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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-19
(45)【発行日】2024-06-27
(54)【発明の名称】収納棚
(51)【国際特許分類】
   A47B 65/00 20060101AFI20240620BHJP
   A47B 47/00 20060101ALI20240620BHJP
   A47B 87/02 20060101ALI20240620BHJP
【FI】
A47B65/00 601B
A47B65/00 603A
A47B65/00 603Z
A47B65/00 602Z
A47B65/00 604B
A47B65/00 601A
A47B65/00 601F
A47B47/00
A47B87/02
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020010853
(22)【出願日】2020-01-27
(65)【公開番号】P2021115265
(43)【公開日】2021-08-10
【審査請求日】2023-01-10
(73)【特許権者】
【識別番号】720000133
【氏名又は名称】行武 正剛
(74)【代理人】
【識別番号】100164389
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 哲也
(72)【発明者】
【氏名】行武 正剛
【審査官】油原 博
(56)【参考文献】
【文献】実開平01-164840(JP,U)
【文献】実公昭38-023912(JP,Y1)
【文献】国際公開第2006/035742(WO,A1)
【文献】特開2018-068991(JP,A)
【文献】実開昭62-107736(JP,U)
【文献】実公昭39-023346(JP,Y1)
【文献】特開2007-209695(JP,A)
【文献】登録実用新案第3217945(JP,U)
【文献】特開2000-189259(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 65/00
A47B 47/00
A47B 87/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
棚面を有する棚部と、
前記棚面に設けられる壁部と、
前記棚部と前記壁部の接続部から突出する壁側突出部と、
前記棚面とは反対側の前記棚部に設けられる台部と、
前記棚部と前記台部の接続部から突出する台側突出部と、を備え、
前記台部は、前記棚面の前記壁側突出部側が低くなるように当該棚面を傾斜させる位置に設けられ、
前記台側突出部は、前記台部側に前記壁側突出部の高さよりも大きい台側空間を形成し
さらに前記台側突出部は、上面に前記棚面に沿って形成されかつ収納物を載せる面を形成しかつ下面側に前記台側空間を形成する収納棚。
【請求項2】
棚面を有する棚部と、
前記棚部と第1屈曲部を介して接続される壁部と、
前記壁部に形成された貫通孔を通して前記棚部から突出する壁側突出部と、
前記棚面とは反対側の前記棚部に設けられかつ当該棚部と第2屈曲部を介して接続される台部と、
前記壁側突出部の突出方向とは反対方向に突出する台側突出部と、を備え、
前記台部は、前記棚面の前記壁側突出部側が低くなるように当該棚面を傾斜させる位置に設けられ、
前記台側突出部は、上面に前記棚面に沿って形成されかつ収納物を載せる面を形成しかつ下面側に前記壁側突出部の高さよりも大きい台側空間を形成する収納棚。
【請求項3】
棚面をそれぞれ有しかつ矩形状の収納空間を形成する第1ないし第4の棚部と、
前記第1棚部の前記棚面に対して前記収納空間側の垂直方向を第2方向と、当該第2方向と反対方向を第4方向と、
前記第2棚部の前記棚面に対して前記収納空間側の垂直方向を第3方向と、当該第3方向と反対方向を第1方向と、と定義し、
前記第4棚部と前記第1棚部の接続部から前記第4方向に沿って突出する第4突出部と、
前記第1棚部と前記第2棚部の接続部から前記第1方向に沿って突出する第1突出部と、
前記第2棚部と前記第3棚部の接続部から前記第2方向に沿って突出する第2突出部と、
前記第3棚部と前記第4棚部の接続部から前記第3方向に沿って突出する第3突出部と、を備える収納棚。
【請求項4】
請求項3に記載の収納棚であって
前記第1方向と平行な方向から見た場合、前記第4突出部は前記第1突出部とは重ならない位置に設けられ、前記第3突出部は前記第2突出部とは重ならない位置に設けられる収納棚。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の収納棚であって、
前記第1棚部ないし前記第4棚部のいずれか又は全てに貫通孔が形成される収納棚。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納棚に係り、特に本、レコード、CD、DVDや板材等のように分類して整理することが求められる収納物を収納する場合に好適な収納棚に関する。
【背景技術】
【0002】
