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特許7498061表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-03
(45)【発行日】2024-06-11
(54)【発明の名称】表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0203 20230101AFI20240604BHJP
   G06F 3/04817 20220101ALI20240604BHJP
   G06Q 40/02 20230101ALI20240604BHJP
【FI】
G06Q30/0203
G06F3/04817
G06Q40/02
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020134926
(22)【出願日】2020-08-07
(65)【公開番号】P2022030728
(43)【公開日】2022-02-18
【審査請求日】2023-07-31
(73)【特許権者】
【識別番号】598057291
【氏名又は名称】エフサステクノロジーズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】瀬川 誉史
(72)【発明者】
【氏名】高橋 聡
(72)【発明者】
【氏名】吉沢 千春
(72)【発明者】
【氏名】須藤 雅俊
(72)【発明者】
【氏名】高橋 雅士
【審査官】後藤 昂彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-144979(JP,A)
【文献】登録実用新案第3071818(JP,U)
【文献】特開2011-204055(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
金融機関を一意に識別する第1識別コードと、前記金融機関と所定の関連性を有する企業の情報と、前記企業の代表者の情報と、前記金融機関と前記企業との間における契約に関する補足情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記第1識別コードと、端末装置から受け付けた第2識別コードとが異なる識別コードの場合に、前記第1識別コードに対応する企業の情報および代表者の情報をペルソナ情報に変換し、前記ペルソナ情報と、前記補足情報とを関連付けて表示する表示制御部と
を有することを特徴とする表示制御装置。
【請求項2】
前記表示制御部は、前記代表者の情報を、前記代表者の年代および性別を識別可能なペルソナ情報に変換することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記第1識別コードに対応する代表者の情報が、前記第1識別コードとは異なる第3識別コードに更に対応付けられている場合、前記第2識別コードと前記第3識別コードとが一致するか否かを更に判定し、前記第2識別コードと前記第3識別コードとが一致する場合に、前記代表者の情報を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第1識別コードに対応する、前記金融機関の情報または前記金融機関のペルソナ情報を示す第1アイコンを表示し、前記第1アイコンに対応する選択を受け付けた場合に、前記第1識別コードに対応する、前記代表者の情報または前記代表者のペルソナ情報を示す第2アイコンを表示し、前記第1アイコンおよび前記第2アイコンに対応付けて前記補足情報を表示することを特徴とする請求項1、2または3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
コンピュータが実行する表示制御方法であって、
端末装置からアクセスを受け付け、
金融機関を一意に識別する第1識別コードと、前記金融機関と所定の関連性を有する企業の情報と、前記企業の代表者の情報と、前記金融機関と前記企業との間における契約に関する補足情報とを対応付けて記憶する記憶装置を基にして、前記第1識別コードと、前記端末装置から受け付けた第2識別コードとが異なる識別コードの場合に、前記第1識別コードに対応する企業の情報および代表者の情報をペルソナ情報に変換し、前記ペルソナ情報と、前記補足情報とを関連付けて表示する
処理を実行することを特徴とする表示制御方法。
【請求項6】
コンピュータに、
端末装置からアクセスを受け付け、
金融機関を一意に識別する第1識別コードと、前記金融機関と所定の関連性を有する企業の情報と、前記企業の代表者の情報と、前記金融機関と前記企業との間における契約に関する補足情報とを対応付けて記憶する記憶装置を基にして、前記第1識別コードと、前記端末装置から受け付けた第2識別コードとが異なる識別コードの場合に、前記第1識別コードに対応する企業の情報および代表者の情報をペルソナ情報に変換し、前記ペルソナ情報と、前記補足情報とを関連付けて表示する
処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
