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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-31
(45)【発行日】2024-06-10
(54)【発明の名称】電力スイッチ回路および電力スイッチ
(51)【国際特許分類】
   H02S 50/00 20140101AFI20240603BHJP
   G05F 1/67 20060101ALI20240603BHJP
   H02J 1/00 20060101ALI20240603BHJP
【FI】
H02S50/00
G05F1/67 A
H02J1/00 301C
H02J1/00 304H
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2022578947
(86)(22)【出願日】2022-03-17
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-06-08
(86)【国際出願番号】 CN2022081473
(87)【国際公開番号】W WO2022237318
(87)【国際公開日】2022-11-17
【審査請求日】2022-12-20
(31)【優先権主張番号】202111499303.9
(32)【優先日】2021-12-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518199702
【氏名又は名称】深▲せん▼市徳蘭明海科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN POWEROAK NEWENER CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】19F, Tower 1, Kaidaer Building, Tongsha Road No.168, XiLi Town, Nanshan District, Shenzhen, Guangdong, 518000 China
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】秦 ▲ゲン▼
(72)【発明者】
【氏名】尹相柱
(72)【発明者】
【氏名】馬 輝
(72)【発明者】
【氏名】張 華
【審査官】佐竹 政彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-339044(JP,A)
【文献】特開2002-359386(JP,A)
【文献】特開2018-085043(JP,A)
【文献】特開2012-254004(JP,A)
【文献】国際公開第2019/044403(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 31/04-31/078
H02S 10/00-99/00
H02J 7/35
H02M 1/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
スイッチ回路と、前記スイッチ回路によって負荷に接続されるための太陽光発電パネルと、検出回路とを含む電力スイッチ回路であって、
前記検出回路は、第1のスイッチモジュールと電力検出モジュールとを含み、前記スイッチ回路は、第2のスイッチモジュールと第3のスイッチモジュールとを含み、
前記第1のスイッチモジュールの第1端がそれぞれ前記太陽光発電パネル、前記第2のスイッチモジュールの第1端、及び前記電力検出モジュールの第1端に接続され、前記第1のスイッチモジュールの第2端が前記電力検出モジュールの第3端に接続され、前記第1のスイッチモジュールの第3端が接地のために用いられ、ここで、前記第1のスイッチモジュールの第1端が制御端であり、
前記電力検出モジュールの第2端が前記第2のスイッチモジュールの第2端、及び前記第3のスイッチモジュールの第1端に接続され、前記第2のスイッチモジュールの第3端は、それぞれ前記第3のスイッチモジュールの第2端および負荷に接続され、前記第3のスイッチモジュールの第3端が接地のために用いられ、前記第2のスイッチモジュールの第2端が制御端であり、前記第3のスイッチモジュールの第2端が制御端であり、
前記太陽光発電パネルは、前記電気信号を出力して前記第1のスイッチモジュールの導通を制御するために用いられ、前記第1のスイッチモジュールが導通されるとき、前記電力検出モジュールは動作状態に入って前記電気信号における電力を検出し、前記電力検出モジュールは、前記電気信号における電力が予め設定された閾値よりも大きいと検出する場合、第1の制御信号を前記第2のスイッチモジュールの第2端に出力し、前記第2のスイッチモジュールの導通を制御し、前記電気信号が前記第2のスイッチモジュールを介して負荷に流れるとともに、前記第3のスイッチモジュールの第2端に流れ、前記第3のスイッチモジュールの導通を制御し、第2の制御信号を前記第1のスイッチモジュールの第1端にフィードバックし、前記第1のスイッチモジュールを制御してオフにさせ、前記検出回路に動作を停止させることを特徴とする電力スイッチ回路。
