(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-14
(45)【発行日】2024-06-24
(54)【発明の名称】鉄線網が内蔵されたコンクリート構造物
(51)【国際特許分類】
E04C 5/03 20060101AFI20240617BHJP
E04C 5/04 20060101ALI20240617BHJP
【FI】
E04C5/03
E04C5/04
(21)【出願番号】P 2023546562
(86)(22)【出願日】2022-02-04
(86)【国際出願番号】 KR2022001763
(87)【国際公開番号】W WO2022173170
(87)【国際公開日】2022-08-18
【審査請求日】2023-08-16
(31)【優先権主張番号】10-2021-0018169
(32)【優先日】2021-02-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】523291031
【氏名又は名称】イ、デ ヨン
【氏名又は名称原語表記】LEE, Dae Young
【住所又は居所原語表記】13,Seongseo-ro 68-gil Dalseo-gu Daegu 42697,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】イ、デ ヨン
【審査官】神尾 寧
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-311257(JP,A)
【文献】登録実用新案第3034987(JP,U)
【文献】実公昭47-267(JP,Y1)
【文献】国際公開第00/008266(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04C 5/03
E04C 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉄線網10が内蔵されたコンクリート構造物において、
垂直方向または水平方向に配置される第1部材100と、
前記第1部材100に垂直した方向に配置される第2部材200と、
前記第1部材100と前記第2部材200とによって形成された鉄線網10を取り囲むように打設されるコンクリート20、及び
前記第1部材100と第2部材200との交差地点に溶接されて固定され、
前記第1部材100に所定間隔で離隔されて複数個の第1凹溝110が長手方向に沿って形成され、
前記第1凹溝110に第2部材200が安着されて溶接されることによって前記鉄線網10の構造的強度を増加させ、
前記第2部材200が結合される複数個の第1凹溝110の間に第2部材200が結合されていない空の第1凹溝120が形成され、
前記空の第1凹溝120は第1部材100に作用する衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、打設されるコンクリート20との表面積を増加させて鉄線網10とコンクリート20との付着力を増加させることを特徴とする、コンクリート構造物。
【請求項2】
前記第2部材200の長手方向に沿って所定間隔離隔されて形成され、第1部材100が結合されていない空の第2凹溝210が形成され、
前記空の第2凹溝210は第2部材200に作用する衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、打設されるコンクリート20との表面積を増加させて鉄線網10とコンクリート20との付着力を増加させることを特徴とする、請求項1に記載のコンクリート構造物。
【請求項3】
前記第1部材100または第2部材200の端部で第1部材100または第2部材200を取り囲んで内側に折り曲げられて形成された仕上げ部300をさらに含み、
前記仕上げ部300によって隣合う鉄線網10との絡みを防止して作業安全性を向上させることを特徴とする、請求項1に記載のコンクリート構造物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄線網が内蔵されたコンクリート構造物に係り、より詳細には、第1部材に形成された凹溝に第2部材が安着されて溶接されることによって、鉄線網の構造的強度を向上させる一方、第2部材が安着されていない第1部材に形成された空の凹溝は後工程で打設されるコンクリートとの付着力を増加させると同時に、鉄線網に作用する外部からの衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、第1部材または第2部材の端部で第1部材または第2部材を取り囲んで内側に折り曲げられて形成された仕上げ部によって隣合う鉄線網との絡みを防止し、作業安全性を向上させるコンクリート構造物に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、鉄線コンクリートはコンクリートの中に鉄線を入れて使う複合資材である。
【0003】
鉄線とコンクリートとを一緒に使う理由を幾つか述べる。
【0004】
一般的なコンクリートは部材が荷重を受けて押される力、すなわち、圧縮にはとてもよく耐える。しかし、それと逆に、部材が引っ張られる力、すなわち、引張にはとても弱い特性を持っている。
