(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-24
(45)【発行日】2024-07-02
(54)【発明の名称】電池包装容器
(51)【国際特許分類】
B65D 85/88 20060101AFI20240625BHJP
B65D 5/50 20060101ALI20240625BHJP
【FI】
B65D85/88
B65D5/50 C
(21)【出願番号】P 2021021018
(22)【出願日】2021-02-12
【審査請求日】2024-01-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000237721
【氏名又は名称】FDK株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002664
【氏名又は名称】弁理士法人相原国際知財事務所
(72)【発明者】
【氏名】伊東 卓朗
【審査官】宮崎 基樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-093334(JP,A)
【文献】特開平08-230934(JP,A)
【文献】特開平04-239463(JP,A)
【文献】実開平05-054244(JP,U)
【文献】国際公開第02/098758(WO,A1)
【文献】特開平08-164931(JP,A)
【文献】特開2009-252377(JP,A)
【文献】特開平08-080937(JP,A)
【文献】特開2009-202919(JP,A)
【文献】米国特許第04200188(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 67/00-79/02
B65D 85/88
B65D 5/00- 5/76
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状の底壁部と、
該底壁部と一体に形成され、該底壁部の輪郭の一部である第1端縁から上方向に延在する第1側壁部と、
前記底壁部と一体に形成され、前記底壁部の輪郭における前記第1端縁に相対する側の部分である第2端縁から上方向に延在する第2側壁部と、
前記第1側壁部と一体に形成され、前記第1側壁部の上端から前記底壁部の前記第2端縁に向かって斜めに延在する仕切り壁部と、
前記第2側壁部と一体に形成され、前記第2側壁部の上端から前記仕切り壁部を上側から覆うように延在する蓋部と、を備え、
前記仕切り壁部は、電池を収容する収容孔であって、前記仕切り壁の先端部と、該先端部の反対側に位置する根元部と、前記先端部及び前記根元部を接続する一対の側部とによって輪郭が画成される収容孔を有することを特徴とする、電池包装容器。
【請求項2】
前記仕切り壁部における前記一対の側部の夫々は、前記先端部の側から前記根元部の側に向かって幅広に形成されている、請求項1記載の電池包装容器。
【請求項3】
前記仕切り壁部と一体に形成されている一対の側縁支持壁部であって、少なくとも前記先端部における両側縁から上方に延在し、前記蓋部を支持する一対の側縁支持壁部を更に有する、請求項1又は2記載の電池包装容器。
【請求項4】
前記仕切り壁部と一体に形成されている先端縁支持壁部であって、前記先端部における先端縁から上方に延在し、前記蓋部を支持する先端縁支持壁部を更に有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の電池包装容器。
【請求項5】
前記仕切り壁部と一体に形成されている土台部であって、前記根元部から下方に延在し、前記底壁部と当接する土台部を更に有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の電池包装容器。
【請求項6】
前記底壁部と一体に形成され、前記底壁部の輪郭における前記第1端縁及び前記第2端縁を接続する部分である第3端縁から上方向に延在する第3側壁部と、
前記底壁部と一体に形成され、前記底壁部の輪郭における前記第3端縁に相対する側の部分である第4端縁から上方向に延在する第4側壁部と、
前記第3側壁部と一体に形成され、前記第3側壁部の上端から前記仕切り壁部を部分的に上側から覆うように延在する第1フラップと、
前記第4側壁部と一体に形成され、前記第4側壁部の上端から前記仕切り壁部を部分的に上側から覆うように延在する第2フラップと、を更に有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の電池包装容器。
【請求項7】
前記第2側壁部は、該第2側壁部を貫通する係止孔を有し、
