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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-13
(45)【発行日】2024-06-21
(54)【発明の名称】防護服カバーの袖口構造
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/12 20060101AFI20240614BHJP
【FI】
A41D13/12 109
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020174833
(22)【出願日】2020-10-16
(65)【公開番号】P2022065979
(43)【公開日】2022-04-28
【審査請求日】2023-10-14
(73)【特許権者】
【識別番号】522351479
【氏名又は名称】株式会社エムジープロパティマネジメント
(74)【代理人】
【識別番号】110002804
【氏名又は名称】弁理士法人フェニックス特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】713009747
【氏名又は名称】宮元 武利
(72)【発明者】
【氏名】宮元 武利
【審査官】住永 知毅
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-170330(JP,A)
【文献】特開2002-220712(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0007316(US,A1)
【文献】実開平5-77210(JP,U)
【文献】登録実用新案第3187369(JP,U)
【文献】特開2003-235644(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D13/00-13/12
A41D27/00-27/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
既着の防護服の上から被覆する使い捨てのカバー体において、
前面シート材と背面シート材とが対面して重畳され、首肩部と袖下部と脇部とが縁部に沿ってそれぞれ止着されている一方、
袖口部において、前記前面シート材と背面シート材とが破断可能に接合された易破断部が形成されており、手指を挿通して前記易破断部を破断することによって、袖口部の過開口を抑制可能であることを特徴とする防護服カバーの袖口構造。
【請求項2】
袖口部において、前面シート材および背面シート材同士が部分的に接合されてなる複数の点接合部が設けられて形成されており、
手指が袖口部に挿入されるとき、当該手指が少なくとも一部の点接合部に圧接して、この圧接部位の点接合部が破断可能であることを特徴とする請求項1記載の防護服カバーの袖口構造。
【請求項3】
袖口部において、前面シート材および背面シート材の内側面には、所定幅の面着部がそれぞれ設けられており、かつ、これら面着部同士が対面して密接状態で付着しており、
手指が袖口部に挿入されるとき、手指が前記面着部同士の間に圧入されて、この圧入部位における面着部同士の付着が破断可能であることを特徴とする請求項1記載の防護服カバーの袖口構造。
【請求項4】
袖口部において、前面シート材および背面シート材の内側面には、当該各シート材よりも低密度の熱可塑性樹脂材料からなる所定幅の面着部がそれぞれ設けられており、かつ、これら面着部同士が対面して密接状態で付着しており、
手指が袖口部に挿入されるとき、手指が前記面着部同士の間に圧入されて、この圧入部位における面着部同士の付着が破断可能であることを特徴とする請求項3記載の防護服カバーの袖口構造。
【請求項5】
袖口部において、前面シート材および背面シート材の内側面に接着剤が塗布され、破断可能な易破断部が設けられて形成されており、
手指が袖口部に挿入されるとき、当該手指が少なくとも一部の易破断部に圧接して、この圧接部位の易破断部が破断可能であることを特徴とする請求項1記載の防護服カバーの袖口構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、既着の防護服を被覆するカバー体において、袖口部の過開口を抑制することができて密閉性が良く、防護服の汚染を軽減することができ、しかも、簡素な工程で低コストで製造することができる防護服カバーの袖口構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
感染症の診療においては、医療従事者への感染を防止するために、防護服を着用する必要があり、衛生上の理由から、使用後の防護服は、表面にウイルスが付着しているおそれがあるため、表面から飛散しないように密閉して速やかに廃棄する必要がある。
【0003】