【0005】
一方、鉄線は火に弱いが引張と圧縮の全てによく耐える部材である。
【0006】
したがって、コンクリートと鉄線とを一緒に使えば、引張力が弱いコンクリートの短所を補うことができる。
【0007】
また、鉄線とコンクリートは熱膨脹係数がほぼ類似である。
【0008】
そのため、鉄線コンクリート構造物が設置された後、温度が変わっても同じ体積で膨脹または収縮するので、構造体が温度変化によるクラックが発生しない。
【0009】
また、コンクリートが鉄線を囲んでいるので、単独で使われたら腐食に脆弱な鉄線に保護膜のような役目をする。
【0010】
鉄線コンクリートは、建築、土木分野において、普通規模が大きい建築物や高速道路、海の上の橋脚に多く用いられる。
【0011】
高速道路及び橋脚の上に自動車または列車が高速走行する際に発生する振動が橋脚を支持するコンクリート構造物に伝達される。
【0012】
このようなコンクリート構造物を設計する時、振動の発生に鑑みて設計されるが、とても大きい衝撃が加えられればコンクリートが持っていたクラックが成長して構造物の破損の原因となる。
【0013】
一方、コンクリートの内部に挿入される鉄線を連結する時、針金を利用して固定される。しかし、連結部の針金が外力によって緩くなったり断線される場合がしばしば発生する。
【0014】
これによって、鉄線がコンクリートの内部で自分の位置を離脱して構造物の安全に脆弱な問題を引き起こしたりする。
【0015】
また、鉄線端部の鋭い断面によって作業者が施工中にけがをする事故がたびたび発生することもある。
【0016】
したがって、コンクリート構造物に伝達される振動をより効率的に減少させることができ、鉄線が自分の位置を離脱せず、作業安全性を向上させることができるコンクリート構造物の開発が切実に要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
本発明は、前記のような問題を解決するために提案されたもので、第1部材に形成された凹溝に第2部材が安着されて溶接されることによって、鉄線網の構造的強度を向上させることを目的とする。
【0018】
また、本発明は、第2部材が安着されていない第1部材に形成された空の凹溝が後工程で打設されるコンクリートとの付着力を増加させると同時に、鉄線網に作用する外部からの衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、クラック発生を防止することを目的とする。
【0019】
また、本発明は、第1部材または第2部材の端部で第1部材または第2部材を取り囲んで内側に折り曲げられて形成された仕上げ部によって隣合う鉄線網との絡みを防止し、作業安全性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本発明は、鉄線網が内蔵されたコンクリート構造物に係り、
垂直方向または水平方向に配置される第1部材と、
前記第1部材に垂直した方向に配置される前記第2部材と、
前記第1部材と第2部材とによって形成された鉄線網を取り囲むように打設されるコンクリート、及び
前記第1部材と第2部材との交差地点に溶接されて固定されることを含むことを特徴とする。
【0021】
また、本発明は、前記第1部材に所定間隔に離隔されて複数個の第1凹溝が長手方向に沿って形成され、
前記第1凹溝に第2部材が安着されて溶接されることによって前記鉄線網の構造的強度を増加させることを特徴とする。
【0022】
また、本発明は前記第2部材が結合される複数個の第1凹溝の間に第2部材が結合されていない空の第1凹溝が形成され、
前記空の第1凹溝は第1部材に作用する衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、打設されるコンクリートとの表面積を増加させて鉄線網とコンクリートとの付着力を増加させることを特徴とする。
【0023】
また、本発明は、前記第2部材の長手方向に沿って所定間隔に離隔されて形成され、第1部材が結合されていない空の第2凹溝が形成され、
前記空の第2凹溝は第2部材に作用する衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、打設されるコンクリートとの表面積を増加させて鉄線網とコンクリートとの付着力を増加させることを特徴とする。
【0024】
また、本発明は、前記第1部材または第2部材の端部で第1部材または第2部材を取り囲んで内側に折り曲げられて形成された仕上げ部;をさらに含み、
前記仕上げ部によって隣合う鉄線網との絡みを防止し、作業安全性を向上させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0025】
本発明による鉄線網が内蔵されたコンクリート構造物は、第1部材に形成された凹溝に第2部材が安着されて溶接されることによって、鉄線網の構造的強度を向上させる効果がある。
【0026】
また、本発明は、第2部材が安着されていない第1部材に形成された空の凹溝は後工程で打設されるコンクリートとの付着力を増加させると同時に、鉄線網に作用する外部からの衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、クラックの発生を防止する効果がある。