前記仕切り壁部は、前記先端部の先端縁から突出し、前記係止孔に挿入される係止突起を有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の電池包装容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電池包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、電子部品や電池等を包装する包装装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の包装装置は、底板と、当該底板と連続して上方に立ち上がるように折り曲げられた側板と、当該側板と連続して底板側に折り曲げられた傾斜板と、当該傾斜板と連続して底板上に結合されるように折り曲げられた固定板とで構成されている。当該底板、側板、及び傾斜板によって三角形の収納空間が形成され、更に、傾斜板には2つの窓片を収納空間側に折り込んだ収納窓部が設けられている。当該包装装置においては、傾斜板の収納窓部に電子部品を収納している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載の発明では、包装装置を段ボールからなる外装箱に2組収納し、カバー板を上に載置し、外装箱の蓋板を閉じて完全な梱包とすることが可能である。しかしながら、この場合、当該包装装置とは別に外装箱及びカバー板が必要となるため、組立工数の増加及び部品点数の増加を招いていた。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組立工数の削減及び部品点数の削減を実現する電池包装容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る電池包装容器は、板状の底壁部と、該底壁部と一体に形成され、該底壁部の輪郭の一部である第1端縁から上方向に延在する第1側壁部と、前記底壁部と一体に形成され、前記底壁部の輪郭における前記第1端縁に相対する側の部分である第2端縁から上方向に延在する第2側壁部と、前記第1側壁部と一体に形成され、前記第1側壁部の上端から前記底壁部の前記第2端縁に向かって斜めに延在する仕切り壁部と、前記第2側壁部と一体に形成され、前記第2側壁部の上端から前記仕切り壁部を上側から覆うように延在する蓋部と、を備え、前記仕切り壁部は、電池を収容する収容孔であって、前記仕切り壁の先端部と、該先端部の反対側に位置する根元部と、前記先端部及び前記根元部を接続する一対の側部とによって輪郭が画成される収容孔を有することを特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係る電池包装容器において、前記仕切り壁部における前記一対の側部の夫々は、前記先端部の側から前記根元部の側に向かって幅広に形成されている。
【0008】
本発明の一態様に係る電池包装容器において、前記仕切り壁部と一体に形成されている一対の側縁支持壁部であって、少なくとも前記先端部における両側縁から上方に延在し、前記蓋部を支持する一対の側縁支持壁部を更に有する。
【0009】
本発明の一態様に係る電池包装容器において、前記仕切り壁部と一体に形成されている先端縁支持壁部であって、前記先端部における先端縁から上方に延在し、前記蓋部を支持する先端縁支持壁部を更に有する。
【0010】
本発明の一態様に係る電池包装容器において、前記仕切り壁部と一体に形成されている土台部であって、前記根元部から下方に延在し、前記底壁部と当接する土台部を更に有する。
【0011】
本発明の一態様に係る電池包装容器において、前記底壁部と一体に形成され、前記底壁部の輪郭における前記第1端縁及び前記第2端縁を接続する部分である第3端縁から上方向に延在する第3側壁部と、前記底壁部と一体に形成され、前記底壁部の輪郭における前記第3端縁に相対する側の部分である第4端縁から上方向に延在する第4側壁部と、前記第3側壁部と一体に形成され、前記第3側壁部の上端から前記仕切り壁部を部分的に上側から覆うように延在する第1フラップと、前記第4側壁部と一体に形成され、前記第4側壁部の上端から前記仕切り壁部を部分的に上側から覆うように延在する第2フラップと、を更に有する。
【0012】
本発明の一態様に係る電池包装容器において、前記第2側壁部は、該第2側壁部を貫通する係止孔を有し、前記仕切り壁部は、前記先端部の先端縁から突出し、前記係止孔に挿入される係止突起を有する。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る電池包装容器によれば、前記底壁部、前記第1側壁部、前記第2側壁部、前記仕切り壁部、及び前記蓋部は一体に形成されている。又、前記仕切り壁部は、前記第1側壁部の上端から前記底壁部の前記第2端縁に向かって斜めに延在している。又、前記仕切り壁部は、電池を収容する収容孔であって、前記仕切り壁の先端部と、該先端部の反対側に位置する根元部と、前記先端部及び前記根元部を接続する一対の側部とによって輪郭が画成される収容孔を有する。更に、蓋部は、前記第2側壁部の上端から前記仕切り壁部を上側から覆うように延在している。このように、本発明の電池包装容器は、前記底壁部、前記第1側壁部、前記第2側壁部、前記仕切り壁部、及び前記蓋部は、一体即ち一枚のブランクから形成されている。又、当該電池包装容器は、電池が収容孔に収容された状態で、当該電池の上側部分を仕切り壁の根本部で支持し、当該電池の下側部分を仕切り壁の先端部で支持する。更に、収容孔に収容された電池は、上側から蓋部によって覆われている。このため、電池包装容器を一枚のブランクから形成することで組立工数及び部品点数を削減することができ、電池を仕切り壁部及び蓋部で支持することで電池を安定して収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】