【請求項2】
前記第1のスイッチモジュールは、分圧ユニットとスイッチチューブQ1とを含み、前記分圧ユニットは、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、第3端が接地のために用いられ、
前記スイッチチューブQ1は、制御端がさらに前記第のスイッチモジュールに接続され、第1端が前記電力検出モジュールの第3端に接続され、第2端が接地のために用いられることを特徴とする請求項1に記載の電力スイッチ回路。
【請求項3】
前記分圧ユニットは、抵抗R1と抵抗R2とを含み、
前記抵抗R1は、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、前記抵抗R2は、第1端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、第2端が接地のために用いられることを特徴とする請求項2に記載の電力スイッチ回路。
【請求項4】
前記電力検出モジュールは、抵抗R3と、抵抗R4と、スイッチチューブQ2とツェナーダイオードD1とを含み、
前記抵抗R3は、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記ツェナーダイオードD1の陰極に接続され、前記ツェナーダイオードD1は、陽極が前記スイッチチューブQ2の制御端および前記抵抗R4の第1端に接続され、前記スイッチチューブQ2は、第1端が前記第2のスイッチモジュールの第2端、及び前記第3のスイッチモジュールの第1端に接続され、第2端が接地のために用いられ、前記抵抗R4は、第2端が前記第1のスイッチモジュールの第2端に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電力スイッチ回路。
【請求項5】
前記スイッチ回路は、
陽極が前記第1のスイッチモジュールの第1端に接続され、陰極が前記第3のスイッチモジュールの第1端に接続されるダイオードD2をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電力スイッチ回路。
【請求項6】
前記第2のスイッチモジュールは、抵抗R5と、抵抗R6とスイッチチューブQ3とを含み、
前記スイッチチューブQ3は、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、制御端が前記抵抗R6の第1端に接続され、第2端が前記負荷に接続され、前記抵抗R6は、第2端がそれぞれ前記電力検出モジュールの第2端および前記第3のスイッチモジュールの第1端に接続され、前記抵抗R5は、前記スイッチチューブQ3の第1端および制御端を接続するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の電力スイッチ回路。
【請求項7】
前記第3のスイッチモジュールは、抵抗R7とスイッチチューブQ4とを含み、
前記抵抗R7は、第1端が前記スイッチチューブQ3の第2端に接続され、第2端が前記スイッチチューブQ4の制御端に接続され、前記スイッチチューブQ4は、第1端が前記電力検出モジュールの第2端に接続され、第2端が接地のために用いられることを特徴とする請求項6に記載の電力スイッチ回路。
【請求項8】
前記第3のスイッチモジュールは、抵抗R7とスイッチチューブQ4とを含み、
前記電力スイッチ回路は、ツェナーダイオードD3を更に含み、
前記ツェナーダイオードD3は、陰極が前記スイッチチューブQ3の第2端に接続され、陽極が前記抵抗R7の第1端に接続され、前記抵抗R7は、第2端が前記スイッチチューブQ4の制御端に接続され、前記スイッチチューブQ4は、第1端が前記電力検出モジュールの第2端に接続され、第2端が接地のために用いられることを特徴とする請求項に記載の電力スイッチ回路。
【請求項9】
請求項1~請求項8のいずれか一つに記載の電力スイッチ回路を含むことを特徴とする電力スイッチ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2021年12月09日に中国特許庁に出願された、出願番号が202111499303.9で、出願名称が「電力スイッチ回路および電力スイッチ」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容全体が引用により本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、新エネルギー太陽光発電の分野に関し、例えば、電力スイッチ回路および電力スイッチに関する。
【背景技術】
【0003】