本を収納する際に、平面上の棚面と直立した壁を有する本棚を利用する。しかし、本は平面上の棚面に置かれるために、本が倒れてしまう場合がある。または本が倒れることを防ぐために、本棚とは別にストッパ等を倒れることを防止する部材を用いる場合もある(特許文献を参照)。
【0003】
しかしながら、ストッパ等の転倒防止部材を用いるとスペースを取ってしまい、収納棚の収納スペースが小さくなってしまう場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-68991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、収納物の転倒を防止するとともに収納スペースの縮小を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る収納棚は、棚面を有する棚部と、前記棚面に設けられる壁部と、前記棚部と前記壁部の接続部から突出する壁側突出部と、前記棚面とは反対側の前記棚部に設けられる台部と、前記棚部と前記台部の接続部から突出する台側突出部と、を備え、前記台部は、前記棚面の前記壁側突出部側が低くなるように当該棚面を傾斜させる位置に設けられ、前記台側突出部は、前記台部側に前記壁側突出部の高さよりも大きい台側空間を形成し、前記棚面は、前記台部と対向する部分が面一に形成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、収納物の転倒を防止するとともに収納スペースの縮小を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る収納棚100の全体斜視図である。
図2図1の矢印Aから見た正面図である。
図3図1の矢印Bから見た背面図である。
図4図1の矢印Cから見た右側面図である。
図5図1の矢印Dから見た左側面図である。
図6図1の矢印Eから見た上面図である。
図7図1の矢印Fから見た下面図である。
図8】本実施形態に係る収納棚100Aないし100Cを3つ連ねた場合の全体斜視図である。
図9図9は、本実施形態に係る収納棚100Aないし100Cを3つ連ねた場合であって、中央の収納棚100Bを取り外している途中の全体斜視図である。
図10】他の実施形態に係る収納棚200の全体斜視図である。
図11】収納棚200を加工前の板状の素材から収納棚200が形成されるまでの全体斜視図である。
図12】他の実施形態に係る収納棚200Aないし200Cを3つ連ねた場合の全体斜視図である。
図13】他の実施形態に係る収納棚200Aないし200Hを積み重ねた状態を表す斜視図である。
図14図1ないし13に示された収納棚100又は200が使用される状況を説明した全体斜視図である。
図15】他の実施形態に係る収納棚300の全体斜視図である。
図16図16は、図15の矢印Aから見た正面図である。
図17】他の実施形態に係る収納棚400の全体斜視図である。
図18図17の矢印Aから見た正面図である。
図19図17の矢印Bから見た背面図である。
図20図20は、図17の矢印Cから見た右側面図である。
図21図21は、図17の矢印Dから見た左側面図である。
図22図17の矢印Eから見た上面図である。
図23図17の矢印Fから見た下面図である。
図24】本実施形態に係る収納棚400を2つ連ねた場合の全体斜視図である。
図25】本実施形態に係る収納棚400を3つ連ねた場合の全体斜視図である。
図26】本実施形態に係る収納棚400を4つ連ねた場合の全体斜視図である。
図27図26の矢印Aから見た正面図である。
図28図26の矢印Bから見た背面図である。
図29図26の矢印Cから見た右側面図である。
図30図26の矢印Dから見た左側面図である。
図31図26の矢印Eから見た上面図である。
図32図26の矢印Fから見た下面図である。
図33】他の実施形態に係る収納棚500の全体斜視図である。
図34図33の矢印Aから見た正面図である。
図35図33の矢印Bから見た背面図である。
図36図36は、図33の矢印Cから見た右側面図である。
図37図33の矢印Dから見た左側面図である。
図38図33の矢印Eから見た上面図である。
図39図33の矢印Fから見た下面図である
図40】本実施形態に係る収納棚500を2つ連ねた場合の全体斜視図である。
図41】本実施形態に係る収納棚500を3つ連ねた場合の全体斜視図である。
図42】本実施形態に係る収納棚500を4つ連ねた場合の全体斜視図である。
図43】他の実施形態に係る収納棚600の全体斜視図である。
図44】本実施形態に係る収納棚600を2つ連ねた場合の全体斜視図である。
図45】本実施形態に係る収納棚600を3つ連ねた場合の全体斜視図である。
図46】本実施形態に係る収納棚600を4つ連ねた場合の全体斜視図である。
図47】他の実施形態に係る収納棚700の全体斜視図である。
図48】本実施形態に係る収納棚700を構成する収納部品の分解斜視図である。
図49図48に示された収納部品の正面図である。
図50図47の矢印A方向から見た正面図である。
図51】収納棚700に収納棚ピース710Aを連結した場合の正面図である。
