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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-06
(45)【発行日】2024-06-14
(54)【発明の名称】電源装置および光線発生装置
(51)【国際特許分類】
   H05B 41/24 20060101AFI20240607BHJP
【FI】
H05B41/24
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2023541958
(86)(22)【出願日】2023-04-21
(86)【国際出願番号】 JP2023015842
(87)【国際公開番号】W WO2023210512
(87)【国際公開日】2023-11-02
【審査請求日】2023-07-11
(31)【優先権主張番号】P 2022071221
(32)【優先日】2022-04-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【早期審査対象出願】
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】518177021
【氏名又は名称】小川 陽吉
(74)【代理人】
【識別番号】100145861
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 薫
(72)【発明者】
【氏名】小川 陽吉
【審査官】野木 新治
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2010/029626(WO,A1)
【文献】特開2009-187873(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 41/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
30.6MHzの周波数に設定された電圧を発生する電源と、
前記電源側から発生した30.6MHzの周波数に設定された電圧を入力するとともに、前記入力した30.6MHzの周波数に設定された電圧を負荷側に出力する入出力部と、を有し、
前記入出力部は、第1のライン乃至第4のラインを有するとともに、
前記第1のラインおよび前記第2のラインは、並行するように相互に離間して配設され、
前記第3のラインおよび前記第4のラインは、前記第1のラインおよび前記第2のラインにそれぞれ交互に絡まるように巻き回されるとともに、前記第3のラインと前記第4のラインの前記第1のラインおよび前記第2のラインへの巻き回しの形態は、相互に対称な形態でかつ前記第1のラインと前記第2のラインとの間において前記第3のラインと前記第4のラインとが交差する形態とし、
前記第1のラインと前記第2のラインが入力端側と出力端側において共通接続され、前記第3のラインと前記第4のラインが入力端側と出力端側において共通接続され、前記第1のラインと前記第2のラインの入力端側が前記電源の一端に接続されるとともに、前記第1のラインと前記第2のラインの出力端側が前記負荷の一端に接続され、前記第3のラインと前記第4のラインの入力端側が前記電源の他端に接続されるとともに、前記第3のラインと前記第4のラインの出力端側が前記負荷の他端に接続される電源装置を有するとともに、前記負荷を光線を発生する光線発生部とし、
前記光線発生部は、前記入出力部により出力された30.6MHzの周波数に設定された電圧に基づいて放電を発生させる放電発生部と、前記放電発生部により発生した放電に基づく光線を対象物に照射する光線照射部と、を有し、
前記電源は、前記30.6MHzの周波数に設定された電圧を繰り返し間欠的に発生させるとともに、前記放電発生部は、前記間欠的に発生させた前記30.6MHzの周波数に設定された電圧に基づいて放電を繰り返し間欠的に発生させ、前記光線照射部は、前記放電発生部により発生した放電に基づく光線を対象物に繰り返し間欠的に照射し、
前記放電発生部は、第1の電極と第2の電極とを有するとともに、前記第1の電極と前記第2の電極との間に間隙を有し、希ガス雰囲気下で前記間隙において放電を発生させ、前記光線照射部は、前記希ガス雰囲気下で発生した放電に基づく光線を対象物に照射し、
前記光線照射部が配置される位置に対し前記対象物を介して異なる位置に配置される物体を有し、
前記物体は、表面に着色された所定の形状領域を含むことを特徴とする光線発生装置
【請求項2】
30.6MHzの周波数に設定された電圧を発生する電源と、
前記電源側から発生した30.6MHzの周波数に設定された電圧を入力するとともに、前記入力した30.6MHzの周波数に設定された電圧を負荷側に出力する入出力部と、を有し、
前記入出力部は、第1のライン乃至第4のラインを有するとともに、
前記第1のラインおよび前記第2のラインは、並行するように相互に離間して配設され、
前記第3のラインおよび前記第4のラインは、前記第1のラインおよび前記第2のラインにそれぞれ交互に絡まるように巻き回されるとともに、前記第3のラインと前記第4のラインの前記第1のラインおよび前記第2のラインへの巻き回しの形態は、相互に対称な形態でかつ前記第1のラインと前記第2のラインとの間において前記第3のラインと前記第4のラインとが交差する形態とし、
