IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司の特許一覧

特許7501977バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム
<>
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図1
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図2
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図3
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図4
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図5
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図6
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図7
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図8
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図9
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図10
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図11
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図12
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図13
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図14
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図15
  • 特許-バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム 図16
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-10
(45)【発行日】2024-06-18
(54)【発明の名称】バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/53 20140101AFI20240611BHJP
   A63F 13/55 20140101ALI20240611BHJP
   A63F 13/5378 20140101ALI20240611BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20240611BHJP
【FI】
A63F13/53
A63F13/55
A63F13/5378
G06F3/0484
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2022568641
(86)(22)【出願日】2021-10-21
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-06-21
(86)【国際出願番号】 CN2021125294
(87)【国際公開番号】W WO2022142622
(87)【国際公開日】2022-07-07
【審査請求日】2022-11-10
(31)【優先権主張番号】202011612418.X
(32)【優先日】2020-12-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100150197
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 直樹
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ ▲曉▼皓
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 沛城
(72)【発明者】
【氏名】▲蒋▼ ▲帥▼
(72)【発明者】
【氏名】潘 ▲敏▼萱
(72)【発明者】
【氏名】肖 ▲慶▼▲華▼
【審査官】三田村 陽平
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-076213(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第110755841(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111228812(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111589131(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0316472(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 9/24
A63F 13/00 -13/98
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータデバイスによって実行されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法であって、
ターゲットインタラクションコントロールを表示するステップであって、前記ターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において第1のインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを選択し前記インタラクションオブジェクトとインタラクションするように、ターゲットバーチャルオブジェクトを制御するためのものである、ステップと、
前記ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示するステップであって、前記候補モードオプションには、第2のインタラクションモードに対応するターゲットモードオプションが含まれる、ステップと、
前記ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、前記第1のインタラクションモードを前記第2のインタラクションモードに切り替えるステップと、
前記ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクション効果表示操作に応答して、前記ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示するステップであって、前記ターゲットインタラクションオブジェクトは、前記第2のインタラクションモードに基づいて決定されたインタラクションオブジェクトである、ステップと、を含み、
前記インタラクションモード表示操作および前記インタラクション効果表示操作は、前記ターゲットインタラクションコントロールに対する互いに異なるタイプの操作によって実現される、方法。
【請求項2】
前記ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示する前記ステップは、
前記ターゲットインタラクションコントロールに対する第1のトリガー信号に応答して、前記インタラクションモード表示操作を受け付けたことを決定するステップと、
前記候補モードオプションを前記ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置に表示するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記候補モードオプションを前記ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置に表示する前記ステップは、
前記ターゲットインタラクションコントロールを中心として、前記ターゲットインタラクションコントロールの周辺側にセクターエリアパネルを表示するステップであって、前記セクターエリアパネルには前記候補モードオプションが含まれる、ステップ、又は、
前記ターゲットインタラクションコントロールを経路始点として、切り替え経路を表示するステップであって、前記切り替え経路の終点が前記候補モードオプションであるステップ、又は、
前記候補モードオプションを、前記ターゲットインタラクションコントロールの表示位置に重ねて表示するステップ、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示した後に、
前記ターゲットモードオプションに対するオプション閲覧操作を受け付けるステップと、
前記オプション閲覧操作に従って、ターゲット表示モードで前記ターゲットモードオプションを表示するステップと、をさらに含み、
前記ターゲット表示モードは、前記ターゲットモードオプションの表示輝度を上げること、又は、前記ターゲットモードオプションに対してパターンマークを表示すること、又は、前記ターゲットモードオプションに対してストローク表示を行うこと、を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記インタラクションモードは、インタラクションモードプロファイルを対応して有し、
前記方法は、前記オプション閲覧操作に従って、ターゲット表示モードで前記ターゲットモードオプションを表示した後に、
前記ターゲットモードオプションの表示面積を拡大するステップと、
拡大された前記ターゲットモードオプションに、前記第2のインタラクションモードに対応する前記インタラクションモードプロファイルを表示するステップと、を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲットインタラクションコントロールは、ターゲットインタラクション標識を対応して有し、前記候補モードオプションには、履歴モードオプションがさらに含まれ、前記履歴モードオプションは、前記第1のインタラクションモードに対応し、前記履歴モードオプションには前記ターゲットインタラクション標識が含まれ、前記ターゲットインタラクション標識は、前記ターゲットバーチャルオブジェクトが前記ターゲットインタラクション標識によりマークされるインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを決定することを指示するためのものである、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、前記第1のインタラクションモードを前記第2のインタラクションモードに切り替えた後に、
前記履歴モードオプションにおける前記ターゲットインタラクション標識をクリアし、前記ターゲットインタラクション標識を前記ターゲットモードオプションに表示するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクション効果表示操作に応答して、前記ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示する前記ステップは、
前記ターゲットインタラクションコントロールに対する第2のトリガー信号に応答して、前記ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けたことを決定するステップと、
前記ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示するステップと、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
インタラクションモードは、敵とのインタラクションモード及び友とのインタラクションモードの少なくとも1つを含み、
前記敵とのインタラクションモードは、前記バーチャル対戦において、前記ターゲットバーチャルオブジェクトが、異なる陣営の敵対バーチャルオブジェクトを攻撃する優先順位を含み、
前記友とのインタラクションモードは、前記バーチャル対戦において、前記ターゲットバーチャルオブジェクトが同じ陣営の味方バーチャルオブジェクトとインタラクションする優先順位を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記ターゲットバーチャルオブジェクトは、インタラクションモードに基づいて、前記バーチャル対戦において候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定し、前記候補インタラクションオブジェクトは、前記ターゲットバーチャルオブジェクトとのインタラクション条件を満たすバーチャルオブジェクトであり、前記インタラクションモードは、距離優先順位モード、数値優先順位モード、パーセンテージ優先順位モード、グレード優先順位モードのうちの少なくとも1つを含み、
