IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 村上 直之の特許一覧

<>
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図1
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図2
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図3
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図4
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図5
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図6
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図7
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図8
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図9
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図10
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図11
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図12
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図13
  • 特許-光フアィバー距離計測器 図14
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-05
(45)【発行日】2024-06-13
(54)【発明の名称】光フアィバー距離計測器
(51)【国際特許分類】
   G01S 11/12 20060101AFI20240606BHJP
   G01S 5/16 20060101ALI20240606BHJP
   G01C 3/06 20060101ALI20240606BHJP
【FI】
G01S11/12
G01S5/16
G01C3/06 120Q
【請求項の数】 21
(21)【出願番号】P 2023151785
(22)【出願日】2023-09-19
【審査請求日】2023-09-29
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500374320
【氏名又は名称】村上 直之
(72)【発明者】
【氏名】村上 直之
【審査官】藤田 都志行
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-163431(JP,A)
【文献】特開2016-161363(JP,A)
【文献】特開平07-190717(JP,A)
【文献】米国特許第05243397(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01S 11/00-11/16
G01S 5/16
G01C 3/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を空間に飛行させた時間を計測して前記飛行した距離計測する方法であって、前記計測する位置で前記光を入射させた光フアィバーを通して光フアィバーの先端から前記光を空間に飛行させることを特徴とする方法。
【請求項2】
請求項1に記載する方法であって、前記計測する位置で前記光を入射させた光フアィバーを通して、前記光フアィバーの先端を接着した被写体から前記光を前記空間に飛行させることを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項1に記載する方法であって、前記計測する位置で前記光を入射させた光フアィバーを通して前記光フアィバーの先端から照射した被写体から前記光を前記空間に飛行させることを特徴とする方法。
【請求項4】
光を空間に飛行させた時間を計測して前記飛行した距離計測する方法であって、前記空間に飛行させる前記光を入射させた光フアィバーを通った先端で、前記空間を飛行させた前記光を前記計測することを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項4に記載する方法であって、被写体に接着して発光した前記被写体から前記空間を飛行した前記光を、前記発光して入射した光フアィバーを通った先端で、前記空間を飛行させた前記光を前記計測することを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項4 に記載する方法であって、発光して被写体に照射した前記被写体から反射して前記空間を飛行した前記光を、前記反射した前記を入射させた光フアィバーを通った先端で、前記空間を飛行させた前記光を前記計測することを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項1から請求項6の何れかに記載する方法であって、前記空間に飛行させる前記光を入射させた光フアィバーを通った先端を、
