のページの第1の領域に表示するとともに、第1の注目イベントのコメントコンテンツを第1のページの第2の領域にスクロールで表示することができる。
【0085】
これによって、ユーザはコメント弾幕を見ながら、現在の注目イベントに関する議論を深める観点を詳細に知ることができ、ホットコメントインタフローページの議論コンテンツを豊富にし、ホットコメントインタフローページの消費価値を高めた。
【0086】
ここで、第1のページは、アプリケーションの1つのページであり、例えば、
図1Cの実施形態において、ユーザインターフェース13に表示される注目イベント1のホットコメントインタフローページである。本開示は、第1のページの表示位置を限定しない。例えば、第1のページは、S101における第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツの直後に表示されてもよく、S101における第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツの後の数ページ目に表示されてもよい。
【0087】
ここで、アプリケーションは、現在の実際の状況に応じて、社会の中で広く注目を集めたり、激しい議論を引き起こしたり、大きな反響を引き起こしたりしたイベントを注目イベントとする。ここで、注目イベントの観点コンテンツは、アプリケーションに関連付けられた他のアプリケーション(アプリケーション内のアプレットやWebページなど)から由来する。注目イベントのコメントコンテンツは、注目イベントのマルチメディアコンテンツのコメントコンテンツから由来する。
【0088】
ここで、本開示は、注目イベントの観点コンテンツの表示形態を限定しない。いくつかの実施形態では、注目イベントの観点コンテンツは、文字及び/又は画像の形で表示される。例えば、アプリケーションは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の画像を表示するか、または、第1の注目イベント1の1つの観点コンテンツにおける全ての画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び一部の画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける一部の文字及び全ての画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び一部の画像を表示するか、または、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツにおける全ての文字及び全ての画像を表示することができる。
【0089】
ここで、第1の領域は、第1の注目イベントにおける議論を深められる関連観点コンテンツを表示するために使用され、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを含み得るが、これに限定されない。例えば、第1の領域は、
図1Cの実施形態において、ユーザインターフェース13に表示される領域101であり、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツは、
図1Cの実施形態において、領域101に表示される注目イベント1の観点コンテンツ1である。
【0090】
ここで、第2の領域は、第1の注目イベントにおけるユーザに激しく議論された関連観点コンテンツを表示するために使用され、第1の注目イベントのコメントコンテンツを含み得るが、これに限定されない。例えば、第2の領域は、
図1Cの実施形態において、ユーザインターフェース13に表示される領域102である。
【0091】
また、第1の領域と第2の領域とは異なるものである。本開示は、第1の領域及び第2の領域の位置、サイズ、形状、背景色などのパラメータを限定しない。例えば、第1の領域は第2の領域の上部に位置する。
【0092】
本開示によるアプリケーションにおける注目イベントの表示方法によれば、アプリケーションの1つのホットコメントインタフローページにおいて、一部の領域は、注目イベントの下で集約された素晴らしい観点を表示するために使用することができ、他の一部の領域は、注目イベントのホットコメントを表示するために使用することができることによって、ユーザは、コメント弾幕を見ながら、現在の注目イベントに関する議論を深める観点を詳細に知ることができる。これにより、従来の注目イベントの議論シーンにおけるコンテンツの表示が簡単であり、消費価値が限られているという問題が解決され、ホットコメントインタフローページにおける議論コンテンツを豊富にし、ホットコメントインタフローページの消費価値を高めた。また、消費価値が高められた後で、ユーザが注目イベントをぶらぶらして、素晴らしい観点を見て、人気のある議論に参加するという注目消費経路が徐々に確立される。
【0093】
前述の説明に基づいて、第1の領域は、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツ以外の他の観点コンテンツも表示できる。いくつかの実施形態では、第1の領域上でのスワイプ操作を受け付けた後、または、予め設定された時間が経過した後で、アプリケーションは、第1の領域において、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツの表示から、第1の注目イベントの別の観点コンテンツの表示に切り替えることができる。したがって、アプリケーションは、第1の領域を利用して第1の注目イベントの関連観点コンテンツを表示することができる。