図52】収納棚700に収納棚ピース710Aを連結し、さらに収納棚ピース710Aに収納棚ピース710Bを連結した場合の正面図である。
図53図52に示された収納棚に収納棚ピース710Cないし710Eを連結した場合の正面図である。
図54図53に示された収納棚に収納棚ピース710Fないし710Iを連結した場合の正面図である。
図55図54に示された収納棚の全体斜視図である。
図56】他の実施形態に係る収納棚750の全体斜視図である。
図57】他の実施形態に係る収納棚760の全体斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例
【0009】
図1は、本実施形態に係る収納棚100の全体斜視図である。図2は、図1の矢印Aから見た正面図である。図3は、図1の矢印Bから見た背面図である。図4は、図1の矢印Cから見た右側面図である。図5は、図1の矢印Dから見た左側面図である。図6は、図1の矢印Eから見た上面図である。図7は、図1の矢印Fから見た下面図である。
【0010】
収納棚100は、棚面101を有する棚部102と、棚面101に設けられる壁部103と、棚面101とは反対側に設けられる台部104と、を有する。棚面101は、本や板材などの収納物が置かれる面である。
【0011】
壁側突出部105は、棚部102と壁部103の接続部106から突出する。壁側突出部105は、本実施形態においては棚部102と一体に構成されるが、壁部103と一体に構成されたり、棚部102や壁部103とは別体に構成されたりしてもよい。
【0012】
台側突出部107は、棚部102と台部104の接続部108から突出する部分である。台側突出部107は、本実施形態においては棚部102と一体に構成されるが、棚部102と別体に構成されてもよい。
【0013】
台部104は、棚面101の壁側突出部105側が低くなるように、この棚面101を傾斜させる位置に設けられる。
【0014】
図2及び図3に示されるように、台側突出部107は、台部104側に台側空間109を形成する。台側突出部107は、この台側空間109の載置面110からの高さ111が壁側突出部105の高さ112よりも大きくなるように形成される。
【0015】
図8及び図9は、複数の収納棚100Aないし100Cの使用方法を示す。図8は、本実施形態に係る収納棚100Aないし100Cを3つ連ねた場合の全体斜視図である。図9は、本実施形態に係る収納棚100Aないし100Cを3つ連ねた場合であって、中央の収納棚100Bを取り外している途中の全体斜視図である。
【0016】
収納棚100Aは、壁側突出部105Aが収納棚100Bの台側空間109B内に納まるように配置される。同様に、収納棚100Bは、壁側突出部105Bが収納棚100Cの台側空間109C内に納まるように配置される。
【0017】
方向Aは、壁側突出部105Bの突出方向に対して直角かつ載置面と平行な方向であり、この方向Aからから見た場合、台側空間109Aないしは109C、方向Aの双方向又は一方方向に開口するように形成される。
【0018】
これらの構成により、収納棚100Bのみを矢印AB方向にスライドさせて、収納棚100Aと収納棚100Cを動かすことなく、収納棚100Bを取り出すことができる。その際には、棚部102の棚面101において、台部104Bとは反対側の面や台側突出部107Bに収納物を載せた状態で、収納棚100Bのみを取り出すことができる。
【0019】
このような使用方法により、収納棚100Aは物理学、収納棚100Bは化学、収納棚100Cは生物学等のように、分野毎に収納棚100Aないし100Cに分類して、学習や授業に応じて収納棚100を取り出しかつ持ち出すことができ便利である。また収納棚100Aないし100Cのそれぞれの棚面101が傾斜しているため、収納棚100Aないし100Cのそれぞれが本等を立たせることができるので、学習先や教室において、収納棚100を単独で使用させることができる。
【0020】
なお、載置面110と接触する壁側突出部105Bや台部104Bには、収納棚100Bを矢印AB方向にスライドさせ易くするために、摩擦抵抗が小さい被覆材を設けてもよい。摩擦抵抗が小さい被覆材は、例えばニス等である。同様に、収納棚100Bの台側突出部107Bは、収納棚100Aの壁部103Aと接触するので、この台側突出部107Bには摩擦抵抗が小さい被覆材が設けても良い。
【0021】
なお図9に示されるように、台側突出部107Bは、矢印AB方向の一方または双方の端部に、曲面部114を形成してもよい。これにより、台側突出部107Bの端部が、収納棚100Aの壁部103Aに接触することを抑制し、収納棚100Bを矢印AB方向にスライドさせ易くなる。
【0022】
なお図9に示されるように、収納棚100Bを矢印AB方向に取り出す易くするために、棚部102において、棚面101とは反対側の面に持ち手部113を設けても良い。この持ち手部113は、図9のように棚部102から突出させるだけでなく、棚部102の一部に凹みを形成させて凹み部に指を掛けるようにしても良い。
【0023】
