(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-10
(45)【発行日】2024-06-18
(54)【発明の名称】情報処理装置、及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/02 20120101AFI20240611BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20240611BHJP
【FI】
G06Q10/02
G06Q50/10
(21)【出願番号】P 2020092969
(22)【出願日】2020-05-28
【審査請求日】2023-02-28
(73)【特許権者】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松澤 岬
【審査官】関 博文
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-079406(JP,A)
【文献】特開2004-037152(JP,A)
【文献】特開2012-168029(JP,A)
【文献】特開2009-168713(JP,A)
【文献】特開平09-245296(JP,A)
【文献】特開2004-199177(JP,A)
【文献】特開2002-279294(JP,A)
【文献】特開2019-169053(JP,A)
【文献】特開2004-239820(JP,A)
【文献】特開2006-227924(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
人が予約することで利用可能となる空間の状況に関する情報及び前記空間のそれぞれに対する予約状況に関する情報を取得し、
前記空間のそれぞれの場所の状況と、取得した前記予約状況とに応じた態様で各前記空間の場所を地図上に提示
し、
前記空間のそれぞれの場所の物理的な状況に応じた態様として、前記空間の設置方向を表現して前記地図上に提示し、
前記空間に机が設置され、前記机に正対する方向が指定されている場合、当該方向を前記空間の設置方向として前記地図上に提示する
処理を実行する、情報処理装置。
【請求項2】
前記プロセッサは、前記空間の設置方向の前記地図上への提示の有無の設定に応じて、前記空間の設置方向を明示した態様で各前記空間の場所を前記地図上に提示する、請求項
1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記空間のそれぞれの場所が屋内か屋外かを識別できる態様で前記地図上に提示する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記空間のそれぞれの場所の階層を識別できる態様で前記地図上に提示する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、ユーザの予約操作に応じて前記空間の予約を行い、予約済みの前記空間まで前記ユーザを前記地図上で誘導させる処理を実行する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、ユーザによる所定のマーカの撮像に応じて前記空間の配置レイアウトを前記地図と併せて提示する、請求項
5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記空間又は前記空間の周囲を撮像するよう設置されたカメラからの画像を前記地図と併せて提示する、請求項
5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、ユーザからの前記カメラを操作する制御に基づいて前記カメラの撮像方向を変化させる、請求項
7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、人間の顔の高さを撮像できる範囲において前記カメラの撮像方向を変化させる、請求項
8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、ユーザの予約操作に応じた前記空間の予約が行えなかった場合に、該空間の近傍で予約可能な空間の候補を提示する、請求項
5に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記プロセッサは、ユーザからのセッション情報に基づいて前記地図上に前記予約状況を随時提示する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項12】
コンピュータに、
人が予約することで利用可能となる空間の状況に関する情報及び前記空間のそれぞれに対する予約状況に関する情報を取得し、
前記空間のそれぞれの場所の状況と、取得した前記予約状況とに応じた態様で各前記空間の場所を地図上に提示
し、
前記空間のそれぞれの場所の物理的な状況に応じた態様として、前記空間の設置方向を表現して前記地図上に提示し、
前記空間に机が設置され、前記机に正対する方向が指定されている場合、当該方向を前記空間の設置方向として前記地図上に提示する
