(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-21
(45)【発行日】2024-07-01
(54)【発明の名称】ライブブロードキャストインタラクション方法、装置、可読媒体及び電子デバイス
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04847 20220101AFI20240624BHJP
H04N 21/431 20110101ALI20240624BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20240624BHJP
【FI】
G06F3/04847
H04N21/431
G06F3/0484
(21)【出願番号】P 2022579858
(86)(22)【出願日】2021-06-23
(86)【国際出願番号】 CN2021101708
(87)【国際公開番号】W WO2021259301
(87)【国際公開日】2021-12-30
【審査請求日】2022-12-22
(31)【優先権主張番号】202010592409.2
(32)【優先日】2020-06-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リ,メイリン
(72)【発明者】
【氏名】ウー,ディ
(72)【発明者】
【氏名】シュ,ホンシュオ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ティン
(72)【発明者】
【氏名】ヂャン,フゥイ
【審査官】星野 裕
(56)【参考文献】
【文献】特許第6684949(JP,B1)
【文献】特開2006-314687(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第109104640(CN,A)
【文献】特開2020-086750(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第107241636(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0029103(US,A1)
【文献】YouTubeのスーパーチャット(スパチャ)の使い方と支払い方法を解説,ガジェテク,日本,2018年04月22日,http://gadgetech.jp/video/youtube/youtube-superchat/
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048
H04N 21/431
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ライブブロードキャストインタラクション方法であって、
ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示するステップであって、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで前記ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられるステップと、
前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第1表示コントロールは、前記ユーザーが現在トリガーしている前記ターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられるステップと、
前記オブジェクト数が予め設定された第1数閾値まで増加した場合、第2表示コントロールを展示するステップであって、前記第2表示コントロールは、前記第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられるステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ターゲット仮想オブジェクトは、ターゲット仮想ギフトであり、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ギフト贈り操作コントロールであり、前記オブジェクト数は、ギフト数である、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第1表示コントロールと前記オブジェクトトリガー操作コントロールとの間の距離は、前記オブジェクト数の増加に伴って増大する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップは、
前記オブジェクト数が第1数閾値まで増加したときに前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路の終点位置に位置するように、前記第1表示コントロールを、
前記第1数閾値に対応する移動レートで第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記第1数閾値は複数あり、
第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップはさらに、
前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記オブジェクト数が現在達している第1数閾値が最大数閾値でない場合、前記第1表示コントロールを、前記第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記次の第1数閾値は、複数の前記第1数閾値のうち、前記現在達している第1数閾値よりも大きく、かつ前記現在達している第1数閾値に最も近い第1数閾値であるステップ、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップはさらに、
前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、第2表示コントロールを展示するステップであって、前記第2表示コントロールは、前記現在達している第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられるステップと、
前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値でない場合、前記第2表示コントロールの展示時間長が第1プリセット時間長に達すれば、前記第2表示コントロールが展示を終了するように制御し、その後、前記第1表示コントロールを、前記第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップを実行するステップと、
を含むことを特徴とする請求項
5に記載の方法。
【請求項7】
第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップはさらに、
前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値でない場合、前記第2表示コントロールを展示する前に、前記第1表示コントロールが展示を終了するように制御するステップ、
を含むことを特徴とする請求項
6に記載の方法。
【請求項8】
前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値である場合、前記第1表示コントロール及び前記第2表示コントロールは、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止するまで、同時に展示されるステップ、
または
前記第2表示コントロールが展示されている間に、前記ユーザーが、前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止した場合、前記第2表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第2プリセット経路は、前記第1プリセット経路と逆方向であるステップ、
をさらに含む、ことを特徴とする請求項
6に記載の方法。
【請求項9】
前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止したときに、前記第1表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第2プリセット経路は、前記第1プリセット経路と逆方向であるステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項10】
ターゲット表示コントロールが前記第2プリセット経路に沿って移動する過程において、前記ターゲット表示コントロールと前記オブジェクトトリガー操作コントロールとの間の距離は、絶えず小さくなり、前記ターゲット表示コントロールは、前記第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含む、
ことを特徴とする請求項
8または
9に記載の方法。
【請求項11】
ターゲット表示コントロールが前記第2プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第2プリセット経路のマーキングされた部分が、前記ターゲット表示コントロールの移動に伴って短縮され、前記ターゲット表示コントロールは、前記第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含む、
ことを特徴とする請求項
8または
9に記載の方法。
【請求項12】
ターゲット表示コントロールが前記第2プリセット経路の終点位置に移動した場合、前記ターゲット表示コントロールが展示を終了するように制御するステップであって、前記ターゲット表示コントロールは、前記第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含むステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項
8または
9に記載の方法。
【請求項13】
前記第1表示コントロールは、前記第2プリセット経路に沿って移動するレートが、前記第1プリセット経路に沿って移動するレートよりも大きい、
ことを特徴とする請求項
9に記載の方法。
【請求項14】
前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止してから、前記ユーザーが前記ターゲット操作を再度行うまでの間の時間間隔が第2プリセット時間長よりも小さい場合、前記第1表示コントロールを、前記第2プリセット経路に沿って移動する前の位置に戻すように制御するとともに、前記第1表示コントロールを、前記第1プリセット経路に沿って移動し続けるように制御するステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項
9に記載の方法。
【請求項15】
前記オブジェクト数が予め設定された第2数閾値まで増加した場合、前記ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果を展示するステップ、
をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項16】
前記予め設定された第2数閾値は複数あり、前記オブジェクト数が異なる第2数閾値まで増加した場合、展示された、前記ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果は異なる、
ことを特徴とする請求項
15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第1プリセット経路はマーキングされる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項18】
前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第1プリセット経路の前記第1表示コントロールが既に通過した位置におけるマーキング状態は、前記第1表示コントロールが通過しなかった位置におけるマーキング状態とは異なる、
