(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-19
(45)【発行日】2024-06-27
(54)【発明の名称】ソーラガーデンライトスティック
(51)【国際特許分類】
F21S 9/03 20060101AFI20240620BHJP
F21S 8/08 20060101ALI20240620BHJP
F21V 23/00 20150101ALI20240620BHJP
F21V 23/04 20060101ALI20240620BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20240620BHJP
F21Y 113/13 20160101ALN20240620BHJP
【FI】
F21S9/03
F21S8/08 510
F21V23/00 150
F21V23/04 150
F21Y115:10
F21Y113:13
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022062362
(22)【出願日】2022-04-04
【審査請求日】2022-04-04
(32)【優先日】2022-01-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】507097970
【氏名又は名称】イー ミシャン アンド サンズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】E.MISHAN & SONS, INC.
【住所又は居所原語表記】230 Fifth Avenue, Ste.800, New York, New York 10001, U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100131808
【氏名又は名称】柳橋 泰雄
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【氏名又は名称】山田 卓二
(72)【発明者】
【氏名】ミシャン,エドワード アイ
【審査官】河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2012/0327639(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2008/0117648(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0292696(US,A1)
【文献】米国特許第5092807(US,A)
【文献】米国特許第11473760(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 9/03
F21S 8/08
F21V 23/00
F21V 23/04
F21Y 115/10
F21Y 113/13
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
垂直軸を規定し、上端部および下端部を有する、支持杭と、
親指支持部、上側受け筒、および下側受け筒を含み、前記上側受け筒と前記下側受け筒は前記垂直軸に沿って延在し、前記下側受け筒には前記支持杭の前記上端部が嵌り、前記親指支持部は前記垂直軸に対して直交して延在している、二連バレル式ロッド受けと、
前記二連バレル式ロッド受けにヒンジ接合されたハウジングと、
前記ハウジングに設置され、周囲の光にさらされるソーラパネルと、
前記ハウジング内にあり、前記ソーラパネルと通信する充電式バッテリと、
前記ハウジング内に配置され、前記充電式バッテリと通信するPCBと、
スイッチであって、前記PCBと通信しており、前記スイッチが前記ハウジングの外側に露出して前記ハウジングに設けられた、スイッチと、
下端と上端を有し、前記下端が前記上側受け筒に嵌められた管体支持カップ支柱と、
前記管体支持カップ支柱の前記上端に接続された管体支持カップと、
近位端と遠位端を有し、前記近位端が前記管体支持カップに取り付けされて前記支持杭と共に前記垂直軸を規定する管体であって、前記管体は円筒形であり、前記管体は前記PCBと通信可能に接続されたLEDを含み、前記LEDからの光を分散させるための内部反射フレークを含む、管体と、
前記支持杭の下端部に設けられたスパイクとを有する、屋外用ライトスティック。
【請求項2】
前記ハウジングは、上部ハウジングカバーと下部ハウジングカバーとを有する、請求項1に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項3】
