(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-17
(45)【発行日】2024-06-25
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240618BHJP
【FI】
G06Q50/10
(21)【出願番号】P 2020027465
(22)【出願日】2020-02-20
【審査請求日】2023-01-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】上江洲 吉美
【審査官】小山 和俊
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-031183(JP,A)
【文献】特開2019-079477(JP,A)
【文献】特開2004-258819(JP,A)
【文献】特開2002-032510(JP,A)
【文献】特開2005-158021(JP,A)
【文献】特開2004-206445(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
ネットワークを介して言動を行う複数の者のうち、第1の者とマッチングした第2の者、及び、前記第2の者とマッチングした第3の者との間での前記言動
のうち、データベースに記憶される会話履歴を分析し、
前記分析の結果として取得される、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合い
及び、前記第1の者、及び前記第2の者間の親密度を、前記第1の者に示
し、
前記親密度は、前記会話履歴及び前記データベースに記憶された単語情報を用いて算出される、
情報処理装置。
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いのうち、前記第2の者及び前記第3の者の個人情報及びプライバシー情報を、前記第1の者に秘匿する、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記第2の者及び前記第3の者間での言動のうち、ネットワーク経由で行われる会話に応じた、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いを示す、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第2の者と前記第3の者とが相互に会話を行う度合いを、前記第1の者に示す、
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記第2の者と前記第3の者とが相互に会話を行う度合いとして、
前記第2の者と前記第3の者とが相互に行う会話の回数、頻度、及び、前記第3の者の人数の少なくとも一つを、前記第1の者に示す、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記第2の者及び前記第3の者間での言動のうち、ネットワーク経由で行われる会話から推定される、前記第2の者及び前記第3の者の行動に応じた、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いを示す、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記第2の者及び前記第3の者の行動として、前記第2の者及び前記第3の者が相互に会うことに関する情報を用いる、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合い
、及び親密度に応じた、前記第1の者が選択することが望ましい言動の候補を、前記第1の者に示す、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記望ましい言動の候補を、より望ましい順序で並べ替える、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータに、
ネットワークを介して言動を行う複数の者のうち、第1の者とマッチングした第2の者、及び、前記第2の者とマッチングした第3の者との間での前記言動
のうち、データベースに記憶される会話履歴を分析し、
前記分析の結果として取得される、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合い
及び、前記第1の者、及び前記第2の者間の親密度を、前記第1の者に示
し、
前記親密度は、前記会話履歴及び前記データベースに記憶された単語情報を用いて算出される、
