(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-10
(45)【発行日】2024-06-18
(54)【発明の名称】シャフト
(51)【国際特許分類】
F16J 12/00 20060101AFI20240611BHJP
F17C 13/00 20060101ALI20240611BHJP
【FI】
F16J12/00 Z
F17C13/00 301Z
(21)【出願番号】P 2021065819
(22)【出願日】2021-04-08
【審査請求日】2024-01-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000028
【氏名又は名称】弁理士法人明成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】寺田 勝彦
【審査官】杉山 豊博
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-146039(JP,A)
【文献】再公表特許第2016/147317(JP,A1)
【文献】特開2020-098054(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16J 12/00
F17C 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンクの製造時にタンク本体へ挿入され、前記タンク本体を支持するためのシャフトであって、
側面に第1接続孔が設けられたパイプ部と、
前記パイプ部の軸方向における一端部に前記軸方向に沿って接続され、前記第1接続孔と重なる第2接続孔が設けられたガス導入部と、
前記第1接続孔と前記第2接続孔とに挿入されることによって、前記ガス導入部と前記パイプ部とを固定する接続部材と、を備え、
前記ガス導入部は、外部からガスが導入されるガス流路と、前記ガス流路内の前記ガスを前記タンク本体内へ導出する導出口と、を有する、シャフト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、シャフトに関する。
【背景技術】
【0002】
タンク本体に繊維束が巻回されて製造されるタンクが知られている。特許文献1には、タンクの製造時に、タンク本体に挿入されたシャフトによってタンク本体を支持するとともに、シャフト内の流路を介してタンク本体にエアを供給する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術において、シャフトを介したエアの供給に伴って、シャフト内の異物がタンク本体に混入する虞があった。このような課題は、シャフトを介してタンク本体にエアを供給する場合に限らず、他のガスを供給する場合にも同様に生じる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の一形態によれば、タンクの製造時にタンク本体へ挿入され、前記タンク本体を支持するためのシャフトが提供される。このシャフトは、側面に第1接続孔が設けられたパイプ部と、前記パイプ部の軸方向における一端部に前記軸方向に沿って接続され、前記第1接続孔と重なる第2接続孔が設けられたガス導入部と、前記第1接続孔と前記第2接続孔とに挿入されることによって、前記ガス導入部と前記パイプ部とを固定する接続部材と、を備える。前記ガス導入部は、外部からガスが導入されるガス流路と、前記ガス流路内の前記ガスを前記タンク本体内へ導出する導出口と、を有する。このような形態によれば、シャフトを介してタンク本体内にガスを導入する際に、ガス流路内のガスが、パイプ部や、ガス導入部とパイプ部との接続部分を介さず導出口からタンク本体内へと導出されるため、シャフト内の異物がタンク本体内に混入する可能性が低減する。
【0007】
本開示は、上述したシャフトとしての形態以外にも、例えば、タンクの製造装置や、タンクの製造方法等の形態で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図4】タンクの製造時にタンク本体が軸支される様子を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態:
図1は、タンク10の概略構成を示す断面図である。タンク10は、例えば10~70MPaの高圧水素を収容する高圧タンクであり、燃料電池車両に搭載される。タンク10は、タンク本体115と、タンク本体115を被覆する補強層140とを備える。タンク本体115は、ライナ110と、第1口金120と、第2口金130とを有する。
【0010】
ライナ110は、その内部に水素ガス等を貯留するための中空容器であり、略円筒形状の円筒部111と、円筒部111の両端に接続された略半球形状のドーム部112とを有する。円筒部111の中心軸とドーム部112の中心軸とは、それぞれ、タンク本体115の中心軸CXと一致し、タンク10の中心軸と一致する。ライナ110は、例えば、ポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレン等の水素ガスに対するガスバリア性を有する樹脂によって形成されてもよいし、金属によって形成されてもよい。
【0011】
