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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-04
(45)【発行日】2024-06-12
(54)【発明の名称】勤務シフト管理支援システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/1053 20230101AFI20240605BHJP
   G06Q 10/06 20230101ALI20240605BHJP
【FI】
G06Q10/1053
G06Q10/06
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2023179150
(22)【出願日】2023-10-17
(62)【分割の表示】P 2022152788の分割
【原出願日】2022-09-26
(65)【公開番号】P2024047584
(43)【公開日】2024-04-05
【審査請求日】2023-10-17
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515149959
【氏名又は名称】株式会社ファイブ・ルーツ
(74)【代理人】
【識別番号】100114764
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正樹
(74)【代理人】
【識別番号】100178124
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 英樹
(72)【発明者】
【氏名】太田 光治
【審査官】山崎 誠也
(56)【参考文献】
【文献】特開2023-127374(JP,A)
【文献】特開2018-160113(JP,A)
【文献】特開2020-113277(JP,A)
【文献】特開2020-194422(JP,A)
【文献】特開2022-184655(JP,A)
【文献】特開2021-114197(JP,A)
【文献】特許第7109116(JP,B1)
【文献】特開2022-10331(JP,A)
【文献】森 英哲,数理最適化を活用した応援スケジュール決定プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX),経営の科学 オペレーションズ・リサーチ,公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会,2021年07月01日,第66巻 第7号,p.407-413
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う際、各店舗におけるスタッフの勤務シフトを管理するのに用いられ、各店舗の店舗側情報端末および各スタッフのスタッフ側情報端末とサーバ装置がネットワークを介して接続された勤務シフト管理支援システムであって、
前記サーバ装置は、
スタッフの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表が掲載されたシフト画面を前記店舗側情報端末に表示させるシフト画面表示制御部と、
前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表においてスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択された場合、選択された該求人用のシフト欄に対応する勤務時間帯があらかじめ表示され、求人情報を入力するための求人情報入力画面を前記店舗側情報端末に表示させる求人情報入力画面表示制御部と、
前記店舗側情報端末により求人情報入力画面において求人情報の入力が完了したあと、求人情報が掲載された求人情報画面を前記スタッフ側情報端末に表示させる求人情報画面表示制御部と、
前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用が確定した場合、シフト画面の勤務シフト表において前記所定の求人用のシフト欄にスタッフの採用確定に関する情報を表示させるシフト状況表示制御部とを備えることを特徴とする勤務シフト管理支援システム。
【請求項2】
前記シフト状況表示制御部は、前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人に最初に応募したスタッフの採用を確定する請求項1に記載の勤務シフト管理支援システム。
【請求項3】
前記シフト状況表示制御部は、前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表においてスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択されてから、前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用が確定するまでの間、前記所定の求人用のシフト欄に求人中に関する情報を表示させる請求項1に記載の勤務シフト管理支援システム。
【請求項4】
