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特許7497795ガイドレール構造、フレームアセンブリ、フレーム、エアコン室内機及びエアコン
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-03
(45)【発行日】2024-06-11
(54)【発明の名称】ガイドレール構造、フレームアセンブリ、フレーム、エアコン室内機及びエアコン
(51)【国際特許分類】
   F24F 1/0073 20190101AFI20240604BHJP
【FI】
F24F1/0073
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2019563121
(86)(22)【出願日】2019-10-22
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-07-26
(86)【国際出願番号】 CN2019112441
(87)【国際公開番号】W WO2020177330
(87)【国際公開日】2020-09-10
【審査請求日】2019-11-14
【審判番号】
【審判請求日】2022-12-01
(31)【優先権主張番号】201920267861.4
(32)【優先日】2019-03-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】201910159486.6
(32)【優先日】2019-03-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517335189
【氏名又は名称】広東美的制冷設備有限公司
【氏名又は名称原語表記】GD MIDEA AIR-CONDITIONING EQUIPMENT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Lingang Road,Beijiao,Shunde Foshan,Guangdong 528311,CHINA
(73)【特許権者】
【識別番号】512237419
【氏名又は名称】美的集団股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】MIDEA GROUP CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】B26-28F, Midea Headquarter Building, No.6 Midea Avenue, Beijiao, Shunde, Foshan, Guangdong 528311 China
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100203297
【弁理士】
【氏名又は名称】橋口 明子
(74)【代理人】
【識別番号】100175824
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100135301
【弁理士】
【氏名又は名称】梶井 良訓
(72)【発明者】
【氏名】郭 趣▲鑾▼
(72)【発明者】
【氏名】▲呂▼ 建▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】▲鄒▼ 奎芳
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 行
【合議体】
【審判長】間中 耕治
【審判官】鈴木 充
【審判官】竹下 和志
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-50698(JP,A)
【文献】特開2001-263784(JP,A)
【文献】実開昭55-89912(JP,U)
【文献】特開2012-57806(JP,A)
【文献】特開2003-207161(JP,A)
【文献】特開2012-37199(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 1/0073
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームの内部に設けられているガイドレール構造であって、前記ガイドレール構造は、
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具と、を含み、
前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わせてスライドレールを形成しており、
前記ガイドレール構造は、前記フレームと取り外し可能に接続されており、
前記フレームにスライドウェイが形成され、前記スライドレールは前記スライドウェイに連通され、
前記第一案内具は弧形セグメントを含み、前記第二案内具は前記弧形セグメントと対向して設けられ、第二案内具と、前記弧形セグメントとの間の間隔は同じである、
ガイドレール構造。
【請求項2】
前記第一案内具はさらに前記弧形セグメントに接続されている延長セグメントを含む、
請求項1に記載のガイドレール構造。
【請求項3】
前記延長セグメントの前記弧形セグメントから遠く離れた一端には係着フックが設けられ、前記延長セグメントは前記係着フックを通して前記フレームと係接され、
及び/又は、前記弧形セグメントの前記延長セグメントから遠く離れた一端には位置制限溝が設けられ、前記ガイドレール構造が前記フレームに取り付けられた時、前記位置制限溝は前記フレームと位置制限して当接され、
及び/又は、前記第二案内具の前記延長セグメントから遠く離れた一端には少なくとも一つの係着突起が設けられ、前記第二案内具は前記係着突起を通して前記フレームと係接され、
及び/又は、前記接続部の少なくとも一つの側面にはバックルが設けられ、前記接続部は前記バックルを通して前記フレームとバックル接続されている
請求項2に記載のガイドレール構造。
【請求項4】
前記第二案内具の前記延長セグメントに近い一端には案内部が設けられ、前記案内部は前記第一案内具から遠く離れる向きに延在している、
請求項2に記載のガイドレール構造。
【請求項5】
前記接続部には前記弧形セグメントに対応するように第一位置制限板が形成され、前記第一位置制限板は前記第二案内具の前記弧形セグメントから背を向けている側に向かって延在し、前記ガイドレール構造が前記フレームに取り付けられた時、前記第一位置制限板は前記フレームと位置制限して当接されている、
請求項2に記載のガイドレール構造。
【請求項6】
前記接続部には前記弧形セグメントに対応するように第一位置制限板と第二位置制限板が形成され、前記第一位置制限板は前記第二案内具の前記弧形セグメントから背を向けている側に向かって延在し、前記第二位置制限板は前記弧形セグメントの前記第二案内具から背を向けている側に向かって延在し、前記第一位置制限板及び/又は第二位置制限板にはさらに位置制限台が設けられ、前記ガイドレール構造が前記フレームに取り付けられた時、前記位置制限台は前記フレームに位置制限して当接されている、
請求項2に記載のガイドレール構造。
【請求項7】
前記ガイドレール構造は、二つの前記第一案内具と、二つの前記第二案内具を含み、二つの前記第一案内具と、二つの前記第二案内具は、それぞれ対応するように前記接続部の対向する二つの側面に設けられている、
請求項1に記載のガイドレール構造。
【請求項8】
前記接続部、前記第一案内具及び前記第二案内具は一体成型構造である、
請求項1に記載のガイドレール構造。
