(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-06
(45)【発行日】2024-06-14
(54)【発明の名称】画像分類方法及び電子デバイス
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20240607BHJP
【FI】
G06F3/0481
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022205513
(22)【出願日】2022-12-22
(62)【分割の表示】P 2021542164の分割
【原出願日】2019-12-16
【審査請求日】2023-01-23
(31)【優先権主張番号】201910055398.1
(32)【優先日】2019-01-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100132481
【氏名又は名称】赤澤 克豪
(74)【代理人】
【識別番号】100115635
【氏名又は名称】窪田 郁大
(72)【発明者】
【氏名】▲賀▼ ▲麗▼萍
(72)【発明者】
【氏名】季 怡凡
(72)【発明者】
【氏名】汪 新建
【審査官】▲高▼瀬 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2011-0083099(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0481
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の電子デバイスであって、
カメラと、メモリと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムとを含み、前記1つ以上のプログラムは、前記メモリに格納され、前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第1の電子デバイスは、以下のステップ、即ち、
第1のユーザインターフェースを表示するステップであって、前記第1のユーザインターフェースは、1つ以上の画像セットを含み、前記1つ以上の画像セットのそれぞれは、前記カメラによって撮影された画像を分類することによって取得され、前記1つ以上の画像セットは、フォルダ形式で格納されていない、ステップと、
第2の電子デバイスとの接続を検出するステップと、
前記第2の電子デバイスのデータアクセス要求を許可するステップと、
前記第2の電子デバイスによって送信された第1の要求情報を受信するステップであって、前記第1の要求情報は、ペアレントの識別子を含む、ステップと、
前記1つ以上の画像セットを決定するためにデータベースをサーチするステップであって
、前記データベースは、各画像セットと各画像セットのペアレントとの間の対応関係を含む、ステップと、
前記第2の電子デバイスが前記1つ以上の画像セットの各画像セットをフォルダ形式で表示するように、第1の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信するステップと、
を実行できるようになる、第1の電子デバイス。
【請求項2】
前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第1の電子デバイスは、特に、以下のステップ、即ち、
第1の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信する前記ステップの後、前記第2の電子デバイスによって送信された第2の要求情報を受信するステップであって、前記第2の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、前記1つ以上の画像セットは、前記第1の画像セットを含む、ステップと、
前記第2の要求情報に応じて、マッピング関係を利用することによって、前記第1の画像セット内の前記画像をサーチするステップと、
前記第2の電子デバイスが前記第1の画像セット内の各画像をサムネイル形式で表示するように、前記第2の電子デバイスに第2の応答情報を送信するステップと、
を実行できるようになる、
請求項1に記載の第1の電子デバイス。
【請求項3】
前記マッピング関係は、前記第1の画像セットの分類ラベルである、
請求項2に記載の第1の電子デバイス。
【請求項4】
前記第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって前記第2の電子デバイスに接続される、又は
前記第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって前記第2の電子デバイスに接続される、
請求項1~3のいずれか1項に記載の第1の電子デバイス。
【請求項5】
前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第1の電子デバイスは、以下のステップ、即ち、
前記第2の電子デバイスによって送信される第3の要求情報を受信するステップであって、前記第3の要求情報は、第1の画像セット内の第1の画像についての情報を要求するために利用される、ステップと、
前記第2の電子デバイスがディスプレイを利用することによって前記第1の画像を表示するように、第3の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信するステップと、
を実行できるようになる、
請求項1~4のいずれか1項に記載の第1の電子デバイス。
【請求項6】
前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第1の電子デバイスは、以下のステップ、即ち、
前記第2の電子デバイスによって送信される第4の要求情報を受信するステップであって、前記第4の要求情報は、第2の画像セット内の1つ以上の画像を要求するために利用される、ステップと、
前記第2の電子デバイスが前記1つ以上の画像を前記第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするように、第4の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信するステップと、
を実行できるようになる、
請求項1~5のいずれか1項に記載の第1の電子デバイス。
【請求項7】
第2の電子デバイスであって、
ディスプレイと、メモリと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムとを含み、前記1つ以上のプログラムは前記メモリに格納され、前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第2の電子デバイスは、以下のステップ、即ち、
第1の電子デバイスが前記第2の電子デバイスに接続されていることを検出するステップと、
データアクセス要求を前記第1の電子デバイスに送信するステップと、
前記データアクセス要求に対して、前記第1の電子デバイスによって送信される応答を受信するステップと、
ユーザの第1の操作を検出し、第1の要求情報を前記第1の電子デバイスに送信するステップ
であって、前記第1の要求情報は、ペアレントの識別子を含む、ステップと、
第1の応答情報を前記第1の電子デバイスから受信するステップ
であって、前記第1の応答情報は、前記ペアレントの前記識別子に対応する1つ以上のファイル又はディレクトリを示す1つ以上の他の識別子を含む、ステップと、
前記第1の応答情報
に含まれる前記1つ以上の他の識別子に基づいて、第1のユーザインターフェースを前記ディスプレイに表示するステップであって、前記第1のユーザインターフェースは、1つ以上の画像セットのそれぞれについての情報を含み、前記1つ以上の画像セットのそれぞれは、前記第1の電子デバイスのカメラによって撮影された画像を分類することによって取得され、前記1つ以上の画像セットは、前記第1の電子デバイスにフォルダ形式で格納され
ていない、ステップと、
を実行できるようになる、第2の電子デバイス。
【請求項8】
前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第2の電子デバイスは、以下のステップ、即ち、
前記ユーザの第2の操作を検出するステップと、
前記第2の操作に応じて、第2のユーザインターフェースを前記ディスプレイに表示するステップであって、前記第2のユーザインターフェースは、第1の画像セット内の画像についての情報を含み、前記1つ以上の画像セットは、前記第1の画像セットを含む、ステップと、
を実行できるようになる、
請求項7に記載の第2の電子デバイス。
【請求項9】
前記第1の画像セット内の前記画像についての前記情報は、前記第1の画像セット内の前記画像のサムネイルである、
請求項8に記載の第2の電子デバイス。
【請求項10】
前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第2の電子デバイスは、以下のステップ、即ち、
前記ディスプレイに第1のユーザインターフェースを表示する前記ステップの前に、前記ユーザの第3の操作を検出するステップと、
前記第3の操作に応じて、前記第2の電子デバイスの前記ディスプレイに第3のユーザインターフェースを表示するステップであって、前記第3のユーザインターフェースは、前記第1の電子デバイスのストレージディスクと、前記第2の電子デバイスのストレージディスクとを含み、前記第1の操作は、前記第1の電子デバイスの前記ストレージディスクを開くように指示するために、前記ユーザによって実行される操作である、ステップと、
を実行できるようになる、
請求項7~9のいずれか1項に記載の第2の電子デバイス。
【請求項11】
前記1つ以上のプロセッサが前記1つ以上のプログラムを実行するとき、前記第2の電子デバイスは、以下のステップ、即ち、
前記ユーザの第4の操作を検出するステップと、
前記第4の操作に応じて、第2の画像セット内の1つ以上の画像を、前記第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするステップと、
を実行できるようになる、
請求項7~10のいずれか1項に記載の第2の電子デバイス。
【請求項12】
前記第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって、前記第2の電子デバイスに接続される、又は、
前記第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって、前記第2の電子デバイスに接続される、
請求項7~11のいずれか1項に記載の第2の電子デバイス。
【請求項13】
請求項1~6のいずれか1項に記載の第1の電子デバイスと、請求項7~12のいずれか1項に記載の第2の電子デバイスとを含む、システム。
【請求項14】
第1の電子デバイスに適用される画像分類方法であって、前記第1の電子デバイスは、カメラを含み、前記方法は、
第1のユーザインターフェースを表示するステップであって、前記第1のユーザインターフェースは、1つ以上の画像セットを含み、前記1つ以上の画像セットのそれぞれは、前記カメラによって撮影された画像を分類することによって取得され、前記1つ以上の画像セットは、フォルダ形式で格納されない、ステップと、
第2の電子デバイスとの接続を検出するステップと、
前記第2の電子デバイスのデータアクセス要求を許可するステップと、
前記第2の電子デバイスによって送信された第1の要求情報を受信するステップであって、前記第1の要求情報は、ペアレントの識別子を含む、ステップと、
前記1つ以上の画像セットを決定するためにデータベースをサーチするステップであって
、前記データベースは、各画像セットと各画像セットのペアレントとの間の対応関係を含む、ステップと、
前記第2の電子デバイスが前記1つ以上の画像セットの各画像セットをフォルダ形式で表示するように、第1の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信するステップと、
を含む、画像分類方法。
【請求項15】
第1の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信する前記ステップの後、前記方法は、
前記第2の電子デバイスによって送信された第2の要求情報を受信するステップであって、前記第2の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、前記1つ以上の画像セットは、前記第1の画像セットを含む、ステップと、
前記第2の要求情報に応じて、マッピング関係を利用することによって、前記第1の画像セット内の前記画像をサーチするステップと、
前記第2の電子デバイスが前記第1の画像セット内の各画像をサムネイル形式で表示するように、前記第2の電子デバイスに第2の応答情報を送信するステップと、
をさらに含む、
請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記マッピング関係は、前記第1の画像セットの分類ラベルである、
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって前記第2の電子デバイスに接続される、又は
前記第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって前記第2の電子デバイスに接続される、
請求項14~16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記方法は、
前記第2の電子デバイスによって送信される第3の要求情報を受信するステップであって、前記第3の要求情報は、第1の画像セット内の第1の画像についての情報を要求するために利用される、ステップと、
前記第2の電子デバイスがディスプレイを利用することによって前記第1の画像を表示するように、第3の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信するステップと、
をさらに含む、
請求項14~17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記方法は、
前記第2の電子デバイスによって送信される第4の要求情報を受信するステップであって、前記第4の要求情報は、第2の画像セット内の1つ以上の画像を要求するために利用される、ステップと、
前記第2の電子デバイスが前記1つ以上の画像を前記第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするように、第4の応答情報を前記第2の電子デバイスに送信するステップと、
をさらに含む、
請求項14~18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
第2の電子デバイスに適用される画像分類方法であって、前記第2の電子デバイスは、ディスプレイを含み、前記方法は、
第1の電子デバイスが前記第2の電子デバイスに接続されていることを検出するステップと、
データアクセス要求を前記第1の電子デバイスに送信するステップと、
前記データアクセス要求に対して、前記第1の電子デバイスによって送信される応答を受信するステップと、
ユーザの第1の操作を検出し、第1の要求情報を前記第1の電子デバイスに送信するステップ
であって、前記第1の要求情報は、ペアレントの識別子を含む、ステップと、
第1の応答情報を前記第1の電子デバイスから受信するステップ
であって、前記第1の応答情報は、前記ペアレントの前記識別子に対応する1つ以上のファイル又はディレクトリを示す1つ以上の他の識別子を含む、ステップと、
前記第1の応答情報
の前記1つ以上の他の識別子に基づいて、第1のユーザインターフェースを前記ディスプレイに表示するステップであって、前記第1のユーザインターフェースは、1つ以上の画像セットのそれぞれについての情報を含み、前記1つ以上の画像セットのそれぞれは、前記第1の電子デバイスのカメラによって撮影された画像を分類することによって取得され、前記カメラによって撮影された画像は、前記第1の電子デバイス内にフォルダ形式で格納され、前記1つ以上の画像セットは、前記第1の電子デバイス内にフォルダ形式で格納され
ていない、ステップと、
を含む、画像分類方法。
【請求項21】
前記方法は、
前記ユーザの第2の操作を検出するステップと、
前記第2の操作に応じて、第2のユーザインターフェースを前記ディスプレイに表示するステップであって、前記第2のユーザインターフェースは、第1の画像セット内の画像についての情報を含み、前記1つ以上の画像セットは、前記第1の画像セットを含む、ステップと、
をさらに含む、
請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記第1の画像セット内の前記画像についての前記情報は、前記第1の画像セット内の前記画像のサムネイルである、
請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記方法は、
前記ディスプレイに第1のユーザインターフェースを表示する前記ステップの前に、前記ユーザの第3の操作を検出するステップと、
前記第3の操作に応じて、前記第2の電子デバイスの前記ディスプレイに第3のユーザインターフェースを表示するステップであって、前記第3のユーザインターフェースは、前記第1の電子デバイスのストレージディスクと、前記第2の電子デバイスのストレージディスクとを含み、前記第1の操作は、前記第1の電子デバイスの前記ストレージディスクを開くように指示するために、前記ユーザによって実行される操作である、ステップと、
をさらに含む、
請求項20~22のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
前記方法は、
前記ユーザの第4の操作を検出するステップと、
前記第4の操作に応じて、第2の画像セット内の1つ以上の画像を、前記第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするステップと、
をさらに含む、
請求項20~23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
前記第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって、前記第2の電子デバイスに接続される、又は、
前記第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって、前記第2の電子デバイスに接続される、
請求項20~24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
コンピュータ命令を含むコンピュータ記録媒体であって、前記コンピュータ命令が電子デバイス上で実行されるとき、前記電子デバイスは、請求項14~19又は20~25のいずれか1項に記載の前記画像分類方法を実行できるようになる、コンピュータ記録媒体。
【請求項27】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作するとき、前記コンピュータは、請求項14~19又は20~25のいずれか1項に記載の前記画像分類方法を実行できるようになる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、2019年1月21日に中国知的財産局に出願され、「EXTENDED APPLICATION FOR INTELLIGENT IMAGE AND VIDEO CLASSIFICATION」と題された中国特許出願番号201910055398.1の優先権を主張し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
【0002】
この出願は、電子デバイスの分野、より具体的には、画像分類方法及び電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