前記計測する位置に接着して前記光フアィバーの長さを計測することを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項1から請求項6の何れかに記載する方法であって、前記光フアィバーを通った先端で派生する反射光を、前記入射し位置で計測して前記光フアィバーの長さを計測することを特徴とする方法。
【請求項9】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記空間を飛行した前記光を、距離の分かる異なる複数の位置の前記計測する受光器で受光して、前記複数の前記空間を飛行した前記光前記計測することを特徴とする方法。
【請求項10】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、同じ位置の異なる発光器の時間をずらせて発光する前記光入射した異なる前記光フアィバー通して、前記異なる光フアィバーの先端から放光されて照射された前記異なる被写体からの前記異なる前記光の反射光を同じ受光器で受光して、前記異なる被写体からの前記空間を飛行した前記光計測することを特徴とする方法。
【請求項11】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記光を前記空間に飛行させる位置が数値制御の駆動数値で駆動する駆動機構の駆動位置であることを特徴とする方法。
【請求項12】
請求項1から請求項3の何れかに記載する方法であって、発光して入射させた前記光フアィバーを通った前記光を、数値制御の駆動機構を駆動数値で駆動する駆動位置で、前記光フアィバーの先端から前記空間に飛行させて前記光を、前記発光した位置の複数の受光器を使って受光して、前記空間に前記飛行させた前記駆動位置から前記複数の受光器までの前記複数の空間を飛行した時間を使って演算した、前記駆動位置から前記複数の受光器までを前記演算した前記複数の距離と前記駆動機構を前記駆動位置に駆動させた駆動数値を関係付け、前記駆動機構の幾つかの異なる駆動した前記駆動位置から前記複数の受光器までを前記演算した前記幾つかの異なる前記複数の距離と、前記幾つかの異なる駆動位置に駆動させた前記幾つかの異なる駆動数値を使って、前記駆動機構の全ての駆動した前記駆動位置から前記複数の受光器までを前記演算した前記全ての前記複数の距離と、前記全ての駆動位置に駆動させた前記全ての駆動数値を、補間法の演算式を使って取得することを特徴とする方法。
【請求項13】
請求項4から請求項の何れかに記載する方法であって、数値制御の駆動機構を駆動数値で駆動する駆動位置で発光して前記空間を飛行した前記光を、前記光を発光して入射させた前記光フアィバーを通った先端の複数の受光器を使って受光して、前記空間に飛行させた前記駆動機構の駆動位置から前記複数の受光器までの前記複数の空間を飛行した時間を使って演算した、前記駆動位置から前記複数の受光器までの前記複数の距離と、前記駆動機構を前記駆動位置に駆動させた駆動数値を関係付け、前記駆動機構の幾つかの異なる駆動した前記駆動位置から前記複数の受光器までを前記演算した前記幾つかの異なる前記複数の距離と、前記幾つかの異なる駆動位置に駆動させた前記幾つかの異なる駆動数値を使って、前記駆動機構の全ての駆動した前記駆動位置から前記複数の受光器までを前記演算した前記全ての前記複数の距離と、前記全ての駆動位置に駆動させた前記全ての駆動数値を、補間法の演算式を使って取得することを特徴とする方法。
【請求項14】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記光を前記空間に飛行させる位置がロボットの駆動する位置であることを特徴とする方法。
【請求項15】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記光を前記空間に飛行させる位置が歩行ロボットの駆動する歩行足の位置であることを特徴とする方法。
【請求項16】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記光を前記空間に飛行させる位置をテレビカメラで撮影することを特徴とする方法。
【請求項17】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記記載する方法で前記計測した絶対方位値を使って、測位するGPS測位値を補正することを特徴とする方法。