図1は、第1実施形態に係る電池包装容器を示す斜視図である。
【
図2】
図2は、
図1に示す電池包装容器を展開して示す展開図である。
【
図5】
図5は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第1ステップを示すものである。
【
図6】
図6は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第2ステップを示すものである。
【
図7】
図7は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第3ステップを示すものである。
【
図8】
図8は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第4ステップを示すものである。
【
図9】
図9は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第5ステップを示すものである。
【
図10】
図10は、第2実施形態に係る電池包装容器を展開して示す展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について図面を参照し説明する。
【0016】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る電池包装容器10を示す斜視図である。
図2は、
図1に示す電池包装容器10を展開して示す展開図である。
図3は、
図1のA-A断面に沿う断面図である。
図4は、
図1のB-B断面に沿う断面図である。
【0017】
説明の便宜上、
図1~
図4に示すように、電池包装容器10において、底壁部20が配置される側を「下」、電池包装容器10の組立が完成した状態で蓋部60が配置される側を「上」と定義する。また、電池包装容器10において、第1フラップ80が配置される側を「左」、第2フラップ90が配置される側を「右」と定義する。更に、上述した上下方向及び左右方向に垂直な方向を「前」、「後」と定義する。以下、各図に示される「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は、全て上記定義に基づくものである。
【0018】
<電池包装容器10>
本実施形態の電池包装容器10は、組み立てられた状態において略直方体を成しており(
図1)、段ボール等をプレス等で打ち抜いて形成される一枚の型紙で構成されている(
図2)。
図2に示すように、電池包装容器10は、板状の底壁部20と、底壁部20と一体に形成された第1側壁部31と、底壁部と一体に形成された第2側壁部32と、底壁部20と一体に形成された第3側壁部33と、底壁部20と一体に形成された第4側壁部34と、第1側壁部31と一体に形成された仕切り壁部40と、仕切り壁部40と一体に形成された一対の側縁支持壁部50と、仕切り壁部40と一体に形成された土台部55と、第2側壁部32と一体に形成された蓋部60と、第3側壁部33と一体に形成された第1フラップ80と、第4側壁部34と一体に形成された第2フラップ90と、を備える。電池包装容器10は、広く電池の梱包用に利用されるものであり、例えば電池の搬送用、電池の展示用等、種々様々な用途に使用される。
【0019】
<底壁部20>
図2に示すように、底壁部20は矩形を成している。底壁部20は、当該底壁部20の前側に位置する底壁前側端縁21において、左右方向に延びる底壁前側折り筋21aを介して第1側壁部31と連結されている。又、底壁部20は、当該底壁部20の後側に位置する底壁後側端縁22において、左右方向に延びる底壁後側折り筋22aを介して第2側壁部32と連結されている。又、底壁部20は、当該底壁部20の左側に位置する底壁左側端縁23において、前後方向に延びる底壁左側折り筋23aを介して第3側壁部33と連結されている。又、底壁部20は、当該底壁部20の右側に位置する底壁右側端縁24において、前後方向に延びる底壁右側折り筋24aを介して第4側壁部34と連結されている。又、底壁部20は、底壁前側端縁21の近傍において、底壁前側折り筋21aと平行に左右方向に延び、底壁部20を上下方向に貫通する底壁前側切込み21bを有する。
【0020】
<第1側壁部31>
図1及び
図2に示すように、第1側壁部31は矩形を成している。電池包装容器10を組み立てた状態において、第1側壁部31は、底壁部20の輪郭の一部である底壁前側端縁21(第1端縁)から上方向に延在する。具体的には、第1側壁部31は、底壁前側折り筋21aにおいて折り曲げられることで、底壁前側端縁21から上方向に立設している。
