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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-25
(45)【発行日】2024-07-03
(54)【発明の名称】湿気硬化型反応性ホットメルト組成物
(51)【国際特許分類】
   C09J 175/04 20060101AFI20240626BHJP
   C08L 75/04 20060101ALI20240626BHJP
   C08K 5/5435 20060101ALI20240626BHJP
   C08G 18/10 20060101ALI20240626BHJP
【FI】
C09J175/04
C08L75/04
C08K5/5435
C08G18/10
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2023128274
(22)【出願日】2023-08-07
【審査請求日】2023-09-04
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000100698
【氏名又は名称】アイカ工業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】溝口 徳人
【審査官】今井 督
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/117080(WO,A1)
【文献】ポリマー型シランカップリング剤,信越化学工業株式会社,2015年04月09日,https://www.shinetsusilicone-global.com/news/2015/images/plas/PolymernType_SCA.pdf
【文献】CoatOSil* MP 200 Silane Crosslinker for Waterborne Coatings,MomentivePerformance Materials Inc.,2018年03月29日,Pages 1-8,https://www.momentive.com/ja-jp/categories/additives-adhesives-sealants/coatosil-mp-200-silane中の「CoatOsil MP 200Marketing Bulletinダウンロード」
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C08L 75/00- 75/16
C08K 3/00- 13/08
C08G 18/00- 18/87
C08J 175/00-175/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)と、
下記一般式(1)で表され、分子量が400以上であるエポキシ系シランカップリング剤(Y)と、を含有することを特徴とする車載用画像表示装置のディスプレイを構成する透明部材の接着に用いる湿気硬化型反応性ホットメルト組成物。
【化1】

(式(1)中、nは1~4の整数である。)
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ホットメルト組成物は、無溶剤で環境に優しく、短時間で硬化可能で、非常に扱いやすい材料であることから、製造現場における作業環境を改善することが可能である。そのため、ホットメルト組成物は、自動車・電機などの精密分野のほか、建築分野など幅広く用いられている。
【0003】
過去に、本願の出願人は、構成単位として芳香族ジカルボン酸を有する非晶質ポリエステルポリオール(a1)、構成単位として芳香族ジカルボン酸を有する液状ポリエステルポリオール(a2)を含有し、全ポリオールに対する(a1)と(a2)の合計が50重量%以上であるポリオール組成物(A)と、多官能イソシアネート化合物(B)とを反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを含有する湿気硬化型反応性ホットメルト接着剤を発明した(特許文献1)。この発明は、芳香族基含有基材、例えばポリエステルシートに対して低温下においても良好な密着性を有し、化粧ポリエステルシートのラミネート加工等に有用なものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2008-255187号公報
【0005】
従来から、自動車部品の製造工程において、PURが好適に用いられている。具体的には、自動車灯具を構成するハウジング部とその前面を覆うレンズ部を接着する例が挙げられる。さらに、近年では、車載用ディスプレイ(CID)などの画像表示装置が大型化する傾向にあり、その製造工程において、取り扱いが容易なPURを用いることがある。
【0006】
ここで、特許文献1に記載されたPURは、画像表示装置のディスプレイを構成する透明部材(ガラス基材やポリカーボネート樹脂等)との接着性がやや低いことから、さらなる改良が求められていた。
【0007】