【請求項18】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記記載する方法で絶対方位値を前記計測して、デジタル地図を作成することを特徴とする方法。
【請求項19】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、請求項17に記載する方法で前記測位するGPS測位値の補正値をインターネット網を介して記憶することを特徴とする方法。
【請求項20】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記記載の方法を使って計測した距離を、インターネット網を介して記憶することを特徴とする方法。
【請求項21】
請求項1から請求項の何れかに記載する方法であって、前記記載の方法を使って前記計測した距離と、請求項19に記載の方法を使って前記補正したGPS測位値の前記補正値の何れかを、インターネット網を介して取得することを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
距離計測器
【背景技術】
【0002】
光距離計測
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5508308号
特許第5547605号
特許第5547670号
特許第6719494号
特許第7195093号
特願2022-148672
【非特許文献】
【0004】
特願2022-148668
【発明を実施するための形態】
【0005】
光ファイバーを使って、精度の高い光距離計測器を汎用化する。
【発明の概要】
【0006】
光ファイバーを使って距離計測の簡易化した、本発明の光距離計測の方法を使って計測精度を高めて、コンピューターの把握する3次元空間を構築する。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
追尾ロボット
歩行ロボット
デジル地図の作成
インターネットで共有するデジタルマップの構築。
【発明の効果】
【0008】
コンピューターの把握するデジル地図。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】距離計測器2に組み込まれた距離計測発光器3の発光する距離計測光1が、ロボット30の駆動機構内に組み込まれた光ファイバー5の中を通って、ロボット19の作業位置8の位置の光ファイバー5の末端の放光位置6で空間に放光される。空間に放光され距離計測光1が空間の最近の計測距離7を飛行して、距離計測2に組み込まれた距離計測受光器4を使って受光する。距離計測光1の発光時間と受光時間の差を使って、計測距離7の距離を計測する説明図。
図2】前記放光位置6で放光された距離計測光1が空間の最近の計測距離7A、B、を飛行して、距離計測2に組み込まれた異なる位置の距離計測受光器3A、B、を使って受光する。異なる位置の距離計測受光器3A、B、が計測した計測距離7A、B、を使ってロボット19の作業位置8の位置を演算して計測する説明図。
図3】歩行足で歩行する歩足ロボット20の歩足13A、B、C、D、E、Fの位置に、距離計測発光器4ABDEFからの光ファイバー5に繋がる放光位置6A、B、、D、E、Fを設けて、周期をずらせて距離計測発光器4ABDEFの発光する距離計測光1A、B、、D、E、Fを、歩足ロボット20の下部に設けた距離計測受光器3A、B、を使って、前記周期をずらせて受光して、歩足13A、B、C、D、E、Fの位置を演算して計測する説明図
図4】光ファイバー5の末端の放光位置6を、計測する位置を指定する指示具9を使って、距離計測物10の計測位置11から距離計測光1が空間に放光12される説明図。
図5】計測位置11を計測する指示具9に組み込まれた距離計測受光器3Gを使って、指示具9と計測位置11との距離を計測して、テレビカメラ24を使って計測位置11を撮影する説明図。
図6】光ファイバー5の指示具9を距離計測受光器3に接着して光ファイバー5の長さの距離計測光の通時間を計測して校正する説明図。
図7】指示具9をエンジン21の計測位置11に接着して距離計測受光器3A、B、までの最近の計測距離7A、B、を計測して距離計測器2との位置関係を計測する説明図。
図8】前記エンジン21の計測位置11を指示しながら、ロボット19の作業位置8を指示した位置に駆動させて、ロボット19に指示した位置の作業をさせる説明図
図9】地表22の概知の位置15に指示具9を接着して概知の位置15と距離計測器2との位置関係を取得して、未知の位置16に指示具9を接着して未知の位置16と距離計測器2との位置関係を取得することで、概知の位置15から未知の位置16までの距離を演算する説明図。
図10】地表22の概知の位置15に指示具9Aを接着して概知の位置15と距離計測器2との位置関係の維持をして、未知の位置16に指示具9Bを接着して未知の位置16と距離計測器2との位置関係を取得することで、概知の位置15から未知の位置16までの距離を演算する説明図。