図2に示すように、第1側壁部31は、当該第1側壁部31の前側に位置する第1側壁前側端縁31bにおいて、左右方向に延びる第1側壁前側折り筋31aを介して仕切り壁部40と連結されている。又、第1側壁部31には、底壁前側切込み21bから連続して前方向に延びる一対のミシン目31cが形成されている。
【0021】
<第2側壁部32>
図2に示すように、第2側壁部32は矩形を成している。電池包装容器10を組み立てた状態において、第2側壁部32は、底壁部20の輪郭における底壁前側端縁21に相対する側の部分である底壁後側端縁22(第2端縁)から上方向に延在する。具体的には、第2側壁部32は、底壁後側折り筋22aにおいて折り曲げられることで、底壁後側端縁22から上方向に立設している。
図2に示すように、第2側壁部32は、当該第2側壁部32を貫通する第2側壁係止孔32a(係止孔)を有する。具体的には、第2側壁切込み32aは、底壁後側端縁22の近傍において、底壁後側折り筋22aと平行に左右方向に延び、第2側壁部32を上下方向に貫通している。又、
図2に示すように、第2側壁部32は、当該第2側壁部32の後側に位置する第2側壁後側端縁32bにおいて、左右方向に延びる第2側壁後側折り筋32cを介して蓋部60と連結されている。
【0022】
<第3側壁部33、第4側壁部34>
図2に示すように、第3側壁部33及び第4側壁部34は、夫々矩形を成している。電池包装容器10を組み立てた状態において、第3側壁部33は、底壁部20の輪郭における底壁前側端縁21及び底壁後側端縁22を接続する部分である底壁左側端縁23(第3端縁)から上方向に延在する。具体的には、第3側壁部33は、底壁左側折り筋23aにおいて折り曲げられることで、底壁左側端縁23から上方向に立設している。又、第4側壁部34は、底壁部20の輪郭における底壁左側端縁23に相対する側の部分である底壁右側端縁24(第4端縁)から上方向に延在する。具体的には、第4側壁部34は、底壁右側折り筋24aにおいて折り曲げられることで、底壁右側端縁24から上方向に立設している。又、
図2に示すように、第3側壁部33は、当該第3側壁部33の左側に位置する第3側壁左側端縁33aにおいて、前後方向に延びる第3側壁左側折り筋33bを介して第1フラップ80と連結されている。又、第4側壁部34は、当該第4側壁部34の右側に位置する第4側壁右側端縁34aにおいて、前後方向に延びる第4側壁右側折り筋34bを介して第2フラップ90と連結されている。
【0023】
<仕切り壁部40>
図2に示すように、仕切り壁部40は略矩形を成している。
図3及び
図4に示すように、電池包装容器10を組み立てた状態において、仕切り壁部40は、第1側壁部31の第1側壁前側端縁31b(上端)から底壁部20の底壁後側端縁22に向かって斜めに延在する。具体的には、仕切り壁部40は、第1側壁前側折り筋31aにおいて折り曲げられることで、第1側壁前側端縁31bから底壁後側端縁22に向かって斜めに延在している。又、仕切り壁部40は、電池100を収容する収容孔41を有する。収容孔41は、仕切り壁部40の先端部42と、当該先端部42の反対側に位置する根元部43と、先端部42及び根元部43を左側において接続する左側側部44(一対の側部)と、先端部42及び根元部43を右側において接続する右側側部45(一対の側部)とによって輪郭が画成される。先端部42とは、収容孔41の前側において左右方向に延びる部分であり、根元部43とは、収容孔41の後側において左右方向に延びる部分であり、左側側部44とは、収容孔41の左側において前後方向に延びる部分であり、右側側部45とは、収容孔41の右側において前後方向に延びる部分である。より具体的には、
図3及び
図4に示すように、電池包装容器10を組み立てた状態において、根元部43は、第1側壁前側端縁31bから後方向に水平又は略水平に延びる部分であり、左側側部44及び右側側部45は、根元部43から底壁後側端縁22に向かって斜めに延びる部分であり、先端部42は、底壁部20及び第2側壁部32に当接する部分である。
図2に示すように、根元部43は、当該根元部43の前側に位置する根元部前側端縁43aにおいて、左右方向に延びる根元部前側折り筋43bを介して土台部55と連結されている。
【0024】
図2に示すように、仕切り壁部40の左側側部44は、先端部42の側に位置する左側先端側部44aと、根元部43の側に位置する左側根元側部44bとから構成されている。又、仕切り壁部40の右側側部45は、先端部42の側に位置する右側先端側部45aと、根元部43の側に位置する右側根元側部45bとから構成される。仕切り壁部40における左側側部44及び右側側部45(一対の側部)の夫々は、先端部42の側から根元部43の側に向かって幅広に形成される。具体的には、
図2に示すように、左側先端側部44aにおける左右方向幅W1は一定の幅に形成され、左側根元側部44bにおける左右方向幅W2は、前側から後側にかけて徐々に幅広に形成される。同様に、右側先端側部45aにおける左右方向幅W3は一定の幅に形成され、右側根元側部45bにおける左右方向幅W4は、前側から後側にかけて徐々に幅広に形成される。なお、左側先端側部44aにおける左右方向幅W1と右側先端側部45aにおける左右方向幅W3とは同じであってもよいし異なるものであってもよい。又、左側根元側部44bにおける左右方向幅W2と右側根元側部45bにおける左右方向幅W4とは同じであってもよいし異なるものであってもよい。
