(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-19
(45)【発行日】2024-06-27
(54)【発明の名称】ダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳。
(51)【国際特許分類】
B42D 15/00 20060101AFI20240620BHJP
B42D 3/10 20060101ALI20240620BHJP
E05B 73/00 20060101ALI20240620BHJP
【FI】
B42D15/00 301D
B42D3/10
E05B73/00 Z
(21)【出願番号】P 2024002301
(22)【出願日】2024-01-11
【審査請求日】2024-01-11
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【審査官】市川 勝
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-085154(JP,A)
【文献】特開2007-008128(JP,A)
【文献】特開2007-008065(JP,A)
【文献】特開2016-218336(JP,A)
【文献】実開平01-139574(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B42D 15/00
B42D 3/10
E05B 73/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダイヤル式南京錠の
ツルを嵌める事が出来る、先端に穴を開けた金属性のパーツを特定の間隔で2個ロウ付けした前記ダイヤル式南京錠の
ツル保持用プレートを、前記ツルを嵌める事が出来る先端に穴を開けた金属性のパーツの位置が手帳を閉じた状態で前記手帳の表紙の
天地の中央付近の小口手前の位置になるように調節し裏表紙の表面に接着
し取付け
前記
先端に穴を開けた金属性のパーツが容易に通過出来る様に前記手帳を閉じた状態で裏表紙の外側から記入用紙部を含めた
表側の表紙まで
前記金属製パーツが容易に通過出来る通し穴を開け
手帳を閉じた状態で前記ダイヤル式南京錠のロック用の穴を準備し
前記ツルの嵌め、外しを行うことにより前記手帳の開閉が出来る仕組みにし
たダイヤル式南京錠の開錠を行わなければ手帳を開く事が
出来ない事を特徴とするダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳。
【請求項2】
請求項1の構造を利用しダイヤル式南京錠のツルを嵌める事が出来る先端に穴を開けた金属性のパーツの形状を背表紙から前記パーツを
ロウ付けした位置の半径の円弧の一部の形状した事により前記通し穴と前記パーツの引っ掛かりが少なくスムーズに開閉が出来る事を
特徴とするダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳としての一案。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2023ー001838号公報
【文献】実登3238925号公報
【文献】実登3238032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
手帳を利用している人はまだ多い。
しかし、個人情報が殆どの場合もかなり多い、その上、価格も高くない、また、手帳を持ち歩く理由と
セキュリティが釣り合っていない。何とかならないかと考えての一案。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ダイヤル式南京錠のツルを嵌める事が出来る、先端に穴を開けた金属性のパーツを特定の間隔で2個ロウ付けした前記ダイヤル式南京錠の
ツル保持用プレートを、前記ツルを嵌める事が出来る先端に穴を開けた金属性のパーツの位置が手帳を閉じた状態で前記手帳の表紙の
天地の中央付近の小口手前の位置になるように調節し裏表紙の表面に接着し取付け
前記先端に穴を開けた金属性のパーツが容易に通過出来る様に前記手帳を閉じた状態で裏表紙の外側から記入用紙部を含めた表側の表紙まで
前記金属製パーツが容易に通過出来る通し穴を開け手帳を閉じた状態で前記ダイヤル式南京錠のロック用の穴を準備し
前記ツルの嵌め、外しを行うことにより前記手帳の開閉が出来る仕組みにしたダイヤル式南京錠の開錠を行わなければ手帳を開く事が
出来ない様にした。
又、請求項1の構造を利用しダイヤル式南京錠のツルを嵌める事が出来る先端に穴を開けた金属性のパーツの形状を背表紙から前記パーツを
ロウ付けした位置の半径の円弧の一部の形状した事により前記通し穴と前記パーツの引っ掛かりが少なくスムーズに開閉が出来る様にした。
【発明の効果】
【0006】
ダイヤル式南京錠のロック用の穴を設け前記ツルの嵌め、外しを行うことにより前記手帳の開閉が出来る仕組みにしてダイヤル式南京錠の
開錠を行わなければ手帳を開く事が出来なくなりダイヤル式南京錠の暗証番号を知っている本人のみが手帳の開閉が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳を開いた時の外側からの正面図
【
図2】
図2はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳を開いた時の内側からの正面図
【
図3】
図3はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の背表紙側からの側面図
【
図4】
図4はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳を開いた時の側面図
【
図5】
図5はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の表側からの側面図
【
図6】
図6はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の試作品のロック状態の写真
【
図7】
図7はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の試作品のダイヤル式南京錠を外した時の写真
【
図8】
図8はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の試作品の手帳を開いた時の写真
【発明を実施するための形態】
【0008】
【0009】
図1はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳を開いた時の外側からの正面を示す図である。
【0010】
図2はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳を開いた時の内側からの正面を示す図である。
【0011】
図3はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の背表紙側からの側面を示す図である。
【0012】
図4はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳を開いた時の側面を示す図である。
【0013】
図5はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の表側からの側面を示す図である。
【0014】
図6はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の試作品のロック状態の写真である。
【0015】
図7はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の試作品のダイヤル式南京錠を外した時の写真である。
【0016】
図8はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き手帳の試作品の手帳を開いた時の写真である。
【実施例】
【0017】
【産業上の利用可能性】
【0018】
特に高齢者から個人情報が洩れ様々なトラブルが起こる事があるが少しでも安全で平穏な暮らしをめざす。
便利グッズとして製造、販売。
【符号の説明】
【0019】
1 裏表紙
2 ダイヤル式南京錠のツル保持用プレート
3 ツル保持用パーツ
4 ダイヤル式南京錠のツル
5 表紙、背表紙の通し穴
6 ダイヤル式南京錠
7 表紙
8 背表紙
9 記入用紙部
10 記入用紙部の通し穴
11 試作品の表紙
12 試作品のダイヤル式南京錠のツル
13 試作品のダイヤル式南京錠
14 試作品のツル保持用パーツ
15 試作品の記入用紙部の通し穴
【要約】
【課題】
個人情報が殆どの場合もかなり多い、その上、価格も高くない、また、手帳を持ち歩く理由と
セキュリティが釣り合っていない。何とかならないかと考えての一案。
【解決手段】
金属性のパーツ部が容易に通過出来る様に手帳を閉じた状態で裏表紙の外側から記入用紙部を含めた表紙の表側まで
金属製パーツが容易に通過出来る通し穴を開け手帳を閉じた状態での前記ダイヤル式南京錠のロック用の穴を準備して
ダイヤル式南京錠の開錠を行わなければ手帳を開けない様にした。
【選択図】
図1