前記距離優先順位モードは、前記ターゲットバーチャルオブジェクトと前記候補インタラクションオブジェクトとの間の距離に基づいて前記候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、
前記数値優先順位モードは、前記候補インタラクションオブジェクトの属性値の数値の大きさに基づいて前記候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、
前記パーセンテージ優先順位モードは、前記候補インタラクションオブジェクトの属性値のパーセンテージの大きさに基づいて前記候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、
前記グレード優先順位モードは、前記候補インタラクションオブジェクトの間のグレードの高さに基づいて前記候補インタラクションオブジェクトの優先順位を決定することを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択装置であって、
表示モジュールと切り替えモジュールとを含み、
前記表示モジュールは、ターゲットインタラクションコントロールを表示し、前記ターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において第1のインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを選択し前記インタラクションオブジェクトとインタラクションするように、ターゲットバーチャルオブジェクトを制御するためのものであり、
前記表示モジュールは、さらに、前記ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示し、前記候補モードオプションには、第2のインタラクションモードに対応するターゲットモードオプションが含まれ、
前記切り替えモジュールは、前記ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、前記第1のインタラクションモードを前記第2のインタラクションモードに切り替え、
前記表示モジュールは、さらに、前記ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクション効果表示操作に応答して、前記ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示し、前記ターゲットインタラクションオブジェクトは、前記第2のインタラクションモードに基づいて決定されたインタラクションオブジェクトであり、
前記インタラクションモード表示操作および前記インタラクション効果表示操作は、前記ターゲットインタラクションコントロールに対する互いに異なるタイプの操作によって実現される、装置。
【請求項12】
プロセッサー及びメモリを含むコンピュータデバイスであって、前記メモリには、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は前記命令セットは、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実現するように前記プロセッサーによってロードされて実行される、コンピュータデバイス。
【請求項13】
コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイスのプロセッサーは、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取り、前記プロセッサーは、前記コンピュータプログラムを実行して、前記コンピュータデバイスに請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年12月30日に提出された出願番号が第202011612418.X号であって、発明の名称が「バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全内容を参照により本出願に援用する。
【0002】
本出願は、バーチャル環境の分野に関し、特に、バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及び製品に関する。
【背景技術】
【0003】
例えば、スマートフォン、タブレットなどの端末に、バーチャルリアリティアプリケーションプログラム、3次元地図プログラム、軍事シミュレーションプログラム、サードパーソンシューティングゲーム(Third-Personal Shooting Game、TPS)、ファーストパーソンシューティングゲーム(First-person Shooting Game、FPS)、マルチプレーヤーオンラインバトルアリーナゲーム(Multiplayer Online Battle Arena Games、MOBA)などのバーチャル環境に基づく多くのアプリケーションプログラムが存在する。上記のアプリケーションプログラムでは、ユーザーによって制御されるマスターバーチャルオブジェクトは、バーチャル対戦をして、バーチャル対戦における他のバーチャルオブジェクトとインタラクションすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
関連技術では、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトとの間のインタラクションは、予め選択されたインタラクション形態で実行される。インタラクション形態に基づいて、マスターバーチャルオブジェクトは、他のバーチャルオブジェクトに対してインタラクション優先順位を決定し、インタラクション優先順位が最も高いバーチャルオブジェクトと優先的にインタラクションする。
【0005】
しかしながら、バーチャル対戦の過程では、マスターバーチャルオブジェクトのインタラクション形態に対する需要は変化する。この場合、ユーザーは、インタラクション形態を適時的に調整することができないため、バーチャルオブジェクトのインタラクションモードを確認及び選択する過程では、マンマシンインタラクションの効率が低くなる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の実施例は、バーチャルオブジェクトのインタラクションモードを確認及び選択する過程では、マンマシンインタラクションの効率を向上させるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法、装置、デバイス、媒体及び製品を提供する。当該技術案は、次のとおりである。
【0007】
一態様では、バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を提供し、前記方法は、
ターゲットインタラクションコントロールを表示するステップであって、ターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において第1のインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを選択しインタラクションオブジェクトとインタラクションするように、ターゲットバーチャルオブジェクトを制御するためのものである、ステップと、
ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示するステップであって、候補モードオプションには、第2のインタラクションモードに対応するターゲットモードオプションが含まれる、ステップと、
ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、第1のインタラクションモードを第2のインタラクションモードに切り替えるステップと、
ターゲットインタラクションコントロールに対応するインタラクション効果表示操作に応答して、ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示するステップであって、ターゲットインタラクションオブジェクトが、第2のインタラクションモードに基づいて決定されたインタラクションオブジェクトである、ステップと、を含む。
【0008】
別の態様では、バーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択装置を提供し、前記装置は、表示モジュールと、切り替えモジュールと、を含み、
表示モジュールは、ターゲットインタラクションコントロールを表示し、ターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において第1のインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを選択しインタラクションオブジェクトとインタラクションするように、ターゲットバーチャルオブジェクトを制御するためのものであり、
表示モジュールはさらに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示し、候補モードオプションには、第2のインタラクションモードに対応するターゲットモードオプションが含まれ、
切り替えモジュールはさらに、ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、第1のインタラクションモードを第2のインタラクションモードに切り替え、
表示モジュールはさらに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクション効果表示操作に応答して、ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示し、ターゲットインタラクションオブジェクトは、第2のインタラクションモードに基づいて決定されたインタラクションオブジェクトである。
【0009】
別の態様では、コンピュータデバイスを提供し、前記コンピュータデバイスは、プロセッサー及びメモリを含み、前記メモリには、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は前記命令セットは、上記の実施例で提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を実現するように前記プロセッサーによってロードされて実行される。
【0010】
別の態様では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は前記命令セットは、上記の実施例で提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を実現するように、前記プロセッサーによってロードされて実行される。
【0011】
別の態様では、コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータ命令を含む。コンピュータデバイスのプロセッサーは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサーは、当該コンピュータ命令を実行して、当該コンピュータデバイスに上記の実施例のいずれか1つに記載のバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を実行させる。
【0012】
本出願の実施例で提供される技術案によってもたらす有益な効果は、少なくとも以下を含む。
バーチャル対戦の進行過程において、バーチャルオブジェクトのターゲットインタラクション形態が、第1のインタラクションモードに基づいてインタラクションオブジェクトを選択して、インタラクションオブジェクトとのインタラクションを実現するときに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作を受け付けた後、候補モードオプションを表示し、インタラクションモード選択操作に従って、最終的に選択されたインタラクションモードを決定し、そして、ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けた場合、切り替え後のインタラクションモードに基づいて、対応するターゲットインタラクションオブジェクトを決定する。バーチャル対戦において、バーチャル対戦インターフェース上で受け付けたターゲットインタラクションコントロールの操作によって、ユーザーは、バーチャル対戦の状況に応じてターゲットインタラクション形態に対応するインタラクションモードを柔軟に切り替え、マンマシンインタラクションの効率を向上させることができる。