前記第1のラインと前記第2のラインが入力端側と出力端側において共通接続され、更にアースに接続され、前記第3のラインの入力端側が前記電源の一端に接続されるとともに、前記第3のラインの出力端側が前記負荷の一端に接続され、前記第4のラインの入力端側が前記電源の他端に接続されるとともに、前記第4のラインの出力端側が前記負荷の他端に接続されている電源装置を有するとともに、前記負荷を光線を発生する光線発生部とし、
前記光線発生部は、前記入出力部により出力された30.6MHzの周波数に設定された電圧に基づいて放電を発生させる放電発生部と、前記放電発生部により発生した放電に基づく光線を対象物に照射する光線照射部と、を有し、
前記電源は、前記30.6MHzの周波数に設定された電圧を繰り返し間欠的に発生させるとともに、前記放電発生部は、前記間欠的に発生させた前記30.6MHzの周波数に設定された電圧に基づいて放電を繰り返し間欠的に発生させ、前記光線照射部は、前記放電発生部により発生した放電に基づく光線を対象物に繰り返し間欠的に照射し、
前記放電発生部は、第1の電極と第2の電極とを有するとともに、前記第1の電極と前記第2の電極との間に間隙を有し、希ガス雰囲気下で前記間隙において放電を発生させ、前記光線照射部は、前記希ガス雰囲気下で発生した放電に基づく光線を対象物に照射し、
前記光線照射部が配置される位置に対し前記対象物を介して異なる位置に配置される物体を有し、
前記物体は、表面に着色された所定の形状領域を含むことを特徴とする光線発生装置
【請求項3】
前記所定の形状領域は、円形状または渦巻形状とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光線照射装置。
【請求項4】
前記円形状は、正円とすることを特徴とする請求項3に記載の光線発生装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置および光線発生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から各種の電源装置および光線発生装置が提案されており、例えば、特許文献1に示す所定の周波数に設定された電圧を発生する電源装置および特許文献2に示す電圧に基づく放電による光線を発生する光線発生装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2008-67442号公報
【文献】特開平7-111353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電源装置により発生する電圧の周波数により各種の電気特性が異なることがある。また、このような電圧の周波数により発生する光線の特性が異なることもある。昨今は、電圧の周波数による電気特性や光線の特性の相違の研究が行われている。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、優れた特性を有する電圧を発生する電源装置および該電圧に基づいて光線を発生する光線発生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の電源装置は、30~31MHzの周波数に設定された電圧を発生する電源と、前記電源側から発生した30~31MHzの周波数に設定された電圧を入力するとともに、前記入力した30~31MHzの周波数に設定された電圧を負荷側に出力する入出力部と、を有し、前記入出力部は、第1のライン乃至第4のラインを有するとともに、前記第1のラインおよび前記第2のラインは、並行するように相互に離間して配設され、前記第3のラインおよび前記第4のラインは、前記第1のラインおよび前記第2のラインにそれぞれ交互に絡まるように巻き回されるとともに、前記第3のラインと前記第4のラインの前記第1のラインおよび前記第2のラインへの巻き回しの形態は、相互に対称な形態でかつ前記第1のラインと前記第2のラインとの間において前記第3のラインと前記第4のラインとが交差する形態とすることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、上記の構成とすることにより、伝送時の位相遅れが極めて少なく、かつ、振幅減衰(電圧降下)も極めて少ない、優れた特性を有する30~31MHzの電圧を提供することができる。
【0008】
第1のライン乃至第4のラインは、電磁相互作用が働く範囲内に配設されていることにより、優れた特性を有する30~31MHzの電圧を確実に提供することができる。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の光線発生装置は、上記の電源装置を有するとともに、前記負荷を光線を発生する光線発生部とし、前記光線発生部は、前記入出力部により出力された30~31MHzの周波数に設定された電圧に基づいて放電を発生させる放電発生部と、前記放電発生部により発生した放電に基づく光線を対象物に照射する光線照射部と、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、前記光線発生部は、前記入出力部により出力された30~31MHzの周波数に設定された電圧に基づいて放電を発生させる放電発生部と、前記放電発生部により発生した放電に基づく光線を対象物に照射する光線照射部と、を有することにより、例えば人体の疾患のある患部に前記光線を照射することで、疾患を改善することが可能となる。また、水に前記光線を照射することで30~31MHzの周波数を水に転写することが可能となる。30~31MHzの周波数に設定された電圧に基づく光線の照射により疾患が改善し、水に30~31MHzの周波数が転写されることが本発明者により確認されている。
