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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-29
(45)【発行日】2024-06-06
(54)【発明の名称】箱形構造物の可撓性止水用部材
(51)【国際特許分類】
   E03F 3/04 20060101AFI20240530BHJP
   E03F 5/04 20060101ALI20240530BHJP
【FI】
E03F3/04 Z
E03F5/04 C
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021127747
(22)【出願日】2021-08-03
(65)【公開番号】P2023022722
(43)【公開日】2023-02-15
【審査請求日】2024-03-28
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000220147
【氏名又は名称】東京ファブリック工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001759
【氏名又は名称】弁理士法人よつ葉国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100093687
【弁理士】
【氏名又は名称】富崎 元成
(74)【代理人】
【識別番号】100168468
【弁理士】
【氏名又は名称】富崎 曜
(72)【発明者】
【氏名】伊東 博
(72)【発明者】
【氏名】松岡 政男
(72)【発明者】
【氏名】福村 義明
(72)【発明者】
【氏名】佐川 潤
【審査官】五十幡 直子
(56)【参考文献】
【文献】特許第3954673(JP,B2)
【文献】実開平3-54412(JP,U)
【文献】実公平7-30791(JP,Y2)
【文献】特開平8-4094(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E03F 1/00-11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
対向する接合面が近接して設置される箱形構造物と、
前記箱形構造物の対向する前記接合面に各々形成された溝と、
前記箱形構造物の対向する前記接合面に各々形成され、前記溝よりも前記箱形構造物の内周面側で、前記接合面よりも引っ込んだ位置に形成された当接面と
からなる箱形構造物の可撓性止水用部材において、
前記接合面の間を止水するための前記可撓性止水用部材は、
前記可撓性止水用部材に形成され、前記溝に挿入される一対の挿入部と、
前記可撓性止水用部材に前記挿入部に連接して形成され、前記当接面に当接する一対の肉厚のリブと、
前記可撓性止水用部材に前記一対のリブに接続して形成され、かつ伸縮自在な伸縮部と
からなることを特徴とする箱形構造物の可撓性止水用部材。
【請求項2】
請求項1に記載の箱形構造物の可撓性止水用部材において、
前記当接面は、前記接合面に平行に形成されている
ことを特徴とする箱形構造物の可撓性止水用部材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の箱形構造物の可撓性止水用部材において、
前記溝は、奥側に向かって溝幅が狭くなるように形成されたクサビ状である
ことを特徴とする箱形構造物の可撓性止水用部材。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の箱形構造物の可撓性止水用部材において、
前記伸縮部は、前記構造物の内周面側に向かって突出する円弧状部であり、前記円弧状部の肉厚は、前記リブよりも薄く形成されている
ことを特徴とする箱形構造物の可撓性止水用部材。
【請求項5】
請求項1ないし4から選択される1項に記載の箱形構造物の可撓性止水用部材において、
前記可撓性止水用部材の挿入部の内部又はリブの内部のどちらか一方、又は、挿入部の内部とリブの内部の両方には、剛性の大きな板材が一体に成形されている
ことを特徴とする箱形構造物の可撓性止水用部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、箱形構造物の可撓性止水用部材に関する。更に詳しくは、箱形構造物間の止水を行うために、構造が簡単で止水性が良好な箱形構造物の可撓性止水用部材に関する。
【背景技術】
【0002】