銀行、信用金庫等の金融機関では、優良な企業に対して積極的に融資を行い、収益を確保することが重要な業務の一つとなっている。営業担当者は、企業に出向き、企業の代表者と会話を行う過程において、お互いに良好な信頼関係を築くことができれば、融資の契約に結び付けることができる。
【0003】
たとえば、営業担当者は、企業の業績や、代表者の性格等を事前に把握することで、企業側の立場で話を進めることができるだけでなく、代表者の興味を引くような話題を提供できるため、信頼関係を気付くことが容易になると考えられる。
【0004】
また、企業の業績、代表者の性格に合わせたアプローチによって、実際に、融資の契約に結び付いた場合には、企業の業績、代表者の性格に合わせたアプローチに関する情報を、営業のノウハウとして、次回の営業にも役立てることができる。以下の説明では、契約に結び付いた場合における、営業先の企業の情報、代表者の情報、営業のノウハウ等の情報を「営業関連情報」と表記する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2011-248761号公報
【文献】特開2000-293532号公報
【文献】特開2008-046173号公報
【文献】特開2005-158038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した営業関連情報は、実際に営業を行った営業担当者個人、あるいはかかる営業担当者に近しい一部の営業担当者の経験値として蓄積されるだけである。
【0007】
ここで、営業関連情報を、異なる信用金庫の営業担当者の間で共有することができれば、相乗効果により、金融機関全体の収益の向上が期待できる。しかし、単に、営業担当者が得た営業関連情報を共通DB(Data Base)に登録し、不特定多数の営業担当者に制限なく公開することは、セキュリティ、プライバシー等の観点で望ましくない場合がある。
【0008】
1つの側面では、本発明は、営業関連情報を複数の利用者間で適切に共有することができる表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の案では、表示制御装置は、記憶部と、表示制御部とを有する。記憶部は、金融機関を一意に識別する第1識別コードと、金融機関と所定の関連性を有する企業の情報と、企業の代表者の情報と、金融機関と企業との間における契約に関する補足情報とを対応付けて記憶する。表示制御部は、第1識別コードと、端末装置から受け付けた第2識別コードとが異なる識別コードの場合に、第1識別コードに対応する企業の情報および代表者の情報をペルソナ情報に変換し、ペルソナ情報と、補足情報とを関連付けて表示する。
【発明の効果】
【0010】
営業関連情報を複数の利用者間で適切に共有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本実施例に係るシステムの処理を説明するための図(1)である。
図2図2は、本実施例に係るシステムの処理を説明するための図(2)である。
図3図3は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。
図4図4は、本実施例に係る表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
図5図5は、コードテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図6図6は、企業テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図7図7は、代表者テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図8図8は、端末装置から送信される営業関連情報の一例を示す図である。
図9図9は、表示制御部の処理を説明するための図(1)である。
図10図10は、表示制御部の処理を説明するための図(2)である。
図11図11は、表示制御部の処理を説明するための図(3)である。
図12図12は、本実施例に係る表示制御装置の処理手順を示すフローチャートである。
図13図13は、ペルソナ情報に変換する処理手順を示すフローチャートである。
図14図14は、実施例の表示制御装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本願の開示する表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
【実施例
【0013】
図1および図2は、本実施例に係るシステムの処理を説明するための図である。まず、図1について説明する。信用金庫5a,5b,5cでは、営業関連情報を、信金用DB11a、11b,11cにそれぞれ記録している。営業関連情報は、契約に結び付いた場合における、営業先の企業の情報、代表者の情報、営業のノウハウ等の情報に対応する。企業の情報には、企業の売り上げ、企業評価等が含まれる。代表者の情報には、代表者の名前、年齢、性格等が含まれる。営業のノウハウの情報は、金融機関と企業との間における契約の補足情報に対応する。
【0014】
信用金庫5a~5cには、信用金庫を一意に識別する金庫コードがそれぞれ割り当てられる。たとえば、信用金庫5aには、金庫コード「C100」が割り当てられる。信用金庫5bには、金庫コード「C200」が割り当てられる。信用金庫5cには、金庫コード「C300」が割り当てられる。
