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特許7500223情報処理装置、情報処理システム、情報処理方及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-07
(45)【発行日】2024-06-17
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理システム、情報処理方及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/083 20240101AFI20240610BHJP
【FI】
G06Q10/083
【請求項の数】 32
(21)【出願番号】P 2020031971
(22)【出願日】2020-02-27
(65)【公開番号】P2021135787
(43)【公開日】2021-09-13
【審査請求日】2022-02-28
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(74)【代理人】
【識別番号】100111121
【弁理士】
【氏名又は名称】原 拓実
(74)【代理人】
【識別番号】100149629
【弁理士】
【氏名又は名称】柘 周作
(74)【代理人】
【識別番号】100200148
【弁理士】
【氏名又は名称】今野 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100139538
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 航介
(74)【代理人】
【識別番号】100200115
【弁理士】
【氏名又は名称】杉山 元勇
(74)【代理人】
【識別番号】100200137
【弁理士】
【氏名又は名称】浅野 良介
(72)【発明者】
【氏名】榊原 静
(72)【発明者】
【氏名】斎藤 秀和
(72)【発明者】
【氏名】吉田 琢史
【審査官】原 忠
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-027450(JP,A)
【文献】特開2019-149116(JP,A)
【文献】特開2006-018443(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 -99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物を配送した際に記録された荷物の配送に係る過去実績データに含まれる配送先地点のうち、所定の出現率以上の地点を代表地点として抽出する抽出部と、
複数の前記配送先地点に係る2地点間の距離と前記2地点間の距離を配送した際にかかった時間とを含む地点間距離時間データから算出された配送総距離及び配送総時間と、前記代表地点とに基づいて、前記代表地点の配送順に係るルートに関する第1配送計画を作成する配送計画作成部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記第1配送計画は、前記代表地点以外の地点を含まない、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記過去実績データは、前記荷物の特性に関するパラメータを含む請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記抽出部は、前記パラメータに基づいて、前記代表地点を抽出する請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記代表地点の前記パラメータが全て同一の場合は、前記代表地点に含まれる前記パラメータのいずれか1つを前記代表地点に対応付ける請求項3又は4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記代表地点の前記パラメータが各々異なる場合は、仮想的に設定したパラメータを前記代表地点に対応付ける請求項3又は4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記配送計画作成部は、前記荷物を配送する配送装置の特性を示す配送装置データと、前記地点間距離時間データに基づいて、前記第1配送計画を作成する請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記配送装置データは、配送の制約と配送コストに関与するデータである請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1配送計画は、前記配送の制約を満たしかつ前記配送コストを最小化するように最適化されている請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