マッシブメディアの環境では、画像処理技術は、益々インテリジェントになっている。ユーザによってメディアをサーチする効率及び体験を改善するために、どのように素早く便利にこれらの技術を利用するかがとても重要である。
【0004】
モバイルフォンが例として利用される。インテリジェント分類は、異なる画像カテゴリに基づいて、モバイルフォンのギャラリーに実装され、それによって、ユーザは、これらのインテリジェント分類に基づいて、モバイルフォン上の所望の画像を見つける。しかし、画像分類情報は、モバイルフォン上でのみ見ることができ、ユーザは、他のデバイス上の画像分類情報をまったく見ることができず、物理アルバムとして画像分類情報を保存することができない。結果として、ユーザが適時に、他のデバイス上で、モバイルフォン上のインテリジェントに分類された画像を見ることができないとき、ユーザ体験は相対的に貧弱になる。
【発明の概要】
【0005】
この出願は、ユーザ体験を改善させるための画像分類方法及び電子デバイスを提供する。
【0006】
第1の態様によれば、第1の電子デバイスに適用される画像分類方法が提供される。第1の電子デバイスは、カメラを含む。画像分類方法は、第1のユーザインターフェースを表示するステップであって、第1のユーザインターフェースは、1つ以上の画像セットを含み、1つ以上の画像セットのそれぞれは、カメラによって撮影された画像を分類することによって取得される、ステップと、第2の電子デバイスとの接続を検出するステップと、第2の電子デバイスのデータアクセス要求を許可するステップと、第2の電子デバイスによって送信された第1の要求情報を受信するステップであって、第1の要求情報は、各画像セットについての情報を要求するために利用される、ステップと、第2の電子デバイスがフォルダ形式で各画像セットを表示するように、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信するステップと、を含む。
【0007】
第1の電子デバイスのギャラリーは、1つ以上の画像を含む。画像を取得するとき、例えば、カメラで撮影することによって画像を取得した後、第1の電子デバイスは、インテリジェントに画像を分類し、第1の電子デバイス内に1つ以上の画像セットを形成しうる。ユーザが画像を見るとき、ユーザは、ギャラリーを開いて全ての画像を見ること、又は画像セットを開いて、このインテリジェント分類における画像を見ることができる。
【0008】
この出願のこの実施形態における画像分類方法によれば、第1の電子デバイスによって第2の電子デバイスに送信された応答情報は、各画像セットについての情報を搬送し、それによって、第1の電子デバイス内の各画像セットについての情報は、第2の電子デバイス上に表示されることができる。このことは、ユーザが適時に必要な画像についての情報をサーチすることを助け、それによって、ユーザ体験を改善する。
【0009】
いくつかの可能な実装において、画像セットは、写真及び/又はビデオを含みうる。
【0010】
いくつかの可能な実装において、第1の応答情報は、各画像セットについての情報を搬送する。
【0011】
いくつかの可能な実装において、各画像セットについての情報は、各画像セットのラベル情報又は分類情報である。
【0012】
いくつかの可能な実装において、1つ以上の画像セットのそれぞれは、カメラによって撮影された画像と、第1の電子デバイスによってダウンロードされた画像とを分類することによって取得される。
【0013】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信するステップの前に、方法は、第1の電子デバイスのデータベースをサーチするステップであって、データベースは、各画像セットと各画像セットのペアレントとの間の対応関係を含む、ステップと、をさらに含む。
【0014】
第1の電子デバイスのデータベースは、元々、メディアデータベースを含み、メディアデータベースは、データセンタインフラストラクチャ管理(data center infrastructure management, DCIM)と、DCIMのペアレントとの間の対応関係を要約して含む。この出願のこの実施形態において、ギャラリーデータベースが、新規に第1の電子デバイスに追加され、ギャラリーデータベースは、各インテリジェント分類画像セットと、そのペアレントとの間の対応関係を含む。このようにして、第2の電子デバイスが、第1の要求情報を第1の電子デバイスに送信するとき、第1の電子デバイスは、ギャラリーデータベースをサーチして、第1の応答情報内で各画像セットについての情報を搬送しうる。
【0015】
この出願のこの実施形態における画像分類方法によれば、各画像セットと、各画像セットのペアレントとの間の対応関係は、第1の電子デバイスのデータベースに追加される。第2の電子デバイスが、第1の電子デバイスのデータを要求するとき、第1の電子デバイスは、データベースをサーチすることによって各画像セットについての情報を第2の電子デバイスに送信してよく、第2の電子デバイスは、ディスプレイを利用することによって、各画像についての情報をユーザに表示する。このことは、ユーザが適時に必要な画像についての情報をサーチすることを助け、それによって、ユーザ体験を改善する。
【0016】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信するステップの後、方法は、第2の電子デバイスによって送信された第2の要求情報を受信するステップであって、第2の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、1つ以上の画像セットは、第1の画像セットを含む、ステップと、第2の要求情報に応じて、マッピング関係を利用することによって、第1の画像セット内の画像をサーチするステップと、第2の電子デバイスが第1の画像セット内の各画像をサムネイル形式で表示するように、第2の電子デバイスに第2の応答情報を送信するステップと、をさらに含む。
【0017】
第2の電子デバイスが、ディスプレイと利用することによって、1つ以上の画像セットをフォルダ形式でユーザに表示するとき、ユーザは、1つ以上の画像セット内の第1の画像セットを開くようにさらに示してよく、第2の電子デバイスは、第2の要求情報に応じて、第2の要求情報を第1の電子デバイスに送信してよく、第2の要求情報は、第1の画像セットについての情報を搬送しうる。第1の電子デバイスは、マッピング関係を利用することによって第1の画像セット内の画像をサーチし、第2の応答情報を第2の電子デバイスに送信しうる。第2の電子デバイスは、ディスプレイを利用することによって、第1の画像セット内の画像についての情報をユーザに表示しうる。
【0018】
この出願のこの実施形態における画像分類方法によれば、1つ以上の画像セットについての情報は、第2の電子デバイス上に表示される。このことは、ユーザが適時に必要な画像についての情報をサーチすることを助け、それによって、ユーザ体験を改善する。
【0019】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、マッピング関係は、第1の画像セットの分類ラベルである。
【0020】
第1の電子デバイスは、分類ラベルを利用することによって各画像を分類してよく、同じ分類ラベルを有する画像は、画像セットを形成しうる。この出願のこの実施形態におけるギャラリーデータベースは、第1の電子デバイスのメモリ(又はスペース)を占有しなくてよい。第1の電子デバイスが、第2の要求情報を受信するとき、第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスが、第1の画像セット内の画像についての情報を要求することを期待していることを知り、第1の電子デバイスは、第1の画像セットの分類ラベルについての情報を利用することによって、第1の画像セット内の画像についての情報をギャラリーから抽出し、第1の画像セット内の画像についての情報を、第2の応答情報を利用することによって、第2の電子デバイスに送信しうる。
【0021】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続される、又は、第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続される。
【0022】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、方法は、第2の電子デバイスによって送信される第3の要求情報を受信するステップであって、第3の要求情報は、第1の画像セット内の第1の画像についての情報を要求するために利用される、ステップと、第2の電子デバイスがディスプレイを利用することによって第1の画像を表示するように、第3の応答情報を第2の電子デバイスに送信するステップと、をさらに含む。
【0023】
この出願のこの実施形態における画像分類方法によれば、ユーザは、第2の電子デバイス上で、ユーザが見る必要がある画像を適時にプレビューすることができる。このことは、ユーザ体験を改善する。
【0024】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、方法は、第2の電子デバイスによって送信される第4の要求情報を受信するステップであって、第4の要求情報は、第2の画像セット内の1つ以上の画像を要求するために利用される、ステップと、第2の電子デバイスが1つ以上の画像を第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするように、第4の応答情報を第2の電子デバイスに送信するステップと、をさらに含む。
【0025】
この出願のこの実施形態における画像分類方法によれば、ユーザは、第1の電子デバイス上の応答する画像を、第2の電子デバイスに適時にコピーすることができ、ユーザの次の操作を容易にする。このことは、ユーザ体験を改善する。
【0026】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、第1の電子デバイスは、スマートフォン又はタブレットコンピュータである。
【0027】
第1の態様に関連し、第1の態様のいくつかの可能な実装において、第1の電子デバイスのオペレーティングシステムは、アンドロイドAndroidオペレーティングシステムである。
【0028】
第2の態様によれば、第2の電子デバイスに適用される画像分類方法が提供される。第2の電子デバイスは、ディスプレイを含む。画像分類方法は、第1の電子デバイスが第2の電子デバイスに接続されていることを検出するステップと、データアクセス要求を第1の電子デバイスに送信するステップと、データアクセス要求に対して、第1の電子デバイスによって送信される応答を受信するステップと、ユーザの第1の操作を検出するステップと、第1の操作に応じて、第1のユーザインターフェースをディスプレイに表示するステップであって、第1のユーザインターフェースは、1つ以上の画像セットのそれぞれについての情報を含み、1つ以上の画像セットのそれぞれは、第1の電子デバイスのカメラによって撮影された画像を分類することによって取得される、ステップと、を含む。
【0029】
この出願のこの実施形態における画像分類方法によれば、第1の電子デバイス内の各画像セットについての情報は、第2の電子デバイスに表示される。このことは、ユーザが適時に必要な画像についての情報をサーチすることを助け、それによって、ユーザ体験を改善する。
【0030】
いくつかの可能な実装において、1つ以上の画像セットのそれぞれは、カメラによって撮影された画像と、第1の電子デバイスによってダウンロードされた画像とを分類することによって取得される。
【0031】
いくつかの可能な実装において、第1のユーザインターフェースをディスプレイに表示するステップの前に、方法は、第2の電子デバイスが、第1の要求情報を第1の電子デバイスに送信することであって、第1の要求情報は、各画像セットについての情報を要求するために利用される、ことと、第1の電子デバイスが、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信することであって、第1の応答情報は、各画像セットについての情報を含む、ことと、をさらに含む。
【0032】
第2の態様に関連し、第2の態様のいくつかの可能な実装において、方法は、ユーザの第2の操作を検出するステップと、第2の操作に応じて、第2のユーザインターフェースをディスプレイに表示するステップであって、第2のユーザインターフェースは、第1の画像セット内の画像についての情報を含み、1つ以上の画像セットは、第1の画像セットを含む、ステップと、をさらに含む。
【0033】
この出願のこの実施形態における画像分類方法によれば、第1の電子デバイス内の各画像セットについての情報が第2の電子デバイスに表示され、それによって、ユーザは、必要な画像セット内の画像についての情報を適時にサーチすることができる。このことは、ユーザ体験を改善する。
【0034】
いくつかの可能な実装において、第2のユーザインターフェースをディスプレイに表示するステップの前に、方法は、第2の電子デバイスが、第2の要求情報を第1の電子デバイスに送信することであって、第1の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用される、ことと、第1の電子デバイスが、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信することであって、第1の応答情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を含む、ことと、をさらに含む。
【0035】
第2の態様に関連し、第2の態様のいくつかの可能な実装において、第1の画像セット内の画像についての情報は、第1の画像セット内の画像のサムネイルである。
【0036】
いくつかの可能な実装において、第1の画像セット内の画像のサムネイルは、極大アイコン、大型アイコン、中型アイコン、小型アイコンなどであってよい。
【0037】
いくつかの可能な実装において、第1の画像セット内の画像は、詳細情報に基づいてタイルモードで、内容に基づいてリスト形式でなど、ディスプレイ上にさらに表示されうる。
【0038】
第2の態様に関連し、第2の態様のいくつかの可能な実装において、方法は、第1のユーザインターフェースをディスプレイに表示するステップの前に、ユーザの第3の操作を検出するステップと、第3の操作に応じて、第2の電子デバイスのディスプレイに第3のユーザインターフェースを表示するステップであって、第3のユーザインターフェースは、第1の電子デバイスのストレージディスクと、第2の電子デバイスのストレージディスクとを含み、第1の操作は、第1の電子デバイスのストレージディスクを開くように指示するために、ユーザによって実行される操作である、ステップと、をさらに含む。
【0039】
第2の態様に関連し、第2の態様のいくつかの可能な実装において、方法は、ユーザの第4の操作を検出するステップと、第4の操作に応じて、第2の画像セット内の1つ以上の画像を、第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするステップと、をさらに含む。
【0040】
第2の態様に関連し、第2の態様のいくつかの可能な実装において、第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続される、又は、第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続される。
【0041】
第2の態様に関連し、第2の態様のいくつかの可能な実装において、第2の電子デバイスは、パーソナルコンピュータである。
【0042】
第2の態様に関連し、第2の態様のいくつかの可能な実装において、第2の電子デバイスのオペレーティングシステムは、Windowsオペレーティングシステムである。
【0043】
第3の態様によれば、システムに適用される画像分類方法が提供される。システムは、第1の電子デバイス及び第2の電子デバイスを含む。第1の電子デバイスは、カメラを含み、第2の電子デバイスは、ディスプレイを含む。方法は、第1の電子デバイスが、第2の電子デバイスとの接続を検出することと、第1の電子デバイスが、第2の電子デバイスのデータアクセス要求を許可することと、第2の電子デバイスが、第1の要求情報を第1の電子デバイスに送信することであって、第1の要求情報は、1つ以上の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、1つ以上の画像セットのそれぞれは、カメラによって撮影された画像を分類することによって取得される、ことと、第1の電子デバイスが、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信することと、第2の電子デバイスが、各画像セットについての情報をディスプレイに表示することと、を含む。
【0044】
第3の態様に関連し、第3の態様のいくつかの可能な実装において、方法は、第2の電子デバイスが、第2の要求情報を第1の電子デバイスに送信することであって、第2の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、1つ以上の画像セットは、第1の画像セットを含む、ことと、第1の電子デバイスが、第2の応答情報を第2の電子デバイスに送信することと、第2の電子デバイスが、第1の画像セット内の画像についての情報をディスプレイに表示することと、をさらに含む。
【0045】
第3の態様に関連し、第3の態様のいくつかの可能な実装において、第1の画像セット内の画像についての情報は、第1の画像セット内の画像のサムネイルである。
【0046】
第3の態様に関連し、第3の態様のいくつかの可能な実装において、方法は、第2の電子デバイスが、第3の要求情報を第1の電子デバイスに送信することであって、第2の要求情報は、第1の画像セット内の第1の画像についての情報を要求するために利用され、第1の画像セットは、第1の画像を含む、ことと、第1の電子デバイスが、第2の応答情報を第2の電子デバイスに送信することであって、第2の応答情報は、第1の画像についての情報を含む、ことと、第2の電子デバイスが、第1の画像をディスプレイに表示することと、をさらに含む。
【0047】
第3の態様に関連し、第3の態様のいくつかの可能な実装において、第1の電子デバイスのオペレーティングシステムは、Androidオペレーティングシステムであり、第2の電子デバイスのオペレーティングシステムは、Windowsオペレーティングシステムである。
【0048】
第4の態様によれば、画像分類装置が提供される。装置は、電子デバイスに含まれ、第1の態様及び第1の態様の可能な実装における第1の電子デバイスの行為を実施する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュール又はユニットを含む。
【0049】
第5の態様によれば、画像分類装置が提供される。装置は、電子デバイスに含まれ、第2の態様及び第2の態様の可能な実装における第2の電子デバイスの行為を実施する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュール又はユニットを含む。
【0050】
第6の態様によれば、カメラと、1つ以上のプロセッサと、メモリと、1つ以上のコンピュータプログラムとを含む、電子デバイスが提供される。1つ以上のコンピュータプログラムは、メモリ内に格納される。1つ以上のコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、電子デバイスは、第1の態様及び第1の態様の可能な実装における画像分類方法を実行することが可能になる。
【0051】