太陽光発電パネルが動作しているとき、太陽光発電パネルの出力状態を検出し、発電システムを起動できるか否かを判断する必要があり、発電システム自体にも消費電力があるので、太陽光発電パネルの発電システムの起動時間を制御する必要があり、起動時間が早すぎると、太陽光発電パネルの出力電力が発電システム自体の消費電力を満たさず、外部グリッド又は電池の電気エネルギーを消費することを引き起こし、起動時間が遅すぎると、一部の太陽光発電パネルの出力エネルギーが浪費される。
【0004】
従来技術には、通常、太陽光発電パネルの出力電圧を検出することで、発電システムを起動できるか否かを判断し、当該方式では、太陽光発電パネルの電力不足による発電システムが外部グリッド又は電池の電気エネルギーを消費することを回避するために、通常、電圧検出点を高く設定し、太陽光発電パネルの出力電力が発電システムの消費電力よりも遥かに大きいだけで発電システムを起動し、それにより太陽光発電パネルの出力エネルギーが浪費され、太陽光発電の効率が低下する。
【発明の概要】
【0005】
本願の実施例は、電力スイッチ回路および電力スイッチを提供し、関連技術における電力スイッチ回路が出力エネルギーを浪費し太陽光発電の効率が低いという技術課題を改善することができる。
【0006】
上記技術課題を解決するために、第1の側面において、本願の実施例は、電力スイッチ回路を提供し、前記電力スイッチ回路は、太陽光発電パネル、検出回路およびスイッチ回路を含み、前記検出回路は、それぞれ前記太陽光発電パネル、前記スイッチ回路に接続され、前記太陽光発電パネルは、さらに前記スイッチ回路によって負荷に接続されるために用いられ、
前記太陽光発電パネルは、電気信号を前記検出回路に提供するために用いられ、
前記検出回路は、前記電気信号における電力が予め設定された閾値を超えるか否かを検出するために用いられ、前記電気信号における電力が予め設定された閾値を超えると検出する場合、前記検出回路は、第1の制御信号を前記スイッチ回路に出力して前記スイッチ回路を導通させ、
前記スイッチ回路が導通されるとき、前記太陽光発電パネルは前記スイッチ回路によって負荷に給電するとともに、前記スイッチ回路は第2の制御信号を前記検出回路にフィードバックして前記検出回路に動作を停止させる。
【0007】
任意的には、前記検出回路は、第1のスイッチモジュールおよび電力検出モジュールを含み、
前記第1のスイッチモジュールは、第1端がそれぞれ前記太陽光発電パネルおよび前記スイッチ回路に接続され、第2端が前記電力検出モジュールの第3端に接続され、第3端が接地のために用いられ、そのうち、前記第1のスイッチモジュールの第1端が制御端であり、
前記電力検出モジュールは、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記スイッチ回路に接続され、
前記太陽光発電パネルは、前記電気信号を出力して前記第1のスイッチモジュールの導通を制御するために用いられ、前記第1のスイッチモジュールが導通されるとき、前記電力検出モジュールは動作状態に入って前記電気信号における電力を検出し、前記電力検出モジュールは、前記電気信号における電力が前記予め設定された閾値よりも大きいと検出する場合、第1の制御信号を前記スイッチ回路に出力して前記スイッチ回路の導通を制御するとともに、前記スイッチ回路は、第2の制御信号を前記第1のスイッチモジュールの第1端にフィードバックし、前記第1のスイッチモジュールを制御してオフにさせ、前記検出回路に動作を停止させる。
【0008】
任意的には、前記第1のスイッチモジュールは、分圧ユニットおよびスイッチチューブQ1を含み、前記分圧ユニットは、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、第3端が接地のために用いられ、
前記スイッチチューブQ1は、制御端がさらに前記スイッチ回路に接続され、第1端が前記電力検出モジュールの第3端に接続され、第2端が接地のために用いられる。
【0009】
任意的には、前記分圧ユニットは、抵抗R1および抵抗R2を含み、
前記抵抗R1は、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、前記抵抗R2は、第1端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、第2端が接地のために用いられる。
【0010】
任意的には、前記電力検出モジュールは、抵抗R3、抵抗R4、スイッチチューブQ2およびツェナーダイオードD1を含み、
前記抵抗R3は、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記ツェナーダイオードD1の陰極に接続され、前記ツェナーダイオードD1は、陽極が前記スイッチチューブQ2の制御端および前記抵抗R4の第1端に接続され、前記スイッチチューブQ2は、第1端が前記スイッチ回路に接続され、第2端が接地のために用いられ、前記抵抗R4は、第2端が前記第1のスイッチモジュールの第2端に接続される。
【0011】
任意的には、前記スイッチ回路は、第2のスイッチモジュール、第3のスイッチモジュールを含み、