前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表において採用確定に関する情報が表示された求人用のシフト欄が選択された場合、当該求人用のシフト欄に対応するスタッフに関する情報が掲載されたスタッフ情報画面を前記店舗側情報端末に表示させるスタッフ情報画面表示制御部を備える請求項1に記載の勤務シフト管理支援システム。
【請求項5】
特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う際、各店舗におけるスタッフの勤務シフトを管理するのに用いられ、各店舗の店舗側情報端末および各スタッフのスタッフ側情報端末とサーバ装置がネットワークを介して接続された勤務シフト管理支援システムであって、
前記サーバ装置は、
スタッフの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表が掲載されたシフト画面を前記店舗側情報端末に表示させるシフト画面表示制御部と、
前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表においてスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択された場合、求人情報を入力するための求人情報入力画面を前記店舗側情報端末に表示させる求人情報入力画面表示制御部と、
前記店舗側情報端末により求人情報入力画面において求人情報の入力が完了したあと、求人情報が掲載された求人情報画面を前記スタッフ側情報端末に表示させる求人情報画面表示制御部と、
前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用が確定した場合、シフト画面の勤務シフト表において前記所定の求人用のシフト欄にスタッフの採用確定に関する情報を表示させるシフト状況表示制御部とを備え、
前記勤務シフト表は、スタッフに関する項目が縦軸または横軸のいずれか一方の軸であって、かつ勤務時間帯に関する項目が他方の軸である複数の行列状の複数のシフト欄から構成され、スタッフに関する項目の一方の軸においてスタッフの求人を行うための求人項目が設けられ、該求人項目の他方の軸に沿って求人用のシフト欄が勤務時間ごとに並んで配置されていることを特徴とする記載の勤務シフト管理支援システム。
【請求項6】
特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う際、各店舗におけるスタッフの勤務シフトを管理するのに用いられ、各店舗の店舗側情報端末および各スタッフのスタッフ側情報端末とサーバ装置がネットワークを介して接続されたシフト管理支援システムに係るコンピュータプログラムであって、
サーバ装置を、
スタッフの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表が掲載されたシフト画面を前記店舗側情報端末に表示させるシフト画面表示制御部、
前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表においてスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択された場合、選択された該求人用のシフト欄に対応する勤務時間帯があらかじめ表示され、求人情報を入力するための求人情報入力画面を前記店舗側情報端末に表示させる求人情報入力画面表示制御部、
前記店舗側情報端末により求人情報入力画面において求人情報の入力が完了したあと、求人情報が掲載された求人情報画面を前記スタッフ側情報端末に表示させる求人情報画面表示制御部、
前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用を確定した場合、シフト画面の勤務シフト表において前記所定の求人用のシフト欄にスタッフの採用確定に関する情報を表示させるシフト状況表示制御部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う際に用いられ、各店舗におけるスタッフのシフトの管理を支援する勤務シフト管理支援システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、コンビニエンスストアや飲食店などの各種店舗において少子高齢化等に伴う人手不足によりスタッフを十分に確保できない事態が生じている。特にコンビニエンスストアにあっては、24時間365日営業していることから、店舗でスタッフが急に休むなどして、スポット的にシフトが埋まらないことも少なくなく、人手不足は深刻化している。
【0003】
このようにスポット的にスタッフを確保したい場合、一般には求人媒体会社、人材派遣会社、マッチングアプリにスポット的なスタッフの求人を依頼することになるが、高額な求人コストが発生したり、全くの素人が応募したりするため、比較的安価な給料のスポット的なスタッフの求人には費用対効果が悪いものであった。
【0004】