第7の態様によれば、ディスプレイと、1つ以上のプロセッサと、メモリと、1つ以上のコンピュータプログラムとを含む、電子デバイスが提供される。1つ以上のコンピュータプログラムは、メモリ内に格納される。1つ以上のコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、電子デバイスは、第2の態様及び第2の態様の可能な実装における画像分類方法を実行することが可能になる。
【0052】
第8の態様によれば、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のメモリとを含む、電子デバイスが提供される。1つ以上のメモリは、1つ以上のプロセッサに接続される。1つ以上のメモリは、コンピュータプログラムコードを格納するように構成され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含む。1つ以上のプロセッサがコンピュータ命令を実行するとき、電子デバイスは、第1の態様又は第1の態様の可能な実装における画像分類方法を実行することが可能になる。
【0053】
第9の態様によれば、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のメモリとを含む、電子デバイスが提供される。1つ以上のメモリは、1つ以上のプロセッサに接続される。1つ以上のメモリは、コンピュータプログラムコードを格納するように構成され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含む。1つ以上のプロセッサがコンピュータ命令を実行するとき、電子デバイスは、第2の態様又は第2の態様の可能な実装における画像分類方法を実行することが可能になる。
【0054】
第10の態様によれば、コンピュータ命令を含む、コンピュータ記憶媒体が提供される。コンピュータ命令が電子デバイス上で実行されるとき、電子デバイスは、上記の態様のいずれか1つの任意の可能な実装における画像分類方法を実行することが可能になる。
【0055】
第11の態様によれば、この技術的解決策は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品が電子デバイス上で実行されるとき、電子デバイスは、上記の態様のいずれか1つの任意の可能な設計における画像分類方法を実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【
図1】この出願の実施形態による、電子デバイスの構造の模式図である。
【
図2】この出願の実施形態による、電子デバイスのソフトウェア構造のブロック図である。
【
図3】この出願の実施形態による、イニシエータ及びレスポンダの模式図である。
【
図4】MTPのプロトコルスタックの模式図である。
【
図5(a)-1】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図5(a)-2】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図5(b)-1】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図5(b)-2】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図5(c)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図5(d)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図5(e)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図5(f)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースのグループの模式図である。
【
図6(a)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図6(b)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図6(c)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図6(d)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図7(a)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図7(b)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図7(c)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図8(a)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図8(b)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図8(c)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図9(a)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図9(b)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図9(c)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図10(a)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図10(b)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図10(c)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図11(a)-1】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図11(a)-2】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図11(b)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図11(c)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図11(d)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図11(e)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図11(f)】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの他のグループの模式図である。
【
図12】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの模式図である。
【
図13】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの模式図である。
【
図14】この出願の実施形態による、グラフィカルユーザインターフェースの模式図である。
【
図15】この出願の実施形態による、MTP/PTPイニシエータと、MTP/PTPレスポンダとの間の通信の模式図である。
【
図16】この出願の実施形態による、PTPイニシエータと、PTPレスポンダとの間の通信の模式的フロー図である。
【
図17】PTPプロトコルに関するAndroidソースコードを示す。
【
図18】この出願の実施形態による、画像分類方法の模式的フロー図である。
【
図19】この出願の実施形態による、画像分類方法の他の模式的フロー図である。
【
図20】この出願の実施形態による、画像分類方法の他の模式的フロー図である。
【
図21】この出願の実施形態による、電子デバイスの模式的ブロック図である。
【
図22】この出願の実施形態による、電子デバイスの他の模式的ブロック図である。
【
図23】この出願の実施形態による、システムの模式的ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0057】
以下では、本出願の実施形態における技術的ソリューションを、本出願の実施形態における添付の図面を参照して説明する。本出願の実施形態における説明において、「/」は、特に断りがなければ、「又は」を意味する。例えば、A/Bは、A又はBを表しうる。本明細書において、「及び/又は」は、関連付けられたオブジェクトを説明するための関連付けだけを説明し、3つの関係が存在しうることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つのケース、即ち、Aのみが存在するケース、AとBの両方が存在するケース、及びBのみが存在するケースを表しうる。加えて、本出願の実施形態における説明において、「複数の」は、2つ以上を意味する。
【0058】
以下で言及される「第1の」及び「第2の」という用語は、説明のためのものにすぎないことが意図されており、示された技術的特徴の相対的重要性のインジケーション若しくは暗示、又はそれの数量の暗黙的なインジケーションとして理解されないものとする。従って、「第1の」又は「第2の」によって限定される特徴は、1つ又は複数の特徴を明示的又は暗黙的に含みうる。実施形態の説明において、特に断りがなければ、「複数の」は、2つ以上を意味する。
【0059】
本出願の実施形態において提供されるインテリジェント分類方法は、電子デバイス、例えば、モバイルフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、車載デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)デバイス、又は仮想現実(virtual reality、VR)デバイスが、電子デバイス、例えば、ノートブックコンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)に接続される、シナリオに適用されうる。本出願の実施形態においては、接続される2つの電子デバイスの具体的なタイプは、限定されない。
【0060】
例として、モバイルフォンとパーソナルコンピュータ(personal computer、PC)との間の接続が、利用される。モバイルフォンの重要な高性能能力として、ギャラリーは、ピクチャ及びビデオに対するハイエンド分析能力を有する。ギャラリーは、顔クラスタリング、グループ写真、ハイライト、主人公のストーリ、場所アルバム、物事アルバム、及びサービスに関するお気に入りを表示して、ユーザがメディア資産を整理及び管理することを容易にする。
【0061】
しかしながら、ピクチャが、PCによって、そのPCにローカルにコピー(copy)される、シナリオにおいては、ピクチャは、既存のクラスタリングアルバムに基づいて、ターゲットアルバムに単純かつ便利にコピーされることができない。例えば、(子供、配偶者、親、又はメンタ及びパートナなどについての)ポートレートクラスタリングアルバム内のすべてのピクチャが、PCに便利にコピーされることが必ずしもできるわけではない。現在、モバイルフォンとPC側との間のプロトコルは、メディア転送プロトコル(media transfer protocol、MTP)、及びピクチャ転送プロトコル(picture transfer protocol、PTP)を含む。しかしながら、MTP及びPTPは、共に、単純な物理ディレクトリ構造マッピングであり、ピクチャ及びビデオを理解するのに深刻な不都合を有する。従って、メディアファイルを迅速かつ便利に移行する方法が、ユーザに提供されることができない。
【0062】
本出願の実施形態は、インテリジェント分類方法を提供する。モバイルフォン上に高性能クラスタリングを追加することによって、ユーザは、PC上において、写真又はビデオの高性能クラスタリングを見ることができ、その結果、ユーザは、見られる必要のある写真又はビデオを迅速に見ることができ、ユーザエクスペリエンスが、相対的に良好になる。
【0063】
例えば、
図1は、電子デバイス100の構造の概略図である。電子デバイス100は、プロセッサ110、外部メモリインターフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート130、充電管理モジュール140、電力管理ユニット141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、レシーバ170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、ボタン190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、及び加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カードインターフェース195などを含みうる。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周囲光センサ180L、及び骨伝導センサ180Mなどを含みうる。
【0064】
本出願のこの実施形態における例示的な構造は、電子デバイス100に対する特定の限定を構成しないことが、理解されうる。本出願の他のいくつかの実施形態においては、電子デバイス100は、図に示されたものよりも多い若しくは少ないコンポーネントを含んでよく、又はいくつかのコンポーネントが、組み合わされてよく、又はいくつかのコンポーネントが、分割されてよく、又は異なるコンポーネントレイアウトが、存在してよい。図に示されるコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって、実装されうる。
【0065】
プロセッサ110は、1つ又は複数の処理ユニットを含みうる。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、メモリ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、及び/又はニューラルネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit、NPU)などを含みうる。異なる処理ユニットは、独立したコンポーネントであってよく、又は1つ又は複数のプロセッサに統合されてよい。
【0066】
コントローラは、電子デバイス100の神経センタ及びコマンドセンタでありうる。コントローラは、命令読み取り及び命令実行の制御を完了するために、命令動作コード及びタイムシーケンス信号に基づいて、動作制御信号を生成しうる。
【0067】
メモリは、さらにプロセッサ110内に配置されてよく、命令及びデータを記憶するように構成される。いくつかの実施形態においては、プロセッサ110内のメモリは、キャッシュである。メモリは、プロセッサ110によって利用されたばかりの、又は周期的に利用される、命令又はデータを記憶しうる。プロセッサ110が、命令又はデータを再び利用する必要がある場合、プロセッサ110は、メモリから、命令又はデータを直接呼び出しうる。これは、繰り返されるアクセスを回避し、プロセッサ110の待ち時間を短縮し、それによって、システム効率を向上させる。
【0068】
いくつかの実施形態においては、プロセッサ110は、1つ又は複数のインターフェースを含みうる。インターフェースは、インター集積回路(inter-integrated circuit、I2C)インターフェース、インター集積回路音声(inter-integrated circuit sound、I2S)インターフェース、パルス符号変調(pulse code modulation、PCM)インターフェース、ユニバーサル非同期受信機/送信機(universal asynchronous receiver/transmitter、UART)インターフェース、モバイルインダストリプロセッサインターフェース(mobile industry processor interface、MIPI)、汎用入出力(general-purpose input/output、GPIO)インターフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)インターフェース、及び/又はユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポートなどを含みうる。
【0069】
USBポート130は、USB標準仕様書に準拠したインターフェースであり、具体的には、ミニUSBポート、マイクロUSBポート、又はUSBタイプCポートなどでありうる。USBポート130は、電子デバイス100を充電するために、充電器に接続するように構成されうるし、又は電子デバイス100と周辺デバイスとの間のデータ通信のために利用されうるし、又はヘッドセットを利用することによってオーディオを再生するために、ヘッドセットに接続するように構成されうる。代替として、ポートは、別の電子デバイス、例えば、ARデバイスに接続するように構成されうる。
【0070】
本出願のこの実施形態において例示されるモジュール間のインターフェース接続関係は、説明のための例にすぎず、電子デバイス100の構造に対する限定を構成しないことが、理解されうる。本出願の他のいくつかの実施形態においては、電子デバイス100は、代替として、上述の実施形態におけるものとは異なるインターフェース接続モードを利用し、又は複数のインターフェース接続モードの組み合わせを利用しうる。
【0071】
充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受け取るように構成される。充電器は、無線充電器又は有線充電器でありうる。有線充電のいくつかの実施形態においては、充電管理モジュール140は、有線充電器から、USBポート130を通して、充電入力を受け取りうる。無線充電のいくつかの実施形態においては、充電管理モジュール140は、電子デバイス100の無線充電コイルを利用することによって、無線充電入力を受け取りうる。充電管理モジュール140は、バッテリ142を充電しながら、電力管理ユニット141を利用することによって、電子デバイスに電力を供給する。
【0072】
電力管理ユニット141は、バッテリ142、充電管理モジュール140、及びプロセッサ110に接続するように構成される。電力管理ユニット141は、バッテリ142及び/又は充電管理モジュール140から、入力を受け取り、プロセッサ110、内部メモリ121、外部メモリ、ディスプレイ194、カメラ193、及び無線通信モジュール160などに、電力を供給する。電力管理ユニット141は、バッテリ容量、バッテリサイクル数、及びバッテリ健全性ステータス(漏電又はインピーダンス)などの、パラメータを監視するようにさらに構成されうる。他のいくつかの実施形態においては、電力管理ユニット141は、代替として、プロセッサ110内に配置されてよい。他のいくつかの実施形態においては、電力管理ユニット141及び充電管理モジュール140は、代替として、同じデバイス内に配置されてよい。
【0073】
電子デバイス100の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、モデムプロセッサ、及びベースバンドプロセッサなどを利用することによって、実装されうる。
【0074】
電子デバイス100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、レシーバ170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、及びアプリケーションプロセッサなどを利用することによって、オーディオ機能、例えば、音楽再生及び録音を実装しうる。
【0075】
