(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-03
(45)【発行日】2024-06-11
(54)【発明の名称】フレキシブルな統合された通信、スケジューリング、及びコマース・プラットフォームを与えるためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
H04M 3/42 20060101AFI20240604BHJP
H04M 11/00 20060101ALI20240604BHJP
H04M 3/58 20060101ALI20240604BHJP
H04W 40/02 20090101ALI20240604BHJP
H04M 1/724 20210101ALI20240604BHJP
H04M 1/247 20210101ALI20240604BHJP
【FI】
H04M3/42 A
H04M11/00 302
H04M3/58
H04W40/02
H04M1/724
H04M1/247
(21)【出願番号】P 2020572556
(86)(22)【出願日】2019-03-25
(86)【国際出願番号】 US2019023808
(87)【国際公開番号】W WO2020068155
(87)【国際公開日】2020-04-02
【審査請求日】2022-03-15
(32)【優先日】2018-09-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】520503094
【氏名又は名称】グエルリエール、サルバトーレ
(73)【特許権者】
【識別番号】520503108
【氏名又は名称】タプリッツ、マーシャル
(73)【特許権者】
【識別番号】520503119
【氏名又は名称】グラモント、アレハンドロ ハビエル
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】弁理士法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】グエルリエール、サルバトーレ
(72)【発明者】
【氏名】タプリッツ、マーシャル
(72)【発明者】
【氏名】グラモント、アレハンドロ ハビエル
【審査官】山岸 登
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-142805(JP,A)
【文献】特開2012-128652(JP,A)
【文献】米国特許第10019133(US,B1)
【文献】特表2007-511131(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0235244(US,A1)
【文献】特開2006-287904(JP,A)
【文献】国際公開第2011/114536(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24-7/26
H04L51/00-51/58
67/00-67/75
H04M1/00
1/24-3/00
3/16-3/20
3/38-3/58
7/00-7/16
11/00-11/10
99/00
H04W4/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
実質的に統一された多機能メッセージング・サービスを与えるためのシステムであって、
1つ又は複数のクライアント電子デバイスに動作可能に結合された円形ユーザ・インターフェースと、
前記1つ又は複数のクライアント・デバイスから受信されたメッセージを前処理するクラウドベース・サーバ・アプリケーションと、
複数の通信アプリケーションを含む前記サーバ・アプリケーションに動作可能に結合されたクラウドベース通信及び制御モジュールであって、システム・ユーザによって望まれる1つ又は複数の選択されたメッセージング機能を実行するために、前記ユーザ・インターフェースからの及び前記サーバ・アプリケーションからの入力に少なくとも部分的に基づいて前記複数の通信アプリケーションのうちの1つ又は複数が選択される、クラウドベース通信及び制御モジュールと
を備え、
前記クラウドベース通信及び制御モジュールがクライアント・デバイスの間の呼又はメッセージを管理し、
前記管理することは、受呼者が着信呼又はメッセージの送信ルーティングを変更することを可能にすることを含
み、
チャット中にユーザが特定の時間に特定のアクションを要求するメッセージを受信した場合に、前記クラウドベース通信及び制御モジュールが、前記特定のアクションを要求するメッセージを前記特定の時間に前記ユーザに自動的に再送する、多機能メッセージング・サービスを与えるためのシステム。
【請求項2】
前記ユーザ・インターフェースが前記1つ又は複数のクライアント・デバイスにインストールされる、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記クラウドベース・サーバ・アプリケーションが、メッセージング機能を選択するときに、前記ユーザ・インターフェースにおいてユーザによって入力された通信要求からの機能要求依存性を決定する、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記送信ルーティングの前記変更が、セルラー通信リンクからインターネット通信リンクに変更することを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが変換アプリケーションを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが1つ又は複数のコマースベース・アプリケーションを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが1つ又は複数の暗号通貨ベース・アプリケーションを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが1つ又は複数のゲーミング・アプリケーションを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが1つ又は複数のドキュメント管理アプリケーションを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが1つ又は複数のドキュメント管理アプリケーションを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが1つ又は複数の統合されたダッシュボード・アプリケーションを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記クラウドベース通信及び制御モジュールが、さらに、ビデオ呼とマルチメディア・メッセージとを管理することを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
実質的に統一された多機能メッセージング・サービスを与えるための方法であって、
1つ又は複数のクライアント電子デバイスに動作可能に結合されたユーザ・インターフェースを与えることと、
前記1つ又は複数のクライアント・デバイスから受信されたメッセージを前処理するクラウドベース・サーバ・アプリケーションを与えることと、
複数の通信アプリケーションを含む前記サーバ・アプリケーションに動作可能に結合されたクラウドベース通信及び制御モジュールを与えることであって、システム・ユーザによって望まれる1つ又は複数の選択されたメッセージング機能を実行するために、前記ユーザ・インターフェースからの及び前記サーバ・アプリケーションからの入力に少なくとも部分的に基づいて前記複数の通信アプリケーションのうちの1つ又は複数が選択される、クラウドベース通信及び制御モジュールを与えることと、
前記クラウドベース通信及び制御モジュールを用いてクライアント・デバイスの間の呼又はメッセージを管理することと、
受呼者が着信呼又はメッセージの送信ルーティングを変更することを可能にすることと
を含
み、
チャット中にユーザが特定の時間に特定のアクションを要求するメッセージを受信した場合に、前記クラウドベース通信及び制御モジュールが、前記特定のアクションを要求するメッセージを前記特定の時間に前記ユーザに自動的に再送する、多機能メッセージング・サービスを与えるための方法。
