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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-17
(45)【発行日】2024-06-25
(54)【発明の名称】ロードセル
(51)【国際特許分類】
   G01L 1/26 20060101AFI20240618BHJP
   G01L 1/22 20060101ALI20240618BHJP
【FI】
G01L1/26 C
G01L1/22 F
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021094636
(22)【出願日】2021-06-04
(65)【公開番号】P2022186425
(43)【公開日】2022-12-15
【審査請求日】2024-05-21
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000114215
【氏名又は名称】ミネベアミツミ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】稲森 道伯
【審査官】公文代 康祐
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-117066(JP,A)
【文献】実開平07-042172(JP,U)
【文献】実開昭52-042298(JP,U)
【文献】特開2015-076574(JP,A)
【文献】米国特許第05461933(US,A)
【文献】特開2003-163114(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01L 1/26
G01L 1/22
H05K 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の位置に貫通孔が形成された起歪体と、
前記起歪体に取り付けられたひずみゲージと、
前記貫通孔を介して前記起歪体の内側空間に挿入され、前記ひずみゲージと電気的および物理的に接続された電線を有するケーブルと
を備え、
前記ケーブルは、
前記起歪体の前記内側空間に挿入された先端側において当該起歪体と係止されるフランジ部が形成され、当該ケーブルの周囲に取り付けられたたフェルールと、
前記フェルールの内部を通る前記電線の周囲に設けられ、前記フェルールの前記フランジ部の内径よりも大きく前記フランジ部と係止可能な係止部と
を有し、
前記係止部は、はんだである、ロードセル。
【請求項2】
前記係止部の外径は、前記フランジ部の外径よりも大きい
請求項1に記載のロードセル。
【請求項3】
前記係止部は、円錐形状を有している
請求項1に記載のロードセル。
【請求項4】
前記係止部の円錐形状は、一方の外径が前記フランジ部の内径よりも小さく、前記フェルールの前記フランジ部から離れるに連れて次第に他方の外径が前記フランジ部の内径よりも大きくなる
請求項3に記載のロードセル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロードセルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ロードセルにおいては、固定部の側面に開口されたケーブル挿入孔に電気ケーブルが挿入され、電気ケーブルのリード線が端子板収容部の端子板上で半田により接続されることによりブリッジ回路が形成され、端子板収容部が硬化性樹脂の充填により封止されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平10-339677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のロードセルにおいては、その内部の端子板収容部において電気ケーブルのリード線と端子板とを半田で接続した部分が硬化性樹脂によって封止されているが、固定部の側面のケーブル挿入孔に電気ケーブルが挿入されただけである。
【0005】
このため、所定値以上の抜去力で電気ケーブルが引っ張られた場合、電気ケーブルのリード線と端子板とが断線したり、場合によっては電気ケーブルが引き抜かれてしまうというおそれがあった。
【0006】
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、従来に比してケーブルの抜去力を一段と向上させた構造のロードセルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は、以下の本発明により解決される。即ち、本発明のロードセルは、所定の位置に貫通孔が形成された起歪体と、前記起歪体に取り付けられたひずみゲージと、前記貫通孔を介して前記起歪体の内側空間に挿入され、前記ひずみゲージと電気的および物理的に接続された電線を有するケーブルとを備え、前記ケーブルは、前記起歪体の前記内側空間に挿入された先端側において当該起歪体と係止されるフランジ部が形成され、当該ケーブルの周囲に取り付けられたたフェルールと、前記フェルールの内部を通る前記電線の周囲に設けられ、前記フェルールの前記フランジ部の内径よりも大きく前記フランジ部と係止可能な係止部とを有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施の形態にかかるロードセルの全体構成を示す斜視図である。