オーディオモジュール170は、デジタルオーディオ情報をアナログオーディオ信号出力に変換するように構成され、アナログオーディオ入力をデジタルオーディオ信号に変換するようにさらに構成される。オーディオモジュール170は、オーディオ信号を符号化及びデコードするようにさらに構成されうる。いくつかの実施形態においては、オーディオモジュール170は、プロセッサ110内に配置されうるし、又はオーディオモジュール170のいくつかの機能モジュールは、プロセッサ110内に配置される。
【0076】
「ホーン」とも呼ばれる、スピーカ170Aは、オーディオ電気信号を音声信号に変換するように構成される。電子デバイス100は、スピーカ170Aを利用することによって、音楽を聴き、又はハンズフリーで電話に答えるように構成されうる。
【0077】
「イヤフォン」とも呼ばれる、レシーバ170Bは、オーディオ電気信号を音声信号に変換するように構成される。電子デバイス100を利用することによって、電話に答え、又は声情報が受け取られるとき、レシーバ170Bは、声を受け取るために、人間の耳の近くに置かれてよい。
【0078】
「マイク」又は「音声管」とも呼ばれる、マイクロフォン170Cは、音声信号を電気信号に変換するように構成される。電話を掛け、又は声情報を送信するとき、ユーザは、音声信号をマイクロフォン170Cに入力するために、ユーザの口を通して、マイクロフォン170Cの近くで音声を発しうる。1つ又は複数のマイクロフォン170Cが、電子デバイス100内に配置されうる。他のいくつかの実施形態においては、音声信号を収集することに加えて、ノイズリダクション機能を実装するために、2つのマイクロフォン170Cが、電子デバイス100内に配置されてよい。他のいくつかの実施形態においては、音声信号を収集し、ノイズを低減するために、3つ、4つ、又はより多くのマイクロフォン170Cが、代替として、電子デバイス100内に配置されてよい。マイクロフォンは、指向性録音機能などを実装するために、さらに音源を識別しうる。
【0079】
ヘッドセットジャック170Dは、有線ヘッドセットに接続するように構成される。ヘッドセットジャック170Dは、USBポート130、又は3.5mmオープンモバイル端末プラットフォーム(open mobile terminal platform、OMTP)規格のインターフェース、又は米国セルラ通信工業会(cellular telecommunications industry association of the USA、CTIA)規格のインターフェースでありうる。
【0080】
電子デバイス100は、GPU、ディスプレイ194、及びアプリケーションプロセッサなどを利用することによって、表示機能を実装する。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、ディスプレイ194及びアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学及び幾何学計算を実行し、画像をレンダリングするように構成される。プロセッサ110は、表示情報を生成又は変更ために、プログラム命令を実行する、1つ又は複数のGPUを含みうる。
【0081】
ディスプレイ194は、画像及びビデオなどを表示するように構成される。ディスプレイ194は、表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリクス有機発光ダイオード又はアクティブマトリクス有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレックス発光ダイオード(flex light-emitting diode、FLED)、ミニled、マイクロLed、マイクロoLed、又は量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diode、QLED)などを利用しうる。いくつかの実施形態においては、電子デバイス100は、1つ又はN個のディスプレイ194を含みうるし、ここで、Nは、2以上の正の整数である。
【0082】
電子デバイス100は、ISP、カメラ193、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイ194、及びアプリケーションプロセッサなどを利用することによって、撮影機能を実装することができる。
【0083】
ISPは、カメラ193によってフィードバックされたデータを処理するように構成される。例えば、撮影中、シャッターが、押され、光が、レンズを通して、カメラの受光素子に送られ、光信号が、電気信号に変換され、カメラの受光素子は、電気信号を可視画像に変換するために、電気信号を処理用のISPに送る。ISPは、画像のノイズ、明るさ、顔色に対して、アルゴリズム最適化をさらに実行しうる。ISPは、撮影シナリオの露出及び色温度などのパラメータをさらに最適化しうる。いくつかの実施形態においては、ISPは、カメラ193内に配置されうる。
【0084】
カメラ193は、静止画像又はビデオをキャプチャするように構成される。物体の光学像は、レンズを通して生成され、受光素子上に投影される。受光素子は、電荷結合素子(Charge Coupled Device、CCD)、又は相補型金属酸化膜半導体(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor、CMOS)光電トランジスタでありうる。受光素子は、光信号を電気信号に変換し、その後、電気信号をデジタル画像信号に変換するために、電気信号をISPに送信する。ISPは、デジタル画像信号を処理用のDSPに出力する。DSPは、デジタル画像信号を、RGBフォーマット又はYUVフォーマットなどの、標準的な画像信号に変換する。いくつかの実施形態においては、電子デバイス100は、1つ又はN個のカメラ193を含みうるし、ここで、Nは、2以上の正の整数である。
【0085】
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成され、デジタル画像信号に加えて、別のデジタル信号をさらに処理しうる。例えば、電子デバイス100が、周波数を選択したとき、デジタル信号プロセッサは、周波数エネルギーに対してフーリエ変換などを実行するように構成される。
【0086】
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮又は圧縮解除するように構成される。電子デバイス100は、1つ又は複数のタイプのビデオコーデックをサポートしうる。このように、電子デバイス100は、複数のエンコーディングフォーマットで、例えば、ムービングピクチャエキスパートグループ(moving picture experts group、MPEG)-1、MPEG-2、MPEG-3、及びMPEG-4などで、ビデオを再生又は記録することができる。
【0087】
NPUは、ニューラルネットワーク(neural-network、NN)コンピューティングプロセッサであり、生物学的な神経回路網の構造を参考にすることによって、例えば、人間の脳のニューロン間の伝達のモードを参考にすることによって、入力情報を迅速に処理し、さらに継続的に自己学習を実行しうる。電子デバイス100の知的認知、例えば、画像認識、顔認識、音声認識、及びテキスト理解などのアプリケーションは、NPUを利用することによって、実装されることができる。
【0088】
外部メモリインターフェース120は、電子デバイス100のストレージ能力を拡張するために、外部ストレージカード、例えば、マイクロSDカードに接続するように構成されうる。外部ストレージカードは、データストレージ機能を実装するために、外部メモリインターフェース120を通して、プロセッサ110と通信する。例えば、音楽及びビデオなどのファイルが、外部ストレージカード内に記憶される。
【0089】
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能プログラムコードを記憶するように構成されうる。実行可能プログラムコードは、命令を含む。プロセッサ110は、電子デバイス100の様々な機能アプリケーションを実行し、データを処理するために、内部メモリ121内に記憶された命令を実行する。内部メモリ121は、プログラム記憶領域と、データ記憶領域とを含みうる。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、ならびに1つ又は複数の機能(例えば、音声再生機能及び画像再生機能)によって必要とされるアプリケーションなどを記憶しうる。データ記憶領域は、電子デバイス100が利用されるときに作成される(オーディオデータ及び電話帳などの)データなどを記憶しうる。加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含みうるし、不揮発性メモリ、例えば、1つ又は複数の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又はユニバーサルフラッシュストレージ(Universal Flash Storage、UFS)をさらに含みうる。
【0090】
ボタン190は、電源ボタン、及び音量ボタンなどを含む。ボタン190は、機械式ボタンでありうるし、又はタッチ式ボタンでありうる。電子デバイス100は、ボタン入力を受信し、電子デバイス100のユーザ設定及び機能制御に関連する、ボタン信号入力を生成しうる。
【0091】
モータ191は、振動プロンプトを生成しうる。モータ191は、着信振動プロンプト及びタッチ振動フィードバックを生成するように構成されうる。例えば、異なるアプリケーション(例えば、写真撮影及びオーディオ再生)に対して実行されるタッチ操作は、異なる振動フィードバック効果に対応しうる。モータ191は、ディスプレイ194の異なる領域上において実行されるタッチ操作のための、異なる振動フィードバック効果にも対応しうる。異なるアプリケーションシナリオ(例えば、時間リマインダ、情報受信、アラーム時計、及びゲーム)も、異なる振動フィードバック効果に対応しうる。タッチ振動フィードバック効果は、さらにカスタマイズされうる。
【0092】
インジケータ192は、インジケータライトでありうるし、充電ステータス及び電力変化を示すように構成されうるし、又はメッセージ、不在着信、及び通知などを示すように構成されうる。
【0093】
SIMカードインターフェース195は、SIMカードに接続するように構成される。SIMカードは、電子デバイス100との接触、又は電子デバイス100からの分離を実装するために、SIMカードインターフェース195に挿入され、又はSIMカードインターフェース195から取り外されうる。電子デバイス100は、1つ又はN個のSIMカードインターフェースをサポートしうるし、ここで、Nは、2以上の正の整数である。SIMカードインターフェース195は、ナノSIMカード、マイクロSIMカード、及びSIMカードなどをサポートしうる。複数のカードが、同時に、同じSIMカードインターフェース195に挿入されうる。複数のカードは、同じタイプであってよく、又は異なるタイプであってよい。SIMカードインターフェース195は、異なるタイプのSIMカードにも対応可能でありうる。SIMカードインターフェース195は、外部ストレージカードにも対応可能でありうる。電子デバイス100は、通話及びデータ通信などの機能を実装するために、SIMカードを通して、ネットワークと対話する。いくつかの実施形態においては、電子デバイス100は、eSIM、即ち、埋め込み型SIMカードを利用する。eSIMカードは、電子デバイス100内に埋め込まれうるし、電子デバイス100から分離されることができない。
【0094】
電子デバイス100のソフトウェアシステムは、レイヤードアーキテクチャ、イベントドリブンアーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、又はクラウドアーキテクチャを利用しうる。本出願の実施形態においては、レイヤードアーキテクチャを有するAndroidシステムが、電子デバイス100のソフトウェア構造を説明するための例として、利用される。
【0095】
図2は、本出願のこの実施形態に従った、電子デバイス100のソフトウェア構造のブロック図である。レイヤードアーキテクチャにおいては、ソフトウェアは、いくつかのレイヤに分割され、各レイヤは、明確な役割及びタスクを有する。レイヤは、ソフトウェアインターフェースを通して、互いに通信する。いくつかの実施形態においては、Androidシステムは、4つのレイヤ、即ち、上から下に向かって、アプリケーションレイヤ、アプリケーションフレームワークレイヤ、Androidランタイム(Android runtime)、システムライブラリ、及びカーネルレイヤに分割される。アプリケーションレイヤは、一連のアプリケーションパッケージを含みうる。
【0096】
図2に示されるように、アプリケーションパッケージは、「カメラ」、「ギャラリー」、「カレンダ」、「電話」、「地図」、「ナビゲーション」、「WLAN」、「Bluetooth」、「音楽」、「ビデオ」、及び「メッセージ」などの、アプリケーションを含みうる。
【0097】
アプリケーションフレームワークレイヤは、アプリケーションレイヤにおけるアプリケーションに、アプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface、API)、及びプログラミングフレームワークを提供する。アプリケーションフレームワークレイヤは、いくつかの定義された機能を含む。
【0098】
図2に示されるように、アプリケーションフレームワークレイヤは、ウィンドウマネージャ、コンテンツプロバイダ、ビューシステム、電話マネージャ、リソースマネージャ、及び通知マネージャなどを含みうる。
【0099】
ウィンドウマネージャは、ウィンドウプログラムを管理するように構成される。ウィンドウマネージャは、ディスプレイのサイズを取得すること、ステータスバーが存在するかどうかを決定すること、スクリーンロックを実行すること、及びスクリーンショットを取ることなどを行いうる。
【0100】
コンテンツプロバイダは、データを保存及び取得し、データがアプリケーションによってアクセスされることを可能にするように構成される。データは、ビデオ、画像、オーディオ、掛けた電話及び掛かってきた電話、ブラウジング履歴、ブックマーク、ならびにアドレス帳などを含みうる。
【0101】
ビューシステムは、テキストを表示するためのコントロール、及びピクチャを表示するためのコントロールなどの、視覚的コントロールを含む。ビューシステムは、アプリケーションを構築するように構成されうる。表示インターフェースは、1つ又は複数のビューを含みうる。例えば、SMSメッセージ通知アイコンを含む表示インターフェースは、テキスト表示ビューと、ピクチャ表示ビューとを含みうる。
【0102】
電話マネージャは、電子デバイス100の通信機能、例えば、(応答又は拒否などを含む)通話ステータスの管理を提供するように構成される。
【0103】
リソースマネージャは、アプリケーションに、様々なリソース、例えば、ローカライズされた文字列、アイコン、ピクチャ、レイアウトファイル、及びビデオファイルを提供する。
【0104】
通知マネージャは、アプリケーションが、ステータスバー内に通知情報を表示することを可能にし、通知メッセージを伝えるように構成されうる。通知マネージャは、ユーザ対話なしに、短い間を取った後、自動的に消滅してよい。例えば、通知マネージャは、ダウンロード完了を通知すること、及びメッセージプロンプトを与えることなどを行うように構成される。通知マネージャは、代替として、システムのトップステータスバー内にグラフ又はスクロールバーテキストの形式で現れる通知、例えば、バックグラウンドで実行中のアプリケーションの通知、又はスクリーン上にダイアログウィンドウの形式で現れる通知でありうる。例えば、テキスト情報が、ステータスバー内にプロンプトとして表示され、プロンプト音が、鳴らされ、電子デバイスが、振動し、又はインジケータライトが、点滅する。
【0105】
Androidランタイムは、カーネルライブラリと、仮想マシンとを含む。Androidランタイムは、Androidシステムのスケジューリング及び管理を担当する。
【0106】
カーネルライブラリは、2つの部分を含み、一方は、Java言語によって呼び出される必要のある機能であり、他方は、Androidのカーネルライブラリである。
【0107】
アプリケーションレイヤ及びアプリケーションフレームワークレイヤは、仮想マシン内で実行される。仮想マシンは、アプリケーションレイヤ及びアプリケーションフレームワークレイヤのJavaファイルを、バイナリファイルとして実行する。仮想マシンは、オブジェクトライフサイクル管理、スタック管理、スレッド管理、セキュリティ及び例外管理、ならびにガベージコレクションなどの、機能を実行するように構成される。
【0108】
システムライブラリは、複数の機能モジュール、例えば、サーフェスマネージャ(surface manager)、メディアライブラリ(media libraries)、3次元グラフィックス処理ライブラリ(例えば、OpenGL ES)、及び2Dグラフィックスエンジン(例えば、SGL)を含みうる。
【0109】
サーフェスマネージャは、表示サブシステムを管理し、複数のアプリケーションに2D及び3D画像レイヤの融合を提供するように構成される。
【0110】
メディアライブラリは、複数の一般に利用されるオーディオ及びビデオフォーマット、ならびに静止画像ファイルなどの再生及び記録をサポートする。メディアライブラリは、MPEG-4、H.264、MP3、AAC、AMR、JPG、及びPNGなどの、複数のオーディオ及びビデオ符号化フォーマットをサポートしうる。
【0111】
3次元グラフィックス処理ライブラリは、3次元グラフィックス描画、画像レンダリング、コンポジション、及びレイヤ処理などを実装するように構成される。
【0112】
2Dグラフィックスエンジンは、2D描画のための描画エンジンである。
【0113】
カーネルレイヤは、ハードウェアとソフトウェアとの間のレイヤである。カーネルレイヤは、少なくとも、ディスプレイドライバと、カメラドライバと、オーディオドライバと、センサドライバとを含む。
【0114】
本出願のこの実施形態においては、
図2を参照すると、システムライブラリは、画像処理ライブラリをさらに含みうる。カメラアプリケーションが、開始された後、カメラアプリケーションは、電子デバイスによってキャプチャされた画像を取得しうる。
【0115】
本出願の実施形態における技術的ソリューションが、説明される前に、本出願の実施形態におけるMTP及びPTPが、最初に説明される。
【0116】
MTP/PTPは、マイクロソフト社によって定義された、メディア/ピクチャ転送プロトコルである。現在、Androidデバイス又は別のデバイスにおいては、MTPプロトコルのレスポンダが、このデバイスである。現在、Android(Android)システムのMTP/PTP実装メカニズムは、メディアデータベース内に記録されたディレクトリ及びファイル構造を、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)にフィードバックすることに基づき、(プロトコルではイニシエータと呼ばれる)PCは、PC上において、それに類似したディレクトリ管理エクスペリエンスを達成するために、各ディレクトリ内のサブ要素にクエリする。PTPは、カメラ及びスクリーンショットディレクトリが、PC上で見られることができることを、プロトコル上でだけ、制限する。実装原理及びメカニズムは、MTPのものと同じである。
【0117】
アプリケーションにおいては、PTP/MTPは、2つの役割で、即ち、イニシエータ(initiator)、及びレスポンダ(responder)として、利用される。
図3は、イニシエータ及びレスポンダの概略図である。
【0118】