【0015】
信用金庫5a~5cには、端末装置10a,10b,10cが配置されており、営業担当者は、端末装置10a~10cを操作して、営業関連情報を、信用DB11a~11cに登録する。また、端末装置10a~10cは、夜間バッチ等によって、信用DB11a~11cに登録された営業関連情報を抽出し、営業関連情報を、表示制御装置100に登録する。表示制御装置100に登録される営業関連情報には、対応する信用金庫の金庫コードが対応付けられる。
【0016】
たとえば、信用金庫5aが保持している営業関連情報12aが、表示制御装置100に登録された場合には、営業関連情報12aに、信用金庫5aの金庫コード「C100」が対応付けられる。一例として、営業関連情報12aは、信用金庫5aと、富士製糸との間で融資の契約が成立した場合における、営業関連情報とする。
【0017】
信用金庫5bが保持している営業関連情報12bが、表示制御装置100に登録された場合には、営業関連情報12bに、信用金庫5bの金庫コード「C200」が対応付けられる。一例として、営業関連情報12bは、信用金庫5bと、エフサス食品との間で融資の契約が成立した場合における、営業関連情報とする。
【0018】
信用金庫5cが保持している営業関連情報12cが、表示制御装置100に登録された場合には、営業関連情報12cに、信用金庫5cの金庫コード「C300」が対応付けられる。一例として、営業関連情報12cは、信用金庫5cと、富士通商店との間で融資の契約が成立した場合における、営業関連情報とする。
【0019】
図2の説明に移行する。表示制御装置100は、端末装置10a~10cから、営業関連情報12a~12cに対するアクセスを受け付けた場合に、営業関連情報12a~12cを表示する。
【0020】
ここで、表示制御装置100は、営業関連情報12a~12cを表示する場合に、端末装置10a~10cから金庫コードを取得し、取得した金庫コードと、表示対象となる営業関連情報12a~12cに対応付けられた金庫コードとが一致するか否かを判定する。
【0021】
表示制御装置100は、各金庫コードが一致しない営業関連情報については、営業関連情報の一部をペルソナ情報に変換して表示する。
【0022】
表示制御装置100は、企業名を“企業”と連番とから構成されるペルソナ情報に変換する。たとえば、表示制御装置100は、企業名「エフサス食品」をペルソナ情報「企業001」に変換する。
【0023】
表示制御装置100は、代表者名を、年代と、性別と、連番とから構成されるペルソナ情報に変換する。たとえば、表示制御装置100は、「富士通花子(35歳、女性)」を、ペルソナ情報「30代女性001」に変換する。
【0024】
一方、表示制御装置100は、各金庫コードが一致する営業関連情報については、ペルソナ情報に変換しないで、企業名、代表者を実名で表示する。
【0025】
信用金庫5aの営業担当者が、端末装置10aを用いて、表示制御装置100の営業関連情報12a~12cにアクセスする場合について説明する。端末装置10aは、表示制御装置100にアクセスする場合に、金庫コード「C100」を通知する。
【0026】
表示制御装置100は、端末装置10aから取得した金庫コード「C100」と、営業関連情報12aに対応付けられた金庫コード「C100」とが一致するため、営業関連情報12aに含まれる企業名や、代表者名を実名で表示し、企業の売り上げ、代表者の性格、営業のノウハウを合わせて表示する。
【0027】
表示制御装置100は、端末装置10aから取得した金庫コード「C100」と、営業関連情報12bに対応付けられた金庫コード「C200」とが一致しないため、営業関連情報12bに含まれる企業名や、代表者をペルソナ情報で表示し、企業の売り上げ、代表者の性格、営業のノウハウを合わせて表示する。
【0028】
表示制御装置100は、端末装置10aから取得した金庫コード「C100」と、営業関連情報12cに対応付けられた金庫コード「C300」とが一致しないため、営業関連情報12cに含まれる企業名や、代表者をペルソナ情報で表示し、企業の売り上げ、代表者の性格、営業のノウハウを合わせて表示する。
【0029】
上記のように、表示制御装置100は、端末装置10a(10b,10c)から取得した金庫コードと、営業関連情報に対応付けられた金庫コードとが一致しない場合には、営業関連情報の企業名、代表者をペルソナ情報に変換して表示し、営業のノウハウ等の情報はそのまま表示する。一方、表示制御装置100は、端末装置10aから取得した金庫コードと、営業関連情報に対応付けられた金庫コードとが一致する場合には、営業関連情報の企業名、代表者を実名で表示する。これによって、営業関連情報を複数の営業担当者間で適切に共有することができる。たとえば、直接的な契約関係のない信用金庫の営業担当者に対しては、企業名、担当者をペルソナ情報に変換して公開するため、プライバシー等の問題を解消しつつ、営業のノウハウを共有することができる。
【0030】