そして、上記の問題点を解決したPURが一般に提供されてはいるものの、透明部材が白く曇ってしまい透明性が低下するという現象(フォギング現象)が発生することがあり、課題となっていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、溶融粘度が適度であることから塗布作業性に優れており、透明部材との接着性が良好で、フォギング現象の発生が抑制されている湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、ポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)と、分子量が400以上であるエポキシ系シランカップリング剤(Y)と、を含有することを特徴とする湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)である。
【発明の効果】
【0010】
本発明にかかる湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)は、溶融粘度が適度であることから塗布作業性に優れており、透明部材との接着性が良好で、フォギング現象の発生が抑制されているという効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0011】
<イソシアネート末端ウレタンプレポリマー>
本発明では、ポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)を含有する。
【0012】
「ポリオール化合物」
本発明では、ポリオール化合物(A)を用いる。当該(A)成分の種類としては、ポリエステルポリオール(a1)、ポリエーテルポリオール(a2)、ポリカーボネートポリオール(a3)、アクリルポリオール(a4)、ポリブタジエンポリオール(a5)などが挙げられる。
【0013】
(ポリエステルポリオール)
本発明では、ポリエステルポリオール(a1)を用いることができる。当該(a1)成分は、エステル骨格を有するポリオール化合物であり、結晶性のものと非結晶性のものに分けることができる。
【0014】
当該(a1)成分は、2以上の水酸基を有するアルコール類と、2以上のカルボキシル基を有するカルボン酸類と、を縮合重合させることにより得ることができる。
【0015】
2以上の水酸基を有するアルコール類としては、例えば、炭素数が2~20程度の化合物として、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2-、1,3-、又は1,4-ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、1,3-、1,4-、1,6-又は2,5-ヘキサンジオール、1,2-又は1,8-オクタンジオール、2-メチル-1,8-オクタンジオール、1,9-ノナンジオール、1,10-デカンジオール、1,18-オクタデカンジオール、1,20-エイコサンジオールが挙げられる。これらの中でも、特にエチレングリコール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、1,9-ノナンジオールからなる群から選ばれる少なくとも1種以上のアルコール類を用いることが好ましい。
【0016】
2以上のカルボキシル基を有するカルボン酸類としては、例えば、炭素数が2~24程度の化合物として、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、メチルコハク酸、ジメチルマロン酸、β-メチルグルタル酸、エチルコハク酸、イソプロピルマロン酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ウンデカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン酸、トリデカンジカルボン酸、テトラデカンジカルボン酸、ヘキサデカンジカルボン酸、オクタデカンジカルボン酸、エイコサンジカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコン酸、テレフタル酸などが挙げられる。これらの中でも、特にアジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸、ドデカンジカルボン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種以上のカルボン酸類を用いることが好ましい。
【0017】
当該(a1)成分の数平均分子量としては、600~20,000であることが好ましく、800~10,000であることが特に好ましい。
【0018】
当該(a1)成分の市販品としては、HS2H-200S(商品名、豊国製油社製、ポリエステルポリオール(ヘキサンジオール/セバシン酸)、数平均分子量:2,000)、HS2H-451A(商品名、豊国製油社製、ポリエステルポリオール(ヘキサンジオール/アジピン酸)、数平均分子量:4,500)などが挙げられる。
【0019】
(ポリエーテルポリオール)
本発明では、ポリエーテルポリオール(a2)を用いることができる。当該(a2)成分は、エーテル骨格を有するポリオール化合物である。
【0020】
当該(a2)成分は、上述した2以上の水酸基を有するアルコール類に対し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テトラヒドロフランなどを付加重合することにより得ることができる。当該(a2)成分の具体例としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどが挙げられる。