【請求項14】
前記クラウドベース・サーバ・アプリケーションが、メッセージング機能を選択するときに、前記ユーザ・インターフェースにおいてユーザによって入力された通信要求からの機能依存性を決定するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
セルラー通信リンクからインターネット通信リンクに変更するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、その内容の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年9月23日に出願された米国仮出願第62/562,411号からの優先権を主張する。
【背景技術】
【0002】
洗練されたコンピュータ・ネットワークは、現代の消費者に、互いに通信し、対話する多くの方法を与える。たとえば、消費者は、テキスト・メッセージ、電子メールによって、様々なボイス及び/又はビデオ通信経路を介して、並びに多数の有線プロトコル及び無線プロトコルを通じて通信することができる。他のタイプの普及している通信サービスには、ユーザが、様々なポスト及びメッセージによって他の人々と対話することを可能にする、Facebook(フェイスブック)、Google Plus(グーグルプラス)、Pinterest(ピンタレスト)、Twitter(ツイッター)などいくつかのパブリック・アクセス・ソーシャル・ネットワーキング・アプリケーションがある。さらにまた、Slack及びIBMのSametimeなどいくつかの特定のメッセージング・アプリケーションは、リアルタイム・コラボレーション及び仕事場生産性を向上させるために、認定ユーザがダイレクト・インスタント・メッセージングの形態よって通信することを可能にする。
【0003】
しかしながら、そのような従来の通信システムは、一般に、多数の方法において限定される。たとえば、ユーザは、一般に、実質的に、ある機能のために分離されるか、専用化され、及び/又は意味のあるカスタマイズと生産性オプション(たとえばスナップ・チャット)とがない環境内で対話する。そのようなプラットフォームは、ユーザが互いにシームレスに対話することを可能にせず、ユーザの対話を効果的に管理し、コラボレーションを促進し、生産性の改善を達成するために、ユーザに複数の異なる(そしておそらくは互換性のない)アプリケーションを採用することを強制する。さらに、そのようなプラットフォームは、一般に、(eBayなど)コマースのために設計されるか、若しくはコマースのために十分に好適でなく、並びに/又はコマースベース・アプリケーション及びアクティビティ(Facebook)を妨げる。
【0004】
したがって、特に、ホリスティック生産性、コマース及びコラボレーション・アプリケーションのスイートを用いてカスタマイズされ得るセキュアな制御可能なユーザ・インターフェースを与える、モバイル・デバイスでもデスクトップ計算デバイスでも同等に動作するように意図された、単一の包括的な統合された環境又はプラットフォーム内でユーザが互いに対話することを可能にするために、そのような機能を統一する、ユーザ・アプリケーション及びインターフェースを提供することが望ましいであろう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の目的は、実質的に統一され、統合されたマルチメッセージング及び通信システムを実装するためのシステム及び方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、実質的に統一された多機能メッセージング・サービスを与えるためのシステム及び方法であって、1つ又は複数のクライアント電子デバイスに動作可能に結合されたユーザ・インターフェースと、1つ又は複数のクライアント・デバイスから受信されたメッセージを前処理するクラウドベース・サーバ・アプリケーションと、複数の通信アプリケーションを含むサーバ・アプリケーションに動作可能に結合されたクラウドベース通信及び制御モジュールであって、システム・ユーザによって望まれる1つ又は複数の選択されたメッセージング機能を実行するために、ユーザ・インターフェースからの及びサーバ・アプリケーションからの入力に少なくとも部分的に基づいて複数の通信アプリケーションのうちの1つ又は複数が選択される、クラウドベース通信及び制御モジュールとを備える、システム及び方法に関する。
【0007】
本発明の別の態様は、消費者ライフスタイルを改善し、合理化する望ましい方法で、ユーザ通信、セキュリティ、生産性、及びコマースのいくつかの態様を統合し、統一する、機能セットから成るいくつかのカスタマイズ可能なサブアプリケーションを与える、スマート・フォン、タブレット、スマート・ウォッチ、デスクトップ・システムなど、モバイル・デバイスにおいてもデスクトップ計算デバイスにおいても使用するために統一されたアプリケーション環境を与えることに関する。
【0008】
本発明の別の態様は、通信、商品及びサービスの購入、並びに本明細書で説明するシステム、マルチ通貨スマート・ウォレット、及び仮想市場とともに使用するための専用暗号通貨(たとえば、NYNJAトークン)のためのシステムを含み得る。いくつかの実施形態では、システム・ナビゲーション・ツール及び本明細書で説明する他の機能を制御するとともに、システム・ナビゲーション・ツール及び本明細書で説明する他の機能として機能するユーザ・インターフェース設計が提供される。
【0009】
本発明のナビゲーション・ツールの1つの重要な態様は、デジタル式同心半円、又は楕円などの形態で見出され得、オプションのカテゴリー及びサブカテゴリーは、スマート・フォン、スマート・ウォッチ及びタブレットなどモバイル・デバイスとの使用の使いやすさのために、ユーザの親指又は他の指の届く範囲内で利用可能である。ユーザは、1つ又は複数の機能オプションを選択し、実行するために、及び機能性にアクセスするために、そのようなコマンド及び制御インターフェースを使用し得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、いくつかのカスタマイズオプションの使用によって、彼又は彼女の利き手を使ってスワイプ及び選択を行うために、ユーザのモバイル・デバイス上で右手から左手に(又はその逆に)コマンド及び制御インターフェースの位置を切り替え得る。
【0010】
本明細書でより詳細に説明するように、以下の機能、すなわちアカウント・ログイン及びログアウトの作成、プロファイル、コンタクト絵文字、ステッカー及びGifメッセージ、ロケーション・メッセージ及び自動調整、世界クロック表示、メンバー間呼などのうちの1つ又は複数は、本発明におけるコマンド及び制御モジュール内に含まれ、本発明におけるコマンド及び制御モジュールを使用して実行され得る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の上記及び他の目的及び利点は、全体にわたって同様の参照符号が同様の部分を指す、添付の図面とともに行う以下の詳細な説明を検討すれば明らかであろう。
【
図1】本発明の態様を実装するために使用され得る分散型クラブベース・システムの例示的なダイヤグラムを示す図である。
【
図2】本発明の原理による例示的なユーザ・インターフェースを示す図である。
【
図3】本発明の原理によるステップのうちのいくつかを示すフロー・チャートを示す図である。
【
図4】本発明の原理によるステップのうちのいくつかを示すフロー・チャートを示す図である。
【
図5】本発明の原理によるステップのうちのいくつかを示すフロー・チャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
様々な実施形態の以下の説明では、実施され得る例示的な実施形態のうちのいくつかが例として示されている、添付の図面を参照する。しかしながら、他の実施形態が使用され得、様々な構造及び/又は機能変更が本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく行われ得ることを理解されたい。