このような状況の中、特定のグループ内の複数の店舗の間において、各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う方法も提案されている(例えば、特許文献1~3参照)。例えば、特定の企業のグループのうちの一の店舗においてスタッフの欠員が生じている一方、同グループの他の店舗に所属するスタッフに余剰が生じている場合、一の店舗におけるスタッフの求人に対して他の店舗のスタッフが応募することによって、一の店舗と他の店舗の間においてスタッフを融通し合うことが実現する。これによれば、スタッフが全くの素人ではなく、同じグループの店舗に所属することから仕事の手順や内容を十分に把握しているため、店舗側は所望のスタッフをスポット的に確保し易くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2021-185495号公報
【文献】特開2021-168090号公報
【文献】特開2021-140287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のシステムは、特定のグループ内の店舗の間においてスタッフをスポット的に融通し合うことは提案されているものの、具体的なスタッフの求人方法は十分に開示されていなかったり、あるいは単に外部の求人媒体会社を通じて求人情報を送信することが開示されている程度であり、スタッフの勤務シフトの管理に十分に連動していなかった。特にコンビニエンスストアや飲食店にあってはスタッフの入れ替わりが多いことからスタッフの勤務シフトの管理はきわめて重要であるが、このようにスポット的なスタッフの求人採用がスタッフの勤務シフトの管理に連動していないものだと、かえって店舗側の作業が煩雑となり、その結果、店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合うシステムが普及していなかった。
【0007】
本発明は、上述の技術的背景に鑑みてなされたものであり、特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う際、スポット的なスタッフの求人採用をスタッフの勤務シフトの管理に簡単かつ確実に連動させることができる勤務シフト管理支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う際、各店舗におけるスタッフの勤務シフトを管理するのに用いられ、各店舗の店舗側情報端末および各スタッフのスタッフ側情報端末とサーバ装置がネットワークを介して接続された勤務シフト管理支援システムであって、前記サーバ装置は、スタッフの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表が掲載されたシフト画面を前記店舗側情報端末に表示させるシフト画面表示制御部と、前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表においてスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択された場合、求人情報を入力するための求人情報入力画面を前記店舗側情報端末に表示させる求人情報入力画面表示制御部と、前記店舗側情報端末により求人情報入力画面において求人情報の入力が完了したあと、求人情報が掲載された求人情報画面を前記スタッフ側情報端末に表示させる求人情報画面表示制御部と、前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用が確定した場合、シフト画面の勤務シフト表において前記所定の求人用のシフト欄にスタッフの採用確定に関する情報を表示させるシフト状況表示制御部とを備えることを特徴とする。
【0009】
これによれば、スタッフの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表において、店舗側情報端末によりスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択されると、求人情報を入力するための求人情報入力画面が店舗側情報端末に表示されるため、勤務シフト表からスタッフの求人を直接行うことができる。また、スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用が確定すると、シフト画面の勤務シフト表において所定の求人用のシフト欄にスタッフの採用確定に関する情報が表示されるため、スタッフの採用を勤務シフト表に直接反映させることができる。このため、スポット的なスタッフの求人採用をスタッフの勤務シフトの管理に簡単かつ確実に連動させることができるため、コンビニエンスストアや飲食店などの特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合うシステムを簡単かつ確実に実現することが可能となり、ひいては少子高齢化に伴う人手不足を軽減し、店舗側ならびにスタッフ側にとっても安心な労働環境に資することが可能となる。
【0010】
また、前記求人情報入力画面表示制御部は、前記店舗側情報端末により求人情報入力画面において求人情報が入力された際、当該求人情報があらかじめ設定されたスポット勤務条件に合致するかどうを判断し、当該求人情報がスポット勤務条件に合致しないと判断した場合、再度の求人情報の入力を促すための情報を前記店舗側情報端末に表示させてもよい。これによれば、求人情報が最低賃金や勤務回数などのスポット勤務条件に合致しない場合、再度の求人情報の入力が促されるため、スポット勤務条件内の求人採用を確実に行うことができ、ひいては社会保険や雇用保険などの各種手続きが不要なスポット的なスタッフの求人採用を行うことが可能となる。
