(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-21
(45)【発行日】2024-07-01
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
G03G 21/16 20060101AFI20240624BHJP
H04N 1/00 20060101ALI20240624BHJP
【FI】
G03G21/16 104
H04N1/00 519
(21)【出願番号】P 2020109745
(22)【出願日】2020-06-25
【審査請求日】2023-06-12
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003133
【氏名又は名称】弁理士法人近島国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】片山 貴文
【審査官】金田 理香
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-083672(JP,A)
【文献】特開2007-225795(JP,A)
【文献】特開2012-094988(JP,A)
【文献】特開2014-142447(JP,A)
【文献】特開2001-264897(JP,A)
【文献】特開2006-195000(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 29/00-29/70
G03G 13/00
15/00
21/16-21/18
H04N 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成手段を有する装置本体と、
前記装置本体の上方に固定され、シートの画像を読み取る画像読取手段を有し、一側面が前記装置本体の一側面が延びる方向に沿って配置された画像読取装置と、
前記装置本体の一側面と前記画像読取装置の一側面とを連結固定し、かつ水平方向に関して前記装置本体の一側面よりも外側に突き出している連結部材と、を備え、
前記連結部材は、
下方にリブ状に延びるリブ部を有し、前記装置本体に固定された固定部材と、
前記固定部材に差し込まれるピンと、
前記画像読取装置に固定され、前記ピンが差し込まれ、前記ピンによって前記固定部材に連結される被固定部材と、を有し、
前記連結部材の下方を当該連結部材に当接可能に覆うカバー部材は、水平方向に沿って延びる下面を備
え、
前記リブ部は、前記固定部材において前記ピンが差し込まれる位置よりも下方に配置されており、
前記カバー部材は、前記下面が形成された板状の板状部を有し、前記板状部がリブ部に当接可能である、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記画像読取装置は、前記画像読取手段によって読み取られるシートが載置される読取面と、前記読取面に対してヒンジにより開閉可能に設けられた開閉部材と、を有し、
前記ヒンジと前記連結部材とが、前記画像読取装置の一側面がある側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記固定部材は、前記装置本体の一側面から水平方向に延びる固定面
を有し、
前記リブ部は、前記固定面から下方にリブ状に延びる
ように形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記連結部材は、第1連結部材であり、
水平方向に関して前記装置本体の一側面よりも外側に突き出して、かつ前記装置本体の一側面において水平方向に関して前記第1連結部材とは反対側の前記装置本体の端部に配置され、前記装置本体の一側面と前記画像読取装置の一側面とを連結固定する第2連結部材を備え、
前記カバー部材は、前記第2連結部材を、又は前記第2連結部材の下方を当該第2連結部材に当接可能に覆っている、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像読取装置は、前記画像読取装置の側面の少なくとも一面に、水平方向に関して前記装置本体の側面よりも外側に突き出た突出部を有し、
前記カバー部材は、前記突出部、又は前記突出部の下方を当該突出部に当接可能に覆っている、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に画像形成装置。
【請求項6】
前記画像読取装置は、その少なくとも一側面が、水平方向に関して前記装置本体の側面よりも外側に突き出ており、
前記突出部は、前記画像読取装置において、水平方向に関して前記装置本体の側面よりも外側に突き出ている部分である、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像読取装置は、内蔵部品を覆うフレームを有し、
前記突出部は、前記フレームにおける水平方向に関して前記装置本体の側面よりも外側に突き出ている部分である、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記フレームは、金属製である、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