図2】本発明の一実施の形態にかかるケーブルの構成を示す部分拡大断面図である。
図3】本発明の一実施の形態にかかるケーブルの作成手順を示す図である。
図4】本発明の一実施の形態にかかるケーブルが引っぱられる前の状態、および、引っ張られている状態を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態の概要
まず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。なお、以下の説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
【0010】
〔1〕本発明の代表的な実施の形態にかかるロードセル(1)は、所定の位置に貫通孔(10ah)が形成された起歪体(10)と、起歪体(10)に取り付けられたひずみゲージと、貫通孔(10ah)を介して起歪体(10)の内側空間(10sp)に挿入され、ひずみゲージと電気的および物理的に接続された電線(25)を有するケーブル(20)とを備え、ケーブル(20)は、起歪体(10)の内側空間(10sp)に挿入された先端側において当該起歪体(10)と係止されるフランジ部(26)が形成され、当該ケーブル(20)の周囲に取り付けられたたフェルール(22)と、フェルール(22)の内部を通る電線(25)の周囲に設けられ、フェルール(22)のフランジ部(26)の内径よりも大きくフランジ部(26)と係止可能な係止部(27)とを有する。
【0011】
〔2〕係止部(27)の外径は、フランジ部(26)の外径よりも大きい。
【0012】
〔3〕係止部(27)は、円錐形状を有していることが好ましい。
【0013】
〔4〕係止部(27)の円錐形状は、一方の外径がフランジ部(26)の内径よりも小さく、フランジ部(26)から離れるに連れて次第に他方の外径がフランジ部(26)の内径よりも大きくなる。
【0014】
〔5〕係止部(27)は、はんだである。
【0015】
続いて、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるロードセルの全体構成を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施の形態にかかるケーブルの構成を示す部分拡大断面図である。図3は、本発明の一実施の形態にかかるケーブルの作成手順を示す図である。図4は、本発明の一実施の形態にかかるケーブルが引っぱられる前の状態、および、引っ張られている状態を示す上面図である。
【0016】
図1および図2に示すように、ロードセル1は、図示しない射出成形機の金型におけるキャビティの内圧を検出するものである。具体的には、ロードセル1は、射出成形機の型締装置の固定盤に支持された固定金型と、型締装置の可動盤に支持された可動金型とによって形成されたキャビティの内圧を測定するに際し、可動金型のエジェクタピンの後端面に取り付けられている。
【0017】
ロードセル1は、内側空間10spを有する金属の起歪体10と、ケーブル20とを有している。起歪体10は、有底および有蓋の円筒形状からなり、上側の蓋面(以下、これを「上蓋面」と言う。)10bの中央に円柱形状に突出した荷重受け部11を有している。荷重受け部11には、上述した可動金型のエジェクタピンの後端面が当接される。なお、起歪体10は、円筒形状に限るものではなく、筒状であって内側空間10spを有する形状で角筒形状等であってもよい。
【0018】
起歪体10の内側空間10spには、荷重受け部11と対向して配置された円盤形状のダイヤフラム部(図示せず)が設けられており、そのダイヤフラム部に複数のひずみゲージが貼り付けられている。複数のひずみゲージは、起歪体10の内側空間10spに設けられたプリント基板(図示せず)に接続されている。
【0019】
また、起歪体10は、その外周側の面(以下、これを「外周面」と言う。)10aから内側空間10spにまで貫通した貫通孔10ahを有している。この貫通孔10ahの内径は、ケーブル20のフェルール22の外径と同じである。ケーブル20は、フェルール22を介して起歪体10の貫通孔10ahに挿入されている。
【0020】
ケーブル20は、その内部を通るシールド線24および複数(この場合、4本)の電線25の周囲がポリテトラフルオロエチエン(PTFE)いわゆるフッ素樹脂からなる耐熱性および絶縁性を有する被覆部21によって覆われている。具体的には、射出成形機の金型において発生する温度に対する耐熱性があればよい。
【0021】
ケーブル20は、その長手方向の先端部に円筒形状のフェルール22が一体に取り付けられている。ケーブル20は、先端部のフェルール22と共に起歪体10の外周面10aに設けられた貫通孔10ahを介して内側空間10spに挿入されている。
【0022】
