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特許7509526駐車支援システム、駐車支援装置、および駐車支援方法
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  • 特許-駐車支援システム、駐車支援装置、および駐車支援方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-24
(45)【発行日】2024-07-02
(54)【発明の名称】駐車支援システム、駐車支援装置、および駐車支援方法
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/00 20060101AFI20240625BHJP
   G08G 1/04 20060101ALI20240625BHJP
   G07B 15/00 20110101ALI20240625BHJP
【FI】
G08G1/00 D
G08G1/04 C
G07B15/00 510
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2019189900
(22)【出願日】2019-10-17
(65)【公開番号】P2021064309
(43)【公開日】2021-04-22
【審査請求日】2022-09-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000198363
【氏名又は名称】IHI運搬機械株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】緑川 亨平
(72)【発明者】
【氏名】坂野 瑛彦
(72)【発明者】
【氏名】巽 慎太郎
【審査官】武内 俊之
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-257002(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/00
G08G 1/04
G07B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自走式駐車場の駐車スペースを撮影するカメラ装置と、
前記駐車スペースに設置された表示装置と、
前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記駐車スペースに駐車した車両の位置が、前記駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出する駐車評価点数算出部と、
前記駐車評価点数算出部で算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成する表示情報生成部と、
前記表示情報生成部で生成された表示情報を前記表示装置に表示させる表示制御部とを備え、
前記表示情報生成部は、前記駐車評価点数が所定値以上の場合に、前記自走式駐車場の利用料金の割引き情報を含めて前記表示情報を生成する、ことを特徴とする駐車支援システム。
【請求項2】
自走式駐車場内の複数の駐車スペースのうち、前記自走式駐車場内の他の駐車スペースよりも利用頻度が低い駐車スペースに設置され、設置された駐車スペースを撮影するカメラ装置と、
表示装置と
前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記カメラ装置が設置された駐車スペースに駐車した車両の位置が、この駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出する駐車評価点数算出部と、
前記駐車評価点数算出部で算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成する表示情報生成部と、
前記表示情報生成部で生成された表示情報を前記表示装置に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする駐車支援システム。
【請求項3】
自走式駐車場の駐車スペースを撮影するカメラ装置と、
前記駐車スペースに設置された表示装置とに接続され、
前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記駐車スペースに駐車した車両の位置が、前記駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出する駐車評価点数算出部と、
前記駐車評価点数算出部で算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成する表示情報生成部と、
前記表示情報生成部で生成された表示情報を前記表示装置に表示させる表示制御部とを備え、
前記表示情報生成部は、前記駐車評価点数が所定値以上の場合に、前記自走式駐車場の利用料金の割引き情報を含めて前記表示情報を生成する、ことを特徴とする駐車支援装置。
【請求項4】
前記表示情報生成部は、前記駐車評価点数が所定値以上の場合に、前記自走式駐車場の利用料金の割引き情報をバーコード情報で示して、前記表示情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の駐車支援装置。
【請求項5】