上下方向における前記画像読取装置と前記装置本体との間に設けられた空間の底部に設けられている排出トレイと、
前記画像形成手段によって画像が形成されたシートを前記排出トレイに向けて排出する排出手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置においては、装置を移動させるためにユーザが把持する把持部が装置本体の下部側に設けられている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、床等の低い位置に画像形成装置が置かれた状態で装置本体を移動させようとした場合、把持部をユーザが把持するためには、しゃがむ等して低い姿勢をとる必要があり、画像形成装置の運搬が困難であるという課題がある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、画像形成装置を容易に運搬することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、画像形成装置において、シートに画像を形成する画像形成手段を有する装置本体と、前記装置本体の上方に固定され、シートの画像を読み取る画像読取手段を有し、一側面が前記装置本体の一側面が延びる方向に沿って配置された画像読取装置と、前記装置本体の一側面と前記画像読取装置の一側面とを連結固定し、かつ水平方向に関して前記装置本体の一側面よりも外側に突き出している連結部材と、を備え、前記連結部材は、下方にリブ状に延びるリブ部を有し、前記装置本体に固定された固定部材と、前記固定部材に差し込まれるピンと、前記画像読取装置に固定され、前記ピンが差し込まれ、前記ピンによって前記固定部材に連結される被固定部材と、を有し、前記連結部材の下方を当該連結部材に当接可能に覆うカバー部材は、水平方向に沿って延びる下面を備え、前記リブ部は、前記固定部材において前記ピンが差し込まれる位置よりも下方に配置されており、前記カバー部材は、前記下面が形成された板状の板状部を有し、前記板状部がリブ部に当接可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像形成装置を容易に運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図7】実施例1の装置本体と画像読取装置との連結構成を示す斜視図。
【
図9】実施例1の固定部材と被固定部材との固定態様を説明する説明図。
【
図12】参考例としての従来の画像形成装置の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための例示的な形態について図面を参照して説明する。
【実施例1】
【0010】
始めに、
図1を参照して本開示の実施例1の画像形成装置としてのプリンタ1の構成について説明する。
図1は、プリンタ1の斜視図である。プリンタ1の装置本体1Aの上部には、画像読取手段としてのスキャナユニット20A(
図2参照)を有する画像読取装置20が固定されている。また、装置本体1Aは、シートが収納された給送カセット12と、シートに画像を形成する画像形成手段としての画像形成エンジン1Bと、シートが排出される排出トレイ10とを有する。また、装置本体1Aは、排出トレイ10にシートを排出する排出手段としてのシート排出部33と、装置本体1Aを移動させるときにユーザが把持する把持部34とを有する。排出トレイ10は、上下方向において、画像読取装置20と装置本体1Aとの間に設けられた空間の底部に配置されている。さらに、装置本体1Aには、ユーザによって操作される操作パネル11が設けられている。操作パネル11は、ユーザの操作に応じた信号を装置本体1Aに送信し、プリンタ1では、操作パネル11から受信した信号に基づいてシートの給送やシートへの画像形成が行われる。なお、以後の説明では、操作パネル11を操作するためにユーザが立つ側のプリンタ1の側面をプリンタ1の前面Fとし、前面Fとは反対側のプリンタ1の側面を背面Rとする。また、把持部34は、プリンタ1を前面Fから視たときに、装置本体1Aの左側面LS及び右側面RSの少なくとも一側面の底部に設けられている。
【0011】
次に、
図2を参照して、プリンタ1の前面Fから視たときの装置本体1Aと画像読取装置20との大きさの関係について説明する。
図2は、前面F(
図1参照)から視たときのプリンタ1を示す図である。画像読取装置20は、内蔵部品の一例としてのスキャナユニット20Aを覆う金属性のフレーム21を有している。
図2に示すように、プリンタ1の前面Fから視たときに、画像読取装置20の左側面20E及び右側面20Fは、水平方向に関して装置本体1Aの左側面LS及び右側面RSよりも外側に突き出た位置にある。本実施例の突出部の一例が、画像読取装置20において水平方向に関して装置本体1Aの左側面LS及び右側面RSよりも外側に突き出ている部分である。画像読取装置20において水平方向に関して装置本体1Aの左側面LS及び右側面RSよりも外側に突き出たフレーム21の部分も、本実施例の突出部である。また、画像読取装置20の左側面20E及び右側面20Fの下面21A、21Bは、それぞれ水平方向に沿って延びている。このように、本実施例では、左側面20E及び右側面20Fを含む画像読取装置20の側面の少なくとも一面は、水平方向に関して左側面LS及び右側面RSを含むプリンタ1の側面よりも外側に突き出ている。
