(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-04
(45)【発行日】2024-06-12
(54)【発明の名称】魚雷防御システム
(51)【国際特許分類】
F42B 19/01 20060101AFI20240605BHJP
F42B 22/08 20060101ALI20240605BHJP
F42B 22/10 20060101ALI20240605BHJP
F42B 12/68 20060101ALI20240605BHJP
F42B 22/04 20060101ALI20240605BHJP
【FI】
F42B19/01
F42B22/08
F42B22/10
F42B12/68
F42B22/04
(21)【出願番号】P 2023076410
(22)【出願日】2023-05-06
(62)【分割の表示】P 2021021351の分割
【原出願日】2021-02-12
【審査請求日】2023-05-06
(31)【優先権主張番号】P 2020021884
(32)【優先日】2020-02-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】590004187
【氏名又は名称】福永 幹夫
(72)【発明者】
【氏名】福永 幹夫
【審査官】塚本 英隆
(56)【参考文献】
【文献】特許第6732165(JP,B1)
【文献】韓国登録特許第10-1430996(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F42B 19/01
F42B 22/08
F42B 22/10
F42B 12/68
F42B 22/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
魚雷に絡み付いて爆発する
魚雷防衛システムであって、
網と、
前記網に取着され速度感知装置を内装している機雷と、
水面下で稼働し前記網
を開くスクリュー
と、ソナーと、コンピューターと、を有するシステムであって、
該
前記網に備え付けられた機雷はコンピューターを内蔵し、 該前記機雷は速度感知装置を内蔵し、
該前記複数の機雷はソナーを内蔵し、
前記スクリューは前記ソナーが感知した情報に基づき予測される魚雷の進行方向及び水深に前記網を移動し、
前記機雷は、前記網が魚雷に絡み付いて内装している前記速度感知装置がスピードの上昇を感知したときに爆発する
ことを特徴と
する魚雷防衛システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚雷からの防御に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在では船舶が、自身を魚雷から守る防御手段は無かった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
船舶が自身が搭載する手段で、魚雷から自身を守らせる。
【0004】
本発明は以上のような状況に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、
船舶等が備えるソナーで感知した情報に基づき、機雷を移動して魚雷に絡み付いて爆発する網を魚雷の進行方向前で水面下で開く。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、魚雷の動きを船、船と機雷、若しくは、機雷に備え付けられたソナーが感知した情報に基づき、機雷を取着され固着した網で魚雷に絡み付いて爆発し、前記網を魚雷の進行方向前で水面下で開き、必要に応じては網全体を水面下でスクリュー、又は、推進装置を利用して移動する事を特徴とした機雷を提供する事に有る。
【0006】
ようするに、網は少なくともソナーを有する事により魚雷の進行方向、及び、その位置を予測でき移動できるために前記の目的を達成し易くなる。そして、機雷は網に取着され固着していており、 該機雷は内部にソナーを有する事により、機雷内部の装置とソナーの距離が短くなるために、それぞれの機構が故障しにくく、より早い反応を得ることが出来る。
