(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-24
(45)【発行日】2024-07-02
(54)【発明の名称】椅子型腰部牽引装置
(51)【国際特許分類】
A61F 5/042 20060101AFI20240625BHJP
A47C 13/00 20060101ALI20240625BHJP
A61H 1/02 20060101ALI20240625BHJP
A61F 5/01 20060101ALI20240625BHJP
【FI】
A61F5/042 Z
A47C13/00 Z
A61F5/042 A
A61H1/02 K
A61F5/01 K
(21)【出願番号】P 2020013009
(22)【出願日】2020-01-10
【審査請求日】2022-12-05
(73)【特許権者】
【識別番号】000189556
【氏名又は名称】上野 佳祐
(72)【発明者】
【氏名】上野 佳祐
【審査官】瀧本 絢奈
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-174946(JP,A)
【文献】登録実用新案第3066001(JP,U)
【文献】特表2014-514952(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 5/01 ,5/042
A47C 1/024-1/027
A47C 13/00
A61H 1/02
A63B 23/00 -23/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
座面を形成する座板
の後部に背凭れとしての背板を
備えた椅子において、前後に進退自在の
前記座板が所要位置に前進すると
該座板が椅子の脚部に対して枢動可能とされ、所定量以上後方に枢動されると座板が先端を天側を向けて起立され、着座する人が膝裏を座板の先端に掛止められて仰向けにされ、背板から離間された腰部が牽引されることを特徴とする椅子型腰部牽引装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
腰痛治療の為に腰部を牽引する腰部牽引装置に関する。
【背景技術】
【0002】
腰部牽引装置は病院の整形外科等で利用されており、腰痛治療用として利用されている吊上げ式腰部牽引装置を一例として
図8に示す。
ここでは、図示しない門形の支柱の両脚部間にベッド80を配設して天側水平梁に取付けられる昇降装置から垂下される2本のロープ81が水平にされた下肢載せバー82の両端に連結されている。(ブランコ態様)
下肢載せバー82は2本のロープ81を介して上下動自在とされており、患者の両足の膝裏を下肢載せバー82に掛止めて下肢載せバー82を適宜上昇させて患者の腰部をベッドから適宜離間させて治療する。
【0003】
一方、一般の家庭内で容易にトレーニングを兼ねてできるコンパクトながら安価で広範囲の腰痛疾患に適用可能とした腰部牽引装置付き座椅子が提案され、病院あるいは治療院という場所を限定せず一般の家庭内で容易にトレーニングできるばかりでなくトレーニングしない時は座椅子として利用できるようにして置き場所を有効活用する技術が「特許文献1」で提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
病院等で実用中の吊上げ式腰部牽引装置は腰痛改善の為の医療用器具として一定の効果を上げているので一般家庭で購入すると何時でもこまめに腰椎牽引によるリハビリ治療ができ、通院しなくても腰椎牽引が出来る為、通院時間と治療費の節約に繋がるという利点があるが、装置が高価で広い設置場所が占有されるという問題が有る。
【0006】
また、特許文献1では、下記の効果があるとされている。(一部抜粋)
1、腰椎牽引として使用しない時は日常生活の座椅子として活用でき、又更に折畳み式 にすることで僅かなエリアで格納できる。
2、一般家庭で持てることで暇な時間を利用して何時でもこまめに腰椎牽引ができる。
3、通院しなくても腰椎牽引が出来る為、通院時間と治療費の節約に繋がる。
4、自分の腕の力で牽引する場合は上半身の運動にもなる。
5、また身体に支障があり腕の力で牽引できない腰椎疾患者には新たにモーターや油圧 機器等に負荷制御させた装置を別に取り付け可能構造としてあるため幅広い人たち に使用出来る。
【0007】
しかしながら、文献1の技術は、「腰椎牽引として使用しない時は日常生活の座椅子として活用できる」という利点を有しているが、スライド式座台と該座台に腰掛ける人の重さを該腰掛ける人が自分の腕力で水平方向に牽引するので筋力の弱い人では治療に必要な牽引力を発生できない場合があるという基本的な問題がある。
この解決策として、モーターや油圧機器等に負荷制御させた装置を取付けることができるとされているが、これでは高価で重く専有面積が大きくなるという問題点がある。