【0011】
また、前記求人情報画面表示制御部は、スポット勤務条件として過去の所定期間における勤務回数が設定された場合、当該勤務回数を超えるスタッフのスタッフ側情報端末に対して求人情報画面を表示させなくてもよい。これによれば、過去の所定期間における勤務回数がスポット勤務条件の勤務回数を超えないスタッフに対してのみ求人を行うことができるため、社会保険や雇用保険などの各種手続きの必要かどうかの細かい法律知識を精査することなく、スポット的なスタッフの求人採用を確実に行うことが可能となる。
【0012】
また、前記シフト状況表示制御部は、前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人に最初に応募したスタッフの採用を確定してもよい。これによれば、特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合うシステムにおいて、スタッフの能力は一定程度担保されている背景の下、スタッフの採用を速やかに確定することができ、店舗側およびスタッフ側のいずれにとっても安心な求人採用を実現することが可能となる。
【0013】
また、前記シフト状況表示制御部は、前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表においてスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択されてから、前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用が確定するまでの間、前記所定の求人用のシフト欄に求人中に関する情報を表示させてもよい。これによれば、店舗側は、シフト画面の勤務シフト表を閲覧した際、スタッフの求人を希望している勤務時間帯において求人中であることを容易に確認することができる。
【0014】
また、前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表において採用確定に関する情報が表示された求人用のシフト欄が選択された場合、当該求人用のシフト欄に対応するスタッフに関する情報が掲載されたスタッフ情報画面を前記店舗側情報端末に表示させるスタッフ情報画面表示制御部を備えてもよい。これによれば、店舗側は、スタッフの採用が確定した勤務時間帯の求人用のシフト欄を選択するだけで当該スタッフに関する情報を容易に確認することができる。
【0015】
また、前記勤務シフト表は、スタッフに関する項目が縦軸または横軸のいずれか一方の軸であって、かつ勤務時間帯に関する項目が他方の軸である複数の行列状の複数のシフト欄から構成され、スタッフに関する項目の一方の軸においてスタッフの求人を行うための求人項目が設けられ、該求人項目の他方の軸に沿って求人用のシフト欄が勤務時間ごとに並んで配置されてもよい。これによれば、勤務シフト表が簡易な構成となって、勤務シフト表からスタッフの求人を簡単かつ確実に直接行うことができるとともに、スタッフの採用が確定したことを勤務シフト表に簡単かつ確実に直接反映させることができる。
【0016】
また、本発明は、特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合う際、各店舗におけるスタッフの勤務シフトを管理するのに用いられ、各店舗の店舗側情報端末および各スタッフのスタッフ側情報端末とサーバ装置がネットワークを介して接続されたシフト管理支援システムに係るコンピュータプログラムであって、サーバ装置を、スタッフの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表が掲載されたシフト画面を前記店舗側情報端末に表示させるシフト画面表示制御部、前記店舗側情報端末によりシフト画面の勤務シフト表においてスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択された場合、求人情報を入力するための求人情報入力画面を前記店舗側情報端末に表示させる求人情報入力画面表示制御部、前記店舗側情報端末により求人情報入力画面において求人情報の入力が完了したあと、求人情報が掲載された求人情報画面を前記スタッフ側情報端末に表示させる求人情報画面表示制御部、前記スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用を確定した場合、シフト画面の勤務シフト表において前記所定の求人用のシフト欄にスタッフの採用確定に関する情報を表示させるシフト状況表示制御部として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、スタッフの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表において、店舗側情報端末によりスタッフの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄が選択されると、求人情報を入力するための求人情報入力画面が店舗側情報端末に表示されるため、勤務シフト表からスタッフの求人を直接行うことができる。