前記第2のスイッチモジュールは、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、第2端が前記検出回路に接続され、第3端がそれぞれ前記第3のスイッチモジュールの第2端および負荷に接続され、そのうち、前記第2のスイッチモジュールの第2端が制御端であり、前記第3のスイッチモジュールの第2端が制御端であり、
前記第3のスイッチモジュールは、第1端が前記検出回路に接続され、第3端が接地のために用いられ、
前記検出回路は、前記太陽光発電パネルにより出力された電気信号を検出するために用いられ、前記電気信号における電力が前記予め設定された閾値よりも大きい場合、第1の制御信号を前記第2のスイッチモジュールの第2端に出力し、前記第2のスイッチモジュールの導通を制御し、前記電気信号が前記第2のスイッチモジュールを介して負荷に流れるとともに、前記第3のスイッチモジュールの第2端に流れ、前記第3のスイッチモジュールの導通を制御し、第2の制御信号を前記第1のスイッチモジュールの第1端にフィードバックし、前記第1のスイッチモジュールを制御してオフにさせ、前記検出回路に動作を停止させる。
【0012】
任意的には、前記スイッチ回路は、
陽極が前記第1のスイッチモジュールの第1端に接続され、陰極が前記第3のスイッチモジュールの第1端に接続されるダイオードD2をさらに含む。
【0013】
任意的には、前記第2のスイッチモジュールは、抵抗R5、抵抗R6およびスイッチチューブQ3を含み、
前記スイッチチューブQ3は、第1端が前記太陽光発電パネルに接続され、制御端が前記抵抗R6の第1端に接続され、第2端が前記負荷に接続され、前記抵抗R6は、第2端がそれぞれ前記検出回路および前記第3のスイッチモジュールの第1端に接続され、前記抵抗R5は、前記スイッチチューブQ3の第1端および制御端を接続するために用いられる。
【0014】
任意的には、前記第3のスイッチモジュールは、抵抗R7およびスイッチチューブQ4を含み、
前記抵抗R7は、第1端が前記スイッチチューブQ3の第2端に接続され、第2端が前記スイッチチューブQ4の制御端に接続され、前記スイッチチューブQ4は、第1端が前記検出回路に接続され、第2端が接地のために用いられる。
【0015】
第2の側面において、本願の実施例は、第1の側面に記載の電力スイッチ回路を含む電力スイッチをさらに提供する。
【0016】
本願の実施例は、太陽光発電パネル、検出回路およびスイッチ回路を含む電力スイッチ回路および電力スイッチを提供し、前記検出回路は、それぞれ前記太陽光発電パネルおよび前記スイッチ回路に接続され、前記太陽光発電パネルは、さらに前記スイッチ回路によって負荷に接続されるために用いられる。前記太陽光発電パネルは、電気信号を前記検出回路に提供するために用いられ、前記検出回路は、前記電気信号における電力が予め設定された閾値を超えるか否かを検出するために用いられ、前記電気信号における電力が予め設定された閾値を超えると検出する場合、前記検出回路は、第1の制御信号を前記スイッチ回路に出力して前記スイッチ回路を導通させ、前記スイッチ回路が導通されるとき、前記太陽光発電パネルは前記スイッチ回路によって負荷に給電するとともに、前記スイッチ回路は第2の制御信号を前記検出回路にフィードバックして前記検出回路に動作を停止させる。以上の方式により、太陽光発電パネルの電力が予め設定された閾値よりも大きいと検出する場合、スイッチ回路を制御して導通させ、太陽光発電パネルが負荷に給電するようにさせ、太陽光発電パネルをオンにするのが早すぎたり遅すぎたりすることによる発電エネルギーの浪費を効果的に回避し、太陽光発電パネルが負荷に給電するとき、検出回路を制御して動作を停止させ、検出回路の電力損失を低減させ、太陽光発電パネルの発電量および太陽光発電の利用率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
1つ又は複数の実施例をそれに対応する添付の図面によって例示的に説明し、これらの例示的な説明は、実施例を限定するものではなく、添付の図面において、同じ参照番号を有する要素は類似の要素を示し、添付図面における図面は、特に明記されない限り、縮尺の限定がなされるものではない。
図1】本願の実施例により提供される電力スイッチ回路の構造ブロック図である。
図2】本願の実施例により提供される電力スイッチ回路における検出回路の構造ブロック図である。
図3】本願の実施例により提供される電力スイッチ回路におけるスイッチ回路の構造ブロック図である。
図4】本願の実施例により提供される電力スイッチ回路の回路図である。
図5】本願の別の実施例により提供される電力スイッチ回路の回路構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本願の目的、技術方案および利点をより明確にするために、以下、添付の図面および実施例と組み合わせて、本願をさらに詳細に説明する。ここに述べる具体的な実施例は、本願を解釈するためのものに過ぎず、本願を限定するものではないことを理解されたい。
【0019】