【0094】
ここで、第1の領域上でのスワイプ操作は、上にスワイプする、下にスワイプする、左にスワイプする、右にスワイプする、などの操作を含み得るが、これらに限定されない。例えば、第1の領域上でのスワイプ操作は、
図1Cに示す領域101上で、ユーザによって実行されたスワイプ操作などである。
【0095】
第1の注目イベントの別の観点コンテンツは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツとは異なるが、両者とも第1の注目イベントに関する観点コンテンツである。例えば、第1の注目イベントの別の観点コンテンツは、
図1Dの実施形態において、領域101に表示される注目イベント1の観点コンテンツ2である。
【0096】
ここで、本開示は、予め設定された時間の具体的な数値を限定しない。
【0097】
上述のように、アプリケーションは、1つの注目イベントの関連観点コンテンツを手動または自動で切り替えることができる。
【0098】
また、第1の領域に表示される注目イベントの観点コンテンツは、第2の領域に表示される注目イベントのコメントコンテンツに関連するものであってもよい。
【0099】
さらに、S103では、第1の領域において、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを表示する場合に、第2の領域において、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツに関連する第1の注目イベントのコメントコンテンツを表示する。ここで、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツに関連する第1の注目イベントのコメントコンテンツは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツについて、ユーザがコメントしたコンテンツとして理解され得る。
【0100】
第1の領域において第1の注目イベントの別の観点コンテンツを表示する場合に、第2の領域において、第1の注目イベントの別の観点コンテンツに関連する第1の注目イベントのコメントコンテンツを表示する。ここで、第1の注目イベントの別の観点コンテンツに関連する第1の注目イベントのコメントコンテンツは、第1の注目イベントの別の観点コンテンツについて、ユーザがコメントしたコンテンツとして理解され得る。
【0101】
これにより、ユーザは、1つの注目イベントにおける観点に関連するコメントをタイムリーに閲覧することができるので有利であり、注目イベントをぶらぶらして、素晴らしい観点を見て、人気のある議論に参加するという注目消費経路を確立するのに有利である。
【0102】
本開示では、電子機器は、複数の表示様式を用いてもよく、第1の領域において、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを表示することができる。
【0103】
第1の領域の表示スペースが限られているため、アプリケーションは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツを表示する場合、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツの占有面積が予め設定された面積閾値よりも大きい場合に、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツをサムネイルで表示することができる。
【0104】
ここで、上記の過程は、
図1Cにおける領域101での観点コンテンツ1のサムネイル表示を参照することができる。また、本開示は、予め設定された面積閾値の具体的な数値を限定しない。
【0105】
いくつかの実施形態では、アプリケーションは、第1の注目イベントの1つの観点コンテンツをカード形式(例えば、カード1011)で表示することができる。これにより、スワイプ時にカードが電子機器の画面の所定の位置(例えば中央位置など)に自動的に吸着され、かつ、選択したカードを容易にハイライトで表示することができる。
【0106】
ここで、上記の過程は、
図1Cに示される領域101でのカード1011形式の観点コンテンツ1、または、
図1Dに示される領域101でのカード形式の観点コンテンツ2を参照することができる。
【0107】
いくつかの実施形態では、電子機器は、また、第1の領域において、第1の数値及び第2の数値を表示することができる。ここで、第1の数値は、第1の領域に表示可能な第1の注目イベントの全ての観点コンテンツの総数、例えば、
図1Cまたは
図1Dに示される領域101に表示可能な注目イベント1の関連観点コンテンツの総数を表すために使用される。第2の数値は、第1の領域に表示中の第1の注目イベントの1つの観点コンテンツの、第1の数値に対応する全ての観点コンテンツにおける位置、例えば、
図1Cに示す領域101に表示されている観点コンテンツ1の総数における位置番号、または、
図1Dに示す領域101に表示されている観点コンテンツ2の総数における位置番号を表すために使用される。
【0108】
本開示では、電子機器は、また、第1の領域における第1の注目イベントの関連観点コンテンツを完全に表示することができる。いくつかの実施形態では、第1の領域上でのトリガー操作を受け付けた後で、電子機器は、アプリケーションの第2のページを表示することができる。