処理を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、携帯情報端末を所持してストアでのショッピングをする顧客に所望とする情報を提供する情報サービスシステムにおいて、該ストアまで移動中の該携帯情報端末が該ストアまで移動する期間では、該携帯情報端末が検出したその現在位置と該ストアまでの経路とを表わした地図情報と該ストアに関する情報とを該携帯情報端末に提供する第1のサービス手段と、該ストア内の該携帯情報端末に、該携帯情報端末が検出した該ストア内のその現在位置を示す該ストア内の地図情報と該ストアに関する情報とを提供する第2のサービス手段とを備えたことを特徴とする情報サービスシステムの発明が記載されている。
【0003】
特許文献2には、目視可能な目印であって、当該目印付近から1又は2以上の他の目印を視通可能な位置に設けられたものであり、目印情報が、当該目印に関する情報と、当該目印付近から視通可能な目印の情報を、具備するものであり、目印抽出手段が、自位置と目的地と目印情報とに基づいて進むべき目印を抽出し、表示手段が、目的地までの進むべき目印を順次示すことで、自位置から目的地まで案内し得ることを特徴とする目的地案内システムの発明が記載されている。
【0004】
特許文献3には、提供者が提供する空きスペースには少なくともそれを特定できる識別標識を設け、利用者アプリは時間貸し事業体のデータベースから情報を得て、空きスペースの状態を検索できるように表示するとともに、利用者からの利用予約を受け付け、貸し出し事業体のデータベースの当該空きスペースの利用状態を変更し、利用者の現地へのナビゲーションや、現地到着時と退出を確認できる手段を有し、当該空きスペースをその状態変化に応じて予約なし、予約中、駐車中に更新し、さらに利用料金の表示、電子的精算、必要に応じて到着・退出の確認を催促する通知サービス機能を有し、貸し出し事業体と空きスペースの提供者および空きスペースの利用者の間では提供および利用に関する契約を行うことによって利用できることを特徴とする空きスペースの時間貸しシステムの発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2002-230124号公報
【文献】特開2012-194058号公報
【文献】特開2017-130029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、時間を分けてプライベートの空間を複数のユーザに利用させるシェアリングサービスが広まりつつある。シェアリングサービスにおいて、空間を予約する仕組みは既に存在しているが、地図上の設定を変更しなければ、予約対象が屋内又は屋外のどちらに位置しているかがわからず、また予約対象の物理的な情報、予約対象に関する他の利用者の探索状況、利用状況等を容易に地図上の情報から得ることが難しい。
【0007】
本発明は、予約対象の状況を、ユーザの利用前に把握させることができる情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、人が予約することで利用可能となる空間の状況に関する情報及び前記空間のそれぞれに対する予約状況に関する情報を取得し、前記空間のそれぞれの場所の状況と、取得した前記予約状況とに応じた態様で各前記空間の場所を地図上に提示する処理を実行する。
【0009】
本発明の第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記空間のそれぞれの場所の物理的な状況に応じた態様として、前記空間の設置方向を表現して前記地図上に提示する。
【0010】
本発明の第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記空間に机が設置され、前記机に正対する方向が指定されている場合、当該方向を前記空間の設置方向として前記地図上に提示する。
【0011】
本発明の第4態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記空間の設置方向の前記地図上への提示の有無の設定に応じて、前記空間の設置方向を明示した態様で各前記空間の場所を前記地図上に提示する。
【0012】
本発明の第5態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記空間のそれぞれの場所が屋内か屋外かを識別できる態様で前記地図上に提示する。
【0013】
本発明の第6態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記空間のそれぞれの場所の階層を識別できる態様で前記地図上に提示する。
【0014】
本発明の第7態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、ユーザの予約操作に応じて前記空間の予約を行い、予約済みの前記空間まで前記ユーザを前記地図上で誘導させる処理を実行する。
【0015】