ことを特徴とする請求項
17に記載の方法。
【請求項19】
前記オブジェクト数の増加レートは、最大増加レートに達するまで、前記ターゲット操作の持続時間長の増加に伴って増大する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項20】
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読媒体であって、
前記コンピュータプログラムが処理装置によって実行されるとき、請求項1から
19のいずれか一項に記載の方法のステップを実現する、
ことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項21】
電子デバイスであって、
コンピュータプログラムが記憶されている記憶装置と、
請求項1から
19のいずれか一項に記載の方法のステップを実現するために、前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行するための処理装置と、
を含むことを特徴とする電子デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2020年06月24日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202010592409.2であって、発明の名称が「ライブブロードキャストインタラクション方法、装置、可読媒体及び電子デバイス」である中国特許出願に基づく優先権を主張するものであり、その全内容を援用により本出願に組み込む。
【0002】
[技術分野]
本開示は、インターネット技術の分野に関し、具体的には、ライブブロードキャストインタラクション方法、装置、可読媒体及び電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
携帯電話、タブレットなどの端末デバイスの普及、及びインターネット技術が進んでいることに伴い、リアルタイムビデオコミュニケーション、例えば、ライブストリーミングはますます人気が高まっている。
【0004】
ライブブロードキャスト過程において、ライブブロードキャストを視聴しているユーザーは、仮想オブジェクトをトリガーすることができ、例えば、ストリーマーに仮想ギフトを贈ったり、「いいね」をトリガーしたりすることにより、ストリーマーとインタラクションコミュニケーションを行い、ユーザーとストリーマーとの間のインタラクションを強化する。現在、ユーザーが仮想オブジェクトをトリガーする場合、展示された効果はあまりにも単一であり、興趣性が欠如し、ユーザーを引き付けて仮想オブジェクトを連続的にトリガーさせることができないため、ライブブロードキャストルームの活動レベルが高くなく、ユーザーの体験が良くない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
当該発明の概要の部分は、簡潔な形式で構想を紹介するために提供され、これらの構想は、後述する発明を実施するための形態の部分で詳しく説明される。当該発明の概要の部分は、特許請求される技術案の重要な特徴または必要な特徴を識別することを意図しておらず、特許請求している技術案の範囲を制限するために用いられることも意図していない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様によれば、本開示の実施例は、ライブブロードキャストインタラクション方法であって、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示するステップであって、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで前記ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられるステップと、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第1表示コントロールは、前記ユーザーが現在トリガーしている前記ターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられるステップと、を含む方法を提供する。
【0007】
第2態様によれば、本開示の実施例は、ライブブロードキャストインタラクション装置であって、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示するように配置される表示モジュールであって、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで前記ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられる表示モジュールと、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第1制御モジュールであって、前記第1表示コントロールは、前記ユーザーが現在トリガーしている前記ターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられる第1制御モジュールと、を含む装置を提供する。
【0008】
第3態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラムが処理装置によって実行されるとき、本開示の第1態様による前記方法のステップを実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【0009】
第4態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されている記憶装置と、本開示の実施例の第1態様による前記方法のステップを実現するように、前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行するための処理装置と、を含む電子デバイスを提供する。
【0010】
上記技術案により、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示可能であり、当該オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことでターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられることができる。その後、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御することができ、第1表示コントロールは、ユーザーが現在トリガーしているターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられることができる。このように、オブジェクト数がリアルタイムで表示されている第1表示コントロールは、ユーザーがトリガーしたターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数が増えることに伴って第1プリセット経路に沿って移動することができ、これにより、ユーザーは、オブジェクト数の増加過程の動的効果を直感的に感じることができ、より強い興趣性を有し、ユーザーを引き付けてターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーさせ、ライブブロードキャストルームの活動レベルを向上させ、ユーザーの体験を向上させることができる。
【0011】
本開示の他の特徴及び利点は、下記の発明を実施するための形態の部分で詳しく説明される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、並びに態様は、添付の図面と併せて以下の具体的な実施形態を参照することによってより明らかになる。図面全体を通して、同一または類似の符号は、同一または類似の要素を示す。ここで、図面は、概略的なものであり、部品及び要素は必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではない。
【
図1】一例示的な実施例によるライブブロードキャストインタラクション方法のフローチャートである。
【
図2】一例示的な実施例によるライブブロードキャスト視聴インターフェースの概略図である。
【
図3】一例示的な実施例による第1表示コントロールが第1プリセット経路に沿って移動する概略図である。
【
図4】一例示的な実施例による第2表示コントロールを展示する概略図である。
【
図5】一例示的な実施例による第1表示コントロール及び第2表示コントロールを同時に展示する概略図である。
【
図6】一例示的な実施例による第1表示コントロールが第2プリセット経路に沿って移動する概略図である。
【
図7】一例示的な実施例によるライブブロードキャストインタラクション装置のブロック図である。
【
図8】一例示的な実施例による電子デバイスの構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、図面を参照しながら本開示の実施例についてより詳しく説明する。本開示のいくつかの実施例は図面に示されているが、本開示は様々な形態で実現されることができ、本明細書に記載の実施例に制限されるものと解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例は本開示をより深くかつ完全に理解するために提供されることを理解されたい。また、本開示の図面及び実施例は、例示的な目的のためにのみ使用され、本開示の保護範囲を制限することを意図するものではないことは理解されるべきである。
【0014】
本開示の方法の実施形態に記載される各ステップは、異なる順序に従って実行され、及び/または並行して実行されることが理解されるべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含み、及び/または図示されるステップの実行を省略し得る。本開示の範囲はこの点に関して限定されない。
【0015】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、自由形式の包含、即ち、「含むがこれらに限定されない」という意味である。「に基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連する定義は、以下で説明される。
【0016】
なお、本開示の実施例で言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール、またはユニットによって実行される機能の順序または相互依存関係を限定することを意図するものでもない。
【0017】
なお、本開示の実施例で言及される「1つ」、「複数」の修飾は限定ではなく、例示的なものであり、当業者であれば理解できるように、本明細書において特に指摘されない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきである。
【0018】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りされるメッセージまたは情報の名称は、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定することを意図するものではなく、説明する目的のためだけである。
【0019】
図1は、一例示的な実施例によるライブブロードキャストインタラクション方法のフローチャートであり、当該方法は、端末、例えば、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートパソコンなどの端末デバイスに適用されることができる。
図1に示すように、当該方法はステップS101及びS102を含むことができる。
【0020】
S101において、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示する。