次に、本実施例に係るシステムの構成について説明する。図3は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。図3に示すように、このシステムは、端末装置10a~10cと、表示制御装置100とを有する。端末装置10a~10cは、信金用DB11a~11cにそれぞれ接続される。端末装置10a~10cは、ネットワーク50を介して、表示制御装置100に接続される。
【0031】
図3に示す端末装置10a~10cは、図1で説明した端末装置10a~10cに対応する。図3に示す信金用DB11a~11cは、図1で説明した信金用DB11a~11cに対応する。図3では、端末装置10a~10cを示すが、その他の端末装置が接続されていてもよい。以下の説明では、端末装置10a~10cをまとめて、端末装置10と表記する。
【0032】
表示制御装置100は、端末装置10から送信される営業関連情報を金庫コードと対応付けて記憶部に記憶する。図2等で説明したように、表示制御部100は、端末装置10からアクセスを受け付け、端末装置10から取得する金庫コードと、営業関連情報の金庫コードとが異なる場合に、営業関連情報の一部をペルソナ情報に変換して表示する。
【0033】
次に、本実施例に係る表示制御装置100の構成について説明する。図4は、本実施例に係る表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、この表示制御装置100は、通信部110と、記憶部140と、制御部150とを有する。
【0034】
通信部110は、ネットワーク50に接続され、端末装置10等との間で情報の送受信を行う。たとえば、通信部110は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
【0035】
記憶部140は、コードテーブル141と、企業テーブル142と、代表者テーブル143とを有する。コードテーブル141、企業テーブル142、代表者テーブル143にそれぞれ記憶される情報が、営業関連情報に対応する。記憶部140は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
【0036】
コードテーブル141は、金庫コードと、この金庫コードに対応する信用金庫との間で融資の契約を交わした企業とを対応付けるテーブルである。図5は、コードテーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、このコードテーブル141は、金庫コードと、企業識別情報とを対応付ける。金庫コードは、信用金庫等の金融機関を一意に識別する識別コードである。企業識別情報は、企業を一意に識別する識別コードである。
【0037】
たとえば、図5において、金庫コード「C100」と、企業識別情報「D1001」とが対応付けられている。このため、金庫コード「C100」の信用金庫は、企業識別情報「D1001」の企業との間で、所定の関係性を有することを示す。所定の関係性とは、信用金庫と、企業との間で融資等の金融商品の契約が成立していることを示す。
【0038】
企業テーブル142は、企業に関する各種の情報を保持するテーブルである。図6は、企業テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、この企業テーブル142は、企業識別情報、企業名、企業情報、代表者識別情報、ノウハウ情報を対応付ける。
【0039】
企業識別情報は、企業を一意に識別する識別情報である。企業名は、企業の名称である。企業情報は、企業に関する各種の情報であり、企業の売り上げ、企業の評価、貸借対照表、損益計算書、主力商品等の情報が含まれる。代表者識別情報は、企業の代表者を一意に識別する識別情報である。異なる企業識別情報に、同一の代表者識別情報が設定される場合もある。ノウハウ情報は、該当企業の代表者との間で契約を成立させるためのノウハウに関する情報である。
【0040】
代表者テーブル143は、代表者に関する各種の情報を保持するテーブルである。図7は、代表者テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、この代表者テーブル143は、代表者識別情報、代表者名、代表者情報を対応付ける。
【0041】
代表者識別情報は、代表者を一意に識別する識別情報である。代表者名は、代表者の氏名である。代表者情報は、代表者に関する各種の情報であり、代表者の年齢、性格、役職等の情報が含まれる。
【0042】
図4の説明に戻る。制御部150は、登録部151と、検索部152と、表示制御部153とを有する。制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)により実現される。また、制御部150は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実行されてもよい。
【0043】
登録部151は、端末装置10から、営業関連情報を受け付けた場合に、営業関連情報を、記憶部140(コードテーブル141、企業テーブル142、代表者テーブル143)に登録する処理部である。
【0044】
図8は、端末装置から送信される営業関連情報の一例を示す図である。たとえば、営業関連情報には、金庫コード、企業識別情報、企業名、企業情報、代表者識別情報、代表者名、代表者情報、ノウハウ情報が含まれる。たとえば、端末装置10は、営業担当者から入力される情報、または、信金用DB11の情報を基にして、営業関連情報を生成し、情報処理装置100に送信する。
