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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-19
(45)【発行日】2024-06-27
(54)【発明の名称】ボラード
(51)【国際特許分類】
   E01F 13/02 20060101AFI20240620BHJP
【FI】
E01F13/02 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2024062557
(22)【出願日】2024-04-09
【審査請求日】2024-04-12
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】511113785
【氏名又は名称】株式会社ミライト・ワン
(73)【特許権者】
【識別番号】307040691
【氏名又は名称】株式会社風憩セコロ
(73)【特許権者】
【識別番号】000002462
【氏名又は名称】積水樹脂株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095359
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 篤
(72)【発明者】
【氏名】石田 春希
(72)【発明者】
【氏名】水口 健
(72)【発明者】
【氏名】志鎌 昌宏
(72)【発明者】
【氏名】杉浦 智浩
(72)【発明者】
【氏名】橋場 寛之
(72)【発明者】
【氏名】大町 和樹
(72)【発明者】
【氏名】山▲崎▼ 晃
(72)【発明者】
【氏名】寺前 孝朗
(72)【発明者】
【氏名】光山 直希
(72)【発明者】
【氏名】小池 大樹
(72)【発明者】
【氏名】吉村 真一
(72)【発明者】
【氏名】西村 憲夫
(72)【発明者】
【氏名】上原 健嗣
【審査官】柿原 巧弥
(56)【参考文献】
【文献】特開平09-302633(JP,A)
【文献】実開昭56-082021(JP,U)
【文献】特開2022-132829(JP,A)
【文献】特開2008-127821(JP,A)
【文献】英国特許出願公開第2281751(GB,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 13/02
E01F 15/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
芯材と1対の枠材とバンド金具と固定部材とを有し、
前記芯材は細長い形状を有して地面に立設され、
前記1対の枠材は前記芯材の側部を挟み、
前記バンド金具は各枠材との間で前記芯材を挟んで各枠材に前記固定部材により着脱可能に取り付けられていることを、
特徴とするボラード。
【請求項2】
前記1対の枠材は互いに側方に間隙をあけて配置され、前記間隙から外側に間接光を拡散させる照明装置が前記枠材の内側に設けられていることを、特徴とする請求項1記載のボラード。
【請求項3】
前記照明装置は光源と反射板とを有し、前記光源は前記反射板に取り付けられ、前記反射板は前記間隙から外側に前記光源の間接光を拡散させるよう前記枠材の内側に取り付けられていることを、特徴とする請求項2記載のボラード。
【請求項4】
前記芯材は本体と蓋とを有し、前記本体は内部に収容部を有し、前記蓋は前記本体の上部に前記収容部を開閉可能に設けられ、前記枠材は枠側部と枠上部とを有し、前記枠側部は前記本体の側部に沿って設けられ、前記枠上部は前記蓋の上面の一部を覆うよう設けられ、前記枠材および前記バンド金具は前記固定部材を緩めた状態で前記芯材から上方に取外し可能に設けられ、前記光源は電力で駆動され、前記光源を駆動するための光源ドライバが前記蓋の下部に取り付けられて前記収容部に収容されていることを、特徴とする請求項3記載のボラード。
【請求項5】
さや管を有し、前記さや管は管状であって少なくとも下部が地中に設けられ上部に挿入口を有し、前記芯材は下端が前記挿入口に着脱可能に挿入されていることを、特徴とする請求項1,2,3または4記載のボラード。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の進入を防ぐために用いられるボラードに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のボラードとして、車等の衝突によって破損しても、支柱全体を交換する必要をなくすため、地中に垂直に取り付けられる柱状車止め本体(芯材)と、前記車止め本体の周囲に個別に着脱可能に取り付けられる複数片のカバーとからなるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平9-302633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のボラードでは、カバーが芯材にボルトで固定され、芯材にボルト孔を形成する必要があるため、芯材の仕様に制限を受け、既存のボラードを芯材として用いにくいという課題があった。
