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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-24
(45)【発行日】2024-07-02
(54)【発明の名称】伸縮壁
(51)【国際特許分類】
   E04B 2/74 20060101AFI20240625BHJP
【FI】
E04B2/74 561D
【請求項の数】 18
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021003394
(22)【出願日】2021-01-13
(65)【公開番号】P2021110229
(43)【公開日】2021-08-02
【審査請求日】2024-01-12
(31)【優先権主張番号】62/960,354
(32)【優先日】2020-01-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】517330162
【氏名又は名称】スカイフォールド・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】マーク・マクドナルド
【審査官】須永 聡
(56)【参考文献】
【文献】独国実用新案第20200428(DE,U1)
【文献】米国特許第06276092(US,B1)
【文献】国際公開第2011/027377(WO,A2)
【文献】国際公開第2018/163029(WO,A1)
【文献】米国特許第03960196(US,A)
【文献】米国特許第04785590(US,A)
【文献】米国特許第10246931(US,B2)
【文献】米国特許第08511015(US,B2)
【文献】実開昭54-071409(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 2/74
E04B 2/82
E06B 9/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
折り畳み可能な壁であって、
互いに係合して、延長位置と収納位置との間で垂直に移動可能な伸縮フレームを形成する複数のフレームセクションであって、前記折り畳み可能な壁の面の少なくとも一部を形成し、前記面を通る開口部を画定する複数のフレームセクションと、
ヒンジを介して前記フレームセクションに取外し可能に係合するパネルであって、閉じた位置に配置されたとき、前記開口部を覆うパネルと
を備え、
前記延長位置において、前記複数のフレームセクションは垂直壁の第1の高さを画定し、前記収納位置において、前記複数のフレームセクションは一方が他方の中に摺動されて受け入れられて前記垂直壁の第1の高さより低い前記垂直壁の第2の高さを画定し、
前記パネルは、前記フレームセクションが延長位置にあるとき、前記閉じた位置と開いた位置との間で枢動可能であり、前記開いた位置にある前記パネルは、前記開口部を介して、前記フレームセクションの少なくとも1つの中へのアクセスを提供する、折り畳み可能な壁。
【請求項2】
前記パネルの少なくとも一部は、透明または半透明であり、前記開口部は、前記面の面積の大部分を占める、請求項1に記載の折り畳み可能な壁。
【請求項3】
前記面は前記折り畳み可能な壁の2つの対向する面であり、前記パネルは2つのパネルであり、前記2つのパネルのうちの一方は前記2つの対向する面の一方における開口部を覆い、前記2つのパネルの他方は前記2つの対向する面の他方における開口部を覆っている、請求項1に記載の折り畳み可能な壁。
【請求項4】
前記パネルは、前記フレームセクションに取外し可能に係合するパネルフレームと、前記パネルフレームに係合する透明または半透明な部分とを含む、請求項1に記載の折り畳み可能な壁。
【請求項5】
前記パネルは、透明または半透明材料から実質的に全体が作られる、請求項1に記載の折り畳み可能な壁。
【請求項6】
前記ヒンジは、前記パネルの上部の横方向縁部の一方に第1のヒンジ、前記パネルの上部の横方向縁部の他方に第2のヒンジを含む複数のヒンジである、請求項1に記載の折り畳み可能な壁。
【請求項7】
前記複数のヒンジのそれぞれは、前記パネル、および少なくとも1つの前記フレームセクションの一方から延びる雄ヒンジ部材と、前記パネル、および前記少なくとも1つの前記フレームセクションの他方のもので画定される雌ヒンジ部材とを含み、前記雌ヒンジ部材は、少なくとも前記パネルが前記開いた位置にあるとき、前記雄ヒンジ部材との係合を解除することができる、請求項6に記載の折り畳み可能な壁。
【請求項8】
前記パネルは、前記折り畳み可能な壁の複数のパネルの1つであり、また前記複数のパネルの各所与のパネルは、前記複数のフレームセクションのうちの所与のフレームセクションに取外し可能に係合する、請求項1に記載の折り畳み可能な壁。
【請求項9】
開放部をその中に画定する構造であって、前記構造に取り付けられた請求項1に記載の前記折り畳み可能な壁を備え、前記折り畳み可能な壁は、前記伸縮フレームが前記延長位置にあるとき、前記開放部の少なくとも大部分を覆うような寸法である、構造。
【請求項10】