なお図9に示されるように、棚面101には、収納物の横滑りを抑制する滑り止め部115を設けてもよい。滑り止め部115は、棚面101に貼付するゴム材等の摩擦抵抗が大きい部材や、棚面101に形成された凹凸や溝等の加工部である。特に滑り止め部115が、台部104Bとは反対側の棚面101まで形成されることにより、収納物の収納空間を拡大させることができる。
【0024】
なお本実施形態に係る収納棚100に用いられる素材は、木材であるが、間伐された杉や桧等の針葉樹を用いてもよい。これにより、森林環境に優しく、使用時に軽く持ち運びやすい。また桧などに香りによりリラックス効果を得ることができる。
【0025】
また、収納物を載せるや立てかける等の機能に対応した部分のみを残したシンプルさ、木目をそのまま利用した美しさ、を活用する点から、意匠的にも優れている。
【0026】
また図8に示されるように、壁側突出部105Bの突出方向の長さは、台側突出部107Bの突出方向の長さ以下となるように構成される。このように構成された複数の収納棚100を図8のように並べて配置することにより、収納棚100Bの台側突出部107Bが、収納棚100Aの壁部103Aに突き当たる。これにより、収納棚100Bの棚部102Bと収納棚Aの壁部103Aとの間に段差がなく、多くの収納物を収納することができる。
【0027】
図10は、他の実施形態に係る収納棚200の全体斜視図である。図11は、収納棚200を加工前の板状の素材から収納棚200が形成されるまでの全体斜視図である。図12は、他の実施形態に係る収納棚200Aないし200Cを3つ連ねた場合の全体斜視図である。図13は、他の実施形態に係る収納棚200Aないし200Hを積み重ねた状態を表す斜視図である。
【0028】
図10ないし図13に示される実施例は、図1ないし図9に示された実施例とは、加工方法と素材が異なる。その他の部分の機能と効果は同様であるので図1ないし図9とは異なる部分を中心に説明する。
【0029】
図11に示されるように、板材には、貫通された略U字状の加工部221ないし224が複数形成される。本実施形態では、加工部221と加工部222は板材の中央部に並べて形成され、加工部223と加工部224は板材の長手方向の端部側に並べて形成される。なお加工部221ないし224は、略半円形状であって良い。
【0030】
また補強部229Aないし229Cのそれぞれが、壁部203であって、曲部225の曲げ方向に横切る方向に沿って形成される。同様に補強部229Dないし229Fのそれぞれが、棚部202であって、曲部225の曲げ方向に横切る方向に沿って形成される。これにより、曲部225を中心に曲げる場合における棚部202及び壁部203の強度を向上させて、収納棚200の歪みを抑制することができる。
【0031】
そして図10及び図11に示されるように、曲部225を中心にG方向に屈曲させ、壁部203を形成される。同様に、曲部226を中心にH方向に屈曲させ、台部204を形成させる。これにより、収納物が置かれる棚面201と棚部202が形成される。
【0032】
図12に示されるように、収納棚200Aは、壁側突出部205Aが台側空間209B内に納まるように配置される。同様に、収納棚200Bは、壁側突出部205Bが台側空間209C内に納まるように配置される。これらによる効果は、前述の図8及び図9に示した効果と同様である。
【0033】
図10ないし図12に示された収納棚200は、曲げ加工が容易な金属材料により構成される。そして、図10及び図11に示された加工により一枚の板材から収納棚200を構成することができ、低コストで収納棚200を生産することができる。
【0034】
また図13に示されるように、収納棚200Gの壁側突出部205Gが収納棚200Hの貫通孔を通るように、かつ収納棚200Gの台部204Gが収納棚200Hの貫通孔を通るように、収納棚200Gと収納棚200Hが積み重ねられる。
【0035】
同様に、収納棚200Fの壁側突出部205Fが収納棚200Hと収納棚200Gの貫通孔を通るように、かつ収納棚200Fの台部204Fが収納棚200Hと収納棚200Gの貫通孔を通るように、収納棚200Fが積み重ねられる。さらに収納棚200Eから収納棚200Aについても同様に積み重ねられる。
【0036】
これにより、複数の収納棚200を保管する場合や持ち運ぶ場合に省スペース化を図ることができる。
【0037】
図14は、図1ないし13に示された収納棚100又は200が使用される状況を説明した全体斜視図である。複数の収納棚100又は200が手押し車227に載せられる。そして図9に示したように収納棚100毎にスライドさせて取り出すことができる。これにより、大量の収納物を運びながら、各収納棚100に分類された収納物を、その分類毎に引き渡すことができる。
【0038】
また持ち手部228を持った状態で、手押し車227を矢印方向Mに移動させた後に手押し車227を停止させると、矢印方向Mに慣性力が生じる。この慣性力により、収納物が手押し車227から落下するおそれがある。しかし、本実施形態に係る収納棚100又は200は、斜面となるように棚面100を形成されるので、慣性力を相殺することができ、収納物の落下を防止することができる。
【0039】
図15は、他の実施形態に係る収納棚300の全体斜視図である。図16は、図15の矢印Aから見た正面図である。