処理を実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、結婚情報の供給システムを開示する。特許文献1の結婚情報の供給システムは、入力手段と、マッチングする手段と、送信手段と、を備える。入力手段は、インターネット上にホームページを開設し、当該ホームページ上において、結婚を希望する男女が自らの具体的な情報を入力する。マッチングする手段は、結婚相手に望む具体的な条件を入力する入力手段と、当該データの蓄積手段と、これらのデータの中で適合する相手をマッチングする。送信手段は、当該マッチング結果により適合する個人の情報を操作者と相手の双方に電子メールで送る。特許文献1の結婚情報の供給システムは、上記操作者と相手がこのホームページを通じてのみ電子メールの交換ができるようにして双方のプライバシーの保護を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ネットワーク型マッチングシステムでは、第1の者と第2の者とが、マッチングし、かつ、第2の者と第3の者とが、マッチングすることがある。この場合に、第1の者は、第2の者及び第3の者間の関係の進展を考慮しつつ、第1の者と第2の者との関係を進展させることが困難である。
【0005】
本発明の目的は、第1の者が、第1の者と第1の者がマッチングした第2の者との関係を、第2の者と第2の者がマッチングした第3の者との関係の進展を考慮した上で、進展させることができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決すべく、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、ネットワークを介して言動を行う複数の者のうち、第1の者とマッチングした第2の者、及び、前記第2の者とマッチングした第3の者との間での前記言動に応じた、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いを、前記第1の者に示す。
【0007】
第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いのうち、前記第2の者及び前記第3の者の個人情報及びプライバシー情報を、前記第1の者に秘匿する。
【0008】
第3態様に係る情報処理装置は、第1態様または第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第2の者及び前記第3の者間での言動のうち、ネットワーク経由で行われる会話に応じた、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いを示す。
【0009】
第4態様に係る情報処理装置は、第1態様から第3態様までのいずれかの態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第2の者と前記第3の者とが相互に会話を行う度合いを、前記第1の者に示す。
【0010】
第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第2の者と前記第3の者とが相互に会話を行う度合いとして、前記第2の者と前記第3の者とが相互に行う会話の回数、頻度、及び、前記第3の者の人数の少なくとも一つを、前記第1の者に示す。
【0011】
第6態様に係る情報処理装置は、第1態様または第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第2の者及び前記第3の者間での言動のうち、ネットワーク経由で行われる会話から推定される、前記第2の者及び前記第3の者の行動に応じた、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いを示す。
【0012】
第7態様に係る情報処理装置は、第6態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第2の者及び前記第3の者の行動として、前記第2の者及び前記第3の者が相互に会うことに関する情報を用いる。
【0013】
第8態様に係る情報処理装置は、第1態様または第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いに応じた、前記第1の者が選択することが望ましい言動の候補を、前記第1の者に示す。
【0014】
第9態様に係る情報処理装置は、第8態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記望ましい言動の候補を、より望ましい順序で並べ替える。
【0015】
第10態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、ネットワークを介して言動を行う複数の者のうち、第1の者とマッチングした第2の者、及び、前記第2の者とマッチングした第3の者との間での前記言動に応じた前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いを、前記第1の者に示す、処理を実行させる。
【発明の効果】
【0016】
第1態様に係情報処理装置、及び第10態様に係る情報処理プログラムによれば、前記第1の者は、前記第1の者と前記第1の者がマッチングした前記第2の者との関係を、前記第2の者と前記第2の者がマッチングした前記第3の者との関係の進展を考慮した上で、進展させることができる。