任意選択で、イニシエータは、USBホスト、例えば、PC又はノートブックコンピュータでありうる。プロトコルに従うと、すべてのPTP/MTP動作は、イニシエータだけによって、開始されることができる。
【0119】
任意選択で、レスポンダは、メディアファイルを記憶する、デジタルカメラ又はスマートフォンなどの、デバイスでありうる。MTPにおいては、レスポンダは、イニシエータによって開始された要求を処理する。加えて、レスポンダは、レスポンダのステータス変化に基づいて、イニシエータに通知するイベント(event)を送信する。
【0120】
図4は、MTPのプロトコルスタックの概略図である。MTPのプロトコルスタックは、下から上に向かって、物理レイヤ(physical layer)と、トランスポートレイヤ(transport layer)と、コマンドレイヤ(command layer)とを含む。
【0121】
物理レイヤ:物理レイヤは、MTPプロトコルにおいては、データを送信するために利用される。現在、MTPによって利用されることができる、3つのタイプの物理レイヤが、存在する。3つのタイプの物理レイヤは、それぞれ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)、及びBluetooth(Bluetooth)である。
【0122】
USB:USBは、ファイルを転送する主特徴を有し、メディアファイルを迅速に同期させ、作業しながら充電されることができ、現在最も広く利用されている方法である。
【0123】
IP:IPベースのMTP(略して、MTP/IP)は、デバイスを照合及び検出するために、ユニバーサルプラグアンドプレイ(universal plug and play、UPnP)を利用する。IPは、ホームネットワークにおける、完全な送信モードである。
【0124】
Bluetooth:MTP/BTは、最も電力を節約する、最も遅い送信モードであり、めったに利用されない。
【0125】
トランスポートレイヤ:MTPにおいては、データ送信フォーマットは、PTPプロトコルに準拠する。
【0126】
コマンドレイヤ:コマンドレイヤは、MTPプロトコルにおいては、様々なコマンドを実装する。
【0127】
理解を容易にするために、本出願の以下の実施形態においては、
図1及び
図2に示される構造を有するモバイルフォンが、レスポンダとして利用され、ノートブックコンピュータが、イニシエータとして利用される、例を利用することによって、本出願の実施形態において提供されるインテリジェント分類方法が、添付の図面を参照して、詳細に説明される。
【0128】
図5(a)-1から
図5(f)は、グラフィカルユーザインターフェース(graphical user interface、GUI)のグループを示している。
図5(a)-1から
図5(e)は、モバイルフォンをコンピュータに接続してから、コンピュータ上にインテリジェント分類を表示するまでの、処理を示している。
【0129】
図5(a)-1を参照すると、モバイルフォンが、コンピュータに接続された後、モバイルフォンは、「デバイスデータへのアクセスを許可しますか?」に対する返答をユーザに促すウィンドウ501を、タッチスクリーン上に表示しうる。ウィンドウ501は、テキストプロンプト「これは、ファイル転送接続を生成し、接続されたデバイス上のデータへのアクセスを許容することになります」をさらに含む。ユーザが、コントロール502をタップしたことを検出した後、モバイルフォンは、コンピュータが、モバイルフォン上のデータにアクセスする必要があると決定し、
図3(b)-1における、モバイルフォンのGUIを表示する。
【0130】
図5(b)-1に示されるGUIにおいては、モバイルフォンは、タッチスクリーンを利用することによって、「USB connection mode」を選択するようにユーザを促す。表1は、モバイルフォン上における、いくつかのUSB接続モード及び関連する機能を示している。
【0131】
【0132】
モバイルフォンが、ユーザがカメラ(PTP)モードをタップしたことを検出した後、PTPプロトコル送信が、モバイルフォンとコンピュータとの間で実行される。コンピュータが、ユーザがアイコン503をダブルクリックしたことを検出した後、モバイルフォンは、マイコンピュータを開き、
図5(c)に示されるGUIが、表示される。
【0133】
図5(c)を参照すると、「My Computer」のディレクトリは、2つのハードディスク(ディスク(C:)及びローカルディスク(D:))と、1つのリムーバブルハードディスク(My Phone)とを含む。コンピュータが、ユーザが「My Phone」アイコン504をダブルクリックしたことを検出したとき、
図5(d)に示されるGUIが、表示される。
【0134】
図5(d)を参照すると、「My Phone」のディレクトリは、6つのフォルダ、即ち、「Screenshot(スクリーンショット)」フォルダ、「Camera(カメラ)」フォルダ、「Locations」フォルダ、「Moments」フォルダ、「Portraits」フォルダ505、「Things」フォルダ、及び「My Favorites」フォルダを含む。コンピュータが、ユーザが「Portraits」フォルダ505をダブルクリックしたことを検出した後、
図5(e)に示されるGUIが、表示される。本出願のこの実施形態は、上述の5つの分類モードを例として利用することによって、説明されているにすぎないことが、理解されるべきである。実際には、モバイルフォンは、別の分類モードを有してよい。それに対応して、コンピュータ上に表示される分類モードは、上述の5つの分類モードに限定されない。
【0135】
「Camera」フォルダは、モバイルフォンのカメラを利用することによって撮影された、すべての写真及びビデオを記憶し、「Screenshot」フォルダは、モバイルフォンにおけるスクリーンショットを通して取得された、すべての写真を記憶することが、理解されるべきである。
【0136】
図5(e)を参照すると、「Portrait」フォルダは、5つの写真を含み、5つの写真は、すべてポートレート写真である。
【0137】
モバイルフォンにおけるインテリジェント分類インターフェースについては、
図5(f)を参照されたい。ユーザによるアルバムを開く操作を検出した後、モバイルフォンは、「portrait」についての画像セットを表示しうる。「portrait」についての画像セットは、5つの写真を含む。
【0138】
本出願のこの実施形態におけるインテリジェント分類方法に従うと、モバイルフォンが、コンピュータに接続された後、写真に対して実行されたインテリジェント分類の結果が、コンピュータ上に表示されうる。これは、ユーザに利便性を提供し、ユーザエクスペリエンスが、相対的に良好になる。
【0139】
実施形態においては、モバイルフォンは、ポートレートに関連する記憶された画像をさらに分類しうる。コンピュータが、ユーザがポートレートフォルダをクリックしたことを検出した後、より細かい分類結果が、PC上に表示されうる。
【0140】
図6(a)に示されるGUIを参照すると、コンピュータが、ユーザが「My Phone」内のポートレートフォルダをダブルクリックしたことを検出したとき、
図6(a)に示されるGUIが、表示される。ポートレートフォルダは、4つのフォルダを含み、フォルダは、それぞれ「Dad」、「Son」、「Mom」、及び「Wife」と名付けられている。コンピュータが、ユーザが「Wife」と名付けられたフォルダをクリックしたことを検出したとき、
図6(b)に示されるGUIが、表示される。
【0141】
図6(b)に示されるGUIを参照すると、「Wife」と名付けられたフォルダ601は、妻の3つの写真を含み、3つの写真は、それぞれ「2016102503」、「2018092501」、及び「2018111502」と名付けられている。
【0142】
モバイルフォンにおけるインテリジェント分類インターフェースについては、
図6(c)を参照されたい。ユーザによるアルバムを開く操作を検出した後、モバイルフォンは、「Portraits」、「Moments」、「Locations」、及び「Things」などについての画像セットを表示しうる。「Portraits」についての画像セットは、「Dad」、「Son」、「Mom」、及び「Wife」などについての画像セットにさらに細分化される。
【0143】
モバイルフォンが、ユーザによる「Wife」画像セットのカバー写真602をタップする操作を検出したとき、
図6(d)に示されるGUIが、表示される。「Wife」画像セットは、3つの写真を含む。
【0144】
「Wife」フォルダ内の3つの写真は、モバイルフォンを利用することによって、ユーザによって撮影され、アルバム内に記憶されうるし、又はソーシャルアプリケーション(例えば、QQ若しくはWeChat)を利用することによって、別の人によってユーザに送信され、その後、ユーザによってローカルに記憶されうることが、理解されるべきである。
【0145】
本出願のこの実施形態においては、ポートレートに関連する写真の分類は、例であるにすぎず、別の分類モードが、存在してよいことが、理解されるべきである。例えば、ポートレートに関連する写真は、代替として、性別に基づいて、分類されてよい。ポートレートフォルダが、開かれた後、「Male」及び「Female」と名付けられたフォルダが、表示される。「Male」と名付けられたフォルダは、「Dad」、及び「Son」などと名付けられたフォルダに細分化されうるし、「Female」と名付けられたフォルダは、「Mom」、「Wife」、及び「Daughter」などと名付けられたフォルダに細分化されうる。別の例については、ポートレートに関連する写真は、人の数に基づいて、分類されてよい。ポートレートフォルダが、開かれた後、「Single person」及び「Group photo」と名付けられたフォルダが、表示される。本出願のこの実施形態において、これは、限定されない。
【0146】
図6(a)に示される4つのフォルダの名前は、名前の最初の漢字の最初の文字(例えば、26個の英文字における最初の文字の順序)に基づいて、ソートされうることが、さらに理解されるべきである。例えば、「Baba」(Dad)の漢字のピンイン「Ba」の最初の文字は、Bであり、「Erzi」(Son)の漢字のピンイン「Er」の最初の文字は、Eであり、「Mama」(Mom)の漢字のピンイン「Ma」の最初の文字は、Mであり、「Qizi」(Wife)の漢字のピンイン「Qi」の最初の文字は、Qである。この方法においては、GUI上において左から右に向かって順番に表示されるフォルダは、「Dad」、「Son」、「Mom」、及び「Wife」となる。
【0147】
最初の文字が同じであるという前提に基づくと、ソートは、第2の文字に基づいて、実行されうるし、第1の漢字が同じであるときは、ソートは、第2の漢字の最初の文字に基づいて、実行されうるし、以下同様であることが、さらに理解されるべきである。
【0148】
実施形態においては、コンピュータが、画像のタイプの分類結果を表示し、ユーザの操作を検出した後、モバイルフォン内のこのタイプの写真が、ローカルコンピュータにコピーされる。
図7(a)に示されるGUIを参照すると、コンピュータが、ユーザが「Wife」と名付けられたフォルダ内の3つの写真を選択したことを検出したとき、コンピュータが、ユーザがマウスを右クリックしたことを検出した後(又は、コンピュータが、ユーザがノートブックコンピュータのタッチ領域において、ボタン703を右クリックしたことを検出した後)、メニュー701が、表示される。コンピュータが、ユーザによるメニュー選択肢702をクリックする操作を検出した後、コンピュータは、3つの写真をコピーする。
【0149】
図7(b)に示されるGUIを参照すると、コンピュータが、ユーザがローカルディスク(D:)内の「Wife」と名付けられたフォルダを開いたことを検出したとき、コンピュータが、ユーザがマウスを右クリックしたことを検出した後(又は、コンピュータが、ユーザが、ノートブックコンピュータのタッチ領域において、ボタン703を右クリックしたことを検出した後)、メニュー704が、表示される。コンピュータが、ユーザによるメニュー選択肢705をクリックする操作を検出した後、コンピュータは、ローカルディスク(D:)内の「Wife」と名付けられたフォルダに、3つの写真をコピーし、
図7(c)に示されるGUIを表示する。
【0150】
実施形態においては、モバイルフォンは、機会に基づいて、さらに画像を分類しうる。機会は、特定の日又は特定の数日に、特定の場所において、ユーザによって撮影された画像を含みうる。モバイルフォンが、コンピュータに接続された後、モバイルフォンによって分類された機会が、コンピュータ上に表示されうる。
【0151】
図8(a)に示されるGUIを参照すると、「My Phone」は、「Moments」と名付けられたフォルダ801を含む。コンピュータが、ユーザが「Moments」と名付けられたフォルダ801をダブルクリックしたことを検出した後、
図8(b)に示されるGUIが、表示される。
【0152】
図8(b)に示されるGUIを参照すると、「Moments」と名付けられたフォルダは、それぞれ「Mount Huangshan One-day Tour」、「Shanghai One-day Tour」、及び「Wuzhen Two-day Tour」と名付けられた3つのフォルダを含む。コンピュータが、ユーザが「Mount Huangshan One-day Tour」と名付けられたフォルダ802をダブルクリックしたことを検出した後、
図8(c)に示されるGUIが、表示される。
【0153】
図8(c)に示されるGUIを参照すると、「Mount Huangshan One-day Tour」と名付けられたフォルダは、4つの写真を含み、4つの写真は、すべて黄山に関連する。
【0154】
実施形態においては、モバイルフォンは、代替として、場所に基づいて、画像を分類しうる。モバイルフォンが、コンピュータに接続された後、コンピュータは、モバイルフォンによって分類された場所のタイプを表示しうる。
【0155】
図9(a)に示されるGUIを参照すると、「My Phone」は、「Locations」と名付けられたフォルダ901を含む。コンピュータが、ユーザが「Locations」と名付けられたフォルダ901をダブルクリックしたことを検出した後、
図9(b)に示されるGUIが、表示される。
【0156】
図9(b)に示されるGUIを参照すると、「Locations」と名付けられたフォルダは、それぞれ、「Macao」、「Mount Huangshan」、「Bangkok」、「Shanghai」、「Shenzhen」、及び「Wuzhen」と名付けられた6つのフォルダを含む。コンピュータが、ユーザが「Macao」と名付けられたフォルダ902をダブルクリックしたことを検出した後、
図9(c)に示されるGUIが、表示される。
【0157】
図9(c)に示されるGUIを参照すると、「Macao」と名付けられたフォルダ902は、4つの写真を含み、4つの写真は、すべてマカオに関連する。
【0158】
本出願のこの実施形態においては、「Moments」と名付けられたフォルダ801内に現れる場所は、「Locations」と名付けられたフォルダ901内にも現れることがあり、「Moments」と名付けられたフォルダ801内の画像は、ユーザが、特定の日又は特定の数日に、特定の場所に観光に行ったときに、ユーザによって撮影された画像でありうるし、「Locations」と名付けられたフォルダ901内の画像は、ユーザが登場するすべての場所の画像に分類されうることが、理解されるべきである。
【0159】
例えば、ユーザは、深センに長く住んでおり、ユーザが特定の日に黄山に旅行に行ったときに、いくつかの画像を撮影したとする。モバイルフォンは、その日に撮影された画像を「Mount Huangshan One-day Tour」として分類し、「Moments」と名付けられたフォルダ内に記憶しうる。ユーザは、ユーザが黄山に観光に行ったときに撮影された画像を、コンピュータ上において、見ることができる。
【0160】
実施形態においては、モバイルフォンは、代替として、物事のタイプに基づいて、画像を分類しうる。モバイルフォンが、コンピュータに接続された後、コンピュータは、モバイルフォンによって分類された物事のタイプを表示しうる。
【0161】
図10(a)に示されるGUIを参照すると、「My Phone」は、「Things」と名付けられたフォルダ1001を含む。コンピュータが、ユーザが「Things」と名付けられたフォルダ1001をダブルクリックしたことを検出した後、
図10(b)に示されるGUIが、表示される。
【0162】
図10(b)に示されるGUIを参照すると、「Things」と名付けられたフォルダ1001は、それぞれ「Pets」、「Sea」、「Food」、及び「Sky」と名付けられた4つのフォルダを含む。コンピュータが、ユーザが「Sea」と名付けられたフォルダ1002をダブルクリックしたことを検出した後、
図10(c)に示されるGUIが、表示される。
【0163】
図10(c)に示されるGUIを参照すると、「Sea」と名付けられたフォルダ1002は、4つの写真を含み、4つの写真は、すべて海に関連する。
【0164】
上では、
図5(a)-1から
図10(c)を参照して、PTPプロトコルを利用することによって、コンピュータ上にインテリジェント分類を表示する処理について説明した。以下では、
図11(a)-1から
図14を参照して、MTPプロトコルを利用することによって、コンピュータ上にインテリジェント分類を表示する処理を説明する。
【0165】
図11(a)-1に示されるGUIを参照すると、モバイルフォンが、ユーザがデバイスファイル管理(MTP)モードをクリックしたことを検出したとき、MTPプロトコル送信が、モバイルフォンとコンピュータとの間で実行され、コンピュータが、ユーザによるアイコン303をダブルクリックする操作を検出したとき、モバイルフォンは、マイコンピュータを開く。「My Computer」のディレクトリは、2つのハードディスク(ディスク(C:)及びローカルディスク(D:))と、1つのリムーバブルハードディスク(My Phone)とを含む。コンピュータが、ユーザが「My Phone」をダブルクリックしたことを検出したとき、
図5(b)に示されるGUIが、表示される。
【0166】
図11(b)に示されるGUIを参照すると、「My Phone」のディレクトリは、(それぞれ、内部ストレージ1101、及びセキュアデジタルメモリカード(secure digital memory card、SD)である)2つのストレージディスクを含む。コンピュータが、ユーザが「Internal Storage」1101をダブルクリックしたことを検出したとき、
図11(c)に示されるGUIが、表示される。
【0167】
ユーザが、PTPプロトコルを選択したときは、コンピュータが、「My Phone」をダブルクリックした後、
図5(d)に示されるGUIが、表示されうるし、各フォルダは、画像を記憶することが、理解されるべきである。しかしながら、ユーザが、MTPプロトコルを選択したときは、コンピュータが、「My Phone」をダブルクリックした後、
図11(c)に示されるGUIが、表示されうる。
【0168】
図11(c)を参照すると、「Internal Storage」は、6つのフォルダ、即ち、「Android(アンドロイド)」フォルダ、「Application(アプリケーション)」フォルダ、「baidu(バイドゥ)」フォルダ、「データセンタインフラストラクチャ管理(data center infrastructure management、DCIM)」フォルダ、「Tencent」フォルダ、及び「Categories」フォルダ1102を含む。コンピュータが、ユーザが「Categories」フォルダ1102をダブルクリックしたことを検出した後、
図11(d)に示されるGUIが、表示される。
【0169】