【0021】
ターゲット仮想オブジェクトは、ユーザーがライブブロードキャストを視聴しているときに選択したいずれかの仮想オブジェクトであってもよい。仮想オブジェクトは、仮想ギフトであってもよいし、「いいね」のトリガーエントリ、例えば、「いいね」のボタンであってもよい。このように、ターゲット仮想オブジェクトは、ユーザーがライブブロードキャストを視聴しているときに選択した、ライブブロードキャストルームのストリーマーに贈るいずれかの仮想ギフトであってもよいし、ユーザーがライブブロードキャストを視聴しているときにトリガーする「いいね」のボタンであってもよい。即ち、ターゲット仮想オブジェクトは、ターゲット仮想ギフトであってもよい。ターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作は、ユーザーがオブジェクトリストにおける当該ターゲット仮想オブジェクトのアイコンをクリックすることであってもよい。例えば、オブジェクトリストはギフトリストであってもよく、ターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作は、ユーザーがギフトリストにおけるターゲット仮想ギフトのアイコンをクリックすることであってもよい。
【0022】
端末は、ターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示可能であり、当該オブジェクトトリガー操作コントロールは例えば、ボタンの形式で具現化されることができる。当該オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで当該ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられることができる。ターゲット操作は、連続して途切れるクリック、または持続して途切れないクリックを含むことができる。連続して途切れるクリックとは、ユーザーが短い時間間隔で当該オブジェクトトリガー操作コントロールを連続的にクリックすることであり、持続して途切れないクリックとは、ユーザーが当該オブジェクトトリガー操作コントロールを長押しすることである。例えば、オブジェクトトリガー操作コントロールはギフト贈り操作コントロールであってもよく、当該ギフト贈り操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことでターゲット仮想ギフトを連続的に贈るために用いられることができる。
【0023】
S102において、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する。
【0024】
端末は、スクリーンクリックイベントをリッスンすることで、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うか否かを検出し、即ち、ユーザーが当該オブジェクトトリガー操作コントロールを連打するか否か、または当該オブジェクトトリガー操作コントロールを長押しするか否かを検出することができる。端末は、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを検出した間に、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御することができる。
【0025】
第1表示コントロールは、ユーザーが現在トリガーしているターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられることができ、例えば、ユーザーが現在トリガーしているオブジェクト数は5つであり、当該第1表示コントロールは、数が5であることを表示する。具体的には、オブジェクト数はギフト数であってもよく、第1表示コントロールは、ユーザーが現在贈っているターゲット仮想ギフトのギフト数をリアルタイムで表示するために用いられることができ、或いは、第1表示コントロールは、ユーザーが現在トリガーしている「いいね」の数をリアルタイムで表示するために用いられることができる。
【0026】
第1プリセット経路は、予め設定されることができ、当該第1プリセット経路は、ライブブロードキャスト視聴インターフェースの任意の位置にあってもよい。例示的には、オブジェクト数が増えることに伴って、第1表示コントロールは例えば、ライブブロードキャスト視聴インターフェースの底部から、下から上へ移動してもよく、或いは、第1表示コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行う対象となるオブジェクトトリガー操作コントロールを始点位置として、下から上へ移動してもよい。このように、オブジェクト数がリアルタイムで表示されている第1表示コントロールは、ユーザーがトリガーしたターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数が増えることに伴って第1プリセット経路に沿って移動することができ、これにより、ユーザーは、オブジェクト数の増加過程の動的効果を直感的に感じることができ、より強い興趣性を有し、それに、ライブブロードキャストルームの活動レベルを向上させ、ユーザーの体験を向上させる。
【0027】
なお、上述した例における、第1表示コントロールが第1プリセット経路に沿って移動する方式は、例示的な説明にすぎず、本開示の実施例は、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおける第1プリセット経路の位置、及び第1表示コントロールの第1プリセット経路に沿って移動する方向について、具体的に制限しないことに留意されたい。
【0028】
上記の技術案により、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示可能であり、当該オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことでターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられることができる。その後、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御することができ、第1表示コントロールは、ユーザーが現在トリガーしているターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられることができる。このように、オブジェクト数がリアルタイムで表示されている第1表示コントロールは、ユーザーがトリガーしたターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数が増えることに伴って第1プリセット経路に沿って移動することができ、これにより、ユーザーは、オブジェクト数の増加過程の動的効果を直感的に感じることができ、より強い興趣性を有し、ユーザーを引き付けてターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーさせ、ライブブロードキャストルームの活動レベルを向上させ、ユーザーの体験を向上させることができる。
【0029】
以下、本開示の実施例によるライブブロードキャストインタラクション方法を、概略図を結合して詳しく紹介する。なお、本開示の実施例では、以下の説明で提供される概略図におけるコントロールの大きさ、位置、形状、数などは、例示的な解釈説明にすぎず、本開示の実施形態を制限しない。
【0030】
図2は、一例示的な実施例によるライブブロードキャスト視聴インターフェースの概略図である。ユーザーがストリーマーに仮想オブジェクトを贈りたい場合、オブジェクトトリガーのためのコントロールをクリックすることで
図2に示すようなインターフェースにジャンプすることができる。
図2に示すインターフェースにおいて、ストリーマー情報を表示するためのコントロール201と、ライブブロードキャストビデオを再生するための領域202と、オブジェクトリスト203とを含む。オブジェクトリスト203には複数の仮想オブジェクトが含まれ、例えば、ユーザーは、仮想オブジェクト204をターゲット仮想オブジェクトとして選択する。
【0031】
図3は一例示的な実施例による第1表示コントロールが第1プリセット経路に沿って移動する概略図である。
図3に示すように、端末は、仮想オブジェクト204に対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロール205を表示可能であり、当該オブジェクトトリガー操作コントロール205は例えば、円形のボタンであり、かつ、仮想オブジェクト204のアイコンが本来存在する位置に表示されてもよい。当該オブジェクトトリガー操作ボタン205は、ユーザーがターゲット操作を行う過程において、動的スケーリングのアニメーション効果を提示することができる。さらに、第1表示コントロールが移動する動的効果をよりよく展示するために、オブジェクトリストにおける他の仮想オブジェクトのアイコンは、背景ぼかし処理されてもよい。
【0032】
本開示の1つの選択可能な実施形態において、第1表示コントロールが第1プリセット経路に沿って移動する過程において、第1表示コントロールとオブジェクトトリガー操作コントロールとの間の距離は、オブジェクト数の増加に伴って増大してもよい。
【0033】
図3に示すように、第1表示コントロール206は例えば、円形のコントロールであり、ユーザーが現在トリガーしているターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられる。第1プリセット経路207は、第1プリセット経路207に沿って移動する第1表示コントロール206のトラックとして機能することができる。
図3に示すような実施例において、第1プリセット経路207の始点位置は、オブジェクトトリガー操作コントロール205が存在する位置であってもよく、第1表示コントロール206の第1プリセット経路207に沿って移動する方向は、矢印で示すように、下から上への方向であってもよい。このように、第1表示コントロール206は上へ移動する過程において、オブジェクトトリガー操作コントロール205との間の距離が、オブジェクト数が増えることに伴って増大する。
【0034】
本開示の実施例において、第1表示コントロールが第1プリセット経路に沿って移動する過程において、第1プリセット経路は、ユーザーが第1表示コントロールの移動軌跡を見ることができるように、マーキングされてもよい。それに、第1表示コントロールが第1プリセット経路に沿って移動する過程において、第1プリセット経路の第1表示コントロールが既に通過した位置におけるマーキング状態は、第1表示コントロールが通過しなかった位置におけるマーキング状態とは異なってもよい。
【0035】
第1プリセット経路のマーキングされた色などの状態情報について、本開示の実施例では、具体的に制限されない。例示的には、マーキング状態は例えば、マーキングカラー情報を含むことができ、第1表示コントロールが既に通過した位置の色を、より濃くしてもよく、または透明度をより低くしてもよく、第1プリセット経路における第1表示コントロールが既に通過した位置と、通過しなかった位置とを明確に区別することにより、ユーザーは、第1表示コントロールの移動過程をより直感的に見ることができる。
【0036】
図3に示すように、第1プリセット経路207はインターフェースにおいてマーキングされてもよい。第1プリセット経路207において、第1表示コントロール206が既に通過した位置は、第1表示コントロール206が通過しなかった位置のマーキング状態とは異なることを示すように、斜線で充填されている。
【0037】