また、スタッフ側情報端末により求人情報画面において求人の応募が行われ、スタッフの採用が確定すると、シフト画面の勤務シフト表において所定の求人用のシフト欄にスタッフの採用確定に関する情報が表示されるため、スタッフの採用を勤務シフト表に直接反映させることができる。このため、スポット的なスタッフの求人採用をスタッフの勤務シフトの管理に簡単かつ確実に連動させることができるため、コンビニエンスストアや飲食店などの特定のグループ内の複数の店舗の間において各店舗に所属するスタッフをスポット的に融通し合うシステムを簡単かつ確実に実現することが可能となり、ひいては少子高齢化に伴う人手不足を軽減し、店舗側ならびにスタッフ側にとっても安心な労働環境に資することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本システムの全体構成を示す図である。
図2図1のサーバ装置の電気的構成を示すブロック図である。
図3】店舗情報登録画面を示す図である。
図4】スタッフ情報登録画面を示す図である。
図5】(a)求人前、(b)求人中、(c)求人確定後のシフト画面を示す図である。
図6】求人情報入力画面を示す図である。
図7】第1の求人情報画面を示す図である。
図8】第2の求人情報画面を示す図である。
図9】スタッフ情報画面を示す図である。
図10】本システムの求人時の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明に係る勤務シフト管理支援システム(以下、本システムという)の実施形態について図1図10を参照しつつ説明する。
【0020】
本システムは、図1に示すように、特定のグループ(Xグループ)内の複数の店舗X(X1、X2、X3…)の間において各店舗Xに所属するスタッフSをスポット的に融通し合う際、各店舗XにおけるスタッフSの勤務シフトを管理するのに用いられ、各店舗Xの店舗側情報端末1および各スタッフSのスタッフ側情報端末2がサーバ装置3を介してネットワークを介して接続されている。この特定のグループとは、例えば、同じコンビニエンスストアの全体または一部地域のグループをいい、当該コンビニエンスストアのグループに属する複数の店舗Xの間において、各店舗Xに所属する主にアルバイト等のスタッフSを本システムを介してスポット的に融通し合うものとなされている。
【0021】
前記店舗側情報端末1は、グループ内の各店舗Xの店舗管理者Mが操作するPC、タブレット端末、スマートフォン、あるいは携帯電話端末などの公知の情報端末であって、インターネット等のネットワークを介してサーバ装置3との間で各種情報の送受信を行ったり、各種画面を表示部に表示する。
【0022】
前記スタッフ側情報端末2は、各店舗Xに所属するスタッフSが操作するPC、タブレット端末、スマートフォン、あるいは携帯電話端末などの公知の情報端末であって、インターネット等のネットワークを介してサーバ装置3との間で各種情報の送受信を行ったり、各種画面を表示部に表示する。
【0023】
前記サーバ装置3は、図2に示すように、各部を制御する制御本体部31と、各種情報を記憶するデータベース部32と、各種情報を本システムに登録する登録部33と、各種画面や各種情報を店舗側情報端末1およびスタッフ側情報端末2に表示させる表示制御部34と、インターネット等のネットワークを介して店舗側情報端末1およびスタッフ側情報端末2と各種情報の送受信を行う通信部35とを備える。
【0024】
前記データベース部32は、特定のグループ内の各店舗Xに関する情報を記憶する店舗側情報データベース部(以下、店舗情報DB321という)と、各店舗Xに所属する各スタッフSに関する情報を記憶するスタッフ情報データベース部(以下、スタッフ情報DB322という)と、各店舗Xごとに所属する各スタッフSの勤務シフトに関する情報を記憶するシフト情報データベース部(以下、シフト情報DB323という)と、各店舗Xによるスポット的なスタッフSの求人に関する情報を記憶する求人情報データベース部(以下、求人情報DB324という)と、店舗側情報端末1およびスタッフ側情報端末2に表示する各種画面に関する情報を記憶する画面情報データベース部(以下、画面情報DB325という)とを備える。
【0025】
前記登録部33は、特定のグループ内の各店舗Xに関する情報を登録する店舗情報登録部331と、各店舗Xに所属するスタッフSに関する情報を登録するスタッフ情報登録部332とを備える。
【0026】
前記店舗情報登録部331は、図3に示すように、店舗管理者M(または店舗Xを所有するオーナー)による店舗側情報端末1からの要請に基づいて店舗情報登録画面G1を店舗側情報端末1に表示させ、店舗側情報端末1により店舗情報登録画面G1において店舗Xに関する情報(例えば、店舗番号、法人名、氏名、生年月日、電話番号、住所など)の入力が完了すると、当該店舗Xに関する情報を所定の識別情報(店舗側ID)と関連付けながら店舗情報DB321に記憶させて登録を完了する。
【0027】