【0017】
第2態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者が、前記第2の者及び前記第3の者の前記個人情報及び前記プライバシー情報を取得するという事態を回避することができる。
【0018】
第3態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者は、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いとして、前記ネットワーク経由で行われる、前記第2の者及び前記第3の者間での会話を分析した結果を取得することができる。
【0019】
第4態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者は、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いとして、前記第2の者と前記第3の者とが相互に会話を行う度合いを取得することができる。
【0020】
第5態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者は、前記第2の者と前記第3の者とが相互に会話を行う度合いとして、前記第2の者と前記第3の者とが相互に行う会話の回数、頻度、及び、前記第3の者の人数を取得することができる。
【0021】
第6態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者は、前記第2の者及び前記第3の者間の関係の進展の度合いとして、前記ネットワーク経由で行われる会話から推定される、前記第2の者及び前記第3の者の行動を取得することができる。
【0022】
第7態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者は、前記第2の者及び前記第3の者の行動として、前記第2の者及び前記第3の者が相互に会うことに関する情報を分析した結果を取得することができる。
【0023】
第8態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者は、前記第1の者が選択することが望ましい言動の候補を取得することができる。
【0024】
第9態様に係る情報処理装置によれば、前記第1の者は、前記望ましい言動の候補を、より望ましい順序で並べ替えられた形式で、取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】実施形態のマッチングシステムMSの構成を示す。
【
図2】実施形態のマッチングシステムMSを利用する会員の活動を示す。
【
図4】実施形態のサーバSVの機能ブロック図である。
【
図5】実施形態のプロフィール情報PJの内容を示す。
【
図8】実施形態のマッチングシステムMSでの、会話履歴KRの更新を示すフローチャートである。
【
図9】実施形態のマッチングシステムMSでの、会話履歴KRの分析を示すフローチャートである。
【
図11】実施形態の分析の結果(会話KWの回数、頻度)を示す。
【
図12】実施形態の分析の結果(会話KWの時間帯)を示す。
【
図13】
図13(A)は、実施形態の分析の結果(会員Aとの親密度)を示すグラフである。
図13(B)は、実施形態の分析の結果(会員Aとの親密度)を示す関係図である。
【
図14】
図14(A)は、実施形態の分析の結果(会員Xとの親密度)を示すグラフである。
図14(B)は、実施形態の分析の結果(会員Xとの親密度)を示す関係図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
〈実施形態〉
以下、本発明に係る情報処理装置を含むマッチングシステムの実施形態について説明する。
【0027】
〈実施形態の構成〉
図1は、実施形態のマッチングシステムMSの構成を示す。以下、実施形態のマッチングシステムMSの構成について、
図1を参照して説明する。
【0028】
実施形態のマッチングシステムMSは、
図1に示されるように、基本的には、複数のユーザX、A、B、、、、により使用される複数の端末装置TMX、TMA、TMB、、、、と、サーバSVと、を含む。
【0029】
ここで、「サーバSV」は、『情報処理装置』の一例である。
【0030】
以下では、説明の便宜のために、端末装置TMX、TMA、TMB、、、、を「端末装置TM」と総称することがある。
【0031】
端末装置TMは、例えば、スマートフォン、ノート型コンピュータである。端末装置TMは、サーバSVに、ネットワークNW(例えば、無線ネットワーク、有線ネットワーク)を介して接続可能である。
【0032】
マッチングシステムMSは、
図1に示されるように、外部システムES(例えば、SNS(social networking service))に、ネットワークNWを介して接続可能である。
【0033】
マッチングシステムMSとは別個に、例えば、喫茶店及びレストランである飲食店RSが存在する。