さらに、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うこと、即ち、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールを連打または長押しすることは、ユーザーがターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーしたいことを示す。本開示の実施例において、ユーザーのオブジェクトトリガー効率を上げるために、オブジェクト数の増加レートは、最大増加レートに達するまで、ターゲット操作の持続時間長の増加に伴って増大することができ、即ち、毎秒トリガーされたオブジェクト数は、予め設定された最大増加レートに達するまで増え続け、最大増加レートは例えば、仮想オブジェクトを毎秒50回トリガーするように設定されることができる。このように、関連技術において、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールを1回クリックすることで仮想オブジェクトを1回トリガーするのではなく、オブジェクト数の増加レートが、予め設定された最大増加レートに達するまで続けて増大することであり、より短い時間でユーザーがトリガーしたいオブジェクト数に達することができ、これにより、ユーザーのオブジェクトトリガー操作がより効率的になり、オブジェクトトリガー効率を向上させる。
【0038】
本開示の実施例において、上記S102における、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップは、
オブジェクト数が第1数閾値まで増加したときに第1表示コントロールが第1プリセット経路の終点位置に位置するように、第1表示コントロールを、予め設定された第1数閾値に対応する移動レートで第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップを含むことができる。
【0039】
第1数閾値は、予め設定されることができる。オブジェクト数が第1数閾値まで増加したときに、第1表示コントロールがちょうど第1プリセット経路の終点位置に移動するために、第1表示コントロールの移動レートを制御する必要がある。予め設定された第1数閾値に対応する移動レートは、現在トリガーしているオブジェクト数から当該第1数閾値まで増加した過程において、第1表示コントロールが第1プリセット経路の始点位置から終点位置まで等速移動するのに必要なレートである。
【0040】
図3に示すように、第1プリセット経路207の終点位置はA点である。例えば、第1数閾値は、10または66に設定される。オブジェクト数が0から10まで増加する過程において、第1表示コントロール206がA点に移動するのに必要な時間が短く、移動レートを相対的に高くすることができ、オブジェクト数が0から66まで増加する過程において、第1表示コントロール206がA点に移動するのに必要な時間が長く、移動レートを相対的に遅くすることができる。
【0041】
ユーザーのオブジェクトトリガー過程における興趣性、及びライブブロードキャストルームの活動レベルをさらに向上させるために、本開示の実施例によって提供されるライブブロードキャストインタラクションはさらに、オブジェクト数が第1数閾値まで増加した場合、第2表示コントロールを展示するステップであって、当該第2表示コントロールは、第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられることができるステップを含むことができる。
【0042】
第2表示コントロールは例えば、文字エッグ、ピクチャエッグなどの特殊効果であってもよく、それに、動的スケーリングのアニメーション効果を有することもでき、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおける任意の位置に展示することができる。異なる第1数閾値に対応する特殊効果は異なってもよい。例示的には、第1数閾値が10である場合、展示された第2表示コントロールは、内容が「完璧」である文字特殊効果であってもよく、第1数閾値が66である場合、展示された第2表示コントロールは、内容が「すごい」である文字特殊効果であってもよく、第1数閾値が520である場合、展示された第2表示コントロールは、内容が「愛のために応援する」である文字特殊効果であってもよく、第1数閾値が1314である場合、展示された第2表示コントロールは、内容が「全てはあなたです」である文字特殊効果であってもよい。上記の値は一例にすぎず、第1数閾値の値はこれに限定されるものではなく、他の値に設定されてもよく、本開示の実施例は、第1数閾値の値、及び対応する特殊効果の内容を具体的に制限しないことに留意されたい。
【0043】
本開示の実施例において、第1数閾値が1つだけ設定されている場合、例えば、10、66、520、及び1314のいずれかである。一実施例において、オブジェクト数が当該第1数閾値まで増加した場合、及び当該第1数閾値を超えた場合、第2表示コントロール及び第1表示コントロールは、ユーザーが、オブジェクトトリガー操作コントロールを連打または長押しすることを停止するまで、一緒に展示されることができる。別の実施例において、オブジェクト数が当該第1数閾値まで増加した場合、第2表示コントロールを展示する前に、まず、第1表示コントロールが展示を終了するように制御してもよい。当該実施例を例として、
図4に示すように、第1表示コントロール206は、A点に移動した後、先に展示を終了することができ、第2表示コントロール208は、第1プリセット経路207の終点位置で展示することができる。その後、第2表示コントロール208は展示を完了した後、展示を終了することができ、オブジェクト数が当該第1数閾値を超えた場合、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロール205を連打または長押しすることを停止するまで、A点で第1表示コントロール206を引き続き展示することができる。
【0044】
予め設定された第1数閾値が複数ある場合、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップはさらに、
第1表示コントロールが終点位置に移動された後、オブジェクト数が現在達している第1数閾値が最大数閾値でない場合であれば、第1表示コントロールを、第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップを含むことができる。次の第1数閾値は、複数の第1数閾値のうち、現在達している第1数閾値よりも大きく、現在達している第1数閾値に最も近い第1数閾値である。
【0045】
例示的には、予め設定された複数の第1数閾値は例えば、10、66、520、及び1314を含むことができ、1314は最大数閾値であってもよい。例えば、現在のオブジェクト数が10まで増加され、第1表示コントロールが第1プリセット経路の終点位置に移動し、10が最大数閾値でなく、この場合、第1表示コントロールを、第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値66に対応する移動レートで第1プリセット経路に沿って移動させるように制御することができる。第1数閾値66に対応する移動レートは、オブジェクト数が11から66まで増加される過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路の始点位置から終点位置まで等速移動させるように制御するのに必要なレートである。
【0046】
つまり、予め設定された第1数が複数ある場合、第1表示コントロールは終点位置に移動するたびに、始点位置から再び第1プリセット経路に沿って移動する。
【0047】
予め設定された第1数閾値が複数ある場合、オブジェクト数が当該第1数閾値に達するたびに、対応する特殊効果を展示するように、第2表示コントロールを展示することができる。第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップはさらに、
第1表示コントロールが終点位置に移動された後、第2表示コントロールを展示するステップであって、第2表示コントロールは、現在達している第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられるステップと、
現在達している第1数閾値が最大数閾値でない場合、第2表示コントロールの展示時間長が第1プリセット時間長に達すれば、第2表示コントロールが展示を終了するように制御し、その後、第1表示コントロールを、第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップを実行するステップと、を含むことができる。第1プリセット時間長は、例えば1秒(s)であるように予め設定されることができる。
【0048】
1つの選択可能な実施形態において、第1表示コントロールが終点位置に移動された後、現在達している第1数閾値が最大数閾値でなければ、第2表示コントロールを展示する前に、第1表示コントロールが展示を終了するように制御することができ、即ち、第1表示コントロール及び第2表示コントロールは同時に展示されない。
【0049】
なお、第1表示コントロールが終点位置に移動された後、現在達している第1数閾値が最大数閾値(例えば、1314)であれば、第1表示コントロール及び第2表示コントロールは、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止するまで、同時に展示されることができる。
図5に示すように、第1表示コントロール206及び第2表示コントロール208が同時に展示される場合、当該第2表示コントロール208が展示する内容は、最大数閾値に対応する特殊効果であってもよく、両者の相対位置について、本開示の実施例では具体的に制限されず、
図5は一例にすぎない。
【0050】
以下、予め設定された複数の第1数閾値が10、66、520、及び1314を含むことを例として、1つの完全な実施例でコントロールの展示過程を説明する。当該実施例が解釈説明だけであって本開示の実施形態を制限しないことに留意されたい。
【0051】
図3に示すように、オブジェクト数が0から10まで増加する過程において、第1表示コントロール206は上へ移動し、オブジェクト数が10に達したとき、第1表示コントロール206はA点に移動し、この場合、当該第1表示コントロール206は展示を終了することができる。その後、
図4に示すように、第1プリセット経路207の終点位置で第2表示コントロール208を展示することができ、第2表示コントロール208は、例えば、内容が「完璧」である文字特殊効果であり、当該文字特殊効果の展示時間長が第1プリセット時間長に達した後、展示を終了することができる。
【0052】
その後、第1表示コントロール206は、第1プリセット経路207の始点位置から再び、66に対応する移動レートで下から上へ移動し、オブジェクト数が66に達したとき、第1表示コントロール206はA点に移動し、この場合、当該第1表示コントロール206は展示を終了し、そして、第1プリセット経路207の終点位置で第2表示コントロール208を展示することができ、例えば、内容が「すごい」である文字特殊効果であり、当該文字特殊効果の展示時間長が第1プリセット時間長に達した後、展示を終了することができる。
【0053】
その後、第1表示コントロール206は、第1プリセット経路207の始点位置から再び、520に対応する移動レートで下から上へ移動し、オブジェクト数が520に達したとき、第1表示コントロール206はA点に移動し、この場合、当該第1表示コントロール206は展示を終了し、そして、第1プリセット経路207の終点位置で第2表示コントロール208を展示することができ、例えば、内容が「愛のために応援する」である文字特殊効果であり、当該文字特殊効果の展示時間長が第1プリセット時間長に達した後、展示を終了することができる。
【0054】
その後、第1表示コントロール206は、第1プリセット経路207の始点位置から再び、1314に対応する移動レートで下から上へ移動し、オブジェクト数が1314に達したとき、第1表示コントロール206はA点に移動し、
図5に示すように、この場合、第1表示コントロール206及び第2表示コントロール208は、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロール205を連打または長押しする操作を停止するまで、同時に展示されることができ、第2表示コントロール208は例えば、内容が「全てはあなたです」である文字特殊効果である。