本発明の第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、ユーザによる所定のマーカの撮像に応じて前記空間の配置レイアウトを前記地図と併せて提示する。
【0016】
本発明の第9態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記空間又は前記空間の周囲を撮像するよう設置されたカメラからの画像を前記地図と併せて提示する。
【0017】
本発明の第10態様に係る情報処理装置は、第9態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、ユーザからの前記カメラを操作する制御に基づいて前記カメラの撮像方向を変化させる。
【0018】
本発明の第11態様に係る情報処理装置は、第10態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、人間の顔の高さを撮像できる範囲において前記カメラの撮像方向を変化させる。
【0019】
本発明の第12態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、ユーザの予約操作に応じた前記空間の予約が行えなかった場合に、該空間の近傍で予約可能な空間の候補を提示する。
【0020】
本発明の第13態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、ユーザからのセッション情報に基づいて前記地図上に前記予約状況を随時提示する。
【0021】
本発明の第14態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、人が予約することで利用可能となる空間の状況に関する情報及び前記空間のそれぞれに対する予約状況に関する情報を取得し、前記空間のそれぞれの場所の状況と、取得した前記予約状況とに応じた態様で各前記空間の場所を地図上に提示する処理を実行させる。
【0022】
本発明の第1態様によれば、予約対象の場所の状況と予約状況に応じた態様で情報を提示することで、予約対象の状況を、ユーザに利用前に把握させることができる。
【0023】
本発明の第2態様によれば、空間の設置方向を表現して地図上に提示することで、予約対象の空間の方向を気にする必要があるユーザに、空間の設置方向を利用前に把握させることができる。
【0024】
本発明の第3態様によれば、空間に机が設置され、机に正対する方向を表現して地図上に提示することで、予約対象の空間の方向を気にする必要があるユーザに、空間の設置方向を利用前に把握させることができる。
【0025】
本発明の第4態様によれば、空間の設置方向の地図上への提示が必要なユーザに対し、空間の設置方向を利用前に把握させることができる。
【0026】
本発明の第5態様によれば、空間のそれぞれの場所が屋内か屋外かを、ユーザに利用前に把握させることができる。
【0027】
本発明の第6態様によれば、空間のそれぞれの場所の階層を、ユーザに利用前に把握させることができる。
【0028】
本発明の第7態様によれば、予約に用いた地図を使用した案内を行うことで、予約と案内とで別のアプリケーションを起動する必要がなくなる。
【0029】
本発明の第8態様によれば、ユーザのマーカの撮像をトリガとして、ユーザへ予約場所を提示できる。
【0030】
本発明の第9態様によれば、空間又は空間の周囲を撮像するよう設置されたカメラで撮像された画像を提示することで、予約場所の周辺に不慣れなユーザにも予約場所まで案内できる。
【0031】
本発明の第10態様によれば、ユーザからカメラの制御を許可することで、予約場所の周辺に不慣れなユーザにも予約場所まで案内できる。
【0032】
本発明の第11態様によれば、人間の顔の高さを撮像できる範囲においてカメラの撮像方向を変化させることで、監視機能を保ちつつユーザへの予約場所への案内が可能となる。
【0033】
本発明の第12態様によれば、予約が失敗した場合に、即座に他の候補となる空間をユーザに提示できる。
【0034】
本発明の第13態様によれば、他のユーザの操作に応じた状況の刻々の変化をユーザに提示できる。
【0035】
本発明の第14態様によれば、予約対象の場所の状況と予約状況に応じた態様で情報を提示することで、予約対象の状況を、ユーザに利用前に把握させることができる。
【発明の効果】
【0036】
本発明によれば、予約対象の場所の状況と予約状況に応じた態様で情報を提示することで、予約対象の状況を、ユーザに利用前に把握させることができる情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【
図1】本発明の実施形態に係るシェアリングサービス予約システムの概略構成を示す図である。
【
図2】サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図3】サーバの機能構成の例を示すブロック図である。
【
図4】サーバによる予約処理の流れを示すフローチャートである。
【