【0013】
図1は、本発明の発明的態様のうちの1つ又は複数を実装するために使用され得るネットワーク・アーキテクチャ100の1つの例を示す。コンピュータ102、タブレット104、及びスマート・フォン106など様々なネットワーク構成要素は、クラウド108中に示されているように、いくつかのリソースが常駐するインターネットなど、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を介して相互接続され得る。概して、そのような構成要素は、サーバ、パーソナル・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレット、モバイル・フォンなど、好適な計算デバイス及び/又はデータ記憶デバイスであり得る。
【0014】
プライベート・イントラネット、企業ネットワーク、LAN、ワイヤレス・ネットワークなどを含む、他のネットワークも使用され得るか又は代替的に使用され得、金融取引のために好適な環境を与えるために、VPNなど、セキュアな接続を含み得る。「ブロック・チェーン」、RSAなど、暗号化技法も、必要な場合、採用され得、本明細書でさらに説明する暗号通貨及びeコマース・アプリケーションに関して有用である。ネットワーク100は、説明の目的であり、より少ない又は追加のコンピュータ・ネットワーク又は構成要素と交換されるか、又は変更され得ることが理解されよう。ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)は、知られているLAN構成のうちの1つ又は複数を有し得、イーサネット(登録商標)、光、WIFIなど、様々な異なるプロトコルのうちの1つ又は複数を使用し得る。構成要素102、104及び106並びに他のデバイス(図示せず)は、同軸ケーブル、光ファイバーなど、知られている好適なワイヤレス接続又は有線接続を介してネットワークのうちの1つ又は複数に接続され得る。たとえば、複数の異なるタイプの通信リンク103、105及び107(並びにリンク117及び119)は、イーサネット(登録商標)、WiFi、セルラー光など、好適な有線接続又はワイヤレス接続であり得る。
【0015】
本明細書で使用する「ネットワーク」という用語は、一般に、リモート計算デバイス及び/又はストレージ・デバイスが1つ又は複数の通信経路を介して互いに結合されるシステムだけでなく、記憶及び/又は計算能力を有するそのようなシステムに時々結合され得るスタンドアロン・デバイスをも指す。したがって、「ネットワーク」という用語は、物理ネットワークを含むだけでなく、仮想及び/又は物理ネットワーク上に常駐する情報を含む仮想データ・ネットワークをも含み得る。
【0016】
図1に示されているように、本発明の一実施形態は、クラウド108中に存在し、内在し得る、いくつかの機能構成要素を含む。たとえば、いくつかの実施形態では、そのような構成要素は、以下のPHPサーバ110、ジャージ・サーバ112、CORSフィルタ114及び適用モジュール116のうちの1つ又は複数を含み得る。システム100は、サービス・プロバイダによって維持され得るか又はユーザ若しくはアプリケーション使用などのためにリースされ得る、好適なネットワークベース・ストレージ・デバイスであり得る、データ・オブジェクト・アクセス・ブロック118中のいくつかのデータベースへのアクセスをさらに含み得る。ブロック120は、Google、Facebook、翻訳サービス、eBay、PayPal又はアマゾンなどのコマースリンクなど、サードパーティ・アプリケーションへの機能的アクセスを与える。
【0017】
動作において、メッセージ、ビデオ又はオーディオ呼、データベース検索、eコマース対話などの要求はすべて、クラウド108中に示された生成物の統合されたスイートを通って流れ得る。たとえば、例として、タブレット104がスマート・フォン106にメッセージを送ると、以下が行われ得る。最初に、ヘッダ・ファイルを検査し、phpファイルを、より速い探索及びデータ分類のために関連付けられたメタデータを有する簡単なHTMLリンクに本質的にパースする、PHPサーバ110(ハイパーテキスト・プリプロセッサ)によって、メッセージ要求が受信され得る。PHPは、随意であり、いくつかの実施形態では存在しないことがあり得る。次に、そのような要求は、いくつかのAPI依存性を暴露し、接続するために、ジャージ・サーバ112によって処理され得る。これらのモジュールは、随意であり、クライアント・デバイス上で使用される開発アプリケーションに依存し得る。
【0018】
次に、出射データは、Java(登録商標)ウェブ・アプリケーションにクロスオリジン・リソース共有(CORS)サポートを適合させるための好適なジェネリック・ソリューションであり得るCORSフィルタ114に通され得る。CORSは、現在、ウェブ・ブラウザから、オプト・インするサーバ及びウェブAPIへのクロスドメイン要求(トランスクリプション)がそれらを処理することを可能にするためのW3C規格である。
【0019】
次に、前処理された要求はいま本発明のアプリケーション・マネージャ・モジュール116に送信され得る。この時点で、要求されたアプリケーション要求は、使用中の又は要求された機能に応じて適切に処理し得る。たとえば、フォンのポート、世界クロック、グループ・メッセージング、ロケーションベース・サービス、ノート又は投票などのユーザ・インターフェース・メタデータ、通信、秘密及び不明瞭メッセージング、翻訳要求、ゲーミング、eコマース及び暗号通貨サービスなどのセキュリティ・レベルなど、すべての呼機能が、管理モジュール116中で再送される1つ又は複数のアプリケーションによって与えられ得る。そのような機能について本明細書でより詳細に説明する。
【0020】
そのような処理の後、メッセージは、クラウド108からのすべての関連があるアプリケーション環境及び管理情報とともにリンク107を介してフォン106に送信し得、未決要求に応答して、データベース118からの情報と、ブロック120から取得されるサードパーティ・アプリケーション情報とをさらに含み得る。ブロック118及び120からの情報は、アプリケーション・マネージャ・モジュール116又はクラウド118内の他の構成要素によってフォン106に送られるメッセージ内で取得され、埋め込まれ得る。そのような処理はブロック110、112及び114からの処理を含む。
【0021】
本発明のいくつかの実施形態では、サーバ及び様々なアプリケーション・プログラムは、同じ物理マシン上で組み合わせられ得、別個の仮想又は論理アドレスを保持するか、又は別個の物理マシン上に常駐し得る。
図1は、単に、使用され得るネットワーク・アーキテクチャのただ1つの例を示すことが理解され、当業者は、使用される特定のネットワーク・アーキテクチャ及びデータ処理デバイスが異なり得、本明細書でさらに説明するように、それらが与える機能と比べてあまり重要でないことを諒解するであろう。たとえば、クラウド108によって与えられるサービスは、それらのそれぞれのクライアント・デバイス上に部分的又は完全に常駐し得る。その上、管理モジュール116中のアプリケーション・プログラムは、複数のリモート計算プラットフォームにわたって分配され、及び/又は単一のサーバ、又は分散型であれローカルであれ、他の好適な計算デバイスなどの上で組み合わせられ、それによって、全体的動作及びそこから生じる分配型アプリケーションを制御し得る。
【0022】
本明細書で説明するデータ処理デバイスの機能性は、たとえば、地理的ロケーション、ユーザ・アクセス・レベル、サービス品質(QoS)などに基づいて、取引を分離するために、複数のコンピュータにわたって処理負荷を分散させるために、複数のデータ処理デバイスにわたって拡散され得ることを、当業者は諒解するであろう。さらに、暗号通貨、支払い又は他の機密データを伴うものなど、いくつかのセキュアな若しくは匿名の対話又は取引は、直接的な接続若しくはセキュアな若しくは間接的な接続を介して、又はVPNなど、セキュアな又はプライベートな接続であり得、及び/又はブロック・チェーンなど、いくつかの暗号化技法によって保護され得る、何らかの他のネットワークを介して接続され得る。
【0023】