【0034】
マッチングシステムMSは、例えば、結婚のための男女間の出会いを支援するシステムである。複数のユーザX、A、B、、、、は、マッチングシステムMSの会員である。複数のユーザX、A、B、、、、は、端末装置TMX、TMA、TMB、、、、を用いてサーバSVに接続することにより、サーバSVから、出会いを支援するサービスを享受する。
【0035】
〈会員の活動〉
以下から、複数のユーザX、A、B、、、、を、複数の会員X、A、B、、、、と言い換えて説明する。
【0036】
図2は、実施形態のマッチングシステムMSを利用する会員の活動を示す。
【0037】
まず、例えば、二人の会員X、Aが、
図2に示されるように、それぞれ、端末装置TMX、端末装置TMAを用いて、サーバSVへログインする。
【0038】
次に、会員X、Aは、
図2に示されるように、サーバSVが提供する、自己以外の他の会員のプロフィールPF(
図5を参照して後述。)を閲覧する。例えば、会員Xは、会員X以外の他の会員のプロフィールPFを閲覧し、同様に、会員Aは、会員A以外の他の会員のPFを閲覧する。
【0039】
図2を参照して上述したプロフィールPFは、
図5中のプロフィールPF1、PF2、PF3、、、、の総称である。
【0040】
次に、例えば、会員Xは、会員Aとの会話(いわゆる、チャット)を希望するときには、サーバSVを介して、会員Aに、「会話の申出」を送信する。
【0041】
他方で、会員Aは、会員Xから「会話の申出」を受けると、会員Xとの会話を希望するときには、サーバSVを介して、会員Xに、「会話の受諾」を送信する。
【0042】
これにより、会員X、Aは、マッチングシステムMS上で、各々の端末装置TMX、TMAを用いて、会話KWを楽しむことができる。
【0043】
ここで、会話KWは、
図6を参照して後述される、会話KW11~会話KW31の総称である。
【0044】
会員X、Aは、会話KWを楽しんだ後には、それぞれ、端末装置TMX、端末装置TMAを用いて、サーバSVからログアウトする。
【0045】
他方で、会員X、Aは、マッチングシステムMS上で、会話KWを楽しむことを通じて、例えば、複数回の会話KWを楽しむ過程を経た後に、相互に会いたい気持ちに至ったときには、会話KWの中で、その旨を交換し合い、会う約束をし、その後、例えば、飲食店RS(
図1に図示。)で会うことになる。これにより、会員X、Aは、付き合うことに進展する可能性がある。
【0046】
上記した、会員X、Aが、サーバSV上で行う、プロフィールPFの閲覧、会話KW、会う約束、会うこと等は、『言動』の一例である。
【0047】
〈サーバSVの構成及び機能〉
図3は、実施形態のサーバSVの構成を示す。
【0048】
実施形態のサーバSVは、
図2に示されるように、
図1に示されるように、入力部1と、CPU2(Central Processing Unit)と、出力部3と、記憶媒体4と、メモリ5と、を含む。
【0049】
入力部1は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルから構成される。CPU2は、プロセッサの一例であり、ソフトウェアに従ってハードウェアを動作させる、よく知られたコンピュータの中核である。出力部3は、例えば、プリンタ、液晶モニターから構成される。記憶媒体4は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)から構成される。メモリ5は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)から構成される。
【0050】
記憶媒体4は、プログラムPR、及び、データベースDBを記憶する。
【0051】
プログラムPRは、サーバSVが実行すべき処理の内容を規定する命令群である。
【0052】
データベースDBは、
図3に示されるように、プロフィール情報PJと、会話履歴KRと、単語情報TJと、を有する。プロフィール情報PJ、会話履歴KR、及び、単語情報TJについては、後述する。
【0053】
図4は、実施形態のサーバSVの機能ブロック図である。
【0054】
サーバSVは、
図4に示されるように、通信部11と、更新部12と、分析部13と、表示部14と、制御部15と、記憶部16と、を含む。
【0055】
サーバSVにおける、ハードウェアの構成と機能的構成との関係については、ハードウェア上で、CPU2が、記憶媒体4(記憶部16の一部の機能を実現する。)に記憶されたプログラムPRを、メモリ5(記憶部16の他の一部の機能を実現する。)を用いつつ実行すると共に、必要に応じて、制御部15として、入力部1及び出力部3の動作を制御することにより、通信部11、更新部12、分析部13、及び、表示部14の各部の機能を実現する。各部の機能については、後述する。
【0056】
〈端末装置TMの構成及び機能〉
図1に戻り、端末装置TMは、上記したように、例えば、スマートフォン、ノート型コンピュータである。端末装置TMは、通信機能、入力機能、出力機能を有する。
【0057】