前記スタッフ情報登録部332は、図4に示すように、各スタッフSによるスタッフ側情報端末2からの要請に基づいてスタッフ情報登録画面G2をスタッフ側情報端末2に表示させ、スタッフ側情報端末2によりスタッフ情報登録画面G2においてスタッフSに関する情報(例えば、氏名、性別、生年月日、応募店舗X、パスワード、住所、緊急連絡先住所、金融機関登録、顔写真など)の入力が完了すると、当該スタッフSに関する情報を所定の識別情報(スタッフ側ID)と関連付けながらスタッフ情報DB322に記憶させて登録を完了する。
【0028】
前記表示制御部34は、勤務シフト表Tが掲載されたシフト画面G3を店舗側情報端末1に表示させるシフト画面表示制御部341と、求人情報入力画面G4を店舗側情報端末1に表示させる求人情報入力画面表示制御部342と、求人情報画面をスタッフ側情報端末2に表示させる求人情報画面表示制御部343と、シフト画面G3の勤務シフト表TにおいてスタッフSの勤務シフトの状況を表示させるシフト状況表示制御部344と、スタッフ情報画面G6を店舗側情報端末1に表示させるスタッフ情報画面表示制御部345とを備える。
【0029】
前記シフト画面表示制御部341は、図5に示すように、店舗管理者Mによる店舗側情報端末1からの要請に基づいて所定の勤務シフト表Tが掲載されたシフト画面G3を店舗側情報端末1に表示させる。この勤務シフト表Tは、各店舗Xごとに作成されるものであって、各店舗Xに所属するスタッフSの名前に関する項目を縦軸とし、各店舗Xに所属するスタッフSの勤務人数の確定状況(例えば、2/9の場合、勤務必要人数9人のうち2人が確定していることを示す)、日付、勤務時間帯(例えば、23時の場合、23時~24時の間の勤務時間帯を示す)に関する項目を横軸とした行列状の複数のシフト欄C(セル)から構成される。
【0030】
また、本実施形態では、勤務シフト表Tの縦軸に「求人募集」と表記された求人項目Kが設けられ、図5(a)~(c)の各点線枠内に示すとおり、求人項目Kの横軸方向に沿って複数の求人用のシフト欄C1(セル)が勤務時間ごとに並んで設けられている。この求人用のシフト欄C1は、店舗管理者Mが店舗Xにおけるスポット的な求人を希望する場合に使用されるものであり、後述するように求人用のシフト欄C1からスタッフSの求人が直接行われたり、スタッフSの採用の確定などの求人の状況が求人用のシフト欄C1に直接反映されたりする。
【0031】
なお、シフト画面G3は、説明の便宜上、図5に示すようにPCやタブレット端末に適した横長のレイアウトの画面を図示しているが、スマートフォンに適した縦長のレイアウトの画面にも変更可能である。
【0032】
前記求人情報入力画面表示制御部342は、図6に示すように、求人情報を入力するための求人情報入力画面G4を店舗側情報端末1に表示させる。具体的には、求人情報入力画面表示制御部342は、店舗側情報端末1によりシフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて求人を希望する勤務時間帯に対応する求人用のシフト欄C1がタップ操作等により選択された場合、求人情報を入力するための求人情報入力画面G4を店舗側情報端末1に表示させる。この求人情報入力画面G4は、求人の人数、時給、手当、特記事項、備考の各項目の入力欄が表示され、店舗側情報端末1において店舗管理者Mの操作により各項目が入力され、「登録」ボタンG4bが押されると入力が完了し、求人情報DB324に記憶される。なお、求人情報入力画面G4の勤務時間の項目については、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて求人を希望する勤務時間に対応する求人用のシフト欄C1が既に選択されているため、当該勤務時間があらかじめ表示されている。
【0033】
また、前記求人情報入力画面表示制御部342は、店舗側情報端末1により求人情報入力画面G4に求人情報が入力された際、求人情報があらかじめ設定されたスポット勤務条件に合致するかどうを判断し、求人情報がスポット勤務条件に合致しないと判断した場合、再度の求人情報の入力を促すための情報を店舗側情報端末1に表示させてもよい。これによれば、求人情報が最低賃金や勤務回数などのスポット勤務条件に合致しない場合、再度の求人情報の入力が促されるため、スポット勤務条件内の求人採用を確実に行うことができ、ひいては社会保険や雇用保険などの各種手続きが不要なスポット的なスタッフSの求人採用を確実に行うことが可能となる。
【0034】
前記求人情報画面表示制御部343は、図7および図8に示すように、スタッフSによるスタッフ側情報端末2からの要請に基づいて求人情報が掲載された求人情報画面G51、G52をスタッフ側情報端末2に表示させる。第1の求人情報画面G51は、図7に示すように、求人に関する日付、求人を出している店舗Xの概要情報(例えば、店舗X名・住所・時間・時給)が一覧的に掲載されている。また、第2の求人情報画面G52は、図8に示すように、第2の求人情報画面G52で選択された店舗Xの詳細な求人情報(連絡先、店舗X名、勤務時間、休憩時間、時給、手当、募集人数、勤務事項、募集コメント、地図)が掲載されている。これにより、第1の求人情報画面G51がスタッフ側情報端末2に表示されたあと、スタッフSの操作により所定の店舗Xの求人情報が選択されると、当該店舗Xの詳細情報が掲載された第2の求人情報画面G52が表示され、さらに第2の求人情報画面G52の「応募」ボタンG52aが押されると、当該スタッフSに関する情報(例えば、あらかじめ登録されているスタッフSのIDなど)が店舗側情報端末1に送信され、第2の求人情報画面G52における求人の応募が完了する。