図5】ユーザ端末に提示されるユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図6】ユーザ端末に提示されるユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図7】サーバによる案内処理の流れを示すフローチャートである。
【
図8】ユーザ端末に提示されるユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図9】ユーザ端末に提示されるユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図10】ユーザ端末に提示されるユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図12】監視カメラが撮像した画像の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
【0039】
図1は、本実施形態に係るシェアリングサービス予約システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るシェアリングサービス予約システムは、時間を分けてプライベートの空間を複数のユーザに利用させるシェアリングサービスの予約を受け付けるサーバ10と、サーバ10に対して空間の予約を行うユーザ端末20と、からなる。サーバ10とユーザ端末20とは、インターネット等のネットワーク30に通信で接続されている。
【0040】
本実施形態に係るシェアリングサービス予約システムにおいて、予約の対象となる空間は、周囲が完全に壁、ドア、天井等で覆われているボックス型であってもよく、パーテーション等で仕切られているだけで周囲が完全に覆われていない、又は仕切りの無いオープン型であってもよい。本実施形態に係るシェアリングサービス予約システムにおいて、予約の対象となる空間は、ボックス型のワークスペース、レストラン又は喫茶店等の店舗の座席、会議室、駐車場、駐輪場等多岐に亘るものである。以下の説明では、シェアリングサービス予約システムにおいて予約の対象となる空間を、単に空間とも称する。
【0041】
サーバ10は、情報処理装置の一例であり、ユーザ端末20からシェアリングサービスの予約を受け付けると共に、ユーザ端末20に対して予約場所の案内を行う。サーバ10は、シェアリングサービスの予約を受け付ける際に、後述するように、ユーザが予約しようとする場所がどのような場所であるかを、ユーザが利用する前にユーザに把握させることを可能としている。サーバ10は、ユーザが予約しようとする場所がどのような場所であるかを提示する際に、ユーザが容易に把握できるような提示を行う。サーバ10による具体的なユーザ端末20への提示例は後述する。
【0042】
ユーザ端末20は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット型携帯端末等の機器である。なお、ユーザは、シェアリングサービスで空間を予約する場合と、予約した場所に向かう場合とで異なるユーザ端末20を使用してもよい。異なるユーザ端末20を使用する場合、予約場所に向かう際に使用するユーザ端末20は、現在位置の位置情報を取得して提示することができる機器であることが望ましい。
【0043】
図1では、1台のサーバ10及び1台のユーザ端末20のみを図示しているが、サーバ10及びユーザ端末20の数は1台に限定されるものではない。
【0044】
図2は、サーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0045】
図2に示すように、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16及び通信インタフェース(I/F)17を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
【0046】
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12またはストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12またはストレージ14に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12またはストレージ14には、シェアリングサービスの予約をユーザ端末20から受け付け、また予約場所までユーザを案内する予約プログラムが格納されている。
【0047】
ROM12は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)またはフラッシュメモリ等の記憶装置により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
【0048】
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、およびキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
【0049】