矛盾がなければ、本願の実施例における各特徴を互いに組み合わせることができ、いずれも本願の保護範囲に含まれることに留意されたい。なお、装置模式図において機能モジュールの区画を行い、フローチャートにおいて論理シーケンスを示したが、いくつかの場合に、装置模式図と異なるモジュール区画、又はフローチャートと異なるシーケンスで示された又は述べたステップを実行することができる。
【0020】
別段の定義がない限り、本明細書に使用されるすべての技術用語および科学用語は、本願の属する技術分野の技術者によって一般的に理解される意味と同じである。本願の明細書に使用される用語は、具体的な実施形態の目的を説明するためのものであり、本願を制限するためのものではない。本明細書に使用される「および/または」という用語は、関連する列挙された項目の1つ又は複数の任意およびすべての組み合わせを含む。
【0021】
図1を参照し、図1は、本願の実施例により提供される電力スイッチ回路の構造ブロック図である。図1に示すように、前記電力スイッチ回路1は、太陽光発電パネル11、検出回路12およびスイッチ回路13を含み、前記検出回路12は、それぞれ前記太陽光発電パネル11および前記スイッチ回路13に接続される。
【0022】
前記太陽光発電パネル11は、さらに前記スイッチ回路13によって負荷に接続されるために用いられ、前記太陽光発電パネル11は、電気信号を前記検出回路12に提供するために用いられ、具体的には、前記太陽光発電パネル11は、太陽光を受けることにより光エネルギーを発生させ、前記光エネルギーを電気信号に変換し、すなわち、太陽光発電パネルは電気エネルギーを出力し、そして前記電気信号を前記検出回路12に出力する。
【0023】
前記検出回路12は、前記太陽光発電パネル11が発電するとき、前記太陽光発電パネル11により出力される電気信号を受信し、前記太陽光発電パネル11により生成される電気信号における電力が予め設定された閾値を超えるか否かを検出するために用いられ、前記電気信号における電力が予め設定された閾値を超えると検出する場合、前記検出回路12は、第1の制御信号を前記スイッチ回路13に出力して前記スイッチ回路13を導通させる。具体的には、前記スイッチ回路13は、自己保持スイッチ回路であり、つまり、前記検出回路12が動作を停止した後、前記スイッチ回路13は依然として導通状態にある。
【0024】
前記検出回路12は、第1のスイッチモジュール121および電力検出モジュール122を含み、図2に示すように、図2は、本願の実施例により提供する電力スイッチ回路における検出回路の構造ブロック図であり、そのうち、前記第1のスイッチモジュール121は、第1端がそれぞれ前記太陽光発電パネル11および前記スイッチ回路13に接続され、第2端が前記電力検出モジュール122の第3端に接続され、第3端が接地のために用いられ、前記電力検出モジュール122は、第1端が前記太陽光発電パネル11に接続され、第2端が前記スイッチ回路13に接続され、そのうち、前記第1のスイッチモジュール121の第1端が制御端である。
【0025】
具体的には、前記太陽光発電パネル11は、前記電気信号を出力し、前記第1のスイッチモジュール121を制御して導通させるために用いられ、前記第1のスイッチモジュール121が導通されるとき、前記電力検出モジュール122は動作状態に入って前記電気信号における電力を検出し、前記電力検出モジュール122は、前記電気信号における電力が前記予め設定された閾値よりも大きいと検出する場合、第1の制御信号を前記スイッチ回路13に出力して前記スイッチ回路13を制御して導通させるとともに、前記スイッチ回路13は、第2の制御信号を前記第1のスイッチモジュール121の第1端にフィードバックし、前記第1のスイッチモジュール121を制御してオフにさせ、前記検出回路12に動作を停止させる。
【0026】
前記スイッチ回路13は、前記検出回路12により出力される第1の制御信号を受信するために用いられ、前記スイッチ回路13が前記第1の制御信号に応じて導通されるとき、前記太陽光発電パネル11は前記スイッチ回路13によって負荷に給電し、かつ、前記スイッチ回路13は第2の制御信号を前記検出回路12にフィードバックして前記検出回路12に動作を停止させる。
【0027】
前記スイッチ回路13は、第2のスイッチモジュール131および第3のスイッチモジュール132を含み、図3に示すように、図3は、本願の実施例により提供される電力スイッチ回路におけるスイッチ回路の構造ブロック図であり、そのうち、前記第2のスイッチモジュール131は、第1端が前記太陽光発電パネル11に接続され、第2端が前記検出回路12に接続され、第3端がそれぞれ前記第3のスイッチモジュール132の第2端および負荷に接続され、そのうち、前記第2のスイッチモジュールの第2端が制御端であり、前記第3のスイッチモジュールの第2端が制御端であり、前記第3のスイッチモジュール132は、第1端が前記検出回路12に接続され、第3端が接地のために用いられる。
【0028】