【0035】
なお、前記求人情報画面表示制御部343は、スポット勤務条件として過去の所定期間における勤務回数が設定された場合、当該勤務回数を超えるスタッフSのスタッフ側情報端末2に対して求人情報画面G51、G52を表示させないものとしてもよい。これによれば、過去の所定期間における勤務回数がスポット勤務条件の勤務回数を超えないスタッフSに対してのみ求人を行うことができるため、社会保険や雇用保険などの各種手続きの必要かどうかの細かい法律知識を精査することなく、スポット的なスタッフSの求人採用を確実に行うことが可能となる。
【0036】
前記シフト状況表示制御部344は、図5に示すように、前記シフト画面表示制御部341により表示されているシフト画面G3の勤務シフト表Tの各シフト欄Cに対してスタッフSのシフト状況を表示させる。具体的には、シフト状況表示制御部344は、店舗Xに固定的に勤務しているスタッフSの場合、勤務が確定しているスタッフS(例えば、田中氏)の日付および勤務時間帯に対応するシフト欄C(第1行3~6列目のセル)に「確定」の文言を表示させたり、勤務を希望しているスタッフS(例えば、武田氏)の日付および勤務時間帯に対応するシフト欄C(第6行2~4列目のセル)に「希」の文言を表示させたり、勤務を希望していないスタッフS(例えば、高田氏)の日付および勤務時間帯に対応するシフト欄C(第5行7~12列目のセル)に「×」の記号を表示させたりする。
【0037】
また、前記シフト状況表示制御部344は、本システムを利用して店舗Xにスポット的に勤務するスタッフSの場合、スタッフ側情報端末2により求人情報画面G51、G52において求人の応募が行われたあと、スタッフSの採用が確定すると、図5(c)に示すように、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて所定の求人用のシフト欄C1(第2行3~5列目のセル)に採用確定に関する情報として「確」の文言を表示させる。
【0038】
また、前記シフト状況表示制御部344は、店舗側情報端末1によりシフト画面G3の勤務シフト表TにおいてスタッフSの求人を希望する勤務時間帯に対応する求人用のシフト欄C1が選択されてから、スタッフ側情報端末2により求人情報画面G51、G52において求人の応募が行われ、スタッフSの採用が確定するまでの間、図5(b)に示すように、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて求人用のシフト欄C1(第2行3~5列目のセル)に求人中に関する情報として「求」の文字を表示させる。これによれば、店舗側は、シフト画面G3の勤務シフト表Tを閲覧した際、スタッフSの求人を希望している勤務時間帯において求人中であることを容易に確認することができる。
【0039】
また、前記シフト状況表示制御部344は、スタッフ側情報端末2により求人情報画面G51、G52において求人に最初に応募したスタッフSの採用を確定するものとなされている。これによれば、特定のグループ内の複数の店舗Xの間において各店舗Xに所属するスタッフSをスポット的に融通し合うシステムにおいて、スタッフSの能力は一定程度担保されている背景の下、スタッフSの採用を速やかに確定することができ、店舗XおよびスタッフSのいずれにとっても安心な求人採用を実現することが可能となる。
【0040】
なお、上述の固定的またはスポット的な採用のスタッフSの勤務シフトに関する情報はすべてシフト情報DB323に記憶される。
【0041】
前記スタッフ情報画面表示制御部345は、図9に示すように、店舗管理者Mによる店舗側情報端末1からの要請に基づいてスタッフSに関する情報が掲載されたスタッフ情報画面G6を店舗側情報端末1に表示させる。このスタッフ情報画面G6は、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて採用が確定しているスタッフSのシフト欄Cが選択された場合に表示されるものである。例えば、図5(c)に示すように、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて採用確定に関する情報としての「確」が表示された所定の求人用のシフト欄C1(第2行3~5列目のセル)が選択された場合、図9に示すように、当該所定の求人用のシフト欄C1(第2行3~5列目のセル)に対応するスタッフSに関する情報(例えば、SST、最終評価、最終勤務日、所属店舗X、氏名、氏名カナ、連絡先電話番号、性別、生年月日、住所、連絡先電話番号2、緊急連絡先、緊急連絡先住所、勤務日、勤務時間など)が掲載されたスタッフ情報画面G6を店舗側情報端末1に表示させる。これによれば、店舗X側は、スタッフSの採用が確定した勤務時間帯の所定の求人用のシフト欄C1を選択するだけで当該スタッフSに関する情報を容易に確認することができる。