【請求項9】
フレーム、吸気グリッド及びガイドレール構造を含むフレームアセンブリであって、前記フレームは吸気口を有し、前記吸気グリッドは前記吸気口に設けられ、前記ガイドレール構造は、前記フレームの内部に設けられ、前記吸気グリッド及び/又は前記フレームと取り外し可能に接続され、
前記ガイドレール構造は、
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具と、を含み、
前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わせてスライドレールを形成しており、
前記ガイドレール構造は、前記フレームと取り外し可能に接続されており
前記フレームにスライドウェイが形成され、前記スライドレールは前記スライドウェイに連通され、
前記第一案内具は弧形セグメントを含み、前記第二案内具は前記弧形セグメントと対向して設けられ、第二案内具と、前記弧形セグメントとの間の間隔は同じである、
フレームアセンブリ。
【請求項10】
前記フレームは更に前記吸気口と隔てて設けられているフィルター取付口を有し、前記フレームにはさらに前記フィルター取付口に位置する支持部が設けられ、前記支持部の前記吸気口に近い端部は前記第一案内具の前記フィルター取付口に近い一端とは位置制限して当接されている、
請求項9に記載のフレームアセンブリ。
【請求項11】
前記支持部の前記吸気口に近い端部には位置制限突起が設けられ、前記第一案内具には位置制限溝が設けられ、前記位置制限突起は前記位置制限溝と位置制限して当接されている、
請求項10に記載のフレームアセンブリ。
【請求項12】
前記フレームには前記吸気口の近くにさらに案内セグメントが設けられ、前記案内セグメントは前記支持部と、対向して設けられ、前記支持部と、組み合わされて前記スライドウェイを形成しており、前記案内セグメントの前記吸気口に近い端部は前記第二案内具の前記フィルター取付口に近い一端と位置制限して当接される、請求項10に記載のフレームアセンブリ。
【請求項13】
前記案内セグメントの前記吸気口から遠く離れた端部には案内突起が設けられ、前記案内突起は前記支持部から遠く離れる方向へ延在している、
請求項12に記載のフレームアセンブリ。
【請求項14】
前記案内突起と前記案内セグメントとは円弧を呈して移行している、
請求項13に記載のフレームアセンブリ。
【請求項15】
前記接続部は、前記吸気グリッドの内表面と当接されており、前記吸気グリッドの内表面及び/又は前記フレームの前記フィルター取付口に近い内壁には複数の掛接具が設けられ、前記吸気グリッド及び/又は前記フレームは前記掛接具を通して前記接続部及び/又は前記第一案内具及び/又は前記第二案内具と、取り外し可能に接続されている、
請求項12に記載のフレームアセンブリ。
【請求項16】
請求項9~15のいずれか一つに記載のフレームアセンブリを含むエアコン室内機。
【請求項17】
請求項16に記載のエアコン室内機を含むエアコン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本願は2019年3月3日に提出された、出願番号201920267861.4、発明名称「ガイドレール構造、フレームアセンブリ、フレーム、エアコン室内機及びエアコン」及び出願番号201910159486.6、発明名称「ガイドレール構造、フレームアセンブリ、フレーム、エアコン室内機及びエアコン」である中国特許出願の優先権を主張し、その全文を参考として援用する。
【0002】
本願はエアコンの分野に関し、特にガイドレール構造とフレーム、当該ガイドレール構造が応用されるフレームアセンブリ及び当該フレームアセンブリ或いはフレームが応用されるエアコン室内機とエアコンに関する。
【背景技術】
【0003】
空気調節器(Air Conditioner、通称エアコン)は閉鎖された空間或いは区域に処理を経た空気を直接提供するように設けられる電器である。人々の環境快適度への要求の高まりにつれて、エアコンの機能もますます豊富になりつつある。
従来のエアコンでは、フィルター自動掃除機能を有するエアコンと、手動でフィルターを洗浄するエアコンとがあります。フィルター自動掃除機能を有するエアコンでは、通常ではフレームにフィルターを手動で取り付けるガイドレール構造を設けしない。手動でろ過を洗浄するエアコンの中のフィルターガイドレール構造は、通常ではフレームに一体成型されて、フィルター自動洗浄アセンブリを取り付けることが不可能である。こうなると、フィルター自動掃除機能を有するエアコンとフィルターを手動で洗浄するエアコンの中のフレームには異なるフレーム金型を使って加工する必要があり、金型の利用率の低下につながり、生産工程も複雑化して、生産コストを大きくして、生産性を低下させてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の主な目的は、従来のフレームが同一の金型で製造できない問題を解決するためのガイドレール構造を提供することである。即ち、フィルター自動掃除機能を有するエアコンとフィルターを手動で洗浄するエアコンのフレームに設けして、フレーム金型の利用率と生産効率を向上させ、生産工程を簡略化して、生産コストを低下させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を実現するために、本願が提供するガイドレール構造は、フレームに設けられ、前記ガイドレール構造は、
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具であって、前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わされてスライドレールを形成しており、前記ガイドレール構造は、前記フレームと取り外し可能に接続されている第二案内具と、を含む。
【0006】
一実施例において、前記第一案内具は弧形セグメントと前記弧形セグメントに接続されている延長セグメントを含み、前記第二案内具は前記弧形セグメントと対向して設けられ、第二案内具と、前記弧形セグメントとの間の間隔は同じ或いは相当である。
【0007】
一実施例において、前記延長セグメントの前記弧形セグメントから遠く離れた一端には係着フックが設けられ、前記延長セグメントは前記係着フックを通して前記フレームと係接され;
及び/又は、前記弧形セグメントの前記延長セグメントから遠く離れた一端には位置制限溝が設けられ、前記ガイドレール構造が前記フレームに取り付けられた時、前記位置制限溝は前記フレームと位置制限して当接され;
及び/又は、前記第二案内具の前記延長セグメントから遠く離れた一端には少なくとも一つの係着突起が設けられ、前記第二案内具は前記係着突起を通して前記フレームと係接され;
及び/又は、前記接続部の少なくとも一つの側面にはバックルが設けられ、前記接続部は前記バックルを通して前記フレームとバックル接続されている。
【0008】
一実施例において、前記第二案内具の前記延長セグメントに近い一端には案内部が設けられ、前記案内部は前記第一案内具から遠く離れる向きに延在している。
【0009】
一実施例において、前記接続部には前記弧形セグメントに対応するように第一位置制限板が形成され、前記第一位置制限板は前記第二案内具の前記弧形セグメントから背を向けている側に向かって延在し、前記ガイドレール構造が前記フレームに取り付けられた時、前記第一位置制限板は前記フレームに位置制限して当接されている。
【0010】