図11(d)に示されるGUIを参照すると、「Gallery」フォルダは、それぞれ「Locations」、「Moments」、「Portraits」、「Things」、及び「My Favorites」と名付けられた、5つのフォルダを含む。コンピュータが、ユーザが「Portraits」と名付けられたフォルダ1103をダブルクリックしたことを検出した後、
図11(e)に示されるGUIが、表示される。
【0170】
図11(e)を参照すると、「Portraits」フォルダ1103は、それぞれ「Dad」、「Son」、「Mom」、及び「Wife」と名付けられた、4つのフォルダを含む。コンピュータが、ユーザが「Wife」と名付けられたフォルダ1104をダブルクリックしたことを検出した後、
図11(f)に示されるGUIが、表示される。
【0171】
図11(f)に示されるGUIを参照すると、「Wife」と名付けられたフォルダ1104は、妻の3つの写真を含む。
【0172】
本出願のこの実施形態においては、インテリジェント分類のためのエントリが、モバイルフォンに追加されうるし、即ち、モバイルフォン内に記憶された画像に対して、インテリジェント分類が実行された後、エントリが、取得されることが、理解されるべきである。モバイルフォンが、コンピュータに接続された後、「Gallery」フォルダが、コンピュータ上に表示されうるし、「Gallery」フォルダは、モバイルフォン内に記憶された画像のインテリジェント分類結果を含み、その結果、ユーザは、検索される必要がある写真を正確に見つけることができ、ユーザエクスペリエンスが、相対的に良好になる。
【0173】
図6(a)から
図6(d)、及び
図11(a)-1から
図11(f)が、例として利用されるとき、ユーザが、MTPプロトコルを選択した後は、ユーザが、画像のインテリジェント分類を検索することを望む場合、ユーザは、パス「My Computer>My Phone>Internal Storage>Categories」において、画像のインテリジェント分類を見る必要があることが、理解されるべきである。しかしながら、ユーザが、PTPプロトコルを選択した後は、ユーザが、画像のインテリジェント分類を検索することを望む場合、ユーザは、パス「My Computer>My Phone」において、インテリジェント分類を見る必要がある。
【0174】
実施形態においては、モバイルフォンによって画像に対して実行されたインテリジェント分類の結果は、「Internal Storage」のディレクトリ内に直接表示されうる。
【0175】
図12に示されるGUIを参照すると、コンピュータが、ユーザが「Internal Storage」をダブルクリックしたことを検出したとき、
図12に示されるGUIが、表示される。
図11(c)とは異なり、画像のインテリジェント分類結果は、「Internal Storage」のディレクトリに直接表示され、言い換えると、ユーザは、パス「My Computer>My Phone>Internal Storage」において、画像のインテリジェント分類結果を見ることができる。
【0176】
実施形態においては、ユーザによって画像に対して実行されたインテリジェント分類の結果は、「Internal Storage」内の最初のフォルダ内に表示される。
【0177】
図13に示されるGUIを参照すると、コンピュータが、ユーザが「Internal Storage」をダブルクリックしたことを検出した後、
図13に示されるGUIが、表示される。
図11(c)とは異なり、画像のインテリジェント分類結果は、最初のフォルダ(即ち、「Categories」フォルダ)内に表示される。
【0178】
図14に示されるGUIを参照すると、コンピュータが、ユーザが「Internal Storage」をダブルクリックしたことを検出した後、
図14に示されるGUIが、表示される。
図12とは異なり、画像のインテリジェント分類結果は、最初のいくつかのフォルダ(即ち、「Locations」、「Moments」、「Portraits」、「Things」、及び「My Favorites」)内に表示される。
【0179】
本出願のこの実施形態におけるインテリジェント分類方法に従うと、画像のインテリジェント分類結果は、最初のフォルダ内に表示され、過剰なファイルが、内部ストレージ内に記憶されるとき、ユーザは、コンピュータ上において、モバイルフォン内の画像の分類結果をタイムリに見つけることができ、ユーザエクスペリエンスが、相対的に良好になる。
【0180】
上では、
図5(a)-1から
図14を参照して、本出願の実施形態において提供されるGUIのいくつかのグループについて説明した。以下では、添付の図面を参照して、本出願の実施形態において提供されるインテリジェント分類方法の内部実装について説明する。
【0181】
図15は、本出願の実施形態に従った、MTP/PTPイニシエータとMTP/PTPレスポンダとの間の通信の概略図である。
図15に示されるように、レスポンダは、メディアデータベースと、ギャラリーデータベースとを含み、ギャラリーデータベースは、モバイルフォン内に記憶された画像の分類結果を含む。メディアデータベース及びギャラリーデータベースにおける各IDは、モバイルフォンにおける分類結果のラベルに対応し、各IDに対応するデータ(data)は、分類結果の名前であり、各IDに対応するペアレント(parent)は、分類結果が属するペアレントである。
【0182】
図2に示されるソフトウェア構造のブロック図を参照すると、メディアデータベースは、
図2に示されるシステムライブラリ内のメディアライブラリ内に存在しうるし、ギャラリーデータベースは、
図2に示されるアプリケーションレイヤにおけるギャラリー内に配置されうる。
【0183】
本出願のこの実施形態においては、メディアデータベースにおけるID番号(又はint値と呼ばれる)は、0から20億でありうるし、ギャラリーデータベースにおけるID番号(又はint値と呼ばれる)は、20億よりも大きい数でありうる。
【0184】
表2は、表2に示されるような、ギャラリーデータベースにおけるペアレント間のマッピング関係を示している。
【0185】
【0186】
本出願のこの実施形態においては、対応するファイル及び対応するディレクトリは、表2におけるペアレント間のマッピング関係を利用することによって、検索されうるし、又は対応するファイル及び対応するディレクトリは、IDを利用することによって、検索されうることが、理解されるべきである。
【0187】
表3は、表3に示されるような、別のギャラリーデータベースにおけるペアレント間のマッピング関係を示している。
【0188】
【0189】
例えば、コンピュータが、ユーザが「Portraits」フォルダをクリックしたことを検出した後、コンピュータは、要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、要求情報で搬送されるIDは、1001である。要求情報を受信した後、モバイルフォンは、ID1001の下で、ファイル及びディレクトリを検索しうる。ID1001は、ID1006、1007、1008、1009を含むことが、表3から分かる。これらのIDを見つけた後、モバイルフォンは、応答情報をコンピュータに送信しうるし、応答情報は、これらのIDについての情報を搬送する。応答情報を受信した後、コンピュータは、応答情報で搬送されたIDに対応する情報を、フォルダ形式で、ユーザに表示しうる。
図6(a)に示されるように、コンピュータは、フォルダ形式で、各IDに対応する画像セットについての情報を表示しうる。
【0190】
ユーザが、画像ファイルを転送するために、カメラ(PTP)を選択したとき、ユーザが「My Phone」をダブルクリックしたことを検出した後、コンピュータは、画像ファイルを含み、それのペアレントが1である、すべてのフォルダを表示しうる。
図5(d)に示されるように、以下のフォルダ、即ち、「Screenshot(スクリーンショット)」、「Camera(カメラ)」、「Locations」、「Moments」、「Portraits」、「Things」、及び「My Favorites」が、GUI上に表示される。ユーザが、「Portraits」フォルダをダブルクリックしたとき、「Portraits」のペアレント2に対応するフォルダが、表示されうる。
図5(e)に示されるように、「Dad」、「Son」、「Mom」、及び「Wife」フォルダが、表示される。
【0191】
ユーザが、画像ファイルを転送するために、カメラ(PTP)を選択したとき、ユーザが、USBケーブルを利用することによって、モバイルフォンをコンピュータに接続した後、ユーザは、コンピュータのイニシエータ(例えば、ウィンドウズメディアプレーヤ(windows media player、WMP))によって、ディレクトリブラウザ上に構築されたエントリにおいて、内部ストレージを開くことができ、その後、モバイルフォン上のディレクトリ及びファイルを見ることができ、内容は、先の表におけるペアレントが0であるときのディレクトリ及びファイルを含む。ユーザが、DCIMディレクトリを開いた後、コンピュータは、新しい通信を開始する。このケースにおいては、ユーザは、ペアレントが1であるときのディレクトリ及びファイルを見ることができる。
【0192】
例えば、ユーザが、画像ファイルを転送するために、カメラ(PTP)を選択したとき、ユーザが「Internal Storage」をダブルクリックしたことを検出した後、コンピュータは、それのペアレントが0である、すべてフォルダ又はファイルを表示しうる。
図11(c)に示されるように、「Internal Storage」のディレクトリ内のフォルダ「Android」、「Application」、「baidu」、「DCIM」、「Tencent」、及び「Gallery」のペアレントは、すべて0である。コンピュータが、ユーザが「Portraits」フォルダをダブルクリックしたことを検出した後、
図11(d)に示されるGUIが、表示される。
【0193】
それのペアレントが1である、「Gallery」フォルダは、それのペアレントが2である、「Portraits」、「Moments」、「Locations」、「Food」、及び「My Favorites」フォルダを含むことが、理解されるべきである。
【0194】
図16は、本出願の実施形態に従った、PTPイニシエータとPTPレスポンダとの間の通信の概略フローチャートである。
図6(a)から
図6(d)におけるGUIが、例として利用され、イニシエータとレスポンダとの間の通信の処理は、以下の通りである。
【0195】
S1601:イニシエータは、ユーザによる「My Phone」をダブルクリックする第1の操作を検出する。
【0196】
S1602:第1の操作に応答して、イニシエータは、第1のコマンドをレスポンダに送信し、第1のコマンドは、「My Phone」内のディレクトリ及びファイルをクエリするために利用される。
【0197】
S1603:レスポンダは、第1のクエリ結果をイニシエータに送信し、第1のクエリ結果は、「My Phone」内のディレクトリ及びファイルを含む。
【0198】
S1604:イニシエータは、ディスプレイを利用することによって、第1のクエリ結果を表示する。
【0199】
例えば、
図5(d)に示されるように、第1のクエリ結果は、「Screenshot」、「Camera」、「Locations」、「Moments」、「Portraits」、「Things」、及び「My Favorites」フォルダを含む。
【0200】
S1605:イニシエータは、ユーザによる「Portraits」フォルダをダブルクリックする第2の操作を検出する。
【0201】
S1606:第2の操作に応答して、イニシエータは、第2のコマンドをレスポンダに送信し、第2のコマンドは、「Portraits」フォルダ内のディレクトリ及びファイルをクエリするために利用される。
【0202】
S1607:レスポンダは、第2のクエリ結果をイニシエータに送信し、第2のクエリ結果は、「Portraits」フォルダ内のディレクトリ及びファイルを含む。
【0203】
S1608:イニシエータは、ディスプレイを利用することによって、第2のクエリ結果を表示する。
【0204】
例えば、
図6(a)に示されるように、第2のクエリ結果は、「Dad」、「Son」、「Mom」、及び「Wife」フォルダを含む。
【0205】
S1609:イニシエータは、ユーザによる「Wife」フォルダをダブルクリックする第3の操作を検出する。
【0206】
S1610:第3の操作に応答して、イニシエータは、第3のコマンドをレスポンダに送信し、第2のコマンドは、「Wife」フォルダ内のディレクトリ及びファイルをクエリするために利用される。
【0207】
S1611:レスポンダは、第3のクエリ結果をイニシエータに送信し、第3のクエリ結果は、「Wife」フォルダ内のディレクトリ及びファイルを含む。
【0208】
S1612:イニシエータは、ディスプレイを利用することによって、第3のクエリ結果を表示する。
【0209】
例えば、
図6(b)に示されるように、第3のクエリ結果は、妻に関連する3つの写真を含む。
【0210】
実施形態においては、インテリジェント分類下において、「Portraits」、「Moments」、「Locations」、「Things」、及び「My Favorites」フォルダに記憶される画像は、モバイルフォンのメモリ(又はモバイルフォン空間)を占有しない。モバイルフォンは、インテリジェント分類下におけるフォルダ内の画像と、「カメラ」(又は「スクリーンショット」)フォルダ内に存在し、実際にモバイルフォンのメモリ(又はモバイルフォン空間)を占有する画像との間のマッピング関係を確立する。コンピュータが、ユーザが、インテリジェント分類下におけるフォルダ内の画像をブラウズし、又はそれに対して別の操作(例えば、コピー操作)を実行したことを検出したとき、実際には、画像の実際の物理パスにおける画像が、呼び出される。
【0211】
例えば、モバイルフォンが、「Portraits」フォルダを開き、「Wife」フォルダ内の「2018092501」と名付けられた写真を開く必要があるとき、実際には、モバイルフォンは、「Camera」(又は「Screenshot」)フォルダ内の対応する写真を開く。
【0212】
例えば、モバイルフォンが、「Portraits」フォルダを開き、「Wife」フォルダ内の3つの写真をコピーしたとき、実際には、3つの写真に対応する「Camera」(又は「Screenshot」)フォルダ内の3つの写真が、コピーされる。
【0213】
本出願のこの実施形態におけるインテリジェント分類方法に従うと、インテリジェント分類のためのデータソースが、モバイルフォンに追加される。モバイルフォンが、コンピュータに接続された後、インテリジェント分類結果が、コンピュータ上に表示されうるし、ユーザが、検索される必要がある画像をタイムリに見つけることができ、ユーザエクスペリエンスが、相対的に良好になるように、単純な物理的クラスタリングが、論理的クラスタリングに変更される。
【0214】
図17は、PTPプロトコルに関連するAndroidソースコードである。モバイルフォンが、PTPプロトコルを利用することによって、コンピュータに接続されたとき、ユーザが「My Phone」をダブルクリックしたことが、コンピュータ上において検出された場合、コンピュータは、モバイルフォンに、「My Phone」内のファイル及びディレクトリを検索することを求める要求を送信する。Androidシステムを備えるモバイルフォンは、応答ファイル及び応答ディレクトリ、例えば、「Screenshot」、「Camera」、「Locations」、「Moments」、「Portraits」、「Things」、及び「My Favorites」を見つけるために、
図17に示されるソースコードを実行しうる。モバイルフォンは、ファイル及びディレクトリ情報をコンピュータに送信し、コンピュータは、ディスプレイを利用することによって、情報をフォルダ形式でユーザに表示する。
【0215】
図17に示されるAndroidソースコードが配置されるソースツリーは、xerf:/packages/providers/MediaProvider/src/com/android/providers/media/MtpService.javaである。
【0216】
Androidネイティブ設計においては、カメラアルバム及びスクリーンショットアルバムだけが、PTPモードにおいて保持される。本出願のこの実施形態においては、画像インテリジェント分類エントリが、PTP(又はMTP)によって定義されたエントリに追加され、特定のID(又はペアレント)を利用することによって、コンピュータにフィードバックされる。その後、ユーザが、例えば、「Portraits」フォルダをクリックした後、コンピュータは、ユーザがブラウズ又はコピーなどを行うための、より詳細なポートレートアルバムを、ID(又はペアレント)に基づいて、提供することができる。
【0217】
本出願の実施形態における技術的ソリューションにおいては、MTP/PTPプロトコルは、変更されなくてよいが、MTP/PTPプロトコルに基づいて対外的に提示されるサービス情報は、ある程度、変更される。従来の技術においては、モバイルフォンによって、PTPプロトコルに基づいて対外的に提示されるサービスは、「camera」及び「screenshot」である。しかしながら、本出願の実施形態においては、PTPプロトコルに基づいて対外的に提示されるサービスは、増やされうる。例えば、増やされたサービスは、「locations」、「moments」、「portraits」、「things」、及び「my favorites」などでありうる。
【0218】
上述の実施形態及び関連する添付の図面を参照すると、本出願の実施形態は、画像分類方法を提供する。方法は、カメラを有する、
図1及び
図2に示されるような、電子デバイス(例えば、モバイルフォン又はタブレットコンピュータ)内において、実装されうる。
図18に示されるように、方法1800は、以下のステップを含みうる。
【0219】
S1801:第1の電子デバイスは、第1のユーザインターフェースを表示し、第1のユーザインターフェースは、1つ又は複数の画像セットを含み、1つ又は複数の画像セットの各々は、カメラによって撮影された画像を分類することによって取得される。
【0220】
例えば、第1のユーザインターフェースは、モバイルフォンのアルバムインターフェースでありうるし、第1のユーザインターフェースは、カメラによって撮影された画像が、モバイルフォンにおいて分類された後に取得された、各画像セットを表示しうる。
【0221】
S1802:第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスへの接続を検出する。
【0222】
例えば、
図5(a)-1に示されるように、モバイルフォンがノートブックコンピュータに接続されたことを検出したとき、モバイルフォンは、ウィンドウ501を通して、「Allow access to device data?」に対する返答をユーザに促しうる。
【0223】
S1803:第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスのデータアクセス要求を許可する。
【0224】
例えば、
図5(a)-1に示されるように、モバイルフォンが、ユーザによるコントロール502をタップする操作を検出した後、モバイルフォンは、ノートブックコンピュータのデータアクセス要求を許可する。
【0225】
S1804:第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスによって送信された、第1の要求情報を受信し、第1の要求情報は、各画像セットについての情報を要求するために利用される。
【0226】
例えば、