さらに、本発明の1つ又は複数の態様は、本明細書で説明するように、1つ又は複数のコンピュータ又は他のデバイスによって実行される、1つ又は複数のプログラム・モジュール中などの、コンピュータ使用可能若しくは可読データ及び/又はコンピュータ実行可能命令において実施され得る。一般に、プログラム・モジュールは、コンピュータ又は他のデバイス中のプロセッサによって実行されたとき、特定のタスクを実行するか、又は特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。モジュールは、実行のために後でコンパイルされるソース・コード・プログラムミング言語において書き込まれ得るか、又は(限定はしないが)HTML又はXMLなど、スクリプト言語において書き込まれ得る。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、固体メモリ、RAMなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。当業者によって諒解されるように、プログラム・モジュールの機能は、様々な実施形態において望まれるように組み合わせられるか又は分配され得る。さらに、機能性は、集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)など、ファームウェア又はハードウェア等価物において、全体的に又は部分的に実施され得る。特定のデータ構造は、本発明の1つ又は複数の態様をより効果的に実装するために使用され得、そのようなデータ構造は、(以下でより詳細に説明する)本明細書で説明するコンピュータ実行可能命令及びコンピュータ使用可能データの範囲内で企図される。
【0024】
図2は、本発明の原理により構築される例示的なユーザ・インターフェース200の実施形態である。
【0025】
上述のように、アプリケーション管理モジュール116は、ユーザ又はメンバー対話を実質的に制御し、管理する多数の特定のアプリケーションを有し得る。これらの機能は、クライアント・デバイス又はクラウド118から生じ得るか、又は完全にリモートで内在し得る。以下の説明では、本発明の実施形態を用いて可能な様々な実装シナリオ及び機能について説明する。これらの機能モジュール及び/又はアプリケーションは、一般に、管理モジュール116の一部であるか、又は管理モジュール116によって管理され、これらの機能モジュール及び/又はアプリケーションについて以下で説明する。
【0026】
アカウント・アプリケーションを作成する
ユーザは、従来の方法を使用してアカウントを作成することが可能であり得る。たとえば、電話番号、又はピン(PIN)及び/又はバイオメトリクスの使用を含み得る当技術分野で知られている2ファクタ認証プロトコルの他の形態がある。1つの一般的な実施形態では、ユーザのフォン又はタブレットは、検証目的のための呼、SMSメッセージ、又は電子メールを受信し、ユーザは、本明細書で説明するアプリケーションのスイート又はスイートからの特定の単数アプリケーション(たとえば暗号通貨アプリケーションなど)をアクティブ化するために、そのメッセージ中の受信された情報に入り得る。その上、アカウントが確立されると、(ブックマーク又はアイコンによってアクセス可能な)将来のログイン動作及びログアウト動作を可能にするために、ログイン・プログラムがマネージャ116からユーザのデバイスに送信され、ユーザのデバイスにインストールされ得る。
【0027】
プロファイル及びコンタクト・アプリケーション
登録すると、ユーザは、ユーザが使用する各アカウントについてのあるプロファイル情報を入力するように促され得る。これは、アカウント・ホルダーが他のユーザと共有することを望むパーソナル人口統計学的情報及び他の情報を含み得る。そのような情報は、電話番号、アドレス、現在の地理的ロケーション、それらが現在オンラインであるか否かなどを含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザは複数のプロファイル及びアバターを有し得る。そのようなプロファイルは、ビューアが、複数のアカウントが同じユーザによって保持されるかどうか(又は保持されないか)を知るように相関させられ得る。これは、ゲーミングなどいくつかのアプリケーションにおいて望ましいことがある。
【0028】
本発明は、さらに、システム・メンバーのためにコンタクト・リストを企図する。ユーザは、手動で及び/又はQRコード(登録商標)走査などバーコード走査を介して電話番号を入力することを含み得る当技術分野で知られている従来の方法を使用して、ユーザのコンタクト・リストを介してコンタクトを加えることが可能であり得る。QRコード(登録商標)は、いくつかの事前定義されたフォーマットにおいて個人化され得る。コンタクトは、テキスト、QRコード(登録商標)、又は両方によってユーザに対して表示され得る。さらに、ユーザは、ユーザのフォン・コンタクトを統合し、ユーザのコンタクトのいずれかを用いてメンバー・チャット・ルームにクリックして入る能力をユーザに与え得る。
【0029】
その上、最初に1人のシステム・ユーザが別のユーザと接触又は対話するとき、両方のコンタクト・リストは他者のコンタクト情報で更新され得るか、逆もまた同様であり、それによって、手動で入力されるコンタクトの数を最小にし得る。本発明のシステムは、ワード又はエクセル、オーディオ、写真、ビデオ、コンタクト、グラフィックス、GIF、絵文字キャラクタ、ステッカー、拡張現実感など、テキスト、添付ファイルを含む又は含有する広範で変化に富むマルチメディア・メッセージ・タイプの他のメンバーへの送信を可能にするように企図されることが理解されよう。上述のメディアは、ユーザからの又はユーザによって作成されるオリジナル作品であり得る。
【0030】
コンタクト情報及び/又はプロファイルは、クライアント・デバイス上に、メタデータとしてクラウド108中に、及び/又はデータベース118中に記憶され得る。
【0031】
ロケーション・メッセージ・アプリケーション
いくつかの実施形態では、システム・ユーザは、(所望の精度内で)他のシステム・ユーザの現在の地理的ロケーションを含むメッセージを他のシステム・ユーザに随意に送ることが可能であり得る。この機能は、いくつかのアプリケーションがインストールされる時間においてセット・アップされ得るか、又はユーザがケース・バイ・ケースでユーザ・インターフェース200を介して選択するオプションであり得る。そのような情報は、事前定義された基準を含み得るユーザ選好に基づいて、選択的に何人かの受信者とは共有され、他の受信者とは共有されないことが可能である。さらに、他のシステム・アプリケーションは、あるユーザが(実質的に自動的に)別のユーザのある(事前定義された)距離内に来た場合に、アクティブになり得る。たとえば、コンタクト・リスト上のユーザが別のシステム・ユーザの200メートル内に来たとき、両方のユーザは、自動的に通知され得、彼らが互いに関与することを希望するかどうかを尋ね得る。そのような「ライブ・ロケーション」モードは、ユーザが互いに会うことを期待しているときに有用であり得る。本出願は、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せで)内在し得る。
【0032】
時間帯アウェアネス及び世界クロック表示アプリケーション
ユーザは、現在システム上の他のユーザのローカル時間を示すために、又は何らかのコンタクト又はプロファイル情報にアクセスすることによって、世界クロックをアクティブにすることが可能であり得る。たとえば、ユーザが別のユーザをチャットに加えるか又はメッセージング・アプリケーションに参加するとき、世界クロック表示は、(たとえば、カラー・コード・アバターなどによって)ユーザがどの時間帯にいるかを反映し得る。他のユーザがチャット・スクリーン、呼び出しスクリーン、又は他のコンタクト上に存在するとき、+/-時間に換算した時差が表示され得るか、又は(たとえば、24時間制を使用して)ユーザのローカル時間が表示され得る。これは、他者がすぐ気づくように目立つ顕著な形で上述のメッセージング・スクリーン中に表示され得る。本出願は、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せで)内在し得る。