【0042】
次に、本システムの求人採用時の動作について、図10に示すフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、「ステップ」を「S」と略記することとする。
【0043】
まず、前記サーバ装置3において、シフト画面表示制御部341は、図5に示すように、店舗管理者Mによる店舗側情報端末1からの要請に基づいて所定の勤務シフト表Tが掲載されたシフト画面G3を店舗側情報端末1に表示させる(S1)。
【0044】
次に、前記店舗側情報端末1において、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄C1がタップ操作等により選択されると(S2)、前記サーバ装置3において、求人情報入力画面表示制御部342が求人情報を入力するための求人情報入力画面G4を店舗側情報端末1に表示させる(S3)。
【0045】
次に、前記店舗側情報端末1において、求人情報入力画面G4に対する求人情報の入力が完了すると(S4)、前記サーバ装置3において、求人情報画面G51、G52の求人に対するスタッフSの採用が確定するまでの間、勤務シフト表Tの求人用のシフト欄C1に求人中に関する情報として「求」の文字を表示させる(S5)。
【0046】
次に、前記サーバ装置3において、求人情報画面表示制御部343が、スタッフによるスタッフ側情報端末2からの要請に基づいて求人情報が掲載された求人情報画面G51、G52をスタッフ側情報端末2に表示させる(S6)。
【0047】
次に、前記スタッフ側情報端末2において、求人情報画面G51、G52において店舗Xの求人の応募が行われると(S7)、前記サーバ装置3において、シフト状況表示制御部344が、最初に応募したスタッフSの採用を確定し、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて所定の求人用のシフト欄C1に採用確定に関する情報として「確」の文言を表示させる(S8)。
【0048】
次に、前記店舗側情報端末1において、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて採用確定しているスタッフSの所定の求人用のシフト欄C1が選択されると(S9)、前記サーバ装置3において、スタッフ情報画面表示制御部345は、当該所定の求人用のシフト欄C1に対応するスタッフSに関する情報が掲載されたスタッフ情報画面G6を店舗側情報端末1に表示させる(S10)。
【0049】
而して、スタッフSの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄Cを備える勤務シフト表Tにおいて、店舗側情報端末1によりスタッフSの求人を希望する勤務時間帯に対応する所定の求人用のシフト欄C1が選択されると、求人情報を入力するための求人情報入力画面G4が店舗側情報端末1に表示されるため、勤務シフト表TからスタッフSの求人を直接行うことができる。また、スタッフ側情報端末2により求人情報画面G51、G52において求人の応募が行われ、スタッフSの採用が確定すると、シフト画面G3の勤務シフト表Tにおいて所定の求人用のシフト欄C1にスタッフSの採用確定に関する情報が表示されるため、スタッフSの採用を勤務シフト表Tに直接反映させることができる。このため、スポット的なスタッフSの求人採用をスタッフSの勤務シフトの管理に簡単かつ確実に連動させることができるため、コンビニエンスストアや飲食店などの特定のグループ内の複数の店舗Xの間において各店舗に所属するスタッフSをスポット的に融通し合うシステムを簡単かつ確実に実現することが可能となり、ひいては少子高齢化に伴う人手不足を軽減し、店舗X側ならびにスタッフS側にとっても安心な労働環境に資することが可能となる。
【0050】
なお、本実施形態では、勤務シフト表Tとして各店舗Xに所属するスタッフSの名前に関する項目を縦軸とし、各店舗Xに所属するスタッフSの勤務人数の確定状況、日付、勤務時間帯に関する項目を横軸とした複数の行列状のシフト欄Cから構成されるものとしたが、スタッフSの勤務時間帯に対応する複数のシフト欄を備える勤務シフト表であれば、その他の構成であってもよい。
【0051】
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
【符号の説明】
【0052】
1…店舗側情報端末
2…スタッフ側情報端末
3…サーバ装置
31…制御本体部
32…データベース部
321…店舗情報DB
322…スタッフ情報DB
323…シフト情報DB
324…求人情報DB
325…画面情報DB
33…登録部
331…店舗情報登録部
332…スタッフ情報登録部
34…表示制御部
341…シフト画面表示制御部
342…求人情報入力画面表示制御部
343…求人情報画面表示制御部
344…シフト状況表示制御部
345…スタッフ情報画面表示制御部
35…通信部
図1
図2
図3
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図6
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図8
図9
図10