前記開放部の上部で画定され、前記開放部の中へと下方に開いている凹部を備え、また前記複数のフレームセクションの上部フレームセクションは、前記上部フレームセクションが、前記凹部内に少なくとも部分的に受け入れられる収納位置と、前記上部フレームセクションが、前記凹部の外に下方に、前記開放部の中へと延びる延長位置との間で移動可能である、請求項9に記載の構造。
【請求項11】
前記折り畳み可能な壁を、前記構造に接続する滑車システムを備え、前記滑車システムは、前記折り畳み可能な壁が、前記開放部の少なくとも大部分を覆うその延長位置と、前記折り畳み可能な壁が、前記開放部の少なくとも別の大部分を露出する前記収納位置との間で、前記伸縮フレームを移動するように動作可能である、請求項9に記載の構造。
【請求項12】
前記複数のフレームセクションの各フレームセクションは、前記開放部の各横方向側部に摺動可能に係合する側方封止部を含む、請求項9に記載の構造。
【請求項13】
前記側方封止部は、前記開放部の前記横方向側部のそれぞれに向けて付勢されている、請求項12に記載の構造。
【請求項14】
前記側方封止部の少なくとも1つは、前記開放部の前記横方向側部のそれぞれ1つと摺動可能に接触する弧状部分を含む、請求項12に記載の構造。
【請求項15】
前記側方封止部の少なくとも1つは、付勢機構を介して、前記フレームセクションのそれぞれ1つの各側部に係合される可動部材を含む、請求項12に記載の構造。
【請求項16】
前記開放部の底部に画定され、前記開放部の中へと上方に開いている凹部を備え、また前記複数のフレームセクションの底部フレームセクションは、前記底部フレームセクションが、前記凹部内に少なくとも部分的に受け入れられる収納位置と、前記底部フレームセクションが、前記凹部の外に上方に前記開放部の中へと延びる延長位置との間で移動可能である、請求項9に記載の構造。
【請求項17】
前記延長位置において、前記複数のフレームセクションは、上方に延び、且つ前記開放部の少なくとも大部分を覆う、請求項16に記載の構造。
【請求項18】
前記複数のフレームセクションは、複数の伸縮する垂直な組立体を形成し、前記複数の伸縮する垂直な組立体は、前記パネルによって相互に接続される独立した伸縮する垂直な組立体である、請求項9に記載の構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、壁パーティションに関し、より詳細には、垂直に折り畳み可能な壁パーティションに関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術の垂直に折り畳み可能な壁パーティションが存在しており、概して、その意図する目的に適したものである。例えば、従来技術の垂直に折り畳み可能な壁パーティションは、通常、互いに摺動して壁の機能を提供するいくつかの伸縮する要素を使用する。しかし、このような、従来技術の壁は欠点を有する。例えば、いくつかのものは、比較的複雑な構成を有する。別の例として、いくつかのものは、サービスするのが比較的難しい。さらに他の欠点もまた存在する。したがって、従来技術の折り畳み可能な壁に対する改良が可能である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一態様によれば、それにより折り畳み可能な壁が提供され、壁は、互いに係合して、延長位置と収納位置との間で移動可能な伸縮フレームを形成する複数のフレームセクションであって、折り畳み可能な壁の面の少なくとも一部を形成し、面を通る開口部を画定する複数のフレームセクションと、フレームセクションに取外し可能に係合するパネルであって、パネルが閉じた位置に配置されたとき、開口部を覆うパネルとを備える。
【0004】
本明細書で述べられる折り畳み可能な壁はまた、全体として、または部分的に、かつ任意の組合せで、以下のさらなる特徴の1つまたは複数のものを含むことができる、すなわち、
【0005】
パネルは、少なくとも、フレームセクションが延長位置にあるとき、閉じた位置と開いた位置との間で変位可能であり、開いた位置にあるパネルは、開口部を介して、フレームセクションの少なくとも1つの中へのアクセスを提供する、
【0006】
パネルの少なくとも一部は、透明および半透明の一方のものであり、また開口部は、面の面積の大部分を占める、
【0007】
面は、折り畳み可能な壁の2つの対向する面であり、またパネルは、2つのパネルであり、2つのパネルの一方は、2つの対向する面の一方における開口部を覆い、かつ2つのパネルの他方のものは、2つの対向する面の他方における開口部を覆う、
【0008】
パネルは、フレームセクションに取外し可能に係合するパネルフレームと、パネルフレームに係合する透明または半透明部分とを含む、
【0009】
パネルは、少なくとも実質的に全体が、透明または半透明材料から作られる、
【0010】
パネルは、閉じた位置と開いた位置との間で枢動可能なように、ヒンジを介して、フレームセクションに取外し可能に係合する、
【0011】
ヒンジは、パネルの上部の横方向縁部の一方に第1のヒンジ、またパネルの上部の横
方向縁部の他方に第2のヒンジを含む複数のヒンジである、
【0012】