【0033】
メンバー呼及び会議呼
本発明のユーザは、たとえば、管理モジュール118及び/又はいくつかのクライアント・デバイス中に内在する知られているVoIP技術を使用して、インターネット上で互いに通話を開始し得る。たとえば、ユーザは、呼モードがアプリケーション制御型ネットワーク又は送信経路上にある、別のユーザを呼び出すことを選択し得る。多くの実施形態では、ユーザは、ボイス呼オプション又はビデオ呼オプションを選択し得、ミュート、ボリューム、スピーカーフォンなど、よく知られている呼機能へのアクセスを有し得る。
【0034】
事前定義されたグループ内のユーザは、上記で説明したシステム及び方法を使用してインターネット上でグループ呼/会議呼を有し得る。たとえば、事前定義されたグループ内で、ユーザのうちの1人は、呼スクリーンなどのユーザ・インターフェースか、又はコンタクトのリストからコンタクトを選択することによって、2人以上の追加のユーザとともに呼を開始することを選択する。呼は、その場合、アプリケーション・ネットワーク(オーディオ及び/又はビデオ)上でかけられる。追加のユーザは、ユーザ・インターフェースを介して参加するために、単に他のユーザを選択することによって、現在の呼と会議に入り得る。ユーザのいずれかがハング・アップするか又は切断され、彼らが呼に戻る必要がある場合、彼らは、単に呼スクリーン・ユーザ・インターフェース上の「アクティブ呼に参加する」ボタンをクリックすることによって、再び呼に入ることができる。この機能は、ユーザが、ダイヤルイン・ナンバー及び参加者ピンを再入力することをバイパスすることを可能にする。このアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せで)内在し得る。
【0035】
フォンへのポート・アウト
各システム・ユーザは、他の国においてローカルSIMカードに割り当てられる各システム・ユーザのホーム、モバイル、ランドライン番号など、システム・ユーザ自身の様々な電話番号のリストを保持し得る。ユーザは、本発明のシステム内でファイル上に複数の電話番号を有し得る。着信呼がアプリケーション制御型ネットワーク、たとえばVoIPネットワークを介して来ると、受信側ユーザは、インターネット上で呼に返答するのではなく、受信者の他の関連付けられた電話番号のうちの1つに電話をかける「ポート・アウト」(すなわち、転送)することを選択し得る。
【0036】
この機能は、受信者が(その時間に)良好なWiFi又は4G接続を有しないが、依然として呼を取ることを望むときに、特に有用であり及び/又は望ましいことがあり得る。この機能は、呼を受信するユーザのためのフレキシビリティを与えながら、呼を行うユーザに、NYNJAシステムを使用して呼をかける自信を与える。
【0037】
そのような「ポートする」技術及びそれの関連付けられた機能は、新規であり、他の従来技術呼出しアプリケーションがどのように動作するかとは異なると考えられる。一般に、他の呼出しアプリケーションは、ユーザにインターネット対インターネット(VoIP)を呼び出させるか、又はインターネット対有線/無線を呼び出させるかのいずれかを行わせる。従来技術呼出しアプリケーションは、発呼者がどのように呼を行うかにかかわらず、受信当事者がどのように呼を受信するか(どの通信経路か)を選択することを可能にしない。
【0038】
いくつかの実施形態では、様々な利用可能な通信経路のQoSは、システム・ユーザのために利用可能な最も高い呼品質を保証するために、最も現在「ロバストな」経路が自動的に選択され得るように分析され得る。これは、呼を発する人が、受信当事者がどこにいるのか、たとえば、家にいるのか、車の中にいるのか、オンラインかオフラインかなどについて考える必要がもはやないので、呼出しの性質を基本的に変更し得る。発呼者は、「メンバーベース・アプリケーション・システムを呼び出すだけ」を知っており、受信当事者は、彼らのロケーションがどこであろうと彼らが呼に出られるかどうか、及び彼らのネットワーク接続がどのくらい良好であるか、呼に返答し得る。
【0039】
上記で説明したポートする技術に関係するステップのうちのいくつかが
図3のフロー・チャートに示されている。最初に、ステップ302において、通話がVoIP呼として開始され得る。次に、ステップ304において、受信当事者は、VoIP呼として呼に返答するオプションを有する。しかしながら、受信者はまた、ステップ304において「ポート・アウト」機能を選択するオプションを有し、それは、その場合、受信当事者に、そこから選択する彼らの他の電話番号のリストを提示し得る。ステップ306において、受信当事者は、それらの電話番号のうちの1つを選択し、彼らがどこで及び/又はどのように呼を受信したいのかを選択する。ステップ308において、呼は、次いで、新しい選択された電話番号にリアルタイムで伝達され得る。
【0040】
いくつかの実施形態では、呼が1つの番号から別の番号に転送されている間、発呼者は、随意に、「お待ちください。#ユーザ名#がこの呼の異なる電話回線への転送を要求した」(ステップ310)など、何が起こっているのかを発呼者に通知するためのメッセージを参照し得る。次に、受信当事者のフォンが、選択された番号で鳴り、新しいライン上で返答され得る(ステップ312)。これらのステップの結果は、発呼者は依然として彼らの元のインターネット呼上にいるが、受信当事者は、このとき、システムが呼をポートした呼上にいるが、両方の呼が接続されるので、ユーザは彼らの会話を続けることができることである。上記は、ただ1つの例示的な実施形態であり、他の実施形態及び上記で特定された例の置換があり、それにより、いずれかの当事者が呼(受信及び/又は発信)中に番号を転送することができることが、上記のことから理解されよう。このアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せ)内在し得る。
【0041】
リアルタイム・マルチメディア・メッセージ
動作において、開示されたシステムのユーザは、実質的にリアルタイムでのアクティブ通信又はチャット・セッション中にメッセージ受信者に送るべきアタッチメントを含み得る。たとえば、ユーザは、別のシステム・ユーザとビデオ・チャットし得、いずれかのユーザが、他者からボイス・メッセージの音楽など、1つ又は複数のビデオ、ピクチャ又は他のグラフィックス及び/又はオーディオ・アタッチメントを(ストレージ又は他の場所から)送ることを選択することができる。その上、ユーザはグループ・ビデオ・コールに関与し得る。このプロセスは、ユーザ・インターフェースからビデオ呼を開始する所定のグループ内のユーザによって開始し、進行中の呼に再接続する能力、並びに(他者がビデオ上に残ることができる)ビデオからのボイスに/から切り替える能力を有し得る。このアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せで)内在し得、データベース118及び他のサードパーティ・アプリケーション120からホストされたコンテンツを受信し得る。
【0042】
リスト及びアクション・アイテム
上述のように、本発明の目的のうちの1つは、ユーザ生産性を改善すること、及び統合され、合理化された通信プラットフォームを提供することである。これが達成され得る1つの方法は、ユーザが、ノートを取り、メッセージング環境の構成内でタスク・リストを編成することを可能にする、メッセージング・アプリケーションを提供することによる。
【0043】
たとえば、チャット又はグループ・チャット中に、1つ又は複数のタスク又は「to do」リマインダがユーザ・インターフェースを通して複数のユーザに提示され得る。いくつかの実施形態では、ユーザは、注釈とともに、メッセージにフラグを付け、それらをリストに割り当てることが可能であり得る。たとえば、ユーザは、メッセージに含まれているタスクを「to do」アイテムとして割り当て、また、締切り期日又はリマインダ時間を割り当て、注釈を追加するなど、他の情報又は基準をさらに含めることができる。
【0044】
この機能の例示的なワークフロー実施形態は