【0055】
このように、第1数閾値は複数であれば、オブジェクト数が各々の第1数閾値に達したとき、いずれも対応する特殊効果を展示することができ、ユーザーを引き付けてターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーさせるという目的に達し、ユーザーのオブジェクトトリガーの積極性を向上させることができ、ライブブロードキャストルームの活動レベルをより高くし、ユーザーの体験を向上させることができる。
【0056】
なお、本開示の実施例によるライブブロードキャストインタラクション方法はさらに、オブジェクト数が予め設定された第2数閾値まで増加した場合、ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果を展示するステップを含むことができる。
【0057】
当該第2数閾値は、予め設定されることができ、上記の第1数閾値であってもよいし、別途設定された閾値であってもよい。ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果は、ターゲット仮想オブジェクトの形状及び色に類似する特殊効果であってもよい。例えば、ターゲット仮想オブジェクトはハート形状であり、当該特殊効果もハート形状であってもよい。例示的には、当該特殊効果は、オブジェクトトリガー操作コントロールの周りにアニメーション効果で展示されてもよく、これにより、展示効果を向上させるとともに、ユーザーのオブジェクトトリガー過程における興趣性を向上させる。
【0058】
予め設定された第2数閾値は複数であってもよく、オブジェクト数が異なる第2数閾値まで増加したときに、展示された、ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果は異なってもよい。例示的には、オブジェクト数が多いほど、特殊効果の展示速度が速くなり、特殊効果数が多くなることができる。
【0059】
以下、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止した場合、コントロールが展示を終了する過程について紹介する。
【0060】
本開示の実施例において、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止した場合、第1表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御することができる。第2プリセット経路は、第1プリセット経路と逆方向であってもよい。
図6は一例示的な実施例による第1表示コントロールが第2プリセット経路に沿って移動する概略図である。
図6に示すように、第1表示コントロール206の第2プリセット経路209に沿って移動する方向は、矢印で示すように、下へ移動する方向であってもよい。例示的には、例えば、現在トリガーしているオブジェクト数が22であり、この場合、ユーザーが、オブジェクトトリガー操作コントロール205を連打または長押しすることを停止し、数が22であることが表示されている第1表示コントロール206を下へ移動させるように制御することができる。
【0061】
また、第2表示コントロールが第2プリセット経路に沿って移動する過程、及び第1表示コントロール及び第2表示コントロールが同時に第2プリセット経路に沿って移動する過程は、
図6に示す方式と類似することができる。
【0062】
第2表示コントロールが展示されている間に、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止すれば、第2表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御することができる。
図4に示すように、第2表示コントロール208は、展示中、例えば、内容が「すごい」である文字特殊効果であり、この場合、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロール205を連打または長押しすることを停止すれば、内容が「すごい」である文字特殊効果を下へ移動させるように制御することができる。
【0063】
第1表示コントロール及び第2表示コントロールが同時に展示される間に、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止すれば、第1表示コントロール及び第2表示コントロールを第2プリセット経路に沿って同時に移動させるように制御することができる。
図5に示すように、第1表示コントロール206及び第2表示コントロール208は同時に展示され、例えば、内容が「1314」「全てはあなたです」である特殊効果であり、この場合、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロール205を連打または長押しすることを停止すれば、内容が「1314」「全てはあなたです」である特殊効果を下へ移動させるように制御することができる。
【0064】
1つの選択可能な実施形態において、ターゲット表示コントロールが第2プリセット経路に沿って移動する過程において、ターゲット表示コントロールとオブジェクトトリガー操作コントロールとの間の距離は絶えず小さくなる。ターゲット表示コントロールは第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含むことができる。
【0065】
第1表示コントロールを例として、
図6に示すように、第1表示コントロール206が第2プリセット経路209に沿って移動する過程において、第1表示コントロール206とオブジェクトトリガー操作コントロール205との間の距離が絶えず小さくなる。このように、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールを連打または長押しすることを停止する場合、第1表示コントロール206が下へ落下する動的効果を展示することができ、興趣性及び展示効果を強化させる。
【0066】
また、ターゲット表示コントロールが第2プリセット経路に沿って移動する過程において、第2プリセット経路のマーキングされた部分が、ターゲット表示コントロールの移動に伴って短縮されてもよい。第1表示コントロールを例として、
図6に示すように、第2プリセット経路209のマーキングされた部分は、当該部分が、第1表示コントロール206が下へ移動することに伴って短縮されることを示すように、斜線で充填されており、ことにより、第1表示コントロール206が下へ落下することに伴って第2プリセット経路209が短縮される動的効果を展示する。
【0067】
ターゲット表示コントロールが第2プリセット経路の終点位置に移動した場合、ターゲット表示コントロールが展示を終了するように制御する。第2プリセット経路の終点位置は第1プリセット経路の始点位置であってもよい。第1表示コントロールを例として、
図6に示すように、第2プリセット経路209の終点位置は、オブジェクトトリガー操作コントロール205が存在する位置であってもよく、第1表示コントロール206が下へ当該位置に移動した場合、第1表示コントロール206が展示を終了するように制御することができる。
【0068】
ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止することは、ユーザーが仮想オブジェクトをトリガーし続けることを望まないことを示すことができ、第1表示コントロールが快速に展示を終了することを可能にするために、第1表示コントロールの第2プリセット経路に沿って移動するレートを、第1プリセット経路に沿って移動するレートよりも大きくしてもよい。
図6に示すように、第1表示コントロール206の下へ落下するレートが、上へ移動するレートよりも速い。
【0069】
なお、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止した際に、ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果が展示されていれば、当該特殊効果の展示を終了させることも可能である。
【0070】
ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールを連打または長押しすることを停止した後、ターゲット仮想オブジェクトをトリガーし続けたい可能性があることが考えられる。したがって、本開示の実施例において、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止してから、ユーザーがターゲット操作を再度行うまでの時間間隔が第2プリセット時間長よりも小さい場合、第1表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動する前の位置に戻すように制御し、さらに、第1表示コントロールを引き続き第1プリセット経路に沿って移動させるように制御することができる。
【0071】
ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止した際、当該オブジェクトトリガー操作コントロールは、カウントダウンの効果を展示することができ、
図6に示すように、オブジェクトトリガー操作コントロール205における破線の回転を例として当該カウントダウン効果を示し、例えば、当該破線は時計回りまたは反時計回りに回転することができ、その1回転する時間長は上記の第2プリセット時間長(例えば、2s)であってもよい。
【0072】
ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行うことを停止してから、ユーザーが当該ターゲット操作を再度行うまでの時間間隔が第2プリセット時間長よりも小さい場合、ユーザーが引き続きライブブロードキャストルームのストリーマーにターゲット仮想オブジェクトを贈りたいことを示すことができる。この場合、第1表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動する前の位置に戻すように制御することができ、また、表示されている、ユーザーがトリガーしたオブジェクト数も以前の数であり、その後、ユーザーがターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを引き続き第1プリセット経路に沿って移動させるように制御することができる。
【0073】
同じ発明構想に基づいて、本開示の実施例はさらにライブブロードキャストインタラクション装置を提供する。
図7は一例示的な実施例によるライブブロードキャストインタラクション装置のブロック図であり、
図7に示すように、当該装置700は、
ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示するように配置される表示モジュールであって、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで前記ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられる表示モジュール701と、
前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第1制御モジュールであって、前記第1表示コントロールは、前記ユーザーが現在トリガーしている前記ターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられる第1制御モジュール702と、を含むことができる。
【0074】