地中に連結して埋設される暗渠等のコンクリート製の箱形構造物は、地震や地盤沈下等による相対変位が生じるため、箱形構造物の対向する接合面には変位に追従して止水する可撓性止水用部材が使用される。特許文献1の可撓性止水用部材は、箱形構造物の外側から水圧を受けると、箱形構造物の溝から可撓性止水用部材の挿入部を引き抜く力が生じるため、外側から水圧がかかる部位には適さない。特許文献2の可撓性止水用部材は、可撓性止水用部材の挿入部を差し込む箱形構造物の溝の形状が複雑なため、製造コストが上昇する。また溝が接合面の中間に形成されるため、取付工事に手間がかかり、可撓性止水用部材を取り付けた後は、確認点検が行えない。特許文献3及び特許文献4の可撓性止水用部材は、可撓性止水用部材を箱形構造物に固定するための別部材が必要なため、取付工事に時間が掛かる。特許文献5の可撓性止水用部材は、箱形構造物の内側または外側の何れかに形成したスリット側からの水圧により、溝の壁面、底面及び連接端縁に押圧される可撓性止水用部材の撓みを利用して水漏れを防止しているが、連接端縁側から水圧を受けた際には、撓みを利用した水漏れ防止効果は十分に得られず、挿入部が引き抜かれる恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2003-193547号公報
【文献】特開2006-125070号公報
【文献】特開2003-74131号公報
【文献】特開2001-164542号公報
【文献】実開昭61-121285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、以上のような背景で発明されたものであり、以下の目的を達成するものである。
本発明の目的は、止水性が良好で、水圧によって箱形構造物から外れにくい箱形構造物の可撓性止水用部材を提供することにある。
本発明の他の目的は、可撓性止水用部材の挿入部を差し込む箱形構造物の溝の形状が簡単で、コストを低減可能かつ取り付けが容易な箱形構造物の可撓性止水用部材を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、可撓性止水用部材を箱形構造物に固定するための別部材が不要なため、取付工事の時間を短縮することが可能な箱形構造物の可撓性止水用部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、前記課題を解決するために、次の手段を採る。
即ち、本発明1の箱形構造物の可撓性止水用部材は、
対向する接合面が近接して設置される箱形構造物と、
前記箱形構造物の対向する前記接合面に各々形成された溝と、
前記箱形構造物の対向する前記接合面に各々形成され、前記溝よりも前記箱形構造物の内周面側で、前記接合面よりも引っ込んだ位置に形成された当接面と
からなる箱形構造物の可撓性止水用部材において、
前記接合面の間を止水するための前記可撓性止水用部材は、
前記可撓性止水用部材に形成され、前記溝に挿入される一対の挿入部と、
前記可撓性止水用部材に前記挿入部に連接して形成され、前記当接面に当接する一対の肉厚のリブと、
前記可撓性止水用部材に前記一対のリブに接続して形成され、かつ伸縮自在な伸縮部とからなることを特徴とする。
【0006】
本発明2の箱形構造物の可撓性止水用部材は、本発明1において、前記当接面は前記接合面に平行に形成されていることを特徴とする。
本発明3の箱形構造物の可撓性止水用部材は、本発明1又は2において、前記溝は、奥側に向かって溝幅が狭くなるように形成されたクサビ状であることを特徴とする。
【0007】
本発明4の箱形構造物の可撓性止水用部材は、本発明1ないし3において、前記伸縮部は、前記構造物の内周面側に向かって突出する円弧状部であり、前記円弧状部の肉厚は、前記リブよりも薄く形成されていることを特徴とする。
本発明5の箱形構造物の可撓性止水用部材は、本発明1ないし4において、前記可撓性止水用部材の挿入部の内部又はリブの内部のどちらか一方、又は、挿入部の内部とリブの内部の両方には、剛性の大きな板材が一体に成形されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の箱形構造物の可撓性止水用部材は、可撓性止水用部材の挿入部を差し込む箱形構造物の溝の形状が簡単で、水圧によって可撓性止水用部材が箱形構造物から外れにくいため、止水性が良好で、製造コストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材が装着されたコンクリート製の箱形構造物を示す縦断面図である。
図2図2は、図1のA-A断面図である。
図3図3は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材を示し、図3(a)は可撓性止水用部材の拡大縦断面図、図3(b)は図3(a)のP部拡大断面図である。
図4図4は、可撓性止水用部材を装着する箱形構造物のクサビ状溝近傍の拡大縦断面図を示し、図4(a)は箱形構造物のクサビ状溝近傍の拡大縦断面図、図4(b)はクサビ状溝に可撓性止水用部材を装着した状態を示す拡大縦断面図である。