図4のフロー・チャート400における以下のステップを含み得る。最初に、ユーザはステップ402においてメッセージを受信する。次に、ユーザは、ステップ404においてインターフェース202を通して注釈又は割り当て機能を呼び出し得る。これが達成され得る1つの方法は、たとえば、プルダウン・メニューを呼び出し、次いで、「リストに追加する」機能を選択するために、ユーザが「メッセージをホールドダウンすること」による。ステップ406において、ユーザは、既存のリストを選定するか、又は新規のリストを追加することができる。ステップ408において、ユーザは、随意に、彼らがリストに追加しているアイテム/メッセージについての注釈を追加し、締切り期日又はリマインダ時間を割り当て得る。セッションの終わりに、割り当てられたタスク及び注釈の概要が各参加者に送られ得る(ステップ410)。将来的に、各ユーザは、いくつかの実施形態では、「リマインダ」の形で実質的に自動的に与えられ得る、読みやすい表示においてリスト/注釈及び今度のto doアイテムを選択し、見ることができる(ステップ412)。
【0045】
このアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せ)常駐し得、データベース118とサードパーティ・アプリケーション120とから、ホストされたコンテンツを受信し得る。
【0046】
アプリケーション外当事者との通信
現在のシステムのユーザが、まだシステムのユーザ(又はメンバー)ではない当事者(「ネットワーク外」当事者)と通信することを望む場合、システムは、ケース・バイ・ケース・ベースで非メンバーと特定のチャット(又はグループ・チャット)を共有するために、その非メンバーを勧誘するためのウェブ・リンク又は他の参照用マーカーを生成し得る。いくつかの実施形態では、非メンバーが追加のチャットに参加しようとするたびに、新しい勧誘が必要とされ得る。他の実施形態では、リンクは、実質的に無期限に使用され得るか、又はログインのプリセットされた回数の間、使用され得る。
【0047】
この手法を用いると、アカウント又は他のアクションを作成する必要がないので、システム・ユーザは、非メンバーに勧誘を送り、非メンバーと通信することができる。これは以下のステップを使用して達成され得る。最初に、メンバーは、非ユーザとチャット又はグループ・チャットを共有するために、ユーザ・インターフェースを通してリンクを生成するようにシステムにプロンプトし得る。次に、そのリンクは従来のメッセージング・システム(たとえば、SMS又は電子メール)を介して送られ得る。受信後、非メンバーは、任意のウェブ・ブラウザか、又はメンバー・チャット・ルームへのアクセスを許可するメンバー・ベース・アプリケーション・プログラムにおいて、リンクを開く。この時点で、ユーザ及び非ユーザはメンバー・システム上でテキスト、画像などを送ることができる。
【0048】
本発明の別の機能は、(電子メールなどによって)オフラインを共有することが可能であるように、ユーザがチャット内から画像、ビデオ又はファイルへの直接リンクを生成することを可能にする。受信するユーザがリンクを選択すると、彼らがシステム・ユーザでもメンバーでもない場合でも、彼らは直接ファイルをダウンロードすることが可能になる。いかなる当事者も、ファイルをダウンロードするために直接アクセスを有し得るリンクを有する。いくつかの実施形態では、リンクはパスワード保護され得る。
【0049】
重要な又は重大なメッセージの場合、本発明の別の機能は、ユーザが優先度チャットを選択することを可能し得る。この機能は、電子メール読取り受信が動作する方法と同様に動作し得る。すなわち、ユーザは、チャット・メッセージの受信を確認する明示的な受付けメッセージを要求することができる。これは、個々のチャットのためにだけでなく、グループ・チャットのためにも、また、1つ又は複数のメンバーが多くの受信者(メンバー及び/又は非メンバー)に情報をブロードキャストしており、どの当事者が送信されたメッセージを明示的に受信した(読んだ)という確認を選好又は要求するインスタンスにおいて有用である。したがって、動作において、ユーザは、メッセージを送り、それを要求された読まれた受信として指定し得る。次に、受信者は、メッセージを観測し、彼/彼女がメッセージを読んだことを確認するようにプロンプトされる。確認後、システムは、メッセージが受信され、読まれたという通知を送る。
【0050】
さらに、本メッセージング及び通信システムのユーザは、Google、Slack及びIFTTのような企業の経験及び使用をより生産的にするための統合を作成するために、ブロック120を通じて、それらの企業によるものなど、一般的に使用されるサードパーティ・プラットフォームにユーザのアカウントを接続するためのアクセスを有し得る。アプリケーション統合器は、そのような統合の使用のためにユーザに料金を請求し得、並びにそれらの統合を構築し、収益化するためにサードパーティの売り手のための市場を促進し得る。本発明は、通信及び支払い機能を活用することができる個々のアプリケーションを含むようにこの市場を拡張し得、システム内の仮想アプリ・ストアが出現し得る。これらのアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せ)常駐し得る。
【0051】
自動削除をもつセキュアなステルス・チャット
プライバシーに対する懸念により、本発明の別の機能は、いくつかの指定されたチャット又はコンタクトを完全に隠し、セキュリティ・コード又はチャットベースPINを入力した後にのみその情報を戻すか又は再アクセスすることが可能である能力をユーザに与え得る。これは、たとえばシステム・キャッシュ中の情報の追跡がない、ウェブ・ブラウザの匿名(incognito)モードと機能において同様である。したがって、ユーザは、ユーザ・インターフェースXXX(たとえば、押下し、保持する)チャット又はコンタクトを通してチャットを選択し、プルダウン・メニュー又はオプションのリストから「匿名モード」を選定する。後で、そのユーザからの入力メッセージは通知を引き起こさず、したがってプライバシーは損なわれないままである。いくつかの実施形態では、個別のグラフィック触覚又はオーディオ出力がユーザに新規のプライベート・メッセージの存在を警報し得る。その時点で、隠されたコンタクト又はチャットに戻るために、ユーザは、生体認証を含み得るパスワードを入力し、生体認証により、次いで、隠されたチャット又はコンタクトがあらわにされる。
【0052】
本発明の別の機能は、ユーザが、プライベート・メッセージを受信者と1対1で共有することを選ぶことを可能にし得、そのメッセージは、サーバ又はクライアント・デバイス上に永久的には保存されず、(1時間、実質的にすぐになど)ユーザが選択した又はシステムが事前決定した時間間隔の後に、それ自体を自動削除し得る。たとえば、動作において、ユーザはステルス・メッセージを送ることを望み得る。メッセージを構成した後に、ユーザは、自動削除時間周期を選択し、「送る」を押下し得る。受信者は、メッセージを参照することができるが、選択された時間間隔の間のみ、及びある選択された又は承認されたユーザの(モバイル)デバイス上でのみ(たとえば、ラップトップ・アプリケーションなど、すべてのそれらのデバイス上でとは限らない)、メッセージを参照することができる。セキュリティ上の理由から、自動削除が設定された後に、ユーザは、メッセージのスクリーン・ショットを撮らず、それを印刷するか、又はさもなければメッセージのシステム記録を維持し得る。
【0053】
いくつかの実施形態では、ユーザは、プライベート・メッセージを送ることを選び、そのメッセージを「NSFW」(作業のために安全でない)に指定し得る。この場合、メッセージは、それが読取り不可能であるように、グレー・アウトされた又は他の不明瞭にされた形で供給され得る。メッセージを読む又は添付ファイル(画像)を見るために、受信するユーザは、最初に、メッセージをアクティブ化し得(たとえば、メッセージ上で彼らの指をスワイプする)、次いで、コードを入力するか、又は指紋、網膜走査、顔走査などの生体認証データを入力することによって、メッセージをアンロックし、これにより、(メッセージを再アクティブ化するために、上記で説明したように追加のアクティブ化ルーチンがその上で実行されなければならない)グレー・アウト・モードに戻る前に、ある時間期間の間、メッセージがあらわになる。