【0013】
本出願の実施例における技術案をより明確にするために、以下では、実施例の説明において使用する必要がある添付の図面を簡単に紹介するが、当然ながら、以下の説明の図面は、本出願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、他の図面もまた、創造的な努力なしにこれらの図面から得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】関連技術におけるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の概略図である。
図2】本出願の例示的な実施例によるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の概略図である。
図3】本出願の例示的な実施例によるコンピュータシステムの構成ブロック図である。
図4】本出願の例示的な実施例によるバーチャルオブジェクトのインタラクションモードの選択方法のフローチャートである。
図5】本出願の例示的な実施例によるバーチャル対戦インターフェースの概略図である。
図6】本出願の例示的な実施例による別のバーチャル対戦インターフェースの概略図である。
図7】本出願の例示的な実施例によるバーチャルオブジェクトのインタラクションモードの選択方法のフローチャートである。
図8】本出願の例示的な実施例による別のバーチャル対戦インターフェースの概略図である。
図9】本出願の例示的な実施例による別のバーチャル対戦インターフェースの概略図である。
図10】本出願の例示的な実施例によるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の概略図である。
図11】本出願の例示的な実施例による別のバーチャル対戦インターフェースの概略図である。
図12】本出願の例示的な実施例による別のバーチャル対戦インターフェースの概略図である。
図13】本出願の例示的な実施例によるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の過程概略図である。
図14】本出願の例示的な実施例によるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択装置の構成ブロック図である。
図15】本出願の別の例示的な実施例によるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択装置の構成ブロック図である。
図16】本出願の例示的な実施例による端末の構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本出願の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下は、図面を参照して本出願の実施形態についてさらに詳細に説明する。
【0016】
まず、本出願の実施例に係る用語を簡単に紹介する。
バーチャル環境は、アプリケーションプログラムが端末で実行されたときに表示(又は提供)するバーチャル環境である。
バーチャルオブジェクトは、バーチャル環境における移動可能なオブジェクトである。当該移動可能なオブジェクトは、バーチャル人物、バーチャル動物、アニメーション人物などであってもよい。本出願の実施例は、バーチャルオブジェクトがマスターバーチャルオブジェクトであることを例として説明し、マスターバーチャルオブジェクトとは、一般的に、バーチャル環境における1つ又は複数のマスターバーチャルオブジェクトである。
【0017】
本出願では、バーチャルオブジェクトは、バーチャル対戦を行うバーチャルオブジェクトである。バーチャル対戦は、アプリケーションプログラムで生成され、バーチャルオブジェクトを有する対戦である。任意選択で、一例では、バーチャル対戦には対戦ターゲットが設置されている。当該バーチャル対戦には、ユーザーによって制御される少なくとも1つのバーチャルオブジェクトが含まれる。
【0018】
一例では、バーチャル対戦は、ユーザーによって制御される少なくとも1つのバーチャルオブジェクトを含み、当該バーチャルオブジェクトは、ユーザーのマスターバーチャルオブジェクトであり、ユーザーは、当該マスターバーチャルオブジェクトを制御することによって、バーチャル環境において敵対バーチャルオブジェクトと戦闘して、バーチャル対戦を行うことができる。任意選択で、当該バーチャル対戦は、プレーヤー対環境(Player Versus Environment、PVE)対戦、プレーヤー対プレーヤー(Player Versus Player、PVP)対戦を含む。
【0019】
MOBAゲームとは、バーチャル環境において、少なくとも2つの敵対的な陣営に別々属する異なるバーチャルチームがそれぞれの地図エリアを占有し、特定の勝利条件をターゲットとして競技するものである。当該勝利条件は、要塞の占領又は敵陣営の要塞の破壊、敵陣営のバーチャルオブジェクトの殺害、指定されたシーン及び時間内に自体の生存を確保すること、特定のリソースの奪取、指定された時間内にスコアが対戦相手を超えることの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。戦術競技は、ラウンド単位で行うことができ、各ラウンドの戦術競技の地図は、同じであってもよく、異なってもよい。各バーチャルチームは、1つ又は複数のバーチャルオブジェクトを含む。1ラウンドのMOBAゲームの持続時間は、ゲームの開始時点から勝利条件を満たす時点までである。
【0020】
MOBAゲームでは、ユーザーのマスターバーチャルオブジェクトは、他のバーチャルオブジェクトとインタラクションする。任意選択で、他のバーチャルオブジェクトとマスターバーチャルオブジェクトとの間の陣営関係に基づいて、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトは、異なるタイプのインタラクションを生成する。一例では、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトが2つの敵対的な陣営にあり、即ち、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトとの間に敵対関係がある場合、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトとの間のインタラクションは、攻撃である。別の例では、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトが同じ陣営にあり、即ち、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトの間に協調関係がある場合、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトとの間のインタラクションは、利点を提供することである。本出願は、マスターバーチャルオブジェクトと他のバーチャルオブジェクトとの間の関係タイプを制限しない。
【0021】
バーチャル対戦では、バーチャルオブジェクトの数は、少なくとも2つである。バーチャルオブジェクトの数は、少なくとも2つであり、且つ、バーチャルオブジェクトの間でインタラクションが発生する場合、バーチャルオブジェクトは、通常、クライアントに予め保存されているインタラクションモードに従って、インタラクションオブジェクトを決定する。バーチャル対戦の様々な状況について、ユーザーは、バーチャルオブジェクトに対して現在の状況にマッチングするインタラクションモードを選択する方式で、バーチャルオブジェクトにバーチャル対戦において対応するインタラクションモードで他のバーチャルオブジェクトとインタラクションさせる。図1は、関連技術におけるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の概略図を示す。図1を参照し、バーチャル対戦インターフェース100上に設定インターフェース110が表示され、設定インターフェース110は、操作設定エリア120を含み、操作設定エリア120内に、優先攻撃ターゲットモード130を含み、当該優先攻撃ターゲットモードには、3つの選択可能なバーチャルオブジェクトインタラクションモードがあり、即ち、ヒットポイントのパーセンテージが最も少ない敵対バーチャルオブジェクトを優先的に攻撃するインタラクションモード標識131、ヒットポイントの絶対値が最も少ない敵対バーチャルオブジェクトを優先的に攻撃するインタラクションモード標識132、及びバーチャルオブジェクトからの距離が最も近い敵対バーチャルオブジェクトを攻撃するインタラクションモード標識133に対応する。図1に示すように、この時点で選択されるインタラクションモードは、インタラクションモード標識133であり、バーチャルオブジェクトは、バーチャル対戦において、それ自体と他の敵対バーチャルオブジェクトとの間の関係に基づいて、インタラクションモード標識133に対応するインタラクション標識に従って、それからの距離が近い敵対バーチャルオブジェクトを優先的に攻撃する。
【0022】
本出願の実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法では、図2に示すように、バーチャル対戦インターフェース200上にインタラクションモード表示エリア210を直接表示し、インタラクションモード表示エリア210には、少なくとも2つのモードオプション211が含まれ、モードオプション211に対する選択によって、バーチャルオブジェクトがバーチャル対戦において従うインタラクションモードを決定することができる。
【0023】
図3は、本出願の例示的な実施例によって提供されるコンピュータシステムの構成ブロック図を示す。当該コンピュータシステム300は、第1の端末320、サーバー340及び第2の端末360を含む。
【0024】
第1の端末320は、バーチャル環境をサポートするアプリケーションプログラムがインストールされ実行される。当該アプリケーションプログラムは、バーチャルリアリティアプリケーションプログラム、3次元地図プログラム、軍事シミュレーションプログラム、FPSゲーム、MOBAゲーム、マルチプレーヤーガンバトルサバイバルゲーム、バトルロワイヤルタイプのシューティングゲームのいずれかである。第1の端末320は、第1のユーザーによって使用される端末であり、第1のユーザーは、第1の端末320を使用して、バーチャル環境に位置する第1のマスターバーチャルオブジェクトが動くように制御し、当該動きは、体の姿勢の調整、ウォーキング、ランニング、ジャンプ、スキルのリリース、ピックアップ、攻撃、他のバーチャルオブジェクトによる攻撃の回避の少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。例示的に、第1のマスターバーチャルオブジェクトは、例えばシミュレーション人物キャラクター又はアニメーション人物キャラクターなどの第1のバーチャル人物である。例示的に、第1のマスターバーチャルオブジェクトは、バーチャル環境においてエリア型スキルをリリースし、バーチャル環境インターフェースは、マスターバーチャルオブジェクトの位置から、エリア型スキルインジケータによって選択されたターゲットエリアに移動する。エリア型スキルインジケータは、マスターバーチャルオブジェクトがスキルをリリースするときにリリースエリアを選択するために使用される。
【0025】
第1の端末320は、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介してサーバー340に接続される。
【0026】
サーバー340は、1台のサーバー、複数のサーバー、クラウドコンピューティングプラットフォーム及びバーチャル化センターのうちの少なくとも1つを含む。例示的に、サーバー340は、プロセッサー344及びメモリ342を含む、メモリ342は、受信モジュール3421、制御モジュール3422及び送信モジュール3423を含み、受信モジュール3421は、チーム編成要求などのクライアントによって送信された要求を受信し、制御モジュール3422は、バーチャル環境インターフェースのレンダリングを制御し、送信モジュール3423は、チーム編成成功通知などのメッセージ通知をクライアントに送信する。サーバー340は、3次元バーチャル環境をサポートするアプリケーションプログラムにバックグラウンドサービスを提供する。任意選択で、サーバー340は、メジャーコンピューティング作業を担当し、第1の端末320及び第2の端末360は、マイナーコンピューティング作業を担当し、又は、サーバー340は、マイナーコンピューティング作業を担当し、第1の端末320及び第2の端末360は、メジャーコンピューティング作業を担当し、又は、サーバー340、第1の端末320及び第2の端末360は、分散コンピューティングアーキテクチャを使用して、協調コンピューティングを実行する。