図11】走行路23の交差点付近の概知の位置15に指示具9を接着して、概知の位置15と距離計測器2との位置関係を取得する説明図。
図12】前記概知の位置15と距離計測器2との位置関係を取得して、道路の交差点の右角17の位置に指示具9を接着して、道路の交差点の右角17と距離計測器2との位置関係を取得する。交差点の右角17を概知の位置15に関係付ける説明図。
図13】前記概知の位置15と距離計測器2との位置関係を取得して、道路の交差点の左角18の位置に指示具9を接着して、道路の交差点の左角18と距離計測器2との位置関係を取得する。道路の交差点の左角18を概知の位置15に関係付ける。更に、交差点の右角17と道路の交差点の左角18を絶対方位値に関係付ける説明図。
図14】走行路23の交差点付近の概知の位置15に指示具9を接着して概知の位置15と距離計測器2との位置関係を取得する。走行路23の交差点の横断歩道26の位置に指示具9を接着して、横断歩道26と距離計測器2との位置関係を取得する。概知の位置15の絶対方位値を使って、横断歩道25を絶対方位値を演算して取得する。距離計測器2に取り付けたスマートフォン25を使って横断歩道26を撮影した画像を識別し、前記演算して取得した絶対方位値に、前記識別した画像を付して記憶する説明図。
【0010】
実施例 図1
距離計測器2に組み込まれた距離計測発光器4の発光する距離計測光1を光ファイバー5に入射させて、ロボット19の駆動機構内に配置された光ファイバー5の中を通って、ロボット19の作業位置8の配置された光ファイバー5の末端の放光位置6で放光12させて空間に散光させる。
前記空間に放光12され距離計測光1が空間の最近の計測距離7を飛行して、距離計測器2に組み込まれた距離計測受光器3を使って受光する。
距離計測発光器4の発光した距離計測光1が、距離計測発光器4から入射する光ファイバー5の中を通って光ファイバー5の末端の位置で空間に放光されるまでの時間又は位相と、前記空間に放光された距離計測光1の最近の距離を通って距離計測受光器3に到達する時間又は距離計測光1の位相を計測する。
【0011】
距離計測光1の前記発光した時間から前記受光した時間までを計測した時間から、光ファイバー5を通った時間を減じた時間を使って、距離計測光1の最近の距離を通った距離を、前記減じた時間を使って演算して取得する。
距離計測光1の発光した時間又は位相と受光した時間又は位相の差から、距離計測光1の光ファイバー5の内を通った時間又は位相を減じて、最近飛行距離7の飛行した時間又は位相を演算する。
又は、前記全長を演算した距離から光ファイバー5を通った長さの概知の距離を減じて、ロボット19の作業位置8の放光位置6から距離計測発光器3までの距離を演算する。
又は、光ファイバー5の放光位置6の末端からの光ファイバー5の内部の反射光を、前記距離計測上の距離計測発光器3の位置で計測して、伝播時間の異なる光ファイバー5内の長さの距離を算出した距離を、前記全長を演算した距離から減じて、前記空間の最近飛行距離7を演算する。
【0012】
実施例 図2
前記放光位置6で空間に放光12されて散光した距離計測光1が、空間の最近の計測距離7A、B、を飛行して、距離計測器2に組み込まれた異なる3個所以上の位置の距離計測受光器3A、B、を使って受光する。
前記記載した方法を使って、放光位置6から距離計測受光器3A、B、までの3方向の異なる計測距離7A、B、を計測する。
ロボット19の作業位置8から、前記異なる位置の距離計測受光器3A、B、までの計測した計測距離7A、B、によって、ロボット19の作業位置8は距離計測器2の位置から3次元の位置が計測できる。
距離計測器2の位置から計測したロボット19の3次元の作業位置8に、前記3次元の作業位置8に駆動した、ロボット19の数値制御の駆動機構の駆動位置に駆動した駆動数値を関連付けられる。
【0013】
距離計測器2の位置から計測したロボット19の幾つかの異なる3次元の作業位置8と、前記幾つかの異なる3次元の作業位置8にロボット19の駆動機構を駆動した前記幾つかの駆動数値を使って、距離計測器2の位置から計測したロボット19の全ての3次元の作業位置8と、前記全ての3次元の作業位置8にロボット19の駆動機構の駆動する前記全ての駆動数値を補間法の計算式を使って取得する。
ロボット19の3次元の作業位置8の操作を、駆動機構の駆動位置の駆動数値から演算することなく、前記全ての3次元の作業位置8に関連付けて取得した駆動機構の前記全ての駆動数値を使って、ロボット19の作業位置8を3次元の距離の数値で駆動することができる。
距離計測器2の距離計測発光器3からの連続して、ロボット19が駆動する作業位置8の距離計測を続けることで、ロボット19が駆動する作業位置8を追尾して距離計測することができる。
ロボット19が駆動する作業位置8を3次元の空間の距離の数値に追尾駆動させることができる。
【0014】
実施例 図3