図5図5は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材を箱形構造物に装着する手順の一例を示す説明図である。
図6図6は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材の止水作用を示す要部の説明図である。
図7図7は、本発明の第2の実施の形態の可撓性止水用部材を示す要部の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材が装着されたコンクリート製の箱形構造物を示す縦断面図、図2図1のA-A断面図である。図3は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材を示し、図3(a)は可撓性止水用部材の拡大縦断面図、図3(b)は図3(a)のP部拡大断面図である。図4は、可撓性止水用部材を装着する箱形構造物のクサビ状溝近傍の拡大縦断面図を示し、図4(a)は箱形構造物のクサビ状溝近傍の拡大縦断面図、図4(b)はクサビ状溝に可撓性止水用部材を装着した状態を示す拡大縦断面図である。図1から図2は、地中に連結して埋設されるコンクリート製の箱形構造物1、1の対向する接合面11、11に、接合面11、11間を止水する環状の可撓性止水用部材2が装着されている状態を示している。可撓性止水用部材2は、可撓性、耐水性を有するゴム、合成樹脂エラストマー等で成形されている。図4(a)に示すように、箱形構造物1、1の接合面11、11には、接合面11、11から引っ込んで、環状のクサビ状溝12、12が形成されている。クサビ状溝12、12は、本例では奥側に向かって溝幅が狭くなるようにテーパー状に形成されている。クサビ状溝12、12よりも箱形構造物1、1の内周面14側には、接合面11、11に平行で、接合面11、11よりも引っ込んだ位置に当接面13、13(シール面)が形成されている。当接面13、13は、接合面11、11と平行である。この当接面13、13は、クサビ状溝12、12に連接して形成されている。
【0011】
図3(a)に示すように、可撓性止水用部材2には、クサビ状溝12、12に挿入される左右一対の挿入部3、3と、挿入部3、3に連接して形成され、挿入部3、3に対して直交する左右一対の肉厚のリブ4、4と、リブ4、4に接続する1個の薄肉の断面形状が円弧状部5が形成されている。リブ4、4と挿入部3、3は、ほぼ直角を成している。円弧状部5は、弾性変形し伸縮し易い形状であれは、断面形状がU字状、V字状等でも良い。図3(b)に示すように、挿入部3、3は先細に形成され、クサビ状溝12、12に密に嵌合する寸法に形成されている。挿入部3、3には鋸歯形状の上部突起31と鋸歯形状の下部突起32が形成されている。上部突起31、下部突起32は、先端側がクサビ状溝12、12の傾斜と同じ向きの傾斜に形成されているため、クサビ状溝12、12に挿入部3、3を挿入し易い。また、上部突起31、下部突起32は、後端側がクサビ状溝12、12面にほぼ直交する方向に形成されているため、クサビ状溝12、12から挿入部3、3が抜けづらい構造にしている。また、左右方向に長い下部溝33の先端に下部突起32があり、挿入部3をクサビ状溝12内で安定的に支持するために、下部突起32は上部突起31よりも先端側に形成されている。
【0012】
図5は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材2を箱形構造物1、1に装着する手順の一例を示す説明図である。図5(a)に示すように、まず、可撓性止水用部材2を右側に傾け、可撓性止水用部材2の右側の挿入部3の先端を右側の箱形構造物1の当接面13に沿わせて押し込む。次に、図5(b)に示すように、可撓性止水用部材2の右側の挿入部3の先端がクサビ状溝12の下壁122に当接したら、可撓性止水用部材2の左側のリブ4を右斜め下に押し、円弧状部5を縮めて可撓性止水用部材2の左右の幅を狭くする。次に、図5(C)に示すように、可撓性止水用部材2全体を箱形構造物1、1の当接面13、13内に押し込んだ後、左右のリブ4、4を内側から外側に押す。すると、可撓性止水用部材2の左右の挿入部3、3が箱形構造物1、1のクサビ状溝12、12に挿入されるため、可撓性止水用部材2が箱形構造物1、1に装着される。左右のリブ4、4は肉厚で剛性が大きいため、左右のリブ4、4を内側から外側に押すことで、左右の挿入部3、3をクサビ状溝12、12に簡単に挿入できるため、可撓性止水用部材2を箱形構造物1、1に簡単に装着できる。最後に、図5(d)に示すように、箱形構造物1、1の接合面11、11の間隔が狭くなるように、図5(d)の左右方向に箱形構造物1、1を押して、接合面11、11の間隔を図5(C)のD2から所定の間隔D1にする。