【0027】
また、本発明は、第1部材または第2部材の端部で第1部材または第2部材を取り囲んで内側に折り曲げられて形成された仕上げ部によって隣合う鉄線網との絡みを防止し、作業安全性を向上させる効果がある。
【0028】
また、本発明は、鉄線網の仕上げ部を隣合う鉄線網の仕上げ部と針金で連結するようになれば、鉄線網の内側に折り曲げられた仕上げ部によって引張強度が増加するので、より堅固に鉄線網が結合可能になる効果がある。
【0029】
上述した効果とともに、本発明の具体的な効果は、以下の発明を実施するための具体的な事項を説明しながら一緒に記述する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】本発明による鉄線網の第1実施例の斜視図である。
【
図3】本発明による鉄線網の第2実施例の斜視図である。
【
図5】本発明による鉄線網が含まれたコンクリート構造物の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本文書の様々な実施例が添付の図面を参照して記載される。しかし、これは本文書に記載された技術を特定の実施形態に対して限定しようとすることではなく、本文書の実施例の様々な変更(modifications)、均等物(equivalents)、及び/または代替物(alternatives)を含むものとして理解しなければならない。図面の説明と係って、類似な構成要素に対しては類似な参照符号が使われることができる。
【0032】
また、本文書で使われた「第1」、「第2」などの表現は多様な構成要素を、手順及び/または重要度にかかわらず修飾することができ、一つの構成要素を他の構成要素と区分するために使われるだけであって、該当構成要素を限定しない。例えば、「第1部分」と「第2部分」は手順または重要度と無関係に、互いに異なる部分を示すことができる。例えば、本文書に記載された権利範囲を脱することなく第1構成要素は第2構成要素に命名されることができ、類似に第2構成要素も第1構成要素に変えて命名されることができる。
【0033】
また、本文書で使われた用語は、単に特定実施例を説明するために使われたもので、他の実施例の範囲を限定しようとする意図ではないことがある。単数の表現は文脈上明らかに違うことを意味しない限り、複数の表現を含むことができる。技術的や科学的な用語を含んで、ここで使われる用語は本文書に記載された技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されることと同一な意味を持つことができる。本文書に使われた用語の中で一般的な辞書に定義された用語は、関連技術が文脈上持つ意味と同一または類似な意味で解釈されることができ、本文書で明らかに定義されない限り、理想的や過度に形式的な意味で解釈されない。場合によって、本文書で定義された用語であっても本文書の実施例を排除するように解釈されることができない。
【0034】
本発明は、鉄線網10が内蔵されたコンクリート構造物についたものである。
【0035】
図1は本発明による鉄線網10の第1実施例の斜視図で、
図2は
図1でのAの拡大図である。
【0036】
【0037】
本発明によるコンクリート構造物は、第1部材100、第2部材200、コンクリート20を主要構成とする。
【0038】
第1部材100は垂直方向または水平方向に配置され、第2部材200は第1部材100に垂直した方向に配置される。
【0039】
第1部材100と第2部材200は交差地点で溶接されて鉄線網10を形成する。
【0040】
コンクリート20は第1部材100と第2部材200とによって形成された鉄線網10を取り囲むように打設される。
【0041】
鉄線網10が内蔵されたコンクリート構造物は引張力が弱いコンクリート20に引張力と圧縮力がいずれも強い鉄線を内蔵することでコンクリート20の引張力を補強した。
【0042】
第1部材100には所定間隔に離隔されて複数個の第1凹溝110が長手方向に沿って形成される。
【0043】
第1凹溝110に第2部材200が安着されて溶接されることで鉄線網10の構造的強度を増加させた。
【0044】
第2部材200が第1凹溝110に安着されることで、外力によって結合部の離脱を防止することができる。これを通じて、従来単純に2つの鉄線を交差させて針金で固定することに比べて構造的に安定性を高めることができる。
【0045】
第1部材100と第2部材200との交差地点にはスポット溶接をする。溶接の種類としては、簡単で、且つきれいに溶接されるスポット溶接が好ましい。
【0046】
図2に図示されたように、第1凹溝110はU字形状で、第1凹溝110の内側面に第2部材200が安着され易いように折り曲げられる。
【0047】
第1部材100と第2部材200を交差して配置した後、溶接作業が行われる。
【0048】
第1凹溝110は溶接位置をガイドしてくれるだけでなく、溶接面積を増加させて容易に溶接可能である。高熟練度の作業者が求められず、これは人件費を節減する効果がある。
【0049】