前記支持杭が円筒形の棒であり、前記支持杭が前記下側受け筒の中に延びている、請求項1に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項4】
前記管体支持カップ支柱が円筒形の棒であり、前記管体支持カップ支柱が前記上側受け筒の中に延びている、請求項1に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項5】
前記管体が前記管体支持カップに固定されている、請求項1に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項6】
垂直軸を規定し、上端部と下端部を有する、支持杭と、
親指支持部、上側受け筒、および下側受け筒を含み、前記上側受け筒と前記下側受け筒は前記垂直軸に沿って延在し、前記下側受け筒には前記支持杭の前記上端部が嵌り、前記親指支持部は前記垂直軸に対して直交して延在している、二連バレル式ロッド受けと、
前記二連バレル式ロッド受けにヒンジ接合されたハウジングと、
前記ハウジングに設置され、周囲の光にさらされるソーラパネルと、
前記ハウジング内にあり、前記ソーラパネルと通信する充電式バッテリと、
前記ハウジング内に配置され、前記充電式バッテリと通信するPCBと、
スイッチであって、前記PCBと通信しており、前記スイッチが前記ハウジングの外側に露出している、スイッチと、
前記PCBと通信する少なくとも1つのLEDと、
管体であって、前記管体は近位端と遠位端とを有し、前記管体は円筒形であり、前記管体は前記LEDからの光を分散させるための内部反射フレークを含む、管体と、
下端と上端を有する管体支持カップ支柱と、
管体支持カップと、
前記支持杭の下端部に設けられたスパイクと、を有する屋外用ライトスティックであって、
前記管体支持カップ支柱の前記下端は前記二連バレル式ロッド受けの前記上側受け筒に嵌り、
前記管体支持カップは前記管体支持カップ支柱の前記上端に接続され、
前記管体は、前記近位端が前記管体支持カップに取り付けられて、前記支持杭と共に前記垂直軸を規定し、
前記支持杭が、円柱状の棒で、前記下側受け筒内に延在しており、
前記管体支持カップ支柱が、円柱状の棒で、前記上側受け筒内に延在しており、
前記管体は、前記少なくとも1つのLEDを収容するための凹部を前記近位端に備えた屋外用ライトスティック。
【請求項7】
前記スイッチが「オン」設定を作動させるとき、前記屋外用ライトスティックは連続的な白色光を提供する、請求項6に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項8】
前記スイッチが「RGB」設定を作動させるとき、前記屋外用ライトスティックは一連の連続した色で光を提供する、請求項6に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項9】
前記一連の連続する色は、色のランダムなシーケンスである、請求項8に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項10】
周囲光がプリセットレベル以上である場合、前記屋外用ライトスティックは消灯する、請求項6に記載の屋外用ライトスティック。
【請求項11】
垂直軸を規定し、上端部および下端部を有する、支持杭と、
親指支持部、上側受け筒、および下側受け筒を含み、前記上側受け筒と前記下側受け筒は前記垂直軸に沿って配置され、前記下側受け筒には前記支持杭の前記上端部が嵌り、前記親指支持部は前記垂直軸に対して直交して延びている、二連バレル式ロッド受けと、
前記二連バレル式ロッド受けにヒンジ接合されたハウジングと、
前記ハウジングに設置され、周囲の光にさらされるソーラパネルと、
前記ハウジング内にあり、前記ソーラパネルと通信する充電式バッテリと、
前記ハウジング内に配置され、前記充電式バッテリと通信するPCBと、
スイッチであって、前記PCBと通信しており、前記スイッチが前記ハウジングの外側に露出して前記ハウジングに設けられた、スイッチと、
管体であって、前記管体は近位端と遠位端とを有し、前記管体は円筒形であり、前記管体は、前記PCBと通信する少なくとも1つのLEDと、前記少なくとも1つのLEDからの光を分散させるための内部反射フレークを含む、管体と、
管体支持カップと、
一端と他端を有する管体支持カップ支柱と、
前記支持杭の下端部に設けられたスパイクとを含む屋外用ライトスティックであって、