ライナ110の中心軸CX方向における一端には第1口金120が設けられ、他端には第2口金130が設けられている。より具体的には、第1口金120と第2口金130とは、それぞれ、ライナ110のドーム部112に設けられた開口部に嵌入されている。第1口金120や第2口金130は、例えば、アルミニウムや、アルミニウム合金等の金属によって形成される。
【0012】
本実施形態では、第1口金120は、第1口金120を介してライナ110の内部と外部とを連通させるように形成され、第2口金130は、第2口金130を介してライナ110の内部と外部とを連通させないように形成されている。第2口金は、第1凹部131と第2凹部132とを有している。第1凹部131は、ライナ110の内部に向けて開口する凹部であり、第2凹部132は、ライナ110の外部に向けて開口する凹部である。
【0013】
補強層140は、エポキシ等の熱硬化性樹脂を含浸させることによって形成された繊維束を、フィラメントワインディング(FW)法によって、タンク本体115の外周面上に巻き付け、熱硬化させることによって形成されている。
【0014】
図2は、タンク10の製造時にタンク本体115を支持するためのシャフト200の概略構成を示す正面図である。
図3は、
図2のIII-III断面図である。シャフト200は、複数の部材が接続されることによって構成され、全体として軸状を有する部材である。
図2および
図3に示すように、シャフト200は、パイプ部210と、ガス導入部220と、接続部材250とを備える。更に、本実施形態では、シャフト200は、シャフト先端部230と、固定部材260とを備える。
図2および
図3において、シャフト200の軸AXの方向と、パイプ部210の軸方向と、ガス導入部220の軸方向と、シャフト先端部230の軸方向とは、それぞれ同じ方向である。
図3では、パイプ部210の一部が省略されている。
【0015】
本実施形態のパイプ部210は、ステンレス鋼によって形成され、略円筒状を有している。パイプ部210の長手方向は、軸AX方向に沿った方向である。
図2および
図3に示すように、パイプ部210の軸AX方向における一方側の端部である一端部211の側面には、第1接続孔212が設けられている。更に、本実施形態のパイプ部210の軸AX方向における他方側の端部である他端部215の側面には、第3接続孔216が設けられている。他の実施形態では、パイプ部210は、軸AX方向において少なくとも一部が中空の筒状であればよく、軸AX方向において中実の部分を有していてもよい。例えば、パイプ部210の一端部211と他端部215とが中空の筒状であり、一端部211と他端部215との間の部分が中実であってもよい。
【0016】
図3に示すように、本実施形態では、第1接続孔212および第3接続孔216は、それぞれ、一端部211および他端部215の側面を、軸AX方向に垂直に貫通するように形成されている。より具体的には、第1接続孔212および第3接続孔216は、それぞれ、パイプ部210内の中空部218を軸AX方向に垂直な方向に挟む一対の貫通孔によって構成されている。第1接続孔212や第3接続孔216は、例えば、ドリル等を使用した孔開け加工によって形成される。
【0017】
図2および
図3に示すように、ガス導入部220は、パイプ部210の一端部211に、軸AX方向に沿って接続される。本実施形態のガス導入部220は、パイプ部210と同じステンレス鋼によって形成され、軸状を有している。
図3に示すように、ガス導入部220は、ガス導入部220の軸AX方向における一方側の端部に第1接続部221を有している。第1接続部221は、パイプ部210の一端部211の内径よりも小さい外径を有する部分である。ガス導入部220は、第1接続部221がパイプ部210の一端部211に挿入されることによって、パイプ部210と接続される。
【0018】
図3に示すように、第1接続部221の側面には、第2接続孔222が設けられている。第2接続孔222は、ガス導入部220がパイプ部210に接続された状態において第1接続孔212と重なる位置に設けられている。本実施形態では、第2接続孔222は、第1接続部221の側面を軸AX方向に垂直に貫通するように形成されており、軸AX方向に垂直な方向に見たときに第1接続孔212と重なる。本実施形態の第2接続孔222の開口径は、第1接続孔212の開口径と略等しい。第2接続孔222は、例えば、第1接続孔212や第3接続孔216と同様の方法によって形成される。
【0019】
ガス導入部220は、ガス流路225と、ガス流路225内にガスを導入する導入口226と、ガス流路225内のガスをタンク本体115内へ導出する導出口227とを有する。本実施形態では、ガス流路225は軸AX方向に沿って延びる流路であり、ガス流路225の断面は略円形状である。ガス流路225の径は、パイプ部210の中空部218の径よりも小さい。また、導入口226は、ガス導入部220の軸AX方向における第1接続部221とは反対側の端面に形成され、導出口227は、ガス導入部220の側面に形成されている。導出口227は、軸AX方向において、導入口226と第2接続孔222との間に位置している。
【0020】