【0011】
前記電源装置は、前記30~31MHzの周波数に設定された電圧を繰り返し間欠的に発生させるとともに、前記放電発生部は、前記間欠的に発生した前記30~31MHzの周波数に設定された電圧に基づいて放電を繰り返し間欠的に発生させ、前記光線照射部は、前記放電発生部により発生した放電に基づく光線を対象物に繰り返し間欠的に照射することにより、例えば人体の疾患のある患部に前記光線を繰り返し間欠的に照射することができ、疾患を更に改善することが可能となる。また、水に前記光線を繰り返し間欠的に照射することができ、水への周波数の転写を促進することができる。
【0012】
前記放電発生部は、第1の電極と第2の電極とを有するとともに、前記第1の電極と前記第2の電極との間に間隙を有し、希ガス雰囲気下で前記間隙において放電を発生させ、前記光線照射部は、前記希ガス雰囲気下で発生した放電に基づく光線を対象物に照射することができる。
【0013】
前記希ガスは、キセノンガスとすることにより、疾患の改善効果や水への転写効果を向上させることができる。
前記光線照射部が配置される位置に対し前記対象物を介して異なる位置に配置される物体を有することができる。
【0014】
前記物体は、表面に着色された所定の形状領域を含むことが好ましい。
前記所定の形状領域は、円形状または渦巻形状とすることが好ましい。
前記円形状は、正円とすることが好ましい。
【0015】
前記所定の形状領域の着色は、RGB値におけるR値、G値、B値のうち少なくともR値が200以上255以下とすることにより、より詳しくは、前記所定の形状領域の着色は、RGB値におけるR値が200以上255以下、G値が100以上255以下、B値が0以上250以下とすることにより、更に詳しくは、前記着色は、黄色系、赤色系、スカイブルー系、パステルカラー系、肌色系、白緑系のいずれかとすることにより、疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように、本発明によれば、優れた特性を有する電圧を発生する電源装置および該電圧に基づいて光線を発生する光線発生装置を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態に係る電源装置の構成を示すブロック図である。
図2】同電源装置の入出力部の構成を示す正面図である。
図3】同電源装置の電源と入出力部との接続を説明するための図である。
図4】同電源装置により発生する電圧の波形を示す図である。
図5】同電源装置により発生する別の電圧の波形を示す図である。
図6】同電源装置における周波数と電気抵抗の関係を示すグラフである。
図7】同電源装置における周波数と吸収の関係を示すグラフである。
図8】本発明の実施形態に係る光線発生装置の構成を示すブロック図である。
図9】同光線発生装置により発生する光線の出力を示す図である。
図10】同光線発生装置により発生する別の光線の出力を示す図である。
図11】同光線発生装置の放電発生部および光線照射部の構成を示す図である。
図12】同光線発生装置の物体の配置を示す平面図である。
図13】同光線発生装置の物体の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図14】同物体の構成を示す別の図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図15】同物体の構成を示す更に別の図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図16】同物体を複数重ね合わせた状態を示す正面図である。
図17】同物体をケースに収納した状態を示す正面図である。
図18】同光線発生装置の他の物体の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図19】同他の物体の構成を示す別の図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図20】同他の物体の構成を示す更に別の図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図21】本発明の光線の照射例を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
[電源装置の構成]
以下、本発明の実施形態に係る電源装置について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電源装置の構成を示すブロック図、図2は、同電源装置の入出力部の構成を示す図、図3は、同電源装置の電源と入出力部との接続を説明するための図、図4は、同電源装置により発生する電圧の波形を示す図、図5は、同電源装置により発生する別の電圧の波形を示す図、図6は、同電源装置における周波数と電気抵抗の関係を示すグラフ、図7は、同電源装置における周波数と吸収の関係を示すグラフである。なお、以下の説明における各方向については、図において明示するものとする。
【0019】
図1に示すように、本発明の電源装置1は、電源10および入出力部20を有している。
【0020】