表示部16は、たとえば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
【0050】
通信インタフェース17は、ユーザ端末20等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
【0051】
上記の予約ログラムを実行する際に、サーバ10は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。サーバ10が実現する機能構成について説明する。
【0052】
図3は、サーバ10の機能構成の例を示すブロック図である。
【0053】
図3に示すように、サーバ10は、機能構成として、取得部101、予約処理部102、案内処理部103、予約対象情報記憶部104、予約情報記憶部105、及び出力部106を有する。各機能構成は、CPU11がROM12またはストレージ14に記憶された予約プログラムを読み出し、実行することにより実現される。
【0054】
取得部101は、各種の情報を取得する。例えば、取得部101は、ユーザ端末20からの予約入力を取得する。また例えば、取得部101は、予約対象情報記憶部104及び予約情報記憶部105から、予約処理及び予約場所への案内処理へ必要な情報を取得する。
【0055】
予約処理部102は、ユーザ端末20からの予約入力に基づいて、空間の予約処理を実行する。空間の予約処理の詳細については後に詳述する。
【0056】
案内処理部103は、予約情報記憶部105に記憶されている予約情報に基づいて、ユーザが予約した空間への案内処理を実行する。ユーザが予約した空間への案内処理の詳細については後に詳述する。
【0057】
予約対象情報記憶部104は、ユーザによる予約対象となる空間の情報を記憶する。予約対象情報記憶部104は、空間の情報として、各空間の場所、屋内であるか又は屋外であるか、階層、種類、指定されている方向、利用可能な言語、用意されている機器等を記憶し得る。各空間の種類は、例えばボックス型の空間であるか、パーテーションで区切られているのみのオープン型の空間であるか、等であり得る。また各空間の指定されている方向は、空間を提供する事業者によって指定された方向であり、例えば、椅子に着席した際に、その空間に置かれている机に向かう方向であり得る。利用可能な言語は、各空間に設置されている利用マニュアルで記載されている言語であり得る。
【0058】
予約情報記憶部105は、ユーザによって予約された空間の予約情報を記憶する。予約情報記憶部105は、予約情報として、予約された空間、予約したユーザ、予約日時、利用時間、予約場所の利用に際しての決済及び精算に関する会計精算関連情報等を記憶し得る。
【0059】
出力部106は、各種の情報を取得する。例えば、出力部106は、予約処理部102による予約処理の結果、及び案内処理部103による案内処理の結果をユーザ端末20に出力する。
【0060】
次に、サーバ10の作用について説明する。
【0061】
まず、サーバ10による予約処理を説明する。
図4は、サーバ10による予約処理の流れを示すフローチャートである。CPU11がROM12又はストレージ14から予約プログラムを読み出して、RAM13に展開して実行することにより、予約処理が行なわれる。
【0062】
CPU11は、ユーザ端末20から予約日の指定を受け付ける(ステップS101)。ステップS101に続いて、CPU11は、ユーザ端末20から予約範囲の指定を受け付ける(ステップS102)。
【0063】
図5は、ユーザ端末20に提示されるユーザインタフェースの例を示す図である。地
図201は、ユーザが予約しようとしている空間の周辺を示したものである。地
図201の縮尺は、ユーザの操作によって変更できてもよい。予約指定日欄202は、予約しようとしている空間の予約日をユーザが入力するためのものである。予約場所欄203は、予約しようとしている空間の周辺における目印となる場所をユーザが入力するためのものである。検索ボタン204は、予約指定日欄202に入力された日付及び予約場所欄203に入力された場所を検索条件とし、検索条件に合致する空間をサーバ10で検索するためのボタンである。
図5の例では、2020年3月31日に横浜駅周辺で利用可能な空間をサーバ10で検索している。情報表示欄205は、種々の情報を表示するためのものである。情報表示欄205には、以下で説明するように予約時及び案内時において様々な情報が表示される。
【0064】
符号211は、ユーザ端末20の現在位置を示している。ユーザ端末20の現在位置は、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システム、携帯電話の基地局又は無線LAN(Local Area Network)の親機の場所を利用した測位システムによって計測され得る。
【0065】
符号212は、予約場所欄203に入力された場所の周辺でシェアリングサービスが提供する空間の場所を示すマーカである。
図5では、マーカに二等辺三角形を用い、二等辺三角形で各空間の場所が示されている。本実施形態では、二等辺三角形の頂角の方向は、シェアリングサービスで指定されている方向を示す。例えば、椅子に着席した際に机に向かう方向が北であれば、二等辺三角形の頂角が指す方角は北となる。
