IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 奥天 優衣の特許一覧

<>
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図1
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図2
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図3
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図4
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図5
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図6
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図7
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図8
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図9
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図10
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図11
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図12
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図13
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図14
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図15
  • 特許-害虫捕獲、解放及び駆除装置 図16
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-12
(45)【発行日】2024-06-20
(54)【発明の名称】害虫捕獲、解放及び駆除装置
(51)【国際特許分類】
   A01M 3/00 20060101AFI20240613BHJP
   A01M 1/00 20060101ALI20240613BHJP
【FI】
A01M3/00 Z
A01M1/00 Z
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2024004903
(22)【出願日】2024-01-16
【審査請求日】2024-01-31
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 ・令和5年12月2日及び12月3日 奥天優衣が、北海道青少年科学技術振興作品展にて、害虫捕獲、解放及び駆除装置について公開した。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524022014
【氏名又は名称】奥天 優衣
(74)【代理人】
【識別番号】100205523
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 浩也
(72)【発明者】
【氏名】奥天 優衣
【審査官】伊藤 裕美
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-187071(JP,A)
【文献】特開2015-198625(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 1/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
側面の一方向が解放されている直方体形状であって、天面に鉄部を有する捕獲箱と、
前記捕獲箱の解放部に収容可能で、かつ前記捕獲箱の解放部から引き出しが可能であり、天面部に透明部材が設けられ、底面部は解放されている捕獲収納引出部と、
棒状であって、一端に握り手部を、もう一端側に第1アーム部、第2アーム部、及び前記第1アーム部と前記第2アーム部の間にマグネット部を有し、前記握り手を握ることによって前記第1アーム部と前記第2アーム部が閉じ、物体を把持するマジックハンド部と、
を備えることを特徴とする害虫捕獲、解放及び駆除装置。
【請求項2】
前記捕獲箱の一つの側面部にはガス注入部と、
前記マジックハンド部の側面にはガス注入レバー、ガスチューブ及びガス挿入針部を有するガスボンベと、
を備え、
前記捕獲箱で害虫を捕獲後、前記ガス注入部に前記ガス挿入針部を挿し込み、ガス注入レバーを引く又は押し込むことによって、前記捕獲箱にガスが注入され、害虫を駆除する、
ことを特徴とする請求項1に記載の害虫捕獲、解放及び駆除装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素等を用いて、ゴキブリ等の害虫を捕獲及び駆除する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、害虫を捕獲及び駆除する物品や装置は多く存在していた。駆除を目的とする物品としては、殺虫剤、ハエたたき及び粘着テープを活用した商品等が存在し、文化財の害虫等による駆除方法としては、気密性バッグに二酸化炭素を用いるものが存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許3765645号