代表地点をユーザが追加できる処理部を備える請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
代表地点をユーザが削除できる処理部を備える請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記ユーザが追加した代表地点は荷物を配送した際に記録された前記配送先地点とは異なる地点である請求項10に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記処理部は、前記ユーザが追加した代表地点に仮想的に設定したパラメータを対応付ける請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記処理部は、前記第1配送計画を前記代表地点とGISデータに基づいて地図上に表示する請求項10から13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記処理部は、ユーザが指定した複数の地点の前記地図上における重心を代表地点とする請求項14に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記配送計画作成部は、計画対象期間の配送予定荷物に関する荷物データに含まれる配送先地点と、前記第1配送計画とに基づいて、第2配送計画を作成する請求項1から15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記荷物データは、前記配送予定荷物の特性に関するパラメータを含む請求項16に記載の情報処理装置。
【請求項18】
前記荷物データに含まれる配送先地点と、前記代表地点とに基づいて、前記荷物データに含まれる配送先地点が前記代表地点に該当するか否かを判定する判定部を備える請求項16又は17に記載の情報処理装置。
【請求項19】
前記過去実績データは、前記荷物の特性に関するパラメータを含み、
前記判定部は、前記荷物データに含まれる配送先地点が前記代表地点に該当する場合、前記第1配送計画に含まれる荷物の特性に関するパラメータを前記荷物データに含まれる前記配送予定荷物の特性に関するパラメータに置き換えて前記第1配送計画を修正し、前記荷物データに含まれる配送先地点が前記代表地点に該当しない場合、前記代表地点に該当しない前記荷物データをリスト化する請求項18に記載の情報処理装置。
【請求項20】
前記配送計画作成部は、修正した第1配送計画と、リスト化した前記荷物データに基づいて、
前記第2配送計画を作成する請求項19に記載の情報処理装置。
【請求項21】
前記判定部は、前記荷物データに含まれる配送先地点に該当しない前記代表地点を含む第1配送計画を削除する請求項18から20のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項22】
前記第2配送計画の合計は、前記第1配送計画の合計以上である請求項16から21のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項23】
前記第1配送計画は定期便の配送計画であり、前記第2配送計画は計画対象期間の配送計画である請求項16から22のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項24】
荷物を配送した際に記録された荷物の配送に係る過去実績データに含まれる配送先地点のうち、所定の出現率以上の地点を代表地点として抽出する抽出部と、
複数の前記配送先地点に係る2地点間の距離と前記2地点間の距離を配送した際にかかった時間とを含む地点間距離時間データから算出された配送総距離及び配送総時間と、前記代表地点とに基づいて、前記代表地点の配送順に係るルートに関する第1配送計画を作成する配送計画作成部と、
前記代表地点とともに前記第1配送計画を地図上に表示する表示編集部と、
を備える情報処理システム。
【請求項25】
前記表示編集部によって、ユーザが指定する代表地点を追加、削除できる、請求項24に記載の情報処理システム。
【請求項26】
前記ユーザが追加した代表地点は荷物を配送した際に記録された配送先地点とは異なる地点である、請求項25に記載の情報処理システム。
【請求項27】
前記表示編集部は、前記地図上においてユーザが指定した複数の地点の重心を代表地点とする、請求項24から26のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項28】
配送計画作成部は、計画対象期間の配送予定荷物に関する荷物データと、前記第1配送計画とに基づいて、第2配送計画を作成し、
前記表示編集部が、前記第2配送計画を表示する、請求項24から27のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項29】
前記表示編集部は、ユーザの指定によって、前記第1配送計画と前記第2配送計画のどちらか一方を表示する、請求項28に記載の情報処理システム。