【0054】
このアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せ)常駐し得、データベース118及びサードパーティ・アプリケーション120から、ホストされたコンテンツを受信し得る。
【0055】
メッセージ翻訳(生きた人間)
本発明の別の態様は、別の言語でのメッセージを受信するか、又はユーザにとって母国語でない言語でのメッセージを送る、会話中の能力を含み得る。機械翻訳は、ユーザがメッセージを選択し、コピーし、即時の機械ベース翻訳を要求することができるGoogle翻訳の使用によってなど、いくつかのアプリケーションにおいて、すでに見つけられる。
【0056】
しかしながら、そのような機械翻訳は不正確であり得る。そのようなエラーの機会を低減するために、本発明は、本質的に「オンデマンドで」生きた人間の翻訳のための能力を提供する。したがって、動作において、ユーザは、彼らにとって母国語でない言語でのメッセージを送る又は受信するためのメッセージをタイプし得る。次に、ユーザは、メッセージを選択し、ユーザ・インターフェース202においてプルダウン・メニューから「人間翻訳」オプションを選ぶ。ユーザは、次いで、翻訳するためのターゲット言語を選び、そのような翻訳の概算コストに関するメッセージを呼び出す。用語が要求者によって受け入れられると、選択されたメッセージは、次いで、有機的又はサードパーティ仮想市場に送られ、「オンデマンドで」生きた人間によって翻訳され得る。翻訳されたメッセージは、次いで、それを要求したユーザに与え戻され得る。必要な場合、テキスト・メッセージを別の言語でのボイス・メッセージに翻訳するために及びその逆に、この同じシステムが使用され得る。その上、そのようなメッセージは、知られているボイス・キャプチャ技術を使用してテキストに転写されるオーディオ・メッセージであり得、それらは、(生きた人間の翻訳又は機械ベース翻訳によって)翻訳され、1人又は複数のユーザ又は意図されたメッセージ受信者にテキスト・メッセージ又はボイス・メッセージとして与えられ戻され得る。
【0057】
このアプリケーションはクライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せ)常駐し得、データベース118、及び翻訳サービスを含み得るサードパーティ・アプリケーション120から、ホストされたコンテンツを受信し得る。
【0058】
条件付き通知
本発明の別の機能は、ユーザがいつ通知されることを希望するのか、及び彼らが誰から通知を受信することを希望し得るのかをより正確に制御することをユーザに許可する、「条件付き通知」をユーザが選択することを可能にし得る。そのような機能は、多くのグループに属するユーザのために望ましいだけでなく有用でもある。たとえば、ユーザがチャット又はメッセージ共有グループに加入すると仮定する。そのユーザは、それらの通知のいくつかの態様を「ミュートする」(受信しない)(又は単に彼若しくは彼女のスクリーン又はスピーカー上で再生されない)ことを望み得る。たとえば、ユーザは、ユーザ指定によって、いくつかのキーワードによって、及びメッセージ・アクティビティ・レベルによってなど、選択された当事者を特定の時間期間の間完全にミュートすることができる。完全なミュートが選択されると、ユーザは実質的にグループから通知を受信しない。ある時間期間が望まれる場合、ユーザは、たとえば(仕事後の)7pmから7amまで、又はユーザによってオンデマンドで、彼らがミュート中であることを希望する時間を入力するようにプロンプトされ得る。
【0059】
さらに、ユーザは、ミュートを免除されたグループ中の特定のユーザを選ぶことができる。たとえば、それらの当事者からのメッセージを配信する、特定の人(グループリーダー)が話さない限り、ユーザはミュート中であることを希望する。ユーザは、通知をトリガするか又はさもなければアクティブ化し得る1つ又は複数の「キー」ワードを選ぶことができる。たとえば、「インボイス」又は「未払金」という言葉がグループ中で言われた場合、ユーザは、彼らが一般にミュート中であるとしても、通知を受ける。メッセージ・アクティビティ・レベルベース通知の場合、ユーザは、「2分間に少なくとも10個のメッセージ」など、アクティビティ・レベルを指定することができる。これにより、ユーザは、一般に低ボリュームであるグループ中でミュート中のままであることが可能になるが、設定されたしきい値を超えてグループ内のチャターにおいて、ボリュームが上がると、ユーザは通知される。
【0060】
誰かと(又はあなた自身のアカウントとでさえ)チャットしながら、メッセージに作用する必要があることが一般的であり得る。たとえば、ユーザが、特定の時間に特定のアクション(たとえば、明日の3PMに学校で子供達を迎えに行く)を要求するメッセージを送る場合、受信者は、それを行うことを覚えている必要がある。履歴的に、ユーザは、手動でこれを彼又は彼女のカレンダーに加える必要があるであろう。しかしながら、本発明は、明日の3pmになど、メッセージを選択し、それを後の着信(再送信)のためにスケジュールする能力を含み得る。指定された時間に、その同じ厳密なメッセージは、自動的に3pmに再び私に送られ、事実上、まさにNYNJAシステム内でミニカレンダー又はリマインダ・サービスとして働く。実際のメッセージを使用し、それらにスケジューリング要素を割り当てるカレンダー/リマインダ機能をもつ、そのような統合されたメッセージングを有する、知られているアプリケーションはない。
【0061】
同様に、ユーザは、(チェック・インの1時間前など)後でアクセスされる必要がある(フライト確認など)電子メール又はSMSメッセージを受信し得る。本発明の一態様によれば、ユーザは、現在のシステム上でそれら自体を電子メールで若しくはテキスト・メッセージで送ること、又は「me@nynja.biz」若しくはエイリアスSMS宛先などの他のエイリアスをセット・アップすることが可能である。電子メールがこれらのアドレスに受信されると、(任意の添付ファイルとともに)電子メールのコンテンツが、それらのエイリアス・ユーザ・アカウントにメッセージとして送られ得る。受信されると、ユーザは、次いで、(上記で説明したように)後で再び着信するようにメッセージをスケジュールすることができる。メッセンジャー機能に電子メールを与えるアプリケーションはない。したがって、動作において、ユーザは、彼らがそこから送ることができる電子メール・アドレスなど、1つ又は複数のエイリアス・アドレスをセット・アップし得、その結果、電子メールが、いつ受信されるか、及びどの電子メール・アドレスからかがそのユーザによって知られる。エイリアスが電子メールを受信すると、システムは、それがどのユーザからか、及びそれがどのメッセンジャー・アカウントに行く必要があるかをチェックし、指定された受信者にメッセージとして添付ファイルとともに電子メール・コンテンツを転送し得る。
【0062】
このアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せ)常駐し得、データベース118と、いくつかのエイリアス又はメッセージ転送ソリューションを含み得るサードパーティ・アプリケーション120とから、ホストされたコンテンツを受信し得る。
【0063】
決定定足数メッセージ
会議又はチャット中のグループ生産性を改善することが本発明の目的である。グループ・チャット又は(仮想役員会議などの)会議など、いくつかのビジネス・アプリケーションに関して、投票を行い、動議を可決し、そのような会議及び投票結果の結果を記憶し、記録することが重要になり得る。本発明のシステムは、ユーザが動議を提出し、呼又はグループの参加者が投票することができる(たとえば、イエス、ノー又は棄権する)「投票」と呼ばれる新規のコンテンツ又はメタデータ・タイプを可能し得る。投票結果は、その場合、将来に参照されるグループの履歴の一部になる(たとえば、データベース118に記憶される)。いくつかの実施形態では、この機能は、
図5のフロー・チャート500において説明したように動作し得る。
【0064】
