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特許7502817情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-11
(45)【発行日】2024-06-19
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/04 20120101AFI20240612BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240612BHJP
【FI】
G06Q50/04
G06Q50/10
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2023018853
(22)【出願日】2023-02-10
(62)【分割の表示】P 2022210615の分割
【原出願日】2022-12-27
【審査請求日】2024-03-19
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521425652
【氏名又は名称】株式会社ゼロボード
(72)【発明者】
【氏名】渡慶次 道隆
【審査官】関 博文
(56)【参考文献】
【文献】特開2022-182767(JP,A)
【文献】国際公開第2022/137834(WO,A1)
【文献】特開2016-126372(JP,A)
【文献】特開2002-099674(JP,A)
【文献】特開2003-296429(JP,A)
【文献】特開2002-297698(JP,A)
【文献】特開2004-265012(JP,A)
【文献】特開2005-031743(JP,A)
【文献】特開平07-311760(JP,A)
【文献】特開平10-057936(JP,A)
【文献】特許第7084584(JP,B1)
【文献】国際公開第2020/074904(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2012/0323619(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第115250176(CN,A)
【文献】山下 毅,サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量の算定,紙パ技協誌 4,第69巻,宮内 雅浩 紙パルプ技術協会,2015年04月01日,pp.20-25
【文献】三島 圭一,製品ライフサイクルを通した環境負荷評価システムの開発,RICOH TECHNICAL REPORT NO.39 2013,株式会社リコー,2014年01月28日,第39巻,pp.168-179
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の事業主体の情報処理装置から前記第1の事業主体の活動に係る排出原単位を取得する排出原単位取得部と、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を記憶する排出原単位記憶部と、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を提供する第2の事業主体を記憶する提供先記憶部と、
前記第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、前記第2の事業主体に対応する前記第1の事業主体を前記提供先記憶部から特定し、特定した前記第1の事業主体に対応する前記排出原単位を前記排出原単位記憶部から読み出し、読み出した前記排出原単位を前記第2の事業主体の情報処理装置に提供する提供部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
第1の事業主体の情報処理装置から前記第1の事業主体の活動に係る排出原単位を取得するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を排出原単位記憶部に記憶するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を提供する第2の事業主体を提供先記憶部に記憶するステップと、
前記第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、前記第2の事業主体に対応する前記第1の事業主体を前記提供先記憶部から特定し、特定した前記第1の事業主体に対応する前記排出原単位を前記排出原単位記憶部から読み出し、読み出した前記排出原単位を前記第2の事業主体の情報処理装置に提供するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項3】
第1の事業主体の情報処理装置から前記第1の事業主体の活動に係る排出原単位を取得するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を排出原単位記憶部に記憶するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を提供する第2の事業主体を提供先記憶部に記憶するステップと、
前記第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、前記第2の事業主体に対応する前記第1の事業主体を前記提供先記憶部から特定し、特定した前記第1の事業主体に対応する前記排出原単位を前記排出原単位記憶部から読み出し、読み出した前記排出原単位を前記第2の事業主体の情報処理装置に提供するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
二酸化炭素等の排出量が算定されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2007-164754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サプライチェーンの全体で温室効果ガスの排出状況を把握することが求められている。
【0005】
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、温室効果ガスの排出状況を把握することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、情報処理システムであって、第1の事業主体の情報処理装置から前記第1の事業主体の活動に係る排出原単位を受信する排出原単位取得部と、前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を記憶する排出原単位記憶部と、前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を提供する第2の事業主体を管理する提供先記憶部と、前記第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、前記第2の事業主体に対応する前記第1の事業主体を前記提供先記憶部から特定し、特定した前記第1の事業主体に対応する前記排出原単位を前記排出原単位記憶部から読み出し、読み出した前記排出原単位を前記第2の事業主体の情報処理装置に送信する提供部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、温室効果ガスの排出状況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成例を示す図である。
