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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-19
(45)【発行日】2024-06-27
(54)【発明の名称】キッチンユニット
(51)【国際特許分類】
   A47B 77/06 20060101AFI20240620BHJP
   A47B 77/10 20060101ALI20240620BHJP
   A47B 77/02 20060101ALI20240620BHJP
【FI】
A47B77/06
A47B77/10
A47B77/02
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2020131085
(22)【出願日】2020-07-31
(65)【公開番号】P2022027211
(43)【公開日】2022-02-10
【審査請求日】2023-05-01
(73)【特許権者】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】弁理士法人 快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】黒原 啓彦
(72)【発明者】
【氏名】杉江 恒巳
(72)【発明者】
【氏名】阿原 真
【審査官】七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-339459(JP,A)
【文献】登録実用新案第3149869(JP,U)
【文献】特開2015-181779(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 77/06
A47B 77/10
A47B 77/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
天板と、
前記天板に隣接し、前記天板の上面より下方に下端部を備えるキッチンシンクと、
前記キッチンシンクを、前記下端部の下方から支持する第1支持部と、前記キッチンシンクの前記下端部の下方に位置する前記第1支持部から前記天板に対向する位置まで延びており、前記天板と離れて配置されている第2支持部と、を備える支持部材と、
を備える、キッチンユニット。
【請求項2】
前記支持部材の上端は、前記第1支持部から前記第2支持部まで全体に亘って、平面形状を有する、請求項に記載のキッチンユニット。
【請求項3】
前記キッチンユニットは、前記天板と前記第2支持部との間の収納位置に配置される収納部材をさらに備え、
前記収納部材は、前記第2支持部に対して、移動可能に配置されている、
請求項又はに記載のキッチンユニット。
【請求項4】
前記収納部材は、前記第2支持部に対して、前記収納位置から、ユーザから見て手前側の開放位置までスライド移動可能に配置されており、
前記収納部材の少なくとも一部は、前記開放位置において、前記天板との重複を回避した位置に配置される、請求項に記載のキッチンユニット。
【請求項5】
前記キッチンユニットは、
前記天板と前記キッチンシンクとが並ぶ方向における前記支持部材の両端縁を支持する一対の側方部材と、
前記支持部材より下方に配置され、前記天板と前記キッチンシンクとが並ぶ方向における両端縁が前記一対の側方部材に支持される下方部材と、をさらに備える、請求項1からのいずれか一項に記載のキッチンユニット。
【請求項6】
天板と、
前記天板に隣接し、前記天板の上面より下方に下端部を備えるキッチンシンクと、
前記キッチンシンクを、前記下端部の下方から支持する支持部を備える支持部材と、
前記天板と前記キッチンシンクとが並ぶ方向における前記支持部材の両端縁を支持する一対の側方部材と、
前記支持部材より下方に配置され、前記天板と前記キッチンシンクとが並ぶ方向における両端縁が前記一対の側方部材に支持される下方部材と、
を備える、キッチンユニット。
【請求項7】
前記キッチンシンクの前端は、前記支持部材の前端に対して面一、及び前記支持部材の前端よりも後方の何れかである、請求項1から6のいずれか一項に記載のキッチンユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、キッチンユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、キッチンユニットが開示されている。キッチンユニットは、キッチンシンク用蛇口付き水槽を嵌めるための穴が設けられている天板を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実用新案登録第3186425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