【0012】
次に、
図3を参照して、プリンタ1の右側面RSの側の構成について説明する。
図3は、プリンタ1の右側面図である。
図3に示すように、装置本体1Aには、プリンタ1の右側面RSの側を覆うカバー部材の一例としての右上カバー13が設けられている。また、右上カバー13の上部には、ひさし形状13Aが設けられている。ひさし形状13Aは、画像読取装置20の右側面20Fの側の下面21Bに対して、装置本体1Aの前面Fから背面Rに向かう方向の全域に亘って当接可能な形状である。つまり、水平方向に関してプリンタ1の右側面RSよりも外側に突き出ているひさし形状13Aにより、画像読取装置20の右側面20Fに対して下方から当接する。ひさし形状13Aの下面は、ユーザが把持可能なように水平方向に沿って延びており、例えば、水平面に対して2度から5度程度傾いた方向に延びている。このような形状により、ユーザがひさし形状13Aの下面を把持して装置本体1Aを持ち上げると、ひさし形状13Aの上面が画像読取装置20の右側面20Fの側の下面21Bと当接するようになっている。
【0013】
次に、
図4及び
図5を参照して、プリンタ1の左側面LSの側の構成について説明する。
図4は、プリンタ1の左側面図である。
図5は、
図2及び
図4の矢印X方向に視たときのプリンタ1の下方斜視拡大図である。画像読取装置20の左側面20Eの側の下面21Aは、水平方向に関して装置本体1Aの左側面LSよりも外側に突き出ている(
図2参照)。また、画像読取装置20の左側面20Eの側の下面21Aは、ユーザが把持可能なように水平方向に沿って延びている。上述したように、画像読取装置20のフレーム21は金属製であるため、ユーザが下面21Aを把持したときに画像読取装置20が変形することがない。
【0014】
次に、
図6を参照して、プリンタ1の背面Rの側の構成について説明する。
図6は、プリンタ1の背面図である。
図6に示すように、装置本体1Aには、プリンタ1の背面Rの側を覆う背面カバー14が設けられている。また、背面カバー14の上方には、水平方向に関してプリンタ1の背面Rよりも外側に突き出た上部カバー14Aが設けられており、上部カバー14Aの下面14Bは、水平方向に沿って延びている。また、右上カバー13の上部にも、プリンタ1の背面Rの側の一部を覆う右上部カバー13Bが設けられている。右上部カバー13Bは、水平方向に関してプリンタ1の背面Rよりも外側に突き出ており、右上部カバー13Bの下面13Cは、水平方向に沿って延びている。上部カバー14Aの下面14B及び右上部カバー13Bの下面13Cは、ユーザが把持可能なように水平方向に沿って延びており、例えば、水平面に対して2度から5度程度傾いた方向に延びている。なお、上部カバー14Aと右上部カバー13Bとを一体成型して、プリンタ1の背面Rに対して取り付けるような構成としてもよい。
【0015】
次に、
図7から
図9を参照して、装置本体1Aに対する画像読取装置20の連結構成に付いて説明する。
図7は、プリンタ1の背面Rから視た装置本体1Aと画像読取装置20との連結構成を示す斜視図である。なお、
図7では、プリンタ1の筐体を省略した図を示している。
図8(A)は、装置本体1Aと画像読取装置20とを連結する連結部材18の拡大図である。
図8(B)は、装置本体1Aと画像読取装置20とを連結する連結部材19の拡大図である。また、
図9は、連結部材18を構成する固定部材15Aと被固定部材22Aとの固定態様の説明図である。
【0016】
図7に示すように、画像読取装置20の背面20Gは、プリンタ1の背面Rの側において、装置本体1Aに対して連結部材18、19によって連結固定されている。連結部材18、19によって連結されることにより、画像読取装置20の背面20Gは、装置本体1Aの背面Rが延びる方向に沿って配置される。連結部材18は、装置本体1Aの背面Rにおいて、水平方向に関して一端部(
図7では、背面Rの左端側)に配置されている。また、連結部材19は、装置本体1Aの背面Rにおいて、水平方向に関して連結部材18とは反対側の端部(
図7では、背面Rの右端側)に配置されている。また、画像読取装置20の背面20Gには、スキャナユニット20A(
図2参照)によって読み取られるシートが載置される読取面20Hに対して開閉部材としての上部構造体35を開閉可能に支持するヒンジH1、H2が設けられている。本実施例の第1連結部材が、連結部材18、19のいずれか一方であり、第2連結部材が、連結部材18、19の他方である。
【0017】