フェルール22は、ケーブル20の先端部に取り付けられた円筒形状を有する金属製の部材である。フェルール22は、ケーブル20の内部のシールド線24や複数の電線25を保護している。
【0023】
なお、フェルール22は、内部のシールド線24および電線25と一体に部分的に圧し潰されていても構わない。これにより、フェルール22とその内部に存在するシールド線24および電線25とが一体化され、シールド線24および電線25がフェルール22を残したまま引き抜かれてしまうことが抑制される。ただし、フェルール22が強く圧し潰されてしまうと、樹脂製の絶縁層が圧し潰されて金属導体同士間の距離が小さくなり、十分な絶縁が確保されなくなってしまうので、絶縁性が損なわれない程度に圧し潰されていることが好ましい。但し、本実施の形態においては、フェルール22は必ずしも圧し潰されている必要はない。なお、被覆部21、すなわち例えば高温用の絶縁体として広く用いられているPTFEは、低摩擦係数材料であるので、滑り易く且つ抜け易いので、このPTFEをフェルール22で加締めるだけでは、十分な抜去力を得にくい。
【0024】
また、フェルール22の先端部には、当該フェルール22の長手方向とは垂直な径方向へ延びるフランジ部26が形成されている。
【0025】
フランジ部26の外径は、起歪体10の外周面10aに設けられた貫通孔10ahの内径よりも大きい。すなわちフェルール22は、フランジ部26が起歪体10に引っ掛かかって係止されるため、フェルール22が起歪体10から引き抜かれてしまうことが予め防止されている。
【0026】
フェルール22の内側にはケーブル20の被覆部21があり、その被覆部21の内部をシールド線24および4本の電線25が通っている。電線25はリード線であり、起歪体10の内側空間10spに配置されたダイヤフラム部に張り付けられているひずみゲージと物理的および電気的に接続されている。
【0027】
シールド線24は、外部の磁界から電線25をシールドするために設けられた網状のメッキ銅線である。シールド線24は、そのメッキ銅線が解かれたうえで短く切断されている。
【0028】
具体的には、シールド線24は、被覆部21の端部から僅かに飛び出る程度に切断され、電線25から次第に離間するように拡径されている。なお、シールド線24において被覆部21の端部から飛び出ており、かつ、所定の長さに切断されて拡径された部分を拡径部分24aと呼ぶ。
【0029】
このシールド線24の拡径部分24aには、その拡径部分24aを全て覆うようにハンダ上げが施されて、フランジ部26の内径よりも大きく形成された係止部27が設けられている。なお、係止部27の外径は、フランジ部26の外径よりも大きい方が好ましい。ただし、これに限るものではなく、係止部27の外径とフランジ部26の外径とが同じであってもよい。要は、係止部27がフランジ部26に係止可能な外径を有していればよい。
【0030】
係止部27は、シールド線24の拡径部分24aに対応した形状であり、すなわちその断面が円錐形状を有している。係止部27は、フランジ部26に向かうに連れて先細形状である。言い換えれば、係止部27は、長手方向に沿ってフランジ部26から離れるに連れて拡径された先太形状である。すなわち係止部27は、径の小さい先細部分27tと、その先細部分27tよりも径の大きい先太部分27fとを有している。
【0031】
このように係止部27は、4本の電線25の周囲を全方位(360度)から覆うようにハンダが形成された断面円錐形状であればよい。ここで、係止部27は、必ずしも断面が円錐形状である必要はなく、例えば六角錐形状や八角錐形状等の多角錐形状であってもよい。ただし、三角錐形状や四角錐形状よりも円錐形状に近い多角錐形状であることが好ましい。
【0032】
続いて、本実施の形態のロードセル1のケーブル20に形成される係止部27の形成手順について、図3(A)乃至(D)を用いて説明する。図3(A)に示すように、ケーブル20を用意し、被覆部21だけを切断してシールド線24および4本の電線25を露出させる。この時点では、電線25はシールド線24に覆われている。因みに、ここでは便宜上フェルール22については表示していない。
【0033】
図3(B)に示すように、ケーブル20のシールド線24を解いた後、図3(C)に示すように、被覆部21の端部から所定の長さ(例えば1mm乃至2mm)だけ残してシールド線24を切断すると、被覆部21の端部から僅かに残されたシールド線24の部分が解かれて拡径部分24aとなる。図3(B)および(C)の時点において、シールド線24の内側の4本の電線25が露出されることになる。
【0034】
図3(C)では、拡径部分24aがケーブル20の被覆部21の端部から飛び出しており、電線25から離間するように拡径された状態にある。この状態において、図3(D)に示すように、拡径部分24aを全て覆うようにハンダ上げを行うことにより断面円錐形状の係止部27が形成される。
【0035】
<作用および効果>
以上の構成において、ケーブル20は、図4(A)に示すように、起歪体10の外周面10aに形成された貫通孔10ahにケーブル20のフェルール22が挿通された状態において、当該フェルール22のフランジ部26が起歪体10の内側空間10spを形成している内周面10cに引っ掛かっている。このため、ケーブル20が引っ張られた場合であっても、フェルール22が起歪体10から引き抜かれてしまうことが予め防止されている。