【0027】
第2の端末360は、無線ネットワーク又は有線ネットワークによってサーバー340に接続される。
【0028】
第2の端末360は、バーチャル環境をサポートするアプリケーションプログラムがインストールされ実行される。第2の端末360は、第2のユーザーによって使用される端末であり、第2のユーザーは、第2の端末360を使用して、バーチャル環境に位置する第2のマスターバーチャルオブジェクトが動くように制御する。例示的に、第2のマスターバーチャルオブジェクトは、シミュレーション人物キャラクター又はアニメーション人物キャラクターなどの第2のバーチャル人物である。
【0029】
任意選択で、第1のバーチャル人物キャラクター及び第2のバーチャル人物キャラクターは、同じバーチャル環境にある。任意選択で、第1のバーチャル人物キャラクター及び第2のバーチャル人物キャラクターは、同じチーム、同じ組織に属し、友人関係を持っているか、又は一時的な通信権を持っている。
【0030】
任意選択で、第1の端末320及び第2の端末360にインストールされたアプリケーションプログラムは、同じであり、又は、2つの端末にインストールされたアプリケーションプログラムは、異なる制御システムプラットフォームの同じタイプのアプリケーションプログラムである。第1の端末320とは、一般的に、複数の端末のうち1つであり、第2の端末360とは、一般的に、複数の端末の1つであり、本実施例は、第1の端末320及び第2の端末360のみを例として説明する。第1の端末320及び第2の端末360のデバイスタイプは同じ又は異なり、当該デバイスタイプは、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、MP3プレーヤー、MP4プレーヤー、ラップトップポータブルコンピュータ及びデスクトップコンピュータのうち少なくとも1つを含む。以下の実施例は、スマートフォンを含む端末を例として説明する。
【0031】
上記の端末の数はより多く又はより少なくすることができる。例えば、上記の端末は、1つだけの場合もあれば、上記の端末が数十又は数百、又はそれ以上ある場合もある。本出願の実施例は、端末の数及びデバイスタイプを制限しない。
【0032】
上記の用語の説明及び実施環境の説明を参照し、図4は、本出願の例示的な実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトのインタラクションモードの選択方法のフローチャートを示す。当該方法が図3に示すコンピュータシステム300における第1の端末320、又は第2の端末360、又は当該コンピュータシステム300における他の端末に適用されることを例として説明し、図4に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0033】
ステップ401、ターゲットインタラクションコントロールを表示し、ターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において、ターゲットバーチャルオブジェクトが第1のインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを選択しインタラクションオブジェクトとインタラクションするように制御する。
【0034】
本出願の実施例では、端末の表示インターフェースにバーチャル対戦インターフェースが表示され、バーチャル対戦インターフェースに、マスターバーチャルオブジェクトを含むバーチャル対戦画面が表示される。
【0035】
例示的に、バーチャル対戦において、ユーザーは、ターゲットインタラクション制御によって、ターゲットバーチャルオブジェクトがバーチャル対戦におけるインタラクションオブジェクトとインタラクションするように制御する。任意選択で、上記のインタラクションオブジェクトは、ユーザー又はAI(Artificial Intelligence、人工知能)によって制御されるヒーローバーチャルオブジェクトであってもよく、又は、上記のインタラクションオブジェクトは、例えば防衛タワー、AIミニオンなどのバーチャル環境におけるシーンオブジェクトである。
【0036】
本出願の実施例では、インタラクションモードは、ターゲットバーチャルオブジェクトがバーチャル対戦において他のバーチャルオブジェクトとインタラクションする場合の選択優先順位を指示する。一例では、インタラクションモードではバーチャルオブジェクトの間の距離に従って選択優先順位を決定することを例として、バーチャル環境において、ターゲットバーチャルオブジェクトから50メートル離れたところに1つの敵対バーチャルオブジェクトがあり、バーチャルオブジェクトから100メートル離れたところに別の敵対バーチャルオブジェクトがあり、現在、第1のインタラクションモードは、ターゲットバーチャルオブジェクトが、距離が近いバーチャルオブジェクトを優先的に攻撃することを指示し、ターゲットバーチャルオブジェクトがインタラクション効果表示操作に従って攻撃するときに、50メートル離れたところのバーチャルオブジェクトを攻撃する。
【0037】
本出願の実施例では、各スキルは、バーチャル対戦において、バーチャルオブジェクトの1つのインタラクション形態に対応し、各インタラクション形態は、一種のインタラクションモードに従う。任意選択で、同じバーチャル対戦において、各スキルに対応するインタラクションモードは、統一であってもよく、即ち、全てのスキルのインタラクションモードは、統一に設定される。又は、各スキルに対応するインタラクションモードは、異なってもよく、即ち、各スキルのインタラクションモードは、個別に設定されてもよい。例えば、スキル1は、敵バーチャルオブジェクトをヒットし、敵バーチャルオブジェクトのライフポイントが低いほど発生するダメージが大きいことを示し、スキル2は、敵バーチャルオブジェクトをヒートし、敵バーチャルオブジェクトのライフポイントのパーセンテージが低いほど発生するダメージが大きいことを示す場合、スキル1に対してインタラクションモード1を配置し、スキル2に対してインタラクションモード2を配置することができる。インタラクションモード1は、スキル1に、予め設定された範囲内のライフポイントが最も低い敵バーチャルオブジェクトを優先的に攻撃するように指示し、インタラクションモード2は、スキル2に、予め設定された範囲内のライフポイントパーセンテージが最も低い敵バーチャルオブジェクトを優先的に攻撃するように指示する。
【0038】
ステップ402、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示する。
【0039】
候補モードオプションには、ターゲットモードオプションが含まれ、ターゲットモードオプションは、第2のインタラクションモードに対応する。
【0040】
例示的に、候補モードオプションには、履歴モードオプションが含まれる。任意選択で、当該履歴モードオプションは、第1のインタラクションモードに対応するモードオプションであり、即ち、履歴モードオプションは、ターゲットインタラクションコントロールが上記のインタラクションモード表示操作を受け付ける前に、バーチャル対戦に対応するインタラクションモードであり、又は、当該履歴モードオプションは、ユーザーの履歴設定情報に基づいて決定された、履歴設定頻度が最も高いインタラクションモードに対応するモードオプションである。
【0041】
任意選択で、上記のターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作は、スクリーンインターフェース上のターゲットインタラクションコントロールに対応するタッチモジュールによって受信されてもよく、上記のターゲットインタラクションコントロールとマッピング関係にある物理ボタンによって受信されてもよく、上記の物理キーは、キーボードにおけるショートカットキー、端末装置における物理キー、ハンドルにおける物理キーなどを含む。
【0042】
任意選択で、上記のインタラクションモード表示操作は、クリック操作、長押し操作、ダブルクリック操作(シングルフィンガーダブルクリック操作、及びダブルマルチフィンガー操作のうち少なくとも1つを含む)、ホバリング操作、ドラッグ操作及びそれらの組み合わせ操作などの操作によって実現でき、ここで制限しない。
【0043】
本出願の実施例では、上記のターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において対応する攻撃形態でインタラクションオブジェクトとインタラクションするようにターゲットバーチャルオブジェクトを制御する。例示的に、図5を参照し、バーチャル対戦インターフェース500は、少なくとも1つのインタラクションコントロールを有する。本出願の実施例では、通常攻撃コントロール511、第1のスキルコントロール512、第2のスキルコントロール513、第3のスキルコントロール514及び第4のスキルコントロール515という5つのインタラクションコントロールがある。通常攻撃コントロール511は、バーチャル環境における他のオブジェクトに対して通常攻撃を実行するようにバーチャルオブジェクトを制御し、第1のスキルコントロール512は、バーチャル環境における他のオブジェクトに第1のスキルをキャストするようにバーチャルオブジェクトを制御し、第2のスキルコントロール513は、バーチャル環境における他のオブジェクトに第2のスキルをキャストするようにバーチャルオブジェクトを制御し、第3のスキルコントロール514は、バーチャル環境における他のオブジェクトに第3のスキルをキャストするようにバーチャルオブジェクトを制御し、第4のスキルコントロール515は、バーチャル環境における他のオブジェクトに第4のスキルをキャストするようにバーチャルオブジェクトを制御する。任意選択で、本出願の実施例では、通常攻撃、第1のスキル、第3のスキル及び第4のスキルはいずれも、敵対バーチャルオブジェクトとインタラクションするスキルであり、第2のスキルは、味方バーチャルオブジェクトとインタラクションするスキルである。
【0044】
特定の実施例では、バーチャル対戦インターフェースに複数のターゲットインタラクションコントロールが含まれ、各ターゲットインタラクションコントロールはいずれも1つの表示位置に対応付けられ、ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置に候補モードオプションを表示する。任意選択で、ターゲットインタラクションコントロールを中心として、ターゲットインタラクションコントロールの周辺側にセクターエリアパネルを表示し、セクターエリアパネルには、候補モードオプションが含まれ、具体的に、上記の中心は、セクターエリアパネルの円形位置である。又は、ターゲットインタラクションコントロールを経路始点として、切り替え経路を表示し、切り替え経路の終点は、候補モードオプションであり、又は、ターゲットインタラクションボタンの表示位置に候補モードオプションを重ねて表示する。ターゲットインタラクションコントロールの周辺側に候補モードオプションを直接表示し、ユーザーは、対戦インターフェースにおいてインタラクションモードの切り替えを直接に完成することができ、インタラクションモードの切り替え効率を向上させる。
【0045】
本出願の実施例では、端末に少なくとも2セットのインタラクションモードが予め保存され、上記の少なくとも2セットのインタラクションモードは、現在バーチャル対戦に対応する第1のインタラクションモードを含む。
【0046】
例示的に、上記の少なくとも2セットのインタラクションモードから候補インタラクションモードを決定し、候補インタラクションモードに対応する候補インタラクションオプションをインタラクションモード表示エリアに表示してプレーヤーに選択させる。
【0047】
任意選択で、インタラクションモード表示操作を受け付けた場合、インタラクションモード表示エリア内に少なくとも2セットのインタラクションモードを異なるモードオプションで表示し、即ち、予め保存されたインタラクションモードの全てを表示し、任意選択で、上記の少なくとも2セットのインタラクションモードの間に優先順位対応関係が存在し、インタラクションモード表示操作を受け付けた場合、優先順位が高いターゲット数の候補インタラクションモードに対応するモードオプションを表示する。任意選択で、端末は、履歴モード選択データに基づき、当該履歴モード選択データは、各モードに対応する履歴選択回数を含み、インタラクションモード表示操作を受け付けた場合、履歴選択回数が高いターゲット数の候補インタラクションモードに対応するモードオプションを表示する。本出願の実施例は、表示されるインタラクションモードと端末に予め保存されたインタラクションモードの数との対応関係を制限しない。