【0007】
又、本発明は前記網を有し魚雷に絡み付いて爆発する機雷であって、 該機雷は網に取着され固着しており、該前記網は水面下でスクリュー、又は、推進装置を利用して開く事を特徴とした機雷にする。 尚、前記網は水面下でスクリュー、又は、推進装置を利用して移動する事を特徴とした機雷にしても良い。
【0008】
そして、前記網を有する機雷は、複数の機雷が網に取着され固着している事を特徴とした機雷にする。そして、複数の機雷は、機雷同士が連絡し合う連絡手段を装備する事により互いの状況を理解し合い、機雷は状況によっては爆発の指令を出して爆発する。
【0009】
又、前記網に備え付けられた機雷は低周波発生装置、又は、電磁波発生装置が備えられた事を特徴とする機雷にする事により、各々の機雷が連絡手段を装備する事により連絡しあい、それぞれの位置情報、その他の情報を認識出来る。又、前記網に備え付けられた機雷はコンピューター、若しくは電子計算機を内蔵する事によりにより、ソナー、低周波発生装置、電磁波発生装置等の機器にる情報を効率的な位置等を計算し、効率的な位置に移動して網を開き魚雷に絡む事ができる。前記各装置は連絡しあい、連動する。
【0010】
又、 複数の機雷は水深が深いほど比重を大きくする事により、水の中にその網を投げ入れた場合、網が絡みづらくなり、位置安定度が増した。
そして、機雷に水深計を内蔵させる事によりそれぞれの機雷位置を認識できた。
【0011】
そして、前記網は少なくとも機雷2を3個以上有する事により、より確実に魚雷を破壊する。
【0012】
少なくとも爆弾を防水手段を装備した機雷に入れられ、該前記網は魚雷に絡み付くように開く事を特徴とした防御システムを提供する事に有る。
【0013】
又、本発明は、その機雷を3個以上備え着けられた網を魚雷進行方向前方に投与し、 該前記網は魚雷に絡み付くように開く事を特徴とした防御システムを提供する事に有る。
【0014】
そして前記網は魚雷進行方向に対して入射角度が30度以上あるように開く事を特徴とした防御システム。
【0015】
そして備え付けられた前記爆弾は各々の距離が近づくと爆発する事を特徴とした前記記載の防御システム。
【0016】
機雷はタイマーを備え付け内蔵する事により、備え付けられた爆弾が設定時間が来ると無力化する様に設定でき事を特徴とした前記記載の防御システムにする事で、投げ入れた機雷が必要な時間を過ぎた場合爆発し無くセットするか、又は、時間が来た時点で爆発を誘導する為、他の船舶等がその網に掛かっても危害を加えなくなり、安全を確保できた。
【0017】
又、機雷は内部に電池を有する事を特徴とする事により、各機関を作動し安くした。 そして、機雷はアンテナを有する事により、外からの情報を得やすくなり、機雷同士連絡もスムーズなった。尚、網を有し魚雷に絡み付いて爆発する機雷であって、 該機雷は網に取着され固着していており、 該網に備え付けられた機雷はスクリューを利用して網を開くき、該前記網を収容するケースを備え、前記ケースは水中に射出された後、開いて、収容している前記網を水中に解き放つても良い。 尚、前記タイマー、推進装置、スクリュー 、ソナー、低周波発生装置、電磁波発生装置、その他の記述された機器は、コンピューター、若しくは、電子計算機が内蔵された場合は、コンピューター、若しくは、電子計算機により管理される。 しかし、コンピューター、若しくは電子計算機が内蔵されていない場合は前記の機器はそれぞれ連結され、アナログ的に作動する仕組みに作られている。
【0018】
そして、本発明は、網と、前記網に取り付けられた複数の機雷と、前記網に取り付けられ、水の流れを生じ推進力を発生させる推進力発生手段と移動の方向を転換する方向転換手段とを有し水中を自由な方向に移動する複数の移動装置とを備える魚雷防御システムを提案する。
【0019】