【文献】特許5601431号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の発明は、害虫を捕獲および駆除するものであり、特許文献2の発明は、捕獲及び解放するものであるが、駆除する予定で捕獲後、解放を行いたい場合や、捕獲及び解放する器具で捕獲した後、駆除行いたい場合、害虫を捕獲、解放及び駆除を一連の動作で行う装置は存在せず、対処に困る事象が発生していた。
【0005】
また、特許文献1の発明や他の多くの発明は、害虫を捕獲および駆除を目的とするため、殺虫成分を含む薬剤を使用する必要があり、幼児やペットと同居する場合、細心の注意を払わなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、側面の一方向が解放されている直方体形状であって、天面に鉄部を有する捕獲箱と、前記捕獲箱の解放部に収容可能で、かつ前記捕獲箱の解放部から引き出しが可能であり、天面部に透明部材が設けられ、底面部は解放されている捕獲収納引出部と、棒状であって、一端に握り手部を、もう一端側に第1アーム部、第2アーム部、及び前記第1アーム部と前記第2アーム部の間にマグネット部を有し、前記握り手を握ることによって前記第1アーム部と前記第2アーム部が閉じ、物体を把持するマジックハンド部とを備えることを特徴としている。

【0007】
さらに、請求項2の発明は、請求項1に記載の害虫捕獲、解放及び駆除装置であって、前記捕獲箱の一つの側面部にはガス注入部と、前記マジックハンド部の側面にはガス注入レバー、ガスチューブ及びガス挿入針部を有するガスボンベを備え、前記捕獲箱で害虫を捕獲後、前記ガス注入部に前記ガス挿入針部を挿し込み、ガス注入レバーを引く又は押し込むことによって、前記捕獲箱にガスが注入され、害虫を駆除することを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、駆除する予定で捕獲後、解放を行いたい場合や、捕獲及び解放する器具で捕獲した後、駆除を行いたい場合でも、害虫を捕獲、解放及び駆除を一連の動作で行うことが可能であり、殺虫成分を含まないガスを使用することによって、幼児やペットと同居する場合でも使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係る害虫捕獲、解放及び駆除装置E(以下、「装置E」と記載する。)の捕獲収納引出部2が捕獲箱1に収納されている状態を示す斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2が捕獲箱1より引き出されている状態を上面から見た斜視図である。
図3】本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2が捕獲箱1より引き出されている状態を背面から見た斜視図である。
図4】本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲箱1を上面から見た斜視図である。
図5】本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2を上面から見た斜視図である。
図6】本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2を背面から見た斜視図である。
図7】本発明の実施形態に係る装置Eのマジックハンド部3の正面図である。
図8】本発明の実施形態に係る装置Eのマジックハンド部3の背面図である。
図9】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを捕獲するステップS1を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
図10】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを捕獲するステップS2を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
図11】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを捕獲するステップS3を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
図12】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを捕獲するステップS4を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
図13】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを駆除するステップS5を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
図14】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを駆除するステップS6を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
図15】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを解放するステップS7を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図である。