端末装置TMは、上記した通信機能を、例えば、ネットワーク・ユニット(図示せず。)により実現する。例えば、会員Xの端末装置TMXは、通信機能として、サーバSVとの間で、上記した会員X、A間の会話KW中の発言をやりとりする。
【0058】
端末装置TMは、上記した入力機能を、例えば、キーボード、マウス、音声認識ユニット(図示せず。)により実現する。例えば、端末装置TMXは、会員Xから、上記したログインに必要な情報(例えば、ID番号、パスワード)、及び、上記した会話KWでの会員Xからの発言(例えば、「Aさんのことを知りたいです。」)を受け付ける。
【0059】
端末装置TMは、上記した出力機能を、例えば、液晶パネル、スピーカー(図示せず。)により実現する。例えば、端末装置TMXは、会員Xに、上記した会話KWでの会員Aからの発言(例えば、「Xさんのことを知りたいです。」)、会話履歴KR(
図6に図示。)の分析の結果(
図11~
図14を参照して口述。)、及び、分析の結果に基づく助言(
図15を参照して口述。)を表示する。
【0060】
〈プロフィール情報PJの内容〉
図5は、実施形態のプロフィール情報PJの内容を示す。
【0061】
実施形態のプロフィール情報PJ(
図3にも図示。)は、
図5に示されるように、プロフィールPFを含み、即ち、複数のプロフィールPF1、PF2、PF3、、、、を含む。
【0062】
例えば、プロフィールPF1は、
図5に示されるように、氏名「佐藤一郎」、写真、会員ID「S001」、年齢「35歳」、住所「神奈川県」、職業「会社員」、趣味「旅行」、自己PR「話題が豊富」を示す。
【0063】
〈会話履歴KRの内容〉
図6は、実施形態の会話履歴KRの内容を示す。
【0064】
会話履歴KR(
図3にも図示。)は、
図6に示されるように、会員同士の間で行われる複数の会話KWを含む。会話履歴KRは、例えば、会員Aと会員a2との間で時系列に行われる、複数の会話KW11、KW12、KW13、KW14を含む。会話履歴KRは、また、例えば、会員Bと会員b3との間で時系列に行われる、複数の会話KW21、KW22、KW33を含む。会話履歴KRは、さらに、例えば、会員Cと会員c1との間で、単発に行われる可能性がある会話KW31を含む。
【0065】
会話履歴KR中の、例えば、会話KW12は、会員A及び会員a2が、1月25日(土)10:23に、会員Aが「a2さん、好きです。」と発言し、また、会員a2が「Aさん、好きです。」と発言したことを示す。
【0066】
会話履歴KRは、会員A及び会員a2間の会話、会員B及び会員b3間の会話、並びに、会員C及び会員c1間の会話に加えて、他の会話KWを含む。会話履歴KRは、例えば、会員Aと、会員Aがマッチングしている他の会員X(
図11、
図12を参照して後述。)との間の会話KW、及び、会員Aと、会員Aがマッチングしている他の会員a1(
図11、
図12を参照して後述。)との間の会話KWを含む。
【0067】
〈単語情報TJの内容〉
図7は、実施形態の単語情報TJの内容を示す。
【0068】
単語情報TJ(
図3にも図示。)は、会話履歴KR(
図6に図示。)に含まれる会話KWの内容を分析するために用いられる。単語情報TJは、
図7に示されるように、積極的な意味の単語、消極的な意味の単語、及び、曖昧な意味の単語を含む。
【0069】
サーバSVのCPU2(
図3に図示。)は、例えば、会員A及び会員a2間の会話KW12(
図6に図示。)における、会員Aの発言「a2さん、好きです。」中の「好きです。」が、積極的な意味の用語「好きである」と一致する。従って、会員Aの発言「a2さん、好きです。」は、会員Aが会員a2に積極的である、即ち、会員Aが会員a2に好意を抱いていると分析する。
【0070】
同様に、サーバSVのCPU2は、上記した会話KW12における、会員a2の発言「Aさん、好きです。」の「好きです。」が、積極的な意味の用語「好きである」と一致する。従って、会員a2の発言「Aさん、好きです。」は、会員a2が会員Aに積極的である、即ち、会員a2が会員Aに好意を抱いていると分析する。
【0071】
更に、サーバSVのCPU2は、「会員X、A、B、、、、、が、飲食店RS(
図1に図示。)で会うこと」(
図2に図示。)を重視して、例えば、会員A及び会員a2間の会話KW13(
図6に図示。)の内容から、「会員A、a2が近い将来に会うであろう。」と推定し、他方で、会員A及び会員a2間の会話KW14(
図6に図示。)の内容から、「会員A、a2が実際に会ったはずである。」と推定する。
【0072】
CPU2は、通信部11(
図4に図示。)として、ネットワークNW(
図1に図示。)を介して、会員Aの端末装置TMA、会員a2の端末装置TMa2に搭載されたGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)機能から、会員Aの位置情報(日時情報を含む。)、及び会員a2の位置情報(日時情報を含む。)を取得することができる。また、CPU2は、通信部11として、SNS等である外部システムES(