【0040】
本実施形態に係る収納棚300は、図1ないし13に示された収納棚100又は200に複数の車輪301及び複数の車輪302を設ける。車輪301が図16の奥行き方向に2つ設けられ、それぞれの車輪301が台部104の底面に接続される。同様に車輪302が図16の奥行き方向に2つ設けられ、それぞれの車輪302が棚部102の接続部106の近傍に接続される。なお、車輪301と車輪302のそれぞれの高さを合わせるために、高さ調整部303を車輪302と棚部102の間に設けても良い。これにより、収納棚300の移動が容易となるとともに、図9に示したように収納棚300毎に容易にスライドさせて取り出すことができる。
【0041】
なお、図15及び図16に示された収納棚300は、車輪301と車輪302を4つ設けたが、収納棚300が傾かない範囲で3つ設けるようにしてもよい。
【0042】
図17は、他の実施形態に係る収納棚400の全体斜視図である。図18は、図17の矢印Aから見た正面図である。図19は、図17の矢印Bから見た背面図である。図20は、図17の矢印Cから見た右側面図である。図21は、図17の矢印Dから見た左側面図である。図22は、図17の矢印Eから見た上面図である。図23は、図17の矢印Fから見た下面図である。
【0043】
収納棚400は、棚面をそれぞれ有しかつ矩形状の収納空間を形成する第1棚部401、第2棚部402、第3棚部403及び第4棚部404を有する。
【0044】
ここで図18に示されるように、第1棚部401の棚面405に対して収納空間406側の垂直方向を第2方向412と定義する。また、第2方向412と反対方向を第4方向414と定義する。また、第2棚部402の棚面407に対して収納空間406側の垂直方向を第3方向413と定義する。また、第3方向413と反対方向を第1方向411と定義する。また、第1方向411ないし第4方向414に対して直角方向を奥行方向415と定義する。
【0045】
接続部421は、第1棚部401と第2棚部402を接続する。第1突出部431は、接続部421から第1方向411に沿って突出する。
【0046】
接続部422は、第2棚部402と第3棚部403を接続する。複数の第2突出部432は、接続部422から第2方向412に沿って突出する。
【0047】
接続部423は、第3棚部403と第4棚部404を接続する。第3突出部433は、接続部423から第3方向413に沿って突出する。
【0048】
接続部424は、第4棚部404と第1棚部401を接続する。複数の第4突出部434は、接続部424から第4方向414に沿って突出する。
【0049】
図17及び図18に示されるように、第1突出部431と第3突出部433は、奥行方向415において同じ位置に設けられる。また、複数の第2突出部432と複数の第4突出部434は、奥行方向415において同じ位置に設けられる。
【0050】
第1突出部431と第3突出部433は、奥行方向415において、複数の第2突出部432と複数の第4突出部434とは重ならない位置に設けられる。
【0051】
複数の第4突出部434は、第1突出部431との間で、棚面405が傾斜するように形成される。複数の第4突出部434の高さは、第1突出部431の厚み方向の高さよりも大きくなるように形成される。
【0052】
第1突出部431と第2突出部432との関係も、第2突出部432と第3突出部433との関係も、第3突出部433と第4突出部434との関係も、第4突出部434と第1突出部431の関係と同様である。
【0053】
図24は、本実施形態に係る収納棚400を2つ連ねた場合の全体斜視図である。図25は、本実施形態に係る収納棚400を3つ連ねた場合の全体斜視図である。図26は、本実施形態に係る収納棚400を4つ連ねた場合の全体斜視図である。図27は、図26の矢印Aから見た正面図である。図28は、図26の矢印Bから見た背面図である。図29は、図26の矢印Cから見た右側面図である。図30は、図26の矢印Dから見た左側面図である。図31は、図26の矢印Eから見た上面図である。図32は、図26の矢印Fから見た下面図である。
【0054】
図24に示されるように、収納棚400Aの側部と収納棚400Bの側部を接続する場合、第3突出部433Aが2つの第2突出部432Bに挟まれかつ第1突出部431Bが2つの第4突出部434Aに挟まれる。これにより、収納棚400Aと収納棚400Bが奥行方向415に互いにずれないようになる。
【0055】
図25に示されるように、収納棚400Cが収納棚400Bに上部に配置される。この場合、収納棚400Cの第2棚部402Cが第3突出部433Aの先端部に接触して、収納棚400Cの位置が決められる。
【0056】
図26に示されるように、収納棚400Dが収納棚400Aに上部に配置される。この場合、第3突出部433Dが2つの第2突出部432Cに挟まれかつ第3突出部433A(図26では不図示)が2つの第4突出部434Dに挟まれ、さらに第1突出部431Dが2つの第2突出部432Aに挟まれる。これにより、収納棚400Aと収納棚400Cと収納棚400Dが奥行方向415に互いにずれないようになる。すなわち、図24図26を合わせると、収納棚400Aと収納棚400Dは奥行方向415に互いにずれないようになる。