図2】管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。
図3】管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。
図4】情報処理システムの動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<システムの概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成例を示す図である。本実施形態の情報処理システムは、管理サーバ2を含んで構成される。管理サーバ2は、サプライヤ装置1及びバイヤ装置3のそれぞれと通信ネットワークを介して通信可能に接続される。通信ネットワークは、たとえばインターネットであり、公衆電話回線網や携帯電話回線網、無線通信路、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
【0011】
バイヤ装置3は、自社に関する温室効果ガスの排出量を報告しようとする事業主体(以下、バイヤという。)のユーザのコンピュータである。バイヤ装置3は、例えば、スマートフォンやタブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどとすることができる。バイヤ装置3は、クライアント装置として機能していても、サーバ装置として機能していてもよい。
【0012】
サプライヤ装置1は、バイヤのサプライチェーンの上流及び/又は下流を構成する事業主体(以下、下流の事業主体も含めてサプライヤという。)のユーザのコンピュータである。サプライヤ装置1は、例えば、スマートフォンやタブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどとすることができる。サプライヤ装置1は、クライアント装置として機能していても、サーバ装置として機能していてもよい。
【0013】
なお、サプライヤも自社の排出量を報告しようとする場合にはバイヤとなり得、サプライヤ装置1もバイヤ装置3となり得る。同様に、バイヤも他社のサプライチェーンの上流及び/又は下流を構成する場合にはサプライヤになり得、バイヤ装置3もサプライヤ装置1となり得る。
【0014】
管理サーバ2は、排出量の計算及び管理を行うコンピュータである。管理サーバ2は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、あるいはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
【0015】
<管理サーバ>
図2は、管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。管理サーバ2は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク3に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。なお、後述する管理サーバ2の各機能部はCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、管理サーバ2の各記憶部はメモリ202及び記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
【0016】
図3は、管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。管理サーバ2は、排出原単位記憶部231と、提供先記憶部232と、(粒度記憶部と、)活動量記憶部233と、按分情報記憶部234と、排出原単位取得部211と、活動量取得部212と、提供部213と、を備える。
【0017】
<記憶部>
排出原単位記憶部231は、事業主体(サプライヤ)に対応付けて排出原単位を記憶する。排出原単位記憶部231は、事業主体を示す事業主体IDと活動を特定する情報(活動内容)とに対応付けて排出原単位を記憶することができる。
【0018】
提供先記憶部232は、事業主体に対応付けて、当該事業主体に関する情報(本実施形態では、排出原単位及び/又は活動量)を提供する先となる他の事業主体を管理する。提供先記憶部232は、事業主体を示す事業主体IDに対応付けて、当該事業主体の情報を提供しうる先となる事業体を示す提供先IDを記憶する。
【0019】
また、提供先記憶部232は、情報提供元の事業主体と提供先の事業主体とに対応付けて、提供される情報の粒度を記憶する。なお、粒度は粒度記憶部として別の記憶部としてもよい。情報の粒度とは、例えば、活動量の場合、1日の活動量なのか、1週間の活動量なのか、1ヶ月の活動量なのか、1年の活動量なのかといった時間的な粒度であってもよいし、小数点以下何桁までの数値を提供するかを示す数字の精度であってもよいし、全体の情報を提供するか、スコープ別の情報を提供するか、カテゴリ別の情報を提供するかといった集計単位であってもよい。
【0020】
活動量記憶部233は、事業主体の活動量を記憶する。活動量記憶部233は、事業主体を示す事業主体ID、活動を特定するための情報(活動内容)、及び時間情報に対応付けて活動量を記憶する。時間情報は、例えば、日、月、年などとすることができる。
【0021】
按分情報記憶部234は、提供元の事業主体の活動量のうち提供先の事業主体に関するものを特定するための按分情報を記憶する。按分情報には、情報の提供元となる事業主体を示す事業主体IDと、情報の提供先となる事業主体を示す提供先IDと、活動を特定するための活動内容とに対応付けて、割合を含めることができる。割合は、提供元の事業体が提供する活動量のうちどれだけの割合が提供先に関するものであるかを示す。
【0022】
<機能部>
排出原単位取得部211は、事業主体の排出原単位を取得する。排出原単位取得部211は、事業主体の情報処理装置(サプライヤ装置1)にリクエストを送信し、リクエストに応じてサプライヤ装置1から送信される当該事業主体の活動に係る排出原単位を受信することができる。排出原単位取得部211は、取得した排出原単位を排出原単位記憶部231に登録することができる。
【0023】
活動量取得部212は、事業主体の活動量を取得する。排出原単位取得部211は、事業主体の情報処理装置(サプライヤ装置1)にリクエストを送信し、リクエストに応じてサプライヤ装置1から送信される当該事業主体の活動量を受信することができる。排出原単位取得部211は、取得した活動量を活動量記憶部233に登録することができる。
【0024】
提供部213は、バイヤ装置3にサプライヤの情報を提供する。提供部213は、バイヤ装置3からのリクエストに応じて、バイヤに対応するサプライヤを特定する事業主体IDを提供先記憶部232から特定し、特定したサプライヤに対応する排出原単位を排出原単位記憶部231から読み出し、読み出した排出原単位をバイヤ装置3に送信することができる。
【0025】
提供部213は、排出原単位に代えて又は加えて、サプライヤに対応する活動量を活動量記憶部233から読み出し、読み出した活動量をバイヤ装置3に送信することができる。