図1に図示。)から、会員A、会員a2の言動に関する書き込み、写真等である外部情報を取得することができる。これにより、CPU2は、上記した、会員Aの位置情報、会員a2の位置情報、及び、会員A、会員a2の外部情報を参照することにより、上記した、会員Aと会員a2とが実際に会っているか否かの推定の精度をより高めることができる。
【0073】
〈実施形態の動作〉
図8は、実施形態のマッチングシステムMSでの、会話履歴KRの更新を示すフローチャートである。
【0074】
図9は、実施形態のマッチングシステムMSでの、会話履歴KRの分析を示すフローチャートである。
【0075】
以下、実施形態のマッチングシステムMSの動作について、
図8、
図9を参照して説明する。
【0076】
マッチングシステムMSの動作の説明及び理解を容易にすべく、以下に、会員間の関係を想定する。
〈会員間の関係〉
図10は、実施形態の会員間の関係を示す。
【0077】
会員X、A、B、C、、、、、(
図1にも図示。)は、
図10に示される関係を有する。具体的には、以下のとおりである。
【0078】
会員Xは、会員A、会員B、及び会員Cとマッチング(
図2に図示。)をしている。
【0079】
会員Aは、会員X、会員a1、及び会員a2とマッチングをしている。
【0080】
会員Bは、会員X、会員b1、会員b2、及び会員b3とマッチングをしている。
【0081】
会員Cは、会員X、会員cとマッチングをしている。
【0082】
〈会話履歴KRの更新〉
図9を参照して、会話履歴KRの更新について説明する。
【0083】
ステップS11:例えば、会員A、及び会員a2が、端末装置TMA、端末装置TMa2を用い、サーバSVを介して、
図6に示されるように、2月4日(日)20:46に、会話KW13を行う。より具体的には、会員Aが、「a2さん、2月11日に横浜で会いませんか?」と発言し、会員a2が、「Aさん、会いましょう!」と発言する。
【0084】
会話KW13が行われると、サーバSVでは、CPU2(
図3に図示。)は、更新部12(
図4に図示。)として、会話KW13を記憶媒体4(
図2に図示。)に格納する。換言すれば、CPU2は、2月4日(日)以前に行われた会話KW11、及び会話KW12(
図6に図示。)が既に格納されている記憶媒体4に、会話KW13を追加することにより、会話履歴KRを更新する。
【0085】
CPU2は、上記と同様に、他の会員間の会話KWを更新し、例えば、会員B及び会員b3間の会話KW21、22(
図6に図示。)を記憶媒体4に格納することにより、会話履歴KRを更新する。
【0086】
〈会話履歴KRの分析〉
図10を参照して、会話履歴KRの分析について説明する。
【0087】
ステップS21:例えば、会員Xは、端末装置TMXを用いて、会員Xがマッチングしている会員A、B、C(
図10に図示。)のうち、例えば、会員Aを指定する旨をサーバSVへ送信する。換言すれば、サーバSVでは、CPU2は、通信部11(
図4に図示。)として、端末装置TMXから、「会員Aが会員Xにより指定された」旨を受け付ける。
【0088】
ステップS22:ステップS21で、会員Aの指定が受け付けられると、サーバSVでは、CPU2は、指定された会員Aの会話履歴KR、及び、会員Aを指定した会員Xの会話履歴KRを分析する。
【0089】
より詳しくは、CPU2は、会員Aについて、会員A及び会員X間の会話KW(図示せず。)、会員A及び会員a1間の会話KW(図示せず。)、及び、会員A及び会員a2間の会話KW21、KW22(
図6に図示。)を分析する。
【0090】
CPU2は、更に、会員Xについて、上記した会員X及び会員A間の会話KWに加えて、会員X及び会員B間の会話KW(図示せず。)、会員X及び会員C間の会話KW(図示せず。)を分析する。
【0091】
〈分析の結果:「会員A」の会話KWの回数、頻度、人数〉
図11は、実施形態の分析の結果(会話KWの回数、頻度、人数)を示す。
【0092】
CPU2は、分析部13として、会員Aと、会員Aがマッチングしている3人の会員X、a1、a2の各々との間の会話履歴KR(
図6に一部を図示。)を分析する。より具体的には、CPU2は、会員Aの会話履歴KRにおける会話KWの回数、日時に基づく分析を行う。これにより、CPU2は、
図11に示されるように、例えば、直近の10月、11月、12月に、何人の会員が会員Aとの会話KWを行っているか、及び、会員X、a1、a2の各々が会員Aとの会話KWを何回行なっているか、どのような頻度を行っているかの状況(会員Aと会員X、a1、a2の各々との『関係の進展の度合い』の一例)を明らかにする。
【0093】
図11に示される会話KWの状況は、直近の3カ月間に、会員Aと会員Xとの会話KWの回数が漸減していること、会員Aと会員a1との会話KWの回数が殆ど変動していないこと、及び、会員Aと会員a2との会話KWが漸増していることを示す。
【0094】
〈分析の結果:「会員A」の会話KWの時間帯〉
図12は、実施形態の分析の結果(会話KWの時間帯)を示す。
【0095】
CPU2は、分析部13として、会話履歴KR(
