技術分野
紙容器本体に直接的又は間接的に複数の凹凸を形成するエンボス加工が施された断熱部位を備えさせる断熱構造、この断熱構造の形成方法、及びこの断熱構造を備えた紙容器
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
そこで本発明は、上述した問題点を鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、複数の凹凸のエンボス高さが低くなってしまい、断熱性や意匠性等が低下してしまうという問題点を改善することができる断熱構造、この断熱構造の形成方法、及びこの断熱構造を備えた紙容器を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、上述した課題を解決するために、紙容器本体に直接的又は間接的に複数の凹凸を形成するエンボス加工が施された断熱部位を備えさせる断熱構造であって、前記断熱部位は、原紙の表面又は裏面の少なくともいずれか一方に水性コート剤が塗布され、前記水性コート剤が乾燥して形成されたコート層を備え、前記コート層に複数のクラックを有した、断熱構造を発明した。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した構成からなる本発明によれば、紙容器本体に直接的又は間接的に複数の凹凸を形成するエンボス加工が施された断熱部位は、原紙の表面又は裏面の少なくともいずれか一方に水性コート剤が塗布され、水性コート剤が乾燥して形成されたコート層に複数のクラックを有している。実験的検証を行った結果、複数の凹凸のエンボス高さを、ラミネート加工等を施さない原紙のままでエンボス加工を施した場合と同程度に確保できることが分かった。これにより、複数の凹凸のエンボス高さが低くなってしまい、断熱性や意匠性等が低下してしまうという問題点を改善することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1(a)は、本発明の実施形態1に係る紙容器としての紙コップを一部破断して示す側面図であり、図1(b)は、図1(a)の紙コップの断熱用シートとしての断熱用外スリーブの裏面を部分的に拡大して示す部分拡大図である。
【図2】
図2(a)~図2(d)は、本発明の実施形態1に係る断熱構造の形成方法におけるコート層の形成を段階的に示す説明図である。
【図3】
図3(a)は、本発明の実施形態2に係る紙容器としての紙コップを示す側面図であり、図3(b)は、図3(a)の紙コップにおける紙コップ本体の胴部の表面を部分的に拡大して示す部分拡大図である。
【図4】
図4は、実験的検証1,2に用いられるサンプルを示す模式図である。
【図5】
図5は、実験的検証1の結果を示す一覧表である。
【図6】
図6は、実験的検証2の結果を示す一覧表である。
10A,10B 断熱構造
1A,1B 紙コップ(紙容器)
11 紙コップ本体(紙容器本体)
11a 胴部
11b カール部
11A ブランクシート(原紙)
2 断熱部位
20 凹凸
21 凹部
22 凸部
3 断熱用外スリーブ(断熱用シート)
3A ブランクシート(原紙)
4A,4B コート層
41,42,43,44 塗布層
5 クラック
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