【請求項30】
前記第1配送計画は定期便の配送計画であり、前記第2配送計画は計画対象期間の配送計画である、請求項28又は29に記載の情報処理システム。
【請求項31】
情報処理装置が、
抽出部において、荷物を配送した際に記録された荷物の配送に係る過去実績データに含まれる配送先地点のうち、所定の出現率以上の地点を代表地点として抽出するステップと、
配送計画作成部において、複数の前記配送先地点に係る2地点間の距離と前記2地点間の距離を配送した際にかかった時間とを含む地点間距離時間データから算出された配送総距離及び配送総時間と、前記代表地点とに基づいて、前記代表地点の配送順に係るルートに関する第1配送計画を作成するステップと、
を備える情報処理方法。
【請求項32】
荷物を配送した際に記録された荷物の配送に係る過去実績データに含まれる配送先地点のうち、所定の出現率以上の地点を代表地点として抽出するステップと、
複数の前記配送先地点に係る2地点間の距離と前記2地点間の距離を配送した際にかかった時間とを含む地点間距離時間データから算出された配送総距離及び配送総時間と、前記代表地点とに基づいて、前記代表地点の配送順に係るルートに関する第1配送計画を作成するステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
荷物の配送者の配送負担の低減を図る配送計画を作成することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第5037927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、荷物の配送者の配送負担の低減を図る配送計画を作成する情報処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の情報処理装置は、荷物を配送した際に記録された荷物の配送に係る過去実績データに含まれる配送先地点のうち、所定の出現率以上の地点代表地点として抽出する抽出部と、複数の配送先地点に係る2地点間の距離と2地点間の距離を配送した際にかかった時間とを含む地点間距離時間データから算出された配送総距離及び配送総時間と、代表地点とに基づいて、代表地点の配送順に係るルートに関する第1配送計画を作成する配送計画作成部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】第1の実施形態に係る配送計画システムの概略図である。
図2】実施形態に係る荷物の過去実績データの例を示す図である。
図3】実施形態に係るトラックデータの例を示す図である。
図4】実施形態に係る地点間距離時間データの例を示す図である。
図5】実施形態に係る配送計画の例を示す図である。
図6】実施形態に係る配送計画を作成するフローチャートである。
図7】第2の実施形態に係る配送計画システムの概略図である。
図8】配送計画を地図上に表示した例を示す図である。
図9】編集した配送計画を地図上に表示した例を示す図である。
図10】第3の実施形態に係る配送計画システムの概略図である。
図11】実施形態に係る荷物データの例を示す図である。
図12】第3の実施形態に係る配送計画システムの変形例を示す図である。
図13】第4の実施形態に係る配送計画システムの概略図である。
図14】実施形態に係る配送計画と計画対象日の配送計画とを地図上に表示した例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
【0008】
図1は、第1の実施形態に係る配送計画システム1の概略図である。
配送計画システム1は、パラメータ入力部2と、過去実績データ蓄積部3と、配送装置データ蓄積部4と、地点間距離時間データ蓄積部5と、抽出部7と、配送計画作成部8と、を備えており、任意の荷物の配送計画を容易に作成することができる。第1の実施形態で作成される配送計画は、定期的に行われる配送(定期便)の配送計画を想定している。
【0009】
パラメータ入力部2は、ユーザによって荷物の特性に関するパラメータが入力される。荷物の特性に関するパラメータとは、例えば、配送日、配送時間帯、荷物容積、荷物重量、荷卸し時間、荷物形態、荷物種類、荷主、平日休日、季節、特需日などである。
【0010】
過去実績データ蓄積部3は、過去に配送した際に記録された荷物の過去実績データを蓄積する。荷物の過去実績データとは、荷物を配送した配送先である地点と、過去に配送した荷物の特性に関するパラメータの情報を含むデータである。図2は、荷物の過去実績データの例を示す図である。図2に示すように、例えば、荷物の過去実績データ1の場合、地点は1であり、配送日が2019/4/3であり、配送時間帯は12:00-14:00であり、容積は0.1であり、重量は0.001であり、荷卸し時間は5であり、荷物形態は箱であり、荷物種類は普通であり、荷主は○○であり、平日休日は平日であり、季節は春であり、特需日は普通である情報が対応付いている。このように各々の荷物の過去実績データに各々の地点、各々の荷物の特性に関するパラメータの情報を対応付けて過去実績データ蓄積部3に蓄積していく。