電源10は、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を発生することができる。電源10は、スイッチング素子を有しており、スイッチング素子をオンオフすることにより、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を発生することができる。電源10は、電圧の周波数を30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzに設定し制御するための設定部10A、制御部10Bを有している。制御部10Bは、電圧が設定部10Aにより設定された30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数となるように所定の制御信号を生成してスイッチング素子のオンオフを制御し電圧の周波数の制御を行うことができる。
【0021】
入出力部20は、電源10側から発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を入力するとともに、入力した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を負荷30側に出力することができる。
【0022】
入出力部20は、図2に示すように、第1のライン21乃至第4のライン24を有するとともに、第1のライン21および第2のライン22は、導電材料からなり、直線状かつ並行するように相互に離間して配設され、第3のライン23および第4のライン24は、導電材料からなり、曲線状かつ第1のライン21および第2のライン22にそれぞれ交互に一方向から絡まるように巻き回されるとともに、第3のライン23と第4のライン24の第1のライン21および第2のライン22への巻き回しの形態は、対称軸Lを介して相互に線対称な形態でかつ第1のライン21と第2のライン22の位置間の中央位置(対称軸Lの位置)において第3のライン23と第4のライン24とが交差するクロスワインディング構造の形態とし、更に第1のライン21と第2のライン22との間における第3のライン23と第4のライン24の交差位置Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6の前後方向の位置関係が交互に入れ替わる形態となっている。対称軸Lは、平行(並行)するように相互に離間して配設される第1のライン21と第2のライン22との間の中央のラインとしている(交差位置Q1においては、第3のライン23が前方、第4のライン24が後方、交差位置Q2においては、第3のライン23が後方、第4のライン24が前方、交差位置Q3においては、第3のライン23が前方、第4のライン24が後方、交差位置Q4においては、第3のライン23が後方、第4のライン24が前方、交差位置Q5においては、第3のライン23が前方、第4のライン24が後方、交差位置Q6においては、第3のライン23が後方、第4のライン24が前方となっている)。
【0023】
第3のライン23と第4のライン24は、第1のライン21と第2のライン22に絡んで正弦波形状となっている。第3のライン23と第4のライン24は、第1のライン21と第2のライン22に絡んで山形状と谷形状とが交互に並ぶ構成となっている。第3のライン23と第4のライン24の正弦波形状は、左右方向において山形状の頂点Aと谷形状の底点Bの位置を一致させている。
【0024】
第1のライン21乃至第4のライン24は、電磁相互作用が働く範囲内に配設されている。
【0025】
ここで、入出力部20の第3のライン23と第4のライン24の第1のライン21と第2のライン22に対する絡み構造の詳細を説明すると以下のようになる。
【0026】
すなわち、第3のライン23について言えば、位置P1では、第1のライン21の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P2では、第2のライン22の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P3では、第1のライン21の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P4では第2のライン22の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P5では、第1のライン21の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P6では第2のライン22の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P7では、第1のライン21の後方側から前方側に折れ曲がるように絡んでいる。
【0027】
また、第4のライン24について言えば、位置P1では、第2のライン22の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P2では、第1のライン21の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P3では、第2のライン22の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P4では、第1のライン21の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P5では第2のライン22の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P6では、第1のライン21の後方側から前方側に折れ曲がるように絡み、位置P7では第2のライン22の後方側から前方側に折れ曲がるように絡んでいる。
【0028】