【0008】
本発明は、上記先行技術の問題点を解決するためになされたもので、座板と背凭れを所要位置に前進させて利用者の体重の重心移動により座板と背板を後方に枢動させると着座する人の膝裏が座板の先端に掛止められて仰向けにされ腰部が背板から離間して腰部の重さが腰椎牽引力として作用するようされた腰椎牽引機構を椅子に設置し、椅子として通常利用できると共に腰椎牽引装置としても利用できるようにして、安価で設置面積が小さくて持ち運びが簡単且つ何時でもこまめに腰椎牽引ができる椅子型腰部牽引装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に示す椅子型腰部牽引装置は、座面を形成する座板と背もたれを形成する背板とを備えた椅子において、前後に進退自在の座板が所要位置に前進すると座板と背板が枢動可能とされ、所定量以上後方に枢動されると着座する人の膝裏が座板の先端に掛止められて仰向けにされ腰部が背板から離間するようされたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
1)腰椎牽引の原理が病院で実用している吊上げ式腰部牽引装置と同じなので腰痛や痺 れ等に対して通院リハビリ治療と同等の改善効果が期待できる。
2)腰椎牽引力は利用者の腰部体重(着衣等、身に付けた物品の重さ含む)を利用する ので牽引の為に腕を使う必要はない。
従って、腕は読書等利用者の幅広いアイデアに基づいた使い方ができる。
3)椅子機能と腰椎牽引機能への切換えに動力を使用しないので安価且つ軽量・小型に 製作できる。
4)利用者の重心移動だけで吊上げ式腰部牽引装置に切換えができるので使い勝手が良 く軽量なので移動を含めた取り扱いがし易い。
5)自宅で何時でも利用できるので就寝前等利用効果が大きい時間帯に利用できる。
6)腹筋運動にも利用できる。この為、腰椎牽引のリハビリの前後等に腰部周辺の筋力 強化運動にも利用できる等利用範囲が広い。
7)日常生活に利用される背凭れ付椅子に腰椎牽引機能を追加しただけなので設置場所 が新たに増えることが無い。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の第1実施例に係る椅子型腰部牽引装置の要部断面の側面視図である。
【
図4】
図1の背凭れの枢動機構を示す要部断面拡大図である。
【
図5】本発明の第1実施例に係る椅子型腰部牽引装置の動作を示す説明図である。
【
図6】腰部吊上げ機構の第2実施例を示す要部断面図である。
【
図7】腰部吊上げ機構の第3実施例を示す要部断面図である。
【
図8】実用中の一つの実施例を示す吊上げ式腰部牽引装置の要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0012】
本発明の請求項1に係る第1実施例の椅子型腰部牽引装置を
図1、
図2、
図3、
図4を用いて説明する。
図1において、座面を形成する座板3と背凭れ1を形成する背板1aに進退可能に取付けられ、その進退ストローク内の任意位置に保持可能とされるヘッドレスト2を備えた椅子において、座板3の後部両側面に夫々段付き軸60の大径部基端側が埋設されて固着され、座板3の側面から露出される大径部外周面の所要範囲に角度割出し溝60aが刻設された大径部軸の夫々に背凭れ1の左右の背柱1b、1bの基端側が枢着されている。
そして、大径部先端から突出される小径軸に車輪6が回動自在に取付けられている。
また、座板3の先端側に膝裏掛け部材4が進退可能に取付けられ、その進退ストローク内の任意位置に保持可能とされている。
【0013】
また、
図4に示すように、背柱1bの前面には支点部材25に揺動可能に取付けられる角度選択レバー21と、有底の中空体とされるスプリングホルダー24と、スプリングホルダー24内を進退可能とされ一端が角度割出し溝60aに入出可能とされると共に対向する他端にフランジ22aが取付けられ、さらに、中央部に取付けられスプリングホルダー24の中空部に配設されるフランジ22bを備えたロックシャフト22と、スプリングホルダー24の底面とフランジ22bの間に張設される圧縮コイルスプリング23と、から成る背凭れ角度選択装置20が取付けられている。
【0014】
前記左右の車輪6,6は左右の側枠5,5の座板3と対向する面に刻設される案内溝5a内に挿入されると共に座板3の下面が棚板7から上方に伸びる座板傾斜アシストローラ用軸受け11に回動自在に取り付けられる座板傾斜アシストローラ12の外周面に支持されている。
そして、該ローラ12は座板3の先端側下面に取付けられるL字状の転倒防止板3aと座板3の下面とで形成される溝内に臨まされているが、座板3が前方に所定量移動すると前記溝から退出するようされている。
また、案内溝5aの少なくとも下面は後脚18側から前脚17側に向けて下り坂とされている。