そして上記魚雷防御システムにおいて、前記網と、前記複数の機雷と、前記複数の移動装置とを収容するケースを備え、前記ケースは水中に射出された後、開いて、収容している前記網と、前記複数の機雷と、前記複数の移動装置とを水中に解き放つ、という構成が態様として採用されてもよい。 この態様に係る魚雷防御システムによれば、魚雷を爆破するための機雷を、魚雷の捕捉位置に速やかに移動させることができる。ここでいう移動装置とは、スクリュー、若しくは、推進装置の事である。機雷は網に取着され固着していており、 網に備え付けられた機雷は水面下でスクリュー、又は、推進装置を利用して移動、若しくは、開く事を特徴とした機雷をケース21に収納された機雷を提案する。
尚、前記ケースとは前記網を収納可能な空間を持つミサイル、ロケットをも含む。
【発明の効果】
【0020】
本発明により魚雷攻撃から船舶を守る事が出来た。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図5】本発明の変形例に係る射出装置と、射出装置に装填されたケースの外観を模式的に示した図。
【
図6】本発明の変形例に係るケースの外観を示した図。
【
図7】本発明の変形例に係るケースを構成する第1パーツと第2パーツの外観を 示した図。
【
図8】本発明の変形例に係るケースが射出装置から射出された後、収容している魚雷捕捉装置を水中に解き放つ様子を示した図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本発明による魚雷防御システムを
図1乃至
図4を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】
図1は本発本発明の網に備え付けられた機雷3を開き、機雷2を備えた図である。
【0024】
網1に備え付けられた(取着され固着された)機雷2はそれぞれ間隔を有している。
【0025】
横に並ぶ網1に備え付けた機雷2a、機雷2cは重力線方向に対して横に位置させるために、機雷2aと機雷2bの比重は同じにしている。
そして、重力方向(鉛直線上)に縦軸に並ぶ機雷は比重が上に位置するほど小さく、下に位置するほど大きくする事により水中に投げ込められた時に網が絡みづらくなる。 又は、
重力方向(鉛直線上)に縦軸に並ぶ機雷は重さが上に位置するほど軽く、下に位置するほど重い事により水中に投げ込められた時に網が絡みづらくなる。 若しくは、重力方向(鉛直線上)に縦軸に並ぶ機雷は比重が上に位置するほど小さく、且つ、重さも軽く、下に位置するほど比重を大きく、且つ、重さも重くする事により水中に投げ込められた時に網が絡みづらくなる。
【0026】
又、網1に備え付けられた機雷2a、機雷2bはそれを開いた場合、重力線方向に縦に位置しており、それを簡単に実現させるために、機雷2bは、機雷2aより比重を大きくしている。
【0027】
図説しないが、重力方向に縦軸に並ぶ機雷2は、比重が上に位置するほど、小さくする。例えば機雷2aを最上部としてその下に機雷2b、機雷2bの下に機雷2k、機雷2kの下に機雷2nと縦軸方向の下に行くほど比重を大きくする。網1に備え付けられた機雷2は、比重は下に行くほど大きくする(比重、機雷2a<機雷2b<機雷2k<機雷2n)
【0028】
尚、機雷2は機雷を総称しており、機雷2a、2b、2c、2d、2k、2n等は、図面上説明し易いようにアルファベットを付けた。
【0029】
機雷2a、2b、2c、2dのそれぞれの距離は20cm以上500cm以内が望ましい。 又、図説しないが機雷2が図に示す4個より多い、5個以上の場合も同様とする。尚、図説では機雷2は4個しか付いていないが9個着けて開けば防御範囲を広める事が出来、16個着けて開けばさらに防御範囲が広まる。
【0030】
図2は機雷2の断面図で、アンテナ11、魚雷感知用ソナー12、爆薬13、電池14、位置保持システム(機雷の位置を保持、移動するためのシステムであり、目的の位置に推進する為の手段を搭載している。推進手段には、モータ稼働のスクリューを含む)15、機雷対機雷通信システム(機雷同士が各々の位置等を感知し合う電磁波による通信システム)16、速度感知装置(スピードセンサー)17、中央制御部18、電池19、水深計20(水深計は、ある一定の水深に達すると爆発を誘導するシステムを備える)であり、各装置、機関はそれぞれが連絡し感知しあい目的に沿った働きをする。