上述したように、ガス導入部220はパイプ部210に接続される部材であり、パイプ部210とは別体の部材である。そのため、ガス導入部220とパイプ部210とが一体に形成される場合と比較して、ガス導入部220を、後述するタンク本体115へのガスの供給に適した形状に加工しやすい。例えば、
図2および
図3に示すように、本実施形態のガス導入部220の側面には凹凸部229が形成されている。凹凸部229は、後述する
図4に示すカバー部材Cvの内部形状に応じて加工された部分である。
【0021】
シャフト200がパイプ部210を備えることによって、例えば、シャフト200がパイプ部210ではなく中実の軸状部材を備える場合と比較して、シャフト200全体を軽量化できる。また、本実施形態のガス導入部220の軸AX方向に沿った長さは、パイプ部210の軸AX方向に沿った長さよりも短い。上述したように、本実施形態では、パイプ部210とガス導入部220とは同じステンレス鋼で形成されており、ガス導入部220のガス流路225の径がパイプ部210の中空部218の径よりも小さい。そのため、シャフト200の軸AX方向における一部分がガス導入部220である場合と、その部分がパイプ部210である場合とでは、その部分がパイプ部210である場合の方が、シャフト200が軽量となる。従って、ガス導入部220の軸AX方向に沿った長さがパイプ部210の軸AX方向に沿った長さよりも短いことによって、シャフト200全体がより軽量となる。
【0022】
図3に示すように、接続部材250は、第1接続孔212と第2接続孔222とに挿入されることによって、互いに接続されたガス導入部220とパイプ部210とを固定する。本実施形態の接続部材250は、圧入ピンであり、ガス導入部220の一端部211の側面とパイプ部210の第1接続部221の側面とを軸AX方向に垂直に貫通するように、軸AX方向に垂直な方向から見て互いに重なる第1接続孔212と第2接続孔222とに圧入される。他の実施形態では、接続部材250は、例えば、ボルトおよびナットによって構成されていてもよい。
【0023】
図2および
図3に示したシャフト先端部230は、パイプ部210の他端部215に軸AX方向に沿って接続される。本実施形態のシャフト先端部230は、パイプ部210と同じステンレス鋼によって形成され、軸状を有している。シャフト先端部230は、第2接続部231を有する。第2接続部231は、シャフト先端部230の軸AX方向における一端部に位置し、パイプ部210の内径より小さい外径を有する部分である。シャフト先端部230は、第2接続部231がパイプ部210の他端部215へと挿入されることによって、パイプ部210と接続される。
【0024】
第2接続部231の側面には、第4接続孔236が設けられている。第4接続孔236は、シャフト先端部230がパイプ部210に接続された状態において第3接続孔216と重なる位置に設けられている。本実施形態では、第4接続孔236は、第2接続部231の側面を、軸AX方向に垂直な方向に貫通するように形成されており、軸AX方向に垂直な方向に見たときに第3接続孔216と重なる。第4接続孔236の開口径は、第3接続孔216の開口径と略等しい。第4接続孔236は、例えば、第1接続孔212や第3接続孔216と同様の方法によって形成される。
【0025】
固定部材260は、第3接続孔216と第4接続孔236とに挿入されることによって、互いに接続されたシャフト先端部230とパイプ部210とを固定する。本実施形態の固定部材260は、接続部材250と同様の圧入ピンであり、ガス導入部220の他端部215の側面とパイプ部210の第2接続部231の側面とを軸AX方向に垂直な方向に貫通するように、軸AX方向に垂直な方向から見て互いに重なる第3接続孔216と第4接続孔236とに挿入される。他の実施形態では、固定部材260は、例えば、ボルトおよびナットによって構成されていてもよい。
【0026】
図4は、タンク10の製造時にタンク本体115が軸支される様子を示す図である。
図4には、互いに直交するX,Y,Z方向に沿った矢印が表されている。X方向およびY方向は、水平面に平行な方向であり、Z方向は、重力方向とは反対の方向である。
図4において、X方向は、タンク本体115の中心軸CXに沿った方向である。
図4には、補強層140が形成される前のタンク本体115のX方向およびZ方向に沿った断面と、タンク本体115に挿入されたシャフト200と、第2口金130の第2凹部132に挿入された軸状部材Sfと、タンク本体115を軸支する軸支部Spとが示されている。
図4に示すように、本実施形態では、タンク本体115は、シャフト200および軸状部材Sfによって、タンク本体115の中心軸CXとシャフト200の軸AXと軸状部材Sfの軸とが一致するように支持された状態で、軸支部Spによって、シャフト200および軸状部材Sfとともに軸支される。これによって、上述したFWにおいて、軸支されたタンク本体115を、中心軸CXを中心に回転させることで、タンク本体115の外周面上に繊維束を効率的に巻回できる。
【0027】