【0109】
ここで、第1の領域上でのトリガー操作は、第2のページへのアクセスをトリガーするものであり、第2のページは、アプリケーションの別のページであり、第2のページは、第1のページとは異なる。また、第2のページは、第1の領域に表示可能な第1の注目イベントの全ての関連観点コンテンツを完全に表示するために使用される。つまり、第2のページにおいて、第1の注目イベントの関連観点コンテンツにおける1つの観点コンテンツを表示する場合に、電子機器は、この観点コンテンツの全てのコンテンツを完全に表示することができる。例えば、第1の領域上でのトリガー操作は、
図1Cに示される領域101において、ユーザによって実行されたクリック操作などであり、第2のページは、
図1Eに示されるユーザインターフェース14である。
【0110】
また、第2のページは、第2のページから第1のページへ退出するためのコントロールをさらに含んでもよい。例えば、このコントロールは、
図1Eに示されるユーザインターフェース14におけるコントロール204である。
【0111】
また、電子機器は、第2のページ上でのトリガー操作を受け付けた後で、他のアプリケーションの1つのページを表示することができる。ここで、第2のページ上でのトリガー操作は、他のアプリケーションの1つのページへのアクセスをトリガーするために使用される。例えば、
図1Eに示すユーザインターフェース14上でユーザによって実行された、コントロール205をクリックする操作などである。本開示は、他のアプリケーションの1つのページの具体的な実現方法を限定しない。例えば、他のアプリケーションの1つのページは、他のアプリケーションのホームページであってもよい。
【0112】
本開示では、電子機器は、また、第2の領域における、第1の注目イベントの関連観点コンテンツを完全に表示することができる。いくつかの実施形態では、第2の領域上でのトリガー操作を受け付けた後で、電子機器は、アプリケーションの第3のページを表示することができる。
【0113】
ここで、第2の領域上でのトリガー操作は、アプリケーションの第3ページへのアクセスをトリガーするために使用される。第3のページは、第1のページ及び第2のページとは異なる。また、第3のページは、第2の領域に表示可能な第1の注目イベントの全てのコメントコンテンツを完全に表示するために使用される。つまり、第3のページにおいて、第1の注目イベントの関連コメントコンテンツのうちの1つの観点コンテンツを表示する場合に、電子機器は、このコメントコンテンツの全てのコンテンツ、例えば、ユーザのID、ユーザがコメントした具体的なコンテンツ、コメントコンテンツに対する「いいね」の数、などを完全に表示することができる。例えば、第2の領域上でのトリガー操作は、
図1Cに示す領域102において、ユーザによって実行されたクリック操作などであり、第3のページは、
図1Fに示されるユーザインターフェース15である。
【0114】
また、第2の領域は、第1の注目イベントについて、ユーザが入力したコメントコンテンツを表示するためにも使用され得る。いくつかの実施形態では、第2の領域上での入力操作を受け付けた後で、電子機器は、第2の領域において、第1の注目イベントに関するユーザのコメントコンテンツを入力し、第1の注目イベントに関するユーザのコメントコンテンツを第2の領域に表示することができる。
【0115】
ここで、第2の領域上での入力操作は、入力ボックスでの操作として理解され得る。例えば、この入力ボックスは、
図1Cに示される入力ボックス201であってもよい。
【0116】
S103では、第1の注目イベントのコメントコンテンツを表示することに加えて、第2の領域は、第1の注目イベントのコメントタイトルを表示するためにも使用され得る。ここで、本開示は、第1の注目イベントのコメントタイトル及びコメントコンテンツの表示方法を限定しない。
【0117】
いくつかの実施形態では、電子機器は、第1の注目イベントのコメントタイトルを第2の領域の最上部に表示し、最上部を除く第2の領域の他の位置から、第1の注目イベントの複数のコメントコンテンツをスクロールで表示することができる。ここで、上記の過程は、
図1Cに示す領域102において、注目イベント1のコメントタイトル及び関連議論コンテンツを表示する過程を参照することができる。これにより、ユーザは、第1の注目イベントの観点コンテンツを素早く獲得することができる。
【0118】
第1の注目イベントのコメントコンテンツの件数が予め設定された閾値を超えた後で、電子機器は、第1の注目イベントのコメントタイトルを第2の領域の最上部に表示せず、第2の領域の最上部から、第1の注目イベントの複数のコメントコンテンツをスクロールで表示することができる。ここで、予め設定された閾値の大きさは、第2の領域のサイズ及び実際の状況に応じて設定することができ、上記の過程は、
図1Dに示す領域102において、注目イベント1の関連議論コンテンツを表示し、注目イベント1のコメントタイトルを表示しなくなる過程を参照することができる。これにより、ユーザは、第1の注目イベントのコメントコンテンツをより多く見ることができる。
【0119】
前述の説明に基づいて、本開示は、第1のページの位置を限定しない。S103の後に、第1のページの表示位置によって、電子機器に表示可能なコンテンツは異なる。
【0120】
いくつかの実施形態では、第1のページ上でのスワイプ操作を受け付けた後で、電子機器は、第1の注目イベントの他のマルチメディアコンテンツを再生することができる。ここで、第1のページ上でのスワイプ操作は、第1の注目イベントの他のマルチメディアコンテンツへのアクセスをトリガーするために使用され、