【0031】
尚、機雷2に内蔵された各々の部品、及び、システムは、電子計算機、若しくは、コンピューターにより制御される中央制御部18より連絡しあい制御され、網が魚雷を絡む様に制御され、絡んだ際に爆発し破壊する。 例えば、魚雷感知用ソナー12で目的の魚雷進行、水深を予測してを予測し位置保持システム15のスクリュー、又は、推進装置等を利用してその目的の場所に移動する。又、図説しないが、機雷はタイマーを備え付け内蔵させる。
【0032】
そして、各機雷2は各々(
図1では、機雷2a、機雷2b、機雷2c、機雷2d)の機雷対機雷通信システムに内蔵された低周波通信システムにより通信しあい、その情報を基に位置保持システムは機雷の外側に備えられたスクリューの稼働により網が開く様に動く。
【0033】
尚、図説されないスクリューは、機雷2の各々の位置を保持、移動させるために水流方向を自由自在に変える事が出来る。
【0034】
そして、機雷内の装置、部品は防水装備された機雷2により保護されている。
【0035】
尚、その他の書かれていない機雷に必要な構造は、従来の機雷構造と同じである。例えば機雷に船、魚雷が接触した場合に爆発する仕組みなど。
【0036】
この構造により魚雷感知用ソナーにより魚雷4を感知した情報と、機雷2のそれぞれの位置を位置感知用ソナーによる情報をを基にして、スクリューを備えた位置保持システムによりそれぞれの機雷2a、2b、2c(
図1)を位置づける。
【0037】
図3は、実際に魚雷4に対して絡む機雷2が装備された網(魚雷防御システム)が絡み付いた図である。
【0038】
機雷2は、内装された速度感知装置17により魚雷に絡み付いた場合、機雷2のスピードが上がりそれを感知して自爆発する様に作られている。
【0039】
この事により魚雷4を破壊する。この
図3は、機雷2を横に5個×縦に5個で25個を備え付けた網に備え付けられた機雷3を用いている。
【0040】
尚、機雷2の爆薬量は1個でも魚雷4を破壊出来る量を内蔵されている。
【0041】
機雷2のスピードセンサーの感知は15ノット以上に設定し起爆装置に発動させる事により、より確実に魚雷を破壊出来る。
【0042】
【0043】
魚雷4の進行方向5に対して、網1に対する入射角6は直角である90度が理想だが、少なくても30度以上が必要なために、機雷2のシステムを利用して、この範囲内にシステムをセットするが、なるべく理想の90度に近づける様にセットする。
【0044】
尚、前記タイマー、推進装置、スクリュー 、ソナー、低周波発生装置、電磁波発生装置、その他の記述された機器は、コンピューター、若しくは、電子計算機が内蔵された場合は、コンピューター、若しくは、電子計算機により管理される。 しかし、コンピューター、若しくは電子計算機が内蔵されていない場合は前記の機器はそれぞれ連結され、アナログ的に作動する仕組みに作られている。
【0045】
(0082)
上記した実施形態においては、本発明の網に備え付けられた機雷3を弾丸形状のケース21に収納して射出装置26から射出される。
複数の移動装置12の各々が射出装置26から射出される。これに代えて、複数の本発明の網に備え付けられた機雷3を弾丸形状のケース21に収容し、本発明の網に備え付けられた機雷3をケース21に収納してを収容したケース21を射出装置が射出してもよい。
【0046】
図5は、この変形例に係る射出装置26と、射出装置26の射出筒内に装填されたケース21の外観を模式的に示した図である。
【0047】
射出装置26は、バネや圧搾空気などの力により、本発明の網に備え付けられた機雷3を収容したケース21を水中に射出する。 尚、前記ケース21とは本発明の網に備え付けられた機雷3を収納可能な空間を持つミサイル、ロケットをも含む。
【0048】
(0085)
図6は、ケース21の外観を示した図である。ケース21は、全体として弾丸形状をしている。ケース21は、分離可能な第1パーツ211と第2パーツ212を備える。
【0049】
図7は、第1パーツ211と第2パーツ212の外観を示した図である。第1パーツ211と第2パーツ212は、各々、弾丸を2つに切断した形状をしており、内側に網に備え付けられた機雷3を収容するための空間を有する。