前記表示情報生成部は、前記駐車評価点数が高い程、割引率が高くなるように割引き情報を生成し、生成した割引き情報を用いて前記表示情報を生成することを特徴とする請求項3または4に記載の駐車支援装置。
【請求項6】
自走式駐車場内の複数の駐車スペースのうち、前記自走式駐車場内の他の駐車スペースよりも利用頻度が低い駐車スペースに設置され、設置された駐車スペースを撮影するカメラ装置と、
表示装置とに接続され、
前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記カメラ装置が設置された駐車スペースに駐車した車両の位置が、この駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出する駐車評価点数算出部と、
前記駐車評価点数算出部で算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成する表示情報生成部と、
前記表示情報生成部で生成された表示情報を前記表示装置に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする駐車支援装置。
【請求項7】
前記表示情報生成部は、前記駐車評価点数が所定値以上の場合に、前記自走式駐車場の利用料金の割引き情報を含めて前記表示情報を生成する、請求項6に記載の駐車支援装置。
【請求項8】
前記駐車評価点数算出部は、前記駐車スペースに駐車した車両の中心位置が、当該駐車スペースの中心位置に近い程、高い数値で前記駐車評価点数を算出することを特徴とする請求項3~いずれか1項に記載の駐車支援装置。
【請求項9】
前記駐車評価点数算出部は、前記駐車スペースに駐車した車両の長軸方向の中心線が、当該駐車スペースの長軸方向の中心線に近い程、高い数値で前記駐車評価点数を算出することを特徴とする請求項3~いずれか1項に記載の駐車支援装置。
【請求項10】
前記駐車評価点数算出部は、前記駐車スペースに駐車した車両の長軸方向の線と、当該駐車スペースの長軸方向の線とが平行に近い程、高い数値で前記駐車評価点数を算出することを特徴とする請求項3~いずれか1項に記載の駐車支援装置。
【請求項11】
前記駐車評価点数算出部は、前記駐車スペースに車両が入場開始してから駐車するまでの時間が短い程、高い数値で前記駐車評価点数を算出することを特徴とする請求項3~10いずれか1項に記載の駐車支援装置。
【請求項12】
自走式駐車場の駐車スペースを撮影するカメラ装置と、
前記駐車スペースに設置された表示装置とに接続された駐車支援装置が、
前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記駐車スペースに駐車した車両の位置が前記駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出し、算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成し、前記駐車評価点数が所定値以上の場合に、前記自走式駐車場の利用料金の割引き情報を含めて前記表示情報を生成し、生成された表示情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする駐車支援方法。
【請求項13】
自走式駐車場内の複数の駐車スペースのうち、前記自走式駐車場内の他の駐車スペースよりも利用頻度が低い駐車スペースに設置され、設置された駐車スペースを撮影するカメラ装置と、
表示装置とに接続された駐車支援装置が、
前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記カメラ装置が設置された駐車スペースに駐車した車両の位置が、この駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出し、算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成し、生成された表示情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする駐車支援方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車支援システム、駐車支援装置、および駐車支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
大型の施設等に設けられた自走式駐車場では、利用者が駐車スペースまで車両を運転して駐車させる。自走式駐車場においては各駐車スペースが枠線で示されており、利用者は駐車場利用の際、この枠線内に車両が収まるように、車両を移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第2541531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような自走式駐車場は、駐車スペース同士が左右隣接して設けられている。