図6に図示。)に含まれる、会員Aと、会員X、a1、a2の各々との会話KWについて、特に、曜日、及び時間帯を分析する。これにより、CPU2は、会員X、a1、a2の各々が、会員Aとの会話KWを、1週間における、どの曜日のどの時間帯に行っているかの状況(会員Aと会員X、a1、a2の各々との『関係の進展の度合い』の一例)を明らかにする。
【0096】
図12に示される会話KWの状況は、会員Aは、月曜日から日曜日までの一週間では、特に、土曜日の夜に、会員X、a1、a2のいずれとも、数多くの会話KWを行っていることを示す。
【0097】
〈分析の結果:「会員A」との親密度〉
図13(A)は、実施形態の分析の結果(会員Aとの親密度)を示すグラフである。
【0098】
図13(B)は、実施形態の分析の結果(会員Aとの親密度)を示す関係図である。
【0099】
CPU2は、分析部13として、会話KWの回数、頻度、人数(
図11に図示。)、会話KWの時間帯(
図12に図示。)、及び、会話履歴KR(
図6に図示。)の会話KWの内容(例えば、「積極的」(
図7に図示。))から、会員Aと、会員X、a1、a2の各々と間の親密度を分析する。
【0100】
〈会話KWの回数、頻度、人数、時間帯に基づく親密度〉
CPU2は、例えば、会話KWの回数、頻度、人数(
図11に図示。)、会話KWの時間帯(
図12に図示。)に基づき、以下のとおり判断する。
【0101】
(1-1)会員Xについて
会員Aと会員Xとの会話KWが漸減している事実から、会員Aと会員Xとの親密度は、小さくなっている(親密度は、小)。
【0102】
(2-1)会員a1について
会員Aと会員a1との会話KWが増減していない事実から、会員Aと会員a1との親密度は、大きくなっておらず、また、小さくなってもいない(親密度は、中)。
【0103】
(3-1)会員a2について
会員Aと会員a2との会話KWが漸増している事実から、会員Aと会員a2との親密度は、大きくなっている(親密度は、大)。
【0104】
〈会話KWの内容に基づく親密度〉
CPU2は、また、会話KWの内容を単語情報TJ(
図7に図示。)に基づき分析することにより、以下のとおり判断する。
【0105】
(1-2)会員Xについて
会員Aと会員Xとの会話KWに、「積極的な意味の単語」(
図7に図示。)が、漸減しており、かつ、「消極的な意味の単語」(
図7に図示。)が、漸増している事実から(図示せず。)、会員Aと会員Xとの親密度は、小さくなっている(親密度は、小)。
【0106】
(2-2)会員a1について
会員Aと会員a1との会話KWに、「積極的な意味の単語」、「消極的な意味の単語」、及び、「曖昧な意味の単語」(
図7に図示。)が混在する事実から(図示せず。)、会員Aと会員a1との親密度は、大きくなっておらず、また、小さくなってもいない(親密度は、中)。
【0107】
(3-2)会員a2について
会員Aと会員a2との会話KW11、12、13、14(
図6に図示。)に、「積極的な意味の単語」が多い事実から、会員Aと会員a2との親密度は、大きくなっている(親密度は、大)。
【0108】
〈親密度の結論〉
CPU2は、上記した(1-1)~(3-2)に基づき、以下のとおりに結論付ける。
【0109】
(1)会員Xについて
上記した(1-1)、(1-2)から、会員Aと会員Xとの親密度は、「小」である。
【0110】
(2)会員a1について
上記した(2-1)、(2-2)から、会員Aと会員a1との親密度は、「中」である。
【0111】
(3)会員Xについて
上記した(3-1)、(3-2)から、(会員Aと会員a2との親密度は、「大」である。
【0112】
CPU2は、上記した結論(1)~(3)を、
図13(A)のとおり、棒グラフの長短で示し、また、
図13(B)のとおり、矢印の長短で示す。
【0113】
図13(A)では、棒グラフが長いほど、親密度が大きく、反対に、棒グラフが短いほど、親密度が小さい。
図13(B)では、
図13(A)と対照的に、矢印の長さが短いほど、親密度が大きく、反対に、矢印の長さが長いほど、親密度が小さい。
【0114】
〈分析の結果:「会員X」との親密度〉
図14(A)は、実施形態の分析の結果(会員Xの親密度)を示すグラフである。
【0115】
図14(B)は、実施形態の分析の結果(会員Xとの親密度)を示す関係図である。
【0116】
CPU2は、分析部13として、上記した、会員Aと会員X、a1、a2の各々と間の親密度を得るための分析と同様にして、会員Xと会員A、B、Cの各々との親密度を、以下のとおり、結論付ける。
【0117】
(4)会員Xと会員Aとの親密度は、「小」である。
(5)会員Xと会員Bとび親密度は、「中」である。
(6)会員Xと会員Cとの親密度は、「大」である。
【0118】
CPU2は、上記した結論(4)~(6)を、
図14(A)のとおり、棒グラフの長短で示し、また、
図14(B)のとおり、矢印の長短で示す。
【0119】
〈分析の結果:助言〉
図15は、実施形態の助言の内容を示す。
【0120】
サーバSVでは、CPU2(
図3に図示。)は、分析部13(