キッチンシンクを天板の穴に嵌めて取り付ける構成では、天板は、キッチンシンクを嵌める穴の周りでキッチンシンクを支持する。この構成では、天板は、キッチンシンクを支持するための構成を、キッチンシンクの周りに配置しなければならず、キッチンユニットの小型化が難しい。本明細書は、キッチンユニットを小型化し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書によって開示されるキッチンユニットは、天板と、前記天板に隣接し、前記天板の上面より下方に下端部を備えるキッチンシンクと、前記キッチンシンクを、前記下端部の下方から支持する支持部を備える支持部材とを備えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】スライド棚が収納位置に位置する実施形態のキッチンユニットの斜視図を示す。
図2】キッチンユニットの正面図を示す。
図3図2のIII-III線におけるキッチンシンクと天板の断面図を示す。
図4】スライド棚が開放位置に位置する実施形態のキッチンユニットの斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1に示すように、キッチンユニット10は、例えば、戸建住宅、集合住宅に施工される。キッチンユニット10は、住宅内の壁に沿って施工される。ユーザは、図1に示す前後方向のキッチンユニット10の前側の作業位置に立って、料理、食器洗い等の作業を行う。
【0008】
キッチンユニット10は、キッチンシンク12と、天板14と、棚板20、22と、機能部品24、25と、仕切板26、27と、キッチンパネル28と、枠組30と、スライド棚40とを備える。キッチンシンク12と、天板14と、棚板20、22と、機能部品24、25と、仕切板26、27と、は、枠組30によって一体化されている。枠組30は、一対の側枠32、32と、上端枠34と、底枠38と、を備える。
【0009】
一対の側枠32、32は、作業位置から見た時の左右方向の両端に配置されている。一対の側枠32、32は、互いに同一の構成を有している。一対の側枠32、32は、互いに平行に配置されている。側枠32は、上下方向に延びる複数の縦骨部32aと、前後方向に延びる複数の横骨部32bと、を備える。一対の側枠32、32の下端には、底枠38が配置されている。底枠38は、一対の側枠32、32の間に配置されている。底枠38は、一方の側枠32から他方の側枠32まで延びる長方形の平板形状の前板38aと、前板38aの左右方向の両端縁のそれぞれから側枠32の下端の内側で後方に延びる側板38bと、を備える。
【0010】
一対の側枠32、32の上端には、上端枠34が配置されている。上端枠34は、上から見たときに、長方形の枠を有する。上端枠34は、一方の側枠32から他方の側枠32まで延びている。上端枠34は、一対の側枠32、32の上端に載置されている。
【0011】
上端枠34の上方には、機能部品24、25が載置されている。機能部品24は、例えば照明器具である。機能部品25は、例えばレンジフードである。変形例では、機能部品24、25は、収納棚等の他の機能部品であってもよい。別の変形例では、キッチンユニット10は、機能部品24、25を備えていなくてもよい。
【0012】
底枠38の上方には、棚板22が配置されている。棚板22は、底枠38に支持されている。棚板22は、長方形の平板形状を有する。棚板22は、底枠38に載置されている。棚板22は、一対の側枠32、32の間で、一方の側枠32から他方の側枠32まで、側枠32に対して垂直に延びている。棚板22の前後方向の長さは、側枠32の前後方向の長さに等しい。棚板22の左端縁と、右端縁とは、一対の側枠32、32に支持されている。
【0013】
棚板22の左右方向の中央には、仕切板26が配置されている。仕切板26は、長方形の平板形状を有する。仕切板26は、棚板22に対して垂直であって、一対の側枠32、32に対して平行に配置されている。仕切板26の下端は、棚板22に取り付けられている。棚板22の下方には、仕切板26と対応する位置に、底枠38と同一の高さの長方形の平板形状を有する支持板が配置されている(図示省略)。
【0014】
(棚板20の構成)
図1及び図2に示すように、仕切板26の上端には、棚板20が配置されている。棚板20は、一枚の平板によって構成されている。棚板20は、棚板22に平行に配置されている。棚板20の左端縁と右端縁とは、一対の側枠32、32に支持されている。棚板20の前後方向の長さは、側枠32の前後方向の長さと同一である。棚板20は、長方形の平板形状を有する。棚板20は、左右方向に互いに隣接する支持部21、23を有する。棚板20の上方には、仕切板27と、天板14と、キッチンシンク12と、スライド部材40とが配置されている。
【0015】
棚板20の左右方向の中央には、仕切板27が載置されている。仕切板27は、仕切板26の延長上に配置されている。仕切板27は、長方形の平板形状を有する。仕切板27は、仕切板26と同一平板上に配置されている。仕切板27の前後方向の長さが、側枠32の前後方向の長さと同一である。
【0016】
(天板14の構成)
天板14は、仕切板27の上端に載置されている。天板14は、仕切板27の高さ方向の長さだけ、棚板20の支持部21と離れて配置されている。天板14は、側枠32の上下方向の中間位置に位置している。天板14は、右側の側枠32から左側に向かって延びる長方形の平板形状を有する。天板14の上方には、機能部品24、25が配置されている。前後方向において、天板14は、一対の側枠32、32の前後方向の長さと同一の長さを有する。天板14は、ユーザが料理等の作業を行うためのキッチンカウンターとして機能することができる。