地表21を歩行足で歩行する歩足ロボット20の歩行足13A、B、C、D、E、Fの位置に、距離計測発光器4ABDEFからの光ファイバー5A、B、C、D、E、Fに繋がる放光位置6A、B、C、D、E、Fを設けて、歩行足13A、B、C、D、E、Fごとに周期をずらせた距離計測発光器4ABDEFの発光する距離計測光7A、B、C、D、E、Fを放光位置6A、B、C、D、E、Fから、歩足ロボット20の底部に向けて放光12させる。
前記周期ずらせて放光12された距離計測光7A、B、C、D、E、Fを距離計測受光器3A、B、を使って受光して、歩行足13A、B、C、D、E、Fの位置を演算して計測する。
歩足ロボット20の底部に取り付けたテレビカメラの撮影する地表21の凹凸を計測した歩行する位置距離の位置に、距離計測受光器3A、B、を使って距離計測した計測距離7A、B、C、D、E、Fを合わせる様に歩行足13A、B、C、D、E、Fを駆動して歩足ロボット20を歩行させる。
【0015】
実施例 図4
距離計測器2の距離計測発光器4の発光した距離計測光1が、光ファイバー5の中をって、指示具9の先端の光ファイバー5の放光位置6から、距離計測物10の計測位置11に接して放光12される。
前記接して放光12されて、計測位置11の位置で乱反射して空間に散光する距離計測光1の1部を、計測位置11から直線上にある、距離計測器2の距離計測受光器3で受光する。
前記発光した時間と前記受光した時間の差を使って、距離計測器2の距離計測発光器4から距離計測器2までの距離計測光1の到達する距離を演算する。
前記演算した距離から、光ファイバー5の距離を減ずることで、計測位置11から距離計測器2の距離計測受光器3まで距離を計測する。
【0016】
減ずる光ファイバー5の距離は、実測した時間と距離、又は、指示具9の放光位置6を距離計測受光器3に接着して、ファイバー5の長さを校正した時間と距離、又は、距離計測光1の光ファイバー5の末端からの光ファイバー5の中を通る反射光を、距離計測上の距離計測発光器4の位置で受光して、ファイバー5の往復の時間差を使って演算する時間と距離、又は、計測位置11からの反射光を、光ファイバー5の末端から逆に光ファイバー5に入射して光ファイバー5の中を通って距離計測上の距離計測発光器4の位置で受光して、ファイバー5の中を通る往復と放光位置6からの計測位置11まの往復の時間差を使って演算する時間と距離がある。
指示具9に組み込まれたスイッチ14を操作して、指示具9を使って放光位置6を距離計測物10の形状に沿って計測位置11を使って計測して、距離計測物10の3次元の形状を詳細に計測する。
【0017】
実施例 図5
距離計測物10の離れた位置から計測位置11の方向に向けて指示具9の先端の放光位置6から放光12された距離計測光1Dの、計測位置11からの指示具9の方向に向く反射光を指示具9に組み込まれた距離計測受光器3Dを使って受光する。
距離計測光1Dの放光位置6を放光12した時間と距離計測受光器3Dの受光した時間の差を使って、指示具9の放光位置6から計測位置11までの距離を演算する。
距離計測発光器4の発光した距離計測光1Dが、光ファイバー5の中を通って指示具9の放光位置6から放光12されて計測位置11に照射されて空間を飛行した反射光を距離計測受光器3を使って受光する。
距離計測発光器4の発光した時間と距離計測受光器3の受光した時間の差を使って、距離計測発光器4の位置から距離計測受光器3の位置までの距離計測光1Dの到達する距離を演算して計測する。
【0018】
前記演算した距離計測発光器4の位置から距離計測受光器3の位置までの前記演算した距離から、光ファイバー5の前記演算した距離と放光位置6から計測位置11までの前記演算した距離を減じて、計測位置11から距離計測受光器3の位置までの距離を演算する。
指示具9に取り付けたテレビカメラ24を使って計測位置11を撮影して計測位置11の画像を記憶する。
前記をスマートフォン等のアプリケーションを使って、画像認識の方法を使って識別した画像に、前記計測した距離を付加して記憶する。
【0019】
実施例 図6
距離計測発光器4の発光した距離計測光1が入射した光ファイバー5の中を通って指示具9の放光位置6から放光12される。
指示具9を距離計測受光器3に接着して放光12される距離計測光1を受光させる。
距離計測発光器4の発光した時間と距離計測受光器3の受光した時間を使って、光ファイバー5の中を通った距離計測光1の時間を演算して計測する。
光ファイバー5の繋がる指示具9の放光位置6を距離計測受光器3に接着して光ファイバー5の長さを計測する時間と距離を校正する。
又、光ファイバー5の末端からの光ファイバー5の反射光、及び、計測位置11からの前記反射光の1部が、放光位置6から入射した光ファイバー5の中を通る逆方向の距離計測光1を距離計測受光器3の位置で計測して、時間と距離の長さを校正する。
【0020】
実施例 図7
指示具9をエンジン21の計測位置11に接着して、指示具9の放光位置6から放光12される距離計測光1の計測位置11からの反射する放光12の一部が、直線的に距離計測測受光器3A、B、に到達する。