図4に図示。)として、上記した親密度(1-1)~(3-3)、(1)~(3)、及び(4)~(6)を総合的に勘案して、例えば、
図15に示されるように、以下のような助言(『選択することが望ましい言動の候補』の一例)を纏める。
【0121】
(助言1)会員Aについて
会員Aは、会員a2と付き合っているようです。あなた(会員X)が、会員Aと付き合うことは不可能でしょう。
【0122】
(助言2)会員Bについて
会員Bは、会員b3と付き合い始めているようです。あなた(会員X)が、会員Bと付き合うことは困難でしょう。
【0123】
(助言3)会員Cについて
会員Cは、会員c1と付き合っていないようです。会員Cは、会員c1以外とは会話していません。あなた(会員X)は、会員Cと付き合うチャンスがあります。会員Cとの会話を土曜日の朝、昼に集中させることをお勧めします。
【0124】
図10に戻り、実施形態のマッチングシステムMSの動作の説明を続ける。
【0125】
ステップS23:ステップS22で、会員A、会員Xの会話履歴KR(
図6に一部を図示。)が分析されると、サーバSVでは、CPU2(
図3に図示。)は、通信部11及び表示部14(
図4に図示。)として、上記した、会員Aの会話履歴KRを分析した結果、及び、会員Xの会話履歴KRを分析した結果(
図11~
図14に図示。)、並びに、助言(
図15に図示。)を、会員Xの端末装置TMXに表示させる。
【0126】
会員Xは、上記した、会員Aの会話履歴KR、会員Xの会話履歴KRの各々の分析結果(
図11~
図14に図示。)、及び、前記した分析結果から導出された助言(
図15に図示。)を考慮した上で、会員Xが既にマッチングしている会員A、会員B、会員Cとの関係の進展、即ち、「会う」、「付き合う」等を含む今後の関係の進展を検討することになる。
【0127】
〈変形例1:個人情報〉
CPU2は、会員A、会員Xの会話履歴KRの分析結果(
図11~
図14に図示。)、及び、助言(
図15に図示。)の内容のうち、個人情報(例えば、氏名(
図5に図示。)、住所(
図5に図示。)の詳細(図示せず。))を、端末装置TMXに表示させない、即ち、秘匿することが望ましい。
【0128】
〈変形例2:プライバシー情報〉
CPU2は、また、会員A、会員Xの会話履歴KRの分析結果(
図11~
図14に図示。)、及び、助言(
図15に図示。)の内容のうち、プライバシー情報(例えば、趣味の「旅行」(
図5に図示。)の詳細である、「いつ」、「誰と」、「どこへ」行った等)を、端末装置TMXに表示させない、即ち、秘匿することが望ましい。
【0129】
〈変形例3:助言の並べ替え〉
CPU2は、助言(
図15に図示。)を、例えば、会員A、B、Cの会員ID(図示せず。)の順番で表示させることに代えて、会員Xが実際に選択して行うことが望ましい順序で表示させても良い。具体的には、CPU2は、内容が会員Xにとって肯定的である、会員Cに関する助言を最初に(上段に)表示し、内容が会員Xにとってやや否定的である会員Bに関する助言を次に(中段に)表示し、内容が会員Xにとって否定的である会員Aに関する助言を最後に(下段に)表示させるようにしても良い。
【0130】
〈変形例4:マッチングシステムMSの他の用途〉
上述したマッチングシステムMSは、上記した結婚のための男女間の出会いを支援することに代えて、以下を支援することにも適用可能である。即ち、マッチングシステムMSは、人材の採用を希望する企業と就職を希望する者との間での出会いを支援すること、及び、カルチャースクールで受講生の募集を希望する団体とカルチャースクールでの受講を希望する人との間での出会いを支援することにも適用可能である。
【0131】
〈プロセッサ、プログラムの補足説明〉
上記した実施形態において、プロセッサとは、広義的なプロセッサを指す。汎用的なプロセッサ(例えば、CPU: Central Processing Unit等)に加えて、専用のプロセッサ(例えば、GPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含む。
【0132】
上記した実施形態において、プロセッサの動作は、1つのプロセッサによって実現されてもよく、また、複数のプロセッサの協働によって実現されてもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、上記した実施形態における順序に限定されず、適宜変更してもよい。
【0133】
上記した実施形態において、プログラムPRは、記憶媒体4に予め記憶(インストール)されていることに代えて、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録されて提供されてもよく、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされてもよい。
【符号の説明】
【0134】
MS マッチングシステム
SV サーバ
X~c1 会員
TMX~TMc1 端末装置
NW ネットワーク
ES 外部システム
RS 飲食店