一方、第2部材200が結合される複数個の第1凹溝110の間に第2部材200が結合されていない空の第1凹溝120が形成される。
【0050】
空の第1凹溝120は第1部材100に作用する衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させる効果がある。
【0051】
空の第1凹溝120は外力が作用される時、弾性によって凹んだ部位に隣接した鉄線が変形されて衝撃を吸収することができる。
【0052】
空の第1凹溝120の形状はU字形状だけでなく、凹んだ形状であれば様々な形状に変形可能であることは勿論である。
【0053】
また、空の第1凹溝120は打設されるコンクリート20との表面積を増加させることで鉄線網10とコンクリート20との付着力を増加させる。
【0054】
図3は本発明による鉄線網10の第2実施例の斜視図である。
【0055】
【0056】
第2実施例を説明するにあたり、第1実施例との差異点を中心にして説明する。
【0057】
本発明による第2実施例は第2凹溝が形成された第2部材200をさらに含む。
【0058】
第2凹溝は第2部材200の長手方向に沿って所定間隔離隔されて形成される。
【0059】
図3に図示されたように、第2部材200に対して第1部材100が結合されていない空の第2凹溝210が形成される。
【0060】
空の第1凹溝120と同様の原理で、空の第2凹溝210は第2部材200に作用する衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、打設されるコンクリート20との表面積を増加させて鉄線網10とコンクリート20との付着力を増加させる効果がある。
【0061】
従来に鉄線コンクリート20は一字型の鉄線を格子縞で配置して溶接して製作された。
【0062】
本発明による凹溝が形成された鉄線網10と一字型鉄線網の全体表面積を比べると、凹溝が形成された鉄線網10の表面積がずっと大きい。すなわち、増加された表面積の分コンクリート20との付着力も増加される。
【0063】
第1凹溝110または第2凹溝の間隔は、第1部材100または第2部材200が配置される間隔と同一であり、これは設計条件によって変更されて適用されることができる。
【0064】
また、隣合う第1部材100または第2部材200の間に凹溝が一つ以上形成されることもできる。
【0065】
ただ、本発明では第1凹溝110及び第2凹溝の形状がU字形状で実施例を図示したが、それに限らないし、設計条件によって多様に変更も可能である。
【0066】
図4は本発明による仕上げ部300の拡大図で、
図5は本発明による鉄線網10が含まれたコンクリート構造物の断面図である。
【0067】
【0068】
本発明は第1部材100または第2部材200の端部で第1部材100または第2部材200を取り囲んで内側に折り曲げられて形成された仕上げ部300をさらに含む。
【0069】
仕上げ部300によって隣合う鉄線網10との絡みを防止して作業安全性を向上させるようにした。
【0070】
従来は鉄線網10の端部と隣合う鉄線網10が端部を重ねて配置した後、別途針金をねじって結合させた。
【0071】
この作業は作業者が手作業で一つ一つねじらなければならず、鋭い鉄線網10の上を移動しながら作業するので、鉄線網10の間に作業者の足がはまる場合もたびたび発生した。
【0072】
従来は鉄線の端部が切削されたまま鋭く露出されていて作業中に安全事故が頻繁に発生した。
【0073】
しかし、本発明は第1部材100と第2部材200の端部を内側に折り曲げて仕上げることによって作業安全性を高め、コンクリート20の内部で鉄線網10を安定的に支持することができる。
【0074】
これだけでなく、鉄線網10の仕上げ部300を隣合う鉄線網10の仕上げ部300と針金で連結するようになれば、鉄線網10の内側に折り曲げられた仕上げ部300によって引張強度が増加するので、より堅固に鉄線網10が結合可能になる効果がある。
【0075】
本発明は、鉄線網が内蔵されたコンクリート構造物に係り、より詳細には、第1部材に形成された凹溝に第2部材が安着されて溶接されることによって鉄線網の構造的強度を向上させる一方、第2部材が安着されていない第1部材に形成された空の凹溝は、後工程で打設されるコンクリートとの付着力を増加させると同時に、鉄線網に作用する外部からの衝撃を吸収してコンクリート構造物に伝達される振動を減少させ、第1部材または第2部材の端部で第1部材または第2部材を取り囲んで内側に折り曲げられて形成された仕上げ部によって隣合う鉄線網との絡みを防止し、作業安全性を向上させるコンクリート構造物に関する。
【0076】
以上では、本発明の好ましい実施例について図示して説明したが、本発明は上述した特定実施例に限定されず、請求範囲で請求する本発明の要旨を脱することなく当該発明が属する技術分野における通常の知識を有する者によって様々な変形実施が可能であることは勿論で、このような変形実施例は本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならない。
【符号の説明】
【0077】
10 鉄線網
20 コンクリート
100 第1部材
110 第1凹溝
120 第1凹溝
200 第2部材
210 第2凹溝
300 仕上げ部