離計測測発光器4の発光した距離計測光1が光ファイバー5を通って、エンジン21の放光位置6で放光された距離計測光1を、距離計測受光器3A、B、Cの位置で受光させる。
発光した時間から距離計測受光器3A、B、Cの位置で受光した各時間との差を使って、距離計測発光器4から
距離計測受光器3A、B、Cまでの距離計測光1の到達する距離を演算する。
光ファイバー5の末端から距離計測光1の反射光を距離計測発光器4の位置で受光した、発光した時間から末端からの反射光を受光した時間との差を使って、光ファイバー5の長さの距離を演算する。
前記演算した距離計測発光器4から距離計測受光器3A、B、Cまでの各距離から前記演算した光ファイバー5の長さの距離を減ずることで、エンジン21の放光位置6の計測位置11から距離計測器2の距離計測受光器3A、B、Cまでの3方向の計測距離7A、B、を計測する。
【0021】
実施例 図8
指示具9を使って指示したエンジン21の計測位置11Aを、距離計測発光器4Aが発光する距離計測光1Aを、光フアィバー5Aを通ってエンジン21の計測位置11Aに接置した指示具9の先端の放光位置6Aから放光12させて、エンジン21の計測位置11Aから乱反射する距離計測光1Aを距離計測器2の距離計測受光器3A、B、Cが受光する。
距離計測光1Aの発光する時間と受光する時間の差から光フアィバー5Bを通った時間を減じて、計測位置11Aから計測受光器3A、B、Cとの計測距離7A、B、を演算して計測する。
距離計測発光器4Aと周期をずらせて距離計測発光器4Bが連続して発光する距離計測光1B、又は、距離計測発光器4Aの発光する距離計測光1Aを相互に切り替わる光学ミラーを使って振り分けた距離計測光1Bを、光フアィバー5Bを通ってロボット19の作業位置8の計測位置11Bの放光位置6Bで連続して放光12させて、放光位置6Bからの連続する放光12を距離計測受光器3A、B、Cが連続して受光する。
【0022】
計測位置11Bの発光する時間と受光する時間の差から光ファイバー5Bを通った時間を減じて、ロボット19の作業位置8の計測位置11から距離計測受光器3A、B、Cとの計測距離7D、E、Fを演算して計測する。
前記受光する距離計測光1Bを使ってロボット19の作業位置8で連続して計測距離7D、E、Fを計測する。
ロボット19の作業位置8の連続して計測する位置を、エンジン21の前記指示した計測位置11Aに合わせる様にロボット19の駆動機構を駆動して、ロボット19の作業位置8を前記指示した計測位置11Aに駆動させる。
距離計測光1Aが光ファイバー5Aを通ってエンジン21の計測位置11Aの放光位置6で放光12される間は連続して計測を続ける。
エンジン21が振動等で動いても計測位置11Aの計測を続けることで、ロボット19の作業位置8続けることができる。
又、距離計測器2が移動しても計測位置11Aと11Bの計測を続けることで、ロボット19の作業位置8続けることができる。
【0023】
実施例 図9
地表22の概知の位置15Aに指示具9を接着して概知の位置15Aと距離計測器2との計測距離7A、B、を計測する位置関係を取得する。
未知の位置16Bに指示具9を接着して未知の位置16Bと距離計測器2との計測距離7D、E、Fの位置関係を取得することで、概知の位置15Aから未知の位置16Bとの位置関係を取得する。
地表22の状況によっては、未知の位置16Cの距離計測器2から概知の位置15Bを計測方法もある。
計測する位置で発光させた距離計測光を、光フアイバーを通して概知の位置を計測する。
【0024】
実施例 図10
指示具9Aを計測する地表22の概知の位置15Aに接着して、距離計測発光器4Aが発光する距離計測光1Aを使って前記計測する概知の位置15Aと距離計測器2との計測距離7A、B、を継続的に計測する。
指示具9Bを指示する地表22の未知の位置16Bに接着して、距離計測発光器4Aと距離計測発光器4Bの周期をずらせて発光する距離計測光1Bを使って、指示した未知の位置16Bと距離計測器2との計測距離7D、E、Fを計測する。
概知の位置15Aと距離計測器2との位置関係の維持をして、未知の位置16Bに指示具9Bを接着して未知の位置16Bと距離計測器2との位置関係を取得することで、概知の位置15Aから未知の位置16Bを計測する。
概知の絶対方位値の位置から未知の位置16Bを概知の絶対方位を計測して、絶対方位のデジタル地図作成をする。
【0025】
実施例 図11
走行路23の交差点付近の概知の位置15に指示具9を接着して、概知の位置15と距離計測器2の距離計測受光器3A、B、
との計測距離7A、B、の距離関係を演算して取得して、距離計測器2の位置を概知の位置にする。
【0026】
実施例 図12
前記取得した概知の位置の距離計測器2を使って、走行路23の交差点の右角17の位置に指示具9を接着して、交差点の右角17と距離計測器2の距離計測受光器3A、B、との計測距離7D、E、Fの距離関係を前記演算して取得して、未知の交差点の右角17の位置を概知の位置にする。