【0026】
提供部213は、サプライヤとバイヤに対応する粒度を提供先記憶部232から読み出し、粒度に応じて活動量を補正(例えば、集計したり、丸め処理をしたりすることができる。)したうえでバイヤ装置3に送信することができる。
【0027】
また、提供部213は、サプライヤとバイヤと活動とに対応する按分情報を按分情報記憶部234から読み出し、按分情報に応じて活動量を按分したうえでバイヤ装置3に送信することができる。提供部213は、例えば、活動量に割合を乗じることができる。
【0028】
<動作>
図4は、情報処理システムの動作を説明する図である。
【0029】
管理サーバ2は、バイヤ装置3からサプライヤ及び活動を指定したリクエストを受信し(S301)、サプライヤ及びバイヤの組が提出先記憶部232に登録されている場合には(S302:YES)、サプライヤ及び活動に対応する排出原単位及び活動量を排出原単位記憶部231及び活動量記憶部233から読み出し(S303)、サプライヤ及びバイヤに対応する粒度を提出先記憶部232から読み出して、粒度に応じて活動量を補正(集計、丸め処理等)し(S304)、サプライヤ、バイヤ及び活動に対応する按分情報を按分情報記憶部234から読み出し、読み出した按分情報の割合を活動量に乗じて按分し(S305)、排出原単位と按分された活動量とをバイヤ装置3に送信する(S306)。
【0030】
以上のようにして、本実施形態の情報処理システムによれば、バイヤは管理サーバ2にリクエストすることによりサプライチェーンの上流及び/又は下流を構成する事業主体の排出原単位や活動量を取得して、バイヤの排出量を求めることができる。一方で、サプライヤはバイヤに対して提供する情報の制御を行うことができる。
【0031】
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
【0032】
<開示事項>
なお、本開示には、以下のような構成も含まれる。
[項目1]
第1の事業主体の情報処理装置から前記第1の事業主体の活動に係る排出原単位を受信する排出原単位取得部と、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を記憶する排出原単位記憶部と、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を提供する第2の事業主体を管理する提供先記憶部と、
前記第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、前記第2の事業主体に対応する前記第1の事業主体を前記提供先記憶部から特定し、特定した前記第1の事業主体に対応する前記排出原単位を前記排出原単位記憶部から読み出し、読み出した前記排出原単位を前記第2の事業主体の情報処理装置に送信する提供部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
[項目2]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記第1の事業主体に対応付けて、前記第1の事業主体の活動量を記憶する活動量記憶部を備え、
前記提供部は、前記排出原単位とともに、前記第1の事業主体に対応する前記活動量を前記第2の事業主体の情報処理装置に送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目3]
項目2に記載の情報処理システムであって、
前記第1の事業主体ごとに、前記第2の事業主体に対応付けて、前記第1の事業主体の前記活動量のうち前記第2の事業主体に関するものを特定するための按分情報を記憶する按分情報記憶部を備え、
前記提供部は、前記第1及び第2の事業主体に対応する前記按分情報と、前記第1の事業主体に対応する前記活動量とに基づいて、前記第2の事業主体に対応する活動量である按分活動量を算出し、前記按分活動量を前記第2の事業主体の情報処理装置に送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目4]
項目2に記載の情報処理システムであって、
前記第1の事業主体ごとに、前記第2の事業主体に対応付けて、前記第2の事業主体に提供する前記活動量の粒度を記憶する粒度記憶部を備え、
前記提供部は、前記第1及び第2の事業主体に対応する前記粒度に応じて、前記第1の事業主体に対応する前記活動量を集計し、集計値を前記第2の事業主体の情報処理装置に送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目5]
第1の事業主体の情報処理装置から前記第1の事業主体の活動に係る排出原単位を受信するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を記憶するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を提供する第2の事業主体を管理するステップと、
前記第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、前記第2の事業主体に対応する前記第1の事業主体を前記提供先記憶部から特定し、特定した前記第1の事業主体に対応する前記排出原単位を前記排出原単位記憶部から読み出し、読み出した前記排出原単位を前記第2の事業主体の情報処理装置に送信するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
[項目6]
第1の事業主体の情報処理装置から前記第1の事業主体の活動に係る排出原単位を受信するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を記憶するステップと、
前記第1の事業主体に対応付けて前記排出原単位を提供する第2の事業主体を管理するステップと、
前記第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、前記第2の事業主体に対応する前記第1の事業主体を前記提供先記憶部から特定し、特定した前記第1の事業主体に対応する前記排出原単位を前記排出原単位記憶部から読み出し、読み出した前記排出原単位を前記第2の事業主体の情報処理装置に送信するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【符号の説明】
【0033】
1 サプライヤ装置
2 管理サーバ
3 バイヤ装置
【要約】
【課題】温室効果ガスの排出状況を把握することができるようにする。
【解決手段】情報処理システムであって、第1の事業主体の情報処理装置から第1の事業主体の活動に係る排出原単位を受信する排出原単位取得部と、第1の事業主体に対応付けて排出原単位を記憶する排出原単位記憶部と、第1の事業主体に対応付けて排出原単位を提供する第2の事業主体を管理する提供先記憶部と、第2の事業主体の情報処理装置からのリクエストに応じて、第2の事業主体に対応する第1の事業主体を提供先記憶部から特定し、特定した第1の事業主体に対応する排出原単位を排出原単位記憶部から読み出し、読み出した排出原単位を第2の事業主体の情報処理装置に送信する提供部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4