図1Cに示すユーザインターフェース103において、ユーザによって実行されたスワイプ操作などである。また、第1の注目イベントの他のマルチメディアコンテンツは、S101における第1の注目イベントのマルチメディアコンテンツとは異なる。例えば、第1の注目イベントの他のマルチメディアコンテンツは、
図1Gに示すユーザインターフェース16における注目イベント1のマルチメディアコンテンツ2である。
【0121】
いくつかの別の実施形態では、第1のページ上でのスワイプ操作を受け付けた後で、電子機器は、第2の注目イベントのマルチメディアコンテンツを再生することができる。第1のページ上でのスワイプ操作は、第2の注目イベントのマルチメディアコンテンツへのアクセスをトリガーするために使用され、
図1Cに示すユーザインターフェース103において、ユーザによって実行されたスワイプ操作などである。また、第2の注目イベントは、第1の注目イベントとは異なる。例えば、第2の注目イベントのマルチメディアコンテンツは、
図1Hに示すユーザインターフェース17における、注目イベント2のマルチメディアコンテンツ3である。
【0122】
例示的には、本開示は、1つ以上のプロセッサと、メモリと、1つ以上のコンピュータプログラムとを含む、電子機器を提供する。1つ以上のコンピュータプログラムは、メモリに記憶されている。1つ以上のプロセッサが、1つ以上のコンピュータプログラムを実行するとき、電子機器に、前述の実施形態に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を実現させる。
【0123】
例示的には、本開示は、メモリ及びセンサを含む電子機器に適用されるチップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサを含む。プロセッサに、前述の実施形態に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を実行させる。
【0124】
例示的には、本開示は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、電子機器に、前述の実施形態に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を実行させる。
【0125】
例示的には、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータに、前述の実施形態に係るアプリケーションにおける注目イベントの表示方法を実行させる。
【0126】
上記の実施形態では、機能の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現されてもよい。ソフトウェアを使用して実現する場合、全体または一部を、コンピュータプログラム製品の形態で実現することができる。コンピュータプログラム製品には、1つ以上のコンピュータ命令が含まれている。コンピュータプログラム命令が、コンピュータ上でロードされて、実行されるとき、本開示の実施形態に係るプロセスまたは機能が、全体的または部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または、その他のプログラミング可能な装置である。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体、または1つ以上の利用可能な媒体と統合された、サーバ、データセンターなどのデータ記憶装置であってもよい。利用可能な媒体は、磁気媒体(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁気テープ、など)、光学媒体(DVDなど)、または半導体媒体(ソリッドステートディスク(solid state disk,SSD)など)などであってもよい。
【0127】
なお、本明細書では、「第1」や「第2」などの関係用語は、1つのエンティティまたは操作を別のエンティティまたは操作と区別するためにのみ使用され、必ずしも、これらのエンティティまたは操作間に、如何なる実際の関係または順序が存在していることを要求または暗示するものではない。さらに、「含む」や「包含」、または、それらの任意の他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図するため、一連の要素を含むプロセスや方法、物品、または装置は、それらの要素を含むだけでなく、明示されない他の要素をも含み、または、そのようなプロセス、方法、物品、または装置に固有の他の要素をも含む。また、さらなる制限がない場合に、「1つの…を含む」という表現によって限定される要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品、または装置における、別個の同じ要素の存在を排除するものではない。
【0128】
上記は、本開示の具体的な実施形態に過ぎず、当業者が本開示を理解または実現できるようにする。これらの実施形態に対する様々な補正は、当業者にとって、容易かつ明らかであろう。本明細書で定義される一般原理は、本開示の精神または範囲を逸脱することなく、他の実施形態でも実施できる。したがって、本開示は、本明細書に示す実施形態に限定されるものではなく、本明細書に開示される原理及び新規の特徴に矛盾しない最大の範囲に該当するものである。