【0021】
当該(a2)成分の数平均分子量としては、600~10,000であることが好ましく、800~8,000であることが特に好ましい。
【0022】
当該(a2)成分の市販品としては、PEG-1000(商品名、三洋化成工業社製、ポリエーテルポリオール(ポリエチレングリコール)、数平均分子量:1,000)、サンニックス PP-2000(商品名、三洋化成工業社製、ポリエーテルポリオール(ポリプロピレングリコール)、数平均分子量:2,000)などが挙げられる。
【0023】
(ポリカーボネートポリオール)
本発明では、ポリカーボネートポリオール(a3)を用いることができる。当該(a3)成分は、骨格として、カーボネート構造を有するポリオールである。
【0024】
当該(a3)成分は、一般に、2以上の水酸基を有するアルコール類と、2以上のカーボネート基を有する炭酸エステル類と、を反応させることにより得ることができる。
【0025】
2以上の水酸基を有するアルコール類としては、例えば、上述した化合物などが挙げられる。
【0026】
2以上のカーボネート基を有する炭酸エステル類としては、例えば、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸ジブチル、炭酸ジフェニル、炭酸ジカプリリルなどが挙げられる。
【0027】
当該(a3)成分の数平均分子量としては、700~10,000であることが好ましく、800~8,000であることが特に好ましい。
【0028】
当該(a3)成分の市販品としては、ETERNACOLL PH-200(商品名、UBE社製、数平均分子量:2,000)などが挙げられる。
【0029】
(アクリルポリオール)
本発明では、アクリルポリオール(a4)を用いることができる。当該(a4)成分は、末端に水酸基を有するアクリル系重合体である。
【0030】
当該(a4)成分の重量平均分子量としては、3,000~100,000であることが好ましく、5,000~80,000であることが特に好ましい。
【0031】
当該(a4)成分の市販品としては、ELVACITE 4402(商品名、ルーサイト社製、重量平均分子量:26,000)などが挙げられる。
【0032】
(ポリブタジエンポリオール)
本発明では、ポリブタジエンポリオール(a5)を用いることができる。当該(a5)成分は、末端に水酸基を有するブタジエン系共重合体である。
【0033】
当該(a5)成分の数平均分子量としては、800~30,000であることが好ましく、1,000~20,000であることが特に好ましい。
【0034】
当該(a5)成分の市販品としては、G-2000(商品名、日本曹達社製、数平均分子量:1,900)などが挙げられる。
【0035】
「ポリイソシアネート化合物」
本発明では、イソシアネート化合物(B)を用いる。当該(B)成分としては、末端に2以上のイソシアネート基を有する多官能イソシアネート化合物であることが好ましい。当該(B)成分の種類としては、脂肪族イソシアネート、脂環族イソシアネート、芳香族イソシアネートなどが挙げられる。
【0036】
当該(B)成分の具体例としては、メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、及び、その水添物などが挙げられる。当該(B)成分の市販品としては、ミリオネート MT(商品名、東ソー社製、4,4′-メチレンジフェニルジイソシアネート)などが挙げられる。
【0037】
上記のポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させる際には、ポリオール化合物(A)の水酸基と、イソシアネート化合物(B)のイソシアネート基のモル比が、1:1~5であることが好ましく、1:1.1~4であることがさらに好ましく、1:1.2~3であることが特に好ましい。
【0038】
イソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)の製造において、ポリオール化合物(A)を複数用いる場合は、これらを十分に混合した後に、イソシアネート化合物(B)を加え、反応させることが好ましい。
【0039】
<シランカップリング剤>
本発明では、分子量が400以上であるエポキシ系シランカップリング剤(Y)を用いる。本発明の発明者は、特に、当該(Y)成分を用いることにより、本発明の課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。このような作用効果を奏する要因の一つとしては、当該(Y)成分は、一般的に用いられるシランカップリング剤よりも分子鎖が長く架橋点が多いことに起因するのではないかと考えられる。
【0040】
当該(Y)成分の分子量としては、400以上である必要があり、420~2,500であることが好ましく、450~2,000であることがより好ましく、480~1,800であることがさらに好ましく、500~1,500であることが特に好ましい。
【0041】