ヒンジのそれぞれは、パネル、および少なくとも1つのフレームセクションの一方から延びる雄ヒンジ部材と、パネル、および少なくとも1つフレームセクションの他方もので画定される雌ヒンジ部材とを含み、雌ヒンジ部材は、少なくとも、パネルが開いた位置にあるとき、雄ヒンジ部材との係合を解除可能である、
【0013】
パネルは、折り畳み可能な壁の複数のパネルの1つであり、また複数のパネルの各所与のパネルは、複数のフレームセクションのうちの所与のフレームセクションに取外し可能に係合する、
【0014】
開放部をその中に画定し、かつ上記で定義された折り畳み可能な壁を備える構造であって、折り畳み可能な壁は、伸縮フレームが延長位置にあるとき、開放部の少なくとも大部分を覆うような寸法である、構造、
【0015】
開放部の上部で画定され、開放部の中へと下方向に開いている凹部、ここにおいて、複数のフレームセクションの上部フレームセクションは、上部フレームセクションが凹部内に少なくとも部分的に受け入れられる収納位置と、上部フレームセクションが、凹部の外に下方に、開放部の中へと延びる延長位置との間で移動可能である、
【0016】
折り畳み可能な壁を、構造に接続する滑車システムであって、折り畳み可能な壁が開放部の少なくとも大部分を覆うその延長位置と、折り畳み可能な壁が、開放部の少なくとも別の大部分を露出する収納位置との間で、伸縮フレームを移動するように動作可能な滑車システム、
【0017】
複数のフレームセクションの各フレームセクションは、開放部の各横方向側部に摺動可能に係合する側方封止部を含む、
【0018】
側方封止部は、開放部の各横方向側部に向けて付勢される、
【0019】
側方封止部の少なくとも1つは、開放部の横方向側部のそれぞれ1つと摺動可能に接触する弧状の部分を含む、
【0020】
側方封止部の少なくとも1つは、付勢機構を介して、フレームセクションのそれぞれ1つの各側部に係合される可動部材を含む、
【0021】
開放部の底部に画定され、開放部の中へと上方に開いている凹部、ここにおいて、複数のフレームセクションの底部フレームセクションは、底部フレームセクションが、凹部内に少なくとも部分的に受け入れられる収納位置と、底部フレームセクションが、凹部の外に上方に開放部の中へと延びる延長位置との間で移動可能である、
【0022】
延長位置において、複数のフレームセクションは、上方に延び、かつ開放部の少なくとも大部分を覆う、
【0023】
延長位置では、複数のフレームセクションは、上方に延び、かつ開放部の少なくともかなりの部分を覆う、
【0024】
複数のフレームセクションは、複数の伸縮する垂直な組立体を形成する、
【0025】
複数の伸縮する垂直な組立体は、複数の独立した伸縮する垂直な組立体である、および
【0026】
独立した伸縮する垂直な組立体は、パネルによって相互に接続される。
【0027】
本改良に関する多くの他の特徴、およびその組合せについては、本開示を読めば、当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1A】伸縮壁が延長位置にある、本開示の伸縮壁の実施形態の斜視図である。
図1B】伸縮壁が延長位置にある、本開示の伸縮壁の実施形態の側面図である。
図2A】伸縮壁が収納位置にある、図1A図1Bの伸縮壁の斜視図である。
図2B】伸縮壁が収納位置にある、図1A図1Bの伸縮壁の側面図である。
図3】伸縮壁が収納位置にあり、構造内の開放部を選択的に覆うように構造に取り付けられた伸縮壁の複数の概略図である。
図4A】伸縮壁が中間位置にある、伸縮壁の複数の概略図である。
図4B】伸縮壁が別の中間位置にある、伸縮壁の複数の概略図である。
図4C】伸縮壁が別の中間位置にある、伸縮壁の概略的な複数の図である。
図5図1A図1Bによる、伸縮壁が延長位置にある、図1の伸縮壁の概略的な複数の図である。
図6】伸縮壁のパネルをそこから取り外した状態にある、伸縮壁のフレームセクションの複数の概略図である。
図7】伸縮壁のパネルをそこから取り外した状態にある、伸縮壁のフレームセクションの別の実施形態の複数の図である。
図8】伸縮壁が、パネルがそれぞれ閉じた位置において実線で示され、かつパネルがそれぞれ開いた位置において破線で示された延長位置にある、伸縮壁の概略的な側面図である。
図9】パネルの1つの上側左縁部および底側左縁部、ならびに伸縮壁の各フレームセクションの各部分の概略的な斜視図である。
図10図9のパネルの1つの上側右縁部および底側右縁部、ならびに伸縮壁の各フレームセクションの各部分の概略的な斜視図である。
図11A】伸縮壁の2つのパネルおよびフレームセクションの横方向側部の概略的な上面断面図である。
図11B】伸縮壁の2つのパネルおよびフレームセクションの横方向側部の概略的な斜視図である。
図11C】延長位置と収納位置の両方における横方向封止部を示す、伸縮壁の2つのパネルおよびフレームセクションの横方向側部の別の概略的な上面断面図である。
図12】本開示の伸縮壁の概略的な側面図である。
図13】本開示の伸縮壁の概略的な側面図である。