上記の技術案により、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示可能であり、当該オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことでターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられることができる。その後、ユーザーがオブジェクトトリガー操作コントロールに対してターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御することができ、第1表示コントロールは、ユーザーが現在トリガーしているターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられることができる。このように、オブジェクト数がリアルタイムで表示されている第1表示コントロールは、ユーザーがトリガーしたターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数が増えることに伴って第1プリセット経路に沿って移動することができ、これにより、ユーザーは、オブジェクト数の増加過程の動的効果を直感的に感じることができ、より強い興趣性を有し、ユーザーを引き付けてターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーさせ、ライブブロードキャストルームの活動レベルを向上させ、ユーザーの体験を向上させることができる。
【0075】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1制御モジュール702は、前記オブジェクト数が第1数閾値まで増加したときに前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路の終点位置に位置するように、前記第1表示コントロールを、予め設定された第1数閾値に対応する移動レートで第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第1制御サブモジュールを含むことができる。
【0076】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記装置700はさらに、前記オブジェクト数が前記第1数閾値まで増加した場合、第2表示コントロールを展示するように配置される第1展示モジュールであって、前記第2表示コントロールは、前記第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられる第1展示モジュールを含むことができる。
【0077】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記予め設定された第1数閾値は複数あり、前記第1制御モジュール702はさらに、前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記オブジェクト数が現在達している第1数閾値が最大数閾値でない場合であれば、前記第1表示コントロールを、前記第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第2制御サブモジュールであって、前記次の第1数閾値は、複数の前記第1数閾値のうち、前記現在達している第1数閾値よりも大きく、かつ前記現在達している第1数閾値に最も近い第1数閾値である第2制御サブモジュールを含むことができる。
【0078】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1制御モジュール702はさらに、前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、第2表示コントロールを展示するように配置される展示サブモジュールであって、前記第2表示コントロールは、前記現在達している第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられる展示サブモジュールと、前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値でない場合、前記第2表示コントロールの展示時間長が第1プリセット時間長に達すれば、前記第2表示コントロールが展示を終了するように制御し、その後、前記第2制御サブモジュールをトリガーして、前記第1表示コントロールを、前記第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第3制御サブモジュールと、を含むことができる。
【0079】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1制御モジュール702はさらに、前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値でなければ、前記第2表示コントロールを展示する前に、前記第1表示コントロールが展示を終了するように制御するように配置される第4制御サブモジュールを含むことができる。
【0080】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記装置700はさらに、前記第2表示コントロールが展示されている間に、前記ユーザーが、前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止すれば、前記第2表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御するものを含むことができ、前記第2プリセット経路は前記第1プリセット経路と逆方向である。
【0081】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記装置700はさらに、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止する場合、前記第1表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第2制御モジュールであって、前記第2プリセット経路は、前記第1プリセット経路と逆方向である第2制御モジュールを含むことができる。
【0082】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記装置700はさらに、ターゲット表示コントロールが前記第2プリセット経路の終点位置に移動した場合、前記ターゲット表示コントロールが展示を終了するように制御するように配置される第3制御モジュールを含むことができ、前記ターゲット表示コントロールは、前記第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含む。
【0083】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記装置700はさらに、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止してから、前記ユーザーが前記ターゲット操作を再度行うまでの時間間隔が第2プリセット時間長よりも小さい場合、前記第1表示コントロールを、前記第2プリセット経路に沿って移動する前の位置に戻すように制御し、さらに、前記第1表示コントロールを、引き続き前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第4制御モジュールを含むことができる。
【0084】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記装置700はさらに、前記オブジェクト数が予め設定された第2数閾値まで増加した場合、前記ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果を展示するように配置される第2展示モジュールを含むことができる。
【0085】
上記の実施例における装置について、そのうちの各モジュールが操作を実行する具体的な方法は既に、当該方法に関する実施例において詳しく説明され、ここでは、詳細に説明しない。
【0086】
以下、
図8を参照し、本開示の実施例を実現するのに適した電子デバイス800の構成概略図が示される。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができるが、これらに限定されない。
図8に示す電子デバイスは、一例にすぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に任意の制限を与えるべきではない。
【0087】
図8に示すように、電子デバイス800は、リードオンリーメモリ(ROM)802に記憶されたプログラム、または記憶装置808からランダムアクセスメモリ(RAM)803にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行できる処理装置(例えば、中央処理ユニット、グラフィックプロセッサなど)801を含むことができる。RAM803には、電子デバイス800の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置801、ROM802及びRAM803は、バス804を介して互いに接続される。入出力(I/O)インターフェース805もバス804に接続される。
【0088】
通常、I/Oインターフェース805には、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置806、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、バイブレーターなどを含む出力装置807、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置808、及び通信装置809が接続されることができる。通信装置809は、電子デバイス800が他の機器と無線または有線通信を行ってデータを交換することを可能にする。
図8には、様々な装置を有する電子デバイス800が示されているが、必ずしも全ての示される装置を実施または具備することが要求されないことが理解されるべきである。その代わりに、より多くのまたはより少ない装置を実施または具備してもよい。
【0089】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上記で説明される過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本出願の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置809を介してネットワークからダウンロードされてインストールされ、または、記憶装置808からインストールされ、またはROM802からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムが処理装置801によって実行される場合、本出願の実施例の方法で限定される上記の機能を実行する。
【0090】
なお、本開示の実施例に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、またはコンピュータ可読記憶媒体、または上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置、若しくはデバイス、または任意の以上の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、1つまたは複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。本開示の実施例では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用され、またはこれらと組み合わせて使用されることができるプログラムを含むか、または記憶する任意の有形媒体であってもよい。本開示の実施例では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて、または搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含むことができ、当該データ信号にコンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持される。このように伝搬されるデータ信号は、電磁信号、光信号、または上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な形式を採用することができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用され、またはこれらと組み合わせて使用されるためのプログラムを送信、伝搬、または伝送することができる。コンピュータ可読媒体上に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送されることができ、当該媒体は、電線、光ファイバケーブル、RF(無線周波数)など、または上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0091】