具体的には、前記検出回路12は、前記太陽光発電パネル11により出力される電気信号を検出するために用いられ、前記電気信号における電力が前記予め設定された閾値よりも大きい場合、第1の制御信号を前記第2のスイッチモジュール131の第2端に出力し、前記第2のスイッチモジュール131を制御して導通させ、前記電気信号が前記第2のスイッチモジュール131を介して負荷に流れるとともに、前記第3のスイッチモジュール132の第2端に流れ、前記第3のスイッチモジュール132を制御して導通させ、第2の制御信号を前記第1のスイッチモジュール121の第1端にフィードバックし、前記第1のスイッチモジュール121を制御してオフにさせ、前記検出回路12に動作を停止させる。かつ、第2のスイッチモジュール131の第2端が前記第3のスイッチモジュール132の第1端に接続され、第3のスイッチモジュール132が導通された後、前記第2のスイッチモジュール131の第2端に第1の制御信号を提供し、前記第2のスイッチモジュール131に導通状態を維持させ、自己保持スイッチの機能を実現する。本実施例において、第3のスイッチモジュール132は、第1端が第2のスイッチモジュール131の第2端に接続され、第3端が接地され、第3のスイッチモジュール132が導通された後、すなわち、第3のスイッチモジュール132の第1端が第3端と導通し、第2のスイッチモジュール131の第2端を接地させ、それにより第2のスイッチモジュール131を導通状態にするように制御し、前記第2のスイッチモジュール131に導通状態を維持させる。また、本実施例における第1の制御信号と第2の制御信号とは、同じ信号であってもよく、異なる信号であってもよく、第2の制御信号が第1のスイッチモジュール121を制御してオフにさせ、第1の制御信号が第2のスイッチモジュール131を制御して導通させることを満たせばよい。
【0029】
図4を参照し、図4は、本願の実施例により提供される電力スイッチ回路の回路図であり、図4に示すように、前記電力スイッチ回路1は、抵抗R1、抵抗R2、抵抗R3、抵抗R4、抵抗R5、抵抗R6、抵抗R7、スイッチチューブQ1、スイッチチューブQ2、スイッチチューブQ3、スイッチチューブQ4、ツェナーダイオードD1およびダイオードD2を含む。
【0030】
具体的には、前記検出回路12は、抵抗R1、抵抗R2、抵抗R3、抵抗R4、ツェナーダイオードD1、スイッチチューブQ1およびスイッチチューブQ2を含む。そのうち、前記抵抗R1および抵抗R2は分圧ユニットを構成し、前記分圧ユニットおよび前記スイッチチューブQ1は第1のスイッチモジュール121を構成する。前記抵抗R3、抵抗R4、ツェナーダイオードD1およびスイッチチューブQ2は電力検出モジュール122を構成する。
【0031】
前記分圧ユニットは、第1端が前記太陽光発電パネル11に接続され、第2端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、第3端が接地のために用いられ、前記スイッチチューブQ1は、制御端が前記スイッチ回路13に接続され、第1端が前記電力検出モジュール122の第3端に接続され、第2端が接地のために用いられる。
【0032】
前記抵抗R1は、第1端が前記太陽光発電パネル11に接続され、第2端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、前記抵抗R2は、第1端が前記スイッチチューブQ1の制御端に接続され、第2端が接地のために用いられる。
【0033】
前記抵抗R3は、第1端が前記太陽光発電パネル11に接続され、第2端が前記ツェナーダイオードD1の陰極に接続され、前記ツェナーダイオードD1は、陽極がスイッチチューブQ2の制御端および前記抵抗R4の第1端に接続され、前記スイッチチューブQ2は、第1端が前記スイッチ回路13に接続され、第2端が接地のために用いられ、前記抵抗R4は、第2端が前記第1のスイッチモジュールの第2端に接続される。
【0034】
具体的には、前記太陽光発電パネル11は電気信号を提供するために用いられ、前記電気信号が前記抵抗R1および抵抗R2により分圧された後、前記スイッチチューブQ1の制御端に流れ、前記スイッチチューブQ1を制御して導通させる。スイッチチューブQ1が導通された後、電力検出モジュール122に接続される回路が導通され、電力検出モジュール122におけるツェナーダイオードD1は、太陽光発電パネル11により出力される電圧を検出し、電圧がツェナーダイオードD1の高破壊電圧よりも大きいと検出する場合、ツェナーダイオードD1が導通され、太陽光発電パネル11により出力される電流が抵抗R3、ツェナーダイオードD1および抵抗R4を流れ、電圧が上昇すると、抵抗R4を流れる電流も同期して増大し、抵抗R4を流れる電流が設定された閾値を超える場合、スイッチチューブQ2が導通される。すなわち、検出した電圧および電流が設定値に達した後、スイッチチューブQ2を制御して導通させ、つまり、検出した電力が予め設定された閾値に達すると、スイッチチューブQ2を制御して導通させる。このように、抵抗R3、ツェナーダイオードD1、抵抗R4およびスイッチチューブQ2などの簡単な電力検出モジュール122を設置するだけで、電力の検出を実現することができ、電力検出モジュール122のコストを大幅に低減させる。