前記管体支持カップ支柱は前記一端が前記二連バレル式ロッド受けの前記上側受け筒に嵌り、
前記管体支持カップは前記管体支持カップ支柱の前記他端に接続され、
前記管体は、前記近位端が前記管体支持カップに取り付けられて、前記支持杭と共に前記垂直軸を規定し、
前記スイッチが「オン」設定を作動させるとき、前記屋外用ライトスティックは連続した白色光を提供し、前記スイッチが「RGB」設定を作動させるとき、前記屋外用ライトスティックは一連の連続した色で光を提供し、前記一連の連続した色は色のランダムシーケンスで、
周囲の明るさが設定値以上になると、前記屋外用ライトスティックが消灯する、屋外用ライトスティック
。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
対象技術は、芝生や庭のためのソーラセル式ライトに関するものである。
【発明の概要】
【0002】
本発明は、芝生や庭で使用するためのソーラライトスティックに関するものである。ソーラライトスティックは、支持杭と、ソーラパネルと、充電式バッテリと、少なくとも1つのLEDと、管体とを有する。管体は、透明または半透明であってもよい光透過性材料で作られる。ソーラセルは、充電式バッテリを充電し、充電式バッテリは、LEDに電力を供給する。
【0003】
LEDは、管体の内部に光を供給するように配置される。反射フレークなどの浮遊物は、LEDからの光を管体から分散させるのに役立つ。
【0004】
主題技術の一態様によれば、屋外用ライトスティックは支持杭を含み、支持杭は上端と下端を有する。また、親指支持部と、上側受け筒と、下側受け筒とを有する二連バレル式ロッド受けが提供される。好ましい実施形態では、二連バレル式ロッド受けにヒンジ結合されたハウジングが存在する。ハウジングは、上部ハウジングカバーと下部ハウジングカバーとを含む。また、ソーラパネルが周囲光に曝され得るようにハウジング上に配置されたソーラパネルが提供される。本発明はまた、ハウジング内にあり、ソーラパネルと通信する充填式バッテリを含む。
【0005】
また、好ましい実施形態では、ハウジング内に配置され、充電式バッテリ、ユーザ操作可能なスイッチ、及びLEDと通信するプリント回路基板(「PCB」)が設けられている。
【0006】
ユーザが操作可能なスイッチは、PCBと通信する。 好ましい実施形態では、スイッチは、容易にアクセスできるようにハウジングの外側に露出される。
【0007】
このように、充電式バッテリは、LED及び関連する回路に電力を供給するためにハウジングに設けられる。 充填式バッテリは、好ましくはハウジングの上部に配置されたソーラパネルのソーラセル又はセルによって充電される。 ソーラパネルは光検出器としても使用され、ライトスティックが低照度の条件下でのみ照明されるようにする。 この機能により、景観照明において望ましい無人運転が可能となる。
【0008】
好ましい実施形態において、本発明はまた、管体を含み、管体は近位端と遠位端とを有し、管体は剛性の透明プラスチックからなり、滑らかな円筒形の表面を有し、管体はLEDからの光を分散させるために内部に反射フレークを含む。
【0009】
対象技術を特徴付ける新規性の様々な特徴は、本開示に添付され、本開示の一部を構成する請求項において、特に指摘されている。主題技術、その動作上の利点、及びその使用によって達成される特定の目的のより良い理解のために、主題技術の好ましい実施形態が例示されている添付の図面及び説明事項が参照される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、ソーラライトスティックの一実施形態の上面、正面透視図である。
【0011】
【
図2】
図2は、ソーラライトスティックの正面図である。
【0012】
【
図3】
図3は、ソーラライトスティックの背面図である。
【0013】
【
図4】
図4は、ソーラライトスティックの右側面図である。
【0014】
【
図5】
図5は、ソーラライトスティックの左側面図である。
【0015】
【
図6】
図6は、ソーラライトスティックの上面図である。
【0016】
【
図7】
図7は、ソーラライトスティックの底面図である。
【0017】
【
図8】
図8は、本発明の実施形態によるプリント回路基板(以下、PCB)を含むハウジングの内部部品および配線を示す図である。
【0018】
【
図9】
図9は、ハウジングの内部部品および配線の他の図である。
【0019】
【
図10】
図10は、ハウジングの内部部品および配線のさらなる斜視図である。
【0020】
【
図11】
図11は、ユーザ作動型スイッチを示すハウジングの底部の拡大図である。