いくつかの実施形態では、クライアントは、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)などのような、現在既知の、または将来開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、任意の形態または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続されることができる。通信ネットワークの例は、ローカルネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ワールドワイドウェブ(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、adhocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在既知の、または将来開発されるネットワークを含む。
【0092】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子デバイスに含まれてもよいし、当該電子デバイスに配置されず、個別に存在してもよい。
【0093】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持されており、上記1つまたは複数のプログラムが当該電子デバイスによって実行される場合、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示するステップであって、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで前記ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられるステップと、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第1表示コントロールは、前記ユーザーが現在トリガーしている前記ターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられるステップと、を当該電子デバイスに実行させる。
【0094】
本開示の実施例の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1種または多種のプログラミング言語またはそれらの組み合わせで作成されることができ、上記プログラミング言語は、Java(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような従来の手続き型プログラミング言語または類似するプログラミング言語をさらに含むが、これらに限定されない。プログラムコードは、ユーザーのコンピュータ上で完全に、ユーザーのコンピュータ上で部分的に、1つの独立型ソフトウェアパッケージとして、ユーザーのコンピュータ上で部分的にかつリモートコンピュータ上で部分的に、またはリモートコンピュータ若しくはサーバ上で完全に実行されることができる。リモートコンピュータが関与する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザーのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータに接続することができる(例えば、インタネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)。
【0095】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本出願の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品に従って実現可能な体系アーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点について、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を代表することができ、当該モジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つまたは複数の実行可能な命令を含む。なお、いくつかの代替の実現において、ブロックに示されている機能は、図に示されている順序とは異なる順序に従って生じてもよい。例えば、連続的に示される2つのブロックは実際には、基本的に並行して実行されてもよく、ある場合、逆の順序に従って実行されてもよく、関連する機能に応じて決定される。また、ブロック図及び/またはフローチャートにおける各ブロック、並びにブロック図及び/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行するための、ハードウェアによる専用システムで実現されてもよいし、または専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。
【0096】
本開示の実施例に記述されたモジュールは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。モジュールの名称は、ある場合、当該モジュール自身への限定を構成せず、例えば、表示モジュールは、「オブジェクトトリガー操作コントロール表示モジュール」として説明されてもよい。
【0097】
本明細書で上述した機能は、少なくとも部分的に1つまたは複数のハードウェアロジック部材によって実行されてもよい。例えば、利用できるハードウェアロジック部材の例示的なタイプは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含むが、これらに限定されない。
【0098】
本開示の実施例において、機械可読媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスによって使用されるか、またはそれらと組み合わせて使用されてもよいプログラムを含むか、または記憶する有形媒体であってもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体または機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、または半導体システム、装置またはデバイス、或いは上記の内容の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のワイヤによる電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、または上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0099】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示1は、ライブブロードキャストインタラクション方法であって、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示するステップであって、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで前記ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられるステップと、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第1表示コントロールは、前記ユーザーが現在トリガーしている前記ターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられるステップと、を含む方法を提供する。
【0100】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示2は、例示1の方法であって、前記ターゲット仮想オブジェクトが、ターゲット仮想ギフトであり、前記オブジェクトトリガー操作コントロールが、ギフト贈り操作コントロールであり、前記オブジェクト数が、ギフト数である方法を提供する。
【0101】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示3は、例示1または例示2の方法であって、前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第1表示コントロールと前記オブジェクトトリガー操作コントロールとの間の距離が、前記オブジェクト数の増加に伴って増大する方法を提供する。
【0102】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示4は、例示1または例示2の方法であって、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップは、前記オブジェクト数が第1数閾値まで増加したときに前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路の終点位置に位置するように、前記第1表示コントロールを、予め設定された第1数閾値に対応する移動レートで第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップ、を含む方法を提供する。
【0103】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示5は、例示4の方法であって、前記方法はさらに、前記オブジェクト数が前記第1数閾値まで増加した場合、第2表示コントロールを展示するステップであって、前記第2表示コントロールは、前記第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられるステップ、を含む方法を提供する。
【0104】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示6は、例示4の方法であって、前記予め設定された第1数閾値は複数あり、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップはさらに、前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記オブジェクト数が現在達している第1数閾値が最大数閾値でない場合であれば、前記第1表示コントロールを前記第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記次の第1数閾値は、複数の前記第1数閾値のうち、前記現在達している第1数閾値よりも大きく、かつ前記現在達している第1数閾値に最も近い第1数閾値であるステップ、を含む方法を提供する。