【0050】
第1パーツ211が第2パーツ212と接する面である面S1の上には、複数の凸部2111が設けられている。また、第2パーツ212が第1パーツ211と接する面である面S2の上には、複数の凹部2121が設けられている。第1パーツ211と第2パーツ212が連結されるとき、凸部2111が凹部2121に填まり込み、第1パーツ211と第2パーツ212の位置決めを行う。
【0051】
第1パーツ211の基部2112には、バッテリと電磁石が収容されている。基部2112に収容されている電磁石は、バッテリから供給される電力により磁力を発生し、第1パーツ211の面S1に配置されている磁性体(例えば、鉄)をS極に帯磁させる。
【0052】
第2パーツ212の基部2122には、バッテリと、電磁石と、加速度センサと、タイマと、スイッチが収容されている。基部2122に収容されている電磁石は、バッテリから供給される電力により磁力を発生し、第2パーツ212の面S2に配置されている磁性体(例えば、鉄)をN極又はS極に帯磁させる。
【0053】
(0090)
加速度センサは、ケース21が射出装置26から射出される時に生じる所定の閾値以上の加速度を検知すると、タイマに信号を出力する。タイマは、加速度センサから信号を受け取った時点からの経過時間を測定し、所定時間(例えば、5秒)が経過すると、スイッチに信号を出力する。スイッチは、タイマから信号を受け取ると、電磁石が発生する磁力の極性を切り替える。
【0054】
第2パーツ212の基部2122に収容されている電磁石は、ケース21が射出装置26に装填されている時には、面S2に配置されている磁性体をN極に帯磁させる。従って、第1パーツ211の面S1と第2パーツ212の面S2は磁力により互いに引き合い、連結されている。
【0055】
射出装置26からケース21が射出された後、所定時間が経過すると、第2パーツ212の基部2122に収容されているスイッチにより電磁石が発生する磁力の極性が切り替えられ、面S2に配置されている磁性体はS極に帯磁される。その結果、第1パーツ211の面S1と第2パーツ212の面S2は磁力により互いに反発し合い、第1パーツ211と第2パーツ212が分離する。
【0056】
図8は、ケース21が射出装置26から射出された後、収容している本発明の網に備え付けられた機雷3を水中に解き放つ様子を示した図である。なお、
図8では本発明の網に備え付けられた機雷3の一部を省略している。射出装置26からケース21が射出された後、所定時間が経過すると、第1パーツ211と第2パーツ212が分離し、ケース21に収容されていた網に備え付けられた機雷3が水中に解き放たれる。水中に解き放たれた本発明の網に備え付けられた機雷3は水中で拡がり、魚雷の捕捉に備える。
【0057】
この変形例において、第1パーツと第2パーツの連結及び連結の解除が、磁力以外を用いて行われてもよい。例えば、電動のアクチュエータにより、第1パーツと第2パーツの連結及び連結の解除が行われてもよい。また、ケース21を構成するパーツの数は2つに限られない。例えば、ケース21が3以上のパーツで構成され、それらのパーツが射出後に分離してもよい。
【0058】
この変形例によれば、魚雷を爆破するための機雷を、魚雷の捕捉位置に速やかに移動させることができる。
【0059】
尚、前記タイマー、推進装置、スクリュー 、ソナー、低周波発生装置、電磁波発生装置、その他の記述された機器は、コンピューター、若しくは、電子計算機が内蔵された場合は、コンピューター、若しくは、電子計算機により管理される。 しかし、コンピューター、若しくは電子計算機が内蔵されて以内場合は前記の機器はそれぞれ連結され、アナログ的に作動する仕組みに作られている。
【0060】
前記構造により、魚雷から船舶を守る事が出来た。
【符号の説明】
【0061】
1…網、2…機雷、3…本発明の網に備え付けられた機雷、21…ケース、26…射出装置、211…第1パーツ、212…第2パーツ、2111…凸部、2112…基部、2121…凹部、2122…基部。