同時に、電力検出モジュール122は電力が予め設定された閾値よりも大きいと検出しない限り、スイッチ回路13を制御して導通させることがなく、起動時間が早すぎることによる太陽光発電パネル11の出力電力が発電システム自体の消費電力を満たさず、外部グリッド又は電池の電気エネルギーを消費することを効果的に防止することができ、起動時間が遅すぎることによる一部の太陽光発電パネル11の出力エネルギーの浪費を効果的に防止し、太陽光発電の効率を向上させる。本実施例において、スイッチチューブQ2の第2端が接地されるため、スイッチチューブQ2が導通された後、提供される第1の制御信号は低レベル信号又は接地信号である。
【0035】
具体的には、前記スイッチ回路13は、抵抗R5、抵抗R6、抵抗R7、スイッチチューブQ3およびスイッチチューブQ4を含む。そのうち、前記抵抗R5、抵抗R6およびスイッチチューブQ3は、第2のスイッチモジュール131を構成する。前記抵抗R7およびスイッチチューブQ4は、第3のスイッチモジュール132を構成する。
【0036】
前記スイッチチューブQ3は、第1端が前記太陽光発電パネル11に接続され、制御端が前記抵抗R6の第1端に接続され、第2端が前記負荷に接続され、前記抵抗R6は、第2端がそれぞれ前記検出回路12および前記第3のスイッチモジュール132に接続され、前記抵抗R5は前記スイッチチューブQ3の第1端および制御端を接続するために用いられ、すなわち、抵抗R5は、第1端がスイッチチューブQ3の第1端に接続され、第2端がスイッチチューブQ3の制御端に接続される。
【0037】
前記抵抗R7は、第1端が前記スイッチチューブQ3の第2端に接続され、第2端が前記スイッチチューブQ4の制御端に接続され、前記スイッチチューブQ4は、第1端が前記検出回路12に接続され、第2端が接地のために用いられる。
【0038】
具体的には、本実施例において、前記スイッチチューブQ2が導通された後、第1の制御信号が前記スイッチチューブQ3の制御端に出力され、すなわち、スイッチチューブQ2が導通された後、抵抗R6の第2端が接地され、制御回路が形成され、このとき、前記スイッチチューブQ3が導通され、前記太陽光発電パネル11が前記スイッチチューブQ3によって電気信号を前記負荷に出力するとともに、前記電気信号が前記抵抗R7を介して前記スイッチチューブQ4に流れ、前記スイッチチューブQ4を導通させ、第2の制御信号が前記第1のスイッチモジュール121の第1端にフィードバックされ、前記第1のスイッチモジュール121を制御してオフにさせ、前記検出回路12に動作を停止させ、同時に、前記スイッチチューブQ4が導通された後、第1の制御信号が前記スイッチチューブQ3の制御端に提供され、前記スイッチチューブQ3に導通状態を維持させ、自己保持スイッチ機能を実現する。そのうち、前記スイッチチューブQ3が導通されるとともに、前記スイッチチューブQ4によって第2の制御信号が前記第1のスイッチモジュール121にフィードバックされ、前記検出回路12を制御して動作を停止させ、前記太陽光発電パネル11により出力される電気信号がそのまま前記負荷に使用され、前記検出モジュール12の連続的な動作による前記太陽光発電パネルの電気エネルギーの浪費を回避し、太陽光発電パネルの発電量および利用率を向上させる。
【0039】
そのうち、前記ダイオードD2は、陽極が前記第1のスイッチモジュール121の第1端に接続され、陰極が前記第3のスイッチモジュール132の第1端に接続される。
【0040】
具体的には、前記太陽光発電パネル11は電気信号を出力するために用いられ、前記電気信号は前記抵抗R1および抵抗R2により分圧された後に前記スイッチチューブQ1に流れ、前記スイッチチューブQ1の制御端は高レベルとなり、前記スイッチチューブQ1は電圧差があるため導通され、さらに、前記ダイオードD2も電圧差が存在するために導通され、同時に、前記電気信号が前記抵抗R3により前記ツェナーダイオードD1に加えられ、前記ツェナーダイオードD1が破壊された後、前記電気信号が前記ツェナーダイオードD1を介して前記スイッチチューブQ2に流れ、前記スイッチチューブQ2は電圧差が存在するために導通され、前記スイッチチューブQ3の制御端に1つの低レベルが存在するようにさせ、このとき、前記スイッチチューブQ3の第1端に前記太陽光発電パネル11により提供される電気信号が存在するため、前記スイッチチューブQ3が導通され、前記電気信号が前記スイッチチューブQ3を介して前記負荷に流れるとともに、前記電気信号が前記抵抗R7を介して前記スイッチチューブQ4を導通させ、前記スイッチチューブQ4の第1端に1つの低レベル信号が存在するようにさせ、前記低レベル信号が前記ダイオードD2によって前記スイッチチューブQ1の制御端にフィードバックされ、前記スイッチチューブQ1がカットオフされ、前記検出回路12が動作を停止する。そのうち、前記スイッチチューブQ3が導通された後、前記スイッチチューブQ4も導通され、このとき、前記スイッチチューブQ4の第1端が低レベル信号であり、前記スイッチチューブQ1にフィードバックされて前記検出回路12に動作を停止させるが、前記スイッチチューブQ4の第1端は依然として前記スイッチチューブQ3の制御端に接続され、前記スイッチチューブQ3を導通させ、したがって、前記スイッチチューブQ1がカットオフされるとき、前記スイッチチューブQ3は、依然として前記負荷に給電することができ、自己保持スイッチの機能を実現し、検出回路の電気エネルギーの損失を低減させる。