なお、上記の構成において、第3のライン23および第4のライン24の位置P1~P7における絡み方、折れ曲がり方は、後方側から前方側に折れ曲がっているが、逆に前方側から後方側に折れ曲がるように構成してもよい。
【0029】
このように構成された入出力部20は、電源10と例えば次ように接続される。
すなわち、図3(a)に示す接続においては、第1のライン21と第2のライン22が入力端側と出力端側において接続C,Dを介して共通接続され、第3のライン23と第4のライン24が入力端側と出力端側において接続E,Fを介して共通接続されている。そして、第1のライン21と第2のライン22の入力端側の接続Cが電源10の一端10Aに接続されるとともに、第1のライン21と第2のライン22の出力端側の接続Dが負荷30の一端30Aに接続されている。また、第3のライン23と第4のライン24の入力端側の接続Eが電源10の他端10Bに接続されるとともに、第3のライン23と第4のライン24の出力端側の接続Fが負荷30の他端30Bに接続されている。
【0030】
また、図3(b)に示す接続においては、第1のライン21と第2のライン22が入力端側と出力端側において接続C,Dを介して共通接続され、更にアースに接続されている。そして、第3のライン23の入力端側が電源10の一端10Aに接続されるとともに、第3のライン23の出力端側が負荷30の一端30Aに接続されている。そして更に、第4のライン24の入力端側が電源10の他端10Bに接続されるとともに、第4のライン24の出力端側が負荷30の他端30Bに接続されている。
【0031】
電源装置1は、図4に示すように、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を休止時間Yを置きながら繰り返し間欠的に発生させることができる。電源装置1は、図5に示すように、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を連続的に発生させることもできる。
【0032】
このように、本発明の電源装置1によれば、上記の構成とすることにより、伝送時の位相遅れが極めて少なく、かつ、振幅減衰(電圧降下)も極めて少ない、優れた特性を有する電圧を提供することができる。
【0033】
すなわち、本発明者は、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を上記構成の入出力部20を介して負荷30に供給することにより電気抵抗の極めて低い超伝導状態に近い電気特性の状態を提供することを見出したものであり、このような30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を例えば各種の電気製品に応用することで電気効率の飛躍的な向上を図ることができる。
【0034】
つまり、図6に示すように、本発明の電源装置1においては、電圧の周波数が30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzで電気抵抗が略0の極めて低い状態となっており、超伝導状態に近い状態となっている。電源装置1において負荷30をLEDとして点灯させた場合、周波数30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzでLEDが最も明るくなったことが確認された。また、図7に示すように、電圧の周波数が30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzで吸収のピーク値が最大となっている。30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzでは、電子の集団運動による共鳴吸収が起きていると推定される。
【0035】
[光線発生装置の構成]
以下、本発明の実施形態に係る光線発生装置について図面を参照して詳細に説明する。図8は、本発明の実施形態に係る光線発生装置の構成を示すブロック図、図9は、同光線発生装置により発生する光線の出力を示す図、図10は、同光線発生装置により発生する別の光線の出力を示す図、図11は、同光線発生装置の放電発生部および光線照射部の構成を示す図である。
【0036】
図8に示すように、光線発生装置2は、上記の電源装置1を有するとともに、負荷30を光線を発生する光線発生部50とし、光線発生部50は、電源装置1により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて光線を発生させることができる、より詳しくは、光線発生装置2は、上記の電源装置1を有するとともに、負荷30を光線を発生する光線発生部50とし、光線発生部50は、電源装置10の入出力部20により出力された30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて光線を発生させることができる。光線発生装置2は、電源装置1により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に対応して、図9に示すように、休止時間Yを置きながら30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周期で光線を繰り返し間欠的に発生させることができる。また、光線発生装置2は、図10に示すように、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周期で光線を連続的に発生させることもできる。