【0048】
任意選択で、候補インタラクションモードは、第1のインタラクションモードに対応する履歴モードオプションを含まない。又は、候補インタラクションモードは、第1のインタラクションモードに対応する履歴モードオプションを含む。
【0049】
本出願の実施例では、インタラクションモード表示エリアに履歴モードオプション、及びターゲットモードオプションが含まれることを例とし、履歴モードオプションは、上記の第1のインタラクションモードを表示する表示エリアであり、ターゲットモードオプションは、端末における候補モードを表示する表示エリアである。
【0050】
図6を参照し、バーチャル対戦インターフェース600では、通常攻撃コントロール601に対応し、その周辺側は、表示位置610であり、表示位置610には、履歴モードオプション611及びターゲットモードオプション612があり、履歴モードオプション611に対応するインタラクションモードは、「距離が近い相手を優先的に攻撃する」という現在のバーチャルオブジェクトが従うインタラクションモードであり、ターゲットモードオプション612の数は2であり、1つのターゲットモードオプション612では、表示されるインタラクションモードは「現在のライフ絶対値が低い相手を優先的に攻撃する」ということであり、別のターゲットモードオプション612では、表示されるインタラクションモードは、「戦闘力が低い相手を優先的に攻撃する」ということである。
【0051】
ステップ403、ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、第1のインタラクションモードを第2のインタラクションモードに切り替える。
【0052】
本出願の実施例では、ターゲットモードオプションラインを選択した後、第1のインタラクションモードを第2のインタラクションモードに切り替えるように指示する。第2のインタラクションモードに切り替えられた後、残りのバーチャル対戦時間内に、バーチャルオブジェクトは、第2のインタラクションモードに基づいてインタラクションオブジェクトを決定し、インタラクションする。
【0053】
本出願の実施例では、1ラウンドのバーチャル対戦において、インタラクションモードを切り替える回数は、制限しない。
【0054】
ステップ404、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクション効果表示操作に応答して、ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示する。
【0055】
上記のターゲットインタラクションオブジェクトは、第2のインタラクションモードに基づいて決定されたインタラクションオブジェクトである。
【0056】
本出願の実施例では、インタラクションモード表示操作は、ターゲットインタラクションコントロールに対する操作であり、任意選択で、当該インタラクションモード表示操作は、インタラクション効果表示操作とは異なり、上記のインタラクション効果表示操作は、ターゲットインタラクションコントロールに対応する攻撃形態でインタラクションするようにバーチャルオブジェクトを制御するために使用される。例示的に、インタラクション効果表示操作及びインタラクションモード表示操作は、同じコントロールの異なる機能に対する異なるトリガー操作であり、即ち、ターゲットインタラクションコントロールに対する第1のトリガー信号を受信したことに応答して、インタラクションモード表示操作を受け付けたことを決定し、ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置に候補モードオプションを表示する。ターゲットインタラクションコントロールに対する第2のトリガー信号に応答して、ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けたことを決定し、ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示する。即ち、同じコントロールに対する異なるトリガー信号によって、インタラクションモードに対する調整をそれぞれ実現し、インタラクション効果に対する表示を実現し、インターフェースにおける単一のコントロールの実現機能を増加させ、コントロールの利用率を向上させ、インターフェースにあまりに多くのコントロールを表示しないようにし、バーチャル環境画面に過度のオクルージョンが発生することを回避する。
【0057】
上記の第1のトリガー信号及び第2のトリガー信号は、異なる操作によって実現される。一例では、インタラクション効果表示操作は、ターゲットインタラクションコントロール上のスライド操作として実現され、インタラクションモード表示操作は、ターゲットインタラクションコントロールに対する押圧操作として実現される。別の例では、インタラクション効果表示操作は、ターゲットインタラクションコントロールに対する長押し操作であって、且つ、長押し時間が端末に設定された時間長閾値よりも小さく、インタラクションモード表示操作は、ターゲットインタラクションコントロールに対する長押し操作であって、且つ、長押し時間が端末に設定された時間長閾値よりも大きい。
【0058】
以上説明したように、本出願の実施例によって提供される方法では、バーチャル対戦の進行過程では、バーチャルオブジェクトのターゲットインタラクション形態は、第1のインタラクションモードに基づいてインタラクションオブジェクトを選択してインタラクションオブジェクトとのインタラクションを実現するときに、インタラクションモード表示操作を受け付けた後、候補モードオプションを表示し、インタラクションモード選択操作に基づいて、最終的に選択されたインタラクションモードを決定する。その後、ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けた場合、切り替え後のインタラクションモードに基づいて、対応するターゲットインタラクションオブジェクトを決定する。バーチャル対戦において、バーチャル対戦インターフェース上のターゲットインタラクションコントロールに対する操作によって、ユーザーは、バーチャル対戦の状況に応じてターゲットインタラクション形態に対応するインタラクションモードを柔軟に切り替えることができ、マンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0059】
本出願のいくつかの実施例では、動きモード切り替えを行う過程で、ユーザーがインタラクションモードの内容を理解できるようにするために、図7は、本出願の例示的な実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトのインタラクションモードの選択方法のフローチャートを示し、当該方法の実施例における対応するステップは、ステップ402からステップ403の間で実行することができ、当該方法が端末に適用されることを例として説明し、図7に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
【0060】
ステップ701、ターゲットモードオプションに対するオプション閲覧操作を受け付ける。
【0061】
本出願の実施例では、端末にインタラクションモード表示エリアを表示した後、インタラクション表示エリアには、複数の候補モードオプションが含まれ、ユーザーは、ターゲットモードオプションに対応する第2のインタラクションモードの内容を理解する必要があるため、エリア閲覧操作は、切り替えモードの内容を決定するようにユーザーに提供する。即ち、上記のオプション閲覧操作は、ユーザーが対戦インターフェースから取得する情報の量を向上させ、ユーザーのエクスペリエンスを向上させることができる。
【0062】
上記のエリア閲覧操作は、クリック操作、長押し操作、ダブルクリック操作(シングルフィンガーダブルクリック操作及びダブルフィンガーダブルクリック操作のうちの少なくとも1つを含む)、ホバリング操作、ドラッグ操作及びそれらの組み合わせ操作などの操作によって実現することができ、ここで制限しない。
【0063】
本出願の実施例では、上記の本出願の実施例に記載されているように、インタラクションモード表示操作は、ターゲットインタラクションコントロールに対する長押し操作である。図8を参照し、バーチャル対戦インターフェース800において、長押し操作801を受け付け、且つ、長押し操作801の持続時間長が予め設定された時間長閾値よりも大きい場合、ターゲットインタラクションコントロール810に対応する予め設定された表示位置にインタラクションモード表示エリア820を表示することができ、インタラクションモード表示エリアには、履歴モードオプション821及びターゲットモードオプション822が含まれる。任意選択で、本出願の実施例では、表示位置は、ターゲットインタラクションコントロールの周辺側であり、インタラクションモード表示エリア820において、セクター表示パネルの形態で、履歴モードオプション821及びターゲットモードオプション822をバーチャル対戦インターフェース800に表示する。
【0064】
本出願の実施例では、オプション閲覧操作は、インタラクションモード表示操作の続き操作である。一例では、インタラクションモード表示操作は、ターゲットインタラクションコントロールに対する長押し操作であり、この場合、オプション閲覧操作は、例えば、インタラクションモード表示エリア内におけるドラッグ操作などの当該長押し操作の直後に続行されるものである。この場合、当該ドラッグ操作の始点は、ターゲットインタラクションコントロールの所在する位置であり、当該ドラッグ操作の終点は、ターゲットモードオプションの位置である。
【0065】
ステップ702、オプション閲覧操作に従って、ターゲット表示モードでターゲットモードオプションを表示する。
【0066】
本出願の実施例では、オプション閲覧操作に対応して、対応するターゲットモードオプションを、認識しやすい視覚的形態で具体化する。任意選択で、ターゲット表示モードは、ターゲットモードオプションの表示輝度を上げること、又は、ターゲットモードオプションに対してパターンマークを表示すること、又は、ターゲットモードオプションをストローク表示することを含む。
【0067】
任意選択で、上記のターゲットモードオプションの表示輝度を上げることは、ターゲットモードオプションのエッジの輝度を上げること、及び/又は、ターゲットモードオプションの中心の輝度を上げることを含む。
【0068】
ステップ703、ターゲットモードオプションの表示面積を拡大する。
【0069】
本出願の実施例では、ターゲットモードオプションの強調表示はさらに、ターゲットモードオプションの表示面積を拡大することを含み、ターゲットモードオプションの表示面積が拡大された後、バーチャル対戦インターフェース内でより大きな空間を占有する。即ち、ターゲットモードオプションの表示面積を拡大することによって、ターゲットモードオプションの目立ちやすさを向上させ、ユーザーの後続の操作が実行しやすくなり、ユーザーのエクスペリエンスを向上させる。
【0070】
ステップ704、拡大されたターゲットモードオプションに、第2のインタラクションモードに対応するインタラクションモードプロファイルを表示する。
【0071】
図9を参照し、バーチャル対戦インターフェース900において、インタラクションモード表示操作従って、履歴モードオプション901、及びターゲットモードオプション902が表示され、エリア閲覧操作は、ターゲットモードオプション902に対する閲覧操作であるため、ターゲットモードオプション902は、ハイライト表示され、ハイライト表示された後、ターゲットモードオプション902内に、インタラクションモードプロファイル910を対応して有する。この例では、ターゲットモードオプション902は、ヒットポイントが少ない敵対バーチャルオブジェクトを優先的に攻撃することを指示するインタラクションモードである。同時に、バーチャル環境において、敵バーチャルオブジェクトとマスターバーチャルオブジェクトとの距離が近すぎる場合に、依然として距離が近すぎる敵対バーチャルオブジェクトを攻撃し、そのため、インタラクションモードプロファイル910では、上記のモードを簡単に紹介する。
【0072】