図16】本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを解放するステップS8を示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。さらに、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】
<実施形態>
まず、図1乃至図6を用いて、害虫Gを捕獲、駆除及び解放する際に使用する捕獲箱1、及び捕獲収納引出部2について説明する。図1は本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2が捕獲箱1に収納されている状態を示す斜視図、図2は本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2が捕獲箱1より引き出されている状態を上面から見た斜視図、図3は本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2が捕獲箱1より引き出されている状態を底面から見た斜視図、図4は本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲箱1を上面から見た斜視図、図5は本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2を上面から見た斜視図、及び図6は本発明の実施形態に係る装置Eの捕獲収納引出部2を背面から見た斜視図である。
【0012】
図1乃至図3に示す通り、及び捕獲収納引出部2は、捕獲箱1の捕獲箱解放部17に収納され、引き出すことが可能な構造となっている。
【0013】
図1乃至図3図4に示す通り、捕獲箱1は捕獲箱天面部12、捕獲箱左側面部13、捕獲箱底面部14、及び捕獲箱右側面部15の計5面部からなる直方体である。捕獲箱解放部17は開口しており、捕獲収納引出部2が収納可能である。
【0014】
捕獲箱天面部12には、鉄部11が備えられている。鉄部11の材質は問わないが、後述するマジックハンド部3のマグネット部36へ吸着させるために備えているため、鉄等の安価な磁石に吸着する金属が好ましく、クリップ等でも良い。なお、鉄部11をマグネットとし、マグネット部36を鉄としても良い。
【0015】
捕獲箱1の材質は形状が維持できれば特に問わないが、軽量で、廃棄しやすい材質として紙類が好ましく、さらに好ましくは形状が変形しにくいボール紙である。
【0016】
捕獲箱1の一辺の長さは問わないが、害虫Gを捕獲し、マジックハンド部3のアーム部34が把持できる大きさを鑑みると、1辺200mm以下であることが好ましい。
【0017】
図1乃至図3図5及び図6に示す通り、捕獲収納引出部2は捕獲収納引出部天面部22、捕獲収納引出部左側面部23、捕獲収納引出部左側面部25、捕獲収納引出部背面部26及び捕獲収納引出部正面部27の計5面部からなる直方体である。捕獲収納引出部2を害虫Gの上から被せ、捕獲できるように捕獲収納引出部底面解放部24は開口している。
【0018】
捕獲収納引出部正面部27には捕獲収納引出部2を引き出す捕獲収納引出部取手28を備える。捕獲収納引出部取手28の形状は、捕獲収納引出部2が引き出し可能であれば特に形状は問わない。
【0019】
捕獲収納引出部天面部22には、捕獲収納引出部2を害虫Gの上から被せる際に、害虫Gを視認できるように、透明部材21を備える。透明部材21の材質は、透明であれば特に問わないが、軽量で、廃棄しやすい材質として食品用ラップフィルムが好ましい。また、透明部材21は害虫Gが視認できる大きさであればよく、縦横サイズは問わない。
【0020】
捕獲収納引出部2の材質は、捕獲箱1と同様の材質であることが好ましく、形状が維持できれば特に問わないが、軽量で、廃棄しやすい材質として紙類が好ましく、さらに好ましくは形状が変形しにくいボール紙である。
【0021】
捕獲収納引出部2の一辺の長さは問わないが、捕獲箱1に隙間なく収納できることが好ましく、捕獲箱1の一辺の長さから捕獲箱1の厚さを減じたサイズが好ましい。
【0022】
続いて、図7及び図8を用いて、害虫Gを捕獲、駆除及び解放する際に使用するマジックハンド部3について説明する。図7は本発明の実施形態に係る装置Eのマジックハンド部3の正面図、及び図8は本発明の実施形態に係る装置Eのマジックハンド部3の背面図である。
【0023】
図示の通り、マジックハンド部3は、棒状であって、一端に握り手部31を、もう一端側にアーム部34を有する。また背面部にはガスボンベ35を備える。
【0024】
握り手部31は、図示ではT字バーとなっているが、把持して操作をする把持バータイプでもよく、形状は問わない。握り手部31を押下、引出又は把持することによって、アーム部34が連動し、アーム部34が物体を把持する動作を行う。
【0025】
アーム部34は、図示の通り、第1アーム部上腕341、第1アーム部下腕342、第2アーム部上腕343及び第2アーム部下腕344から成る。不図示だが、第1アーム部上腕341と第1アーム部下腕342が一体化、及び第2アーム部上腕343及び第2アーム部下腕344が一体化し、第一アーム部34A、第二アーム部34Bとしても良い。握り手部31を押下、引出又は把持することによって、第1アーム部下腕342、第2アーム部上腕343及び第2アーム部下腕344が連動、又は第一アーム部34A及び第二アーム部34Bが連動して動き、捕獲箱1及び捕獲収納引出部2を把持する。
【0026】
ガスボンベ35には、気体が装填されており、ガス注入レバー351を倒すことによって、ガスチューブ352及びガス挿入針部を通じて、気体が送出される。装填されている気体は、殺虫成分を含む気体でも良いが、幼児やペットと同居する場合を鑑み、濃度が高い場合には殺虫が可能であるが、人体には無害な二酸化炭素であることが好ましい。