ところで、近年では、新型かつ感染力の強いウイルスの感染者の爆発的増加が発生しており、医療現場における使い切りの衛生用資材の不足が深刻であり、本来であれば、廃棄しなければならないにもかかわらず、洗浄殺菌して再使用せざるを得ない状況になっている。
【0004】
かかる事情から、既着の防護服に対して、簡易的なカバー体を更に被覆することができれば、このカバー体を交換することによって防護服の消費量を軽減することができると考えられる。
【0005】
しかしながら、かかる簡易的なカバー体の場合、大量生産によるコストダウンの観点から着用者の体格に合わせて複数のサイズを製造することが困難であることから、少し大きめのサイズを着用せざるを得ない場合が多く、特に、袖口部が大きく開口していることにより、作業中に袖がたくし上がってしまったり、あるいは、袖口部からウイルス等が侵入してしまうおそれがある。
【0006】
従来、袖口部の過開口やたくし上がりを抑制するためには、紐を設けて結んだり、ゴムのしぼりを設けるものが知られているが(例えば、特許文献1参照)、紐やゴムなどの別部材が必要となり、材料コストの増大や加工工程の複雑化という問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】登録実用新案第3133868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来技術に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、既着の防護服を被覆するカバーにおいて、袖口部の過開口を抑制することができて密閉性が良く、防護服の汚染を軽減することができ、しかも、簡素な工程で低コストで製造することができる防護服カバーの袖口構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
【0010】
即ち、本発明は、既着の防護服の上から被覆する使い捨てのカバー体において、
前面シート材と背面シート材とを対面して重畳して、首肩部と袖下部と脇部とを縁部に沿ってそれぞれ止着する一方、
袖口部において、前記前面シート材と背面シート材とを破断可能に接合した易破断部を形成して、手指を挿通して前記易破断部を破断することによって、袖口部の過開口を抑制可能にするという技術的手段を採用したことによって、防護服カバーの袖口構造を完成させた。
【0011】
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、袖口部において、前面シート材および背面シート材同士を部分的に接合されてなる複数の点接合部を設けて形成して、
手指が袖口部に挿入されるとき、当該手指が少なくとも一部の点接合部に圧接して、この圧接部位の点接合部を破断可能にするという技術的手段を採用することもできる。
【0012】
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、袖口部において、前面シート材および背面シート材の内側面には、所定幅の面着部をそれぞれ設けて、かつ、これら面着部同士を対面して密接状態で付着し、
手指が袖口部に挿入されるとき、手指が前記面着部同士の間に圧入されて、この圧入部位における面着部同士の付着を破断可能にするという技術的手段を採用することができる。
【0013】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、袖口部において、前面シート材および背面シート材の内側面には、当該各シート材よりも低密度の熱可塑性樹脂材料からなる所定幅の面着部をそれぞれ設け、かつ、これら面着部同士を対面して密接状態で付着し、
手指が袖口部に挿入されるとき、手指が前記面着部同士の間に圧入されて、この圧入部位における面着部同士の付着を破断可能にするという技術的手段を採用することもできる。
【0014】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、袖口部において、前面シート材および背面シート材の内側面に接着剤を塗布して、破断可能な易破断部を設けて形成して、
手指が袖口部に挿入されるとき、当該手指が少なくとも一部の易破断部に圧接して、この圧接部位の易破断部を破断可能にするという技術的手段を採用することもできる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、既着の防護服の上から被覆する使い捨てのカバー体において、前面シート材と背面シート材とを対面して重畳して、首肩部と袖下部と脇部とを縁部に沿ってそれぞれ止着する一方、袖口部において、前記前面シート材と背面シート材とを破断可能に接合した易破断部を形成したことにより、手指を挿通して前記易破断部を破断することによって、袖口部の過開口を抑制することができる。
【0016】
したがって、本発明の防護服カバーの袖口構造によれば、袖口部の過開口およびたくし上がりを抑制することができて密閉性が良く、袖口部からのウイルス等の侵入を防止して防護服の汚染を軽減することができる。