一実施例において、前記接続部には前記弧形セグメントに対応するように第一位置制限板と第二位置制限板が形成され、前記第一位置制限板は前記弧形セグメントの前記第一案内具から背を向けている側に向かって延在し、前記第二位置制限板は前記弧形セグメントの前記第二案内具から背を向けている側に向かって延在し、前記第一位置制限板及び/又は第二位置制限板にはさらに位置制限台が設けられ、前記ガイドレール構造が前記フレームに取り付けられた時、前記制限台は前記フレームに位置制限して当接されている。
【0011】
一実施例において、前記ガイドレール構造は、二つの前記第一案内具と、二つの前記第二案内具を含み、二つの前記第一案内具と、二つの前記第二案内具はそれぞれ対応するように前記接続部の対向する二つの側面に設けられている。
【0012】
一実施例において、前記接続部、前記第一案内具及び前記第二案内具は一体成型構造である。
【0013】
本願はさらにフレーム、吸気グリッド及びガイドレール構造を含むフレームアセンブリを提案する。前記フレームは吸気口を有し、前記吸気グリッドは前記吸気口に設けられ、前記ガイドレール構造は、前記吸気グリッド及び/又は前記フレームと取り外し可能に接続され、前記ガイドレール構造は、
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具であって、前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わせてスライドレールを形成しており、前記ガイドレール構造は、前記フレームと取り外し可能に接続されている第二案内具と、を含み、
前記接続部は前記吸気グリッドの内表面と当接されている。
【0014】
一実施例において、前記フレームは更に前記吸気口と隔てて設けられているフィルター取付口を有し、前記フレームにはさらに前記フィルター取付口に位置する支持部が設けられ、前記支持部の前記吸気口に近い端部は前記第一案内具の前記フィルター取付口に近い一端とは位置制限して当接されている。
【0015】
一実施例において、前記支持部の前記吸気口に近い端部には位置制限突起が設けられ、前記第一案内具には位置制限溝が設けられ、前記位置制限突起は前記位置制限溝と位置制限して当接されている。
【0016】
一実施例において、前記フレームには前記吸気口の近くにさらに案内セグメントが設けられ、前記案内セグメントは前記支持部と、対向して設けられ、前記支持部と、組み合わされてスライドウェイを形成しており、前記案内セグメントの前記吸気口に近い端部は前記第二案内具の前記フィルター取付口に近い一端と位置制限して当接され、且つ前記スライドレールと前記スライドウェイとは連通している。
【0017】
一実施例において、前記案内セグメントの前記吸気口から遠く離れた端部には案内突起が設けられ、前記案内突起は前記支持部から遠く離れる方向へ延在している。
【0018】
一実施例において、前記案内突起と前記案内セグメントとは円弧を呈して移行している。
【0019】
一実施例において前記吸気グリッドの内表面及び/又は前記フレームの前記フィルター取付口に近い内壁には複数の掛接具が設けられ、前記吸気グリッド及び/又は前記フレームは前記掛接具を通して前記接続部及び/又は前記第一案内具及び/又は前記第二案内具と、取り外し可能に接続されている。
【0020】
本願はさらにフィルター取付構造を含むフレームを提案する。前記フレームは吸気口とフィルター取付口を有し、前記フィルター取付構造は、前記吸気口に位置する第一取付構造と前記フィルター取付口に位置する第二取付構造を含み、前記第一取付構造は、前記フレームに取り外し可能に接続され、前記第一取付構造と第二取付構造が組み合わされてフィルターを取り付けるスライド溝を形成している。
【0021】
本願はさらにベース、前記ベースと接続されているフレーム、ガイドレール構造及びフィルターを含むエアコン室内機を提案する。前記フレームは吸気口を有し、前記ガイドレール構造は、前記吸気口に取り外し可能に接続され、前記ガイドレール構造は、:
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具であって、前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わせてスライドレールを形成しており、前記ガイドレール構造は、前記フレームと取り外し可能に接続されている第二案内具と、を含み、
前記フィルターは前記スライドレールに移動可能に取り付けられて、前記吸気口に位置する。
【0022】
本願はさらにベース、前記ベースと接続されているフレームアセンブリ及びフィルターを含むエアコン室内機を提案する。前記フレームアセンブリはフレーム、吸気グリッド及びガイドレール構造を含み、前記フレームは吸気口を有し、前記吸気グリッドは前記吸気口に設けられ、前記ガイドレール構造は、前記吸気グリッド及び/又は前記フレームと取り外し可能に接続され、
前記ガイドレール構造は、
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具であって、前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わせてスライドレールを形成しており、前記ガイドレール構造が前記フレームと取り外し可能に接続されている第二案内具と、を含み、
前記接続部は前記吸気グリッドの内表面と当接され、
前記ベースは前記フレームアセンブリと組み合わされて取付チャンバーを形成しており、前記ガイドレール構造は、前記取付チャンバー内に位置して、前記フィルターは前記スライドレールに移動可能に取り付けられて、前記吸気口に位置する。
【0023】
本願はさらにベース、前記ベースと接続されているフレーム及びフィルターを含むエアコン室内機を提案する。前記フレームはフィルター取付構造を含み、前記フレームは吸気口とフィルター取付口を有し、前記フィルター取付構造は、前記吸気口に位置する第一取付構造と前記フィルター取付口に位置する第二取付構造を含み、前記第一取付構造が前記フレームに取り外し可能に接続され、前記第一取付構造と第二取付構造が組み合わされてフィルターを取り付けるスライド溝を形成し;
前記フィルターは前記フィルター取付構造に移動可能に取り付けられて、前記吸気口に位置する。
【0024】
本願はさらにエアコン室外機とエアコン室内機を含むエアコンを提案する。前記エアコン室外機は管路によって前記エアコン室内機と連通し;
前記エアコン室内機はベース、前記ベースと接続されているフレーム、ガイドレール構造及びフィルターを含み、前記フレームは吸気口を有し、前記ガイドレール構造が前記吸気口に取り外し可能に接続され、 前記ガイドレール構造は、
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具であって、前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わせてスライドレールを形成しており、前記ガイドレール構造は、前記フレームと取り外し可能に接続されている第二案内具と、を含み、
前記フィルターは前記スライドレールに移動可能に取り付けられて、前記吸気口に位置し、
或いは、前記エアコン室内機はベース、前記ベースと接続されているフレームアセンブリ及びフィルターを含み、前記フレームアセンブリはフレーム、吸気グリッド及びガイドレール構造を含み、前記フレームは吸気口を有し、前記吸気グリッドは前記吸気口に設けられ、前記ガイドレール構造が前記吸気グリッド及び/又は前記フレームと取り外し可能に接続され、
前記ガイドレール構造は、