【0025】
図2に示すように、仕切り壁部40は、先端部42の先端縁42aから突出する係止突起42bを有する。具体的には、
図2に示すように、係止突起42bは、先端縁42aから前方向に突出しており、後側から前側にかけて幅狭に形成される。電池包装容器10を組み立てた状態において、係止突起42bは、第2側壁係止孔32aに挿入されて、仕切り壁部40を第2側壁部32に保持する。又、仕切り壁部40は、第1側壁前側端縁31bの近傍において、第1側壁前側折り筋31aと平行に左右方向に延び、仕切り壁部40を上下方向に貫通する仕切り壁部後側切込み40cを有する。仕切り壁部後側切込み40cには、電池包装容器10を組み立てた状態において、後述する蓋部60の保持突起61が挿入される。
【0026】
<一対の側縁支持壁部50>
図2に示すように、一対の側縁支持壁部50は、仕切り壁部40の左側に位置する左側側縁支持壁部51と、仕切り壁部40の右側に位置する右側側縁支持壁部52とから成る。左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52は、夫々、第1折り曲げミシン目53を介して仕切り壁部40と連結されている。電池包装容器10が組み立てられた状態において、左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52(一対の側縁支持壁部50)は、仕切り壁部40の左側に位置する左側側縁40a及び仕切り壁部40の右側に位置する右側側縁40bから上方に延在する。具体的には、左側側縁支持壁部51は、左側側縁40aにおける先端部42及び左側先端側部44aの部分に設けられ、右側側縁支持壁部52は、右側側縁40bにおける先端部42及び右側先端側部45aの部分に設けられる。なお、左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52は、少なくとも先端部42における両側縁42c,42dから上方に延在すればよく、例えば、左側側縁40a及び右側側縁40bにおける先端部42の部分にのみ設けられていてもよい。なお、先端部42における両側縁とは、先端部42の左側に位置する先端部左側側縁42cと、先端部42の右側に位置する先端部右側側縁42dとを意味する。左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52は後側から前側にかけて幅広に形成され(
図2)、これにより、電池包装容器10を組み立てた状態において、左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52が蓋部60を支持する(
図3及び
図4)。
【0027】
<土台部55>
図3及び
図4に示すように、電池包装容器10を組み立てた状態において、土台部55は、仕切り壁部40の根元部43から下方に延在し、底壁部20と当接する。具体的には、土台部55は、電池100の前側に当接する電池当接部55aと、底壁部20及び第1側壁部31に当接する仕切り壁支持部55bとから成る。
【0028】
図2に示すように、土台部55の電池当接部55aは、根元部前側折り筋43bを介して、仕切り壁部40の根元部43と連結されている。又、仕切り壁支持部55bは、電池当接部55aの前側に位置する第2折り曲げミシン目55cを介して、電池当接部55aと連結されている。なお、電池当接部55a及び仕切り壁支持部55bは、仕切り壁部40の左側側部44及び右側側部45とは連結されていない。これにより、電池当接部55aを根元部前側折り筋43bにおいて折り曲げ、且つ、仕切り壁支持部55bを第2折り曲げミシン目55cにおいて折り曲げることができ、電池包装容器10を組み立てた状態において、電池当接部55aは電池100に当接し、仕切り壁支持部55bは底壁部20及び第1側壁部31に当接する。
【0029】
<蓋部60>
図2に示すように、蓋部60は、略矩形を成している。具体的には、蓋部60は、後側の左右両端において角を丸くした角隅部60aを有している。
図3及び
図4に示すように、電池包装容器10を組み立てた状態において、蓋部60は、第2側壁部32の第2側壁後側端縁32b(上端)から仕切り壁部40を上側から覆うように延在する。具体的には、蓋部60は、第2側壁後側折り筋32cにおいて折り曲げられることで、第2側壁後側端縁32bから前側に向かって延在する。蓋部60は、当該蓋部60の後端縁60cから後方向に突出する保持突起61を有している。保持突起61は、電池包装容器10を組み立てた状態において、仕切り壁部40の仕切り壁部後側切込み40cに挿入されて、蓋部60を仕切り壁部40に保持する。
【0030】
<第1フラップ80>