当該(Y)成分の配合割合としては、上記(X)成分100重量部に対して、0.001~30重量部配合することが好ましく、0.01~20重量部配合することがより好ましく、0.05~10重量部配合することが特に好ましい。
【0042】
当該(Y)成分の市販品としては、CoatOSil MP200(商品名、モメンティブ社製、分子量:600~1170)などが挙げられる。
【0043】
その他、本発明では、分子鎖末端に水酸基などの官能基を有さない、非反応性のアクリルポリマーを用いることができる。当該成分としては、例えば、アルキル(メタ)アクリレートの重合体などが挙げられる。当該成分は、一般にTgが低く、PURの使用温度では粘調性を有することから、粘着性を付与することができる。
【0044】
なお、本発明においては、炭酸カルシウム、タルク、クレーなどの充填材や、酸化防止剤、防腐剤、水分吸収剤、着色剤、消泡剤などの各種添加剤が含まれていても良い。
【0045】
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定されるものではない。
【実施例
【0046】
<実施例及び比較例>
表1に示す配合のうち、ポリオール化合物(A)と、消泡剤を、撹拌装置、温度制御装置、真空ポンプを取り付けたセパラブルフラスコに投入し、120℃・減圧下にて2時間撹拌し脱水した後、所定量のイソシアネート化合物(B)を加え、100℃・窒素雰囲気下にて1.5時間撹拌し反応させることにより、イソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)を得た。そして、触媒と、任意にて各種のシランカップリング剤を加え、30分間撹拌し混合することにより、本発明にかかる湿気硬化型反応性ホットメルト組成物(PUR)を得た。なお、イソシアネート化合物(B)の配合量としては、ポリオール化合物の水酸基とポリイソシアネート化合物のイソシアネート基とのモル比が、いずれも1:1.9となるようにした。ここで、表1における数値は、重量部を表すものとする。以下に、使用した原材料を示す。
HS2H-451A(商品名、豊国製油社製、ポリエステルポリオール(ヘキサンジオール/アジピン酸)、数平均分子量:4,500)
HS2H-200S(商品名、豊国製油社製、ポリエステルポリオール(ヘキサンジオール/セバシン酸)、数平均分子量:2,000)
サンニックス PP-2000(商品名、三洋化成工業社製、ポリエーテルポリオール(ポリプロピレングリコール)、数平均分子量:2,000)
E-4402(商品名、三菱ケミカル社製、アクリルポリオール)
E-2903(商品名、三菱ケミカル社製、アクリルポリオール)
MODAFLOW(商品名、allnex社製、消泡剤)
ミリオネートMT(商品名、東ソー社製、4,4′-メチレンジフェニルジイソシアネート)
DMDEE(三井化学ファイン社製、触媒)
CoatOSil MP200(商品名、モメンティブ社製、エポキシ系シランカップリング剤、分子量:600~1170)
KBE403(商品名、信越化学工業社製、エポキシ系シランカップリング剤(3-グリシドキシプロピルトリエトキシシラン)、分子量:278)
【0047】
【表1】
【0048】
上記の実施例等にて得られたPURについて、以下の物性評価を行なった。この結果を表2に示す。
【0049】
<溶融粘度>
PURを120℃に加熱し溶融させた後、ブルックフィールド粘度計により、測定温度:120℃、スピンドルNo.29、回転数:10rpmにて回転を開始し、15分後における溶融粘度(mPa・s)を測定した。
【0050】
<接着強度>
PURを120℃に加熱し溶融させた後、ポリカーボネート樹脂に塗布し、直ぐにガラス基材と貼合した後、温度23℃・湿度:50%の条件下にて、1週間養生することにより試験体を作製した。なお、貼合の際には、PURの厚みが100μm、その接着面積が125mm(5mm×25mm)となるようにした。そして、オートグラフ(島津製作所社製)を用いて、引張速度50mm/minにより、せん断試験を行い、接着強度(MPa)を測定した。
【0051】
<フォギング試験>
PURの硬化物10gをフラスコ内部に投入し、フラスコ開口部を透明なポリカーボネート樹脂で蓋をし、マントルヒーターにより120℃にて24時間加熱した後、室温まで冷却した。その後、蓋をしたポリカーボネート樹脂の透明性について、ヘイズ測定器(東洋精機製作所社製、製品名:HAZE GARD 2)により測定した。なお、ヘイズ値が高いほど、透明性が低いことを表している。
【0052】
【表2】
【0053】
実施例・比較例にかかるPURを製造したところ、120℃における溶融粘度はそれぞれ同程度であったものの、実施例の方が、比較例よりも、透明部材との接着性が良好で、フォギング現象の発生が抑制されているものであった。

【要約】
【課題】 溶融粘度が適度であることから塗布作業性に優れており、透明部材との接着性が良好で、フォギング現象の発生が抑制されている湿気硬化型反応性ホットメルト組成物を提供する。
【解決手段】 ポリオール化合物(A)と、イソシアネート化合物(B)と、を反応させて得られるイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(X)と、分子量が400以上であるエポキシ系シランカップリング剤(Y)と、を含有することを特徴とする湿気硬化型反応性ホットメルト組成物。
【選択図】なし