【0017】
また、袖口を止めるための紐やゴムなどの別部材の用意や取付加工も不要で、ヒートプレス加工等でできるため、簡素な工程で低コストで製造することができることから、産業上の利用価値は頗る大きいといえる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の第1実施形態の防護服カバーの前面を表わす正面図である。
図2】本発明の第1実施形態の防護服カバーの背面を表わす正面図である。
図3】本発明の第1実施形態の袖口構造の変形例を表わす拡大正面図である。
図4】本発明の第1実施形態の使用状態を表わす拡大正面図である。
図5】本発明の第1実施形態の使用状態を表わす拡大正面図である。
図6】本発明の第1実施形態の使用状態を表わす拡大正面図である。
図7】本発明の第1実施形態の袖口構造の変形例を表わす拡大正面図である。
図8】本発明の第1実施形態の袖口構造の変形例を表わす拡大正面図である。
図9】本発明の第2実施形態の防護服カバーの前面を表わす正面図である。
図10】本発明の第2実施形態の使用状態を表わす拡大正面図である。
図11】本発明の第2実施形態の使用状態を表わす拡大正面図である。
図12】本発明の第2実施形態の使用状態を表わす拡大正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
『第1実施形態』
本発明の第1実施形態を図1から図8に基づいて説明する。図1中、符号1で指示するものはカバー体であり、符号2で指示するものは袖口部である。また、符号3で指示するものは止着部、符号4で指示するものは首肩部、符号5で指示するものは袖下部、符号6で指示するものは脇部である。
【0020】
本発明は、既着の防護服の上から被覆する使い捨てのカバー体1における袖口構造であって、構成するにあっては、まず、前面シート材11と背面シート材12と(共に単層)を対面して重畳して、首肩部4と袖下部5と脇部6とを縁部に沿ってそれぞれ止着する(図1および図2参照)。首肩部4の首出し孔は、予め切開して形成しても良いし、ミシン目で開口させるものでも良い。
【0021】
本実施形態では、成形性が良いことから、前面シート材11および背面シート材12の材料に熱可塑性樹脂材料を採用し、この熱可塑性樹脂材料として、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロンなどを採用することができる。
【0022】
また、前面シート材11と背面シート材12との止着方法(止着部3の構成)としては、熱融着によるサイドシールを行うことが好ましいが、接着剤等を使用することもできる。なお、首肩部4における両シート材の止着は、筒状の基材を使用することによって、辺を折り返して重ね合わせるだけで良く、成形上容易である。
【0023】
また、必要に応じて、前記背面シート材12には上下に亙り切断可能なミシン目12Aを形成することができ、使用後の脱衣を容易にすることができる(図2参照)。本実施形態のミシン目12Aは、中央部に直線状のものを1本形成する。なお、必要に応じて、線の形状や本数、貫通部の間隔(ピッチ)などを適宜変更することもできる。例えば、上縁部近傍は着用者の頭部を挿通した後に、ミシン目の切断が必要以上に進行してしまうおそれがあるため、貫通部をやや広めの間隔にした切断しにくい部分を不規則的に設けることができる。
【0024】
そして、袖口部2において、前記前面シート材11と背面シート材12とが破断可能に接合された易破断部21を形成する。易破断とは、熱可塑性樹脂の熱溶融によって一体化した部分を分離するものであり、破壊して千切れるものや付着が剥がれる程度のものが含まれる。
【0025】
本実施形態では、袖口部2において、易破断部21を、前面シート材11および背面シート材12の内側面同士が部分的に接合されてなる複数の点接合部21Aを設けて形成する。
【0026】
点接合部21Aの形成方法としては、予め設計した配置の点接合部21Aの形状の押し型を成形し、袖口部2の表面の所要位置に押し型によりヒートプレスする。この際、前面シート材11および背面シート材12のシート基材の材料の融点など物性によって、押し型の加熱温度や圧接時間を適宜変更することによって破断強度を調節することができる。また、溶融箇所および面積を変化させることによっても、破断強度を調節することができる。破断強度が大きすぎると手指Hを圧接したときにうまく破断しなかったり、あるいは、シート基材そのものが必要以上に引きちぎれてしまい穴あきの原因となる一方、破断強度が小さすぎると意図しない位置の点接合部21Aまでもが破断して、十分な密閉ができないおそれがある。
【0027】
点接合部21Aが、適切な破断強度を得るためには、1か所あたり最大でも1cm程度の領域に収まるものが好ましく、より好ましくは1mm程度の領域に収まるものがよい。なお、点接合部21Aにおける「点」とは、部分的ないし断続的な形状を意味し、図3(a)に示すような線状のものや、その他の非点対称的な種々の形状も当然に含まれる。また、点接合部21Aは、図3(b)に示すように、2本を並行して設けたものであっても良い。