【0045】
登録部151は、端末装置10から、営業関連情報を受け付けると、次の処理を実行する。登録部151は、営業関連情報に含まれる金庫コードと、企業識別情報との関係を、コードテーブル141に登録する。
【0046】
登録部151は、営業関連情報に含まれる企業識別情報、企業名、企業情報、代表者識別情報、ノウハウ情報を、企業テーブル142に登録する。登録部151は、営業関連情報に含まれる企業識別情報のレコードが、すでに、企業テーブル142に登録されている場合には、すでに登録されている企業情報およびノウハウ情報に、新たな企業情報、新たなノウハウ情報を追加する登録を行ってもよい。
【0047】
登録部151は、営業関連情報に含まれる代表者識別情報、代表者名、代表者情報を、代表者テーブル143に登録する。登録部151は、営業関連情報に含まれる代表者識別情報のレコードが、すでに、代表者テーブル143に登録されている場合には、すでに登録されている代表者情報に、新たな代表者情報を追加する登録を行ってもよい。
【0048】
図4の説明に戻る。検索部152は、端末装置10から営業関連情報の表示要求(アクセス)を受け付けた場合に、表示対象となる企業識別情報を検索する処理部である。表示要求には、金庫コードが付与されているものとする。以下の説明では、端末装置100から送信される表示要求に付与された金庫コードを「第2識別コード」と表記する。
【0049】
たとえば、検索部152は、企業テーブル142の各企業情報に含まれる売り上げを走査し、所定以上の売り上げとなる企業識別情報を検索する。検索部152は、検索結果となる企業識別情報と、第2識別コードとを、表示制御部153に出力する。
【0050】
上記の例では、検索部152は、所定以上の売り上げとなる企業識別情報を検索する場合について説明したが、これに限定されるものではない。検索部152は、端末装置100から受け付ける営業関連情報に検索条件が設定されている場合には、かかる検索情報に対応する企業識別情報を、検索してもよい。
【0051】
表示制御部153は、営業関連情報に関する画面情報を生成して、表示要求元の端末装置10に送信し、画面情報を表示させる処理部である。表示制御部153は、検索部152から、検索結果となる企業識別情報と、第2識別コードとを取得する。
【0052】
表示制御部153は、検索結果となる企業識別情報に対応する金庫コードを、コードテーブル141を基にして特定する。検索結果となる企業識別情報に対応する金庫コードを「第1識別コード」と表記する。表示制御部153は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致する場合に、企業識別情報に対応する企業名、代表者名を実名で表示すると判定する。
【0053】
一方、表示制御部153は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致しない場合には、企業識別情報に対応する企業名、代表者名をペルソナ情報に変換して、表示すると判定する。
【0054】
図9図10図11は、表示制御部の処理を説明するための図である。図9について説明する。表示制御部153は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致する場合には、図9に示す画面情報60-1を生成する。図9では一例として、検索結果の企業識別情報を「D1001」とする。
【0055】
表示制御部153は、検索結果の企業識別情報「D1001」と、企業テーブル142とを比較して、企業識別情報に対応する企業名「富士製糸」と、企業情報と、代表者識別情報「U101」と、ノウハウ情報とを特定する。表示制御部153は、代表者識別情報「101」と、代表者テーブル143とを比較して、代表者名「富士通太郎」、代表者情報(性格:わがまま、せっかち)を特定する。
【0056】
表示制御部153は、画面情報60-1に、アイコン61を設定し、アイコン61a,61bを、アイコン61に接続する。アイコン61は、企業名に対応するアイコンである。たとえば、表示制御部153は、アイコン61に、企業名の実名「富士製糸」を対応付けて表示する。アイコン61aは、企業情報(売上高)に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン61aに、企業識別情報「D1001」の企業情報に登録された売上高を設定する。アイコン61bは、ノウハウ情報に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン61bに、企業識別情報「D1001」に対応するノウハウ情報を設定する。
【0057】
続いて、表示制御部153は、画面情報60-1に、アイコン62を設定し、アイコン62a,62bを、アイコン62に接続する。また、表示制御部153は、アイコン61とアイコン62とを接続する。アイコン62は、代表者名に対応するアイコンである。たとえば、表示制御部153は、アイコン62に、代表者名の実名「富士通太郎」を対応付けて表示する。アイコン62a,62bは、代表者情報(性格)に対応するアイコンである。たとえば、表示制御部153は、アイコン62a,62bに、代表者の性格「せっかち」、「わがまま」を設定する。