以上説明したように、本出願の実施例によって提供される方法では、バーチャル対戦の進行過程で、バーチャルオブジェクトのターゲットインタラクション形態は、第1のインタラクションモードに基づいてインタラクションオブジェクトを選択してインタラクションオブジェクトとのインタラクションを実現する場合に、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作を受け付けた後、候補モードオプションを表示し、インタラクションモード選択操作に基づいて、最終的に選択されたインタラクションモードを決定し、その後、ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けた場合、切り替え後のインタラクションモードに基づいて、対応するターゲットインタラクションオブジェクトを決定する。バーチャル対戦において、バーチャル対戦インターフェース上のターゲットインタラクションコントロールに対する操作によって、ユーザーは、バーチャル対戦の状況に応じてターゲットインタラクション形態に対応するインタラクションモードを柔軟に切り替えることができ、マンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0073】
本出願の実施例によって提供される方法は、ユーザーがインタラクションモードを選択する過程で、ユーザーが切り替え後のモードを選択していない前の動作に対応して、ユーザーのモード切り替え傾向を判断し、当該切り替え傾向に対して対応するモードオプションのハイライトプロンプトを行い、プロファイルの形態で対応するインタラクションモード内容を表示する。これにより、ユーザーは、バーチャルオブジェクトが従うインタラクションモードを理解でき、さらにマンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0074】
いくつかの実施例では、インタラクションモードの切り替え状況は、切り替え過程で、インタラクションモードオプションに表示され、インタラクション形態が現在従うインタラクションモードのプロンプトを行う。図10は、本出願の例示的な実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の概略図を示す、当該方法が端末に適用されることを例として説明し、当該方法は以下のステップを含む。
【0075】
ステップ1001、ターゲットインタラクションコントロールを表示し、ターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において第1のインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを選択しインタラクションオブジェクトとインタラクションするように、ターゲットバーチャルオブジェクトを制御する。
【0076】
ターゲットバーチャルオブジェクトは、インタラクションモードに基づいて、バーチャル対戦における候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定し、候補インタラクションオブジェクトは、ターゲットバーチャルオブジェクトとのインタラクション条件を満たすバーチャルオブジェクトである。特定の実施例では、上記のインタラクションモードは、距離優先順位モード、数値優先順位モード、パーセンテージ優先順位モード、グレード優先順位モードのうち少なくとも1つを含み、距離優先順位モードは、ターゲットバーチャルオブジェクトと候補インタラクションオブジェクトとの間の距離に基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、例えば、ターゲットバーチャルオブジェクトと候補インタラクションオブジェクトとの間の距離は、優先順位と負の相関関係にあり、即ち、候補インタラクションオブジェクトとターゲットバーチャルオブジェクトとの距離が近いほど、対応する優先順位は高くなる。数値優先順位モードは、候補インタラクションオブジェクトの属性値の数値の大きさに基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、上記の属性値は、ライフポイント、魔法値などを含み、例えば、候補インタラクションオブジェクトの属性値の数値は、優先順位と負の相関関係にあり、即ち、候補インタラクションオブジェクトの属性値の数値が低いほど、対応する優先順位が高くなる。パーセンテージ優先順位モードは、候補インタラクションオブジェクトの属性値のパーセンテージの大きさに基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、例えば、候補インタラクションオブジェクトの属性値のパーセンテージは、優先順位と負の相関関係にあり、即ち、候補インタラクションオブジェクトの属性値のパーセンテージが低いほど、対応する優先順位が高くなる。グレード優先順位モードは、候補インタラクションオブジェクトの間のグレードの高さに基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、例えば、候補インタラクションオブジェクトのグレードは、優先順位と負の相関関係にあり、即ち、候補インタラクションオブジェクトのグレードが低いほど、対応する優先順位が高くなる。上記の提供される様々なインタラクションモードによれば、ユーザーは、自分のニーズに応じて対応するインタラクションモードを選択することができ、これにより、ターゲットインタラクションコントロールによってインタラクションするときに、インタラクションオブジェクトの決定の正確度を向上させることができる。
【0077】
任意選択で、バーチャル対戦に現れる敵バーチャルオブジェクト及び味方バーチャルオブジェクトに対して、端末にそれぞれ異なるインタラクションモードが設定される。一例では、敵バーチャルオブジェクトについて、インタラクションモードはそれぞれ、「ライフポイントの絶対値が低いターゲットを優先的に攻撃する」こと、「ライフポイントパーセンテージが低いターゲットを優先的に攻撃する」こと及び「距離が近いターゲットを優先的に攻撃する」ことであり、同時に、味方バーチャルオブジェクトについて、インタラクションモードはそれぞれ、「ライフポイントの絶対値が低いターゲットを優先的に治療する」こと、「ライフポイントパーセンテージが比較的低いターゲットを優先的に治療する」こと及び「プロップを距離が最も近いターゲットに与える」ことである。バーチャルオブジェクトインタラクションのターゲットが異なる場合、従うインタラクションモードも異なる。即ち、インタラクションモードは、敵とのインタラクションモード及び友(フレンド)とのインタラクションモードのうち少なくとも1つを含み、敵とのインタラクションモードは、バーチャル対戦において、バーチャルオブジェクトが異なる陣営の敵対バーチャルオブジェクトを攻撃する優先順位を含み、友とのインタラクションモードは、バーチャル対戦において、バーチャルオブジェクトが同じ陣営の味方バーチャルオブジェクトとインタラクションする優先順位を含む。即ち、敵とのインタラクションモード及び友とのインタラクションモードを提供することによって、インタラクションオブジェクトを決定する際のターゲットインタラクションの正確度をさらに向上させることができる。本出願の実施例では、バーチャルオブジェクトがバーチャル対戦における他のバーチャルオブジェクトとインタラクションする方式は、バーチャルオブジェクトがバーチャル対戦における他のバーチャルオブジェクトにスキルをキャストすることを含み、それに対応して、ターゲットインタラクションコントロールは、スキルをキャストするようにターゲットバーチャルオブジェクトを制御するコントロールである。本出願の他の実施例では、バーチャルオブジェクトがバーチャル対戦における他のバーチャルオブジェクトとインタラクションする方式は、通常の攻撃を行うことであり、それに対応して、ターゲットインタラクションコントロールは、通常攻撃コントロールである。
【0078】
本出願の実施例では、バーチャルオブジェクトの各ターゲットインタラクションコントロールに対応するインタラクション形態は、異なるインタラクションモードに従うことができる。
【0079】
ステップ1002、ターゲットインタラクションコントロールに対する長押し操作に応答して、長押し操作の持続時間長が予め設定された時間長閾値よりも大きい場合、ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置にインタラクションモード表示エリアを表示し、インタラクションモード表示エリアには候補モードオプションが含まれる。
【0080】
本出願の実施例では、インタラクションモード表示操作は、長押し操作であり、当該長押し操作の時間長は、予め設定された時間長閾値よりも大きい。長押し操作の後に、図11を参照し、バーチャル環境インターフェース1100におけるターゲットインタラクションコントロール1110の周辺側にインタラクションモード表示エリアを表示し、インタラクションモード表示エリアには、少なくとも2つのセクターのモードオプション1120が含まれ、各モードオプション1120内に、インタラクションモードに対応するインタラクションモード標識1130を有する。任意選択で、インタラクションモード標識1130は、文字標識である。
【0081】
ステップ1003、ターゲットモードオプションに対するオプション閲覧操作を受け付ける。
【0082】
本出願の実施例では、オプション閲覧操作は、インタラクションモード表示エリア内の内容のみに影響を与える。任意選択で、エリア閲覧操作は、インタラクションモード表示エリア内の、ターゲットモードオプションに対応する内容を、通常の表示輝度よりも高く表示する。
【0083】
ステップ1004、ターゲットモードオプションの表示面積を拡大する。
【0084】
ターゲットモードオプションの輝度を上げた後、本出願の実施例では、ターゲットモードオプションの表示面積に対して拡大処理を実行する。
【0085】
本出願の実施例では、対応するターゲットモードオプションを拡大及び輝度増加の方式で表示する場合、ユーザーの操作方法は、ターゲットモードオプションを持続的に押すことであり、当該持続押し操作は、ドラッグ操作の続きである。
【0086】
ステップ1005、拡大されたターゲットモードオプションに、第2のインタラクション標識に対応するインタラクションモードプロファイルを表示する。
【0087】
本出願の実施例では、ステップ1004におけるターゲットモードオプションの表示面積に対して拡大処理を行うことは、インタラクションモードプロファイルの表示を適応させるために行われる。拡大されたターゲットモードオプションにおいて、ユーザーは、インタラクションモードに関するプロファイル内容を取得することができる。
【0088】
なお、インタラクションモードプロファイルは、インタラクションモードの全てのメカニズムに対する完全な紹介ではない。
【0089】
ステップ1006、ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、履歴モードオプションにおけるターゲットインタラクション標識をクリアし、ターゲットモードオプションにターゲットインタラクション標識を表示する。
【0090】
本出願の実施例では、ターゲットインタラクションコントロールは、対応してターゲットインタラクション標識を有し、ターゲットインタラクション標識は、ターゲットインタラクションコントロール内に表示され、本出願の実施例では、インタラクションモード表示エリアには、第1のインタラクションモードに対応する履歴モードオプションが含まれ、即ち、インタラクションモード表示操作を受け付けたことに応答して、ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置にインタラクションモード表示エリアを表示し、インタラクションモード表示エリアには、第1のインタラクションモードに対応する履歴モードオプション、及び候補の第2のインタラクションモードに対応するターゲットモードオプションが含まれ、履歴モードオプションには、上記のターゲットインタラクション標識が含まれる。履歴モードオプションに表示されるターゲットインタラクション標識は、現在のターゲットバーチャルオブジェクトが、ターゲットインタラクション標識でマークされたインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを決定することを指示する。履歴モードオプションとターゲットモードオプションとの区別は、単に論理的なものであり、バーチャル対戦画面の表示過程では、ユーザーは、履歴モードオプション及びターゲットモードオプションを明確に識別することができないため、履歴モードオプションにおいてターゲットインタラクション標識をマークすることで、ユーザーは、現在使用されているインタラクションモードを迅速に識別し、モード選択を行うことができ、インタラクションモード切り替えの効率を向上させ、同時に、モード切り替えの後、上記のターゲットインタラクション標識を履歴モードオプションからクリアし、ターゲットモードオプションに表示し、ユーザーは、モード切り替えが既に完成したことを知ることができる。
【0091】