【0037】
より詳しくは、光線発生装置2は、上記の電源装置1を有するとともに、負荷30を光線を発生する光線発生部50とし、光線発生部50は、電源装置1により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて放電を発生させる放電発生部60と、放電発生部60により発生した放電に基づく光線を対象物75に照射する光線照射部70を有している、更に詳しくは、光線発生装置1は、上記の電源装置1を有するとともに、負荷30を所定の光線を発生する光線発生部50とし、光線発生部50は、電源装置1の入出力部20により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて放電を発生させる放電発生部60と、放電発生部60により発生した放電に基づく光線を対象物75に照射する光線照射部70を有している。
【0038】
放電発生部60は、間欠的に発生させた30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて放電を繰り返し間欠的に発生させ、光線照射部70は、放電発生部60により発生した放電に基づく光線を対象物75に繰り返し間欠的に照射することができる。
【0039】
放電発生部60は、電源10側と接続され、第1の電極61と第2の電極62とを有するとともに、第1の電極61と第2の電極62との間に間隙63を有し、希ガス雰囲気下で間隙63において放電を発生させ、光線照射部70は、希ガス雰囲気下で発生した放電に基づく光線を対象物75に照射することができる。
【0040】
光線照射部70は、図11に示すように、放物面鏡71の中央に第1の電極61および第2の電極62を配置して平行な光線を生成し対象物75に照射することができる。希ガスは、例えば、キセノンガスとすることができる。
【0041】
このように、本発明の光線発生装置2によれば、光線発生部50は、電源装置10により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて光線を発生させることにより、より詳しくは、光線発生部50は、電源装置10の入出力部20により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて光線を発生させることにより、更に詳しくは、光線発生部50は、電源装置10により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて放電を発生させる放電発生部60と、放電発生部60により発生した放電に基づく光線を対象物75に照射する光線照射部70を有することにより、更にまた詳しくは、光線発生部50は、電源装置10の入出力部20により発生した30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて放電を発生させる放電発生部60と、放電発生部60により発生した放電に基づく光線を対象物75に照射する光線照射部70を有することにより、例えば人体の疾患のある患部に光線を照射することで、疾患を改善することが可能となる。また、水に光線を照射することで30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数を水に転写することが可能となる。30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づく光線の照射により疾患が改善し、水に30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数が転写されることが本発明者により確認されている。更に、本発明の光線を照射することで所定の検体のミトコンドリアが増加することも確認されている。更にまた、本発明の光線を照射することでNK細胞活性が正常値へ向かうように変化することも確認されている。
【0042】
また、光線発生部50は、光線を繰り返し間欠的に発生させることにより、より詳しくは、電源装置10は、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を繰り返し間欠的に発生させるとともに、放電発生部60は、間欠的に発生させた30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づいて放電を発生させ、光線照射部70は、放電発生部60により発生した放電に基づく光線を対象物75に繰り返し間欠的に照射することにより、例えば人体の疾患のある患部に光線を繰り返し間欠的に照射することができ、疾患を更に改善することが可能となる。また、水に光線を繰り返し間欠的に照射することができ、水への周波数の転写を促進することができる。
【0043】
更に、希ガスは、キセノンガスとすることにより、疾患の改善効果や水への転写効果を向上させることができる。
【0044】
[物体の構成]
光線発生装置2は、図12に示すように、光線照射部70が配置される位置に対し対象物75を介して異なる位置に配置される物体80を有することとすることができる。このように物体80を配置することにより、疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。光線照射部70と物体80は、例えば、図12に示すように、例えば対象物75を介して対向するように配置することができる(光線照射部70と物体80は、対向するように配置せずとも疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる、光線照射部70により光線を対象物75の正面側から照射し、対象物75の側方に配置しても疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる)。