接続部と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、一端が弧形を呈して設けられている第一案内具と、
前記接続部の少なくとも一つの側面に設けられ、前記第一案内具の弧形の位置と対向して設けられている第二案内具であって、前記第二案内具及び前記第一案内具と、前記接続部を組み合わせてスライドレールを形成しており、前記ガイドレール構造は、前記フレームと取り外し可能に接続されている第二案内具と、を含み、
前記接続部は前記吸気グリッドの内表面と当接され、
前記ベースは前記フレームアセンブリと組み合わされて取付チャンバーを形成しており、前記ガイドレール構造は、前記取付チャンバー内に位置して、前記フィルターは前記スライドレールに移動可能に取り付けられて、前記吸気口に位置し、
或いは、前記エアコン室内機はベース、前記ベースと接続されているフレーム及びフィルターを含み、前記フレームはフィルター取付構造を含み、前記フレームは吸気口とフィルター取付口を有し、前記フィルター取付構造は、前記吸気口に位置する第一取付構造と前記フィルター取付口に位置する第二取付構造を含み、前記第一取付構造は、前記フレームに取り外し可能に接続され、前記第一取付構造と第二取付構造が組み合わされてフィルターを取り付けるスライド溝を形成し、
前記フィルターは前記フィルター取付構造に移動可能に取り付けられて、前記吸気口に位置する。
【0025】
本願の技術案のガイドレール構造は、フレームに応用され、ガイドレール構造をフレームに取り外し可能に取り付けられる単独な部品に設けすることで、同一のフレームの金型で製造されるフレームを、フィルター自動掃除機能を有するエアコンにも、フィルターを手動で洗浄するエアコンにも設けられることができ、フレームの金型の利用率と生産効率を向上させ、生産工程を簡略化して、生産コストを低下させる。さらに、ガイドレール構造は、接続部、第一案内具及び第二案内具を含み、第一案内具と、第二案内具を対向するように設けして、組み合わせてスライドレールを形成することで、ガイドレール構造をフレームに取り付けた時、フィルターを、スライドレールを通してフレームに取り付ける或いはフレームから脱着させる等に有利である。さらに、ガイドレール構造は、接続部及び/又は第一案内具及び/又は第二案内具を通してフレームと取り外し可能に接続されている。こうすると、ガイドレール構造の迅速で安定した脱着に有利である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
本願実施例及び例示的技術の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例或いは例示的技術の説明に必要とされる添付図面を簡単に紹介する。下記説明における添付図面は本願の一部の実施例に過ぎない。当業者にとって、創造的な努力を行わないことを前提に、これらの添付図面が示す構造により他の図面を得ることができる。
図1】本願のガイドレール構造の一実施例の構造模式図である。
図2】本願のガイドレール構造のもう一つの実施例の構造模式図である。
図3】本願のガイドレール構造のさらにもう一つの実施例の構造模式図である。
図4】本願のフレームアセンブリの一実施例の構造模式図である。
図5図4のAでの拡大図である。
図6図4のBでの拡大図である。
図7】本願のフレームアセンブリの一実施例のもう一つの角度から見た構造模式図である。
図8図7のCでの拡大図である。
図9図7のDでの拡大図である。
図10図7のEでの拡大図である。
図11】本願のフレームの一実施例の構造模式図である。
図12図11のFでの拡大図である。
図13図11のGでの拡大図である。
図14】本願のエアコン室内機の一実施例の構造模式図である。
図15】本願のエアコン室内機のもう一つの実施例の構造模式図である。
図16図15におけるエアコン室内機の部分構造模式図である。 添付図面を参照しながら、実施例と合わせて本願目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本願実施例における添付図面と組み合わせ、本願実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本願の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な努力を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本願の保護する範囲に属す。
【0028】
本願実施例での全ての方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後...)は、当該方向性指示はある特定の姿勢(添付図面に示す)における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに設けられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明すべきである。
【0029】
また、全文において現れた「及び/又は」或いは「及び/又は」は三つの並行する案を含むことを意味する。「A及び/又はB」を例に取ると、A案、或いはB案、或いはAとBとが同時に満たされる案を含むことになる。
【0030】
また、本願実施例において「第一」、「第二」等の説明は説明のために設けられるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定されている特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、各実施例の技術案は互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることはその基礎である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在しない、且つ本願が請求する保護範囲にないと理解すべきである。
【0031】
本願ではフレームアセンブリ100に設けられるべきガイドレール構造3を提案する。本願では、フレームアセンブリ100はフレーム1を含み、フレーム1はフィルター自動掃除機能を有するエアコンにも、フィルターを手動で洗浄するエアコンにも設けできる。具体的に、フレーム1は枠体構造或いは覆体構造をしており、フレーム1は吸気口11を有し、フレームアセンブリ100は更に吸気口11に設けられている吸気グリッド2を含む。吸気グリッド2とフレーム1とは別体で設けられてもよい。即ち、吸気グリッド2はフレーム1の吸気口11に取り外し可能に、例えば、バックル接続、挿入接続嵌合、ねじ接続或いはピン接続等の取り外し可能な接続方法で接続され、ここでは限定しない。
【0032】
図1図2図3図5図6図8図9図10の図示を組み合わせて参照し、本願の実施例において、ガイドレール構造3は接続部31、第一案内具32及び第二案内具33を含み、第一案内具32は接続部31の少なくとも一つの側面に設けられ、第一案内具32の一端は弧形を呈して設けられ;第二案内具33は接続部31の少なくとも一つの側面に設けられ、第一案内具32の弧形位置と対向して設けられ、第二案内具33と第一案内具32は接続部31と組み合わされてスライドレール34を形成し、ガイドレール構造3はフレーム1と取り外し可能に接続されている。
【0033】