本出願の実施例では、インタラクションモードを切り替える前に、図12に示すように、ターゲットインタラクションコントロールに対応するターゲットインタラクション標識を履歴モードオプション内に表示する。図12を参照し、バーチャル対戦インターフェース1200には、合計5つのターゲットインタラクションコントロールがあり、当該5つのターゲットインタラクションコントロールはそれぞれ、ターゲットインタラクション標識1201、ターゲットインタラクション標識1202、ターゲットインタラクション標識1203、ターゲットインタラクション標識1204及びターゲットインタラクション標識1205を有する。ターゲットインタラクション標識1201に対応するターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、ターゲットインタラクションコントロールの対応するエリア内に履歴モードオプション1211及びターゲットモードオプション1212を表示する。この際に、履歴モードオプション1211は、ターゲットインタラクション標識1201、ターゲットインタラクション標識1202及びターゲットインタラクション標識1203を含み、ターゲットモードオプション1212は、ターゲットインタラクション標識1204及びターゲットインタラクション標識1205を含む。当該表示方式は、ターゲットインタラクション標識1201、ターゲットインタラクション標識1202及びターゲットインタラクション標識1203が第1のインタラクションモードに従い、ターゲットインタラクション標識1204及びターゲットインタラクション標識1205が第2のインタラクションモードに従うことを示す。この際に、ターゲットモードオプション1212に対する選択操作に応答して、第1のインタラクションモード表示エリア1211は、ターゲットインタラクション標識1202及びターゲットインタラクション標識1203を含み、第2のインタラクションモード表示エリアは、ターゲットインタラクション標識1201、ターゲットインタラクション標識1204及びターゲットインタラクション標識1205を含む。
【0092】
本出願の実施例では、インタラクションモード選択操作は、対応するオプション閲覧操作の続きであり、オプション閲覧操作の後に、端末が押圧を解除する信号を受信した場合、インタラクションモード選択操作を受け付けたことを決定する。
【0093】
以上説明したように、本出願の実施例によって提供される方法では、バーチャル対戦の進行過程において、バーチャルオブジェクトのターゲットインタラクション形態が、第1のインタラクションモードに基づいてインタラクションオブジェクトを選択して、インタラクションオブジェクトとのインタラクションを実現するときに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作を受け付けた後、候補モードオプションを表示し、インタラクションモード選択操作に基づいて、最終的に選択されたインタラクションモードを決定し、その後、ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けた場合、切り替え後のインタラクションモードに基づいて、対応するターゲットインタラクションオブジェクトを決定する。バーチャル対戦において、バーチャル対戦インターフェース上のターゲットインタラクションコントロールに対する操作によって、ユーザーは、バーチャル対戦の状況に応じて、ターゲットインタラクション形態に対応するインタラクションモードを柔軟に切り替えることができ、マンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0094】
本出願の実施例によって提供される方法は、ユーザーがインタラクションモードを選択する過程では、ユーザーが切り替え後のモードを選択していない前の動作に対応して、ユーザーのモード切り替え傾向を判断し、当該切り替え傾向に対して対応するモードオプションのハイライトプロンプトを行い、プロファイルの形態で対応するインタラクションモード内容を表示する。これにより、ユーザーは、バーチャルオブジェクトが従うインタラクションモードを知っており、さらにマンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0095】
本出願の実施例によって提供される方法では、バーチャルオブジェクトに対応するインタラクション形態が従うバーチャルモードを、モードオプションで詳細に表示することによって、ユーザーがインタラクションモードを切り替える過程では、様々なインタラクション形態に現在対応するインタラクションモードを知っており、さらにマンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0096】
図13は、本出願の例示的な実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の過程の概略図を示し、当該方法が端末に適用されることを例として説明し、当該過程は、以下のステップを含む。
【0097】
ステップ1301、通常攻撃ボタンエリアでの指の押し状態を検出する。
【0098】
当該過程では、通常攻撃ボタンは、通常の攻撃のボタンであり、バーチャル対戦インターフェースにおけるターゲットインタラクションコントロールであり、当該過程は、ターゲットインタラクションコントロール上の操作を検出する過程である。
【0099】
任意選択で、バーチャル対戦において、ターゲットインタラクションコントロールは、過程全体においてバーチャル対戦画面内に表示される。
【0100】
ステップ1302、優先攻撃ターゲットルーレットを呼び出す。
【0101】
当該過程は、端末が、インタラクションモード表示操作であることを検出した後、ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置にインタラクションモード表示エリアを表示する過程である。
【0102】
ステップ1303、指が対応するオプションエリアにスライドしたことを検出する。
【0103】
本出願の実施例では、対応するオプションは、履歴モードオプション及びターゲットモードオプションを含む。ユーザーの指がスライドする過程では、指は常にスクリーンに押し付けられ、即ち、当該過程は、インタラクションモード表示操作の続きである。
【0104】
指が対応するオプションエリアにスライドしたことが検出された場合、ステップ1304を実行する。
【0105】
ステップ1304、オプションエリアのハイライトフィードバックを行う。
【0106】
当該過程は、ターゲットモードオプションがオプション閲覧操作を受け付けた後、ハイライト形態でターゲットモードオプションを表示する過程である。
【0107】
ステップ1305、手離すことを検出する。
【0108】
当該過程は、端末がインタラクションモード選択操作を受け付け、インタラクションモードを切り替える過程である。本出願の実施例では、インタラクションモード選択操作は、オプション閲覧操作の後に行われる手離し操作である。ユーザーが手を離した後に、端末は、インタラクションモード選択操作によって、インタラクションモードを切り替える。
【0109】
ステップ1306、優先攻撃ターゲットルーレットを折り畳む。
【0110】
当該過程は、インタラクションモードの切り替えを実行した後、インタラクションモード表示エリアをキャンセルする過程である。
【0111】
ステップ1307、優先攻撃ターゲットの切り替えを完成する。
【0112】
指が対応するオプションエリアにスライドされていないことを検出した場合、ステップ1308を実行する。
【0113】
ステップ1308、手離すことを検出する。
【0114】
当該過程は、エリア選択が受け付けられていない過程であり、当該過程では、インタラクションモード表示エリアの表示を直接キャンセルし、ユーザーは、バーチャル対戦を続行するようにバーチャルオブジェクトを制御することができる。
【0115】
ステップ1309、優先攻撃ターゲットルーレットを折り畳む。
【0116】
以上説明したように、本出願の実施例によって提供される方法では、バーチャル対戦の進行過程において、バーチャルオブジェクトのターゲットインタラクション形態が、第1のインタラクションモードに基づいてインタラクションオブジェクトを選択してインタラクションオブジェクトとのインタラクションを実現するときに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作を受け付けた後、候補モードオプションを表示し、インタラクションモード選択操作に従って、最終的に選択されたインタラクションモードを決定し、その後、ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けた場合、切り替え後のインタラクションモードに基づいて、対応するターゲットインタラクションオブジェクトを決定する。バーチャル対戦において、バーチャル対戦インターフェース上のターゲットインタラクションコントロールに対する操作によって、ユーザーは、バーチャル対戦の状況に応じて、ターゲットインタラクション形態に対応するインタラクションモードを柔軟に切り替えることができ、マンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0117】
図14は、本出願の例示的な実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択装置の構成ブロック図を示し、図14に示すように、当該装置は、表示モジュール1401と切り替えモジュール1402を含み、
表示モジュール1401は、ターゲットインタラクションコントロールを表示し、ターゲットインタラクションコントロールは、バーチャル対戦において第1のインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを選択しインタラクションオブジェクトとインタラクションするように、ターゲットバーチャルオブジェクトを制御するためのものであり、
表示モジュール1401はさらに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作に応答して、候補モードオプションを表示し、候補モードオプションには、第2のインタラクションモードに対応するターゲットモードオプションが含まれ、
切り替えモジュール1402は、ターゲットモードオプションに対するインタラクションモード選択操作に応答して、第1のインタラクションモードを第2のインタラクションモードに切り替え、
表示モジュール1401はさらに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクション効果表示操作に応答して、ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示し、ターゲットインタラクションオブジェクトは、第2のインタラクションモードに基づいて決定されたインタラクションオブジェクトである。
【0118】
代替の実施例では、図15を参照し、当該装置はさらに、前記ターゲットインタラクションコントロールに対する第1のトリガー信号に応答して、前記インタラクションモード表示操作を受け付けたことを決定するための受信モジュール1403を含み、
表示モジュール1401はさらに、ターゲットインタラクションコントロールに対応する表示位置に候補モードオプションを表示する。
【0119】
代替の実施例では、表示モジュール1401は、ターゲットインタラクションコントロールを中心として、ターゲットインタラクションコントロールの周辺側にセクターエリアパネルを表示し、セクターエリアパネルには、候補モードオプションが含まれ、又は、ターゲットインタラクションコントロールを経路始点として、切り替え経路を表示し、切り替え経路の終点は、候補モードオプションであり、又は、候補モードオプションをターゲットインタラクションボタンの表示位置に重ねて表示する。
【0120】
代替の実施例では、受信モジュール1403はさらに、ターゲットモードオプションに対するオプション閲覧操作を受け付け、
表示モジュール1401は、オプション閲覧操作に従って、ターゲット表示モードでターゲットモードオプションを表示し、ターゲット表示モードは、ターゲットモードオプションの表示輝度を上げること、又は、ターゲットモードオプションに対してパターンマークを表示すること、又は、ターゲットモードオプションをストローク表示すること、を含む。
【0121】
代替の実施例では、インタラクションモードは、インタラクションモードプロファイルを対応して有し、
当該装置は、ターゲットモードオプションの表示面積を拡大するための拡大モジュール1404をさらに含み、
表示モジュール1401は、拡大されたターゲットモードオプションに第2のインタラクションモードに対応するインタラクションモードプロファイルを表示する。
【0122】