図2に示すように、第1フラップ80は、略矩形を成している。具体的には、第1フラップ80は、前側且つ左側の端部に所定の第1フラップ切り欠き80aを有する。電池包装容器10を組み立てた状態において、第1フラップ80は、第3側壁部33の上端から仕切り壁部40を部分的に上側から覆うように延在する。具体的には、第1フラップ80は、第3側壁左側折り筋33bにおいて折り曲げられることで、第3側壁左側端縁33aから右側に向かって延在する。第1フラップ切り欠き80aは、電池包装容器10を組み立てた状態において、仕切り壁部後側切込み40cを避けるように形成される。
【0031】
<第2フラップ90>
図2に示すように、第2フラップ90は、略矩形を成している。具体的には、第2フラップ90は、前側且つ右側の端部に所定の第2フラップ切り欠き90aを有する。電池包装容器10を組み立てた状態において、第2フラップ90は、第4側壁部34の上端から仕切り壁部40を部分的に上側から覆うように延在する。具体的には、第2フラップ90は、第4側壁右側折り筋34bにおいて折り曲げられることで、第4側壁右側端縁34aから左側に向かって延在する。第2フラップ切り欠き90aは、電池包装容器10を組み立てた状態において、仕切り壁部後側切込み40cを避けるように形成されている。
【0032】
次いで、第1実施形態に係る電池包装容器10の組立方法について説明する。
図5は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器10を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第1ステップを示すものである。
図6は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器10を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第2ステップを示すものである。
図7は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器10を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第3ステップを示すものである。
図8は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器10を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第4ステップを示すものである。
図9は、
図2に示す展開した状態から
図1に示す電池包装容器10を組み立てる手順を示す組立図であり、組立の第5ステップを示すものである。
【0033】
<第1ステップ>
まず、
図5に示すように、第1側壁部31を底壁前側折り筋21aにおいて折り曲げ、第2側壁部32を底壁後側折り筋22aにおいて折り曲げ、第3側壁部33を底壁左側折り筋23aにおいて折り曲げ、第4側壁部34を底壁右側折り筋24aにおいて折り曲げる。更に、仕切り壁部40を第1側壁前側折り筋31aにおいて折り曲げ、左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52を第1折り曲げミシン目53において折り曲げ、土台部55の電池当接部55aを根元部前側折り筋43bにおいて折り曲げ、土台部55の仕切り壁支持部55bを第2折り曲げミシン目55cにおいて折り曲げる。更に、蓋部60を第2側壁後側折り筋32cにおいて折り曲げ、第1フラップ80を第3側壁左側折り筋33bにおいて折り曲げ、第2フラップ90を第4側壁右側折り筋34bにおいて折り曲げる。更に、係止突起42b及び保持突起61を折り曲げてもよい。
【0034】
<第2ステップ>
次いで、
図6に示すように、第1側壁部31を底壁前側端縁21から上方向に立設させる。次いで、仕切り壁部40の係止突起42bを、第2側壁部32の第2側壁係止孔32aに挿入する。これにより、仕切り壁部40は第2側壁部32に保持されて、仕切り壁部40が第1側壁前側端縁31bから底壁後側端縁22に向かって斜めに延在する状態が維持される。この際、土台部55の電池当接部55aは根元部43から下方に延在し、仕切り壁支持部55bは底壁部20及び第1側壁部31に当接する。
【0035】
<第3ステップ>
次いで、
図7に示すように、電池100を仕切り壁部40の収容孔41に収容する。具体的には、電池100を、仕切り壁部40の先端部42の側から根元部43の側に向けて、収容孔41に収容する。なお、
図7は、電池100が収容孔41に完全に収容される前の状態を示している。電池100が収容孔41に完全に収容されると、電池100の前側且つ左右両側端部は、仕切り壁部40における左側根元側部44b及び右側根元側部45bによって上側から抑えられる(
図3及び
図4)。又、電池100の前側端部は、当該電池100の上側部分を根元部43及び電池当接部55aによって前側から抑えられる(
図3及び
図4)更に、電池100の後側端部は、当該電池100の下側部分を先端部42によって後側から抑えられる(
図4)。
【0036】
<第4ステップ>
次いで、