ガイドレール構造3とフレーム1との取り外し可能な接続方法はバックル接続、挿入接続嵌合、ねじ接続或いはピン接続等でもよいことは、理解できると考えられる。即ち、ガイドレール構造3は接続部31及び/又は第一案内具32及び/又は第二案内具33を通してフレーム1との取り外し可能な接続を実現する。この時、接続部31と第一案内具32及び第二案内具33とは一つの全体としてフレーム1と取り外し可能な接続を実現する。本実施例では、接続部31は板状構造或いは塊状構造でもよく、接続部31は取り付け、固定、支持及び接続の役割を果たす、ガイドレール構造3をフレーム1上に取り付ける時、接続部31が吸気口11の吸気量を影響するのを避けるために、好ましくは、接続部31は板状構造を呈しており、フレーム1の吸気口11において、接続部31の延伸方向は吸気口11の吸気方向とは同じであり、即ち、接続部31の厚さ方向は吸気方向とは垂直である。
【0034】
具体的に、ガイドレール構造3をフレーム1の吸気口11における形状輪郭と適合させるために、接続部31の形状輪郭とフレーム1の吸気口11における形状輪郭とは同じであり、即ち、ガイドレール構造3をフレーム1の吸気口11に取り付けた時、接続部31はフレーム1及び/又は吸気グリッドの内壁と繋ぎ合わされて当接される。勿論、フィルター500の取り付けを便利にするために、第一案内具32とフレーム1及び/又は吸気グリッドの内壁とは取付空間を形成しており、フィルター500がこの取付空間内に収容されている時、フィルター500の両側は第一案内具32、フレーム1及び/又は吸気グリッドの内壁と当接できる。
【0035】
第一案内具32の一端が弧形を呈して設けられることにより、フレーム1及び/又は吸気グリッドの内壁の形状輪郭と同じにして、ガイドレール構造3をフレーム1の吸気口11に取り付けることがエアコンの他の部品の取付を影響しないようにするのに有利である。フィルター500を取付空間内にスムーズに取り付けるために、第二案内具33と第一案内具32の弧形位置とは対向して設けられ、第二案内具33と第一案内具32は接続部31と組み合わされてスライドレール34を形成することで、フィルター500がスライドレール34を通して取付空間に入る或いは取付空間から出てくるのを便利にして、取付効率を向上できる。
【0036】
本実施例では、第二案内具33の弧形構造は、第一案内具32の弧形構造とは類似しており、即ち、第二案内具33と第一案内具32とは折り曲げの弧度が同じである。つまり、第二案内具33と第一案内具32の間の各対応する点の間の距離が相当或いは同じである。第二案内具33の設けはフィルター500に対して案内を実現して、フィルター500を取付空間に取り付ける過程において、フィルター500が嵌まり込んだり、フレーム1の折り曲げコーナーに引っかかったりすることを避けるのに有利である。
【0037】
本実施例では、ガイドレール構造3のフレーム1の吸気口11における取り付け位置の違いにより、第一案内具32と第二案内具33の接続部31の対向する両側の表面上に設けられている数が異なる。図1図5図9に示されるように、ガイドレール構造3をフレーム1の吸気口11における途中に取り付ける時、接続部31の対向する両側の表面上には何れも第一案内具32と第二案内具33が設けられている。この時、接続部31の一つの側面の第一案内具32ともう一つの側面の第一案内具32は対向して設けられ、接続部31の一つの側面の第二案内具33ともう一つの側面の第二案内具33は対向して設けられている。図2図3図6図8図10に示されるように、ガイドレール構造3をフレーム1の吸気口11における左端或いは右端に取り付ける時、接続部31の一つの側面にだけ第一案内具32と第二案内具33が何れも設けられている。
【0038】
本実施例では、フレーム1の吸気口11には、一つのガイドレール構造3、二つのガイドレール構造3或いは三つのガイドレール構造3が取り外し可能に取り付けられている。フレーム1の吸気口11に一つのガイドレール構造3が取り外し可能に取り付けられている時、当該ガイドレール構造3における接続部31の対向する両側の表面上には第一案内具32と第二案内具33が何れも設けられていることは理解できると考えられる。即ち、接続部31の対向する両側の表面には何れもスライドレール34が形成されて、この時フレーム1上の吸気口11における左端或いは右端にはフレーム1上に一体として設けられているフィルタースライドレールが形成され、当該フィルタースライドレールはスライドレール34と組み合わされてフィルター500に取り付けられる。フレーム1の吸気口11に二つのガイドレール構造3が取り外し可能に取り付けられている時、即ちガイドレール構造3はフレーム1の吸気口11における左端と右端に取り付けられている時、何れのガイドレール構造3においても、接続部31の一側の表面には第一案内具32と第二案内具33が設けられ、この時二つのガイドレール構造3のスライドレール34は対向するように設けられ、二つのガイドレール構造3の対向する二つのスライドレール34は組み合わされてフィルター500に取り付けられる。フレーム1の吸気口11に三つのガイドレール構造3が取り外し可能に取り付けられている時、図4図7に示されるように、フレーム1の吸気口11の途中、左端と右端の何れにもガイドレール構造3が取り付けられている。フレーム1の吸気口11の途中に取り付けられているガイドレール構造3の接続部31の対向する両側の表面上には何れも第一案内具32と第二案内具33が設けられ、即ち、接続部31の対向する両側の表面には何れもスライドレール34が形成されている。フレーム1の吸気口11の左端と右端に取り付けられているガイドレール構造3の接続部31の一側の表面に第一案内具32と第二案内具33が設けられている。この時、フレーム1の吸気口11の左端に取り付けられているガイドレール構造3のスライドレール34はフレーム1の吸気口11の途中に取り付けられているガイドレール構造3における接続部31の一側のスライドレール34と組み合わされてフィルター500を取り付ける。フレーム1の吸気口11の右端に取り付けられているガイドレール構造3のスライドレール34はフレーム1の吸気口11の途中に取り付けられているガイドレール構造3における接続部31のもう一側のスライドレール34と組み合わされてフィルター500を取り付ける。こうして、フィルター500の長さを低減して、フィルター500が長すぎることによる脱着が不便な問題点を避ける。
【0039】
本願のガイドレール構造3はフレーム1上に応用され、ガイドレール構造3をフレーム1上に取り外し可能に取り付けられる単独な部品に設けすることで、同一のフレーム1の金型で製造されるフレーム1を、フィルター自動掃除機能を有するエアコンにもフィルターを手動で洗浄するエアコンにも設けでき、フレーム1の金型の利用率と生産効率を向上させ、生産工程を簡略化して、生産コストを低下させる。一実施例において、ガイドレール構造3は接続部31、第一案内具32及び第二案内具33を含み、第一案内具32と第二案内具33を対向するように設けして、組み合わせてスライドレール34を形成することで、ガイドレール構造3をフレーム1上に取り付けた時、フィルター500を、スライドレール34を通してフレーム1上に取り付ける或いはフレーム1上から脱着させる等するのに有利である。一実施例において、ガイドレール構造3は接続部31及び/又は第一案内具32及び/又は第二案内具33を通してフレーム1と取り外し可能に接続されている。こうすると、ガイドレール構造100の迅速で安定した脱着に有利である。
【0040】
一実施例において、図1図2図3に示されるように、本実施例では、第一案内具32は弧形セグメント321と弧形セグメント321に接続されている延長セグメント322を含み、第二案内具33は弧形セグメント321と対向して設けられ、第二案内具33と弧形セグメント321との間の間隔は同じ或いは相当である。