【0045】
物体80は、平板状をなしており、表面に着色された所定の形状領域90を含むことが好ましい。すなわち、着色された所定の形状領域90は、平面的な形状領域90とすることが好ましい。つまり、平面的な形状領域90は、円形状とすることが好ましい。
【0046】
また、円形状は、正円とすることが更に好ましい。着色された所定の形状領域90を平面的な形状領域90とすることで、より詳しくは、着色された所定の形状領域90を円形状とすることで疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。物体80のパワーは、着色された所定の形状領域90の大きさに比例して大きくすることができる。
【0047】
すなわち、所定の形状領域90の着色は、RGB値に含まれるR値、G値、B値のうち少なくともR値が200以上255以下とすることが好ましい。より詳しくは、所定の形状領域90の着色は、RGB値におけるR値が200以上255以下、G値が100以上255以下、B値が0以上250以下とすることが好ましい。
【0048】
着色を、少なくともR値が200以上255以下とすることで、より詳しくは、着色を、RGB値におけるR値が200以上255以下、G値が100以上255以下、B値が0以上250以下とすることで、更に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
【0049】
より詳しくは、着色は、黄色系、赤色系、スカイブルー系、パステルカラー系、肌色系、白緑系のいずれかとすることが好ましい。黄色系は、例えば、R値を255、G値を255、B値を0とすることができ、赤色系は、R値を255、G値を0、B値を0とすることができ、スカイブルー系は、R値を222、G値を235、B値を247とすることができ、肌色系は、R値を249、G値を241、B値を192とすることができ、白緑系は、R値を218、G値を234、B値を208とすることができる。
【0050】
着色された所定の形状領域90は、平板状の物体80の片面または両面に描かれることが好ましい。物体80は、紙、木、金属、非金属等各種のものを採用することができる。物体80は、例えば、硬質塩化ビニルにより形成することができる。
【0051】
すなわち、図13に示すように、物体80のうち着色された所定の形状領域90が片面(表面81a)に描かれた平板状の物体81は、矩形状とすることが好ましく、矩形状の物体81における着色された所定の形状領域90の背景90´は、白色系または黄色系とすることが好ましい。背景90´を白色系または黄色系とすることで更に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる
【0052】
所定の形状領域90の背景90´における着色は、RGB値におけるR値が240以上255以下、G値が240以上255以下、およびB値が240以上255以下、またはR値が200以上255以下、G値が100以上255以下、およびB値が0以上250以下とすることが好ましい。
【0053】
より詳しくは、所定の形状領域90の背景90´における着色を白色系とする場合は、RGB値におけるR値が240以上255以下、G値が240以上255以下、およびB値が240以上255以下とすることが好ましい。所定の形状領域90の背景90´における着色を黄色系とする場合は、RGB値におけるR値が200以上255以下、G値が100以上255以下、およびB値が0以上210以下とすることが好ましい。
【0054】
ここで、矩形状は、長方形とすることができ、着色された所定の形状領域90は、矩形状の物体81の相互に対向する2組の辺部81A,81Bのうち長辺部81Aと内接または近接するように描くことが好ましい。
【0055】
着色された所定の形状領域90を、矩形状の物体81の長辺部81Aと内接または近接するように描くことにより更に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
【0056】
また、図14に示すように、着色された所定の形状領域90が両面(表面82aおよび裏面82b)に描かれた平板状の物体82は、円形状とすることが好ましく、着色された所定の形状領域90は、円形状の全面に設定されることが好ましい。物体82の円形状と着色された所定の形状領域90の位置を一致させることにより更に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
【0057】
なお、図15に示すように、矩形状の物体81の両面(表面81aおよび裏面81b)に着色された所定の形状領域90を描き、所定の形状領域90の背景90´を、白色とすることとしてもよい。この場合にあっても疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
【0058】
図16に示すように、着色された所定の形状領域90が片面(表面81a)に描かれた平板状の物体81および着色された所定の形状領域90が両面(表面81aおよび裏面81b)に描かれた平板状の物体82のいずれも複数重ね合わせて形成されることが好ましい。物体81,82を複数重ね合わせて形成することにより更に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。複数重ね合わせた着色された所定の形状領域90は、位置を一致させることが好ましい。位置を一致させることで更に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