【0058】
なお、表示制御部153は、はじめに、アイコン61,61a,61bを画面情報60-1に設置して、端末装置10に表示させ、端末装置10を操作するユーザによって、アイコン61が選択された場合に、アイコン62,62a,62bを設置して表示させてもよい。また、表示制御部153は、アイコン61と62とを結ぶ線に、代表者の役職を表示してもよい。
【0059】
次に、図10について説明する。表示制御部153は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致しない場合には、図10に示す画面情報60-2を生成する。図10では一例として、検索結果の企業識別情報を「D1001」とする。
【0060】
表示制御部153は、検索結果の企業識別情報「D1001」と、企業テーブル142とを比較して、企業識別情報に対応する企業名「富士製糸」と、企業情報と、代表者識別情報「U101」と、ノウハウ情報とを特定する。表示制御部153は、代表者識別情報「101」と、代表者テーブル143とを比較して、代表者名「富士通太郎」、代表者情報(性格:わがまま、せっかち、年齢:45歳、性別:男性)を特定する。
【0061】
表示制御部153は、画面情報60-2に、アイコン61を設定し、アイコン61a,61bを、アイコン61に接続する。アイコン61は、企業名に対応するアイコンである。ここで、表示制御部153は、企業名をペルソナ情報に変換する。表示制御部153が、企業名をペルソナ情報に変換する場合には、企業名を、ペルソナ情報「企業+連番」に変換する。たとえば、表示制御部153は、アイコン61に、企業名「富士製糸」のペルソナ情報「企業001」を対応付けて表示する。
【0062】
アイコン61aは、企業情報(売上高)に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン61aに、企業識別情報「D1001」の企業情報に登録された売上高を設定する。アイコン61bは、ノウハウ情報に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン61bに、企業識別情報「D1001」に対応するノウハウ情報を設定する。
【0063】
続いて、表示制御部153は、画面情報60-2に、アイコン62を設定し、アイコン62a,62bを、アイコン62に接続する。また、表示制御部153は、アイコン61とアイコン62とを接続する。ここで、表示制御部153は、代表者名をペルソナ情報に変換する。表示制御部153が、代表者名をペルソナ情報に変換する場合には、代表者の年齢から年代を特定し、ペルソナ情報「年代+性別+連番」に変換する。たとえば、表示制御部153は、アイコン62に、代表者名「富士通太郎」のペルソナ情報「40代男性001」を対応付けて表示する。
【0064】
アイコン62a,62bは、代表者情報(性格)に対応するアイコンである。たとえば、表示制御部153は、アイコン62a,62bに、代表者の性格「せっかち」、「わがまま」を設定する。
【0065】
なお、表示制御部153は、はじめに、アイコン61,61a,61bを画面情報60-2に設置して、端末装置10に表示させ、端末装置10を操作するユーザによって、アイコン61が選択された場合に、アイコン62,62a,62bを設置して表示させてもよい。また、表示制御部153は、アイコン61と62とを結ぶ線に、代表者の役職を表示してもよい。
【0066】
次に、図11について説明する。ここでは一例として、検索結果の企業識別情報を「D1001」とし、代表者識別情報を「U101」とし、端末装置10から送信された金庫コードを「C100」とする。なお、図6で説明したように、企業識別情報が決まれば、代表者識別情報も決まる。
【0067】
表示制御部153は、第1識別コード「C100」と、第2識別コード「C100」とが一致すると判定する。表示制御部153は、検索結果の企業識別情報「D1001」と、企業テーブル142とを比較して、企業識別情報に対応する企業名「富士製糸」と、企業情報と、代表者識別情報「U101」と、ノウハウ情報とを特定する。表示制御部153は、代表者識別情報「101」と、代表者テーブル143とを比較して、代表者名「富士通太郎」、代表者情報(性格:わがまま、せっかち)を特定する。
【0068】
表示制御部153は、画面情報60-3に、アイコン61を設定し、アイコン61a,61bを、アイコン61に接続する。アイコン61は、企業名に対応するアイコンである。たとえば、表示制御部153は、アイコン61に、企業名の実名「富士製糸」を対応付けて表示する。アイコン61aは、企業情報(売上高)に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン61aに、企業識別情報「D1001」の企業情報に登録された売上高を設定する。アイコン61bは、ノウハウ情報に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン61bに、企業識別情報「D1001」に対応するノウハウ情報を設定する。
【0069】