【0041】
第一案内具32の延長セグメント322とフレーム1の吸気口11における吸気グリッド2の内壁とがフィルター500を取り付けるように設けられているスライドレール或いは取付空間を形成していることは理解できると考えられる。第一案内具32の弧形セグメント321と第二案内具33の設けはフレーム1の形状や輪郭と組み合わせて、フィルター500に対する案内や取付を実現する、即ち、第一案内具32の弧形セグメント321と第二案内具33とが組み合わされてスライドレール34を形成するのに有利である。フィルター500は取り付け時、弧形セグメント321と第二案内具33とが組み合わされて形成しているスライドレール34を通して延長セグメント322と吸気グリッド2の内壁とが形成するスライドレール或いは取付空間に入る。フィルター500の取り外し時、フィルター500は弧形セグメント321と第二案内具33とが組み合わされて形成しているスライドレール34から延長セグメント322と吸気グリッド2の内壁とが形成するスライドレール或いは取付空間から出てくる。
【0042】
また、他の実施例において、第二案内具33の形状、長さ、構造及び輪郭は第一案内具32の形状、長さ、構造及び輪郭が同じである。こうして、第一案内具32と第二案内具33との間に形成されているスライドレール34は直接フィルター500を取り付けるように設けられていることで、フィルター500の取り付けの過程においてフレーム1の吸気口11の吸気グリッド2の内壁への摩損を有効的に避けることが可能となる。
【0043】
一実施例において、図1図2図3図5図6図8図9図10に示されるように、本実施例では、延長セグメント322の弧形セグメント321から遠く離れた一端には係着フック324が設けられ、延長セグメント322は係着フック324を通してフレーム1と係接されている。
【0044】
延長セグメント322の一端に係着フック324を設けし、フレーム1の吸気口11における吸気グリッド2上に係着フック324と嵌合する構造、例えば係着溝或いは係着穴等を設けして、延長セグメント322の係着フック324と吸気グリッド2上の係着溝或いは係着穴との嵌合を利用して、ガイドレール構造3をフレーム1上に有効的に係接して、ガイドレール構造3とフレーム1との取り外し可能な接続を実現して、脱着の効率と脱着の利便性を向上させることは、理解できると考えられる。勿論、他の実施例において、延長セグメント322の一端と吸気グリッド2及び/又はフレーム1の内壁との間はバックル接続、挿入接続嵌合或いはねじ接続等の取り外し可能な接続方法を採用し、ここでは限定しない。
【0045】
一実施例において、図1図5図9に示されるように、本実施例では、弧形セグメント321の延長セグメント322から遠く離れた一端には位置制限溝323が設けられ、ガイドレール構造3がフレーム1に取り付けられた時、位置制限溝323はフレーム1に位置制限して当接されている。弧形セグメント321に位置制限溝323を設けすることは、ガイドレール構造3とフレーム1の位置決めを実現するのに有利であると同時に、ガイドレール構造3がフレーム1上に取り付けられる安定性を向上させるのにも有利であることは、理解できると考えられる。
【0046】
更にガイドレール構造3がフレーム1上に取り付けられる安定性を向上させるために、本実施例では、第二案内具33の延長セグメント322から遠く離れた一端には少なくとも一つの係着突起が設けられ、第二案内具33は係着突起を通してフレーム1と係接されている。フレーム1の吸気口11における内壁上に係着突起と嵌合する構造、例えば係着溝或いは係着穴等を設けして、第二案内具33の係着突起とフレーム1の吸気口11における内壁上の係着溝或いは係着穴との嵌合を利用して、ガイドレール構造3をフレーム1上に有効的に係接して、ガイドレール構造3とフレーム1との取り外し可能な接続を実現して、脱着の効率と脱着の利便性を向上させることは、理解できると考えられる。
【0047】
一実施例において、図1図2図3図5図6図8図9図10に示されるように、本実施例では、接続部31の少なくとも一つの側面にはバックル311が設けられ、接続部31はバックル311を通してフレーム1とバックル311接続されている。
【0048】
接続部31上にバックル311を設けし、フレーム1の吸気口11における内壁及び/又は吸気グリッド2上にバックル311と嵌合する構造、例えば係着溝或いは係着穴等を設けして、接続部31上のバックル311とフレーム1の吸気口11における内壁及び/又は吸気グリッド2上の係着溝或いは係着穴との嵌合を利用して、ガイドレール構造3をフレーム1上に有効的に係接して、ガイドレール構造3とフレーム1との取り外し可能な接続を実現して、脱着の効率と脱着の利便性を向上させることは、理解できると考えられる。勿論、他の実施例において、接続部31と吸気グリッド2及び/又はフレーム1の内壁との間はバックル接続、挿入接続嵌合或いはねじ接続等の取り外し可能な接続方法を採用し、ここでは限定しない。
【0049】
一実施例において、図1図2図5図6図8図9に示されるように、本実施例では、第二案内具33の延長セグメント322に近い一端には案内部331が設けられ、案内部331は第一案内具32から遠く離れる向きに延在している。
【0050】
案内部331は第二案内具33上において反っている構造をしており、即ち、案内部331は弧形を呈して設けられ、ガイドレール構造3がフレーム1の吸気口11に取り付けられた時、案内部331の第二案内具33から遠く離れた一端はフレーム1の内壁或いは吸気グリッド2の内壁と当接される。こうして、スライドレール案内面を有効的に形成して、フィルター500がスライドレール34に沿ってスライドする時にフィルター500上の通り穴に第二案内具33の端部が挟まってしまうのを避けて、フィルター500のスムーズな取り付けと取り外しを便利にできる。
【0051】
一実施例において、図1図5図9に示されるように、本実施例では、接続部31には弧形セグメント321に対応するように第一位置制限板312が形成され、第一位置制限板312は第二案内具33の弧形セグメント321から背を向けている側に向かって延在し、ガイドレール構造3がフレーム1に取り付けられた時、第一位置制限板312はフレーム1に位置制限して当接されている。
【0052】
第一位置制限板312の設けは、一方では、フレーム1の内壁と当接嵌合されて、第一位置制限板312両側の空間を遮って密封するのを実現するのに有利であり、もう一方では、フレーム1の内壁と位置制限して当接されて、ガイドレール構造3の取り付け安定性を向上させるのにも有利であることは、理解できると考えられる。
【0053】
図2図3図6図8図10に示されるように、本実施例では、接続部31には弧形セグメント321に対応するように第一位置制限板312と第二位置制限板313が形成され、第一位置制限板312は弧形セグメント321の第一案内具32から背を向けている側に向かって延在し、第二位置制限板313は弧形セグメント321の第二案内具33から背を向けている側に向かって延在し、第一位置制限板312及び/又は第二位置制限板313にはさらに位置制限台314が設けられ、ガイドレール構造3がフレーム1に取り付けられた時、制限台314はフレーム1に位置制限して当接されている。
【0054】