【0011】
配送装置データ蓄積部4は、配送装置の特性に関する配送装置データを蓄積する。配送装置とは、例えば、トラックなどの車両、飛行機、無人搬送車などである。配送装置データ蓄積部4は、予め配送会社や配送装置メーカなどから配送装置データを取得し、蓄積しておく。配送装置データは、配送の制約と配送コストに関与するデータである。配送の制約は、荷物特性と配送装置の特性を鑑みた制約(例えば、配送予定の荷物の荷量が配送装置の最大容量以下であることや荷物種類が冷凍ならトラック種類が冷凍冷蔵車であることなど)や配送装置のドライバーの負担を鑑みた制約などである。配送コストは、荷物を配送するにあたって掛かるコストである。本実施形態では、配送装置をトラックとし、配送装置データをトラックデータとする。トラックデータは、トラック種類、最大容積、最大容量、定期便金額、チャーター便金額、定期便台数、チャーター便台数などの情報が対応付いている。トラックデータの中で、トラック種類、最大容積、最大容量は配送の制約に関与し、定期便金額、チャーター便金額、定期便台数、チャーター便台数は、配送コストに関与する。定期便金額は、トラックを定期的にレンタルした場合に掛かる金額であり、チャーター便金額は、荷物が急に増えたなどで定期便では賄えないほどトラックが必要になったときなどにおいて不定期でトラックをレンタルした場合に掛かる金額である。もし、トラックを自社で保有している場合は、トラックデータにチャーター便金額、定期便台数、チャーター便台数の情報は含まず、ガソリン代などのメンテナンス金額がトラックデータに含まれる。このメンテナンス金額が配送コストに関与する。図3は、トラックデータの例を示す図である。図3に示すように、例えば、トラックデータ1の場合、トラック種類は2tトラックであり、最大容積は12であり、最大容量は2000であり、定期便金額は3000であり、チャーター便金便は4000であり、定期便台数は10であり、チャーター便台数は1である情報が対応付いている。このように各々のトラックデータに各々のトラック種類、最大容積、最大容量、定期便金額、チャーター便金額、定期便台数、チャーター便台数などの情報を対応付けて蓄積していく。
【0012】
地点間距離時間データ蓄積部5は、複数の地点と、複数の地点の中からある地点からある地点までの2地点間の距離と、ある地点からある地点までの2地点間の距離を配送装置で配送した際に掛かった時間と、を含む地点間距離時間データを予め蓄積する。図4は、地点間距離時間データの例を示す図である。図4に示すように、例えば、地点間距離データ1の場合、地点は1と2であり、地点1から地点2までの距離は12.34であり、配送装置で配送した際に掛かった時間は3.5である情報が対応付いている。このように、各々の地点間距離データに各々の地点、ある地点からある地点の距離、配送に掛かった時間を対応付けて蓄積していく。
【0013】
抽出部7は、ユーザによってパラメータ入力部2に入力された荷物の特性に関するパラメータに該当する荷物の過去実績データを過去実績データ蓄積部3から取得し、取得した荷物の過去実績データの中から所定の出現率以上である地点を含む荷物の過去実績データを複数抽出する。この所定の出現率以上である地点を代表地点とする。出現率は、パラメータ入力部2からのユーザの入力値を使用しても良いし、50%以上など固定の値を用いても良い。また、抽出部7において、抽出した代表地点の数や配送件数(地点が同じ場合は1とカウントした場合の数)が、荷物の過去実績データにおける一日に配送する代表地点数や配送件数と同程度になるように代表地点を抽出してもよい。抽出された複数の荷物の過去実績データに基づいて、代表地点と荷物の特性に関するパラメータを対応付ける。抽出された複数の荷物の過去実績データに含む荷物の特性に関するパラメータの情報が全て同一であれば、代表地点に対応付ける荷物の特性パラメータは、抽出された荷物の特性パラメータのいずれか1つを使用する。荷物の特性に関するパラメータが各々異なる場合には荷物の特性に関するパラメータを仮想的に設定し、代表地点に対応付ける。仮想的に設定する方法は、例えば、荷物の特性に関するパラメータの中で、荷物容積、荷物重量など平均値が使用できるものは平均値を用いて、荷主、荷物種類など平均値が使用できないものは抽出した荷物の過去実績データの中で最も多い情報を設定する。また、その他の例では到着時間帯、容積、重量、荷卸し時間の仮想的な設定は0とし、他の荷物から算出した平均的な値を設定しても良い。荷物形態、荷物種類、荷主については指定なしとして良い。また、荷物容積及び荷物重量の場合は、パラメータ入力部2からユーザの入力値である荷量調整係数を平均値に掛けた値を用いても良い。荷量調整係数とは、今後荷物が増える又は減るということを想定してユーザが設定する係数のことである。荷量調整係数は、抽出部7が抽出した荷物の過去実績データから時系列的に荷量が増えているまたは減っているということを推定し将来における荷量を予測した係数を用いても良い。例えば、荷物容積の場合、全期間における各代表地点に含まれる荷物容積の平均値を求め、各代表地点の荷物容積の平均の合計値をaとし、最新の一日における各代表地点に含まれる荷物容積の平均値を求め、各代表地点の荷物容積の平均の合計値をbとすると、荷量調整係数をa/bとして、各代表地点について荷物容積の平均値に荷量調整係数を掛けた値を使用しても良い。