【0027】
第1アーム部上腕341と第2アーム部上腕343の間、又は第一アーム部34Aと第二アーム部34B間にはマグネット部36を備える。マグネット部36の材質は問わないが、捕獲箱1の鉄部11を吸着させるために設けているため、磁力を持った磁石であることが好ましい。なお、鉄部11を磁石とし、マグネット部36を鉄としても良い。
【0028】
<実施方法1>
続いて、装置Eを用いて、図9乃至図12で図示しながら、害虫Gを捕獲する操作を説明する。図9乃至図12は、本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを捕獲するステップを示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
【0029】
(ステップS1)
まず、捕獲箱1の捕獲箱解放部17に捕獲収納引出部2の一部を収納し、捕獲準備を行った後、図9に示すように、マジックハンド部3の第1アーム部上腕341と第2アーム部上腕343の間、又は第一アーム部34Aと第二アーム部34B間にはマグネット部36と、捕獲箱1の鉄部11に吸着する。
【0030】
(ステップS2)
次に、図10に示すように、マジックハンド部3の握り手部31を押下、引出又は把持し、第1アーム部下腕342、第2アーム部上腕343及び第2アーム部下腕344が連動、又は第一アーム部34A及び第二アーム部34Bを動作させ、捕獲箱1及び捕獲収納引出部2を把持する。
【0031】
(ステップS3)
次に、捕獲収納引出部2の捕獲収納引出部天面部22を通して、害虫Gを視認しながら、図11に示すように、捕獲収納引出部2を害虫Gに被せ、マジックハンド部3を操作する。
【0032】
(ステップS4)
図12に示すように、マジックハンド部3の握り手部31を押下、引出又は把持し、第1アーム部下腕342、第2アーム部上腕343及び第2アーム部下腕344が連動、又は第一アーム部34A及び第二アーム部34Bを動作させ、捕獲箱1も捕獲収納引出部2を押し込み、害虫Gを捕獲する。
【0033】
<実施方法2>
続いて、装置Eを用いて、図13及び図14で図示しながら、害虫Gを駆除する操作を説明する。図13及び図14は、本発明の実施形態に係る装置Eを使用し、害虫Gを駆除するステップを示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図、並びにマジックハンド部3の背面図である。
【0034】
(ステップS5)
まず、図13に示すように、ステップS4で捕獲した害虫Gを駆除するために、ガスチューブ352の先端であるガス挿入針部353を、捕獲箱1のガス注入部18に差し込む。
【0035】
(ステップS6)
次に図14に示すように、ガス注入レバー351を倒し、ガスチューブ352及びガス挿入針部を通じて、捕獲箱1にガスが送出され、充填されたガスにより、害虫Gが駆除される。
【0036】
<実施方法3>
続いて、装置Eを用いて、図15及び図16で図示しながら、害虫Gを解放する操作を説明する。図15及び図16は、本発明の実施形態に係る装置Eの使用し、害虫Gを解放するステップを示す捕獲箱1及び捕獲収納引出部2の側面図である。
【0037】
(ステップS7)
まず、図15に示すように、ステップS4で捕獲した害虫Gを解放するために、捕獲収納引出部2を捕獲箱1から引き出す。
【0038】
(ステップS8)
次に図16に示すように、害虫Gは、開いた捕獲収納引出部2の捕獲収納引出部底面解放部24から脱出し、解放される。
【符号の説明】
【0039】
E 害虫捕獲、解放及び駆除装置
1 捕獲箱
11 鉄部
12 捕獲箱天面部
13 捕獲箱左側面部
14 捕獲箱底面部
15 捕獲箱右側面部
16 捕獲箱背面部
17 捕獲箱解放部
18 ガス注入部
2 捕獲収納引出部
21 透明部材
22 捕獲収納引出部天面部
23 捕獲収納引出部左側面部
24 捕獲収納引出部底面解放部
25 捕獲収納引出部右側面部
26 捕獲収納引出部背面部
27 捕獲収納引出部正面部
28 捕獲収納引出部取手
3 マジックハンド部
31 マジックハンド握り手部
32 マジックハンド本体部
33 アーム軸部
34 アーム部
341 第1アーム部上腕
342 第1アーム部下腕
343 第2アーム部上腕
344 第2アーム部下腕
35 ガスボンベ
351 ガス注入レバー
352 ガスチューブ
353 ガス挿入針部
36 マグネット部
G 害虫
【要約】      (修正有)
【課題】害虫を捕獲、解放及び駆除を一連の動作で行う装置を提供する。
【解決手段】側面の一方向が解放されている直方体形状の天面に鉄部を有する捕獲箱1と、マジックハンド部3とを備え、前記捕獲箱の一つの側面部にはガス注入部18と、前記マジックハンド部の側面にはガス注入レバー351、ガスチューブ352及びガス挿入針部353を有するガスボンベ35を備え、前記捕獲箱で害虫を捕獲後、前記ガス注入部に前記ガス挿入針部を挿し込み、ガス注入レバーを引く又は押し込むことによって、前記捕獲箱にガスが注入され、害虫を駆除することを特徴とすることによって、駆除する予定で捕獲後、解放を行いたい場合や、捕獲及び解放する器具で捕獲した後、駆除を行いたい場合でも、害虫を捕獲、解放及び駆除を一連の動作で行うこと可能であり、殺虫成分を含まないガスを使用することによって、幼児やペットと同居する場合でも使用することが可能である。
【選択図】図11
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16