【0066】
また、本実施形態では、二等辺三角形の枠の色で各空間の状況を示す。例えば、緑色は予約超過、赤色は予約済み、青色は予約可能、黒色は他のユーザによる予約操作中であることを示す。CPU11は、予約情報と会計精算関連情報とによる利用状況を監視することで、予約時間と利用状況との差異から、予約超過であるかどうかを判断する。
【0067】
また、本実施形態では、二等辺三角形が塗りつぶされているかどうかで各空間が屋外にあるか、地下を含む屋内にあるかを示す。例えば、二等辺三角形が塗りつぶされていれば屋外、塗りつぶされていなければ屋内であることを示してもよい。CPU11は、予約対象情報記憶部104への設置階層の登録情報の有無によって、空間が屋内又は屋外のどちらに設置されているかを判別する。すなわち、CPU11は、設置階層の登録が有る場合、空間が地下を含む屋内に設置されており、設置階層の登録が無い場合、空間が屋外に設置されていると判断する。
【0068】
なお、
図5では、二等辺三角形の頂角の方向で各空間の方向を示しているが、本発明は係る例に限定されない。地
図201にN、S等の方角を現す文字を付すことで、各空間の方向を示してもよい。
【0069】
符号213は、ユーザによって指定された範囲を示す。ユーザが指等で地
図201に対して範囲を指定することで、
図5に示したように、検索範囲が指定できてもよい。CPU11は、符号213で示した範囲がユーザによって指定されたと判断する。
【0070】
ステップS102に続いて、CPU11は、ユーザによって指定された範囲で予約可能な空間があるかどうかを判定する(ステップS103)。
【0071】
ステップS103の判定の結果、ユーザによって指定された範囲で予約可能な空間がなければ(ステップS103;No)、CPU11は、再びユーザ端末20から予約範囲の指定を受け付ける。
【0072】
一方、ステップS103の判定の結果、ユーザによって指定された範囲で予約可能な空間があれば(ステップS103;Yes)、CPU11は、検索結果をユーザ端末20に提示する(ステップS104)。
【0073】
検索結果をユーザ端末20に提示した後に、ユーザがユーザ端末20において予約対象を指定すると(ステップS105)、CPU11は、指定された予約対象に対する予約処理を実行し、予約情報記憶部105へ予約情報を登録する(ステップS106)。
【0074】
図6は、ユーザが空間を予約する際にユーザ端末20が提示するユーザインタフェースの例を示す図である。
図6では、地
図201の左下でユーザが指定した範囲における予約可能な空間の予約情報が、情報表示欄205に表示されている例が示されている。また、
図6では、予約可能な空間の基本情報、例えば設置階層が情報表示欄205に表示されている例が示されている。ユーザは、空いている時間帯を選択することで、選択した空間を予約することができる。
【0075】
CPU11は、管理している各ユーザのセッション情報を連動させてマーカの表示を変化させることで、地
図201上で他ユーザの操作状況を表示できる。さらに、CPU11は、複数のユーザによる操作を制限することで、ユーザ同士の操作の重複を防止してシステムエラーを回避できる。
【0076】
セッション情報を地図上に反映するタイミングと、ユーザが操作するタイミングとでは若干のタイムラグが発生するため、ユーザ間で操作の重複が発生する場合もある。その場合、CPU11は、後から予約操作を開始したユーザに対して、当初希望していた予約場所の近隣に設置された空間を自動で提案してもよい。この場合の近隣の距離設定はユーザによって変更可能としてもよい。
【0077】
CPU11は、地
図201上に空間の場所を提示する際に、ユーザ端末20の固有の情報に基づいて、提示する場所を絞り込んでもよい。例えば、ユーザ端末20に利用場所の制限が掛けられていて出荷されていた場合、CPU11は、その利用場所の情報からユーザが使用すると思われる言語を特定し、当該言語が利用可能な空間のみに絞り込んで地
図201上に空間の場所を提示してもよい。
【0078】
また、CPU11は、地
図201上に空間の場所を提示する際に、シェアリングサービス予約システムに登録されたユーザの属性情報に基づいて、提示する情報を絞り込んでもよい。例えば、ユーザが宗教上の理由等から、空間の方向を気にする必要がある場合は、CPU11は、空間の方向を含んだ態様で地
図201上に空間の場所を提示してもよい。一方、空間の方向を気にする必要がないユーザに対しては、CPU11は、空間の方向を含まない態様で地
図201上に空間の場所を提示してもよい。
【0079】
続いて、サーバ10による予約場所への案内処理について説明する。
図7は、サーバ10による案内処理の流れを示すフローチャートである。CPU11がROM12又はストレージ14から予約プログラムを読み出して、RAM13に展開して実行することにより、案内処理が行なわれる。
【0080】