【0017】
天板14の左側には、キッチンシンク12が隣接して配置されている。図3に示すように、キッチンシンク12は、棚板20の支持部23の上端23aに載置されている。キッチンシンク12は、棚板20によって下方から支持されている。キッチンシンク12の下端部12bは、棚板20の上端23aに当接している。
【0018】
(キッチンシンク12の構成)
図1に示すように、キッチンシンク12は、鉢部50と、水栓52と、を備える。キッチンシンク12は、鉢部50の上端部12aが開口している箱形状を有する。鉢部50は、開口から下方に位置する空間を画定している。鉢部50内の空間には、水栓52が配置されている。水栓52は、ユーザに操作されると、水を開口から鉢部50に吐出する。水栓52は、鉢部50の底面から上方に向かって延びる支持部53の上方に固定されている。キッチンシンク12の鉢部50の上端部12aは、天板14の上面14aと同一平面上に位置する。
【0019】
図3に示すように、キッチンシンク12を側方から見ると、前後方向において、キッチンシンク12の前端12cの位置は、棚板20の支持部23の前端23cの位置と一致している。即ち、キッチンシンクの12の前端12cは、棚板20の支持部23の前端23cに対して面一である。キッチンシンクの12の前端12cは、棚板20の支持部23の前端23cよりも前方に突出していない。従って、キッチンユニット10の前後方向の寸法は、天板14がキッチンシンク12を嵌めるための穴を有する構成を採用する場合と比較して、小さい。
【0020】
(スライド棚40の構成)
棚板20の支持部21の上端21aには、キッチンシンク12の隣に、スライド棚40が配置されている。スライド棚40は、平板形状を有する。スライド棚40は、収納位置と開放位置との間において、支持部21の上端21aに対して移動可能に配置されている。図1では、スライド棚40は、全体的に棚板20と天板14との間に配置される収納位置に位置する。図4では、スライド棚40は、収納位置から前方に移動された開放位置に位置する。開放位置では、スライド棚40の一部は、天板14との重複を回避した位置に配置されている。支持部21の上端21aには、不図示の前後方向に延びる一対のガイドレールが設けられている。スライド棚40は、前後方向において、一対のガイドレールを介して、支持部21の上端21aに対してスライド移動する。スライド棚40の前後方向の長さは、棚板20の前後方向の長さは同一である。スライド棚40の前端は、上方に突出している。他の変形例として、キッチンユニット10はスライド棚40を備えていなくてもよい。
【0021】
天板14の上方には、住宅の壁に取り付けられるキッチンパネル28が配置されている。キッチンパネル28は、例えば、耐火性を有する材料で作製されている。キッチンパネル28は、平板形状を有する。キッチンパネル28は、一対の側枠32、32の間で、天板14と上端枠34との間に配置されている。
【0022】
(キッチンユニット10の組み立て方法)
キッチンユニット10を、住宅内に配置する際の組み立て方法を説明する。最初に、キッチンパネル28を、住宅の壁に固定する。次いで、棚板20、22と仕切板26、27と、仕切板26の下方に位置する支持板と、が一体に組み立てられたセットを、一対の側枠32、32に固定する。次いで、組み立て後の棚板20、22、仕切板26、27、支持板及び一対の側枠32、32を、住宅の壁に固定する。次いで、キッチンシンク12、天板14を組付ける。詳細には、キッチンシンク12は、棚板20と住宅の壁とに固定される。天板14は、右側の側枠32、仕切板27及び住宅の壁に固定される。
【0023】
次いで、スライド棚40を、天板14と棚板20との間に配置して、ガイドレールを介して棚板20にスライド可能に取り付ける。次いで、底枠38を、棚板22の下方に配置して、キッチンユニット10の足下を塞ぐ。底枠38は、側枠32に固定される。次いで、上端枠34と機能部品24、25を、一対の側枠32、32に載置して、住宅の壁に固定することによって、キッチンユニット10が完成する。
【0024】
天板14に、コンロを配置してもよい。この場合、コンロを囲む側枠32に、耐火性のパネルを配置してもよい。
【0025】
(実施形態の効果)
キッチンシンク12の下端部12bは、棚板21によって下方から支持される。この構成によれば、天板14に配置されている穴にキッチンシンク12を嵌合して支持する構成と比較して、キッチンシンク12の周囲に天板14を配置せずに済む。キッチンシンク12の取り付けに起因して、キッチンユニット10の前後方向の長さを、キッチンシンク12の前後方向の長さよりも大きくせずに済む。
【0026】
棚板20は、キッチンシンク12の下端部12bの下方から天板14に対向する位置まで延びており、天板14と離れて配置されている。これにより、天板14と棚板20との隙間に、例えば、ユーザがキッチンユニット10で作業する際に使用する物品を配置するスペースとして使用することができる。
【0027】
棚板20の上端21a、23aは、全体に亘って平面形状を有する。棚板20の上端21a、23aの全体を、キッチンシンク12を含む物品を配置するスペースとして使用することができる。