図14】本開示の伸縮壁の概略的な側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下の記述において、様々な特徴が述べられ、かつ図においてラベルが付されている。所与の特徴の複数のものが存在する場合、参照数字の反復を減らし、したがって、諸図の簡潔さを維持するために、これらの特徴の、必ずしもすべてではなく、1つまたは複数のものにラベルが付される。
【0030】
図1Aから図6を参照すると、本開示の実施形態による伸縮壁100は、延長位置100B(図1Aおよび図1Bで示される)と、収納位置100A(図2Aおよび図2Bで示される)との間で変位するように動作可能である。図3で示されるように、伸縮壁100は、収納位置100Aにあるとき、構造(S)における開放部(O)の少なくとも大部分を選択的に露出し、また延長位置100Bにあるとき、開放部(O)の、少なくとも大部分を、またこの実施形態では、少なくともかなりの部分を覆う。
【0031】
図4Aから図4Cは、収納位置100A(図2A図2B)と、その延長位置100B(図1A図1B)との間のその遷移において、伸縮壁100の可能な中間位置の例を示す。
【0032】
図3図7で示されるように、この実施形態における伸縮壁100は、構造(S)における開放部(O)を選択的に覆う、または露出するように、構造(S)に垂直であり、かつそれに取り付けられる。非限定的な例として、この実施形態における構造(S)は、例えば、建築物の一部とすることができる壁であり、開放部(O)は、例えば、建築物の中への入り口、または建築物の隣接する空間の間の通路とすることができる。構造(S)の関連する部分、すなわち、この実施形態では、開放部(O)の上の部分は、開放部(O)の上に下方に開いた凹部(R)を画定するように作る、または後付けする(前に存在した場合)ことができる。この例では、凹部(R)は、伸縮壁100によって選択的に覆われる開放部(O)の少なくとも一部にわたっているが、凹部(R)の任意の適切なサイズを使用して、各特定の実施形態、および伸縮壁100のサイズに適合することができる。いくつかの実施形態では、凹部(R)は削除することができる。
【0033】
図3から図6で示されるように、伸縮壁100は、明確にすべてを見ることのできる図5および図6で1021、1022、1023、1024とラベル付けされた4つのフレームセクション102を含み、それは、伸縮壁100の伸縮フレーム104を形成するように、他方の中に一方を摺動させて受け入れられる(図示のように、各フレームセクション102は、先行するフレームセクション102よりも狭く、収納されるとき、中に摺動して入るようにする)。伸縮壁100の各特定の実施形態および用途に応じて、任意の他の数のフレームセクション102を使用することができる。
【0034】
図示のように、この実施形態では、フレームセクションの上部のもの1021が、凹部(R)内に取外し可能に摺動させて受け入れられ、フレームセクション102の次のものが、フレームセクションの上部のもの1021に取外し可能に摺動させて受け入れられ、以下同様に、フレームセクション102の最後のものになるまで受け入れられる。いくつかの実施形態では、上部のフレームセクション102の少なくとも一部は、収納されるとき、凹部(R)の外に下方に突き出すはずである。本実施形態では、凹部(R)と、伸縮壁100の底部におけるフレームセクション102以外のフレームセクション102のそれぞれは、その底部端に取り付けられたストッパ106を含む。この実施形態では、ストッパ106のそれぞれは、各それぞれの底部端から内側に延びる1対の対向する金属ブラケットであるが、本文書で述べられる機能が提供される限り、任意の他の適切な構成を同様に使用することができる。
【0035】
例えば、図4Bで示されるように、フレームセクションの上部のもの1021が、凹部(R)の外に下方に延びるとき、凹部(R)のストッパ106は、フレームセクションの上部のもの1021の上部分に係合して、フレームセクションの上部のもの1021の延長位置102Eを画定する。その延長位置102Eにおいて、フレームセクションの上部のもの1021は、凹部(R)のストッパ106からつり下げられ、かつ支持される。同様に、フレームセクション102の先行するものの中に摺動して嵌合するフレームセクション102の各後続するものは、延ばされたとき、フレームセクション102の先行するもののストッパ106に係合し、かつフレームセクション102の先行するもののストッパ106からつり下がり、それによって支持される。
【0036】
図3から図6をさらに参照すると、フレームセクション102は、例えば、鋼または他の適切なケーブル(ラベルが付されていない)を介して、滑車システム108に接続され、それは、各特定の実施形態に適切な、また伸縮壁100のサイズに適した任意の滑車システムとすることができる。いくつかの実施形態では、滑車システム108は、例えば、レバーにより手動で動作可能にすることができる。いくつかの実施形態では、滑車システム108は、自動的に動作可能にすることができ、したがって、1つまたは複数の適切なモータ、変速機、スイッチ、およびコントローラを含むことになる。いくつかの実施形態では、滑車システム108は、自動的にまたは手動の両方で動作可能にすることができる。この非限定的な実施形態における滑車システム108は、伸縮壁100のすべての位置で見えないように、凹部(R)の内側に配置される。滑車システム108は、伸縮壁100が構造(S)内の開放部(O)を露出する収納位置100A(図2A図2B図3)に伸縮壁100を維持するように、かつ伸縮壁100が開放部(O)の少なくとも大部分を覆う延長位置100B(図5)へと伸縮壁100を下げるように動作可能であるように選択される。いくつかの実施形態では、滑車システム108は、例えば、図4Aから図4Cで示されるものなど、1つまたは複数の中間位置に伸縮壁100を位置決めするように構成することもできる。