図5(c)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「My Phone」をダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第1の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第1の要求情報は、「My Phone」内のディレクトリ及びファイル情報を要求するために利用される。「My Phone」内のディレクトリ及びファイル情報は、モバイルフォンがモバイルフォン内の画像を分類した後に取得される、1つ又は複数の画像セットについての情報を含む。
【0227】
例えば、
図5(d)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Portraits」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第1の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第1の要求情報は、「Portraits」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を要求するために利用される。
【0228】
例えば、
図8(a)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Moments」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第1の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第1の要求情報は、「Moments」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を要求するために利用される。
【0229】
例えば、
図9(a)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Locations」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第1の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第1の要求情報は、「Locations」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を要求するために利用される。
【0230】
例えば、
図10(a)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Things」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第1の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第1の要求情報は、「Things」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を要求するために利用される。
【0231】
S1805:第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスが、フォルダ形式で各画像セットを表示するように、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信する。
【0232】
例えば、
図5(d)に示されるように、モバイルフォンは、第1の応答情報をノートブックコンピュータに送信し、第1の応答情報は、「My Phone」内のディレクトリ及びファイル情報を搬送しうる。「My Phone」内のディレクトリ及びファイル情報は、「Screenshot」、「Camera」、「Locations」、「Moments」、「Portraits」、「Food」、及び「My Favorites」などの、フォルダを含みうる。
【0233】
例えば、
図6(a)に示されるように、モバイルフォンは、第1の応答情報をノートブックコンピュータに送信し、第1の応答情報は、「Portraits」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を搬送しうる。「Portraits」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報は、「Dad」、「Son」、「Mom」、及び「Wife」などの、フォルダを含みうる。
【0234】
例えば、
図8(b)に示されるように、モバイルフォンは、第1の応答情報をノートブックコンピュータに送信し、第1の応答情報は、「Moments」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を搬送しうる。「Moments」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報は、「Mount Huangshan One-day Tour」、「Shanghai One-day Tour」、及び「Wuzhen Two-day Tour」などの、フォルダを含みうる。
【0235】
例えば、
図9(b)に示されるように、モバイルフォンは、第1の応答情報をノートブックコンピュータに送信し、第1の応答情報は、「Locations」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を搬送しうる。「Locations」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報は、「Macao」、「Mount Huangshan」、「Bangkok」、「Shanghai」、「Shenzhen」、及び「Wuzhen」などの、フォルダを含みうる。
【0236】
例えば、
図10(b)に示されるように、モバイルフォンは、第1の応答情報をノートブックコンピュータに送信し、第1の応答情報は、「Things」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報を搬送しうる。「Things」フォルダ内のディレクトリ及びファイル情報は、「Food」、「Sea」、「Sky」、及び「Pets」などの、フォルダを含みうる。
【0237】
本出願のこの実施形態においては、モバイルフォンは、1つ又は複数の画像セットを形成するために、モバイルフォンのカメラによって撮影された画像をインテリジェントに分類しうるし、1つ又は複数の画像セットの各々についての情報は、ノートブックコンピュータ上に、フォルダ形式で表示されうるし、各フォルダの名前は、各画像セットの分類情報又はラベル情報でありうることが、理解されうる。
【0238】
任意選択で、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信する前に、方法は、以下をさらに含む。
【0239】
第1の電子デバイスは、第1の電子デバイスのデータベースを検索し、データベースは、各画像セットと各画像セットのペアレントとの間の対応を含む。
【0240】
例えば、モバイルフォンが、第1の応答情報をノートブックコンピュータに送信する前に、モバイルフォンは、応答ファイル及び応答ディレクトリをノートブックコンピュータに送信するために、表2に示される、モバイルフォン内のデータベース構造を検索する。ノートブックコンピュータは、ディスプレイを利用することによって、応答ファイル及び応答ディレクトリをユーザに表示する。
【0241】
任意選択で、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信した後に、方法は、以下をさらに含む。
【0242】
第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスによって送信された、第2の要求情報を受信し、第2の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、1つ又は複数の画像セットは、第1の画像セットを含む。
【0243】
例えば、
図5(d)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Portraits」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第2の要求情報をモバイルフォンに送信し、第2の要求情報は、「Portraits」フォルダ内の画像についての情報を要求するために利用される。
【0244】
例えば、
図6(a)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Wife」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第2の要求情報をモバイルフォンに送信し、第2の要求情報は、「Wife」フォルダ内の画像についての情報を要求するために利用される。
【0245】
例えば、
図8(b)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Mount Huangshan One-day Tour」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第2の要求情報をモバイルフォンに送信し、第2の要求情報は、「Mount Huangshan One-day Tour」フォルダ内の画像についての情報を要求するために利用される。
【0246】
例えば、
図9(b)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Macao」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第2の要求情報をモバイルフォンに送信し、第2の要求情報は、「Macao」フォルダ内の画像についての情報を要求するために利用される。
【0247】
例えば、
図10(b)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザによる「Sea」フォルダをダブルクリックする操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、第2の要求情報をモバイルフォンに送信し、第2の要求情報は、「Sea」フォルダ内の画像についての情報を要求するために利用される。
【0248】
第2の要求情報に応答して、第1の電子デバイスは、マッピング関係を利用することによって、第1の画像セット内において画像を検索する。
【0249】
例えば、第2の要求情報を受信したとき、モバイルフォンは、マッピング関係を利用することによって、対応する画像セット内において画像を検索しうる。モバイルフォンは、マッピング関係を利用することによって、ギャラリー内のすべての画像を検索し、対応する画像セット内の画像を選択しうる。
【0250】
本出願のこの実施形態においては、モバイルフォンが、インテリジェント分類下において、画像セットを検索するための情報を受信したとき、モバイルフォンは、実際には、
図15に示されるように、メディアデータベース内の「カメラ」内において、対応する画像についての情報を見つける。ギャラリーデータベースは、モバイルフォンの空間(又は、メモリ)を占有しなくてよい。例えば、モバイルフォンが、「the sea」についての画像セットを検索することを求める要求を受信したとき、モバイルフォンは、分類ラベル「the sea」に基づいて、実際の物理アドレスにおいて、画像についての情報を求めて、「Camera」を検索し、第2の応答情報を利用することによって、情報をコンピュータに送信しうる。
【0251】
第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスが、第1の画像セット内の各画像を、サムネイル形式で表示するように、第2の応答情報を第2の電子デバイスに送信する。
【0252】
例えば、
図5(e)に示されるように、モバイルフォンは、第2の要求情報をノートブックコンピュータに送信しうるし、第2の要求情報は、「portrait」に関連する画像セット内に存在し、モバイルフォン内に記憶された、5つの画像についての情報を搬送する。ノートブックコンピュータは、ディスプレイを利用することによって、5つの画像のサムネイルをユーザに表示しうる。
【0253】
例えば、
図6(b)に示されるように、モバイルフォンは、第2の要求情報をノートブックコンピュータに送信しうるし、第2の要求情報は、「wife」に関連する画像セット内に存在し、モバイルフォン内に記憶された、3つの画像についての情報を搬送する。ノートブックコンピュータは、ディスプレイを利用することによって、3つの画像のサムネイルをユーザに表示しうる。
【0254】
例えば、
図8(c)に示されるように、モバイルフォンは、第2の要求情報をノートブックコンピュータに送信しうるし、第2の要求情報は、「Mount Huangshan One-day Tour」に関連する画像セット内に存在し、モバイルフォン内に記憶された、4つの画像についての情報を搬送する。ノートブックコンピュータは、ディスプレイを利用することによって、4つの画像のサムネイルをユーザに表示しうる。
【0255】
例えば、
図9(c)に示されるように、モバイルフォンは、第2の要求情報をノートブックコンピュータに送信しうるし、第2の要求情報は、「Macao」に関連する画像セット内に存在し、モバイルフォン内に記憶された、4つの画像についての情報を搬送する。ノートブックコンピュータは、ディスプレイを利用することによって、4つの画像のサムネイルをユーザに表示しうる。
【0256】
例えば、
図10(c)に示されるように、モバイルフォンは、第2の要求情報をノートブックコンピュータに送信しうるし、第2の要求情報は、「Sea」に関連する画像セット内に存在し、モバイルフォン内に記憶された、4つの画像についての情報を搬送する。ノートブックコンピュータは、ディスプレイを利用することによって、4つの画像のサムネイルをユーザに表示しうる。
【0257】
任意選択で、マッピング関係は、第1の画像セットの分類ラベルである。
【0258】
例えば、第2の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を、モバイルフォンに要求するために利用される。モバイルフォンは、第1の画像セットの分類ラベルを利用しうるし、例えば、第1の画像セットの分類ラベルは、「Persons」、「Wife」、「Mount Huangshan」、「Macao」、又は「Sea」などでありうる。モバイルフォンは、第1の画像セットの分類ラベルを利用することによって、対応する画像を求めて、ギャラリーを検索し、第2の応答情報で、対応する画像についての情報を搬送し、第2の応答情報をノートブックコンピュータに送信しうる。
【0259】
任意選択で、第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続され、又は
第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続される。
【0260】
任意選択で、方法は、以下をさらに含む。
【0261】
第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスによって送信された、第3の要求情報を受信し、第3の要求情報は、第1の画像セット内の第1の画像についての情報を要求するために利用される。
【0262】
例えば、
図6(b)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザが「2018092501」と名付けられた画像をダブルクリックしたことを検出したとき、ノートブックコンピュータは、第3の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第3の要求情報は、画像についての情報を要求するために利用される。
【0263】
例えば、
図8(c)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザが「2017010101」と名付けられた画像をダブルクリックしたことを検出したとき、ノートブックコンピュータは、第3の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第3の要求情報は、画像についての情報を要求するために利用される。
【0264】
例えば、
図9(c)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザが「2018112503」と名付けられた画像をダブルクリックしたことを検出したとき、ノートブックコンピュータは、第3の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第3の要求情報は、画像についての情報を要求するために利用される。
【0265】
例えば、
図10(c)に示されるように、ノートブックコンピュータが、ユーザが「2018053015」と名付けられた画像をダブルクリックしたことを検出したとき、ノートブックコンピュータは、第3の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第3の要求情報は、画像についての情報を要求するために利用される。
【0266】
第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスが、ディスプレイを利用することによって、第1の画像を表示するように、第3の応答情報を第2の電子デバイスに送信する。
【0267】
例えば、第3の要求情報を受信した後、モバイルフォンは、第3の応答情報をノートブックコンピュータに送信しうるし、第3の応答情報は、対応する画像についての情報(又はデータ)を搬送する。ノートブックコンピュータは、ディスプレイを利用することによって、対応する画像をユーザに表示しうる。
【0268】
任意選択で、方法は、以下をさらに含む。
【0269】
第2の電子デバイスによって送信された、第4の要求情報を受信し、第4の要求情報は、第2の画像セット内の1つ又は複数の画像を要求するために利用される。
【0270】
例えば、
図7(a)に示されるように、ノートブックコンピュータが、画像をコピーすることを示すためにユーザによって実行された操作を検出したとき、ノートブックコンピュータは、第4の要求情報をモバイルフォンに送信しうるし、第4の要求情報は、3つの画像についての情報(又はデータ)を要求するために利用される。
【0271】
第2の電子デバイスが、1つ又は複数の画像を、第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするように、第4の応答情報を第2の電子デバイスに送信する。
【0272】
例えば、マッピング関係を利用することによって、ギャラリー内において3つの画像を見つけた後、モバイルフォンは、3つの画像についての情報(又はデータ)をノートブックコンピュータに送信しうる。ノートブックコンピュータは、ローカルディスク内のフォルダにおいて、ペーストを実行することを示すためにユーザによって実行された操作を検出した後、ノートブックコンピュータは、3つの画像をノートブックコンピュータのローカルディスクにコピーする。
【0273】
上述の実施形態及び関連する添付の図面を参照すると、本出願の実施形態は、画像分類方法をさらに提供する。方法は、第2の電子デバイス(例えば、ノートブックコンピュータ)において、実装されうる。
図19に示されるように、方法は、以下のステップを含みうる。
【0274】
S1901:第2の電子デバイスは、データアクセス要求を第1の電子デバイスに送信する。
【0275】
例えば、
図5(a)-1に示されるように、ノートブックコンピュータがモバイルフォンに接続されたことを検出したとき、ノートブックコンピュータは、データアクセス要求をモバイルフォンに送信しうる。
【0276】
S1902:第2の電子デバイスは、データアクセス要求に対するものである、第1の電子デバイスによって送信された、応答を受信する。