【0036】
この状態において、ケーブル20が起歪体10から引き抜かれる方向へ更に引っ張られると、断面円錐形状の係止部27の先細部分27tがフェルール22のフランジ部26の内部に入り込む。このとき、フランジ部26の内径と、係止部27の外径とがいずれ一致し、フランジ部26に係止部27が係止されることになるので、ケーブル20がそれ以上引く抜かれることはない。
【0037】
その後、それ以上の抜去力でケーブル20が引っ張られ続けたとしても、フランジ部26に係止部27が係止されているので、フランジ部26により係止部27が全方位(360度)から締め付けられるように作用する。
【0038】
すなわち、フェルール22のフランジ部26が係止部27を直接能動的に締め付ける訳ではないが、ケーブル20が引っ張られ続けると結果的にフランジ部26によって係止部27が周方向から締め付けられることになる。ここで係止部27は、ハンダであるため、フランジ部26によって潰されながら締め付けられる。このとき、係止部27は、フランジ部26の形状にそって僅かに変形されるので、当該フランジ部26との接触面積が増大され、一段と強い係止状態が形成される。また、ハンダ上げによれば、シールド線24の端部における円錐形状の拡径部分24aが縮径されないように出来る。さらに、ハンダ上げには、円錐形状の別部材を用意する必要が無いことに加え、ケーブル20を構成する既存材料と、当該材料とのハンダ付け性の良さを好適に活かせるというメリットもある。加えて、シールド線24の端部を拡径してからハンダ上げする工法、構造によれば、メッキ銅線とハンダとの強固な金属結合が得られるため、他の工法、構造(例えば、接着剤等の樹脂の化学結合)よりも高い信頼性が得られる。また、ハンダは、金属の中でも柔らかい材料で塑性変形し易いので、引っ張られれば拡径部分24aが電線25と被覆部21との隙間を埋めるように、ケーブル20を、その円周の全方位から均一な面圧で締め付けることが出来る。
【0039】
この結果、フェルール22のフランジ部26とケーブル20の係止部27との間の摩擦力と、フランジ部26と係止部27との係止状態とによって、ケーブル20が起歪体10から引き抜かれてしまうことが抑制される。
【0040】
この際、係止部27のハンダは電線25の周囲に全周にわたって形成されているため、フランジ部26が一部の電線25だけを圧し潰すようなことがない。したがって、電線25が破損されずに済むため、ケーブル20の耐電圧が低下することについても防止される。
【0041】
以上の構成によれば、本実施の形態におけるロードセル1では、ケーブル20のフェルール22の先端に電線25の周囲を取り囲むように形成された係止部27を設けるようにした。これにより、ロードセル1は、ケーブル20が起歪体10から引っ張られた場合であっても、係止部27が必ずフェルール22のフランジ部26と係止され、ケーブル20が起歪体10から引き抜かれてしまうことを防止することができる。
【0042】
ロードセル1は、係止部27がフランジ部26に係止された際、フランジ部26の内径と、係止部27の外径とが一致し、ケーブル20が引っ張られる力に応じて、フランジ部26により係止部27が全方位から次第に強く締め付けられることになる。
【0043】
しかしながら、このとき係止部27のハンダは電線25の周囲に全周にわたって形成されているため、フランジ部26が4本の電線25を全体的にバランス良く均一に締め付けるので、一部の電線25だけが破損して耐電圧が低下することを予め防止することができる。かくして、ロードセル1は、従来に比してケーブル20の耐電圧が低下することなく当該ケーブル20に対する抜去力を一段と向上させることができる。
【0044】
<他の実施の形態>
なお、本実施の形態のロードセル1においては、係止部27をハンダによって形成するようにしたが、本発明はこれに限らず、ロードセル1が金型内で使用されるため、耐熱性を有する樹脂や接着剤であってもよい。
【0045】
以上、本発明のロードセルについて、好ましい実施の形態を挙げて説明したが、本発明のロードセルは上記実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、本実施の形態においては、金型内で用いられる必要がない用途であれば、係止部27を形成する材料として耐熱性を有していなくてもよい。
【0046】
その他、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明のロードセルを適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
【符号の説明】
【0047】
1…ロードセル、10…起歪体、10a…外周面、10ah…貫通孔、10sp…内側空間、11…荷重受け部、20…ケーブル、21…被覆部、22…フェルール、24…シールド線、24a…拡径部分、25…電線、26…フランジ部、27…係止部。
図1
図2
図3
図4