CPU11は、予約情報記憶部105に記憶されている予約情報を参照し、ユーザによって予約された空間の予約時間より所定時間前に達するまで待機する(ステップS111)。例えば、CPU11は、空間の予約時間の10分前になるまで待機する。
【0081】
ユーザによって予約された空間の予約時間より所定時間前に達すると(ステップS111;Yes)、CPU11は、GPS等の衛星測位システム(又は、携帯電話の基地局の場所を利用した測位システム)によって、ユーザが使用するユーザ端末20による案内を開始する(ステップS112)。CPU11は、予約時間より所定時間前に達すると、ユーザ端末20に対して予約時間が近づいている旨を通知してもよい。
【0082】
図8は、ユーザに予約場所へ案内する際に、ユーザ端末20が提示するユーザインタフェースの例を示す図である。
図8には、予約場所を示すマーカ214への経路215を地
図201上に表している例が示されている。また、
図8には、情報表示欄205には、ユーザが予約した空間の情報が表示されている例が示されている。
【0083】
続いて、CPU11は、ユーザが予約した空間が屋内、又は地下であるかどうか判定する(ステップS113)。CPU11は、空間が屋内、又は地下であるかどうか、予約対象情報記憶部104に記憶されている情報を参照して判定する。ステップS113の判定の結果、ユーザが予約した空間が屋内、又は地下であれば(ステップS113;Yes)、CPU11は、予約場所の無線LANへのユーザ端末20の接続を許可する(ステップS114)。例えば、CPU11は、予約場所の無線LANに接続するための設定(SSID及び暗号化キー)をユーザ端末20に送信してもよい。
【0084】
ステップS114に続いて、CPU11は、ユーザが予約した空間がボックス型の空間であるかどうかを判定する(ステップS115)。CPU11は、ユーザが予約した空間がボックス型の空間であるかどうかを、予約対象情報記憶部104に記憶されている情報を参照して判定する。
【0085】
ステップS115の判定の結果、ユーザが予約した空間がボックス型の空間であれば(ステップS115;Yes)、CPU11は、ユーザが予約した空間に設置された、又は空間の近隣にある外部カメラに、空間の周囲を撮像させる(ステップS116)。ステップS113の判定の結果、ユーザが予約した空間が屋内、又は地下でない場合も(ステップS113;No)、CPU11は、ユーザが予約した空間に設置された、又は空間の近隣にある外部カメラに、空間の周囲を撮像させる。外部カメラが撮像した画像は、予約場所の無線LANに接続したユーザ端末20に送信される。外部カメラが撮像した画像を送信する際に、CPU11は、画像認識を行って文字等を強調した態様でユーザ端末20に送信してもよい。
【0086】
ステップS116に続いて、CPU11は、ユーザが予約場所に到着したか、すなわち、外部カメラが撮像した画像により、ユーザが予約場所を認識できたかどうかを判定する(ステップS117)。ユーザが予約場所を認識できたかどうかは、ユーザがユーザ端末20を操作して、これ以上の案内が不要である旨をサーバ10に送信したかどうかでもよく、ユーザが予約場所の空間を解錠して、その解錠をサーバ10が認識したかどうかでもよい。また、ユーザが予約場所を認識できたかどうかは、外部カメラで撮像された画像から、所定の大きさ以上で顔を認識できたかどうかであってもよい。
【0087】
ステップS117の判定の結果、ユーザが予約場所に到着していなければ(ステップS117;No)、CPU11は外部カメラの撮像を継続させる。一方、ユーザが予約場所に到着すれば(ステップS117;Yes)、CPU11は外部カメラによる撮像を終了させて、ユーザの案内を終了する。このように、外部カメラが撮像した画像をユーザ端末20に送信し、ユーザ端末20で画像を表示することで、その場所に慣れない人、又は言葉が分からない外国人観光客に対しても、予約場所へ効率よく案内させることができる。
【0088】
一方、上記ステップS115の判定の結果、ユーザが予約した空間がボックス型の空間でなければ(ステップS115;No)、CPU11は、ユーザによるユーザ端末20の操作に基づき、予約場所をユーザ端末20に提示させる(ステップS118)。例えば、ユーザが店内マップの情報が含まれたマーカ(例えば、二次元コード、AR(Augmented Reality)マーカ、店内マップを示した掲示板など)をユーザ端末20に読み込ませる。CPU11は、店内マップと、予約対象情報記憶部104に記憶された空間の情報とを照合することで、予約場所のみを強調してユーザ端末20に提示してもよい。CPU11は、予約場所のみを強調してユーザ端末20に提示することで、ユーザに予約席を分かりやすく示すことができる。また、CPU11は、ユーザ端末20のWebブラウザからのアクセスに基づき、WebARによって、GPSによる空間認識技術を用いて予約席にマーカを表示するよう、ユーザ端末20のWebブラウザへ表示制御してもよい。
【0089】
図9は、ユーザに予約場所へ案内する際にユーザ端末20が提示するユーザインタフェースの例を示す図である。