【0028】
そして、図4に示すように、手指Hが袖口部2に挿入されるとき、当該手指Hが少なくとも一部の点接合部21Aに圧接して、この圧接部位の点接合部21Aを破断可能である(図5参照)。この際、手指Hはできるだけ小さく畳んだ状態にして袖口部2に挿入することによって余分な位置の点接合部21Aの破断を防ぎ、挿通後に手指Hを広げるようにするのが好ましい。
【0029】
こうして手指Hの挿入時に圧接する点接合部21Aを次々と破断していき、最後には、残存した最端の点接合部21Aが、更なる手指Hないし腕の圧接による破断の進行を防止することから、袖部のたくし上がりを防止することができるのである(図6参照)。
【0030】
本実施形態では、図7に示すように、易破断部21(本実施形態では点接合部21A)を形成する位置を適宜設計変更することができ、例えば、図7(a)に示すように上端近傍を除いて形成したり、図7(b)に示すように中央部を除いて形成したりすることができ、この非形成位置に手指Hをガイドして易破断部21をスムースに破断させることができる。
【0031】
更にまた、図8に示すように、袖口部2を先端にかけて逓減的に小さくしたデザインにすることもでき、ウイルス等の侵入リスクを軽減することができる。
【0032】
『第2実施形態』
本発明の第2実施形態を図9から図11に基づいて説明する。本実施形態では、袖口部2において、前面シート材11および背面シート材12の内側面に、所定幅の面着部21Bをそれぞれ設け、かつ、これら面着部21B同士を対面して密接状態で付着した構成である。
【0033】
この面着部21Bを構成するにあっては、前面シート材11および背面シート材12のシート基材を、融点の異なる熱可塑性樹脂材料を一体に積層して構成し、前面シート材11および背面シート材12の内側面に低融点の樹脂材料を配設することによって、前面シート材11および背面シート材12の低融点樹脂材料部のみを破断可能にすることができる。
【0034】
具体的には、高融点樹脂材料として高密度ポリエチレン(HDPE:通常、軟化温度約120℃、融点約140~160℃)を採用する一方、低融点樹脂材料(面着部21B)として低密度ポリエチレン(LDPE:通常、軟化温度80~90℃、融点110~120℃)を採用する。そして、高融点樹脂材料の融点と低融点樹脂材料の融点との間の温度で加工(ヒートプレスなど)することにより、低密度樹脂材料のみが溶融するように加熱温度を調整しながら加工することができる。
【0035】
なお、高融点樹脂材料と低融点樹脂材料との積層方法としては、公知のラミネート工法や接着剤による接着を採用することができる。
【0036】
このような前面シート材11および背面シート材12のシート基材の積層構造にした場合は、破断した際にシート材が貫通することを防止し、貫通(穴あき)によるカバー体の強度の低下やウイルスの侵入などを防止することができる。
【0037】
また、製造工程においても、高融点樹脂材料の融点と低融点樹脂材料の融点との間の温度で加工(ヒートプレスなど)することにより、低融点樹脂材料のみを溶融させることができるため、シート基材を損傷することなく面着部21B(易破断部21)を簡単かつ確実に成形することができる。
【0038】
そして、図10に示すように、手指Hが袖口部2に挿入されるとき、手指Hを前記面着部21B同士の間に圧入し、この圧入部位における面着部21B同士の付着を破断可能である(図11参照)。
【0039】
この際、手指Hはできるだけ小さく畳んだ状態にして袖口部2に挿入して面着部21B同士の間に圧入することによって余分な位置の面着部21Bの破断を防ぎ、挿通後に手指Hを広げるようにするのが好ましい。このようにして、手指Hを挿通して前記易破断部21(面着部21B)を破断することによって、袖口部2の過開口を抑制可能であり、通常、袖部内における腕は手指Hよりも太いために、それ以上は腕が易破断部21を押し広げて入っていくことは困難であることから、およそ手首付近で固定することができ、結果的に袖部のたくし上がりを防止することができる(図12参照)。
【0040】
本発明は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、易破断部21は、袖口部2において、前面シート材11および背面シート材12の内側面に接着剤(好ましくは、弱粘着性の接着剤)を塗布して設けることもでき、本発明の技術的範囲に属する。
【符号の説明】
【0041】
1 カバー体
11 前面シート材
12 背面シート材
12A ミシン目
2 袖口部
21 易破断部
21A 点接合部
21B 面着部
3 止着部
4 首肩部
5 袖下部
6 脇部
H 手指
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12