【0057】
これにより、本や板材などの収納物を傾斜された棚面405により立てかけることができるとともに、収納棚400を高さ方向に追加することにより、収納空間を増やすことができる。さらに収納棚400毎に本や板材などの収納物を分類して、収納棚400毎と取り出すことができ、分類毎に使用する際に便利である。
【0058】
また収納棚400は、第1突出部431ないし第4突出部434が規則的に四方に突出することにより幾何学的に美しいという点で意匠的に優れている。具体的な突出の規則性は、第1突出部431と第3突出部433が収納棚400の収納部の中心部を基準に点対称に形成され、同様に第2突出部432と第4突出部434が当該中心部を基準に点対称に形成されることである。
【0059】
また収納棚400は、第1棚部401ないし第4棚部404の色相、彩度及び明度のいずれかを変化させるようにしてもよい。
【0060】
図33は、他の実施形態に係る収納棚500の全体斜視図である。図34は、図33の矢印Aから見た正面図である。図35は、図33の矢印Bから見た背面図である。図36は、図33の矢印Cから見た右側面図である。図37は、図33の矢印Dから見た左側面図である。図38は、図33の矢印Eから見た上面図である。図39は、図33の矢印Fから見た下面図である。図40は、本実施形態に係る収納棚500を2つ連ねた場合の全体斜視図である。図41は、本実施形態に係る収納棚500を3つ連ねた場合の全体斜視図である。図42は、本実施形態に係る収納棚500を4つ連ねた場合の全体斜視図である。
【0061】
図17ないし図32で示された実施例と異なるところは、第1突出部431ないし第4突出部434が奥行方向415で位置を規制することが無い点である。具体的には図33に示されるように、第1突出部501ないし第4突出部504は、奥行方向415に単一に形成される。これにより、簡易な構成のため低コストで収納棚500を製作することができる。
【0062】
なお図40に示されるように、収納棚500Aと収納棚500Bを組み付ける際には、介装部材511が収納棚500Bの第4突出部534Bの下部に設けられる。介装部材511は、例えば、収納棚500Bの棚部と同じ厚みとなるように形成される。これにより、収納棚500Bの高さを、収納棚500Aの高さに調整することができる。
【0063】
収納棚500Aの第2突出部532Aの頂面に、介装部材512が設けられる。収納棚500Aと収納棚500Bの頂点部を結ぶ仮想線513が設置面に対して平行になる。これにより、収納棚500Aと収納棚500Bの上に別部材の平面状板材等を配置した場合に、平面状板材の安定性が向上し、収納空間を拡大させることができる。
【0064】
図43は、他の実施形態に係る収納棚600の全体斜視図である。図44は、本実施形態に係る収納棚600を2つ連ねた場合の全体斜視図である。図45は、本実施形態に係る収納棚600を3つ連ねた場合の全体斜視図である。図46は、本実施形態に係る収納棚600を4つ連ねた場合の全体斜視図である。
【0065】
図33ないし図43で示された実施例と異なるところは、収納棚600は、第1棚部601ないし第4棚部604と接続されかつ収納空間406を形成する奥壁部605を有する。
【0066】
さらに、第2棚部602は、開口部608に近い側に高さ方向に細長い第1貫通孔606を形成する。同様に第4棚部604は、開口部608に近い側に高さ方向に細長い第2貫通孔607を形成する。これにより、第1貫通孔606と第2貫通孔607に手を通して第2棚部602と第4棚部604の一部を握り、収納物を収納空間406に入れたままで収納棚600を持ち運ぶことができるようになり便利である。
【0067】
また第2棚部602は、奥壁部605に近い側に高さ方向に細長い第3貫通孔609と第4貫通孔610を形成する。第4棚部604は、奥壁部605に近い側に高さ方向に細長い第5貫通孔611と第6貫通孔612を形成する。例えば収納物として電気コードを有する電化製品を想定した場合、当該電気コードを第3貫通孔609又は第4貫通孔610を通すことができる。また第3貫通孔609と第4貫通孔610を高さ方向に異なるように形成することにより、複数の電気コードの混線を防いだり、複数の電気コードの分類分けしたりすることができる。
【0068】
図47は、他の実施形態に係る収納棚700の斜視図である。図48は、本実施形態に係る収納棚700を構成する収納棚部品の分解斜視図である。図49は、図48に示された収納棚部品の正面図である。図50は、図47の矢印A方向から見た正面図である。
【0069】
図1ないし図9で示された実施例と異なるところは、図47に示されるように、壁部103は、接続部106の近傍であって、壁側突出部105が設けられた側に、奥行き方向に延びる第1溝701を形成する。さらに壁部103は、上端の近傍であって、棚面101が設けられた側に、奥行き方向に延びる第2溝702を形成する。
【0070】