【0037】
伸縮壁100がその延長位置100Bにある図5および図6の立面図で最もよく示されるように、この実施形態では、フレームセクション102のそれぞれは、その対向する面102Fを介して(すなわち、開放部(O)を選択的に閉じるように働く主面を介して)2つの隣接する開口部102A(図6)を画定する。図示のように、開口部102Aは、開口部102Aが画定される対応する対向面102Fの面積の大部分を占める。いくつかのこのような実施形態では、開口部102Aの1つまたは複数のものは、各対向する面102Fのそれぞれの面積の50%を超える、また最高で99%を占有し、面102Fを通して、開口部102Aの1つまたは複数のものが画定される。いくつかの実施形態では、開口部102Aの1つまたは複数のものが、各面の面積の60%と99%との間を占める。いくつかの実施形態では、開口部102Aの1つまたは複数のものは、各面の面積の70%と99%との間を占める。いくつかの実施形態では、開口部102Aの1つまたは複数のものは、各面の面積の80%と99%との間を占める。いくつかの実施形態では、開口部102Aの1つまたは複数のものは、各面の面積の90%と99%との間を占める。いくつかの実施形態では、開口部102Aの1つまたは複数のものは、各面の面積の90%と95%との間を占める。
【0038】
いくつかの実施形態では、フレームセクション102の1つまたは複数のものは、それを通る様々な数の開口部102Aを画定することができ、その数は、例えば、単一の開口部102A,または2を超える開口部102Aである。開口部102Aはそれぞれ、伸縮壁100の各意図された用途に適した任意のサイズおよび形状を有することができる。図5で示されるように、伸縮壁100が組み立てられたとき、開口部102Aのそれぞれは、その開口部102Aを画定するフレームセクション102の1つに取外し可能に取り付けられるパネル110で覆われる。
【0039】
図7で示されるフレームセクション702の代替的実施形態など、さらに他の実施形態では、フレームセクション702のそれぞれは、他のフレームセクション702から独立することができ、したがって、独立した伸縮する垂直な組立体704を形成することができる。図7で示されるように、フレームセクション702は、3つの独立した伸縮する組立体704を形成することができ、それは、例えば、フレーム組立体102に関して本文書で述べたものと同様の方法などで、パネルがそれに取外し可能に係合され/取り付けられたとき、パネル110によって相互接続され得る。明確化のために、各独立した伸縮する組立体704において、フレームセクション702のうちの1つだけにラベルが付されている。この実施形態では、独立した伸縮する組立体704の各隣接する対は、伸縮壁100の面(F)を通る開口部708を画定することができる。パネル110の複数のものが、伸縮壁100の面(F)の一方または両方における開口部708のそれぞれを覆うことができる。
【0040】
図7で示されるように、開口部708は、したがって、伸縮壁100がその延長位置100Bにあるとき、開放部(O)の高さの少なくとも大部分、またこの実施形態では、かなりの部分にわたることができる。図7において破線で示されるように、伸縮する組立体704は、1つまたは複数の横断部材706を用いて相互に接続することができ、したがって、いくつかの実施形態では、互いに独立しないこともあり得る。いくつかの実施形態では、伸縮壁100、100'は、1つまたは複数のフレームセクション102と、1つまたは複数のフレームセクション702の組合せを有することができる。パネル110は、フレームセクション102に関して述べられたものと同様の方法で、各フレームセクション702に取外し可能に取り付けることができる。
【0041】
したがって、図8から図10を参照すると、フレームセクション102、702の特定の実施形態、およびその組合せにかかわらず、パネル110は、各ヒンジ112を介して、フレームセクション102、702のそれぞれにヒンジで留めることができる。したがって、各所与のパネル110は、少なくとも、取外し可能にヒンジで留められた各フレームセクション102、702が、フレームセクション102、702の先行するものに対して、または構造(S)に隣接する上部フレームセクション1021/7021の場合は構造(S)に対して延ばされた場合、閉じた位置110Aと開いた位置110Bとの間で、手動により動かすことができる。いくつかの実施形態では、例えば、従来の作動器など、1つまたは複数の作動器を伸縮壁100内に含めて、各閉じた位置110Aと開いた位置110Bとの間で、パネル110の1つまたは複数のものを自動的に動かすことができるように企図される。