【0105】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示7は、例示6の方法であって、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップはさらに、前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、第2表示コントロールを展示するステップであって、前記第2表示コントロールは、前記現在達している第1数閾値に対応する特殊効果を表示するために用いられるステップと、前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値でない場合、前記第2表示コントロールの展示時間長が第1プリセット時間長に達すれば、前記第2表示コントロールが展示を終了するように制御し、その後、前記第1表示コントロールを、前記第1プリセット経路の始点位置から再び、次の第1数閾値に対応する移動レートで前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップを実行するステップと、を含む方法を提供する。
【0106】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示8は、例示7の方法であって、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御する前記ステップはさらに、前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値でなければ、前記第2表示コントロールを展示する前に、前記第1表示コントロールが展示を終了するように制御するステップ、を含む方法を提供する。
【0107】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示9は、例示7の方法であって、前記第1表示コントロールが前記終点位置に移動された後、前記現在達している第1数閾値が前記最大数閾値であれば、前記第1表示コントロール及び前記第2表示コントロールは、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止するまで、同時に展示される方法を提供する。
【0108】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示10は、例示7の方法であって、前記第2表示コントロールが展示されている間に、前記ユーザーが、前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止すれば、前記第2表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第2プリセット経路は前記第1プリセット経路と逆方向であるステップ、をさらに含む方法を提供する。
【0109】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示11は、例示1または例示2の方法であって、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止したときに、前記第1表示コントロールを第2プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップであって、前記第2プリセット経路は前記第1プリセット経路と逆方向であるステップ、をさらに含む方法を提供する。
【0110】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示12は、例示11の方法であって、ターゲット表示コントロールが前記第2プリセット経路に沿って移動する過程において、前記ターゲット表示コントロールと前記オブジェクトトリガー操作コントロールとの間の距離が絶えず小さくなり、前記ターゲット表示コントロールは前記第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含む方法を提供する。
【0111】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示13は、例示10または例示11の方法であって、ターゲット表示コントロールが前記第2プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第2プリセット経路のマーキングされた部分が、前記ターゲット表示コントロールの移動に伴って短縮され、前記ターゲット表示コントロールは前記第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含む方法を提供する。
【0112】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示14は、例示10または例示11の方法であって、ターゲット表示コントロールが前記第2プリセット経路の終点位置に移動した場合、前記ターゲット表示コントロールが展示を終了するように制御するステップであって、前記ターゲット表示コントロールは前記第1表示コントロール及び/または第2表示コントロールを含むステップ、をさらに含む方法を提供する。
【0113】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示15は、例示11の方法であって、前記第1表示コントロールは、前記第2プリセット経路に沿って移動するレートが、前記第1プリセット経路に沿って移動するレートよりも大きい方法を提供する。
【0114】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示16は、例示11の方法であって、前記方法はさらに、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行うことを停止してから、前記ユーザーが前記ターゲット操作を再度行うまでの時間間隔が第2プリセット時間長よりも小さい場合、前記第1表示コントロールを、前記第2プリセット経路に沿って移動する前の位置に戻すように制御し、さらに、前記第1表示コントロールを、引き続き前記第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するステップ、を含む方法を提供する。
【0115】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示17は、例示1または例示2の方法であって、前記オブジェクト数が予め設定された第2数閾値まで増加した場合、前記ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果を展示するステップ、をさらに含む方法を提供する。
【0116】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示18は、例示17の方法であって、前記予め設定された第2数閾値は複数あり、前記オブジェクト数が異なる第2数閾値まで増加した場合、展示された、前記ターゲット仮想オブジェクトに対応する特殊効果は異なる方法を提供する。
【0117】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示19は、例示1または例示2の方法であって、前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第1プリセット経路はマーキングされる方法を提供する。
【0118】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示20は、例示19の方法であって、前記第1表示コントロールが前記第1プリセット経路に沿って移動する過程において、前記第1プリセット経路の前記第1表示コントロールが既に通過した位置におけるマーキング状態は、前記第1表示コントロールが通過しなかった位置におけるマーキング状態とは異なる方法を提供する。
【0119】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示21は、例示1または例示2の方法であって、前記オブジェクト数の増加レートは、最大増加レートに達するまで、前記ターゲット操作の持続時間長の増加に伴って増大する方法を提供する。
【0120】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示22は、ライブブロードキャストインタラクション装置であって、ライブブロードキャスト視聴インターフェースにおいてターゲット仮想オブジェクトに対するユーザーの選択操作に応答して、オブジェクトトリガー操作コントロールを表示するように配置される表示モジュールであって、前記オブジェクトトリガー操作コントロールは、ユーザーがターゲット操作を行うことで前記ターゲット仮想オブジェクトを連続的にトリガーするために用いられる表示モジュールと、前記ユーザーが前記オブジェクトトリガー操作コントロールに対して前記ターゲット操作を行う過程において、第1表示コントロールを第1プリセット経路に沿って移動させるように制御するように配置される第1制御モジュールであって、前記第1表示コントロールは、前記ユーザーが現在トリガーしている前記ターゲット仮想オブジェクトのオブジェクト数をリアルタイムで表示するために用いられる第1制御モジュールと、を含む装置を提供する。
【0121】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示23は、例示22の装置であって、前記ターゲット仮想オブジェクトはターゲット仮想ギフトであり、前記オブジェクトトリガー操作コントロールはギフト贈り操作コントロールであり、前記オブジェクト数はギフト数である装置を提供する。
【0122】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示24は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラムが処理装置によって実行されるとき、例示1から例示21のいずれか1項に記載の方法のステップを実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【0123】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、例示25は、コンピュータプログラムが記憶されている記憶装置と、例示1から例示21のいずれか1項に記載の方法のステップを実現するように、前記記憶装置における前記コンピュータプログラムを実行するための処理装置と、を含む電子デバイスを提供する。
【0124】
以上の記載は、本開示の好適な実施例及び適用される技術原理に対する説明にすぎない。当業者であれば理解できるように、本開示の実施例に係る開示範囲は、上記の技術特徴の特定の組み合わせによって形成される技術案に限定されず、それと同時に、上記の開示された構想から逸脱することなく、上記の技術特徴またはその均等な特徴の任意の組み合わせによって形成される他の技術案、例えば、上記の特徴と、本開示の実施例に開示された(ただしこれに限定されていない)類似機能を有する技術特徴とを互いに置き換えることによって形成された技術案も含む。
【0125】
また、特定の順序を採用して各操作を記載したが、示される特定の順番、または順序に従ってこれらの操作を順に実行することを要求するものとして解釈されるべきではない。特定の環境で、マルチタスク及び並行処理は有利である可能性がある。同様に、上記の議論には、いくつかの具体的な実現の詳細が含まれるが、本開示の実施例の範囲に対する限定として解釈されるべきではない。単一の実施例の文脈で説明されるいくつかの特徴は、組み合わせて、単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の文脈で説明される様々な特徴は、別々に、または任意の適切なサブ組み合わせの形態で、複数の実施例で実現されてもよい。
【0126】
構成特徴及び/または方法の論理動作に固有の言語で、本主題を説明したが、添付の特許請求の範囲で限定される主題は、上記の特定の特徴または動作に限定されないことを理解すべきである。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現するための単なる例示的な形態である。上記実施例における装置について、その中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式は既に当該方法に関する実施例において詳しく説明されており、ここでは、詳しく説明しない。