表示制御部153は、画面情報60-3に、アイコン62を設定し、アイコン62a,62bを、アイコン62に接続する。また、表示制御部153は、アイコン61とアイコン62とを接続する。アイコン62は、代表者名に対応するアイコンである。たとえば、表示制御部153は、アイコン62に、代表者名の実名「富士通太郎」を対応付けて表示する。アイコン62a,62bは、代表者情報(性格)に対応するアイコンである。たとえば、表示制御部153は、アイコン62a,62bに、代表者の性格「せっかち」、「わがまま」を設定する。
【0070】
ここで、画面情報60-3を表示している端末装置10において、アイコン62が選択された場合に、表示制御部153は、次の処理を更に実行する。表示制御部153は、代表者識別情報を「U101」と、企業テーブル142とを比較して、検索結果の企業識別情報「D1001」以外の企業識別情報であって、代表者識別情報「U101」に対応付けられた企業識別情報「D1003」を特定する。
【0071】
表示制御部153は、企業テーブル142と、企業識別情報「D1003」とを比較して、企業識別情報「D1003」に対応する企業名「富士通商店」と、企業情報と、ノウハウ情報とを特定する。また、表示制御部153は、金庫コード(第2識別コード)「C100」と、企業識別情報「D1003」に対応する金庫コード(第1識別コード)「C300」とが、一致しないことを特定する。
【0072】
表示制御部153は、画面情報60-3に、アイコン63を設定し、アイコン63a,63bを、アイコン63に接続する。ここで、表示制御部153は、企業名をペルソナ情報に変換する。表示制御部153が、企業名をペルソナ情報に変換する場合には、企業名を、ペルソナ情報「企業+連番」に変換する。たとえば、表示制御部153は、アイコン63に、企業名「富士通商店」のペルソナ情報「企業001」を対応付けて表示する。
【0073】
アイコン63aは、企業情報(売上高)に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン63aに、企業識別情報「D1003」の企業情報に登録された売上高を設定する。アイコン63bは、ノウハウ情報に対応するアイコンである。表示制御部153は、アイコン63bに、企業識別情報「D1003」に対応するノウハウ情報を設定する。
【0074】
なお、表示制御部153は、端末装置10から取得した金庫コード(第2識別コード)と、企業識別情報「D1003」に対応する金庫コード(第1識別コード)とが、一致する場合には、企業識別情報「D1003」に対応する企業名「富士通商店」を実名で、アイコン63に設定する。
【0075】
次に、本実施例に係る表示制御装置100の処理手順の一例について説明する。図12は、本実施例に係る表示制御装置の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すように、この表示制御装置100の検索部152は、端末装置10から、表示要求を受け付け、第2識別コードを受信する(ステップS101)。
【0076】
検索部152は、検索条件に対応する企業識別情報を企業テーブル142から検索する(ステップS102)。表示制御装置100の表示制御部153は、検索結果となる企業識別情報に対応する企業名、企業情報、代表者名、代表者情報を特定する(ステップS103)。
【0077】
表示制御部153は、検索結果となる企業識別情報に対応する第1識別コードを特定する(ステップS104)。表示制御部153は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致するか否かを判定する(ステップS105)。
【0078】
表示制御部153は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致しない場合には(ステップS105,No)、企業名および代表者名をペルソナ情報に変換する(ステップS106)。表示制御部153は、画面情報に企業名、企業情報、代表者名、代表者情報に対応するアイコンを設定する(ステップS107)。
【0079】
表示制御部153は、企業名、代表者名のアイコンに、ペルソナ情報を設定し(ステップS108)、ステップS111に移行する。
【0080】
一方、表示制御部153は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致する場合には(ステップS105,Yes)、ステップS109に移行する。表示制御部153は、画面情報に企業名、企業情報、代表者名、代表者情報に対応するアイコンを設置する(ステップS109)。
【0081】
表示制御部153は、企業名、代表者名のアイコンに実名を設定する(ステップS110)。表示制御部153は、画面情報を端末装置10に送信して表示させる(ステップS111)。
【0082】
次に、本実施例に係る表示制御装置100が、企業名または代表者名をペルソナ情報に変換する処理の一例について説明する。図13は、ペルソナ情報に変換する処理手順を示すフローチャートである。図13に示すように、表示制御装置100の表示制御部153は、変換対象のデータを取得する(ステップS201)。
【0083】