代替の実施例では、ターゲットインタラクションコントロールは、対応してターゲットインタラクション標識を有し、ターゲットインタラクション標識は、ターゲットインタラクションコントロール内に表示され、候補モードオプションには、履歴モードオプションがさらに含まれ、履歴モードオプションは、第1のインタラクションモードに対応し、履歴モードオプションには、ターゲットインタラクション標識が含まれ、ターゲットインタラクション標識は、ターゲットバーチャルオブジェクトがターゲットインタラクション標識でマークされるインタラクションモードでインタラクションオブジェクトを決定することを指示するためのものである。
【0123】
代替の実施例では、当該装置は、履歴モードオプションにおけるターゲットインタラクション標識をクリアし、ターゲットモードオプションにターゲットインタラクション標識を表示するためのクリアモジュール1405をさらに含む。
【0124】
代替の実施例では、受信モジュール1403はさらに、ターゲットインタラクションコントロールに対する第2のトリガー信号に応答して、ターゲットインタラクションコントロールがインタラクション効果表示操作を受け付けたことを決定し、
表示モジュール1401はさらに、ターゲットバーチャルオブジェクトとターゲットインタラクションオブジェクトとの間のインタラクション効果を表示する。
【0125】
代替の実施例では、インタラクションモードは、敵とのインタラクションモード及び友とのインタラクションモードのうち少なくとも1つを含み、
敵とのインタラクションモードは、バーチャル対戦において、バーチャルオブジェクトが異なる陣営の敵対バーチャルオブジェクトを攻撃する優先順位を含み、
友とのインタラクションモードは、バーチャル対戦において、バーチャルオブジェクトが同じ陣営の味方バーチャルオブジェクトとインタラクションする優先順位を含む。
【0126】
代替の実施例では、ターゲットバーチャルオブジェクトは、インタラクションモードに基づいてバーチャル対戦における候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定し、候補インタラクションオブジェクトは、ターゲットバーチャルオブジェクトとのインタラクション条件を満たすバーチャルオブジェクトであり、インタラクションモードは、距離優先順位モード、数値優先順位モード、パーセンテージ優先順位モード、グレード優先順位モードのいずれかを含み、
距離優先順位モードは、ターゲットバーチャルオブジェクトと候補インタラクションオブジェクトとの間の距離に基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、
数値優先順位モードは、候補インタラクションオブジェクトの属性値の数値の大きさに基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、
パーセンテージ優先順位モードは、候補インタラクションオブジェクトの属性値のパーセンテージの大きさに基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含み、
グレード優先順位モードは、候補インタラクションオブジェクトの間のグレードの高さに基づいて候補インタラクションオブジェクトの間の優先順位を決定することを含む。
【0127】
上記のように、本出願の実施例によって提供される装置では、バーチャル対戦の進行過程において、バーチャルオブジェクトのターゲットインタラクション形態が、第1のインタラクションモードに基づいてインタラクションオブジェクトを選択して、インタラクションオブジェクトとのインタラクションを実現するときに、ターゲットインタラクションコントロールに対するインタラクションモード表示操作を受け付けた後、候補モードオプションを表示し、選択操作に従って、最終的に選択されたインタラクションモードを決定し、その後、ターゲットインタラクションコントローがインタラクション効果表示操作を受け付けた場合、切り替え後のインタラクションモードに基づいて、対応するターゲットインタラクションオブジェクトを決定する。バーチャル対戦では、バーチャル対戦インターフェース上のターゲットインタラクションコントロールに対する操作によって、ユーザーは、バーチャル対戦の状況に応じてターゲットインタラクション形態に対応するインタラクションモードを柔軟に切り替えることができ、マンマシンインタラクションの効率を向上させる。
【0128】
なお、上記の実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択装置は、上記の各機能モジュールの分割のみを例として説明したが、実際の適用では、必要に応じて上記の機能を異なる機能モジュールに割り当てて完成することができ、即ち、デバイスの内部構成を異なる機能モジュールに分割して、上記の全て又は一部を完成することができる。
【0129】
本出願は、プロセッサー及びメモリを含む端末をさらに提供し、メモリには、少なくとも1つの命令が記憶され、少なくとも1つの命令は、上記の各方法実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法の第1の端末によって実行されるステップ又は第2の端末によって実行されるステップを実現するように、プロセッサーによってロードされて実行される。なお、当該端末は、以下の図16によって提供される端末である。
【0130】
図16は、本出願の例示的な実施例によって提供される端末1600の構成ブロック図を示す。当該端末1600は、スマートフォン、タブレットコンピューター、MP3プレーヤー、MP4プレーヤー、ノートパソコン又はデスクトップコンピュータであってもよい。
【0131】
一般的に、端末1600は、プロセッサー1601及びメモリ1602を含む。
【0132】
プロセッサー1601は、4コアプロセッサー、8コアプロセッサーなどのように、1つ又は複数の処理コアを含むことができる。
【0133】
メモリ1602は、1つ又は複数のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むことができ、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、非一時的であってもよい。特定の実施例では、メモリ1602のうち非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶し、当該少なくとも1つの命令は、本出願における方法実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を実現するように、プロセッサー1601によって実行される。
【0134】
特定の実施例では、端末1600は、周辺デバイスインターフェース1603及び少なくとも1つの周辺デバイスを含んでもよい。プロセッサー1601、メモリ1602及び周辺デバイスインターフェース1603は、バス又は信号線を介して接続することができる。各周辺デバイスは、バス、信号線又は回路基板を介して周辺デバイスインターフェース1603に接続することができる。具体的に、周辺デバイスは、無線周波数回路1604、タッチディスプレイ1605、カメラ1606、オーディオ回路1607、ポジショニングコンポーネント1608及び電源1609のうちの少なくとも1つを含む。
【0135】
周辺デバイスインターフェース1603は、I/O(Input/Output、入力/出力)に関連する少なくとも1つの周辺デバイスをプロセッサー1601及びメモリ1602に接続するためのものである。
【0136】
無線周波数回路1604は、電磁信号とも呼ばれるRF(Radio Frequency、無線周波数)信号を送受信する。無線周波数回路1604は、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。
【0137】
ディスプレイ1605は、UI(User Interface、ユーザーインターフェース)を表示する。当該UIは、グラフィックス、テキスト、アイコン、ビデオ及びそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0138】
カメラコンポーネント1606は、画像又はビデオをキャプチャする。
【0139】
オーディオ回路1607は、マイク及びスピーカを含むことができる。
【0140】
ポジショニングコンポーネント1608は、ナビゲーション又はLBS(Location Based Service、ロケーションベースのサービス)を実現するために、端末1600の現在の地理的位置を測位する。
【0141】
電源1609は、端末1600における各コンポーネントに電力を供給する。
【0142】
特定の実施例では、端末1600は、1つ又は複数のセンサー1610をさらに含む。当該1つ又は複数のセンサー1610は、加速度センサー1611、ジャイロセンサー1612、圧力センサー1613、指紋センサー1614、光学センサー1615及び近接センサー1616を含むが、これらに限定されない。
【0143】
当業者は、図16に示される構成が、端末1600を制限するものではなく、図に示されるものよりも多い又は少ないコンポーネントを含むか、いくつかのコンポーネントを組み合わせるか、又は異なるコンポーネント配置を使用することができることを理解することができる。
【0144】
前記メモリは、1つ以上のプログラムをさらに含み、前記1つ以上のプログラムは、メモリに記憶され、前記1つ以上のプログラムにより、本出願の実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を実現する。
【0145】
本出願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記記憶媒体には、少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令は、上記の各方法実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を実現するように、前記プロセッサーによってロードされて実行される。
【0146】
本出願は、コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムをさらに提供し、当該コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含み、当該コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶される。コンピュータデバイスのプロセッサーは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサーは、当該コンピュータ命令を実行して、当該コンピュータデバイスに上記の各方法実施例によって提供されるバーチャルオブジェクトインタラクションモードの選択方法を実行させる。
【0147】
本出願の実施例の上記の番号は、説明のためのものであり、実施例の優劣を表すものではない。
【0148】
当業者であれば、上記の実施例を実現するための全て又は一部のステップは、ハードウェアによって完成することができ、プログラムを介して関連するハードウェアに指示することによって完成することもできると理解することができる。前記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、上記の記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクなどであってもよい。
【0149】
上記は、本出願の選択可能な実施例であり、本出願を限定するものではなく、本出願の精神及び原則内で行われた任意の修正、同等置換、改善などはいずれも、本出願の保護範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0150】
300 コンピュータシステム
320 第1の端末
340 サーバー
342 メモリ
3421 受信モジュール
3422 制御モジュール
3423 送信モジュール
344 プロセッサー
360 第2の端末
1401 表示モジュール
1402 切り替えモジュール
1403 受信モジュール
1404 拡大モジュール
1405 クリアモジュール
1600 端末
1601 プロセッサー
1602 メモリ
1603 周辺機器インターフェース
1604 RF回路
1605 ディスプレイ
1606 カメラアセンブリ
1607 オーディオ回路
1608 ポジショニングアセンブリ
1609 電源
1610 センサー
1611 加速度センサー
1612 ジャイロセンサー
1613 圧力センサー
1614 指紋センサー
1615 光学センサー
1616 近接センサー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16