【0015】
椅子を構成する基部は左右で一対の前脚17,17と、左右で一対の後脚18,18と、前脚17と後脚18とを連結する左右で一対の貫19,19と、貫19より上方に配設され前脚17と後脚18とを連結する棚板7と、前脚17と後脚18の上端に橋架・連結され左右で一対の側枠5,5と、該側枠5の上方に支持柱13aを介して連結される肘掛板13と、前脚17同士を連結する足掛け10と、後脚18同士を連結する図示しない水平梁に上下進退可能に取付けられ、その進退ストローク内の任意位置に保持可能とされる背凭れ傾斜限用ストッパ14とが主要部材として構成されている。
【0016】
なお、棚板7には滑車用軸受け7aを介して滑車8が回動自在に取付けられており、座板復帰アシスト手段としてのゴム紐9が座板3の先端部(本例では膝裏掛け部材4)と後脚18,18同士を連結する図示しない水平梁との間に滑車8を介して張設されている。
また、背凭れ傾斜限用ストッパ14の上部には枢動して倒れる背凭れ1の背板1aに円周面が当接されるよう回動自在に背凭れ傾斜限用ローラ15が取付けられている。
また、側枠5,5の上面に座板3の方向に向けて進退自在とされ、通常は前進端に在って背柱1bに当接される左右で一対のストッパ16,16が配設されている。
【0017】
以上の構成において
図4、
図5も用いて、その作用を説明する。
先ず、座板に着座して膝裏掛け部材4の先端に膝裏を当接させた時、腰部が背板1aから10cm以上離れるように膝裏掛け部材4の前後位置を調整する。
次いで、座板3の座面と背凭れ1との成す角度を選択する。
図4において、背凭れ角度選択装置20の角度選択レバー21の力点側を押し下げると支点部材25を介して作用点の先端が上昇してロックシャフト22の後端に形成されるフランジ22aを押し上げる。これにより、ロックシャフト22が後退され先端が背柱1b内に収容される段付軸60の外周面の一部に刻設される角度割出し溝60aから離脱されて背柱1bが段付軸60を枢軸として枢動自在となる。
【0018】
次いで、背凭れ1を枢動させて背柱1bの座板3との対向面に記された「座板と背板とが成す角度」の目盛り線1b1を座板3の上面延長線上に合致させて角度選択レバー21から手を離すと圧縮コイルスプリング23の弾発力によりフランジ22bが押圧されてロックシャフト22が前進して先端が角度割出し溝60a内に進入し背柱1bを介して背凭れ1は枢動動作を拘束されて座板3と一体的に連結される。
【0019】
次いで、ストッパ16を後退させて背柱1bから離反させる。
これにより、背柱1bを介して背凭れ1と一体化された座板3が前進可能となり、人が着座した前記座板3が転動する車輪6を介して案内溝5aに沿って下降しながら前進する。
この際、肘掛13を手で掴んで前進速度を調整することができる。
そして、人が着座した状態で仰向けさせて背凭れ1を転倒させても椅子が転倒しない位置まで座板3が前進すると座板3の下面と転倒防止板3aとで形成される溝から座板傾斜アシストローラ12が離脱し座板3と背凭れ1との連結体が後脚側に転倒可能になる。(
図5の3-1位置)
さらに座板3が前進して、車輪6の案内溝5aへの接地位置の高さが座板傾斜アシストローラ12の最上面より低位になる位置まで前進・下降すると座板3の先端は車輪6を支点として上昇を始め、これに同調して背凭れ1が後脚側に傾斜を開始する。
そして、車輪6が案内溝5aの下端に達すると座板3と背凭れ1は大きく傾斜し着座する人の上半身の自重により転倒可能になる。(
図5の3-2位置)
【0020】
この際、座板復帰アシスト手段であるゴム紐9の弾発力と車輪6との間に生じるモーメントに比べて体重の重心と車輪6との間に生じるモーメントの方が若干大きくなるようされているので背凭れ1は緩やかに転倒して背板1aが背凭れ傾斜限用ローラ15に当接するまで転倒する。
背板1aが背凭れ傾斜限用ローラ15に当接すると着座する人の膝裏が座板の先端(膝裏掛け部材4の先端)に掛止められて仰向けにされ
図5の2点鎖線に示すように着座する人の腰部が背板から離間され骨盤を介して腰椎が牽引される。
【0021】
所定時間の腰椎牽引が終わると、肘掛板13を手で掴んで上体を起こすと座板復帰アシスト手段であるゴム紐9の弾発力によるアシストも加わって一体化された座板3と背凭れ1が車輪6を支点として枢動され座板3の下面が座板傾斜アシストローラ12の外周面に当接すると枢動が停止される。
この際、座板復帰アシスト手段であるゴム紐9の弾発力により背凭れ1と一体化された座板3には後方移動の力が付勢されている。
次いで、支持柱13a(又は、肘掛板13)を手で掴んで押し出すと、軽い力で前記座板3は椅子として利用される原位置に戻されながら座板3の下面と転倒防止板3aとで形成される溝内に座板傾斜アシストローラ12が進入した後、当初姿勢に戻される。