【0014】
配送計画作成部8は、配送装置データ蓄積部4で蓄積したトラックデータと、地点間距離時間データ蓄積部5で蓄積した地点間距離時間データと、抽出部7で抽出された代表地点と、に基づいて配送計画を作成する。この配送計画は、代表地点以外の地点を含まず、代表地点に関して作成される。代表地点に関する配送計画を作成することで、定期便のみに対応した定期便の配送計画を作成することができる。この定期便の配送計画から日々配送していくと、配送先に行くまでのルートを固定できること、配送先で停車する場所を固定できること、及び配送先の荷卸しを容易になることなど、ドライバーの負担を低減できる。図5は、配送計画作成部8が作成する配送計画の例を示す図である。配送計画はトラックデータ、代表地点、到着時刻、出発時刻などの情報が対応付いている。到着時刻と出発時刻は、地点間距離時間データから算出できる。図5に示すように、例えば、配送計画1の場合、配送の制約と配送コストの観点から最適化した結果、トラックデータは1が選択され、代表地点1、7、9の配送順で配送する。この最適化方法は後述する。
【0015】
図6は、実施形態に係る配送計画を作成するフローチャートである。
ユーザが、パラメータ入力部2に荷物の特性に関するパラメータを入力する(STEP1)。
【0016】
抽出部7が、パラメータ入力部2より入力された荷物の特性に関するパラメータに基づき、該当する荷物の過去実績データを過去実績データ蓄積部3から取得する(STEP2)。例えば、入力されたパラメータが11月~1月の期間であった場合、抽出部7は11月~1月に該当する荷物の過去実績データを取得する。また、入力されたパラメータが冷凍便のみの荷物種類であった場合、抽出部7は冷凍便のみ該当する荷物の過去実績データを取得する。また、パラメータを組み合わせて荷物の過去実績データを取得することも可能であり、例えば、入力された荷物の特性に関するパラメータが期間と荷物種類であった場合、その期間と荷物種類に該当する荷物の過去実績データを取得することも可能である。
【0017】
抽出部7が、取得した荷物の過去実績データの中から代表地点を含む荷物の過去実績データを複数抽出する(STEP3)。例えば、取得した荷物の過去実績データの中から所定の出現率以上である地点を代表地点とする。
【0018】
抽出部7が、複数抽出した代表地点を含む荷物の過去実績データに基づいて、代表地点に荷物に関する特性パラメータを対応付ける(STEP4)。例えば、抽出された代表地点を含む荷物の過去実績データに含まれる荷物の特性に関するパラメータの情報が全て同一であれば、代表地点に対応付ける荷物の特性パラメータは、抽出された荷物の特性パラメータのいずれか1つを使用する。荷物の特性に関するパラメータが各々異なる場合には荷物の特性に関するパラメータを仮想的に設定し、代表地点に対応付ける。荷量調整係数を用いて代表地点に荷物に関する特性パラメータを対応付ける場合は、代表地点に荷物に関する特性パラメータを対応付ける際にパラメータ入力部2にユーザが荷量調整係数を入力する。
【0019】
配送計画作成部8が、配送装置データ蓄積部4で蓄積した配送装置データと、地点間距離時間データ蓄積部5で蓄積した地点間距離時間データと、抽出部7で抽出した代表地点に基づき、最適化した配送計画を作成する(STEP5)。配送計画作成部8は、地点間距離データから算出された出発時刻、到着時刻に基づいて、配送計画における配送総距離と配送総時間を算出する。配送計画作成部8は、配送総距離と配送総時間から配送装置のドライバーの負担を鑑みて配送計画を作成する。また、配送計画作成部8は、配送装置データから配送計画を作成するにあたって使用できる配送装置を設定し、各配送装置に載せられる荷物の制約、容積、容量の制約、配送料金を算出する。これにより、配送の制約と配送コスト(配送総距離、配送総時間、配送料金)が算出可能となるため、配送の制約を満たしかつ配送コスト(配送総距離、配送総時間、配送料金)を最小化するよう最適化することが可能となる。これは、どの配送装置の便でどの荷物をどの順に配送するかを、配送の制約を満たしかつ配送コスト(配送総距離、配送総時間、配送料金)を最小化するよう最適化するものである。このような最適化として、様々な方法が知られている。例えば、ルールベースの解構築法(貪欲法、近傍探索法)また、遺伝的アルゴリズム(GA:Genetic Algorithm)、焼きなまし法(SA:SimulatedAnnealing)及び列挙ベースの探索,混合整数線形計画法に定式化して汎用ソルバで解を求める、量子アニーリングやイジングマシンによる最適化方法がある。