【0277】
例えば、
図5(a)-1に示されるように、モバイルフォンが、ユーザによるコントロール502をタップする操作を検出した後、モバイルフォンは、データアクセス要求に対する応答を、ノートブックコンピュータに送信しうるし、応答は、ノートブックコンピュータのデータアクセス要求が許可されることを示すために、利用される。
【0278】
S1903:ユーザの第1の操作を検出する。
【0279】
例えば、
図5(c)に示されるように、第1の操作は、ユーザによる「My Phone」をダブルクリックする操作でありうる。
【0280】
例えば、
図5(c)に示されるように、第1の操作は、ユーザによる「Portraits」フォルダをダブルクリックする操作でありうる。
【0281】
例えば、
図8(a)に示されるように、第1の操作は、ユーザが「Moments」フォルダをダブルクリックする操作でありうる。
【0282】
例えば、
図9(a)に示されるように、第1の操作は、ユーザが「Locations」フォルダをダブルクリックする操作でありうる。
【0283】
例えば、
図10(a)に示されるように、第1の操作は、ユーザによる「Things」フォルダをダブルクリックする操作でありうる。
【0284】
S1904:第2の電子デバイスは、第1の操作に応答して、ディスプレイ上に、第1のユーザインターフェースを表示し、第1のユーザインターフェースは、1つ又は複数の画像セットの各々についての情報を含み、1つ又は複数の画像セットの各々は、第1の電子デバイスのカメラによって撮影された画像を分類することによって、取得される。
【0285】
例えば、第1のユーザインターフェースは、
図5(d)に示される、画像ユーザインターフェースでありうる。
【0286】
例えば、第1のユーザインターフェースは、
図6(a)に示される、グラフィックユーザインターフェースでありうる。
【0287】
例えば、第1のユーザインターフェースは、
図8(b)に示される、グラフィックユーザインターフェースでありうる。
【0288】
例えば、第1のユーザインターフェースは、
図9(b)に示される、グラフィックユーザインターフェースでありうる。
【0289】
例えば、第1のユーザインターフェースは、
図10(b)に示される、グラフィックユーザインターフェースでありうる。
【0290】
任意選択で、方法は、
ユーザの第2の操作を検出するステップと、
第2の操作に応答して、ディスプレイ上に、第2のユーザインターフェースを表示するステップであって、第2のユーザインターフェースは、第1の画像セット内の画像についての情報を含み、1つ又は複数の画像セットは、第1の画像セットを含む、ステップと
をさらに含む。
【0291】
例えば、第2のユーザインターフェースは、
図5(e)に示される、グラフィックユーザインターフェースである。
【0292】
例えば、第2のユーザインターフェースは、
図6(b)に示される、グラフィックユーザインターフェースである。
【0293】
例えば、第2のユーザインターフェースは、
図8(c)に示される、グラフィックユーザインターフェースである。
【0294】
例えば、第2のユーザインターフェースは、
図9(c)に示される、グラフィックユーザインターフェースである。
【0295】
例えば、第2のユーザインターフェースは、
図10(c)に示される、グラフィックユーザインターフェースである。
【0296】
任意選択で、第1の画像セット内の画像についての情報は、第1の画像セット内の画像のサムネイルである。
【0297】
任意選択で、方法は、
ディスプレイ上に、第1のユーザインターフェースを表示する前に、ユーザの第3の操作を検出するステップと、
第3の操作に応答して、第2の電子デバイスのディスプレイ上に、第3のユーザインターフェースを表示するステップであって、第3のユーザインターフェースは、第1の電子デバイスのストレージディスクと、第2の電子デバイスのストレージディスクとを含む、ステップと
をさらに含み、
第1の操作は、第1の電子デバイスのストレージディスクを開くことを示すためにユーザによって実行された操作である。
【0298】
例えば、第3のユーザインターフェースは、
図5(c)に示される、グラフィックユーザインターフェースである。
【0299】
任意選択で、方法は、
ユーザの第4の操作を検出するステップと、
第4の操作に応答して、第2の画像セット内の1つ又は複数の画像を、第2の電子デバイスのストレージディスクにコピーするステップと
をさらに含む。
【0300】
任意選択で、第1の電子デバイスは、ピクチャ転送プロトコルPTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続され、又は
第1の電子デバイスは、メディア転送プロトコルMTPプロトコルを利用することによって、第2の電子デバイスに接続される。
【0301】
上述の実施形態及び関連する添付の図面を参照すると、本出願の実施形態は、画像分類方法2000をさらに提供する。方法は、システムにおいて実装されうるし、システムは、第1の電子デバイス(例えば、モバイルフォン又はタブレットコンピュータ)と、第2の電子デバイス(例えば、ノートブックコンピュータ)とを含む。
図20に示されるように、方法は、以下のステップを含みうる。
【0302】
S20901:第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスへの接続を検出する。
【0303】
S2002:第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスのデータアクセス要求を許可する。
【0304】
S2003:第2の電子デバイスは、第1の要求情報を第1の電子デバイスに送信し、第1の要求情報は、1つ又は複数の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、1つ又は複数の画像セットの各々は、カメラによって撮影された画像を分類することによって、取得される。
【0305】
S2004:第1の電子デバイスは、第1の応答情報を第2の電子デバイスに送信する。
【0306】
S2005:第2の電子デバイスは、ディスプレイ上に、各画像セットについての情報を表示する。
【0307】
任意選択で、方法は、以下をさらに含む。
【0308】
第2の電子デバイスが、第2の要求情報を第1の電子デバイスに送信し、第2の要求情報は、第1の画像セット内の画像についての情報を要求するために利用され、1つ又は複数の画像セットは、第1の画像セットを含み、
第1の電子デバイスが、第2の応答情報を第2の電子デバイスに送信し、
第2の電子デバイスが、ディスプレイ上に、第1の画像セット内の画像についての情報を表示する。
【0309】
任意選択で、第1の画像セット内の画像についての情報は、第1の画像セット内の画像のサムネイルである。
【0310】
任意選択で、方法は、以下をさらに含む。
【0311】
第2の電子デバイスが、第3の要求情報を第1の電子デバイスに送信し、第2の要求情報は、第1の画像セット内の第1の画像についての情報を要求するために利用され、第1の画像セットは、第1の画像を含み、
第1の電子デバイスが、第2の応答情報を第2の電子デバイスに送信し、第2の応答情報は、第1の画像についての情報を含み、
第2の電子デバイスが、ディスプレイ上に、第1の画像を表示する。
【0312】
上述の機能を実装するために、電子デバイスは、機能を実行するための対応するハードウェア及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが、理解されうる。本明細書において開示される実施形態において説明される、各例のアルゴリズムステップを参照すると、本出願は、ハードウェア、又はハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせの形態で、実装されうる。機能が、ハードウェアによって実行されるか、それともコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、特定のアプリケーション、及び技術的ソリューションの設計制約に依存する。当業者は、実施形態を参照して、特定のアプリケーションごとに、説明された機能を実装するための異なる方法を利用しうるが、実装が、本出願の実施形態の範囲を超えると見なされるべきではない。
【0313】
実施形態においては、電子デバイスは、上述の方法における例に基づいて、機能モジュールに分割されうる。例えば、各機能に対応する各機能モジュールは、分割を通して取得されうるし、又は2つ以上の機能は、1つの処理モジュールに統合されうる。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されうる。実施形態におけるモジュール分割は、例であり、論理的な機能分割であるにすぎないことが、留意されるべきである。実際の実装においては、別の分割方式が、存在しうる。
【0314】
各機能モジュールが、対応する各機能に基づいた分割を通して、取得されるとき、
図21は、上述の実施形態に従った、電子デバイス2100の可能な構成の概略図である。
図21に示されるように、電子デバイス2100は、表示ユニット2101と、検出ユニット2102と、受信ユニット2103と、送信ユニット2104とを含みうる。
【0315】
表示ユニット2101は、ステップ1801、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2100をサポートするように構成されうる。
【0316】
検出ユニット2102は、ステップ1802、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2100をサポートするように構成されうる。
【0317】
受信ユニット2103は、ステップ1804、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2100をサポートするように構成されうる。
【0318】
送信ユニット2104は、ステップ1803、ステップ1805、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2100をサポートするように構成されうる。
【0319】
上述の方法実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において繰り返されうることが、留意されるべきである。詳細が、ここで再び説明されることはない。
【0320】
一体型ユニットが、利用されるとき、電子デバイスは、処理モジュールと、記憶モジュールと、通信モジュールとを含みうる。処理ブロックは、電子デバイスのアクションを制御及び管理するように構成されうるし、例えば、表示ユニット2101、検出ユニット2102、受信ユニット2103、及び送信ユニット2104によって実行されるステップを実行するために、電子デバイスをサポートするように構成されうる。記憶モジュールは、プログラムコード及びデータなどを記憶するために、電子デバイスをサポートするように構成されうる。通信モジュールは、電子デバイスと別のデバイスとの間の通信をサポートするように構成されうる。
【0321】
処理モジュールは、プロセッサ又はコントローラでありうる。処理モジュールは、本出願において開示された内容を参照して説明される、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路を実装又は実行しうる。代替として、プロセッサは、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ又は複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、又はデジタル信号処理(digital signal processing、DSP)とマイクロプロセッサとの組み合わせでありうる。記憶モジュールは、メモリでありうる。通信モジュールは、具体的には、デバイス、例えば、別の電子デバイスと対話する、無線周波数回路、Bluetoothチップ、又はWi-Fiチップでありうる。
【0322】
実施形態においては、処理モジュールが、プロセッサであり、記憶モジュールが、メモリであるとき、この実施形態における電子デバイスは、
図1に示される構造を有するデバイスでありうる。
【0323】
各機能モジュールが、対応する各機能に基づいた分割を通して、取得されるとき、
図22は、上述の実施形態に従った、電子デバイス2200の可能な構成の概略図である。
図22に示されるように、電子デバイス2200は、送信ユニット2201と、受信ユニット2202と、検出ユニット2203と、表示ユニット2204とを含みうる。
【0324】
送信ユニット2201は、ステップ1901、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2200をサポートするように構成されうる。
【0325】
受信ユニット2202は、ステップ1902、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2200をサポートするように構成されうる。
【0326】
検出ユニット2203は、ステップ1903、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2200をサポートするように構成されうる。
【0327】
表示ユニット2204は、ステップ1904、及び/又は本明細書において説明される技術の別の処理を実行するために、電子デバイス2200をサポートするように構成されうる。
【0328】
上述の方法実施形態におけるステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において繰り返されうることが、留意されるべきである。詳細が、ここで再び説明されることはない。
【0329】
この実施形態において提供される電子デバイスは、画像分類方法を実行するように構成される。従って、上述の実装方法のそれと同じ効果が、達成されることができる。
【0330】
図23は、本出願の実施形態に従った、システム2300の概略図である。
図23に示されるように、システム2300は、電子デバイス2301と、電子デバイス2302とを含みうる。電子デバイスは、上述の方法の実施形態における、第1の電子デバイスでありうるし、電子デバイス2302は、上述の方法の実施形態における、第2の電子デバイスでありうる。
【0331】
実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶する。コンピュータ命令が、電子デバイス上において実行されるとき、電子デバイスは、上述の実施形態における画像分類方法を実装するために、関連する方法ステップを実行することを可能にされる。
【0332】
実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品が、コンピュータ上において動作するとき、コンピュータは、上述の実施形態における画像分類方法を実装するために、上述の関連するステップを実行することを可能にされる。
【0333】
加えて、本出願の実施形態は、装置をさらに提供する。装置は、具体的には、チップ、コンポーネント、又はモジュールでありうる。装置は、互いに接続された、プロセッサと、メモリとを含みうる。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。装置が、動作するとき、プロセッサは、チップが上述の方法実施形態における画像分類方法を実行することを可能にするために、メモリ内に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行しうる。
【0334】
実施形態において提供される、電子デバイス、コンピュータ記憶媒体、コンピュータプログラム製品、又はチップは、上で提供された対応する方法を実行するように構成される。従って、達成されることができる有益な効果については、上で提供された対応する方法における有益な効果を参照されたい。詳細が、ここで再び説明されることはない。
【0335】
実装についての上述の説明は、便利で簡潔な説明のために、上述の機能モジュールの分割が、説明のための例として採用されたことを、当業者が理解することを可能にする。実際のアプリケーションにおいては、上述の機能は、異なるモジュールに割り振られ、要求に従って実装されることができ、即ち、装置の内部構造は、上で説明された機能の全部又は一部を実装するために、異なる機能モジュールに分割される。
【0336】
本出願において提供される、いくつかの実施形態においては、開示される装置及び方法は、他の方法で実装されうることが、理解されるべきである。例えば、説明される装置の実施形態は、例示的なものにすぎない。例えば、モジュール又はユニット分割は、論理的な機能分割にすぎず、実際の実装においては、他の分割でありうる。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、組み合わされて、若しくは別のシステムに統合されてよく、又はいくつかの特徴は、無視されて、若しくは実行されなくてよい。加えて、表示又は説明される相互結合若しくは直接結合、又は通信接続は、いくつかのインターフェースを利用することによって、実装されうる。装置又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形態で実装されうる。
【0337】
別個の部分として説明されるユニットは、物理的に別個であってよく、若しくは別個でなくてよく、ユニットとして表示された部分は、1つ又は複数の物理的ユニットであってよく、1つの場所に配置されてよく、又は異なる場所に分散されてよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態のソリューションの目的を達成するために、実際の要件に基づいて、選択されうる。
【0338】
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、又はユニットの各々は、物理的に単独で存在してよく、又は2つ以上のユニットが、1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、又はソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
【0339】
統合されたユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売又は利用されるとき、統合されたユニットは、可読記憶媒体内に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、基本的に、本出願の技術的ソリューション、又は従来技術に寄与する部分、又は技術的ソリューションの全部若しくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体内に記憶され、本出願の実施形態において説明される方法のステップの全部又は一部を実行するように、(シングルチップマイクロコンピュータ若しくはチップなどでありうる)デバイス、又はプロセッサ(processor)に命令するためのいくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(read only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
【0340】
上述の説明は、本出願の特定の実装にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図していない。本出願において開示される技術的範囲内にある、当業者によって容易に考え出される、いずれの変形又は置換も、本出願の保護範囲内に包含されるものとする。従って、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。