【0005】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、芯材の仕様に自由度が高く、既存のボラードの芯材としての利用を容易にするボラードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るボラードは、芯材と1対の枠材とバンド金具と固定部材とを有し、前記芯材は細長い形状を有して地面に立設され、前記1対の枠材は前記芯材の側部を挟み、前記バンド金具は各枠材との間で前記芯材を挟んで各枠材に前記固定部材により着脱可能に取り付けられていることを、特徴とする。
【0007】
本発明に係るボラードは、1対の枠材が互いに芯材の側部を挟み、バンド金具が各枠材との間で芯材を挟んで各枠材に固定部材により着脱可能に取り付けられており、芯材に枠材を固定するための仕様を必要としないため、芯材の仕様に自由度が高く、既存のボラードを芯材として利用することも容易にできる。
【0008】
本発明に係るボラードにおいて、前記1対の枠材は互いに側方に間隙をあけて配置され、前記間隙から外側に間接光を拡散させる照明装置が前記枠材の内側に設けられていることが好ましい。
この場合、間接照明装置として利用することができ、街灯またはオブジェとして活用することもできる。また、照明装置により夜間の視認性を向上させることができる。
【0009】
本発明に係るボラードにおいて、前記照明装置は光源と反射板とを有し、前記光源は前記反射板に取り付けられ、前記反射板は前記間隙から外側に前記光源の間接光を拡散させるよう前記枠材の内側に取り付けられていることが好ましい。
この場合、照明装置の光源は反射板に取り付けられ、反射板を介して枠材に取り付けられているので、車両が衝突したとき、光源が飛散しにくく、安全性が高められている。また、反射板により照度を向上させることができる。
【0010】
本発明に係るボラードにおいて、前記芯材は本体と蓋とを有し、前記本体は内部に収容部を有し、前記蓋は前記本体の上部に前記収容部を開閉可能に設けられ、前記枠材は枠側部と枠上部とを有し、前記枠側部は前記本体の側部に沿って設けられ、前記枠上部は前記蓋の上面の一部を覆うよう設けられ、前記枠材および前記バンド金具は前記固定部材を緩めた状態で前記芯材から上方に取外し可能に設けられ、前記光源は電力で駆動され、前記光源を駆動するための光源ドライバが前記蓋の下部に取り付けられて前記収容部に収容されていることが好ましい。
【0011】
この場合、電力で駆動される光源の光源ドライバが芯材の蓋の下部に取り付けられて収容部に収容されており、蓋を本体から外すことにより光源ドライバを収容部から取り出すことができるので、光源ドライバの修理や交換が容易である。枠材は枠側部により本体の側部を覆い、枠上部により蓋の上面の一部を覆っているので、芯材を側部および上部から保護することができる。枠材は、固定部材を取外して芯材から手前に取り外すことができるほか、固定部材を緩めた状態でバンド金具とともに芯材から上方に取外し可能なため、芯材および芯材に収容される光源ドライバの保守または修理を容易にすることができる。
【0012】
本発明に係るボラードは、さや管を有し、前記さや管は管状であって少なくとも下部が地中に設けられ上部に挿入口を有し、前記芯材は下端が前記挿入口に着脱可能に挿入されていることが好ましい。
この場合、芯材をさや管の挿入口から引き抜いて、車両の通行を可能にすることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、芯材の仕様に自由度が高く、既存のボラードの芯材としての利用を容易にするボラードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の第1実施の形態のボラードの地面に立設した状態を示す(A)正面図、(B)側面図である。
図2図1に示すボラードの(A)平面図、(B)A-A線断面図、(C)B-B線断面図である。
図3図2に示すボラードの(A)C-C線断面図、(B)D-D線断面図である。
図4図1に示すボラードの枠材および蓋を外した状態の正面図である。
図5】本発明の第2実施の形態のボラードの地面に立設した状態を示す(A)正面図、(B)側面図である。
図6図5に示すボラードの(A)平面図、(B)A-A線断面図、(C)B-B線断面図である。
図7図6に示すボラードの(A)C-C線断面図、(B)D-D線断面図である。
図8】本発明の第3実施の形態のボラードの枠材を外した状態の正面図である。
図9図8に示すボラードのさや管の(A)平面図、(B)正面図、(C)底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態について説明する。
図1図4は、本発明の第1実施の形態のボラードを示している。
図1図4に示すように、第1実施の形態のボラードは、芯材1と1対の枠材2A,2Bとバンド金具3と固定部材4と照明装置5とを有している。
【0016】