図8に示すように、第3側壁部33を底壁左側端縁23から上方向に立設させ、第4側壁部34を底壁右側端縁24から上方向に立設させる。次いで、第1フラップ80及び第2フラップ90を折り曲げ、仕切り壁部40は第1フラップ80及び第2フラップ90によって上側から覆われる。これにより、電池100は、第1フラップ80及び第2フラップ90によって上側から抑えられる(
図3)。
【0037】
<第5ステップ>
次いで、
図9に示すように、第2側壁部32を底壁後側端縁22から上方向に立設させる。次いで、蓋部60を折り曲げ、当該蓋部60の保持突起61を仕切り壁部40の仕切り壁部後側切込み40cに挿入し、蓋部60を仕切り壁部40に保持する。これにより、電池100は、第1フラップ80及び第2フラップ90に加え、蓋部60によって上側から抑えられる(
図3及び
図4)。
【0038】
第1実施形態に係る電池包装容器10の作用、効果について説明する。第1実施形態に係る電池包装容器10によれば、底壁部20、第1側壁部31、第2側壁部32、仕切り壁部40、及び蓋部60は一体に形成されている。又、仕切り壁部40は、第1側壁部31の第1側壁前側端縁31bから底壁部20の底壁後側端縁22に向かって斜めに延在している。又、仕切り壁部40は、電池100を収容する収容孔41であって、仕切り壁部40の先端部42と、当該先端部42の反対側に位置する根元部43と、先端部42及び根元部43を接続する左側側部44及び右側側部45とによって輪郭が画成される収容孔41を有する。更に、蓋部60は、第2側壁部32の第2側壁後側端縁32bから仕切り壁部40を上側から覆うように延在している。このように、第1実施形態に係る電池包装容器10は、底壁部20、第1側壁部31、第2側壁部32、仕切り壁部40、及び蓋部60は、一体即ち一枚のブランクから形成されている。又、当該電池包装容器10は、電池100が収容孔41に収容された状態で、当該電池100の上側部分を仕切り壁部40の根元部43で支持し、当該電池100の下側部分を仕切り壁部40の先端部42で支持する。更に、収容孔41に収容された電池100は、上側から蓋部60によって覆われている。このため、電池包装容器10を一枚のブランクから形成することで組立工数及び部品点数を削減することができる。電池100を仕切り壁部40及び蓋部60で支持することで電池を安定して収容することができ、例えば搬送途中における電池100の移動が抑制され、当該電池100の損傷を抑制することができる。更に、蓋部60を開放した状態で、仕切り壁部40の先端部42の近傍における電池100の上側部分は仕切り壁部40によって支持されず露出している。このため、ユーザによる電池100の収納及び取り出しを容易に行うことができる。
【0039】
又、仕切り壁部40における左側側部44及び右側側部45(一対の側部)の夫々は、先端部42の側から根元部43の側に向かって幅広に形成される。具体的には、左側根元側部44bにおける左右方向幅W2は、前側から後側にかけて徐々に幅広に形成され、右側根元側部45bにおける左右方向幅W4は、前側から後側にかけて徐々に幅広に形成される。このため、電池100が収容孔41に完全に収容された状態で、電池100の前側且つ左右両側端部は、仕切り壁部40における左側根元側部44b及び右側根元側部45bによって上側から抑えられる(
図3及び
図4)。よって、仕切り壁部40における左側側部44及び右側側部45によって電池100を安定して収容することができ、例えば搬送途中における電池100の移動が抑制され、当該電池100の損傷を抑制することができる。
【0040】
又、左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52は、少なくとも先端部42における両側縁42c,42dから上方に延在しており、電池包装容器10を組み立てた状態において蓋部60を支持する(
図3及び
図4)。具体的には、電池100が収容孔41に収容された状態で、左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52は、第1フラップ80及び第2フラップ90に当接し、第1フラップ80及び第2フラップ90を介して蓋部60を支持している。このため、例えば搬送途中において電池包装容器10の蓋部60に衝撃が加わった場合であっても、左側側縁支持壁部51及び右側側縁支持壁部52が当該衝撃を受けることにより、当該衝撃が分散されて電池100に直接伝わることを回避でき、当該電池100の損傷を抑制することができる。
【0041】
又、電池包装容器10を組み立てた状態において、土台部55は、仕切り壁部40の根元部43から下方に延在し、底壁部20と当接する。具体的には、電池包装容器10を組み立てた状態において、土台部55の電池当接部55aは電池100に当接し、土台部55の仕切り壁支持部55bは底壁部20及び第1側壁部31に当接する。このため、電池当接部55aによって電池100を安定して固定することができ、例えば搬送途中における電池100の移動が抑制され、当該電池100の損傷を抑制することができる。又、例えば搬送途中において電池包装容器10の底壁部20に衝撃が加わった場合であっても、仕切り壁支持部55bが衝撃を受けることにより、当該衝撃が分散されて電池100に直接伝わることを回避でき、当該電池100の損傷を抑制することができる。