【0028】
キッチンユニットには、収納位置と開放位置との間を移動可能なスライド棚40が設けられており、スライド棚40は、ユーザの手前側に引き出すことができる。これにより、天板14に邪魔されずに、スライド棚40上に物品を載置することができる。
【0029】
棚板20は、左右両端縁において、一対の側枠32、32に固定されている。棚板22は、棚板20と間隔を有して配置され、左右両端縁において、一対の側枠32、32に固定されている。キッチンユニット10では、棚板20、22と一対の側枠32、32とによって、四角形の枠組みが形成される。これにより、キッチンユニット10の構造的な強度を高めることができる。
【0030】
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明した。これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。以下に変形例を列挙する。
【0031】
(変形例1)棚板20は、支持部21を有していなくてもよい。例えば、棚板20は、支持部23のみを有していてもよい。
【0032】
(変形例2)棚板20と天板14との間に、仕切板27が設けられていなくてもよい。この場合、棚板20と天板14とが離れていなくてもよい。
【0033】
(変形例3)棚板20の上端21a、23aは、全体に亘って平面形状を有していなくてもよい。例えば、棚板20において、前後方向に延びる段差が設けられていてもよい。
【0034】
(変形例4)スライド棚40は、棚板20に対して、前後方向に移動可能に配置されていなくてもよい。スライド棚40は、支持部21の上端21a上で、左右方向にスライド移動可能に配置されていてもよいし、回転移動可能に配置されていてもよい。これにより、棚板20上に載置した物が重量物であったとしても、その載置物を棚板20上において容易に移動することができる。
【0035】
(変形例5)スライド棚40は、板形状を有していなくてもよく、例えば箱形状を有してもよい。本変形例では、スライド棚40に配置される物品がスライド棚40から落下することを防止することができる。スライド棚40が収納位置に位置する場合に、スライド棚40の内部がキッチンユニット10の外部から視認されることを防止することができる。
【0036】
(変形例6)キッチンユニット10は、棚板22及び一対の側枠32、32の少なくとも一方を備えていなくてもよい。この場合、天板14と棚板20とは、住宅の壁等、キッチンユニット10の外部の部材に直接的に固定されていてもよい。
【0037】
(変形例7)キッチンシンク12の前端12cは、棚板20の支持部23の前端23cよりも前方に突出していてもよいし、棚板20の支持部23の前端23cよりも後方に引っ込んでいてもよい。
【0038】
本明細書、及び図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書及び図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下の項目は、出願当初の特許請求の範囲に記載の範囲である。
(項目1)
天板と、
前記天板に隣接し、前記天板の上面より下方に下端部を備えるキッチンシンクと、
前記キッチンシンクを、前記下端部の下方から支持する支持部を備える支持部材と、を備える、キッチンユニット。
(項目2)
前記支持部は、第1支持部であり、
前記支持部材は、前記キッチンシンクの前記下端部の下方に位置する前記第1支持部から前記天板に対向する位置まで延びており、前記天板と離れて配置されている第2支持部を、さらに備える、項目1に記載のキッチンユニット。
(項目3)
前記支持部材の上端は、前記第1支持部から前記第2支持部まで全体に亘って、平面形状を有する、項目2に記載のキッチンユニット。
(項目4)
前記キッチンユニットは、前記天板と前記第2支持部との間の収納位置に配置される収納部材をさらに備え、
前記収納部材は、前記第2支持部に対して、移動可能に配置されている、項目2又は3に記載のキッチンユニット。
(項目5)
前記収納部材は、前記第2支持部に対して、前記収納位置から、ユーザから見て手前側の開放位置までスライド移動可能に配置されており、
前記収納部材の少なくとも一部は、前記開放位置において、前記天板との重複を回避した位置に配置される、項目4に記載のキッチンユニット。
(項目6)
前記キッチンユニットは、
前記天板と前記キッチンシンクとが並ぶ方向における前記支持部材の両端縁を支持する一対の側方部材と、
前記支持部材より下方に配置され、前記天板と前記キッチンシンクとが並ぶ方向における両端縁が前記一対の側方部材に支持される下方部材と、をさらに備える、項目1から5のいずれか一項に記載のキッチンユニット。
(項目7)
前記キッチンシンクの前端は、前記支持部材の前端に対して面一、及び前記支持部材の前端よりも後方の何れかである、項目1から6のいずれか一項に記載のキッチンユニット。
【符号の説明】
【0039】
10:キッチンユニット、12:キッチンシンク、14:天板、20、22:棚板、21、23:支持部、30:枠組、32:側枠、40:スライド棚
図1
図2
図3
図4