図4に示すように、タンク本体115が軸支される際、シャフト200は、第1口金120を介してタンク本体115の内部へと挿入される。より具体的には、本実施形態では、シャフト200は、第1口金120に挿入された円筒状のカバー部材Cvに挿入されることによって、第1口金120とカバー部材Cvとを介してタンク本体115の内部へと挿入される。カバー部材Cvは、カバー部材のネジ部(図示せず)と第1口金のネジ部(図示せず)との螺合によって第1口金120に固定され、タンク本体115の中心軸CX方向に沿った長さを規定するとともに、第1口金120の内側をシャフト200の接触等による損傷から保護する。更に、タンク本体115内へ挿入されたシャフト200のシャフト先端部230が第2口金130の第1凹部131に嵌入することによって、シャフト200がタンク本体115に対して固定される。
【0028】
図4に示すように、シャフト200がタンク本体115に挿入された状態では、ガス導入部220の導出口227は、タンク本体115内に位置し、導入口226はタンク本体115の外部に位置する。なお、本実施形態において、「タンク本体115の内部」や「タンク本体115内」とは、ライナ110と第1口金120と第2口金130とによって区画される、ガスを収容可能な空間を指す。
【0029】
シャフト200がタンク本体115に挿入された状態で、導入口226を介してガス導入部220のガス流路225内に窒素や空気等のガスを導入し、導出口227を介してガス流路225内に導入されたガスをタンク本体115内へ導出することによって、シャフト200を介してタンク本体115内へガスを供給できる。例えば、加圧ポンプ等によって構成されたガス供給装置(図示せず)を、カプラ等を介してガス導入部220の導入口226へ接続し、ガス供給装置から導入口226へ向けてガスを送ることによって、シャフト200を介してタンク本体115内へガスを供給でき、タンク本体115の内圧を高めることができる。そのため、例えば、タンク本体115を軸支しつつ、シャフト200を介してタンク本体115にガスが供給された状態でFWを行うことによって、ライナ110に繊維束を巻き付ける際のライナ110の撓みが抑制され、繊維束に適切なテンションがかかりやすくなる。これによって、FW時の繊維束の撓みによるタンク10の意図しない変形が抑制される。
【0030】
以上で説明した本実施形態のシャフト200によれば、パイプ部210に接続されるガス導入部220を備え、ガス導入部220は、ガス流路225と、ガス流路225内のガスをタンク本体115内へと導出する導出口227とを有する。そのため、シャフト200を介してタンク本体115内にガスを導入する際に、ガス流路225内のガスが、パイプ部210や、ガス導入部220とパイプ部210との接続部分を介さず導出口227からタンク本体115内へと導出されるため、シャフト200内の異物がタンク本体115内に混入する可能性が低減する。
【0031】
B.他の実施形態:
(B1)上記実施形態では、タンク本体115は、シャフト200および軸状部材Sfによって支持されている。これに対して、タンク本体115は、例えば、シャフト200のみによって支持されてもよい。例えば、第2口金130が第1口金120と同様にライナ110の内部と外部とを連通させるように形成されている場合、シャフト200は、第1口金120と第2口金130とを介してタンク本体115を中心軸CX方向に沿って貫通するようにタンク本体115に挿入されることによって、タンク本体115を支持してもよい。この場合、軸支部Spは、シャフト200によって支持されたタンク本体115を、シャフト200とともに軸支できる。
【0032】
(B2)上記実施形態では、ガス導入部220は、第1接続部221がパイプ部210の一端部211に挿入されることによって、パイプ部210と接続されている。これに対して、ガス導入部220は、第1接続部221が一端部211に挿入されることによってパイプ部210と接続されなくてもよい。例えば、第1接続部221が中空であり、一端部211の外径よりも大きい内径を有する場合、一端部211が第1接続部221に挿入されることによって、第1接続部221とパイプ部210とが接続されてもよい。同様に、パイプ部210とシャフト先端部230とは、パイプ部210の他端部215がシャフト先端部230の第2接続部231に挿入されることによって接続されてもよい。
【0033】
(B3)上記実施形態では、シャフト200は、シャフト先端部230を備えている。これに対して、シャフト200は、シャフト先端部230を備えていなくてもよい。この場合、例えば、パイプ部210の他端部215が第2口金130の第1凹部131に嵌入可能に構成されていてもよい。また、この場合、シャフト200は、第3接続孔216を備えていなくてもよい。
【0034】
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
【符号の説明】
【0035】
10…タンク、110…ライナ、111…円筒部、112…ドーム部、115…タンク本体、120…第1口金、130…第2口金、131…第1凹部、132…第2凹部、140…補強層、200…シャフト、210…パイプ部、211…一端部、212…第1接続孔、215…他端部、216…第3接続孔、218…中空部、220…ガス導入部、221…第1接続部、222…第2接続孔、225…ガス流路、226…導入口、227…導出口、229…凹凸部、230…シャフト先端部、231…第2接続部、236…第4接続孔、250…接続部材、260…固定部材