【0020】
この時、配送コスト(配送総距離、配送総時間、配送料金)を最小化する目的関数f(x)と、各配送装置の荷物の数、移動数、過去データにおける各荷物の出現回数の一部またはすべてを最大化する関数を最大化する目的関数g(x)の2つの目的関数を最適化しても良い。2つの目的関数は実数係数d(d<=1)を用いて線形結合したh(x)=d×f(x)-(1-d)×g(x)とし、h(x)を最小化する(または-h(x)を最大化する)としても良い.また,近傍探索などの逐次最適化を行う手法では、f(x)について最適化した後、目的関数を変更してg(x)について最適化しても良い。
【0021】
第1の実施形態に係る配送計画システム1は、パラメータ入力部2と、過去実績データ蓄積部3と、配送装置データ蓄積部4と、地点間距離時間データ蓄積部5と、抽出部7と、配送計画作成部8と、を備えており、荷物の配送計画を容易に作成することを可能にする。
【0022】
本実施形態では、荷物の過去実績データは地点、荷物の特性に関するパラメータの情報を含んでいるが、少なくとも地点の情報があればよい。地点は、地点名称、住所、緯度、経度、得意先フラグなどの情報を含むが、少なくとも緯度、経度の情報があればよい。
【0023】
図1の例によらず、必ずしもパラメータ入力部2が必要ではない。パラメータ入力部2がない場合は、代表点抽出部7は、過去実績データ蓄積部3に蓄積された全ての荷物の過去実績データから代表点の抽出をすればよい。
【0024】
また、地点間距離時間データは、過去実績データ蓄積部3に予め蓄積されなくてもよい。例えば、地点間距離時間データ蓄積部5は、複数の地点においては、荷物の過去実績データに含まれる地点を過去実績データ蓄積部3から取得し、ある地点からある地点までの2地点間の距離においては、複数の地点から算出し、ある地点からある地点までの2地点間の距離を配送装置で配送した際に掛かった時間においては、距離と配送装置の特性から算出して、これらを蓄積してもよい。
【0025】
(第2の実施形態)
第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0026】
図7は、第2の実施形態に係る配送計画システム10の概略図である。
【0027】
図7に示すように、第2の実施形態に係る配送計画システム10は、第1の実施形態に係る配送計画システム1に配送計画を表示編集できる表示編集部11(処理部ともいう)を備える。表示編集部11を備えることで、第1の実施形態に係る配送計画システム1で作成した配送計画を表示する機能に加えて、ユーザが配送計画を編集できる。
【0028】
表示編集部11は、自身の画面に配送計画を表示する機能に加えて、ユーザがその配送計画を編集できる機能を有する。表示編集部11は、例えば、配送装置に搭載される表示装置(PC、スマートフォン、カーナビ等)である。編集は、例えば、追加、削除を示す。PC、スマートフォン、カーナビ等の画面に配送計画を表示するにあたって、表示編集部11は地点とGISデータの情報を予め取得しておき、地点とGISデータに基づいて、画面に配送計画が表示される。GISデータとは、地理情報システム(GIS:GeographicInformation System)のデータのことで、空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報(位置情報)とそれに関連付けられた様々な事象に関する情報、又は位置情報のみからなる情報を示す。すなわちGISデータは地図に関する情報である。したがって、表示編集部11が地点とGISデータを取得することで、図8に示すように配送計画に含まれる代表地点を地図上に表示することができる。図8中にあるデポは、配送のスタート地点を示している。ユーザはこの地図上で代表地点を追加、削除できる。追加である場合(代表地点としては抽出されていないが得意先であるため、今後定期的に配送する予定の地点があり追加したい場合など)、ユーザが代表地点に追加したい地点を画面上で指定して、その地点を表示編集部11は抽出部7´に送信する。抽出部7´は、送信された地点と同一の地点を含む荷物の過去実績データがないかを検索する。送信された地点と同一の地点を含む荷物の過去実績データが少なくとも1つあれば、送信された地点を代表地点とし、その代表地点に上述した方法で荷物の特性に関するパラメータを対応付ける。送信された地点と同一の地点を含む荷物の過去実績データがなければ、送信された地点を代表地点とし、その代表地点に荷物の特性に関するパラメータの中で、到着時間帯、容積、重量、及び荷卸し時間は0とし、荷物形態、荷物種類及び荷主は指定なしと仮想的に対応付ける。すなわち、追加した代表地点は必ずしも過去に荷物を配送した際に記録された地点とは異なる地点でもよい。