【0041】
別の実施例において、図5を参照し、図5は、本願の別の実施例により提供される電力スイッチ回路の回路構造図であり、図5に示すように、前記電力スイッチ回路1は、陰極が前記スイッチチューブQ3の第2端に接続され、陽極が前記抵抗R7の第1端に接続されるツェナーダイオードD3をさらに含む。そのうち、前記ツェナーダイオードD3は、スイッチチューブQ3の第2端により出力される電圧を検出するために用いられ、前記スイッチ回路13が自己保持スイッチ状態にあるとき、前記太陽光発電パネル11により出力される電気信号における電力が前記ツェナーダイオードD3よりも低いと、前記電気信号がそのまま前記負荷に流れ、前記スイッチチューブQ4は電圧差がないためカットオフされ、それにより前記スイッチチューブQ3がカットオフされ、前記電力スイッチ回路が制御されて動作モードが停止される。このように、ツェナーダイオードD3のみを設置するだけで、前記太陽光発電パネル11により出力される電気信号における電力が低いとき、前記電力スイッチ回路を閉めることができ、前記太陽光発電パネル11の電気エネルギーを節約し、太陽光発電パネル11の出力電力が発電システム自体の消費電力を満たさず、外部グリッド又は電池の電気エネルギーを消費することを回避する。
【0042】
本願は、太陽光発電パネル、検出回路およびスイッチ回路を含む電力スイッチ回路を提供し、前記検出回路は、それぞれ前記太陽光発電パネル、前記スイッチ回路に接続され、前記太陽光発電パネルは、さらに前記スイッチ回路によって負荷に接続されるために用いられる。前記太陽光発電パネルは、電気信号を前記検出回路に提供するために用いられ、前記検出回路は、前記電気信号における電力が予め設定された閾値を超えるか否かを検出するために用いられ、前記電気信号における電力が予め設定された閾値を超えると検出する場合、前記検出回路は、第1の制御信号を前記スイッチ回路に出力して前記スイッチ回路を導通させ、前記スイッチ回路が導通されるとき、前記太陽光発電パネルは前記スイッチ回路によって負荷に給電するとともに、前記スイッチ回路は第2の制御信号を前記検出回路にフィードバックして前記検出回路に動作を停止させる。以上の方式により、太陽光発電パネルの電力が予め設定された閾値よりも大きいと検出する場合、スイッチモジュールを制御して導通させ、太陽光発電パネルが負荷に給電するようにさせ、太陽光発電パネルをオンにするのが早すぎたり遅すぎたりすることによる発電エネルギーの浪費を効果的に回避し、太陽光発電パネルが負荷に給電するとき、検出回路を制御して動作を停止させ、検出回路の電力損失を低減させ、太陽光発電パネルの発電量および太陽光発電の利用率を向上させる。
【0043】
第2の側面において、本願の実施例は、以上のいずれか1つの実施例に記載の実施例の電力スイッチ回路を含む電力スイッチをさらに提供し、前記電力スイッチは、太陽光発電パネルの電力を検出することにより、前記太陽光発電パネルの起動時間を制御し、前記太陽光発電パネルの発電エネルギーの浪費を回避し、太陽光発電パネルの発電量を向上させる。
【0044】
以上に述べた装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、その中に個別の部品として説明される前記ユニットは、物理的に分離されるものであってもよく、分離されないものであってもよく、ユニットとして示される部品は、物理的なユニットであってもよく、物理的なユニットではなくてもよく、すなわち、同一の箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分散してもよいことに注意されたい。実際のニーズに応じてそのうちの一部又はすべてのモジュールを選択して本実施例の方案の目的を実現することができる。
【0045】
最後に説明すべきことは、以上の実施例は、本願の技術方案を説明するためのものに過ぎず、それを制限するものではなく、本願の文脈では、以上の実施例又は異なる実施例における技術特徴の間を組み合わせることができ、任意の順序でステップを実現することができ、上述のような本願の異なる側面の他の変化が多く存在するが、簡略化のために、細部には提供されず、前述の実施例を参照して本願を詳細に説明したが、当業者は、依然として前述の各実施例に記載の技術方案を補正し、又は一部の技術特徴に対して等価の置換を行うことができ、これらの補正および置換は、対応する技術方案の本質を本願の各実施例の技術方案の範囲から逸脱させないと理解すべきである。
図1
図2
図3
図4
図5