【0042】
図9で最もよく示されるように、フレームセクション102の実施形態(したがって、フレームセクション702に対する場合も同様であり得る)では、各フレームセクション102は、それにヒンジで留められた2つのパネル110を、その2つの対向する面102Fのそれぞれに有し、2つのパネル110のそれぞれは、それぞれ左側および右側ヒンジ112により、その対向する上方縁部において、そのフレームセクション102にヒンジで留められる。ヒンジ112の一方、およびより具体的には、中心両側(center double-sided)ヒンジ112が図9で詳細に示されている。ヒンジ112は、フレームセクション102のそれぞれ1つの各部分に取り付けられた2つの反対側の雄ヒンジ部材114を含む。この非限定的な実施形態では、ヒンジ部材114は、フレームセクション102における対応する開口部を通して挿入される金属ピンにより画定されるが、他の適切な構成も使用することができる。ヒンジ112は、パネル110のそれぞれ1つの各部分において画定される雌ヒンジ部材116をさらに含む。
【0043】
雌ヒンジ部材116は、パネル110をフレームセクション102に対して、取外し可能に、かつ枢動するように取り付けるために、雄ヒンジ部材114のそれぞれのものを取外し可能に内部に受け入れるような寸法および形状をしている。この非限定的な実施形態では、雌ヒンジ部材116は、各雄ヒンジ部材114の方向に開いた、またパネル110に対して45度の角度を有するスロットにより画定される。本構成は、例えば、取付けおよび/または取外しを比較的容易にするためになど、いくつかの用途において、いくつかの利点を提供することができるが、本明細書で述べられる機能が提供される限り、例えば、各雄ヒンジ部材114の各特定の実施形態に適合する、雌ヒンジ部材116の他の適切な構成および/または角度を使用することができる。この実施形態では、同様のヒンジ112が、パネル110の他の上方縁部において画定される。図10で示されるように、他のヒンジ112は、図9のヒンジ112の鏡像とすることができる。図10で示されるように、他のヒンジ112に対応するフレームセクション102の部分は、その中心にあるのとは反対に、伸縮壁100の横方向側部にあるため、第2の雄ヒンジ部材114を有しないこともあり得る。
【0044】
したがって、この非限定的な実施形態においては、取り付けるために、パネル110は、対応する雄および雌のヒンジ部材114、116を互いに位置合せをするために、図8で示されるように、例えば、各フレームセクション102に対して45度に手動で位置決めすることができる。パネル110は、次いで、雄ヒンジ部材114を雌ヒンジ部材116の中に挿入するために、それを移動させることによって所定位置につり下げることができる。パネル110は、次いで、その閉じた位置110Aへと枢動させることができる。この実施形態では、これは他の実施形態の場合には必要はないが、パネル110はその閉じた位置110Aに固定される。図9で示すように、本実施形態では、固定は、パネル110の底側縁部(この場合、パネル110のフレーム部分)を通して、各フレームセクション102の中に受け入れられ、かつ締め付けられる1つまたは複数のねじ118を用いて行うことができる。
【0045】
ねじ118は、留め具の例である。任意の他の留め具、および/または他の固定を使用することができる。いくつかの実施形態では、パネル110の1つまたは複数のものは、そのそれぞれの閉じた位置110Aにおいて固定されないこともあり、単に重力によってそこに留まることもできる。他のパネル110は、同様の構成を有することができ、したがって、他のヒンジは詳細に示されていない。パネル110を取り外すために、1つまたは複数のねじ118を取り外すことができ、パネル110は、次いで、上記で述べたように、45度の位置など、開いた位置110Bへと枢動して戻ることができ、次いで、各雄ヒンジ部材114から外すことができる。その閉じた位置110Aにおいて、パネル110の固定が行われない場合、その固定を取り外す/係合を解除するステップは、省略できることが理解されよう。
【0046】
図5の破線で、また図7および図8の反射線(reflection line)で示されるように、この実施形態におけるパネル110は透明である。より詳細には、この実施形態では、パネル110のそれぞれの大部分は、ガラスセクション110Gから、またはPlexiglas(商標)などの任意の適切なプラスチックベースのガラスから作ることができ、パネル110のそれぞれの残りのものは、この非限定的な実施形態では、金属構成要素から作られたパネルフレーム110Pである。これらのパネル110の大部分は透明であるので、パネル110は、単に、透明であると呼ばれる。いくつかの実施形態では、パネル110の1つまたは複数のものは、従来の透明な、かつ/または半透明なポリマー(総称的にポリマー材料)など1つまたは複数の適切なポリマーから、少なくとも実質的に全体が、いくつかの実施形態では、パネル110の少なくとも構造部分の部品(ヒンジ112など)も含めて作ることができる。
【0047】