また、ユーザが複数の地点を指定し、その複数の地点の地図上における重心に仮想的な代表地点を作成して追加することも可能である。この仮想的な代表地点には、上述した方法で荷物の特性に関するパラメータを仮想的に対応付ける。追加した代表地点は、抽出部7´から配送計画作成部8´に送信される。配送計画作成部8´は、上述した方法で送信された代表地点を含む配送計画を作成する。削除である場合(代表地点として抽出させているが、取引が終了しているため削除したい場合など)は、ある代表地点の削除の指令を配送計画作成部8´に送信し配送計画作成部8´でその代表地点を削除した配送計画を作成する。すなわち、配送計画作成部8´は、ユーザの指定に基づいて、配送計画を編集し、編集した配送計画を表示編集部11に送信し、表示編集部11でその編集した配送計画を表示する。図9は、図8に示した配送計画を編集した配送計画の表示する画面を示す図である。図8では、地点(a)は代表地点ではなく、地点(b)は代表地点であったが、ユーザの指定によって、図9に示すように、地点(a)は代表地点として追加され、地点(b)は代表地点から削除された配送計画が表示される。また、ユーザが複数の地点(c1~c4)を指定して、その複数の地点(c1~c4)の重心の地点(d)を仮想的な代表地点として追加された配送計画が表示される。
【0029】
第2の実施形態に係る配送計画システム10は、第1の実施形態に係る配送計画システム1に表示編集部を備えることで、第1の実施形態に係る配送計画システム1の効果に加えてユーザが配送計画を編集でき、その編集した配送計画を表示できる。
【0030】
図8、9の例によらず、地図上に数字等で巡回する順番を示しても良い。
【0031】
(第3の実施形態)
第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0032】
図10は、第3の実施形態に係る配送計画システム20の概略図である。
【0033】
図10に示すように、第3の実施形態に係る配送計画システム20は、第1の実施形態に係る配送計画システム1に荷物データ入力部21と、判定部22と、を備えることで、定期便だけではなく代表地点以外の地点の配送についても対応した計画対象日の配送計画を作成することができる。計画対象日は、日単位で記載されているが必ずしも日単位ではなく時間単位や秒単位の配送計画を作成してもよい。本実施形態では、計画対象日と記載するが、日単位、時間単位、及び秒単位などを含めた計画対象期間として言い換えることが可能である。
【0034】
荷物データ入力部21は、計画対象日の配送予定荷物に関するデータ(以下、荷物データともいう)が入力される。この荷物データは、荷物の過去実績データと同様形式のデータで地点と荷物の特性パラメータの情報を含むデータである。図11は、荷物データの例を示す図である。図11に示すように、例えば、荷物データ1の場合、配送日が2020/4/1であり、地点は1であり、配送時間帯は12:00-14:00であり、容積は0.1であり、重量は0.001であり、荷卸し時間は5であり、荷物形態は箱であり、荷物種類は普通であり、荷主は○○であり、平日休日は平日であり、季節は春であり、特需日は普通である情報が対応付いている。図11では、計画対象日が2020/4/1であることを示している。荷物データは荷物データ入力部21から入力された後に、判定部22と過去実績データ蓄積部3に送信される。過去実績データ蓄積部3に送信された荷物データは過去に配送したとして荷物の過去実績データとなり、過去実績データ蓄積部3に蓄積される。
【0035】
判定部22は、荷物データ入力部21から送信された荷物データと、第1の実施形態に係る配送計画と、を取得する。判定部22は、荷物データに含まれる地点と、配送計画に含まれる代表地点とを比較して、荷物データに含まれる地点が代表地点と同一であれば、代表地点に該当する地点を含む荷物データと判定する。このように、全ての荷物データについて代表地点に該当するかしないかを判定していく。荷物データに含まれる地点が該当する代表地点を含む配送計画がある場合は、その配送計画の代表地点に含まれる荷物の特性に関するパラメータを荷物データに含まれる荷物の特性に関するパラメータに置き換えて、配送計画を修正していく。代表地点に該当しないと判定された荷物データは、リスト化して蓄積していく。また、荷物データに含まれる地点と該当しない代表地点を含む配送計画がある場合はその配送計画を削除する。判定部22は、修正した配送計画と、リスト化した荷物データと、を再び配送計画作成部8´´に送信する。
【0036】