そのため、車両が枠線内に収まっていても、車体が左右いずれかに寄っていたり、枠線に対して車体が斜めの方向に入っていたりすると、隣に駐車している車両との間隔が狭くなり、ドアの開閉や利用者の乗降がスムーズにできない場合があるという問題があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、自走式駐車場の駐車スペース内の適切な位置に車両を駐車させるように支援する駐車支援システム、駐車支援装置、および駐車支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明の駐車支援システムは、自走式駐車場の駐車スペースを撮影するカメラ装置と、前記駐車スペースに設置された表示装置と、前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記駐車スペースに駐車した車両の位置が、前記駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出する駐車評価点数算出部と、前記駐車評価点数算出部で算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成する表示情報生成部と、前記表示情報生成部で生成された表示情報を前記表示装置に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の駐車支援装置は、自走式駐車場の駐車スペースを撮影するカメラ装置と、前記駐車スペースに設置された表示装置とに接続され、前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記駐車スペースに駐車した車両の位置が、前記駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出する駐車評価点数算出部と、前記駐車評価点数算出部で算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成する表示情報生成部と、前記表示情報生成部で生成された表示情報を前記表示装置に表示させる表示制御部とを備える。
【0008】
また、本発明の駐車支援方法は、自走式駐車場の駐車スペースを撮影するカメラ装置と、前記駐車スペースに設置された表示装置とに接続された駐車支援装置が、前記カメラ装置で撮影された撮像情報に基づいて、前記駐車スペースに駐車した車両の位置が前記駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出し、算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成し、生成された表示情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の駐車支援システム、駐車支援装置、および駐車支援方法によれば、自走式駐車場の駐車スペース内の適切な位置に車両を駐車させるように支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】一実施形態による駐車支援システムの構成を示す全体図である。
図2】一実施形態による駐車支援システムが設けられた自走式駐車場に車両が駐車した状態を示す説明図である。
図3】一実施形態による駐車支援システムの駐車支援装置の動作を示すフローチャートである。
図4】(a)~(c)は、一実施形態による駐車支援システムが設けられた自走式駐車場の駐車スペースに入場した、車両の駐車状態を示す説明図である。
図5】一実施形態による駐車支援システムの表示装置に駐車評価点数を含む表示情報が表示された状態を示す画面表示図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
〈一実施形態による駐車支援システムの構成〉
本発明の一実施形態による駐車支援システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による駐車支援システム1は、複数の駐車スペースS1~Snを有する自走式駐車場Xに設けられている。自走式駐車場Xは、利用の都度、利用者が利用料金を支払うように構築された駐車場である。
【0012】
駐車支援システム1は、駐車スペースごとに設置された複数のカメラ装置10-1~10-nおよび表示装置20-1~20-nと、駐車支援装置30とを備える。自走式駐車場X内の床面には、各駐車スペースS1~Snの外枠がそれぞれ枠線L1~Lnで示されている。
【0013】
以下、駐車スペースS1~Snのうちいずれであるかを特定する必要がない場合には駐車スペースSと記載する。同様に、カメラ装置10-1~10-nについてはカメラ装置10と記載し、表示装置20-1~20-nについては表示装置20と記載し、枠線L1~Lnについては枠線Lと記載する。
【0014】
図2に示すように、各駐車スペースSにおいてカメラ装置10は、該当する駐車スペースSを上部から撮影する位置に設置される。また、表示装置20は、駐車スペースSに駐車した車両の運転席から視認しやすい前方位置に設置される。
【0015】
カメラ装置10-1~10-nはそれぞれ、該当する駐車スペースを上部から撮影する。表示装置20-1~20-nはそれぞれモニタ画面で構成され、後述する駐車支援装置30で生成された表示情報を表示させる。
【0016】
駐車支援装置30は、駐車評価点数算出部31と、割引き情報保持部32と、表示情報生成部33と、表示制御部34とを有する。
【0017】
駐車評価点数算出部31は、カメラ装置10-1~10-nで撮影された撮像情報に基づいて、各駐車スペースS1~Snに駐車した車両の位置が、該当する駐車スペースの中心に近い程高い数値で駐車評価点数を算出する。割引き情報保持部32は、駐車評価点数に応じた、自走式駐車場Xの利用料金の割引き情報を保持する。この割引き情報は例えば、駐車評価点数が高い程、割引率が高くなるように設定される。