【0013】
図6は、本発明の第1の実施の形態の可撓性止水用部材2の止水作用を示す要部の説明図である。箱形構造物1、1の外周面15(図1図2参照)側から可撓性止水用部材2に水圧が加わると、図6に示すように、可撓性止水用部材2の円弧状部5が内周面14側に膨張する。すると、右のリブ4及び右の挿入部3には時計方向の回転モーメントが作用し、右のリブ4は右の当接面13に強く押し当てられる。右のリブ4は肉厚で剛性が大きいため、右のリブ4が右の当接面13に強く押し当てられると、右のリブ4に当接面13から大きな抵抗力が作用し、右のリブ4の時計方向への回転は停止する。従って、右の挿入部3は右のクサビ状溝12から抜け出さない。また、右の挿入部3に時計方向の回転モーメントが作用すると、右の挿入部3の上部突起31は右のクサビ状溝12の上壁121に押し付けられて圧縮され、止水性が向上する。さらに、右の挿入部3の下部突起32は右のクサビ状溝12の下壁122に押し付けられて圧縮され、止水性が向上する。挿入部3を差し込むクサビ状溝12の形状が簡単なため、箱形構造物1の製造コストを低減することが可能となる。
【0014】
図示はしないが、円弧状部5が内周面14側に膨張すると、左のリブ4及び左の挿入部3には反時計方向の回転モーメントが作用し、左のリブ4が左の当接面13に押し当てられて大きな抵抗力が作用し、左のリブ4の反時計方向への回転は停止する。従って、左の挿入部3は左のクサビ状溝12から抜け出さない。また、左の挿入部3の上部突起31は左のクサビ状溝12の上壁121に押し付けられて圧縮され、止水性が向上する。さらに、左の挿入部3の下部突起32は左のクサビ状溝12の下壁122に押し付けられて圧縮され、止水性が向上する。このようにして、左右のリブ4、4が左右の当接面13、13に当接して停止し、左右の挿入部3、3が左右のクサビ状溝12、12から抜け出すのを防止するため、可撓性止水用部材2の水密性が保持される。挿入部3には左右方向に長い下部溝33があり、回転モーメントで挿入部3の弾性変形が容易になるため、上部突起31、下部突起32が圧縮され易く、挿入部3の止水性が向上する。
【0015】
図7は、本発明の第2の実施の形態の可撓性止水用部材を示す要部の縦断面図である。図7(a)は、可撓性止水用部材2の挿入部3の内部に鉄板等の金属製の剛性の大きな板材61を一体に成形したものである。これによって挿入部3の剛性が向上するため、挿入部3に回転モーメントが作用すると、挿入部3の下部突起32がクサビ状溝12の下壁122にさらに強く押し付けられて圧縮されるため、止水性がさらに向上する。図7(b)は、可撓性止水用部材2の挿入部3とリブ4の内部に、鉄板等の金属製でL字型の剛性の大きな板材62を一体に成形したものである。これによって挿入部3とリブ4両方の剛性が向上する。従って、リブ4が当接面13に押し当てられた時の抵抗力がさらに増大し、挿入部3がクサビ状溝12から抜け出すことをさらに防止できる。また、挿入部3の下部突起32がクサビ状溝12の下壁122に強く押し付けられて圧縮されるため、止水性がさらに向上する。
【0016】
図7(c)は、可撓性止水用部材2の挿入部3とリブ4の内部、及びリブ4と円弧状部5との接続部に、鉄板等の金属製で逆T字型の剛性の大きな板材63を一体に成形したものである。これによって挿入部3とリブ4、及びリブ4と円弧状部5との接続部の剛性が向上する。従って、リブ4が当接面13に押し当てられた時の抵抗力がさらに増大し、挿入部3がクサビ状溝12から抜け出すことをさらに防止できる。また、挿入部3の下部突起32がクサビ状溝12の下壁122にさらに強く押し付けられて圧縮されるため、止水性がさらに向上する。
【0017】
以上、各本発明の実施形態を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されることはない。前述した箱形構造物1は、内空部の断面構造が円形の函体であったが、矩形、アーチ形状等であっても良い。又、箱形構造物1は、上部が開口しているU字溝、下水管、共同溝等の地下埋設部でも使用できる。従って、本発明でいう箱形構造物1は、底版、側壁を持つ開渠も含む概念である。又、例えば、前述した第2の実施形態では、挿入部3の内部、又は、挿入部3の内部とリブ4の内部の両方に、剛性の大きな板材が一体に成形されているが、リブ4の内部だけに剛性の大きな板材を一体に成形してもよい。
【符号の説明】
【0018】
1…箱形構造物
11…接合面
12…クサビ状溝
121…上壁
122…下壁
13…当接面
14…内周面
15…外周面
2…可撓性止水用部材
3…挿入部
31…上部突起
32…下部突起
33…下部溝
4…リブ
5…円弧状部
61、62、63…硬い板材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7