配送計画作成部8´´は、修正した配送計画にリスト化した荷物データを挿入して、計画対象日の配送計画を作成する。修正した配送計画にリスト化した荷物データの挿入は、例えば、修正した配送計画に含まれる代表地点1と代表地点2の距離的に間にある地点にリスト化した荷物データに含まれる地点がある場合は、代表地点1を含む配送計画と代表地点2を含む配送計画の間にその荷物データを挿入するなどが考えられる。また、修正した配送計画にリスト化した荷物データの挿入が配送の制約のためにできない場合は、新たに配送計画を増やす。より具体的な例としては、修正した配送計画とリスト化した荷物データから、最初の配送計画の前に一つの荷物データを挿入して配送コストの増分を計算し、次の配送計画の前(つまり、1番目と2番目の間)に荷物データを挿入して配送コストの増分を計算していき、すべての修正した配送計画の前と最後に挿入したケースを調べて最適なところに挿入する。配送計画作成部8´´は、修正した配送計画にリスト化した荷物データを上述した最適化の方法で最適化したところに挿入する。計画対象日の配送計画の合計は、配送計画の合計以上である。従って、計画対象日の配送計画が配送の制約を満たしかつ配送コスト(配送総距離、配送総時間、配送料金)を最小化できる。
【0037】
第3の実施形態に係る配送計画システム20は、第1の実施形態に係る配送計画システム1に荷物データ入力部21と、判定部22と、を備えることで、第1の実施形態に係る配送計画システム1の効果に加えて実際に日々の配送先が異なる状況において配送計画を大幅に変更することのない計画対象日の配送計画を作成することができる。
【0038】
また、図12に示すように、図10にさらにドライバーの走行距離を制限する距離制限入力部23を備えてもよい。例えば、ドライバーの走行距離の上限値を距離制限入力部23に入力し、その上限値を配送計画作成部8´´´が取得する。配送計画作成部8´´´は、配送計画作成時において、ドライバーの負荷を考慮した配送計画を作成する。
【0039】
(第4の実施形態)
第1の実施形態、第2の実施形態、及び第3の実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0040】
図13は、第4の実施形態に係る配送計画システム30の概略図である。
【0041】
図13に示すように、第4の実施形態に係る配送計画システム30は、表示編集部11´で、配送計画と、その配送計画に基づいて作成された計画対象日の配送計画と、を画面表示可能にする。
【0042】
表示編集部11´は、配送計画作成部8´´´´から第2の実施形態に係る配送計画と、第3の実施形態に係る計画対象日の配送計画と、を取得する。表示編集部11´は、それぞれの配送計画の配送順と、それぞれの配送計画に含まれる地点と、GISデータと、に基づいて、地図上にそれぞれの配送計画が表示される。表示方法は、図14に示すように、配送計画を実線、計画対象日の配送計画を点線として表示する。図14では、第2の実施形態に係る配送計画と第3の実施形態に係る計画対象日の配送計画を表示しているが、ユーザがどちらか一方を指定することにより、指定した方のみ表示するようにしてもよい。
【0043】
第4の実施形態に係る配送計画システム40は、第1の実施形態に係る配送計画システム1、第2の実施形態に係る配送計画システム10、及び第3の実施形態に係る配送計画システム30の効果に加えて、配送計画と、計画対象日の配送計画と、をPC、スマートフォン、カーナビ等の画面に表示することで視覚的に配送計画を把握することができる。
【0044】
なお、上記の実施形態の少なくとも一部は、プロセッサ、メモリなどを実装しているIC(Integrated Circuit:集積回路)などの専用の電子回路(すなわちハードウェア)により実現されてもよい。また、上記の実施形態の少なくとも一部は、ソフトウェア(プログラム)を実行することにより、実現されてもよい。例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用い、コンピュータ装置に搭載されたCPUなどのプロセッサにプログラムを実行させることにより、上記の実施形態の処理を実現することが可能である。
【0045】
例えば、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶された専用のソフトウェアをコンピュータが読み出すことにより、コンピュータを上記の実施形態の装置とすることができる。記憶媒体の種類は特に限定されるものではない。また、通信ネットワークを介してダウンロードされた専用のソフトウェアをコンピュータがインストールすることにより、コンピュータを上記の実施形態の装置とすることができる。こうして、ソフトウェアによる情報処理が、ハードウェア資源を用いて、具体的に実装される。
【0046】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0047】
1 10 20 30 配送計画システム
2 パラメータ入力部
3 過去実績データ蓄積部
4 配送装置データ蓄積部
5 地点間距離時間データ蓄積部
7 抽出部
8 配送計画作成部
11 表示編集部
21 荷物データ入力部
22 判定部
23 距離制限入力部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14