【0018】
表示情報生成部33は、駐車評価点数算出部31で算出された駐車評価点数を含む表示情報を生成する。その際、駐車評価点数が所定値以上の場合には、自走式駐車場Xの利用料金の割引き情報を含めて当該表示情報を生成する。表示制御部34は、表示情報生成部33で生成された表示情報を、該当する表示装置20-1~20-nに表示させる。
【0019】
〈一実施形態による駐車支援システムの動作〉
本実施形態による駐車支援システムの動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、各駐車スペースS1~Snのカメラ装置10-1~10-nで撮影された撮像情報は、逐次駐車支援装置30に送信される。
【0020】
駐車支援装置30では、カメラ装置10-1~10-nから送信された撮像情報が駐車評価点数算出部31で取得され、取得された撮像情報に基づいて、該当する駐車スペースSに車両が駐車したか否かが監視される。該当する駐車スペースSに車両Yが駐車したことが検知されると(S1の「YES」)、該当する車両Yの駐車評価点数が算出される(S2)。駐車評価点数の算出について、以下に3つの例を挙げて説明する。
【0021】
[駐車評価点数算出例(1)]
駐車評価点数算出例(1)では、図4(a)に示すように、駐車した車両Yの中心位置Aが、駐車スペースSの中心位置Bに近い程、高い数値で駐車評価点数を算出する。
【0022】
[駐車評価点数算出例(2)]
駐車評価点数算出例(2)では、図4(b)に示すように、駐車した車両Yの長軸方向の中心線Cが、駐車スペースSの長軸方向の中心線に近い程、高い数値で駐車評価点数を算出する。
【0023】
[駐車評価点数算出例(3)]
駐車評価点数算出例(3)では、図4(c)に示すように、駐車した車両Yの長軸方向の線Eと、駐車スペースSの長軸方向の線Fとが平行に近い程、高い数値で前記駐車評価点数を算出する。
【0024】
駐車評価点数算出部31で駐車評価点数を算出する際には、上述した例のいずれか1つを用いてもよいし、2つ以上を組み合わせて用いてもよい。
【0025】
次に、表示情報生成部33において、算出された駐車評価点数が予め設定された所定値以上(例えば100点満点で80点以上)であるか否かが判定される。駐車評価点数が所定値以上であった場合には(S3の「YES」)、割引き情報保持部32から、自走式駐車場Xの利用料金の割引き情報が取得される(S4)。
【0026】
そして、ステップS2で算出された駐車評価点数と、ステップS4で取得された割引き情報と、該当するカメラ装置10で撮影された撮像情報とを含めた表示情報が表示情報生成部33で生成される(S5)。このとき、割引き情報の表示情報は、2次元バーコード情報で生成される。
【0027】
生成された表示情報は、表示制御部34の制御により、該当する表示装置20に表示される。表示装置20に表示された画面構成図の一例を、図5に示す。図5に示す画面構成図では、駐車評価点数「93点」と、これに基づいて生成された割引き情報の2次元バーコード情報Gと、カメラ装置10の撮像情報Hとが表示されている。
【0028】
当該車両Yの利用者は、表示装置20に表示された表示情報を視認し、表示された割引情報の2次元バーコードを携帯端末で読み取り、読み取った情報を自走式駐車場Xの利用料金精算の際に提示することで、割引きサービスを受けることができる。
【0029】
ステップS3において駐車評価点数が所定値より低かった場合には(S3の「NO」)、割引情報は取得されず、駐車評価点数と撮像情報とを含めた表示情報が生成され、表示される(S5)。
【0030】
以上の実施形態によれば、自走式駐車場の駐車スペースに車両が駐車した際に、当該駐車位置の適切さを評価した駐車表示点数を提示することで、利用者に対し、適切な位置に駐車する意識を持たせることができる。また、その際に、駐車位置の適切度合いが高く、駐車表示点数が所定値以上であった場合には、当該駐車場の割引サービスを受けることができるようにすることで、さらに利用者に対し、適切な位置に駐車する意識を高めることができる。
【0031】
また、駐車評価点数算出部31において駐車評価点数を算出する際に、カメラ装置10で撮影された撮像情報に基づいて、駐車スペースSに車両Yが入場開始してから駐車するまでの時間を計測し、計測した時間が短い程、高い数値で駐車評価点数を算出するようにしてもよい。このように駐車評価点数を算出することで、利用者に対し、なるべく短時間で駐車を行うように促すことができ、駐車場内で発生する渋滞を低減させることができる。
【0032】
上述した実施形態においては、自走式駐車場X内のすべての駐車スペースに監視カメラ10および表示装置20を設置した場合について説明した。しかしこれには限定されず、入口から遠い場所の駐車スペース等、利用頻度が低い駐車スペースに限定してこれらの装置を設置し、当該駐車スペースを利用する利用者のみに駐車表示点数に応じた利用料金の割引サービスを提供するようにしてもよい。
【0033】
このように構成することにより、通常は利用頻度が低い駐車スペースを利用者に積極的に利用させるように促すことができ、自走式駐車場X内の利用効率を向上させることができる。
【符号の説明】
【0034】
1 駐車支援システム
10、10-1~10-n カメラ装置
20、20-1~20-n 表示装置
30 駐車支援装置
31 駐車評価点数算出部
32 割引き情報保持部
33 表示情報生成部
34 表示制御部
図1
図2
図3
図4
図5