表示制御部153は、企業名のデータであるか否かを判定する(ステップS202)。表示制御部153は、企業名のデータである場合には(ステップS202,Yes)、“企業”および連番によるペルソナ情報に変換する(ステップS203)。
【0084】
一方、表示制御部153は、企業名のデータでない場合(代表者名のデータである場合)には(ステップS202,No)、代表者に対応する年齢データを取得し(ステップS204)、年代を特定する(ステップS205)。
【0085】
表示制御部153は、代表者に対応する性別データを取得する(ステップS206)。表示制御部153は、代表者名を年代と性別と連番とによるペルソナ情報に変換する(ステップS207)。
【0086】
次に、本実施例に係る表示制御装置100の効果について説明する。表示制御装置100は、営業関連情報(企業の情報、代表者の情報、契約に関するノウハウ)に対して、金融機関を一意に識別する第1識別コードを対応付けておき、端末装置10から、表示要求を受け付けた場合に、表示要求に対応する第2識別コードと、第1識別コードとが一致するか否かを判定する。表示制御装置100は、第1識別コードと、第2識別コードとが一致しない場合に、企業名、代表者名をペルソナ情報に変換して、営業関連情報を表示する。これによって、営業関連情報を複数の利用者間で適切に共有することができる。
【0087】
表示制御装置100は、代表者名を、代表者の年代、性別を識別可能なペルソナ情報に変換する。このため、営業担当者は、類似する年代、性別の顧客に対応する情報を把握することができる。
【0088】
表示制御装置100は、第1識別コードに対応する代表者の情報が、第1識別コードとは異なる第3識別コードに更に対応付けられている場合、第2識別コードと第3識別コードとが一致するか否かを更に判定し、第2識別コードと第3識別コードとが一致する場合に、代表者の情報を表示する。これによって、代表者が複数の企業の代表者である場合、識別コードが一致する企業の関する営業関連情報のみを実名で表示することができる。
【0089】
たとえば、図11で説明したように、利用者識別情報「U101」の代表者名「富士通太郎」は、企業識別情報「D1001」、「D1003」に対応付けられている。ここで、表示制御部153は、端末装置から第2識別コードを受け付け、かかる第2識別コードが、企業識別情報「D1001」に対応する第1識別コードか、企業識別情報「D1003」に対応する第1識別コードかのいずれか一方と一致すれば、代表者名「富士通太郎」を実名で表示する。
【0090】
表示制御装置100は、営業関連情報に含まれる企業名、企業情報、代表者名、代表者情報、ノウハウ情報を、アイコンによって表示する。これによって、営業担当者は、視覚的に、企業間、代表者間の関係を把握しつつ、企業情報、代表者情報、ノウハウ情報を参照することができる。
【0091】
次に、上記実施例に示した表示制御装置100と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。図14は、実施例の表示制御装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【0092】
図14に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202と、ディスプレイ203とを有する。また、コンピュータ200は、有線または無線ネットワークを介して、外部装置等との間でデータの授受を行う通信装置204と、インタフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM206と、ハードディスク装置207とを有する。そして、各装置201~207は、バス208に接続される。
【0093】
ハードディスク装置207は、登録プログラム207a、検索プログラム207b、表示制御プログラム207cを有する。また、CPU201は、各プログラム207a~207cを読み出してRAM206に展開する。
【0094】
登録プログラム207aは、登録プロセス206aとして機能する。検索プログラム207bは、検索プロセス206bとして機能する。表示制御プログラム207cは、表示制御プロセス206cとして機能する。
【0095】
登録プロセス206aの処理は、登録部151の処理に対応する。検索プロセス206bの処理は、検索部152の処理に対応する。表示制御プロセス206cの処理は、表示制御部153の処理に対応する。
【0096】
なお、各プログラム207a~207cについては、必ずしも最初からハードディスク装置207に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200が各プログラム207a~207cを読み出して実行するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0097】
10a,10b,10c 端末装置
50 ネットワーク
100 表示制御装置
110 通信部
140 記憶部
141 コードテーブル
142 企業テーブル
143 代表者テーブル
150 制御部
151 登録部
152 検索部
153 表示制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14