透明かつ/または半透明のパネル110は、開放部(O)を通る周囲光の通路を提供するなど、いくつかの利点を提供できるが、他の実施形態では、パネル110は、例えば、不透明にすることができ、かつ/または伸縮壁100の特定の用途に対して望ましい可能性のある任意の他の構成を有することができる。1つまたは複数の全体的に、または実質的に全体的にポリマーパネル110が使用される実施形態では、伸縮壁100の重量は低減され得る。いくつかのこのような実施形態および/または用途では、いくつかの構成要素は、サイズを低減することができ、それは、伸縮壁100の低減された全体的な重量によって可能になり得る。
【0048】
パネル110の特定の構成にかかわらず、伸縮壁100が使用中であり、その延長位置にある間に、1つまたは複数のパネル110をそれぞれの開いた位置110Bへと移動させることは、伸縮壁100の中へのアクセスを提供することができる。透明パネル110の実施形態において、このようなアクセスは、伸縮フレーム104からパネル110を取り外す必要なく、またはパネル110が掃除のためにそこから取り外された場合、伸縮フレーム104を少なくとも分解する必要なく、内側からパネル110を掃除することが可能になる。不透明なパネル110の場合、このようなアクセスは、パネル110の少なくともいくつかを、またいくつかの実施形態では、そのいずれかを、伸縮フレーム104から取り外すことなく、内側から伸縮壁100のサービスを行うことが可能になる。いくつかの実施形態では、このようなアクセスは、1つまたは複数のパネル110を伸縮フレーム104から取り外すことにより、ただし、フレームセクション102を分解する必要なく、内側から、伸縮壁100のサービスを行うことができる。
【0049】
次に図11A図11Cを参照すると、伸縮壁100のフレームセクション102の2つの横方向側部の実施形態が示されている。少なくとも一実施形態では、フレームセクション102のそれぞれは、開放部(O)の対応する横方向側部を画定する構造(S)の一部に摺動可能に係合する横方向封止部120を有する。横方向封止部120のそれぞれは、可動部材122を含む。一実施形態では、可動部材122は、伸縮壁100が延びたとき、または収納されるとき、開放部(O)の対応する横方向側部を画定する構造(S)の一部の方向に付勢され、かつそれに対して摺動する。一実施形態では、可動部材122は、ばね124など、適切な付勢機構を用いて付勢される。図11Aの実施形態では、可動部材122は、弧状の、互いに離れて延びる2つの接触部分を含み、それは、封止作用を向上させるのに役立つ。しかし他の実施形態では、可動部材122の1つまたは複数のものの異なる形状を使用することができる。例えば、図11Cの実施形態では、可動部材122の端面封止部のそれぞれは、電球タイプまたは他の端面封止部を含むことができる。図11Cはまた、収納位置で示された、横方向封止部120の2つの可動部材122の一方(すなわち、図11Cの上側のもの)を描いており、一方、横方向封止部120の他方の可動部材122(すなわち、図11Cの下側のもの)が延長位置において示され、それにより、それは、構造(S)の横方向表面と接触している。これらの2つの封止部は、説明のために異なる位置で示されていることを理解されたい。しかし、通常、2つの横方向封止部120は、共に動作することになる、すなわち、伸縮壁100が延ばされたとき、もしくは収納されるとき、共に収納される、または伸縮壁100がその延長位置にあるとき、共に延びて、構造(S)と横方向封止部を形成する。
【0050】
伸縮壁100およびその様々な部品、ならびに構造(S)および開放部(O)は、本明細書で述べられる機能が提供される限り、従来の材料を用いて、かつ伸縮壁100の各特定の実施形態および用途に適した製作および組立方法を用いて作ることができる。したがって、理解されるように、本明細書で述べられ、かつ示された実施形態および例は、非限定的なものであるように意図される。当業者であれば、本開示の範囲を逸脱することなく、それに対して多くの変更を行えることが理解されよう。
【0051】
例えば、上記の実施形態において、パネル110のそれぞれが2つのヒンジを、パネル110のそれぞれの各上部の横方向縁部に(すなわち、近くに)1つ有しているが、例えば、1つまたは複数のパネルに単一の中心ヒンジを、または2つを超えるヒンジなど、様々な数のヒンジを使用することができる。別の例では、1つまたは複数のパネル110のヒンジは、枢動タイプではなく、摺動タイプのものとすることができる。別の例として、ヒンジ112は、いくつかの実施形態および用途において、利点を提供できるが、1つまたは複数のパネル110のヒンジ112は、それに代えて、本明細書で述べられた1つまたは複数のパネル110の機能を提供するように選択された異なる機構とすることができる。別の例として、1つまたは複数のパネル110のヒンジ112は除外することができ、それに代えて、ねじ、ボルト、対応するフレームセクション102における対応する開口部に受け入れ可能なクリップイン(clip-in)部材、および同様のものなど1つまたは複数の留め具を、閉じた位置110Aにおけるパネル110の1つまたは複数のものを固定するために使用することができ、また係合を解除する、かつ/または取り外して、パネル110の1つまたは複数のものを、開いた位置へと変位させ得るようにするが、それは、単にパネル110が、対応するフレームセクション102から外されることを意味することになる。