図8(A、B)に示すように、画像読取装置20の背面20Gには被固定部材22A、22Bが設けられている。また、装置本体1Aには、装置本体1Aの背面Rから水平方向に延びている固定面16Aと、固定面16Aから下方にリブ状に延びているリブ部16Bとを有する固定部材15Aが設けられている。さらに、装置本体1Aには、装置本体1Aの背面Rから水平方向に延びている固定面17Aと、固定面17Aから下方にリブ状に延びているリブ部17Bとを有する固定部材15Bが設けられている。連結部材18は、被固定部材22Aが固定部材15Aに対してピン23Aによって固定されて構成されている。また、連結部材19は、被固定部材22Bが固定部材15Bに対してピン23Bによって固定されて構成されている。固定面16A、17Aは、装置本体1Aの背面Rから水平方向に延びている。つまり、連結部材18、19は、水平方向に関して装置本体1Aの背面Rよりも外側に飛び出た部分を有する突出部の一例でもある。
【0018】
被固定部材22Aと固定部材15Aとは、具体的に、
図9に示すように、固定部材15Aの孔部15C、15D及び被固定部材22Aの孔部22Cに対して、ピン23Aが
図9中の矢印方向に差し込まれて固定される。なお、被固定部材22Bと固定部材15Bとについても同様に、固定部材15Bの孔部15E、15F及び被固定部材22Aの孔部に対して、ピン23Bが差し込まれて固定されている。なお、固定部材15A、15Bに対して被固定部材22A、22Bを回動可能に連結する構成であってもよい。この場合、画像読取装置20の背面20Gは、装置本体1Aの背面Rが延びる方向に沿って配置されている状態で、固定部材15A、15Bに対する被固定部材22A、22Bの回動が規制されるようにロック機構を設けることが望ましい。また、
図7に示すように、固定部材15A、15Bは、それぞれ補強プレート30、31を介して装置本体1Aの内部のフレーム32、33に固定されている。
【0019】
次に、
図10及び
図11(A、B)を参照して、装置本体1Aと画像読取装置20との連結箇所の断面の様子について説明する。
図10は、プリンタ1の背面図である。
図11(A)は、
図10のY-Y断面図を示す図である。
図11(B)は、
図10のZ-Z断面図である。
図11(A)に示すように、固定部材15Aの下方には、右上部カバー13Bが配置されている。また、
図11(B)に示すように、固定部材15Bの下方には、上部カバー14Aが配置されている。このような構成により、ユーザが右上部カバー13Bと上部カバー14Aとを把持して装置本体1Aを持ち上げたときに、リブ部16Bが右上部カバー13Bの下面13Cが形成された板状の板状部13Dに当接する。また、ユーザが右上部カバー13Bと上部カバー14Aとを把持して装置本体1Aを持ち上げたときに(
図10参照)、リブ部17Bが上部カバー14Aの下面14Bが形成された板状部14Cに当接することとなる(
図10、
図11(A、B)参照)。つまり、右上部カバー13Bと上部カバー14Aとは、それぞれ、連結部材18、19を構成する固定部材15A、15Bに対して下方から当接可能である。これにより、プリンタ1の荷重が、固定部材15A、15B、及び補強プレート30、31を介して装置本体1Aにも分散されるため、右上部カバー13B及び上部カバー14Aの変形や破損を低減することができる。本実施例のカバー部材が、右上部カバー13B及び上部カバー14Aである。なお、上述したように、上部カバー14Aと右上部カバー13Bとを一体成型して、プリンタ1の背面Rに対して取り付けるような構成としてもよい。この場合、連結部材18、19が一体成型された上部カバー14A及び右上部カバー13Bによって覆われる構成となる。
【0020】
以上説明したように、本実施例では、画像読取装置20の側面の少なくとも一面が装置本体1Aの一側面よりも水平方向に関して外側に突き出ている。これにより、画像読取装置20のフレーム21の下面21Aを把持して画像読取装置20を移動させることで、装置本体1Aをも移動させることができる。また、装置本体1Aと画像読取装置20とを連結固定する連結部材18、19を覆う右上部カバー13B及び上部カバー14Aを把持して画像読取装置20を移動させることで、装置本体1Aをも移動させることができる。従来の画像形成装置1Fでは、
図12に示すように、装置本体を移動させるための把持部125が装置の下部に設けられていた。これに対して、本実施例では、画像形成装置1Fの把持部125に比べて、プリンタ1の上部側に設けられている下面21Aや右上部カバー13B及び上部カバー14Aを把持してプリンタ1を容易に運搬することができる。
【0021】
<その他の実施例>
画像形成エンジン1Bにおける画像形成方法としては、電子写真方式やインクジェット方式等を用いることができる。また、画像読取装置20の上部構造体35としては、読取面20Hに対して開閉可能に設けられた蓋部材や、原稿自動搬送装置(ADF)等を実装することができる。
【符号の説明】
【0022】
1 プリンタ(画像形成装置)/1A 装置本体/1B 画像形成エンジン(画像形成手段)/10 排出トレイ/13 右上カバー(カバー部材)/13A ひさし形状(下面)/13B 右上部カバー(カバー部材)/13C 下面/13D 板状部/14A 上部カバー(カバー部材)/14B 下面/14C 板状部/15A、15B 固定部材/16A、17A 固定面/16B、17B リブ部/18、19 連結部材(突出部)/20 画像読取装置/20A スキャナユニット(画像読取手段)/21 フレーム/21A 下面(突出部)/22A、22B 被固定部材/33 シート排出部(排出手段)/35 上部構造体(開閉部材)/H1、H2 ヒンジ