芯材1は、既製H型ボラードから成り、本体11と蓋12とを有している。本体11は、円筒状の細長い形状を有している。本体11は、内部に収容部13を有している。蓋12は、円板状であって本体11の上部に螺合して収容部13を開閉可能に設けられている。蓋12は、車両が衝突したときなどに飛散することがないようワイヤーで本体11に接続されている。芯材1は、下部が地面に形成された縦穴6に挿入され立設されている。芯材1の下部は、地中でコンクリートの基礎7にボルト固定されている。基礎7の上には、路盤砕石8が敷設され、その上にはアスファルト9が敷設されている。
【0017】
各枠材2A,2Bは、木製または樹脂製であって、枠側部21と枠上部22とを一体的に有している。枠側部21は、芯材1の直径より広い幅を有し、芯材1の地上に突出する長さとほぼ同じ長さを有して、本体11の側部に沿って設けられる。枠側部21は、上部および下部にそれぞれ1対の厚さ方向に伸びる貫通孔を有している。1対の貫通孔は、本体11を挟む間隔で枠側部21の幅方向に離れて互いに平行に形成されている。枠上部22は、枠側部21の上端に直角に伸び、蓋12の上面の一部を覆うよう設けられる。1対の枠材2A,2Bは、互いに外側面が平行をなして芯材1の側部を挟む。1対の枠材2A,2Bは、互いに側方に間隙をあけて配置されている。枠材2A,2Bの外面には、種々の意匠を施してもよい。
【0018】
図2(B)および図3(A)に示すように、バンド金具3は、長いΩ型金具31と短いΩ型金具32とを有している。長いΩ型金具31と短いΩ型金具32は、本体11の周面に沿う円弧状の湾曲部と平板状の両端部とを有する。両端部は、厚さ方向に取付孔を有している。短いΩ型金具32は、長いΩ型金具31に比べて円弧状の湾曲部が短くなっている。長いΩ型金具31は、枠材2A,2Bとの間で本体11を挟んで両端部が枠材2A,2Bに固定部材4により着脱可能に取り付けられている。
【0019】
短いΩ型金具32は、枠材2A,2Bの側で本体11に沿って配置され両端部が枠材2A,2Bに固定部材4により着脱可能に取り付けられている。本体11のバンド金具3の取付位置には、金具のずれを防止するための突起または溝などが設けられ、安全性が図られている。固定部材4は、ボルトおよびナットから成り、ボルトが枠材2A,2Bの外側から貫通孔および長いΩ型金具31または短いΩ型金具32の両端部の取付孔を貫通し、枠材2A,2Bの内側でナットと着脱可能に螺合している。図2(B)に示すように、ボルトの頭部およびナットは、枠材2A,2Bに形成された凹部14に収容されている。
【0020】
バンド金具3は、芯材1の上下2か所に取り付けられ、一方の枠材2Aが芯材1に上下2か所で取り付けられている。他方の枠材2Bも同様にして芯材1に、一方の枠材2Aとずれた位置の上下2か所で取り付けられている。
【0021】
図2(C)に示すように、照明装置5は、LEDモジュールから成る光源51と反射板52とを有している。光源51は反射板52に取り付けられ、反射板52は枠材2A,2Bの内側に取り付けられている。光源51は、枠材2A,2Bの間隙から外側に間接光を拡散させる。反射板52は、枠材2A,2Bの間隙から外側に光源51の間接光を拡散させるようになっている。
【0022】
光源51を駆動するための光源ドライバ(電源装置)53が、蓋12の下部に取り付けられて収容部13に収容されている。芯材1の本体11には上端にU字溝15が形成されており、光源ドライバ53から伸びる電気ケーブルはU字溝15を通って光源51に接続されている。このため、蓋12および光源ドライバ53の着脱時にケーブルの送り・引出しの作業性を向上させることができる。光源ドライバ53は、本体11の下部から内部を通る電気ケーブルに接続されている。本体11には通気穴16が形成されており、通気穴16には通気可能な異物混入防止シート等が張られている。
【0023】
第1実施の形態のボラードは、1対の枠材2A,2Bが互いに芯材1の側部を挟み、バンド金具3が各枠材2A,2Bとの間で芯材1を挟んで各枠材2A,2Bに固定部材4により着脱可能に取り付けられており、芯材1に枠材2A,2Bを直接固定するための仕様を必要としないため、芯材1の仕様に自由度が高く、既存のボラードを芯材1として利用することも容易にできる。
【0024】
第1実施の形態のボラードは、間接照明装置として利用することができ、街灯またはオブジェとして活用することもできる。また、照明装置5により夜間の視認性を向上させることができる。照明装置5の光源51は反射板52に取り付けられ、反射板52を介して枠材2A,2Bに取り付けられているので、車両が衝突したとき、光源51が飛散しにくく、安全性が高められている。また、反射板52により照度を向上させることができる。
【0025】
ボラードでは、電力で駆動される光源51の光源ドライバ53が芯材1の蓋12の下部に取り付けられて収容部13に収容されており、蓋12を本体11から外すことにより光源ドライバ53を収容部13から取り出すことができるので、光源ドライバ53の修理や交換が容易である。街灯の内部にLED光源ドライバを設置する場合、大口径の開口部を設けて光源ドライバを取り付けることが一般的である。これに対し、本実施の形態のボラードでは、大口径の開口部を必要とせず、光源ドライバ53は蓋12の下部に取り付けられて芯材1に収容されているので、芯材1の強度を犠牲にすることがない。