図9には、情報表示欄205に、店内のマップ及びユーザが予約した空間の場所が表示されている例が示されている。CPU11は、予約場所のみを強調してユーザ端末20に提示することで、店内に複数のテーブルが存在したとしても、ユーザに予約席を分かりやすく示すことができる。
【0090】
図10は、ユーザに予約場所へ案内する際にユーザ端末20が提示するユーザインタフェースの例を示す図である。
図10には、予約した空間が地下にある場合の予約場所への案内の様子が示されている。また、
図10には、予約場所を示すマーカ214への経路215を地
図201上に表している例が示されている。予約した空間が地下にある場合、CPU11は、上述したように、予約した空間に設置された、又は空間の近隣にある外部カメラに、空間の周囲を撮像させる。
【0091】
図11は、予約対象となる空間の例を示す図である。
図11には、予約対象となる空間としてボックス型の空間であるワークスペース40が示されている、ワークスペース40には、外部カメラの一例である監視カメラ41が設置されている。CPU11は、ワークスペース40に設置されている無線LANへの接続を許可すると共に、監視カメラ41が撮像した画像をユーザ端末20に送信する。CPU11は、監視カメラ41が撮像した画像をユーザ端末20に表示させることで、ワークスペース40の周囲をユーザに把握させ、ワークスペース40の空間へのユーザの到達を容易にすることができる。
【0092】
図12は、監視カメラ41が撮像した画像の一例を示す図である。
図12の画像300は、監視カメラ41がある一方向を向いて撮像した画像であり、画像300はユーザ端末20に送信される。CPU11は、画像300に対して文字認識、画像認識等の画像処理を実行し、認識できた文字又は画像を強調してもよい。
図12の符号301Aは、画像認識により認識できた場所を枠で囲ったものであり、符号301Bは、文字認識により認識できた場所を枠で囲ったものである。CPU11は、文字認識により、空間の周囲にある店舗の名称を認識して、その認識した場所をユーザ端末20に通知してもよい。このように、CPU11は、認識できた文字又は画像を強調してユーザ端末20に送信することで、単に画像300をユーザ端末20に送信した場合に比べ、ワークスペース40の周囲のユーザの把握がより容易になる。
【0093】
CPU11は、ワークスペース40に設置されている無線LANを通じて、監視カメラ41をユーザ端末20から制御させてもよい。例えば、CPU11は、予約時間前等の時間を限っての監視カメラ41の制御を許可してもよく、撮像方向を限っての監視カメラ41の制御を許可してもよい。また、CPU11は、監視カメラ41をユーザ端末20から制御させる場合、顔が撮像できる高さを維持するように監視カメラ41の制御を許可してもよい。また、監視カメラ41が複数台設置されている場合、CPU11は、全てについてユーザ端末20からの制御を許可してもよく、その中の少なくとも1台はユーザ端末20からの制御を認めず、残りについてユーザ端末20からの制御を許可してもよい。CPU11は、ユーザの案内が終了すると、監視カメラ41の向きを、予め設定された向きに戻してもよい。
【0094】
本実施形態は、予約対象の場所の状況と予約状況に応じた態様で情報を提示することで、予約対象の状況を、ユーザに利用前に把握させることができる。また、本実施形態は、ユーザが予約操作を行い、決定した際に他利用者に先に予約されてしまった場合には、別の場所を提案することができる。また、本実施形態は、予約システムと案内システムとが同一のサーバ10で提供されるため、ユーザが異なるアプリケーションをユーザ端末20で実行する必要がない。また、本実施形態は、予約対象の空間、例えば駐車場又は店舗が地下を含む屋内に位置する場合は、GPS等の衛星測位システムの電波が届かなくても、カメラが撮像した画像等によってユーザを目的地まで案内することが可能である。
【0095】
なお、上記各実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した予約処理及び案内処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、予約処理及び案内処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
【0096】
また、上記各実施形態では、予約処理及び案内処理のプログラムがROMまたはストレージに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的(non-transitory)記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
【0097】
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
【符号の説明】
【0098】
10 サーバ
20 ユーザ端末
30 ネットワーク
40 ワークスペース
41 監視カメラ
201 地図
202 予約指定日欄
203 予約場所欄
204 検索ボタン
205 情報表示欄
300 画像