【0021】
【
図12】
図12は、反射フレークを有する管体および管体支持カップの拡大図である。
【0022】
【0023】
【発明を実施するための形態】
【0024】
図に示すように、主題技術の一態様によれば、本発明は、芝生、庭または小道を照らすことを含むがこれに限定されない複数の用途を有するソーラライトスティック10に関する。ソーラライトスティック10は、支持杭12、ハウジング14、ソーラバッテリセルまたはセル16からなるソーラパネル34、充電式バッテリ18、LED20、および管体22を有する。ハウジングの底部には、スイッチ24が設けられている。 好ましい実施形態では、スイッチ24は、アクセスが容易なようにハウジング14の外側に露出されている。
【0025】
支持杭12は、上端部26と下端部28を有する。下端28は、芝生や庭にソーラライトスティック10を設置するために地面に挿入されることができる。 特定の実施形態では、下端28は、スパイク又はポイント30を備えるか、又はその形状に形成されている。 スパイク30は、有利にはゴム製であるが、スパイクが金属製又はプラスチック製であることも本発明の範囲内である。一実施形態では、支持杭12は、金属棒または管、例えばアルミニウム棒などの細長い部材であってもよい。支持杭12はまた、プラスチック、複合材料、およびステンレス鋼などの他の金属などの他の材料から作られてもよい。
【0026】
本発明はまた、上側受け筒44、および下側受け筒46を有する二連バレル式ロッド受け42を含む。支持杭12の上端部26は、下側受け筒46内に嵌るように適合されている。二連バレル式のロッド受けはまた、親指支持部48を備えている。親指支持部48は、有利には、支持杭12の地面への容易かつ効果的な打ち込みを容易にするように設計され、配置される。 親指支持部48はまた、地面からの支持杭12の容易かつ効果的な取り外しを容易にするように有利に設計され、位置決めされる。ハウジング14が二連バレル式ロッド受け42にヒンジ結合されていることは本発明の範囲内である。
【0027】
支持杭12と管体22は、垂直軸を規定する。親指支持部48は、垂直軸から直交して延びている。上側受け筒44と下側受け筒は、垂直軸46に沿って横たわる。
【0028】
管体22は、アクリル等のプラスチック、ガラス、又は透明又は半透明であってよい任意の他の光透過性材料で作られてもよい。管体22は、剛性であってもよいし、可撓性であってもよい。本発明の一実施形態では、管体22は、滑らかな円筒形の表面を有していてもよい。しかしながら、管体22が多角形の断面を有していてもよいことは同様に企図される。管体22については、非伸長形状も企図されている。管体22は、LED20からの光を分散させるために、反射フレーク32のような浮遊物を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、管体22は、LED20からの光を分散させるために、その中に懸架された形状の物体を有していてもよい。そのような形状は、例えば、三角形、ピラミッド、球体、立方体、正方形、チューブ、星、ハート、リボン、ストリップ、及び他の幾何学的形状であってよく、通常のプロファイルのまま、又は光の分散を改善するためにねじれることなどによって変更されてもよい。また、管体22は、滑らかでない表面がLED20からの光を分散させるような表面の窪み又は凹凸を有していてもよいことが企図される。管体22に1つまたは複数のLED20が設けられることは、本発明の範囲内である。
【0029】
管体22は管体支持カップ40に取り付けされており、管体支持カップ40は管体支持カップ柱50に接続されており、管体支持カップ柱50は二連バレル式ロッド受け42の上側受け筒44内にしっかりと嵌るように適合している。
【0030】
管体22は、図に描かれているように、直立した形で配向させることができる。また、管体22は、水平方向または斜め方向などの他の方向に配向されてもよいことが企図される。
【0031】
従って、典型的な実施形態では、支持杭12は円筒形のロッドであり、支持杭12は下側受け筒46の中に延在している。 また、典型的な実施形態では、管体支持カップ柱50は円柱状のロッドであり、管体支持カップ柱50は上側受け筒44の中に延在している。
【0032】
LED20は、管体22の内部に光を供給するように配置される。例えば、LED20は、凹部36内に配置されてもよい。このように、LED20からの光は、少なくとも部分的に、管体22の長さに沿って向けられることができる。反射フレーク32などの浮遊物は、LED20からの光を反射して分散させ、LED20からの光を管体22の長さに沿った方向以外の方向、特に管体の外部の方向に分散させるのに役立つ。したがって、LED20からの光は、ソーラライトスティック10の観察者にとって、より視認しやすいものとなり得る。