また図48に示されるように、本実施形態に係る棚部102は、接続部108の近傍に奥行き方向に延びる第1溝701を形成する。第1溝701には台部104が設けられる。さらに棚部102は、接続部106の近傍に、奥行き方向に延びる第2溝702を形成する。
【0071】
つまり壁部103に形成された第1溝701は、棚部102に形成された第1溝701に対応するように、同じ位置及び形状となる。同様に壁部103に形成された第2溝702は、棚部102に形成された第2溝702に対応するように、同じ位置及び形状となる。さらに図49に示されるように、第1溝701と第2溝702は、例えば棚部102を正面から見た場合における中心部713から点対称に形成される。
【0072】
これにより、棚部102と壁部103は、同一部品を用いることができるので生産性を向上させあることができ、組付けの間違いを生じさせないようにすることもできる。
【0073】
図51以降の図面を用いて、同一形状で形成された棚部102と壁部103を用いた収納棚の組付けについて説明する。
【0074】
図51は、収納棚700に収納棚ピース710Aを連結した場合の正面図である。
【0075】
収納棚ピース710Aは、本実施形態においては、収納棚700のうち台部104がない部材である。第1溝701には、収納棚ピース710Aの棚部711Aの先端部が嵌め込まれる。これにより、収納棚ピース710Aの棚面712Aも、収納棚700と同様な斜面となる棚面を形成することができる。
【0076】
図52は、収納棚700に収納棚ピース710Aを連結し、さらに収納棚ピース710Aに収納棚ピース710Bを連結した場合の正面図である。
【0077】
同様に収納棚ピース710Aの第1溝701Aには、収納棚ピース710Bの棚部711Bの先端部が嵌め込まれる。これにより、収納棚ピース710Bの棚面712Bも、収納棚ピース710Aと同様な斜面となる棚面を形成することができる。
【0078】
図53は、図52に示された収納棚に収納棚ピース710Cないし710Eを連結した場合の正面図である。
【0079】
収納棚ピース710Cは、収納棚ピース710Aないし710Cと同様の構成であるが、上下を反転される。収納棚ピース710Cの第2溝702Cには収納棚700の台側突出部107が嵌め込まれ、収納棚700の第2溝702には収納棚ピース710Cの棚部711Cの先端部が嵌め込まれる。
【0080】
収納棚ピース710D及び収納棚ピース710Eは、図47に示されかつ第1溝701と第2溝702を形成した壁部103と同じ構成である。
【0081】
収納棚ピース710Dの第1溝701Dには収納棚700の壁部103の先端部が嵌め込まれ、収納棚ピース710Aの第2溝702Aには収納棚ピース710Dの先端部が嵌め込まれる。
【0082】
同様に、収納棚ピース710Eの第1溝701Eには収納棚ピース710Aの壁部103Aの先端部が嵌め込まれ、収納棚ピース710Bの第2溝702Bには収納棚ピース710Eの先端部が嵌め込まれる。
【0083】
図54は、図53に示された収納棚に収納棚ピース710Fないし710Iを連結した場合の正面図である。図55は、図54に示された収納棚の全体斜視図である。
【0084】
収納棚ピース710Fないし710Hは、収納棚ピース710Cと同様の構成である。収納棚ピース710Iは、収納棚ピース710Dや収納棚ピース710Eと同様の構成であるが、時計回りに90度回転させている。
【0085】
収納棚ピース710Fの第2溝702Fには、収納棚ピース710Cの棚部711Cの先端部が嵌め込まれる。
【0086】
収納棚ピース710Gの第1溝701Gには、収納棚ピース710Fの棚部711Fの先端部が嵌め込まれる。
【0087】
収納棚ピース710Gの第2溝702Gには、収納棚ピース710Dの先端部が嵌め込まれる。
【0088】
収納棚ピース710Hの第1溝701Hには、収納棚ピース710Gの棚部711Gの先端部が嵌め込まれる。
【0089】
収納棚ピース710Iの第2溝702Iには、収納棚ピース710Hの棚部711Hの先端部が嵌め込まれる。
【0090】
図47に示される壁部103と棚部102は、角度が90度異なるのみで、溝の形成箇所が同一である。つまり、図54及び図55に示される収納棚を構成する場合には、17個の壁部103をと1個の台部104を用いればよい。つまり図17ないし図42にて説示した実施例と同様の機能を有する収納棚を少ない部品点数で構成することができる。これにより、部品の共通化が図られ、生産性が向上し、低コスト化を図ることができ、また組付けの間違いを生じさせない効果も生じる。
【0091】
図56は、他の実施形態に係る収納棚750の全体斜視図である。本実施形態に係る収納棚750は、図55に示された収納部品に形成された溝加工部を設けていない。一方、収納棚750は、芯材720ないし731を備える。
【0092】
芯材720は、突出部751Aと台部104の間に配置されかつ棚部102A。本実施形態においては、芯材720の高さ方向の長さは、突出部751Aの突出方向の長さと同じとなる。芯材721は、壁側突出部105Aと棚部102Bの間に配置される。 本実施形態においては、芯材721の幅方向の長さは、壁側突出部105Aの突出方向の長さと同じとなる。
【0093】