【0052】
別の例として、次に図12を参照すると、図3から図9の実施形態では、伸縮壁100は、例えば、床の方向に下方に延びる「つり下げ壁」であるが、図12で示される伸縮壁200の実施形態など、他の実施形態では、それに代えて、床、道路、または他の構造(S)に配置することができ、その収納位置200Aから、上方に(すなわち、重力に抗して)延びる(すなわち、伸縮する)ように動作可能である。このために、伸縮壁200のフレームセクション202は、例えば、滑車システム108に代えて、従来の任意の適切なジャッキシステムなど、適切なジャッキシステム204に接続することができる。
【0053】
例として、ジャッキシステム204は、伸縮壁200の各特定の実施形態および用途に応じて、電気モータおよび/または水圧モータおよび/または水圧ポンプなど、作動器208に動作可能に接続された伸縮する作動組立体206を含むことができる。作動器208は、したがって、その収納位置200Aとその延長位置200Bとの間で伸縮壁200を移動させるためにジャッキシステム204を駆動するように構成することができる。このようないくつかの実施形態では、伸縮壁200は、屋外の用途を有することができ、その場合、必ずしも開放部を選択的に覆うために使用され得ないが、それに代えて、例えば、収納可能な道路障害物として使用することができる。いくつかのこのような用途では、パネル110を外装で保護することができる。
【0054】
さらに別の例として、伸縮壁100、200の特定の用途に応じて、パネル110は、図13で示されるように、その上部に代えて、その底側縁部および/または壁/部分においてヒンジで留めることができる。図13で示される伸縮壁300は、パネル110の底部にヒンジ112(参照数字302で示される)を配置すること以外は、伸縮壁と同様のものとすることができ、したがって、同様の参照数字でラベルが付され、再度本明細書で詳細を述べないものとする。
【0055】
さらに別の例として、図14で示されるように、さらに他の実施形態では、伸縮壁400が、例えば、任意の適切な接続組立体402を介して、または上部フレームセクション1021を介して直接的になど、天井(C)に、または構造(S)の他の隠れない部分に直接取り付けることができる。いくつかの実施形態では、したがって、伸縮壁100~400は、凹部の中に収納可能である必要がない。図14でさらに示されるように、いくつかの頭上に取り付ける実施形態では、伸縮壁400は、そのフレームセクション(102および/または702など)が、例えば、上記で述べた伸縮壁100のように幅が減少するのではなく、上部のフレームセクションから底部のフレームセクションまで、連続的に幅が増加するような構造とすることができる。図14で示されるように、その延長位置において、最も厚いフレームセクション(すなわち底部フレームセクション)は、伸縮壁400が、その延長位置400Bにあるとき、構造(S)の床(F)に近接する、かつ/または接触することができる。
【0056】
さらに別の例として、いくつかの実施形態では、伸縮壁100、200のパネル110は、伸縮壁100、200の一方の面から削除することができる。さらに別の例として、いくつかの実施形態では、所与の伸縮壁100、200の1つまたは複数のフレームセクション102、202などは、開口部102Aおよび/またはパネル110を有する必要がない。さらに別の例として、伸縮壁の所与の実施形態は、本文書で述べられた伸縮壁実施形態の1つまたは複数のものの特徴の組合せを有することができる。本技術の範囲を逸脱することなく、さらに他の変更も可能である。
【符号の説明】
【0057】
100 伸縮壁、折り畳み可能な壁
100A 収納位置
100B 延長位置
102、1021、1022、1023、1024 フレームセクション
102A 開口部
102E 延長位置
102F 面
104 伸縮フレーム
106 ストッパ
108 滑車システム
110 パネル
110A 閉じた位置
110B 開いた位置
110G ガラスセクション
110P パネルフレーム
112 ヒンジ
114 雄ヒンジ部材
116 雌ヒンジ部材
118 ねじ
120 横方向封止部
122 可動部材
124 ばね
200 伸縮壁、折り畳み可能な壁
200A 収納位置
200B 延長位置
202 フレームセクション
204 ジャッキシステム
206 作動組立体
208 作動器
300 伸縮壁
302 ヒンジ
400 伸縮壁
400B 延長位置
402 接続組立体
702、7021 フレームセクション
704 独立した伸縮する垂直な組立体
706 横断部材
708 開口部
C 天井
F 面、床
O 開放部
R 凹部
S 構造
図1A
図1B
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図4C
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11A
図11B
図11C
図12
図13
図14