【0033】
ハウジング14は、ソーラセル16と充電式バッテリ18とからなるソーラパネル34を含んでもよい。ソーラパネル34は、ソーラライトスティック10が地面に設置されたとき、ソーラセル又はセル16が太陽又は他の光源から周囲光を受けるように配置される。その結果、ソーラセルまたはセル16は、充電式バッテリ18を充電する。本発明の有利な態様では、ハウジング14は、二連バレル式ロッド受け42にヒンジ結合されているので、ハウジング14は、ソーラパネル34が、今度は、最適量の周囲光を受け取るように位置決めされ得る。ヒンジ式接続はまた、1つ以上のソーラライトスティック10を一緒に迅速、簡単かつ便利に保管できるという利点を提供する。
【0034】
ソーラパネル34は、周囲光が少ない期間(例えば、夜間)にLED20の活性化を可能にするように機能し、周囲光が多い期間(例えば、昼間)にLED20の活性化を防止することができる。周囲光の比較的低いレベル及び高いレベルは、所定の周囲光閾値によって設定されてもよい。
【0035】
前述のように、充電式バッテリ18は、LED20及び関連回路に電力を供給するためにハウジング14内に設けられる。 充填式バッテリ18は、好ましくは、ソーラパネル34によって充電され、ソーラパネル34は、好ましくは、設置時にハウジング14の上部に配置される。ソーラパネル34はまた、光感知機能を有し、ライトスティック10が低照度条件下でのみ照明するようにする。 主題技術のその態様において、ライトスティック10が、その条件が暗くないことを示すのに十分な、ライトスティック10の領域における十分な周囲光を検出した場合、制御回路はLED20の動作を抑制することになる。そうでなければ、LED20は点灯する(または、ユーザが作動させるスイッチ24の制御下で、点灯しない)。 この機能により、景観照明において望ましい無人運転が可能となる。
【0036】
PCB38がハウジング14内に配置され、搭載されてもよい。本発明の実施形態では、PCB38は、ユーザ操作可能なスイッチ24、充電式バッテリ18、およびLED20に配線されている。
【0037】
ユーザ操作可能スイッチ24は、ユーザが様々な動作モードの間で選択できるように設けられ、構成される。 実施形態では、スイッチ24は3位置スイッチであり、1.オフ、2.オン、及び3.RGBの3つのモードのユーザ選択を可能にする。
【0038】
ソーラライトスティック10を使用するために、支持杭12は、ユーザの芝生や庭の地面、または人の車道や歩道に隣接して挿入される。複数のソーラライトスティック10をユーザの芝生や庭の様々な場所に配置して、様々な装飾的なデザインや照明効果を作り出すことができる。ソーラライトスティック10は、ソーラセルまたはセル16が太陽または別の光源からの環境光を受けることができるように配置される。スイッチ24は、「オン」または「RGB」の位置に押されてもよい。ソーラセル16は、周囲光から吸収されたエネルギーを、当技術分野で知られている方法によって充電式バッテリ18内の電位に変換する。充電式バッテリ18が十分な電位を有し、周囲光がプリセット量以下(例えば日没後)になると、充電式バッテリ18はLED20に電力を供給し、LED20は点灯する。「オン」設定が有効化されている場合、ライトスティック10は白色光を提供する。好ましい実施形態では、「オン」設定が活性化されている場合、ライトスティック10は連続的な白色光を提供する。「RGB」設定が活性化されている場合、ライトスティック10は、一連の連続した色の光を提供する。 好ましい実施形態では、色付きの光は、色のランダムなシーケンスで提供される。周囲光がプリセット量以上である場合(日の出後など)、ライトスティック10は消灯される。
【0039】
図に示すようなライト及びその構成要素の装飾的外観は、主題技術の範囲内であることを理解されたい。
【0040】
本発明の原理の適用を説明するために、本発明の特定の実施形態を示し、詳細に説明したが、本発明はかかる原理から逸脱することなく他の方法で具体化できることは理解されよう。また、本発明は、本明細書に開示された特徴および要素の任意の組み合わせ、ならびに同等の特徴の任意の組み合わせを含むことも理解されよう。 本明細書に示された例示的な実施形態は、説明の目的のみのために提示され、本発明の範囲を限定することを意図しない。