【0026】
枠材2A,2Bは枠側部21により本体11の側部を覆い、枠上部22により蓋12の上面の一部を覆っているので、芯材1を側部および上部から保護することができる。枠材2A,2Bは、固定部材4を取外して芯材1から手前に取り外すことができるほか、固定部材4を緩めた状態でバンド金具3とともに芯材1から上方に取外し可能なため、芯材1および芯材1に収容される光源ドライバ53の保守または修理を容易にすることができる。
【0027】
図5図7は、本発明の第2実施の形態のボラードを示している。
第2実施の形態のボラードにおいて、第1実施の形態のボラードと同種の部位には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
第2実施の形態のボラードは、芯材1と1対の枠材20A,20Bとバンド金具30と固定部材40と照明装置5とを有している。枠材20A,20Bは、第1実施の形態の枠材2A,2Bに対応しているが、ボルトの貫通孔を有していない。バンド金具30は、短いΩ型金具301とコの字型金具302とを有している。
【0028】
短いΩ型金具301は、本体11の周面に沿う円弧状の湾曲部と平板状の両端部とを有する。両端部は、厚さ方向に取付孔を有している。短いΩ型金具301は、枠材20Aの側で本体11に沿って配置され両端部が枠材20Aにビスにより固定されている。コの字型金具302は、両端に取付孔を有している。コの字型金具302の一端が、固定部材40により短いΩ型金具301に取り付けられている。
【0029】
固定部材40は、スタッドボルトおよびナットから成り、スタッドボルトが短いΩ型金具301の取付孔を貫通し、コの字型金具302の内側でナットと着脱可能に螺合している。他方の枠材20Bにも同様に短いΩ型金具301が固定され、コの字型金具302の他端が他方の枠材20Bの側で短いΩ型金具301に取り付けられている。こうして、バンド金具30は、各枠材20A,20Bとの間で芯材1を挟んで各枠材20A,20Bに固定部材40により着脱可能に取り付けられている。バンド金具30は、芯材1の上下2か所に取り付けられ、1対の枠材20A,20Bが芯材1に上下2か所で取り付けられている。
第2実施の形態のボラードでは、ボルトが外面に表れない外観を有する。
【0030】
図8および図9は、本発明の第3実施の形態のボラードを示している。
第3実施の形態のボラードにおいて、第1実施の形態のボラードと同種の部位には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
第3実施の形態のボラードは、芯材1と1対の枠材2A,2Bとバンド金具3と固定部材4と照明装置5とさや管10とを有している。さや管10は管状であってほぼ全体が地中に設けられ上部に挿入口101を有している。芯材1は、本体11の下端が挿入口101に着脱可能に挿入されている。
【0031】
第3実施の形態のボラードでは、芯材1をさや管10の挿入口101から引き抜いて、車両の通行を可能にすることができる。
各実施の形態のボラードは、固定式ボラード、着脱式ボラード、H型ボラード、N型ボラードなどいかなるタイプのボラードであってもよく、照明装置を具備しないものであってもよい。また、各実施の形態のボラードは、種々の材質の部材から構成されてもよい。
【符号の説明】
【0032】
1 芯材、2A 枠材、2B 枠材、3 バンド金具、4 固定部材、5 照明装置、
6 縦穴、7 基礎、8 路盤砕石、9アスファルト、10 さや管、11 本体、
12 蓋、13 収容部、14 凹部、15 U字溝、16 通気穴、
20A 枠材、20B 枠材、21 枠側部、22 枠上部、30 バンド金具、
31 長いΩ型金具、32 短いΩ型金具、40 固定部材、 51 光源、
52 反射板、53 光源ドライバ、101 挿入口、 301 短いΩ型金具、
302 コの字型金具

【要約】
【課題】芯材の仕様に自由度が高く、既存のボラードの芯材としての利用を容易にするボラードを提供する。
【解決手段】芯材1と1対の枠材2A,2Bとバンド金具3と固定部材4とを有する。芯材1は細長い形状を有して地面に立設されている。1対の枠材2A,2Bは芯材1の側部を挟む。バンド金具3は各枠材2A,2Bとの間で芯材1を挟んで各枠材2A,2Bに固定部材4により着脱可能に取り付けられている。1対の枠材2A,2Bは互いに側方に間隙をあけて配置され、間隙から外側に間接光を拡散させる照明装置が枠材2A,2Bの内側に設けられている。照明装置は光源と反射板とを有する。光源は反射板に取り付けられ、反射板は間隙から外側に光源の間接光を拡散させるよう枠材2A,2Bの内側に取り付けられている。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9