第一位置制限板312と第二位置制限板313の設けは、一方では、フレーム1の内壁と当接嵌合されて、第一位置制限板312両側の空間を遮って密封するのを実現するのに有利であり、もう一方では、フレーム1の内壁と位置制限して当接されて、ガイドレール構造3の取り付け安定性を向上させるのにも有利であることは、理解できると考えられる。具体的に、図6図8図10図11に示されるように、フレーム1の内壁にはバッフル16が突出するように設けられ、ガイドレール構造3がフレーム1上に取り付けられた時、第一位置制限板312はフレーム1の内壁と当接嵌合され、第二位置制限板313はフレーム1のバッフル16と当接嵌合される。
【0055】
さらにガイドレール構造3を位置決めしてそしてガイドレール構造3の取り付け安定性を向上させるために、図2図3図6図8図10に示されるように、本実施例では、第一位置制限板312及び/又は第二位置制限板313には更に位置制限台314が設けられ、フレーム1の内壁及び/又はバッフル16には対応するように位置制限係着突起が設けられ、ガイドレール構造3がフレーム1上に取り付けられた時、位置制限台314は位置制限係着突起と位置制限して嵌合される。
【0056】
一実施例において、図1図2図3に示されるように、本実施例では、接続部31、第一案内具32及び第二案内具33は一体成型構造である。ガイドレール構造3の接続部31を第一案内具32及び第二案内具33と一体成型構造にすると、ガイドレール構造3の加工生産効率を有効的に向上させると同時に、ガイドレール構造3の強度を向上させるのにも有利であることは、理解できると考えられる。
【0057】
図14図15図16に示されるように、本願は更に、ベース600、ベース600と接続されているフレーム1、少なくとも一つの上記ガイドレール構造3及びフィルター500を含むエアコン室内機800を提案する。当該ガイドレール構造3の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本エアコン室内機800は上記全ての実施例の全ての技術案を採用したため、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての効果を有し、ここでは逐一贅言しない。
【0058】
具体的に、フレーム1は吸気口11を有し、ガイドレール構造3は吸気口11に取り外し可能に接続され、フィルター500はスライドレール34に移動可能に取り付けられ、吸気口11に位置する。
【0059】
図4図7に示されるように、本願は更に、フレーム1、吸気グリッド2及び少なくとも一つの上記ガイドレール構造3を含むフレームアセンブリ100を提案する。当該ガイドレール構造3の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本フレームアセンブリ100は上記全ての実施例の全ての技術案を採用したため、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての効果を有し、ここでは逐一贅言しない。
【0060】
本実施例において、図4図7図11に示されるように、フレーム1は吸気口1を有し、吸気グリッド2は吸気口11に設けられている。吸気グリッド2とフレーム1とは一体成型構造でもよく、即ち、吸気グリッド2は幾つかの通り穴を有し、幾つかの通り穴が吸気口11を形成する。吸気グリッド2とフレーム1とは別体で設けられてもよい。即ち、吸気グリッド2はフレーム1の吸気口11に取り外し可能に、例えば、バックル接続、挿入接続嵌合、ねじ接続或いはピン接続等の取り外し可能な接続方法で接続され、勿論、吸気グリッド2はフレーム1の吸気口11に例えば溶接、締りばめ等の固定接続方式で、固定接続され、ここでは限定しない。
【0061】
一実施例において、ガイドレール構造3の脱着効率と脱着の利便性を向上させるために、本実施例ではガイドレール構造3と吸気グリッド2及び/又はフレーム1は取り外し可能な接続方式を利用する。具体的に、図8図9図10図12図13に示されるように、吸気グリッド2の内表面及び/又はフレーム1のフィルター取付口12に近い内壁には複数の掛接具21が設けられ、吸気グリッド2及び/又はフレーム1は掛接具21を通して接続部31及び/又は第一案内具32及び/又は第二案内具33と取り外し可能に接続されている。
【0062】
吸気グリッド2の内表面及び/又はフレーム1の内壁の複数の掛着具21は、それぞれガイドレール構造3における接続部31のバックル311及び/又は第一案内具32の係着フック324及び/又は第二案内具33の係着突起と嵌合してバックル接続を実現することにより、接続部31と吸気グリッド2の内表面を当接させることは、理解できると考えられる。
【0063】
一実施例において、図4図5図6図7図8図9図10図11図14図16に示されるように、本実施例では、フレーム1は更に吸気口11と隔てて設けられているフィルター取付口12を有し、フレーム1にはさらにフィルター取付口12に位置する支持部13が設けられ、支持部13の吸気口11に近い端部は第一案内具32のフィルター取付口12に近い一端とは位置制限して当接されている。
【0064】
フィルター取付口12に支持部13を設けすることで、フィルター500の支持と取付を便利にするのに有利であることは、理解できると考えられる。ガイドレール構造3がフレーム1の吸気口11に取り付けられた時、支持部13の吸気口11に近い端部は第一案内具32のフィルター取付口12に近い一端と位置制限して当接されていることにより、支持部13と第一案内具32とは連続した円滑な移行を呈するようにして、断層或いは階段が生じるのを避けて、フィルター500の取り付け時の利便性と効率を向上させた。
【0065】
さらに第一案内具32に対する位置決めを実現するために、図5図9に示されるように、支持部13の吸気口11に近い端部には位置制限突起131が設けられ、第一案内具32には位置制限溝323が設けられ、ガイドレール構造3がフレーム1の吸気口11に取り付けられた時、支持部13の端部は第一案内具32の端部と、当接され、この時、位置制限突起131は位置制限溝323と位置制限して嵌合されている。
【0066】
一実施例において、図4図5図6図8図9図12図13に示されるように、本実施例では、フレーム1には吸気口11の近くにさらに案内セグメント14が設けられ、案内セグメント14は支持部13と対向して設けられ、支持部13と組み合わされてスライドウェイ15を形成しており、案内セグメント14の吸気口11に近い端部は第二案内具33のフィルター取付口12に近い一端と位置制限して当接され、且つスライドレール34とスライドウェイ15とは連通している。フレーム1にはさらにフィルター取付口12に位置する支持部13が設けられ、支持部13の吸気口13に近い端部は第一案内具33のフィルター取付口12に近い一端とは位置制限して当接されている。
【0067】
案内セグメント14の設けは、フィルター取付口12にフィルター500の取付を案内するスライドウェイ15を形成して、フィルター500の取り付け効率を向上させるのに有利であることは、理解できると考えられる。具体的に、案内セグメント14の吸気口11から遠く離れた端部には案内突起141が設けられ、案内突起141は支持部13から遠く離れる方向へ延在、即ち、案内突起141と案内セグメント14とは弧形を呈して設けられ、好ましくは、案内突起141と案内セグメント14とは円弧を呈して移行している。このように設けするのは、フィルター500に対して案内を実現するのに有利である。
【0068】
図14図15図16に示されるように、本願は更に、ベース600、ベース600と接続されているフレームアセンブリ100及びフィルター500を含むエアコン室内機800を提案する。当該フレームアセンブリ100の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本エアコン室内機800は上記全ての実施例の全ての技術案を採用したため、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての効果を有し、ここでは逐一贅言しない。