最初に、ユーザは、メッセージング・インターフェース・スクリーン上のプルダウン・メニューからそのような機能を選択する投票セッションを呼び出し得る。これは、投票が要求されたことを他の参加者に通知する(ステップ502)。ユーザは、次いで、特定の問題を入力することによって動議を出し得る(ステップ504)。投票を要求するユーザは、随意に、投票する必要があるか、又はデフォルトで「すべて」を選択することができるグループ中の参加者を選択し得る(ステップ506)。次に、各ユーザは、彼らが投票する必要があることを通知され、各ユーザは、ステップ508において、メニューから彼らの所望の応答(たとえば、イエス/ノー/棄権する)を選択することによって投票することが可能になる。いくつかの実施形態では、各ユーザ投票選択は「パブリック」であり得、その場合、参加者は、各ユーザがどのように応答したかを参照することができるか、又はグループ・アドミニストレータ又は投票を要求したユーザによって選択された設定に応じて機密にしておかれ得る(ステップ510)。完了すると、投票結果は、メッセージ又は他のデータ構造としてグループの履歴の一部としてデータベース118又は他の場所に記憶され得る(ステップ512)。
【0065】
このアプリケーションは、クライアント・デバイス上に又はクラウド118中に(又は両方の組合せ)常駐し得、データベース118から、ホストされたコンテンツを受信し得る。
【0066】
コマース・アプリケーション-マイ・タブ
本発明に関連する別の生産性機能は、様々なメッセージング対話内で又は間で費用及び金融取引を把握する能力である。たとえば、チャット内でユーザ・インターフェースにおいて示された「マイ・タブ」オプションは、ユーザが互いに借りている又はグループに借りている金額を把握することを可能にする。いくつかの実施形態では、これは、単に、「ユーザ対ユーザ」ベースで、又はグループの様々なユーザ内で行われ得る。たとえば、メンバーのグループが一緒に旅行する場合、彼らは費用を把握する必要があり得る。この機能は、特に、費用の実際の支払いに焦点を当てず(以下で説明するように可能である)、むしろ、タブ計算器及びレジスターをただ動作させるだけである。たとえば、チャット又はグループ内で、ユーザは「新規タブを開始する」を選ぶことができる。チャットは、1つ又は複数のアクティブ・タブを有し得、各タブは、自動的にでもユーザによって手動でも、それに関連付けられた又は割り当てられた1つ又は複数の費用を有し得る。そのようなタブの各々は、グループ・メンバー間で異なるパーセンテージ分割を有し得る。各タブは、支払い済みか、又は支払い期日ありとしてマーキングされ得る。支払いは、PayPalなどのサードパーティ・サービスを用いてアプリケーション外でか、又は、たとえば、本明細書でさらに説明する新しい形態の暗号支払いを用いてのいずれかで処理され(スケジュールされる)。このシステムは、ビットコイン、イーサリアム(Ethereum)、NYN及び他のERC20互換トークンを保持する埋込み複数通貨ウォレットの使用を含み得、ETserは、NYNJA自体内の又は外部ウォレットへのチャットを介して暗号通貨を送ることが可能であり得る。ETserは、他のウォレットからインポートすること、及び他のウォレットにエクスポートすることが可能であり得る。
【0067】
ダッシュボード
ユーザ・インターフェース220に示されているように、本発明の別の機能は、あなた自身にファイル/メッセージを送ること、あなたのチャット、グループ及びチャネルにクリックして入り、あなたのコンタクト要求を参照し、あなたのスケジュールされた及び星印が付いたメッセージを参照し、あなたのお気に入りのロケーションを管理し、ポート・アウトのためのあなた自身の電話番号を管理する能力を含む、あなた自身のアカウントのためのダッシュボードを含み得る。
【0068】
プロフェッショナル写真フィルタ
現在、動物の顔など、想像上の顔を作る面白い又はこっけいな写真フィルタを持つことが普及している。本発明の別の機能は、ユーザがビジネス及び楽しみのためにそのようなプロフェッショナルこっけい写真フィルタを付けることを可能にし得る。たとえば、通常の写真を撮り得るユーザは、スーツを着た彼自身/彼女自身の写真を必要とする(拡張現実又はAR)。ユーザは、ユーザのピクチャを、スーツを着た実際の写真中の個人のピクチャ中に重ね合わせ得る。
【0069】
暗号通貨を使用するマーケット及びeコマース
本発明の一目的は、どんなユーザでも商品及び/又はサービスを要求し得、他のどんなユーザでもそのような商品及び/又はサービスを実現し得、この取引がピア・ツー・ピア様式で同時に行われ得る、アプリケーション内の仮想市場を生成することである。したがって、暗号通貨が生成され得(たとえば、「NYN」トークン)、トークンがリリースされ得、トークンは、いくつかの実施形態では、システム・ユーザへの及びからの実質的にすべての支払いを容易にするために、イーサリアム・ブロック・チェーン上の、ERC20準拠トークンであり得る。したがって、動作において、ユーザは、アプリケーション内購入としてアプリケーション内でか、又は交換機によってかのいずれかで、そのようなトークンを購入し得る。次に、ユーザは、翻訳、ロゴ・デザイン、写真編集、リサーチなどの作業のための任意のメッセージを実行し得、商品及び/又はサービスはほぼ無制限であり、ガイドラインがFiverr、ETpworkなどのようなサイト上で見られ得る。サービスが必要とされるとき、要求はネットワークに出て行き、ユーザはジョブを受け付けることができる(ウーバー(Uber)のように、最初に受け付けた人は誰でもサービス要求を勝ち取る)。
【0070】
これは、ユーザが、要求されたジョブのための最良の一致を保証するためにクラウド労働プール全体にアクセスすることを可能にする、ネットワーク内自動割当てエンジンによって達成され得る。要求された作業が、うまく完了し、要求しているユーザに戻され、受入れ後、支払いはトークンを用いて行われ得る。いくつかの実施形態では、システム・ホストは、ネットワーク・サービスを提供した報酬として、手数料又はコマース及び支払いを受け取り得る。ユーザとサービス・プロバイダとの間で争議が起こった場合、本発明は、争議をインテリジェントに解決するために使用されるスマート契約ベースの仲裁解決機構を提供する。ユーザ及びサービス・プロバイダの評判はブロック・チェーンにおいて保たれる。トークンを獲得したユーザは、交換機で彼らのコインをイーサリアムに移し、交換機で又は銀行でイーサリアムから現金にすることによって、「換金(cash out)」することができる。
【0071】
本発明の態様はマーチャント・サービスをさらに含み得る。メンバー又はシステム・ベース金融サービスは、本明細書で説明した暗号通貨トークン又は当技術分野で知られているセールス・システムのポイントを使用する支払いを伴う商品及びサービスのオンライン・ネットワーク内(又はサードパーティ)注文を含み得る。そのようなシステムは、最も正確な金融交換データを取得するために常駐計算器にリンクされ得るか、又は常駐計算器を含み得る。
【0072】
ゲーミング
本発明は、アプリケーション内構成可能なフィジェット・スピナー(Fidget spinner)をさらに含み得る。たとえば、フィジェット・スピナーは、構成可能な色、スタイル、形状などを有し得る。フィジェット・スピナーは、限定はしないが、あなた自身でエンターテインメントのためにスピンすること、フォーチュンを取得するためにスピンすること、フォーチュンを押してそれを反転させ、6つのラッキーナンバーを見る/得ることを含めるために、デジタル的にスピンさせられ得る。友人、それらのナンバーをファミリー・ビジネス仲間に送る。くじ引きなど、ネットワークにおけるスポンサー付きの様々な勝負事の勝者は、クレジット、トークン及び賞などを得ることができる。
【0073】
コンタクト関連付けの図式表現
本発明は、コンタクトがどのように互いに関連付けられ得るかの図式表現をさらに含み得る。
【数1】
【0074】
これらのステップは、単に例示的なものであり、包括的なもの、又は必ずしも示されている順序で実行されるものではないことが理解されよう。本発明は、限定ではなく例示の目的で提示された、説明された実施形態以外によって実施され得、また、本発明は以下の特許請求の範囲によってのみ限定されることを、当業者は諒解するであろう。