【0042】
又、第1フラップ80は、第3側壁部33の上端から仕切り壁部40を部分的に上側から覆うように延在し、且つ、第2フラップ90は、第4側壁部34の上端から仕切り壁部40を部分的に上側から覆うように延在する。具体的には、電池100を収容孔41に収容した状態で、当該電池100は、第1フラップ80及び第2フラップ90によって上側から抑えられる。このため、電池100を第1フラップ80及び第2フラップ90で支持することで電池を安定して収容することができ、例えば搬送途中における電池100の移動が抑制され、当該電池100の損傷を抑制することができる。
【0043】
又、電池包装容器10を組み立てた状態において、仕切り壁部40の係止突起42bは、第2側壁係止孔32aに挿入されて、仕切り壁部40を第2側壁部32に保持する。このように、電池包装容器10の組立工程において、係止突起42bを第2側壁係止孔32aに挿入するだけで、仕切り壁部40を第2側壁部32に保持することができる。このため、電池包装容器10の組立を容易に行うことができる。
【0044】
<第2実施形態>
次いで、第2実施形態に係る電池包装容器11について
図10を用いて説明する。第2実施形態に係る電池包装容器11は、第1実施形態に係る電池包装容器10に対して、一対の側縁支持壁部50が設けられておらず、後述する先端縁支持壁部57が設けられている点で異なる。以下、第1実施形態に係る電池包装容器10と同じ又は類似する機能を有する構成についてはその説明を省略し、異なる部分に関連する構成にのみ符号を付して説明する。
【0045】
<先端縁支持壁部57>
図10に示すように、電池包装容器11は、仕切り壁部40と一体に形成された先端縁支持壁部57を更に有する。先端縁支持壁部57は、略矩形を成している。具体的には、先端縁支持壁部57は、前側の左右両端において角を丸くした角隅部57bを有している。先端縁支持壁部57は、第3折り曲げミシン目57cを介して仕切り壁部40に連結されている。電池包装容器11が組み立てられた状態において、先端縁支持壁部57は、第3折り曲げミシン目57cにおいて折り曲げられ、先端部42における先端縁42aから上方に延在し、蓋部60を支持する。具体的には、先端縁支持壁部57は、当該先端縁支持壁部57の前側に位置する前側端縁57aにおいて蓋部60に当接し、当該蓋部60を支持する。なお、先端部42に設けられた係止突起42bは、先端縁支持壁部57に連結されていない。これにより、先端縁支持壁部57を第3折り曲げミシン目57cにおいて折り曲げた状態で、係止突起42bは先端部42の先端縁42aから前方に突出する。
【0046】
第2実施形態に係る電池包装容器11の作用、効果について説明する。第2実施形態に係る電池包装容器11によれば、先端縁支持壁部57は、先端部42における先端縁42aから上方に延在しており、電池包装容器11を組み立てた状態において、蓋部60を支持する。具体的には、電池が収容孔41に収容された状態で、先端縁支持壁部57は、蓋部60に直接当接し、当該蓋部60を支持している。このため、例えば搬送途中において電池包装容器11の蓋部60に衝撃が加わった場合であっても、先端縁支持壁部57が当該衝撃を受けることにより、当該衝撃が分散されて電池に直接伝わることを回避でき、当該電池の損傷を抑制することができる。
【0047】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に係る電池包装容器10、11に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題、又は効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせても良い。例えば、電池包装容器10、11の形状は直方体に限定されるものではなく、電池を包装することのできる形状であればよい。また、電池包装容器10、11における各折り筋は直線でなくてもよく、例えば波状等であってもよい。また、第1実施形態に係る左側側縁支持壁部51、右側側縁支持壁部52、及び第2実施形態に係る先端縁支持壁部57を全て備える電池包装容器であってもよい。
【符号の説明】
【0048】
10、11 電池包装容器
20 底壁部
21 底壁前側端縁(第1端縁)
22 底壁後側端縁(第2端縁)
23 底壁左側端縁(第3端縁)
24 底壁右側端縁(第4端縁)
31 第1側壁部
31b 第1側壁前側端縁(上端)
32 第2側壁部
32a 第2側壁係止孔(係止孔)
32b 第2側壁後側端縁(上端)
33 第3側壁部
34 第4側壁部
40 仕切り壁部
41 収容孔
42 先端部
42a 先端縁
42b 係止突起
42c 先端部左側側縁(両側縁)
42d 先端部右側側縁(両側縁)
43 根元部
44 左側側部(一対の側部)
45 右側側部(一対の側部)
51 左側側縁支持壁部(一対の側縁支持壁部)
52 右側側縁支持壁部(一対の側縁支持壁部)
55 土台部
57 先端縁支持壁部
60 蓋部
80 第1フラップ
90 第2フラップ
100 電池