【0069】
具体的に、フレームアセンブリ100は上記フレームアセンブリ100であり、ベース600はフレームアセンブリ100と組み合わされて取付チャンバーを形成しており、ガイドレール構造3は取付チャンバー内に位置して、フィルター500はスライドレール34に移動可能に取り付けられて、吸気口11に位置する。
【0070】
図14に示されるように、フィルター500の一端には位置制限バッフル510が突出して設けられている。位置制限バッフル510の設けは、作業員がフィルター取付口12においてフィルター500上の位置制限バッフル510を通してフィルター500をフレーム1上から取り外すのに有利であり、勿論、フィルター500をフレーム1の吸気口11に取り付ける時、位置制限バッフル510とフィルター取付口12の内壁との当接位置制限にも有利である。ことは、理解できると考えられる。
【0071】
本願では、エアコン室内機800は、フィルター自動掃除機能を有しても、手動でフィルターを洗浄してもよい。エアコン室内機800がフィルター自動掃除機能を有する場合、エアコン室内機800の取付チャンバーにはさらに掃除アセンブリ700が設けられ、この時、フレーム1の吸気口11にはガイドレール構造3を取り付けずに、フィルター300をフレーム1の吸気口11に取り付けて、掃除アセンブリ700はフィルター300の移動を駆動して、フィルター300に対して掃除を行うことが可能となる。エアコン室内機800が手動でフィルターを洗浄する機器である場合、エアコン室内機800の取付チャンバーには掃除アセンブリ700を設けせず、この時、フレーム1の吸気口11にはガイドレール構造3が取り付けられており、フィルター300はフィルター取付口12のスライドウェイ15からガイドレール構造3のスライドレール34を経てフレーム1の吸気口11に取り付けることが可能である。フィルター500を取り外す必要がある場合、フィルター500の位置制限バッフル510を通してフィルター500をスライドレールウェイ15からガイドレール構造3のスライドレール34を経て、フィルター500をフレーム1の吸気口11から取り外す。
【0072】
本願は更にフレーム1を提案する。フレーム1の具体的な構造については図4図7図11図14図15の示す通りであり、フレーム1はフィルター取付構造を含む。具体的に、フレーム1は枠体構造或いは覆体構造をしており、フレーム1は隔てて設けられている吸気口11とフィルター取付口12を有し、即ち、フレーム1の上側面は吸気口11を有し、フレーム1の前側面はフィルター取付口12を有する。フレーム1は吸気口11にさらに吸気グリッド2が設けられており、即ち、吸気グリッド2はフレーム1の吸気口11に一体成型されている。
【0073】
具体的に、フィルター取付構造は、吸気口に位置する第一取付構造とフィルター取付口に位置する第二取付構造を含む。フィルター取付構造は、第一取付構造と第二取付構造との二つの部分を繋げることにより構成され、即ち、第一取付構造の一端は第二取付構造の一端と取り外し可能に接続され、第一取付構造の一端は第二取付構造の一端と当接されて繋ぎあわされて、フィルター取付構造を一つの全体とすることは、理解できると考えられる。本実施例では、第一取付構造は、上記ガイドレール構造3でもよく、従来のフィルターを取り付ける構造でもよく、ここでは限定しない。
【0074】
さらに、フィルター取付構造は、フィルター500を取り付ける取付空間を有し、当該取付空間はフィルター取付構造自身が形成する空間構造でもよく、フィルター取付構造と吸気グリッド2が組み合わされて形成された空間構造でもよく、ここでは限定しない。具体的に、第一取付構造は、スライドレール34を形成し、第二取付構造は、スライドウェイ15を形成しており、第一取付構造の一端と第二取付構造の一端が当接されて繋ぎあわされた時、スライドレール34とスライドウェイ15が連通してフィルター500を取り付ける取付空間を構成する。
【0075】
本願のフレーム1は、フィルター取付構造を二つの部分に分解することで、吸気口11に位置する第一部分の取付構造をフレーム1に取り外し可能に接続されるようにする。こうすると、フレーム1がフィルター自動掃除機能を有するエアコンにもフィルターを手動で洗浄するエアコンにも設けできるようにして、フレーム1の金型の利用率と生産効率を向上させ、生産工程を簡略化して、生産コストを低下させる。同時に、吸気口11に位置する第一部分の取付構造とフィルター取付口12に位置する第二部分の取付構造の組み合わせを利用して、フィルターの手動取り外し及び洗浄の実現に便利になるにして、フレーム1の使用利便性を向上させた。
【0076】
図14図15図16に示されるように、本願は更に、ベース600、ベース600と接続されているフレーム1及びフィルター500を含むエアコン室内機800を提案する。当該フレーム1の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本エアコン室内機800は上記全ての実施例の全ての技術案を採用したため、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての効果を有し、ここでは逐一贅言しない。具体的に、フィルター500はフィルター取付構造に移動可能に取り付けられて、吸気口11に位置する。
【0077】
本願は更に、エアコン室外機と上記エアコン室内機800を含み、エアコン室外機は管路によってエアコン室内機800と接続されているエアコン提案する。当該エアコン室内機800の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本エアコンは上記全ての実施の全ての技術案を採用したため、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての効果を有し、ここでは逐一贅言しない。
【0078】
上述したことは本願の好ましい実施例に過ぎず、それによって本願の特許の範囲を制限するわけではない。本願の発明の精神に基づいて、本願の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた均等な構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的な応用は、何れも本願の特許の保護範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0079】
100 フレームアセンブリ
1 フレーム
11 吸気口
12 フィルター取付口
13 支持部
131 位置制限突起
14 案内セグメント
141 案内突起
15 スライドウェイ
16 バッフル
2 吸気グリッド
21 掛接具
3 ガイドレール構造
31 接続部
311 バックル
312 第一位置制限板
313 第二位置制限板
314 位置制限台
32 第一案内具
321 弧形セグメント
322 延長セグメント
323 位置制限溝
324 係着フック
33 第二案内具
331 案内部
34 スライドレール
500 フィルター
510 位置制限ブロック
600 ベース
700 掃除アセンブリ
800 エアコン室内機
図1
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