前記座板3が原位置に戻された後、ストッパ16を前進端まで前進させると前記座板3は前進動作を拘束され、椅子として通常利用される状態に復帰される。
【0022】
なお、本実施例では、背凭れ1と一体化された座板3を枢動させたがこれに限るものではない。
すなわち、背凭れ1を転倒させても椅子が転倒しない位置まで座板3を前進させた後、背凭れ角度選択装置20を前記同様に操作して背凭れ1だけを所要角度に枢動(転倒)させると仰向けになった利用者が腹筋運動に利用できるという効果も有る。
【0023】
また、本実施例では、座板3の先端側に取付けた進退可能な膝裏掛け部材4を利用して座板3と一体化された背凭れ1を転倒させると利用者の腰部が背凭れ1から離間して腰椎牽引される構造としたが、これに限るものではない。
すなわち、
図6に示すように、椅子の基部に水平方向に進退自在とされる可動板70を配設し、可動板70に枢軸73を介して背柱1bが一体的に取付けられた座板3を枢着させると共に背柱1bの先端部に取付けられる枢軸74に背板72を枢着させて対向する先端側後面を可動板70に水平方向且つ垂直方向に位置調整可能に取付けられる背板支持バー71に支持させる構造でも良い。
【0024】
この構造では、6図(B)に示すように、座板3に着座した利用者が背凭れを転倒しても椅子が転倒しない位置で座板3が一体化された背凭れを転倒させると、転倒前に比べて座板3の先端から座板3の座面延長面と背板72の利用者当接面との交線までの長さが長くなるので利用者の腰部が背板72から離間され腰椎牽引される。
この際、背板72の傾斜角度は背板支持バー71の位置調整により調整できる。
【0025】
また、
図7に示すように、前記同様の可動板70に座板3の後端部を枢着すると共に背柱1bと背板1aとから成る背凭れの背柱1bの基端側を枢着し、座板3の後部側面に設置された枢軸の同軸上に歯車76を回動自在に取付けると共に該歯車76から下方に適宜離間される背柱1bの枢軸と同軸上の背柱1bの座板3の対向面側に歯車76と同径・同歯数の歯車75を回動自在に取付ける。そして、歯車75と歯車76から離間して回動自在とされる張力調整用歯車77を可動板70に取付け、歯付ベルト78を前記3個の歯車に架け渡す構造でも良い。
なお、座板3や背凭れが枢着される枢軸は上下・水平方向に位置調整可能な構造が好ましい。
【0026】
この構造では、7図(B)に示すように、歯車75と同軸とされる枢軸に対して背凭れを枢動させると歯車75と歯付ベルト78を介して連結される歯車76が同期回転して座板3も同期して枢動する。
所定位置まで背凭れを転倒させると、転倒前に比べて座板3の先端から座板3の座面延長面と背板1aの延長面との交線までの長さが長くなるので利用者の腰部が背板1aから離間され腰椎牽引される。
なお、転倒後の座板3と背凭れ1のなす角度は実施例1と同様に事前の背柱1bの角度調整によって選択される。
【0027】
要するに、座板を起立させて背凭れを所要量転倒させた時、座板に着座する利用者の膝裏が座板の先端(又は、相当品)に掛け止められて腰部が背板から離間して腰椎牽引される構造であればどのような構造でも良いことは言うまでもない。
【0028】
また、本実施例では案内溝5aを前方に向けて下り坂にしたがこれに限るものではない。すなわち、腰部牽引効果には影響しないので案内溝5aを水平にしても良いことは言うまでもない。
この際は、座板3と背凭れ1を平坦化できるので腹筋運動はし易くなるが座板3と背凭れ1とを枢動させる際に両腕でアシストする筋負担が若干大きくなる。
【0029】
また、本実施例では座板復帰アシスト手段9を用いたがこれに限るものではない。
すなわち、腰部牽引効果には影響しないので用いなくても良いことは言うまでもない。
この際は、座板3と背凭れ1とを枢動させる際に両腕でアシストする筋負担が若干大きくなる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
医療現場や家庭内での腰痛治療用道具として利用される。
【符号の説明】
【0031】
1 背凭れ 1a 背板
1b 背柱 2 ヘッドレスト
3 座板 3a 転倒防止板
4 膝裏掛け部材 5 側枠
6 車輪 7 棚板
7a 滑車用軸受け 8 滑車
9 座板復帰アシスト手段 10 足掛け
11 座板傾斜アシストローラ用軸受け
12 座板傾斜アシストローラ 13 肘掛板
13a 支持柱 14 背凭れ傾斜限用ストッパ
15 背凭れ傾斜限用ローラ 16 ストッパ
17 前脚 18 後脚
19 貫 20 背凭れ角度選択装置
21 角度選択レバー 22 ロックシャフト
23 圧縮コイルスプリング 24 スプリングホルダー
25 支点部材 60 段付き軸
60a 角度割出し溝 70 可動板
71 背板支持バー 72 背板
73、74 枢軸 75、76 歯車
77 張力調整用歯車 78 歯付きベルト
80 ベッド 81 ロープ
82 下肢載せバ―