【0027】
実施例 図13
前記取得して概知の位置とした距離計測器2を使って、走行路23の交差点の左角18の位置に指示具9を接着して、交差点の左角18と距離計測器2の距離計測受光器3A、B、との計測距離7G、H、Iの距離関係を前記演算して取得して、未知の道路の交差点の左角18の位置を概知の位置にする。
前記概知の位置にした、交差点の右角17及び交差点の右角17を識別し、前記計測して識別した、交差点の右角17及び交差点の右角17使って、GPS測位値を修正する。
自動車の走行に必要とする、概知の絶対方位の位置から未知の道路の位置を概知の絶対方位に計測して、絶対方位のデジタル地図作成をする。
【0028】
実施例 図14
前記説明した方法を使って、走行路23の交差点付近の概知の位置15に指示具9を接着して概知の位置15と距離計測器2との位置関係を取得する。
走行路23の交差点の横断歩道25の位置に指示具9を接着して、横断歩道25と距離計測器2との位置関係を取得する。
概知の位置15の絶対方位値を使って、横断歩道25の絶対方位値を演算して取得する。
横断歩道25を距離計測器2に取り付けたスマートフォン26使って、横断歩道25を撮影した横断歩道25の画像を、スマートフォン26に組み込まれた画像認識の方法を使って識別し、前記記載した方法を使って距離計測した横断歩道25の絶対方位値に、前記識別した画像等を付してスマートフォン26やインターネット網に関われる機器を使って、インターネット網に接続して記憶する。
【0029】
本発明は、精度の高い距離計測の方法を簡略して汎用距離計測器にして、未知の位置を精度の高い絶対方位値の計測する位値にすることができる。
未知の位置を共有する絶対方位値に計測することで、絶対方位値を使ったデジタル地図を各地域で共有し、各地域ジタル地図を各地域が自主的に作成できる距離計測器を提供するものである。
本発明の方法を使って距離計測して取得した、地表及び走行路等の距離計測する共有できる位置情報及び画像を、インターネット網を使って記憶して、前記記憶した前記共有する位置情報を、AIを使って学習させて管理し、インターネット網を介して前記管理された前記位置情報及び画像を取得することができる。
共有するデジタル地図を作成するための発明である。
【0030】
【産業上の利用可能性】
【0031】
追尾ロボット
歩行ロボット
デジタル地図作成
インターネットのデジタルマップの構築
【符号の説明】
【0032】
1 距離計測光
1A 距離計測光A
1B 距離計測光B
距離計測光
1D 距離計測光D
1E 距離計測光E
1F 距離計測光F
2 距離計測器
2A 距離計測器A
2B 距離計測器B
3 距離計測受光器
3A 距離計測受光器A
3B 距離計測受光器B
距離計測受光器
3D 距離計測受光器D
4 距離計測発光器
4A 距離計測発光器A
4B 距離計測発光器B
4ABCDEF 距離計測発光器ABCDEF
5 光ファイバー
5A 光ファイバーA
5B 光ファイバーB
6 放光位置
6A 放光位置A
6B 放光位置B
7 計測距離
7A 計測距離A
7B 計測距離B
計測距離
7D 計測距離D
7E 計測距離E
7F 計測距離F
8 作業位置
9 指示具
9A 指示具A
9B 指示具B
10 計測物
11 計測位置
11A 計測位置A
11B 計測位置B
11 計測位置
12 放光
13 歩行足
13A 歩行足A
13B 歩行足B
13 歩行足
13D 歩行足D
13E 歩行足E
13F 歩行足F
14 スイッチ
15 概知の位置
15A 概知の位置A
15B 概知の位置B
15 概知の位置
15D 概知の位置D
16 未知の位置
16A 未知の位置A
16B 未知の位置B
16 未知の位置
16D 未知の位置D
17 交差点の右角
18 交差点の左角
19 ロボット
20 歩行ロボット
21 エンジン
22 地表
23 走行路
24 テレビカメラ
25 横断歩道
26 スマートフォン
【0033】
【要約】      (修正有)
【課題】空間を飛行する光の時間と光フアイバー内を伝わる時間の違い。
光フアイバーの内の計測光の干渉。
【解決手段】光を使った距離計測の方法で、距離計測を受光する距離計測光の放光する位置を、光フアィバーを使って計測する位置に移して光フアイバーの先端から放光させる。
計測点で放光させた距離計測光を計測基点で受光、又は、計測基点で放光させた距離計測光を計測点で受光して、発光時間から受光時間の差を使って距離計測光の到達した距離を演算する。
到達時間から、光フアイバー内を通った時間を減ずることで、空間を飛行する光の時間を算出する。
又は、計測する光フアイバーの先端からの反射光、又は、放光した光の光フアイバーの先端から入射した光を計測して、光フアイバーの距離を減ずることで、距離計測する光の空間を飛行する距離を算出する。
【選択図】図14
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14