芯材722は、壁側突出部105Bと棚部102Cの間に配置される。 本実施形態においては、芯材722の幅方向の長さは、壁側突出部105Bの突出方向の長さと同じとなる。 芯材723は、壁側突出部105Cの上に配置される。 本実施形態においては、芯材723の幅方向の長さは、壁側突出部105Cの突出方向の長さと同じとなる。
【0094】
芯材724は、壁部761Aと突出部751Dの間に配置されかつ棚部102Dに接続される。 本実施形態においては、芯材724の高さ方向の長さは、突出部751Dの突出方向の長さと同じとなる。
【0095】
芯材725は、棚部102Dと壁部760Aと棚部102Eと壁部760Dに囲まれかつそれぞれと接続される。 芯材726は、棚部102Eと壁部760Bと棚部102Fと壁部760Eに囲まれかつそれぞれと接続される。
【0096】
芯材727は、突出部751Cと壁部760Cの間に配置されかつ棚部102Fに接続される。本実施形態においては、芯材727の高さ方向の長さは、突出部751Cの突出方向の長さと同じである。
【0097】
芯材728は、壁部771Dと壁部761Dに囲まれる位置に配置される。芯材729は、壁部771Dと壁部760Dと壁部771Eに囲まれる位置に配置される。芯材730は、 壁部771Eと壁部760Eと壁部771Fに囲まれる位置に配置される。芯材731は、台部104Bと壁部760Fの間に配置されかつ壁部771Fに接続される。
【0098】
図56に示された構成により、芯材720ないし731が接続部のオフセット確保として機能することができ、棚部材や壁部材に溝加工が不要となり、部品加工の工数が低減される。さらに芯材を介した棚部材と壁部材の接続面積を拡大させることにより、収納棚750の剛性を高めることができ、収納空間内の耐荷重を向上させることができる。なお、本実施形態の芯材と棚部材等は、ネジにより接続されるが、接着剤を用いることもできる。
【0099】
図57は、他の実施形態に係る収納棚800の全体斜視図である。本実施形態の収納棚800は、図56の実施形態で用いられた芯材を有さない。本実施形態において、高い耐荷重が必要とされる場合には、棚部102と壁部103との接続部は、ネジによる固定が為されることが望ましい。一方、高い耐荷重が求められない場合には、 棚部102と壁部103との接続部は、接着剤による固定が為されてもよい。これにより、接続用の芯材を省くことができ、生産性を向上させることができる。
【0100】
また棚部材や壁部材及び収納物を合わせた荷重が、下部に設けられた収納棚の耐荷重より低い場合には、上部に収納棚を追加させることができる。本実施形態の収納棚800においては、収納空間を2列3段であって3段の階段状に設けるように構成される。つまり、本発明に係る収納棚は、耐荷重に応じて、段数を追加することができる。
【符号の説明】
【0101】
100…収納棚、101…棚面、102…棚部、103…壁部、104…台部、105…壁側突出部、106…接続部、107…台側突出部、108…接続部、109…台側空間、110…載置面、111…載置面110からの高さ、112…壁側突出部105の高さ、113…持ち手部、114…曲面部、115…滑り止め部、200…収納棚、201…棚面、202…棚部、203…壁部、204…台部、221…加工部、222…加工部、223…加工部、224…加工部、225…曲部、226…曲部、227…手押し車、228…持ち手部、229Aないし229F…補強部、300…収納棚、301…車輪、302…車輪、303…高さ調整部、400…収納棚、401…第1棚部、402…第2棚部、403…第3棚部、404…第4棚部、405…棚面、406…収納空間、407…棚面、411…第1方向、412…第2方向、413…第3方向、414…第4方向、415…奥行方向、421…接続部、422…接続部、423…接続部、424…接続部、431…第1突出部、432…第2突出部、433…第3突出部、434…第4突出部、501ないし504…棚部、532…第2突出部、534…第4突出部、600…収納棚、601…第1棚部、606…第1貫通孔、604…第4棚部、605…奥壁部、607…第2貫通孔、608…開口部、609…第3貫通孔、610…第4貫通孔、611…第5貫通孔、612…第6貫通孔、700…収納棚、701…第1溝、701A…第1溝、701D…第1溝、701E…第1溝、701G…第1溝、701H…第1溝、702…第2溝、702A…第2溝、702B…第2溝、702C…第2溝、702F…第2溝、702G…第2溝、702I…第2溝、710A…収納棚ピース、710B…収納棚ピース、710C…収納棚ピース、710D…収納棚ピース、710E…収納棚ピース、710F…収納棚ピース、710G…収納棚ピース、710H…収納棚ピース、710I…収納棚ピース、711A…棚部、711B…棚部、711C…棚部、711F…棚部、711G…棚部、711H…棚部、712A…棚面、712B…棚面、713…中心点、720ないし731…接続用芯材、750…収納棚、751…突出部、760…壁部、761…壁部、800…収納棚
図1
図2
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