【0059】
複数は、3の倍数とすることが好ましく、9の倍数とすることが更に好ましい。複数を9の倍数として物体81,82を重ね合わせることによりスカラー波を発生させることができる。
【0060】
なお、着色された所定の形状領域90が両面(表面81aおよび裏面81b)に描かれた場合には、片面(表面81a)に描かれた場合に対し半分の枚数とすることとしても同等のパワーを発生させることができる。
【0061】
図17に示すように、平板状の物体81,82は、所定のケース100内に収納されることが好ましい。所定のケース100は、透明または半透明のケース100とし、平板状の物体81,82を収納した状態で、着色された所定の形状領域90が所定のケースの外面から視認可能とすることが好ましい。平板状の物体81,82は、所定のケース100に収納された状態で所定のケース100の内面100a側との間で隙間dが形成されることが好ましい。隙間dを形成することにより更に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
【0062】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において種々の変形実施、応用実施が可能であることは勿論である。
【0063】
すなわち、上述した実施形態にあっては、30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)を入出力部20を介して負荷30に供給することとしているが、電気抵抗の極めて低い超伝導状態に近い電気特性の状態を提供するものであれば、他の回路を介して若しくは電源10から負荷30に直接30~31MHzより好ましくは30.50~30.70MHz更に好ましくは30.6MHzの電圧(高周波電圧)を負荷30に供給することとしてもよい。
【0064】
また、上述した実施形態にあっては、着色された所定の形状領域90は、平面的な形状領域90としているが、立体的な形状領域としてもよい。立体的な形状領域は、円柱形状、球形状、半球形状、および所定の厚みを有する渦巻形状のいずれかとすることができる。
【0065】
更に、上述した実施形態にあっては、平面的な形状領域90は、円形状としているが、図18乃至図20に示すように、渦巻形状としてもよい。
【0066】
着色された所定の形状領域90を渦巻形状、円柱形状、球形状、半球形状、および所定の厚みを有する渦巻形状のいずれかとすることで円形状と同様に疾患の改善効果や水への転写効果を更に向上させることができる。
なお、上述した電源装置1は、伝送時の位相遅れが極めて少なく、かつ、振幅減衰(電圧降下)も極めて少ないため、30~31MHz以外においても優れた特性を有する電圧を提供することができ、光線発生装置2は、このような電圧に基づく光線の照射により疾患を改善させ、水に所定の周波数を転写することができる。ただし、30~31MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づく光線の照射による疾患の改善効果と水への転写効果は、他の周波数帯と比較して顕著な効果となる。
【0067】
[光線の人体への照射例]
本発明の光線発生装置2による発生する光線を被験者(対象物75)に照射しNK細胞活性の変化を確認した。より詳しくは、光線発生装置2の光線照射部70と物体80を被験者(対象物75)を介して対向するように配置し、37才~50才の被験者(対象物75)4名に対し30.6MHzの周波数に設定された電圧(高周波電圧)に基づく光線を照射した。NK細胞活性の正常値は18~40である。
【0068】
図21に示すように、4名のうち3名は、NK細胞活性の正常値から外れていたが、照射後3時間で正常値に向かうように減少変化した。本発明の光線を照射することでNK細胞活性が正常値へ向かうように変化することが確認された。なお、NK細胞活性が正常値の範囲であった被験者は、正常値の範囲内で上昇した。
【符号の説明】
【0069】
A:頂点
B:底点
C,D,E,F:接続
L:対称軸
d:隙間
P1乃至P7:位置
Q1乃至Q6:交差位置
X:高さ寸法
Y:休止時間
1:電圧発生装置
2:光線発生装置
10:電源
10A:設定部
10B:制御部
20:入出力部
21:第1のケーブル
22:第2のケーブル
23,24:線状体
30:負荷
30A:一端
30B:他端
50:光線発生部
60:放電発生部
61:第1の電極
62:第2の電極
63:間隙
70:光線照射部
71:放物面鏡
75:対象物
80,81,82:物体
81A,81B:辺部
81a:表面
81b:裏面
82a:表面
82b:裏面
90:所定の領域
90´:背景
100:ケース
100a:内面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
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図14
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図16
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図21